トラブル報告なし。本日は作業報告2件と環境モニタリング中心の報告。作業1点目。明日11日、3号機オペフロの瓦礫撤去のため、クローラクレーンで遠隔操作可能なカメラをつり下げ、オペフロ周辺を調査する旨の報告。
作業2点目 明日11日 今後の格納容器 漏洩カ所の特定、止水計画に向けて 3号機トーラス室をサーベーランナーで線量調査。東電社員11名で計画線量は最大8mSv。2号機で失敗した録音も行う。
余談だけど前回、同様の2号機調査は搭載していた線量アラーム音がうるさくて環境音が拾えなかったという失敗。(・ω・ )ナニソレ
環境モニタリング関係は原子炉建屋上部における空気中放射性物質1~3号機結果。10E-5~10E-6Bq/cm3のセシウム検出。1~3号機の格納容器内ガスサンプリング結果は全てND。
ND続いていた毎日の南放水口で検出限界値ぎりぎり Cs-134 が 2.0E-3、Cs-137 が 3.7E-3Bq/cm3検出。今年3月からの観測で最大記録したシルトフェンス内側は3号機前は高いまま。4号機前は半分に。
冒頭報告10分、質疑43分の内訳。質疑は同日国会の枝野発言「前向きに出す方向で検討したいという報告を受けている」国会事故調が政府にとって思った通りの残念な結果だったので政府事故調 最終報告にすがる惨めな政府。
保身のために政府事故調最終報告前に権力行使で東電に映像公開迫る。いよいよかでつか質疑。東電事故報告書3月13日に東電社員が浪江町に説明いった来てない主張対立の件は再調査。昨日公開の非公開写真、会見出入り禁止問題、ほか。
○プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 76.9KB)
- ★福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋地下階トーラス室内調査の計画について(PDF 66.4KB)
- ★福島第一原子力発電所3号機における原子炉建屋オペレーティングフロア周辺の状況調査概要(PDF 66.6KB)
○環境モニタリング・サンプリング
- ★原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(1号機 ・2号機 3号機)
- ★原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(1号機 ・2号機 3号機)
- 福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)
- 福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.7KB)
○その他
○報道
■福島第一の状況
○松本:
[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。
[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却継続実施中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機から雑固体廃棄物減容処理建屋へ。3号機からはプロセス主建屋への移送を継続中。本日、10時~16時 6号機タービン建屋から屋外仮設タンクへ移送実施。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]変化ない。サリーを用いて高濃度汚染水処理を続けている。
[その他]その他は記載の変更ない。
作業に関しては明日の作業について2つ連絡。
■3号機オペフロ周辺調査
こちらに関しては建屋の瓦礫を今後撤去していくが、その際に瓦礫の状況をよく観察する必要がある。従って明日、クローラクレーンで遠隔操作ができるカメラを吊り下げ、建屋に倒れ込んでいる瓦礫の様子をカメラで撮影し、状況を把握したいと思っている。
これまで原子炉建屋の瓦礫に関しては、両側というか、建屋の外側に落ちそうな奴については、すでにクローラクレーン等により撤去がすすんでいるので、今後、建屋の載っている部分の撤去を進める。明日の予定で実施するが、天候等によりうまくいかない場合もあるので明後日12日を予備日という事で考えている。
■3号機トーラス室 ロボットによる調査
こちらは以前、2号機のトーラス室をサーベランナーというロボットでトーラス室の様子を点検してきたが、明日、3号機について同様の作業を実施する。
スライド2ページ、3号機のトーラス室をほぼ一周し、カメラ画像による目視点検、サーベーランナーに積んでいる線量計測定。それから2号機の場合で上手く行かなかったが、★ICレコーダを搭載し音響採取をしてきたい。
使う機器はサーベーランナー一台であり、社員11名で明日予定している。★なお、被ばく線量に関しては三角コーナーまでロボットを運搬するものが被ばく線量として多いと思っており、計画線量8mSvで実施。明日午前中10時から大体4時間程度で考えている。
裏面に建屋平面図を載せているが、上がスライド3。原子炉建屋1階の南東コーナーにある二重扉に入り、南東コーナーの階段を降りてくる。
4ページを見るんだ。http://j.mp/LLl0lQ 南東コーナーの三角コーナーを降りて、そこまでは人がロボットを持っていく。そこで扉を開けてサーベーランナーを優先で作業させる状況だ。
トーラス室に移りこむ階段を登ったあと、キャットウォークを周ってくる。はじめに時計回りに北西コーナーから約半周して、アクセスハットと書いてあるマンホールまで言ってそこからまた折り返して反時計回りに周って再度戻ってくるルートを考えている。
したがって今回の場合だと扉が開かなかったような場合とか、あるいは2号機で見た通り、
保温材等が通路上に落ちていてサーベーランナーが乗り越えられない場合は、その時点で引き返す状況になる。明日、この作業を実施する。最終的にこの調査を踏まえ、トーラス室内での漏洩箇所の特定を進めていきたいと思っている。
■環境モニタリング・サンプリング
★2枚綴りになっているが1号機、2号機、3号機の原子炉建屋上部でのダスト放射線の状況だ。1号機は原子炉建屋カバーの内側、2号機はブローアウトパネルでの採取、3号機はクローラクレーンでサンプリング装置を建てや上部に下ろしてのダストサンプリングになる。
大体10E-5~10E-6Bq/cm3というセシウムが見つかっており、この結果を元に月末には放出放射能量評価をしたいと思っている。
これに関連してガスサンプリングシステムのサンプリング結果だ。
こちらは1~3号機とも、格納容器ガス管理システムで格納容器ガスをひいているが、今月の測定結果では全てND検出限界未満だ。こちらも原子炉建屋空の放出放射能量の評価に加えて評価していく。
もう一枚。
こちらは原子炉建屋以外で定期的に放射性物質を測定している分だが、7月5日に実施した3号機廃棄物処理建屋の西側の開口部での測定結果だ。何れもNDだった。
★それから海水サンプリングだ。南放水口サンプリング結果。 本日の測定結果では Cs-134 が 2.0E-3Bq/cm3、Cs-137 が 3.7E-3Bq/cm3という事で、検出限界値を少し上回る程度で検出されている状況だ。
これまで検出限界未満が続いていたが、検出限界値をわずかに上回る程度なので、ゆらぎの範囲内ではないかと思っている。
最後になるが、昨日話した環境モニタリングのうち、シルトフェンスの内側、3号機と4号機が少し上がっている連絡をしたが、昨日の測定においては、
3号機はほぼ一昨日の値と横ばい、4号機については大体2分の1程度、値としては下がってきている状況なので、こちらも潮の満ち引きなど、海底、海水攪拌によるゆらぎではないかと考えており、高濃度汚染水の漏洩はないと思っている。
本日、私からは以上だ。(報告 約10分)
■質疑
○朝日木村:★★
今日、国会で枝野大臣がテレビ会議システムのことについて答弁された。概要はご存知だと思うが、前向きに出す方向で検討したいと行政指導を東電にして、その上で★★前向きに出す方向で検討したいという報告を受けている。ということで答弁した。
○朝日木村:
東電としてはその辺事実関係を含めて、テレビ会議システムの公表についてどのように考えているか、先ずそこからお尋ねしたい。
○松本:
枝野がその様な話しをしたことは報道を通じて承知している。具体的に行政指導があるかについては、まだ確認出来ていないが、私どもとしては現時点でテレビ会議の映像について公開するかについて、今のところ決定した事実は無い。
前回、新会長、新社長が会見で申し上げた通り、テレビ会議の内容を確認した上で、公開するかどうかは検討してるところだ。
○朝日木村:
行政指導したという確認はしてないのか?
○松本:
今のところ、まだ行政指導があったという事は私どもは聞いていない。
○朝日木村:
無いもあるもわからないということか?
○松本:
いや、今のところ私どもの方に行政指導があった、ということが、まだないということだ。
○朝日木村:
枝野さんは前向きに出す方向で検討したいという報告を受けておりますと答弁されたが。
○松本:
でも、あの、私どもとしては、まだ現時点でテレビ会議を公表、公開するかどうかについては、まだ決定した事はない。
○朝日木村:
決定しない理由について改めてお尋ねする。
○松本:
ハイ。現時点では以前申し上げた通り、映っている私ども社員や、その他の方々のプライバシーの問題等があるので、今のところ公表については考えていない。前回、新会長、新社長が会見で言ったとおり、確認すると言っているので、その結果で判断する事になる。
○朝日木村:
改めてそもそも論をお聞きしたいと思っているが、東電の考えるプライバシーというのは、そもそもどういう定義を考えているのか?
○松本:
私どもとしては、そう言う顔等が判別できるので、それにより個人が特定されることを考えている。
○朝日木村:
それは事故の対応をしている作業の中での一連の風景の訳だよね?で、枝野さんは経産大臣としては、幹部については、そういう物は関係ないじゃないかという事も今回、答弁でも触れている。その辺の基準というか、それはどう考えているのか?
○松本:
当然、役員等、なんと言うか、既に顔、氏名等が公知の事実というか、そう言う人に関しては、プライバシーと言ってもそう言ったことはあまり関係ないと思っているが、その他の者については、そう言う意味では、考慮する余地があろうかと思っている。
○朝日木村:
これだけの事故を起こした中で、対応なのに、顔が映っているという事だけで、プライバシーの問題に発展して、それが公開の理由になってしまうのか?
○松本:
プライバシーの問題もあるが、私どもとしては事故の検証に関しては、こういったテレビ会議映像他、社内の目元か、会議録等、あるいは関係者のヒアリング等を踏まえて調査して報告書にとりまとめた状況であるので、これだけで全てを判断するわけではない。
○朝日木村:
再度聞くが、今回の枝野大臣の国会答弁と、随分、温度差を感じるが。少なくとも枝野さんは国会という場の発言で行政指導しました。で、東京電力からは前向きの方法で検討したいという報告を受けていると答弁されている。これは違うという事か?
○松本:
アノウ、公開するか非公開にするかについて検討しているのは事実だ。これは以前から申し上げているとおりだ。現時点でテレビ会議の公開を何か決めた事はないと申し上げたところだ。
○朝日木村:★★
公開しているかどうか、非公開について検討しているかというのは、それは今までは非公開、出しませんという立場で、そんな検討している答弁は松本さんから聞いたことはないが。w
○松本:
あのう、以前、社長、新会長が会見で申し上げた通り、自分自身で映像見て確認すると申し上げた通りであり、その後、検討を進めている段階だ。
○朝日木村:★★
お二人の新会長、社長の発言をうけて、その時点から東電としては公開するかどうかの検討を始めたと?
○松本:
そうですな。これまで私どもは非公開と決定していたので、その後、公開するかどうかについて検討している。
○寺澤:
宜しいか?
○ニコニコ七尾:
今と関連してだが、認識として行政指導権が行使された場合は、これは公開になるのか?今までの法的なことと、よくわからないが。
○松本:
いや、行政指導と言ってもだな。色んなケースがあるのでどういった法律的な根拠に基づいて、どういった形で行われるかっ、ってな事によろうかと思う。
○ニコニコ七尾:
過去の経緯として電気事業法の行政指導で東電が何か情報公開したケースはあるか?
○松本:
行政指導で情報公開をしたケースは、まあ、あろうかと思うが、至近の例で言うと昨年、動画、を、あのう、保安院さまから、ああ、公開するようにっ、という行政指導があったと思う。
○ニコニコ七尾:
いわゆる報告聴取ではなくて行政指導?
○松本:
ハイソウデス。
○ニコニコ七尾:
そうしたら、そう言った要請がなんにしろあった場合は、公開なり、情報公開はしなくていけないという認識で良い?
○松本:
アノウ、これはケースバイケースであり、行政指導だからと言って、全て、あのう、出来るという者ではないと思う。
私どももそれなりに検討した上で、行政指導に従って対応するか、まあ、それで拒否するかという事はケースバイケースであろうかと思う。
○ニコニコ七尾:
選択肢としてあり得るという事だな。わかりました。
○松本:
また、報告聴取等の法的な指導があった場合でも、文書上は1ヶ月以内に、例えば異議申し立てをしなさいという文言もあるので。ある意味手続きに従って対応する事になる。
○ニコニコ七尾:
以前、黒塗り文書があったときに報告聴取で全面的に公開された例があるじゃないですか。
○松本:
アノウ、アレは私どもが公開したわけではない。報告聴取命令が出て、私どもが手順書を保安院さまに提出したってものだ。
# 昨年9月頃だったか衆院のイノベ委員会から事故時手順書を出せと保安院に要求があり、東電は99%ちかく黒塗りした書類を保安院に提出。東電擁護の経産省・保安院はこれでよしとそのまま提出してヒンシュクをかった件。国会事故調の報告書が出てからやっと経産省・批判報道がチラホラ感。
○ニコニコ七尾:
なるほど。わかった。7月6日に石原都知事が今回のテレビ会議システムの公開について、都知事の方で開示すべきとの発言があったらしいが、これはご存知か?
○松本:
都知事の発言があったかについて私は知らない。
○ニコニコ七尾:
そう言ったことがあるらしい。私たちも見聞きなので。その都知事が東電の大株主でもあるが、これについて見解をお願いする。
○松本:
株主の立場で発言したのであれば、私どもはきちんと対応したいと思っているが、今の段階では公開の是非に関して検討している段階だ。
○ニコニコ七尾:★★
会長と社長が見ると言うことは質疑で直接伺ったが、予定は立っているか?皆さん先週は確か色々スケジュール的に忙しいという事でなかなか出来なかったという事だが、今週の予定として何か聞いているか?
○松本:★★
アノウ、一部は見た事は聞いているが、そう言う意味では検討のまだ途中だ。
○ニコニコ七尾:
一部といのは二人同時に?同じ堰で?
○松本:
同じ席かどうかは確認していないが、廣瀬さま、下河辺は見ている状況ではある。
○ニコニコ七尾:
大体どれぐらい見たとか、ご覧になったとか情報としてあるか?
○松本:
一部を見たという事だけであり、どのシーンを何分見たところまではつかんでいない。
○ニコニコ七尾:
別件だがトーラス室内の3号機調査だが、音声をICレコーダで取っていただけるという事だが、希望だが動画公開の時に音声を併せて動画公開は可能か?
○松本:
少なくとも動画で、こういう映像が取れたという事は、少なくとも明後日には通常だと出来ると思うので、こちらは出来ると思う。音声の方はカメラと同期しているわけではないので、なかなかカメラの映像等とICレコーダを同期させてという事であれば、少し時間を頂きたい。
○ニコニコ七尾:
別々で結構なのでで、
○松本:
音声もどういう音声が取れるかどうか未知なので聞いてからという事になる。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○日テレ岩田:★★
先週来、国会の事故調が指摘している1号機の非常用発電機が止まった時間だが、昨日、松本さんはA系が止まったのもほぼ同時だと言ったが、ほぼ同時にも色々取り方があると思うが。具体的にどちらが先立ったか具体的な時間的な聞き取りはしているか?
○松本:
はい。ほぼ同時でA号機が先だという聞き取りにはなっているが、具体的に1分なのか2分なのか、3分なのか、と言うところまで記憶として定かではない。私どもとしてはほぼ同時という、ああいう状況なので、津波の襲われA系も停止したのではないかと考えている。
○日テレ岩田:
国会事故調の方では、ながくてに2,3分だと捜査員の方からヒアリングを得ているようだが、そちらの社内のヒアリングでは具体的に何秒なのかとか、重要な事だと思うが。時間差に関して。
数秒単位なのか、それも同時だといえるだと思うが。1、2分なのか、2,3分なのか、その辺りは敢えて聞かれているのか?
○松本:
確認はしているが、現時点としてははっきりわからないというような状況だ。なんというか、冷温停止に持ち込むべく捜査をしていて、ある時、突然電気が警報とか照明か落ち、
ディーゼル発電機が止まる状況に突然陥っているわけだから、その環境の中で時計を見ながら、それを10秒だったのか、1分だったのか、と言うところははっきり覚えていないのが実態だ。
# 5月に時刻の記録された連続写真を公開し、デジタルカメラの時刻をチェックすれば正確な時間が特定出来たのに、重要な証拠を隠蔽したとしか思えない。
○日テレ岩田:
聞いたがわからないと?
○松本:
はい。ww でその際に1分なんですか、2分なんですか、ってなところでだな。多分国会事故調は聞いたのではないかと思う。
○日テレ岩田:
そうなると国会事故調の方が先にヒアリングをし、それから数週間の後に社内でのヒアリングをされていると、★事故調の報告書には書かれているが、そうなると後から社内でしたヒアリングで、国会事故調でいった事を操作員が翻したという事に?
○松本:★
翻したというか、基本的にははっきりわからないという結論だったと聞いている。従って今回、国会事故調の方は、津波の直前にという話しだったが、
昨日、申し上げた通り、2時46分に地震が発生し、その後、40分~45分程度、ディーゼル発電機が起動して、電力を供給している。津波の直前に突然パタンと停止するってのも、
何か、あの、合理的ではないのかっ、とは思っている。一方、今回、一部、記録が2号機、3号機と残っているが、直前までは直流電源による計算機による計算機の記録等が残っているので、そう言った打ち出しの記録と等もないという事であれば、
★やはり、津波により機能を停止したという事が、当社としては可能性の方が高いと思う。ただ、国会事故調も指摘の通り、私どももこれが絶対だってことではないし、
国会事故調の報告にあるように水の進入ルートが以前として現場確認も終ってないので、そう言う意味では予断を持たずに現場調査が出来れば、結論づけたいと思っている。
○日テレ岩田:★
国会事故調の報告書には、東電から1名別に立ち会っていたと書かれているが、操作員じゃない方が立ち会っていたと思うが、この方はなんと言っているのか?国会事故調のヒアリングでは3~4分後だ、といっていた事は、ヒアリングではそういっていたという証言はあるのか?
○松本:
アノウ、国会事故調がどういう質問して動我々が答えたかについては、国会事故調とのやり取りについては、私どもの方から答えることは出来ない。
○テレ朝井口:★
6月20日(http://j.mp/LZvvWp)に出された事故調査報告書の件だが、昨年3月13日に東電社員が浪江町の方に向かって状況説明をされたという報告内容がある。これは事実か?
○松本:★
アノウ、私どもとしては確認した事実として記載した。
○テレ朝井口:
どういう確認があったのか?
○松本:
あの、まあ、実際にいった者に確認した次第だ。
○テレ朝井口:
実際に言った人はどのような状況説明をしたと話しをしているか?
○松本:★
今回だと、当時、通報連絡分野プレス分等をもってだな、説明したと調査している。
○テレ朝井口:
誰に対して説明したという報告になっているか?
○松本:★
あの、私どもとしては町長に説明したと確認したと思っているが、先週、その結果を報告した際に事実と違うのではないかという指摘受けて、現在、再度確認をしているところだ。
○テレ朝井口:
町長の他に誰書いたか?
○松本:
町長の他にか?それは確認してみないとわからない。
○テレ朝井口:★
そうすると町長の物忘れって事ですかね?
○松本:
あのう、そこまで私どもとしては申し上げる立場にないが。私どもとしては報告書に記載したとおり、3月13日に説明に伺ったという事だ。
○テレ朝井口:★
3月13日に説明にいった内容は、どういう内容だったのか?
○松本:
先程も申し上げたとおり、当時のプレス分とか、通報連絡を持ってプラント状況等を説明したと聞いている。
○テレ朝井口:
待避の事についての話しはしたのか?
○松本:★
待避というか避難?
○テレ朝井口:
避難。
○松本:
そこは確認してみる。
○テレ朝井口:
確認して下さい!一番大事なのは、安全か安全じゃないかという話しで、3月13日に浪江町の役所の皆さん、住民の皆さん、ある場所に避難していたが、
○テレ朝井口:★★
そこに東電の人らしい人が来たという話は出ているが、もしそこできちっと事情説明をしたら、直ぐに避難が始まるはずだが、皆さんが避難したのは3月15日だ。詰まり事情説明がなかったんじゃないのかという事と、
それから浪江町の皆さんに、ぼくはかなり聞いて帰ってきたところだが、誰1人、そう言った東電の人の事情説明を聞いた人はいなかった。役場の職員もかなりの人数を聞いたが、そういった重要な情報だったら必ず誰かの耳に入って、
これは危ないんだとか、そう言う話になるはずなのに、そう言ったことは一切なかったという。なぜ、こんなに大きな温度差というか、違いが出てくるのか?
○松本:★★
あのう、まあ、私どもとして3月13日に説明に行った事実は確認しているが、先方がどう捉えたのかについては、なかなかコメントしかねる。先程、質問があったところを少し合わせて解答させて頂くが、3月13日の午後には双葉、失礼した。浪江町の津島支所と言うところに町長を訪ね、その時点までの通報文や、
プレス文を示して、発電所の状況を説明している。また、同じ日に別の者になるが、津島支所を同じく訪れ、当時の副町長と住民生活課長に対してプレス分の一部を示した上で、代替注水のやり方について説明した状況だ。
○テレ朝井口:
それは時間にして何分ぐらいの会合だったのか?例えば副町長でもいいが。
○松本:
時間が何時から何時までやったかは、もう一回確認させてくれ。
○テレ朝井口:
私は副町長にも確認してきたが。一切、3月13日は東電からの事情説明は、全くなかったと。いうふうに話しをしているが。
○松本:
ハイ。私どもとしてはもう一回、事実関係を確認するようにという事で、浪江町、町長から伺っているので、早急に調査した上、もう一度解答したいと思っている。
○テレ朝井口:★
次に写真が新たに公開されたが、去年の9月の段階で保安院から全て所在の写真は公開するようにと言う話しがあったはずだが、未公開写真がこれだけの数あるというのは、これはどういう事なのか?
○松本:★
ハイ。その点は誠に申し訳ないと思っている。昨年9月の段階では、特に撮影済みだった動画を中心に社内を調査して公表したのと、後、ふくいちライブカメラの方が、アレは静止画だが、あれの欠測部分があったので、そちらを公開、公表したところだ。
5月19日に公表させて頂いている11枚の写真、残り33枚あったという所については、津波の規模、あるいは様子を示す上で、同じ箇所から建屋というか、タンクが水に埋もれているところを、
# 津波到達する時刻が推定出来る部分、連続写真は省かせて頂いた。国民おちょくっているとしか思えない。スキャンダルすら放置する報道。とおもたら、同日の報道ステーショーンで。
ある意味紙一枚の形で押し寄せてきて引いていくところが分かり易いのではないかという事で11枚をピックアップした。まあ、特に残りの33枚について、公開出来ない流はなかったので、公表すべきという指摘はもっともであり、私どもとしては、こう言ったことがないようにしたいと思ってる。
# 時刻に関しては触れないよう、触れないよう、発言から。とにかく誤っておくぜ。
○テレ朝井口:
1号機の撮影時間が津波が到達するまえに非常用電源が喪失しているんじゃないかと事故調は見ており、これはかなり大きなポイントになってくると思うが。隠蔽というと、大変失礼だが、出したくなったんじゃないかなあという印象が強いが、その辺は如何か?
○松本:
元々デジタルカメラに残っている時刻情報そのものが、実際の時刻とずれていたので、彼の時刻暦で津波の到達時間を推定するのは難しいのではないかと私どもとしては考えている。
# 失礼って…あんた。撮影したデジタルカメラのシステム時刻を確認して時間のズレを確認するだけの話し。どんなにいい加減でも、40分の間に何秒も時刻がずれたりするものか!5月の段階で到達連続写真を除外。誰が見ても隠蔽じゃないか。
○テレ朝井口:
東電の事故調の津波の到達時間も実は計測器にぶつかった時間のことの方を報告書に載せていて、2分ぐらい遅れる形にしていたり、そう言った時間を一つ一つをとっても東電に都合のいいような形にしているんじゃないかという気がするが如何か?
○松本:
ハイ。いわゆる津波が到達した時刻については検潮計の所にあるデータを元に15時35分と規定して考えている。
その後、ディーゼル発電機が止まった時刻とか、非常用電源の電圧そのものが無くなった時刻に関しては、計算機に残っている時刻を参照している。そのうち、確か2号機と5号機は、自動的に時刻補正が聞く計算機であり、
まあ、それは時刻が補正されているので、正しいだろうと。それと残っている他の号機の時刻に関しては、それを基準に補正をしたので、私どもとしては、ある程度正確性は保たれているというふうに思っている。
# デジタルカメラの時刻補正は考えない東電。
○テレ朝井口:
あのう、情報開示を徹底していくと約束したわけだから。今後は疑われるような、腹を探られるようなことの内容にして貰いたいなと思う。次にだな。家庭用電気料金の件だが、東電の自己資金は2兆8148億円と仮定しているが、
○テレ朝井口:
実際の所は5274億円で、これで電気料金の値上げ算出をしていくと、値上げ分の訳?にあたるという過大な見積もりになるのではないかという指摘があるが、これについては如何か?
○松本:
ハイ。これは電気料金の原価を算定する際のやり方というのが決められており、自己資本比率が3割、残りが7割という事で算定する。それに従って計算したところだ。
# 自己資本比率が3割、残りが7割。従来通りの価格算定。もう笑うしか。
○テレ朝井口:
それは、いわゆる平常時の話しで、これだけ異常な状態になっていて、大幅な事情変更がそこに存在しているのに、
他のことでは色々な特例をそこに押し当てて生き延びてきているのに、こういう時にだけ、今まで棄損のルールをびったり押しはめて、割り増しの電気料金値上げを算出するというのは、本当に汚いと思いますよ!どうしてそんなことが出来るんですか!
○寺澤:
あのう… すいません、一言申し上げるが、これは経済産業省の省令に定められたルールに則って事業報酬率を算定しているので。その辺の主旨の発言は我々にはなんともいえない。
# とどのつまり、それが村のルール。ムラのルールはムラが決めます。
○テレ朝井口:
いや、そんなことないでしょ!経済産業省のルールが間違ってるんですよお!!当たり前じゃないですかあ!!7割、3割というのは、これはきっちりね。
運営されているときの話しですよ。こんな状態になっていて、それを平然と出来る神経がおかしいですよ!国民からしたら詐欺ですよ!!これ!
# 同じ事をフリー記者が言えば、ここは主義主張唱える場ではないと即刻出入り禁止にする東電。すっごいね。
○松本:
まあ、そう言う意見もあるかと思うが、今回、電気料金算定の委員会等で、議論されている結果を踏まえ、私どもとして再度計算するという事になる。
○テレ朝井口:
枝野さんの耳にも入っていると思うので、これは国の判断だと思うから、ここで言っても仕方ないと思うけど、
# ○寺澤: (´・ω・`) だったらいうなよ…
色んな事を改善する事は、賠償の問題に関してもいい方向へ、公平に何時も分かりやすくと何時も言ってる側から、全然わかりにくいことが起こっているのはなぜなんですか!
○松本:
アノウ…、私どもしても、アノウ…、算定のルールがあるので。それに従ってやりたいと思っている。ただ、指摘の通り、そういう状況じゃないだろうということを踏まえ、委員会の先生で議論していると思うし、そういった結果を踏まえて再度、再計算する事になろうかと思う。
○テレ朝井口:
再計算はするんですね。
○松本:
あのう、今回東新がどういう形で出て、指示が来るかは今のところ分からないが、それに従ってもう一回やることになる。
○テレ朝井口:
はい。
○朝日杉本:
先ほどのビデオ公開の件だが、検討されているということだったが、何時頃までに結論出すか、大体決めているか?
○松本:
今のところ、まだ、結論を出す日にち、あるいは見通し等については、まだ決まったものはない。少し社内で新役員との議論を踏まえて検討したいと思っている。
○朝日杉本:
例えば1週間、2週間、1ヶ月などそういった見通しも難しいか?
○松本:
今のところはそこまで決まったものはない。
○朝日杉本:
わかりました。
○松本:
ただ、そういう意味では何ヶ月も掛かるという事態でもないので。常識的な線はあろうかと思う。
○朝日杉本:
先ほどプライバシーの所で話していたと思うが、顔が問題になるのであれば、何かモザイクをかけるなど、そう言った処理は可能か?
○松本:
そう言ったことはあろうかと思う。
○朝日杉本:
あ、出来るんだな。それは技術的にどれぐらい時間が掛かりそうか?
○松本:
これは何というか、テープというか映像の量による野で、それは今のところ見通していない。
○朝日杉本:
という事はプライバシーの問題はモザイクをかけることで解決することは可能だと言う事で良いか?
○松本:
そう言った手法はあると考えている。
○朝日杉本:
そこも含めて検討されていると言う事で良いか?
○松本:
けっこうだ。
○朝日杉本:
ありがとん。
# モザイクは量が多いので現実的ではないという従来の姿勢変更。前向き。
○東京新聞森本:★
ビデオ公開で先程質問された方の関連だが、枝野大臣からビデオを公開するように指示が東電の方に来たかどうか、と言う事実関係は如何か?それも良くわからないという事なのか?
○松本:
今、私がしっている限りでは、無いとおもっているが、
○松本:★
そう言う質問であれば、もう一回確認させる。
○東京新聞森本:
国会答弁で大臣が私から指示をしたと言っているので、無いとここで説明されると、あまりにも落差が大きすぎて簡単に納得出来ないが。
○松本:
じゃあ至急確認させる。
# じゃあ (・∀・)
○東京新聞森本:★
その確認はなるべくこの場でお願いできるのか?
○松本:
出来るだけ急いでみるが、スグデキル? ちょっといつまでできるかどうかは分かりかねる。
○東京新聞森本:
あったかどうかの事実なので、そんなに解釈が入る余地ないよな?
○松本:★
エエ。要は…
○東京新聞森本:
はい。
○松本:
何といいますかね。誰が受けたかっ、っていう事になろうかと思うので、ちょっと確認させてくれ。
○東京新聞森本:
それは至急、
○寺澤:
会見時間中に間に合わない場合は記者室の皆さんのルームの方で、、
○松本:
大臣自身が文章を発出されれば、基本的にわかるが、電話をかけたということは多分なかろうと思うので、誰かから私どもに連絡があったのではないかと思っている。
○東京新聞森本:
それと主務大臣、寄生省庁経産大臣からの行政指導をだな。
○東京新聞森本:★
東電は拒否する選択しなんてあるのか?
○松本:
アノウ、これはケースバイケースであろうかと思う。今回はテレビ会議の映像ってことになるが、一般論で言えば、そういったどういう行政指導、あるいは根拠等に関して検討する事になる。
○東京新聞森本:★
まえの答弁ではケースバイケースという事か?
○松本:
ハイ。どういった根拠でどういった形で行えるかについて、少し社内で検討する必要があろうかと思っている。
○東京新聞森本:★
「前向きに出す方向で検討したいという報告を受けている」という、国会の場での枝野さんの答弁だが、これは枝野さんが、嘘、思い違い、査証、という事ですかね。この枝野さんの発言は。
○松本:
私どもとしては枝野大臣がどういった考えで発言したかは知らんが、すこし繰り返しになるが、現時点でテレビ会議の公開、非公開について検討しているのは事実であるが、今のところ、まだ決定している事実は無い。
○東京新聞森本:
決定していない事実がないという事は、前向きに出すという方向で検討したいという枝野さんの認識は、今、現時点で東電としては誤りであると。
○松本:
私どもが申し上げられる範囲としては、現在、公開、非公開を検討しているのは事実だが、今の段階で公開したという事を決定していることない。
○東京新聞森本:
前向きに出す方向という言葉遣いを枝野さんはされたが。この点については如何か?
○松本:
枝野大臣がどういう発言をしたかは、報道を通じて承知しているが、私どもが今、答えられる範囲としては、先歩道申し上げた通りだ。
○東京新聞森本:
ぼくが聞いているのは、前向きに出す方向で云々と枝野さんが言ったことはニュアンスが違ったという事か?
○松本:
あのう、私どもとしては現在、公開、非公開を検討しているのは事実だが、今の段階で公開を決定することはない。と、いうのが今の社内の状況だ。
○寺澤:
よろしいでしょうか!
○東京新聞森本:
テレビ会議の記録だが、現時点で消去、破棄、破壊、それはやってないよな?
○松本:
保管されている。データルームは本店にあるのか?データルームというルームではないが、いわゆるDVDと言う形で保存されている。
○東京新聞森本:
本店に全部保管されてる?
○松本:
本店に保管している。
○東京新聞森本:
先程の解答だけ、迅速にお願いできるか?
○寺澤:
はい。申し訳ないがこの会見の場で出来ればアレだが、出来ない場合は記者室の方で報告させて頂きたい。
○ニコニコ七尾:
枝野大臣だが、以前伺ったときは行政指導権の行使は、まだ政府事故調も残っていると思うが、政府事故調でも公開しない場合には考えるという言い方をされていた。で、政府事故調はこれを見てないよね?
# 自分の口から決して国会事故調について言及しない枝野。口にするのは民間事故調と政府事故調。
○松本:
政府事故調も国家事故調も私どもからどう調査しているかについてはいえない。
○ニコニコ七尾:★
ただ国会事故調が今回、テレビ会議映像を見させて頂いたという事を公の場で発言されたので、それで聞いているが。政府事故調があったときはビデオを東電のほうから入手したという事はないのか?
○松本:
政府事故調で確認してくれ。
○ニコニコ七尾:★★
わかりました。木野さんの件だが、2,3寺澤さんに確認したい。東京新聞で7月7日にフリーライター木野龍逸氏、東電記者会見出入り禁止処分にという記事が出ていた。これは見ていると思うが、この中で3点ほど確認させてくれ。
記事の中で東電は総会のプレスルームで取材する報道人に、音声や映像をそのまま流さないように求め、木野さんから同意書も取っていたとある。この中で伺いたいのは同意書は取っていたと言う事で良いか?こういう記事があるが。
○寺澤:
今どこの部分を見ているか?
○ニコニコ七尾:
記事の冒頭だと思うが。「東電が総会プレスルームで取材報道人に音声や映像をそのまま流さないように求め、木野さんは知らなかったが同意書も取っていた」という記事が。
○寺澤:
ちょっと東京新聞は、こちら特報部だよな?
○ニコニコ七尾:
そうですそうです。
○寺澤:★★
あっ、すいません。同意書はICレコーダの使用について同意書を貰っている。
○ニコニコ七尾:
この記事によると木野さんは知らなかったということで、木野さんはその同意書にサインしていないと受け取れるが。それは後ほどで結構なので。
○寺澤:
定時株主総会というお知らせ部分を事前にメディアに配っているし、そこの中についてはICレコーダーの利用については取材のための記録目的である事に同意を頂いた方に限り、利用頂く事が出来るという事で詠っている。
○ニコニコ七尾:
そうすると、要するにそれの書面申込書という事で同意書を取っていた、そゆこと?
○寺澤:
そういう事になる。
○ニコニコ七尾:
現場で新たに取ったという事ではない?そこだけ確認を。
○寺澤:★(確認タイム15秒)
プレスルームに入って貰うときに取材という事で名前を記入して貰ったし、そこに記載されている。
○ニコニコ七尾:
なるほどなるほど。わかりました。後2点。そう言ったルールについて、これは株主総会にも適用されていたのか?★要するに株主総会に入る方に対しても同じような、
○寺澤:
基本的に株主総会の株主にも撮影、録音については遠慮頂く形でリーフレット、会場の中で壁紙で紙を貼って周知している。
○ニコニコ七尾:★
当然同意書は取ってないけど、その周知はしていたと。録音や今回のルールを守らなかった場合に、会見の出入り禁止は事前に決まっていたのか?それとも決まってないですよね。それは。
# プレスルームで同意取れば冒頭以外録音は出来たの??会場の株主が録音した訳じゃないの? なんか想像してた状況がわからなくなってきた… orz
○寺澤:
そこの所は個々に判断させて頂いたというところだ。
○ニコニコ七尾:★
個々というのはその場で検討して、
○寺澤:
そう言う意味では総会におけるルールを守って頂けなかったという事であり、
○ニコニコ七尾:
その場で検討されたと。
○寺澤:
はいはい。
○ニコニコ七尾:
その場で裁量で検討された結果と?
○寺澤:
そういうことだ。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○朝日木村:★★
先程の関連だが、取材手法を東電が提示したのに、取材するジャーナリストの方が納得しないという事で、取材した者に対して、それを会見に出席拒否という形で対応するというのは、これは取材の自由の侵害じゃないのか?一方的な決定ですよね?
○寺澤:
取材の自由の侵害かどうかはわからないが、私どものルールを守って頂けなかったことで、私どもの様々な場においてもルールを守って頂けないのではないかという事で、当社の施設内での取材活動を遠慮頂くという事だ。
○朝日木村:★★
ルールは話し合いで決めたのか?取材のルールは。一方的な東電のルールじゃないのか?
○寺澤:
ま、いろいろな説明会の中では説明している。
○朝日木村:
それを木野さんときちんと明確に、
○寺澤:
会見の中でも!木野さんから質問頂き、それについては説明している。
○朝日木村:★★
私は出席を拒否するのはおかしいと想っている。
○寺澤:
意見として承る。
# 東電がルールだ。東電に都合の悪い質問しか記者はいらないんだよ。国費1兆円投入で救われた国営企業が我々の一方的なルールに従え。新生東電最初の仕事。正論に対してはご意見として聞いておくで回答拒否でございます。
○ニコニコ七尾:★★
この東京新聞の記事の一番最後に立入りを断っていると。広報部は、と括弧書きのところだが。最後に機関は決めていないという発言がある。確認した?
○寺澤:
はい。
○ニコニコ七尾:
これはそれでよいか?
○寺澤:
ケッコウでございます。
○ニコニコ七尾:★★
つまり、いろいろ、また再検討されるして、永久という事では、それも決めていない、詰まり解除される件もあり得るという事でよいか?
○寺澤:
何れにしても期間は決めていないという事だ。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○寺澤:
明日の作業予定。2号機PCVガスサンプリングを実施する予定。ガスバイアル瓶による未臨界の判定だ。滞留水の移送関係、3号機タービンビルの地下からプロセス主建屋への移送を停止して、雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送する予定だ。以上だ。
それでは本日の夕刻会見を終了させて頂く。
~ 終了 18時53分