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原子力改革に向けた体制の整備について IWJ
原子力改革に向けた体制の整備について ニコ
【まとめ】
2012/9/11・16:00開始 東京電力 下河邉会長&廣瀬社長 記者会見
○プレス
- 原子力改革に向けた体制の整備について
- ├ 原子力改革の新体制
- └ 原子力改革特別タスクフォース事務局の職制上の位置付け
- 執行役の事務委嘱の一部変更
- 人事異動 添付資料
- 原子力改革監視委員会 ビデオメッセージ
○報道
- 【毎日】東電:正副社長に報酬 役員22人で計2.3億円 P1 / P2 (魚 P1 / P2)
■原子力改革に向けた体制の整備について
○東電石橋:
会見社を紹介する。中央が取締役会長 下河辺だ。左が代表執行役社長 廣瀬さまだ。右が原子力設備管理部長 姉川だ。進行はわたし広報部の石橋が努めさせて頂く。それでは会長の下河辺から体制整備の狙いになどについて説明する。
○下河辺会長:
東電の会長を務めている下河辺だ。当社福島第一原子力発電所の事故から今日で1年半を迎えた。今なお、発電所周辺地域の皆様はじめ、広く社会の皆様に大変な迷惑、心配と苦労をかけ続けていることを改めてこの場を借りて、心より深くお詫び申し上げる。
本日は兼ねて申し上げていた当社の原子力改革に向けた新たな体制がほぼ固まったので、皆様の方向をこれから申し上げたいと思う。ええ、これから先は失礼だが着席してお話申し上げる。
私ども、新たな東京電力の経営陣は福島第一原子力発電所の事故当事者として、今後、どのような自体が起きても、二度とこうした事故を起こさないという方い決意のもと、正面からしっかりと事故を検証し、世界最高水準の安全技術を達成するためには、どのように今後、原子力改革を進めていくべきか検討を重ねてきた。
新体制の詳細については、後ほど廣瀬社長から説明を申し上げるので、私からはこの度の体制整備の狙い等について簡単に説明を申し上げる。
先ず、今回の新体制の最大のポイントは、社外取締役が過半を占めている当社の取締役会に直結した監視体制を構築し、更には海外を含めた外部の目や、外部の専門知識を最大限に活用させて頂き、原子力改革を迅速かつ、協力に進めることにある。
この原子力改革は申請東電に向けて経営組織、企業文化の改革に取り組んでいる私どもに取りまして、まさに本丸となる改革であり、原子力が変わらなければ東電は変わらない。
東電を変えるためには原子力を変えなければならないという不退転の覚悟を持ってやり抜かなければならない、極めて大きな課題と考えている。
# (;゚Д゚) 東電が変わるには原子力見直しによる原発再会が大前提宣言。なんだこの理屈は…。国民から見れば政府、規制組織すべてひっくるめる必要があるのにいったい何を挑発してるの??
ちなみに取締役会の諮問機関として設置する「原子力改革監視委員会」には、後ほど本人から頂いた微瀬尾メッセージで紹介申し上げるが、アメリカの原子力規制委員会(NRC)の元委員長であるデール・クラインさんや、
事故検証プロジェクトの報告書をまとめられている大前研一さん、更には国会事故調査委員会の委員でもありました弁護士の櫻井正史さんにも参加いただき、改革の実行を厳しく監視、監督して頂くこととなる。こういった取り組みにより、
いわゆる原子力村と呼ばれてきている内向きで部門論理を優先しがちと言われる体質からの脱却を協力に進めていく。当社は福島第一発電所の事故当事者として深く反省し、これまでの安全対策に対する過信やおごりを一掃し、
どのような自体が起きても過酷事故は今後、二度と起こさないという決意のもと、社会最高水準の安全と技術の達成を目指してまいる所存だ。
冒頭報告は以上だ。
○東電石橋:
続いて社長の廣瀬さまより体制の概要についてご説明申し上げる。
○広瀬社長:
Mr.上目遣い ブースカ氏を腰巾着に |
ご存知のように今年7月までに社内外の事故調査委員会、それぞれから報告書が相次いで発表された。
ええ、直接的な事故原因な分析をそれぞれ報告書に謳われているし、それからその原子力の安全を向上させるための様々な意見、提言等々がそこに盛られれていた。
私どもとしてはこの度、事故当事者としてこうした貴重な提言や、また、立地地域や社会の皆様からいろいろ、大変厳しいいけんやお叱りを頂戴しておるところであるが、
# その大変厳しいお叱りや意見を事故以来、今までずっと受け続けている状況についてどう考えてるんだよ。このおっさんは。
こうしたものも含めてまずはとにかく真摯に全てこうした提言等々を受け止め、東電自らでやっていけることは全てどんどん実行していくと。出来れば規制を待つこと無く、自律的に改善導入をしていきたいと。
これが私どもの基本姿勢である。ええ、一方、各種の事故調査報告書にあるいろいろな示唆なり分析を整理するという宿題も頂いておると思っておるし、また、提言を実行していく上でもしっかりとちゃんとやっていくのかと。
で、どういうふうにその提言を具体化していくのか、ということについては、どういう体制でやっていくのか、とうことを考えなければ行けないということから、8月からすでに皆様にもやっていくという話はさし上げたと思うが、
準備を重ねてきたところだ。本日はそれがまとまりましたので報告させていただくということだが、新体制の概要について手元の資料3ページ目に組織図があるのでそれをご覧になるんだ。(http://j.mp/QHhKZ6)
先ず、上の段の真ん中にある当社の原子力改革の地陸身について、国内外の専門家や有識者など外部の視点で監督、監視して頂くために原子力改革監視委員会を設定する。
これは同じく社外の方々から構成させている左側にある取締役会の諮問機関と位置づけている。委員には先ほど会長から話しがあったように、NRCのデール・クラインさん、それから大前さんにも就任頂く。
更にもう1名、ヨーロッパからも原子力の専門家をお願いしたいと打診中だが、まだ、最終的な合意まで至ってないので、ちょっと今日は発表はできないことになっている。こうした皆さんのスケジュール調整にもよるが、
★この監視委員会は2ヶ月に1回程度の頻度で開催したいと思っている。その結果を取締役会に報告、ないしは提言して頂こうと思っているところである。
で、これらの方々に就任頂く際にあたっては、★★大前さんには私が直接お願いしまして、その際に大前さんの方からお受け頂く条件のようなものとして、当然自らが変わっていく姿勢、覚悟を示してくれと。
更に東電の中には、かなりの沢山の豊富なデータや人事も色々揃っているので、それをしっかり活用して欲しいということを強く求められていた。
そこで、私自身、私の方からもだな、私自身他トップに立って、★原子力以外の部門の社内の人間も含めて改革意識の高い中堅若手クラスからなる現場の人達も含めた部門横断的な特別タスクフォースを下の段にある組織だが、
作ってやっていくことを約束して、大前さんに引き受けていただいたということである。で、デール・クラインさんには、わたしから手紙を送って、アメリカにいるので、私どものワシントン事務所から手紙を携えてクラインさんにお願いをし、
快諾を頂いたということだ。また、調査懸賞専門家として、国会事故調査委員でいらした櫻井さんにも就任頂く予定である。
その他の委員については、現在、調整を進めているところである。また、委員会と一体的に活動する組織として右側にある調査懸賞プロジェクトチームを設置する。
このチームはそれぞれの原子力事故調査報告書の主要論点を踏まえて、外部の視点から必要な調査検証を実施するということも含めまして、過大や対策評価、方向性に整理していただくとともに、新しい事実が判明してきた場合には、その際の検証などを行なって、
★★この真ん中(http://j.mp/QHhKZ6)の原子力改革開始委員会の方に報告をしていただくということである。で、櫻井さんにはこのプロジェクトメンバーの方にも参加頂く予定だ。その上で執行側における改革側の実行部隊として、
下の段だが、原子力改革特別タスクフォースを設置する。これは原子力改革監視、監督のもとで各事故調査報告の提言などを踏まえて、世界最高水準のの安全意識と技術的能力、社外との対話能力を持った原子力発電所運営組織を実現していくんだ ということが、このタスクフォースのミッションと考えている。
例えば安全文化であるとか、安全対策防災、リスクや危機管理、情報公開、更にはリスクコミュニケーション等ですな。テーマについて、実際にアクションプランを策定して、協力に実行していきたいと考えている。
部門横断のチームであり、私がタスクフォースのトップに就く。で、事務局長には、こちらの皆様から見て見側に座っている原子力設備管理部長の姉川さまが就任することにしている。
監視委員会からの提言や、社外の専門家からのアドバイスを頂きながら、★★3ヶ月程度で具体的な改革プランを作成していきたいと考えている。
タスクフォースの具体的なミッションについては、後ほど質問頂きながら姉川からお答えさせていただくと思っている。
東電は、ええ、者がしの視点や専門知識を最大限にこれからも活用していきたいと思っている。この3つの新しい組織のもとで、世界最高水準の安全と技術を規制によること無く、自ら、先んじて自律的に技術的に改善を導入して以降というそういう組織を構築すると同時に、
この原子力改革を、まあ、新生東電、今様々な改革をやろうとしているが、その改革のモデルと位置づけて、東電全体の経営、あるいは組織、企業文化の改革のエンジンにしていきたいと考えている。
更には、事故を引き起こしてしまった当事者として懸賞の中で得られた教訓を国内外に発信するとともに、廃炉や除染、廃棄物の処理についても、世界の英知を結集して得られた知見等を共有してまいりたいと思っている。
私の方からは以上だ。
■原子力改革監視委員会 ビデオメッセージ
○東電石橋:
ではここで原子力改革監視委員会のメンバーに就任頂くビデオメッセージをご覧ください。
元NRC委員長デール・クライン氏
上から目線でさらりと恐ろしいこと言ってます |
福島原子力発電所事故は世界中に大きな衝撃を与えました。日本の皆さんのみならず、世界中の人々に福島原子力発電所で何が起きたかについて正確に理解していただくことはとても大事なことです。
それを踏まえてどのような対策を取ることで原子力発電をより安全にすることが出来るか。どのようにして世界のエネルギー需要に答えることが出来るかについても考えていく必要があります。
# 原子力側の人間がエネルギーを語る時点で原子力の存続が大前提。
今回の東京電力の委員会に参加することにより、原子力発電が日本のみなさんにとって、より確実、安全で安心できるエネルギー源となるような教育活動や安全文化の浸透に貢献できればと考えています。
# 原発持ち込んだアメリカから洗脳しに来るぞ ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そして今回の事故の教訓を世界に広めることで原子力発電が世界においても、安全・安心なエネルギー源としての役割を引き続き果たせるよう協力する所存です。
# だめだこりゃ…
大前研一氏(株)ビジネス・ブレークスルー代表
いきなり自分の本のアップから デラワロタ |
# いきなり自分の書いた本のアップから入ってますww なにこのテンションw
このお、格納容器までええ、圧力容器だけじゃなくて格納容器のそこまで抜けてるじゃないかあ、ということを3月にYouTube などでぇ、発表いたしましたあ。でえ、事故の分析を去年1年かけてやったわけですけれどもお、
そして、今、ご覧頂いた本を、今年、出版いたしましたあ!!で、この(本)の中で見て頂くと分かるんですけどお、今回の福島第一の事故原因、これは物理的な原因というのが先ずあってえ、
それに対して組織や人がどう対応したかということを共有していくべきなんですけども、今まで4つの事故調というものがあ、色々と行われましたけど、いずれもですねえ、この物理的な原因、あるいはその自然災害、津波のせいとか、
そういうものにして、★★★本当の事故の原因は分析してないと思っております。そのためにですねえ、対策の方も、後手後手にまわるというかあ、国民の納得できるようなものが対策が提案されていない!
# 真実を知りたければ私の書いた本を買えと? 元気いっぱい宣伝乙。
この度、東電がこれを自らの責任においてやろうということを聞きましたので。まあ、私なりの貢献ができるのではないかと思って、この委員会に参画することに致しましたあ! 分析の力がなかったのか。あるいは隠蔽体質があるのか、
今まで東電は福島について、少なくとも私の見解とはだいぶ違う見解を出しております。この辺についてですね。私なりに、ええ、まあ、かつて原子炉の設計をやっていたものとしてもですねえ、今回の事故というようなものをですねえ。
克明に分析して国民にわかりやすく説明しい、そしてまたあ、対策もあるとすれば、どういうものかと提示していったらいいとおもいます。まあ、こういう点で、他の委員と協力しながらあ、事故の懸賞に参画させて頂きたいと思っております!
どうぞ、よろしくお願い致します。
# 政見放送でつか… (´・ω・`)
櫻井正史氏 元国会事故調委員
私は昨年、12月初めから本年の7月初めまで国会に設けられた福島原発事故の調査委員会の委員をしておりまして、その関係で様々な観点から今回の福島事故の懸賞をさせて頂いた。その様な経験を生かしまして、
東電が今後、これらについての下界国望むにあたってしっかりやっていただくということで厳しく監視をさせて頂きたいと思っている。
ただ、国会事故調の委員長でありました★黒川委員長からも、是非しっかり東電をしっかり指導して欲しいということを言われておりまして、私もそのつもりで厳しく指導に望むつもりでいる。
いろんな観点から福島事故について検証を事故調としてやっていたが、やはり東電においても安全に対する考え方、あるいは企業の危機管理、そういった対応のあり方、様々な点で問題がないとは言えません。
これらについて是非、東電が立派に改革をなされるように私も厳重にそれを監視する立場で協力できればありがたいと思っています。
○東電石橋:
それでは皆様から質問を承る。私の方で指名させていただくので、質問のある方は挙手をお願いする。
(20分)
■質疑 (約1時間20分)
さくせいちう
~ 終了 17時38分