プラントトラブル報告なし。7月15日実施の魚介類サンプリング 最高は2F敷地沖合2km付近で底引き網で採取されたマツカワ1670Bq/kg。29日発生の体調不良者は熱中症診断。日曜入院で本日退院。7月の熱中症実績は通算5名との事。
報告2件。月に一度の厚労省提出の福島第一作業員の被ばく線量評価結果6月分。東電社員最大被ばく線量は10.76mSv。平均で0.71mSv。協力企業の作業員が12.11mSv、平均1.10mSv。
ライブカメラの位置を変更する旨の報告。3号機、4号機を中心にみられるよう4号機原子炉建屋の南西方向約300m地点にカメラ設置。明日8月1日 10~11時に切り替え予定。この間、一時的に見れなくなるとの事。追加ではなくカメラの移動。
下請け作業員の鉛カバーによる被ばく線量偽装、厚労省の再発防止検討指示について東電の対策案を本日提出。計画線量3mSvを超える場合は特注の線量計が外から見えるタイベックで対処する旨の報告。
ビデオ映像公開方針再検討結果。8月6日スタート変更なし。ビデオ録画期間3月15日までに変更なし。その時に東電編集映像10分提供変更なし。見る前に東電意向に同意ないと見せないに変更なし。東電編集映像が報道されてから考えるがなと。
で。変わった点は、パソコン台数40台→60台増量、公開期間5日→1ヶ月(期間限定公開に変わりなし)8月6日と7日の受付締切を明日の午前中までに延期の3点。異論は大手メディアから朝日のみ(木村記者)後フリー記者とニコ動。
○プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 91.0KB)
- ★福島第一原子力発電所映像配信用ウェブカメラ「ふくいちライブカメラ」設置場所の変更について(PDF 356KB)
- 【写真】 福島第一原子力発電所映像配信用ウェブカメラ「ふくいちライブカメラ」設置場所の変更について
○報告(何れも厚労省)
○環境モニタリング・サンプリング
- ★魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 17.0KB)
- 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>の訂正 -平成24年6月15日公表分-(PDF 76.3KB)
- 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>の訂正 -平成24年6月8日公表分-(PDF 82.9KB)
- 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 545KB)
- 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 392KB)
■福島第一の状況
○寺澤:
それではこれより平日の夕刻会見を始める。本日、メールで案内しているが、テレビ会議の録画映像公開についての説明をすると申し上げている。
従って、本日は先ず、福島第一のプラント状況を先に説明し、皆さまから質問等を受け、その後、録画の公開についての方針について改めて説明する形にさせていただく。従ってDVD公開の件については技術陣は退席させていただくのでご理解頂ければと思う。それではよろしくお願い致します。
○松本:
7月31日夕刻の会見を始める。
[原子炉および格納容器の状況]
[使用済み燃料プール]
については大きな変化ない。パラメータについては記載のとおりだ。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機から雑個体廃棄物処理建屋への移送は本日9時31分で水位調整のため一旦中断。3号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は本日、9時47分から再開。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーで高濃度汚染水処理を継続実施中。
[その他]★
昨日、連絡した29日日曜日に発生した体調不良の作業員の方2名に関しては、本日、診断結果が出ており、1名の方は熱中症、もう一名は熱中症と脱水症と診断。日曜日に入院したが、本日退院している。
■環境モニタリング・サンプリング
続いて魚介類のサンプリング結果が出ているので報告する。★(http://j.mp/MYGtJc)本日は 7月15日に実施した木戸川沖合3つの地点、それから福島第二沖合2km地点の刺し網になる。
1枚目の裏面の下、7月9日にサンプリングしたものだが福島第一沖合10km、それから2枚目裏面、2F沖合10kmでの底引き網でのサンプリング結果だ。★★最大は マツカワ。セシウム134/137合計値で1670Bq/kgという状況だ。
続いてこの魚介類のサンプリングに関して訂正の連絡をする。こちらはA4盾になっており資料形式では正誤2段書きになっているものだが、6月8日に公表した資料、それから6月15日に公表した資料のうち、シログチという魚とニベという魚を誤って掲載している。
「シログチ」があやまりで正しいのは「ニベ」だったので本日詫びて訂正する。なお、1枚目裏面上の段。シログチとニベが完全に分離できていない状態で測ってしまったので、こちらはシログチ、ニベを含むという形で記載した。
# ブレンド?
■報告(厚労省)6月の作業員被ばく状況の集計
★★続いて枚追記実施している被ばく線量の評価状況について、本日、厚労省に報告したので状況について連絡する。資料タイトル「警報付き個人線量計を外部から視認できる方法の検討結果について http://j.mp/MYGxIR」
2枚ものの資料であるが、1枚目真ん中辺りに報告内容を抜粋している。6月に新たに作業に従事した作業員は647名。外部線量の最大値は12.11mSv、内部被曝については優位な値は確認されていない。
個別の内容。外部全量の被ばく状況だが、表1には今年の4月、5月、6月でのそれぞれ東電社員、協力企業の線量状況を記載している。6月分が一番右に。★★東電社員最大被ばく線量は10.76mSv。平均で0.71mSv。
★★協力企業の作業員が12.11mSv、平均1.10mSv という状況だ。下の段、表2が外部線量と内部被曝線量の合算値だが、こちらは昨年3月から6月までの累積線量という状況だ。最高線量に関しては違いがないが、低い線量の方の増減がある。
なお、表2の中の昨年3月から今年6月までの累積線量で、10mSv未満のところが、東電社員1761名。協力企業が1万3345名という状況だが、内訳を話すと、東電社員1761名のうち、0~5mSvのものが1396名。5~10mSvが365名という状況。
協力企業の作業員が1万3345名。0~5mSvが10779名。5~10mSvの方が2566名という状況だ。引き続き被ばく線量低減に向けて計画線量と実績との差をきちんと把握したいと思っている。
2枚目裏面の表4を見るんだ。特定高線量作業従事者の外部被ばく線量と内部被曝線量の合算値だが、こちらは緊急被曝限度100mSvが適用されているものであり、6月現在、541名のものがいる。全て東電社員であり、
こちらも100mSvを超えないよう、現時点では低い線量での仕事に従事して頂く管理を実際にやっている状況だ。本日の報告内容は以上だ。それからこれに関連して連絡のつかない方が10名いるが、現時点の調査状況についても10名のまま。
★先日、放射線作業従事者に関して18歳未満の方が作業していた事(法令違反)が判明しているが、その際に説明したが8名の方がまだ、公的身分証明書での東電側のチェックが終わっていないことで説明しているが、本日全ての確認が終わり、
最終的に18歳未満のもので作業に従事したものはトータル2名という状況だった。以上、報告させていただく。
■報告(厚労省)下請け企業 作業員の被ばく線量偽装防止対策
★★もう一件、厚労省に報告している事項だ。「警報付き個人線量計を外部から視認できる方法の検討結果について http://j.mp/MYGxIR」こちらは先日、7月24日になるが、
鉛カバーを個人線量計APDに装着して線量を適切に計れないようにしたという事例があり、そちらに関して厚労省から2件の指示のうち1件だ。こちらはタイベックの下に線量計があるので、線量計になにか不正な操作をした際に見つかりにくいことから、
旨の線量計に関して、外からチェックの聞くような方策が出来ないかということで指示を頂いた。要点は高線量被ばく作業、APD警報設定で3mSv以上の作業に当たるものに関してはては10月を予定している。
報告した内容については1枚目裏面から添付で検討内容、報告事項について記載している。実際に採用するのは2枚目裏面、図4に対策案③イメージにあるが、左胸の前に線量計を置くことになるが、
その前のタイベックは透明のビニールカバーになっているように設置し、外から旨の線量計、青いタバコサイズより少し大きい箱があるが、そこに何か鉛カバーを付けてないことが分かるような仕組みにしたいと思っている。本日、こちらを厚生労働省に報告している。
■ふくいちライブカメラの設置場所移動の案内
最後になるが、★★ふくいちライブカメラの設置場所変更について連絡する。(http://j.mp/MYGtsC / http://j.mp/MYGAV1)ふくいちライブカメラについては、これまで下の撮影地図で見る通り、1号機の北西側、免震棟の階段の上から1,2号機を主に撮影していたが、
3号機、4号機の燃料取り出し用カバーの建設とか、がれき撤去工事が進捗していること等をふまえて、今回、南側の設置場所を変更する。
具体的な場所については青い丸がついているところがあり、4号機の原子炉建屋の大体、南西方向に300m程度の所にカメラを設置し、3号機、4号機を中心に見て頂けるようになると思っている。この写真でははっきり分からないが、
1,2号機、現在使っているライブカメラには薄い防水用にカバーを掛けてあり、ここに薄くカバーの繋ぎ目の線が見えているが、この線については改善をはかり、今回、アングルが変わった際に、こういった線がないようにすることとなっている。
★この映像の切替作業を明日、10時から11時に予定しており、この間、ライブカメラについては配信を停止する。11時頃、新しいライブカメラでの配信となる。
本日、私からは以上だ。
■質疑 13分11秒~
○朝日ただ:★
個人線量計で質問だが、これはAPDの対策にはなると思うが、バッジ式の線量計について、不正なことが行われないようにする対策みたいなものはこれで対応できるのかどうか。あと、ここに書いてある以外の当面のタイベックを着る以外で再発防止策はなにか考えていたら教えて欲しい。
○松本:★
先ずガラスバッジに関してだが、今回特に対策を講じていないが、APDの指示値とガラスバッジの指示値を毎月比較することになるので、その際、極端にガラスバッジの線量計が低くてAPDの値が大きいということになると異状ではないかということで評価を進めたいとおもっている。
これ以外の再発防止対策だが、先ずは作業員にはこういった線量管理を適切にして欲しいということに関して、いわゆる企業連絡会を通じてお願いしているところだ。
# 頭から予防策を講じるき気ゼロ。事後対策できるからいいだろと。
また、そういった、あのう…5秒… 現在、アンケートを進めているが、そういった、まあ、不正をした、ああ、ことがある、あるいはことがある指示をしたことがることに関しては、今、アンケート調査を進めた上で回答の内容において更に調査を進めていきたいと思っている。
# 問題となった作業員の作業従事者資格の取り消し手続きを告知した上でな。申し出た場合は働けないようにするぞと告知した上でな。しかもアンケート調査は元請けに丸投げ。自体を重く見た東電が自ら指示を出したのだと。偉いなあ。東電は。
また、以前から紹介しているが、Jビレッジ等には当社への連絡窓口を案内しており、特にこういった労働条件に関する疑問、企業、雇用主から言われている事と実際が違う場合は連絡欲しいと言うことは案内しているところだ。
○朝日ただ:
そこの認識を確認しておきたい。ガラスバッジ、いわゆるバッジ式の線量とAPDの線量を 違いがあればわかるといったが、実際にそれは付きあわせて確認をされていないんじゃないのか?
されていたらそういう、ある主の抑止策になると思うが。そういうAPDの値とガラスバッジの線量は企業ごとに毎月チェックしているのか?
○松本:
各企業の方でガラスバッジの線量計とAPDの線量計、まあ、どちらを正にするか、というところは各企業によって違うようだが、そういったところで確認されていると聞いている。実際にどれぐらいきちんとやっているかについてはチョット確認させてくれ。
# あくまで人事。東電は知らない。ちょっとで確認できる内容でつか。
○朝日ただ:★★
つまり、そこを確認してもらわないと、APDだけやっても正の数字としてバッジを使っている場合、バッジだけ隠せばいいということに成りかねない。実際、エネシスはバッジのデータしか放管手帳に書いてないと思うが。
その辺りをちゃんと確認してもらえないか?今の松本さんの話では、ちゃんとAPDの話とガラスバッジの数字を毎月突き合わせているというふうに一般に人は取られると思うが。実際そんな事やってないでしょ。
○松本:
あの、ちょっと確認するが、先ず、それと、えっと、東京エネシスの場合は、APDとガラスバッジの場合は、APDを正に採油していると聞いている。
# 確認しないとわからない内容なの?これが???エネシスはガラスバッジだ。んなこと聞いてない。
○朝日ただ:★★
言いたかったのはAPDだけのところもあれば、ガラスバッジを取っているところもあり、結局バッジだけ、じゃあ、見えないところで鉛で覆うみたいなことが想定できなわ訳ではもないと思うので。
穿った見方かも知れないが、対策としてどうなのかという部分があると思う。その部分の考え方と本質的には、いくら見えるようにしても、今回、現場でちゃんと監視ができていたのかというと限界があると思うので
、その辺り見えるようにしたから、これ全部防げるのかと言い切れるのかというのも含め、今後、更に対策を強化できる部分はなにか考えてないのか?
○松本:
今のところ、何か新たな対策では考えていないが、やはり、最初の放射線管理の入所教育の段階では、私ども放射線から先ず身を守るという意味では、線量計の重要性については、まあ、色々教育というか、教えているところであり、
そういったところで不正をしないようにということで、先ず、大前提としてはそういう教育をしているところだ。
○寺澤:
宜しいか?
# 放射線は安全で便利、プルト食えるしと電力会社の幼児教育。
○ニコニコ七尾:
2点ある。18歳未満の作業員の問題もあったし、以前にお願いしたが、作業員の年代別の内訳について公表の検討をお願いしていたが、その後いかがか?
○松本:
あの、今のところまだ年代別に集計するってなところまで進んでいない。あらたにデータベースを探って行かないといけないので、今のところ、まだ、準備もできていない。
○ニコニコ七尾:
引き続き検討はされている?
○松本:
出来るかどうかも含めて検討させていただいている。今の段階で直ぐ出来るというものではないということだ。
○ニコニコ七尾:
わかりました。よろしくお願いする。それとふくいちライブカメラの設置場所変更の背景説明だが、このペーパー(http://j.mp/MYGtsC)の中に視聴者の皆さまのご要望というところがある。これは要望の中身はどういった中身か?要するに4号機を移して欲しいという要望か?
○松本:
あの、4号機というか、今の映像だと昨年5月にこのライブカメラを設置した際には、まだ、1号機が建屋カバーの設置前であり、その後、建屋の設置工事が終わるとこういった状況になり、あまり、なんというか、工事の進捗状況とか、作業現場の状況がよくわからないというような、まっ、声は頂いているし。
また、私どもの会見の中でも一部、3,4号機側を移して欲しいというような意見もあったので、今回、まあ、適当な場所が見つかったので、ええ、こういったところからの方向から見ようという形で設置し直すことになる。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○NHK横川:
ふくいちライブカメラだが、従来から設置しているカメラは撤去して、映像はなくなるということになるのか?
○松本:
ハイ。切り替える。
○NHK横川:
将来的なことで言った時に、今は1号機川があまり見えないのでという話だったと思うが、ようするに将来的にこっちの角度からつけるということもありうるのか?
○松本:
そうだな。未来永劫。この形でという事ではないので。今後、現場の状況に応じてカメラの状況は変えていく可能性はあると思う。
# 未来永劫 (・∀・)イタダキマシタ
今後、4号機に関しては、今後、建屋カバーが来年の夏から秋にかけて完成すると、ある意味、1号機と同様な状況になるし、その時にはまだ、3号機にはがれきの撤去を並行して進めている状況だ。
来年の夏頃には、ほぼ、今見えているような倒れているところは片付いていると思うが。その後、ええ、まあ、2号機、1号機の方で作業に合わせて、また移設することはありうると思う。
○NHK横川:
容量的に2箇所やっておくのは難しいのか?
○松本:
今のところは1箇所でのライブ配信としている。
○NHK横川:
それは容量的なものというか、、
○松本:
容量、それから技術的な問題とか、あと、2本同時に出来るかっ、てなところもあるんで、現在1本という形にさせて頂いた。
○NHK横川:
わかりました。線量関連の話だが、タイベックに見えやすい穴をつけるということだが、基本的影響ないと思うが、そこにそういうのを、つまり、素材の違うものをつけることによる変な影響とかはないという評価は大丈夫ということでいいか?
○松本:
ハイ。いわゆるタイベックは元々不織布であるし、透明のビニールなので、元々それで何か遮蔽をするものではない。その下に来ている下着類に放射性物質が染みこんで行かないというか、そういうものであるので、
○松本:
このビニールカバーに因る影響は殆ど無いと思う。
○NHK横川:
日々の報告で熱中症だが、29日これで二人ということだが、今シーズン、トータル何人かは分かるか?
○松本:
今シーズンは確認するが、★少なくとも7月では都合5名が熱中症と診断されている。うち2名は今回、29日発生した意識障害もあるということで、救急車の要請をしたが、残り3名は5,6号機の緊急医療質、それからJビレッジでの休憩、点滴筒で治まっている状況だ。
○NHK横川:
魚類の調査、ただの確認だが3つの核種以外は調べてるのか?
○松本:★★
この3核種以外も調べているが、殆ど検出されていない状況だ。チョット確認するが、一部、★★銀が出たっ、ってなところもあるので確認する。
○NHK横川:
どっかタイミング見て、その多核種はこういう状況ですというのは出していたか?
○松本:
まだ、その他の核種については公表してない。確認させてくれ。
○NHK横川:
ありがとうございます。以上だ。
○松本:
先ほどのタイベックのガラスバッチの話があったが、今回の新しく作るタイベックは、右胸、左胸、両方が透明になるので、まあ、ガラスバッジのほうが鉛カバーを付けるということでは、まあ、見たら直ぐ分かるというような、新しいタイベックにはなっている。
右と左だ。まあそうだな。どこまで、その、なんというか、悪意を持って考えるかっ、というところもある。
# 何でそのような法令違反、偽装が起きるかという多重請負についての問題意識ゼロ。悪意を持ってって。よくもまあ、そんな被害者面ができますな。感心感心。違法請負はどうなったの。追求しない記者クラブ。
この写真の通り、青い線量計になっているので、まあ、新しく作った鉛カバーを青く塗ってだな、中々外から見てもわからないようにする、というような、そこまで、ええ、まあ、やろうと思えばやれるが、そこは本人、それから、まあ、協力企業全体の意識の向上を図る必要があろうかと思っている。
# 鉛カバーそのものが問題じゃないし。鉛カバーをどうして付ける行為に及ぶのか。まるで人事他人ごと。どこまでも清々しい東電広報。
○日経村上:
タイベックについて。特注品でご用意されるということですが、何着ぐらい必要になる?
○松本:
えっとだな。いわゆる総数は難しいが、現在、3000人ぐらいが働いており、高線量に当たる1日辺り3ミリシーベルトになるような作業員が、★★だいたい数%、3%程度いるので。必要着数ということでは数十着が1日あたり必要な着数ではないかと思っている。
まあ、ある程度、数日間に渡り必要なので、それ異状確保する必要があるし、先ずは高線量3mSvで先行して着用するが、その後、着用して頂く線量を徐々に下げていきたいと思うので、順次、こちらに切り替えていく予定だ。
○日経村上:
この3mSvは、要は計画線量が3mSv以上の作業に携わる方がこれを着る、そいうことか?
○松本:
はいそうです。まあ、今回、動機がどうだったのかっ、というところについては、高線量の所で線量が上がるというところが動機の一つと聞いている。少なくとも高線量の作業に関しては、そういった同期がありうることで、先ずはこの方々という形で考えている。
# 線量を着用する…
○松本:
ただ、一方、説明したようにタングステンベストっ、を着るようなことでありますと、物理的に中を見るのが難しいことと、それだけ放射線防護を行った上で入る、ってなことなので、そういう不正はするような動機はないだろうと思っている。
# 東電は調査に直接関与していないのに作業員が違法行為に及んだ同期を語る東電。すばらしい責任感。
○日経村上:
正しく装着されているかを毎回毎回、東電の方が確認されるのか?
○松本:
あのう、基本的には毎回毎回というか、外から見てわかりますよっ、という抑止効果を狙っている。
○日経村上:
ありがとうございますう。
○松本:
先ほど、NHKの質問にあった熱中症だが、7月分といったが、7月分でも5名だし、今年度の発生数も5名だ。後、熱中症ではないが、脱水症と医者に言われて、何というか、緊急医療室で休憩、点滴を打った方も何人かいるが、そういった方々は月毎にまとめてお知らせさせて頂ければと思う。
○NPJ吉本おしどり:★★
18歳未満の作業者の方が2名いたということで、具体的に何歳と何歳の方なのか?被ばく線量の分布等(http://j.mp/MYGnB8)についてだが、この1の被ばく線量のところで、
10mSv超 20人以下、20mSv超 50人以下の方々の今年4月~6月の人数分布を見ると、東電社員より協力企業の方が圧倒的に多い。具体的にどういう作業なのか教えて欲しい。そして協力企業とひとくくりにしているが、
★★わかれば元請けなのか、何次受けなのか分かる範囲で、今回答できなくてもいずれ教えて頂ければと思う。そして、反対側の3の特定港線量作業従事者のところだが、
これは私が以前から聞いていた後任者がいないので配置転換が出来ないという方々のことで宜しいか?もし、その方々であれば、この5月期で527名という事だが、以前、松本さんは、この527名のうち 246名が50~100mSvといっていた。
この分布では新たに加わったものしか載っていない。今まで累積線量というか、どのような分布になっているか、これは見づらいので、そのような表も示していただけるとありがたい。
★★鉛カバーだが、以前、松本さんはガラスバッジとAPDはそんなに違いがなかったと。で、鉛カバーを付けてもそんなに遮蔽効果が出なかったというエネシスの深刻をおっしゃっていたが、これはエネシスさんの自己申告のみで、東電が特別にテストなどはされなかったのか?
というのは、東京大学の物理の先生が2ミリ厚の鉛で線量計の検査をした所、遮蔽は課題かもしれないがという注釈付きだが、鉛カバーをつけると線量が6分の1になった。そのテストがネット上に上がっていた。東電としては何か、新たに鉛カバーにおいての試験をされたのかどうか。お願いする。
○松本:
先ず18歳未満が福島第一で作業に従事した件だが、こちらは2名おり、当時の年齢だと17歳と16歳の方だ。それから線量分布だが、こちらは私どもと協力企業とでそれぞれ業務している作業が違うので、こういった分布状況になっている。4月、5月、表1に関すると、逆にというと変だが、
いわゆる作業としては恒常的な作業が続いているので、こういう感じになっているが、昨年3月からの累積という形では、逆に逆転している状況でもある。従って今後も被ばく低減に関しては、私ども社員、協力企業の社員、それぞれきちんと取り組んでいきたいと思っている。
★★それから協力企業の中で元請け企業とその他の企業にわけて集計できているかについては、チョット確認するが、基本的にはこちらは一括して元請けから報告を受けているので、そういった分類は難しいかと思う。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。もう少し具体的にどういう作業かというのは、今、回答はして頂けないということか?
# とどのつまり、丸投げの責任放棄。東電、電力会社は一切把握しない、何かあっても一義的責任は協力企業にあるという大元が関与しない被曝労働者の上に成り立っている日本の原発労働事情。
○松本:★★
線量が高い作業に関しては、こちら6月分でいうと協力企業でいうと12.11mSvの方がいるが、こちらは3号機建屋のがれき撤去に従事した作業員だ。それから表4の特定港線量作業従事者だが、こちらは質問にあった通り、
# 作業と被曝の関係は集計したがらない東電。どういう作業が被ばくが多くて、ということが作業員に知れたら、被ばく労働させる前から作業に好き嫌い出かねないとか、どうせ、そんなくだらない企業側の事情。
私ども社員の中で、100mSvという事故時緊急被ばくの線量限度を適用しているものであり、なかなか技術伝承の観点から代わりの者がまだいないということで、福島第一で特別な管理をしながら働いている状況だ。
表が醜いという指摘があったが、この表の一番右側が平成23年3月から24年6月までの累積であり、こちらでみると50mSvを超えて100mSv以下の者が257名いる状況だ。全体の分布は一番右端の覧の状況であり、こういった50を超えて100の方、
それから20~100mSvの方が、今後増えていかないように4月、5月、6月では低い線量で抑えるように、まあ、仕事の内容を調整している状況だし、また、541名が6月分でいるが、そのなかでも109名に関しては管理区域の入域のないような仕事と言うとで進めている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。わたし、少し表の見方がわからないくて。この10超え~20以下という方は、新たに加わった方か?
○松本:
いえ。計の人数が下から3行目になるが、例えば6月でいうと541名のうち、6月文の被ばく線量という形で、10mSv以下だったものが、540名。それから10を超えて20以下のものが1名いたという状況だ。で、54名のうち、下の所に注釈を打っているが、109名に関しては、そもそも管理区域に入らなかった、という人間だ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、その10超え~20以下の方が追記を追う毎に累積で、例えば線量が増えていくようなのは、どういった形で読み取れば良いのか?
○松本:
あのう、これ、毎月毎月出ており、例えば先月分だと、この一番右端の覧が昨年3月から24年5月という形で出ている、従っておそらく、その際にこの1名の方がプラスになったという形で見えていく状況になる。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。以前のものとどんどん見比べないとそれがわからないので、一括して分かるようなものを示して頂ければと思うが。
○松本:
私としては一番端の昨年3月からH24.6月までの、いわゆる事故時緊急被曝限度の100ミリシーベルトが適用されているものが、どれぐらいの割合でいるかというところが重要であり、こちらを公表している。
# 鉛カバー対策で 3mSv というのに、この分布は10mSv以下はみな一緒。事故直後の極端に高かった時期と比較して、ほれ、低いだろう、低いだろう、ということがアピールできればいいので。積算が知りたいわ。
○NPJ吉本おしどり:
その必要はないということで。わかりました。ありがとうございます。
○松本:★★
それから、鉛カバーの件だが、こちらはガラスバッジとAPDの比較をして差がなかったということをやったのは東京エネシスの聞き取り調査の結果であり、★★私どもは直接、このビルドアップ社の方々にヒアリングはおこなっていない。
それから鉛カバーの効果だが、まあ、概算、3ミリの厚さでいうと、まあ、3割から4割程度の遮蔽効果があるのではないかと推計しているが、
こちらは今回新たに実権というか、同じようなものを作り、どれぐらい線量の低減効果があるか、というところを現場で調べている段階だ。こちらは保安院さまからのご指示もあったので、8月13日には報告できると思う。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。
○フリー政野:
確認だが、18歳未満の方がトータル2名は先日の2名を足して4名になるのか、それとも2名か?
○松本:
2名だ。
○フリー政野:
トータル2名の元請けが鹿島建設であるということは広報の方に教えていただいたが、○フリー政野:
その下の元々の孫受けの会社名が鹿島建設の方では教えてくれない。教えて頂けないか?
# 先日の7/17発覚は1名(16歳)で、あと1名(17歳)は今年5月に発覚のトータル2名。
○松本:
ハイ。ふたりとも鹿島建設だが、直接の雇用主に関しては本人の特定に繋がる可能性もあるし、当社としては直接の契約関係がないので、回答は控えさせて頂く。
○フリー政野:
社会的に重要なことだと思うので、少なくとも社会的制裁が会社に対してあるべきではないかと思うので。再発防止のためにも。これは本来は公開されるべきではないかというのは意見としてお伝えしたいと思う。
それから先日、うかがった法令違反に関しての件数だが、保安院に聞いた所、明らかに公表されているだけで36項目の保安規定の違反があった。この36項目に渡り、少なくとも保安規定について違反しているということと、
★★恐縮だが、木野龍逸さんの一度だけルール違反をしたということで、永久的に敷地内への立ち入りを拒んでいることのアンバランスについて非常に違和感があるが。その点は如何か?
○松本:
アノウ、いわゆる私どもが発電所を運営する中で保安規定に違反していることと、木野さんが私どもの会見というか、当社への敷地への立ち入りに関して遠慮頂いていることは、特に比べるような案件ではないと私どもたちは思っている。
# ほんと。比べるには罪の重さが 「万引き(常習)」 と 「晩ごはんのつまみ食い(一度きり)」 ぐらいの差がある。どっちがどっちか言うまでもないけど…
(´・ω・`) シカモ ツミノ ジカクナイ シ… コノヒトタチ
○フリー政野:
比較対象ではないということはわかっているが、例えば普通の記者クラブで何か違反があった場合も、永久に追放するルールはないそうだ。一ヶ月出入り禁止とか。その程度であり、また、それを解除すると。永久に報道する権利を剥奪している状態だと思うが。それは検討、再考の余地は如何か?
○松本:
私ども、記者クラブさまの運営方法については承知していないが、私どもも永久ということは一度も言ったことはないが、今のところ、まあ、記者会見の参加についての判断は未定ということで答えさせて頂いている。
# 永久ということは一度も言ったことはないが「未来永劫」は何度もいう。本日も1回でますた。(・∀・)
○フリー政野:
わかりました。
○読売前村:
鉛カバーの件で。資料(http://j.mp/MYGxIR)の最後のページでチョッキにAPDを収納し、というのがあるが、タイベックの防護服の所にビニール状の何かをつけるという、そういうことではなくて、上から例えば、何かベストみたいなものを着て、そのところの両胸部分が透明とかということか?
○松本:
いえ。まずですね。ベスト状の下着を着て頂く。そこにポケットが2つあり、そこにAPDとガラスバッジを入れるような構造になっている。
その上からタイベックを白い、まあ、現場公開された際に着た方もいると思うが、そのタイベックを着る。通常だと真っ白なので、外から見えないので、この胸の部分が外から見えるように透明のビニールで見えるようにしようという状況だ。
○松本:
対策案1、2とかで他の比較検討をしているが、タイベックの上から、タイベックにもポケットを付けて、そこにAPDを収納するとか、APDそのものを別の首からかけて収納するという案も考えたが、やはり作業性が悪いとか、
# 別の首から… (;゚Д゚) クビ?
あのう、APD自身が汚染すると正しい線量が計れなくなるので、やはり、タイベックの内側にAPDを置いて、まあ、それが外から見えるようにしようということで考えていた。
○読売前村:
素材としてはビニールでいいんでしょうかね。透明なといっていたところ。
# なんかもう。知らない人が聞いたら本質と全く関係ない話をしてるみたい。タイベックと線量計に問題があるかのよう。
○松本:
ビニールで結構だ。
○朝日ただ:
先ほどの再発防止の所で追加の確認だが、松本さんもいわゆる安全教育、意識の向上というのを必要だと言っているが、具体的にどのようにやっていくのか。今までも安全教育とか、配慮とか、
ちゃんと線量を図らないといけないよというのをやっていたにも関わらず、こういう残念な事案が起きていると思うので。そういう意識の向上であるか、協力会社への要請というものを如何に具体的にどうやって行くのか、
# 同じテーマの質問でも読売さまは透明部分の材質が重要。この40年来続く原発労働問題は、朝日がどこまで本腰入れてやってくれるか注目ね。
○朝日ただ:
という考えはおありか?
○松本:★★
あのう、今のところ特段、なにか新しく教育の方法とか、そういったところは先ず考えていないが、先ずはですなあ。今やっているアンケートの結果で少し現場の状況を把握したいと思っている。
# そんな底の浅い問題じゃないでそ。もっと根の深い根っこの部分があるデソ。しかも前の違反者は作業者登録を抹消したからと伝えてからのアンケート。さぞ東電の意向をくんだ結果が返ってくる事でしょう。
今回の東京エネシス、ビルドアップがほんの一例の話なのか、あるいは結構、こういった事案が沢山あるっ、てなことであると、朝日たださんが仰るように、これはかなり重要な問題だと思っているので、
# よういうわ。
そういう意味では教育の再教育とか、指導、徹底のやり方そのものについても、少し検討する必要があろうかと思っている。
○朝日ただ:★★
問題の本質部分はそういう不心得者がいるというよりも、行って線量が上がってしまうと中々仕事を続けられないと。
安全管理のために仕事を続けさせないのはある種、当然だが、そういう人が特に請負とか、協力会社だと仕事がなかなか貰えない。東電の社員だと他の火力なり、水力なり、内勤とか、いろんな仕事の保障がされている訳だが、
そういう保証をされていない人がいるという現実があるのも把握されていると思う。そういう本質的な部分については、東電なりとして、例えば協力会社に一定の雇用を促すとか、何らかの保証をするとか、
そういう線量偽装、いわゆる被ばく隠しをしなくてもやっていけるような、本質的な対策というのは考えようはないのか?
# その労働弱者の弱みに付け込むのが彼らの常套手段。長年積み重ねてきた大元に責任の及ばない法体系。一次、二次、階層が深くなればなるほど実態がつかめない原発を支える労働の実態。多重ピンはね、十分な健康管理受けられず…想像に難くない。
○松本:
アノウ、なかなか元請け企業と、まあ、そのう、一次、二次といったその先の契約に関しては、私どもが特に注文をつけることはなかなか難しい状況だが、指摘の通り、今回の背景となった原因が、
まあ、新聞報道等によると、そういった雇用の維持というか、確保の面があるということであれば、まあ、元請け企業とその面に関しては少し話し合いを続けたいとは思っている。
# あくまで他人ごと。不味い話題は発言中でもすぐに遮れと指示されていることは明らかな、毎度の寺澤氏の司会っぷりも素晴らしい。
○寺澤:
はいっ!それでは私から明日の作業予定を申し上げ、技術関連の会見は終了させて頂く。明日、1号機原子炉格納容器のガス管理システム出口、建屋カバー設備におけるダストサンプリングを実施する。
滞留水移送関係は2号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への移送を再会する予定だ。以上で技術関連のプラント状況の説明は終了させていただく。
~ 終了 18時45分
# この後、松本氏、小林氏、黒田氏退場。広報部 栗田氏と寺澤氏コンビによる「ビデオ会議映像公開方針の検討結果について」 トンデモ会見に続く。
■(第二部)ビデオ会議映像公開方針の検討結果について
○栗田:
公開に関する検討結果についてということで、先だって連絡させて頂いた内容について変更点をピックアップして話す。昨日も話したが、枝野大臣からの指示(http://j.mp/M4wQX8)を頂いて私ども、
# この件に関しては東電HPにプレスでてません。メディアとの水面下での交渉。
何が出来るかということを検討させて頂いた。その結果をお示しする。先ず1点目だ。公開に関する期間について報告だ。こちらは8月6~10日までの公開としていたが、公表するビデオに対して非常に短い時間だという事で、
こちらは相談した上でと言うことで申し上げてきたが、具体的な日程として9月7日までの1ヶ月の公開に提示させて頂いた。8月6日~9月7日の平日の公開だ。8月6日(月)に予定通り開始させていただく。
# あくまで初日はオリンピック期間に。公開期間限定も撤回せず。
こちらは事前説明かをした後、その後、皆さまに1階の閲覧の部屋にはいって見て頂くことを考えている。その後、8月7日~9月7日までの平日10時~16時までで設定させて頂いた。視聴用PC設置台数の増加ということで対処した。
当所40台用意しているが、現状、確保できたもので60台程度と考えている。繰り返しになるが、来る方の人数を数えると、今日も20と30ぐらいの人数だが、やはり、初日とか、二日目ぐらいは混乱が予想されるから、この60台でカバーできるかどうかわからないという状況だ。
そのなかにあたり、先ずは視聴に辺り、日頃から私どもの会見に継続的に参加いただいている方がのメディアを優先し、案内させて頂きたいと考えている。
繰り返しだが、皆さまの公募状況を確認していないので、それを見ながらということになろうかと思う。んで、その次のところは事前の申込、これは8月6日、7日については事前に頂きたいということで申し上げている。
こちらに関しては、もし応募の状況がPCの準備台数を上回る場合は、先ほど申し上げた優先させていただくメディアの方々に関しては、できるかぎり視聴頂けるよう、調整させて頂きたいと思う。
例えば時間を区切って調整させていただく。午前と午後の枠を作らせて頂き、話を頂いたりとか、それが無理であれば、最終的に抽選という形になるかもしれないが、そういったことの対処も考えさせていただいている。
ここはもう一歩、話をさせていただくと、これも27日(http://j.mp/ND7jda)に公表して以来、強く要望を頂いているが、新聞社、テレビ局、特にこれまで私どもの方からこちらの会見に参加いただいている皆さんだが、
ニュースとして非常に速報性が求められるということで、短期間での閲覧を先ずはすることが必要だということで、1台では難しいということを話頂いているところがある。そういう中で具体的に申し上げると、
# 過去の記録映像(証拠物件そのもの)の報道にどこに速報性が求められるんだよ。あくまでオリンピック期間中に大々的に報道やってくれと念押しする東電広報。下心丸出し。最低。速報性を曲解して押し付ける東電。会見を見たほうがいいよ。
朝日新聞、毎日新聞、読売新聞さまさま、日経新聞さま、産経新聞さま、東京新聞、通信社の時事、共同、テレビ局ではNHKさま、フジテレビさまさま、日本テレビさまさま、TBSさま、テレビ朝日さま、テレビ東京さまに関しては、
冒頭の部分でパソコンは2台用意させていただくことが、私どもとしては、そうい環境を整えたいと思っている。繰り返すが、日々、参加している方々、それから、そのなかでもちょっと速報性の求められる媒体の方々に関しては、その席を確保させて頂く。
それ以上の申し込みがあった場合に関しては繰り返しになるが、色々調整させていただく可能性はあるので、是非、そこはご理解頂きたいと考えている。3番目だ。動画提供についての話だ。
こちらは元々話をしているのは、私ども基本は閲覧という形でこの場で見てお願いしますということであるが、ただ、当所、8月6日に開始した日に何ら映像ないまま、報道頂くのは難しい中、皆様の意見を頂きながら、
報道に使って頂けるような素材をということで、という話をさせて頂いた。そこが先行して、提供される画像がそこだけということになってしまっているが、その際、色々意見を頂いている中、ご覧になってから、実際にビデオを見てから、
# あくまでオリンピック期間中に東電が編集して用意した10分映像を報道させたい東電。
やっぱりここが欲しいよ、この間提供してもらった素材の中に入ってないじゃないかというような意見があろうかと思うので、そちらは、また視聴を開始された後で、意見を頂いて、そこはまた、私どものほうで画像を出させて頂くことを考えている。
皆さん希望の映像を後日提供させて頂きたいと考えている。ただし、こちらに関しては、ピーという音、名前と役職を伏せるとともに、やはり、顔のぼかしも同じく入れないといけないとうことであり、皆様の意見を頂いた上で、
その後の処理を考えると、提供までには一定の時間がかることは理解いただきたいと思う。私どもの感覚で行くと、数週間とか、長くなると月単位で確認させて頂いた上で出せる状況になるんじゃないかと思っている。
こちらの件に関しては全てを、という意見があるが、★★150時間すべてをという形での提供は私どもは考えていない。ここに関しては、要望事項を頂きながら、再度、考えさせて頂きたいと考えている。
それから、まだ完全に文字に落とせていないが、要望の高い所で、何らかのファイルに入っている内容についての文字起こし、スクリプトがないだろうかということを頂いている。ここは全てが用意できることは断言できないところではあるが、
この中から、できるかぎり出せるものについて、用意させていただく。8月6日の日に、何らかの形で視聴頂きながら、その文字のデータを合わせてみていただくことが出来るようにと考えている。
もう一つ大きな要望であったが、★★3月15日までとさせて頂いているビデオ映像の公開だが、今回に関して、私どもとしては、先ずこの期間に関しては変更なく、先ず、この状況で見て頂きたいと考えている。
先ずご覧いただき、その後はどうするという断言はここでは出来ないが、反響を聞きながら、また、次ということで、今回の公開に関してはこの状況を検討さていただいたというところである。
公開と少しずれるかもしれないが、大臣からの指示にあたっては、この映像、私どもが公開した後に廃棄するようなことがないようにという指示も頂いているが、私どもとしては、元々そういったこの映像に関しては保管することで考えているので。
そちらに関しても併せてお知らせさせて頂きたい。以上、私どもとしての昨日、本日まで頂いた意見を反映させて頂いた考え方がこうである。こちらに同意頂いた上、次のページには、また、ええ、申込書を書かせていただいたので、こちらに記入頂き、
一旦は、本日の17時という事で話していたが、★★明日の正午に申込いただき、私どもにどれぐらいの方が来るかということも把握しながら、先ず、こちらの方の公開をさせて頂きたいと考えている。
私からは以上だ。質問があれば受けたい。
# (ヽ'ω`)ムリポ この後、全く要望が聞き入れられてない東電のビデオ会議映像公開方針に、前日と同じ顔ぶれ、日木村記者(朝日新聞)フリーランス で質疑大荒れ。何の権限ない栗田に押し付けてる地点で返ってくる返事はゴイケントシテウケタマワル確定の東電強行姿勢。東電と同じく東電10分編集映像だけで終わりにしたいムラの記者クラブメディアは聞き入れ状態。終わってるわ… この国の報道。この件、ネットに資料なし。その上、会見に出席した記者のみ配布の一部議論。連日の東電強硬姿勢を報じるメディアなし。まさに東電と記者クラブメディアで何を報道するかを水面下で協議。報道の舞台裏が見れるのもインターネット中継のおかげ。広がる情報リテラシーの格差。日本人は情報は提供されるものだと思っている上、自分の頭で考えない。アラブの春は来そうにない。