IWJ Independent Web Journal
○プレス
- ★東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故時におけるアラームタイパーの記録不備に係る対応等を指示しました
- ★施設運営計画に係る報告書(その2)及び(その3)の変更を踏まえた東京電力株式会社福島第一原子力発電所の保安規定を認可しました
○報道
- 保安院 原発警報記録装置の点検指示 (魚拓)~ 問題の本質を伝えないNHK
■福島第一の状況
○森山対策監:
本日、追加の配付資料が二つある。保安規定の認可、アラームタイパーの記録に関わる対応という事で、アラームタイパーの件は、後ほど小金屋事故室長の方から説明するが、それ以外について私から先ず説明する。
プラントの状況だ。10日程前に中水流量を変化させて2号機、3号機で0.5m3/hずつ減らしている。温度の状況だが、まだ若干温度の上昇は継続している。★1日辺り0.1~0.3程度の緩やかな上昇がまだ見られる。
まっ、保安規定では原子炉の底部で80℃、実際の運用としては65℃ぐらいで見ているので、まだ余裕はあるが、もう少し注視していきたいと思っている。その他の作業だが、窒素供給装置、これは7月27日にインバータの故障で1台が止まり、
現在、他の用途に使っている窒素供給装置を使って2台で運転をしているという事だが、インバータの交換を本日から行い、27日に試運転にはいるという状況だ。
■心肺停止作業員(続報)
★★★それから昨日だが、作業員の方で、休憩室で、ま、意識がない状態で発見された方がいた。本日、東京電力から連絡があり、皆様にもメール等でお知らせしているが、昨日、★★★13時9分に搬送先のいわき共立病院で死亡が確認された旨の連絡があったのでお知らせする。
# 10時35分 心肺停止状態で発見、いわき共立病院到着が12時41分。で13時9分に死亡確認。18時東電会見東電広報、知らない。毎度の元請けが元請けが説明。会場の記者は取材で知っているのに。会見終了1時間後には一部メディアが報道。
■施設運営計画に係る報告書(その2)及び(その3)の変更を踏まえた東京電力株式会社福島第一原子力発電所の保安規定を認可
それから手元に配っている資料のうち、保安規定だが、この保安規定の認可は施設運営計画、昨年からやっているが、この変更に従い、この保安規定も申請し、認可していること繰り返している。
今回の件については、8月10日に既に東電から変更認可の申請があった旨、お知らせしているが、内容としては原子炉建屋上部の高線量瓦礫を撤去して、遮蔽機能がある個体廃棄物貯蔵公庫に一時保管すると、結果、この個体廃棄物貯蔵庫に保管されている低線量のドラム缶の一部を仮設の保管施設に移動して保管するといった内容だ。
そのための保安規定の認可ということで、内容としてはこれまで施設運営計画で議論してきた内容に照らして、問題ないと判断している。内容については、次のページ以下、変更点があるが、今回の内容、細かいところもあるが、後ろから3枚目。(http://j.mp/NmzqZa)右下ページ番号 9/13 のところ。ここが今回の追加だ。
それ以外には、この変更に伴い、組織の役割、担当の変更等、いろいろあるが、内容としてはこの 10/13ページに書いてあるようなドラム等の保管、個体廃棄物貯蔵庫以外への仮置き、という事で、ええ、この部分が追加されている。
マニュアルに従って運搬するとか、1週間に1回、巡視をするとか、或は3ヶ月に1回、保管量を確認する、そう言った内容となっている。
もう一点、私から。★明日、深野院長の定例会見を予定している。明日24日13時30分から、本館の記者会見室で深野院長の記者会見を予定している。
■アラームタイパーの記録不備に係る対応等
○森山対策監:
それではアラームタイパーの件について古金谷室長から説明する。
○保安院 古金谷:
手元の資料を配付している。(http://j.mp/O3Amnp)本日、先程、10時30分に実際に各事業者に指示文書を出しているが、アラームタイパーの記録不備にかかる対応について指示をしたという事である。
手元の資料にも経緯を書いてあるが、1Fの事故、1号機においてはアラームタイパーの記録がないと。これは地震発生から12分後、14時58分頃、紙が詰まって動かなくなっているという事がある。
この件については昨年5月、私ども報告聴取を取って、その記録については入手しているが、こういった紙詰まりによって記録が残っていないという事があり、これが実態把握の面で、かなり実態把握を困難にしている一つの一因になっていると言うことがある。
そう言った事を踏まえ、私どもとしては、事故時にも各自に津にこういった警報の記録が残るようにという事で、現状、各原子力事業者がどういった対応をしているのかといった確認と、管理の面も含めた形で適切な対応を取るように、検討するようにという事で指示をしたという物だ。
併せて東電に対しては、今回の1F1号機について、どういった保守管理をしていたのか、というところの記録が残っていない、原因がどういったところにあったのか、と言うところについて検討を指示すると言うことで指示文書を交付したところだ。
(http://j.mp/NGGvt8)1ページをめくると実際の指示文書のコピーがあるが、別紙1が今申し上げた東電に対して出した指示文書という事で、今回の1F1号機のアラームタイパーがどういった保全状況であったのか、という所についての調査を指示するという内容である。
それから2枚目、別紙2,別紙3とあるが、これは発出先が異なっているので、指示文書の文言が変わっている。基本的な内容としては先程申し上げた水平展開を指示する内容と事であり、
別紙2のほうは各電力事業者、それからJAEAといったところに出しており、実用炉、或は研究炉に関して警報記録が確実になされるような措置を講ずると言うことの検討を指示している。別紙3も同じ内容だが、後ろに発出先あるが加工事業者等々に対して出しているという物である。内容としては以上だ。
○森山対策監:
保安院としては以上だ。アラームタイパーの件で何かあれば何か質問があれば、先ず受けるのでよろしこ。
■質疑
○読売高田:
具体的なことで確認したい。指示の発出先は電力会社、及び事業者名で書いてあるが、それぞれに対して対象となる施設数を教えてくれるか?
○保安院 古金谷:
例えば北海道電力であれば、泊の1~3号機という事になるし、
○保安院 古金谷:
東北電力であれば女川、東通りとか。東通り間肌建設中なので。難しいかと思う。東電であれば原子力発電所3事業所ということになる。ということで、基本的には原子力施設、そういった物を全て対象にしている。
○読売高田:
いえ、ですんで、数を教えて下さい。
○保安院 古金谷:
すいません。数は、ええ、今ちょっと把握はしてない。
○読売高田:
後ほど教えて下さい。
○毎日岡田:★★
このアラームタイパーの指示は、去年の5月とかに指示するのだったら分るが、かなり時間がたっていると思うが。逆に1年間指示してこなかったことについてはどう考えているのか?
○保安院 古金谷:
まあ、対策を検討する中での、今回のこのタイミングという事になったわけだが、ちょっと指示文書の所にもこのタイミングでと言うところについては、少し指摘しているが、別紙1の所の最初のパラグラフに、国会事故調出ですね。
今回、7月に報告書がまとめられているが、まあ、その中でも1号機の非常用ディーゼル発電機が津波にくるまでに止まっていたのではないかという指摘だとか、後、主蒸気逃し安全弁が、2号機では動いている音が聞こえたが、
1号機では音が聞こえていない、とうところで、この安全弁の作動状況がよく分らないという事についての指摘があり、こういった事故調の調査結果も踏まえ、私どもとして、このタイミングで今回、この指示を発出するという事で、
# 回答になってない。再稼働に忙しくてやることやらない保安院。ひゃっほーい。
○保安院 古金谷:
ええ、まあ、あのう、具体的な指示文書を発出した問うところである。
○毎日岡田:
時間がたったことについてはどう考えているのか?
○保安院 古金谷:
当然、調査をしていく中で、今その時に必要になった時点で指示文書を出すところでやってきているので。今回、遅くなったという所はあるかも知れないが、あのう、まあ、出来るだけ、
まあ、我々としては、気付いた段階で速やかにという事で、ええ、まあ、このタイミングに、まあ、結果的にはですな。至ったと言うところだと思っている。
○毎日岡田:
確認だが、送れた認識はあるという事か?
○保安院 古金谷:
送れたと言うよりもだな。
○毎日岡田:
色々なこの実態把握、我々の中でも事故調査委員会等での指摘等を踏まえて、ええ、どういった対応をすべきか問うことを検討している中で、このタイミングでの今回の指示という事に至ったということである。
○フリー木野:
確認だが、そうすると保安院としては1年立った今のタイミングが遅いと言う認識がないと理解していいか?
○保安院 古金谷:
まあ、遅いと言うよりはだな。まあ、我々としても、あの、これまでもまあ、色々調査をしているが、事故調査委員会等で色々調査が進められていたので。まあ、そういった所を踏まえて、今回指示をしたという事である。
○フリー木野:
★事故調の報告書の方で記載がなければ指示は無かったという事になるのか?
○保安院 古金谷:
あのう、まあ、今回、これからもまあ、調査としてはだな。寄生当局として、まあ、進めて行くという事になろうかと思うが、当然そう言った中で必要に応じてこういった指示をしていく、あるいは規制を見直していくというような形で対応していくと考えている。
○フリー木野:
電力事業者全体はその指示で分るが、東電の1号機の記録不備は実態としてはかなり重要ではないかと思うが。これが文書の指示に留まっている理由は何か?例えば報告聴取みたいな事は考えられなかったのか?
○保安院 古金谷:
先ず箱の実態を把握するという事であるので、先ずは指示文書を出して実態把握をすると。で、必要であれば追加対策を考えたいと思っている。
○朝日小池:
確認だが、ここで1号機のアラームタイパーが動いていれば、確実に非常用ディーゼル発電機が止まった時刻とか、あるいはSR弁の作動状況というのは明らかになると考えて良いか?もし動いていたら何だが。
○保安院 古金谷:
あのう、2号機のですね。アラームタイパーなんかでは、当然、SR弁の動きについては記録が残っている。で、ディーゼル発電機の関係の記録も残っているという事なので、ディーゼル発電機については、これは津波が来る前後、直前、確実に残っているかどうかと言うのは、何とも言いようがないが。
少なくとも津波が来る前、電源がある段階では、この警報装置が起動、機能していれば、SR弁がその間に何回か動いていたという事があれば、その記録は残っていたと考えている。
○朝日小池:
このアラームタイパーは各号機に1機ずつ敷かなく、予備機材は特にないと考えていいのか?
○保安院 古金谷:
基本的には1台と考えている。ただ、事業所によって色々、あるいはプラントによってもいろいろあろうかと思う。
○保安院 古金谷:
例えば今回の1号機で言うと、まあ、紙詰まりが起こってデータが照れてないという所があるが、比較的新しいプラントであれば、こういった紙での記録と併せて電子的なデータも残すような所もあると聞いているので、
そういった所であれば、もし、紙詰まりでという事であっても、電子的データが残っているという事で、記録を残すという点では信頼性のある対応を取られているのかなあと考えている。
# いるのかなあ、じゃあかんでそ。
○朝日小池:★★
という事は水平展開での指示の際には、そう言ったバックアップを取るようなことも具体的な内容として含めて指示をされているという事なのか?
○保安院 古金谷:
指示としてはまさにこの別紙で付けている指示文書なので、そこまで具体的な記載はない。というのも色々なやり方があると思うので。
そう言う意味では信頼性向上にかかる適切な対応を検討するようにという形で書いており、まあ、具体的に報告が上がってきたときに、その内容について我々として十分かどうか評価したいと思っている。
○時事神田:
ちょっと対象の確認だが、いわゆる普通の実用発電路ぷらす、 “もんじゅ” のような研究開発路がありますよね。その他、アラームタイパーがあるところって原電だと再処理工場ほか、ですかね?
○保安院 古金谷:
すいません。別紙2,別紙3で対象事業者としては書いてあり、実用炉、研究炉が別紙2、サイクル関係事業者として別紙3ということになっており、加工、後、研究関係ですな。JAEAの再処理、そう言った施設も含まれている。
○時事神田:
再処理関係と燃料加工工場も出して頂けるか?
○保安院 古金谷:
数としてですね。はい。
○時事神田:★★
それとだな。先程から同じような質問が出ているが、アラームタイパーの記録がなかったことについての重要性が、事故の実態把握に影響が生じている認識は、これは国会事故調等での指摘がある前から保安院はもっていたのか?
○保安院 古金谷:
あのう、まあ、あの、実態把握の場合、色々な多分、把握の仕方があると思うので。アラームタイパーが無くても事象記録装置が稼働しているところでの確認も出来たりとか、色々な原子炉の水位とか、圧力とか、プラントパラメータ、そういった所からの推察も出来ると考えているが、
やはり、決定的な物として実際に動いている、動いてないとい事を記録するのが、まさにアラームタイパーなので。そう言った意味では、こういった物があればだな。より実態把握としてはだな。
# アラームタイパーがなくても推測が出来るからいいでそ、べつに主張。まあ、アラームタイパーはそういう物を記録するもんだけどな。わけわかめ。
容易に、特に、あの、地震が来て津波が来る前にどういった形で1号機については、まっ、地震の影響があったかどうかと言うところも論点にあったので。まあ、こういった物が実際に取れていれば、より実態把握がスムーズに進んでいるのではないかと考えている。
○時事神田:
そう言った意味での指摘がある前に、そう言った指示を発出することは出来たかと思うが。何かそこは国会事故調の指摘があるまでは、あまり重視してなかった様に見えるが。その辺の認識はどうなのか?
# 認識があったのかどうか質問されているのに回答しない。誤魔化す。認識あったと認定な。
○保安院 古金谷:
まあ、あのう。まあ、指摘があるまで重要視してなかったという所についてはだな。あのう。まあ、我々としても出来る事からやっていくという事で、まあ、これまでも技術的知見出ですな。
# 出来る事からやっていく=再稼働へ道筋 ストレステスト評価が山場だから、そっちにリソース割くので統合会見もうムリポ、と抜かしてた保安院。
30項目の対策を打ち出したり、耐震関係でもだな。様々な検討を進めているところがあるので。そういった1F事故を踏まえた対策を講じていく流れの中でだな。このアラームタイパーについては、こういったタイミングで今回指示を発出する事になったという事だ。
# 1F事故を踏まえた対策を講じていく流れの中で = 再稼働に向けた口実準備する流れの中で
○時事神田:★★
ちょっとうる覚えだが、中越沖地震だったか能登半島だったちょっと忘れたが、アラームタイパーの紙詰まりで印字されなかった件は過去にもなかったか?
○保安院 古金谷:★★
経緯としてはだな。この、アラームタイパーの記録をだな。残すようにという事で義務づけをしたのは平成19年だったかと思う。これの省令を改正して、対策を義務づけたわけだが、その背景にあったのが、確か中越か何かですね。
おっしゃるような記録が残っていなかった背景があり。まあ、そこで、規制として対応したという事である。
○時事神田:★★
その際に紙という形だと記録性の問題があるので、電子的記録のバックアップを取るとかの指示はしてなかったのか?
○保安院 古金谷:
えっとだな。チュウエツオキジャナイデスカ?
○森山対策監:
中越沖はだな。地震記録の、
○時事神田:
地震計は確かにありましたよね。
○森山対策監:★★
地震記録の上書きがされて、記録が消えてしまっている、それはあった。本件は、その前に、確か、電気事業者で中国電力が発端だが、改ざん事件の事案があった。データのですね。それを踏まえた総点検の一環として、この記録を平成19年に入れた、と記憶している。
○時事神田:
改ざんは19年の3月に報告があり、全部、報告があり、その時に色々あったと思う。その前にアラームタイパーの紙詰まりみたいな話はなかったっけ?
○森山対策監:
ちょっと今わからない。
○フリー木野:★★
今のアラームタイパーの認識だが、なければ他に電子データというあれば、パラメータでも推察できるという話があったが、例えば非常用DGの作動状況はパラメータとは全然全く別の問題であり、作動状況をアラーム対パー以外に確認する方法がないように思うが。
そういうなかで、他にもあるから実態把握が出来るという考え方は、ちょっと理解できないが。その辺はどのように考えてるのか?
○保安院 古金谷:
まあ、たしかにプラントパラメータは一例であり、当然、非常用DG関係でいうと、今回の1号機か、ちょっと号機は忘れたが1F事故の関係でも過当事象記録装置が立ち上がったかどうかというところは、確認は出来ている。
ただ、この過当事象録装置自体は、地震が発生してから30分程度しか記録が残ってないので、今回、国会事故調で指摘があったような時間帯の記録までは残っていないというところがあり、
# 質問に答える気ゼロ。
○保安院 古金谷:
まあ、プラントパラメータ以外もこういったいろいろな記録があるので、そういったところで確認できるところは確認していく、というところかと思っている。
○フリー木野:
いや、要するに30分しか記録が残っていないというのは、去年の報告徴収の時から問題ではないかという話があった筈であり、その後オン状況を把握する方法が他にないのであれば、アラーム対アパーの重要性はそれだけ高いのではないかと思えるが。
それが1年間、指示がなくて、今回も遅れたという認識がどうも内容だが、保安院としては、もう一度確認だが、タイミングとしては今しかない、という状況なのか?
○保安院 古金谷:
あのう、まあ、あのう、当然、調査の進捗によってはだな。もう少し早くということはあったかもしれないが。まあ、我々としてもある程度、実態把握を努めていく中でだな。あのう、まあ、結果的なこのタイミングでということになったということである。
# ほんっと、保安院は自分たちの責任に話が及ぶといつもこんな調子。個人じゃなくて、みんな同じような対応になるんだよね。院長筆頭に。責任過剰反応。昨年の統合会見でも事故調で明らかになる、事故調で明らかになるを繰り返し回答拒否してきた保安院。( ゚д゚)ポカーン
○フリー木野:
それとできることからやっていく中で、耐震対策を進めている話しもあったが、結局、こういう基本的なままの部分が抜けたままの耐震対策になっていると思うが。その辺の認識は如何か?
○保安院 古金谷:
すいません、ちょ、耐震対策、
○フリー木野:★★
耐震対策とか安全対策とかは、技術的知見の30項目出したりとかいう話があったが、そのなかにこういう事故の確認、検証ができるアラームタイパー等が入ってないわけですよね。
そういうことを考えると、重要なものが抜けたままの安全対策とか、安全指針になっているように思えるが。その辺は如何か?
○保安院 古金谷:
まあ、当然、あのう、我々これまでの検討の中の流れも、その時点でわかっている、情報、わかってる、う、
# 国民に分かりやすく簡素化するんだ、で出てきた再稼働前程の30項目。頭悪い政治家でも理解できるように簡素化。政府安全根拠がこの専門家が決めた30項目。そこからして破綻してる現実。というか、その30項目すらクリアできない問題先送りの再稼働。事故から何も学ばず、安全神話繰り返す
内容を踏まえてのことなので。そういう意味では、新たな事実関係が把握できれば、あるいはわかってくれば、当然、それに応じて対策を講じていくということで、すべて、過去にやっていることで終わりとは思っていないので。
これからも調査を進めていく中で、あのう、その結果に応じた対応を考えていきたいと考えておる。
○森山対策監:
他の件でも結構だ。何かないか?
# もうちょっとの辛抱だ。もうちょっとで事故をおこした当事者、無罪放免、解散だ。責任リセットして寄生委員会で続きやるぜい。今度は今まで以上に権限強化だ。ウザイ安全委員会もいないし、ひゃっほーい。
○読売高田:
★別の質問をさせてくれ。明日の意見聴取会の関連だが、破砕帯についてだが、今月頭に出された3つの区分だが、アレに基づいて18サイトが指名されると考えていいのか?
○森山対策監:
これまで破砕帯については事業者に説明をして指摘を受けて、ということなので、保安院として整理する必要はあると考えている。その整理案を明日は出せるだろうと思っている。
○読売高田:
同様に周辺活断層の連動についても一定の考え方が出される?この間は案がついていたが、案が取れて整理されて、
○森山対策監:
それももう少し良く整理して出す必要があるが。それが明日になるのか
、他の機会も検討しているので、ちょっとそこはわからない。明日は破砕帯が中心だと聞いている。
○読売高田:
あっ、そうですか。わかりました。それとだな。破砕帯いついては、5つのサイトを覗いて、ほぼ寄生委員会に結論が引き継がれる形になるわけだが、そもそも保安院が調査への着手とか、作業そのものが遅かったのではないかという考え方もあろうかと思うが。それについての見解を。
○森山対策監:
あのう、調査着手というのはどういういみでしょうか?
○読売高田:
破砕帯のというか、バックチェックそのものは昨年11月だが、それから破砕帯が位的な議論になって至ったのは、敦賀の現地調査がきっかけだと思うが。もうちょっと早く議論をすすめることは出来なかったのか?
○森山対策監:
それは昨年バックチェックを再開して、敦賀とか東通りは以前から議論があったので継続していた。で、昨年の地震の経験、教訓として、まあ、知見として、正断層も動いたという知見もあったので、
そういうバックチェックの中で、これも対象にしていった経緯もあるが、これまであまり破砕帯というものが、それほど活動性が議論されて来なかった中で、敦賀で実際に活動性について指摘があったということは、
もちろん大きなきっかけになったとは思うが、まあ、正断層系のものが、動いたということを踏まえて、それも副見直していることについて言えば、昨年の11月以降はやっている。具体的な実際の検討としては最近の敦賀を契機に、全般的にもう一度見直したということである。
○読売高田:
あの、5原発は活動性については検討の必要がないということだが、それを除くとね。18施設については、今後も場合によっては長い調査を必要とするということになるでしょ
そう考えると、実際、ほとんどが積み残しになっていると考えたほうがいいと思うが。保安院の作業の進捗は、おそらく、もうこれで終わりだろうから、総括するとどう考えているのか?
○森山対策監:
そこはあの、できたこと、出来なかったことをだな。まあ、きちっと、どこまでまあ、議論できたのか、ということを纏めて引き継ぐことが、今、保安院に課せられた最大の課題、義務であると考えているので。まあ、何れにしても議論できた課題問ことを、しっかり引き継いで行きたいと考えている。
○読売高田:
出来なかったことが青甥であろうというところは、ww
○森山対策監:
それは、あの、専門家による意見を聴取しながら進めているわけだから。ある一定の方向性が出ない限りだな。検討を継続する必要があるので。それは特に地質関係は追加的な検討が必要となれば、時間がかるということは、これまでの経験からわかることだが。
そう入ってもあまり時間を欠けいいというわけではないが。あの、まっ、保安院としては、少なくとも精力的に昨年のバックチェック作業は、積極的に、来の敗退だけの問題だけではないが、取り組んでいきたいと考えている。
○読売高田:
あのう、3.11から取材していた身とすると、3.11まえに時間を掛け過ぎたということの反省点の一つではなかったかと思う。そういったことについてどういった改善をとられて、この運びを、専門家の意見を聞くというのは、時間がかかるとわかっていたとするならば、保安院としての事務方としての運びを上手く進めていくと考えているか?
○森山対策監:
そこは、あの、まっ、実際にはだな。専門家の意見を聞きながら保安院も、敦賀にしてみれば直接、あの、専門家と調査に入るとかですな。
できるだけ早く対応ができるようにしていきたいと思っているし、それから昨年の地震を踏まえた教訓としては、連動問題があったが、こういったところもまだまだ議論としてはあり得ると思うが、
今の知見を踏まえて、ここは連動でとりあえず考えるべきだと言った形で、まあ、そういう意味からすると1年たたない段階である程度製菓が得られたこともあると思う。すなわち、ある程度、ええ、決めるべき所。
とくに地震動の関係は決められるところは早めに決める。そのために特に連動問題は、直接地震動の大きさに連動するし、まあ、不確かさな部分が非常に残っているところもあるが、そういったところを含めた上での判断というものをしてきたと考えている。
もちろん、まだまだ解決すべき点はあると思うが。まっ、可能な限り早く纏まるように努力はしてきた。
○読売高田:
率直な所、13サイトがまだ積み残しとして残っているところについてはどのように考えてます?
○森山対策監:
あのう、まあ、は臍帯の問題ですな?おっしゃってるのは。破砕帯についてたしかにまだ議論はあるが、これ自体がまだ調査をするとすれば、改めての調査だから。連動のようにだな。
とりあえずつないで不確かさを考慮して評価するといった性格のものではないから。そこは、あの、一定の時間というのは掛かるだろうと思っている。
○読売高田:
ありがとうございます。
○毎日岡田:
アラームタイパーで確認だが、結局、指示がこノタイミングになったことはるる経緯は説明されたが、最初は遅れたかもしれないと言っていたと思うが、遅れたか遅れてないのか、認識をはっきり答えてもらいたいが。遅れたという認識があるのか無いのか?
○保安院 古金谷:
あの、まあ、遅れたという認識は… ありません。当然、調査は継続してやってきているので、まあ、その中でやっていくべきことが出てくればだな。対応してきているというところがあるので。
まあ、そういう点では、まあ、1年半経っているというところは、あの、実際にそうではあるが、我々としては、これまで実態把握調査をしていく中で、課題として上がってきたものを対策として講じていく流れの中で、まあ、今回、本件についてはこのタイミングということになったということである。
○毎日岡田:
今回のタイミングになったのは事故調が指摘、津波が来て非常用DGが止まったことについて事故調によって見解が割れているとか、そういうものを受けて今回のタイミングになったということなのか?
○保安院 古金谷:
まあ、ひとつはそういった事故調での指摘というものも、契機としてある。
○毎日岡田:
素朴な疑問として去年の今の時期に指示することは出来なかったのかね?
○保安院 古金谷:
まあ、去年のこの時期にということでおっしゃるならば、当時、こういった議論がだな。ええ、まだ、実態把握という意味でもですな。当時、去年の今頃であれば難しかったのではないかと思う。
○毎日岡田:
それは端的に言う徒何故か?
○保安院 古金谷:
あのう、まあ、当時、まあ、底まで具体的なですな。調査が、まあ、我々としても進んでいなかったと思う。当然、来のタイミングであれば、まだ、各事故調査委員会も、事故調も検討を始めたところだし、
○保安院 古金谷:
あのう、まあ、東京電力においても社内調査委員会を立ち上げたところという所なので。あのう、まあ、そういった点があったので、ええ、全容を把握するということが、先ず必要というところと思われたので、こういった具体的な変更を踏まえたところまでだな。
個別の指摘をする段階では、去年の今頃ということであれば、そうい段階ではなかったと思う。
○フリー木野:★★★
昨日の東電の1Fの作業員が無くなった件だが、連絡が入ったのはきょうになってからなのか?
○森山対策監:
えっと、あ、そうです。死亡されたという確認された連絡は、保安院には今日だ。東電も、その、協力会社ですか?
# 元請けだよ。こっちに聞くなよ。どうなってんのこの組織。
○森山対策監:
から、連絡は今日受けたと聞いている。
○フリー木野:
今日何時ぐらい?
○森山対策監:
えっと、保安院にはだな。ちょっと待ってくれ。 えっと、保安院には9時44分に報告があった。
○フリー木野:
実際に死亡を確認されてから20時間近く経っている。これは遅いという認識は、やはりないのか?
○森山対策監:
あの、私が聞いている範囲はだな。やはり協力会社の方で、先ず、あの、死亡診断書を確認すると。まあ、そういった手続きがあるので、あの、ま、そういった、あの、遺族の方からもだな。
協力を得ながら、手続きをとった結果、今日になったと聞いている。詳細はちょっと分からないが、その様に聞いている。
○フリー木野:
いや、あの、ご遺族の確認というのはわかるが、名前がどうとか言うのではなくて、1人の方がなくなっているわけだから、なぜ、無くなった非常に重要に思える辞退の連絡が、丸一日たたないと入らないかというのが、わからない。これはこういう事態は、今後も続くんですかね?
○森山対策監:
あの、それはケースバイケースで、これまでもいろんなケースがあったと思うが。あのう、まあ、基本的には、あのう、その病院からの診断書の確認とか、そういったことを先ず、★★★一義的には雇用している元請け企業の方で確認をし、
そこから、あの、東京電力に連絡が来るということなので。今回の件が、今の段階で、まっ、一般的に言って遅いかどうか、そこはちょっと、いま、判断はしかねる。
○フリー木野:
一方で、各新聞社のほうで福島県警に確認して、その場で回答を得ているわけだが、それに比べると、発表の仕方に非常に違いがありすぎて、その辺は保安院の方では、やはり東京電力の連絡を待って発表する、そういった事しか出来ないのか?それ異状踏み込んだ寄生庁としての対応は難しいということなのか?
○森山対策監:
はい。本件については、もちろん、昨日だな。連絡を受けているが、保安院はあくまでも原子炉等規制法に基づく規制をやっているので。
被ばく観点とか、そう言っいった所からは、もちろん情報は得ているが、同時にこの体調不良というか、そういったことが起きてからの報告連絡先としては警察、それから労働基準局、労基署デスカ?そういったところがあるので。
それは、あの、それぞれの警察なり、厚労省なりに担当されているので。警察は警察なりの調査という調査をされた結果ということだと思う。そこを保安院としてどうこういうことはない。保安院はあくまでも、あの、原子炉等規制法の観点からの規制だから。そこは一定の限界があると考えている。
# いや別に警察や労基署についてどうこう意見を求めてるわけじゃないでしょ。
○フリー木野:
そういったことも含めて、例えば今回のことだけではなく、今週、東電の魚介類の調査でアイナメが2万5,000Bq/kgという発表もあったが、ああ言ったことを纏めて発信する場が今なくて、我々もそうだが、
市民が包括的に情報を把握することが非常に難しくなっていると思うが。これは本来、緊急事態宣言が継続中の現状であれば、原災本部の事務局である保安院が一括して情報を集めて出すべき立場にあるんではないかと思えるが。その辺の情報の発信の仕方はどのように考えているのか?
○森山対策監:
あの、昨年の暮まではですな。合同会見ということで。もちろん、昨年もある段階から保安院は主にサイトの中を。もちろん、事務局血凹面もあるが、モニタリングは文科省が中心に。あるいはそれぞれの養成機関毎に担当を分担しながらやっている。
まっ、今回の件は、水産庁と東電ということだが、そのは必要な情報はキホ的にはそれぞれがしっかり発表していくことかと思っている。
○フリー木野:
そもそも、その必要な情報を我々市民側ができるだけ容易に受け取れるようにするというのが、ある意味責務だと思うが。
例えば今回のモニタリングでも、東電の方で発表は枚に会見をやっているのでするが、東電で当然、評価はできないわけですよね。で、一方で文科省は定例的な事務方の、現場の会見というのは全くやってなくて、
情報発信はHPだけというのが現状になっている。これ、例えば原災本部の事務局として事故が継続しているという認識が、もし、あるのであれば、以前の合同会見のような形で、例えば1週間に1度でも構わないと思うが。
全体まとめた情報発信の場が必要ではないかと思うが。そういったことは事務局として何か提案なり、何か考えられることはないのか?
○森山対策監:
そこはむしろ、昨年の合同会見をですねッ。やめる際に、それぞれのしっかりと責任をもって情報を発信していくと。まっ、今回の件については、確か、むしろ水産庁だと思うが。東電と水産庁の方で確認をして、公表されたと聞いている。
全体のモニタリング、サンプリングの取りまとめは文科省だが、そういったところが、それぞれ情報発信をしていくことが先ず大事だろうと思っている。
○フリー木野:
それぞれの情報は、例えば原災本部の事務局としてまとめるという、そういうことも出来ないのか?
○森山対策監:
シィー
○フリー木野:
今も完全にそれぞれが縦割りの行政庁の中で、縦割りで、それぞれ情報を発表していけばいいと。
○森山対策監:
シィー
○フリー木野:
そういう考えになるのか?
# もうすぐなくなる組織になんて無茶言うんだよ、この人は。さっきの意見聴取会、破砕帯の話し聞いてなかったのかよ。空気よんでくれよ。と思ってるに違いない。結局、原災本部は何をしたんだろ。ああ、隠蔽工作と再稼働根拠づくりでしたか。失敬。
○森山対策監:
もちろん、原災本部そのものが開催されているので、必要なそういう意味での情報共有という、お話をされていると思うが、先ずはそれぞれ、あの、役割があるわけですから。シィーッ それぞれの機関が、まずはしっかりと情報を発信していくということではないかと思う。
# 森山さんは、気まずくなると シィーッ と歯の隙間で息を吸い込んで音を出す習性があるのだよ。(・∀・)チュウモクナ
○朝日小池:★★
先ほどの地震の話でお聞きしたい。明日で破砕帯の関係のまとめになると。周辺活断層の連動についてもする必要があるといったが、津波に関してが少し遅れていいるように思うが、これもまとめ的なものは考えているのか?
○森山対策監:
津波については津波の手引きというか、まだ、これを議論している所であり、もちろん、できるだけ保安院の間にできることはやるという事だが、何というか、もちろん、先頬の指摘もあったように、時間をかけたらいいというわけではないが、
専門家の議論がある以上、そこは課題を残さざるをえない分もあるかと思う。何れにしてもこれからどれぐらい意見聴取会が開けるかわからないが、出来るところまでやってしっかり引き継いでいくことに尽きる、と考えている。
○朝日小池:
津波が難しい理由みたいなものがあれば教えて頂きたい。難しいというか、少し遅れている事に、
○森山対策監:
それは手順、まあ、手順書というか、津波のですな。そういった手順書的なことを、あの、考えているということで、
○朝日小池:
実際、JNESによるいろんな解析なども、あの、あるし、まっ、これから、あの、内閣府の方でもですね。また、いろんな発表もあると聞いているので。ただ、津波については、これまであまりですな。経験のないようなことでありましたので。
○森山対策監:
難しいことは事実だが、そういったJNESによる解析、再現解析といいますか、そうい事も含めて、検討はしている。ただ、色々まだ意見があるので。まあ、できるだけまとめられるものはまとめたいと思うが。どこまで行けるか。そこはちょっとわからない。
○フリー木野:
もし分かればで結構だが、各電力事業者の原子力発電所の施設の中に、津波の避難マニュアルが整備されているかどうかというのは、保安院で確認したことあるか?それともプラントに直接関係がないので対象ではないという感じになるのか?
○森山対策監:
避難マニュアルというのは、発電所でのですな?
○フリー木野:
はい。発電所の中で実際に警報が出た時にどう対応するかという。
○森山対策監:
えっと、それは、えっと、確認していてもおかしくないと思うが、保安検査その他でですね。あの、基本的には保安規定のもとにある規程だろうから。私はどこまで確認しているかわからないが。
○フリー木野:
保安規定の中には津波の内容は、僕は見た覚えがないが。森山さんはご覧になった記憶あるか?
○森山対策監:
あの、保安規定に直接はないにしてもだな。それにぶら下がった様々な対応というのはあるので。まあ、津波に関しては、例えば運転マニュアルでは、例えば引き波とかですな。いろんなことが従来からあったと思うので。
何処まで見ているかわからないが、見ていてもおかしくないかなあ、と思う。私は、今の段階では答えられない。
○フリー木野:★★
各所で避難に関することでも結構なので、整備されているかどうか、これは確認できないか?というのは国会事故調の作業員のアンケートを見ると、福島第一で警報を聞いていないという話が複数出てくる。
警報も聞いていないし、退避命令も出ていないし、そういう話が複数出ているので、実際に東電ではページャーで出したみたいな事は言ってるが、本当に出ていたかというのが、ちょっと分からないが。
○森山対策監:
えっと、聞いたかどうかということと、実際にはページングといったそういったところで連絡されていると思うが。
# 頭から疑ってかかるぐらいがちょうどいい東電のいうことをそのまま真に受ける毎度毎度の保安院。規制の虜 ing フォー!
○フリー木野:
いや、要するに、
○森山対策監:
今、話しがあるのは、そういったマニュアルがちゃんとあるのかということだな?
○フリー木野:
はい。要するにページング含めて、どういうタイミングで出して、どういう行動をするとか、
○フリー木野:
そういうのが文書化されたものがあるのかどうか、確認できないか?
○森山対策監:
ちょっと、あの、ドコモまで分かるかわからないが。調べてみる。
○フリー木野:
お願いします。
○保安院 古金谷:
冒頭に質問があった施設の数がわかったので、連絡する。数としては全部で66施設になる。発電所関係が実用炉54基。それから"もんじゅ"で55基になる。後、加工施設の関係が11になり、併せて66ということになる。以上だ。
○時事神田:
再処理は?
○保安院 古金谷:
再処理も入ってたかと思う。そうだな。再処理も入っている。はい。
○時事神田:
~ キキトレズ ~ は1Fの1か4?
○保安院 古金谷:
1、4入ってる。はい。
○森山対策監:
よろしいか。なければこれで終わる。
(57分)