2012年9月5日水曜日

東電会見 2012.9.4(火)17:30 ~ 1号機 圧力抑制室窒素ガス封入試験結果、建屋開口ダスト分析結果(共用プール等)、3000人4割APD未着用報道に関する質疑ほか。

東電会見 2012.9.4(火)17:30 ~

原子炉注水流量関係。昨日6時56分以降よりミニフロー運転継続中。現在まで流量調整行なっておらず極端な流量低下は見られず。4日16時 1号機 5.1、2号機 5.6、3号機 6.5m3/h。若干低下傾向 東電認識。

1号機圧力抑制室(ドーナツ部)の窒素ガス封入試験の実施と結果報告。東電社員8名、計画線量6mSv、最大被ばくは1.47mSv。トーラス部に直接窒素ガスを封入したところ、A系B系とも0.00%から0.75%に上昇。

またガスサンプリングでKr-85も検出。この結果から1号機の水素濃度変化やKr-85は、このトーラス部上部に溜まっている水素、Kr-85が気圧等の変化で計測に現れるという仮定が正しかった旨の報告。今後、1ヶ月かけて評価とのこと。

環境モニタリング関係2件。建屋開口部等の空気中核種分析結。新燃料検査関連で運用補助共用施設3階(共用プール)のダスト調査。セシウム134/137とも10E-7Bq/cm3 非常に低かったので新燃料調査作業に支障ない旨の報告。

1月15日公表の建屋開口部等の空気中核種分析結の表の記載に誤りがあったので訂正報告。おそらく今回の発表の関連で間違いに気付いたものと思われ。後、土壌、海底土でプルトニウム分析結果が公開されていたけど報告・説明はなし。

質疑は朝日新聞朝刊3000人線量評価問題、APD中心。朝日祭り。寺澤氏の質問前の「簡潔にお願いしますっ!!」必殺技を 朝日ただ記者が封印。金輪際使えない筈。言ったらこれ参考な→ http://j.mp/OjYhyk イジョ


○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○報道

【質疑】
朝日(APD)→NHK(炉注*・水素*)→朝日(APD)→朝日(APD)→朝日(ビデオ会議)→朝日(APD)→きよの(圧力・総放出量・出入禁)→朝日(APD)*は冒頭報告。朝日APD被ばく管理祭。プラントはザビ任せ。



■福島第一の状況

○松本:
福島第一の状況 それから別紙が付いているものがあるのでそちらからご確認するんだ。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。

★9月2日に実施したミニフロー運転を引き続き運転しており、その効果が多分出ているものと推定しているが、注水量の調整捜査については昨日の6時56分に実施して以降、これまで注水量を調整したことはない。安定して注水が出来ている状況だ。


皆様には手元に別紙の形で、昨日からフォーマットを変えて私どもとしては見やすい形にしたものだ。各号機の給水系とCS系の注水量の変更操作をこういう形で示した。

併せてこちら表(http://j.mp/NJmX7X)になっているが、圧力容器温度と注水量の実績の毎正時の8月30日午前1時から本日午後4時までの実績をお知らせしている。圧力容器の温度に関しては、引き続き安定した状況であり。若干ではあるが、低下気味という状況だ。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
★昨日伝えた1号機の圧力抑制室に窒素ガスを封入し、その応答を見る試験を本日実施。作業実績としては、本日午前10時30分から16時37分にかけて約6時間になるが、窒素封入を行なっている。

★当社社員8名が作業にあたっており、計画線量6mSvのところ1.47mSvが最大だった。なお窒素封入での水素ガス濃度、Kr-85の応答だが、水素ガスに関しては、この窒素ガス封入の操作を行う前、A系、B系とも0.00%であったところ、★★窒素ガスを停止した16時37分の時点で水素ガス濃度はA系、B系とも0.75%という状況だ。

# 炉注といい、水素ガス濃度といい、なんか、腫れ物を触る感じから、随分、扱いが大雑把になったような気がする。

またKr-85については、封入前の値がA系で4.39Bq/cm3、B系 4.79Bq/cm3であったところ、こちらも同じく窒素封入を停止した16時37分の時点でA系 777Bq/cm3、B系 853Bq/cm3という状況だ。

なお、窒素ガス封入を停止した際のデータであり、今後、しばらく様子を見て、最大値、減少傾向に転じるものではないかと推定。

今回の試験結果としては、私ども推定の通り、この圧力抑制室上部に溜まっている気相部には、水素ガス、Kr-85が閉じ込められている状況で、

気圧の変化、圧力の変化等に応じて追い出されたものが、水素ガス濃度の値の変化ということで現れるのではないかという予想通りの結果だった。今後、1ヶ月を掛けてこういったところの評価を実施し、ええ、まっ、中長期対策会議の方に報告する。

[使用済み燃料プール]
1~4号機とも循環冷却継続実施中。プール水温は記載の表の通り。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機から3号機からの移送は昨日、8時23分に一旦停止。4号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は引き続き実施中。また、6号機タービン建屋溜り水の屋外仮設タンクへの移送については、昨日実施している。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーでの運転を継続実施中。

[その他]
その他の作業状況は時に大きな作業変更はないが、以前、伝えた3号機原子炉建屋上部のがれき撤去については、明日から覆土式の一時保管施設への移送を開始する。


■環境モニタリング・サンプリング

それから手元の資料には原子炉建屋以外のサンプリング結果が出ているので紹介する。
こちらは建物、運用補助共用施設3階となっているが、いわゆる使用済燃料プールーの共用プールの方であり、今回、新燃料の検査を行うということで、いわゆるダストの確認をしているが、セシウム134/137とも10E-7Bq/cm3と非常に低い値だった。

従って今回、新燃料ではあるが、影響は殆ど無かったと考えている。それからこれに関連して、建屋開口部の空気中の放射性物質の濃度のうち、訂正があるので正誤表を配布している。
 1月15日公表した分だが、それぞれの測定の所の飼料の採取時刻が、赤字で書いている通り、機器ハッチの近傍と南階段前、赤い枠で書いているところが、それぞれ入れ替わっていたので、本日、お詫びして訂正させていただく。

本日、私からは以上だ。(10分)



■質疑

○朝日青木:★★★
3月当所のAPDの運用状況について、今朝の朝日新聞の朝刊に書かせて頂いた。(http://j.mp/NJnd6Z)述べ3000人以上がAPDを付けさせてもらえずに作業したということで、東電としては今まで代表が計っていたから問題ない、

線量は計れているという答えをずっと続けてきたと思う。ただ、私達の取材では、実際にAPDを持っている人と、作業をしている人と、10から20m離れている例が、色々何件か出てきている。これについて松本さんの認識を先ず伺いたい。

○松本:
ハイ。私どもとしては先程、質問の中に付けさせてもらえなかったという発言があったが、私どもとしてもAPDの数がそもそも、津波の影響で足りなかったという状況だ。

従って作業員の方々には代表者につけて頂いて、その代表者の線量を元に各個人の線量を評価する方式で、3月いっぱいは対応させて頂いたところだ。あのう、10数メートル離れていたケースがあったということだが、

★★★やはり場所によっては線量の勾配というか、差が小さいところもあるので。そういったケースでは代表者による評価も適用できると思っている。なお、作業員の方々の、まっ、そういった具体的に心配の声があるようであれば、私どもに連絡いただければ、少し当時の状況等を再評価させて頂きたいと思っている。

# 現場を知らない本店ぬくぬく広報が、代表者で十分評価できると否定しております。APD偽装、不携帯、紛失にしても一貫して同じ主張。じゃあ、一人ひとり管理するのやめれば?と言いたくなる。現場班長が持ってりゃいいじゃん。

○朝日青木:
今の場所によって線量差が小さいということについてだが、当時、代表制をしていた時に、社内で線量差の小さいところについて運用されたと思うが、どの程度で線量の差が小さいと、どのように評価されたか、根拠について教えて頂けますかあ?

# 出来るわけないのに再評価で安心して頂くと。そんな結論ありきの再評価して誰が安心できると言うん

○松本:
アノウ、当然、原子炉建屋の内部とか、そういった所は少なくともフロアごとには線量は違うだろうと予想していたし、また、少し離れて5,6号機側だと、基本的な線量という意味では、放射性物質が1~4号機から放出されたものが、降り積もっている状況なので、5,6号機がわに関してはそれほど、場所によっての差は小さいだろうと言うふうに判断できたと思っている。

○朝日青木:★★★
私達の取材では、いずれも建屋内部でもないし、5,6号機でもない。そちらで場所によって線量差が小さいというのは、具体的に、事前に線量を計ってどれだけの差だったからやった、ということについての根拠はないのか?

○松本:
アノウ。私どもがその皆様、朝日新聞が取材した状況については、きちんと私どもとしては把握できてないが、私どもとしては、代表者による運用をさせて頂く際には、1作業あたりの総線量が10mSv程度、あるいはそれ以下であるとうこと、

あるいは作業場所の線量率がわかっているということ、それから環境の線量勾配、先ほど申し上げた場所による差が大きくないこと、それから作業グループの全員が同じ行動を録るということで、元請け企業にお願いしたという状況だ。

○朝日青木:★★
今日紹介させて頂いた事例で言うと、経由を運ぶ作業をしたが、どこのルートを通って、どう発電機に行くかどうか、について指示は全くなかった。指示がないということは、その作業に因る線量について事前に計るのは不可能だと思うが。

○松本:
アノウ、まあ、朝日新聞の取材がw どういう形で行われているか、私ども承知できてないので。もし、そういった線量評価にあたって不安があれば、私どもの方に問い合わせた上で、当時の作業状況等を勘案して、必要な再評価等が出来ればと思っている。

○朝日青木:★★★
元請けに投げた時にどういう形で総線量に差がないと形をお願いしたのか?まあ、線量率がわかっているとか、すべての場所について、全部、事前に照射線量を計れとか、そういう具体的な指示はしたのか?

○松本:★★★
アノウ、当時の状況は極めて線量を計ること自身も被ばくの可能性が高い状況でしたので。質問にある通り、すべての場所、あるいは作業エリアに対して細かい線量率の測定ができていたわけではない。

# それがわかってるなら、なんで、その後に再評価、調査をせずに今の今までほったらかしてるわけ?? その可能性があるのは当然だから、別に問題ないという話じゃないでしょ。当時として致し方ない状況だから、東電の管理に問題ないという話にはならんでしょ!

従ってある程度わかっている線量を元に当時、なんというか、先ほど申し上げた状況、場所、それから当時の状況から見て推定することがある程度、あったのではないかと思っている。

○朝日青木:
あったのかと思っているということは、その根拠について、私は先程から伺っているが、元請けに守ってくださいといったから守ってくれると思っているというそういうことでしか無いのか?数字的なもの根拠、その元請けに対する指示等はないということなのか?

○松本:
繰り返しになるが、私どもが当時、元請け企業を通じて代表者による運用を実施した際にお願いしたのは1作業あたりの総線量が10mSv程度、若しくはそれ以下、それから作業場所の線量率がわかっていること、環境による線量勾配、場所による線量差が小さいこと。

それから必ず作業グループの全員が同一の行動を取るようにということで、そういった代表者による運用をさせていただいたことをお願いしている。

○朝日青木:
その差が小さいということについて、数字的なものは何%と示したのか?

○松本:★★
その辺のところは私どもとしては具体的な数字としてはお伝えできてないと思う。ちょっと確認するが、先ほど申し上げた通り、具体的な距離、作業に対するその人達が、どれぐらいの範囲に散らばってやるのかとか、当時、具体的な線量マップが今のようなところまで充実しているわけではないので、ある程度、現場判断があったと思う。

# 事故直後も現場判断丸投げの実態。線量計代表者しか持ってないのに。適切な判断なんてしようがない。

○朝日青木:
そちらとしては松本さんがおっしゃったのは、うちの取材している事例については把握していないとおっしゃったね。似たような事例はいくつもある。把握していないというのは、調べていないということなのか?

○松本:
アノウ、私どもは今回の各作業員の被ばく線量を評価する上では、元請け企業から代表者による線量評価をしてこういう結果になっていますということを受け取って、いわゆる線量を厚労省、文科、あ、厚労省はじめ報告している状況であり、それがっ、一つ一つが正しいかどうかっ、という所のチェックまでは、おこなっていない。

○朝日青木:
ちょっと前提条件の話に戻らせて頂く。APDの数が足りなかったとおっしゃったが、ご認識している部分でよろしいが、3月13日時点でAPDの数はいくつだったかご存知か?

# 早口ブースカのスロー回答。

○松本:
えっと… APDの数はぁ、、当時の状況では約320台ですな。津波の影響で使用可能だったのは320台という事だ。

○朝日青木:
3月13日時点の話を伺っている。

○松本:
3月13日? ~40秒~ ツカエタモノトシテハナンダイ? … サンガツ13ニチデ ボソボソ ちょっと確認させてくれ。

○朝日青木:
この会見の間に確認していただけるよね?

○松本:
いわゆる私どもが報告書としてまとめた社内事故調の報告書の中に

○松本:
APDの台数の推移については、書いてあるので。ちょっと確認する。

○朝日青木:
もし会見の最後まででなければ、私、もう一度喋らせて頂く。で、先ほど松本さんがおっしゃったように、

○寺澤:
あの、ちょっと、他の 

○朝日青木:
あと一問。先ほどおっしゃったように不安を抱えている作業員の方がいるというのは事実です。実際に私達の取材の部分をこちらが把握していないのであれば、把握不足の部分が多数あるのも確かだが、この実態について、

東電として線量管理がちゃんとできてなかったわけですから、会社として3月の作業員の状況について調べるという気持ちはないのか?

○松本:★★★
アノウ、今のところ私どもとしては、各作業員の方の被ばく評価は出来ていると思っている。従って報道等にあったように何か自分の被ばく線量に対して不安がある、あるいは心配だということであれば、私どもに連絡頂ければ、当時の作業状況を勘案して再評価等をしたいとは思っている。

○朝日青木:
線量管理が出来ているとおっしゃる事と、不安があれば再評価するということと、矛盾はしていないのか?

○松本:
アノウ、放射線に対する不安というのは、どのかたもあると思うので、そういう意味では線量管理という意味では出来ていると思っている。

# 放射線に不安があるのは当たり前。作業員に限った話ではないとブースカ。いつもの屁理屈。

○朝日青木:
管理できているなら細氷する意味が無いじゃないですか。

○松本:
従ってw 質問にあったように、やっぱり自分の被ばく線量が不安で、この数字が正しいのかっ、てなことであれば、私どもの方に申し出て頂ければ、当時の作業状況等を勘案しながら再評価について、ええ、まっ、かんがえ、検討するなり、あのう、評価をし直す、ってことは、ああ、実施したいと思っている。

# 当時の状況をちゃんと再評価できるデータがあるの?それがあるなら、それを持っていながら何もしていないというのは問題じゃないの?それもとデータもないのに再評価が出来るというのはいい加減極まりないんだけど。

○朝日青木:
おっしゃるように、当時の被ばく線量管理が出来ているということが自信を持って言えるのであれば、訴えはあっても再評価を剃る必要がないじゃないですか。どうして再評価するんですか?

# それは今の福島も同じ。ヨウ素半減期が消える前に言って欲しかったよね。

○松本:
そういった作業員の不安の声に対してはきちんとお答えしたいと思っている。私どもとしては被ばく線量の管理は、当時、APDの数がそもそも足りなかったということから、代表者による運用をさせていただいたのも事実であり、

それにともなって、やはり自分の線量に対して不安があるということであれば、お答えしたいとは思っている。他の方も手を上げているので。ハイッ!

# 会見で繰り返す同じ現場なら線量同じ評価で問題ない耳にタコできるような主張。誰が東電に問い合わせて安心できるというんでそね。

○NHK花田:
注水量と1号機のサブチェンの窒素注入の関係で何点か聞かせてくれ。注水だが、昨日から注水量を増加させる操作をしてないということだが、そうするとやはり原因としてゴミみたいなのがタンクから出てきて、それが弁に詰まって、詰まり気味になったという可能性が高くなってきたという見方をしているのか?

○松本:
はい。やはり、この流量調節弁が見にフロー運転を剃る前には、開度が極めて開いていない、小さい状況の中で、こういった異物、ゴミ等が流れ込んだことにより、流路が閉塞されて、流量が減ったものという、

まッ、仮定いついてはある程度正しいのではないかと思っている。今の段階で試開した状況が聞いているので、まあ、ゴミが流れてきたとしても、もう、なんというか、弁座の所に付着してつまらせると言うよりも、★★もう流れていってしまってるとと見ている。

昨日申し上げた水の分析等については、ええ、アシタダッケ? 明日、福島第二の方に持ち出すので、分析結果については明後日ぐらいにはどれぐらいのクラッドのようなものが入っていたかについては分かると思う。

★それからついでで申し訳ないが、本日から、少し見れるところから見ており、昨日申し上げたバッファタンクに付けた冷凍機の入り口に付いているフィルターの状況等は見ているが、やはり若干量のクラッドのようなものがついていたという報告を受けている。

後、明日は少し、今、段取りをつけているところだが、★★バッファタンク内を何とかカメラを入れて見れないか今計画している。

○NHK花田:
わかりやした。後、バッファタンクの冷却のフィルターの錆みたいなものだが、それはどういった構造になっているのかというのと、後、カメラだが、それはどういったカメラを入れようと考えているのか?

○松本:
アノウ、冷凍機バッファタンクから水を吸い取り、温度を下げてバッファタンクに戻すという、単に循環するループなので、まあ、バッファタンクの冷凍機に悪さをしないように、基本的には入り口にフィルターというか、ストレーナーをつけている。

従ってそれを少し上げてみれば、どんなものがバッファタンクにそもそもあったのか、というのが分かると思っている。

ただ、具体的な調査結果まで、まだ私どもも得ていないので、くわしい状況については明日、報告できると思う。それからカメラだが、いわゆる吊り下げるというか、バッファタンクの上部から、まあ、なんというか、降ろして、まっ、水中のほうを少し見れないかということで、チャレンジしたいと思っている。

○NHK花田:
その結果次第でバッファタンク内の清掃をするかどうかを決めていくという理解でいいか?

○松本:
そうですな。そういった目視点検の結果とか、福島第二でおこなう基本的な分析等を踏まえて判断したいと思っている。

○NHK花田:
後、保安規定、まあ、徐々に以前に比べると安定傾向にあるということだが、保安規定からの逸脱からの回復だが、これはどういった目処になっているのか?

あと、2号の給水系と3号のCS系と給水系はちょっと下がり傾向にあるんじゃないかと思うが、このあたりの捜査はどのように考えているのか?

○松本:
いわゆる運転上の制限の逸脱からの回復、復帰という事では、現在流量が必要最小流量を上回っている状況なので、物理的には復帰可能な状況だが、

依然として今後、再び下がってくるのかとか、まあ、今まで1日半程度は持っているが、今後どうなるのかという所をよく見極めた上で判断したいと思っている。

従って今直ぐ復帰の宣言をするとか、そういう状況ではない。もう少し様子を見る必要があると思っている。それから2号機と3号機の中水流量だが、本日、9月4日の状況を見るとあまり変化がない状況だ。

2号機については大体、給水系から1.6、CS系で5.0、3号機については、給水系 2.1、CS系 4.4m3/hという状況になっている。

○NHK花田:
後サブチェンの方だが、これはどれぐらいの窒素の量を1時間あたり入れていったのか?後、水素濃度が0.75%デスカ。

結構上がり気味になってまだピークが来るんじゃないかという話があったが、評価上どれぐらいまで上がると見ているのか?後、安全上、可燃限界に達するおそれがあるのか、その辺りの評価がどうなっているか確認したい。

○松本:★★
えっと、入れてる量はですねえ。ええ、5m3/h で本日は6時間ほど入れている。それから水素ガスの量に関しては、最大見積もったとしても1.5%程度と見ていたので、まっ、底まで達していない状況だ。少し窒素ガスを止めた後、

まだ少し上がってまた下がってくるんではないかと見ているので、先ほど0.75と申し上げたが、最終的にはもうちょっと高いところになるんではないかと思う。

○NHK花田:
5m3/hで6時間ということで30だと思うが、これで全て追い出せたという理解なのか?

○松本:
いえ。今回の試験は追い出すことを目的にしているわけではなく、圧力抑制室の基礎部に溜まっている水素とか、Kr-85という期待がこれまで定期的に、定期的にというと変だが、まあ、変動することが見られている。

見られる原因としては気圧の変化とか、注水量にともなって圧力抑制室の推移が経化することで、まっ、上下するんではないかと事を推定していたので、その、まあ、推定が正しいかどうかということを確かめた次第だ。

現在、圧力抑制室(サブチェン)にはある程度水が溜まっていて、ここに今の段階では水素ガスとKr-85という事故の際に発生した気体が、まあ、ある程度濃い濃度で隔離されているとおもっている。

で、ここの除う居雨の中で、あのう、格納容器ガス管理システムで引いているが、その際の水素ガス濃度とかが上がったり下がったりすると。今のところ、本日のデータでは0.00だったが、高い状況では0.1%とか、

そういったとここまで上がったような状況だったので、この原因はなんだろうと考えていた。で、その際にやはりこの少し溜まっている濃い気相部が気圧の変化とか、あるいは注水量の変化で水面が上下した際に、

(http://j.mp/RzWYL3)ここがまあ、上に上がれば少し追い出せれてくるんじゃないかということで推定したので、今回、強制的にここに窒素ガスを注入する事で、まあ、具体的には水素ガス濃度が上がる事がわかったので、

今回の推論、推定はある程度正しいのではないかと思っている。従って当面はなんというか、この状態でなにか危険な状態ではなく、こういった状況を維持したいと思うが、今後、まあ、実際どれぐらいの濃度が溜まっているはずなのかっ、てなところは、評価したいとは思っている。

○NHK花田:
あのう、わかりました。比較的濃い濃度でサブチェンの気相部に溜まっているということだが、大体その濃度、発火源はないという点はあると思うが、

高い濃度というのはやはり低くしたほうがいいのではないかという気がするが、大体どレぐらいの濃度なのかというのと、危険性についてはどう見ているのか伺いたい。

○松本:
危険性については、まあ、今のところ着火源というか、発火源というか、可燃限界には無いものと思うが、具体的な濃度の評価まではまだ出来てないので、今回の窒素ガス封入量と、まあ、体積等から濃度がどれぐらいなのかっ、てな評価はしたいとは思っている。従ってその評価結果を元にだな。

やはり追い出す必要があるという意味では、窒素ガスを再度封入することはあり得るが、今のところ具体的な計画はない。

# で、危険なの?そうでないの?

○朝日青木:★★
APDの数はわかったか?

○松本:
サンビャクニジュウ? えっと、13日という段階では11日から15日の間は320台だ。

○朝日青木:
3月12日に柏崎から330台来てますけど。その情報は入ってないか?

○松本:★★
えっと、入ってきているが、えっと、、おっおっおっおっ、、、、 あの、少し読まさせていただくが、3月14日時点で福島第一には柏崎刈羽から支援物資として合計500台のAPDが到着していたが、こちらの方、専用の充電器が30台分しかなかったことから、

福島第一ではすぐに使用できないと考え、柏崎刈羽から、コレを持ってきた応援者の執務スペースにかごやプラスチックに入った状態で置いてあった。で、まっ、この状態ではまだ使えてなかったことになる。

○朝日青木:★★
30台分の充電器は3月12日届いていると思うが。この一度に30台充電できる充電器は何時間で充電できるか認識はあるか?

○松本:
充電器の充電時間は、確か1時間ちょっとだったと思うが。

○朝日青木:
その1時間で30台いっぺんに充電できるものがあって、500台ものAPDが使われずに眠ったまましまわれていたというのは、これはどうしてなのか?

○松本:
アノウ、こちらは社内事故調の報告書にも私どもの反省点という形で記載してるが、当時の混乱した状況の中できちんとそういった物資が届いている、あるいは使える状態にするっ、てなところが十分にできてなかったと考えている。

○朝日青木:
つまり、はじめにおっしゃったAPDがないので、というのは違いますよね。APDの数が足りなかったというのは、事実と違うんじゃないんですか?

○松本:
そういう意味では使えるAPDがなかったということで、私どもとしては、その320台以外のとろに実際に刃物が到着していて、ええ、まっ、その際にこちらを受け取った人間が、順次使用可能な状態にしていくべきであったということについては、既に報告書で説明したとおりだ。

○朝日青木:
APDが足りないとか、充電器が足りない等は、これ違いますよね?違うという認識でいいんですよね?

○松本:
アノウ、使用出来るAPDが十分に準備できてなかったというのが正しい言い方ではないかと思う。

○朝日青木:
つまり、充電してなかったから準備できていなかった。だからその数を省いてAPDが足りなかったとずっと仰っているわけか?

○松本:
アノウ、そういう意味では使用可能はAPDが320台であったということと、もうひとつは当時、支援物資という形で500台、それから充電器が30台きているが、それが十分活用できてなかったということになる。

# 充電器が30台。1台で30台同時に充電できる充電器が30台?であれば1時間で500台すべて充電できることになるけど。

○寺澤:
よろしいでしょうかっ、

○朝日青木:★★★
それを以ってしてですね。厚労省さんがですね。5月30日付けで是正勧告(http://j.mp/Q0pRQ8)、違法状態だったということで是正勧告をしている。それについて認識を聞かせてもらえるか?

# 【厚労省】http://j.mp/Q0pRQ8 「5月27日に実施した東電福島第一原発への立入調査の結果を踏まえ、東京電力等に対し、3人被ばく事案等に係る労働安全衛生法違反について、福島労働局長名で是正を勧告」

○松本:
ハイ。当時十分に一人ひとりAPDを渡すことが出来なかった、ということに関しては、私どもも十分に反省しているところだ。その後、4月からはひとりひとり渡せるように管理が少しずつではあるが、事故後、改善を図ってきたと思っている。

# 反省してねぇ… あくまで管理に問題ない姿勢。

○朝日青木:
違法という認識はあるということだな?

○松本:
アノウ、代表者によって計ることに関しては、いわゆる緊急時の措置という形では認められていたので、そういう意味では、違法かどうかに関しては私どもは判断する立場はないが。w  アノウ、当時の運用としてはやむを得なかったと思っている。

○朝日青木:
国に違法と言われているが、それについての認識をお聞かせほしい。

○松本:
アノウ、チョット、厚労省からの文書を私は持っていないので、正確に見た上で判断、確認させて頂ければと思う。

○朝日青木:★★★
後ほど回答いただけるということですね?

○寺澤:
よろしいですか?

○朝日青木:
政府事故調の方でですね。法令上やむを得ない場合に認められている例外的運用なのに、原則的に許されると都合よく解釈して使われなかったという指摘がある。

○朝日青木:
これについての見解を聞かせてもらえるか?

○松本:★★★
アノウ、私どもとしては、当時、できる限りのことはやったと思っている。

○朝日青木:
すいません。答えになってない。例外的運用なのに、原則的に許されると都合よく解釈としていたと指摘されていることについては、正しいのか?間違っているのか?

○松本:
私どもとしては政府事故調の報告書に対してコメントする立場ではないが、私どもとしては当時できる事をやったとおもっている。

# 私どもとしては当時できる事をやった! 回答拒否。正しいという事でおK

○朝日青木:
出来る範囲、一生懸命やったかやってないかを聞いているんじゃない。運用について、法令上やむを得ない場合と書いてあるのに、原則的に許されると勘違いしていたかどうかについて伺っているんです。

○松本:
従って、私どもは政府事故調に対し、こういうコメントがあると言うことはお応えできません。

○朝日青木:
え?! あのっ

○松本:
お答えする立場にはございませんっ。政府事故調が政府事故調の調査の結果として判断されたとこと認識してる。

# 回答拒否。なんかも、うちはうち、よそはよそ。よそは知らん主張。わけわかめ

○朝日青木:
つまり、松本さんとの認識とは違う?

○松本:
私どもとしては、社内の報告書で書いた通り、当時は一生懸命頑張ったと思っているが。320台以外の500台が到着していたことを十分生かせなかったってなところは、反省点だと思っている。

# 私達に何ら落ち度はありません。プラント地震影響一切なし。全ては津波、問題に指揮も当時の知見でしっかりやっていたし対策をしてました。我々は被災者でそもそもなんで賠償する必要があるのかすら疑問です。という1ツイで要約できてしまう薄っぺらい社内事故調最終報告。今後に生かせない。

○寺澤:
よろしいか?あのっ、完結のお願いしたいと思いますっ!

○朝日ただ:
あの。関係つかどうかというのは言われなくてもやりますが。それ、なんか簡潔じゃないといけないんですか?

○松本:
ドウゾ

○寺澤:
どうぞ。

# 「完結のお願いしたいと思いますっ! 」これ、読売とか日テレには絶対いいません。しかも、名乗らなくても注意されない特別待遇。

○朝日ただ:
そういう言い方はやめてもらえませんか?そもそも、この会見になんで来てるかって、事故が!起こってるから来てるわけでしょ?! 労働者の安全の問題を追求するのも、東電に色々問題があるから来てるわけでしょ!

そちらも会見が嫌なのかもしれませんけど。我々だって好きにね。毎日こうやって追求しに来てるわけじゃないんですから。完結にどうぞとか、そういうような言い方はどうかと思いますよ!

○寺澤: (´・ω・`)
ありがとうございます…

# オコラレトン

○朝日ただ:
はい。ちょっと確認したかったのは、相談して頂ければちゃんと対応するということだが、じゃあ、今まで、実際に厳罰の作業員の方から相談を受けたりして、そういう線量を見なおすとか、線量以外の事でもいいです。

賃金を見なおすとか、実際に相談件数が何件あってどう対応させれたか、ちょっと一度調べて出して貰えないか?よく、これまでの質問でも相談すればちゃんと対応するとおっしゃるが、労働者の人たちは東電に言うと、

★★元請けの人にバレて自分が首になるんじゃないかと思って言いたいことも言えないのが実情なんだと思う。で、そういう体制を取るのは当然だが、実際に相談体制は機能しているのか?去年から今まで相談件数がきちっと何件あって、

本当に線量を見直す事例は今まであったのかと。おそらく無いと思うが。そうすれば例えば匿名でも相談をちゃんと受け付ける体制を作るのかどうかとか。相談体制をきちっと機能できるような体制にしていく努力も必要だと思う。

少なくとも、多分、今、聞いても直ぐ答え出ないけど、今まで労働者の方から相談を東電の窓口に来て、実際どのような対応をしたのか、件数はどれぐらいあるのか、その辺りは答えられるか?

○松本:
私が把握している限りは、いわゆる労働者の労働条件等に関する相談窓口に対しては、私どもの契約管理箇所の所に電話を置いているが、そこの所に何件か問い合わせがあったとは聞いている。タダさんの質問に対して、どういう形で答えられるかどうかについては確認する。

○朝日ただ:
つまり、この線量の問題もあるし、この前の偽装請負や働き方の問題、鉛カバーの被ばく隠しもあるが、相談件数をちゃんとそれまで相談を何件かといったら、数件あって、こうでしたと。

個人を特定されない形の系統だったので、ちゃんと出してもらいたい。我々取材したら、ぼろぼろそういうおかしな点が出るのに、じゃあ、東電の相談窓口には、本当に色々相談がちゃんと来てたのか?

受け付けられる体制になっているのか?そもそも、そら東電として相談を受けたらきちっと対応されていると思うが、相談しにくい実態があるというのは、ちょっと考えれば分かると思う。その辺りは今までの相談窓口はちゃんと作っていると、

○朝日ただ:
何度も会見で言うのであれば、実際にその相談実績がどうで、どう対応したかというのは、ちょっと纏めて出して下さい。

○松本:
アノウ、どういう形でお答えできるか含めて確認させて頂く。

○朝日ただ:
よろしくお願いします。

# 元請け、下請け介さずとも身元分かればいつでも作業従事者登録抹消出来る東電さまに直接相談なんか出来るわけねぇ、の上から目線の相談窓口。労働者の味方ヅラするためのお飾り窓口が機能しているとは思えないよね。このブラック企業。

○朝日小此木:
テレビ会議の映像の公開の話というのは、今後どうするかということについては、居雨の時点ではまだ?

○松本:
ハイ。決まっておりません。

○朝日小此木:
決まってないということですね。はい。わかりました。

○朝日青木:
去年、是正勧告を受けた時に、報道発表ってしてないですよね。

○松本:
アノウ、ちょっと発表したのか、受け取っただけなのかについては確認したいと思うが。

# してない。それ調べた。同日の統合会見で説明していない。その是正勧告を受けた翌日の統合会見では、月一厚労省に報告する作業員被ばく集計について説明しているのに、是正勧告については一切触れていない。また厚労省のプレスにも文書が出てない。

○朝日青木:★★★
そもそも発表対象か?これ、発表しない対象ですか?是正勧告は。違法だと国に言われましたぁ!てなことについて。

○松本:
あの、基本的にはいわゆる指示文書という形で、あのう、保安院さまから受け取ったような場合は、私ども公表させて頂いているが、その他、省庁とのやり取りについては、公表するケースとしないケースがあったと思うので、ちょっとそのケースに付いては確認する。

# 即答できるはずなんでつけど。発表するわけ無いでしょう、と。

○朝日青木:
基準について教えて頂ければと思う。

# ブースカ氏は保安院は「さん」づけだけど、後の言葉使いが敬語でバランス悪いので文字にする時は気を利かせて「さま」を付けてる。厚労省は度々呼び捨て。ちなみに寺澤氏は、保安院"殿" といったり。癒着省庁 保安院。染み付いた長年の癒着関係はそう簡単に隠せないのな。

○松本:
ちょっと基準がどういうものかについても確認する。

○フリーきよの:
単純な質問させてほしい。今日頂いた資料(http://j.mp/NJmT8h)の原子炉格納容器の圧力だが、1号機 106.8 2号機 6.95 、3号機0.19 kPa とだいぶ幅がある。3桁ほども違うがどうしてこんなに違うのか理由を教えていただけるか?

○松本:
アノウ、先ず1号機と2号機、3号機の違いだが、欄外に書いてあるとおり、単位が違う。1号機は kPa abs となっているように真空状態をゼロにした計器になっているので、106.8KPaになってるが、ここから101.3KPa という標準大気圧を引くと、他の2号機、3号機と同じ単位、KPa g になる。

従って 101.3を引くと 5.5KPa g と言うのが標準大気圧に対する差圧になる。従って、まあ、単位を揃えるという意味では、5.5、6.95、0.19という状況になる。

で、それから各号機の差だが、格納容器のいわゆる機密の確保の度合い、傷み具合によって違っていると思っている。

2号機については1号機、3号機ほど傷んでいなくて、気密性がある程度確保できているので、少し、大気圧に比べて 6.95kPa g という形で高めに維持されているが、

1号機、2号機は、あの、ある程度、大気圧に対して気密性が維持できてると見えるが、3号機は、0.19ということなので、まあ、言い方は悪いが、スカスカの状況ではないかと思っている。

# スカスカ ブースカスカ 言い方、悪いんだ。しらなかった。

○フリーきよの:
ありがとうございます。事実確認をさせて頂きたい。数週間前だと思うが、0.1億Bq/h 放射性物質がプラントから放出されていると発表されたと思うが、現時点でのその数字は変わっていない認識でよろしいか?(http://j.mp/RzYP2w)

○松本:
ハイ。こちらは毎月月末に建屋からの追加的な放出放射能量の評価という形でさせて頂いているが、ここのところ、1時間あたり0.1億Bqと評価している。

実際の各号機の、まあ、放出放射能量の測定結果を単に足すと、それよりだいたい一桁近く低い数字ではあるが、これまで何か建屋側で大きな作業上進展がなかったこともあるし、これより小さい測定なると測定方法にも不確かさがあるので、今のところ、0.1億Bq/h という形で評価している。

○フリーきよの:
となると事故当初に比べてだいぶ桁違いに減っているとはいえ、年間で単純計算するだけでも876億Bq/yの放射性物質が出ているという事になってしまうが、これを何とかして放出を止める、あるいは少なくするという方策は、今どのように考えているか?

○松本:
そういう意味では少しずつではあるが、そういった放出放射能量を小さくすべく努力はしているところだ。現在、2号機については建屋5階のブローアウトパネルのところが開いているので、そっから放出が行われている。

従ってここについては年度末、来年の3月までには蓋をして、1号機と同様に換気空調系を経由して、フィルターで濾しとった後、原子炉建屋の廃棄をすることで今考えている。また、3号機については、建屋が爆発している関係上、

○松本:
なかなか作業が進められないが、来年の夏頃までには建屋上部のがれきをきちんと撤去してだな。そういった所から飛び散るものを減らしたいと思っている。

○フリーきよの:
ゼロとは言わないが、ほぼ放出が止まったといえるようになるまでどのぐらいの期間を要するのか?

○松本:
アノウ、これは特に見通しとしては私ども持っていない。そういう意味ではできるだけ小さくなるように引き続き努力していきたいとは思っている。

管理された状態でできるという意味では最終的には、2号機は来年3月には建屋カバーというか、換気系ができるし、3号機については損傷燃料取り出し用の建屋カバーができてくれば、いわゆる通常の状態のような建屋の中で管理された放出が出来るようになると思う。

○フリーきよの:
では、止まるまでに総放出量がどれぐらいになるような試算も出していないのか?

○松本:
そうですな。総放出量の評価については、今年の5月に事故全体の放出量評価をしたが、今回、まあ、現在出ているレベルのものを10年、20年積算しても、事故当初の桁違いに大きかった部分には追いつけないようなレベルだ。

# なにその例え。

○フリーきよの:
★★近くの住民の方、福島県の方々、まあ、その周りの県の方々も止められないで少しでも漏れ続けていることを不安に思っている人が沢山いる。私はこの間、福島に帰ってきたが、います。なんとか早くそこを止めて頂きたいと要望する。

このAPDの問題が最近、この会見でもよく出ているが、この根本原因は作業員の方が作為的にしろ、ないにしろ、線量を低く評価するという事になるようになった根本原因は、やはりプラント周辺の線量を下げられない、

放射性物質を止められないということがあり、それで短時間しか作業できないことが根本原因ではないかと思っている。ここを努力して頂き、下げて頂ければ、みんなそんなごマシとかしたくないと思うし、自分の健康も大事にしたいと思うし、そこは両立できると思うので是非このへんを頑張って頂ければと思う。

○松本:
ハイ。特に私どもとしてはこれまで、屋外に爆発に伴い飛び散ったがれきに関しては、順次回収をしてきており、建屋の線量についてはずいぶん低くなってきたと思う。

一部高いところがあるが、そこは立ち入り制限をかけるという形で運用させていただいている。また、屋外のいわゆるダスト、空気中に含まれる放射性物質の量は10E-7Bq/cm3とか、そういったレベルまで今下がってきているので、

そういう意味では、今全面マスクをして運用しているが、今期の文でも十分低く抑えつつあるとは思っている。

○フリーきよの:★★
わかりました。フリーランスの木野さん出入り禁止の件だが、これは報道の自由と国民の知る権利の観点から、この権利を侵害する権利は東電にはないと思うので、早期の出入り騎士の解除を要望する。以上だ。

○松本:
今、先方の代理人の方と協議をさせて頂いているところだ。

○朝日さとう:
APDの今日の記事(http://j.mp/NJnd6Z)の関連だが、先ほど、松本さんから事故直後に代表に模っ手測って貰う場合に、いくつか条件があって、その場合にだけ、これでやってくださいということでお願いしましたという話があった。その幾つかの条件というのは、全て満たされていると今お考えか?

○松本:
あのう、まあ、そういった条件を提示させて頂いた上で、元請け企業にお願いさせて頂いているので、現時点ではそういった運用がされたものと思っている。

○朝日さとう:★★★
それから、もし、相談があれば再評価したいというお話だったが、現実に再評価をするためにどんなデータが必要でどんな情報が必要で、とはいえ、当時の混乱の除う居雨の中で、必ずしも残っていないデータもあるのか無いのかもわからないが、

あるいは人の記憶だとか。再評価というのはどんなことをどうやって調べるのか?それからそれにあたってどんな限界が想定しうるのか教えてほしい。

# まったく。心配している人の不安を払拭するには、再評価がそれに値する裏付け、データが必要なのに、なんか口だけで言ってるようにしか聞こえないのだよ。ブースカの電話くれたら再評価発言は。いい加減な回答が信用を自ら貶める結果になる事にいい加減気付いてくんないかな。

○松本:
アノウ、朝日新聞の報道の中から例示するとすればだな。当然、あの、心配されている本人を始め、一緒に作業された方が、実際どういう作業をしたのかっ、というところについては、あのう、話を伺う必要があろうかっ、と思っている。

具体的な作業の時間、例えば1時間だったのか、2時間だったのかという点とか、あるいは場所がどこだったのか、とか、あるいは10m離れたというはなしがあったが、どれぐらい実際に離れていたのかとか、そういったところをある程度話を伺った上で、まあ、当時、記録されているデータ等々付きあわせて評価する必要があろうかと思っている。

# 東電さまに直接不安いうてみ。そんなに不安なら被曝しないで済むように作業従事者登録抹消してやるでよ。いくらでも代わりはいるでよ。

○朝日さとう:
限界は如何か?

○松本:
限界という意味では、やはり先ほど申し上げた通り、全てのポイントの空間線量データを当時は測定できてるわけではないので、ある程度そこからは推定という形で評価が行われることが限界だと思っている。

# それでよく当時の被ばく管理に問題ないとか言えますな。不安であれば東電さまも申し出れば再評価してやるでよ。という質疑前段。まあ、不平言う度胸があるならなってことだろうけど。エネシス偽装強要作業員、ろくな調査無く作業従事者抹消するブラック企業。

○朝日さとう:
ありがとうございます。

○寺澤:
よろしいでしょうかっ。以上で夕刻の会見を終了する。



~ 終了 18時25分 (55分)

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