昨日LCO復帰宣言後に炉注水流量低下。【13日→14日 AM11比較】1号 4.8→4.7 2号 6.8→6.5 3号 6.8→6.6 本日16時21分 1号 5.0 2号 7.0 3号 7.0(m3/h)に調整。今後も継続監視。
毎正時のデータがHPされていない。昨日のLCO解除でやめたのか会見では配布されたのか不明。2号機圧力容器底部温度計設置に向けた高圧フラッシング、配管に高圧注水で溜まっている汚染水を綺麗にする旨の報告。
9月15日から後の温度計挿入作業を円滑にする目的でX-57ペネから水をいれてX-27ペネへ吐き出し、きれいな水に置換。実際の温度計挿入の具体的な計画はまだ。作業難しく成功見通し不明。温度計挿入10月目標はあくまで一応望み薄。
1号機原子炉建屋上部のダストサンプリング結果、大物搬入口を開けていた期間があっため測定ポイント増やして測定。定例と変化なかったとのこと。保安院に3.11地震の原子炉施設影響報告提出、中身は全て会見で説明したもの。
2件の映像公開。昨日実施の1F4号機原子炉圧力容器の蓋取り外し作業の映像公開。2件目2Fの4号機原子炉開放作業に伴う原子炉圧力容器蓋の取り外し作業の映像を公開。併せて2Fの3号機復旧計画対象、特に意味ないけど説明。
昨日の3号機プール調査 最大被ばく線量は 0.54mSv。計画線量は不明のまま。
○プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 136KB)
- ★★★福島第一原子力発電所2号機圧力容器 代替温度計設置に向けた今後の作業について(PDF 76.8KB)
- 福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉注水量の低下について(続報22)
- 【写真・動画】 福島第一原子力発電所 4号機原子炉建屋上部 圧力容器上蓋の撤去完了について
○福島第二
○環境モニタリング・サンプリング
○報告・指示
○その他
【質疑】TBS(炉注量*・2号機温度計*)→朝日(炉注量*・1F4号RPV蓋*)→ニコ(エネ環30年・廃炉)→読売(炉注量*)→共同(エネ環30年)→ニコ(斎藤官房副長官・エネ環30年)
■福島第一の状況
○尾野:
福島第一の状況。http://j.mp/Q7HcYH 初めに、昨日流量低下についてLCO復帰ということで案内しているが、本日、若干の低下傾向が見えるということで、流量調整を行なっている。この辺のことを説明したいと思う。
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機の注水状況については必要注水量を十分に確保できている状況にある。若干の流量低下があったということは話した通り。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
特段変わったところ無い。
[使用済み燃料プール]
ご覧のとおり、安定して冷却。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋への移送を現在移送中。3号機については本日10時45分まで移送を行った。4号機は現在移送中という状況。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーを運転中。オモテ面に戻って http://j.mp/Q7HcYH ★注水の状況だが簡単に紹介すると、表の下、こちらに書いてあるが、注水量の監視は継続監視を行なっているが、
本日、1号機、2号機の流量が若干低下傾向にあったということで、流量調整をしている。1号機については2時26分に流量がトータル4.5まで下がっていたのを5.0に上げている、というようなことをしている。
2号機について7時27分にトータル6.2に下がっていたので6.7m3/hに上げている。必要流量はそれぞれ1号機 3.8m3/h、2号機 5.4m3/h、ということなので十分余裕がある状況だが、低下傾向が見えていたということで 注視しているということだ。
少し余裕を持たせておくという観点で、夕方に3プラントとも流量の増操作を行なっている。1号機については16時21分、2号機についても同じだが、上げた流量としては、ええ、ご覧のとおりでトータル1号機については5.0、2号機 6.7、4号機 7.0m3/h ということである。
こちらは現状、動きが緩やかということもあるので、よく様子を見ながら対応をとっていくということで、まずは継続監視ということかと思っている。
このペーパー(http://j.mp/Q7HcYH)については以上だ。それから作業関係の予定だがこちらにPP資料が入っている。
■2号機圧力容器 代替温度計設置に向けた今後の作業について
★★★「福島第一原子力発電所2号機圧力容器 代替温度計設置に向けた今後の作業について http://j.mp/Q7Hjn4」2号機の格納容器の温度計だが、底部に付いている温度計が、ええ、まあ、段々数が減っていて現状監視に使っているのが1つということで、検討しているというところである。
# 圧力容器底部がね。ちゃんとそこは説明しようよ。
で、PP資料の上半分(http://j.mp/Q7Nfwx)新しい温度計を入れるラインの候補になっているところについて、そこから入れることが出来ないかどうかという事を作業的に今後、進めていきたいと思っているが、
その第一段階としてラインの中に入っている水、これは多少、濃度のある水だから、これを少しでもきれいにするために綺麗な水と入れ替える作業、高圧フラッシングと言っているが、このフラッシング作業をしようと考えている。
細い配管の先の奥のほうなので、完全に綺麗に置き換わるかというと、これはなかなか難しいと思っているが、できるだけ綺麗にしておくほうが作業の方はよりやすくなるということなので、フラッシングを行いたいということだ。
下半分(http://j.mp/Q7NJCP)にフラッシング作業の概要を示しているが、ええ、エアポンプ、エア駆動のポンプだが、これを使って逆側から水を入れて押し込んでいくというような作業になる。
これは明日の実施を予定している。それから通例通り配っているいつものデータだが、
■1F1号機原子炉建屋上部 空気中(環境モニタリング)
★ええ、1号機ですな。こちらの原子炉建屋上部等における、いわゆるダストのサンプリング結果だ。「福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/Q7HqPz」
データをつけているが、特段、通常と変わっているところはない。いつも定期的にやっているものだが、今回、1号機の大物搬入口を開けていた期間というのがあったので、ええ、その状況を確認するという意味で中間だがデータ点を増やしたということである。
■1F原子炉施設保安規定の変更認可認可について
それからその次に配っている資料、★★「当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について http://j.mp/SKfhUO」ということで、一部、条文を変更する認可申請を出しており、その認可が降りたということで、そのことを知らせるものだ。内容時には記載をわかりやすくするという内容だ。
■1Fにおける東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響(報告)
★その後ろに「福島第一原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告について(続報2) http://j.mp/QWbP8c」というのが出ている。
これは何かというと、ページ一番下を見ると、経産省への報告というのは、実用発電炉規則 ※14条の17に事故の時に報告をしてくださいという報告の様式があり、ええ、地震による津波等で大きな事故が3月に起きたが、(※19条の誤り)
その時点で報告を出している。で、その後、続報ということで、一番上のパラグラフだが(昨年の)9月9日、28日、あるいは今年の9月9日、ということで、状況が纏まった段階で随時続報を出させて頂いている状況だ。
本日、ええ、9月9日以降の状況を取りまとめて続報を出させて頂いたということである。ちなみに出した内容というのは中程にあるが、これまでこの場等をつかって公表している調査情報について取りまとめて提出した内容であり、
改めて新しい情報ということではない。
■福島第一 4号機原子炉建屋上部 圧力容器上蓋の撤去
それから、★★ちょっとこのへんでビデオの方をご覧頂きたい。昨日だが、1F4号機、RPVヘッドの撮りおろし作業をするということで案内していたが、ビデオの用意ができたので見て頂きたい。
# ちょっとこのへんで。
動画 http://j.mp/Pdrb4J)これはこれから吊り上げる所だ。4号機原子炉建屋西側の方からビデオを撮っている。で、デリッククレーンで当該のもの、これは65トンと昨日(http://j.mp/Pdr1KJ)申し上げているが、
これから釣り上げようとしているところだ。段々テンションを掛けていってもうすぐ上がると思うが。徐々に上がり始めた。このように吊り上げていく。
ある程度釣り上げたら、、今度はクレーンを回転させて横の方に持ってくるが、これは今、まっすぐ上げているところかと思う。
まっ、このようにクレーンで先ず吊り上げるということである。で、このあと、クレーンを回転させて、ええ、仮置き場に向かって動いている。
今、クレーンを回転させて、建屋西側の方にヘッドを移動させている所だ。手前側の方に段々回転させて持ってきている。で、下ろしたい所の上空まで来ると、今度は、下に下げていく事になる。
このあたりから回転を止めて下に下げ始める。徐々に降下していくことになる。こうやって光化させていく事で、ええ、所定の計画した置き場に吊り降ろしていくようなことである。かなり重量のあるものだから、最後着地させるところはかなり慎重にゆっくり下ろすことになる。
ちょと時間がかかるので早送りにしたいと思う。降りましたな。これでこのあと吊具を外す段取りになる。このように作業を行なっている。
で、昨日だな。作業時間どれぐらいですたかという話を頂いていたかと思うが、、ちょっと待つんだ。… すいません。ちょっと資料を取紛れてしまったので後ほど話す。先ず、これが1点だ。
■福島第二 復旧状況 (4号機格納容器解放 圧力容器上蓋取り外し作業等)
★手元に配っている資料で「福島第二原子力発電所プラント状況等のお知らせ(9月14日)http://j.mp/SKi68e」ということで書いている。特段のことはないが、1枚目のしたら2ポツ目。原子炉等の開放作業をしているというようなこと。
これはビデオで状況をご覧頂きたいと思っている。(http://j.mp/Q7OqvS)これは福島第二の4号機で原子炉圧力容器の上蓋ですな。こちらを外す作業をしている。ボルトを1本1本緩めて、ええ、まいりました。
コレ、今動いているのはボルトを緩める装置だ。ボルトはナットを外すだけではなく、一部はボルトの本体も抜いていく。これはスタッドボルトと呼ばれているボルトだ。ボルト、及びナットを外すと、今度袴の上に吊具を付けて釜の蓋を持ち上げていく。
福島第二4号機はプラントの大きさが、ええ、100万トンプラントということで、福島第一の4号機よりも大きいので、この蓋も昨日のものよりやや大きくて、大きくて、重量が約90トンということである。
# 福島第一4号機の核の容器の上蓋(http://j.mp/Pht288)は65トン。
で、上げた蓋はオペフロの上に現れてきて、それで所定の場所おかれた。これは蓋がとられた後だ。水が張ってあり、今、いう絵に見えているのは、ドライヤーという蒸気と水を分離する装置の一部だ。このように作業が進められたということだ。
★資料(http://j.mp/SKi68e)元に戻って一番最後のマルだが、3号機の復旧ということで、ええ、作業を進めているわけだが、ええ、3号機の制御棒く同意機構の水圧計ポンプという所の、ええ、テストバルブに若干のシートリークがあるので、
# 資料にはテストバイパス弁シート部からの漏洩とある
これは修理してから次の段取りに行こうということで、このこと自身はあまり大きな意味は無いが、その修理の段取りの関係で、復旧計画の対象になっている冷却系浄化系のパージライン、これは9月中に修理を終えようと思っていたわけだが、
ちょっと10月まで、上期から下期へ期ズレをするかなあ、というような状況が起きている。これは情報だ。手元に配った資料の説明等は、以上だ。 あっ、すいません。それから、ええ、そうですね。ごめんなさい。
先ほどの、ええ、1F4の釜の蓋を外したと言ったが、すいません。ん? ヒソヒソ あっ、そうですね。すいません。
えっと、昨日の積み残しで3号機側の作業時間ですね。私、4号機側といったが、3号機側の作業時間についてだが、ええ、カメラの測定時間だが、朝6時30分から夕方の16時40分までの、ま、片付けも含めてということだが、作業になる。
以上だ。(20分)
■質疑
○TBS中道:
注水量の件だが、流量の低下があったということだが、最初は何m3/hから何m3/hに減少したのか?それぞれ教えてほしい。
○尾野:
えっと、1号機についてだが、最初に、手元のペーパー(http://j.mp/Q7HcYH )一番頭のところを見て頂きたいが、一番上の表の下に1号機と書いてあるところ。
ここで2時2分の所でそれぞれラインごとに書いてあるが、足しあわせて4.5m3/hあったものが、、あっ、失礼。7m3/hからですね。もともと…セットしていたのが、、これは… その前の調整というのは、
ええ、7日に調整してたところなので、7日からの減り、ということになるわけだが、7日で5m3/hに調整していたものが、ま、だいたいほぼそれで安定していたところが、4.5に落ちていると。
それでで流量増操作をしている、というようなことだ。"ヒソヒソヒソ" うん。"ナノデ…" えっとですねえ、2時26分の時点だが、ええ、1号機に注水している系統の、ええ、給水系流量側のほうですね。これが3から2.5に徐々に低下という状況だった。
で、トータルとして、4.5m3/h になっているということだ。で、いま。元々、5だったものが、4.5になった、ということだ。それから2号については、これも朝方7時頃だが、給水側が、ええ、2.0だったものが1.0に下がったというような事だ。
# 度々、広報から発言の訂正が入る尾野氏 orz 9月7日に調整してから 1号機は 3 →2.5m3/h に徐々に低下。2号機はこれも?朝方?今朝?7時2.0m3/h→1.0m3/h(いきなり?) 1号機の9/7から徐々に下がっという話は?3号機は??セツメイ ワカラン
# 確か9月7日の調整は流量調整というか、CS系と給水系のバランス調整で流量調整ではないよね。文字に起こしても何を言ってるかサッパリわからない!注水量の毎正時(http://j.mp/Pdr4WW)の最新版が公開されてないので確認できないよっ!(TдT)ダメダコリャ
で、先ほど申し上げた通り、トータルとしては6.2になったということで、それぞれ増操作をしたということだ。でえ、その後、16時台に1号、2号、3号も上げているが、この時はそれぞれ1号が 4.7から5.0、2号が6.5から7.0、3号が6.6から7.0というような事だ。
○TBS中道:
ありがとうございます。これ、原因として切り粉が詰まっているような感じか?
○尾野:
まあ、多少残っているようなものがあるのかもしれないが、ええ、まあ、状態としてこないだまで出ているのに比べて緩やかだし、これまでもその後、ええ、安定して動いていた状況もあるので、
ええ、切り粉の残分などが影響している可能性はあると思っているが、まあ、しばらく様子を見ながら対処をしたいと思う。
○TBS中道:
今もそのバッファタンクの浄化作業は続いているのか?
○尾野:
バッファタンクの方は冷却系等を設けるようにしているので、冷却系等の方に水が入っていくとそこにフィルターがついてるから、そこで循環することで、ある意味フィルターにかかっていくということになる。
で、えっと、ちょっと、細かい数字は忘れたが、ええ、冷却系に流れている水の量というのが、ええ、で、ある意味バッファタンクの中の水が撹拌されることになるわけだが、
バッファタンクの容量を一回処理する、一周りするというのに、大体1日ぐらいの流量が冷却材の方に行っているので、これを回していけば段々綺麗になっていくような物であろう、とおもっている。
# 実際に設備に対して、であろうと思っている、はまずいんじゃないの?「綺麗になっていくような物であろうと思っている」じゃなくて、「綺麗になっていくだろうと思っている」ということ? やっぱり慣れとか、そういう問題じゃないような…
○TBS中道:
わかりました。ありがとうございます。後、2号機の圧力容器の代替温度計の件だが、この温度計の件だが、この温度計を挿入するのはだいたいいつぐらいになりそうか?
# 何がわかったのか逆にこの記者に質問してみたい。毎正時のペーパー配布されてるのかな?何れにしてもペーパー見ないと尾野氏の発言だけで理解するのは難しい。ころころ修正はいるし… 社内事故調の原因解明にいた人が復旧経過がメインのこの東電会見のスポークスマン、どういう後任人事なんだろ。理解に苦しむ。
○尾野:★★★
えっとですね、これ、あの前から10月頃 目標って言ってるんですけどw 一応、目標としてその様に考えているが、多分、これ、作業としては結構難しい作業なんですね。正直申し上げて。
ですので、まあ、安全に注意しながらやってこう、ということで、あのう、まあ、確実にやっていくというようなことかと思っている。
★★★そういう意味で、あの、一応、目標としては10月を考えているが、ええ、確約するというのは、形の、その、これまで何度もやってて、大体、段取り、スピード感が分かるという作業ではないので。そういう意味でございます。
# 冷温停止についてどう考えてるんだろ。
○TBS中道:
感触として、これはできそうなのか?この系統の温度計の挿入はできそうなのか?
○尾野:
そうですねえ、今なんとも言えないですね。モックアップなどもこれからしっかりやるし、それから後、汚れ具合等で作業環境的に、あのう、まあ十分やりやすいかとか、そういったことによっても変わってくるので、断言は、いずれかということで、断言できるような状態ではないと思っている。
○TBS中道:
わかりました。ありがとうございます。
# 社内事故調やってた尾野氏。事故対応、進捗状況というのは、広報として全く求められるスキルがぜんぜん違うと思うんだけど。わっかんね。わかりましたといえるTBSの理解力が羨ましい。というか国民が会見見て理解出来ないよ。
○朝日こん:
流量て以下の件で、もう少し詳しく確認したい。今回、原因で残っているのは、今まで流量低下原因いなった、いわゆる配管の弁の辺りに、まだちょっと取り切れていないという意味?
○尾野:
今ちょっと先ほど申し上げた通り、断言するのはなかなかアレなんだが。元々、あのう、弁の所のええ、隙間というのは狭いわけだから。
ええ、多少残っている切り粉等がそこについて来ているというようなことで、ゆるやかに下がっている可能性は否定出来ないとは思っているが、
何れにしても前回下がっているような動きとはだいぶ様子が違っているので、ええ、まあ、少し、ええ、調整して、ええ、余裕をもたせているが、様子を見ながら、対処していくことで考えている。
○朝日こん:
わかりました。そのなかで様子を見ながらということだが、一応、昨日、まっ、ちょっと安定宣言という形になったと思うが、それでもまだ、ちょっと様子を見ながら、低下傾向というのは、これ以降も続く可能性というのは、十分今あるということなのか?
○尾野:
程度の問題だとは思っているが。というのは、あの、昨日LCOからの復帰ということで話をしているが、それまでの動きというのも、ええ、まあ、赤旗というLCOの宣言をしている状況に比べたら、
相当な改善を見ていて、それで、必要流量を確保しながら運転することに対して、まあ、十分問題なくできるだろうという判断で傍を下ろしているというようなことである。で、現状の状態も、ええ、監視をしながら運転をしていて、ええ、
必要流量を十分キープしながらコントロールしているということに、支障が生じていることはないので。ええ、まあ、そういうことである。
○朝日こん:
イメージとしてはまあ、一時期原因もわからず下がり続けて、というような状況からは脱しているということは間違い無いということか?
○尾野:
そうですね。
○朝日こん:
わかりました。後、先ほど映像の中の1Fの4号機の負担件だが、細かい話だが、蓋を降ろしていく時にゆっくり下ろしていたと思うが、一番下の台(http://j.mp/Pht288)というのは、アレはどういうものか?
○尾野:
あれはですね。原子炉のオペフロの所に、あ、失礼。(ポンチ絵 http://j.mp/QfzYop)ここに原子炉がありまして、んで、下ろしたのはこの蓋です。
で、ここにコンクリの蓋が付いている。で、このコンクリの蓋を上から見たら、建屋の真ん中に丸くあるので。この蓋がもう下ろしてありまして、その蓋を下に並べて、その上におろしました。
○朝日こん:
じゃあいわゆる固いコンクリートのものに、
○尾野:
コンクリの蓋です。
○朝日こん:
なんかクッション材としてやわいものではない?
○尾野:
要は重たいものを置くから、地面に頑丈なベースがあったほうがやりやすいわけですね。仕事が。
○朝日こん:
ぁぁ。
○尾野:
で、ちょうどw、いいものであると。いうことです。
○朝日こん:
ということなんですね。わかりました。ありがとうございます。
○ニコニコ七尾:
本日、政府のエネルギー環境会議(http://j.mp/QfBQh0)の中で、将来の原子力発電の比率について2030年台に原発ゼロにするよう、あらゆる政策審議案を投入することの目標を掲げたが、その関係でちょっと伺いたい。
福島第一原発は今回事故があった関係で特別だと思うが、それ以外の原発で通常、その可動を止めてから廃炉まで東電としては何年ぐらい掛かると見ているのか?一般論で結構だが。大体、おおよそで結構だ。イメージとして。
○尾野:
正確に私も覚えていないが、通常、原子炉を運転していて、停止して廃炉することになると、今まで運転していたもの。そうすると、要は中の燃料取り出したり、
ええ、それから、要は廃炉措置をしていくためには線量が下がってくるのを待つ必要がある。それで線量が高いようなものというのは、ある意味時間の経過とともに減衰してくれる効果があるので、ええ、少し、ある意味寝かすと言うんですかね。
そういう期間を持つ。これがどれぐらいだったかというのは、あれなんだが、すいません。正確ではないので間違ったこと言ってはいけないので。10年ぐらいのイメージだったんじゃないかなと。
○ニコニコ七尾:★★
それは可動を止めてから廃炉にするまで寝かした期間も含めて?
○尾野:
いや、先ず、寝かす期間があって、それ以降に作業進んでいくということになると思うが。まあ、それなりに時間が掛かる作業じゃなかったかなあと。
★★すいません。今渡しが申し上げたのは、最近の事情を把握した上で申し上げてないし、だいぶ昔のウル覚えの数字で申し上げたんで。あの、あまり、今の数字は信用しないで頂きたい。
○ニコニコ七尾:
よろしければ後日調べて教えて頂けるか?
○尾野:
★★ええ。あのもう少し。
○ニコニコ七尾:
わかりました。その際ですね。だいたい平均的な費用、幅があると思う。これ、原子炉様々な種類で幅があると思うが、大体平均どれぐらいの費用がかかるかも教えて下さい。
○尾野:
確認した上でお答えを。
○読売前村:
流量低下の件で伺いたい。この間、LCOに復帰する話しの前に1号機、2号機、3号機、それぞれでちょっと流量が低下して調整するという事が何度かあったかと思うが、それと同じようなレベルと考えていいか?
○尾野:
いやだいぶ違いますね。(即答)その時は、もう、極めて1日のうちに何度も何度も調整しないと行けない状況だったから、その時に比べるとだいぶ違う。
○読売前村:
その時よりも前にちょこちょこ動かしていたと思うが。
○尾野:
普段の運転で?
○読売前村:
普段の運転で。
○尾野:
普段の運転で比べて、まあ、期間が短いので一概にアレだが、まあ、今日触っているというのは普段よりちょっと多いかな、という感じはしている。
○読売前村:
昨日、LCOからの復帰を話していたので、今回、また下がったという事で、ええ、いつものようにメールでなんか連絡するとか、そういう事は特に今回としては?
○尾野:
えっと…、どうでしたか? ちょっとそれは確認させてくれ。
○一杉:
あの、とくにですねえ、あの、運転上の制限に係る流量変動ではないもんですからぁ。そういった情報については特に案内という形はしていない。
○読売前村:
必要流量は下回ってないのでということでよいか?
○一杉:
はい。さようでございます。はい。
○朝日さとう:
先ほど、3号機の機能の作業時間の話があったが、作業員の被ばく線量も積み残しになっていたと思うが。
○尾野:
あぁ、すいません。
○朝日さとう:
わかりますか?
○尾野:
★★えっと、0.54mSv、これ、作業の中で一番大きかった方だ。
○共同いけがみ:
さっきもちょっと出たが、エネルギー環境会議の2030年に原発ゼロにしましょうという新しい戦略だが、柏崎刈羽原発をモっている東電としてのご感想というか、どういうふうに受け止めておられるか、ちょっと伺いたい。
○尾野:
ちょっと、政策全般に関わることなんで、、
○一杉:★★★
わたしから受け止めというところについてご何相申し上げたいと思う。先ず、我が国のエネルギー自給率がですね。4%ということを先ず考えますとですねえ。エネルギーの安定供給であるとか、
# 即座にフォローに入る一杉氏。
化石燃料の増大による国富の流出、地球温暖化問題等の観点からですね。今後共原子力発電は重要な電源である。というような認識はしている。当社としては福島第一原子力発電所の事故、これに対する深い反省を踏まえ、
新たに設置した新体制(http://j.mp/OpAvFz)の元、先ずは、世界最高水準の安全と技術を目指して、原子力改革を迅速かつ強力に推進して参りたいと考えている。以上である。
○共同いけがみ:
あの…、ちょっと意味が取りづらいが。今の原子力改革を進めていきたいとおっしゃるのは、2030年までのことをおっしゃているのか?2030年のうちの東電としては原発を動かしていきたいんだ、どちらなのか?
○一杉:
現時点で、あのう、受け止めということでお答えした。先ずは現時点でこういう考えである、ああ、ということでございまして、現時点では、お答えはこういった内容にさせて頂きたいと考えている。ありがとうございました。
○ニコニコ七尾:
昨日ですね。斎藤官房副長官が福島第一原発を視察されている。これは公になっているので、この目的について教えて欲しい。
○一杉:
ちょっと確認させて頂きたい。
○ニコニコ七尾:
お願いする。それで先程、2030年の関係だが、政府はそういった形で割とちょっともう少し強く目標を掲げるのかなあと思っていたのが、若干後退したような感じだが、これはあれですか。やはり原発稼働ゼロを可能とするようなあらゆる政策資源を投入するということなので、
# 燃料サイクル続行、いつでも計画変更化。とりあえず総選挙でいい顔出来ればそれでよし。寄生委員会人事にムラから何の異論の声も聞こえてこない異様な状況。メディアはこぞってようやく推進分離、発足一安心報道。すごい国でつね。
これははっきり原発稼働ゼロをするとはいってないので。w 解釈は非常に不透明だが、先ほどの繰り返しになるが、現時点では、政府とは今後、政府から各電力会社に説明があるかどうかわからないが、
現地では柏崎刈羽原発の再稼働に向けて東電としては活動していく、層いう認識でいいですよね? 一応政府としては明確に2030年台に原発稼働ゼロにするとは言い切ってないんですね。文章を読むと。
それとは別に現時点では東電としては、柏崎刈羽原発の再稼働に向けて、できるだけ安全性を確認しながら推進していく、そういう認識でいいか?先ほどのコメントも含めて確認です。
○一杉:
まっ、これまでもまっ、説明しているが、柏崎については、まあ、あの、稼働ありきということでは決して無く、安全を大前提にですね。地元の方を含めて理解頂きながら取り組みを進めていきたいと考えている。
○ニコニコ七尾:
先日、設置を発表した原子力監視委員会(http://j.mp/OpAvFz)だが、これは今回の目標は、そういった目標を前提とした議論になるのか、それはどういった形になるのか?第一回目、直近の開催はいつ頃になるのか?
○一杉:
★★そこまで具体的な日にちは、私の方は承知していない。
○ニコニコ七尾:
わかりました。で、その委員会というのは、オープンには会議等はタスクフォースとか様々あるが、その大きい3つの組織の中でオープンに、要するに報道陣も入れながら会議をする、そういった計画はあるか?
○一杉:
ちょっとそれも申し訳ないが、現段階では私の方でお答えできる状況ではない。
○ニコニコ七尾:
あっ、そうですか。
○一杉:
後、政府の方の目的という形はですね。ちょっとこちらでお答えすべき内容ではないのかなと思うので。あのう、目的という意味では、ああ、視察された側の方になるのかな、と。質問先という意味ではですね。我々としての目的としてはお答えしかねると考えている。
# 先日、大々的にアピールした原子力改革、承知してない広報一杉氏。んなあほな。政府要人が1Fに何しに来たかは政府に聞け。情報公開姿勢後退、隠蔽体質の改革を印象づける東電広報。http://j.mp/QHhIAG
○ニコニコ七尾:
それはけっこうだが、原子力監視委員会とタスクフォースまでの会議がオープンでやられるかどうか、それは後日教えて下さい。
○一杉:
確認させてくれ。それでは質問を終了する。
○尾野:
ありがとうございました。~ 終了 18時11分(41分)
# 尾野氏、会見3回目でありがとうござました。