2012年8月2日木曜日

東電会見 2012.8.2(木)18:00 ~ 1~4号機「中期的安全確保の考え方」施設運営計画 改定(ALPS、地下水バイパス)。前面マスク運用変更、8月6日公開ビデオ会議映像10分→1時間超え。ほか。

東電会見 2012.8.2(木)18:00 ~東電会見

27日にインバータ故障警報で停止した常用の窒素ガス供給装置A系の確認運転にて再びインバータ警報で停止。引き続き原因調査中でB系からの窒素封入は継続中。高台のBKに電源供給する電源故障で運転制限逸脱した件は現在は既に待機状態に。

8月9日から車両汚染検査場、その周辺エリアで全面マスクの着用を解除する旨の報告。協力企業棟に関しては8月中、入退域管理建屋付近は10月頃までに着用解除する見通し。見学者はバス降車しない条件で全面マスクとカバーオール不要を検討。

保安院さまに報告1件。中期的安全確保の考え方(その1)の改定2と(その3)の改定報告。山側からの地下水流れこみを井戸掘って海にバイパスする件と多核種除去設備を汚染水処理設備に追加に関する大きく2件。

質疑 ビデオ映像公開の件、8月6日の東電提供 報道用映像10分がイベント単位でカット無しの映像提供に。報道機関に提供される映像は1時間超えるとの事。8月6日まで時間なく鋭意作業チウ。なぜか自分で6日公開とハードル上げる東電。

テレ朝松井記者、フリー上出記者の質疑で吉田所長がどんな事を言ってる映像が映っている等々、ちらっと内容を松本氏が質疑で明かしてます。


○プラント

○報告

○柏崎刈羽

○その他



■福島第一の状況

○松本:
8月2日夕刻会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。昨日お知らせした1号機から3号機の窒素ガス封入装置のうち、高台に設置しているバックアップだが、こちら、ディーゼル発電機の入れ替え作業を行うことで、機能、案内させて頂いているが、裏面、その他の作業のところの一番下を見るんだ。

常用の窒素ガス供給装置の一台についてはA号機が27日に一旦停止しており、その後、待機状態にしていたが、確認運転をしたが、やはりインバータの故障警報が再発するということで、こちらを引き続き原因調査の必要があるということで、

昨日しらせた高台に設置しているバックアップの窒素ガス供給装置のディーゼル発電機の入れ替え工事を明日以降に延期したということである。[

使用済み燃料プール]
1~4号機とも循環冷却継続実施中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機、3号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を継続実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーでの運転継続実施中。アレバの除染装置に関しては現在も停止中。

[その他]
先ほど申し上げた通り、窒素ガス供給装置については、現在、常用の窒素ガス供給装置B号機での窒素ガス供給は継続実施中。また、高台に設置している窒素ガス供給装置についても車載型のDGによる電源供給が可能な状況になっている。

プラント状況は以上。


■全マスク着用エリア、運用変更

★カラーで「全面マスク着用の運用変更のイメージ http://j.mp/N0CYnf 」ということで3枚セットを配っている。これまで発電所の中だが、等価線量率、それからダスト放射線モニタの観測記録から、徐々にではあるが、全面マスクの着用を一部緩和する措置を講じてきている。

上の方をみるんだ。福島第一の正門、免震重要棟、5,6号機サービス建屋休憩所、一番上にある企業センター厚生棟の内部、それからその間、車で行き来する間に関しては 全面マスクの省略をしている状況だ。

その後、更に出すと放射線モニタ、あるいは測定が順次行われており、下のところだが、黄色い所に書いてある構内企業棟エリアに関しても、★来週、8月9日から、この全面マスクの着用の緩和、省略をするということで、本日、企業に説明しているところだ。

具体的には1枚目裏面に前面マスク着用省略可能エリア、ということで書いている。今回、その措置を緩和するのは、下の所にあるが、緑色のハッチングをしている所、車両汚染検査場、及び、その周辺エリアだが、

ここでいわゆる郊外に出るための車両のサーベーを行なっている作業員に関してはノーマスクか、全面マスクの着用を解除する。それから上の方になるが、緑の点線が過去ってあり、左の絵で拡張という絵が書いてあり、

黄色と黒の斜めの縞模様になっているところがあるが、ここは、企業センター厚生棟の駐車場があるところであり、このエリアに関しても企業が移動する際の全面マスクの着用を省略している状況だ。

なお、右側にあるが青い所に記しをつけている入退域管理建屋建設予定地、正門の脇だが、ここと、赤い点線で囲っている構内企業棟に関しては、順次全面マスクの着用を解除すべく、現在作業を進めている状況だ。

★協力企業棟に関しては8月中、青い点線の入退域管理建屋付近に関しては、実際には10月頃には、こういった全面マスクの着用を省略できるのではないかと考えている。また、今回、見直しの項目として発電所内に入ってくる視察者、見学者に関しては、

★負担軽減の観点から、バスから降りない限り、全面マスクの着用を省略することを考えている。従ってJビレッジから見学用のバスに乗り、バスから降りないで構内を視察する場合は、全面マスクとカバーオールは不要ということで運用を考えたいと思っている。

2枚目以降に関しては、今回、この判断に至った構内での空気中の放射性物質の濃度の測定結果を記載している。2枚目の裏面からグラフが出ているが、事故当時に比べて現時点ではマスクの着用限度に比べると二桁程度低い状況になっている事になる。

本件に関しては以上だ。


■1~4号機「中期的安全確保の考え方」施設運営計画 改定

本日、保安院さまに報告書を一見提出させて頂いているのでそのご報告をさせて頂く。プレス分1枚と報告書の概要を示したA3横の一枚物、それから電子データで報告書本体を配っている。


紙で印刷すると大体、A4裏表で3cm程度の報告書になっているので、手元には改定した変更した箇所に関して、赤い地で鳴っているので、そちらで確認するんだ。今回、施設運営計画については、(その1)と(その3)の2冊分を改定している。

内容について概要版(http://j.mp/N0Di5t)を少し見ながら説明させていただくが、1点目は多核種除去設備に関して、施設運営計画にきちんと設備設計という形で盛り込んでいる。上半分が当該箇所であり、汚染水処理設備の全体の中に、

多核種除去設備を位置づけるということと、概略の系統構成、それから、吸着というのイメージ図とうことで書いている。なお、こちらに関しては、具体的な設計仕様とか、耐震の状況、設備のスペック等に関してはこちらに記載させて頂いた。

以前、おしどりさんから質問のあったHIC多核種除去設備で発生する各吸着剤を収納するHICの表面線量だが、こちらはこの報告書(http://j.mp/N0Dz8I)の5-43ページに殻塔記載している。

紹介している通り、最高の物は吸着剤3が入るものが一番大きな値ということになる。また、こういった吸着塔を収めるHICとか、★★セシウム吸着塔で発生するものが、敷地境界に与える被ばく線量評価結果についても併せて今回盛り込んでいる。

それからその他の項目だが、先ず、多核種除去設備で発生する廃棄物HICに関しては、以前設置している使用済みセシウム吸着というの一時保管施設に併せて保管する。セシウム吸着塔と同様にコンクリート製のカルパートボックスというものに収めて遮蔽、

★それから保管を行なっている。それから現在建設中だが、地下の貯水槽に関しては、ROの濃縮水の他、今後は多核種除去設備で出てきた処理水に関しても収める予定だ。それから、最後になるが、既に案内している地下水バイパス、

1~4号機の山側に井戸を掘り、地下水を組み上げて放出する件だが、こちらに関しても施設運営計画の中にきちんと盛り込んで、設備の概要、地下水のレベルの監視方法について記載している。

以上、少し簡単だが、本日提出した施設運営計画のその一の改定2、(その3)の改訂版の変更を本日行なっている。今後、保安院さまのほうで、こちらの変更内容についてご審議されるという状況だ。本日、私からは以上だ。



■質疑

○東京新聞:
ビデオ会議公開の件で、、配布される映像は ~ キキトレズ ~

○松本:
まだ正式には決まっていないが、27日に伝えたような海水注入の所と、後、管前総理が東京電力に来社した際の様子当に関しては、現在作業を進めている状況だ。

○東京新聞:
他の画面も入るんすかね?

○寺澤:
先日、申し上げたように水素爆発の所、海水注入、それと全員退避問題のその点を今入れさせて頂こうと思っている。後、昨日色々とマスコミの皆さんからも意見を頂いて、

2号機のベント関連の部分も間に合うようであれば、6日の日に提供できればと思っている。ただ、作業の状況があるので、ちょっと、今のところ鋭意努力をしている所だ。

○東京新聞:
ということは、長さ的にはどれぐらいになるのか?

○寺澤:★★★
おそらく1時間を優に超えると思って頂いて宜しいと思う。

○東京新聞:
1時間を超えるものが6日に提供していただけると?

○寺澤:
はい。はい。

○松本:★★★
勿論、こちらは以前紹介した通り、報道機関に公開を前提として公表させて頂くものだ。当日から9月7日まで150時間分に関しては、その後、閲覧可能という状況に変わりない。

# 150時間は要望があった場合に見せるが15日までの30時間じゃなかったの?150時間分を閲覧可能な状態にするの?資料は会見にきた記者にだけ配布…

○時事神田:
チョットまだ施設運営計画呼んでないので分からないが、地下水バイパスの関係で地下水のレベルの低下がどれぐらいなのか?後、汚染水との高さの差、これはどう管理する?何管理計画みたいなものはこれまでと変わるのか?

○松本:
ハイ。先ず地下水バイパスの水の性状だが、こちらは成分分析を進めているが、大体1Bq/L未満という状況で管理できている状況だ。いわゆる付近の河川水のセシウム濃度とほぼ同等というレベルだ。

もともと地下水なので、汚染されている可能性としては極めて小さいと思っている。2番目質問の地下水バイパスをしたあとの建屋水位の管理だが、こちらは以前から計っているサブドレンの推移と建屋の中の推移の差をきちんと把握することで考えている。

# 周辺環境と同じだって。既に周辺汚染されてるし。それが河川に流れ込んでる現実。


勿論、外側地下水の水位を建屋水位よりも高くするってことで、維持をしていくが、逆に水位差があまりにも高くつきすぎると、流入量が増えるので、地下水の水位が下がってくれば、それに合わせて建屋側の水位も汲み出し量を増やして下げていく対応をする事になる。

○時事神田:
そのへんは管理する水位の高さはあまり変わらないという理解でいいか?

○松本:
地下水バイパスがうまくいくと、大体原子炉建屋側は3m、タービン建屋側で1m程、まあ、現況の高さより下がる見通しだ。ただ、これはいきなり下がると言うよりも、数ヶ月掛けて徐々に下がっていくと思っているので、そのへんを見ながら、建屋川の水位を徐々に下げ行きたいと思っている。

○時事神田:★★
豪雨等で地下水位が急激気に上がるとか、そういった場合の対処というのは、今と比べてなにか違いは出るか?バイパス作った後で。

○松本:
基本的には地下水位のほうが上がるがわに関しては建屋側に漏れ込むものなので、特段、管理としては変わらない。とにかく建屋皮の水位の方を下にしておく状況だ。従って、そういう意味ではあまり差が付き過ぎると、流入量が増えるので、そういったところはきちんと見ていく必要があろうかと思っている。

○時事神田:
地下水位が下がりすぎた場合というのは、水位管理の関係上、迅速に対応することは出来るのか?

○松本:
組み上げ量を増やすことで考えているが、地下水バイパスは、そう入っても建屋から200~300m西側で掘るので、急激に水位が下がってくることは中々考えづらいと思っている。組み上げをはじめても2,3ヶ月後にようやく兆候として現れてくるのではないかという程度で見ている。

# 組み上げた量に比例せず、2ヶ月掛けて徐々に効果が出てくるその根拠を説明して欲しい。

○フリー上出:
テレビ会議の公開について確認、この2,3日マスメディア各社から、やはり、踏み絵のような同意を求めて、そちらのルールを守らなければ、公開、参加できないことはおかしいという意見が紙面でも掲載されている。この方針については基本的に変わらないのか。

○松本:
今のところ8月6日から公表する予定だが、その際、閲覧にあたっては私どもの同意書にサインをした上で入出することに関しては変わらない。

○フリー上出:
枝野大臣の改善指示を受けて、公開時間はだいぶ増えたが、こういう項目がある。公開対象となる映像範囲や、公開方法は報道関係者の件も踏まえ、柔軟に対応するという要望事項があると思うが、

今のままだと、例えば、実際に同意しないと取材できないので、同意したとして、そして、仮に、そのなかに当所、予定していなかった実名で、万一実名でないと報道する意味が無いとか、思いがけないものがあって、

★★これは報道しなければならないという時に、同意をしていたためにそういったようなやり取りが出来ない、そういうものにも使われてしまう恐れがあり、メディアとしては、この同意をすることを前提にした文書を出すことは、

大変、やはり、読者との関係、公共的な面から言っても、大げさに言えば国民の知る権利から見ても、大きな問題をはらんでいますよね。その辺については考慮されて、もう少しメディアの人たちがきちんと参加できるような仕組みに出来ると思うが如何か?

○松本:
大臣からの指示もあり、そういったところ、要望に関しては、ビデオの公開、閲覧が始まった以降も、報道機関の要望に関しては話し合いを私は拒否するつもりはないので。その後、話し合いはさせて頂くことになろうかと思っている。

ただし、繰り返しになるが、皆さまを信用していない訳ではないが、一旦私どもが守ろうと思っている社員や、その家族のプライバシーに関しては、一旦出てしまうと守れない可能性があるので、そこは、何卒ご理解くださればと思っている。

○フリー上出:
実は公開の仕方、申し込みの仕方として、同意の部分はチョット保留して申し込みをした場合、当時の説明会に言って、その上で納得できれば参加するかもしれない、総言う参加ももちろん受け付けるわけですね。

○寺澤:
基本的に同意するという所にチェック、同意していただかない限り視聴は遠慮頂く形になる。

○フリー上出:
事前の説明会にはいけるわけですね?

○寺澤:
まあ、それは、、あの、宜しいのではないかと思うが。はい。

○フリー上出:
それで納得したら参加ということの手続きも取れる?

○寺澤:
ま、何れにしても配ったこの申込書の所に記入し、同意すると。この同意する所に同意頂く事が前提になる。

○フリー上出:
それを文書で出すということだな?

○寺澤:
そうだ。

○フリー上出:
それは変えない?

○寺澤:
変わりない。

○松本:
ただ、まあ、6日、7日は初日と2日目なので、PCの台数は60台に増やしているが、ほぼ満杯になるんじゃないかと思われる。従ってその日に急に見せて欲しいと言われると、なかなか対応としては難しい可能性がある。

○フリー上出:
これに関連した最後の質問だ。今のところ、申込状況はどうなっているか?それで同意をチェックしないで申し込んだ人がいると思うが。その点教えて欲しい。

○寺澤:
昨日も同様の質問を頂き、60を超える申し込みを頂いている。★★当然、中には同意する欄を未記入のまま提出している方もいる。細かな数字までは、 

○フリー上出:
大体でいいので。未記入のままというのは?10を超えているか?

# 当然、でつか。当然と自分の口から言えるだけ無茶苦茶やってることは自覚してるのな。

○寺澤:
すいません。そこまで私も数字までは負っていない。ざっと見たところで、そういケースもありましたっ、っと。

○フリー上出:
複数あったと?

○寺澤:
複数はありました。はい。

○フリー上出:
公表しないのか?

# 事前申込みと称して一筆取らせる理由を、初日だから人数が知りたいんだ、人数が知りたいんだ、人数が知りたいんだ、とあれだけ言っといて細かい数字はしらないと。言いたくないけどアホでつか。相変わらず、その場凌ぎで思いつた適当な理由を説明する東電広報。

○寺澤:
いや、あえてと言うよりも、私が今そういう数字を持ち合わせてないということで理解頂ければと思う。

○フリー上出:
教えて頂きたいが。是非。

○寺澤:
ええ、チョットその辺も含めて、あの、検討させて頂ければと思っています!

# 単に今数字を持っていないだけだ、というのであれば、答えられるんじゃないの。答えるかどうか、そこも含めて検討すると今さっき言ったことでも平気で撤回。

○ニコニコ七尾:
1日に福島、東京、金沢の各地検が、東電幹部だけではなく、政府関係者に対する業務上過失致死傷などの告発を受理した。受理を公表したのは異例とのことだが、このことに関するコメントなり、見解をお願いする。

# それだけ異状な状態で放置されてきたということズラ。

○松本:
報道を通じてそういったことだということは承知しているが、当社としてはコメントすることはない。なお、東京地検、福島地検が、捜査、あるいは命令、指示等があればきちんと対応させていただく所存だ。

# きちんと対応させていただく。弁護士立てて全面対決の姿勢でな。

○ニコニコ七尾:
今現在は、特に具体的なアプローチはないと。そういうことだな。

○松本:
今のところはない。

○ニコニコ七尾:
わかりました。松本さん、先ほど、今後、マスコミ等との話し合いということをちょっと言われたと思うが、その話しあいというのは、もう少し具体的に教えて頂けるか?

○松本:
少なくとも以前七尾さんもおっしゃっていたように、150時間見た後に、例えば私ども、公開用の資料映像という形で何本か用意するが、

○松本:
この部分のところも提供して欲しいということに関しては、柔軟に対応させていただく所存だ。

○ニコニコ七尾:
なるほど。例えば何月何日にこういう話し合いのセッティングというのも、この会見の中で、質疑の中で、そういう意味ですね?

○松本:
まあ、話し合いの場をどういう形で設けるかはまだ未定だが、映像を見た後、記者の皆さんから要望がたくさん出てくるということであれば、私どもとしても検討したいと思っている。

○ニコニコ七尾:
わかりました。ありがとうございます。1時間を優に超えるという発言があったが、確認だが、例えば東京電力側で2時間だと多いからこの辺にしとこうか、といった意味ではないですよね?つまり、

○寺澤:
そういう意味ではない。

○ニコニコ七尾:
ですよね。

○寺澤:
はい。従って先ほど申し上げたほぼ4つの項目のところで、ポイントとなるところは、どこかでやっぱりそれは最初、切らないといけないですよね。

○松本:
例えば菅総理が来た時であれば、まあ、部屋に入ってからがスタート、

○ニコニコ七尾:
*ああ、そういう意味、

○寺澤:
*そういう意味で申し上げている。

○松本:
*という状況ですし、まあ、部屋から出ていったところが最後という形になる。

○ニコニコ七尾:
*なるほど、はい、はい、

○寺澤:
*そこはもう、あの、そのまま、

○ニコニコ七尾:
*間は切らない、

○寺澤:
はいはい、そういう編集は一切私どもはしない。

○ニコニコ七尾:
それは、管さんがおそらく皆さん、関心あるだろうということだったと思うが、その他にも報道陣の方のリクエストにはお答えするということですね?

# *3人同時に喋るの禁止っ m9( ゚д゚) 

○寺澤:
はい。まあ、従って150時間、あの、どういう形で皆さんごらんになるかあれだが、ええ、視聴している中で、こういう場面のところは提供して欲しいという申し出があると思う。当然、その辺のご意見頂きながら、

# 何が映ってるかわからないのに、こういうところは提供してくれ、という事になるのか、全然想像できない。やっぱり150時間どーんとチェックできる状態ではないっぽい。

○ニコニコ七尾:
それは今後のことですよね。

○寺澤:
今後のことだ。

○ニコニコ七尾:
取り敢えず私が申し上げているのは、一発目の提供して頂く始めの時間については、特に長すぎるからこの辺にしとけということでは、

○寺澤:
そういうことではない。項目にとってポイントとなる解るところをですな。提供させて頂くということである。

○ニコニコ七尾:
すいません。時間との戦いだと思うが、よろしくお願いします。

# 別に オリンピック期間中の 8月6日にしなければいけない理由はどこにもないけど。時間と戦わないといけない理由がどこにあるのか是非聞いて欲しい。答えてほしいのな。こんちくしょう。

○テレ朝松井:
VTR公開のことで。昨日、一昨日の事で出ていたことと重なったら恐縮だが、アクアでもこれはテレビ会議の模様を公開ということだが、例えば3月13日に吉田所長が3号機にベントを指示、などがあった場合は、これは会議の中でやっているのか、

それとも普通にやっているわけだから、そういうベントをしじているという映像があると考えてより椎野か?

○松本:★★
あのう、ベントを指示、というところだが、当然、あのう、福島第一の緊急時対策本部で、所長の吉田が、まあ、撹拌、まあ、ベントで言う徒発電半になるが、発電班にベントを開始する、あるいはベントの準備をせよ、というような、その通り、私が申し上げている、そういった指示、命令をしているケースは、発話として録画条残っている。

また、現場からの報告をマイクを通じて福島第一の勤怠室、それから本店に映像をもっている人間に情報共有という形で、例えば、現在、圧力は何KPqです、何MPaですという発話が記録されている状況だ。

○テレ朝松井:
ちょっと質問の仕方が悪かったかも知れないが、基本的には彼の部屋の彼の場面でしか指示をしていないと考えていいのか、何か別室に行って、その部屋の中で、見えない所でベントっ!と指示してる事は基本的にないと考えて良いか?

○松本:
ハイ。基本ソレデケッコウだ。

○テレ朝松井:
プライバシーなどでモザイク等をかけるという事だが、吉田所長には掛かっていない?

○松本:
かかってない。

○テレ朝松井:
ユニット所長は?

○松本:
えっと、、基本的には私どもの事故報告書の中で、名前が出ている人間に関してはモザイクというか、処理はしていないので、役員、それから所長は掛かっていないが、ユニット所長以下はかかっているはずだ。

○テレ朝松井:
あ、ユニット所長にはかかっているのか?

○松本:
はい。と思う。ただ、登場する場面はだな、あまりないので、実際絵としては映っている可能性があって、それは、何というか、皆さんの閲覧の中に入っていると思うが、発話としてはあまりないと思う。だとか、後、直接名前を呼び合うというより、

福島第一を指示していたり、発電半を指示していたりしているので、直接名前を呼んでいると言うところがあまりないのも事実だ。

# そういうところを隠すのが大変で現実的ではないから公開できないという説明はどうなったん。そういうところはあまり無いのかよ。ちなみに松本氏が実際に録画されたビデオを見たのは最近。事務局出て来いってはなし。

○テレ朝松井:★★
わかりました。後、寺澤さんの方から追加で2号機のベントの件が間に合えば、という事だったが、これは恐らく14日月曜日の件を指していると思うが、16時28分と23時35分と2回、大きなシーンが出てくるが、これは両方とも検討頂いていると考えていいか?

○松本:
ちょっと具体的な時間のどの範囲が入っているかについては、確認させてくれ。今、準備しているのは、多分4本ぐらいだと思うので、ちょっと、皆さんに取ってみれば、どのシーンが先ず提供されるのかと言うことだと思うので。

○テレ朝松井:
はい。

○松本:
ちょっと、明日中には答えられるようにしたい。

○テレ朝松井:
ちなみにこの16時28分というのは、本社から清水社長が吉田所長に指示をするシーンなので、これは非常に象徴的なシーンだと思うので、そこが入っているかどうかという事と、後は23時35分に、本社からドライベントを何度も指示するが、

出来ないという事で罵声が飛び交うという事で、国会事故調で時間を切って指示がされている場面だ。恐らくこのシーンの2箇所なのかな、とおもったが、その辺はわからない?

○松本:
ちょっと確認してみる。★★いわゆる斑目委員長から電話のあった2号機のベントなのか、2号機の圧力容器の減圧なのか、と言うシーンは、確か用意しているので、

○テレ朝松井:
それは16時28分ですね? 

○松本:
ええ、松井さんの質問の範囲が入っているのかどうかは、もう一度確認させて欲しい。

○テレ朝松井:
あともう一つ、国会事故調で唯一、管総理と吉田所長が電話で会話をしたというのが、14日の18時47分と、これもまた時間が出ているが、そうすると、これは音声の公開の時間内なんですね。ただ、電話はあの場でなさったのか、どこか別の場所にいったのか、というのはわからないか?

○松本:
あの、吉田が電話がうけているシーンはある。ただ、ちょっと私も時間を確認しないと、その電話がどこからかかっている電話なのか、ちょっと確認しないとわからないが、★基本的には殆ど吉田は1Fの勤怠室から動いていないので、殆どのところに載っている。

○テレ朝松井:
そうすると、あくまでも国会事故調からの管総理自らの発言の中で、直接1回しか喋ってないという話しもある。それがこのシーンになってしまう。で、寺澤さんの話では、今日の正午までにそういう物があったら申し込むという事で、

その辺が連絡が悪くて申し込めなかったが、今後、要望としてうける余裕があったらという事で、それがもし当該であるのであれば、時の管総理と吉田所長が直接喋っている音声付きのシーンという事になるので。

勿論、我々は6日に直ぐに視聴してみるとは思うが、それをテレビですので映像に出す術がないという事なので、見ました、こんな事言ってましたと言うよりは、やはり注目するシーンは出さないという意志ではないというのはわかっているので、もしもそう言うシーンに填っているのであれば、検討頂きたい。

○寺澤:
あの、ホントにあの、時間との勝負なのでww 6日の日に間に合うかどうかは、ちょっと、約束はなかなかアレだが、まあ、少なくとも、第二弾の時に提供申し上げるときには、

# wwって… だから何で時間との勝負なのさ。なんで8月6日じゃないとだめなのさっ!何でそこまでオリンピック期間に拘るんだよ。インパクトのあるところを小出しにするのやめろよ。1ヶ月ぐらい待つからしっかり準備しろよ。なんで8月6日に執着するんだよっ!

間に合うような形にしたいとは思うし、今の話しの要望は早速今日の会見終了後に事務局に伝えたいと思っている。

○テレ朝松井:
以上です。

○ファクタ宮嶋:
前経営陣はずっとゼロ回答だったわけで、今回の経営陣の判断というのは、私は非常に高く評価したいし、まあ、1時間以上見せて頂けるというのも私は評価したいと思っている。ただ、プライバシーという事でですね。

# ぜんぜん評価出来ないし、理解できない。

声を消したり、まあ、色々なことをされるのもやむを得ないと思うが、結局この人が誰なのかとか、そこに動いている人がどういう人なのか、というのは、やっぱり私どもは感心がありましてね。

それで以前から申し上げているが、やはり、この全体の流れから言うと、最後にメイシン等の中に71人ですかあ?残った方がいるわけですよね。その方達を特定していた部所はないが、年齢と持ち場、それから出来ればその方達が福島の出身かどうか。

私は71人は広報から聞いたが、もう2,3ヶ月前からお願いしているが、結局個々で最後まで残った人がいたわけですから、その全体像を示す意味でも、差し支えない範囲でそう言う情報を出して頂くことは可能だと私は思うが。何か問題があるかねえ。

○松本:
あのう、ちょっと、あの、検討はしているが、少し、宮嶋さんのイメージと若干違うのはだな、15日の朝の段階で、そう言う最小限の人間を残して2Fに待避させるという事になったが、71人、70名前後がだな。

何か残ったというよりも、もう、15日の午前中には1Fから別の舞台も入ってきており、何というか、人が入れ替わりながら事故の対応にずっと当っていたというのが、実態だ。従って何か、15日の午前中、早朝に何か危機的な状況に既に陥っていて、最後の最後、70人で最後までやろうという雰囲気ではなくて、

もう、当然、その15日の午前中には、新たに応援部隊が来て、電源設置工事をし、という事をやったので、我々自身が何か、その、もう、最終的にこの人間だけでなんかやろう!と言うことを思ったわけではないので。

そう言う意味では少し、どの時点でどれだけの人間が残っていたっ、ってことをですな。勤怠室にいたか、と言うところを性格に泊するのが、先ず難しい、ということがある。従ってまあ、例えば、15日の午前中ぐらいでどれぐらいいたのか、と言うところについて、少し分布のようなものがでるかっ、ってなところはちょっと考えてみる。

# 息継ぎなしに声が出なくなるまで喋る続ける松本氏。会話に息継ぎが必要なぐらい早口の人はそうそうお目にかかれない。

○ファクタ宮嶋:
あの、今のような説明を実は、私は聞きたいわけで、相違はなしを吉田さんとか、その71名の方のどなたかですよねえ。

こういう現地にいた人がですねえ。喋って頂く、もう、そう言うタイミングなのではないだろうかと。ずっと私はそのことを申し上げている訳で、勿論、プライバシーとかもあるだろうが、基本的にやっぱ命がけでやった人の話をですねえ。

# 全国の原発が再稼働して元の鞘に戻るまでは、原発事故の生々しい記憶を呼び起こすことはしたくない、東電と国。政府。じつはあの時!みたいな10年後のNスペまで待つんだ。

やっぱり、もう出していい時期じゃないかと私は思ってましてねえ。今みたいな話しをずっと私は記者会見を聞いてますけど、その71人がどういう形で残ったかというのは、初めて松本さん説明頂いたわけですから。

それはありがたいが、やっぱりビデオを見ましたらですね。その現場にいた人がどういう事を感じて、同意風な仕事をしていたかですね。そこがやっぱり、ぼくは東電の再建の原点だと思うんですよねえ。

だから今回、それを見たら、僕ら、やっぱり現地で頑張った人、最後まで命がけでやった人の話が聞きたいですよねえ。音が消えているという事も。音じゃなくて喋る人間がいるわけですから。

やっぱそういうところは、ぼくは新体制になったんだからですねえ。誰もサイトで頑張った人を訴訟しようなんて日本人は、ぼくはいないと思うし。よく分らないけど。弁護士じゃないからね。

だけど、結局、そこがないと、結局、なんか、100時間の声のないテープを聴いてもね。現在そこにいた人がいるわけだから。やっぱそういうひとの話を聞けるようなことを考えて欲しいんですけどね。

○松本:
はい。まあ、あのう、どういった形でご要望にお答え出来るか少し検討させて下さい。

○NPJ吉本おしどり:
HICの解答ありがとうございました。資料が膨大だったので後ほど読ませて頂きます。昨日付で保安院から柏崎刈羽発電所の5号機における使用前検査合格署が交付された。→ http://j.mp/OrShmH

これで柏崎刈羽の再稼働への問題は、地元の理解が得られるかどうか、と言う点だけになったのか?

○松本:
あのう、使用前検査は、どの使用前検査で合格したのか、把握していないが、使用前検査はいわゆる工事計画認可を実施した者に関して、まあ、検査の上、保安院さまが合格証を発行するという手続きなので、これを持って何か再起動が可能になったという条件ではない。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。

○松本:
5号機は現在、定期検査中なので、定期検査が終了するという事が再起動のための物理的な条件にはなる。

○NPJ吉本おしどり:
ちなみに電気事業法施行規則 第69法第一号の表中イ及びホの工事の工程に係る使用前検査だが、その69条1号の表中ホは、原子炉の出力運転時における総合的な性能を確認する検査、その他、工事の完了を確認するための検査となっており、

他の島根や、ちょっと失念したが、どこか他の原子力発電所でも動かすまえに行う検査となっているようだ。ですので、今、この検査を何のために申請されていたのか?

○松本:
あの、ちょっと工事件名がはっきりわからないので、答えようがないので確認させて頂くが、いわゆる工事計画の届け出、もしくは認可申請を出した後の確認の検査であり、ホ項 使用前、というのは基本的には出力運転中にやる検査だが、部分的にはイ ロ ハ ニ ホ の順にやっていくのが通常なので、現在、5号機は停止中なので、そこで出来る範囲の検査を受けたものだと思っている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、柏崎原子力発電所は、来年4月から再稼働を前提に進めているという事だが、それは変わりなく?

○松本:
ハイ。こちらは、あのう、総合特別事業計画にしろ、電気料金の値上げ申請にしろ、算定する上で柏崎の再起動の時期を時期を書いているが、具体的には地元の新潟県、柏崎刈羽村などとよく相談した上で進めたいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、来年4月の再稼働にハードルと障害となっているのは、地元の理解の他に、何か、具体的な保安院の検査には、何があるのか、宜しければ教えて欲しいが。

○松本:
物理的にはまだ5号機は的検査中なので。残っている定期検査の各試験項目を受検して合格していくことが必要になる。

# ストレステスト二次評価いいんです。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。テレビ会議についての映像公開について要望だが、菅直人氏の会見で、私が質問した菅直人氏の回答で、当事者としてテレビ会議の映像を全て公開すべきだと言っておられた。

で、昨日、国会事故調の黒川委員長の会見(http://j.mp/OCMzyK)で、事務方の宇田左近氏に確認したが、国会事故調は3月15日以降の映像も膨大な量を確認したということだった。

ですので、テレビ会議の報道への映像公開は、3月15日まで日付けを決めず、4月末、ある限りの保安院が第二に入ったものなども全て公開の検討をお願いする。

○松本:
ハイ。現時点では3月15日の24時までということで考えているが、その後については別途検討させて頂きたいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
今後の検討、よろしくお願いします。

○フリー上出:
先ほど、テレビ会議映像の公開について。新聞などでは、毎日新聞とか朝日新聞、東京新聞が批判的なことを書いて、他にもあると思う。口頭でもここで色々申し出をしていましたが、

★実際に文章などで正式な抗議という形で各社から何件ぐらい申し入れがあるのか?あるいは無いのか?ちょと教えて頂けるか?

○寺澤:★★
文章で抗議という正式なものは頂いていないが、今回の申込書の同意書を… この申込書ですか?申込書の欄外とかにですね。これと一緒に、まあ、色々と報道機関の皆さんの考えを添えているケースは、まま、あった。

○フリー上出:
そういった抗議があったという受け止め方をしているわけですね?

○寺澤:
ご意見としては承るということだ。

○ニコニコ七尾:
吉田前所長のその後の体調は何か確認されている情報はあるか?

○松本:
今のところない。30日に申し上げたとおりだ。今後は家族の了解を得つつ、伝えられる範囲について、私どもの方から連絡差し上げたいとおもっている。

○ニコニコ七尾:
わかりました。大変な中、チョット申し訳ないが、確認させてほしい。吉田前所長が以前質問もさせていただいたが、復興をテーマに福島市で来月開かれる出版社主催のシンポジウムにビデオ出演することがわかったのが、報道によると24日で、

26日に倒れてしまったということだが、この脳出血の問題は置いておいて、例えばこのビデオ出演は東電としてご存じなかったと松本さんはおっしゃったが、通常であれば、これはうちでもどこの会社でもそうだと思うが、

★★ペナルティーとなるものなのか?こうした、要するに事前に会社に報告せず、出演されたというのは。こういった場合はどうなのか?

○松本:
あのう、まあ、特に何か定めがあるわけではないが、やはり、ケースバイケースではなかろうかと思っている。

# 世間の常識からかけ離れた会社だし。普通の会社と比較したら東電さまに失礼。区議会議員だってへっちゃら。

○松本:
あのう、まあ、本人の役職というか、立場もあるし、話している内容等が、まあ、問題になるようであれば、そういったことを考えざるを得ないこともあるが、今の時点では特に何もない。

○ニコニコ七尾:
あのう、このビデオ出演30分と言われているが、これは東電としては、当然確認はするということになるのか?まだ、公開はされてないが。吉田所長がですね。

シンポジウムで、30分ホテルで撮影してるんですよね。で、それが近々にシンポジウムで公開されるんですよ。で、そのビデオの内容は確認されるのか?という質問だ。

○寺澤:
あのう、本人のプライベートな中で、ええ、受けているものであるから、特段我々の方で入手をして動向ということは特に考えてない。

○ニコニコ七尾:
ただ、その今、松本さんの話で、私は当然だと思うが、事故のこと話されているようだ。なので、広報としては当然確認されるのかなあ、と思った。そういう質問だったんだが。

○松本:
どういった状況になってるかについては確認させてくれ。

○寺澤:
とおもう。

○ニコニコ七尾:
わりと事故当時のですね。貴重な証言が出ているので、それで前回も質問させて頂いたが。わかりました。

○寺澤:
★よろしいか。チョット確認させてくれ。明日の作業予定。福島第一構内の作業灯に従事した作業員のタイベックの下に着用した使用済み下着類の選択の処理を福島第二の管理区域内で実施する。以上だ。本日から実施しているのでお知らしたい。



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