2012年9月13日木曜日

平成24年9月13日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時~ 福島第一 1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」の評価。志賀の破砕帯の取り扱いに関する調査報告を明日午前目処に。ほか

平成24年9月13日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時~ 

IWJ Independent Web Journal


○プレス

○プレス(12日-前日) 怒涛の駆け込み認可・評価 ひゃっほーい。

○プレス(14日-翌日)




■福島第一の状況

○森山対策監:
本日、プラント状況以外に2種類資料がある。後で説明する。中期的安全確保の考え方に関する施設運営計画の評価、もう一つは滞留水移送に関して漏洩があったことについての東電からの報告書の受理だ。

先ずプラント状況だが、原子炉への注水については、だいぶ安定してきた。先週金曜日に流量調整をして以降、流量低下はほとんど見られない状況で、安定をしている。

それからこの原子炉に水を供給しているバッファタンクという所に 冷却設備をつけているが、このフィルター内部の確認も今行なっており、だいぶ水質も改善してきたと考えている。

この注水に関しては、現在、運転制限逸脱状況だが、これ自体は事業者が判断することになるが、まだ復帰する報告はないが、だいぶ改善してきてその条件は整ってきたと思っている。

本日の作業としては3号機の燃料プールの中の調査を実施している。1回目は4月に行い、今回は2回目になっている。

3号機建屋上部に関しては、大分がれきの撤去も進んできて、今後、プールにだな。4号機と同じように保護のための対策をとっていくということ。中に物が落ちないようにだな。

マットのようなものを敷く訳だが、現在、瓦礫が水中に半分入っているようなところがあり、そういった瓦礫を取るために、そういった瓦礫の状況を見るということで本日調査している。

見随想の関係では4号機タービン建屋の水位がだいぶ下がって3号機とだいぶ差がついてしまったこともあり、全開申し上げたが、また3号機から廃棄物処理建屋に移送を今している。3号機から4号機の移送ではなく、3号機から直接廃棄物処理建屋に移送をしている状況だ。

それから多核種除去装置は3系列準備しているが、B系列について、いわゆるコールド試験を実施中。今、機器の作動試験などだが、そういった試験を行なっている。

プラント状況は以上。


■福島第一 1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」の評価

それでは評価書の内容を簡単に説明する。★(http://j.mp/Pdm9VH)中期的安全確保の考え方に基づいて、東電から提出された施設運営計画を順次、評価している。

本日の評価は地下水バイパス、地下の貯水槽、雑個体廃棄物焼却設備の設置計画、それから瓦礫等の一時保管エリアの追加に対する評価だ。評価手法そのものは後ろに付いているが、このプレス発表分2枚目にある。

評価概要だが、地下水バイパスについては段階的に水を組み上げて、で、モニタリングしていくといった事を含めて、適切な対応が取られていると考えている。

地下水の貯水槽については一定の信頼性のある部材等が使われている事。それから漏洩の検知なども十分対応が出来ているということ。

それから貯水槽の設置により、放射線の低減ということも十分対応がとられているということを確認している。それから雑固体廃棄物の焼却設備は、今回は方針のみなので、十分な容量、処理量があるところまで確認している。

詳細な設計については、改めて今後確認を行なっていく。それから瓦礫の一時保管エリアについても、十分低いレベルのものを底に保管するわけだが、これまでの設置エリアと同様に柵などで区画して、放射線防護の対策が講じられていることを確認している。

とういうことで、今回確認した本件については問題ないということで、本日、安全委員会の方にも報告をしている。詳細は省略する。

それから、もう一つ、今日、★東電から受理したばかりだが、移送ライン、これは4号機タービン建屋内において漏洩が発生した件だが、移送ラインからの漏水に関して東電から報告があった。(http://j.mp/QVnbDW)

今回の報告はホースからの漏洩に関する原因究明と再発防止対策、リスク評価の見直し、ということであり、今後内容を確認していくが、主な内容としてプレス発表分の2ポツに書いてある。

今回、耐圧ホースから漏洩した原因としては、この耐圧ホースケーブルというものがたくさん重なっていたこと。

作業の際に人が通行する際にホースを踏まざるをえない様な作業条件環境にあったということで、繰り返し荷重がかかって割れに至ったというふうに推定しているということである。

# ピンホールのような穴からピューと拭きでてたんじゃなかったけ? というか、高濃度汚染水が流れるホースを踏みつける作業環境って一体… (;゚Д゚) ナンダソレ

今後、このホースについてはポリエチレン管化していくということであるが、それまでの間は、今後、踏むことがないように足場を設置するような対策を取るというようなことが書かれている。

それから2ページ目(http://j.mp/PdnU5e)にリスク評価だが、リスクとしては今回あったような漏洩、水の漏えい水による設備、このリスクというのは、ある設備が故障することによって他の設備に影響を与えるかどうか、

といった意味だが、漏水による水没、汚染、火災による消失、重量物による損傷、ということを想定してリスク評価、見直しを行ったということである。水

漏れについては漏洩検知器の設置、あるいは電源の移設、堰の設置、ということで漏洩範囲の限定といった対策を実施するということにしている。

火災については、特に電気ケーブルだが、仮設で配置していたこともあり、そのケーブルの難燃性の確認をこれからしっかりやっていくということ。

それから重量物については基本的に今、屋内で重量物の取り扱いはおこなっていないし、屋外でも確認しながらやっているということだが、万一の落下等に対して影響が生じないような機器、施設の配置図とか配管ルートの図面、こういったものを整備するということが書いてある。

これについては今後確認していくが、この評価期間、取りまとめについては、原子力寄生委員会に引き継ぐ予定にしている。


■志賀の破砕帯の取り扱いに関する調査報告★★★

それからその他、今日は間に合っていないが、耐震バックチェックの志賀の破砕帯の取り扱いに関しての調査報告だが、明日、説明できるように準備をしている。また、具体的な時間等はお知らせするが、明日にはお知らせ、説明したいと持っている。

★★★それから来週だが、月曜日が休日なので、火曜日18日、寄生委員会前日だが、ブリーフィングの方はこれまでどおり、対応させていただく。私からは以上だ。(10分)



■質疑

○毎日岡田:★★★
破砕帯の調査、聞き取れなかった。もう少し詳しく。

○森山対策監:
破砕帯について保安院が何故、バックチェックで敷地内の破砕帯について取り上げなかったかということに対して、調査を今、保安院内でしている。

★★★その結果について、明日には説明できるだろうと思う。その準備を今しているので。また、実際の説明をする時間等については、改めて連絡をする。

○毎日岡田:
これはボリュームはどれぐらいのものか?

○森山対策監:
ちょっと、私自身も見ていないので。わかりません。そんなに大部のものではないと聞いている。

○毎日岡田:
何頁ぐらい?

○森山対策監:
わかりません。

○毎日岡田:
これも決まってないだろうが、何時ぐらいか目処は?

○森山対策監:★★★
午前中にということで今準備を進めている。

○毎日岡田:
これは明日だろうが、内容はどういった内容になりそうか?

○森山対策監:
私は承知していない。私は地震、まさに、調査を受ける対象でもあったし、まだ私自身は内容については承知してない。

# 身内が行う調査。無くなる前に過去を清算、保安院に問題なかった結論。寄生庁発足前に既成事実を作っておこうといったところ。

○読売高田:
あまりよく知らないが、この調査の経緯をもうちょっとよく教えてくれるか?

○森山対策監:
破砕帯がですな。も、も、も、も、問題が、得にしか発電所で出てきた際に、あのう、まあ、耐震バックチェックは一応終わっていたわけだが、この破砕帯を当時、対象として、対象というか、

# も、も、も、も、動揺しまくりモリリン

重点項目として十分チェックしていなかったということがあったので、どうしてそういうことになったのかということ。これはむしろ大臣からの指示もあり、調査をすることになったということである。

# これのこと http://j.mp/QI1hau 
http://j.mp/QI0cPW http://j.mp/QI0RRu


もう少し背景というか、経緯だけ説明すると、中越沖地震後に耐震バックチェックは中間報告というスタイルを取って、その時に、あの、ワーキンググループ等で、審議頂く際に、重点項目、審議の重点と。審議のポイントですね。

審議のポイントということで、絞って委員会では審議をしていただいたと。当然、事務方の方でだな。ある程度、他のものも見たわけだが、まあ、その中で、必ずしも志賀の破砕帯について、十分、その、バックチェックの中で、取り扱っていなかったという事実があり、その背景等について、調べ散るということである。

○読売高田:
これは志賀だけやっているのか?

○森山対策監:
志賀だけじゃなくて全体としてだな。あの、敷地内の破砕帯について取り上げた箇所は若干あるが、大飯は勿論見ているし、それから"もんじゅ"とか、若狭湾については基本的に見ているが、あの、それから東通りですね。

全体としては、あの、保安院の審議の重点としては取り上げていなかったということ、が、ある。

# 刑務所ぶち込みてぇ

○読売高田:
わかりました。これは担当課はどこになる?

○森山対策監:
企画調整課だ。

○読売高田:
保安院の終了時に出される取りまとめはいつ発表になるのか?

○森山対策監:
今、整理しているので。ええ、保安院の間に出すべく取りまとめるべく作業しているということである。

○読売高田:
最後の日辺りということか?

○森山対策監:
底はまさに作業しているので。あの、少なくともその日までには公表できるように取りまとめていこうということである。

○読売高田:
この月曜日と木曜日のレクは規制委員会に写ってからどういう形になるのか?

○森山対策監:
そこは寄生委員会の事務局、準備室に聞いてもらえればと思うが。いろんな形でしっかりとした対応をされると聞いている。

○読売高田:
ありがとうございます。

○森山対策監:
あ、それから、先ほどですね。運転上逸脱の件、注水量の件だが、東電からは16時に運転上の制限の逸脱からの復帰を宣言したという連絡があった。

で、保安院としても先ほど申し上げたように、バッファタンク内ですね。水質の確認、こういう事でやってきている。

それから流量確認も安定した流量であるということも確認してきている。それからこの注水量の低下に関して、警報設定値、これをきちっと行うことによって、早め早めの対応ができるようなことも確認をしている。

従って、この運転上制限の逸脱からの復帰事態は問題がないと考えている。なお、今回、バッファタンクのフィルター部分、こういう事を見てもなんというか、汚れ等があった。

こういったことについては、本件にかぎらず、やはり、フィルターの設置とか、再発防止対策ということは広く行なっていくべきだろうと考えているので。

事業者としてもそういったことを検討していると聞いているので。事業者が行う再発防止対策については、しっかりと確認をしていきたいと思っている。

あの、いま、申し上げたことは、また、メールでも、あの、お知らせする。当然、ホームページで、あの、に、掲載する。

# 話題逸らすのに必死ですな。

○NHKすがや:
破砕帯の話に戻るが、明日中には説明するということだが、報告書みたいな形でまとめる?それはどこか出す先があるのか?

○森山対策監:
いえ、あの、これは大臣からの指示で内部で行なっているので、まさにそれは、あの、ブリーフィングという形で説明をすると。一応、明日、午前中を念頭に今準備をしている。

○NHKすがや:
後、それ、すいません。大臣からの指示がいつ頃だったのか?

○森山対策監:
ちょっと日時までは覚えていないが。イツカワカル? ワカンナイカ すいません。はい。シィー シィー 他にないか? シィー シィー なけれこれで、ああ、すいません。

# 言いたくないんでそ。気まずい時に出る シィー シィー 歯の隙間から空気吸い込む音。もう聞けなくなると思うと寂しいな。

○東京新聞 大村:
さっき、森山さんがおっしゃったことで、ブリーフィングは従来通り対応したい、寄生委員会が発足後、これ、どういう意味?

○森山対策監:
すいません。いつもどおりというか、それは寄生委員会のことか?

○東京新聞 大村:
来週火曜日、寄生委員会発足だけど、ブリーフィングは従来通りおっしゃったが、

○森山対策監:
来週は、月曜日が本来定例のブリーフィングの日だが、休日なので、寄生委員会は19日はあまり関係ないが、これまでどおり翌日火曜日に、、ま、これまでも休日が月木とかかった場合は、その翌日にしていたので。あの、18日、16時の目処でブリーフィングは継続させていただきたいということだ。

○東京新聞 大村:
その日が保安院としてのブリーフィングは最後ということか?

○森山対策監:
あの、そうなる。19日が寄生委員会の発足なのでそうなる。

○東京新聞 大村:
わかりました。

○森山対策監:
他にないか?じゃあ、これで終わる。



~ 終了 16時19分

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