2012年9月4日火曜日

東電会見 2012.9.3(月)17:30 ~ 熱中症実績?報告。4号機建屋耐震安全性評価に計算ミス。1~3号機原子炉注水量の低下まとめPP資料配布。アラームタイパー指示報告、月に一度の温度計評価報告。核種分析確報版、ほか。

東電会見 2012.9.3(月)17:30 ~ 本日より会見開始時間が 17時30分に変更になっています。

にこにこすまいる(朝日木村記者質疑)
1~3号機原子炉注水続報。フラッシング後 8月31日に2回、9月1日に5回、9月2日1回の流量調整行うもその後徐々に流量低下する現象。注水手前のラインを開放し圧抜き、流量低下した分は開度開いて稼ぐ旨の報告。弁開度あけてつまり予防。

バッファタンクにクラッド(金属粉)のようなもの。分析には数日。原因不明。至近に行った建屋地下汚染水P管取替え移送ライン変更、またはバッファタンクに取り付けた冷凍機敷設作業の際に異物混入の疑い示唆。様子見状態。

保安院報告は2件。アラームタイパー保全状況報告。1.保守管理実績 2.1Fにおけるアラームタイパー等の記録装置の不具合事象実績、3.1号機アラームタイパー警報内容が記録されなかった原因調査の3件。概ね東電の保守管理問題なし主張。

先日の4号機建屋健全性報告(2回目)耐震評価計算に誤り。4桁数字のところを2桁入力。プログラムが8桁入力しか受け付けないのに9桁入力した?プログラム欠陥か入力ミスかはっきりしない説明。評価に大きな影響ない旨の報告。詳細評価は続く

写真と動画による月一の2F復旧状況説明。水没した非常用DGの新品を同じ場所に設置したぜ報告。熱中症実績7~8月で10名。7月6名のうち3名はドクターヘリ、救急車搬送。脱水症判断は8月2名。7月言わず紙なく確認できず。 2週間に一度の核種分析確報版。速報値と変更なし。腫瘍三核種以外では銀110Mが微量検出。

質疑はビデオ会議公開要望が中心。今週中に要望に答えるため何らかの説明を行うとのこと。ブースカ前向き?発言連発。質疑中の笑顔をはじめてみた希ガスの貴重な体験。今週何か大きな動きあるかも。


○プラント

○報告・指示(翌日まだ東電が資料公開されず)

○環境モニタリング・サンプリング

○福島第二

【質疑】
NHK(炉注*・耐震評価ミス*)→朝日(ビデオ会議)→朝日(ビデオ会議)→共同(炉注*・耐震評価ミス*)→上出(ビデオ会議)→東京(炉注*)→毎日(炉注*)→NHK(地下水バイパス・ALPS・温度計評価*・2F復旧*)→ FACTA(ビデオ会議)→東京(熱中症*)→共同(耐震評価ミス*)*は冒頭報告のあった議題。



■福島第一の状況

○松本:
9月3日夕刻の会見をはじめる。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機への注水状況については、後ほど別の資料があるのでそちらで説明させて頂く。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。なお、先日、8月27日の運営会議、中長期ロードマップ(http://j.mp/TMXveo)のの説明をした際に、

★1号機の圧力抑制室内に窒素ガスを注入する作業だが、明日、準備が整ったので、明日、実施することとした。6時間ほど窒素ガスを封入し、格納容器のガス濃度の状況を確認する予定だ。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。プール水温は記載の表の通り。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機から3号機タービン建屋への移送を9月1日10時2分~9月3日8時23分まで実施。4号機タービン建屋から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は8月30日16時15分から継続実施中。

6号機タービン建屋の溜り水の屋外仮設タンクへの移送に関しては、10時~15時の間で実施した。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーでの高濃度汚染水処理を継続実施中。

[その他]
その他工事については特に大きな変化ない。


■福島第一原子力発電所1~3号機原子炉注水量の低下について

なお、この福島第一の状況(http://j.mp/RCLlDj)に対しては、1~3号機の注水量、調整実績について別紙という形で添付した。8月30日最初の段階から本日6時56分までの注水量の状況だ。

なお、現時点で注水量の再操作はおこなっていないので、9月3日 6時56分が現在のところ最新の実績という状況だ。続いて、この注水量の低下の件に関してPP資料を用意したので見るんだ。

タイトルは★★「福島第一原子力発電所1~3号機原子炉注水量の低下について http://j.mp/RCLqGV」ということで、こちらに関しては以前報告した通り、8月30日の午後3時の毎正時のデータ採取の際に、

1~3号機とも注水量が保安規定で定める運転上の制限値を下回っていることを確認して、その後、注水量の調整を流量調整弁で実施している。

なお、原子炉そのものの冷却、それから格納容器ガス管理システムでのモニタのデータ等を 他のパラメータについては変化はなかった。

これまで注水量の低下の原因調査という形で、流量調節弁に異物、ゴミ等が噛みこんでいるのではないかということで、調査を実施してていたので、その実績機について報告させて頂く。

1枚目したの段、スライド番号で言うと2(http://j.mp/OgkpcT)になるが、原子炉へ注水する水は、左側からバッファタンクを水源とし、常用高台ポンプによる注水を行った後、1号機、2号機、3号機にそれぞにわかれ、

②と書いてあるが、CS系に行く方と給水系から注水する方に分かれていく。常用高台ポンプは③台設置しており、2台が運転、1台が待機という運用。今回はこの 110AからC、それから302A,303B,303C のそれぞれの弁をフラッシングという形で、

ま、弁体についてはゴミ、異物等を流し込む作業を行った。★★しかしながら数時間後にはまた異物が付着する現象が再現するようであり、その後も8月31日には2回、9月1日に5回、9月2日1回の流量調整を実施している。

従って、この程度の弁の開度の調整では異物が取りきれないというか、再び付着することが確認されたので、もう少し弁を開けられないかということで、★★ポンプに付いているミニフローラインというものを操作し、(http://j.mp/Ogl4el)

系統流量そのものを全体としてあげて、実際に注水する量の水量を替えないまま、弁解度を増やそうということで操作している。

この絵(http://j.mp/Ogl4el)で言うと赤い線、① と書いてあるが、107A弁というものを通常閉で運用しているが、ここを開くと②の所の入口側の圧力が少し下がる。

水がこちらに少し多く流れるため、②の入り口の圧力が下がるので、同じ水量を流そうとすると104とか、302、303という弁を少し開ける必要がある。そうやって弁開度をあけると、

異物、ゴミ等が付き難くなるのではないかということで、現在、このような運用をしているところだ。現在のところ、9月2日に実施したが、その後の流量調整としては、★先ほど申し上げた3日、本日午前6時56分に一度やっただけという状況なので、

少し効果があるのではないかと考えている。引き続き流量については関しを継続しながら必要な流量調整等をしていきたいと思っている。また、皆様の手元には表形式で(http://j.mp/RCLgj1)

1~3号機の圧力容器の温度、原子炉注水量等のグラフを添付しているが、こちらの方で注水量の実績をご確認しておくんだ。

それから、圧力容器の温度に関しては代表点で示しているが、今回の操作をやっている関係で、★逆に圧力容器の温度は全体的に減少、低下気味という状況だ。

それからこういった現象に伴い、水質の分析も合わせて実施。RO膜、淡水化装置を出た後の水と、バッファタンクのところの水を採取して、どれぐらい不純物というか、クラッド、金属粉等のようなものが、含まれているか、というところを現在分析中だ。

★★ええ、フィルタ、ろ紙を通した限りにおいては、少しバッファタンクの水にはそういった金属粉、クラッドのようなものが見つかっており、少しそういった所が原因の一つではないかと思っている。

なお、こういった原因究明をする段階の中で、今後、必要に応じてバッファタンク内の清掃に関しても、計画していきたいと思っている。注水量の低下関係については以上だ。


■1~3号機の原子炉内温度計並びに原子炉格納容器内温度計の信頼性評価(報告)

★それから本日、保安院さまの方に温度計の報告、それからアラームタイパーの報告をしているので報告させていただく。

(http://j.mp/O6gGDc)資料タイトル「1~3号機の原子炉内温度計並びに原子炉格納容器内温度計の信頼性評価についての報告書」これは今年の4月から毎月1回、先月分の温度計の状況について評価を実施し、

# 20時段階で東電HPに資料なし。保安院より抜粋。22時段階でもなし

それぞれの温度計が監視に使用可なのか、参考程度なのか、ってな所を分析しているものである。データについては添付の表、それからグラフを見ていただきたいが。2枚めくって頂き、報告書の2ページ表1-1(http://j.mp/Ogn3PO)で、

温度計、信頼性評価結果(http://j.mp/OgnuK5)というのをつけているので、そちらを確認するんだ。先ずはじめに3号機のPCVの温度計だが、こちらは7月に報告した際に逃し安全弁のEの出口温度、

番号で言うと TE-2-113E というものが少しハンチング気味、上下に50℃ていどふらついていることを報告したところだが、こちらについては、温度抵抗を計り、直流抵抗に変化がないものの、指示値が大きくハンチングしているということで、

今回、参考にしようということで、+1とさせて頂いている。それから同様に2号機の圧力容器のフランジ温度だが、こちらは他の温度計に比べ、指示が減少傾向であるということが確認されたので、こちらも"監視に使用可"から "参考に使用"ということで、

上から3行目だが、+1という形で2この温度計に関して評価を変更している。従って、現在、1号機の "監視に使用可"となっているのが、圧力容器側で26個、格納容器側で22個に変動ない。2号機については圧力容器側が17個で先月に比べ-1個、

格納容器側は20個で変化なし。3号機については圧力容器側が41個、格納容器側が32個ということで、先月と比べると-1個ということである。★続いてもう一つの報告だが、アラームタイパーの保全状況に関する報告書だ。


■1F1号機のアラームタイパーの保全状況(報告)

★タイトルは「1F1号機のアラームタイパーの保全状況に関する指示文書に対する経産省保安院への報告について」http://j.mp/O6gDqZ ということで、アラームタイパーの保全状況について、9月23日になるが、

# この資料も23時現在 東電HPになし。保安院から抜粋。公開は明日。30分繰り上げ影響かいな

保安院さまから1枚目の下半分になるが、3点の報告を求められている。ひとつは1号機のアラームタイパーの保守管理の実績に関する調査、

2番めに1Fにおけるアラームタイパー等の記録装置の不具合事象の実績等、当該不具合事象に対する是正措置の内容に関する調査。

3番目に1号機のアラームタイパー警報の内容を記録していなかった原因に関する調査、ということになる。報告書を添付しているので(http://j.mp/OgpcuS)この3点について要点を中心に話す。

先ず、アラームタイパーの保守管理の実績だが、こちらは報告書のページ数で言うと、2ページ、3ページの方を見るんだ。

こちらは基本的にはプロセス計算機という計算機に信号を送り出す装置の点検と、もう一つはコンピュータの保守管理委託ということで、運転中における定期メンテナンスと2種類の点検を行なっている。

結果については4ページと5ページのところに、過去5年分の保守管理の実績を示しているが、記録が確認できた範囲位においては、特に保守管理の状態について問題があったというわけではなかった。

基本的には計画通り、保守管理がされているものと判断している。なお、今回の倍で言うと、2件ほど4ページと5ページで言うと、6番と8番と通し番号が付いているものに関しては、

点検記録が当社、それから点検を実施したメーカーにもなかったということで、記録としては確認されていないが、その他の状況から見ても、まっ、点検は、アノ、★★問題なく終わったものと推定している。

続いて2番めだが、アラームタイパーの記録装置の不具合事象の実績と是正外に内容だが、こちらに関しては報告書の6,7ページを見るんだ。(http://j.mp/OgpcuS)

ええ1号機から福島第一でいうと、6号機までこういったタイパーがあるので、11ページに示すような、今回記録が残っている限りのプリンター、こういったタイパー関係の不適合事象を調査したが、基本的には可動部分の、いわゆる印字不具合とか、

紙送りの不良といった消耗品関係の不具合、劣化がほとんどであり、適切な是正措置が行われたと考えている。

★3つめだが、今回の事故の際に1号機のアラームタイパーが警報内容を記録していなかった原因の調査だが、先ず実態としては8ページ9ページの頭上半分を見るんだ。(http://j.mp/OgpcuS)

今回は、3月11日の14時16分に地震が起こり、原子炉スクラム、自動停止した後、約10分間に関しては、アラームタイパーの記録が残っているが、その後はアラームタイパーは稼働していたものの、記録としては残っていない。

最終ページに当該の記録状況を写真でとったものを締め示しているが、こちらは形式としては、ラインプリンターというものであり、この左側の穴にまあ、紙送り装置の、まあ、ネジのようなもののが付いている。

それが紙を送った後、印字をしてく状況だ。今回推定される原因としては、この紙送りの装置が一時的に浮いて髪が送れない状況になった後、同じ箇所に連続的に印字をしてしまったため、このように真っ黒の形で紙がすりむけるぐらい、まあ、印字してしまったので残ってない、という状況だ。http://j.mp/N8gQIJ

本来であれば、いわゆるアラームタイパーについては、自分自身が故障だと判断すると、別のタイパーに打ち出すとか、あるいは音で知らせるという事ができたわけだが、今回のケースで言うと、紙送り部分のローラーだけは回っていて、

紙が浮いた状況になったということになるので、すいったバックアップのシステムが出来てなかったという状況だ。

また、1号機に関してはアラームの出力元である、プロセス計算機が、まあ、データを電子的に保管しておくような仕様になってなかったので、電子的な記録もなかったという状況だ。

以上の報告を実施させて頂き、ええ、8月23日にもう一つ報告書を求められているので、そちらに関しては9月21日までに報告することで準備を進めてまいりたいと思っている。本件に関しては以上だ。


■1F 4号機原子炉建屋解析モデル諸元の入力データの誤り

それから先ほど別に配った資料について、連絡させていただく。こちらPPの資料になるが、「福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋解析モデル諸元の入力データの誤りについて http://j.mp/RCOrXX 」

こちらに関しては説明させていただく。先週の8月30日(http://j.mp/N8hlm0)に4号機の原子炉建屋に関しては、耐震安全性の評価を再度行ったことで、評価をしている。こちらに関しては損傷状況を反映するとか、

原子炉建屋5階のがれきの撤去状況、4700トンのがれきが撤去されたこととか、使用済燃料を取り出しを想定した、いわゆる燃料取り扱いきの架構側の重さ(http://j.mp/PvOwx7)を評価に入れるとか、

そういったことでた新安全性を評価し、必要な体力が確保されていると報告をしたところだが、入力データの一部に関して誤りがあったことが判明したので少し紹介する。経緯については、報告書を提出した後、

保安院さまの方でバックチェックをしているところだが、その際にデータが違うのではないかということで、再確認を求められている。その結果、私どもの入力データに間違いがあるということで、、まっ、改めて報告する必要があると判断した次第だ。

ええ、ミスの内容については、(http://j.mp/RCOrXX)1枚目裏面にミスの内容を書いているが上半分が解析の全体の流れであるが、全体の質点系の地震応答解析モデルを解析して、床とか、壁の歪量、それから応答量を求め、

それを入力データして、3次元のFEM解析を行なっていくという基本的な流れがあるが、今回、入力ミスが行われたのは、あったのは、この最初の①のところである。http://j.mp/N8k4vX 具体的な間違いの内容は4ページにあるが、

番号で言うと8番になる。そこの回転慣性重量のところが、1021.56×10^5 という値を入力すべきところだったが、021.56×10^5 と誤った値で経産がされている問ものである。

★★この原因については、プログラム上、ここの値については8桁プログラムとして容易されており、1021.56E+5 というと、全部で9桁になる。(お絵描き http://j.mp/N8jka2)

実際の値はこのように 1021.56E+5 という形で全部で9桁必要なt頃だが、実際のプログラムの入力は、8桁の値が入力されるので、この1000の値がはみ出てしまって実際には入力されてなかったということだ。

従って1021.56というところが、実際には21.56という形で入力されたしまった状況だ。影響の程度としては、現時点でわかっているところについては5ページのところを見るんだ。

実際の評価値が少しちさめの字で書いている所と、赤い字が今回の1021に直した際に値が減ったところが赤い字、増えたところが青い字というところで増えたところが1箇所のみ、SS1という入力信号を入れた時に475ガルのところが476ガルという形で少し値としては大きくなる状況であり、

# 大丈夫かいな、その応答解析プログラム。21 → 1021 ほとんど変化なし。これだけ注目されている事象、それで最も技術力もっていると言われる東電でこの有様。実際に全国の原発、バックチェックで耐震評価ミスボロボロあったし。根底からして信用出来ない。

耐震安全評価上は、ほぼ、問題ないものと考えているが、今後、約2週間程度掛けて、全体の差異チェックを行いたいと思っている。

また、合わせてこういった入力ミスが何故起こったのか、という点と、他にこういった同様の箇所がないという点については早急に調査を進めてまいりたいと思っている。

現在、この件については、保安院さまの方に報告させていただいておりまして、引き続き報告をきちんとしていきたいと思っている。

# 何故起こったのかって、ちゃんと入力したつもりがプログラム側が受付なったということじゃないの?


■福島第二原子力発電所 復旧計画の進捗状況

それから福島第二発電所の復旧進捗状況について報告させていただく。「9月3日 福島第二原子力発電所 復旧計画の進捗状況について http://j.mp/RCLG97」こちらに関しては、毎月、月初めに福島第二の復旧状況について伝えているものだ。

全体の進捗状況ということでは、1枚目オモテ面に%で書いているが、8月末現在で1号機は48%、2号機 46%、3号機 73%、という状況だ。3号機については、上半期なので、9月末頃には全て完了する予定だ。

なお、具体的な復旧状況については、写真等(http://j.mp/O6hqrY)で伝えさせて頂くが、本日は10ページ(http://j.mp/RCLG97)のところに、1号機の原子炉建屋の付属棟に設置している非常用ディーゼル発電機A号機の発電機の据付工事が終わったので、

その状況について写真を配布するとともに動画を用意させて頂いたので、これから皆様にご報告、ご紹介させていただく。

じゃあ、お願いする。(動画 http://j.mp/N8lG8P)福島第二の1号機 ディーゼル発電機A号機は津波の際に建屋内に海水が侵入した関係で、発電機が冠水し、使用できない状況になっている。従って、今回は発電機の本体そのものを新しく作り直し、

ええ、今回、新たに据え付けた状況だ。今映っているのが、固定子(http://j.mp/N8lTsN)という事で、いわゆる発電機の外側に当たる部分だ。クレーンで吊り上げ、クレーンで吊り上げ、

# 同じ場所にな。

原子炉建屋の方の付属島の方にクレーンで吊り下げていく状況になる。こちらは奥の方にディーゼル発電機の機関、エンジンが奥の方にあり、そちらとがった指定駆除ぷ今日になる。真ん中の所にばってんで封をしているが(http://j.mp/N8lTsN)

その所に次の資料で用意する回転子(http://j.mp/N8m336)が挿入されることになる。こちらが回転子だ。

同じく固定子と同様に吊り下げて、地下一階の所に据え付ける状況になる。これは先ほど設置した固定子の内部に、衝突しないように徐々に押し込んでいく作業になる。以上だ。

今後は、この他、軸受等の復旧をして、後、実際に試運転等をやり、実際の運転ができるかという確認をしていく。

それから福島第二の状況だが、4号機については、本年度上半期中の原子炉開放を実施していくが、現在のところ、大体9月10日ぐらいの所に原子炉開放作業に着手する予定だ。

いわゆるオペレーティングフロア、一番高い所のフロアで、シールドプラグという、コンクリートの蓋の取り外す作業から着手していく。

それから実際の使用済燃料、炉内に入っている燃料の取り出しについては、現在のところ、10月上旬、初旬を実際の作業に着手できるのではないかと考えている。福島第二の状況については以上だ。


環境モニタリング・サンプリング核種分析 確報版

それから環境モニタリングの状況については既にHP(http://j.mp/uZPd5u)で公表しているが、★本日は核種分析の確報版という形で8月1日~15日分の所の公表も行なっている。(http://j.mp/O6gVhx)

入り口の所に印刷したものを用意させて頂いているが、いわゆる腫瘍三核種、ヨウ素131、セシウム134/137に関しては、今回の確報版での変更はない。

それから、★この三核種以外の検出された核種だが、1箇所見つかっており、★★8月7日の2号機の原子炉建屋の上部のブローアウトパネルでダストサンプリングをしているが

、そこで銀110Mが若干量見つかっている。まっ、通常のこれまで見つかっている量に比べても大きな変動はないものと見ている。


■8月分の熱中症の発生実績HP資料なし

★★★それから月初めなので、8月分の熱中症の発生実績について、少し報告させていただくが、7月の後半以降、8月末までの熱中症の発生実績、としては、全部で10名いらっしゃる。ええ、こちらの方は7月に、えっと…、7月に、、

5名の方がいるが、うち、2人の方は、、あ、、うち、7月に全部で6名の方がいるが、うち3名の方は救急車、若しくはドクターヘリで移送させて頂いた方だ。

それから8月分の発生に関しては熱中症では4名。4名の方も5,6号機側の救急医療室にて、点滴、若しくはOS-1を飲んで、体調としては復活をしている。

それから熱中症以外の脱水症と診断された方は8月分で2名いる。こちらはOS-1を飲んで復旧、回復された状況だ。プラント状況については以上だ。

○寺澤:
イイデスカ?

○松本:
ハイ。(31分)



■質疑

○NHK花田:
注水量の関係で。このフラッシング操作のみにフローライン(http://j.mp/Ogl4el)での運用だが、コレを行った理由としては要は107A弁を開くことで②に流れ込んでいる水が少なくなるので、開度を更にあげられるのかなあ、という感じ、捜査の気がするが、この意味としてはそういった捉え方で良いか?

○松本:
ハイ。結構です。少し説明がわかりにくかったかもしれないが、簡単に描くと(http://j.mp/Q0DTmt)ポンプがあって流量調節弁があって、ミニフロー弁があるところだが、この流量調節弁の開では、ほとんど全閉からわずかに開いている程度だ。

まあ、流量で言うと★★5m3/hや7m3/h程度なので、極めて小さい開度しか開いていない。従って、一旦ゴミが流されたとしてもその後、少し開いている隙間にゴミがどんどん付着して、まあ、ながら悪くなるんじゃないかと推定している。

従って今回、こちらのミニフロー弁を開けて、少しこちらに流量を流すと、ここの圧力が下がる。というと、実際に5m3/h程度流そうとすると、開度を少し上げる必要がある。

そうするとほとんど閉まっているところが、ある程度開度としては開くので、何か異物等が流れ込んだとしても弁体やシート面にくっつくと言うよりも、流れていってしまうのではないかと推定している。

従って、現在、その後の状況を見ているが、朝の6時56分に調整た後、あまり変動がない状況なので、ある程度効果があるのではないかと思っている。

○NHK花田:
わかりました。バッファタンクの中の自ら、クラッド、鉄錆みたいなものが見つかったということだが、大体どれぐらいの量見つかったのか?

タンクに入る水との量的、どれぐらいの量の水からどれぐらい見つかって、タンクの前の水はどうだったのか説明してもらえるか?

○松本:
ハイ。具体的なクラッドの量については福島第二に水を持ち込んでい分析中なので、今のところはまだ値としては確認できていない。明日には報告できると思うが、いわゆる淡水化装置をでアタ後の水と、

今回バッファタンクに溜まっている水をそれぞれ数リットル取ってだな。ろ紙で越した所の後の様子を見ると、まあ、淡水化装置の後が薄い黄色に対して、バッファタンクの水が茶色というか、かなり金属粉があるようだという状況なので、ある程度の量が混入してるのではないかと見ている。

○NHK花田:
フクシマの方の話だとプランクトンの残骸か錆なのか、まだわからないという話がったが、その辺を錆びとみられる根拠と、

○松本:
福島第二での分析はどれぐらい時間がかかりそうなのか?そうだな。我々が確認できるのは、今のところ色だけであるので、茶色に見えたので鉄錆の可能性があると思っているが、も、も、藻といいうか、そういった生物由来なのか、

あるいは他の金属片以外のゴミのようなもの何かについては詳細に調べたいと思っている。今のところ金属粉といったが、それは色だけの判断だ。

それからどれぐらい分析に時間がかかるかは確認させてくれ。今日は水を持って行っているので、どの程度のスピードで分かるんか、については確認する。

○NHK花田:
わかりました。そもそもの疑問だが、仮に鉄錆のようなものとして、★★それがこのタイミングデこれだけ何度も弁に詰まって流れが悪くなるようなことが起こりえるのかな、という感じもすんですが。

例えば微量という事なら、今まで積もってそれがなかなか取れにくくなって流れにくくなったとか、★★そういった話なら分かる気がするが、その都度その都度流れてきてるというのは、なかなか、今になってというのが理解に苦しむというのはあるが、その点はどのような見解か?

○松本:
はい。今のところまだはっきりとしたことはわかってないが、やはり8月30日急にこういう状況になったということで、この近くに行った工事の影響が大きいのではないかと見ている。工事としては2つある。

ひとつは7月に設置した冷凍機。バッファタンクの中の水の温度を9℃ほど下げるように循環する装置を作っているので、そこに何か、設置工事をした際になにかそういった異物のようなものを持ち込んだ可能性があるというのがひとつ。

もう一つは更に8月30日よりだが、信頼性向上対策工事ということで、耐圧ホースをP簡易取り替えている工事がある。従ってP管の中にこういった異物類が、まあ、養生はしているが、何かバッファタンク内に持ち込まれ、

それが、まっ、急に、、、、持ち込まれて、それが、バッファタンクから、ええ、吸い出させて、ええ、弁の方に言った可能性もあろうかっ、と思っている。まだ具体的なところまではわかっていないが、

少しそういったバッファタンクの分析とか、あるいは少し大規模な工事になるが、バッファタンク内の清掃といった形で確認できると思っている。

○NHK花田:
そのP管の配管はバッファタンクの手前側につけているという結構直前の部分を取り替えたと?

○松本:
ハイソウデス。

○NHK花田:
わっかりましたぁ。今後だが、しばらく同じように見にフローラインを使った運用、開を時折開いてやる、というような、現状を維持するような形にするのか?調査をやりながら。

○松本:
そうだな。ミニフローラインを開にすることで、この302とか303という弁を少し開け気味に出来ているので、当面この運用を続けたいと思っている。

それを運用しながらだな。先ほど申し上げた水の分析の結果とか、結局何が原因なのかっ、てなところを突き止めたいと思っている。

○NHK花田:
わかりました。あと4号機の関係だが入力ミスの関係だが、1021の一番初めの1を入れたか、入れなかったという形がするが、これは単運な入力ミスと認められてよろしいのか?、

○松本:
アノウ、結果的には、あのう、そういう状況になるが、入力そのものは1021.56という形で入っている。只中に計算機の中で処理する際に8桁しかこのデータとしてはとら使わないプログラムになっていたので、

頭の位置、千のくらいが処理されなかった状況になっている。従ってそういったプログラムになっている、仕様、お、ま、使う側がどう考えていたのかとか、或いは我々の運用としては入力したデータをどういうふうに計算機が認識しているか、

という確認のプロセスがあるので。そこのところが何故すり抜けたのか、てなところを今調べている所だ。

○NHK花田:
入力はしっかりやったけど、計算上のプログラムの桁数が違ってたんで反映されなかったってことですね。

○松本:
まっ、単純に申しますとそういった状況になっている。

○NHK花田:
この影響の最大化速度の所、EW方向だが、これは応答加速度なんで減ったほうが要はそれだけ揺れなくなるという価値に捉えればいいのか?減少店が多いと思うが。

○松本:
ハイ。アノウ、赤い数字は応答が減少する状況なので、指摘の通り揺れなくなる方向だ。(http://j.mp/RCOrXX スライド5)青いところが一箇所あるが、こちらは475が、476になるので、1cm/s2 増える状況になる。

○NHK花田:
実際に評価上、どれぐらいで揺らすかというようなものがあり、その揺らす値がこの前の値よりも小さくなった形なのか?

○松本:
はいそうです。3ページを見るんだ。先ず、この質点系、いわゆる串団子モデルで、こういった応答速度を各床ごとに作ってだな。

それを入力データとして6ページで言う3時限FEMの入力データにしていくので。揺れが小さくなると。まあ、減少としてはだいたい小さくなるか。ま、値的には殆ど変わらないといった状況になろうかと思っている。

○NHK花田:
逆にこの間に出した評価のほうが大きい揺れで耐震をやってたんで、まあ、過剰に見積もっていたという理解をすればいいのか?保守的というか。

○松本:
んんぅ、まっ、結果としては、まだ、あの、3次元FEMをやった結果がどうなるかはまだ分からないが、あまり差がないものと思っている。これはあくまで入力の間違いなのdえ、なにか保守的に評価したっ、てなわけではないが、

○松本:
この結果として値が小さくなれば、当然、揺れ、あるいは体力としては有利な方向にはなる。

○朝日木村:
テレビ会議の件で要請させて頂きたいとおもっている。今回、視聴期間、まもなく東電が定められた期間がやってくるが、あたら目てこの視聴期間の延長を要請させて頂きたいとおもっている。今、社内ではどのような検討になってんのかね?

○松本:
試聴期間の延長の他、他の箇所の高回答を含めて、現在検討させて頂いている。9月7日金曜日がいわゆる最初、私どもが設定させて頂いた最終日なので、★★今週中には今後のやり方について、皆様に報告できると思う。

○朝日木村:
それは延長する形ということでの方向でよろしいのか?

○松本:
まあ、延長の問題、ソレから他の場面の公開の問題、色々皆様、ご要望を承っているので、それを含めた私どもからの説明という形になる。

○朝日木村:
一方的にいつものように答えを持ってこられてこれでよろしく、というふうに言われても困るので、あまりこちらが飲めないものを回答として持ってこられても困るので。その辺はきちんと対応お願いする。

○松本:
ハイ。考えております。

# 考えております

○朝日木村:
もう一点だが、朝日新聞だけでなく、新聞居愉快含めて、今回の開示にあたって、報道、並びに取材についての制限があることについては、強い疑義をもっている。

今回、検討されているということなので、そういった新聞協会、並びに、個別的に朝日新聞はじめ、毎日新聞、時事通信、いろんな形でそちらに改善の要望、講義等は来ていると思いますので。併せてそれについても前向きに改善されるよう、要請させて頂きたいと思っている。

○松本:
ハイ。今回、条件等が皆様の意見を多く承っているので、ww その辺も、あの、ご説明する中には、ふくまれ、含めたい、ええ、含めて、お話したいと思う。

# 含まれ、含めたい、含めて、、(・ω・ )ナニカツヨウ? ナニカ アルナ コレハ

○朝日木村:
回答というか、素案はいつ頃示して守られることで承っておけばいいのかね?

○松本:
あのう、少なくとも今週中には皆様にご説明できる機会があろうかと思っている。今のところ、ww 明日、明後日、ww という具体的な日時までは決まってないが、少なくとも、今週、最終日を迎えるので、今週中には説明する。

# ビデオ会議要望 フリーランスの扱いはこちら → 1.http://j.mp/TdKgpy 2.http://j.mp/TdKnS3 http://j.mp/TdKCga この翌日の会見で、久しぶりに大手新聞記者が東電会見でビデオ会議について質問してたw

○朝日木村:
最終日はやめてくださいねッ、松本さんww 

○松本:
ww できれはそういう意味では少し、何と言いますか、その辺は考えたいと思う。

# 質疑中にブースカスマイル、初めて見た気がしる。記者クラブメディアとの和気あいあいのぶら下がりでは、しょっちゅう笑顔なのに。

○朝日木村:
それで先ほど行ったことにも関連すると思うが、きちんと報道側とですね。こういう形での公開、試聴という事をやりたいということで、是非、協議する場を模っていただきたい。

これは枝野大臣の東電に対する要請とも合致するところだと思うので、先ほど申したように解答用紙だけをぱっと見せられて、あとよろしくと。承りました。

これでよろしくと言われてもですな。なかなか協議は進まないので。是非、そういう形で協議する場を持つようにですな。改善していただきたいなと思っている。

# 当然公開で。

○松本:
ハイ。今の段階でどういう約束ができるかわからないが、少なくとも皆様にはきちんと説明できる機会と、それに対して質疑応答というと変だが、そういった話し合いが出来る場は用意したいと思う。

# 当然公開でな。

○朝日木村:
松本さん、ww いつも話し合いと言ってですね。あのう、こういうのでよろしくと言って来られるが、そこから一歩も引いたり下がったりがないわけじゃないですか。現実的には。そういうのは話し合いとは言わないんですよ。

ですから。例えばこういう腹案として東電はこういうふうに開示したい、公開したいと思っているということがあればですね。それに対してこちらにも不満なところはあるわけですよ。それをきちんと協議してですね。

# 読売、産経、日経に関してはこれっぽっちも不満無さそうですが。

○朝日木村:
すり寄れる、歩み寄れる、そういう場がないとですね。いつも一方的な形になっているわけですから。そういうのをやめていただきたいということなんですぅ!

○松本:
www いま、ちょっと私のほうが、どういったあの、ww あの ww 回答ができるか、あのう、難しいところでありますが、広報全体、会社全体でちょっと考えておりますので。そういう意味では、ちょう暫くお待ちください。

# ちょっとブースカのwツボがわかった希ガス。

○朝日小此木:★★★
新聞協会からのですな。東電に対する文書での申し入れの中にですね。あったというか、キーワードは全面公開ということだったと思う。

で、それは新潟の泉田知事なんかも言ってるように、報道機関向けだけの、公開ではないという事をよくよく、まあ、既にご理解なさっていると思いますけど。

# なんかも…

松本さんは。だけど、東電の会社全体として、本当にどこまで理科しているのかなあと。残念ながら疑問に思わざるをえない様なですね。

# 【再送w】ビデオ会議要望 フリーランスの扱いはこちら → 1.http://j.mp/TdKgpy 2.http://j.mp/TdKnS3 http://j.mp/TdKCga この翌日の会見で、久しぶりに大手新聞記者が東電会見でビデオ会議について質問してたw

★★★この間の公開のやり方にしてもですね。実際に底で視聴しようとすると、大変な物理的な制約の中でですね。視聴しなければいけないと。それを単に機関を延長したところでですね。全然、全面公開には遠いわけですし、

# そのとおり。全面公開以外ありえない。何のために物理的な制約を与えているかという話。公開と妨害を同時にやる。それが新生東電、下河辺新会長、広瀬新社長の出した答え。経営層にこれだけ外部から入っても内部の情報伝達が見えてこない、これまでどおりの国費投入救済企業東電。素晴らしい。

★★★東電が再出発するにあたってHPで会長や社長が仰っているように顧客目線に徹するとかですね。あるいは、その透明性の確保によって信頼性を回復すると。その言葉はその通りやって頂きたいと。思ってるんですね。

★★★だけど、このテレビ会議の映像公開問題についてもですね。まあ、言われたら、じゃあ、ちょっとずつやっていくと言うようなことではですね。全然、透明性の確保とか、顧客目線の徹底とかですね。そういうことになってないし、

★★★それでは信頼性の回復というのは非常に遠い話しになってしまうんですね。だから東電自身のためにもそうだし、この情報が本当に国民の財産として共有されていってですね。本当に世界中の人達から、正しく活用されていくということをですね。

期待しながらですね。是非、全面公開ん踏み切って頂きたいと。その際ですね。プライバシーとの配慮というのは当然だと思うけども、それは東電だけが判断するのではなくて、本当に外部の第三者に判断してもらうとかすればですね。

より合理的で説明のできるものが得られるわけですから。どうかその、なんというかね。出来る、出来ないというのではなくて、どうすれば全面公開を出来るのか、ということを前向きに取り組んでですね。今週の対応の中に生かして頂きたいと。

そうでないとですね。全面公開じゃなくて、またメディア向けのね。

○寺澤:
完結にお願いしたいと思う。

○朝日小此木:
はい。メディア向けのね。ええ、対応をちょっと延長しましたという話では情けないと思うんですね。という事でよろしくお願いします。

○松本:
ハイ。アノウ、まあ、そういった皆さんの意見を色々伺っておりますので。あのう、そういったことも含めて説明できればと思っている。ただ、今回の件、いわゆる私というか、★★★広報部が勝手に決めているわけではございませんで、ええ、

# 広報部が勝手に決めてるようにしか。下河辺会長は東電会見を見てない。必要な情報は我々広報部が伝えておりますということですたが。1.http://j.mp/UnmcjO 2.http://j.mp/UnmiI7 3.http://j.mp/Unmp6y

下河辺も含めて、新しい経営陣も含めて、公開の方法については議論させて頂いた上で、会社として決定したいと思っているので、その辺は内情をご理解ください。

○共同しずめ:
フラッシングについて。仕組みとしては見にフローラインというのは主導で弁を開ける?

○松本:
ハイ。見にフローライン含めてここのラインは全部手で開け閉めする弁だ。http://j.mp/Ogl4el

○共同しずめ:
全部主導で、圧力を下げることによって104弁とかが開けられるようになるということか?

○松本:
ハイ。全体の流量が増えるので、いわゆるポンプの出口側の圧力としては下がり気味になる。そうするとこの絵で言うと流量調節弁の方は、より、開けて行かないと5m3/hを同じように流そうとすると、圧力が下がる分だけ、より開けることが必要になる。

そうすると隙間が大きくなるので、ゴミとか、異物などが詰まりにくくなる効果を狙っている。

○共同しずめ:
つまり、ミニフローラインを開けないと、

○松本:
開けないと流量が基本的にはポンプの性能に比べて便のほうがかいどが小さい状況になっているので、ほとんど隙間がない、要は何かゴミとかがくっついてしまうと、直ぐ流路が狭まってしまう状態になるので、今回のように数時間経つと徐々に流量が低下してしまう自体になってしまうことを防止したいと思っている。

○共同しずめ:
その異物か何かというのは、まだわからない?

○松本:
今のところまだはっきりしたことはわかっていない。

○共同しずめ:
おっしゃっていた鉄の扮とかいって、

○松本:
ハイ。えっと、バッファタンクの中の水を採取して、ろ紙で漉すと茶色い金属のようなもの、まあ鉄さびでクラッドといっているが、そういったものが付着したので、そういったものが一員ではないかと思っている。

○共同しずめ:
この操作をしたのが今朝の6時56扮?

○松本:
いえ。ミニフローを開けたのは昨日の、ええ、14時30分から15時35分にかけてやっている。

○共同しずめ:
参考資料で配られた中水流量というのを見ればいいのか?その後の?

○松本:
えっと、http://j.mp/RCLlDj 2日の15時35分にこちらは流量調整をやっているので、これで最終的に開け高井戸が決まった状況だ。この15時35分にミニフロー弁を開けて、全体の系統流量を増やした状況になっている。

○共同しずめ:
ごめんなさい。まだよくわからない。つまり、ミニフローラインを通したことによる影響を見るには、どのデータ、数字を見る?

# 使ってない流路を開いて水を流すことで圧力が下がる。圧力が下がると、それだけ流量が低下するが、その低下した分を弁を開いて補う。弁が大きく開くと通り道が大きくなってゴミ流れるんじゃね?という発想か。で、炉に近いほうで調整して注水量は変えないよう調整する。と、こんなマイ理解。

○松本:
あっ、先ずですな。福島第一の状況という1枚目、この資料(http://j.mp/RCLlDj)の9月2日のところの、10時30分から15時35分にかけて、流量低下の原因調査の一環として、各入り口の流量調整弁の開を大きくし、というところが見にフロー弁を開けている操作になる。

で、その結果として、各流量調節弁を更に開けないといけない、という操作をやったのが、この別子で言うところの2日の10時35分の操作になる。

○共同しずめ:
流量が変わっていないというのは?

○松本:
で、その後、15時35分に調整をしたあとですな。しばらくずっと様子を見ていたが、本日の6時56分にご覧の通り、若干量調整して、その後は今までまだ流量調整に至ってないということなので、まあ、8月31日、1日といったような、まあ、数時間に1回やっているような流量調整をやるほど、自体は悪化していないと見ている。

○共同しずめ:
この政治ごとのデータ(http://j.mp/RCLgj1)もこれは同じ所のデータなんですな?

○松本:
ハイソウデス。

○共同しずめ:
つまり、だからまだひょっとしたら、また詰まるかもしれないが、つまりは少し改善されているようだというような?

○松本:
ハイ。詰まるかもしれないけど、開度が大きくなっている分、詰まるスピードは遅くなってると思っている。

○共同しずめ:
ハアハアはあ。すると、じゃあ、大分何か沢山水の中に混じっていて、それが詰まっているという?

○松本:
詰まっているというか、開度がそんなに無い、殆ど開いてない状況だと詰まりやすい、というところがあるが、今回のように、ある程度少し開いている状況だと、なかなかそういった所に詰まってこないんじゃないかと思っている。

○共同しずめ:
もう一つだけ。解析の話だが、8桁までしか入れられないプログラムになっていたということでしたよね?

○松本:
ハイソウデス。

○共同しずめ:
4ページのところ。(http://j.mp/RCOrXX)

○松本:
ハイ。

○共同しずめ:★★
他に9桁のデータはなかったのか?

○松本:
えっと、ご覧のとおりだな。今回使用しているデータの中では基本的にもう、8桁を超えるようなところはなかったので、現在ここが問題と思っている。他にないかというのは当然調べている所だ。

○共同しずめ:
今のところ、ここしか、

○松本:
ここだけだ。

○共同しずめ:
はぁはぁ、これは東電でされた作業か?それともどこか他に?

○松本:
イエ、30日にこの報告を私ども保安院さまに刺して頂いているが、保安院さまのほうでダブルチェックという形で、私どもの解析データを用いて、保安院さま側でも解析が行われている。その際に入力したデータに比べて結果が違うってなことで、

# 解析たぐいは JNESに丸投げ。経産省中心の原子力村のマネジメントが彼らの本業。報告にあるようなあんな僅かな数字の差を見つけたの?解析結果から??全く同じ解析コードを使ってるとうことなのかな。よくわからない。

○松本:
私どもに問い合わせがあり、判明した次第だ。

○共同しずめ:
問い合わせはこの一箇所について、ということですね。

○松本:
ハイソウデス。

○共同しずめ:
保安院はJNESかなんかに多分やらせていると思うが、

○松本:
あっ、そうですな。

○共同しずめ:
東電は東電でやってる?それともどこかに委託してやってる?

○松本:★★
あのう、解析は私どもから竹中工務店に委託を行なっている。

○共同しずめ:
ありがとうございます。

○フリー上出:★★★
テレビ会議のことだが、朝日新聞の小此木さん、木村さんが言ってることに私も全面的に賛成します。それに付け加えてちょっと要望です。これまでの会見でも出てるかと思うが、

大きなメディアでもなかなか150時間をこなすというのは大変なのに比べて、フリーランスの記者はもっといろんな作業が大変なんですね。それでいくつか対応を聞いていると、アシスタント的な人を中に入れようとするとダメだと言われたり、

いわゆるメディアの組織になっている場合はいいが、フリーランスの人がアシスタントみたいな感じで誰が協力者をやってもらうとするとダメだとなっている。これもやはり、公共財ということ、それから小此木さん~も出てましたが、

報道機関だけではなくて、学者とか研究者とか、いろんな一般の市民も含めた人なんかも見れるような仕組みというのを考えて欲しいということを考えると、透明性という点から言うと、

そういうフリーランス記者も見やすいようにして頂きたいなという要望。それについてどう思われるかというのが一点と。やはり、何らかの形で協議の場が必要だと思う。そこにも是非、フリーランスにも連絡会がありますので。

その代表の方が一人はいるとか、やはり、一般の方からやはり公平に透明性を模っ手やってるというやり方を考えて頂きたいと思う。この2点についてお願いする。

○寺澤:
先ずは、市民への一般公開、アシスタントの件だが、基本的には先日、回答する記者団さんからもそういう話があって、そのかたの事業主として、アルバイトとして雇用して、あの、入れたいんだというよなことについてはOKという事で申し上げました。

# そうそう。吐き捨てるように言っておりましたな。1.http://j.mp/Unsyj4 2.http://j.mp/UnsEqY アルバイトなんてワードどこにもないけどな。

今の上出さんの話は基本的に上出さんのパートナーの方が、この入館をすることについて、どうかということですね?そこはちょっと検討させて下さい。あの、出来るかどうか、ちょっとこれは、アノ、回答はできないが、検討させて頂ければと思う。

それから市民への公開、その全体の公開に関しては、先ほど、松本さまが申し上げました通り、その辺の考え方についてなども、まあ、今後の公開にあたっての検討の中で、ちょっと、みなさんの中にご披露させて頂ければと思っている。

# 今週、そんなお披露目があるんでそうかね。ブースカスマイルから期待していいんじゃね。とか思ってる。それは同時に期待が外れた時の反動も大きい事を意味するぞ、と重々念押ししておいてもらいたい。

それから協議の場だが、これもどういう形にあるかアレだが、私どもの考え方は説明をしっかりさせて頂きたいと思うし、当然のことながら、皆様の要望があれば、要望の、まあ、私どもとして対応できる範囲の中で検討はしたいとは思っている。

# あんたら自分たちが主張して押し付けるだけで、こっちの話は聞く耳もたんじゃないか。いつもご意見としては承るで終わり。

○フリー上出:
関連で。今までテレビ会議をやっていて、色々な人が入ってきていると思うが、何かトラブルとか、そうい事はあったか?

○松本:
ナイヨネ? 

○寺澤:
特段、そういった、今回、あの、なんというんでしょうか。私どものほうでお願いをして色々と皆さんから、色々とお叱りを頂きました、あの、色々と、あの、中の物を撮影をしないとか、録音しないとか。そういうようなことは、基本的に皆様守っていただいたと私どもは思っているし、

# ほんとナニサマだろ。誰かに対する当てつけにしか聞こえないな。日本のマスコミなめられまくり。これまでどおり広告費欲しかったら読売新聞さまを見習えや。事故をおこした加害者とはとても思えない。

○寺澤:
本当にその辺は、改めて協力いただいたと思っている。

○フリー上出:
で、各社さんの中には記者じゃ無い方が、作業としてそういう記録を取る作業をして問題なかったと思うんです。それから考えると、アシスタント的な人、

勿論、私たちは約束は守ってやるという前提ですから、それでトラブルは起きるとは考えられない。常識的にもなにか制約をするために先ほど、朝日の方も言っていたが、制約をするために何か、いろんな物を出してくるという、そい言うようなのではなく、前向きに考えて頂きたいと思う。

○寺澤:
別に反論するわけではないが、アシスタントという形で、若干名の1,2名の方がアシスタントとしてくるのであればいいと思うが、

まあ、これで何十人とか、そういう形での、その、ある意味で常識をww 逸脱するような形になってですね。他の皆さんたちが視聴できないというようなことになれば、非常にいけないと思いますので。

# 反論するわけじゃないと言いながら、極論引き合いに反論してる時点で、常識を逸脱してるのは、あなた方、東電広報のほうでそ。というか、世間の常軌を逸脱しっぱなし。逸脱している自覚すらない。ホント、逸脱は保安規定、法律だけにして頂きたい。ってそれあかんやあん Σ(゚д゚lll)ガーン

その辺のところは、ちょと踏まえて、その点も考えて、ちょっと、あの、検討させて下さい。

○フリー上出:
普通、あの、財力的にってもですね。ww あまり考えられないことだと思います。www

○寺澤:
何れにしても要望として、検討の一つにさせて頂ければと思っている。よろしいでしょうか。

○東京新聞 小野澤:
注水の件で確認したい。今やっている対策は何時頃まで続ける目処か?これはずっとこういう状況で進むのか?

○松本:
アノウ。少なくとも今回の原因が何かとはっきり分かるまでは、今の運用というか、運転状態は継続する予定だ。

今後、バッファタンク等を、やっぱ問題だということで、中を綺麗に清掃して、まあ、異物、ゴミの問題がなければ元に戻す可能性はあるが、今のところ、このミニフローの運転を継続する。

○東京新聞 小野澤:
炉の冷却にこの方式はなにか影響あるのか?この冷却をすることによって。

○松本:
炉の影響に関しては全くない。こちらの流量調節弁は、炉に対して必要な流量を確保した上で注入しているので。

むしろ、現在の圧力容器の温度を見ると、若干下がり気味なので、冷却という意味では効果、問題なく維持できていると思っている。

ただ、そういう意味では、ミニフロー弁を回してポンプを回して、水がまたバッファタンクにぐるぐる循環しているだけなので、この部分が無駄ではないかという、まあ、見方もできるが、これ自身ポンプの運転上も何ら制約にはならないので。基本的にはなにか影響があるとは思っていない。

○東京新聞 小野澤:
使う水の量が増えたりというのはあるのか?

○松本:
これは樹関してバッファタンクから出てバッファタンクに戻ってるだけなので、水の量の増減としてもない。

○東京新聞 小野澤:
じゃあ、原因がわかるまではしばらくこの体制で行くと。

○松本:
そうですな。

○毎日阿部:
仮にバッファタンクの中を掃除することになると、その場合の炉の冷却への影響はあるのか?その場合、タンクを別に作らないといけないのか、何かやり様があるのか?

○松本:
あのう、基本的にはバッファタンクの中に、まあ、底部に沈んでいるような物をだな。水中掃除機のような者で水取る作業だと理解しているので、特段、問題なかろうとは思っている。

ただ、掃除している間に更に巻き上がって問題がある場合もあるので、もう一つタンクとしては濾過水タンクという別の水源を用意しているので、そちらを使う可能性はあるが、これはもう、どちらかというと、もう少し良く検討したうえで作業段取りを作って実施に移したいと思っている。

○毎日阿部:
清掃作業というのは、仮に着手してからどれぐらいかかるものか?

○松本:
あのう、まあ、そんなに大きなタンクではないので、作業そのものは1日程度で出来ると思うが、準備だと含めると、やはり前後1日程度はいると思う。

○NHK花田:
スケジュール的な部分の確認だが、ALPS注水試験から試運転に入っていくと思うが、その時期の目処、9月上旬で、もう入ってしまったのでその目処と、後、地下水バイパスの井戸の仮運用も始まる時期かと思うが、その時期というのはどれぐらいの目処か?

○松本:
現在、ALPS(多核種除去設備)に関しては今、コールド試験という事で、濾過水を使った試験を実施中だが、次のホット試験、実際の処理水を使った試験については、まだ実施時期については未定だ。少し、★現在、私どもの方から保安院さまのほうに、

★ALPSの安全対策について説明をさせて頂いている段階でございまして、そちらの方のきちんとした審査、真偽等が終ればホット試験には移行出来るとは思っているが、今のところ、まだ、スケジュールありきではないので、

少し、説明させて頂いている段階だ。それから地下水バイパスのパイロット揚水井だが、こちらはまだ、時期(http://j.mp/PNEyHG)としては、揚水試験は9月下寿からになるので、今のところはまだ準備工事の方をしている段階だ。

○NHK花田:
わかりやした。今日の温度計の関係だが(http://j.mp/O6gGDc)最新のデータで2号機の全体数が載っているが、RPVのそこを計っている温度計の数として、それぞれ数をどれぐらい設置されていて、使用可がどれぐらいあるか伺えるか?

# 同日の会見資料はその日のうちに公開しようよ。30分会見繰り上げになった途端、これですか?

○松本:
えっと、RPVの底の所はだな。ページ数で言うと、7ページを見るんだ(http://j.mp/Ogn3PO)7ページの中で20番、21番、22番、23番、24番、25番までがいわゆるRPVの底の所の温度を測る6箇所の温度計であり、

20、21、22のなかで、現在使えるのが、現在、22番のTE-2-3-69H3と言われるやつだ。それから上部スカートジョイント部と言うところで使えるのが、F-2ってやつで、これが使える。で、それぞれ参考が2箇所と故障が2箇所となるが、

圧力容器の底部で使える温度計については、現在、6箇所のうち2箇所だ。

○NHK花田:
ありがとうございました。2Fの燃料取り出しだが、これは何号機から取り出すのか?後、復旧計画に書かれている内容と捉えればいいのか?

○松本:
ハイ。現在、福島第二で燃料取り出す予定が具体的に決まっているのは4号機だけだ。で、9月10日から開放作業に着手し、12月初旬には最初の燃料取り出しができるのではないかと思っている。1から3号機については、開放するかどうかも含めてまだ決定していない。

○NHK花田:
4号だけがそういった形になっているのは何故なのか?

○松本:
復旧が一番早く進捗しているのが一つと、もうひとつは1~4号機は地震当時、全号機とも全出力運転で運転中だったので、まあ、炉内の地震の損傷については、1台は先行して確認をしていく必要があるのではないかといことで、まあ、4号機を選定して、まっ、燃料の状態、

# 再稼働に向けてな。

それから燃料を取り出した後、炉内構造物に異状があるかないかという所をカメラを下ろしてみたいと思っている。それから先ほど、NHK花田さまから質問があった、バッファタンクからの水の分析だが、手続きの関係で、まだ福島第二の方には送れていない。

# ポリタンクで運んだら、また怒られるんでな。

2,3日掛かるようなので、今日、明日、の午前中に出てくるものではないので、ちょっと待って頂ければと思う。

○ファクタ宮嶋:
テレビデオの公開という問題についてはだな。やはり、新しい経営陣が、新経営陣が就任した、唯一最大の功績だと思ってますんでな。この先どうやるかについては、下河辺会長からしっかりした説明を頂きたい。

要するにこの問題は旧経営陣が何がしかの理由で、ずっと拒んできた。で、今なお、代表執行役である広瀬社長とか、副社長の相澤さんたちに取ってはだな。おそらく代表訴訟なんかは受けているわけだから。

そりゃ公開したくないに決まってるんですよ。おそらくね。だからそこは新経営陣の代表者である下河辺会長さんにですな。これはマスコミだけじゃないですよ。新潟県の知事さんとか、世の中の人に対して、

あの事故の一ヶ月、ある部分までしっかりと公開することをするのかどうか?ですね。それはやはり下河辺会長さんに説明していただきませんとね。これは誰も納得しないと思います。そいでまあ、こっからが質問だが、

# ここまでは説教だが

同じく6月下旬に社内事故調の報告が出ました。これは旧経営陣が作ったものです。それはそれで構わないと思うが、新経営陣が出来ましてね。これ、大きな仕事ですよ。広瀬社長さんは、この問題について増設の組織を作って、

もっかいやるんだということを明確におっしゃってて、その移動をはっきりさせると言うんですけど。既に9月に入って3ヶ月経つんですけどね。こういう問題についても、やっぱり新経営陣としてだな。

# 9月に入って既に3ヶ月?? 3日ですな。

マスコミ、国民、あるいは政府に対してだな。しっかりした形で一度せつめいをしてほしいんですねえ。その8日という日が云々ということじゃないんですけど。やはり、情報公開ですとか、新体制の志を示す意味でですね。

# 8日? 7日じゃね?

やっぱ記者会見して欲しいんですよ。ねっ。そうしませんとねっ。広報部長さんにしろ、松本さんにしろね、そこで仁王立ちするだけですよ。おそらく誰も納得しませんよ。これは是非ねっ。今の下河辺会長さん、あるいは11人中、

7人が社外なんですから。取締役の視点で、社外の視点でどうすべきかとい事をしっかり8日までに説明して欲しいですけどねっ。

# ビデオ会議映像公開は7日までですが。

○松本:
ん? あのう、まあ、どういった形で、先ず、今週いっぱいで説明できるかというのもひとつあるし、もう一つ宮嶋さんから話があった新経営陣による、事故の評価、あるいは今後どうして、ええ、いうふうに、評価、分析を進めていくかについては、改めて説明できる機会があろうかと思うので、少しまだ、時間的には未定だが、そう言った際には、あのう、要望等については反映したいと思っている。

# 前向き発言が多い松本氏。今週、何か動きがありそうですな。

○ファクタ宮嶋:
是非ですね。この新しい情報公開という意味でですね。この9月の上旬て言うんですか。やはりいいタイミングだと思いますんで。是非、下河辺会長さんを含めた記者会見を開いて頂きたいと。これはお願いですな。

○松本:
ハイ。ご要望としては承っているので。あの、適切に対応したいと思う。

# 適切に対応したいと思う。

○東京新聞 小野澤:
熱中症と脱水症状だが、これは昨年と比較してどうなのか?

○松本:
昨年と比較して具体的にはちょっと分からないが、人数そのものは昨年に比べれば随分減っていると思う。具体的な数字を、えっと、平成23年度の熱中症は、43件であるので、現時点で10名という意味では、まあ、4分の1程度と考えている。

○東京新聞 小野澤:
43件というのは1年間ですよね?

○松本:
昨年の1年間。ですから比べる範囲が、今後、9月10月で発生する分が万一あれば、少し今年度分としては増えるが、全体の発生の様子としては、少ないとは思う。

○共同しずめ:
データ誤りの件で。これ、応答加速度は何の応答加速度?どこの?

○松本:
いわゆる基準値振動に対する応答加速度だ。

○共同しずめ:
どこでの応答?

○松本:
あのう、ここでいう5ページ(http://j.mp/RCOrXX)でいうところだと、各フロア、原子炉建屋の床面で、例えば、10.20と左側に小さい字で書いてあるが、ここが1階の地面、グランドフロアだ。それ毎にフロアごとに、点線でメッシュが切ってあるが、そこが1階、2階、3階、4階の床という形になる。

○共同しずめ:
これは「※回転慣性重量:回転のしにくさを表す指標」ってというのは、何について?なんか回転するものについて、この値を入れているのか?

○松本:
はい。これはですなあ。実際には4号機の原子炉建屋の地下1階には、いわゆる原子炉から漏れでた汚染水が溜まっている。

で、床面から、縦方向に11m天井まであるが、その半分ぐらい場水で埋まっているので、水が、ここにあるぞ、ってなことで、なんというか、周りにくさいみたいなのが加わるということで、他のフロアに比べてここの値が極端に大きいと思うのが、その効果が入っている。

○共同しずめ:
この質点番号6というのが、地下一階の事をいってる?

○松本:
ハイソウデス。

○共同しずめ:
あっ、ありがとうございました。

○寺澤:
質問がないようなので本日の会見は終了する。



~ 終了 18時48分(1時間18分)

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