2012年7月27日金曜日

東電会見 2012.7.27(金)18:00 ~ 個人線量計(APD)鉛カバー 被ばく線量偽装(続報)、PCB含む油漏れ39キロリットル続報(再異臭報告)、福島第二ドクターヘリ緊急搬送(続報)ほか

東電会見 2012.7.27(金)18:00 ~

トラブル報告。AとB号機で並列運転している窒素ガス封入装置のAが停止。(1~3号機に断続的に窒素封入して水素爆発を防止する装置)現場確認の結果、圧縮機、インバータ故障の警報名。原因調査中。B号機で断続運転中。

昨年10月23日に発生した危険物屋外貯蔵タンクからの39KL油漏洩続報。油には微量のPCBを含有。全9基のタンク調査の結果、新たに2基から漏洩確認。計3基漏洩量は40KL、防油堤に残った4KL回収で最終36KL漏洩評価。

PCB含む36KLの油の大部分は防油堤周囲の土壌に染み込んで海洋への漏洩ない評価。保安院さまからの指示文書1件。汚染された検査機器がL型輸送物で長期間周辺監視区域外の倉庫で保管されていた問題に対する調査指示。ほかサーベマップ更新。

東電指示で元請け東京エネシスが聞き取り調査を行った結果の中間報告。昨年12月1日 働いていた下請けビルドアップの9名のうち5名(作業責任者含む)が作業責任者の指示で鉛カバー着用。

2名は12月7日以降に作業従事で、偽装あったのは12月1日なので関与ない報告。(12/1だけかは不明…)また3名は Jビレッジで作業責任者からの鉛カバー着用指示を許否、その場で作業せず帰宅。結果12月1日に作業したのは9名。

うち5名が鉛カバーを着用。鉛カバーありAPD5名は1.18~1.38mSv。鉛カバーなしAPD4名 は0.93(0.33)~1.69mSv(0.33は遅れてきてほとんど作業できずの作業員)

鉛カバーをつけても付けなくても差がなく意味がなかった事を強調報告。ガラスバッチとの差も最大で0.3mSv、優位な差がなく鉛カバーの効果はなかった旨の報告。

これから行うアンケート調査口止め対策として、線量偽装した下請け作業員を従事者取り消し手続き中である事を報告(働けない処分)ヒドイ… 対策として東電が法令順守するよう再教育を元請けに指示。( ゚д゚)オマエガ イウナ

この線量偽装は一義的な責任は元請け企業にあり、事態を重く見た東電が自ら元請けに指示を出し調査して(させて)いる。(多重下請け労働弱者の)従事者登録を取り消すなど厳選に対処する姿勢をアピール。なお全て口頭報告。( ゚д゚)

【プラント質疑】
共同通信(鉛カバー)→東京新聞(鉛カバー)→ニコ(作業員待遇)→読売(鉛カバー)→おしどり(鉛カバー・被ばく管理・環境汚染・身元不明者)→読売(鉛カバー)→朝日(鉛カバー)→NHK(*タンク油漏・*サーベマップ)→おしどり(*タンク油漏)


○プラント

○報告

○環境モニタリング・サンプリング

○報道


○寺澤:
本日の会見の議事進行を報告したい。先ず最初にプラント状況について松本さまに説明していただきまして質疑応答をさせて頂く。ひと通り終われば、そこで終わり、皆様の関心の非常に高い、★★テレビ会議システムの録画の公開にあたっての方針を説明する。

従って一旦技術関係の質疑応答が終われば、松本以下はこちらを退席。広報からテレビ会議システムの公開の方針について説明する流れにさせて頂きたい。それではよろしくお願い致します。



■福島第一の状況

○松本:
7月27日夕刻の会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。昨日連絡した通り、本日から注水量の変更操作を行なっている。多少、下一桁の値が違っているが、1号機は0.5、2号機、3号機は 1m3/hずつ下げている。

CS系からの注水量に関しては微調整という形で本日操作を行なっている。これでしばらく様子を見て温度が静定したら2号機、3号機については引き続き再度0.5m3/hずつ低下させる予定だ。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。

[その他]
★★本日10時57分に対して、1号機から3号機に格納容器と圧力容器に窒素ガスを供給している装置がAとBの2台があり、2台の並行運転を行なっているが、そのうち、A号機の方の流量が出ていない確認をしている。

現場を確認したところ、その装置が停止したことと、圧縮機故障、インバーター故障の警報名が出ていた。圧力容器、格納容器の窒素ガス注入に関してはB号機のほうで出来ているので、中断そのものはないが、今後、A号機の方の止まった原因について調べていきたい。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。使用済み燃料プール温度は記載の表の通り。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は、本日8時22分から移送を再開。3号機に関しては継続実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
引き続きサリーでの汚染水処理を継続中。


■危険物屋外貯蔵タンクにおける変圧器油の漏えい最終報告

★左肩にお知らせと書いているが、変圧器の漏洩に関する調査結果の資料を見るんだ。「福島第一原子力発電所危険物屋外貯蔵タンクにおける変圧器油の漏えいに関する調査結果について http://j.mp/NM6kVm」


本日、調査結果がまとまったので公表する。この件に関しては、昨年10月23日になるが、野鳥の森にある変圧器の絶縁油になるが、こちらを定検中だったので、仮に貯蔵しているタンクがあった。底の防油堤のところが、油面がとどまっていることと、

当時、降った雨で防油堤が満杯になり底からオーバーフローしている状況が確認されている。その後、私どもとしては水を抜いて調査を進めた結果、9基あるタンクのうち 1基の油面計の下部から水が漏れていることを確認し、

その旨についてはこれまで公表しているが、この調査結果により、漏洩箇所が確認されたタンクは都合3基あったが、油面が確認されているタンクは6基という状況だ。なお、漏洩した油の量はタンクに残っている油の量から評価して、★全体で40kLが漏洩したものと考えている。

その後、防油堤に残っている漏油に関しては吸着マット等で回収したが、園で回収できたのがトータル4klであり、都合、36kLが何らかの原因で防油堤から溢れて外に出たものと考えている。

2枚目に添付資料(http://j.mp/N7zbQQ)という形で評価をつけている。先ず1枚目のオモテ面に写真が載っている。右上の「野鳥の森」危険物屋外貯蔵タンクの外観については、全部でこのように9基のタンクがあり、6基に油が入っている。

3基はからだった。その内のタンク6基から油が漏れており、3基については油面計から漏洩してるところが確認できているが、残り3基については漏洩箇所の特定まで至ってない。

漏洩がわかった油面計のところだが、下の方にある写真の通り、ガラス管の中に油面が出てきており、直読するタイプだ。これとその下の金具を結びつけるところのパッキンがあり、底が劣化したためにここから油が漏れると考えている。

漏れた油に関しては防油堤の中にとどまるべきところではあるが、雨水がこノ墓湯亭の中にたまり、雨水と一緒にオーバーフローした状況だ。オーバーフローした状況については、左上に1F構内図(http://j.mp/N7zbQQ)ということで、

全体の見取り図があるが、左下の所に野鳥の森危険物屋外貯蔵タンクということで赤い枠がある。周辺に排水口があり、当時、海に出たのではないかということで調査したが、まあ、海に油面等が見られなかったということで、

海への流出はなかったものと思っているが、この度、漏洩した量が36KLということで、大量ということもあるので、改めて周辺の状況を調査している。裏面に油の漏えい量の流出経路の推定で書いているが、周辺の土壌、それから排水口、排水路、

油の分析を進めていおり、大部分はこの茶色い枠の防油堤から漏れた雨水、油に関しては殆ど、この防油堤周辺の土壌に染み込んだものと考えている。排水路に関しては、当時、排水口は途中で閉塞しており、その先、行き場がなかった状況と、

もう一つは園周辺での土壌分析結果からもあぶらなゆうな両検出されていないと。通常見られるバックグラウンドレベルということだったので、ま、それより先には漏洩した油入ってないものと推定している。

なお、私どもとしては、今後、このタンクに残っている油については回収することと、土に関しても剥ぎとってそちらも保管していきたいと考えている。本件に関しては以上だ。


■原子力施設外に搬出された検査機器等の保管状況に関する指示

★本日、保安院さまから指示文書を一見受領いたしたのでご連絡させていただく。「原子力施設外に搬出された検査機器等の保管状況に係る経済産業省原子力安全・保安院からの指示文書の受領について http://j.mp/NM5HLp」

本日15時に保安院さまから、各原子力事業者が受けている。本件については保安院さまのプレス発表もあるが、原燃、原子力燃料さまのほうで、こういった検査機器、放射性物質で汚染された検査機器が、

L型輸送物で長期間周辺監視区域外の倉庫で保管されていたことに鑑み、同様の事例がないことに関して各原子力にご指示が出たものでございます。

指示によりますと本年の8月10日までに調査結果を報告することを求められておりますので、私どもと致しましては中身を抑制ささせていただいた上で出来説に対応したいと思っている。


■福島第一 サーベーマップ更新

それから手元には2枚の資料がある。★1枚は1Fサーベーマップ(http://j.mp/NM6Cvu)ということで、7月26日現在の1~4号機の屋外になるが、環境の空間線量を示している。繰り返すが、色分けは右肩にある通り、測定した日時を書いているので、色そのものが線量を示していないので注意するんだ。


■環境モニタリング・サンプリング

(http://j.mp/NM6tbn)もう1点は南放水口の海水のサンプリング結果。本日の測定結果ではセシウム134/137、全βに関しては検出限界未満という状況だ。


■下請け作業員 APDの鉛カバーによる被ばく線量偽装(中間報告)★★★

資料の説明は以上だが、改めて月曜日に説明している福島第一の発電所内で工事にあたっている方が、個人線量計APDに鉛カバーを付けた件に関して、本日、東京エネシスから中間的な報告を私どもが受けたので、その内容について改めて皆さまに説明させていただく。

先ず、事実関係の確認だが、昨年12月1日に旧事務本館の脇にある淡水移送装置の保温材を凍結防止対策の一環で取付作業を行なっていたビルドアップ社の作業員であり、当日、働いていた9名のうち、5名の方が、

個人線量計を鉛カバーで覆ったことに関して聞き取り調査の結果、認めている。また、残り4名の方に関しは、鉛カバーをつけていないということである。それから、この当該工事に関しては全員で14名の作業員の方が作業上登録されているが、

うち、2名の方は12月7日以降、作業に入った方であり、今回の取り付け、12月1日時点でまだ作業員としては登録されていない状況だ。それから3名に関しては、当日、Jビレッジでこちらの作業責任者から鉛カバーを取り付けろと指示を受けたところ、

そういったことは出来ないということで、許否をし、その作業に従事せず、当日は帰宅されたということであり、この3名は鉛カバーをつけていない状況だった。従って都合、14名の中で5名の方がカバーをつけていた。

実際に作業を行った方では9名のうち5名という状況である。それから、当日の線量の実績だが、鉛カバーを装着した5名の被ばく線量に関しては、1.18~1.38mSv。鉛カバーをつけていない方の被ばく線量は 0.33~1.69mSvという状況だ。

特に鉛カバーを付けた方とつけていない方とで大きな著しい差はなかったと考えている。なお、付けなかったかで0.33mSvという方がいるが、こちらの方は当日、作業現場に到着したのが遅れて、実質ほとんど作業をしていない状況だった。

その方を除く3名の方で比較すると0.93~1.69mSvという状況だ。それからガラスバッチとの比較だが、これまで私どもがもっている当該作業員の方のAPDの積算値とガラスバッジの差を見ると、最大でも0.3mSvであり、著しい差はなかったと考えている。

こちらの方はAPDの指示値が13.31mSv、ガラスバッジでは13.7mSvという状況で、0.39mSvの差があった状況だ。

なお、動機だが、この作業責任者の方が、まあ、現場の線量が高いので、今回はじめて作業する方もいるので数字を低く見せようということを思い立ったということで、まあ、11月30日、前日になるが、この作業責任者と作業員3名で鉛カバーを12個制作したということだそうだ。

こちらに関しては、まあ、当日、装着したが、コの字型で作業中ズレるとか、実際に付けた人と付けない人の差がなかったということで、

# ほう。なるほど。初めて方だから鉛カバーでつか。鉛カバーの影響はなかったことを強調する東電。問題はそこにないから。しかも口頭報告のみ。おちょくってる。

★★1日限りで使用をやめて12月2日になるが、翌日に5,6号機側にある廃材置き場の所に廃棄したという状況である。なお、この廃棄した鉛カバーについては、労働基準監督署の了解のもとに東京エネシスが捜索したが、

なにぶん、ゴミ捨て場でかなりの物量があるので、現在の時点では鉛カバーの発見には至っていない。以上の報告を受けている。

東電としての対応だが、私どもとしてはこういった不適切な行為は許されることではないと思っており、★★★本日、東京エネシスに対して口頭で4点の指示を行なっている。1点目は東京エネシスが元請けでビルドアップが行ったすべての作業。

それから作業に従事した作業員の被ばく線量に関して、もう一度今回の事案を含めて再評価することがひとつ。2点目は東京エネシスが元請けとなっている作業の中の各協力企業に対して、類似の不適切な事例がないかという一斉点検を行うということと、

# 不適切な行為をしやがって。まるでひとごと。不適切な行為を黙認するための多重下請け被曝労働を黙認してるくせに。( ゚д゚)ポカーン 保安院さまバリの指示文書。それすら報道には口頭説明でつか。えらい東電。

★★個人線量計の適切な仕様に関する仕組みを立案して実行すること。ええ、3点目にビルドアップの作業員のうち、法令巡視の観点から放射線管理上の順守事項について再教育を行うこと。4点では東電が今後実施する調査に協力することと、

★★★東京エネシスが引き続き行なっている調査結果については報告してほしいの4点について東京エネシスに本日指示をした。なお、鉛カバーを付けた5名に関しては、管理区域内の作業を行わせないということで従事者登録の解除手続きに入っている。

# 労働弱者、上の命令に逆らえない鉛カバーを付けさせられた言わば、被害者の首を切って問題幕引き東電。はっきり言って見せしめ。バレたらこうなるぞという中間報告と称した事前通告。この人達、本当に刑務所にぶち込んで欲しい。放置する政府。

本件に関しては以上だ。


■福島第二 頭部から出血 ドクターヘリ救急搬送の続報★★

それから福島第二で協力企業の厚生棟で倒れた方のその後の状況だが、こちらの方は昨日、病院で診断の結果が出ている。

個人的な病気ということで、病名の公表は差し控えさせて頂くが、後頭部の後ろから出血したことに関しては、倒れられた際に頭を打って、その際に出血したものということで、事件、事故の可能性はないという判断を頂いている。

私からは以上だ。(20分)



■質疑

○共同たけもと:
鉛カバーの先ほどの説明の中で、だいぶ数字が多くて間違ってはいけないので、例えば数字の部分も含めて簡単で結構なので紙で頂くことは出来ないか?

○松本:
確認、準備はさせて頂くが、あのう、もう一度念の為に申し上げるが、人数関係だが、当該の作業に登録されている方は全部で14名いる。

# 嫌がらせかよ… おこす方は地獄だよ。口頭報告で終わらせないで紙で出せよ。HPで公開しろよ。orz

うち2名の方は12月7日以降に登録された方であり、今回の件とは無関係と考えている。残り12名だが、こちらは当時の作業責任者からJビレッジで鉛カバーをするように指示を受けたが、

3名の方はそういったことは出来ないということで、まあ、そのまま作業に従事せず、帰宅されている。従ってつけてない状況だ。残り9名の方になるが、残り9名で実際に現場で作業したが、5名の方が鉛カバーを装着し、残り4名の方は装着していない状況だ。

なお、この5名と4名がなぜわかれたかについては、当時、免震重要棟でAPDを受け取った際に5名の方と4名の方、実際には3名の方だが、乗る車が違っており2つの車で現場まで移動しているが、5名の方は作業責任者も乗っていたこともあり、そのまま鉛カバーを付け、残りの3人は付けずに現場作業を行った状況だ。

それから線量関係だが、鉛のカバーを付けた5名の被ばく線量は1.18~1.38mSv/日。つけていない4名の方の被ばく線量は0.33~1.69になるが、この0.33の方は先ほどいった車に載っていない一人の方であり、現場作業に御売れてきている。

ので、事実上、現場作業をほとんどされなかったということで、つけていない方の作業に従事した3名という意味では0.93~1.69という状況になる。

で、まあ、これが当日の線量の状況だ。続いてガラスバッジとの比較になるが、こちらに関しては10月1日~12月31日までの3ヶ月間の積算線量になるが、こちらはAPDとガラスバッジの佐賀最大の方が0.39mSvであり、APDが13.31mSv、ガラスバッジが13.7mSvという状況だった。まずは宜しいか?

# 2回も打たせやがって… (ヽ'ω`)

○東京新聞森本:★★★
今日、厚生労働省の方で記者会見があり、下請け元の作業員男性が、多重派遣構造のもとで問題があるということで、東京労働局と長崎の労働局にそれぞれ下請けの企業を何社か相手にとって申し出たことの発表があった。

この点について元請けの東電として、事実をどのように把握されているのか? 後、会見の中で弁護士さんが、東電のほうとしても、当然責任があるはずで、会社の方にも是正を求めたいと説明された。こういう指摘についてどのように対応するつもりか?

○松本:
厚生労働省で行われた会見は承知していないが、先ず、1点目ではこういった鉛カバーの話にしろ、濃ゆ契約というか、賃金の支払とか、あるいは雇用形態については、

法令を必ず順守して欲しいということで、私どもとしては元請け企業にお願いはしているし、契約書上もそういった契約の形態になっている。従って、今後、そういった話に関しても調査を進めているので。

そういった事実関係が確認されたら発注者として、ええ、まあ、撮るべき対応はしたいと思っている。それから2点目だが、やはり、一人ひとりの労働者、作業員の方に関しては、やはり、実際に自分が結んだ雇用契約、

労働条件を実際に払われる賃金とか、条件が違う場合には、私どもの契約窓口の方に連絡して欲しいということで、Jビレッジ等にはポスター等で掲示してあるので、もしそういった条件が変だという話があれば、直接当社に連絡いただきたいと考えている。

# 何が変で、何が変じゃないないのかすら、多重下請け労働者にはわからない… 当たり前過ぎて。

○東京新聞森本:
当該の元作業員の方が労働局に訴えでた事実は把握されているのか?

○松本:
報道を通じて、あのう、知っているが、あのう、実際にどういった事になっているのかについては現在、元請け企業を通じて調査を進めている。

○東京新聞森本:
調査というのは報道を通じて事実を把握したことによって調査を始めたということで良いか?

○松本:
動き始めた状況かということ?

○東京新聞森本:
そうです。調査を始めたきっかけは何か?

○松本:
そういう意味では報道を通じてそういったことがあるということになったので、実際に始めているが、以前から、法令の順守に関して元請け企業に周知徹底をお願いしている所だ。

○東京新聞森本:
わかりました。ありがとうございます。

○ニコニコ七尾:
今と若干関連するが、鉛カバーの今の問題もそうだが、これから本格的に夏を迎えるわけだが、法令遵守は当然のこととして福島第一原発内で働いている方、社員の方や社員ではない作業員の方も、全体的な待遇の向上対策は、現在考えているかどうか。

漠然としているが、全体的なそういったことについて教えて欲しい。もし考える予定があればだが。

○松本:
待遇というか、いわゆる如何に作業を、まあ、委員環境で、まあ、やっていただくようにっ、ってことであれば、現時点では通気性の良いカバーオールに、まあ、6月末から切り替えておりまして。

# 責任もひっくるめて丸投げ。何が起きても電力会社と国に影響ありません法体系。作ったのだれなん。

まあ、そういった面では少し真夏、昨年の真夏に比べると、まあ、カバーウォールの通気性は向上していると思う。

# 待遇は、通気性のよいカバーウォールの提供だ。ありがたく思え。( ゚д゚) つか、誰もカバウォールの通気性について質問してねぇよ。orz

また、あのう、全体の、なんていいますか、あのう、ええ、ダストッ! の中のヨウ素! に関しては検出限界未満という状況がもう続いているので、いわゆる全面マスクの中でも、要するにチャコールをとった形になっておりますので。

# なに。この思い出したような。呼吸がしやすくなった待遇向上。待遇なん、これ?

そういう意味では全面マスク自信も、以前に比べると、まあ、呼吸がしやすくなったと考えている。また、あのう、引き続き夏場になっているので、あのう、休憩所等でのアイス、あの、クールベストですとか、あと、飲み物の補給等を適宜行いながら、熱中症の予防対策をしていきたいと思っている。

○ニコニコ七尾:
わかりました。長期間にわたる作業が現場で続く中で、電気料金値上げを含む事に関連して、社員の皆さんの給料の削減ばかりが言われていたわけだが、これは皆さんそうだが、これは社員の肩の話だが、

特に福島第一内で働く方の健康とか、金額面での保証とか、そういったことに関して、何か変更点というか、そういったことがあれば教えて欲しい。

○松本:
あのう、特に何かを変更したとうことではないが、やはり厳しい華僑で作業、あるいは作業管理を実施しているので、いわゆる健康診断の際の問診等の充実等については、今のところ、あのう、健康診断を通じてやっているところだ。

また、給与面については、これは全社的な話なので、こちらは今後予定している人事制度の見直しの中で考えていきたいと思っている。

○ニコニコ七尾:
ありがとうございます。全社的な話とあったが、とくにサイト内ではある程度、そういったことに配慮することはもう無くて、全社員ということになるのか?

○松本:
そうですな。いわゆる給料、処遇等に関しては、何か作業に起因する手当は当然あるが、いわゆる一般的な体系については全社共通だ。

○ニコニコ七尾:★★
わかりました。作業に関する手当はある程度、危険とかそういったことに対してプラスアルファはあるということか?

○松本:
そうです。

○ニコニコ七尾:
事故前と現在は変わっていないのか?

○松本:
変わっていない。

○ニコニコ七尾:
例えば具体的にはどういった事になるのか?

○松本:
あのう、いわゆる管理区域とか、あと、まあ、全面マスクを着用しなければいけない作業等については、いわゆるそういった手当がある。

○ニコニコ七尾:
それは金額的にはいくらぐらいか?

○松本:★★
個別の金額については答えられないが、数百円のオーダーだ。

# 数百円。で、日当40万円の話し。( ゚д゚)ワケワカメ

○ニコニコ七尾:
ああ。なるほど。それは例えば社内の中でも先ほどの繰り返しになるが、過酷な状況が続くわけで、なにかそういった皆さんの給料が下がる中で、多少の現場の方の待遇はやはり改善すべきではないか、そういった社内での議論は特に今のところ無いわけか?

○松本:★★
あのう、まあ現場の大変さは、あのう、ありますが、福島第一に限らず、まあ、いわゆる関東で頑張っている社員もいるので。そういった意味では特に、あのう、何か差があるわけではない。

# 待遇変わらない。社内で福島行きが決まることの意味する事は。そう言えば4月から女性職員が1F勤務の話しどうなったっけ。

○読売三井:
★鉛カバーの件で。基本的なことで恐縮だが教えて欲しい。5人の方が鉛カバーをしていて、してない人が4人いて、してない人が作業されなかったというのは、車に乗り遅れた?

○松本:
ハイ。まあ、乗り遅れたというか、少し細かい話をさせていただくが、Jビレッジで鉛カバーの着用を拒否された3名の方を一旦その、いわきの方まで送っていったので、この方1名は実際に現場に到着するのが出遅れている。従って作業現場に実際到着した際には、もう殆ど当日の作業は終わっていたという状況だ。

○読売三井:
一人は作業していないくて、鉛カバーをした5人と鉛カバーをしてない3人を比べると、その差があまりないということ。先ほど、高価がないので1日だけつけるのやめたと会社の人が言ったというのは、これは5人と3人を比較しての判断か?

ガラスバッジというのは、10月1日から12月30日までの積算線量で比較されたということだが、ガラスバッジというのは、リアルな値、刻々の値は読めないものか?

○松本:
はい。刻々日々の管理は、APDは数字で出るが、ガラスバッジは所定の処理をしないと読めないので、日々というよりも、ある程度一定期間の積算線量という形で、計測する特性がある。

○読売三井:
被ばくの労働管理はどちらの数字を元にやるのか?

○松本:
基本的には日々の管理をAPD、トータルの被ばく線量はいくつですかという管理の仕方ではガラスバッジを使う。で、毎月月末になると、なんとういうか、厚生労働省に提出する線量の分布を示しているが、そちらは、ガラスバッジを正にして集計している。で、ガラスバッジの現像結果が出るまでの期間はAPDの方で借り集計をしている状況だ。

○読売三井:
そうすると1年で最大50とか、目安として20とか、数字があるが、その労働管理する場合はガラスバッジで行うということなのか?

○松本:
ハイソウデス。失礼した。ガラスバッジとホールボディーで計測する内部被曝の線量の合計値ということになる。

○読売三井:
そうするとAPDで鉛カバーを付けたとしても、本質的な意味が無いような気がするがどうなのか?

○松本:
ハイ。あのう、まあ、本当にだな。被ばく線量をごまかすというか、あのう、操作するという意図があれば、APDとガラスバッジの両方を何か細工するなり、どっかにおいてくるということが必要になるが、

今回の範囲では、なんとういうか、APDのみに鉛カバーを付けてガラスバッジには何もしていないような証言が得られている。それがどこまで、あのう、なぜww ガラスバッジをしなかったってところまでは聞いていない。

# これらは全て当事者による調査報告。なんでもあり。

○読売三井:
わかりました。それを受けての東電としての対応だが、ひとつは鉛カバーをしていた5人の従事者の解除手続きを今しているということなのか?

○松本:
ハイソウデス。

○読売三井:
まだ完了はしていないのか?

○松本:
えっと、もう手続きに入っているので、実際に業務に従事することはないと思うが。最終的な確認、手続きが終わったかっ、ってのはチョット確認させてくれ。

○読売三井:
わかりました。元請けに何か支持されたというのは、もう一度言って頂けるか?

# わかるのか。

○松本:★★★
元請け企業に、今回東京エネシスになるが、指示されたのは4点ある。1点目は東京エネシスが元請けで、ビルドアップが行ったすべての作業、それからその作業に従事した作業員の方に関しては、

# 指示された… 指示したんでそ。あんたらが。

今回の事案を含めてもう一度線量の再評価を行なって欲しいというのは1点。エネシスの他の協力企業に関しては、類似の不適切な事例がないかということで、一斉点検をするということと、

併せて、個人線量計の適切な仕様を確実にするような仕組みを立案して実行するというのが2点目。3点目はこちらはビルドアップ社の放射線作業従事者全員に対して、再度、法令遵守の観点からの放射線管理上の順守事項に関する再教育を行う事。

# まるで保安院さま気分だの。この親にしてこの子あり。

4点目が東電が実施する調査に対して協力するという事と、東京エネシス自身が行った調査結果については、東電に報告するようにという4点である。

○読売三井:
3番目の法定順守の再共育というのは東京エネシスが何処に対して再教育するのか?

○松本:
東京エネシスが、ビルドアップの放射線業務従事者に対して実施する。

○読売三井:
元請けが下請けに対してということか?

○読売三井:
はい。わかりました。

# 法令違反の常習犯の東電が、下請け企業に法遵守を指南してるう。事あるごとに我々には責任ないがを繰り返す東電。

○NPJ吉本おしどり:★★
先ず、鉛カバーをつけていた件だが、既出かも知れないが、来之鉛カバーを付けておられた5人のうちの平均年齢や最年少の方の情報は確認されているのか?あと、12月1日に起こった事象ということで、

以前、私が聞いていた11月30日に公表された3月から9月期の緊急時作業における被ばく線量の人数と線量の資料は協力企業の方々に撒いたかどうかを確認して頂けるということで、その確認はとれたのか?

# そう。撒くのです。東電から下請けに対する何らかの指示を文書、出す行為を「撒く」といいます。餌を撒いて被曝労働者を集める、あるいは人として同等に扱っていない、ほれ拾え、と鳩に餌を撒く行為に由来していると思われます。コレデ アナタモ ギョウカイジン。しらんけど。w

★★あと一点。12月27日に厚労省からも公表されているが緊急時作業に関わった方々の連絡先不明者が10人ということだったが、現時点でこの10人の現象はされたか?後、12月16日に厚労省の特定商例が廃止されたが、


実効線量100mSv超えても配置転換されない50人の方々が、後任者が簡単に選べないということで見られているが、6月25日の中長期対策会議の資料では、75mSv浴びた方々で、配置転換できない方が108人。

あと任者が簡単に選べないということだったが、100mSvと75mSvの線量の差と12月と6月という時期的な差もあるが、この50人から108人という人数の差。これは後任者を簡単に得られない方々は、

減少傾向なのか、増加傾向なのか教えて頂けるか?あと、★★7月26日付で保安院の方の発表(http://j.mp/Mbab16)だが、水質汚濁防止法第23条第3項によるもので、有害物質の貯蔵施設に係る届出が東電から環境省に、

そして1F、2Fのものが福島県知事に。柏崎刈羽のものが新潟県知事に届けられているが(http://j.mp/Mbahpz)その有害物質貯蔵指定施設に係る届出の有害物質のデータを公表できるかぎり教えて頂けないか?

これに関するもので、根拠法となる電気関係報告規則第4条の特定地下浸透水を浸透させる場合のものが、1Fの届出の中に含まれているかどうか、回答をよろしくお願いする。

○松本:
ハイ。年齢の分布については調査はまだできていない。今回は作業時の鉛カバーを装着したということで、まずは被ばく線量の実績について調査を進めている。

それから10名の方については6月30日の時点では、依然10名のまま連絡ができてない状況である。7月31日になったら7月分の調査状況について公表できると思う。

# 今回は作業時の鉛カバーを装着したということで = 翻訳:今回は放射線作業従事者抹消処分(クビ)を伝えて、アンケートが来てもそのような事実はないと答えるように釘を差すことが目的ということで

○NPJ吉本おしどり:
すいません、その10名の方は推測でいいが、例えば外国籍の方が混じっているような推測はできるのか?日本名かどうか。そうい者の確認はとれているのか?

○松本:
あのう、詳細はデータはないが(タブンコレ http://j.mp/Mpr5V6)10名の方について調査を進めている状況だ。外国籍かどうかについては区別していない。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。連絡先がわからないのか、名前や年齢、被ばく線量、全てのデータがわからないのか、どの程度の不明なのか?

○松本:
これは状況によるが、年齢がわからないかたとか、ええ、年齢が確認されていないんだけども、生年月日と中央登録番号が入っているとか、そういったものがあるので、ええ、そういったところを調査している、

○NPJ吉本おしどり:
年齢は確認できるけれども、生年月日が登録されている等はどういう事なのか?

○松本:
年齢が確認されていないが生年月日が記録上あるという。要は年齢と生年月日を両方書くので、その時の年齢のデータが入っていない状況だ。

当然、生年月日が書かれていると年齢を計算でできるが、登録されている情報の中に年齢の情報は記載されていないということだ。それからその他の状況ではJビレッジで線量計の貸し出し記録があるが、

作業の実態が判明されていないということで調査を進めているものが何件かある。それから実効線量の50mSvの話だが、こちらに関しては、

○NPJ吉本おしどり:
100mSvです。

○松本:
あ、100mSvの限度が適用されているものは、現在、ええ、527名おり、50mSvを超えて100mSv未満が246人いる状況だ。

これらのもの、20mSvを超えているものも含めるが、なるべく高線量を既に線量として既にあるものについては、現場の作業灯を勘案しながら、なるべく低い線量で抑えるような対応をとっている状況だ。

○NPJ吉本おしどり:★★
わかりました。その12月の厚労省での特定商例の廃止の時の情報と、6月の中長期対策会議の資料(http://j.mp/MSQ2Xk)での人数の差、その後任者を簡単に得られないのは減少傾向なのか、増えているのかについては如何か?

○松本:★★
こちらは少し増えている。東電社員が全員だが、今後、廃止措置に向けて作業をする上で、そういった人材、あるいは知恵が必要だということで、子之特定港線量作業従事者としての厚労省への届出を行なっている状況になる。

○NPJ吉本おしどり:
全員東電社員の方々か?

○松本:
はいそうです。

○NPJ吉本おしどり:
ちなみにそれはどういった専門的な知識や経験で後任者が得られない、どういう知識をお持ちの技術者たちなのか?

○松本:
基本的には運転操作とか、設備の管理知識、それからまあ、建物の中にどういった設備とか、まあ、ものがあるかという所を運用している者たちになる。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。それは増えているということで、この先減少に転じるような検討、若しくは計画はあるのか?

○松本:
はい。ひとつはそういった者たちの経験を別のものに技術伝承というか移していくこともそうだし、この者たち自身もなるべく被曝をさせないことで管理している状況だ。6月のデータは6月29日公表(http://j.mp/MCjWnQ)しているが、現在、当該の特定高線量作業従事者は全体で527人いるが、

○松本:
基本的には10mSv/月 以下のものは526人ということで、大部分を低いレベルで抑えるようにしている。わかりました。その後任者を育てるというのは、以前から松本さんは仰っているが、

○NPJ吉本おしどり:
後任者を育てられ、その引き継ぎで高線量を浴びた方々が交代するような他タイミング、スケジュールはそれぞれ一気には出来ないと思うが、何時頃からそれは進められるものか?

○松本:
既に一部出ているものについては入れ替えているが、現時点では段階的に行うということで、何時までに完了させるという目標はない。

○NPJ吉本おしどり:
分かりました。一つ質問が抜けていたが、11月30日に公表された3~9月期の緊急時作業被ばく線量などは、協力企業に撒かれたかどうかという確認は?

○松本:
★これは撒いておりません。それから有害物質の話だが、こちらに関しては平成22年度分、それから23年度分の福島第一の規制物質の試料量に関しては報告を行なっている。どういった形で公表できるかどうかについては確認してみないとわからないので検討させていただく。

# キタ―(゚∀゚)―!! 撒きましたか?で意味が通じました。まいておりませんお。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。検討をどうぞお願いする。

○松本:
それから個の関連で、以前、おしどりさんから質問のあったPRTR法に届け出る各物質で、主に何に使われているのかという質問があったが、量の多いチシレン、エチルベンゼン、スチレンに関しては、私は以前、洗浄剤と申しあげたが、塗料の溶剤として主に使っている。塗料の溶剤だ。

○NPJ吉本おしどり:
どの部分の塗料の溶剤なのか?

○松本:
配管とか、機器に塗装等をするので、そういったときにこういった溶剤で溶いてペンキとして塗るという状況だ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。その保管状態や保管庫の場所は以前話していただいた、

○松本:
いわゆるペール缶とか一斗缶のような形で保管されている。そらからPRTR法で規制されているリン酸エステルに関しては、今回、報告しているが、福島第一については該当なしということで報告させていただいた。それから1F構内にある最終処分場については津波の被害は受けていなかった。以上だ。

○NPJ吉本おしどり:
リン酸エステルの1Fは該当なしということで、これはPRTRという事で、移動量と排出量がないということで、保存料としてはどれぐらいになるのか?

○松本:
こちらとしては、この法律に基づく使用量の報告はあるが、保管量がいくらかについてはどういった形で管理しているのかは確認する。

○NPJ吉本おしどり:
PRTR関係なく、1Fで使用していたタービン制御油のリン酸エステルの総量を教えていただけたらと思う。よろしくお願いする。

○松本:
多分これはわからない。いわゆる実際にタービンに使っている量は、正確にはまだわからないし、まあ、スペックとしては持っているが、それと後実際のスペック上、そういったリン酸エステルの濃度等が出ていると、

掛け算すればできるが、今のところ、そういったデータに関しては確認しないとわからないが、1F事務本館にあるので、入手は非常に難しいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。以前、タービン制御油の成分は、オイル会社に聞かないとわからない。オイル会社から買っているのでと松本さんは答えたが、そのオイル会社から購入している資料などで総量の推測は出せないものか?

○松本:
おそらく、濃度としてはそういったスペックに載っているかもしれないが、7KLが実際に発電所の中にあるのか、あるいは貯蔵されているかについては、実際に確認してみないとわからない。

○寺澤:
よろしいでしょうか!

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。未だ少しある。実際に何キロリットルあったかというのも検討いただけるとありがたいが。そのオイル会社からの量で、大体、容量としてどれぐらいあったのかも教えて頂けないか?

○松本:
あの、オイル会社からくるのはスペックなので、いわゆる濃度になる。従って総量自身はオイル社からはわからない。

いわゆる濃度かける貯蔵量、使用料という形で私どもが計算することになるが、今のところ、現場の状態としては、このタービン制御油のその他の量を今のところ、集計してなにかまとめる予定は今のところ無い。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。予定はなくても検討して頂けないか?

○松本:
はい。現場の方に出来るかどうか、については検討させるが、今のところはそこまでリソースを避けるような余裕は今のところ無いのが実態だ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。

○寺澤:
はいっ、それでは技術的な質問は、いいですかっ、では、こちらの方で最後にさせて、あ、では、ええ、それでは一番目、二番目、三番目ということで3人の質問が終わればビデオの公開方針について説明申し上げたいとおもう。ではどうぞ。

# フリーランスなら強制シャットアウトかイヤイヤ。手を上げたのは他でもない読売さま。しかも、社内事故調報告で初めて東電会見でブチ切れたみちゅいさま。

○読売三井:★★
細かいことで恐縮だが、先ほど、ガラスバッジで最大の差がでたという0.39mSvの方というのは、先ほど鉛カバーをしていた5人の方が該当しているという理解でいいか?

○松本:
えっと。ソウダヨネ? はい。そうです。

○読売三井:
鉛を装着した5人の中でガラスバッジとAPDで差があるのが最大の人が0.39mSvということ?

○松本:
はい。ひとりいる。

○読売三井:
ガラスバッジの積算期間は10月~12月でよかったか?

○松本:
10月1日から12月31日の3ヶ月間だ。

○読売三井:
責任者という人は、先ほど当直した5人の人は責任者と一緒に乗っていたから付けたのであろうと、推測で、あろうけれども、残りの人は違う車だったのでということだったが、この責任者というのは、作業せずに別のところにいるだけなのか?

○松本:
その現場の所にはいる。当時は8人、プラス後から一人きたが。8人と一緒にいる。

○読売三井:
この今の5人とか4人とは別枠の数字として?

○松本:★★
違う。車に乗った誤認の一人は作業責任者で、車に乗った5人の中の一人は作業責任者で、

# するかどうか確認するとは言ったもの、こりゃする気無い。まだHPに公開されない。検索エンジンにヒットするのを嫌う東電。事故とは言わず事象といったり、都合の悪い情報は思いつかないような言葉に置き換えて検索して調べられることを避けている。

○松本:
残り4人が部下になる。

○読売三井:
この鉛をつけた5人のうち、一人が責任者ということだな?

○松本:
そうです。

○読売三井:
Jビレッジで着用指示したのもこの責任者か?

○松本:
はいそうです。

○読売三井:
わかりました。この差があまりないというのは、5人と3人というのは、ほぼ同様の被曝量の作業をしていたということで良いか?

○松本:
基本的には配管に保温材を巻きつける作業なので、多少、なんというか体の向きとか、あのう、実際に主に配管に巻きつけるような作業をやっていたのか、

要は補助的に保温材を渡すような人だったのか、針金で止めているような人なのか、という作業の分担は少しあるが、環境としてはほぼ一緒なので、あまり差としては認めら得れていない。

○読売三井:
過去の記事を見ると資材の運搬などをしていたという記述もあるが、それは保温材の運搬?

○松本:
はい。運搬だ。それから三井さまの質問で一点訂正させて下さい。ガラスバッジを正にするか、APDを正にするかは、これは協力企業により違う。

それで東京エネシスに関しては、APDの積算値を正の値として集計し、放管手帳に棄老してくということだ。

# これ前にどこかで言ってた。下請けによって違うと。いい加減だとおもた。

○読売三井:
では、APDが低ければAPDの値で年間20mSvとか50mSvに対応する数字を帳簿につけていると?

○松本:
はいそうです。

○朝日こん:
鉛カバーの件だが、今回、実際に鉛カバーを付ける作業をしたのは12月1日の1日だけしか確認できていないということか?

○松本:
ハイ。これは聞き取り調査の結果だが、11月30日に当該の鉛カバーを12個制作している。で、翌12月1日に装着して、ええ、まあ、効果がなかったということで12月2日に廃棄したと聞いているので、まあ、実際にそういった作業をしたのは12月1日の1日限りと考えている。

# いっときますけど、当事者調査ですから。黙って東電の調査結果通りに報じとけ。

○朝日こん:★★
完全に1日限りでその他の日に何か、使ったことはないと受けたのか、まだそれはその他の日のことは調査中なのかどちらか?

○松本:
あのう、現時点では、まあ、あのう、1日限りと聞いているが、あの、今後、なんというか、聞き取り調査を引き続きやっているので、その中で新たな事実が出てくれば、また、ああ、説明したいとは思う。

# 中間報告と言いながら、あたかも1日だけだったかのように報告する東電。嘘つきは東電の始まり。

○朝日こん:
今回、1日に限りだということだが、もっと正確に言うと1日限り且つ、今のところ、

○朝日こん:
実際に鉛カバーを付けて作業したのは 5人ということになるわけか?

○松本:
結構だ。

○朝日こん:
5人の作業時間は確認できるか?

○松本:
作業時間??そうです、ねい、、当時の雰囲気線量が確認できていないが、あのう、★雰囲気線量が0.3~1.2mSvという状況なので、まあ、あの、当時、働いたとしても、精々2,3時間、長くてもその程度ではなかったかと思う。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○NHK横川:
タンクの調査の関係を確認したい。続報的な感じだと思うが、これですべての調査はおしまいという認識で良いか?

○松本:
ハイけっこうだ。

○NHK横川:
各部署と相談しながらPCVの関係で対応とあるが、これは具体的にどういった事を指すのか?

○松本:
こちらに関しては、先ず保安院さまを始め、いわゆる福島県、地元自治体等が基本的に対象になる。あと消防署だ。

○NHK横川:
これはPCBを含んだものを出しちゃうと、ルール上、法律上何かあるのか?

○松本:
ハイ。いわゆる水質汚濁防止法と、もう一点は土壌だったかな。土壌汚染防止法に関連する。で、今回、PCBの濃度は0.5ppmであるが、0.5ppm以上が、そういった法令の対象になるということで、下限ギリギリという状況のものである。

○NHK横川:
サーベーマップだが、見ると更新されたと同時に1年ぐらい前の数字のところもあったりするが、これは基本的に一度計って以降、その場所に入っていないので、更新しようがないから1年前のデータがそのまま残っているという考え方で良いか?

○松本:
結構だ。いわゆる問題になっている1,2号機の主排気筒の根本、ここでも1,2号機SGTS配管で1万以上(http://j.mp/NM6Cvu)と書いているが、個々については、それ以降測っていないので、当時の測定のままということだ。

○NHK横川:
H24年のピンク色のもの、4号機右側のものとか、2と3の間に幾つかあるが、これはこの時期にここで何か作業を剃る必要があったので、測定したものがあるが、それ以降は、もう、基本的に作業していないので更新してないということなのか?

○松本:
そうですな。このショッキングピンクのH24 3月のところは4号機から3号機の西側の所と2号機と3号機の間で計っているが、こちらはデータを確認する。今、盛んにがれきの撤去工事をやっているので。我々のサーベ員がはかったのと、

協力企業が独自に作業管理上、計ったもののの両方あるので確認させてくれ。ただ、あまり宣言としては変わってない。というか、がれきの撤去が進むにつれて下がっていくのが通常の状況だ。

○NHK横川:
わかりました。ありがとうございます。

○松本:
朝日こん質問の作業時間だが、特定できてないが、大体3~4時間だった。

○寺澤:
では、おしどりさん、簡潔にお願いします。

○NPJ吉本おしどり:
★★タンクにおける油漏洩の件だが、防油堤に雨水が溜まっていたためオーバーフローしたということだが、この付近の天気予報を調べると、浪江町の天気で殆ど雨が降っていないが。

20日がゼロミリ、21日がゼロミリ、22日が微量、23日がゼロミリということだが、このオーバーフローさせた薄いというのは、何時の降水によるもので、どの程度溜まっていたのか?

○松本:
失礼した。こちらは3月11日の事故発災以降、ホウ砂性物質のフォールアウトがあったので、防油堤のなかの水に関しては基本的に排水をしていない。ずっと溜まったままになっていた。

従って3月11日以降、雨がふるたびに防油堤の中には薄板が待ってきたと思っており、まあ、気象庁のデータを元に我々も評価したが、大体、8月から9月の間ぐらいには、この防油堤が満杯になっただろうと考えている。去年の8月、9月だ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ここの屋外貯蔵タンクの防油堤に限らず、同様に3月11日以降、排水していない防油堤や某推定は、1F構内で他にもあるということか?

○松本:
排水している防油堤はあり、仮保管庫、仮タンクの方に保管しているものとか、あるいは濃度を見て放水しているものもある。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。その他の防油堤や法推定も同じように去年の8月ぐらいで満杯になっているということか?

○松本:
いえ。その時点で排水作業をやっていたり、そういったことで満杯になって、且つ、今回の場合、問題に鳴ったのは油が漏れたということであり、そういったものはこの1件だ。

○NPJ吉本おしどり:
油が漏れたのが1件だが、満杯になっているということは、防油堤としての機能があまり果たされないと思うが、排水しているということで、その他の排水している防油堤、防水提は、提としての機能は果たしているということか?

○松本:
ハイ。そのとおりだ。で、今回も私どもも、まあ、当時、昨年の8月、9月であるが、もう少しきめ細かく対応できればよかったが、やはり、まあ、他の作業との関連もあり、十分個々にエリアに対する注意が行き届かなかったと思っている。

○寺澤:
はいっ!宜しいでしょうか?

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。

○寺澤:
以上で技術的なプラント関係の説明は終了させて頂く。


~ 東電会見 第一部 終了 19時2分

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