2012年8月9日木曜日

平成24年8月9日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 11時 ~

平成24年8月9日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 11時 ~

IWJ Independent Web Journal




■福島第一の状況

○森山対策監:
これから福島第一の本日の作業を中心に説明する。これまで何度か説明しているが、原子炉への中水流量の変更だが、まだ、本日は実施していない。先般から中水流量を減らしたあとの温度の水位だが、手元のパラメータにある通り、

ほぼ安定しているが、次に説明する代替温度計の作業との辛味もあり、本日はまだ実施していない状況だ。

それから、★代替温度計の設置のための作業だが、今週は、今後代替温度計の設置をする予定のルート、ここは閉塞している可能性が高いということで、場合によっては原子炉の水が逆流する可能性もあり得るという事で作業していた。

今のところ、閉塞の状況は確認されているが、次の段取りとしてこの閉塞を改善できないかということで、高い圧力をかけて閉塞の状況を改善する作業、これを検討している。

ただ、100KPaかけるので、その結果として配管に入っている水が炉心に流れる可能性もあり、炉心の冷却状態への影響を今、慎重に検討している。

この確認をした上で作業に入るが、先ほど行った注水量の関係で言うと、炉心冷却に影響を与えるような可能性のある作業を同時に行うことは適当ではないということで、先ずは代替温度計の設置に関する作業検討を進めた上で、注水量の変更に関する作業を行うことになる。それが1点。

★2つ目に水の移送の関係だが、これまで水の移送はタービン建屋2号機、3号機からそれぞれ廃棄物処理建屋へ移送していたが、このルートを変更している。

先ず2号機タービン建屋から3号機に移送した上で、当面3号機から廃棄物処理建屋並走するということだ。今後、3号機と4号機はつながっているので、4号機から廃棄物処理建屋に移送する、そういう考えだ。

すなわち2号機から3号機に一旦滞留水を写した上で、3号機と4号機はつながっているので、4号機の方から廃棄物処理建屋に滞留水を移送すると。この目的だが、一つにはポリエチレン管に順次交換しているが、

今、非常に移送ルートが長いということで、他の作業をする際に被曝量の問題があると。それから移送ルートが長いと漏洩の可能性のリスクも大きい、こういったことで、できるだけ漏洩のリスクを下げつつ、作業環境を改善する目的でやっている。

それで今日は2号機から3号機への移送を行っており、今日はまだ3号機からの移送は停止しているが、手元の水位の状況を見ても、2号機は水位は減っているが、3号機、4号機は、今言ったように2号機から移送していることもあって少し高くなっている。今後、3号機から更に移送を開始するので改善すると思っている。


★もう一つ、窒素の供給装置の関係だが、先般高台のバックアップ用の窒素供給装置のディーゼル発電機で油漏れがあったということで、今、予備のディーゼル発電機をつないでいるが、新しいディーゼル発電機が手当できたので、本日、取り換えをする予定である。

今回は併せてディーゼル発電機を2台設置をして、万一の故障に備えるということである。それから窒素供給に関しては、これまで2台で供給していて、高台にバックアップがあった。現在、2台供給しているうちの1台が先般故障して止まっている。

バックアップ装置はあるわけだが、できるだけ安定的に供給する観点から、何というか、今日、冷却水をバブリング、これは炉内の腐食防止のため、酸素を抜くために窒素でバブリングということをやっているが、

その装置が2つあるので、一つを窒素供給装置を持ってきてつないでいる。従って今、原子炉への窒素供給は2台体制、それに加えて高台のバックアップがあると。これは今日、作業するので、一時的に待機除外という状況になる。

それから★次の作業として水処理の関係だが、キュリオンはずっと弁の作業、補修作業をやっていたが、これが終わっている。8月3日にサリーで圧力計に滲みがあったということで、この圧力計を交換する作業を開始している。

このため、現在はキュリオンを動かして、サリーを止めている状況だ。サリーは8月7日に停止して、現在、修理作業を行なっている。10日までの予定であり、10には、また、サリーを動かすことになる。


もう一つ。★4号機の燃料プールの関係だが、以前、冷却のための無停電電源装置(UPS)が故障し、停止したトラブルがあった。UPSの交換を行うことが遅れていたが、そもそも設置する場所の環境があまり良くないということで、

環境改善と併せて行うということだが、本日、既に6時51分から10時23分にかけて作業を行い、UPSの交換作業を行なっている。

まだ環境改善そのものは、まだ継続的に行なっており、最終的には★エアコンを付けるといった空調改善も行う。今のところ8月20日過ぎぐらいの予定である。

福島第一は以上。


■大飯原子力発電所の状況

★大飯発電所については、現在定格熱出力運転で、特に変化はない。


■宿題回答

それから先日、★木野さんの方から質問を頂いていた。年間被ばく線量の集計、毎年7月に公表されるが、遅いじゃないか。という質問だった。

今年も7月に公表すべく準備していたが、事業者、東京電力からの報告の一部に訂正があり、その関係で集計作業がちょっと遅れている。

なんとか8月の遅くならない時期には、公表したいとは思っている。それから、★また、木野さんからの質問で、放射線量作業従事者の解除手続きが、1年近くかかっているのは問題ではないかという質問があった。

この放射線作業従事者は、発電所で働く場合に事業者がそれぞれ登録手続き等を行うわけだが、元々昨年の6月頃まで、登録がなされていなかったということで、保安院からの指示等も行なって、そこは保安院からの指示等も行なって、

その後の作業員については登録が行われる状況に改善している。ただし、それまで、昨年6月までに入られた方で、登録されていなかった方を調査して、登録手続きを行うと。で、先日、質問のあった方については、

そもそも登録手続きが行われていなかったので、登録をし、放射線業務従事の実績がもうないので、解除したということであり、昨年事故後の状況を踏まえてその作業をやってきたということで、基本的には調査そのものは終わっている。

木野さん指摘のように、その発電所に来られた際に、その発電所としての登録、その離れられる場合には、なんというか、その発電所の業務解除を基本的に行うということであり、確かに遅いというのはその通りである。

私からの説明は以上だ。



■宿題回答■質疑

○記者-名乗らず:
窒素供給装置のバックアップは一台のまま?それを2台に増やした?

○森山対策監:
発電機が2台だ。バックアップ装置は一つだけだ。

○記者-名乗らず:
油漏れはバックアップがあり、コレを今日交換したと?

○森山対策監:
そういうことです。補足だが、保安規定上は、常時供給と一台バックアップというのが、保安規定上義務付けられている。

# そのバックアップの供給装置に電源を供給するDGから油漏れがあり、バックアップがない状態に陥り、代替DGを用意、保安規定上の運転から逸脱して、今回のDGの本設交換、そんでDGを2台用意したという話し。

○フリー木野:★★
さっきの放射線業務従事者の解除手続きの件だが、これは先日わかった未成年御人のぶんが元々登録手続きがなく、そのままずっと1年経って、ついこの間登録して、また解除したことなのか?

○森山対策監:★★
えっとだな。え、そもそも、底の発電所で勤務する場合に、元々、それ以前に放射線作業従事者というのは、★中央登録センターに登録されるが、それぞれの発電所においても、今、ここで働いているとか、働いていないとか、ということを登録する。

で、そういう手続きが去年の確か6月のはじめぐらいだが、十分なされていなかったということで、そこですでに昨年の時点で保安院から指示をしている。

その後は登録作業はしているが、確保されていなかった方、そもそも確保されていなかった方の手続きをしていたと。

ですから、一旦働いたという実績があるから、登録作業が必要だが、ただし、今は作業の実態がないということで解除、そういうことになったということだ。

○フリー木野:★★
そうすると、ついこの間の未成年の方というのは、ただ単に解除するときにわかったのではなくて、登録手続きを1回、直前にしているということになるのか?

○森山対策監:★★
そうなる。一階登録して解除と。登録そのものが手続きとして行われていなかったということで、底が先ず、全ての方に対して作業を進めていた。

○フリー木野:★★
わかりました。そうすると、東電は解除手続きの時にわかったという話をしていたが、どちらかと言うと登録手続きの時に出てきたということなのか?

○森山対策監:
解除しないと行けないんだが、

○フリー木野:
その前に登録しないといけないですよね。

○森山対策監:
その解除は一緒にやっているということですね。

○フリー木野:★★
ああ、わかりました。まだ登録の手続きが全部済んでないというのはまだいる?

○森山対策監:
もう終わったと聞いている。

○フリー木野:
それは終わったのか?

○森山対策監:
調査は全部終わったと聞いている。

○フリー木野:★★
わかりました。後、先ほどの年間被曝量の集計だが、東電からの報告が一部訂正というのは、これはいつ頃訂正があったのか?

○森山対策監:★★
えっと、イツダッケナ 訂正というかですな。東電 福島第一、第二の両方があるが、東電だけ少し精査が必要だということで、一旦、作業中という形になっている。

従って、他のサイトも含めて集計しているので、ちょっと全体の作業が遅れている。東京電力からの報告は7月中旬だったと聞いている。

○フリー木野:★★
わかりました。さっき言った未成年の方含めて6月までに登録していなかった文を集計しなおしている、そういうことか?

○森山対策監:★★
ちょっとどこの部分を精査しているかわからないが、第二も含めて精査していると聞いている。

○フリー木野:★★
被ばく隠しとか含めて、精査しているという感じか?

○森山対策監:★★
それは今年の問題と去年の問題とあるので、底までされているかはよくわからない。

○フリー木野:
わかりました。

○時事松田:
2号機の代替温度計の閉塞改善の件で。100気圧ぐらいかけるということで、ウォータジェットみたいな感じか?

○森山対策監:
水圧だな。圧力をかけるんだ。配管のどこかが閉塞してるだろうと。先ず作業として少し水を抜いてみて、ええ、あの、中の水圧が下がるかどうか。

もし下がったり、上がったりすれば、どこかに穴が開いて問事だろうが、それがなかったので、多分閉塞してるんだろうと。で、閉塞していても、一応、今のところ、圧力容器の当たりまでは管はつながっていると思われるが、

これから温度計を挿入する場合に、安全のために例えば窒素でパージしながら、押し出しながらやれればいいが、それが出来るかどうかを確認するために、閉塞がもし改善できれば、片方から窒素を供給しながら、温度計を挿入していく。

# もし、逆流でもしたら格納容器内部から人の生死に関わるような高濃度の放射性物質が作業者側に出てくる恐れのある非常に危険で慎重さが求められる作業。

そういうことで、作業員の安全も確保できる。まあ、そういった意味合いだ。従って、前回、一度作業しているが、その時は30気圧ぐらいかけている。今度は100気圧ぐらいかけると聞いている。ウォータジェットとかそ言うものではない。

○時事松田:
そうすると閉塞部分というのは、何か要するに昔から元からあるものなのか、それとも今回の事故の後に、何か動いてきて詰まったのか、それはどういう?

○森山対策監:
元々、ここはホウ酸注入系だから、開いているはずなんですな。ホウ酸水を入れるところ。そのルートを使っている。従って事故により、損傷していると考えられる。

# 東電側の話では、垂直に管が位置してるので燃料溶けて流れて込んで固まったんじゃね?ということですた。

○時事松田:
何か内側から出てきて途中詰まっている?

○森山対策監:
あるいは配管そのものが、何かで損傷してと。従って、まあ、一つ心配事は、損傷していれば、逆にろ水がそこから外に流れると作業上危ないということもあるので、慎重に今やっているということだ。

損傷していて詰まっていることは、いいが、詰まっている具合がどれぐらいかということが、先ず心配で、底はかなり閉塞していることまではわかっているので。逆流することはないだろうと。

ただ、これから作用する上で窒素を封入しながら、したいと思うと閉塞状況を改善する必要があるだろうということで、圧力をかけてみて、まあ、穴が空くかどうかという。そういうことをためしてみると。

○時事松田:★★
一箇所の配管で会っても100気圧までやった時に、元々炉内に窒素とか封入して期待の部分に圧力をかけているが、炉内全体の圧力に与える影響というのはどれぐらいになるのか?

○森山対策監:
そこはだな。炉内への影響はないとおもうな。

○時事松田:
ああなるほど。

○森山対策監:
むしろ中に溜まっている水が、内部に押し出された時の状況を、モウスコシいろんな閉塞の場所の推定も含めて確認した上でやってみると。冷却に対する影響があるかどうかだな。そちらを今検討中だ。

# かりに貫通して熱電対を入れられたとして、そこから注水した水とともに高濃度の放射性物質がそのルートから外に漏れるということはないのかな。

○時事松田:
そうなると配管にかなり水が溜まっている可能性があるということか?

○森山対策監:
水は若干溜まっては、いるようだ。水を抜いてなんというか、閉塞状況を確認しているので、どれぐらい溜まっているかはよくわからないが、

# その数字、東電発表してたと思うけど。

○時事松田:
100気圧ぐらい欠けた時に、その圧力が他に逃げていって、他の壊れかけの所をさらに損傷して、更に何か、にゅっ、と出ちゃうとか。そういう恐れは?

○森山対策監:
それはあまりないと思うが。かなり余震の場所的にはシュラウドの中のところ、

# にゅっ、と出ちゃう。

○森山対策監:
ですので。

○時事松田:
あ、なるほど。

○森山対策監:
ええ。むしろ流量の方が、あの、ま、心配というか、検討しないといけないと思っている。

○時事松田:
わかりました。

# 作業員の安全性の心配はその次ですか。

○フリー木野:★★
さっきの作業員登録の関係だが、そうすると、去年働いていて登録していなかった人たちは、その後、1Fに一旦抜けた後、取り敢えず他の原発で働ける状態になっていたという、そう言う理解でいいか?

○森山対策監:★★
先ず登録には2種類あり、中央登録センターという事で、まさに手帳を貰うための登録、これがある。で、働けるかどうかについては複数の事業者で働ける。実際、東京電力でも例えば通常でも柏崎刈羽とか、福島第一、第二で、継続して働かれる方はいる。

それとは別にだな。それぞれの発電所でどういう実態であるかということを、これは基本的に民間の仕組みだが、それぞれの発電所で働く場合に、今、こういう方が働いているということを中央登録センターに連絡をする、そういう仕組みなので、他で仮に働かれたとしても、それ自体に問題はないということである。

○フリー木野:
いや、ただ、複数の発電所でダブって登録はできないですよね?

○森山対策監:
あの、えっと、それは、あの、ダブって登録という意味がよくわからないが、

○フリー木野:★★
放射線作業従事者の登録、要するに発電所たいんいで登録をして、発電所から出るときに解除するので、解除していないと、他の発電所に登録が残ったっま、他の発電所に行くということは出来ないと思うが。それは出来るのか?

○森山対策監:★★★
私は出来ると理解しているが、例えば、福島第一と第二を行き来される方がおられたとして、恒常的に。それは、実はそういう方もいると聞いている。ですから、登録というのが2種類あり、そもそも中央登録センターというところに、

そもそも中央登録センターと言うところに、放射線作業従事者として登録する場合と、それぞれの行き先というか、働いておられるところで、業務の実態があるかどうかで登録して、情報を中央登録センターに提供する、その2つがあると承知している。

○フリー木野:★★
わかりました。別件だが、バックチェクの今後の作業予定というか、整理が出来ればと思う。今、ストレステストを優先してやっている状況だと思うが、元々やるはずだったバックチェックは、今後どういうやり方で、というのは何かあるのか?

○森山対策監:★★
あの、別にストレステストを優先しているわけではないが、バックチェックもバックチェックとして、去年から再開してやっている。それで当然、保安院の間にやれる所は時間的な制約もあるが、今集中的に見ているのは、破砕帯の問題。

これもバックチェックの一環としてだな。前サイトの葉臍帯の問題を見ている。これまで、若狭湾を中心に見てきたが、今週、また、明日、意見聴取会があるが、その他のサイトも含めては臍帯の問題、全体を見ると。

あとは連動、これは昨年の地震を踏まえた知見として連動問題、これもかなり横断的にやっている。そういったことで、詰めているし、それから不確かさをどうするかとか、津波の評価をどうするかとか、そういった事は並行してやっているが、

何れにしても可能な限り出来るところまでやって、その結果は新しい寄生委員会に引き継いでいきたいと思っている。

○フリー木野:★★
その辺はどういうふうに引き継ぐというか、やり方等含めて、規制委員会の方はまだ組織ができてないのでアレだが。どのように引き継ぐのか?作業しているのか?

○森山対策監:★★
いずれの意見聴取会もどこまでどう出来るかというところもあるが、できるだけ文書で、ここまで確認しましたということが分かるようにしたいと思っている。

ストレステストもそうだが、サイトに寄って若干違いがあるかもしれないが、ここまで確認しました。ここまで残っていますという所。ま、耐震の場合は少しだな。継続的な量が多いから。どういうふうな仕事の仕方ができるかわからないが、

何れにしても、ここまで今作業していますよ、ということをですな。きちっと。あの、引き継いでいく必要ある!と考えています。まっ、そのためにも破砕帯とか肌な。今週、明日は全部、あの、サイトを、あの、ま、レビューしたいと思っている。

# そのまま引き継いでもらう=耐震指針見直しなし=間違っても廃炉になる原発が出ないように

○フリー木野:★★
意見聴取会の取り扱いはまだ決まってないのか?この先は。

○森山対策監:
それは新しい組織か?それは新しい委員会で検討するということになっている。

○フリー木野:★★★
ハァーン。わかりました。保安院の昨年3月からの記者レクのブリーフィングの議事録だが、これは随分前(http://j.mp/IcSMCj)に公開をするすると言って、作業が全く進んでないようだが。これはいつ頃オープンになるのか?

# 保安院の吉澤さんが最後に道筋を付けた仕事。これどうなったんだろ。仕事の出来る人はみんな組織から抜けていく。なかなか全体を見渡してマネジメント出来る人材というのはいないし、そういう資質を見抜けない組織(のトップ)もオワッテル。http://j.mp/JmYa4C

○森山対策監:★★
えっとだな。一部、HPにもアップし始めているが、

○フリー木野:
それはもう随分前の話だと思うが。

○森山対策監:
はい… 

○フリー木野:
半年ぐらい作業滞っているように見えてしょうがないが。

○森山対策監:★★
えっとだな、まあ、色々要望があってだな。実際に、あの、確か6月分ぐらいから少しはじめており、6月、7月の初めまでは今ある。過去の分はまだない。で、合同会見(http://j.mp/y4mTYg)の方もまだ作業が終わっていない。

# 統合会見はだいぶ前に終わってるけど…。あれ終わってないの?保安院ブリーフィング、リンク元どこ?http://j.mp/O6dXWP これはNPJ日隅さんが統合会見で政府に確約させて実現させたもの → http://j.mp/y4mTYg

○森山対策監:★★
今、そちらを先ず優先してるが、できるだけ作業を進めたいと思っている。

○フリー木野:
あの、これは保安院が取り敢えず存続するまでは全部あがる、そう期待していいのか?

○森山対策監:★★
そこはちょっとどこまでだな。物理的な作業ができるのか。そこはちょっとわからんが、できるだけ作業は進めたいと思っている。

○フリー木野:
終わらなかった場合、これも寄生委員会に引き継ぎということになるのか?

○森山対策監:★★
いろいろな作業をだな。まあ、こういう作業があって、ここまでやりましたということは引き継ぐ必要があると思っている。

○フリー木野:
基本的に保安院のそういう業務は、全て規制委員会に引き継がれると理解していいか?

○森山対策監:★★
まあ、新しい寄生委員会がどういう方針で臨むか分からないが、これまで保安院で、こういう考え方で作業を進めてきたと。ただし、いろんな制約があり、今はここまでです。そいうったことはきちっと伝える必要があると思っている。

○フリー木野:★★
では、規制委員会が議事録を公開する必要はないと考えたら、これはストップしてしまう、そういうことか?

○森山対策監:
何れにしても、寄生委員会の判断だと思うが、情報公開は重視されている問理解している。

○フリー木野:
わかりました。

○森山対策監:★★
他にないか?なければこれで終わる。



~ 終了 11時28分

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