2012年11月30日金曜日

平成24年11月30日(金)11時00分 ~ 原子力規制委員会 定例ブリーフィング

平成24年11月30日(金)11時00分 ~ 原子力規制委員会 定例ブリーフィング

原子力規制委員会 / 会議 / 会見 / 配信チャネル

【録画】http://youtu.be/vvbFEfXMsbg

○プレス
★★★東京電力福島原子力発電所事故に関し国会及び政府に設けられた委員会の提言のフォローアップに関する有識者会議(第1回)の開催について 

○議事録 / まとめ



※次長ブリーフィングも議事録公開されます。

○保安院佐藤:
只今より定例の寄生庁会見をはじめる。最初に次長から報告がある。

○規正庁森本:
今日はこちらから3点の発表がある。1点目。★★★みなさんも承知の通り、本日の閣僚会見で長浜環境大臣から発表のあった福島原子力発電所事故調のフォローアップ有識者会合と言うものが来週金曜日、12月7日だが、

10時から三田の強要会議所3階の大会議室で開催されるというものである。このフォローアップ有識者会議の主催は、内閣官房の原子力寄生組織と推進室と寄生庁が共同で所望させていただいているものである。

詳細については12時頃、寄生庁のHPに掲載したいと考えている。(http://j.mp/TuJnHH)2点目。★検討チームの会合予定を報告する。本日、この後13時から第二回の原子力災害事前対策等に関する検討チーム(http://j.mp/SpGBEh)を開催する。

それから15時30分から第一回東京電力福島第一原子力発電所事故による住民健康管理のあり方に関する検討チーム(http://j.mp/TuJOle)を開催する。

それから、明日、土曜日、明後日の日曜日だが、12月1日、2日にだが、日本原子力発電株式会社の敦賀発電所の敷地内破砕帯に係る現地調査を実施する。

それから来週月曜日、12月3日(14時~)だが、第二回の緊急被ばく医療に関する検討チームの会合を開催する。http://j.mp/RmsPph 検討チームの開催予定は以上だ。

原子力規制委員会(http://j.mp/Q9UEk9)については来週水曜日、12月5日10時30分から第15回目を開催する。議題も決まり次第、お知らせしたいと思う。★3番目だが、来週の原子力規制委員の要人面回答の予定だが、

来週の要人面会のよては今のところない。更田委員来週、12月4日火~12月7日金までの4日間、OECD NEA の委員会、原子力安全委員会というものに出席するため、海外出張する予定。4~7日の期間、日本にいないということである。

この会合はフランスパリのOECD NEA の本部で行われ、更田委員はこの原子力安全施設委員会で原子力規制委員会の設立と活動について説明する予定。予定は以上だ。

○保安院佐藤:
それでは質問を受けたいと思う。~ 挙手っ!をお願いする。はぁーい!

○産経天野:
12時から発表ということだが、事故調のフォローアップ会合についてもう少し詳しく教えてほしい。

○規正庁森本:
これは主体はどちらかと言うと内閣官房の原子力寄生等、改革推進室が中心だが、3つの事故調査い委員会の報告書がある。

国会事故調、政府事故調、民間事故調がある。政府全体でどういう取り組みをしてきたか、あるいは今後どうして行くかということをきちっと政府として受け止めたことをフォロー・アップするということで開催されるものだ。

# 民間事故調はイラネ

第一回目ということなので、これまでの事故後、東電、原子力発電所事故後の規制の見直し、それから、国会事故調、政府事故調の概要を、おお、おぉ、おぉ 紹介し、そして今後の低減のフォローアップの進め方を議論していくということである。

そして有識者メンバーの方は合計すると、、★★20名ぐらいなんだが、座長は民間事故調の委員長だった北澤宏一さんが座長になる予定と聞いている。座長代理は鈴木元幸東大名誉教授が座長代理をされるということである。

第一回目はそういう形で今後のフォローアップの進め方をフリーディスカッションされるということだが、今後、各府省からのヒアリングを重ね、来年3月を目途に、そのフォローアップ結果を取りまとめて公表する予定と聞いている。

○産経天野:
大体何回ぐらい予定?月に何回ぐらいとか。

○規正庁森本:
★★3月までに5回と聞いている。

○産経天野:
それで来年3月に何らかの報告書を公表するということか?

○規正庁森本:
そうですな。そのように聞いている。はい。

○産経天野:
今日の1時から被曝リスクの予測シミュレーションが出るということで、第二弾ということで。前回の勉強会では3つの予測が出る予定だが、その3つでだいたい地域防災計画を作ってもらうことになるのか?

○産経天野:
他に何か参考資料として寄生庁の方で何か作ろうとしているものはあるのか?

○規正庁森本:
特に。一言で言えば無い。前に示したUPZの範囲を決めるのに役立てるためのMK2の拡散シミュレーション。

それから本日、JAEAから示される防護措置の進め方を参考にするためのもの。もう一つは避難計画ですな。この避難計画を作成するのに参考とするためのシミュレーション。3番目の避難計画作成のためのものについては、

これは道府県向けの交付金ということで既に交付しており、それを使って自治体でやって頂く形で、今、そのためのガイドラインのようなものをまとめている状態だ。

○産経天野:
ありがとうございました。

○毎日 西川:
事故調のフォローアップ会合というのは、以前割れていた規制委員会として福島事故の検証というか調査をこれからも継続してやっていくものとは別のものと思っていいのか?

○規正庁森本:
はい。あのう、えっと、フォローアップという意味は二つあると思っている。先ず描く事故調で出された提言をどのように実現していくかというフォローアップと、

もうひとつは、それぞれの事故調の報告書というのは線量が高いところが十分調べられていないので、それが明らかになった。そこが解明できるようになって新しい事実が出てきた時に、その事故原因というものに遡ってそれを分析する。

いわゆる、まさに事故調の継続的な機能の二つがあるが、このフォローアップは前者であり、前の提言をどう対応するか、というものである。

○毎日 西川:
わかりました。

○エネルギーと環境 清水:
九州電力や関西電力から出されており、その前提が停止中の原発の稼働時期が明記されている。で、そのことについて規制委員会の判断がどうなるかということがあるが、しかし事業者がその前に一定の時期を明示することについての妥当性というか、

# 料金値上げ許可=国の原発再稼働許可 原発再稼働は経産省、国の了解、稼働の妥当性お墨付きが欲しい事業者の既成事実作りという認識でおK。

且つもう一つは、仮にその事業者が希望している時期が叶わないときは、あるいは実現しないときは、また電気料金値上げもありうるわけで。これは経産大臣の認可事項だよね。ということは行政行為として一方は原子力寄生員会が時期を握っている。

しかし経産大臣が認可することはある意味で事業者の運転再開する時期を、言わば容認するというか、了承するというか、そういうことになるんで。なんとなく二重行政というか、勿論規制委員会が行政そのものとは思ってないが、

その辺の当局としての認識。整理をしてもらえるか?

○規正庁森本:
今、仰っていただいたように事務当局の認識ということで許して頂ければと思うが。もとより、原子力規制委員会が現在、安全規制の見直しをしているわけであり、

そのスケジュール感については既にかなり、委員長からも委員からも示されていると思う。そういう物を踏まえて、事業者が言わば自分の自助努力としてどういう対策をとっていくかも考えられていることかと思う。

また、料金については原子力発電所をどうするかということもあるが、自ら、いわゆる、ええ、経営の合理化とか、いろんなことを考えているのだろうと思う。従って料金体系をどうこうするかということと、その安全規制をどうするかというのが、

言わば比較対象の問題とは考えておりませんで、規制委員会としてはあくまで安全対策というものを事業者に求めていく観点から、言わば粛々と規制を検討している。こういう事かと思う。そういう意味で二重行政、という事に当たらないんではないかと考えいる。

○エネルギーと環境 清水:
そうするとね。原子力規制委員会がずっと、仮に安全対策の判断をしなかった場合は、オーバーに言えば半永久的に、ずっと原子力の再稼働はありえないと。勿論、政治判断というのもあるんだろうが、

そうすると料金の値上げという所の、要するに通産大臣が認可する行為はずっと続く、そういう事になるんですか?そこの整理は全くないということですか?

○規正庁森本:
いわゆる整理というのはないと思う。というか、今、話されたように原子力規制委員会が判断をしないことはないのであって、まさに今、規制委員会が一生懸命やっとります規制の考え方というのを7月には出すということを委員長も明言されているし、法律上もそうなっているので、

そういうのも踏まえて、事業者が今度は対応していく部分だと考えている。また、それを踏まえてどうかどうするか、については、★★最終的には政府の全体での判断になるんだろうと考えている。

○エネルギーと環境 清水:
経産大臣が認可する大賞の中に運転再開時期の一定の明示がされていようがされていまいと、それは規制委員会としてはあずかり知らない。そういう理解でいいか?

○規正庁森本:
はい。おっしゃるとおりだ。

○エネルギーと環境 清水:
もう一点だけ。東電の廣瀬社長が昨日、池田長官が申し入れをされている。(http://j.mp/V5lg3w)積極的な経営偉人の関与を安全対策でして欲しいというようなことを言っているようだが、この積極的な意味の中身というか、それをちょっと教えてくれますか?

○規正庁森本:
はい。まあ、二つあろうかと思う。一つはやはり現場サイドで起こっていることを経営陣が常に把握をしていただきたいというのが1点。

# 田中委員長の東電経営陣に対する不信感あらわにした指示発言はこちら。http://j.mp/Tx3siD 18ページ下4行目から。

今度は逆に、経営サイドとしてそういう安全対策を非常に重要視している、という姿勢を現場に見えるようにして欲しいと。この二点かと思う。長官からは言わば東電の経営者に対してそうした、経営側の覚悟というか、

取り組み姿勢というのも野を是非、見えるようにして欲しいということをお願いし、また、東電の廣瀬社長も、まさにそれに着手しようと。端緒につこうとしているところだ、と受けられたと認識している。

# 何時聞いても今まさにそれをしようとしているところだった。安全そっちのけで金の工面に奔走する経営陣。というのは日頃の会見や経営陣が事故の説明責任果たしていないことが証明してる。彼らがしてるのは金の絡んだ会見と冒頭にする口先だけの謝罪だけ。昨日も福島本社に言及なかったし…

○エネルギーと環境 清水:
えっと… 経営姿勢を見えるようにということは、その岩場言わんとする所は体制とか、金をもっとかけろとか、人材を確保しろとか、そういう意味合いで言ってるのか?

○規正庁森本:
あの、そういう物も含まれると思うが、そこは経営者の判断ということになろうかと思うが、そこまで細かく言われたわけではない。

○読売いなむら:
今日で11月も終わり。当初11月末に予定してた拡散予測の総点検結果と再発防止対策のまとめだが、12月に移るということで、目処として今現在、どうなっているのか?

○規正庁森本:
はい。大変遅れて申し訳ない。ズルズルといってるようで、

大変心苦しいと考えている。実は当初の予定では来週にでもと考えていたが、少しJNESの計算が最終的な計算が遅れており、★★再来週目途で是非やらせて頂きたいと考えている。

○読売いなむら:
おくれというのは、今週、発表になった東北電力の新しいミスとかあったと思うが、そういうのが影響して遅れて?新しいミスがあったから遅れたのか?

○規正庁森本:
それもある。おっしゃるとおりで。はい。

○読売いなむら:★★
まだ結果は断続的に点検結果が来ていると思うが、現時点でどれぐらい、当初発表したものとの違いというか、誤差がというか、かなり大規模なものになるのか、それともそんなに大きな違いはないのか。

○規正庁森本:★★
あの…、ちょっと、今はそれを、ちょっとコメントを、する、う、う、のは、チョット差し控えたいと思う。あの、感触としてはそれほど大きくないと思っているんだが、ちょっと正確には、あの、まだ把握していないので。はい。

# なんか、コメントするまでもないような次長の反応。w

○読売高田:
明日と場合いよっては明後日、敦賀で現地調査が行われるわけだが、その場での結論はなかなか難しかろうと思うが、10日に評価会合がある。何らかの結論が出た場合、そのあと委員会で判断なりが出たと。

それで再稼働が認めないということになる場合、その後だが、今、現行法においては事業者のほうが手続きを進めない限り廃炉というオプションはないということだと思うが、仮にそうなると使用済み核燃料の問題とか、あと、高線量の原子炉建屋とか、それの維持管理はどうなるんだっ、という、

○読売高田:
そういう課題が生じてくると思う。これに対してどういう対応をすべきかというのは、当然、何かの選択肢、オプションとして考えられる以上、行政として何らかの対応を考えているのではないかと思うが。

今、現行において寄生庁なり原子力規制委員会なりでそういったことについて考えているのか?例えば、環境省を通じて廃炉法とか、そういったことを考えるとか、検討してないのか?

○規正庁森本:
うーん… ま、あの、全体に、あの、これからの可能性を前提にしていろんなことを考える必要があるということについてはよくわかるが、現在のところ、原子力規制委員会でそういう事を考えている状態にはない。

○規正庁森本:
もう一つ申し上げれば、★★そういった高線量の廃棄物をどう処理するかということについては、基本的には推進側の責務であると認識している。

○読売高田:
廃炉手続きが今、現行において事業者側にある事自体に対して、原子力規制委員会として今のスタンスとしてはなにかアクションをとることはなにか考えてない?

○規正庁森本:
今のところ、そこに至る検討をしていることはない。

○読売高田:★★★
はい。わかりました。全く別だが、福島の閣僚会議の関係で先日、有識者会合において、国際アドバイザーの話と、あと、フランスとアメリカでしたか、の、規制当局との協定という話が先ず最初の説明の中にあったかと思うが、

○読売高田:
これについて今、話せる部分があれば説明頂けるか?

○規正庁森本:
はい。先般、大姉妹委員が各国をまわられて少しその話を詰めて頂いた、というのがある。且つ、その後も事務的にそのフォローをしている。ただ、ちょっと現状において、

○規正庁森本:
そのスケジュール感、あるいは具体的な形というのは、もう少し待って頂ければと考えている。

○読売高田:
日本で、各国の代表があるマル会議の前後において開くという形?開くというか、アドバイザーを委嘱するというか、そういうスケジュール感ではあるのか?

○規正庁森本:
非常にいい機会だと考えているが、まだ確定はしていない。

○読売高田:
ありがとうございます。

○保安院佐藤:
ほかあるか?本日の会見は終わる。



~ 終了 10時53分(23分)

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