昨日の1号機建屋地下、北東、北西コーナー滞留水の水位報告に引き続き、水の分析結果の報告。セシウム134/137とも10E+4Bq/cm3オーダーで前回調査より1桁下がっている旨の報告(地下水流れ込み推測)&建屋傾き違うの火消し。
規制委員会報告2件。敷地境界1mSv/y以下にする計画指示への報告。気体、液体、個体廃棄物の保管工夫等による月毎の線量低減スケジュール表。9月現在 9.67mSv/y →来年3月0.74mSv/yになる具体的計画報告。
規制委員会報告2件目。3.11当所、1号機のアラームタイパー紙詰まりによるプラント状況記録が残らず事故調査に支障がでたことに対する記録装置の対策指示。2Fと柏崎は次の更新時期にバックアップ可能機器に更新する旨の報告ほか
○プラント
○報告・指示
- ★★事故時等における記録及びその保存の徹底に関する指示文書に対する原子力規制委員会への報告について
- ★★福島第一原子力発電所における敷地境界線量低減に向けた計画等に係る原子力規制委員会への報告について
○環境モニタリング・サンプリング
【質疑】
朝日(1号機溜り水*・敷地境界*)→NHK(敷地境界*・ALPS)→ニコ(敷地境界*)→回答佐藤(労基是正勧告数・外国人労働同案窓口・ER)→電気新聞(敷地境界*)→NHK(3.11事故原因)→朝日(ピンはねアンケート)→伊藤(1号機溜り水*・トリチウム・役員会議・HPプレス)→村上(事故記録指示*・ビデオ会議)→回答佐藤(APD故障数・テレビ会議システムログ・テレビ会議公開・4号プール倒壊・スラリー備蓄量・出入禁記者)→ニコ(ピンはねアンケート*)
■福島第一の状況
○尾野:
それでは本日の説明をはじめる。福島第一の現状(http://j.mp/PNZGx6)
[原子炉および格納容器の状況]
ご覧のとおり、安定して注水が続いている。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
手元のデータ通りで特記事項はない。
# 日付は言ったほうがいいんじゃないのかな。映像から日付けが判別できる必要性あると思うんだけど。後、いつも「現状」っていうんだけど。「状況」なんだよね。嫌なやつと思われるからあまりダメ出ししたくないんだけど。もう1週間過ぎたし。そろそろ。
[使用済み燃料プール]
安定して冷却されている状況だ。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機についてはタービン建屋から3号のタービン建屋に現在移送を行なっているところである。
また、4号機については4号機タービン建屋からプロセス主建屋へ移送を行なっているところ。6号機については仮設タンクへの移送を行なっていたが、本日、15時で移送が終了している。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーで現在運転処理中という状況だ。
■作業予定
作業予定の案内。★格納容器に窒素を注入する装置、窒素ガス分離装置というものがあるが、通常浸かっているものが、AとB2台ある。こちらの方を定期点検のタイミングがやってきたので、週明け月曜日から1台目Aの点検を行い、翌週Bの点検を行う予定だ。
■1号機建屋地下滞留水サンプリング結果
2点目。★「福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋地下階の滞留水サンプリング結果 http://j.mp/PNZZrx」昨日、北東コーナー北西コーナーの水位のデータを紹介したと思うが、サンプリング結果が出たので案内する。
ヨウ素、セシウムだが、ヨウ素についてはご覧のとおりND。Cs-134 は 10E+4オーダー、Cs-137については10E+4オーダー。ちなみに過去の実績と比べてみると1オーダーぐらい下がっている状況かと思う。
ええ、まあ、このような状況だった。それから昨日傾きの原因について、なにか考えられるかというような、話があったが。
今回、濃度等のデータをみると、北東、北西、さほどかた… 違いがないと、いう状況なので、ええ、水としては素性が、そういうことになっている状況ではないのかなあ、という様子が見て撮れているところだ。
ええ、昨日申し上げたとおりであり、可能性としては水バランスの関係のことがあるのではないかと考えているところだ。このあたり、もう少し整理していきたいと思っている。
それから建屋傾き云々ということでお話いただいたが、昨日申し上げた通り、50cmというのは大きな値なので、その様なことがあれば直ぐに分かりますと申し上げたが、
ええ、1号機については建屋の方、最上階のパネルが水素爆発で飛んでいるが、そこまでの建屋自身は爆発の影響は受けておらないので。ええ、躯体としての状況はっきり見て取れる状況にあるが、現在、既に建屋カバー場付いている状況だ。
建屋カバーをつける際の施行で、建屋カバーを垂直に建て上げていく、まあ、小名浜で組み付けて現地でプレハブ的に組み上げるとうことなので、現場作業、施行という観点で垂直度が確保されていないのと、施行がし難いという事になる。
施行について確認したが、施行にあたって支障になるようなことは一切なかったということなので、ええ、建屋の状況としては、突起すべきことはないと思っている。
■福島第一 敷地協会線量低減に向けた計画(報告)
★それから、ちょっと集めの資料になるが、ええ、報告を出している。報告聴取に対しての回答だが「福島第一原子力発電所における敷地境界線量低減に向けた計画等に係る原子力規制委員会への報告について http://j.mp/PO2REM」という事だ。
先般案内した通り、本日までに敷地境界でmSv/y を目標値として実現できる見通しがあるかどうか評価して提出してくださいという内容の依頼を受けているところだ。
一枚めくると裏面、「記」と書いてある所の下のほうだが、これが指示された内容だが、「記」と書いてある所の第一パラグラフの下から3行目のところで、
「敷地境界における実効線量1年間当たり1ミリシーベルト未満にする目標に向けた貴社の設備等に係る設計及び工事の計画並びにそれらを踏まえた線量評価の結果」
というようなことを (1)~(8)というようなところを踏まえて出してくださいという内容になっている。資料本体(http://j.mp/Q1t724)だが、1ページ目、今ほどありました私どもの目標としての1mSv/y それらを守っていくための基本的な方針として、
1.1だが、気体廃棄物についての扱い方、それから1.2だが、液体廃棄物についての扱い方。1.3として固体廃棄物についての扱い方と。この3つの性状のものについて評価を出すことになる。
気体廃棄物、及び液体廃棄物については、環境中に放出されたものから評価を行い、敷地境界でどうかということになるし、
固体廃棄物については固体廃棄物が置いてある所の表面から出るガンマ線が直接的に敷地境界に及ぶ程度を評価するということで、その、最終的には他幸せにより、敷地境界で1mSv/y という目標が満たせるかどうかということを見ていくことになる。
現状だが、12ページに表の1がある。横向きに9月10月11月12月と来年の3月、そしてそれを超えて来年度の一杯ということで、月事ごとのカラムが作られている。
その上で今月の9月を見ていくと、ええ、一番下のところが総合計になるが、まあ、9.67 という値が出てくる。
これがまあ、★9月現時点の評価値を1年分延べ単でずっと同じ値が出たとすると、9.67mSv/y に相当するぐらいの状態に現状あるということになる。
ちなみにこの表の評価地震は、若干保守的になるような仮定を設けて計算しているので、やや、大きめの数字が計算上出るような保守性をもたせた評価になっている。これをどう下げていくかということがポイントになる。
★3ページに戻って頂き、要はこれを下げていく具体的な施行の計画とセットで見ていくとどうかということを見て行かなければいけないわけだが、ええ、3ページ目の2ポツ1、気体廃棄物のところだが、
気体廃棄物の放出量を提言していくということで、ええ、このスコープの中では★2号機のブローアウトパネルの開口部を閉止するというような事で、ええ、平成25年3月末までにこれを行うことを考えている。
これを行うことにより廃棄物量が減るということで線量が減っていく事になる。それから液体廃棄物の関係については、多核種除去設備の設置をして行くということにより、線量を下げていくことを考えている。
4ページの固体廃棄物だが、固体廃棄物については、固体廃棄物を保管しているエリアというのが、敷地の北のエリア、それから2.3.2の敷地の西エリア、5ページ 3.3.3の敷地南西エリア、それから3.3.4にある敷地南エリアと大きう4つのエリアがある。
エリアのイメージを図に落としたものが手元の資料の19ページに。******上から見てそれぞれ固体廃棄物が敷地内に保管されるエリアが想定される訳である。
こうしたエリアから出るガンマ線が敷地境界の線量ということになってくるが、例えば19ページの図面だが、敷地の一番上の所に赤い点が4つほど売ってある印、マークが付いている所。
北エリアと書いてあるが、北エリアの固体廃棄物が置いてある保管エリアから最も影響を受ける敷地境界というのが、この場所ですという印だ。
で、この場所に対する影響というのは、南のほうであるとか、西の方であるとか、こういったところの固体廃棄物貯蔵庫から離れているので、
そこからのガンマ線は距離の自乗で減ってしまうから、まあ、事実上、北エリアに貯められる廃棄物エリアによって支配される線量ということになる。
それぞれ西エリア、南西アリア、南エリアというところで、この辺がその近くに保管される固体廃棄物により影響を受ける所ということになる。
これらの場所の線量を下げていく事を考えているにあたり、どのようなことをしているかというのが、4~5ページに書かれているようなことになるが、ええ、ここで説明するよりも、
ええ、図表で話したほうがわかりがいいかと思うので、ええ、先ほどの表1(12ページ http://j.mp/Q1t724)に戻って頂きたいと思う。
表1の縦軸を説明するが、黄色いところが小計と書いてある。一番上からが気体廃棄物関係。2番めのカラムが液体俳句物関係。で、3番目の大きなカラムが固体廃棄物関係だが、
固体廃棄物関係は北エリア、西エリア、南西エリア、南エリアと4つのエリアがあるので、まあ、そこからの線量提言を考えていくことになる。
で、横軸にバーチャート的に書いてあるのが、小さい字で恐縮だが、どんな対策をして言うことしているかというようなことを示したものだ。
例えば、北エリアの① 一時保管エリアA(瓦礫等)とかいてあるが、こちらは覆土式の保管施設を作り、覆土により遮蔽効果を高めていくような事をすることで、線量を下げていくことで、その工事作業灯にかかるのが、
ええ、こういうバーチャート、まあ、3月末ぐらいまでの作業になりますということが書かれている。それから②と書いてある所は、
場所を移動することで敷地境界から少し遠い側に固体廃棄物の置き場をずらすことにより、敷地境界の線量を下げるようなことがある。
それから例えば西エリアのところにあるが、②など固体廃棄物貯蔵庫というところがあるが、ええ、線源の強度というのを、
まあ、これまで想定値でやっているようなものを実測ベースで、現実の値として見ていくとどうかというような事で、評価の現実感を高めるということで、ええ、行なっているものなどがある。
こういったようなことで、個々の固体廃棄物貯蔵庫、等々について、ええ、遮蔽を増やすだとか、あるいは位置を工夫するだとか、そういうことをしていくということだ。
例えば、南エリアにあるが、使用済みセシウム吸着塔、これの保管庫だが、遮蔽物を増やすことにより線量を下げるとか、そういったことをしていく。
それから、他のところでも、例えば同じ南の⑤だが、覆土により遮蔽により遮蔽をするだとか、高いったようなことで作業とともに遮蔽効果を高めていく。距離による遮蔽効果を高めていく、というような事をしていく。
そうすることにより、一番下の合計というところが月事毎にどのように変わるということを見て頂くと、ええ、9月の時点で9.67であったものが、まあ、10月の見通しでは9.36、11月で9.04mSv/y と段々と作業の進捗とともに下がっていき、
3月には0.74mSv/y というところまで具体的なプランを進めてくと下がっていくであろうという事である。その後の状況を1年ほど追っているが、大体1mSv/y を切るぐらいのところでカバーできているような内容になっている。
そういう意味で申し上げ、ええ、★構内の配置等の適正化であるとか、覆土の埋設、遮蔽効果という等を組み合わせることにより、目標としている1mSv/y を具体的に満たす見通しは成り立ちうるということを評価し、本日、報告をしたところだ。
報告徴収に対する報告の内容は以上だ。
■事故時等における記録及びその保存の徹底に関する指示報告(報告)
それからもうひとつ手元の資料の中で、これも本日付けで寄生員会の報告聴取に対して回答さて頂いた資料だが★「事故時等における記録及びその保存の徹底に関する指示文書に対する原子力規制委員会への報告について http://j.mp/PNZmyd」
これも本日付けで出した資料だ。これは何かというと福島第一の1号機で3月11日に事故が起こった折に、アラームタイパーが紙詰まりを起こして、記録が残らなかったという事象があった。それに対しての対策という事を考えなさいというようなことである。
手元の資料で指示事項の所に書いてあるが、下のほうだが、ええ、事故時における記録、及びその保存の徹底を図るために、事故時においてもこれ、法律34条に基づく、ええ、記録だが、しっかり取れるようにということで、
下から2行目だが現状の装置やその運用を確認すると共に必要用に応じて信頼性向上に係る適切な対応を検討し、9月22日までのその内容を報告してくださいというような事である。
つまり、紙詰まりのようなことが起こった場合にバックアップが働くような状況にあるのか。そう言ったような状況に不安な点があれば、ええ、対策を考えて提出してくださいというようなことだ。
1枚めくって頂くと報告書の本体(http://j.mp/Td6ieX)ということにあるが、目次である。目次の所で目次の3ぽつ、4ポツがあるが、現状の装置やその運用の確認、それから4ポツ、信頼性向上に係る適切な対応の検討と。
この2点が回答すべき内容ということである。資料3ページ。今回の件はアラームタイパーが記録できなかった場合、どのようなバックアップをするかということで、下から5cmぐらいのところでしょうか。
えっと、■(四角)で打ってあるが、記録の電子保存の可否、であるとか、あるいは電子保存が可能な場合にはどういことなんですかあ、とか、いうような、まあ、そういうことを確認してくださいというようなこと。
あるいは、あの、まあそういったことを確認してくださいということである。で、4ページ目だが、じゃあ確認していくとどうであったか、ということだが、て検討の運用については上の方に書いてあるが、これまで話している内容なので、
ちょっと割愛し、中程、Bのところだが、電子的な保存ができるかどうかということでプラントの状況を確認してみると、★福島第一の1号機、3号機、4号機、6号機以外のプラントは、
現状のプロセス計算機に電子的にデータを保存する機能があるということで報告させて頂いている。それからCのところだが、故障が起こった場合の対応ということだが、元りん電子的に保存されている情報は使用することができるが、
タイパーが落ちた場合に別のタイパーに内容が印刷されるような対応が取られていると言うこと。これは全プラント同じだが、ええ、それを確認している。まあ、そのような状況の確認結果を一覧表的にまとめたのが8ページ目だ。
(http://j.mp/Td6ieX)「現状の装置に対する確認結果」ということで、当社の福島第一、福島第二、柏崎刈羽ということで、各プラントにおいて横軸を見てって、電子保存の可否、これがどうであるかということ。
それから、ええ、お、書いてある。で、こういった様子を見ていくと、ええ、福島第二以降のプラントにおいては電子的な対応が取られているという事だ。それから福島第一の1~4号機については、既にプラント状態というのが、
ええ、まあ、事故の状態になっており、違う管理がされているので、まあ、こちらのような状況には当たらないということだ。6号機については、ええ、電子的なバックアップが入らないということなので、まあ、そういう状況だということだ。
で、戻って頂いて5ページ目。それではということで、今のような整理を見ていくと、信頼性向上に対する適切な対応の検討について、ということだが 1Fの6号機についてはプロセス計算機の更新等のタイミングに合わせて、
ええ、機能向上を図っていく必要があるであろうというふうに考えているところだ。6ページまとめの所に書いてあるが、今ほど申し上げたことを整理して6ページに書いている。
本日、このような報告を所管官庁に出させて頂いたところだ。ええ、手元の資料については説明は以上だ。
○司会:
はいっ、
■労働基準監督署 法令違反指導 ~違法天引き・ピンはね事案 (宿題)
○尾野:
すいません。それと、ええっと… あとですね。昨日なんですが、▲ええ、労働基準監督署から指導があった件で元請け企業のエネシス、これは給与の天引きの話だが、(http://j.mp/Tdb78g)これについて、
ええ、当該企業の元請け企業であるエネシスとどのような対応を19日以降してますかという話があったので、ええ、昨日、渡しは十分確認しておらなかったので、ええ、確認した結果を話すと、ええ、エネシスから指導標を受領した報告があったので、
ええ、今回の事案を確認し、ええ、当社の方に報告して頂くようにということで、状況確認をして報告を纏めて私どもに教えて頂きたいということで、エネシスには依頼をしているということである。
ええ、こちらの方、ええ、今後、状況等を具体的にわかってきたら、改めて対応等について検討していく材料としていくということである。
私からは以上である。(27分)
■質疑
○朝日こん:
(http://j.mp/PNZZrx )今日配布頂いた溜り水のサンプリング結果、1号機の原子炉建屋地下だが、ちょっと以前と比べて1オーダーほど、10E+3 から 10E+4 のオーダーに上がったということなのか?
○朝日こん:
高いということだが、この理由というのはどういう事なのか?
○尾野:
あ、すいません。えっと、下がったと申し上げた。
○朝日こん:
下がったですか?聞き間違えました。下がったというのは、循環冷却を続けていて、少しずつ薄まってきていると?
# 朝日こん記者はよく聞き間違えます。でもブースカ氏はその都度、誤っておりました。w
○尾野:
おそらくそういうことと考えられる。
○朝日こん:
わかりました。後、別件で先ほど線量の低減策についての事の資料の中で、ひと月になったのが、例えば北エリアとか、西エリアとか、この境界の部分に関しては、ここで何か作業をするだとか、
何かこのエリアを下げなければいけないという理由があるのか、それとも地点として設定しただけなのか。どういうところか?
○尾野:
はい。そういう意味で言うと現実問題として発電所の敷地境界という所は、大変環境線量が高うござるので、ここに人がずっといて、ここに人が1年間居続ける評価だから、そういう意味から言うと、
ここで1年間、同じ人がずっとい続ける評価というのをするということ自身は、これはある意味、この地点を選んで、この地点を評価ポイントとしてみるとこういう事ですということを見ていくという、おっしゃる話で言うと後者にあたる。
# ほんとにこの人、説明下手だ…
○朝日こん:
と、なりますと、例えば何かその放射線が高い瓦礫等、移動させるようなことというのは、ちょっと言い方を変えると、ただその位置の数値を下げるためであって、実際の作業をしている人だとか、そこにいる人の線量を下げるということには貢献しないような気もするが。
○尾野:
エット、移動というのはなかなかそれだけで効果を発揮するものではないが、例えば覆土をして遮蔽効果を持たすであるとか。
覆土というのは土をかぶせるということだが、遮蔽効果を持たせるだとか、置いてある場所の遮蔽を受けるだとか、高いったようなことというのは、実質的な寄与を持っていることもある。
それから移動は遮蔽効果が高いような場所に低いところから物を移動するという場合も含んでいるので、ええ、最初にただ物を移動して、そこが減りましたということだけではない。
ただ、一応目標として敷地境界の評価地点を まあ、目標を満たすために色々努力して以降という中で、移動というのも効果のある方法なので、選んでいるということである。ちなみに、例えば資料(http://j.mp/Q1t724)の中の20ページや21ページなどだが、
黄色く描いてあるのは、設備で線量が出る配管の周りに黄色く描いたのは、例えばこんなふうに遮蔽材をつけるという意味だが、そういうようなことをするとか。
そういうことを具体的に効果あります、こういうタイプのものが、近くで作業する人の線量を下げていくことに直接的に寄与していく。
○朝日こん:
たまたまこういう4ポイントとって見ていくという、たまたまというか、ある程度目安をつけてということだと思うが、実際の作業員の実行線量を減らすというような、そこも含めてという理解で良いか?
○尾野:
今回頂いている指示文書というのは、敷地境界における評価を出してくださいという内容なので、目的とするところが違うので、そういった評価をこの中に入れてないが、
作業環境自身の線量を下げていくということは、ええ、まあ、もとより必要なことであり、これまでも特に作業をする人が、大勢が頻繁に通る場所の除線であるとか、
ええ、あるいは保護衣等の脱着を容認するための努力出るとか、そういったことは続けておるわけであり、それはそれとして実行していくことかと思っている。
○NHK花田:
(http://j.mp/Q1t724 p12)引き続き、この線量評価の関係で伺いたい。この固体廃棄物の北エリアのところ、①と②のところだが、全体で見た時に線量の低減効果が一番高いのは、パッと見た感じ①と②のような感じがするが、
そういった理解でいいのかということと、①と②は、見た感じだと北エリアの⑤と⑥に移して行くのかなと思うが、線量の①と②は高さに比べて、⑤と⑥の上昇率が遮蔽とか、距離とかあるにしてもすごく低いなという印象を持つが。こういった評価になっている理由をもうちょっと詳しく伺えるか?
○尾野:
えっと、北エリアを例に話されていると思うが、例えば、北エリアの①だが、これ、前半の方で、ええ、… そうですね。覆土式のエリアを作り、そこに移していくような内容であるが、
値的にはそれぞれ移すことにより、覆土により遮蔽がされるということで減っていく直接的なものと、移動したことにより、要は評価ポイントからの距離が変わっていくから、距離が変わっていくと、直接線というのは距離の事情で反比例して弱まっていくので、
距離の効果はかなり聞くんですね。で、放射線の線量を下げていく原則というのは、遮蔽と距離と時間をコントロールすることだということだが、今回の場合は①年間の通算で見ていくことなんで、時間はコントロール出来ないから、
遮蔽をしていくことだとか、距離を稼いでいくこと、というのがポイントになるので、これ、あの、色々作業を進めていくと廃棄物が発生したり、ええ、あるいはサリー等で運転するとベッセルが出てきたりということになるから。
線源地震が基本的に増えていくホイ宇高にあるわけなので、基本は遮蔽と位置の組み合わせということで工夫していくような内容だ。
あと、その線源設定の話を前程されていて、ようは1年そこで受けるかどうか、というところだと思うが、
もうちょっと線源設定の評価でかなり大幅に変わっている印象があるので、そこをもうちょっと伺いたいのと、基本的には3月時点で0.76になるという事で、
目標の1mSv/y を切るという形だと思うが、基本的には工事が3月まで全部終わるような、一部、吸着塔とか、3月超えるところがあると思うが。そのあたりはどうなのか?
○尾野:
えっと、主だった作業は平成24年度内にやりましょうということだが、線表をみて分かる通り、平成25年度もふくめていっぱいいっぱい線が引いているものもあるので。
作業としてはすぐに出来るものは早く終る関係だ。で、線源の話は私の話し方が説明不足だったのかもしれないが、敷地における線量評価はそこにずっと一年間、居たという仮想で受けるということだ。それから線源と申し上げたのは、
○尾野:
例えばこの固体廃棄物がこのぐらいの強さでγ線が出てますよという事が敷地境界に行くとこれぐらいありますということで評価しているわけだが、このぐらい出ていますと行っている評価が、今までの評価で入れていたものが、
実測に基づかないで、エイヤッ、とおっきめに入れていたのを、実測を踏まえて実際的な値で評価するということである。
○NHK花田:
別件だが、ALPS(多核種除去設備)の関係だが、現在、以前伺ったときは普通の水で耐圧とか、漏水試験をやっていたと伺ったが、
今、どういう状況になってるのかということと、あとアクティブ試験はいつぐらいから始まるのか伺わせてくれ。
○尾野:
えっと、これは多分、まだ、あの、あれですね。ええ、月例のロードマップの進捗報告というのがあろうかと思うが、そちらで検討しているところなので、また改めてそちらの方で議論が纏まった所で紹介になろうかと思うが、今々の時点においてアルプスはまだまだコールド試験のみだ。
○NHK花田:
わかりました。ようは普通の水を流して漏水とかの確認をしている所で止まっていると?
○尾野:
それは、そうですね。
○NHK花田:
9月上旬には1系列運転するという話だったと思うが、今になってもまだそういう状況になっている理由というのは何なのか?
○尾野:
こちら、先般ですな。保安院さまのほうでALPSのホット試験に至る前に、来れとこれを確認してくださいという事で、指示を頂いており、そちらに対しての対応を説明したあとに動くということになるので、今そちらの検討をしているところだ。
そうした検討の進捗状況なども含めて、月例のロードマップの委員会で議論がされるかと思うので。それを踏まえてということかという話だ。
○ニコニコ七尾:
(http://j.mp/Q1t724 p12)見方が間違っていたら指摘していただきたいが、本日頂いた資料の中で、この線量の見通しとしては、目標であった平成24年度内の敷地境界内における線量1mSv/y というのは、
これは最後の3月だけ見ると下回るが、年間見通しでは、これは目標を達成できない、そういうことでよろしいか?
○尾野:
えっと、そういうことではなく、
○ニコニコ七尾:
違うんスカ?
○尾野:
あの、これ、今仰っているのは4月にこれだけ、5月にこれだけ、横軸全部足すと高くなるよねという、
○ニコニコ七尾:
はいはい。
○尾野:
という話し方と思うが、
○ニコニコ七尾:
それで平均を出すという意味です。
○尾野:
そうですね。この表の作りは、例えば4月の見通し状態でそれを1年分かかったとしたら、という評価になっているので。
○ニコニコ七尾:
そうするとですね。
○尾野:
足し算ではないです。
○ニコニコ七尾:
そうすると、これ、どう見ればいいの?分かり難いよね。平成24年度特にですね。平成25年度になると1mSv/y を下回るからいいが、そうすると平成24年度はどう見たらいいのか?
○尾野:
平成24年度というのは、現状は高いが、作業を進めていくと下がっていくという。
○ニコニコ七尾:
それはわかりますよ。いや、そうすると、じゃあ、いいです。結論だけ言うと、目標は平成24年度内ですよね。1mSv/y は。ということはこれは達成できそうなのか?
○尾野:
えっと、平成24年度末の時点で考えると、その時点の、ここで言うと3月時点の線量というのは、
○ニコニコ七尾:
0.74。
○尾野:
その3月時点の強さで1年間引っ張ると1年で0.74相当のところまで行くので、達成できているという見通しであるということになる。
○ニコニコ七尾:
それ、おしりから逆に行ってることですよね。うーんちょっとよくわかんないな。
# mSv/月ではなく mSv/y を表の月毎に入れてる。mSv/y は年単位なので、表の月毎に記載されている値はその値が1年ずっと続いた場合をこの表は示している、という解釈ね。つまり、表を縦軸に足すのはいいけど横軸に足して12で割るのはダメ。縦方向に足して1年続くという評価。
○尾野:
あの、これ、ある意味、線量率を1年間で見た線量率とリカ頂くといいんだと思う。
○ニコニコ七尾:
じゃあ、見通しとしては達成できるであろうと。そういうことなんですね。
○尾野:
はい。多分、おっしゃってるのは平成24年度の積算全部してみたら平成24年度の松でどうですかということだが、そういうことで言うと9月までの間で元々高いですから、
○ニコニコ七尾:
そうですね。
○尾野:
そこまでのものでそれを例えばここから後ろまでずっとゼロで平均したらどうなるかと言ったら、
○ニコニコ七尾:
たかいですね。
○尾野:
という議論なので、そういう議論で見ても、これは元々目標に向かって色々工夫しながら下げてく措置を取って行きましょうというターゲットなので。
○ニコニコ七尾:
はい。
○尾野:
そういう意味で見ていくと、3月末の時点でその状態が目標の状態になるようにしましょうという率の話だ。
# 現時点がスタートでこれから先1年続けば1mSv/y を下回るかという /yの話しだから、時間の前後を足す積算線量の議論じゃありませんよと。複数の計測ポイントは表の縦軸だから縦方向にmSv/yを足すのがその時の敷地境界mSv/y。時間軸である横軸にmSv/yを足すのは駄目よん
○ニコニコ七尾:
率の話ですね。ハアハアわかりました。これは月毎に例えば10月に実際こうなりましたとか、そういった公表はされるのか?月毎に。
○尾野:
月毎の公表は今のところ考えていないが、ある意味、作業を一つ一つやっていきながら、折にふれてそこまでできたとか、そういう議論になっていくと思う。
○ニコニコ七尾:
ですよね。あの、これはあくまでも見通し、作業はこうなればこうなるという見通しだが、実際に作業をやって計測したらこうだということで、例えばその比較によって作業工程の見直しとかもあると思うので。
○尾野:
えっと、それは一つ一つの議論としてあると思っている。
○ニコニコ七尾:
はい。出来るのであれば月毎の公表をお願いする。
○尾野:
降り触れて。
○回答佐藤:
私が来たのは前回9月6日だが、その時にまだ松本さんがいらっしゃいまして、幾つかの質問を出して確認するというお答えを頂いている。その回収が出来ればと思う。先ず一つ目。労働関係で一つある。
2001年1月以降で、東電全体で労基署から是正勧告を受けた件数がどのぐらいあるのか。で、そのうち、原発に関わるのがいくつあるのか、という質問を出しているが、これはわかったか?
○尾野:
すいません。集計中ということなので、改めて。
○回答佐藤:
了解した。もうひとつも労働関係で、外国で労働相談窓口の張り出し、というのは、どこかでされているのかどうかと、後、東電の相談窓口で外国での対応が可能かどうか、これの確認をお願いしているがわかったか?
○尾野:
申し訳ない。あのww 改めて松本に確認した上で対応したいと思う。
○回答佐藤:
はい。よろしくお願いする。それと労働関係もう一つだが、作業中に気分が悪くなった等の理由で5,6号機側のERを利用する数が、
# そこ笑えるところかな。引き継ぎどうなってんの。まあ、一般常識の当てはまる企業じゃないしな。というか、実質国営企業がこれでは困るんだけど。
これまでの総数で220人いたという松本さんの答えを頂いているが、来ノ220人の所属内訳、東電社員が何人で、それ以外の所属何人か出して欲しいと確認をお願いしてるが、これは出ているか?
○尾野:
えっと、こちらもまた、改めて。すいません。あの。引き継ぎが悪くて申し訳ない。
○回答佐藤:
わかりました。取り敢えずこれで一旦切ります。
○電気新聞もり:
★敷地境界の資料(http://j.mp/Q1t724)で6ページにある液体廃棄物の放出評価みたいな所で、ALPS(多核種除設備)で処理した水を外に出した場合の線量評価がでるのは今回はじめてか?
○尾野:
液体廃棄物のところですか?
○電気新聞もり:
そうです。
○尾野:
今回の国からの指示というのは、敷地境界の評価としての目標値を満たしているかどうかを見てくださいということですので、液体などについても評価に加える必要があるから評価している。
○電気新聞もり:
その評価した事自体は今回が初めてか?
○尾野:
評価の数字を示すのは、この指示に対して回答する、フォーマットの中で回答する必要がありますから出しているので、おそらくこの形で出すのは今回はじめてです。
# だからそれが初めてですかと。知らないんだから確認しますでいいよ。誰も責めないよ… (TдT) 過去にそのフォーマット提出した事実は本当に無いですか?確認しなくていいのですか?
○電気新聞もり:
★★7ページに約300倍希釈して評価したと書いてある。2ページには100倍以上に希釈すると書いてあって、どっちが正しいというか。
○尾野:
ちょっと確認させて頂いていいか?
# (TдT)
○電気新聞もり:
はい。
○尾野:
仰っていることは7ページに300倍希釈と書いてあるが、えっと、何ページと言いましたっけ?5ページでしたよね。もう一つ100倍希釈ってどちらに書いてありましたっけ?
○電気新聞もり:
2ページです。
○尾野:
▼2ページですか。あ、はい。ちょっと確認して回答させていただきたいと思う。
# 聞いてない… orz 6と7ページだって。100は2ページだって。起こしながら突っ込むの疲れたな…
○電気新聞もり:
5ページの、また、ALPSのHICの交換施設について、第三施設を平成25年9月に設置する計画は今まで発表はあったか?
○尾野:
えっと、これは個別の評価をしていく上で、まあ、想定としているものだ。で、今後具体的に考えていかなければいけないようなこととか、そういうことも含んでいる内容だ。
○電気新聞もり:
施設の設計みたいなものはまだ?
○尾野:
はい。
○電気新聞もり:
わかりました。ありがとうございました。
○NHK鈴木:
★すいません。規制委員会の記録の方で伺いたい。基本的なことからで恐縮だが、計算機様無停電電源装置が付いている、1~4号機だと2号機につついているが、古いプラントにあって3,4号機にない理由はあるのか?後ろの表のところです。
○尾野:
あ、そういうことですね。すいません。プラントの古いものというのは途中で計算機のリプレイスが入ったりして、施設更新が入っていたりするので、プラントの設置時期とプラコン?の設置時期というのは一致しないのでこういうことが起こる。
# プロコン? プラコン?
○NHK鈴木:
リプレイスをしたということ?
○尾野:
はい。
○NHK鈴木:
わかりました。この無停電電源装置があるとどれぐらい記録できるのかということを伺いたい。考え方として信号を発する側の電源が落ちていれば、記録もされない、
つまり2号機の警報発生記録を拝見すると、まさに全電源喪失の段階で警報記録が切れているので、要はプロセス計算機の電源が生きていても、信号を発する警報自体が出ないと残らないという理解でいいか?
○尾野:
そりゃそのとおりである。
○NHK鈴木:
一方で3号機の場合だと1~3号機の中で唯一、実質、電源が津波後も残っていた号機だと理解しているが、こちらの3月11日のだいたい18時台の途中ぐらいまで傾向記録が残っている。
これがこのあたりで途切れているというのは、何か理由はあるのか?
○尾野:
3号機の方も直流は生きているといっても交流がない状態では、要は直流は消費されていく一方になっていくので、最終的に直流電源も枯渇していく事になっている。
○NHK鈴木:
これはああの当時はまさに冷却系を、要するに節電という言葉は適切ではないと思うが、必要な電源を生かしながら他を落としながらという状況だったと思うが、これは落ちたという理解なのか落としたという理解なのか、このへんはなにかわかっているか?
○尾野:
ちょっと確認をした方がいいが、3号機については直流バッテリを長持ちさせるために指摘のように、その状態で必要のない電源を落としていく措置をとっている。
そういう意味で中層の中の計器でもあの状態に至っては使わないものは落としているし、明かり等も落としているし、プロセス計算機もその状態で使えるものではないから、節電の対象になっていた可能性はある。
○NHK鈴木:
そっちの可能性がある?
○尾野:
具体的にどちらだったかということは。
○NHK鈴木:
わかりました。
○尾野:
ただ、おっしゃるような意味は…
○NHK鈴木:
なるほどなるほど。後、そもそも規制委員会の主目的としての1号機における非常用ディーゼル発電機Aと主蒸気逃し安全弁の作動に関する警報の記録がないということから、
事故の実態把握に影響が生じていると規制委員会は書いてあるが、御社の報告書にもあるように、1号機の場合だと原子炉圧力高の場合の起動は非常用復水器の低圧で主上記安全弁より先に起動するので、
○NHK鈴木:
記録がないのは事故の解析に伏臥位が生じるかな、という気もするが、そのあたりは如何か?
○尾野:
えっと、ある意味状態を把握していくことに関して、今回、あの、通常電源がアレアいろいろな情報がもっとたくさんあったわけだが、
なかったというのはある意味実態を買い目していく上での苦労が多かったのは事実だと思うので、1号機のアラームタイパーが動いていなかった、記録が取れなかったという理由が、そもそも全体として電源が亡くなってどうしようもなかった、
あるいは計るべきものも落ちている状態だったと言う時のことであればあれが、地震が起こって津波が来るまでの間で、電源としては生きていて、計器として生きている間だったが、紙送りがなされないで、
同じ所にどんどん印字してしまったということで見れなかったというのは、ある意味極めてもったいないですね、というのはごもっともなことなので、そういった所はカバーできるように、という趣旨かと思う。
○NHK鈴木:★★
うん、なるほど。わかりました。ちょっと離れてしますが、最終報告書にすごく取り組まれた尾野さんにぜひ伺いたい点が一点なる。1号機の線量の関係だが、初日に非常用復水器の確認に行った時に、二重扉の所で線量が上昇し、戻ったという話があり、
その時に18時台にDDFPのラインナップをされて、建屋に入っていると思うが、その時には現場でいわゆるラインナップするためにコアスプレイ系などのバルブを開ける操作をしたと。その時にAPDの測定結果に変化がなかったということで、
リアルタービルの中で、また作業をしようと思って行った時の21時台の非常用復水器の水位確認の時は逆に二重扉に入る前で線量があったと。この真中の18時台のところがリアクタービルの中で線量がないというのが、これはちょっと不思議だなと思うが、、すいません。いきなり。
○尾野:
はい。えっとですね。ごもっともな質問かと思うが、17時台に現場に行って扉の前で線量があるなということで引き返した時の線量があるなと行っている状態というのは、
本来の線量の測定器がない状態で、まあ、放射線を計れる機会なんだけども、本来の占領を経る時の機会じゃない、サーベイメーターという、それを持って行っている。というのは、運転員が利用できる線量計が津波被害によってなかったということだ。
それで、その頃の状況というのは、地震が起こって津波が来て、これは1号機の中央操作室の、これは2階にあるが、1階まで浸水しているとということで、1階に降りて行って現場に入っていくというのは、
言ってみれば津波が来ているときに地下鉄駅の構内に入っていくようなものだから、そこでまた津波が来たら逃げ場がないという、層いう世界に入っていく。ですので、非常に慎重に対応をとっていた。
道具がない、装備が充分でない中で、現場に行くということで行った場合に、やはり安全を確保するということはどうしても重要だし、万一の場合、救援に行く事を考えると、要は状況として不安なことがあったら無理して先に行かずに、
直ぐ戻ってくるような事をどうしても考えながら行かないと、救援にもいけないことになってしまうので、その状態で最初にエントリーしようとした時に持っていたサーベイメーターの針が触れて、で、何らかの高さがあると考えて、
要は装備も不十分な状態だから戻って状況を報告している。で、その後に行っているときにはそれなりの装備で状況確認ができるようになっていて、実はそれほど高くなかったというようなことで、後半の方で高くなっていくというのは、
○尾野:
実際に高くなっているということです。
○NHK鈴木:
まさに今仰って頂いた、あ、そうかと確かに思った。たしかにあの時はサーベイメーターは手持ちのアレですよね。まあ、この17時台の線量上昇というのは、非常用復水器の確認の時の二重扉の真ん中のところですか。
の、線量上昇というのは、よく、その、なんか壊れていたんじゃないかという事のある主の論拠になっている部分もあると思うが、現状で言うと、あの時の線量というのは、実際にあったと思っているか?それとも実際はどうだったのか?今の見立ては。
○尾野:
そのあたりは個別に具体的に評価するのは難しいと思っているが、実際に高い線量があったことにより、生じていたことであれば後から入るときも減る理由がないので、そういうことかと思っている。
○NHK鈴木:
わかりました。長くなりました。ありがとうございました。
○朝日さとう:
冒頭説明の最後の所で、労基署の指導のことがあった。エネシスに求めた報告の期限は何時か?
○尾野:
期限は特に明示していないが、まとまり次第報告してください、ということで話をさせて頂いたところだ。
○朝日さとう:
この件で、問題の工事の一次下請け以下の事業者が何社かあるようだが、現在、他の元請けの下で違う工事に参加しているのかどうかは調べているか?
○尾野:
そのあたりは今、エネシスの報告を踏まえた上で考えることになると思うが、現時点で具体的に確認はなされていない。
○朝日さとう:
お調べにはなっているのか?
○尾野:
▼… ちょっと私が今把握していないので、ええ、それは確認させてください。
○朝日さとう:
ということは過去にさかのぼって工事に参加していたかどうかについても同じ答えか?
○尾野:
そうですね。
○朝日さとう:★★★
あの、事故後の1Fというのは特に労働安全の必要性が非常に高まっているんだろうと思うが、労働関係で色々問題が起こるたびに元請けを通じて、あるいは元請けに対して法令遵守を呼びかけという、w
説明が繰り返し、その都度その都度あったが、今回、おそらくエネシスが報告してくるのは本件だけというか、限られた事例だけだと思うんですね。
幅広く、じゃあ、その業者が他の元請けの下でどうでしたとか、過去どうでしたというところまで報告が来るのかどうか。
求めているかわからないが、おそらく、本件に対する報告が中心になると思う。東電としてもう一歩踏み込んで、1Fの現場で違法な行為が行われることがないように、もう一歩踏み込んで、主体的に調べたりしていくという意思はおありか?
○尾野:
えっと、昨日も話しをしたとおりだが、先ず、こういった法令を順守していくことに関しては、ええ、それぞれの企業がそれぞれの主体性の中でしっかりと守っていくというのが、★★★ええ、大原則、当たり前。ということだと思っている。
そして今回のような特に雇用関係のようなことであると、直接の雇用契約を結んでいる個々の企業の対応というのが、先ず以ってして重要ということになっている。
# 実際に事故収束にあたってるのは東電じゃない。東電は金だして指示するだけ。法令違反があろうなかろうが知ったことじゃない。元請け、下請け企業、多重下請け作業員、労働者弱者のモラルの問題だ!東電としては法律まもれとしか言えない!法律守るの当たり前だと思いますがっ!広報姿勢。
# 麻薬も医療の役に立つというなら、核扱う事業者の厳罰化は必須。罰する法律何何もない。原子力村自民党が作り上げた金づる守る法体系。欠陥法律盾に正当性主張する電力事業者に規制行政。新規性行政発足しても事業者罰則強化は見送り。国民を舐めすぎ。
○尾野:
私どもがある意味操作権限もないし、どこまでどう入れるかということは、ええ、これは御存知の通り難しい問題を含んでいるし、ええ、まっ、あの、我々の持っている状況というのは、ある意味、一般的な契約により法令遵守というは当然のことだが
、改めてお願いしているような事である。で、とは、いっても今の発電所の状況がどうであるかというようなことについて、もう少し確認はしといたほうがいいだろう、ということはあるので。
# 先ほどの事故原因質疑とちがっていきなりトーンダウンする尾野氏。分り易すぎ。今回は事故だから、少しだけ確認したほうがいいだろうと、という東電認識。尻拭いしてる労働弱者、被曝労働者をなんだと思ってるのか。企業のブラックぶりをネットで悪びれる様子くもなく垂れ流す東電広報。
そういう意味で、昨日話した通りアンケート等の確認をさせて頂こうということで、そうした状況をもう少し見て、ええ、我々として出来る事は何か、ということを考えていく事だと思う。
○朝日さとう:
わかりました。
○フリー伊藤:
1点目が1号機の地価の水位で南東と南西の水位は計っているか?
○尾野:
じゃあ、一つづつしたいとおもうが。北東と北西は測った。南東と南西の方は現場の環境という意味では、浅慮が高くて作業頑丈難しい状況だ。ということで今のところ計る予定はない。
○フリー伊藤:
建物の傾斜をはかるというか、傾斜計とかGPSとかで測れるようだが、そういうことはするか?
○尾野:
カバーが付いているので、ちょっとそういうことは出来ないと思っている。で、ちょっと昨日… からの引き続きの話なので、
# 昨日の会見の冒頭で中途半端な報告するから、質疑で4号機建屋傾きとごっちゃにした質問がでて変な方向に。自業自得。
ええ、一部だけ話したので誤解を招いてしまったのかもしれないが、ええ、原子炉建屋のコーナーの水位を測ったり、あるいはサンプリングをしたりということを行った目的というのは、
# それを昨日説明すべきだったんでしょ。昨日、作業すると報告したアレだがで、単に水位だけ発表しておわるから。冒頭の報告をはしょりすぎて、続けて会見を見ていない人にはわからない。文字起こしていてもわからないのに。もうちょっと考えるべき。
建屋の中の水の動きの状況であるとか、ええ、そういったようなものを見て、今後の対応に資する状況が得られないか、ということで行ったものだ。で、建物の傾斜等についての懸念があるので、それを確認するために水位を見ているという目的で、
もとより測っているわけではない。それから、完全に一つのたらいの中の水のようなものであれば、水位を右と左で測ることによってということになるが、原子炉建屋の最地下階というのは、部屋の区分がされているので、
それぞれの部屋ごとに違った水位が出るということは、あっておかしくないというか、複数の部屋が独立してあるので、そういった事である。
ただ、それぞれの部屋の貫通部等から流れがあれば、交流していくので、そうすると流れのバランスの結果、今のような状況になっている可能性が考えられるだろうというような事であるが、ええ、昨日申し上げたのは、昨日とったデータだだけからその詳細を明確に言うというのは、
○尾野:
ちょっと難しいので、少し考えるかなあ、ということを申し上げたところである。
# ちがう。単にあなたが前回の調査目的を把握していなかっただけ。
○フリー伊藤:
2点目はトリチウムについてだが、触媒とかで非放射化するような、応用できるような技術がありそうだが、そういったリサーチについては今どのように?トリチウムの処理について何かリサーチは何か進められているか?
○尾野:
ちょっと今おっしゃった技術というのが同意技術か正確には承知していないが、ええ、トリチウムというものはそれを変換していくというのは難しいことであり、今、工業的なレベルでその様なことが出来る方法というのは、無いと思っている。
○フリー伊藤:
3点目だが、役員会議について。福島のことを話された場合に、今どのようにお考えなのか公表していただけるとありがたいと思ったが。
○東電竹本:
▼この方からも役員会議の内容について、という話を頂いているが、そちらについて拝見として承らせていただきたいと思う。
○フリー伊藤:
4点目が配布資料とプレスリリースのHP上の掲載だが、去年のぶんで配布資料が4月25日以前のものが載っておらず、プレスリリースで4月1日以前のものが載っていない。ぜひ乗せていただきたいと思っている。
○東電竹本:
えっと、HP上でアーカイブ的にまとめているところにもないということか?
○フリー伊藤:
去年のぶんで3月から、事故から4月、において、配布されたものだ。プレスに。はい。
○東電竹本:
昨年の4月より以前ということですね?
○フリー伊藤:
配布資料(http://j.mp/Q4iT0Q)が4月25日以前のもので、プレスリリース(http://j.mp/Q4iBHt)が4月1日以前のもの。過去はどうだったのか見るのに。
○東電竹本:
みられないということ?
○フリー伊藤:
ええ。載っていないのようなので。
○東電竹本:
▼はい。確認させて頂きます。
# 統合会見が始まる前の会見配布資料はないけど、プレスは以前からあったと思うのな。
○フリー村上:
原子力規制委員会の報告についての最後の所で、いわゆる1Fの6号機に関して次回のプロセス計算機更新時に電子保存機能を持つプロセス計算機へ更新を行うことにすると記載がある。これはだいたい見通しはいつぐらいを考えているのか?
○尾野:
現状、具体的にいつという所は、まだ決まっていない。ただ、ある意味今、プラントが止まった安定している状態なので、先の状況等をふまえてタイミングというは考えていきたいと思っている。
○フリー村上:
後、これは広報マターになると思うが、第二次のテレビ会議システムの公開にあたって、メディア各社等から色々要望が出た方と思うが、
それについてこちらの会見、後は、社長、会長会見でもいわゆるメディアの要望を受けられるような協議の場を儲けたいというのは、
再三そちらの方からも仰っているかと思うが、それについてはどのような検討状況なのか教えて頂きたい。
○東電竹本:
▼2回目の公開については順次、整い次第また別途案内するが、協議の場についても検討している状況にあるので、また別途、でき次第という形になろうかと思う。
○フリー村上:
えっと、まあ、協議の場も検討しているということだが、いわゆる協議の場で、実際にメディア側と御社側とが協議をして、その内容を具体的に反映させるとなったら、
ある程度の時間が必要ですよね。そういう意味でも、後公開までというのは、ほぼ2ヶ月ぐらいと見られるかと思うが、時間的には実際に2ヶ月といっても結構ギリギリじゃないかなと思うが。この時点で何も動いてないというのは。
○東電竹本:
▼これまでも頂いた意見も踏まえて検討させていただいているので、併せて準備出来しだい、案内できればと思う。
○フリー村上:
わかりました。ありがとうございます。
○回答佐藤:
質問を出していることの回収をお願いする。これも9月5日の記者会見で松本さんに確認をお願いしているところだが、ポケット線量計が現場で故障した数、例えば電池で動かなくなったとか、
途中で壊れたといったケースで、そういった理由で壊れたポケット線量計がいくつあったのか。これは数字の確認をお願いしているところだが、でましたか?
○尾野:
こちらの方は、ポケット線量計についてはそういった集計をしていなかったので、分からないということだそうだ。
○回答佐藤:
故障した数の集計をとってないと?
○尾野:
個別の集計を取っていないということです。
○回答佐藤:
数字は何かしらあるのか?例えば廃棄した数でも分かれば故障した数ということになるかもしれないし、修理に出したとか、何らか参考になる数字はないのか?
○尾野:
えっと、ちょっとわからないと聞いてるが、確認させて下さい。確か、個々の一つ一つというよりは、ある固まりで処置をしていたと思う。個別の数がどうだったかということは押さえられてない可能性がある。
○回答佐藤:
ある固まりというと?どういう意味か?
○尾野:
確認した上で答えさせて頂きたいと思うが、要は一個きたら一個という事を必ずしもやっているわけではないと思うので。
○回答佐藤:
ただ戻ってきた時に故障してるとか、電池切れで動かなかったとかになると、そういったような報告となると、
若干、作業に使ってない時であればそういった対応も可能だが、作業中に止まったもの、何らかの報告書とか、備考欄にメモ書きが何かあるとか、そういうこともないのか?そういった所から集計は作れないか?
# 故障による線量が把握できない場合に東電はどう対応してるのか。電池切れ、故障に対するリスクから、作業員の安全を確保する観点で、東電は統計をとって再発防止に努めているか。いるわけない。
○尾野:
おっしゃっている意味は、要は作業に出ている最中に故障したようなものとか、紛失したようなものとか、そう意味か?
○回答佐藤:
電池切れで止まったとか、故障して動かなかったケースだ。
○尾野:
ちょっと松本の時に問合せ頂いた件では、▼すいません。こんなもんがありましたと今持っているところを頂いて、改めて確認させて頂いてよろしいか?
○回答佐藤:
わかりました。引き続きお願いします。それと別の記者の方から質問があったので回答済みかも知れないが、★★★テレビ会議システムの操作ログというのが残っているのかどうか、これの確認をお願いしていたが、なにかわかったか?
○東電竹本:
ログの件だが、確認が取れており、録画、録音といった操作のログは申し訳ないが残っていない。
○東電竹本:
録画とか録音、そういった操作ログは残っていない、とうことだ。テレビ会議システムの会議の接続状況、何処とつないでいるといったところについては、記録されることになっているが、基本的に上書きでどんどん更新されていくので、
# SNMP関係はやはり残っておらず。
○東電竹本:
直近の1週間程度のデータしか残っていないというのが基本だ。で、発災当所から約1ヶ月程度の記録だけ、★★★一応、担当者の方で気を利かせたということになるが、具体的には4月20日頃まで接続状況の方だけは、適宜、取っている、
# そういう機能があることは担当者は知ってたんだ。
○東電竹本:
ということが、残っていることが確認されている。ただ、今申し上げたように適宜なので、データの欠測等はあると認識している。
○回答佐藤:
DVDの方にバックアップ撮るときにそういった接続状況にバックアップ取れるものなのか?
# アプリケーションログとかどうなってんでしょ。SNTPとは別に技術者レベルでアクセス出来るようなログは存在してないのかな。
○東電竹本:
すいません。どういった形で保存をしているかというところまでは、現状、ちょっと持ち合わせていないので、お答えできない。はい。
○回答佐藤:
その接続状況は既に公開されているか?私のチェック漏れかも知れないが。
○東電竹本:
いえ、接続状況については特におこなっていない。
○回答佐藤:
公表してない?
○東電竹本:
はい。
○回答佐藤:
もし可能でしたら出して頂けないか?
○東電竹本:
今申し上げたように何処と何処が残っているかというのも、私ども、そういった意味では確認していないので、時期等、要望頂ければ口頭になるが、案内させていただきたいと思う。
○回答佐藤:★★
わかりました。テレビ会議の公開状況と対応した形で、一緒に出して頂ければと思うので。
○東電竹本:
▼ご意見として承らせて頂くが、今申し上げたように、日時等、要望頂ければ、何処の部分か確認して回答させて頂きたい。
○回答佐藤:
映像の方ではなくて記録のほうです。
○東電竹本:
ええ、記録のほうを今申し上げている。
# ログを口頭で説明 ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
○回答佐藤:
わかりました。それと9月6日のテレビ会議システムの次の公開の協議の場で栗田さんに質問したことだが、8月中にメディア向けに公開したテレビ会議の映像と音声のうち、音声の部分だけは国民に対して公開することが出来るのではないか、
出せるのであれば出すべきだと栗田さんに聞いた所、検討するという返事を頂いた。これは検討結果はどうなったか?
○東電竹本:
▼すいません。正確な答えを今持ち合わせてないので、ちょっと確認させていただく。
○回答佐藤:★★★
わかりました。東電の考え方として確認をしたい。映像の方まで出てしまうと、その社員のプライバシーの問題があると。
で、音声の方はプライバシー処理は済んでいるので、音声だけ出ることに関して、プライバシーの問題は生じないという考えでいいわけですよね?
○東電竹本:
そういった意味では指摘の点も含めて、現在、これまで公開させて頂いた、若しくは次回公開させていただく考え方として説明させていただいているのが、私どもの考え方と理解いただきたいと思うが。
○回答佐藤:
ん?すいません。音声だけ出すことでプライバシーの問題が生じるのかどうかということを、これに対応するお答えをいただきたいが。
○東電竹本:
あのう、その件、先ほど質問があったように今確認させて頂くと申し上げた。
○回答佐藤:
ん?すいません。確認するというのは?
○東電竹本:
最初の一つ目の質問の回答かと思うが。
○回答佐藤:
それは実際に国民に対して出してくれという要望に対しての部分なので、前段階で勿論音声だけ出すことでプライバシーに影響があるのであれば、出さないという東電の答えが出てくると思うが。
音声だけ出すことでプライバシーに影響がないという話であれば、国民に対して出せる話になるから。一応、前段階と後段階で分けて考えて頂ければと思う。条件と結果のような形で。
○東電竹本:
はい。ですから先ず、指摘の点については、確認させていただくというのが一つ目の回答ですね。で、今のプライバシーの関係だが、これまでの公開、それから意見を踏まえて、2回目の公開条件として整理をさせて頂いている中で、
私どものプライバシーの保護という観点で案内させていただいているので、ええ、私どもが次回の公開について、音声、若しくは映像についてお願いさせて頂いている部分が今の回答だということだと思う。
○回答佐藤:
私が申し上げているのは、2回目の方の公開ではなく、8月中にスでん公開されている部分の話なんだが。
○東電竹本:
わかりました。今、質問いただいた点については、公開の際に案内させて頂いていた、まあ、方法ですね。
というものが私どもの考え方だが、基本的に今質問の音声という事だけで申し上げれば、ええ、それも個人の特定に繋がる可能性は十分にあると我々は認識している。ので、それだけで公開することは考えていない。
○回答佐藤:★★★
どういったところが、音声だけを見た時に、どういったところから個人の特定が可能と考えているのか?個人を特定、プライバシー保護するためにピー音を加える処理をしたわけですよね。それがされている以上は個人の特定には繋がらないのではないのか?
○東電竹本:
あの、音声を通じても、まあ、私ども当社の人間という意味合いで行けば、個人を特定することに十分つながる可能性はあると我々として判断しているので。繰り返しの回答になる。まっ、意見については要望として承履帯と思う。
# じゃあ音声加工しようよ。直ぐ出来るよ。見られたら困るやり取りがあるから公開したくないということは前回のビデオ公開で明らか。今さら何いってんだろ。東電が守りたいのはプライバシーじゃないでしょ。加工した音声公開したら国民に東電社員の誰かがわかるので公開できないって…
○回答佐藤:
すいません。その判断はいつされました?今の。今おっしゃって頂いた音声だけ公開することで、プライバシーに影響があるという判断がされたと、今おっしゃったが、その判断をされたのはいつですか?
# その場凌ぎで回答しております。読み返せばいいよ。
○東電竹本:
あの… 頂いた、ええ、意見等も踏まえて検討していた中で、ええ、ちょっと確認していた話も、今、渡しも確認させ知多だいて、答えさ得て頂いているところだ。
○回答佐藤:
ちょっとお答えの方法が信用出来ないので、これ、いつ、音声だけ出すことに対してプライバシーの影響があることを判断したのか、これは日付けを特定して答えて頂けないか?
○東電竹本:
▼要望として承る。
○回答佐藤:
要望ではなく確実にお願いする。今年の5月下旬の頃の記者会見で、例えば仮にという話で、もし4号機が倒壊して、プール内の燃料が撒き散らされた場合に、東電としてどういう対処をするのかという質問があり、それに対して松本さんの答えが、
遠隔操作のコンクリートポンプ車のようなもので、水をかけるか、あるいはスラリーという粘土で固めてしまう方法があるのではないかといったお答えをした。このことに関してだが、
おそらく4号機が仮に倒壊してプール内の燃料が本当に撒き散らされたような場合は、相当、高線量の中での作業になると思うが、そういったときにどういうふうな方法でスラリーという粘土、
コンクリートのようなものをかぶせるのが現実的な方法と考えているのか、この点を聞かせてほしい。
○尾野:
▼えっと、5月の時点で、どういう説明を松本がしたか把握してないので、ええ、確認させ値ただいてからで良いか?
それからなかなか、あの、仮定の話でお答えするのは難しいかもしれないが、色々課題はあるんじゃないかなとは思う。
○回答佐藤:
はい。で、具体的に松本さんは固めてしまう方法と言っていたので、どういった方法で固めることができるのか。
その高線量の作業環境の中で。それが分かればと思う。で、併せて確認していただきたいのが、水をかけるというようなことを松本さんは言っていたが、その時出るだろう高濃度温泉水の処理はどうするのか、この点が分かれば。
# 最悪の事態を想定することを仮定の話と一蹴する東電と保安院は、本当にキ○ガイとしか思えない。
もう一つは、福島第一の近隣施設も併せて、スラリーという物の備蓄量、どれぐらいの量を使用可能な状況に今あるのか?これを一緒に確認できないか?
○尾野:
ちょっと、あれですね。松本の説明した内容を踏まえて、もう一回咀嚼させて頂いてからでよろしいか?
# 5月25日の会見。http://j.mp/JKPxx0 ついログしてない。2~4月でログ、htmlにしてないものも多数。
○回答佐藤:
5月25日の記者会見だ。それともうひとつ。これもこちらからの要望だが、記者会見に出入り禁止になっている記者の解除に関して、コレを早めて早く対応して頂けないかという要望だ。
○東電竹本:
▼要望として承る。
○回答佐藤:
確実にお願いする。
○ニコニコ七尾:★★★
昨日、会見終了後に配布された就労実態に関するアンケート(http://j.mp/Qof86j)についてだが、手元に資料あるか?質問大丈夫かね?どなたか分かる方で結構だがよろしいか?伺いたい点がある。
先ず、1ページ目の問1だが、問1-1-1の中で選択肢の中で③として、質問が「あなたは、労働条件や賃金、作業の安全等について誰かに相談したいことがありますか?」そのなかの質問で、
選択肢が「相談したいことはあるが、相談できない」という選択肢があるその次に括弧書きで(言うのがこわい等)という表現がある。この言うのがこわいという「こわい」ことについては、コレ、どういう意味なのか伺いたい。
要するに設問されたわけですよね?言うのが怖いというのは何が怖いのか?どういう意図で聞かれたのか?
○尾野:
ちょっと、あれですね… 確認しないとわからないが、
○ニコニコ七尾:
ええ。これは後でけっこうです。先ずこれが1点です。その次のページだが、問5の中に「あなたが雇われる際、労働条件(仕事の内容,作業する場所,賃金や手当など)は明示されていましたか?」という質問がある。
この中の選択肢の③が「書面もなく,説明もなかった」当選択しがある。
「就労実態に関するアンケート」のお願い http://j.mp/Qof86j
この中でこれにチェックした方の受け皿の次に続く質問がない。①と②に関しては、例えば①で「書面(契約書を含む)で明示されていた」と答えた方は、次の質問に行く。②は「書面はないが,口頭説明を受けた」と答えた方も、
★★★次の質問(問5-1)へ行くが、③の書面もなく、説明もなかったという方は次に行くものがない。この事自体は書面もなく説明もなかったということについて、これ、東電としてはこういう状態をどう考えているのか?
これが2点目の質問だ。3点目として問8。問8の中で、「現在のあなたの賃金には、福島第一原子力発電所での作業に対する特別手当(線量の高さや特別な装備等に対する手当等)が加算されていますか?」とある。
この加算されているという質問に回答された方、問8ー1だが、パーセンテージが選択肢としてある。例えば、120%増とか、160%増とか、細かくある。この中で10番目の選択肢に、「答えたくない」とある。
★★★この答えたくないという選択肢だが、他の設問に何処にもない。これ、普通に考えると、答えたくないというのが全体にあればまだわかるが、なぜか、この問8に、いわゆるこれ、悪いことじゃないと思うが。加算されている状況だから。
何故、「答えたくない」という選択しがここに入ったのか教えてほしい。最後に最終ページの中に、問14、これ、貴方の属性という中で、「あなたの今日(又は昨日)の実績被ばく線量を教えて下さい」というところがある。この意図は何か?
# 自分も昨日今日の線量聞いてどうすんのとおもた。
○尾野:
▼えっと、アンケートの設計ですね。
○ニコニコ七尾:
はい。
○尾野:
の、話かと思うので、改めて。
○ニコニコ七尾:
そうですね。特にこの 問14 の「あなたの今日(又は昨日)の実績被ばく線量を教えて下さい」というのは、他の属性の質問の中でもちょっと異質だ。なので、これについても教えてください。以上です。来週で結構です。
# 無記名式と言いながら、作業者を特定するのさ。
○尾野:
▲えっと、会見の中で質問があった100倍と300倍の話だが、100倍というのは、過去の施設運営計画において100倍希釈の状態で計算をしていたが、ようは、実際の実態、実力ベースで見ると300倍希釈の計算のほうが、
評価としては実体的だということで、変えたということがある。それからHICの保存、保管場所ですね。併記したのは今回が初めてかということだが、
ええ、確認すると申し上げたが、第3施設、第4施設については今回初めて記載したということであるので、回答させていただく。
○東電竹本:
電気新聞さまよろしいか?はい。ありがとうございます。明日の作業予定等は特に伝える大きな内容はないので、よろしくお願いする。本日の会見はこれにて終了する。
~ 終了 19時1分(1時間31分) (ヽ'ω`)
# 翌日の3号機鉄骨引き上げを行う作業は伝えない。で、本日、鉄骨撤去失敗。プール内に落下。慎重を要する作業で失敗。作業の難しさ、困難さが改めて浮き彫りに。状況は悪化。難しい作業は何事も無くやってしまおうと思ったら、事故発生。