2012年8月27日月曜日

東電会見 2012.8.27(月)18:00 ~ 第9回 政府・東電中長期対策運営会議 ~ 多核種除去設備(ALPS)確証試験の状況、胡散臭い性能ほか。APD不正使用の保安院報告。不正利用なし結論等、保安院指示報告3件 ほか。

東電会見 2012.8.27(月)18:00 ~


中長期対策運営会議★「1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の実施」北西側にあるX-100Bペネに。ガイドチューブは大型の直径10cm。250ccほど格納容器内の水をサンプリング予定。温度、線量計常設。内部調査は10月上旬頃。

★「2号機 PCV内雰囲気温度計の設置について」現在設計製作中。9月下旬ごろに工事着手予定。★「1号機 S/Cへの窒素封入の実施について」水素ガス濃度が時々0.5%程度上下にブレ。原S/Cに残った事故直後の水素、Kr-85と推定。

注水による水位変化により水素濃度0.5%のブレと仮説。確かめるため、S/Cに直接窒素ガスを封入する新たな計画を発表。9月上旬に調査開始予定。水素ガス、Kr-85の濃度は上昇すると見ており可燃限界、放射性物質の放出量に影響ない認識。

★「2号機RPV代替温度計設置に向けた配管内水抜き方法の検討状況について」水抜きルートはX-27とX-51の2つの候補。X-51から水抜きたい。モックアップ等実施。9月下旬見抜きフラッシング、上手く行けば温度計挿入へ。

★「地下水バイパスの検討状況」これまでに定例会見で伝えた通りと。ただしスケジュールに変更あり。準備工事は9月に入ってから。実際に水を汲み上げるのは10月初め頃になるとの事。関係部署とのすり合わせによる遅れ。

★★「多核種除去設備(ALPS)確証試験の状況」会見で処理後、Sr-89/90とイットリウム検出された報告は誤りでした。処理前の水と一部混入したため "ではないか?" という、どっちやねんという力いっぱい胡散臭い報告。

ルテニウム106という新たな各種が今回新たに検出されたが、これも混入だろうから問題ない旨の報告。多核種除去設備(ALPS)確証試験はトリチウム意外は全て除去されて大成功、ということにしたい気まんまん。( ゚д゚)ナンダソレ

# 冒頭報告だけでもALPS の性能におもいっきり疑問符。その後もALPSによって処理された「綺麗な水」を説明する松本氏。

★「海底土の被覆による港湾の水質への影響」海底から拡散抑えられている認識で評価は10月末に行う。★「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果」1~3号機合計量 約0.1億Bq/hで変化なし。敷地境界0.02mSv/y 評価。

★「敷地境界における線量評価方法の統一について」敷地境界の評価手法を統一する旨の報告。新しい評価方法では雨あり、なしの期間を分けて評価。これにより敷地境界0.02 から0.03mSv/y に。来月9月よりこの評価方法で統一。

4号機原子炉建屋カバー工事の地盤改良工事が今月24日で終了した旨の報告あり。保安院報告は3件。信頼性向上対策に係る実施計画指示では新たに約8万m3のタンクを増設、40万トン貯蔵確保。来年11月ごろまで貯蔵場所確保の見通し。

報告書2件目は、海洋に漏洩した場合のサンプリングの手順を予め考えとけや、指示に対する回答。漏洩から2日程度は2日程度は継続的に南放水口、北放水口でサンプリングするでよ、等。

報告書3件目は、4号機建屋で地下の高濃度汚染水が漏洩した県に関する指示項目4件のうち本日締め切りの2件の回答。報告内容の説明は省略。2週間程度前倒しでポリエチレン化、来年3月目処に漏洩検知器、堰の設置等の対策等。

APD不正使用の保安院報告。具体的な取組報告。アンケートの結果、案の定、不正利用はなかった報告。今後は再発防止に従事者登録抹消、無記名式アンケート、不適切な(違法)契約にも3つの対策。

1つは下請けから雇用保険、被保険者資格取得等、確認通知書、または雇用保険事業所別被保険者台帳の提出を求め当該事業者の労働者を確認。2つ目は下請け企業の法令遵守の指導徹底。協力?企業との意見交換実施等。

# 誰が求めるのか、東電か、元請けか、冒頭説明では資料見当たらず不明。質疑で質問あったかも。法令順守を徹底って。どんな企業だよ。東電は。

3つ目は今後実施するアンケートの中にも就労の実態に関する項目を盛り込むなど。半券方式でJビレッジ経由のAPD確認する等の新たな対策も。7月24日実施のアンケート結果は東電社員291名、下請け企業770名から回答。

アンケート結果は言わずもがな。不正行為は一切ありませんでした結論。( ゚д゚)ポカーン 冒頭の報告順番も無茶苦茶。 この要約に質疑は反映されてませんので悪しからず。イジョ

【質疑】NHK(新燃料)→電気新聞(1号機温度計)→読売(1号機温度計)→FACTA(APD・アイナメ)→ニコ(APD)→朝日(APD)→ニコ(ビデオ会議)→朝日(APD)→FACTA(役員会議公開)→共同(ALPS)→NHK(タンク増設)→朝日(APD)


○プラント


○APD鉛カバー不正使用に関する報告★★★

○政府・東電 中長期対策会議

政府・東京電力中長期対策会議運営会議(第9回会合)★★★(2012年8月27日)

○研究開発推進本部 第8回会合(2012年8月27日)

○報告・指示

○報道



■福島第一の状況

○松本:
8月27日夕刻の会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系からの注水を継続中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。なお、欄外だが25日土曜日になるが、1号機の原子炉注水量の微調整を行なっている。CS系からの注水量を1.3から1.8、給水系からの注水量を3.1から3.0m3/hに微調整した後、15時15分に今度は再度、CS系からを1.8から2.0m3/h と調整

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。使用済燃料プールの温度に関しては記載の表の通り。欄外。4号機については、塩分濃度の除去を行うため、モバイルRO車載型の逆浸透膜塩分除去装置で運用していたが、

目標濃度に到達したので、本日、この装置を停止した。なお、この装置に関しては3号機の方に移動し、3号機の使用済燃料プールの塩分除去に再度活用する予定だ。

また、現在3号機で行なっているイオン交換膜による塩分除去については、こちらの装置を4号機に持ってきて4号機では、更にイオン交換膜による塩分除去を継続する予定だ。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
1号機から2号機タービン建屋への移送は、25日10時13分から26日10時7分の間に実施した。2号機からプロセス主建屋への位相は26日6時56分まで実施。3号機からプロセス主建屋への移送は24日から継続実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーでの高濃度汚染水処理を続けている。

[その他]
その他作業に特に大きな変更はない。なお、先週末に伝えた4号機使用済燃料プールから取り出した新燃料2体に関しては、★本日から予定通り、共用プールでの点検を開始している。本日は1体目の新燃料をラックから取り出し、

キャスク除染ピットでの洗浄、それからチャンネルボックスの取り外しといった作業を予定通り行なっている。これまでの所、★外観上、何か目立った損傷、変形等は見られていないということだ。


■政府・東電中長期対策会議 運営会議(第9回会合)★★★

★続いて本日は、政府・東電中長期対策会議 運営会議(http://j.mp/xLpMPJ)と研究開発推進本部会議(http://j.mp/KWD52N)が開かれているので、その中身について少し説明させて頂ければと思う。

資料が少し分厚いので、これまで皆さまに特に公表してなかった案件を中心に伝える。資料の下のところに黒いマジックで投資番号を打っているので、こちらの方でページを指定させていただく。

# 会見配布資料はA4にスライド2枚上下に、通し番号は別に振っているようで、HPで公開されるPDFのスライド番号と松本氏が説明しているページ番号は一致しませんのでご注意を。保安院がまだHPにアップしてないので、タイトルからPDF内検索してくだされ。


1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の実施について

それでは政府・東京電力中長期対策会議 運営会議 第9回会合の資料(http://j.mp/xLpMPJ)だが、ページを捲っていだき14ページから1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の実施について(http://j.mp/RzWm8q)

こちらは以前、格納容器の中を工業用内視鏡などで点検をはじめるということで伝えているが、より具体的な内容が固まってきたので伝える。15ページ下半分を見るんだ。

現在、1号機で準備を進めているのは、北西側にあるX-100Bという格納容器を貫通する、いわゆるペネというところから工業用内視鏡を入れたいと思っている。こちらの方からガイドチューブ等を差し込み、中のほうまで差し込んでいく。

穴あけの工事概念はスライド4,5から9ぐらいまでであるが、先ず私どもとしては2号機と同様、工業用内視鏡で内部を点検する。17ページの上半分(スライド6)を見るんだ。今回は少しガイドチューブが直径10cmという大型のものを取り付ける予定であり、

工業用内視鏡をこのような形で格納容器内部に挿入し、内部の様子を見ていく。それから17ページ下半分(スライド7)だが、更に今回は滞留水をサンプリングしたいと思っており、

こちらもガイドチューブの方からサンプリング装置を格納容器の中に挿入して、そのなかの水を直接、約250ccほどサンプリングしてくる。18ページ上(スライド8)になるが、こちらは常設の温度計、水位計をつけるということで、

センサーを内部に装着した温度計と水位計を格納容器に挿入しっぱなしにし、中の様子を常時監視したいと思っている。なお、常時監視ということになるが、スライド8にある通り、Oリング、ガスケットといったシール微分に関しては、

0.3MPa程度の耐圧仕様で設計を進めている。また、スライド8のところだが、こちらは2号機と同様、上部の方から線量計を降ろしていき、格納容器の中の空間線量を図っていく。予想推移ということでOP7750 とあるが、

格納容器の底がOP6,180mmであるので、★都合、現在、1号機の格納容器の推移としては1,570mm、約1m57cm程度と考えている。工程だが19ページ下半分(スライド11)になるが、少し1号機の作業としては設計、制作というに時間がかかっており、

準備が出来上がるのが9月下旬頃と考えている。工事を実施し、内部調査が出来るのは10月上旬頃ではないかと現在、進めている。続いて2号機になる。23ページを見るんだ。


2号機PCV内雰囲気温度計の設置について

★★「2号機 PCV内雰囲気温度計の設置について」http://j.mp/RzWHrK 2号機の格納容器内部についてはX53というペネから内部に内視鏡等を入れて内部を観察したが、1号機と同様に温度計を今回差し込み、常設化したいと思っている。

24ページの上半分(スライド2)になるが、いわゆるペネから約30cmほど突き出たところに熱電対を挿入し、この部分の温度を連続的に計りたいと思っている。スケジュールとしては現在設計製作中だが、9月の下旬頃にはこの工事ができると思っている。


1号機 S/Cへの窒素封入の実施について

続いて26ページを見るんだ。★「1号機 S/Cへの窒素封入の実施について」http://j.mp/PLBDiI ということで、こちらは調査となる。26ページの下半分(スライド2)に1号機の圧力抑制室S/Cの水素濃度の挙動ということで、

グラフ化しているが、こちらを見ると、これまで定期的に水素ガス濃度については、毎日報告しているが、★時々、値としては0.5%程度まで上昇することがわかっている。それがまた、不規則に振動するということで、その状況を考えていたところ、

スライド3,4を見るんだ。圧力抑制室内部には、現在、注水した水がドーナツの殆どを占めているが、一部、ドーナツの上のところに期待部分があり、そこに事故次に残っていた水素ガス、希ガスの一つであるKr-85が溜まっている。

この間にサプレッションチェンバーの圧力とか、格納容器位の推移変動で、この期待の部分が押されたり、引っ張られたりして、その残っている水素ガス、Kr-85が格納容器内に出てくるのではないかと推定している。

従って今回28ページ(スライド5)にあるようなシステムを使い、圧力抑制室に直接窒素ガスを送り込み、その廃棄の様子を見ることで、実際、説明した仮説が正しいかどうか検証したいと思っている。

工事の工程は29ページ上半分(スライド7)になるが9月上旬頃に今回の調査作業を進めたいと思っている。影響だが、水素ガスの濃度、それからKr-85の濃度が上昇することが考えられるが、それぞれ可燃限界、放射性物質の放出量に関しては、ほとんど影響のないのものと考えている。


2号機RPV代替温度計設置に向けた配管内水抜き方法の検討状況について

4件目、32ページを見るんだ。★「2号機RPV代替温度計設置に向けた配管内水抜き方法の検討状況について」http://j.mp/RzX6uf ということで、

32ページ下半分(スライド2)だが、これまで7月、8月と調査を続けてきたが、この予定しているSLC配管の圧力容器側の黄色で色つけをしたところが、今回の炉心損傷の影響を受けて、閉塞してるんではないかと考えている。

従って、この赤いラインのところ、まあ、汚染した水が溜まっているかのいう生があるということで、今後、代替温度計を挿入する際に問題になるだろうということで、この中の水を抜くことを考えている。

33ページ(スライド3)のところに2つのルート、X-27のところに水を入れて抜いていく方法と、X-51のところから水を抜いていく方法と2つ考えている。私どもとしては X-51 からの水抜きを進めたいと思っている。

工事としては少し時間がかかり、モックアップし検討を実施するので、実際の作業そのものは35ページ(スライド7)にあるとおり、9月下旬頃で水抜きフラッシング、それで上手く行けば温度計挿入を9月下旬中に行いたいと思っている。


地下水バイパスの検討状況 ~ ケジュール

続いて37ページからが★「地下水バイパスの検討状況」http://j.mp/PNEyHGこちらは既に殆ど既報だが、工程が少し変わっている。38ページ(スライド2)のところに全体のスケジュール(http://j.mp/RzXgll)を書いているが、

これまで具体的な設計、それから関係箇所との協議を続けていた関係で、実際の準備工事をはじめるのは、9月に入ってからになる。パイロット揚水井を掘り、実際に水を組み始めるのは10月初め頃になるのではないかと思っている。

更に順次、井戸を12本掘っていくが、11月から年明けの2月頃まで掛かるのではないかと思っている。なお、吸い上げた水に関しては39ページ(スライド4)にご覧頂く通り、核種分析の結果、1Bq/Lを下回っている程度と考えている。


滞留水処理水発生量のシミュレーション及び貯留タンク増設について

続いて42ページからが★「滞留水処理水発生量のシミュレーション及び貯留タンク増設について」http://j.mp/PNYcmZ ということで、今回、中長期対策会議に諮らせて頂いているが、

本日、保安院さまの方に別の資料で報告させていただいておりますので、こちらはそちらで説明する。


多核種除去設備(ALPS)確証試験の状況 ★★★

ページが少し飛ぶが49ページのところに★「多核種除去設備(ALPS)確証試験の状況」http://j.mp/PLBDiI 現在、ALPSはA系列のコールド試験、通水試験を実施しているが、前回、問題になっていたSr-89/90、それからイットリウム90が、

少し検出されたという件に関しては、再度分析した結果、★★いずれに検出限界未満という状況が確認されている。原因としてはこのホットラボでの分析の際に、処理前の水と一部混入したためではないかと考えている。

# ほんまかよ。ではないかって。こじつけでつか??

また、今回のケースでは逆にルテニウム106という各種も検出されているが、こちらも同じく試験装置内の混入ではないかと推定している。従って、ALPSとしてほぼ、確証試験で対象としている62核種については、

# 息継しろよ。息継ぎもせずに声が出なくなるまでまくし立てる松本氏。うさんくせぇ。まじうさんくせぇ。

検出限界未満に達成できる見通しだという状況だ。なお、本日、このALPSの設置状況について、写真(http://j.mp/TjbVCL)を2枚配布しているので、そちらも確認するんだ。


海底土の被覆による港湾の水質への影響について

スゥー 続いて57ページ「海底土の被覆による港湾の水質への影響について」http://j.mp/PLBDiI からが海底土の被覆を実施したが、その後の港湾内の水質の影響の状況だ。

# おもいっきり息を吸い込む松本氏。話している途中は息をしないブースカ。

被覆の結果、海底土からの拡散がほぼ抑えられているんではないかと思っているが、具体的な評価は来月末に実施する予定だ。


原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果

59ページからが★「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果」http://j.mp/RzYP2w ということで、毎月実施しているが、今回の測定結果については放出量は1~3号機の合計量として約0.1億Bq/h、変化なしと評価している。

また、これによる敷地強化における被ばく線量は年間0.02mSvと評価した。号機ごとの評価は59ページのグラフ。1号機が0.002億Bq、2号機が0.002、3号機が0.004という状況だ。なお、足し算すると0.1億Bqより一桁小さいぐらいだが、

特段、原子炉の状況が変化したわけではないということと、測定誤差もあるので、現時点ではまだ、0.1億Bq/h と評価している。なお、2号機についてはブローアウトパネルの開口部から放出量を評価しているが、

★★今回の測定から風向、風速をより詳細に正確に測る装置を導入し、そちらで外部の風の影響を受けないような測定方法に切り替えている。


敷地境界における線量評価方法の統一について

それから61ページを見るんだ。★「敷地境界における線量評価方法の統一について」http://j.mp/RzYQU7 という事で、こちらは先ほど申し上げた原子炉建屋から0.1億Bq/h 出てきている放射能によって、

0.02mSv/y の被ばく線量なる件と、評価方法と、今年4月から4半期ごとに敷地境界で1mSv/y 未満を達成するための確認の評価手法が若干違う。そちらの方を今後、合わせていきたいということで、評価手法を来月から帰る予定だ。

62ページ(2ページ)のところにこれまでの評価方法と年間1mSv確認の評価方法の差があるが、一番大きなところは真ん中の地表沈着の所であり、雨が降った時の影響をどう考慮するかということで、

これまでは沈着量の算出に考慮された係数を使用しているが、新しい評価方法では雨が降る期間と降っていない期間をそれぞれ分けて評価する切り替えを行なっている。この評価方法に切り替えると、★★先ほど申し上げた年間0.02mSv については、

0.03mSv/yと言う形で再評価されることになる。こちらに関しては来月9月から、この評価で統一を図って行きたいと思っている。


福島第一原子力発電所における放射線管理の充実対策について

それから65ページからが★「福島第一原子力発電所における放射線管理の充実対策について」http://j.mp/Qql6o9 先般、問題になったAPDの不正使用、それから未装着、紛失といった件についての充実対策だが、こちらも別の資料があるのでそちらで説明する。


3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事

その他の資料については70ページ以降★「3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事」http://j.mp/RzZvoC がれきの撤去工事とか、


福島第一原子力発電所1号機オペレーティングフロアの状況調査結果について

★「福島第一原子力発電所1号機オペレーティングフロアの状況調査結果について」http://j.mp/PLBDiI 1号機の原子炉建屋内のバルーン調査、


ガレキ・伐採木の管理状況(H24.8.10時点)

79ページからが★「ガレキ・伐採木の管理状況(H24.8.10時点)」http://j.mp/TMTCpX


伐採木(枝葉根)の温度監視状況

、80ページが★「伐採木(枝葉根)の温度監視状況」http://j.mp/RA0p4uという事で報告して頂いている。

# 報告して頂いている??


1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版)

それから85ページからが ★「http://j.mp/RA0Agm」概要版ということで、これまでの取組をA3の資料でまとめているが、この中で1点連絡がある。4号機の原子炉建屋カバーの設置工事だが、地盤改良工事が今月の24日で終了した。

今後は基礎工事、鉄骨建方工事の方に移行していく。中長期対策会議の資料については以上だ。もう一つ研究開発本部の資料(http://j.mp/KWD52N)の方は省略させていただく。


■信頼性向上対策に係る実施計画に係る更なる対応 保安院への報告

それでは本日、報告書を3件、保安院さまへ提出させて頂いておりますので、そのご報告をさせて頂きます。1件目は思慮湯のタイトルを申し上げると、

★「福島第一原子力発電所における信頼性向上対策に係る実施計画に係る更なる対応に関する指示に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告の実施について(その1)http://j.mp/U58GRN」である。

こちらは7月25日に保安院さまのほうから実施計画のさらなる対応について、ということで、4つの指示が出ているが、本日は27日までに策定するようにということで求められている水処理で発生する処理水を受け入れるタンクの増設計画について、

報告を求められているので、その報告をさせて頂きました。3枚めくって別紙のところから今回ご報告させて頂いた内容でございます。http://j.mp/Pkna1d タンクの増設計画といたしましては、1ページの下半分のところになるが、

8月21日現在、トータル貯蔵容量として21万1100トンのタンクの貯蔵容量があり、現在、9万3000m3のタンクの増設を考えている。その後、計画中というところだが、今後、★さらなるタンクの増設を考えて、約8万m3のタンクを増設する。

これにより、容量としては34万4100トン、約40万m3お処理水の受け入れが可能と考えている。今後の見通しだが、2ページと3ページのところにグラフでケース1,2という形で評価している。ケース1は先程、中長期対策の中で消化した、

地下水バイパスによる、地下水の流入がないということで、日量、建屋内に400m3入ってくるケース、それからケース2、3ページのほうが、H25年 3月までは日量400m3、その後は地下水バイパスによる抑制が効いて、

★日量で300m3ほどの流量が継続するといった場合の見通しだ。それぞれ、3年間の見通しとしては60万トンから70万トン程度、最大発生すると覆っており、現在のタンクの貯蔵見通し、

40万トンに対して25年の11月頃まではこのタンクの増設計画の中で貯蔵可能と考えている。それから、タンクの設置エリアだが、5ページに。H8エリアという所とGエリアという所にこの増設分8万m3程度のタンクの増設、建設を今後進めていく。

また、その後の状況だが、都合3年間の状況では40万トンではないので、そういう意味では、今後、定期的にタンクの増設計画の見直しを進めていきたいと考えており、半年に1回、保安院様に報告を進めていく。

全体のスケジュールに関しては8ページのところでケース1地下水流入抑制なしのケースとありのケースでそれぞれ対応を考えていきたいと思っているが、現時点では具体的にH25.下半期以降の増設計画については未定だ。

なお、7ページの下半分に図8ということでタンク増設の可能性という事だが、①の所に10万m2、②の所に30万m2の敷地が可能性としては考えているが、それぞれ、地盤の状態がまだ確認できていないとか、

森林伐採が大量に必要といったそれぞれ考えがあるので、こちらに関しては少し時間を掛けて検討していきたいと思っている。また、タンクの状況になるが、6ページに。今回ALPSで処理した水を処理していくと、

ALPSの水を処理したきれいな水と、元々、淡水化装置で得られたストロンチウムを福水のタンクが両方出てくるが、そのミスマッチが、空のタンクが生成してくるってことで、そちらの方の、最良。それから、処理、処分についても今後の検討課題と考えておる。

# ALPSで処理した水は綺麗です。他の各種が検出されるけど処理前の水が混じっているから検出されているのだろうという事にしたので大丈夫。トリチウム意外は全て除去できたという事にしたので安心してくれたまえ。なめとんか。処理処分は勿論、海洋投棄。

本日は、この報告を保安院さまの方に出させて頂いて、今後、保安院さまの評価を受ける事になる。続いて2件目の報告だ。


■濃縮水移送配管からの漏えいに係る報告に対する対応

★「福島第一原子力発電所における濃縮水移送配管からの放射性物質を含む水の漏えいに係る報告に対する対応に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について http://j.mp/U58LVr」ということで、

こちらは今年の3月26日、それから4月5日に淡水化装置からの耐圧ホースからストロンチウムを含む水が、海、海水に流失したことに鑑み、8月6日に保安院さまから指示文書を頂いたものに対する回答でございます。

ええ、ご指示の内容は、1枚目裏面の下記のところにあるとおり、漏洩が発生した場合のモニタリングのシステムのほうを予め作成しておく事、ということで、2枚目以降から、そちらを対応としては検討させて頂いております。

具体的には漏洩が発生した場合については、5ページの地図(http://j.mp/PLv8wt)だが、福島第一のT1、またはT2という北放水口、南放水口の最も近い部分でのサンプリングを直ちに開始し、

γ核種、それから全ベータ等を分析して実際に海洋への漏洩があったかどうか、という点を判断する。その後は2日程度は継続的にサンプリングし、少し広い範囲まで採取を拡大していくということを今回、計画として報告させて頂きました。

ええ、実際には、深夜、休日、祭日等を含めて対応させて頂くことになるが、天候等の状況にもよるので、ええ、現場でそれぞれ工夫しながら実施していきたいと思っている。


■4号機タービン建屋内における滞留水移送ラインからの漏水に関する報告

3件目が先般発生した高濃度汚染水がタービン建屋に漏洩した件だ。資料タイトル「1F4号機タービン建屋内における滞留水移送ラインからの漏水に関する指示文書に対する保安院さまへの報告について(その1)http://j.mp/U58DW1」

# 珍しい。高濃度汚染水が漏洩したといった。いつもは漏洩する場合は、溜り水とか、滞留水とかいうのに。

8月6日に保安院さまから高濃度汚染水が4号機タービン建屋へ漏洩した件を受けて、4つの指示が出ているが、本日報告させて頂くのは、8月27日までにっ、ということで、求められている2項目である。

ええ、対応としては1枚目裏面の 「記」のところにあるが、3.と4.が本日までの報告期限であり、高濃度汚染水の輸送に関わるホースのポリエチレン化等の信頼性向上対策の前倒し。4.だが、その他、早期の漏洩検知とか、重要電源の移設など、

影響緩和策について報告するようにという状況だ。2ページ目から、今回の報告の概要だが、少し、申し訳ないが、説明は省略させていただく。最後の、失礼した。先ず、ポリエチレン化等の工事計画については、

ええ、4ページ(http://j.mp/PLvAuy)のところから指示事項3に対する報告という形で書いているが、私どもとしては、だいたい2週間程度の前倒しでポリエチレン化を進めていきたいと思っている。

また、漏洩検知器等の影響緩和策だが、こちらはページを捲って頂き、12ページに漏洩対策んスケジュールという形で少しまとめているが、今回、移送ラインのルート調査、それからエリア区画の検討を行った後、漏洩検知システムの検討、堰の設置を実施していきたいと思っている。

いずれも年度末、★来年3月いっぱいまでには作業を完了させることと、重要機器、特に電源盤のうち、冷却に使っているような電源に関しては、現在設置しているタービン建屋1階から2階に移設したいと思っている。

そういった機器については6ヶ月間ほどで作業を進めていく。報告書3点については以上だ。


■APD不正使用に係る放射線管理の報告書に対する評価★★★

それから最後になるが、資料枚数5枚ある。「警報付きポケット線量計(APD)不正使用に係る放射線管理の報告書に対する評価(原子力安全・保安院) http://j.mp/PLBEU0」という資料を見るんだ。

こちらに関しては東京エネシスを元請けとする作業において、鉛カバーでAPDを覆って正しく線量が計れなかった事案とか、線量計の紛失、それから未装着のまま作業が行われた点が、過去の事例にさかのぼり、確認されたので、

東電としては今回の事案を重く受け止め、引き続き、きちんと放射線管理が出来る体制を整えていきたいと思っている。具体的な取り組み等について、これから説明させていただく。

# 引き続き、きちんと。きんと出来てないからやるんでしょ。全然引き続いてないでしょ。ブラック企業が杜撰な放射線管理を改めるってさ。

先ず、この資料の次にある別紙1を見るんだ。こちらは意図的に鉛カバーで線量計を覆ってしまったということで、東京エネシスからの調査結果等を元にまとめたものであるが、実態としては、これまで報告した通り、12月1日に実施作業に移り、

# 意図的に覆ってしまった? ナニその日本語。ごめん。ワザとプリン食べてしまって。

鉛カバーをつけたAPDを当日の作業員9名のうち、5名がつけたということが判明しているが、使用は1日のみで翌日には当該鉛カバーを廃棄したということである。それから後ほど説明するが、類似事例がないかということについては、

★★★アンケート調査を当社社員、元請け社員。一次請け企業の班長を中心に実施しているが、回答の結果、そういうった不正を見たり相談を受けたり、といったことはなかった。

# 記名式アンケート。http://j.mp/O3ksfm しかも作業従事者登録抹消、東電で働けなくしたと繰り返し繰り返し会見で念押しした上で。不正はなかった結論。東電がどういう会社かよくわかりますな。詐欺紛い、だまし討ち、脅迫、法令違反、なんでもあり。いい会社だな。

再発防止対策という意味では、既報になるが、APDの所持者を青いタイベックと白いタイベックで識別する他、免震重要棟、それから休憩所、Jビレッジの出口等で、目視、あるいは手で触れて所持確認をしていく。

また、作業員者同士での総合確認とか、現場での抜き打ち検査、APDとガラスバッジでの線量比較ということを実施していく。

また、少し時間が掛かるが、10月からは、高線量作業に従事する作業者に関しては、胸の部分が透明な防護服を着用する運用をしていきたいと思っている。

# 保安院が求めた自主性はない。3mSv 根拠や、3mSv超える作業のみに限定して何の意味があるのか、その点については改善説明、報告なし。

また、裏面、上から2つ目になるが、今回のような不正事例の調査を継続的に実施する関係で、相談窓口の受付、それから無記名式のアンケート等を今後実施していく。

それから今回の事例に対する対応だが、★★★不正を行ったものについては、当社での放射線業務の許可、従事者を解除している。また、元請け企業に対しては、再発防止対策の徹底を確認するまでの期間、工事の契約を見合わせることにしている。

★★★また、今回、問題になった東京エネシスの下請け企業の中で、不適切な下請契約が行われたことに関して、こういった不適切な下請契約を排除するための再発防止対策を検討している。

# この資料がHPに見当たらない。いつものことだけど、本当にいい加減にしてほしい。

再発防止対策として3つ上げているが、先ずは下請け企業から次の書面の提出を求め、作業者が下請け企業の雇用する労働者であることを確認するということで、ひとつは雇用保険、被保険者資格取得等、確認通知書、または雇用保険事業所別被保険者台帳、

それ以外では、雇用保険が適用除外となる場合には雇用計画書という書面を直接確認し、当該の企業の従業者である、労働者であることを確認したいと思っている。

また、こういった企業との法令関係の順守の指導徹底、協力企業との意見交換を実施していきたいと思っている。また、アンケートの中には不正使用の他、こういった就労の実態に関するアンケートも盛り込んで、調査を進めたいと思っている。

# 確認、確認って誰がするんでそね。


■福島第一原子力発電所における放射線管理の充実対策★★★

続いて別紙2、A3横の資料と同じくA3資料でバーチャートになっているものはセットなので、こちらも確認するんだ。★「福島第一原子力発電所における放射線管理の充実対策について」http://j.mp/Qql6o9

ということで、こちらに関してはAPD持ちだし忘れ防止対策とか、直接的な確認をする新型タイベックの着用といった対策を実施し、現在、実施中という状況。

裏面になるが、APDとガラスバッジとの線量比較とか、こういった不正の発見をしていきたいと思っている。

左下になるが、今回、APDを紛失した事例を見るとタイベックとか、下着を脱いでる際にクリップ型のPD、線量計が一緒に取れてしまって、そのままタイベックが洗濯場の方に言ってしまうということから、

クリップタイプのAPDを右の写真にあるような首かけ式のAPDに切り替えて、まあ、偶然撮れることを防止したいと思っている。

また、首かけ式になっても下着を脱ぐ際に一時的に取ってしまうので、そういった場合の注意喚起も行いたいと思っている。

右に行くとそういった取組に関してはポスターの他、声かけ運動、また、最近では熱中症対策で配っているスポーツドリンクの所にAPDの着用に関する注意喚起を促すシールを張って、作業員への注意喚起をすることにしている。

最後になるが、右下になる。その他の対策ということで、Jビレッジを確実に経由するための対策ということで、現在、福島第一を出る車両については、西門のところで汚染検査をした後、その際、右側にある汚染検査確認証というものを配布している。

半券になっており、一法を持って出ることになるが、Jビレッジでその版権を持っていることを確認して、福島第一の西門に残っているこの確認証が、Jビレッジで回収されていない、Jビレッジを経由していないことがないようなことを実施したいと思っている。


■APDの仕様に関するアンケート結果

★★★最後のなるが、別紙3 「APDの仕様に関するアンケート結果」ということである。こちらは7月23日から8月6日の実施であるが、東京電力の社員が291名、協力企業の社業員が770名から回答を得ている。

# これも資料が見当たらない。

合計で1061人だったが不正な使用、細工をした、見たことがある、相談を受けたことがある、指示されたことがある、ということに関してはなかった結果が得られている。 


■宿題報告・訂正★★★

ええ、配布している資料については以上だが、1点訂正がある。★★★先週、22日に体調不良で倒れて亡くなった方の作業体制だが、班長が二次の企業にいたといったが、(http://j.mp/QL7RsT)元請け企業に再度問い合わせた所、3次の企業に班長がいるということであった。

体制については変更はない。一次の所に1名。二次に1名。三次に別々の企業が2名、4次企業で同じ物が2名の系6名の体制だ。

# 班長が3次下請けだったということか。つまり二次下請けより偉い三次下請け企業の班長が現場慣れ。http://j.mp/QL7RsT

1次下請け企業が監督、三次下請けの1人が班長という役割分担ということだった。本日私からは以上だ。

(41分)



■質疑

○司会:
本日、説明が非常に多くなっているので、先ずはじめに、政府・東電中長期対策運営会議、研究開発、こちらの質問を頂きたいと思う。

そちらを一通り頂いたら、別添で説明したタンク増設計画、個人線量計の仕様に関する再発防止対策等含めて、その他の質問頂きたいと思うので、どうぞ協力するんだ。それでは質問のある方は挙手の上、所属、名前をいって質問頂きたいがどうか。

○NHK花田:
確認だが、4号機の新燃料の調査関係は中長期の方でも出てたと思うが、ここを先に聞いてもいいか?

○松本:
はいどうぞ。

○NHK花田:
今日から取り出し、プールから引き上げ確認始まったという事だが、調査スケジュールとして、今日、元々はトラクタークレーンで吊り上げてチャンネルボックス外して洗浄するといったところまで予定されていたように思うが、その洗浄作業までやったと?

○松本:
はい。予定通り終りました。

○NHK花田:
先ほど、外観上目立った損傷見られなかったということだが、それはチャンネルボックス外した燃料棒が入っている状態を目指してという理解でいいか?

○松本:
ハイ。先週の金曜日に示した通り、チャンネルボックス上に付いているファスナーという金具を外すとチェンネルボックスが スポッ、とぬける。抜けた後、9×9の燃料集合体になっているが、こちらはそれを横から見てだな。変形とか、損傷等はなかった状況になる。

○NHK花田:
わかりました。明日以降だが、上のハンドル部分とかボルトととか、後、先日の説明だとボルト緩めて燃料を引き出すという話もあったが、そういった詳細な目視点検を行なって、保安院の話だと3日目は清掃というか、

回収作業みたいなな話もあるが、3日目は2体目を引き上げて外観調査をやるという理解で、先日は伺ったが。その辺りはどうなのか?

○松本:
先ず明日の作業だ、これは本日、チャンネルボックスを外した新燃料をオペレーティングフロアに引き上げ、タイロッドという取り付け金具の点検をしていく。

こちらは目視で実施する。使用上部対プレートというハンドルがくっついてる金具と、燃料棒8本のうち、それがボルトで締結されている。その一つを外してだな。実際の締結状態を確認することになる。

8本のうち1本を抜くので、まだ、上部帯プレートはくっついたままだから、燃料集合体の9×9から燃料棒そのものが、ずーと出てくるわけではない。タイロッドにくっついている所だけを見る状況だ。

その点検が予定通り無事終わったら、この一体目の方に関しては、元通り組み立てて使用済燃料プールに戻していく。

それから3日目明後日の作業だが、こちらは2体目の新燃料を同じくラックから取り出してキャスク除染ピットに持ってきて、こちらもチャンネルボックスを外す。

で、洗浄する。取り出した新燃料は、がれきが入ってきたこともあり、4号機使用済燃料プールから共用プールに持ち出す際に、下部帯プレートという下の方に布を詰めてだな。

万一、中に入っている砂とか、がれきの小石のようなものが、共用プール側に落っこちないような処置をしている。

従って、今回はきちんとそういった戦場エリアに持ってきて、中に少し入っているかもしれない砂や小石といったものを 綺麗に取り出して、万一、共用プールの方を汚さないようにしたいと思っている。

○NHK花田:
2体目は予定通り、詳細にタイプレートと見る、洗浄した後の外観点検で終わりという?

○松本:
ハイソウデス。

○NHK花田:
作業人数だが、今日、前回では30人という話がったが、実績は何人ぐらいか?

○松本:
今日の実績は確認させてくれ。15人で2班体制でやっているので。何人が三書いたのかというところと、被ばく線量は確認する。

○ファクタ宮嶋:★★
今日の3政務官の前でも、いわゆる東電の再発防止対策についても65、66ページあたりに資料が出てくるが、これは説明されたと思うが、政務官を含めた受け止め、いわゆる労働環境ということについてなにか話があったのか?

★★それとこの資料に入っていないが、例のアイナメの高線量という、その問題についてここに資料がないが、その他のところで話題になったのか?それともあまり話題にならなかったのか?その2点を伺いたい。

○松本:
APDの話は後にしようかと思ってたが。現在、エネ庁さまの方でも、このAPDの問題、それから契約環境の問題については、あの、問題視されておりますので。東電とそれから、各元請け企業に対してきちんと実施すること。というような話は頂いている。

# エネ庁が問題視、心配しているのは作業員じゃなくて、原発を支える長年の労働実態、不都合な真実が大きくクローズアップされる事に他ならない。誤解のないように。

それからアイナメの方だが、こちらは具体的に何か指示があったと言うよりも、追加調査をきちんとして、その結果を評価したいと思っている。今週末から再度、高濃度のアイナメが出た地点の周辺1kmに対して、追加のアイナメ、

# 国、政府からは何も言われなかったんだな。よく分かるな。国の姿勢。

それから海生物、砂、海底土をサンプリングしてくるので、なるべくそういったところからこのエリアをよく見てから評価したいと思っている。

○電気新聞もり:
1号機のPCV常設の水位計を設置する目的と得られたデータでなにか分かることがあれば教えてほしい。

○松本:
はい。水位計、温度計も常設していくが、格納容器の内部状況については、これまでは温度とか、圧力といった形で内部の状況を推定する方法をとっている。

従って現在注水している水が、格納容器いどれぐらい溜まっているのカッ、てなところは、格納容器の圧力差、下の圧力と上の圧力の差で、どれぐらい溜まっているかという推定しかできていない。

# 何もわかってない。カメラ突っ込むたびに主張していた水位が毎度ことごとく言い感だったことが明らかになる東電説明。

2号機で直接目視ができたことに続いて、1号機も直接目視が先ずできて、実際の水位が何処かということが確かめられると思う。

で、その後は今回、1号機については比較的大きなガイドチューブを入れられたので、そういったことを利用して水位、2号機で直接目視ができたことに続いて、1号機も直接目視が先ずできて、実際の水位が何処かということが確かめられると思う。

で、その後は今回、1号機については比較的大きなガイドチューブを入れられたので、そういったことを利用して水位、こういった直接、水位、温度が測れることは。まっ、構成された計器で図れるってことは、信頼性の面デメリットが大きいと思う。

○電気新聞もり:
2号機は常設の温度計は設置して水位計を設置しないのは貫通孔の大きさが足りないとか、そういう理由か?

# 信用に足らない東電の推定。

○松本:
ハイ。サイズ的に2号機のこちらの方が、確か2cmほどしかサイズがなかったから、何種類ものケーブルが入れられないとうことで、まずは温度計を常設化する。

○読売 大山:
今の1号機のペネを使ったサンプル採取だが、すでにある測定値との比較が目的と書いてあるが。内部の格納容器の汚染水を採取することで、何か内部の様子がわかるとか、他の目的はあるのか?

○松本:
まっ、内部の様子がどれぐらいわかるのかについては、まずはサンプリングをして結果を見てみないとよくわからない。

汚染水に関しては一番原子炉に近いところは、原子炉建屋地下一階の圧力抑制室の周り、トーラス室に溢れでた水をサンプリングしたのが、一番原子炉に近い状況だ。

従ってそん所吹田燃料が溶けて圧力容器の下、格納容器底部の所に溜まっているので、底に冠水している水を直接サンプリングすることで、

損傷の程度がどの程度カッ、てな事について、すこし、まっ、アプローチできるとすれば、ああ、可能ではないかと思っている。

○読売 大山:
溜まっている汚染水の差圧とか、例えば流入してくる水の量とか、要するにどれぐらい薄まっているかとか、色々分かることはあるのか?

○松本:
まだ濃度の状況から何が言えるかについては難しいと思う。まっ、どれぐらいの核種がどういった濃度で入っているのか、ということを先ず知りたいと思っている。

○読売 大山:
わかりました。あと、格納容器内の確認だが、3号機の進捗については、今回、第4回だが、3号機については線量高いということで、引き続き、特に進捗はないと?

○松本:
はい。あのう、まあ候補地点は2号機と同様の箇所に呼びペネがあるが、線量が相当高い状況なので、私達ここから何か作業するのは、ちょっと今の段階では困難と思っている。

○読売 大山:
他の方法は今のところ検討しているのか?

○松本:
そうだな。なかなか線量の問題があり、格納容器の中を直接何とかするということについては、3号機は非常に難しいと思っている。今のところ特に大きな進展はない。

○読売 大山:
わかりました。

○司会:
運営会議に関するもので良いか?そうしたら、他に説明した報告、その他でお願いできるか?

○ニコニコ七尾:
APDの仕様に関するアンケート(http://j.mp/O3ksfm)についてだが、先ず、アンケートの対象が協力企業に関しては一次請負の作業班長にとどまっている、この理由について教えてほしい。

○松本:
ハイ。責任ある立場の人が作業の取りまとめをやっているので、その方が実際に不正な使用、細工をしていた事実を、まあ、見たことがある。

あるいは、相談を受けたことがある、あるいは指示されたり、いぃぃ…いぃぃ… したりっ、されたりっ!したことがあるということを直接聞きたいっ!というふうに思っている。

# なに。この思いついたような言い方。

○ニコニコ七尾:★★
これ、不正ということがあったと。班長がそういうことはしないという前提に立ち過ぎじゃないかと思うが。全員するといったレベルでのアンケートは考えなかったのか?

○松本:
ハイ。今回は実態調査という形で我々も今回、上がってきたことに対して、万一、こういった事例があることであれば、きちんと調査する必要があるので。

# それも口止めした上で。最初から調べる気なんて毛頭ない。で、実態があきらかになった報告。なめとんか。生徒に事前口止め、いじめアンケート。しかもコチラは放置。東電のやりたい放題。

ええ、相手方ともコンタクトする上で責任ある方という形で取らせて頂いている。また、どうしても、まあ、言い出せないというケースもあろうかと思うが、そういったベースでも現在、Jビレッジ等で掲示しているが。

# いいだせるかっ。それも公然と会見で作業従事者登録抹消、自体を重く見た東電は厳正に対処するとか言われたら。公然と声高らかに口止め。あほちがうんか。

相談窓口ということろがあるので、そちらに直接ご連絡頂ければ、対応可能だ。また、先ほど申し上げた通り、秋には作業員皆さまへのアンケートをもう一度実施したいと思っている。そういったところで定期的に確認していく。

○ニコニコ七尾:
それでは秋には全員するということで良いか?

# 職得るために線量偽装して働きたい、働かざるを得ない労働弱者が自らすすんでそんな事するわけがない事わかった上でやってます。どんだけブラック。真っ黒だよ。

○松本:
あのっ、まあ、その場合はAPDの問題の他、先ほど申し上げた請負体制の件、それから作業環境に対する要望等も含めて少し幅広には伺う予定だ。

○ニコニコ七尾:★★
わかりました。後アンケートの内容だが、①見たことがある、②相談を受けたことがある、③支持したりされたりしたことがあるかどうかを確認したとある。これは選択肢の全てか?

# ひっくるめて問題ぼやかす東電。これはこれで重要な問題なのに調べるきまるで無い。頻繁にアンケート行うは手間を掛けるので良くないという説明。わけがわからない。

○松本:
アンケート用紙(http://j.mp/O3ksfm)は以前配ったと思うが。選択肢… 

○ニコニコ七尾:★★
見たことがある、相談を受けたことがある、支持したり、されたりしたことがあるかどうかを確認したとあるから。まあ、以前はともかくとしてこれが全てですかね。

○松本:
ええ。あの、モッテル? ええっと、アンケートの内容としては、ああ… 線量限度を超えないようにするため、個人線量計を正しく計測できないような不正な使用、細工をして作業を行う事実を見たり相談を受けたりしたことがあるかどうか。

# その報告にあるアンケート用紙がこれ。→ (http://j.mp/O3ksfm)いい加減な報告を繰り返す東電の実態。結論ありきでアンケートやってることがバレバレ。痛くて目も当てられない。よくこんないい加減な回答が対策会議で最終報告としてまかり通るね。( ゚д゚)ポカーン

それからそういったことを指示されたと。いうことがあるかどうかと。ええ、まっ、ある、と答えた人の場合は具体的にどういう事を指示されたのかというところを聞いている。

○ニコニコ七尾:
それが全てですね?

○松本:
ハイ。

○ニコニコ七尾:★★
そうするとこれは自らですね。班長の方が自ら進んで自分はしたことがるという選択肢が抜けてないか?

○松本:
ん?

○ニコニコ七尾:
これ、自分から班長が自分の言った可能性もありますよね。その選択肢が抜けてないか?これはあくまでも人から、このようにされたことがあるかどうか、そういう当事者本人について聞いていないが?これはおかしくないか?

# したり、されたり、だから普通に考えたら自分も含まれる。答えるわけ無いじゃん。クビ切られることわかっているのに。労働弱者の弱みに狡猾につけ込む東電。こんな不平等な労働条件、被曝労働の上に成り立つ原発。表沙汰にしたくない政府、東電、利益相反メディア。

○松本:
そうですねえ。当事者本人が回答せよっ、といったところで回答するかどうかはw ちょっと良くわからないが、ちょっとその辺はもう一回、確認してみる。

# よく読んだら問1ではそうなってるけど、問3では、細工したか(自分で)、指示されたか(人から)、となってる。このアンケートが実態調査。そして本日の不正使用の事実は、新聞報道の1件のみで他になかった結論。開いた口がふさがらない。

○ニコニコ七尾:
これは記名式だったか?無記名式か?

○松本:
記名だ。

○ニコニコ七尾:
記名か?なんで記名にしたのか?無記名にしないと正確に取れなくないか?正確にというのはちょっと変だが。

# アンケートが終了して実態がわかったとした後でのアンケートの内容を確認 w 七尾さんはアンケート用紙を見てないのな 

○松本:★★★
アノウ、我々も今回、こういった調査をした後、事実確認、実際どうだったのかっ、ということを調べる必要があるので。当然、無記名だと、相手をどうやって特定するといいますか w

★★★こんなことがあったよ、ってなことだとその先調査が進まないので。今回は記名式で行わさせて頂いている。

# 調査を進める必要がないような結果になるようにしながら、調査が進まないので、( ゚д゚) コンナ オトナニナルナヨ

○ニコニコ七尾:
あの、そもそもですね。自ら不正したという人はいないと思うんですよね。大前提として。なので記名だと、自ら不正したことを認めちゃうと思うので、これは意味がなくないですか?状況をまず初めに大きく。これ、ゼロというのはあたりまえじゃないですか。これ。

# アンケート実施するといった28日の会見で指摘して欲しかったお。終わってから orz …

○松本:
まあ、私どもとしては、今回の東京エネシスのもとであったビルドアップ社の事例が、あの、どちらかと言うと以上ではないかとおもっており、殆どの方々はきちんとAPDの装着をされていると考えている。

# 本性ボロリ。ゼロは当たり前。長年続く多重下請け、偽装請負、労働弱者の被曝労働の実態。社会的に見てゼロはありえないのにゼロは当たり前認識。東電がどういう会社かよく分かりますね。アンケートの無意味さ指摘に対する回答が、むしろ偽装が異常であってゼロは当たり前回答。

○ニコニコ七尾:
あと、このアンケートはどの場面で、どういう形で、個々で違うと思うが。どういう形で実施されたのか?

○松本:
まあ、私どもの社員に関しては、まあ、アンケート用紙を配布しているし、★★★協力企業には、安推(安全推進)連と言う組織があるので。そこを通じて配布させて頂いている。

○ニコニコ七尾:
一旦。はい。

○朝日青木:
鉛カバーの不正の部分だが、不正を行ったものについて、当社での放射線業務の許可を取り消しとあるが、これは何年間したらまた取れるものか?そういう性質のものか?

○松本:
アノウ、こちらに関しては何年間という期限は定めていない。まあ、再教育の状況や本人等を確認した上で再度登録することはあろうと思っている。

○朝日青木:
この許可を取り消されたものは、作業班長の地位にある人ではなかったですかね?

○松本:
5人の方を取り消している。1人は班長というか、今回、なんというか、鉛カバーを取り付けることを立案したものがいる。

○朝日青木:★★★
今回、類似事案を探す、調査するに辺り、主犯の人に自らやったことがあるかというようなことを聞くというのは、類似事例案を探すことにならないと思うが。その辺いかがか?

○松本:
まずは私どもの福島第一の中の実態を知る上で、作業班単位で仕事をしてるので、そういった班の中で実際、そういったことを見聞きしたことがあるカッ、というのが、少なくとも第一歩ではないかと思う。

○朝日青木:
今回作業班長自ら自分で急に明らかにした事案だというふうに認識してるんですかあ?

○松本:
アノウ、自ら明らかにしたというか、経緯については確認させて頂くが、APD,東京エネシスの件に関しては、まっ、調査した結果、まあ、事実関係として判明、認定したという次第だ。

# 犯罪犯した人、事故をおこした人が自ら調査して最終報告、最終結論、何から何までありえない電力業界の常識。

○朝日青木:
今回、私達の取材で、作業班長の方がいわゆる主犯的な役割を果たしているということで取材していたが、★★★その方自らが自分で主犯でやりましたといってきたわけじゃないわけですよ。

どの事件でも主犯が自らこうだといってくる事件は少なくて、下の方の方からとか、そういう話でどんどん積み上げていって、というのが普通の事件の調査方法だと思うが、

★★★今回、敢えて主犯格になり得る人、少なくとも今回で主犯を務めた立場の人に対してアンケートをするというのは、これ自体がやっぱりおかしいと思うが。従って、先ほど、私は第一歩と申し上げた通り、福島第一で働いている方々が、

○松本:
基本的には半単位で行動しているので、その責任者である班長が見聞きしたことがあるかっ、てなかことで伺った次第だ。

また、それぞれ何か、東電に伝えたいという場合には、個別の相談窓口を用意させていただいているし、また、今後は秋、春に年2回、定期的にこういったアンケートを進めてまいりたいと思っている。

○朝日青木:
敢えて発覚しにくいところから調査したと穿った見方をされても仕方ないんじゃないのか?

○松本:
アノウ、その見解は私どもは持ち合わせていないが。まずは私共として福島第一発電所の作業現場の実態を掴みたいと思っている。

○朝日青木:★★★
すいません。エネシスの方だが一定期間同種工事の契約を見合わせとある。http://j.mp/NTjaob この一定期間というのと同種工事の定義を教えてほしい。

○松本:★★★
一定期間については、3ヶ月だ。それから同種工事という意味は、いわゆるこれから新規で発生する競争入札というか、競争で仕事を入ってくるところに対して参加条件に入れないということだ。

○朝日青木:
つまり、今継続しているのはそのままやっているわけだな?

○松本:
ソウデス。

○朝日青木:
3ヶ月というのは何時から3ヶ月か?

○松本:
8月のはじめだったと思うが、ちょっと確認させてくれ。

○朝日青木:
新規の競争入札といったが、随意契約については?

○松本:
随意契約については東京エネシスしか出来ないような工事件名がたまにあるので、そういったところは配慮したいと思っている。

# 東電子会社、入札一定期間許否は新規入札のみ。結局、多重下請けの作業員がクビを切られただけ。東電子会社には罰則らしい罰則もなし。( ゚д゚)ポカーン 配慮したいって、自分達に配慮してるんじゃないかそれ。バレたら作業員の首切り、とっかえひっかえの被曝労働弱者。

○朝日青木:
エネシスに下ろしている仕事のどれぐらいが随意契約なのか?

○松本:
それはちょっと確認する。

○朝日青木:
後、下請け系や約の配慮についてだが、今回、14人について調べたと思うが、このうち、何名についてこういう不適切な事例が認められたのか?

○松本:
これは以前、報告しているが、2次と3次の間で少なくとも、建設業法に伴う契約書が作成されてなかったと考えている。

それから、調査結果の所に書いてあるとおり、二次下請けの臨時署員として登録されていた作業員が、実際には別会社の社員であり、二次下請け企業とは、別会社は、労働供給事業を禁止する職業安定法44条に違反する疑いがあるということで確認している。

○朝日青木:
この別会社というのは、そちらで今まで説明していた三次の会社という認識で良いか?

○松本:
えっと、二次下請け会社と三次下請け会社での話と考えている。

○朝日青木:
二次下請けの?

○松本:
二次下請けの会社と三次下請けの会社の間ではないかと思う。

○朝日青木:
三次とその下請けということか?

# 二次下請け会社はアクセス青森という会社。関わったのはアクセス青森の2名、以下、3次下請けの8名は法令違反。違法請負。三次下請け以下としか言ってないのでそれ以上したがあるかもしれない。

○松本:
いや二次と三次。

○朝日青木:
二次と三次の間の契約についてということで良いな?ここに書いてある別会社というのは三次会社と読み替えていいということか?

○松本:
ちょっと確認させてくれ。

東電

東京エネシス(元請け=東電子会社 期限付きの入札禁止処分)

ビルドアップ(一次下請け以下の5名の偽装作業員は作業従事者登録抹消処分)

アクセス青森(二次下請け)社員2名
↓ ~ 書面の請負契約なし=違法
社名不明(三次下請け)以下 8名

以下不明

# やっぱり思った通り。三次会社じゃないよ。更にその下にあるんだね。実は違いました。また撤回するよ。いい加減にしてほしい。http://j.mp/MVdV1n

○朝日青木:
この請負契約について、先日、弊誌の方でも死亡事案についても、偽装請負ではないかという話で書いたが、それについての認識について教えてほしい。

○松本:
アノウ、22日に亡くなった件だが、現在、元請けである日立GEから特に法令違反があるというような話は聞いていない。

○朝日青木:
それについて話を聞いているということか?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日青木:
それは報告は受け終わったのか?今調べてもらっているのか?

○松本:
現在、日立GEから法令違反があるという話は受けていない。その後、さらなる日立GEで調査がされ、何か判明した場合は当社に報告がある。

○朝日青木:
少なくともその様な報道があったわけだから、東電として日立GEに調査を求めるなりのアクションはなかったのか?

○松本:
今んとこ、法令違反があるということで伺っていない。今のところはまだ日立さまからの報告待ちということだ。

○朝日青木:
報告待ちということは調査をお願いしているという認識で良いか?

○松本:
ハイケッコウだ。

○朝日青木:
この間からいくつも指摘しているが、こういう偽装請負、若しくは違法派遣、どちらの表現でも同じだと思うが、こういう事例は他に模散見されるわけで、どういう雇用形態で人を雇っているかについて、企業に対象にした調査をしないんですか?と何度も伺っている。その件について今の見識を伺いたいが。

○松本:
ハイ。私どもとしては各元請け企業に対して法令遵守の徹底をお願いしてまいりたいと思っている。

○朝日青木:
何故調査しないのか?

○松本:
現時点では調査する予定はない。引き続き法令巡視の徹底をお願いしたいと思っている。

# なんか、もう、法令を順守しない日本代表No1企業がなにいっとん。

○朝日青木:
ですから、なぜ、

○松本:
またっ!先ほど再発防止対策というところで書かさて頂いているが、こういったエネシスが雇用、被保険者、資格取得等を確認通知書といった文書で確認できるということで、こういったことを各元請け企業との意見交換会を通じて、こういった不適切な事例を紹介、それからこういった調べ方ができますよっ、てなことで情報共有していきたいと思っている。

# 資料無くてわかなんなかったけど、やっぱり再発防止策って、確認って東電がするんじゃなくって元請けにやらせるんじゃないかよ。( ゚д゚)ポカーン

○朝日青木:
それは今後の話ですよね。現在、そういうのがないかどうかという調査を何故しないんですかということを伺っております。

○松本:
今のところは各元請け企業にお任せしている段階だ。私どもとしては各元請け企業がどういった携帯で仕事をする際にきちんと法令を順守して欲しいということだ。

# 段階って、元請け企業に全部おまかせじゃん。東電がしたことは結論ありきの口裏合わせの脅しアンケートと、作業員の登録抹消手続き。

○朝日青木:
つまり、東電が頼んでいる仕事において、法令違反があったという事案で、類似事例があるんじゃないかという指摘が、報道機関からとかあるわけですよ。その辺について全く調べるつもりがないのはなぜかということについて、元請け任せだからとしか聞こえないが。

○松本:
アノウ、現時点では調べる予定がないということを申し上げている段階であり、現在は東京エネシスが取りまとめたこういった調査の方法とか、確認の仕方ということを元請け企業間とで、よく情報共有して再発防止対策が図れればいいのではないかと思っている。

○朝日青木:
つまり、どうして今、調査うするつもりがないのかという事を再三伺っている。今後の再発防止策を聞いているのではなく、どうして現状を調べないのかということについて聞いてるんですけど。

○松本:
アノウ、現時点では私どもは、私どもとしては法令遵守を元請け企業にお願いして順守してくれれば良いと思っている。今のところ、特に元請け企業で何か私どもとこれ以外の件について、特段、問題という報告は受けていない。

○朝日青木:
では、

○司会:
ちょっと長くなっておりますんで。

○朝日青木:
最後でいいです。松本さんとしては、他に類似事例、違法派遣とか、偽装請負はない!と考えているということでよろしいでしょかね。

○松本:★★★
アノウ。私としては今んところ、そういた確認はできていない。

○朝日青木:
いや、確認もしてないじゃないですか。

○松本:
ですから、わからないと申し上げている次第だ。

○朝日青木:
確認しようともしてないじゃないですか。

# さっき1人もいない、いるほうがおかしいんだといったばかり。もう発言撤回。間違いなくぼろぼろ出てくると思ったんだろうな。ぶーさんは。

○松本:
アノウ、基本的には、各企業がどういう契約をするカッ、てなことについては、きちんと法令を守って、ええ、契約をして、まあ、仕事をしてくださいというお願いをしている所だ。

○朝日青木:
信義則に基づいて契約しているから、各企業の法令遵守の精神に任せていると。そういうことですかね?

○松本:
アノウ、法令遵守の精神といったが、まあ、当然であるし、何か発注者から言われないと、何といいうか日本国で働いている中で法令を守れないということは、そもそも間違いではないかと思う。

# 当然ですって。皆さん聴きましたか?この国民バカにした開き直り… ( ゚д゚)ポカーン 

○朝日青木:
ですからっ、今の認識として他の偽装請負や違法派遣はないというふうに思っているということでいいんですね?その各企業参加、法令遵守していると信じていると。

○松本:
各元請け企業単位できちんと法令を順守しながらしていこうとして下さる、仕事をして下さると考えている。

○朝日青木:
わかりましたっ 

# 素晴らしい会社。現場は元請け通して東電に責任なし。事故対応の現場、丸投げ。毎回調査しないと親会社から見て所属企業不明。核物質防護上の理由すら破綻。広報、今日も親身親切、新生東電をネットで全世界にアピール。ひゃっほーい

○ニコニコ七尾:
ちょっと別件だが、21日の時点で、東電のビデオい映像だが、松本さんのほうで、大臣の発言を受けて今後、3月15日以降のものについても公表することを前提に考えたい、検討したいということを言ったと思うが、その後、具体的に公開内容とか、公開方法について決まったことはあるか?

○松本:
今のところはまだ決まったところはない。決まり次第伝える。

○ニコニコ七尾:
その時の会見で、大臣は必要な部分は今のやり方に準じて、東電が公開すると思うという発言をされている。これは新聞等でも記事になっている。

ということは東電サイドから何らかの方針、大臣、経産省とともに、何か予めこういう形で見たいな話があったからこそ、大臣は公開すると思うといったことを発言されたと思うが、そこはまだ公表できないのか?

○松本:
ハイ。今のところ、これとこれとこれですとか、こういった公表の仕方をするということで決まったことはない。

○ニコニコ七尾:
報道各社から様々なニーズが着ていると思うが、それはなにか評価か何か、東電の方で何か整理されていることはあるのか?

○松本:
直接伺っている部分もあるし、下の閲覧室のところで紙で提出されている方もいる。そういったところも拝見させて頂いた上で考えている。

○ニコニコ七尾:
我々の方としては全て公開して欲しいということは当所から言っているが、最終的には9月7日で終りでしたか?

○松本:
ハイ。

○ニコニコ七尾:
その時点で、今後の公開方法を公表されるのか?それともそれ以前に決まった段階で伝えて頂けるのか教えて頂きたい。

○松本:
少なくとも9月7日に今やっているシリーズが終わるので、それまでには新規分についてどうするか話す必要はあると思っている。ただ、最終ラインというか、状況なので。勿論七尾さんの質問にある通り、決まれば伝えさせて頂く。

○ニコニコ七尾:
今シリーズといったが、

○松本:
アノ、今のやり方でやってるところ。

○ニコニコ七尾:
そうですよね。第二弾もあるという前提のシリーズということでよろしいな。

○松本:
ハイ。

○ニコニコ七尾:
了解した。

○朝日さとう:
APDの仕様に関するアンケート結果、別紙3(http://j.mp/NTjmnx)だが、回収率は何%だったか?

○松本:
回収率か確認させてくれ。基本的には率というような表現、配り方はしてないと思うので。ちょっと確認する。

# 7月23日の会見でアンケート説明。http://j.mp/NTjHXq で、8月4日の松本氏の発言(http://j.mp/RwzyeG / http://j.mp/RwyI1F )1週間で400件の集計、不正なし。

○朝日さとう:
要するに対象となる人が全員答えたのかどうか知りたいということです。それから別紙1(http://j.mp/NTjaob)だが、朝日新聞だけではなく、既に幾つもの媒体がAPDの不正使用を報じているが、

今回、調べたのはビルドアップの件だけだと思うが。そういった不正使用が他にあるのか無いのか、について、今どう思っているか?

○松本:
アノウ、現時点では今回実施しているようなアンケート調査、それから声かけ運動等、あるいは全数チェックというところで防止できていると思っている。

ただ、まあ、故意にやる、やらせれている、あるいは組織的にやる、やらされているってな所に関しては、引き続き、私どもの相談窓口等で連絡を受ければ他王させて頂きたいと思っている。

○朝日さとう:
まだ、あるかもしれないと思っていることでよろしいか?

○松本:
あの、事実関係がきちんと確認されない限りは、あるとも無いとも私どもとしては言えない。

# そうそう。説明は一件もないという実態が判明したので今後は再発防止対策をという説明にしか聞こえない。事実関係を確認する気すら無いのになにいってんだろ。

○朝日さとう:
それから… <不適切な下請契約の排除>のところだが、今回のビルドアップの調査結果のところだが、職業安定法44条に反する疑いがあると結論づけているが、そのビルドアップが何故、このような事に手を染めてしまったのか。動機についてどう見ているのか?

○松本:
アノウ、エネシスの調査状況では、今回、この不正使用を持ちかけた指導者というか、責任者のほうが、線量が高いエリアで働くことから、線量を低く見せる必要があるんではないかということを動機としておっしゃっている。

# 自分で調査する気はこれでもかというほどない。犯罪している人の調査をそのまま説明。エネシスが、エネシスが、元請けが、元請けが、責任丸投げ東電のわかりやすい態度。

○朝日さとう:
すいません。APDの方じゃなくて下請け契約のほうだが。職安法44条に違反する疑いがあると。東電としてはこれは認定しているんだと思うが、ビルドアップ者がなぜ、その様なことをしたのか。御社としてはどう考えているのか?

○松本:
アノウ、そこまでは私どもとしては把握していない。今回はこういった法令違反の疑いがあるということで、

# 作業員不足、生活に困窮している人間をどんどん集めてこいや。多重下請けピンはねされて、健康被害訴えませんと一筆執らされ、東電の立場がまずくなったらいつでも作業従事者登録抹消で働けなくしてやるぜ。弾数減ったら偽装補充は当たり前。金欲しけりゃ線量偽装を頑張れや。

○松本:
具体的には福島労働局の方で現在調査中と伺っている。

○朝日さとう:
再発防止策のところだが、主要元請け企業との意見交換というのは、これからやるのか?

○松本:★★★
ハイ。今週する予定だ。

# 法令違反かどうかは然るべき立場にある保安院や労基署のしごとで我々は知らんという姿勢だったのが変化しますた東電。

○朝日さとう:★★★
今週?

○松本:
ハイ。

○朝日さとう:
何日か?

○松本:
えっと、28日だったと思うが。明日だな。

○朝日さとう:
そこで不適切事例の紹介と関係法令遵守の要請とあるが。例えば、APDの不正使用については、放射線管理仕様書に盛り込むとか、というようなこともあるようだが、そういったことを下請契約の適正化のために、その契約関係の書類に盛り込むことはないのか?

○松本:
ハイ。現在盛り込む予定だ。私どもの方からいわゆる放射線管理仕様書っ、というのを提示させて頂き、それに対して元請け企業の方から、放射線管理計画書っ、ていうのが提出されてくる。そのなかにはAPDをきちんと装着するとか、紛失、不正防止といったものが盛り込まれる。

○朝日さとう:
APDについてはそうやって盛り込む予定であると。下請契約の適正化についても、元請けとの契約書類にきちんと盛り込んで、請負関係を適正化させるという考えはないかということで聞いてるんです。

○松本:
あっ、そちらに関しては、もう既に元請け企業との契約の中には入っている。

○朝日さとう:
アンケートの回収率はこの会見中にデータは出るか?

○松本:
ちょっといつまでに出来るかどうかはお答えしかねる。できるだけ早く調べる。

○朝日さとう:
後、APDの外部から所持確認する方法の検討のところだが、非接触によりAPD所持確認を行う方法を検討すると。11月運用開始目標とある。これは2,3ヶ月後だが、どんな方法を想定しているのか?

○松本:
アノウ、APDに無線式のICを貼り付けて、それで外部、タイベックの外側から読み取れないかっ、てなことを今考えている。現在はタイベックのファスナーをはたけて中に実際入っているか目指したりだな。

あの、タイベックの上から触っているという状況なので、そういったことの効率がアップするのではないかと思っている。なかなか、ノイズ等の問題もあって、直ぐに簡単にできるという問題ではない状況だそうだ。

○ファクタ宮嶋:
これは広報に伺いたい。29日デスカ?3回目の取締役会がある。この議事の概要とか、もう少し、やっぱり、まあ、公的管理に入ったわけですからあ。社外の方が11人中7人いるわけですからあ。

やはり、その概要についてはですね。積極的に広報、説明して欲しいという事を何度か申し上げたが。何がしか工夫というか、前進する可能性はあるのか?

○司会:
宮嶋さまからは、これまでも同様の意見を頂いていることは承知している。私どもも意見を認識しているので、引き続き意見として賜る。必要に応じて検討させて頂きたいと思う。

○ファクタ宮嶋:
まあ、新経営陣のねえ。やっぱり、曲がりなりにも前経営陣が拒否してきたテレビのビデオを公開したり、それなりに評価されているところもあると思いますしねえ。

で、結局これからさらなる情報公開とか、まあ、あるいは東電の社内事故調の見直しとか、旧経営陣が責任回避と言うんですか。私にはそうとしか見えないが。

怠ってきたということがあると思う。それは評価の問題だが。11人中7人を社外取締役で政府が要するにその人達を任命したいいは重いので。

やっぱ、そういう組織体の会議の概要が、今日の中長期会議ではないが、これぐらいの議題で、こういう事をやってるんだと。10分、20分で終わらないで、2時間、3時間やってるんだと。

それはやっぱり外聞チェックなり、そういう外形的なことさえ出来ないというのは、情報公開ということの原点をい誤っていると思うが。何故その程度のことが出来ないんですかあ?

○司会:
繰り返しで申し訳ないが、宮嶋さんからの意見は我々も認識しているので、必要に応じて検討させていただく。

# 必要に応じて検討。東電に必要なければ検討の必要ない。

○共同にい:★★★
1点だけ。ALPSの試験結果だが、前回、クリプトン等が混じってしまうという云々で、今日、再調査とその原因の推定があったが、若干聞いていると調査前の水と調査後の水が混じってしまっているとなかなか素人から見れば考え難いことだが。

# 冒頭説明も無茶苦茶ですた。

★★★こんな、言わば幼稚なことが起こってしまうのか?それともそういった混じってしまうルートとかちゃんとエビデンスとして見つけられたのか?

○松本:
アノウ、、こちらに関しては本来であれば厳格にやっていくルートもそうだし、★★★これくらい微量になると一滴とか、まっ、手にわずかについたやつぐらいでも検知してしまうので。

そういったところが、、まあ、今回、不十分だと思っている。この確証試験の時は大量のサンプルを、★★★まあ、順次試験というか、測定していった状況であり、まあ、なかなかその辺のところが、管理上、不十分であったと思っている。

従って今回もストロンチウムとイットリウムは、あの、まあ、混じってしまった、ああ、結露論漬けたが、今回、新たにルテニウム106という核種が逆に今度は見つかったりだな。少し、そういったところを気をつけたいと思っている。

# 何この歯切れの悪い回答。想像で混じってしまったと結論付けんなや。有り得ない。ALPSは期待通りの性能があるという事にしたいよう。分析は何処がやってるんだろ。

★★★実際にはフードというか、測定器の中で全部やっていくが、あのう、まあ、1箇所でも汚染したものがずっと残ったりすると、その影響をずっと受けることになるので。まあ、一旦こういったことで再度、戦場というか、そういったことを実施したいと思っている。

# 何をいいたいのかサッパリわかりません。

○共同にい:★★★
クドイようだが、今回の調査前の元のサンプルと調査後のサンプルが混じったというのは、これはまだ推定なのか?

○松本:
アノウ、同じ水を再度計って出ていないので。まっ、混じったっていう結論は、まあ、ほぼ間違い無いと思っている。処理した水に関しても性状は検出限界未満になったということについては確認したと考えている。

○共同にい:★★★
これは調べているのは東電として調べているのか、それとも外部なのか?

○松本:
これはアノウ… プラントメーカーで、測定、は、して、いるはずだ。ちょっとか、 ソウダヨネ? そうです。

○共同にい:★★★
東芝か?

○松本:
東芝だ。

# 第三者に送らないのか。アイナメはまじかよ、と送るのに。

○NHK花田:
タンクの報告の関係で何点か。基本的な部分の確認だが、1日に増えている汚染水の量だが、これは原子炉への注水量は1日だいたい440トンぐらいで、地下水が400トンぐらいと考えると800トン超増えているのかなあと思うが。これは注水している文もあるので、実際に1日単純に純増の文といえば何トンと言えばいいのか?

○松本:
1日辺りの純増という意味では、地下水流入量は日量で400トンが純増ということだ。水処理で処理した水を原子炉に注水して、タービン建屋にあふれてくるので、底は一定量の水がぐるぐる回っていると理解している。従ってタービン建屋から湧き水みたいな形で入ってくる地下水が純増分ということになる。

○NHK花田:
今回、ALPSを動かしたシミュレーションを出していると思うが。これはALPSを動かしても水の総量自体は増えるわけではなくて、要は処理後ノイズの分類上変わるという理解でいいか?

# あたりまえじゃん。汚染水は流れこむ地下水分が増えていくんだから。どんなに頑張っても最終的には海洋投棄ということに。ALPSの性能も怪しいし。

○松本:
ハイ。ケッコウデス。今、私どもが一番のリスクと考えているのは、淡水化処理装置を出た後の濃縮塩水に関しては、まだ、セシウムが10E+0Bq/cm3程度含まれているし、また、ストロンチウムがβ線源ではあるが、10E+4Bq/cm3とか10E+5Bq/cm3なので、まあ、放射性物質を大量ん含む水、って形になる。

# 昨年はストロンチウムはβ核種だから漏洩しても大した問題でない姿勢だった東電。セシウム除去装置を抜けた水はきれいな水認識だった東電。

従ってこの16万トンの水が、この発電所の中に、タンクの中で保管されているってことが、一つ、大きなリスクだと思っているので。そういう意味では、この水をALPSを通水してだな。

それぞれの、まあ、水が検出限界未満になる、告示限度濃度如何になるってことであれば、そういったリスクも万一、漏洩した時のリスクは提言できると思っている。また、ALPSは基本的にはなんというか、処理の時に薬品を幾つか使う。

★★従って10%ほど、水の量としては増えるので、処理する水が100だとすると、出てきた水は110程度あることになる。

○NHK花田:
わかりました。そうすると増設中と計画中で17万トンあると思うが、これをやっても来年11月に満杯になるといった計画だと思うが、このケース1とケース2で地下水バイパス(http://j.mp/PNEyHG)をつけても同じ時期(http://j.mp/PNEzvl)になるという結果になっていると思うが、これは何故そうなるのか?

○松本:
あのう、地下水バイパスの効果が出る時期が、一応、私どもは来年4月以降と見ている。地下水バイパスで山側の揚水井で水を引き上げても、いきなり200m東で建屋の水位が下がるわけではないので、

その間、2,3ヶ月は下がるのに時間は掛かると見ている。従って地下水バイパスの効果が出てタービン建屋、原子炉建屋川の水位が下がるのが、保守的に見て来年4月以降、その時から、まあ、日量300トンという形で評価をしなおしている。

従ってこの(http://j.mp/PNYcmZ)2ページ、3ページのところの図2,図3のところは、最初のところの12月のところまでほとんど変わらないが、最終的に27年8月過ぎのところ、トータル量が数万トン違う状況になる。

○NHK花田:
要は効果が出る時期がちょっと遅いので、そこまで時期が変わるまでには至らないという理解でいいか?

○松本:
ハイ。そういう意味だ。

○NHK花田:
わかりやした。あと、今後、来年11月以降も、まだ設置できる場所を検討し、半年ごとに計画を更新するという話だが、かなりの頃に面積とか敷地の状況を見ると厳しい状況だと思うが、それについてはどのように考えているか?

○松本:
まあ、具体的に40万m3程度のタンクの増設については、今のところ目鼻が付いているが、それを上回る量になると、敷地上はあるように見えるが、なかなかここにタンクを立てていくというのは非常に難しいと思っている。

まっ、やれば出来ないわけではないという状況だが、実際にやるにあたっては相当地盤改良が必要だったり、そもそも木を切っていかないといけない、で、気を切った場所をまた確保しないといけないということなので、少し難しいとは思っている。従ってそれまでには、何か別の対策等を考えたいとは思っている。

○NHK花田:
別の対策としては今のところどのような検討を行なっているのか?

○松本:
今のところは特に何か目鼻が立っているという事ではないが、これまでと同様、この ALPSをきちんと動かしたり、まあ、地下水の流入対策、抑制を図って行きたいと思っている。

# ALPS動かしても水が減るわけじゃないし。薬剤使う分1割増えるのか。

それからNHK花田さんの質問にあった今日の★★新燃料の点検作業の人数だが、本日分で述べとして25人、具体的な線量はわかっていないが、計画線量は0.2mSv を超えたものはいなかった。

○朝日さとう:
先ほどの無線式IC(APD)の件だが、これは11月を目標として一気にすべて切り替えるのか?それとも一定の条件のところから段階的にと入れていくのか?

○松本:
このあたりはまだ具体的なところまでは煮詰まっていない。技術的にも解決しなければいけないところが先ほど申し上げたようなノイズのところがあるので、まだ決まっていない。

また、透明なタイベックと同様、まあ、そういった無線式のものがなかなか準備できないということであれば、先行的に被ばく線量の高いところを優先し、その後、対象範囲を広げていくことはありだと思っている。

# JAEA 平成24年8月24日 放射線管理区域への多機能入域管理システムの開発・導入に成功http://j.mp/P8eI57「東電1Fの解体作業や~多数の作業者の被ばく線量を効率的かつ効果的にリアルタイム管理」繋がりないのかな。

○朝日さとう:
この大きいA3の資料の裏の左側(http://j.mp/Qql6o9)に書いてある。 「APD とガラスバッジ等との線量データの比較」のところで、下から3行目のなお、のところ。

APDとガラスバッジの両方に不正が行われる場合や組織的に巧妙に不正が行われる場合、これは、保安院からもこういった部分もきちんと考えるべきという宿題が出ていたと思うが、ここは要するにまだ検討中ということだな?

○松本:
ハイ。これはだな。いわゆるまあ、これまではガラスバッジとAPDの2つの比較も考えていたが、指摘の通り、組織的に何かやろうとした、あるいはやってしまったものを見つけるのは非常に難しいと思うし、私どもも少しブレーンストーミングというか、どんなことだったらここをすり抜けられる、あるいは不正が出来るのかッ、てな観点から少し検討している所だ。今のところ、具体的にこうやれば見つけられるところまでは着ていない。

# かなりの部分がガラスバッジ使ってないんですけど。APDのみの事業者もかなりあるのに、その辺どうなってんの?

○朝日さとう:
それから同じページの下に教育のことが書いてある。実は教育がこういう不正を防ぐのに非常に大事なんだろうなと思うが、徹底して教育し、と抽象的なことしか書いてないが、具体策はないのか?

○松本:
アノウ、こちらに関しては、先ず入所時の教育という形で式に入られる方が、先ず、机上、それから実技という形で防護教育を受けているので。その際にAPDの付け方も習うが、その際に決して不正をしたりしないこと。

あるいは装着しなかったり、あるいは、紛失w 等をしないようにっ、ということはキチンとその場で教えていきたいと思っている。

ただ、それでどれだけ効果があるのかっ、てなところについては、まだ未知数だが、きちんとそういうところを再度、徹底したいと思っている。

○朝日さとう:
APD不正使用の放射線管理仕様書のところだが、これもやはり新規契約分から導入ということになるのか?

○松本:
アノウ、新規契約分というか、今の放射線管理計画書に関しては、各元請け企業から新しい保安規定に従って提出をお願いしている段階なので、そちらの中で反映されることになる。

○朝日さとう:
じゃあ、もう現に稼働している業者も、これは適用されるということか?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日さとう:
そこに書いてある厳格な対応を実施すると。もし不正が確認された場合はですね。★★この厳格の対応とは何のことか?

○松本:
アノウ、私どもとしては、そういった不正があった場合には、アノウ、先ほどの東京エネシスさんの場合のように、従事者の登録を解除するとか、アノウ、仕事の発注を取りやめることがあろうかと思う。

# ホントすげーアンケートだな。

○朝日さとう:
★★★下請け作業員の皆さんの雇用な不安定な状況、要するに線量をいっぱい食ってしまうと仕事を失う不安があると。これが非常に大きな背景としてあろうかと思うが。APDの不正使用についてはですね。そこに踏み込む対策は検討しておられるのか?

# そもそもその労働弱者の弱みに付け込んで長年やってるんだし。保安院もこの話題は徹底無視。東電のその質問に対するこれまでの回答は、我々としてはシステム側で対応していくの一点張り。「故意にされたらしゃあないわ。防ぎようないでぇ。法令違反するほうが悪いんちゃうん?」という東電姿勢。

○松本:
アノウ、今のところは、特に我々は作業原盤環境改善とか、被ばく低減対策といったことをきちんと取り組んで、できるだけ作業に当たる皆さんの被ばく線量を下げていく、ということが先ず第一だと思っている。

あっ、それからエネシスからあった、ああ、朝日新聞からあった東京エネシスの発注制限だが、★★7月21日から10月20日だ。

○朝日さとう:
回収率はない?

○松本:
ハイ。

○司会:
明日の作業予定について説明する。窒素封入だが、窒素ガス分離装置Aの方は停止していたが、本日の10時から試運転を開始。数日程度試運転を実施した後、問題がなければインサービスを予定。

滞留水移送は、明日は2号機タービン建屋地下からプロセス主建屋への移送を予定している。それから新福島変電所の外部電源の増強工事に伴い、8月11日より大隈線3号、双葉線1号、岩井戸線1号、周辺、3号の変圧器を停止していたが、本日、受電を完了している。

以上で本日の会見を終了する。



~ 終了 19時41分

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