高台にあるバックアップの窒素ガス封入装置の電源非常用DG発電機からの漏洩による運転上の制限逸脱の続報。既に予備の非常用DGに入れ替えて起動確認後に逸脱状態から復帰宣言。油漏洩箇所等の写真紹介等。油漏えい量20L。
UPS故障による4号機使用済み燃料プール冷却停止関連続報。環境改善工事足場材準備に時間がかかるため、UPS設置は8月上旬まで遅れる旨の報告。UPSない瞬時電圧低下によるプール冷却停止リスクあり状態は継続中。
1Fでけが人発生。21日11時41分頃、3号機原子炉建屋南側においてカバーリング工事に従事作業員がパイプ材運搬中に転倒して怪我。肘関節脱臼、右肘関節部座瘡ということで全治約3ヶ月。放射性物質の付着はなし。
2Fで20日発生のドクターヘリ搬送された頭から血を流して倒れていた方の続報。日曜日に病院を退院。今週の木曜日に再度病院で診察を受けて抜糸と再度診断。縫ったみたい。状況の追加情報はなし。質問する記者もなし。
環境モニタ関連。1号機と2号機のタービン建屋地下階の溜り水の核種分析結果報告あり。1号機 Cs134/137が10E+3Bq、2号機 Cs134/137が10E+4Bq/cm3。その他各種は検出限界未満。
冒頭報告メインは本日(23日)開催の福島第一事故に関する技術ワークショップの東電資料紹介。4号機使用済燃料プールの水が急速になくなった場合のマープによる解析結果など興味深い報告多数。質問する記者ゼロ。政府事故調へ出払ってる感。
復旧作業に従事している協力企業の作業員が個人線量計を鉛で雇用主から覆う指示を受け被ばく線量を過小評価していた問題に対するコメント。東電は雇用関係になく東電主導で調査する事案でない主張に質疑紛糾。
質疑は朝日記者3名、NHK記者1名、おしどりさんのみ。政府事故調最終報告関連は読み込んでないので聞くだけ無駄質疑。質疑はAPD被ばく偽装、外国人作業員の被ばく管理等、協力企業の被ばく管理が中心。
○福島第一の状況
○技術ワークショップ
- 東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 1~4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しの取り組み状況について(PDF 1.66MB)
- 東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 雰囲気ガス測定結果に基づく原子炉格納容器内の状況について -水素、キセノン、クリプトンの挙動(PDF 656KB)
- 東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 廃止措置等に向けた中長期ロードマップ及び研究開発計画について(PDF 843KB)
- 東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 福島第一原子力発電所の全体の状況について(PDF 2.19MB)
- 東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 (PDF 581KB)
- 東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 MAAPによる1~3号機の事故シーケンスの詳細解析について(PDF 1.75MB)
- 福島第一原子力発電所の事故に伴う大気への放射性物質の放出量推定関連~平成24年5月24日以降の取り組み~(PDF 24.9KB)
○環境モニタリング・サンプリング
- ★福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)
- ★福島第一原子力発電所の事故に伴う大気への放射性物質の放出量推定関連~平成24年5月24日以降の取り組み~(PDF 24.9KB)
- ★福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.75KB)
○その他
○報道
- 警報付き線量計鉛カバー使用は5人か 数十分作業、発注元調査(産経 魚拓)
- 「線量低くするためやった」 鉛カバー指示の役員謝罪、解雇へ(産経 魚拓)
- 「5人が一度だけ装着」と証言…線量計鉛カバー(読売)
- 作業員が自作 線量計鉛カバー装着問題 (福島民法 魚拓)
- 線量計鉛カバー問題 指示の役員、作業員の安心確保目的と釈明(フジ 魚拓)
- 「線量計の音抑えられる」鉛カバー指示の役員会見 (朝日TV 魚拓)
- 鉛カバー、5人が装着 建設会社役員「線量の不安軽減」(河北新報 魚拓)
■福島第一の状況
○松本:
7月23日夕刻会見を始める。
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系からの注水を継続中。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。格納容器窒素ガス封入に関しては、先週金曜日の夕方に待機している高台窒素ガス供給装置の電源装置ディーゼル発電機に漏油があり、運転上制限逸脱を宣言した。
既にメール等で連絡しているが、★漏油箇所を写真で説明させていただく。http://j.mp/LH3s92 こちらに関してははじめに裏面から説明する。窒素ガス封入設備系統図というのがある。
1,2,3号機の原子炉と格納容器に関しては、窒素ガス供給、封入を行なっているが、通常が青い矢印で書いた常用運転中と書いてある窒素ガス分離装置AとBを用いて並行運転することでどちらか一台が故障停止しても、窒素ガス封入を途切れさせない運用を行なっている。
A、B2台とも故障した際のバックアップで用意している下側の高台窒素ガス分離装置というのがあり、こちらに電源を供給するディーゼル発言機から今回、漏油があった状況だ。したがって格納容器圧力容器への窒素ガス封入は止まっていないが、
バックアップ予備系の故障ということである。この高台窒素ガス供給装置に関しては、いわゆる原子炉注水装置のバッファタンクがある所に設置しており、ここでいうと紫色の処理水バックアップタンクの北東側にPSA5号というのがあるが、
こちらが当該の装置だ、左側の写真に青色の箱があるが、こちらがPSA5号に設置している専用のディーゼル発電機であり、そこから約20Lほどの経由が漏洩した状況だ。漏洩箇所は調査の結果2箇所あり、一つ目は青い箱の蓋を開けた所に、あるエンジン上部のゴムホース。
http://j.mp/LH3s92 写真左側。ホースの根本に当たるところから漏油があったということで、テープで補強して油漏れは停止。次の写真は説明をすると、二枚目の写真の奥を拡大したのが裏面の写真。
漏洩箇所の①の奥側に燃料用フィルターゴムホースがあり、そのところでもホースのところから漏油があるということで油漏れは停止している状況だ。今回、非常用ディーゼル発電機は2箇所をテープで補強して油漏れは停止させているが、
実際にはもう一台、非常用ディーゼル発電機を発電所内から確保し、そちらの方で電源が供給できる確認をして運転上の制限逸脱から復帰している状況だ。そちらに関しては翌21日早朝に終わった作業状況になる。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。プール温度は記載の通り。なお、★4号機に関しては以前、制御装置に用いている無停電電源装置UPSの故障があり、そちらの環境改善工事を行うことで工事を進めているが、
現場の足場材の準備に時間がかかるということで、UPSの設置工事は8月上旬頃まで時間がかかるということで工程上の見直しを行なっている。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機については引き続き雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を継続中。3号機に関しては7月21日までの16時49分まで移送を行なっているが、水位調整のため、一旦移送を中断し、23日14時52分から移送を再開している状況だ。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
大きな変化はない。サリーを用いて高濃度汚染水処理継続。
[その他]
上から2つめのポツ。http://j.mp/LH3nlH 先ほどいった高台窒素ガス分離装置の故障の時系列をまとめた。19時14分に保安聞いていに定める運転上の制限を満足していないという判断をし、21日2時29分に復帰したと考えている。
一番下。★★こちらは土曜日だが、7月21日11時41分頃、3号機原子炉建屋南側においてカバーリング工事に従事していた作業員の方がパイプ材を運搬中に転倒し、怪我をしている。5,6号機側の救急医療室に搬送し、医者の治療を受けているが、
救急車で病院に運ぶ必要があるということでJビレッジ経由でいわき共立病院に搬送している。怪我の診断結果としては右肘関節脱臼、右肘関節部座瘡ということで約3ヶ月の治療が必要と聞いている。
なお、放射性物質の付着はなかった。★★20日にあった福島第二で発生した企業塔の厚生棟の玄関で倒れた件だが、こちらの方は日曜日に病院を退院。その後、予定としては今週の木曜日に再度病院で診察を受けて抜糸と再度診断を受けると聞いている。
まだ病院から診断結果は伺ってないが、まっ、作業に伴う事故、あるいは事件はないと思っている。プラントの状況については以上だ。
■環境モニタリング・サンプリング
本日はタービン建屋地下階の溜り水の核種分析の結果として出ているので連絡する。http://j.mp/LH48uZ 本日は1号機と2号機のタービン建屋地下の溜り水の分析結果になるが、7月10日に採取したものだがが、1号機がセシウム134/137が10E+3Bq/cm3程度。2号機がセシウム134/137が 10E+4Bq/cm3程度見つかっている。また、その多核種については検出限界未満という状況だ。
■技術ワークショップ
続いて資料の紹介をせていただく。手元に報道関係各位ということで1枚の資料とすこし厚手のPPカラー刷りの資料を配布している。こちらを見るんだ。
本日介されている福島第一事故に関する技術ワークショップに関する東電が説明している資料だ。既に保安院(http://j.mp/LH0e5r)では公開していると思うが、当社文に関しては参考用ということで、話したいと思っている。
ついている中身については1枚もの資料で見る通り、全部で6種類の資料が入っている。マープによる1~3号機の事故シーケンスの詳細解析について。( http://j.mp/LH44vl )
それから福島第一事故に伴う放射性物質放出量の推定について。(http://j.mp/LH3FZY )福島第一の全体の状況について(http://j.mp/LH3YnE)
廃止措置等に向けた中長期ロードマップ及び研究開発について。(http://j.mp/LH3RZ3 )雰囲気ガス測定結果に基づく原子炉格納容器内の状況について、水素、 Xe-135 、Kr-85の挙動(http://j.mp/LH3JJ0)
最後に1から4号機の使用済燃料プールの燃料取り出しの取り組み状況について(http://j.mp/LH3HRz)ということで、既に皆さまには説明してる内容が一部含まれているが、これまで紹介していなかった事項も何件かあるので、
今回、併せて説明させていただく。1点目の1~3号機の事故シーケンスの詳細解析について(http://j.mp/LH44vl)というところで、ページをめくるとスライド番号42からになるが、★★こちらにこれまではマープにより原子炉内部の炉心解析をしていたが、
今回、使用済燃料プールの事故評価を行なっている。こちらに関しては使用済燃料プールの水が、ろ過というか、冷却材喪失事故になったということで、どういう状況になるかということをマープで調べたものだ。
解析の中身については44ページにあるようなマップ上のモデル化を行い、評価をしているが、45ページがメルコアの結果。それから46ページがマープの結果。
★★結論としては48ページ。今回は指標化という形でさらなる検討が必要だが、現在の解析コードを用いて使用済燃料プールから水が急速に失われた場合には、空気冷却により、約450~850℃程度で安定するだろうという結論に至っている。
ただし、蒸発により水が喪失した解析結果では、ジルコニウムの酸化反応により、温度が急上昇する結果が得られた。こちらについては本日のワークショップの議論等をふまえ、更に検討を進めていきたいと思っている。
次になるがマープの解析結果の後ろに福島第一事故に伴う放射性物質の放出量の評価、推定についてということで、こちらの英文資料がついているが、
こちらは基本的に5月24日に私どもが公表した今回の事故における、総放出放射能量の結果の評価結果を取りまとめたものだが、そのうち最終ページのところ、スライド番号18番、19番。http://j.mp/LH44vl このスライド2枚については、5月24日以降、新たに追加の解析をしたものだ。
一部、こちらに関しては手元に同じ資料を和訳というか、日本語のほうで説明した資料が手元にあると思うが、この18ページ、19ページに相当するものがこの参考資料ということで、
福島第一事故に伴う待機への放射性物質への放出量推定関連(http://j.mp/LH3FZY )ということで、5月24日以降の取組地ということで、今回、ワークショップで公表している。5月24日の当社の公表資料で、私どもの説明の中で言ったのが、
他の機関との放出量の評価の中でヨウ素131の値が、私どもの評価としては、他の機関よりも高いという評価結果になっている。その原因については、私どもが500ペタBqと評価しているが、
他の機関は120から220ペタBqということで数倍高いことが問題ではないかと思っていたが、ここに関しては、いわゆるヨウ素、希ガス、セシウムといった放出量の日に関して、私どもが100対10対1と仮定していたものの所に誤差の原因があるのではないかということで、
今回は、JAEAが公表した論文の評価を参考に、この比を一部直して再評価をしたものだ。下半分に最評価結果が乗っているが、赤い、薄いピンク担っているところがH24 5月24日に私どもが評価した結果。
★★下の二段がJAEAの論文を参考に評価した値であり、ヨウ素131に関しては500ペタBqから400ペタBqに減ったが、一方、セシウム134/137に関しては それぞれ10ペタBqところが20~40ペタBqという価値地で、少し値としては変わってきている状況だ。
したがって今後も引き続き、この放出放射能量評価については、モデルの聖地化とか、使うデータの見直し等を進めていきたいと思っている。続いて、ページを進めると
# 自己評価の数字が高い分には何倍、高すぎて問題だと発言しながら、2倍から4倍に跳ね上がったことに関しては、少し値が変わったと説明する松本氏。染みついた過小癖は抜けない。
途中、原子力発電所の全体の状況、それから廃止措置に向けた中長期ロードマップの研究開発計画(http://j.mp/LH3RZ3)については、こちらは既に公表されているデータを読みやすく取りまとめたものだ。
特に廃炉に向けての暫定的スケジュールに関しては、フェーズ0からフェーズ9まで、いわゆるイメージ図としてこういう形で仕事を進めていくことを紹介させて頂いている。それから、次の資料だが、
★雰囲気ガス測定結果に基づく格納容器内の状況について(http://j.mp/LH3JJ0)ということで、水素、キセノン、クリプトンということで、再臨界防止の観点から、キセノンの挙動、それから可燃性ガスの要因となる水素ガス濃度については、
何回か紹介しているが、今回、改めて格納容器ガス管理システムで測定している水素、キセノン、それからクリプトンの挙動について1号機から3号機までデータを取りまとめてグラフ化したものを紹介している。
特にキセノンに関しては、再臨界の監視をする意味で、1Bq/cm3で十分低い濃度で抑えられているが、クリプトンに関しては事故時に発生したものが、まだ格納容器の中に残っているようであり、引き続き、継続的に1、2、3号から放出されてる状況だ。
最後になるが、現在のプラント状況、1~4号機の使用済燃料プールの燃料取り出しの取り組み状況について(http://j.mp/LH3HRz)ということで、最後の資料がついているが、
こちらは基本的にこれまで調査の状況について取りまとめたものだ。至近だと4号機から新燃料を取り出したということだが、新たな取組として、この資料でいうとスライド19を見るんだ。
★1号機についてはこれまで使用済燃料プールの状況についてはよくわかっていなかったが、今後、1号機の原子炉建屋の方にカメラを付けたバルーン、風船をあげて、そこからオペブロ上の屋根の瓦礫とか、天井クレーン、燃料交換機の状況調査を行なって行きたいと思っている。
イメージとしてはスライド20の所に大体のイメージがあるが、大物搬入口へトラックの荷台に積んだ形で制御装置をおいて、そこにカメラを付けたバルーンを上の方にあげていき、原子炉、オペブロ、5階のところぎりぎりになると思うが、
そこで見える範囲でカメラで確認しようという状況だ。現在、具体的な実施計画を作っている段階であり、一応、8月の上旬頃、この計画で仕事を進めたいと思っている。本日、こういった形で技術ワークショップで東電の取組について説明させて頂いている。
■環境モニタリング・サンプリング
それから、本日の南放水口での海水サンプリング結果。(http://j.mp/LH3tty)セシウム134/137と全βに関しては、引き続き検出限界未満という状況だ。
■下請け作業員 個人線量計 被ばく過小評価★★★
私の方から1件説明がある。7月21日から一部報道により、私どもの発注している東京エネシスという工事会社がある。(http://j.mp/PzuNPG)
そこの下請けの作業員が線量計 APD(個人線量計)に鉛のカバーを取り付けて、被ばく線量を、いわゆる過小評価、させているんではないかということが報道させられているが、少し、その点に関して事実関係を説明させていただく。
# 報道させられているが。どういう日本語…
まず、私どもの方には7月19日に東京エネシスから保険に関して報告があり、ええ、当社から東京エネシスに事実関係を調査するよう依頼をした。こちらに関して、少しわかっている状況を知らせるが、今回の元請け会社は先ほど行った通り、東京エネシスだ。
その下に実際に行ったのは、東京エネシスから一次受けという形で仕事を請け負っているビルドアップという会社だ。こちらの会社さんは淡水化装置における凍結防止対策として、
# 東電から見れば二次下請け。直接は知らんがな。というブースカ氏の他人ごとのような説明ぶりに注目。核物質防護、何処へやら。
旧事務本館周りにおける耐圧ホースの保温材の取付作業を行なっている。ビルとアップさんが、実際に現場で作業をされていた期間は、昨年11月25日~12月26日までだった。
この間、働いている方は原盤作業責任者が1名と、その他の作業員13名で、計14名という状況だ。今回、現在までの聞き取り調査だが、鉛のカバーを付けたというのは、この作業機関の中の12月1日、1日だけと伺っておりまして、この時に、実際に作業をしていたのは全部で9名だ。
このうち、作業責任者が鉛のカバーを付けるように指示したものは5名ということで、この5名を含め、全員24名分を現在ヒアリングを進めている状況だ。詳しい個別の状況、それからヒアリング結果は、現在、東京エンシスの方で調査を進めており、
現在、当社としてはその状況を待っていることになる。当該の保温材の工事を行なっているところの★★現場雰囲気線量は0.3~1.2mSv/hという状況であり、関連作業員のこの時点での被ばく線量に関しては平均が9.5mSv、最高線量は18.9mSvだった。
また、このAPD意外にガラス線量計というガラスバッチという2つの線量計をつけており、こちらとAPDの値を比較すると、大きな差がないということで、あまり、鉛のカバーを付けても、効果というか、線量が下がった問顕著なものはなかったと聞いている。
# そういう問題じゃないだろ。この東電姿勢。よく見とけお。
引き続き、このエネシスさんのほうから聞き取り調査の結果を踏まえ、私どもとしても対応していきたいと思っているが、今回の事案に関しては、私どもとしても重く受け止めているので、本日、7月23日付けで、福島第一の構内で作業している方に対しては、放射線管理上のルールを徹底するようにということで、再徹底をお願いしている所だ。
また、本日から1ヶ月程度になるが、第一項内で作業している社員、それから元請け企業に対しては、他に同様の類似事例がないかどうかについて、★★アンケートを実施することで調査を開始することでお願いしているところだ。
引き続き、こういった事案に関しては厳正に対処していきたいと思っている。本件については以上だ。最後になるが、本日6月分のスペクトル帳票、放射性物質を分析した際の生データに関して、私どもの資料公開コーナーにファイル3冊で置いている。
# これの何処が厳正に対処してるんでつか
こちらが見られる状況になったことと、併せて先週になるが、3号機のオペブロをクローラクレーンで撮影した画像については2時間30分ほどあるが、こちらに関しては一部提供させていただいたが、全編に関してはDVDに落としこみが出来たので、こちらも併せて情報公開コーナーに置いている。以上だ。
■宿題報告
本日、おしどりさんが見えているので、以前頂いた質問の回答をさせて頂くが、環境省から平成22年度のPRTRの報告を猶予する旨の報告を受けたのは、昨年6月21日であり、私どもの方から当時、届出先となっている経産省の製造産業局 化学物質管理課さまに電話で確認し、届出が可能になった段階で提出するように指示を頂いている。
福島第一と福島第二の報告の中で、福島第二に最終処分場というものが記載されているということだが、PRTR法では、管理型の最終処分場の報告も求めており、1Fの中にはこの管理型の最終処分場がある、福島第二に関してはないが、1Fに関しては4号機南側に集中廃棄物処理施設があり、そちらの海側、南側放水口との間に、この管理型最終処分場があり、その届けでも行なっている状況だ。少し長くなったが私からは以上だ。
■質疑
○朝日青木:
鉛のカバーの問題について、ツイートでお詫びということで仰っている。(http://j.mp/QfFb1v) お詫びというのは改めてどのように受け止めて、お詫びというのは何についてお詫びしているのか改めて伺いたい。これがまず1問目。お願いする。
○松本:
ハイ。今回は新聞、TV等で報道されており、今回の問題については社会に大変な心配と不安をかけたということで、東電としてお詫びを申し上げた次第だ。
○朝日青木:
心配をかけたことに対するお詫びということですかね?
○松本:
ハイ。今の時点でで調査を進めているが、こういった円量をある意味ごまかすという捜査が行われたという事なので、そう言った意味で社会に心配と不安をかけたと考えている。
○朝日青木:★
今までの取材でエネシスさんの調査を待って、待って、ということだったが、もう、東電の方でごまかしていた事実関係は取れたという認識でいいんですよね?
○松本:
ハイ。エネシスさんから報告を受けた範囲においては、実際にAPDという個人線量計に鉛のカバーを取り付けた報告はあったと伺っている。
○朝日青木:★★
幾つか細かいことを伺いたい。今回、主導した会社役員が、今日、記者会見をし「これまで何度も何度も似たような場面があってくぐり抜けてきたんだ」という話しをされている。これまで今回者は何度も東電の仕事をされている。
エネシスの下ばかりではなく、東電の下請けとして働いてきた経緯がある。東電としてアンケートで元請けに直接聞くのではなく、ビルドアップが東電のどういう仕事を今までしていたのか。それについて線量について疑義がないのか、という事について、調べるつもりがあるのか無いのか教えて欲しい。
○松本:
線量に関しては、私どもも個人線量のデータを有しているので、名前等が判明すると線量については当ることが出来るので、そう言った調査は可能だ。★★ただ、ビルドアップと私どもは直接の契約関係にないので、基本的な調査は元請け企業を通してという事になる。
○朝日青木:
実際にどこの元請けで、何時、ビルドが入っているか、というような把握方法はされるのか?
○松本:
今のところは今回問題になっている東京エネシスを調査しているが、質問になったようなビルドアップのような、他にもやったことがあるのであれば、調査範囲を広げる必要はあると思っている。
○朝日青木:
先ずそれにはビルドが今までどこの下請けに入っているのかについて、東電として把握する必要があると思うが、その調査についてはもう着手するか?
○松本:
あのう、今のところは、現在問題になっている東京エネシスさんに指示をしている段階だが、繰り返しになるが、そう言った他の企業で働いたときにもやったことがあるということであれば、対象範囲を広げる必要はあるかと思う。
○朝日青木:
エネシスの調査を待ってじゃないと、自らビルドがどこを通じて東電に入っていたことを調べるつもりはないという事か?
# つまり、問題が表面化すればやるが、今回のようにマスコミ報道で表沙汰にならない限りは調査はしない。
○松本:
先ずは東京エネシスさんで、実際どういう事があったのかという事実関係をきちんと確認する必要があると思っている。
○朝日青木:
エネシスについて、エネシスは自分が頼んだところの工事についてはしっかり調査すると思うが、他の下請けで入った部分について、しっかり調査をする考えがエネシスにあるのか。そう言う必然性というか、当所、そう言う調査をすべきは東電じゃないのかあ?
# 元請けの下請けの下請けの下請けの下請けの下請けの下請けの下請けの下請けです。ぐらいまであるという話し。人材派遣ピンはね (゚д゚)ウマー
○松本:★★
あのう、私どもは東京エネシスさんと契約をしている。東京エネシスがどういう事実関係があるのかと言うところを先ず伺いたいと思っている。
また、質問にあったように他の企業の下で働いたことがあり、そこでもこういった線量をごまかした、不正したという事が事実として確認出来るようであれば、他の企業に対しても同様の調査を行う事になる。
# れっきとした法令違反。労基法違反。 当事者の調査で明らかにならなければ何もする必要がない。犯罪者が自分で調査して自分で裁く。多重下請け、責任所在の不明確化による企業防衛。トカゲの尻尾リスクマネジメント。日本企業の悪しき慣習。世界に誇れる企業文化。
○朝日青木:
他の企業の下請けでも線量をごまかしていたか、ということについてエネシスさんにまるなげするのかあ?
○松本:
エネシスさんは当然、他の元請け企業さんが、どういうビルドアップを使っているかどうかは知り得ない立場だから。私どもの方から他の元請け企業に対して当該のビルドアップが、入って、そういう事実がるかどうかについて調査することになる。
○朝日青木:
ではそちらから主体的に今までビルドを使ってたかと。類似事例はないですかということを調査するという捉え方でよろしいでしょうか?
○松本:
結構だが、先ずは東京エネシスさんで、どういった事実関係なのかはっきり伺った上で調査を進めたいと思っている。
○朝日青木:
チョット今のに関連するが、現時点でビルドアップは福島第一原発に入っているが、それについての対応について、何時、どのようにするおつもりか?
○松本:
繰り返しになるが、まずは事実関係をきちんと把握した上で、どういった対応をすべきかどうかについては判断したいと思う。契約上のできること、出来ないことがあるので。そういったところから判断することになる。
○寺澤:
一旦宜しいか?他にも質問される方いるとアレなので。
# いつに無く腰の低い寺澤氏。きもちわる。
○朝日青木:
あと。
○寺澤:
何問ぐらいございますか?
○朝日青木:
5問あるんだけど。
○寺澤:
すいません。また引き続いて質問をお受けしますので、他の方もチョット、いらっしゃいますか?続けても宜しいですか?また廻しますので。
○新潟日報やまだ:
本日、政府の事故調査委員会が最終報告をとりまとめたという事で、細かいことも含めて3点ほどある。先ず、報告書の中で東京電力は現時点でも尚、事故原因について徹底的に解明して事故防止に役立てようという姿勢が十分ではない、という指摘があったが。
○寺澤:
フッーン(タメイキ)
○新潟日報やまだ:
こういった指摘をどう受け止められるか先ず1点。
○松本:
ハイ。本日、政府の事故調査委員会が最終報告書を公表しているが、私どもとしては、その中身をよく読まさせて頂いた上で、あの、まっ、私ども自身が反省すべき点があれば、真摯に受け止めて対応させて頂きたいとは思っているが、
今の段階ではそう言った指摘の、南東言うかどういう根拠、事実関係を元にそう言う話しをしているのかについても良く確認した上で話させて頂ければと思う。
○新潟日報やまだ:
関連するが、炉心損傷のマープ解析、東電の解析について十部でないという指摘があり、
○松本:
それについて今後、更に東電で精緻な条件で解析をやり直す、やっていく考えはあるか?マープの解析については、今年3月に再解析の結果も示させて頂いたと思うが、やはり、私どものマープ解析では、ある程度の限界がわかった状況だ。
○松本:
従って今後、事故の状況をどういうふうに解析上再現するかというところについては、政府、各研究機関の協力を得ながら、解析コードの精緻化をしていきたいという事は私どもも取り組んでいく所存だ。
○新潟日報やまだ:
★事故調査委員会の指摘だが、福島第一原発の計測機器が過酷事故に弱かったのではないかという点があったが、新潟県でも柏崎刈羽の原子炉圧力計、あるいは水位計、これは福島と同じ仕組みというか、同じ機械という事なのか?
○松本:
★ハイ。仕組みという意味では原子炉の水位計、圧力計については同じタイプというか、物としては多少違うタイプだが、原理、計る方法、使っている計器類については基本的に同じ構造をしているので。
○松本:
★私どもの報告書でも問題だとは思っているが、そう言った過酷事故になった場合のきちんと計る計測機器については、新たな開発が必要ではないかと考えている。
○新潟日報やまだ:
それは、柏崎刈羽の方で機器の改善、
○新潟日報やまだ:
★そう言った辺りは今後取り組まれていくという事なのか?
○松本:
発電所の取り組みと言うよりも、私ども会社全体、それからプラントメーカーとの共同作業という形になろうかと思っている。
○NHK後藤:
今日の政府事故調の報告書についてだが、中身はこれから検討、良く吟味という事だったが、事故対応について適切さに欠けるとか、国会事故調と同じようにかなり厳しい指摘になっていると思うが。改めて報告書に対する受け止めを聞かせて欲しい。
○松本:
ハイ。内容そのものはよく拝見したいとは思うが、国会事故調報告書、同様、厳しい内容と受け止めている。従って私どもとしてもどういう事実関係認定、あるいは根拠にそう言った指摘をされているのか、よく読まさせて頂きたいと思っている。
○NHK後藤:
先月、東電で出した社内事故調もあるが、その辺の見直しにも反映させていくことになっていくのか?
○松本:
報告書そのものを見直すのかについては、まだ、未定だ。一つは6月20日の報告書公表の際にも申し上げた通り、現場調査が進み、新しい事実関係等がわかれば、そういった調査の結果を踏まえた評価結果という形で報告させて頂きたい。
公表させていただきたいとは思っている。また、その会見でも申し上げた通り、今後、こういった私どもの報告書で申し上げた取り組み等をいかにフォローアップしていくとか、
本日、公表された政府事故調の報告書、7月のはじめに報告された国会事故調の報告書等を私どもとしては、どう受け止めて今後の業務に活用していくか、あるいは、どう改善していくか、について、検討する体制については必要であろうと考えている。
# いや、それは当たり前だから。
○朝日たけいし:★★
3点お尋ねしたい。一つ目は線量かくしというか、ごまかされた件だが、政府事故調、もしくは保安院会見でも、今後、東京電力の報告を待って更に対応を決めたいと会見で話している。いつ頃、どのような報告を上げる予定なのか?
具体的に教えて頂きたいのが先ず一点目。2点目は最終報告書について、まだじっくり拝見したいという答えだったが、もう、国会、民間、政府事故調と出そろったし、政府の事故調についても中間報告で、既に厳しい指摘が出さされていたと記憶している。
その後、具体的に社内でどのような検討体制というか、見直し体制、これは別に福島だけではなく、他の柏崎刈羽を含めた全国の原発に対しても、そう言った事故が起きることを前提とした対応がないのではないかという指摘がなされている物だから、
福島は入れないというお答えにはならないと思うので、他の原発も含めて具体的にどのような対応がなされているのか。
具体的にどのような改善策が、現段階で練られているのか二つ目にお尋ねしたい。3点目は先程の方の質問とも似てしまうが、今日の政府事故調に対する受け止め方だけではなくて、国会、民間、政府、勿論社内もそうだが、
○松本:
最終報告書が出そろったという事で、何れも厳しい指摘がなされている。このことについてどう受け止めているのか。その3点を伺いたい。先ず1点目の今回の鉛カバーを装着した問題の件については、
# 民間はいりません。
★出来るだけ早く調査結果をとりまとめて公表したいと思っている。現在、今回、、ビルドアップ社!で当該の作業に携わった方が、総勢14名おり、その方全員ヒアリングは必ず必須というか、したいと思っているが、
# 騒ぎが大きくなって労基署が動き出して逮捕者出たら厄介だしな。ビルドアップの名前が出て来ず、のどにつっかえていた松本氏。
★昨日の段階で出来ているのが4名の方であり、残りの10名の方はまだこれから実際にヒアリングをさせて頂こうと思っているが、こちらの方々は今のところ全国に散らばっている状況であり、少しこれらの方々に対して話を直接伺う、
# ヒアリングして早いうちに「もう働けなくなるぞ」と口止めし説こうと思っているが。
あるいは電話等で伺うのに時間必要なのではないかと思っている。それから2番目の質問だが、先ず、昨年の民間事故調、それから政府の中間報告書。それから今年の国会事故調の報告書等があり、一つは大きく分けて二つあろうかと思っている。
一つは、いわゆるハード的な対策というか、同じような巨大な津波に襲われた場合に、発電所の運営としては大丈夫なのかっ、というところがあるが、こちらの方は、保安院さまのほうから、緊急安全対策のご指示がありましたとおり、設備の形成をする上では、もう既に工事としては着手している。
例えば、柏崎の例で言うと、取水口前面に高さ15メートルの防潮堤を作るとか、建屋の周りにも高さ15メートル程度の防潮壁という形で建屋の中に水が入ってこないようにするとか、建屋の中に水が入ってきて、電源とか、ディーゼル発電機等が使えなくなった場合でも発電所内に大型の電源車、それからそれに補給する軽油の貯蔵、
水も2万トン程度持って来ているような、緊急安全対策という事については、既に着手しているところだ。こちらは基本的には全国の原子力発電所も対応されていると思っている。2点目が、核種事故調酷暑の中にも指摘があった、
★いわゆる東電の体質、あるいは原子力ムラッってのところの指摘に関しては、少し私どもとしても報告書の中で言っている指摘事項と私どもが実際どうだったのか、ってなところは、やはり、よく考えた上で検討したいと思っているので。
# 自分達の感覚がどれだけ世間離れしているか自覚すらない電力会社の人間。かわいそうな人たちだとエネ国民会議
その分に関する具体的な対策というか、対応をどうするかというのはまだだ。それから3点目の政府、政府事故調、民間の、まあ、事故調の報告書が出そろったわけだが、まあ、中身についてはそれぞれの観点から、色んな指摘があるが、
# 民間事故調については眼中にない東電。資料提出一切拒否。こいつらに何わかるねんと内心思っている東電。
当社に対しては何れも非常に厳しい内容であると思っている。私どもの社内事故調の報告書の中で指摘というか、まあ、伸びていなかった自体、事に対しても指摘されており、そちらに関しては繰り返しになるが、どういった根拠、
# そら、津波も予見できなかったし、最新の知見は全て生かした対策やっていたし、事故直後は政府介入で邪魔されたし、我々には何ら落ち度はなかった、という裁判資料兼ねた加害者作成の報告書に比べたら何だって厳しいでそ。
あるいは事実認定の元にそう言う指摘をされたのかよく読まさせて頂いた上で、きちんと対応させて頂ければと思っている。特にまだ、政府事故調の方は、今回、本日出たばかりなので、少し内容については未解明の部分がある。
○朝日たけいし:
それに対して1点だけ。先程の体質については、まだ、事実関係等を読ませて頂いて、ということなので、まだそう言った体質についての指摘については、そのまま妥当ではない。それが当てはまる物ではないという認識でいると言う理解でいいか?
○松本:
あのう、当てはまるか、当てはまらないか、と言うところをきちんと見極めた上で、私どもとしては考えたいと思っている。どういった事柄に対して、と言う個別の事実認定に関して、ある意味結びつけられて結論されていると思っているので、そう言った事実関係の誤認等がなのかどうかについてはよく見ていきたいと思っている。
○朝日たけいし:
もうこれで終わりにするが、大分前の会見でも、例えば津波の予想について、実際、もっと超えるような物が出るというのはあったけれども、
それは限りなく可能性が低いので、安全対策上の措置として必須のものではないという判断をしたというのが、会見でも松本さんから伺ったと思う。そう言った事について考えると、既に事故が起きるという事に基づいて対応を取る、
という姿勢は少なくとも甘かったと。いう事については別にもう一回事柄を見直さなくても認められるような物ではないかと思うが。そこでも敢えて、全て見なおしてからとおっしゃるのはどうしてなのか?
# それさえ疑問にすら思わない事こそが、原子力村の証なんだから。どうしてと言われても理解出来るわけがない。
○松本:
あのう、決してすべて見なおしたから、ということをもう下げているつもりはないが。当時というか、例えば津波の想定で話すと地震本部の見解に基づく試算とか、貞観津波の試算とか、
あるいは、溢水勉強会というようなもので検討した経緯等がありまして。まあ、そういったところに関しては、津波が起こる蓋然性というか、そういった所に私どもとしては十分な根拠がなかった、ってなことで、当時としては対応を取らなかった訳だが。
★★まあ、結果的に、まあ、事故になったという事実は厳然としてあるので。そういう意味では当時の判断に関して、妥当であるとは思っているが。結果的に事故が起こったことに関しては、やはり、当然その時、何をすべきだったのかっ!
# だめだこりゃ。
○松本:
というところに関しては、少し検討する余地があるのかとは思っている。
○朝日たけいし:
また後にする。
○寺澤:
宜しいでしょうか?それでは。もう一度どうぞ。じゃあ、すいません。おしどりさんどうぞ。じゃあ、その次。
# 青木記者がなんか文句いっちょります。朝日たけいし記者も昨年の統合会見以来、久しぶりの東電会見。青木記者はマイク握ったら離さないタイプ。現地取材させろぉ!質疑。
○NPJ吉本おしどり:★★
PRTR関連の回答有難う御座いました。関連で少しお聞きしたい。その1Fにあるという管理型の最終処分場は、主に何を処分していたのか?後、その環境省からの文章で、平成23年のPRTRの届けでは、
届出が出来るようになり次第ということだが、だいちどれぐらいのスケジュール感で平成23年度分の届出を成されるつもりか?後、回答が少し漏れていたが、タービン制御油の塩酸エステルの総量はどれぐらいだったのか?
★★後、東京エネシス関連についてだが、12月1日に鉛カバーを付けるというような指示が出たということで、その日の作業はなにか特別に線量が高かったようなものなのか?東電として12月1日にそういうような案件が起こったということで、
具体的にどのような経緯があったのかという経緯は推察されているのか? ★★あと、作業員からお聞きしたが、8月イッピからJビレッジから東京間のバスの運行が、東京電力の社員のみに限られたということで、
協力企業社員が、そのバスに今まで無料で乗れていたものが乗れなくなったということだが、それはどういった理由なのか?なぜ8月イッピからか教えて欲しい。後、中長期ロードマップ関連だが、人員計画をどのようにお考えか?
だいたいこのロードマップに掛かる人員はどれぐらいで、それはマンパワーとして賄えるものなのかどうか。どのように具体的にお考えか。検討されていれば教えて欲しい。
○松本:
はい。まず1点目の1Fの管理型最終処分場に埋めているものだが、こちらは、おおmに取水路関係で作業した際に出る貝殻とか、ヘドロのようなものを、まあ、採取というか、清掃上で出てくるので、そちらを埋めている状況だ。
それから、タービン建屋に存在するリン酸エステル、制御油の総量については、質問のリストから漏れていたと思うので再度確認するが、総量というと潤滑油の総量という質問で宜しいか?
○NPJ吉本おしどり:
潤滑油の総量。はい。九州電力ではリン酸エステルは5000KL単位で使っていたので、大体、そのような形で数字が出てくればと思っているが。
○松本:
はい。当然、潤滑油の送料でいうとキロリットルのオーダーになるので、、ええ、
○NPJ吉本おしどり:
リン酸エステルそのものの総量は出るか?PRTRに出していたような。
○松本:
えっと、リン酸エステルの総量で出るかというと… チョット確認してみるが、少なくとも21年度の福島第一のPRTRの報告書上、リン酸エステルという名称そのものはないので、チョットどの項目に含まれているのか、チョット確認したいと思う。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。お願いします。
○松本:
★★それから鉛カバーの問題だが、この企業はいわゆる旧協力企業塔周辺での配管に保温材を巻く作業をしていて、12月1日時点で特になにか大きな作業上の変更があったという風には聞いていない。
○松本:
空間線量も特にこの日だけ何か高くなるよっ、ってなことは、作業訓記上ないので、すこし、まだ確認されていないが、この作業責任者がどういう考えでそう言う指示、あるいは、考えをしたのかについては、良く確認したいと思っている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。11月30日に東京電力は3月から9月の作業者の被ばく線量についての情報を公表しているのですが、このような情報は協力企業の方々にも通知されるものなのか?
○松本:
あのう、これは、あのう、厚生労働省からの指示に従って、毎月月末に定例で報告さえて頂いており、当然、HPデモ公表しているので、皆さんご覧になることは可能だ。また、いわゆる企業3単位では自分のところの従業員の方の被ばく線量については、
元請け企業から通知が個人個人に行くので、自分がどれぐらいの被ばく線量か、というところは、内部被爆も含めて知る事は可能だ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。これは毎月公表している物とは別に3月から9月期の内部被爆、外部被爆で ★250mSvを超えた者がいない、100mSvを超えた者が何人という形で公表されたデータだが、それは改めてHP上を協力企業が見るという事とは別に、東京電力として通知はしているわけではないという事か?協力企業に。
○松本:
多分、報告書を協力企業にそれぞれ撒いてはいないと思うが。確認させてくれ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。
○松本:
8月1日からのバスの件については、これは確認する。理由、それから運用実態等も含めて確認させてくれ。
# 撒いてはいない。業界用語でつか。
○NPJ吉本おしどり:
お願いする。
○松本:
それから人員計画だが、基本的には30年、40年先の人員計画まで、私ども見通しで見通せているわけではないが、至近1,2年のところのいわゆる作業員の手当に関しては、基本的に手当可能と元請け企業から伺っている。
特に一番厳しいというか、大変なのが、専門技術者の比較的被ばく線量が高くなりがちな方々であり、こちらに関しては1人1人、まあ、きめ細かく管理していくことをやっている。
○NPJ吉本おしどり:★★
わかりました。4月末時点で75mSvを浴びた方が、6月末の地点で108名まだ配置転換されていないと。それは技術者不足によるものという解答だったが、この方々はまだ配置転換されていないか?
○松本:
月単位でまとめているので、まもなく7月分の結果が出ると思うが、適宜技術伝承とか、あるいは知識等が確認出来たら、入れ替えていく予定ではあるが。
○NPJ吉本おしどり:
配置転換の予定は今のところ具体的にはないと。
○松本:★
まあ、既にやった人間もいると思うが、具体的な人数については7月末の報告で示せると思う。
○NPJ吉本おしどり:★★
6月のインターナショナルプレスで日系ブラジル人の方が、福島の方での作業を募集されていた。今、構内に在日の外国人の方々。在日でなくてもいらっしゃるか?作業員として。
○松本:
外国人かどうかについては、私どもとしては区別していないので、特に、まあ、いわゆる働く資格として身分確認が出来れば働くことは可能だ。
○NPJ吉本おしどり:★★
わかりました。技術者不足という事で、福島原発行動隊。あのシニアの技術者の方々が、東京電力の作業に加わりたいという事で、去年から交渉していたが、その交渉が叶わないという事で、アメリカに行って上院議員などに訴えるという事が、
7月28日から渡米されるという事だが、技術者不足と松本さんもおっしゃったが、この福島原発行動隊の方がの協力は仰がれるのか?
# 被ばく使い捨て作業員集めは協力企業に丸投げ。法令違反の疑いあっても調査は丸投げ。責任は我々にない。素人が会見見るだけでもわかるテロ耐性ゼロ丸出しの矛盾する東電説明。日本の杜撰で呆れた原子力行政。
○松本:
あのう、まあ、私どもがどういった仕事をお願いするか、あるいは元請け企業がどういった仕事としてお願いできるかについては、まあ、色んなケースがあろうかと思うが。今のところ、あの、今の方々の個人、あるいは団体と仕事を契約する予定は今のところない。
○NPJ吉本おしどり:
質問の回答が一つ漏れていたのだが、平成23年度のPRTRの届け出が免除になり、出来る様になり次第という事で、いつ頃のスケジュール感で予定されているか?
○松本:
失礼した。未定だ。いわゆる作業を実施知るためには、旧事務本館のところ、爆発した後の事務所に入り、必要な書類等の復活をさせなければいけないので、こちらについてはまだ未定だ。今年度中には出来るように作業を進めたいと思っている。
○NPJ吉本おしどり:
今年度中に。原発事故で有害な化学物質が環境中にどれぐらい放出されたという検討や調査なども同時に、それは行われるものなのか?
○松本:
こちらに関しては、まだ化学物質がどれだけどういう形で放出されたか、あるいはまだ現状に残っているかというところについては、まだ未解明な部分が多いので、なかなか環境中に出たかというところについては、まだ調査が必要だと思っている。
# 調査する気があるように見えない。放射性物質総放出量評価よりずっと簡単だと思うけど。東電に限らず相当な化学物質が津波で海へ。放射性物質の検査だけでいいんでそか。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。特に予定はいつ頃かという事はまだ未定という事か?
○松本:
はい。未定だ。新しく設置した設備に関しては、ホウ酸とか、ヒドラジンについては管理しているが、元々発電所の建屋の中にあったいわゆるPRTR法の管理物質についてはまだ未定だ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。
○朝日青木:★★
先程の鉛カバーの話しの続きで細かいところをお願いする。元請け会社に対してアンケート形式で調査をするという話しだが、これは何社が対象で、何時締め切りでどういう内容なのかという事を教えて頂けますかあ?
○松本:
いわゆる元請け企業さん、現在第一で働いている29社を対象として、まあ、実施する。
○朝日青木:
福島第一でいいのか?
○松本:
ハイ。福島第一で働いて、現在、仕事をされている企業29社、それから東電を含めるので、会社数という意味では30社になろうかと思う。
○松本:
それから期間については1ヶ月程度のアンケート期間を考えている。そちらで類似の事例があったかどうかということについて調査をしたいと考えている。アンケートそのものにどういう質問が並んでいるかについては、まだ、現物が出来てないので、
# まるでいじめ自殺アンケート。社会の縮図。
○松本:
ちょっと、あの、その後、確認できればお知らせできると思う。
○朝日青木:
居続けでアンケートを出されるご予定か?
○松本:
できるだけ早くやりたいと思うので、少なくとも本日、アンケートを行う旨については、周知はしている。
# アンケートは事前に周知。上手い言い訳を考えとけよ、お前ら。東電さまの意向は勿論わかってるだろ。 ((((;゚Д゚))))クビ キラナイデ
○朝日青木:
実際にアンケートを行う時期について伺っているんだが。
○松本:
実際には8月下旬までの1ヶ月間を予定している。
○朝日青木:
アンケートをするのは7月下旬?
○松本:
送付する時期か?
○朝日青木:
ええ。
○松本:
こちらは少し時期としてまだ決まってないが、できるだけ早く送付させていただければと思っている。
○朝日青木:
1ヶ月間ということは7月下旬にアンケートを投げて、一ヶ月回答期間を設けるという認識で良いか?
○松本:
結構だ。
○朝日青木:★★
先ほど、ビルドをかつて使ったことがあるかについても調査したいという話をなさったが、この対象も居間の29車になるのか?
○松本:
こちらは元請け企業が全部入っているので、その中に含まれるとは思っているが。先ず、今回のアンケートの中にはチョット確認しないとわからないが、ビルトを使ったかは元請け企業に直接聞けばいい話なので、
アンケートについては、こういった線量計の仕様について、カバーを付けるとか、休憩所においてきたとか、そういった不正がなかったかということを広く調べたいと思っている。
# そういえば、海江田万里の線量計持たずに偉い、の情報経緯はどうなった。
○朝日青木:
ビルドを使ったかどうかについての調査については、対象はどういう形になるか?元請け会社の29社にそれぞれ聞く形か?
○松本:
あのう、今のところ、具体的なやり方まではまだ決まってないが、先ず、東京エネシスで、どういう調査結果が出てくるかっ、ってなところを踏まえた腕検討したいと思っている。
○朝日青木:★★
どういう調査結果が出てくると。つまり先程の、また堂々巡りになるが、エネシスさんはエネシスさんは、今回の本件について調べているわけで、他のところの下請けについてはどうだったか、というところまでは調べてないわけですよ。
それについて調査結果を待って他のところもやっているかどうか調べたいというのは、ちょっとおかしいと思うんですけど。なので、主体的に東電が調べるべきことじゃないんですかということを先ほど質問させて頂いて、操作をするとおっしゃったので、今後して質問しているんだが。
○松本:
ハイ。当然、株主からどういう調査結果が出てくるかはまだ分からないが、その中で他の企業でもやったよっ、っという形跡が認められれば勿論するし、まあ、他の企業でもありうるという話が、今後、私どもの中で伝わってくれば、調べる必要があろうかと思っている。
# 堂々巡り。自分じゃしない。当事者にさせてでなければしない。
今のところ、各元請け企業に対して、ビルドアップをそれぞれ、今の時点で調査するかという質問に答えるとすれば、今の時点ではまだ未定ということで答えた次第だ。
○朝日青木:
調査する、つまり閉止の報道ではだな。まあ、今回の会社の役員が、これまでも繰り替えしやっていたようなことを言っているテープを我々は入手しているわけですよ。
それも報じさせて頂いたが。それについて今、他にもそういう話が伝わってくれば、調べたいといったが、つまり、弊誌を読んでいないということなのか、それとも弊誌の報道が嘘だと思っているのか。それとも弊誌の報道はとるに足らないと思っているのか。どれでしゅか?
○松本:
あのう、報道機関の報道について、私どもコメントする立場じゃないが、私どもとして事実関係をきちんと把握させていただいた上で、調査をしたいと思っている。
# 報道について監視、HPでコメントしまくってる東電広報。
○朝日青木:
事実関係の把握というのはエネシスにやってもらうわけですよねっ?
○松本:
あの、先ず福島第一にはエネシスから報告を伺いたいと思っている。
○朝日青木:
エネシスの方で他にやっていたかどうかを聞いて、それによって他の他社に対して調べるということか?あくまでエネシスの調査を待つという姿勢は変わらないわけですね?
○松本:
アノウ、繰り返し申し上げるが、エネシスでどういったことが行われたかという事実関係を きちんと把握する必要があろうかと思っている。
当然指摘にあったように、エネスが他の元請け企業に調査の範囲があ呼ぶわけではないので、そこから先は東電自身の判断として、他の元請け企業に対して、このビルドアップが実際にやったことあるかっ、ってなことについては、調査を段階的に進めていこうと思っている。
○朝日青木:
調査を他のところにもしたいという意向はあるということで良いか?
○松本:
それは結構だ。
○朝日青木:
先ほど、質疑応答の中でヒアリングについておっしゃって頂き、10人中、4人についてヒアリングしているという話があったが、ヒアリングをしてるのはエネシスということでいいよね?
○松本:
ハイケッコウデス。
○朝日青木:
こちらとして直接的に聞いてるわけではないんだよね?
○松本:
ハイ。
○朝日青木:★★
エネシスばかりの話ではなくて、東電の話で、今回、ビルドととの関連について伺う。サーベーについて、今回この会社役員が話している。
サーベーについて、服が破けてないかどうか、についてもサーベーで調べることになっているが、今回、見つかるかどうかヒヤヒヤしたと話しているわけだ。12月イッピのサーベーで実際に不審な点が報告されている点について、東電で調べているか?
○松本:
アノウ、いわゆるAPDを貸し出すのは今回のケースで言うと、東京エネシスの放射線管理員が、APDを作業前に貸し出して、作業が終わってきたら東京エネシスの放射線管理員が回収する仕事の仕組みになっている。
したがって、いわゆる返ってきたのサーベー、身体汚染がないかというサーベーをするのは、★★東京エネシスの管理、あるいは線量のチェックをするのは、そこの会社の放射線管理部になるので。東京電力自身が、このビルドアップの作業員が戻ってきた際のサーベーを確認しているわけではない。
○朝日青木:
わかりました。今回、鉛カバーを捨てた場所について、東電が管理する1Fの敷地内のゴミ箱に捨てたということを役員が言っている。また、別の作業員は草むらに捨てたと言っているが、何れも東電の管轄する敷地内のわけだ。これについて探したりする考えは今のところあるのか?
# 何をされてるか、わかったもんじゃない。実際にはもっと被曝してるんだろうな。
○松本:
今のところ私自身が探すという行為については、まだ労働基準監督署からの指導等があるのでまだやっていない。こちらに関してはいわゆる労働基準監督署の調査が入っているので、そちらで調べるのではないかと思っている。
○朝日青木:
東電としてはそれに協力する立場になるわけ、自ら探すわけじゃなくて、労基が探すのに協力するという立場になるわけだな?
○松本:
ハイソウデス。
○寺澤:
宜しいでしょうか?
○朝日青木:
あと二問ぐらいあるんだが。
○寺澤:
どうぞ。
○朝日青木:
先程も質問したが、現在、ビルドアップ社が福島第一原発に入っている。これはエネシスの下ではない。エネシスの調査結果を待って契約をどうするかについて判断したいという答だったが、エネシスがどういう結果を出したら、どうするということなのか?
○松本:
あのう、まだ家庭の話にはお応えしかねるが。事実関係がどういった事になったのか、あるのか、について、それを見た上で判断したいと思う。
○朝日青木:
事実関係について、先ほど質問したが、既に鉛カバーを付けたことで、線量の低減を図ったことについて、線量の偽装を計ったことについて、それについてはエネシスから報告を受けてわかっているわけですね。で、これ以上、何がわかればどうするんすか?ww
○松本:
あのう、先ずは10人の方々のヒアリング結果を待っているところだ。作業の責任者の方は5名に対して鉛のカバーを付けるように指示したという証言をして、ヒアリング結果としてはしているし、
今回、4名の方のヒアリングが終わっているが、うち2名の方は付けたと言っているが、残り2名はつけてないと言っている。したがって、事実関係として、先ずは何人の方が総いた事をやったのか。あるいは同期は何だったのか。
会社としての関与がどうだったのかということをきちんとまとめた上で、まあ、どういった対応するかについては判断する必要があろうかと思っている。
○朝日青木:
エネシスについては、締め切りは何時と言ってあるのか?
○松本:
今のところできるだけ早く調査するように、終わらせるようにと告げてあるが、先ほど申し上げた通り、残りの10名の方のヒアリングについては、少し時間がかかるという話も伺っている。その辺の所はよく調査しながら進めたいとは思っている。
○朝日青木:
ツイッターの中で本日の会見とともにいくつかツイート(http://j.mp/QfF1Hn)されているわけだが、その中で線量値の再評価について、エネシスに求めたいという話をされている。http://j.mp/QfFA47 この線量値の再評価についてチョット分かりやすく教えて頂けますかあ?
○松本:
ハイ。いわゆる今回、個人線量計というAPDという少し銀色の四角い箱のようなもので、日々の線量管理を行なっている。そちらに鉛カバーを付けたと聞いているが、実際にはそういった日々の管理をするための線量計と、
もうひとつは積算線量計とことで月単位で被ばく線量を評価するガラスバッジというものがある。こちらのほうが日々というわけではなく、月単位でこのガラスバッジは回収してだな。
その一ヶ月分の被ばく線量はいくつだったのか、っていうような事がわかるものになる。で、日々のAPDの足し算の値とガラスバッジで月単位で出てくる値の差があるのか、無いのかという所をよく見たいと思っている。
今のところ、ヒアリングの中ではこちらのガラスバッジの方に鉛のカバーを付けたということは聞いていないということだそうだ。
○朝日青木:★★
その際について、エネシスの方で計算はもう終わっており出ているが、そちらにまだ報告がないということなのか?それともその数字について、またさらに精査を求めているということなのか?
○松本:★★
あの、数字自体は私どもまだ持っていないが、エネシスの方からはAPD、日々の足し算の結果と、ガラスバッジの結果に著しい差はなかったというふうに聞いている。残りというか、この14人の方々の被ばく線量について全体を把握したいと思っている。
○朝日青木:
最後だが、また一番初めの話に戻るが、お詫びするあいてというのはどなたになるのか?心配をかけてお詫びしたいという、(http://j.mp/QfFb1v)
# (ヽ'ω`) モドルンデツネ
○松本:
あの、私どもが今回、お詫びしたいのは社会にこういった不正というか、ごまかしがあったということで、心配と不安をかけたと言うことでお詫びさせて頂いている。
○朝日青木:
えっと、発注者責任といものについては、今回のお詫びの中に含まれてないのか?
○松本:
あのう、発注者として何処まで責任があるのかについては、やはり、先ほど申し上げた通り、今回のカバーを付けたという経緯が、どういう形で行われて、どういう結果になってるのかっ、ってな事実関係の確認をきちんとした上で、私どもとしてどういう責任があるのかについては確認したいと思う。
# 東電の事故復旧に、東電の敷地内で東電の施設に作業員として直接関わっているという眼前の事実をよくそんだけ無視できますな。あくまで我々には何の責任はないスタンス。我々に責任があるかどうかの確認をする必要性あるんだと。しゅごいね。
○朝日青木:
改めて見解を幾つかの段階で示して頂けるということですね。
○松本:
あの、今のところは、あのう、まだ事実関係をきちんと把握した上で、発注者としてどういう責任があったのかについては、まだ未確認の状況だ。
○朝日青木:
何れにしても発注者としてのコメントを何時か頂けるということで宜しいね?
○松本:
それは結構だ。
○朝日青木:
わかりました。
○朝日奥山:★★
国会事故調の報告書の参考資料の中で従業員の中にアンケートした結果が載っているのはご覧になったかと思うが。その中で元請け、下請けの作業員の方の声として、累積の線量が上がってくると仕事が無くなってしまう、
基準を超えてしまうと、一定の管理値を超えると職を追われてしまうと。東電や元請けの正社員でしたら、どこか他の場所で引き続きすることが出来るが、特に地元出身の正社員ではない下請け作業員の方は、線量が上がると職祖ものを失ってしまうと。
それは非常に困るんだという声が幾つか紹介されていた。で、そう言う状況が線量をごまかして今負うというインセンティブとして働いてるんだろうと思うが。それについて発注者である東電としてそう言う状況を何か改善するとか、
○朝日奥山:
★★そう言う考えはないのか?あるいはそう言う状況を放置しておくことそのものが、倫理にもとるというか、企業倫理上不味いのではないかという考え方にはならないのか?
○松本:
こちらに関して、その指導に関しては、今回のビルドアップの作業責任者、作業員が、どういう動機、あるいは指示に従ってこの鉛カバーを付ける事になったのか。あるいは付けてもいいと自分が判断したのかっ、ってなところについて良く伺わないと、
# わかっててやってる確信犯がなにいうとん。
私どもとしては軽率にどうだったかっ、てなところについてはいえないと思っている。ただ、昨年の4月頃の話しで似たようなことがあり、当時、私どもの事故時の被ばく線量250mSvで、当然、あの、50とか、100を超えている方が、
他の発電所で働けなくなると。ようは通常被ばくで管理されている他の発電所で働けなくなることに対して、私ども危惧しており、厚生労働省と少し話し合いをしたことがあるが、
そう言う面で作業員の被ばく管理上、250 と通常被ばくは別々には考えない、ってことで一定の結論を得ているので、それに従い作業管理、被ばく管理をやっている状況だ。
○朝日奥山:
国会事故調の中に取り上げられている下請け作業員の声については特に何らかのコメントをして頂く事は出来ないか?
○松本:
あのう、そう言った声があることは、私どもアンケートの結果として把握している。今の段階で何かアンケートの欠陥ついてコメントするとか、何か対応する事についてはまだ未定だ。
○朝日奥山:
今日で多政府事故調報告書、二つだけ尋ねたい。もし反論があれば聞かせて頂きたいと思うが、東電の初期の対応について、自ら考えて事態に臨むという姿勢が十分ではなく、柔軟且つ積極的な志向にかける点があったと言わざるを得ない。
そう言う資質を養う教育、訓練を行っていなかったことに問題があったという指摘があるが、それについては如何か?
○松本:
繰り返しになるが、そう言った指摘をされる根拠がどういった形で報告書上、記載されているか良く確認した上で、まあ、解答したいと思うが、私どもとしては事故との対応にあたっては、当時取り得るベストを尽くしたと思っている。
○朝日奥山:
政府事故調の指摘として、東電は事故から1年以上、経過した現時点においても、なお、事故原因について徹底的に解明して、再発防止に役立てようとする姿勢が十分とはいえない、
といっていて、その根拠としてマープの解析の前提条件が現実とかけ離れているとか、本分では出ているが、そう言う調査に熱意が足りないと言われていることについて反論はあるか?
○松本:
あのう、まあ、熱意がどうだったのかっ、っていうところについては、まあ、国会、政府事故調の、まあ、見解だと思うが、東電としては事故の原因究明にあたっては、必要な人員、リソースをかけてこれまで調べてきたつもりです。
あのう、まあ、マープの例が挙げられているが、私どもとしてはマープの前提条件については、出来るだけ現場で測定出来てるデータとか、あるいは実際にやった捜査、消防車の注水量を踏まえてインプット条件にしているので。
それを元に解析した結果を公表したとおりだ。従ってマープの入り口のところのデータが、まあ、少しずれればだな。当然、結果としてずれるわけで、それは保安院さまがされたメルコアの解析結果と、
私どものマープの解析結果でも、炉心損傷の時間が数時間違うってのはみられているので。そういったところは、まあ、今後、解析コードの精緻化っと言う意味では必要だろうと思っている。
○朝日奥山:
ありがとうございました。
○朝日たけいし:★
細かいことで恐縮だが、先程のヒアリングだが、実際にエネシスがされていることは理解したが、実際に東京電力の方は、ヒアリングに立ち会っておられるのか?
○松本:★★
こちらは私ども直接の契約関係がないので、エネシスさんとビルドアップの間で今調査が行われている。あ、立ち会うことが可能かっ、ってな質問ですか?
○朝日たけいし:
それは二つ目に機構と思っていたが、実際の契約関係が無くても、実際の発注関係が繋がっているので、発注の責任者として立ち会うことは可能だと思うが。いわゆる調査を実施することは難しいかも知れないが、立ち会うことは可能だし、すべきではないかと思うが、それはされているのか?
○松本:
あのう、、タチアッテナイヨネ? 私どもは立ち会っていない。立ち会うべきかっ、というところは、まだ10人残っているが、残りの10人、それから4名の方の追加調査等で、私どもも立ち会って直接聞いたほうがいいと判断すれば、少しその辺は検討したいと思う。
○朝日たけいし:
するとそこは積極的に東電の方で立ち会って具体的な状況を送気に情報収集するという状況には現時点ではないということだな。
○松本:
今のところない。まあ、私どもが立ち合ったほうがいいのか、立ち会わないほうがいいのか、ってなところについては、やはり受け取る、まあ、エネシスが聞くほう、まあ、エネシスは聞くほうだから関係ないかもしれないが、雇われる方のビルドアップがどう思われるか、というところについてはよく勘案する必要があろうかと思うかと思う。
# 雇われる側がどういう立場でいるか、よく分かっていらっしゃる。
○朝日たけいし:★★
長くなりたくないが。問われる方が気にする気持ちはわかるが、今、そこを配慮すべき自体ではないのではないかと思うが。
○松本:
あのう、私どもは発注者ではあるが、直接の契約はエネシスとビルドアップにある。また、今回の件でいうと、労働基準監督署のほうが、いわゆる調査もされている。そういう意味で東電が何処まで調査に直接タッチするかについては、
# 発注者=最高責任者ということにしないとダメでつな。権限、責任を都合よく主張したり放棄したりの親身親切な東電。素晴らしい。会見広報で自ら信頼貶めてる自覚するらない。哀れ。
○松本:
少し検討する必要があるかと思っている。
○朝日たけいし:
あくまで先ほどの質問のように現時点では様子を見ているということに変わりないんだな。
○松本:
そうですな。
○朝日たけいし:
わかりました。ありがとうございます。
○朝日青木:
先ほど、鉛のカバーについて金属のゴミ箱に捨てたという話があるが、あのゴミ箱というのは、回収したり、ある時期に来ると何処かに一度に埋めたりとか。そういうことがされるところなのか?
○松本:
あのう、現在発電所のゴミは全部貯めているので、捨て場所さんが、あ、w、捨て場所が特定できれば、調査は可能だと思う。ゴミをだな。発電所の外に持ち出していることはない。
○朝日青木:
ゴミ箱から何処かに移動しているのかね?
# 捨て場所さん。捨て場所にさん付け。
○松本:
あのう、ちょっと5,6号機側のゴミ捨て場に捨てたというふうには伺っているが、多分、ゴミ集積場と思うが。いわゆるゴミ箱のようなものに捨てて、ゴミが回収されて、また詰め物になって、というところまでは確認していない。
○朝日青木:
5,6号機の、そこの、ある、ある、まま、なのかぁ、そこから運んだかは全く、そこまで確認できてないということか?それとも、積み上がったままなのか?
○松本:
そういう意味ではゴミの集積所にいるままだと思う。
○寺澤:
宜しいですか?
○松本:
ただ、個々の場所に捨ててくれっ、っていうゴミ集積所だから、そこで、まあ、覆う括りにするというのか、袋にまとめて、こういう容器にしましたっ、ということはあるかもしれない。その辺はまだ運用状況について確認できてない。
○NPJ吉本おしどり:★★
先ほど、松本さんが1F 構内で働いている外国人の方を特に把握していないとおっしゃっていたが、ふと思ったが、描くの安全防護上、テロリストの方などが入られるかもしれない。今は特にチェックがないということで、それで下請けの方々も含め、外国人の方が作業員としてどれぐらい入っているか、特にチェックはこれからもする可能性はないのか?
# わーい。おなじことおもた。
○松本:
今のところ、外国人=テロリストではないので。まあ、雇用主の方でそういった、まあ、雇用主自身がテロリストかどうか確認をしているとは思えないが、身分証がしっかり発行されていて、連絡先等がわかれば雇用関係が生まれるものだと思っている。
# 外国人以前に「下請け丸投げ関与しねぇ」というところから大きく矛盾… orz
○NPJ吉本おしどり:★★
東京電力はインターナショナルベースなので、ブラジル語やいろんな外国語で在日の外国人の方々が募集されている状況はご存知だったのか?
○松本:
私自身はその情報を知らなかったが、以前、そういった外国人の就労について質問があったが、そういう意味では外国人だからといって何か差別をするとか、あるいは人数を集約していることはやっていない。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。勿論外国人の方がテロリストと言っているわけではないが、その可能性があるということで、その関連は全部協力企業に任せていると。
○松本:
あのう、まあ、協力企業の方々、協力企業の雇用主の方と、いわゆる身分の確認、連絡先の確認等を行った上で、従事者登録という形で発注というか、作業員登録が行われている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。で、そのインターナショナルプレスにあった情報では、1日3万円で1日2時間労働という募集だった。
このような方々はもし、万一東京電力が把握していないということだが、福島第一原発で作業された場合に、電離放射線障害防止規則など、日本の法律など、健康診断の適用は受けられるのか?
○松本:★★
ハイ。いわゆる働く以上は日本の電離則に基づいての適用は受けるとは思うが。あのう、まあ、基本的には雇用主、元請け企業の所で管理がされている。
○NPJ吉本おしどり:★★
電離則の適用が受けられ、日本の方が作業している場合と全く同等の条件で、被ばくのあとの健康診断や100mSvを超えた場合の経年の健康診断の保証も同等ということか?
○松本:
あのう、保証という意味は分かりかねるが。いわゆる年間50、5年間で100mSvという規制は同様に受けている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。その方々が、例えば長年日本に住むのではなく、就労ビザなどで短期日本に滞在していた場合も、自国に帰った場合も同じような形になるのか?
# 被ばく規制だけは別け隔てなく平等に。健康問題文句言いませんと一筆書かせられる労働弱者。この手の話題は、思う、思う、曖昧回答が多い松本氏。知識の偏りが滲み出てる。
○松本:
あのう、まあ、母国、他の国に行かれたら、その国の規制を受けるのではないかと思うが、日本でこれぐらい被ばくをしたという線量の管理票は、自身が保管して持っていると思う。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。チョットとっさでウル覚えだが、250mSv以上浴びた方々は、何年化毎に健康診断をされることではなかったのか?緊急作業を離れたあとも。
○松本:
ああ、私どもの250mSvを超えた作業員が6名いるが、こちらは定期的に健康診断は受験している。少なくとも現在は社員なので1年毎に健康診断を受けている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。その社員や協力企業の方々も、その作業を離れて協力企業と雇用関係が離れたあとも、大量に被曝した場合は特に特別な健康診断は約束され知ないものなのか?
○松本:
あのう。まあ、、そういう意味では100mSvという、いわゆる今回、特例で250mSvまで事故時被ばくが拡大した100mSvを超えた方々は、そういった対応が必要だと思うが。★★いわゆる被ばく線量が多い方々のフォローアップの仕組みがどうなっているかについては確認する。
# 被ばく管理をするが健康の保証まではしらねぇよ。全部ひっくるめて下請けに丸投げしてるんだよ。責任は発注主がかぶらないような仕組みにできてるんだよ。といっちゃえよ。即答できない確認すべき事柄。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。
○寺澤:
追加作業実績の報告と作業予定を申し上げる。明日、サリーは逆洗により一時運転を停止する予定。港湾内の海底土サンプリング関連。本日(23日)8時から13時にかけて港湾内の海底土サンプリングを実施し、本日終了している。結果を取りまとめて公表する予定だ。イイデスカ? はい。それでは以上で夕刻会見を終了する。
~ 終了 19時31分