4号機使用済燃料プール取り出しの新燃料 健全性調査速報。東電社員4名、下請け作業員10名×3班。本日の朝10時~18時30分まで作業中なのに最大被ばく線量報告。最大は計画線量と同じ0.2mSvの下請け。東電社員は0.19mSv。
点検した燃料集合体の中から、大きめの小石が3個、更に小さな小石が10個ほど見つかる。最も起きなものは2cm角。石の表面線量は概略約1mSv/h程。他、魚介類 8月1日の最新値取りまとめ報告あり。
8月23日発表のAPD不携帯、紛失の取りまとめ結果に2件の修正。いずれも不携帯事例。未装着事例の2-5、動作業者の被ばく線量適用を個人でPD持っていたのでその値を適用と変更。協力企業からの指摘で間違い発覚。で、本日の東電修正。
修正2件目の事例は2-6、免震重要棟でAPDが借りられずJビレッジに引き返し作業をしていないので、未装着事例から外すとのこと。未装着事案は8件から7件ということに。あと未装着、紛失者の元請けと所属が何次下請けか毎度の口頭報告あり。
結論ありきアンケート東電社員の方が291名で全員回答、下請け作業員は元請け実施、元請け曰くほぼ回答、回答した会社等、説明曖昧。APD未装着、紛失事案、所属回答拒否した元請け多数。ビデオ会議 国立公文書館保管検討発言ほか。
【質疑】NHK(新燃料調査*・ビデオ会議)→ニコ(APD*)→NHK(政府事故調と社内事故調)→朝日(APD*)→ニコ(APD*)
◆APD未装着・紛失事例 作業員の所属報告
個人線量計(APD)未装着事案調査結果 [8月28日訂正版]
以下、朝日ただ記者の質問に対する回答。全て口頭説明。隠蔽体質まるだし東電広報。
2-1、2-2(未装着事例)
東電社員
2-3(未装着事例)
元請け企業:JV(竹中+鹿島+清水+西松+竹中土木)
所属:元請け社員
当該車業務内容:解体作業
2-4(未装着事例)
元請け企業:東電環境エンジニアリング
所属:二次下請け
2-5(未装着事例)
元請け企業:竹中工務店
所属:一次下請け
2-7(未装着事例)※
元請け企業:東京エネシス
所属:三次下請け
2-8(未装着事例)※
元請け企業:東電工業
所属:一次下請け
1-1(紛失事例)
元請け企業:鹿島建設
所属:元請け社員
1-2(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否
1-3(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否
1-4(紛失事例)
元請け企業:日立GE
所属:二次下請け
1-5(紛失事例)
元請け企業:JV(大成+清水+ハザマ建設のJV)
所属:二次下請け
1-6(紛失事例)
元請け企業:アレバ
所属:一次下請け
1-7(紛失事例)
元請け企業:日立GE
所属:三次下請け
1-8(紛失事例)
元請け企業:JV(竹中+鹿島+清水+西松+竹中土木)
所属:一次下請け
1-9(紛失事例)
元請け企業:JV(大成+清水+ハザマ)
所属:三次下請け
1-10(紛失事例)
元請け企業:アトックス
所属:一次下請け
1-11(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否
1-12(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否
1-13(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否
1-14(紛失事例)
元請け企業:三菱重工
所属:二次下請け
1-15(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否
1-16(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否
1-17(紛失事例)
元請け企業:JV(竹中+鹿島+清水+西松+竹中土木)
所属:元請け企業社員
1-18(紛失事例)
元請け企業:東電工業
所属:三次下請け
1-19(紛失事例)
元請け企業:アトックス
所属:一次下請け
1-20(紛失事例)※
元請け企業:東芝
所属:三次下請け
※公表済み
★公表拒否については、冒頭、確認が取れていない状況説明。朝日記者の質疑で発覚。何で紙に出さないかよく分りまつね。
○プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 77.7KB)
- ★★福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールから取り出した新燃料(未照射燃料)の健全性調査について
- ★★【写真】 福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールから取り出した新燃料(未照射燃料)の健全性調査について
○APD未装着・紛失 線量偽装関連
○モニタリング・サンプリング
■福島第一の状況
○松本:
8月28日の会見を始める。http://j.mp/RUc0BW
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水を継続中。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。プール水温は記載の表の通り。昨日伝えた3号機と4号機についてはプールの塩分除去装置の入れ替え作業を行う。
3号機にモバイルROを4号機から移動させ、4号機はこれまで3号機で使用していたイオン交換装置を動かす予定にしている。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機、3号機からプロセス主建屋への移送を実施。2号機は本日10時26分から移送を再開した。6号機タービン建屋の溜り水を 本日、屋外仮設タンクに10時~15時の間で実施。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーでの高濃度汚染水の処理を継続中。
[その他]
その他作業状況については特に変更ない。
■4号機使用済燃料プール取り出し新燃料の健全性調査(速報)
★なお、昨日から実施している4号機の使用済燃料プールから取り出した新燃料2体の点検状況について速報が入って来ているので写真とあわせて説明したい。手元にはA4横のPP1枚ものの資料を配布している。http://j.mp/RUbQKH
別途、電子データ(http://j.mp/RUbGDh)で4枚の写真については手元にあろうかと思う。本日、共用プール内でチャンネルボックスの取り外し、洗浄等を行った後、本日、共用プールのオペブロ、方角で言う徒東側になるが、その所に持ち上げて、写真にある通り、横倒しにして点検の方を行なっている。
本実、10時から作業を開始しており、現在も実施中だ。18時30分頃作業終了の予定だが、作業人数としては当社社員4名、協力企業作業員10名が1班でなっており、3班で実施中。最大被ばく線量は0.2mSv、計画線量と同じ作業員が1名。
社員で一番がかかったのが0.19mSv。それから点検の様子だが、左の写真(①燃料調査風景http://j.mp/Ot45bo)を見るんだ。
燃料調査風景ということで、チャンネルボックスを取り外した燃料集合体を横倒しし、外観点検を行なっている。下側にロックナット(http://j.mp/Ot4KcQ)という社員があるが、燃料集合体の中の燃料棒のうち、
8本がロックナットという形で、いわゆる上部帯プレートという燃料を指示する金具と締結されている状況だ。そちらの腐食状況を確認するため、本日これらを外している。
また外したものの中から1本だけ②の写真(http://j.mp/Ot53Vg)だが、結合燃料棒1本を約1mほど引き出して、それぞれ内部の腐蝕、外観目視点検を実施している。
それから今回の点検の中で燃料集合体の中に、小石のような異物が確認されている。その写真が下④http://j.mp/Ot6l2tであり、比較的大きなものが3個写真に写っているが、その他、全部、小さいものがその他に10個程度あるということだ。
この写真の中に写っているもので、最も大きかったものが2cm角程度の大きさということになる。今後、この小石、それから入っている小さなかけらのようなものを詳細に点検していきたいと思っている。
なお、石の表面線量に関しては概略約1mSv/h程度だった。それから今回取り外したロックナット、それからチャンネルボックスの結合部品であるチャンネルファスナー、それから膨張スプリングに関しては新しいものと交換し、改めてチャンネルボックスに組み立てて、再度、使用済燃料プールに本日中に戻す予定だ。
# 使用済み?共用ブールじゃないの??
また、スペーサーは8個あるが、そのなかの一部の部品を切り取って、ロックナットと合わせて今後の分析に使用したいと思っている。本日の点検状況は以上だ。
明日は同時に捕った2体目の新燃料に関して、こちらは使用済燃料プール内の方で、チャンネルボックスを取り外し、目視点検、内部の洗浄を行う予定だ。プールの状況については以上だ。
■環境モニタリング・サンプリング
★もう一つ魚の資料がある。福島第一から20km圏内の海域における魚介類の測定結果ということで、 http://j.mp/RUc9VR
こちらに関しては3月から個のサンプリング結果をやっているが、8月1日の最新のデータまでをひとつの資料に取りまとめたものである。1枚目の表がすべての魚種ごとの最大値と最小値。
それからとれた魚の回数ということで、承知の通り、一番上にアイナメ25,800Bq/kg(2匹平均 1匹38,000Bq/kg)が最高と言う状況。
途中、赤い線を引いているが、そこが国が定めている基準、100Bq/kgを超えている所。それ以下が下の部分という形になる。
2ページ、3ページが最終地点毎に採取日と合わせてどんな魚が撮れていて、食料、食品の基準値を超えているか、いなかったか、という取りまとめ表だ。
4ページが今回のサンプリング地点。5ページがこれまでの20km圏内の測定、それから水産庁が実施している20km圏外のサンプリング結果のうち、主な魚種、6種類のトレンド、傾向の分布だ。
ええ。真ん中の談の左側がアイナメであり、最近、8月1日分のところが極端に飛び出ている状況だ。
それから本件に関して、最終6ページには、先日、このアイナメの資料を説明した際に、詳しいアイナメの体調、身長、あ、重量とか、その他、他の場所でサンプリングされた高い魚の例を合わせて資料として取りまとめている。
こちらに関しては、本日、福島県の方で開催されている県魚連の説明会でも、この魚介類の測定結果、それから最近発電所で起こった漏洩に関するトラブル、それから地下水バイパスに対して、県漁連を含め、各漁業組合に説明している。
■個人線量計(APD)未装着・紛失事案調査結果(続報)★★★
それから最後の資料になるが、A4横の資料になる。こちらは8月23日に個人線量計の未装着、それから紛失の各事例について説明(http://j.mp/NKfoco)したが、2件ほど、修正させていただきたく、本日改めて説明させていただく。
★★★「個人線量計(APD)未装着事案調査結果 [8月28日訂正版]http://j.mp/NKfoco 」
通しの番号で言うと 2-5 になるが、こちらに関しては評価方法の所、23日の段階では同一作業者の線量から推定、という形で記載していたが、
# 上記リンクは修正されてません。東電HPのリンクが8月23日の資料を参照してるけど、説明されたところが直っていない。東電のリンクミスかも
元請け企業と公表についての調査、確認を進めている際に、実際はこうです、ということでお知らせがあったので訂正させて頂くが、この方は私どもからAPDを借りて、装着していた他に、自分たちで準備したPDを一緒に持っていたことが分かっており、
# 見てんだね。東電が公表する資料を。当たり前だけど。法令違反あったら取引停止、作業従事者登録抹消、繰り返し繰り返し伝えた上で、アンケート。そんな悪い奴はいなかったぜ結論。
このPDの値から個人線量を測定したということで、本件を修正させていただく。それから★★★2-6だが、こちらに関しては欠番という形にさせて頂こうと思っている。
原因について、記載のとおりであり、この方はJビレッジを出発して免震重要棟で、APDを借用して作業現場に行く事で、ええ、作業の段取りを作っていたが、実際にはAPDの借用が出来なかったので、
作業を実施せず、Jビレッジに戻ったということで、こちらに関しては未装着に応らないだろうということで、今回、この「未装着事案からは削除させていただきたいと思っている。従って未装着事案は8件と先日公表したが、改めて7件に訂正させていただく。
◆未装着・紛失者の所属企業について(質問回答)
★★★それから本件に関しては、各事案の元請け企業とこの方が実際に何処に所属していたのか、という質問(http://j.mp/NZSwWx)があったが、★★★少し取りまとめが進んでいるので紹介させていただく。口頭で申し訳ないが、先ず、1枚目の2-1、2-2に関しては、以前伝えたように、これは東電の社員である。
★★★それから2-3がこちらは建屋の解体作業に従事している竹中、鹿島、清水、西松、竹中土木のJVさまであり、この方は元請けの社員だった。2-4が元請け企業は東電環境エンジニアリングであり、実際の作業員は二次下請けだ。
★★★それから2-5に関しては、元請け企業は竹中工務店で、実際に装着してる企業は一次の方だ。2-7、2-8については、それぞれ公表した通り、2-7は東京エネシスで、三次下請けの方。2-8は東電工業で一次下請けの方だ。
# 東電工業一次とは、東電→東電工業→一次下請け ということ。実際に東電から見たら二次の下請けになる。
★★★それから紛失だが、こちらは少し、説明させて頂く。1-1については元請けは鹿島建設で元請けの社員だ。2-2と2-3に関しては、元請け企業、ん?んっ? あっ、失礼した。1-2と1-3は元請け企業から社名の公表については確認撮れていない状況だ。
# いい加減… 紙でだせよ フルフル
★★★ええ、1-4が元請け企業が日立GE、実際の所属は2次下請けだ。1-5が大成、清水、ハザマ建設のJV、2次下請けの方だ。1-6 が元請け企業がアレバ、所属は一次だ。1-7が日立GE、所属が三次下請けだ。
★★★1-8が竹中・鹿島・清水・西松・竹中土木のJV、実際の所属は一次下請け。1-9に関しては大成、清水、ハザマのJVで実際の所属は三次下請けになる。
★★★1-10については、元請けがアトックス、実際の所属は一次下請けになる。1-11に関しては、元請けの企業公表に関して確認が撮れていない状況だ。1-12、1-13も同じく元請け企業から公表に関する確認がとれていない。
★★★1-14については、元請け企業が三菱重工、実際の所属は二次下請け所属になる。1-15、1-16については、元請け企業から公表についての確認ができていない状況だ。
★★★1-17が元請け企業が竹中、鹿島、清水、西松、竹中土木のJVで、こちらは元請け企業の社員になる。1-18が元請けが東電工業で実際の所属は三次下請け、1-19が元請けがアトックスで実際の所属は一次下請けの方だ。
★★★最後については既に伝えているが、元請け企業は東芝。実際の所属は三次下請けという状況だ。それから昨日、公表した不正使用、未装着、紛失に関する調査結果のうち、アンケートの回答率の質問があった。http://j.mp/NZXFh7
こちらに関しては、先ず、私どもの方から作業班長への配布は、★★★元請け企業に実施してもらっているので、当社として配布すべき対象者数としては把握しておりません。
ええ、改めて元請け企業にどれぐらい回答率かということを確認したところ、多くのところから対象となる班長から、ほぼ全数から回収できていると聞いている。
それから、★★東電社員のほうが291名ということで、対象全員が回答した状況だ。本日、私からは以上だ。
# もう東電に何をきいても作業員に関する回答はその場で得られない。ここのとこ毎日のように会見で元請けからの報告を修正する東電。
■質疑
○NHK岡本:
4号機使用済みプールから取り出した新燃料の調査について。この小石は燃料のどこから見つかったのか?
○松本:
場所は第七スペーサーという燃料集合体というか燃料棒を束ねる板バネ上のものがあり、その所のウォータロッド付近で見つかった状況だ。
(お絵描き17:30)先日燃料の模型を見せた際に、こういった燃料棒が 9×9があるが、それを束ねるスペーサーという板バネが上から順に8個付いている。その下から2番めが第七スペーサーであり、そこに引っかかっていた状況だ。
○NHK岡本:
そういった所に小石というか、瓦礫があることについて、新燃料もそうだが、他の使用済燃料も含めて影響、懸念はないのか?
○松本:
今回入っていた小石等に関しては建屋が爆発した際に壁、梁、等から小さく砕けたものが使用済燃料プールに落ちて、それが使用済燃料プールに入っていったものと推定しているが、
今のところは特段、燃料がそれにより損傷して何が穴が開いているとか、傷が付いているとかは考えていない。こちらに関しては使用済燃料プール内の水質分析、放射能濃度からそう考えている。
また、今後はこういったことがわかったので実際に使用済燃料プールから新燃料、使用済燃料そのものを取り出す際に注視すべき事項と考えている。
今回の新燃料2体の取り出しにあたっては、プールから取り出す際、今回共用プールの方でチャンネルボックスを外す際、こういった小石類が支障になったことは発生していない。
○NHK岡本:
今回調査のために取り出した燃料棒だが、先ほど、使用済燃料プールにまた戻すとおっしゃったが、使用済みプールに、
○松本:
共用プールの方だ。
○NHK岡本:
共用プールか?わかりました。今、公開されれているテレビ会議の動画公開について、9月7日ということだが、それ以降、新たに延長することは検討されているのか?
○松本:
ハイ。昨日も質問があった通り、他の部分の公開、公開の方法については、現在、社内で検討中であり、まだ、決まったことはない。
○NHK岡本:
例えば後々に9月7日以降に確認させて欲しいといった時にどういった対応を取られるのか?
# フリーランスが延長要望してもそれはないと拒否し、翌日記者クラブメディアが久しぶりに質問すると、それは要望としてカウントされる。
○松本:
そちらも含めてどういった対応が取れるのかは確認させて頂く。
○NHK岡本:
16日以降の部分で燃料プールに放水する時のやり取りは非常に重要だと思うが、このあたりの公開も順次で構わないので希望として伝えたいが。
○松本:
はい。わかりました。
○NHK岡本:
今回の動画資料だが、今回の事故を振り返る上で非常に貴重な資料だと思うが、公の機関で公開するということが、以前、何処かの記者から質問があったと思うが、その検討についてはどうなっているのか?
# http://j.mp/U9K6z3 http://j.mp/U9JSrT
○松本:
この会見でも質問があったし、経産大臣の方からもそういった話があったと伺っているので、★★★国立公文書館での保管等については検討させて頂いている所だ。
○NHK岡本:
逆にそう言ったところで保管することについて何が課題となっているのか?
○松本:
そういう意味ではこれまで懸念しているプライバシーの保護とか、そういった所が課題ではないかと思っている。
○NHK岡本:
それこれまで公開されている、あるいは提供されたように、動画、画像の処理とか、音声データの音替えをしていくことで何とか出来ないのか?
○松本:
まっ、質問された方も、まあ、新聞等、通じてそういった話を伺っているが、そういったことを抜きにして保管されてはどうか、という事だったと思うので、そういったことも抜きにして保管されてはどうかということだったと思うので、そういったことも含めて検討させて頂ければと思っている。
○NHK岡本:
わかりました。ありがとうございます。
○松本:
ナナコ? 後、ちょっとスペーサーの県で訂正させてくれ。第七スペーサーは下から1番なので、スペーサーそのものは、8段。あ、7段であり、一番上のスペーサーにかかってたという状況だ。失礼した。
○ニコニコ七尾:
APDの調査結果について。2-6は欠番になるということだが、状況等を教えて頂きたい。作業バーコードを持っている同行者と合流することが出来ず、1Fに入稿したものの、APDを借用出来なかったというのがよくわからない。もう少し詳しく教えてくれるか?これはどういう事か?
○松本:
アノウ、先ずですな。現在、APDの貸し出しをする際は、どういった作業件名で入構して作業しているのかという所を合わせて記録するように、すこしずつシステムをよくしている。
従前は手書きで渡した人と、APDの番号等でしかなかったが、その後、作業印象ができて、機械的に作業員の名前とAPDが付き合わせることが出来るようになった。更に今度はなんというか、作業バーコードを作るようになり、
何の作業でこのかたが入ってきたのか、という、作業員証バーコードAPDという3点セットがセットでAPDを貸し出していくシステムに切り替えつつある。
その中で、実際にこの中でバーコードがないと借りられないので、この方はバーコードをもっている同一作業者と合流できなかったのでAPDが借りられないことになったので、作業を実施せず、Jビレッジに戻ったということだ。
○ニコニコ七尾:
要はルールに従ってそういうことになったということですね。
○松本:
ハイ。これが万一ですな。APDを借りないまま、作業に従事したっ、てなりますと、これは未装着という形になろうかと思う。
○ニコニコ七尾:
こういったケースは割とあるのか?APDを借りられずというのはままあることなのか?
# 万一 w
○松本:
基本的に同業者と逸れることはないので。むしろ特異な事例だと思う。で。まっ、逆に4月の末以降、あっ、5月1日から免震重要棟そのものは2階の部分が非管理区域になっているので、免震重要棟と行き来するだけの作業員はAPDが不要という運用になっている。
○ニコニコ七尾:
お聞きしたいのははぐれたというそこがわからない。逸れるというのは、どういう事があったのか?
○松本:
はぐれて会えなかったと伺っている。何故はぐれたのかについては確認させてくれ。
○ニコニコ七尾:
わかりました。先ほどのアンケートの回収率の件で、ほぼ全数という説明があった。ほぼということは返さなかった方もいるわけですよね?
その返さなかったというのが、一つの見方だが、もう歯科すると問題のあった方かもしれない。要するに答えたくないということ。
○松本:
まっ、その可能性はあろうかと思うが、現時点ではアンケートの回収結果からなかったということだ。
○ニコニコ七尾:★★
要は返さなかった方こそ、ある程度調べる必要がるんじゃないか?何故、返さなかったのか。理由等は調べたが方がいいと思うが。こういうアンケトートは重要なことなので、100%目指してやる話しですよね。これを返さなかったのはそれなりの何か理由があったのではないか?
○松本:
アノウ、詳細なところまでは掴んでないが、基本的には★★★任意のアンケートなので、提出を必ずしなければならないと義務付けているものではない。
それから9割程度戻ってきているので、そういう意味ではほぼ回答率としては満足できると思っている。
また、今後、未回収をどうするかについては社内で検討するが、引き続き、秋には再度アンケートを実施するので、そういった面でフォローアップできると思っている。
○ニコニコ七尾:
基本的にこれは記名式だから、いわゆる全班長から返してきた方を引くと、逆に渡さなかった人は特定できるよね。
○松本:
実際にはなかなか難しくてだな。★★作業現場、作業班長として登録されている人と、実際に作業現場で働いている班長に相違があるので。少し配った人と回収してきた人を突き合わせるのは時間がかかろうかと思っている。
○ニコニコ七尾:
最後に聞くが、返さなかった方の人数だが、理由はやはり把握すべきじゃないかと思うが。任意のアンケートはそうかもしれないが、記名式だという点とかなり問題になっている上での状況でのアンケートなので、そこでの管理はされたほうがいいと思うがいかがか?
○松本:
任意のアンケートだが、比較的多くの方からアンケートとしては回答を得たと思っている。まだ、作業員、ここの方々のこういった不正があるということに関しては、直接の相談窓口もあるし、今後実施するアンケート等で調査を進めていきたいと思っている。
○NHK鈴木:
古い話で恐縮だが、各事故調が報告書を出される中、事故調査の見解について伺いたい。特に政府事故調との御社の報告書との見解について伺いたい。3号機の原子炉の津波後の圧力変動に関して、政府事故調は津波後、全交流電源喪失、
原子炉圧力の変動を理由として、主上記安全弁の逃し弁機能がずっと働いて、約65回働いて、それが圧力変動が起きたという見解がある。御社の報告書だとRCICを運転される中で、水位の高によるトリップを警戒されたというか、水位高によるトリップを警戒して流量調整を行なっていたと。
RCICの流量調整による圧力変動ということもあるのではないかと思っているが、政府事故調の見解だと、全て逃し弁機能の開閉により、3号機の津波後、RCIC停止までの圧力変動を説明されている。そこは突然の質問で恐縮だが、いかがか?
○松本:
ちょっと政府事故調との報告書と比較させてくれ。SR便の回数が先ずどうやって数えたのか、というところが、私確認できていないので。w
記録としてはどういう形で残っていたのかっ、てなところと、後、まあ、そうですな。え、、普通の状況だとRCICが主蒸気駆動を発生する蒸気駆動で運転しているので、
これが動いている際にSR弁、あ、逃し安全弁が膨らまなければいけないほど、炉圧が上昇しているとはなかなか考えにくい、と思う。
崩壊熱も相当小さくなっていく状況なので、これが動いていればかなりの蒸気が消費できているとは思っている。
逆に上記の発生している量が多ければ、当然、注水量も必要という状況になるが、ある意味、発生量=圧力と、なんというか、RCICの運転状況というのはバランスすると思う。
政府事故調の約65回とカウントしている論拠としては、チャートの上下動の変動をカウントされたそうだ。3号機の。
で、その、RCICの運転状況の流量調整が関与してるのかなという疑問を持ったのは、主上記安全弁の作動時と復帰時の間のレンジの中で、圧力変動が起きているので、そんな作動地に至る前に動いて、復帰時に至る前に戻っちゃうという、
○NHK鈴木:
結構、小刻みな動きも含めて65回とカウントされているので。その辺は流量調整で多少圧力変動があったのではなかろうかという、疑問で質問させて頂いた。
○松本:
ちょっと確認させて頂く。ただ、RCICも流量調整すると当然、蒸気量も変わるので、圧力の変動としてはあるが、当時はまあ、直流バッテリの消費電力を抑えるために、
なるべくそういったことをしないような運転操作をしていたので、あまり頻繁に圧力変動があるようだと、逃し安全弁が動いていたというのは、チャート上読み取れたということはあり得ると思う。
○NHK鈴木:
もう一点。3号機の急速減圧の原因だが、政府事故調は主蒸気逃し安全弁による減圧ではなく、何らかの別の理由で減圧があったということで、書いており、御社の報告書も6月の報告書を読み解くと、その様に認定されているのかな、とも少し読み解ける。
12月の報告書、中間報告のところだと 9時8分のところで主蒸気逃し安全弁の操作をされて減圧という表現が6月の最終報告の表現だと、
○NHK鈴木:
その開操作の時間が 9時50分に変わっていたので、そこは何か開操作による急速減圧と見ているのか、それとも別の何か圧力容器の圧力が下がる要因で下がったと見ているのか、その辺りはいかがか?
○松本:
えっと、先ず時系列等の変更に関しては、最終報告書に向けて改めてデータの確認とかをやっているので、最終報告書のほうが正しいと思う。ただ、質問にあるような減圧の状況が政府事故調と違う点については、ちょっと確認する。
○NHK鈴木:
違うと言うよりは、おそらく同じと読み解けるという理解をしている。要するに主蒸気逃し安全弁の操作の前に圧力が下がっていた、というのが政府事故調の見解で、御社の最終報告でも9時50分の段階で操作をされているという見解になっているので、
○NHK鈴木:
そこは相違ないのかなと思うが。ちょっと、確認を頂ければと思う。すいません。
○朝日さとう:
APDの紛失事案の元請けと当該作業の所属の所、聞き取れなかったところがいくつかあるので教えて頂きたい。2-8の作業員は、これは何次といったか?
○松本:
えっと一次だ。
○朝日さとう:
はい。1-4はいかがか?
○松本:
二次だ。
# (TдT) カミデダセ…
○朝日さとう:
はい。2-6だが、この方は1Fの敷地内にはどれぐらいの時間いたのか?
○松本:
時間はだな。敷地内に板と言うよりも、そこは確認できないが、このJビレッジから言って戻ってくる間で5時間だ。
○朝日さとう:★★
そうするとJビレッジから1Fまで、片道1時間前後掛かると思う。往復で2時間。残り3時間は1Fの敷地の中にいたんじゃ無いのか?
○松本:
敷地内に、まあ、正確な時間はちょっと分からないが、都合それぐらいいた可能性はある。
# http://j.mp/NKfoco しまった。PDFはリンクミスではなくて置き換わってた。欠番箇所が削除されてる。ダウンロードしとくんだった orz この手の資料は殆ど出さないのでダウンロードするようにしよ。
○朝日さとう:
1Fの敷地内にいるのにAPDを持っていない状態というのは、ルール上はセーフかもしれないが、放射線の防護という観点から言うと、これは望ましい状態だったのか?
○松本:
アノウ。免震重要棟の2階の、まあ、打ち合わせコーナーであれば非管理区域だし、その他、免震重要棟の他、ええ、各企業の休憩所、事務所については、APDを付けないでいることについては許容しているので、基本的には問題ないと思っている。
○朝日さとう:
ごめんなさい。この方は非管理区域、あるいはAPD装着が免除されている場所にいたという意味か?
○松本:
アノウ、免除されているかというか、行き来、あるいはそこにいた場所、直接作業に従事していないということで、今回は対象から外した次第だ。
○朝日さとう:
非管理区域にいたわけではないということか?
○松本:
ちょっと、免震重要棟の非管理区域に滞在したのか、この企業の休憩所にいたのかは、ちょっと確認させてくれ。
○朝日さとう:
放射線浴びる場所にいたんですか?いなかったんですか?
○松本:
そういう意味では、福島第一の敷地全体は管理区域相当なので、放射線線量としてはある。
○朝日さとう:
その評価結果は必ずしも0.01mSvではないのか?違うのか?
# 班長まとめ借り、APD、バッジ、何を使うか管理各社バラバラ。
○松本:
今回の2-6の方については、この7月4日のいち往復分については0.01と評価している。評価結果そのものを削除したわけではない。
○朝日さとう:
はい。それから… 元請けの関係だが、確認が撮れていないという説明が何件かあった。★★★それは「公表をしないで欲しい」という回答があったとう意味か?
○松本:★★★
ハイソウデス。
# ( ゚д゚)ポカーン ええ?!「元請け企業から公表に関する確認がとれていない」確認中って意味じゃないのか… 先に、まだ調査中で途中経過の説明をするような前フリがあったので、そう解釈してしまったけど。この記者、鋭いお。ハイソウデス って…超早口で抜け抜けと…
○朝日さとう:
その理由はなぜか?どう言っているのか?
○松本:
アノウ、私どもとしてはこちらについては、★★★あの、公表については了解が得られなかったと伺っている。
○朝日さとう:
戦法は理由をどう言っているのか?
○松本:
アノウ、公表については控えて欲しいということを伺った次第だ。
○朝日さとう:★★★
御社としてどう考えてますか?
○松本:
アノウ、私どもとしてはなにか★★★明確な法令違反とか、あったわけではないので。公表しなければいけないということまでは考えていない。
# ↑この発言、とても同一人物の発言とは思えない。→ http://j.mp/QR2sQX http://j.mp/QR2us3 http://j.mp/QR2Vmg http://j.mp/QR3yfI 法律からして原子力ムラを擁護する用に出来ている。その法律を作ったのは誰だ。何の責任も取らない官僚と共謀して私腹を肥やしてきた加害者 自民党でしょうが。ムラ守る法体系からしてイカれてる → http://j.mp/OsW1rb
○朝日さとう:★★★
そうすると、他社については公表しているのは何故か?
○松本:
他社について公表しているが、これはなぜか?アノウ、公表については問い合わせした際に公表に関して了解が得られたからだ。
# 「公表に了解=不正してない自信ある」 「公表許否=不正は日常茶飯事」という認識で、おk
○朝日さとう:
先ほどの松本さんの説明の中で、アンケートの返りのところで9割程度返ってきているので云々という話があった。これは何に対して9割か?
○松本:★★★
えっと、こちらは現在、私どもが今回の福島第一で、各元請け企業と安全推進連絡会というものを組織している。全部で29社あり、こちらを経由して今回のアンケートを行なっている。こちらの会社の社数、29社のういちの9割という状況だ。
○松本:
で、先日伝えているアンケートの調査結果の班長の人数が、確か、770人監修できていると思うが、現在、発電所で働いている作業員は約3000人いるが、700人の班長から回答があったことを考えると、まあ、4人に1人という範囲の構成とすると、まあ、ある程度の量は回収できたと思っている。
○朝日さとう:
29社にお願いし、そのうち9割から戻ってきたという意味ですね?
○松本:
ハイソウデス。あっ、9割から回答を受けており、回答を受けた会社は全数回収できた、な結果になっている。
○朝日さとう:
29社の9割といういい見ですね?
○松本:
ハイソウデス。
○朝日さとう:
で、戻ってきた9割の会社からは対象者仙人からは返事があったと。
○松本:
ハイソウデス。
○朝日さとう:
という意味か。はあ。元請けの手元に滞留しているものはないということですね?
○松本:
アノウ。まっ、元請け企業が、当然本人に出していないということはないと思う。
○朝日さとう:★★★
残りの1割については、元請けのところまでは来ているが、御社に送ってきてないという可能性はあるか?
○松本:
あっ、そういう意味では、こちらはなんというか、あの、回収率として把握できてないという状況で、ものとしてはもらっている。アノ、アンケートの結果としてはもらっている。
○朝日さとう:
それは9割の方ですね?
○松本:
ア、イヤ、1割の方。1割は29社あって9割の会社は全数会社したという報告があった。残りに1割の会社は回収率は把握していなくて、回収結果としては東電は受け取っている。
○朝日さとう:
要するに何社ですか?29社のうち。
# 1割の29社といったり、全社で29社といったり、松本氏は自分の発言を読み返してみるがいいよ。こっちが ん??だよ。
○松本:
ん??
○朝日さとう:
9割というのは。
○松本:
ちょっと確認させてくれ。
○東電かみじま:
他質問いいか?
○松本:
ジャアオワル? 後、先ほどの朝日新聞の質問だが、2-6の方だが、ガラスバッジ、積算線量計はつけているので。滞在期間中の集積線量という意味では、確認が出来ている。
# ジャア オワル?
それから、私ははぐれたとこのかたを言ったが、免震棟で同業のバーコードを持っていなかった方と合流できなかったと。書いてあるとおりだ。失礼した。バーコードを模っている人と合流できなかった。
# ガラスバッジ使わず、APDのみの会社がそうとうあるデソ。どうなってんの。その辺の認識は。
○ニコニコ七尾:
合流できなかったというのとはぐれたというのは違う?要するに合流できなかったというのは、はぐれたからじゃないのか?w 違うのか?
○松本:
アノウ、まあ、時間と場所が上手く合わなくて、ええ、まあ、お会いできなかったものと考えている。詳しい状況はこれ異状わからないので、もう一家確認する。
○ニコニコ七尾:
確認お願いする。
○東電かみじま:
これで会見を終了する。
~ 終了 18時45分