2012年8月25日土曜日

平成24年8月24日(金) 経産省 保安院 深野保安院長会見 13時30 ~

平成24年8月24日(金) 経産省 保安院 深野保安院長会見 13時30分 ~

IWJ Independent Web Journal


記者はマイク使ってないので、聞き取れないところがあります。深にょんはマイク使っていますが、別の理由で聞き取れないところがあります。m(_ _)m



■月に一度のありがたい保安院長さま会見

○深野保安院長:
先月以降の主な動き等々について、先ず私の方から報告させて頂く。先ず、保安院として、しかかりの仕事について何ができていて、何が出来てないのかについて、きちっと整理すると。

これをまあ、新たな体制にくっつけるように準備をすると。まあ、一言で言うと、まあ、業務を進めているわけだが、ええ、そういった中で、まあ、残っていた大きな懸案というか、ひとつは耐震バックチェックの関係である。

これについては、今日も午前中に意見聴取会をやらせてもらっているが、破砕帯に関する議論、断層の連動に関する論点、こういったものについては、概ね、提示が終わった。そのように考えている。そのなかで大飯、志賀、両サイトについては、ええ、地盤調査に着手しつつある訳だが、

まあ、これについてポイント、ポイントで専門家の方の確認を行うなど、規制当局として、まあ、きちっと進行管理をしていく、という事で意見聴取会の方でも紹介させて頂いたところだ。

それから、ストレステストだ。これについては、現在までに確か27だったと思うが。まあ、号機というか。これについて一次評価の事業者の評価書が提出されている。これについて、まあ、審査がある程度すすんでいるものについては審査書に近い形で取りまとめ、

まあ、そこまで行ってないものについては、まあ、論点整理の形で、まあ、とりあえず整理をせざるを得ないもの。それから提出をつけた資料を まあ、そのままの形で引き継ぐ事になるものもあろうかと思うが。

まあ、今、そんなとこで進めてきたところだ。それからシビアアクシデント等についての意見聴取会、あるいはオフサイトセンターの整備等の防災体制についても、それぞれ意見聴取会で方向性を取りまとめつつある。

それから東京電力福島第一原子力発電所の関係だが、まあ、これについては施設運営計画見直しのために意見聴取会を継続して開いているところだ。

残念ながら 8月14日、17日には漏水も発生しており、まあ、まだリスクが十分把握できてない可能性もあるという事で、これを厳しく見て、ええ、信頼性向上のための計画に反映させていく事にしている。

また、線量計データの不正問題もあったので、これについても保安院としての評価を行い、今後、保安検査などできちっと確認してくということである。

私の方からは以上だ。



■質疑

○NHK岡田:
(幹事社)先ず、今、おっしゃられた中で、破砕帯と断層のことについて、今日も意見聴取会があったが、今日、まだまとめきるところまで行かなかったが、もう少し細かいところまで、どういったところまでやれるかという所をもし分かれば教えて頂きたいと思うが。

○深野保安院長:
意見聴取会は、まだ30日にも開催することにしている。で、今日は、これまで断層の連動について、まあ、色々と評価を進めてきたものについて、一応の考え方の整理を行ったと。それから破砕帯についても、

まあ、既に調査を指示したところについては、現状の報告はしたが、残されたところについても更に調査が必要なのか、現状どうなのか、ということについて評価いただき、

その中で具体的な場所については"もんじゅ"と美浜については、更に調査が必要なんじゃないかと指摘を頂いたので、まあ、調査をして頂く方向で保安院として対応すると。その様に考えている。

○NHK岡田:
8月30日で、まあ、多分、意見聴取会でこの連動、そこまでしか予定が立っていないかと思うが、9月以降についてどのようにするのか?勿論、寄生委員会という新しい組織が立ち上がるので、見通しでしかないかもしれないが、

議論の継続性の観点から言うと、どう委員の方をそのまま、若しくは他に変えたり、減らしたり、増やしたりとか、その辺りはどう引き継ぎ、若しくはどういう方向性で考えているか?

○深野保安院長:
あのう、8月31日以降の会については、まだ具体的に決めていない。で、ただ、まあ、もう、あのう、意見聴取会を見ていただくと、状況はわかると思うが、とてもこの保安院の間に、全て、色々提起されている問題を片付けるという事にはならないので。

保安院として、まあ、何を確認したのか。何を 例えば、調査指示をしたのかとか、何がさらに課題として残っているのかについては、ええ、まあ、あのう、ペーパーの形で整理をして、それについて資料とあわせて新しい体制に引き継いでいく、その様にしたいと思っている。

○NHK岡田:
ありがとうございました。幹事社からは以上です。

○毎日岡田:
破砕帯の意見聴取会の関係で、"もんじゅ"と美浜については、調査してもらう方向で対応するとおっしゃったが、時期は来週早々になるのか?

○深野保安院長:
まだ具体的にタイミングは決めていないが、何かゆっくりしてもおられないので。できるだけ早くやりたいと思っている。

○毎日岡田:
関連して志賀原発の断層の問題に関して、バックチェックの中で敷地内断層は扱わなかったと。今回になって、広域は ~ キキトレズ ~ 経緯を保安院として検証する事をおっしゃったが、

8月末をめどにまとめると、保安院として見解を示していたと思うが、現状の進捗、若しくは結果が纏まる時期を教えて下さい。

○深野保安院長:
まあ、これも当時関係した職員から色々話を聞いたり、当時、事業者から提出を受けた資料を調べたりといった事で、今、調査を継続しているところであり、ちょっとまだ具体的に、これ、何時までという、あのう、まっ、申し上げられる状況まで、今取りまとまっていない。

何れにしても我々に残された時間もないので。まあ、ゆっくり調査している訳にも行かない。できるだけ急いでやりたいと思っている。

○毎日岡田:
8月中には出せそうか?

# できるだけ急いで問題ない結論出したい。時間がない!焦る保安院。でも、反省なく原子力ムラの権限強化、寄生委員会は確定だし。いいんじゃね。

○深野保安院長:
8月中に出せるかどうか、今、もう仕上げられる状況にはまだ至っていない。

○読売安田:
そもそも耐震バックチェックがかなり遅れていた主張があり、大震災でペンディングになって、で、今回、意見聴取会で破砕帯に関して、一定のまとめができたということだが、全国の商業原発に対して、再々の調査を実施したのが、

今年7月という、かなりスケジュール感がそもそも遅れていると感じているが、院長はその当たりどのように関しており、なぜ、こういうことになったと思うか?

○深野保安院長:
耐震バックチェックの再開をした事自体が、確か、去年の秋、まあ、10月ぐらいだったと思う。まあ、それまでは、ええ、まあ、東京電力福島第一事故収束というか、それに全勢力をつぎ込まざるをえない状況で、それから、まあ、やはりバックチェックを行うためには、

まあ、今回の、ええ、あのう、地震、震災の、ええ、についての、あの、ある程度の分析をして、まあ、それを、ええ、反映させた形でやらなきゃならないと。まあ、そういうものもあり、ええ、まあ、あのう、そもそもキックオフ自体も、

まあ、あのう、去年の秋、まあ、かなり、あのう、なってしまったということでありまして。それから、まあ、あのう、やはり、これ、全てのサイトに及ぶ話だし、あのう、それからまあ、論点も、断層の連続性、ええ、それからあのう、

# スケジュールありきの事故収束宣言。10日前のあからさまな動きはワロタ。1日毎に指示・報告・評価交互に次から次へと判子押す保安院。誰が見ても原発再稼働、スケジュールありきの事故収束。無茶苦茶だった。

津波の評価、ええ、あと、あのう、これも、あのう、ええ、南海地震の、あのう、関係もあるが。いわゆる大陸、あの、大陸棚というか、あのう、プレート境界型の、まあ、大規模な地震。それに、更に、あのう、まあ、その、破砕帯の問題ということで、

かなり論点が滝に及んでいる。まあ、そのなかで、それを一つ一つ、まあ、順番にやってきたので、ええ、まあ、こういうタイミングになってしまったと言うふうに感じている。ただ、我々もできるだけ、まあ、こりゃ、早く、進めて、

少なくとも、あのう、ええ、調査がいるものが沢山あるので。我々の間に、まあ、全てこれを片付けるのはなかなか難しいと思ったが。少なこうとどういう問題がどのへんに有りそうかという事については、まあ、できるだけきちんと、我々の間にええ、

# 自分達の問題は棚上げかよ。国会事故調の指摘はスルーかよ。自浄能力ゼロの経産省・保安院。

明らかにしたいと思いまして、ええ、まあ、あのう、専門家の先生方には相当負担を掛けたと思うが、会議によっては1日8時間ぐらいぶっ通しでやらせていただいたり、ええ、まあ、かなり、あのう、近接したスケジュールで、ええ、

そこで、あのう、専門家の方に集まって頂いて、まあ、意見を ゴニュゴニョ そういったこともやってきたつもりではある。勿論、早くやるに越したことはないことだとは思うので。

あの、私どもとしては、まあ、果たして努力が十分だったのかどうかというのは、これは常に、あのう、ゴニョ とか感じながらやってるところでござる。

# 頼むから日本語喋れ。この酔いどれがっ。保安院長ってこんなんばっか。文字に起こしにくい人っているんだけど、ワースト3すべてが、歴代、現役の保安院長って、いったいどういう事だよっ!! こっちも暇じゃねぇんだよっ!

○読売安田:
ある意味、その、えっと、原子力寄生委員会というのが、まあ、ええ、誕生することになって、後ろのほうが、切られた状態の作業ということで、できるだけやってきたということだが、とは言え、保安院として、

まあ、ええ、まあ、言葉は語弊があるかもしれないが、中途半端に終わってしまうことに対しては、何か、保安院長さまの想いというのは?

# 他に聞くことあるだろ。読売。

○深野保安院長:
それはまあ、取り掛かったものであるし、元々耐震バックチェックというのは、これは、あのう、平成18年だったかと思うが、まあ、新しい耐震指針ができて、まあ、これ、すぐに取り掛かってきたものであるので。

そういう意味では。まあ、大変、時間がかかってしまったことについては、まあ、努力が至らなかった、大変申し訳なかったと感じております。

という意味で、ええ、まあ、勿論あのう、今、色々と調査を、あの、行なっているところもある。そういったことについて、どういう調査の結果になるかということについては、それはあのう、まあ、大変、あのう、重大な関心を持っている訳だが、

そこんところまえ、まあ、時間的に、ええ、私どもで、やりきれないとすれば、まあ、それは大変申し訳無いし、私ども自身も大変残念なことだと感じております。

# 読売質疑。その申し訳ない、誰に言ってんだ。誰に対して言ってんだ。いいから言ってみ。怒らんから。な、言ってみ。経産省。

○朝日小池:★★
保安院として福島事故対応の総括的な話も ~ キキトレズ ~ 各種事故調から指摘があるが、そういった指摘を踏まえて ~ キキトレズ ~ 纏めて発表する予定がもしあったら、教えてください。

○深野保安院長:
ハイ、あの、これはまあ、あのう、政府事故調、国会事故調、民間事故調があった。で、そういったところから、あの、まあ、私どもの至らなかった点について、色々 ゴニュゴニョ 頂いておりまして、それについては私どもとして、

大変深く受け止めておるところである。で、あのう、これを次の、あのう、今後の規制に、あのう、できるだけ生かしていくという、まあ、そういう、あのう、ところに備えていく、というのが、まさに、私どもの ゴニュゴニョ と感じておりまして。

まあ、そういった、まあ、点で、まあ、ええ、まとまって今一つのものということになってますんで。いろんな、ゴニュゴニョ 別れてますけども、例えば、今の耐震も、あの、バックチェックが非常に遅れてしまったり、と、ご批判も頂いております。

# 歴代保安院長、いずれもドン引きの国会事故調委員会。黒川委員長に怒られる、ふかにょん。http://j.mp/U1Jk7e 反省ゼロ。謝罪もない。再稼働まっしぐらの経産省・保安院。

それについて、まあ、できるだけ前に進めていくと。それから、他に原子力防災の対応についても、冒頭申し上げたが、まあ、平時の防災体制の準備も含めて、まあ、あの、きちんとした体制を含めるような、まあ、そういう考え方の整理をやってるし、

# 頭の整理でしたつもり。住民生命守る視点が欠落してると怒られても、プラント安全問題ない主張、後回しでも問題ないで大飯原発さっさと再稼働。事故調報告なにそれ政府、国、経産省&保安院

それから、アクシデントマネジメントができてなかった、これも非常に厳しい私的を頂いているが、これについても意見聴取会を開いて、レポートをまとめてたということでゴニュゴニョ

そもそも、この事故がどういう事故だったのか、ということについて、あのう、まあ、私ども、技術という立場で、あのう、見た時に、いったい、なに、どういう事だったのかと。そこはどいうことだったのかと。

# 自分たちの問題棚上げして技術だけの問題にしたい保安院。ちがうでそ。人災。あなた方が引き起こした人災。国会事故調でも、この調子を通した深野保安院長。技術のない保安院、規制の虜。ふかにょん技術視点を声高に。

そこからどういう、教訓を、私どもは受け止めるべきなのかということについては、これも意見聴取会をやって30の、ええ、対策というのをまとめました。そういった形で、まあ、それぞれのフロントではあるが、やってきたつもりではおります。

# だめだこりゃ。

また、(経産)大臣からは、むしろ、そういうものを全部総括して、ええ、何ができていて、何ができていないのか、という事をきちんと分かるように整理しろと。いう、これもご指示を頂いておりますんで。

これは、まあ、ちょっとタイミングが、まだはっきりしないが、新しい体制に引き継ぐまでに、きちんと纏めていきたいと考えております。

○朝日小池:
確認だが先ほど、おっしゃった、例えば耐震だとか、シビアアクシデントだとか、どこまで出来ていて、何が課題で、そういったまとめを持って、保安院としての ~ キキトレズ ~ に対する、総括という位置づけと考えて良いか?

○深野保安院長:
あのう、まあ、今後、今回の事故の教訓なり、ここで得られたものを、次につなげていく意味では、あの、それがひとつの私どもとしての対応ではないかと思っている。

○日経かわい:
これで月1回の会見としては、次回のタイミングがあるかどうか。寄生委員会の時期にもよるが、その前に、保安院が終わるときに、院長は改めて会見をする予定はあるか?

○深野保安院長:
ちょっと、まだ、いま、これからほんとにどういうスケジュールになるのか、よく見えていないので。ちょっとまだ、そこまで、頭がゴニュゴニョ回っておりませんで。あのう、やらなきゃいけないことを

1つずつ片付けていくことではあるが、ちょっと、また、そういうタイミングが見えてきたら、相談させて頂きたいと思っている。

○共同さかい:
(初)原子力寄生委員会の人事 ~ キキトレズ ~ ことで、寄生委員会が何時発足するのかが見えないが、ということは、保安院は何時までなのか分らないという事で、影響が何かしら出てるかもしれないが、

例えば、意見聴取会がどれぐらい出来るとかですね。そういうのが分らなくて混乱もあったと思うが、 ~ キキトレズ ~ そこも含めて保安院が受けている影響はどのように考えているか?

○深野保安院長:
あのう、もともと、あのう、スケジュールは私どもが決められる物ではないが。ただ、法律上は、法律が交付されてから3ヶ月以内に制定で定める日、となってますんで。ええ、まあ、あの、確か9月26日になるんじゃないかとおもう。

それまでにどっかに、おそらく、まあ、ええ、そういう新しい体制も立ち上がるのもあるんだと思うが、まあ、何れにしても子のタイミングでも先ほどいったように、いろんな意見聴取会をやっているし、私どもとしては、こういう性格の仕事でございますんで。

ええ、最期まで、まあ、やれることはしっかりやっていくという事で。それほど、まあ、あの、スケジュールをどうこうという事を強く意識してやってるわけではないと。

一方で、やはり、あのう、これも、あの、色々指摘を頂いているように、何ができていて、何ができていないのか、これははっきりさせる必要がございますんで。まあ、9月にはいずれにしもてそういうタイミングが参りますから。

# あくまで自分たちが引いたレールを次の寄生委員会で。出来てるところ、出来てないをはっきりさせて、出来てない所を原子力寄生委員会に埋めてもらう。今度は安全委員会に邪魔されずに埋められる。次の事故確定。時間の問題。

それを念頭に置いて、あのう、私どもとして、ええ、まあ、頭の整備はしていると。しつつあると。いうことでございます。

○フリー木野:
先ほどの大臣からの指示、出来ている所、出来てない所、取りまとめというのは何時頃までに?できるだけ早くと思うが。

○深野保安院長:
これもできるだけ早くということで、ただ、あのう、もう、私どもに、そんなにたくさんの時間があるわけではないと思うんで。あのう、まあ、そのなかで、あのう、で、一方で、ええ、ある程度、まあ、ギリギリまで私どもとして、仕事を続けてなきゃいけない、

いろんな、その、問題の、あの、まあ、調査なり、なんなりは、ええ、まあ、できることはして行かないといけないんで。まあ、そういうこととの兼ね合いではあると思う。

○フリー木野:
指示を受けたのは何時だったのか?

○深野保安院長:
ええ、指示を頂いたのは、まあ、ちょっと、具体的な日取りは覚えていないが、あの、国会でも、確か経済産業委員会だったと思うが、ま、そういうことを、ええ、事務方にも指示をしたということをおっしゃっておりまして。

答弁されてまして。ええ、そのちょっと前ぐらいのタイミングだったと思います。確か、吉井英勝先生の質疑の中で、そういうことをおっしゃっていた。



~ 終了 13時50分





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