2012年11月6日火曜日

東電会見 2012.11.6(火)17:30 ~ 柏崎刈羽5号機の燃料集合体ウォータ・ロッド曲がり中間報告。1F 消防車による原子炉注水訓練。ほか

東電会見 2012.11.6(火)17:30 ~ 柏崎刈羽5号機の燃料集合体ウォータ・ロッド曲がり中間報告。1F 消防車による原子炉注水訓練。ほか



【質疑】
  1. 毎日(ウォータロッド*)→
  2. 回答佐藤(ER利用認識・タスクフォ職位と年齢)→
  3. 朝日(ウォータロッド*)→
  4. 共同(3号機プール濁り冷却停止)→
  5. 木野(ウォータロッド*・電源ケーブル切断事故・3.24下請け高線量被ばく・作業員証発行)→
  6. 村上(3号機プール濁り冷却停止)→
  7. 読売(ウォータロッド*)→
  8. 回答佐藤(下請け作業員安全教育・テレビ会議中の拡散予測図)→
  9. 木野(放管数内訳)

○プラント

○報告・指示

○環境モニタリング・サンプリング

○その他



■福島第一の状況

○東電かみじま:
第一の状況等を説明する。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/YPqfHO

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水状況は若干調整しているが安定して必要量を満たしている。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示した通り。特記はない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機あるが、先日申し上げた通り、1号2号は現在冷却中。(濁り除去確認のため)3号、4号が現在停止中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋へ移送中。3号機タービン建屋から(集中廃棄物処理施設へ)現在移送中ということだ。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

作業予定だが、共用プールの浄化系についてだが、補機系の制御ケーブルの工事があり、それに伴い一時的に停止する予定になっている。11月7日からだが、温度上昇等については十分小さいと評価している。


■1F 原子炉冷却設備の実践的な訓練の状況

それと手元の資料、昨日行った福島第一原子力発電所の原子炉冷却設備の訓練の様子という事で手元に資料を配っている。http://j.mp/YPqu5U 写真 http://j.mp/YPvyaq PP資料2枚もの。

どこの場所でどんな作業をやってるかという事を簡単に地図の上で紹介したい。真ん中に水処理建屋という建屋がある。その下側に原水地下タンクというのがある。原水地下タンクから消防車から水をくみ出して、本来なら原子炉に注水するという事だが、

訓練なので、原水地下タンクに戻すラインに消防ホースでラインを構成して消防車を駆動しているという訓練だ。先ず、消防ホースの敷設を行う。(http://j.mp/YPCDYs)

それから消防車のポンプを操作している様子。(http://j.mp/YPCLao)それから消防車のホースを捜査した後に白い自動車の絵が描いてあるが、

③ のところ。仮設ヘッダで流量を調整する事を示して(http://j.mp/YPD8BJ)最終的に原子炉に注水する。今回では原水タンクに戻す(http://j.mp/YPDFUg)ということで、こういったラインを構成し、

# 原子炉に直接注水しないで訓練が成立するの?

注水が行われることを確認している。昨日申し上げたとおりであり、10名一班編制で昨日の訓練では2班が訓練している。


■5号機の燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに関する指示文書に対する原子力規制委員会への中間報告

それからあ、3点目。★★★手元に厚手の資料「5号機の燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに関する指示文書に対する原子力規制委員会への中間報告について(続報) http://j.mp/YPosTg」というのがある。

「記」と書いてあるところ。指示文書に従って作業しているわけだが、1として5号機で確認された2体の燃料集合体のウォーターロッドの間借りについてその状況を把握して10月26日までに資金の状況を報告して下さいという事で、

これは先般報告したとおり。その際に今後の調査計画等についても報告してくれという事で、26日に報告をしているという事だ。3点目で、策定した調査計画に基づいて状況確認を行い、その結果については当委員会に速やかに報告してくれという事になっている。

それでえ、11月6日 東電株式会社とある中間報告の本体(http://j.mp/YPp1MV)1ページ目からあるが、こちらから見るんだ。

それで、調査結果の中間報告という事で、最終的には計画した全ての燃料の確認を行い、また、評価のための解析等も行った上で報告を返す事になるが、

この中間報告では、元々計画を立てたおりにチャンネルボックスの取り扱い作業との関係を着目し、その取り扱い作業、要は今回、ウォータロッドに間借りがあった燃料というのは、プール内でチャンネルボックスるを取り付ける際に、古い方法、ですな。

比較的力が掛かってしまう場合がある方法で装着していたものなので、そちらのものについて現在では方法は改善されているが、それ以前に行われた類似の履歴を持つものを確認している。

その確認が終ったので、今回、報告をしているという事になる。1.はじめに、と言うところの下の方、★本報告は現在実施中の外観点検、総点検対象は47本だが、そのうち、11月5日までに終了した34体分について報告するというものだ。

http://j.mp/YPp1MV 結果は後ろに表1(2ページ)、表2(3ページ)がある。表1を見ると ①②③と燃料履歴により3つのタイプに分けている。①としているのは間借りが見つかった燃料と同じ取り扱い履歴を持ってるもの。

で、こちらについて10体の点検予定数に対して点検終了が10体であったと。曲がりが見つかったものが8体であるという事だ。②は同時期に製造された燃料だが、水中でのチャンネルボックスでの取り付けがないものであある。

③は改善された作業方法によったものだと思うが、★③の方法でやったものに付いては現時点で締めて7体確認しており、曲がりは1体もない状況。

表2の方だが、今回発見した元々の経緯というのが、チャンネルボックスの上部の白色火の部分について 33体の確認をして下さいと言うところから始まっており、

そちらで点検確認を行っているもので、表1にラップしていない部分について示している。一番上①と同様な履歴を取っている燃料については点検の方が全体として13体あるが、

13体とも点検が終了しており、曲がりが確認された物が1体と9体、占めて10体。それから②と言っているが、これは製造的には同じような時期にあるわけだが、チャンネルボックスの取り扱いとしては水中での捜査が行われなかった物。

これについて3体確認して曲がりがあった物は一体もない状況だ。こういった状況なので、曲がりが見つかった燃料と同じような取り扱い履歴をしている物というのは、表1の①の部分と表2の②の部分なので、占めて23体になるが、

23体確認したところ、18体に何らかの曲がりを確認出来た状況だ。このような状況から、これまで考えているところについて、大きく違うような状況は出ていないという事だが、引き続き残りの部分の確認、解析等に基づく確認などを行って行くと言うことで考えているところである。

ちなみに添付資料を紹介するが、添付資料1、5~7ページというのが、今回点検を行おうとしている物の一覧だ。こちらのほうろ6ページ目。No.34まで点検が終了しており、No.35以降をこれから実施するという事である。

まあ、ここまでの点検で当該履歴の燃料は一通り終ったという事である。曲がりの様子というのをざっと分かり易く出ているところで言うと、8ページ(http://j.mp/YPp1MV)に写真。

燃料集合体の上部のところで真ん中に黒く映っているところがウォータロッドの部分だが、よく見ると少しS字にうねっているところが分るかと思う。

このように上部のウォータロッドの上部の細くなっているところ二曲がりが見られるタイプの物がある。それから、ウォータロッドの下の方にも細部分がある。例えば19ページ(http://j.mp/YPp1MV)を見るんだ。

集合体の下、赤く囲ってあるところの写真だが、この辺りもウォータロッドが細径になっており、その細径になっているところが、ええ、まがっているという事頃が見受けられると思っている。まあ、このような動きがあった。

それで燃料集合体の上部の方でまがっている物で、曲がりが比較的大きい物については、今回調べた中で占めて3体ほどが燃料棒に若干接触している状況が見えて取れた。これは前回も話した中にも言った磯のような物があったという事である。

それから、若干写真では分かり難いが、ウォータロッドの太径のウォータロッドが、例えば、写真で言うと49ページ(http://j.mp/YPp1MV)を見るんだ。燃料棒の全長ではないが、もう少し長く言えるように撮った写真が写っている。

A面を見ると燃料棒がまっすぐ綺麗に上から下に整然と並んでいるが、その中の方に細径のウォータロッドがS字にくねっている様子が見て取れるかと思う。

で、S字にくねっている細径の部分が写真の中程まで降りたところで、ちょっとウォータロッド影が濃くなっているかのように見える。

この辺りからウォータロッドが太くなっているが、よく見るとウォータロッドがS字にくねった関係で、少し反対側に僅かだが寄せられていると。

それでスペーサーのところを介して、少し反対側の方に僅かだが寄せられていると。それで、スペーサーのところを介して、今度は反対側の方に大きく緩いS字をしている要員見て取れる部分がある。

まあ、このように上部の細径ウォータロッドがまがった関係で、太径ウォータロッドが緩やかに、すこし、たわんでいるというようなものが、幾つか見られた。

全体の中でこういった物が顕著に見られる物は多くはないが、そういったようなこともオブザザーべーションとして確認出来たという事である。4ページ。まとめを見るんだ。

問題の発端となった使用履歴を持っている燃料については23体全てを確認して、うち18体にウォータロッドの曲がりを確認している。

それ以外の履歴の物についてもまだ残ってはいるが、相当数確認したが曲がりは見られていない状況だ。点検は引き続き続けるので、纏まったところで最終報告を提出したいと考えているところだ。こちらについては以上だ。


■宿題回答

★それからあ、頂いていた宿題の中でちょっと訂正をしたいと思う。▲先日、ケーブルを誤って切って閉まった1Fの事象に関して、ええ、工事に携わっている方で一次、二次のそれぞれの人数を教えて欲しいという話しで、一次下請けの人数について、

お知らせしたところだが、http://j.mp/Xg0mmo 私の集計が間違っており訂正させてくれ。

★★★一次下請けの者、あ、元請けの物が、全部で12名が作業、工事に関わって居るが、元請けが2名。一次下請けが1名。二次下請けが4名、三次下請けが5名という構成だ。

# 集計ミスって、数ではなくて新たに三次下請けが入るのかよ…


http://j.mp/Xg0F0u
それでえ、二次下請け、三次下請けの会社がいくつありますか、と言う質問もあったと思う。★★★二次下請けについては2社ある。それから三次下請けは1社。で、それぞれの人数の内訳だが、★★★二次受けの1社は1名。

もう一つは3名。併せて4名。三次下請けは一つの会社という事である。訂正させて頂く。私からは以上だ。(17分)



■質疑

○毎日久野:
ウォータロッドの関係だが、10月に規制委員会が発表したところでは2体に内部の部品がまがっているところが見つかったと、これ調べてみたら18の曲がりがあったという事か?

○尾野:
そうです。

○毎日久野:
全て5号機の話しでいい?

○尾野:
はい。

○毎日久野:
原因としてはチャンネルボックスの付け替えで上からの力が掛かったときにまがった可能性が高いと言うことか?

○尾野:
あい。原因については最終的にしっかり調べた上で特定していく必要があるが、平成10年以前で、以後にチャンネルボックスのプール内での取り扱いというのが変わっている。

で、平成10年以降は、ええ、プール内でチャンネルボックスに燃料を取り付ける際にはソフトに取り付けることのためにやり方と言うのが変えられており、

変えるきっかけになったものが、それ以前のやり方の場合、ケースによってはチャンネルボックスを取り付けるときに燃料に上から強い力を掛けてしまうことがあるという事が、トラブルをきっかけで分ったのでそこでやり方を変えているという事だ。

# 規制委員会が不可解であると調査指示したら、東電が原因はこれじゃね、と報告。というか以前に問題認識していた事実が発覚。原因はまだ特定出来ないがと言葉を濁してるけど。平成10年に既に問題認識しながら14年まで問題燃料装填運用事実がバレた。勿体ないので問題燃料寿命まで使った東電。

で、今回、あの、2体が見つかった時に取り扱い履歴から見て以前のやり方をしていた燃料であるという事と、ええ、チャンネルボックスを、あ、失礼。

ウォータロッドの曲がりが上から抑えたような曲がり方をしていたので、同じ履歴を持つ物と、それから作った時期は同じだが、取り替え履歴がない物と。

それから、やり方を変えた後の物と大きき3つのカテゴリで、ええ、調査を進めている。で、今回、あのう、ま、当時のやり方でやった物という物の中に、ええ、23体見た中で18体あったという事だ。

○毎日久野:
あの、そういう3つのカテゴリで調べた結果から原因が取り替えの時に力が掛かった時による曲がりだったという事が推測されるという事か?

○尾野:
えっと、そうですな。現時点ではまだ推測のところなので。まあ、他のところも見た上で、ええ、最終的には結論を出したいと思っているが、

ええ、まあ、最初にそういう経緯があったので、ええ、そう言った事も含めて分るように整理して、ええ、調査をしているわけだが、数字から見ると、まあ、あの、我々が考えていたところと、

○尾野:
まあ、整合する状況に今あるという事である。

○毎日久野:
あの、始め2体で18体もありましたというと、随分沢山あったんだなという印象を受けるが。それについてはどう受け止めているか?

○尾野:
ええ、そういう事から言うと、ええ、まあ、あのぉ、、多いな、と言うのが正直な感想。例えば今回見ると23体確認したところ18体だから、類似の履歴を持った燃料と同じような出来事が起こっているという比率が高いと言うことについては数字から言えると思う。

まあ、何れにしてもあのう、まあ、調査の途中なので。現時点であまり結論めいたことを言うのは適切ではないと思っているが。残りの調査や、あるいは、解析調査もしなければいけないので。そういう事も含めて結論を出したいと思う。

○毎日久野:★★★
すいません。あと曲がりの大きい3つは燃料棒に接触していることも分ったという事だったが、これによる影響はどういう事が考えられるか?

○尾野:
えっとおお、接触している場所が燃料棒のプレナム部と言うところで、ウォータロッドのある場所が燃料の細いところが上のほうだが、

燃料の、ええ、燃料棒の上の方はプレナム部という場所になっており、中にペレットが入っていない空間部だ。なので発熱をしない場所になるので、

発熱をしない場所同紙が触っているという事であれば、そう大きな異境はないだろうとは想像される。ええ、何れにしてもここも、ええ熱?的な確認をする必要があるので、解析的なアプローチで確認をしようと思っている。

# おお。それならなんの問題ないな。すばらしいな。熱?的な確認をして問題ないと主張し、今後もその様な曲がりが生じる事例が起きても何も問題がないから心配するなという事にするのか東電は。すばらしい姿勢だな。次の事故は確約されたも同じでつな広報会見。

★★★ただですな。今回たくさん曲がっているものはあったが、これらの燃料が使用されている際に運転中のパラメータはずっと見ていて、

例えば燃料がウォータロッドと接触していて冷却が悪いということから何らかのリーカー等、リーク等が発生したような場合というのは、運転しているプラントでは、

ええ、オフガスと言われる燃料棒の中に入っている燃料棒の中に入っている、ええ、希ガス、核分裂生物の希ガス成分とか、あるいはヨウ素濃度だとか。

# もう聞きたくない。燃料異状の可能性認識しながら使っても、観測した結果問題なかったからいいんだ、問題ないんだ主張を連日会見で繰り返す東電。有り得ない… 問題ある可能性を認識しながら使い続けた、事故を起こしたその姿勢がありえないのに… 反省ゼロ

こういったようなものから、ええ、燃料棒の損傷というのは、非常に感度良く、ええ、確認することが出来る。で、ええ、これらの燃料についてはそういった、ええ、運転経過の中で損傷というようなことが、ええ、、トレンドデータ的には出てきていないので。

まあ、そういう意味では、現状は支障なく次妙を終えたということだが、まあ、いずれにしても好ましいことではないし、その程度がどの程度だったのかというのは、ええ、解析評価に寄らならいと確認できないので。ええ、そうしたことを冷たいと思っている。

○毎日久野:
わかりました。すいません。最後にだな。この問題が指摘された時の規制委員会で、極めて奇怪な現象だというふうに委員が言ってるんですけどね。やっぱりあまりないことなのか?こういうのは?

○尾野:
奇怪というかはあれだが。ええ、まあ、しっかりした調査を踏まえて、あのう、議論されていくことになろうかと思っている。

○毎日久野:
わかりました。

# 規制委員会が示した奇怪な現象というのはチャンネルボックス上部の白色化の検討している段階での話で、東電から過去にその様な事例があったことを報告される前の話。運転中にその様な変形が起こるとしたら奇怪だというような趣旨だったと思うけど。つか、稀とか、そういう問題でつか??

○回答佐藤:
先週質問していることの確認をしたい。現場作業員の医務室へのアクセスに関して、必要な人はいっていると思っているかどうか、ということでお聞きしたところ、必要な人は医務室に行けていると思っているというお答えを頂いたが、その根拠について改めて確認したい。

○尾野:
これは以前から申し上げている通りであり、医務室にアクセスする事に対して私どもとして何の制約も設けていないし、医療側のスタッフ側も何の制約も設けていないという事だ。

○回答佐藤:
東電が何の制約も設けていない。根拠はその一つだけという事で宜しいな?

○尾野:
はいそうです。で、私どもとしては常日頃、協力企業側には必要があれば使って下さいという事は明確に申し上げている。

○回答佐藤:
わかりました。ありがとうございます。特別タスクフォースの中で、以前会見を担当されていた松本さんが専任と兼任のどちらが入っているかの確認をしているが、これはわかったか?そうでしたか。失礼した。

○尾野:
改めて申し上げると、ええ、兼任だ。ただ、話を聞いてみると、今のワークロードの9割型はタスクの方で働いているという事だった。

○回答佐藤:
▼兼任と専任のメンバーの現在の職位と年齢の年代の一覧表を出せるかどうかという事だが、これはどうなったか?

# で、残りの1割なにしてんですか

○尾野:
えっとお、職位で言うと大体課長から部長級の者、という事になる。で、年代的には大体30代から40代という幅がある。

○回答佐藤:
それを何々課長とか、そこまでリストで出して頂けないか?

○尾野:
えっと、そういうお願いで話しをしているが、今、私どもの方に解答が返ってきているところと言うのは、ええ、課長から部長級で年齢的には30代から40代の者であると言うことで頂いてございますので、まあ、ひとまずこれで解答させて頂きたい。

# 広報部長さまから頂いてございますので。といいますか、東電会見セカンドシーズンからは、頂いている事以上は言えないというか、何も知らない知らせてはいけない。スホクスマンは誰なのか~♪ な仕組みになっておりますので。

○回答佐藤:
▼じゃあ、ひきつづきってことで。リストで出るかどうかは引き続きって事で。

○尾野:
えっと、そうですな。リストで頂きたいという事であれば、改めて確認しては見るが、ええ、まあ、現状、そういうお願いで返ってきているのは、これなので。

○回答佐藤:
わかりました。30代でも課長って結構いるのか?

○尾野:
数としてはあれだが。まあ、あの、居てもおかしくないと思っている。

○回答佐藤:
わかりました。ありがとうございます。

○朝日こつぼ:
ウォータロッドの件で曲がりが今回新たにわかったのが16体ということだよね?

○尾野:
2台は既にわかっており、その後の追加調査でプラス16だ。

○朝日こつぼ:
わかりました。この結果を見ると作業方法が変わる前のものしか曲がりが見つかってないということか?

○尾野:
今見高桐では作業方法が変わった後で、今回確認しようと思っている者が全部終っているわけではないが、変わった後の物で言うと7体見ているが、7体中0体なので、状況は全然違うと言うことかと思う。

○朝日こつぼ:
わかりました。これは柏崎刈羽5号機の話しだと思うが、同じような作業で、例えば他のこの柏崎刈羽の別の原子炉とか、あるいは東電の管轄している原発ではどのぐらい作業していたのかという、統計的なデータはあるのか?

○尾野:
先ず柏崎に関して言えば、その以前に柏崎で行われていた作業方法としては一連の作業がどの号機で主な事業に行われていたと考えているので、

その後、ええ、その後というのは平成10年頃起こったトラブルを踏まえて、平成10年以降は方法を変えている。で、その方法を変えたことに関しては、当社の他のプラントも展開しているので。それはそういう事だ。

まあ、そういう経緯から言うと、柏崎の類似の履歴を持っている燃料というのは、今回の調査を踏まえて最終的には答えを出していかないといけないが、扱われ方としては似ている物があるというふうに言えると思う。

○朝日こつぼ:
つまり今の段階でそれが何体あるかというのは、ちょっとデータとしては持っていないが、5号機のこの調査というのはだいぶはっきりした時点でゆくゆくは他のところについて調べていくつもりはあるということか?

○尾野:
えっとお、先ず5号機の方の調査を刷ることで最初に見つかった2台の現象が何であったのか、というのをはっきりさせるというのが先ず1点目の第1の重要なポイントだ。

それから他の号機も含めて燃料の取り扱い履歴というのは全て記録で分っているので、他の号機も含めて、要はチャンネルボックスの取り外しの履歴が類似の履歴を取った燃料がどれになるか、というのは追うことが出来る。

で、5号機である意味事実関係というか、現象論を明確につかめば、ある意味原因究明という事では十分な調査が出来ると思う。

それからどの号機も含めてだが、平成10年以前のこういう取り扱いが行われた燃料というのは、殆ど寿命を終えて役割を追えて炉から出ている時期なので。

それはあの、現在の問題ではないという事なので。まあ、原因をきっちり究明するところに、先ず一義的に、ええ、勤めたいと思っている。

○朝日こつぼ:
原因究明で言うと、これは5号機だけに特有の減少である可能性は否定できないのか?

○尾野:
必ずしもそうは思っていない。つまり取り扱いの問題だから。

○朝日こつぼ:
5号機だけ、雑な人が取り扱い作業をしている可能性があるという事か?

# チャンネルボックス上部のジルカロイの白色がきっかけで見つかったんだから、今後の水平展開は当たり前。問題認識しつつ、杜撰な燃料扱いが全てのプラントに展開する。東電にとってバラ色の展開へ。

○尾野:
えっと、そこはちょっと、エヘエヘエヘエヘ ww ええ、まあ、あのう、どの号機も同じ手が動いているので。まあ、あのう、プラントによってチームが異なるって事もあるわけだが。

ええ、何れにしても、まあ、触った物全部で起こっているわけでは無からずしも無いのもこれも事実だ。ええ、ある程度の頻度で起こっているという事と、それと5号機である程度の数が今回調べるし。それからあ、ええ、今見ているのは、

外からカメラで写真で見ているような取り方で見ているが、ええ、集合体の中に、今調べた物の中で状況が顕著な物を選んで、ええ、ファイバースコープを燃料棒の間に差し込んで、中の様子を調べることもやろうと思っているので、まあ、5号でしっかり調べていくことが基本かと思っている。

○朝日こつぼ:
まがっているのが上だったり下だったりしているというのはどうしてか分るか?

○尾野:
えっとだな。(ポンチ絵)ウォータロッドであの、

# 誰が聞いても5号機だけの問題じゃないよね。作業方法に問題があってこれだけの変形が確認されているのに。しかもその作業方法に問題があることは過去認識しており水平展開しているのに。また規制委員会から指示が出るまで拒むのね。すばらしいね。起こるべくして起きた原発事故。

○朝日こつぼ:
まえに説明されてるのみた。はい。

○尾野:
ようは、こんな格好をしているので、ええ、ようは上から力が掛かったときに太いところは強いわけだ。こちらが負けるか、こちらが負けるか、ということになるが、これば倍チャンスで ということだ。



○共同いけがみ:
もしかして昨日出たかも知れないが、プールの冷却システムの関係だが、3号機のシステムは10日と書いてあるが、もういっぺん動かす予定の時間はあるのか?

○尾野:
あ、えっと、10日に止めて次に動かす予定だな?

○共同いけがみ:
止めるのが10日までですよね?

○尾野:
いや止めるのが10日だ。あ、ごめんなさい。

○共同いけがみ:
はい。今日止めて10日まで止まってるわけですよね?

○尾野:
そ、そう、すいません… 

○共同いけがみ:
10日でもう一度動かすと思うが、

# え?!10日に停止するの?10日まで停止するっていったじゃん。( ゚д゚) マタ ウソ ホウコク?

○共同いけがみ:
それは何時ぐらいに?

○尾野:
時間までは… 

○共同いけがみ:
10日の何時かわからないから厳密に言えないが、その時点で水温がどれぐらいになっていると見ているのか?

○尾野:
1時間あたり0.17℃の上がりということだから、まあ、10時間でええ、2度弱ですか?ですから、100時間、4日で20度ぐらいだからそんなに上がらないと思っている。

○共同いけがみ:
停止時の水温が17.5℃で11時時点で17.3℃になっている。なんか、時間が立って下がってんですけど。これ、数字に間違いないか?

○尾野:
停止すると温度の測定システムに水が行かないから、そういう意味から言うと、測定系の組み方の話なので。ええ、まあ、間違いという事ではないと思う。

# 外気温は昼と夜で違うだろうし。という話をするとおもいきや、そうだった。プールの温度計は冷却で水が循環してないと意味が無い所に設置されてるんだった。プールの温度計の位置は昔、回答佐藤さんがしつこく質問してたのな…

○共同いけがみ:
じゃあ、止まっていると水がそっちに行かないと?水温計がある所に水が流れないからということか?そうすると厳密な温度の管理はどうやってするのか?

○尾野:
これは、あの、厳密な温度管理で言うと、これは再度起動した時点で再角煮をしていくということになるわけだが、ええ、今、これまでもそうだが、

崩壊熱の評価からプールの温度上昇を評価する際には、かなり保守的な計算をしているので、ええ、まあ数日程度であれば十分大丈夫であることを評価的に確認していけば、殆ど問題無いという、

○共同いけがみ:
まあ、あの、上昇の度合いを考えて大丈夫だろうから、別にこの何日間か厳密に図れなくても問題無いだろうという判断問事だな?

○尾野:
まあ、ぎりぎりのところで勝負しているところではないということだ。

○共同いけがみ:
▼あと4号機は今日まで泊まる予定になってるんだよね?

○尾野:
そうだな。不凍液転化で。

○共同いけがみ:
これは今の時点でもう動いているのか?

○尾野:
ちょっと最新情報はまだ入手していないので。

○共同いけがみ:
わかりますかね?

○尾野:
▼確認したいと思う。

○共同いけがみ:
お願いする。

○フリー木野:
さっきのウォータロッドだが、ある程度の頻度で起こっている説明があったが、ある程度のと言う、そういった認識なのか?要するに23本のうち18本って殆ど、7~8割と高い数字だと思うが。これはある程度のと言うそういう認識か?

○尾野:
ちょっと言葉の綾みたいな事で、あの、申し訳ないところがあろうかと思うが、今現在申し上げているところと言うところで言えば、ええ、23体確認して18体にありましたという事だ。

○フリー木野:
多いという認識はいいか?

○尾野:
これは素直に見て多いと思うが。

○フリー木野:
わかりました。要するに5号機で中間報告でこれだけの数字が出ているという事は、先程の質問とかぶるが、他のところもかなりの確立であると思うが。取り敢えずは急いで確認する必要は今のところは、?が終ってるのでないと、そういうことか?

○尾野:
そういうことだ。先ず5号機でしっかりと調査計画に従い、事態を把握することが先ですから、調査計画に乗っ取って調べていって今のところ、我々が考えていたところと外れてないという事ではあるが、まだまだ調査のプランは残っているので。それを全てやらないうちに結論になるという事にはならないと思う。

# 考えていたところと言うけど、とどのつまり、過去に既に判明しているトラブルの放置が原因でこうなっているってことでしょうが。考えていたところって、端で聞いてたら、何かの推論があって我々の立てた理論は正しかった事かのように聞こえるんでつけど。

○フリー木野:
ちなみにこのまがっていたのも含めて、これからやるのは最終的に平成10年以降はやり方変えたという事だが、いつ頃からいつ頃までの間に使っていてと言うデータは何かあるか?

# この可能性が高いと報告しながら、実際に中間報告の検査結果もそうだし。なのに他のプラントに及ぶ話になるとまだ結論ではないと説明する。

○尾野:
これはあ… 先程の5~7ページ(http://j.mp/YPp1MV)に今点検している燃料の使用サイクルとか、履歴が整理して書いてあるので、こちらを見るんだ。

○フリー木野:
わかりました、先日の廃線の誤切断の関係だが、これは確認だが、誤切断の理由というのは詳細に分ったのか?

○尾野:
理由、原因とうん付いては調査中。

○フリー木野:
その調査はどういった方法で調査をしているのか?

○尾野:
どういった方法というか、あれだな。トラブルが起こったときの状況などを正確に確認したり、周囲の人、本人から話を聞いたり、そう言った事受けて。あと、物を確認するとか、そう言った事を含む。

○フリー木野:
ヒアリングはどなたにされているのか?

○尾野:
これは色々な方に聞くことになろうかと思うが、本人にも聞くことになると思う。

○フリー木野:
本人というのは元請けではない?

○尾野:
元請けにも勿論聞くし、元請けを通じて確認をしていくが、本人の話というのは結果として、情報として頂く事になると思う。

# とどのつまり、東電がすることは元請けに調査して東電さまに報告しろとと指示するだけで直接関与はしない。

○フリー木野:
本人に直接確認というのはされるのか?

○尾野:
どのような方法をとるかというのは、ええ、現在明確にはなってないが。しかるべく確認をされることになると思う。

○フリー木野:
あの、要するに去年の3月24日の状況も元請けだけに確認されていて、結果的に1人、もう1人下に降りていたと言うのが、つい先日まで分らなかったわけだが、今回も元請けだけに調査をするのか?聞き取りというのは。

○尾野:
えっとお、ちょっと非常にミクロのな話になっているような気がするが、

# たかが多重下請け労働者に対して態々東電さまが直接聞かにゃならんのだ、という非常にミクロで虫けらチックな話しのような気がするが。その程度の問題認識。

○尾野:
今回の問題と言うのは、ある意味、ええ、大容量のケーブルですな。電源ケーブルを誤って切ろうとしてしまったという事なので、ある意味、★★★非常に危険な、ええ、間違いであったという事なので、そういったことも含めて、

# 知人の同僚が感電死した話を聞いたことあるけど、高圧電流に直接触れるとひっついて離れなくなるそうな。大容量の電流が流れる電源ケーブルを誤って切断する事故って… 死亡事故に繋がる危険性はなかったんだろうか。東電も非常に危険な認識と。初めて聞いた。

しっかりと確認をした上で対策を取らないといけないというのが会社の認識なので、確認はちゃんとさせて頂くという事になろうかと思う。何れにしても調査の方法等については今詳らかにはしていないが、しっかりと確認をした上で調査結果はお知らせしたいと思う。

○フリー木野:
そうすると、また元請けだけに聞くのか、直接作業員に聞くのかというのは決まってないという事か?

○尾野:
ええ、私が把握していない部分もあるが、調査自身については調べつつ、更に踏み込むところもあるかも知れないし、具体的にこうだと決めうちはしていない。

○フリー木野:
あの、聞き取りを元請けだけにするのか、下請けまで含めてするのか、それをきちっと確認頂けないか?

○尾野:
ええ、ちょっと調査方法をあまり規定してしまうようなやり方は如何かと思うが。如何か?

# よういうわ。東電にしたら直接多重下請け労働社に声かけなんて、事故以前は考えられないような事柄だと思うんだけど。未だにそうだけど。

○フリー木野:
▼いや、調査方法を規定ではなくて、直接作業されていた方が服数人いるわけですから。状況を確認するためにはヒアリングは必須だと思うが。それはされないのか?されるのか?どちらなのか?

○尾野:
必要な確認は(#元請けが)していくことになると思うが、

# 主語を言えよ。

○尾野:
その方法については様々あると思ってる。

○フリー木野:
すると直接の聞き取りはしない可能性もあるという認識で良いか?理解としては。

○尾野:
ええ… なんというんですかね… 

○フリー木野:
ですからその辺を確認頂けるとありがたいが。

○尾野:
わかりました。

# その方法については様々ある。その一つが元請けに調べさせる方法だ。ひゃっほーい

○尾野:
確認はさせて頂くが、やり方は様々あると思っている。

○フリー木野:
あの、今まで色んな現場で作業事故があって、作業員の肩が怪我をされていたりするわけだが、これは全て元請けだけに聞き取りをされた調査結果を恩赦から会見で説明頂いている、そういう事になるのか?

○尾野:
ケースによると思う。

○フリー木野:★★★
個別のケースでどういう調査をされたかというのは、確認出来るか?お願いすれば。

○尾野:
多分出来ないと思う。(即答)

# 多分出来ないと思う。即答 ワロタ

○フリー木野:
出来ない?ということは、また同じ同じ間違いが起こる可能性もあるという事ですかね。

○尾野:
同じ間違いのように言うが、おっしゃっているのは4人目の話しのことですか?

○フリー木野:
4人目もそうだが、要するに恩赦としては正確に状況を把握しているかどうかと言うのは、そうすると分らないと、そういう事ですよね。

3月24日のそういう事例が1県あったという事は、そのあとも直接現場の方に話を聞かれていないとすると、★★★御社の方に状況がきちんと上がってきているのかどうか分らないわけですよね。

○尾野:
ちょっとあれだが。3月24日の話しについても昨日申し上げたとおりであり、その時点において確認しなければいけなかったことと言うのは、

どの方が汚染しているかという事と、それからどの方の線量が高いかという事と、その線量の高い方、汚染のある方、というのを保護するという事であり、それに着目した確認や調査等がされていたから、そういった意味で行っていたという事で、あるので、

○尾野:
ええ、まあ、その中のディテールの違う切り口からの議論というのが、ええ、まあ、ある意味、昨今話題になったという事ではあるが、ええ、その一理を持って当時必要だった事実確認が出来てなかったと言うことではないと思っている。

# いや、当時必要だったかどうかじゃなくて、事故直後の状況を知る調査や報告が元請けからも何もない、状況確認をしていない事が問題だとは思わないのかね。刑事告発されて明るみになって事実判明。

○フリー木野:★★★
あの、どれだけ汚染されているか、作業員の健康保護のために汚染状況を確認するのは、それは当然のことだが、併せて同じ事が起こらないようにするというのも極めて重要だと思うが。そういった視点がその時はなかったのか?再発防止の視点というのは。

○尾野:
当時、再発防止の視点の確認もしており、そういった意味で情報の連携の問題で有るとか、確認についてはその時点でしっかりと確認をして頂いているところだ。

本件に関して言えば、今この時点でどういう調査方法でやるのかという事をリキッドに答えろと言う質問なので、それはなかなか難しいですな、という事を申し上げている。

具体的に実際にどういう調査をした化しなかったか、どういう扱いをしたかという事については報告の段階で話せるでしょう、という事を申しあげている。

○フリー木野:★★★
整理して伺いたいが、3月24日の時点では、勿論、連携防止の話しは当時も説明があったが、現場の状況がどういう状況で、なぜ3人が作業を続けて、なぜもう1人が作業のあとにまた、下の汚染水の中に入っていったか、

そういう作業の進捗状況というか、現場の状況というのは、再発防止の中に入ってなかった、そういうことですよね?

○尾野:
えっとお、そちらについては最終的に東京エネシスを通じて話を聞いているが、まあ、あの、今現在、私どもが認識しているところと若干違っているところがあるという認識である。

○フリー木野:
元請けに間違った報告を上げてきた理由は確認されているのか?

○尾野:
元請けが間違った報告を上げている認識は現状無い。

○フリー木野:
彼の、追加で1人は行ったという報告が上がってなかったわけだが、これは間違いではないのか?

○尾野:
昨日申し上げたとおりで、追加で1名入っているよ、ということについては、ええ、元請けの報告の中に入っている。

○フリー木野:
それを会見で説明されていなかった、ただ単にそういうことか?

○尾野:
はい。

○フリー木野:
説明しなかった理由というのは、

○尾野:
われわれの認識として3名がっ 

○フリー木野:
高い被爆をしたという?

○尾野:
そういうことだ。

○東電かみじま:
よろしいか?

○フリー木野:
わかりました。先程の今回の件、どういう調査方法なのかお願いする。もう一件。昨日、一昨日か、作業員証を発行する際に元請け、二次下請け、三次下請けの企業名の記載、申請書をどう記載するかというのを、

これは10月にフォーマットが変わったという事だが、具体的にどういうふうに変わって現在どうなっているのか?

○尾野:
えっとお、10月にフォーマットが変わって所属企業を明記するような形になっている。以前の場合は、元請け企業を書いてもらう事はしていたが、所属企業まで書いて頂くことは、必ずしも明確に書いて貰うところまでにはなってなかった。10月15日から運用している。

○フリー木野:
10月15日から運用するようになったのはなぜか?

○尾野:
ええ、10月15日から運用するようになったのは、ええ、なぜ、ということはないが。ええ、フォーマットを変更する際に所属企業についての情報も併せてやれる方が良かろう、という事でお願いしたという事だ。

○フリー木野:
あの、要するに、これまで1年半というか、恐らく事故以前もずっとそういう同じ形状、形態で続けてきたのを10月15日から所属企業も書くようになった、そういう事だと思うが、これは何かきっかけというか、なぜ、10月15日から方向、フォーマットを変えたのか?

○尾野:
こちらの方は個別の所属企業について明記して頂いた方が、ええ、まあ、今、★★★私どもが色々な調べ物をしてる際の基礎情報として、ええ、有益であろうという考えて改善した物だ。

○フリー木野:
そうするとそれ以前というのは、直接、二次下請け以下のところに関して、どこの企業が入っていたかという情報は、東電としては統計としてもってないということなのか?

○尾野:
はい。

○フリー木野:
あの、会見の中で事故等があった場合に、

# 丸投げ。事故復旧も丸投げ。東電事故の尻ぬぐい作業で起きた事故調査も丸投げ。最近、会見で朝日がやたらうるさいから(フリーは屁とも思ってない)せめて何次下請けか把握できるようにしたよ。被ばく労働多重下請け構造に東電が関与してこなかったのが、ようわかりますな。

○フリー木野:
下請けが何処かという質問が出ていて、調べていたと思うが、それはその都度調べていたという事か?

○尾野:
そういう事だと思う。

○フリー木野:
わかりました。

# その手の質問は必ずお持ち帰りに。毎度、解答に数日要してるしその場で解答した事は一度たりとも無い。

○フリー村上:
3号機の使用済み燃料プールの件だが、現在、停止しているのが燃料プール内の視認性、透明度の変化を確認するためという事を記載してあるが、

これはそうすると以前、3号機に関しては構造事態が鉄筋コンクリートの構造で今回爆発し、今回爆発して燃料プール内に瓦礫なり、なんなりが散らばって入ったわけだが、

そうするとこの停止前というのは、行ってしまうと循環冷却により、プール内の視認性、つまり例えば中に入っている細かいコンクリートの噴流とか、そういうのが循環されていて視認が悪くなっていたという認識なのか?

○尾野:
先ず視認が悪い状況というのは、水が濁っているからだが、プールの中に水中カメラを入れた画像を見て分るとおり、近くまで寄れば見えるが、ちょっと離れると見にくくなると。

水が濁っている状況が分って頂けたのではないかと思っている。水が濁っている理由は様々あるかも知れないが、比較的軽い物が混じっている状況であれば、なかなか止めたぐらいでは沈殿しないかも知れないが、

浮遊している物が水を静かにすれば落ちてくる程度の重さのある物であれば、ええ、循環しないことによって細かい粒が沈殿するので、そういった形で視界が良くなっていく、透明度が上がっていくことが期待される。

○尾野:
で、現状、どちらかという事は私も分っていないが、止めてみて改善があるかどうかという事を確認してみようという事である。

○フリー村上:
ちなみにこの視認性(透明度)と書いてあるが、通常、水の透明度を定量手金判定するときは白色円盤か何かを水の中に落として水深何メートルまでそれが視認できるか、と言う形で定量評価するが、この場合、3号機はオペフロに現状あがれない状態で視認性はどのように評価するのか?

○尾野:
今考えているのは、クレーンで水中カメラを釣り降ろしてカメラを水の中に入れるが、水中の中で落下している鉄骨というのが斜めに深く、だんだん離れて行くに従い深くなる。

要は、斜めに入っている鉄骨があり、この鉄骨が上から見たときにどこまで見えるかという事を日々確認してみようと言うことを思っている。

最終的には水中に落ちている鉄骨をつかむ上でよく見えるか、という事が目的なので、中に落ちている鉄骨を目的物にして確認しようと思っている。

○フリー村上:
そうすると先の作業のことになるが、プール内の瓦礫の撤去を実際に行う場合というのは、プールの循環冷却システムを止めてやることになるのか?

○尾野:
これは今回、一通りのことをやってみた上で、非常に透明度がそれで上がって、水中作業がやり易くなることがわかれば、その際、一時的に止めて作業を行うことが選択に入ってくるし、

それからやっては見たが、浮遊物の沈殿があまり見られないで、相変わらず濁っているという事であれば、ちょっと違う方法を考えないといけないね、ということになるので。

現段階でどちらかとは言い難いが、こうしたトライによって透明度が上がるという事が分れば、一時的に止めて作業するのは一つの選択肢になってくると思う。

○フリー村上:
違う方法というのをちらっとおっしゃったが、例えば具体的に透明度が日経かわ:なら無い場合に、どういう方法が選択肢として今、作業上考えられるのか?

○尾野:
現時点で具体的にどうこういう事を考えているわけではないが、この方法荷より透明度が上がれば水中の中での取り扱いがぐっとやり易くなるので、ええ、循環を止めて水中の中の物をつかみに行く方法を具体的に考える事が出来るだろうという段階だ。

○フリー村上:
なるほど。ありがとうございます。

○尾野:
▲それからあ、先程ちょっと質問があった4号機プールの冷却系だが、本日6日、16時35分に起動している。水温は31℃だ。

○読売前村:
ウォーターロッドの件だが、新たに21体を調査した結果、16体が曲がっていたということでいいか?数としては。

○尾野:
前回話したときは◆9体でしたかねえ。確か。9立ち見てうち2体が曲がっていたので、今回は類似の物が23体になっているから、

ええ、加えて、、前回何体だったかな…  あ、ごめんなさい。前回11体ですな。11体前回、確認してあって、うち2体に曲がりがありましたと。

ですので、今回は23体になっているから、12体増えて、、あ、ごめんなさい… ええっと、ソッカァ

ちょっと正確に申す。前回の11体というのは、履歴が違うものも含めて11体見ていたので、その11体を見た上で中に2体入っていた。で、今回は当該の履歴や違う履歴の物も含めて点検された物も含めて点検された物が17体と17体だから、3

# いつも正確に申していいんだよ。

4体になっているので、表1の点検終了の数と総数と、表2の点検終了の総総数(http://j.mp/YPp1MV)を足すわけだが、これで34体になっているから、そういう事から言うと、ええ、点検数としては11体から34体に増え、曲がりが見つかった物は2体から18体に増えたということだ。

で、曲がりが見つかった物とおな人点履歴の物の確認ソースが23体で、うち18体が曲がっていたという感情になる。

○読売前村:
そうすると合計して今日まで調べている本数としては34体でいいのか?

○尾野:
そうだな。

○読売前村:
そのうち、曲がっている物が見つかったのが18体という事だな?

○尾野:
はい。

○読売前村:
で、同じ類の物としては23本調べたうち、そのうち、全部で18本ですよ、そういう理解でいいか?

○尾野:
はいそうです。

○読売前村:
わかりました。あと、燃料と接触していた数、合計数は?

○尾野:
3本だ。

○読売前村:
そうするとこの3本についても今回、新たに見つかったのが2本という事でいいんだな?

○尾野:
はいそうです。

○読売前村:
あと曲がった配管としては、何製の物になっている?

○尾野:
ウォータロッドの材質か?ジルコニウムだ。ジルカロイ。

○読売前村:
わかりました。あと、曲がっていた曲がり分としてはS字にという説明が先程あったが、最大で何センチぐらい曲がっているか分るか?

○尾野:
えっと、ちょっとセンチで幾つかは報告書の中には記されていない。

○読売前村:
例えば10cmぐらいなのか。

○尾野:
そんなに大きくないですな。

○読売前村:
ww 何センチぐらいなのか?

○尾野:
えっとおお、見かけの寸法で大きな物でも、大体2cm程度と思う。

○読売前村:
あと細かい年号を教えて欲しい。取り扱い方を変えた話をされていたが、変えたのは平成何年?

○尾野:
平成10年。

○読売前村:
変えた原因、理由に主な物としては?こういう事があったので平成10年に変えたというのは、

○尾野:
えっと、平成10年の早い頃だったと思うが、燃料集合体の、これでいうと、ちょっと絵を見ながら話しをするのがいいと思うが、例えば8ページ(http://j.mp/YPp1MV)に燃料集合体の写真と漫画が書いてある。

○尾野:★★★
燃料集合体を束ねているバンドのような物が7つほどあると思うが、これはスペーサーという部品だ。

で、平成10年の初めにこのスペーサーがずれてしまっているという事象が確認された。

で、本来このスペーサーは等間隔で綺麗に並んでくっついていて、位置決めはウォータロッドでされているというものだったが、これがずれている事象が見つかり、原因を調べていったところ、

ええ… 燃料の上から上部タイプレートに強い力が掛けられて、バネがへこんだときにウォーターロッドの頭が叩かれた状態になって、

で、その関係で、ええ、ウォータロッドを固定している金具が外れて、ウォータロッドがずれたというようなことがあった。

で、そういった事の調査結果を踏まえて、取り扱いについては、ソフトな取り扱いをするような手順に明確化した経緯がある。

で、そのやり方は当社のプラントに展開しているので、そういう意味から言うと、この先ほど行った5ページ以降(http://j.mp/YPp1MV)の表で言うと、★★★平成10年となっている物以降は、その後の改良した取り扱いをしている物となる。

○読売前村:
すると今回曲がりが見つかった18本というのは、何れも平成18年よりまえに取り付けが行われて、その後、使用済み核燃料として保管されている物という事でいい?

# 平成10年よりまえに取り付けが行われて、問題がある可能性を認識しながら、その後、使用済み核燃料になるまで使用されて現在保管されている、という事でしょ。何はしょってんのさ。

○尾野:
ハイソウデス。

○読売前村:
わかりました。あと、5号機の調査をやっていて、その後、他の号機でもあるかも知れない、と言うような話しだと思うが、実際に調査というのは、やる予定で入るのかねぇ。

○尾野:
現時点では未定だ… ただ、原因を究明するという意味では、5号機で集中的な調査をするので、相当程度のことが分ると思っている。

# 5号機の調査だけで十分だ。

○読売前村:
例えば今回の5号機の件を踏まえて日本全国、東電管内の奴について平成10年よりまえに取り付けられた物について、一斉調査するような話しは今のところ無いのか?

○尾野:
ええ、今現在、そういった所までは未定だが… まあ、何れにしても現在、既に使用を終えている燃料なので。ええ、ま、あの、原因をしっかり究明するところに重点を置くところが、第一義かと思っている。

# 何で急に小声に… 第一義は原因究明にある。ww 済んだことはいいじゃないか。なぁ、いいだろぉ。もう使用済みなんだし。運転中も希ガス発生してないし、問題ないっていったじゃん。さて規制委員会がどうするか。見ものですな。

○回答佐藤:
前回、先週聞いていることの回収。下請け作業員に対する安全教育で管理区域内で働く物に対する研修、カリキュラムが企業協議会ですか?そちらの方で定まっているという事でしたが、そのカリキュラムの内容と時間数はどれぐらいか?

それと通常の安全教育は班長向けにやっているという事で、そちらも同じようにカリキュラムと時間数がどれぐらいか、これを確認しているがどうなったか?

○尾野:
ちょっと確認しているところなので。改めて解答させてくれ。

○回答佐藤:
わかりました。先月、東電がHPで公表しているテレビ会議映像の中に、放射性物質の拡散予測図が映っていることに関して、どういったものが映っているか確認するという事だったが、こちらはどうか?

○尾野:
ちょっと作業中なんで。これも改めて。

○回答佐藤:
今どういった状況で作業しているのか?何を確認するような作業が進んでいるのか?

○尾野:
ええ、所管グループの方にない要の確認をお願いしているところだが、まだ解答が来ていないので。確認をした上で答える。

○回答佐藤:
確認というのはどういったことを確認しているのか?ちょっと進捗が分らないので。

○尾野:
私どもとしては申し上げた通りで、その内容がどういう内容の物であるかとか、どういう主旨の物かという事について確認をして頂いているところであり、

# 自分の会社の部所に対して度々敬語使う尾野氏。何でスポークスマンをやらされているのかよく分りまつね。

○尾野:
具体的に私の方が、まだ回答を頂いておりませんので。改めて確認させて下さいと。

○回答佐藤:
何時ぐらいに出そうかという事もまだ出てきてないのか?

○尾野:
所管グループが非常に多忙であり、申し訳ない。

○回答佐藤:
所管はどういった部所、名称か?

○尾野:
放射線管理に関係している評価を行っている部所だが、まあ、何れにしても、私の方で、ええ、確認をして答える事にしているので。ええ、吸いませんが今しばらく待って頂ければと思う。

○回答佐藤:
わかりました。引き続きお願いします。以上です。

○フリー木野:
昨日、回答を頂いた放管の数の関係だが、保安班の所属が60人で、下請けに関しては契約形態により異なるので分らないという事だったと思うが、契約の形態というのは度言う意味なのか?

○尾野:
えっとお、放管要員を所定の仕事に就けて下さいという事は、私どもお願いしているが、例えば1日8時間の仕事に対して4時間ずつ2人の人を使うか、1人の人を8時間使うか、

と言ったようなことはうけた側の仕事のやりようの話しなので、必ずしも私どもの方が何人ですか?という事について答えられるような整理になっていないと言うことである。

○フリー木野:
放管要員を付けて下さいというのは、これは恐らく発注方法としては業務請負の時に請け負い作業の中で放管要員を1人付ける、そういう意味になるのか?

○尾野:
必要な内容に応じて人数等は変わると思うが、いずれにせよ、そういう事だと思う。

○フリー木野:
えっと、基本的には放管要員は必ず必要ではないのか?業務請負の中で。

○尾野:
作業する場所の条件や環境とか、そう言った事に依存する。

○フリー木野:
そうすると、要するに今回は1Fの中は場所によって線量が高かったり低かったりなので、同じ会社でもなかなか何というか、放管がその時々で必要だったり、

不要だったりという、線量が変わったりするような状況があるように思えるが、必須の状況という事でもない?要するに日によったり高かったり低かったりとか。

要するに付けたり付けなかったりというのは、どの辺に基準があるのかと思うが。放管が必要なのか、必要でないのか。

○尾野:
契約上は管理区域内での業務であれば、放射線管理はやって頂く事になるが、そのやり方という事は、現場の条件によって変わってきうる、ということだ。

○フリー木野:
わかりました。そうするとこの保安班の60人の中はこれは全て東電の社員?

○尾野:
当社側の人数は把握できるが、質問にあった企業側の人数を答えて下さいというのは、答える事が出来ないというか、そういう意味では明確な数字で答える事は難しいという事だ。

○フリー木野:
▼この保安班の60人の中に下請けからの出向はいるか?

○尾野:
基本的に当社社員と認識している。

○フリー木野:
下請けからの出向はいないという事か?

○尾野:
えっとぉ… 私どもも、色々な業務経験という事も含めて、ええ、他社に出向することはあるから、★★★ええ、ちょっと今の時点でその60人の中にいる、居ないは明言できないが。基本当社の人間という事だ。

○フリー木野:
わかりました。その辺も確認頂けないか?要するに下請けのところから出向で上の方に入っている例が多々あるようなので、東電としては、特に保安班の中にそういった方がいるのか、いないのか。

○尾野:
質問は、今、説明している60名の放管の中に、

○フリー木野:
下請けからの出向が居るかどうか。

○尾野:
ちなみに私どもから下請けという事は、無いと思っているが、協力企業とか関係企業は勿論あるが。ようは、東電以外の会社からの出向がいますかということか?

○フリー木野:
そうです。それから、先程、作業員証からは下請け企業が何処か確認出来ないという話しがあったと思うが、

東電の社員証を付けて作業をしていた出向の方はいるという話しを見聞きするが、これはそうするとどういう申請書で入る事になるのか?所属企業の名前は書かずに東電の名前だけを申請して作業員証が出てくる、そういうことになるのか?

○尾野:
その、申請を登録する際の元請けだったり、所属企業だったりと思うが。

○フリー木野:
そうするとその所属企業の名前ではなくて、東電の名前で申請書を出す、そういうことになるのか?

○尾野:
ちょっと個別のケース分けについて、どうかというのはこの場で名確認は分らないが。あの、ようは登録というのは所属している企業で行う訳なので、本人の所属に基づいて審査されることになる。

○フリー木野:
登録というのは?

○尾野:
今おっしゃったのは登録をする際の話しですよね?

○フリー木野:
作業員証の申請。

○尾野:
作業員証を申請登録する際に、その人が働いている所属からの申請という事になるので、その所属は、ええ、当社であれば当社からの申請になるだろうし、

企業であれば企業からの申請になるかと思うが、ちょっと個別のケースについてどういう話しをしているのかよく分らない。

○フリー木野:
そうするとあとから確認する際に東電の名前で作業員証を何枚発行したかは確認出来ると思うが、その中に下請けの方がどれぐらい入っていたか、そういう人数は作業員証の数からは確認出来ない事になるのか?

○尾野:
ちょっとわからないが。実際にそういう作業をするのは難しいと思う。▲それから先程の60名だが、これは当社社員という事だそうだ。

○フリー木野:
わかりました。昨日、放射線従事社登録の数を説明頂いたと思うが、説明で毎日の作業で5500~6000人という話しがあったと思うが、これは毎日中に入っている数か?

○尾野:
そこで申し上げている数字は、毎月月ごとに線量がこれぐらいのヒストグラムになってますよと言うような、表を出していると思っているが、その中に今月入域実績があった方の人数というのが入っている。

それが、そのぐらいの人数だという事だ。その人数の中には東電社員と、企業と両方入っているが併せて、まあ、5000ぐらいの数字で最近推移しているという説明だ。

○フリー木野:
わかりました。そうするとこの人数だと東電の方が何人で、協力企業が何人で、というのは、毎月に末に出ている被ばく、

○尾野:
そうです。あれを見て頂ければその内訳も分る。

○フリー木野:
わかりました。ありがとうございます。

○東電かみじま:
他宜しいか?最後1点連絡。明日、こちらの会場で2時から弊社の経営方針、並びにアクションプランの会見を行う。

その都合で、こちらのいつもの原子力の会見は、時間は変わらない17時30分から1階の会見室で行うのでよろしこ。本日の会見はこれで終る。



~ 終了 18時44分(1時間14分)

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