さくせいちう
○プラント
- ★福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 217KB)
- ★福島第一原子力発電所1~3号機原子炉注水量の低下について(続報)
- ★【画像】福島第一原子力発電所1~3号機 原子炉注水量の低下について(続報)
- ★【動画・写真】 福島第一原子力発電所1~3号機 原子炉注水量の低下について(続報)
- ★福島第一原子力発電所 1~3号機原子炉圧力容器温度および原子炉への注水流量(参考値)
○新たに600枚の写真公開★★★
協力企業に対して残っている写真を問い合わせした結果。枚数約600枚。映像リスト HPで公開することを検討。公開された↓
- 映像リストとサムネイル画像
- (1) 東北地方太平洋沖地震発生直後の物揚場の状況
- (2) 津波襲来時の状況(引き波)
- (3) 東北地方太平洋沖地震発生直後の事務本館ほか構内の被災状況
- (4) 東北地方太平洋沖地震発生直後の構内の被災状況
- (5) 津波襲来時の状況
- (6) 東北地方太平洋沖地震発生直後の構内被災状況
- (7) 爆発後の1号機の外観
- (8) 爆発後の3号機の外観および3号機から見た爆発前の4号機の外観
- (9) 5・6号機海側エリア
- (10) 5・6号機中央制御室内
- (11) 5・6号機送電盤室内
- (12) 6号機電源室内
- (13) 5・6号機立坑内
- (14) 5号機電源室内
- (15) 1・3・4号機爆発後の構内の被災状況
- (16) 5・6号機超高圧開閉エリア(屋外)
- (17) 5号機変圧器エリア
- (18) 5・6号機超高圧開閉エリア(屋内)
- (19) 6号機変圧器エリア
- (20) 予備電源変電所周辺
- (21) 予備電源変電所内
- (22) 予備電源変電所~2号機タービン建屋内電源盤ケーブルルート
- (23) 屋外設置電源盤周辺
- (24) 1号機電源室内
- (25) 2号機別電源室周辺
- (26) 2号機別電源室内
- (27) 2号機地下電源室内
- (28) 発電所構内
- (29) 1号機海側エリア
- (30) 2号機海側エリア
- (31) 3・4号機超高圧開閉所エリア(屋外)
- (32) 3・4号機超高圧開閉所エリア(屋内)
- (33) 2号機電源室内
- (34) 1号機大物搬入口周辺
- (35) 4号機計装用空気圧縮機
- (36) 1号機変圧器エリア
- (37) 2号機変圧器エリア
- (38) 1・2号機超高圧開閉所エリア(屋外)
- (39) 1・2号機超高圧開閉所エリア(屋内)
- (40) 4号機原子炉建屋周辺
○報告
○環境モニタリング・サンプリング
- ★原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号機 2号機 3号機
- ★原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号機 2号機 3号機
- ★福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果
○柏崎刈羽
■福島第一の状況
○松本:
9月11日夕刻の会見を始める。
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。各号機の注水量の変更実績に関しては最終ページの所に表でまとめている。9月7日15時23分に流量調整を実施して以降、安定した注水が続いている状況。なお、手元にはPP資料で写真を提供している。
★★「福島第一原子力発電所1~3号機原子炉注水量の低下について(続報)http://j.mp/OCTRTj」ということで、
これは先週末にバッファタンクの浄化作業を行なっている。スライド2ページめのところに見て頂きたい図がある。水中ポンプをバッファタンクに沈め、この中の水を循環させる形でろ過装置、いわゆるフィルターで中に浮遊している浮遊物をこしとる作業をした。
右側に8日9日10日の3日間の循環運転により捕捉された異物ということで、写真を載せているが、約30個程度、こういったポリエチレン管の切り粉のようなものが確認されている。皆様の手元にはこの確認用に水中カメラを沈めた際の映像を配布している。
まあ、こちらを見ると、なかなか前回との差がはっきり分からないが、依然として浮遊物が浮いているように見えるが、あまり、まっ、今回のような切り粉ではなく、スケルのようなものではないかと思っている。
また、この資料裏面にバッファタンクの水の結果ということで、バッファタンクの中の水を吸い取ったものを、ポリ袋に入れたものと、それを上から開けて写した写真だが、見た通り、透き通った水というような状況だ。
従って、今回、★★浄化運転等を踏まえるとバッファタンク内の切り粉に関しては十分取りきっている、若しくは既に原子炉の方に注水されてしまったいずれかではないかと思っている。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
昨日、知らせた通り、3号機の格納容器ガス管理システムについては、★本日、10時26分から傷がついた耐圧ホースの交換作業を行なっている。
10時26分から11時30分にかけてこの作業を行い、再度起動した後、13時6分には希ガスモニタによる観測を開始している。監視パラメータに関しては大きな変動等なかったので異状がないものと判断している。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。プール水温は記載の表の通り。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機から3号機タービン建屋の移送に関しては継続実施中。3号機だが、昨日伝えたように3号機、4号機感のタービン建屋に水位差がついたということで、
本日の10時2分から3号機タービン建屋の廃棄については雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を再開している。また、4号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は継続実施中となっている。
6号機タービン建屋の溜り水の屋外仮設タンクへの移送に関しては本日10時から15時の間で実施した。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリーでの高濃度汚染水処理を継続実施中。その他の作業状況は大きな変更項目はない。
またバッファタンクの写真のほか、皆さんの手元には4枚ものの表の形で1~3号機の原子炉圧力容器の温度、それから原子炉への注水量の毎正時の実績を記載したものを表で取りまとめているので確認するんだ。(http://j.mp/OCU7Sq)
★注水量に変更はないし、原子炉圧力容器の温度に関しても安定した状態が続いている。
■原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果
本日は建屋の放射性物質のサンプリング結果が出ているので、こちらを紹介する。これに関しては3種類の資料がある。
★1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果、 http://j.mp/OCUhco こちらは1号機の原子炉建屋内のカバーの中の放射性物質の濃度、
★続いて2号機のブローアウト出口での放射性物質の濃度、 http://j.mp/OCUuwk 、それから3号機の散布リグ装置をクレーンで下ろしてサンプリングした結果の濃度だ。http://j.mp/OCUv3c
10E-4Bq/cm3~10E-6Bq/cm3のセシウムが検出されているが、この結果を元に月末には建屋からの放出放射能量の評価をしたいと思っている。
■格納容器ガス管理システムの気体サンプリング結果
また、併せて各号機の格納容器ガス管理システムの気体サンプリング結果だが、こちらは格納容器の中から直接吸いだしたガスをフィルタで濾しとった後の気体になるが、1~3号機とも全てNDという状況だ。
■3号機廃棄物処理建屋西側開口部のサンプリング
★それから原子炉建屋以外の建屋開口部のところだが、本日は3号機廃棄物処理建屋西側開口部のサンプリング結果だ。セシウム134/137がそれぞれ10-5Bq/cm3で検出されている。プラントの放射性物質のモニタリングの状況については以上だ。
■中長期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画の報告書の補正
★本日は、皆様の手元にはプレス分のみを配布させて頂いているが、中長期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画の報告書の補正を本日保安院さまに提出してるので、プレス分を配布させていただくとともに、
皆様の手元には電子データで報告書本体を配布している。(http://j.mp/P7xBSD)少し厚手の資料で印刷するとコレぐらいの厚さになるが手元の資料には赤字で補正したところになっているので、そちらを確認するんだ。
補正した内容についてお話させて頂くが、こちらに関しては以前、保安院さまで開催された意見聴取会等で、審議された内容を基本的に反映するとか、今後、コレまでの設計の進捗状況について、運営計画上反映したものだ。
施設運営計画(その1)(その2)(その3)と3分冊に分かれてているが、先ず、その1に関しては、窒素ガス封入装置に関して予備に使っている高台窒素ガス供給装置のディーゼル発電機のバックアップを用意した事とか、
高濃度尾尾線粋の処理をするための関連設備の追加、地下貯水槽の耐震性の評価を追加している。また、地下水バイパスを今後実施していくので、それの取り組み状況の進捗をこちらに反映している状況だ。
それから施設運営計画の(その2)だが、コチラに関しては使用済燃料の乾式キャスクの仮保管設備の補正を行なっている、昨日、説明した入力間違いに関しては、その間違いの結果を正しい値に変更させて頂いた後、正しい値での内容で補正をしている。
なお、昨日説明した資料からは暫定地下化させて頂いているが、少し、値の方を再検証した結果、値の方としては昨日示したデータとは若干違っているが、いわゆる許容値を下回っていることが確認済みである。
(その3)になるが、施設運営計画の(その3)では今回設置している免震重要棟の日管理区域かとか、5,6号機サービス建屋の換気、多核種除去設備などの設備が追加されたことによる放射線防護、及び管理、それから監視について記載を追加している。
■未公開 写真600枚 公開 ★★★
それから本日は映像のリストという形で2枚資料を配布している。「映像リスト http://j.mp/OCTY1r 」こちらに関しては、以前、7月9日になるが、国会事故調の方での報告書の中に、当社の中に見公開の写真が33枚あるという件に鑑み、その33枚について公開させて頂いているが、
私どもはその後、当社内、描く協力企業に対して、その他、事故当時撮影してまだ残っている写真はないか問い合わせをした際に、今回、写真がこれほど溜まったので改めて公表させて頂いた次第だ。
全部で枚数としては600枚用意させて頂いているが、こちらの方に映像のリスト、それから少し小さくて申し訳ないが、それぞれ600枚分のサムネイル画像をつけているので、概要はこちらで把握できるのではないかと思う。
勿論、皆様の方には電子データでこちらの写真のデータを渡せていると思うし、★★HPのほうで公開することで今、考えている。本件に関しては以前、★★フリーの政野さんの方から(http://j.mp/PYXlj3)
テレビ会議で映っている写真についての提供の質問があったが、この中(http://j.mp/OCTY1r)で言うと、ファイル番号7番の所にある13枚の写真が当時、テレビ会議の中で議論された写真ではないかと考えている。
それからこちらの方、特段写真そのものについては、何か、新たな新事実があるという状況ではないが、以前、私どもが建屋地下1階の電源盤質が水没したところについては、報告書上記載しているが、その水没している所の脚で言うと、
ひざ下の所に水が来ているというような写真が今回含まれているので、そちらの方も確認するんだ。本日配布している資料の説明は以上だが、昨日、頂いている質問の中で1件回答させていただくが、
■宿題回答
http://j.mp/PYYxTI
★APDの関連で、昨年の11月30日に私どもの方から厚生労働省の方に線量管理については、APDだけではなくガラスバッジと併用するということを報告しているが、
こちらに関しては、いわゆる協力企業を対象としているわけではなく、当社社員については昨年11月からガラスバッジとAPDを併用しているという運用を説明した次第だ。
それから各社がどうかというところについては、電離則上、各事業者が線量測定と管理をすることになっているので、私どもの方から何かガラスバッジとAPDを併用しなさいということは指示しているわけではない。
ええ、質問の回答は以上だ。
最後になるが、7月分の放射能濃度の核種分析、スペクトルデータ帳票の公開準備が整い、本日から原子力情報コーナー、東新ビル1回の所で公表しているので、連絡させていただく。
本日、私からは以上だ。(16分)
■質疑
【質疑】
読売(写真600*)→朝日(写真600*)→NHK(写真600*)→共同(写真600*)→上出(ビデオ会議)→読売(写真600*)→ニコ(写真600*)→朝日(写真600*・APD)→読売(写真600*)→NHK(炉注)→ 共同(写真600*)→上出(写真600*・情報公開)→毎日(写真600*)→電気新聞(3号機瓦礫)→ニコ(PP)→読売(写真600*)→読売(写真600*)→朝日(写真600*・炉注*)→松本氏挨拶 → ブースカインタビュー
○読売高田:
画像公開について確認をしたい。この600枚だが、社員及び協力作業員、何人の方が撮影したものか?
○松本:
▼具体的にどのかたが撮影したかの人数については把握できていないので、ちょっと確認させてくれ。基本的にはまとまって撮影した場所については、1名のものが撮影したはずなので、そういった感じになると思う。
○読売高田:
これまで様々いろいろな画像を公開しているが、今まで出している公開画像数はどれぐらいあるか?
○松本:
うーん、写真の枚数、、
○読売高田:
把握してません?
○松本:
ええ。一つ一つ何日に何枚公開したというものについては、ちょっと把握できていない。
○読売高田:
600という規模はない?
○松本:
600という規模は過去最大だと思う。
○読売高田:
それと、先程、例えば水で浸された地下の画像とか、具体的な説明をして下さったが、今回、新事実はないといったが、今までに公開されていない風景というか、撮影されている部分というのは、もう少し具体的に説明して頂けるとありがたいが。
○松本:
先ず1枚目のフォルダーの1(http://j.mp/PYZWK4)にあるように、こちらは以前話題になったが、地震当時、タンカーが港湾内にいて、重油タンクの補給をしてる。その際のこれはまだタンカーが接岸している時の様子になる。
それからその他は、後、各所、なんというか、建物とか、まあ、通路等で撮影されたものがほとんどである。それから現場の中という意味では 10番のフォルダー(http://j.mp/PZ0orH)以降のものが、
5,6号機側の電源室内であり、こちらに関しては多分これも初めてだと思う。少し飛ぶが16番(http://j.mp/PZ4vUt)の関係については電源関係の超高圧開閉所の状況であり、こちらは報告書では被害の状況という形で、
表の形と後、度のラインが停電したか、というところは説明しているが、実際の現場の変圧器とか、遮断機の状況については、この状況になる。そういったものが22ページ(http://j.mp/PZ4Gzo)あたりまでが、そういった風景になる。
それから24ページ(http://j.mp/PZ4HTL)からが、こちらは1号機の電源室内とか、2号機関係の電源室内が26ページ(http://j.mp/PZ4LD9)のところにある。
特に27(http://j.mp/PZ4Jeh)の資料になるが、こちらは写真を見てわかるとおり、すこし、なんというか、水が入ってきている状況だ。
それから同じく3,4号機側の電源装置、超高圧開閉所関係については、31番(http://j.mp/OCU5Kf)以降が、こちらも以前は停電してるとか、故障している状況について表の形で示しているが、今回は、こういった形で、まっ、載せさせて頂いた。
同じく36番(http://j.mp/PZ4TCo)からそれ以降も基本的には変圧器エリアの状況が多く撮影されている状況だ。
なお、これらについては、当時、電源の復旧に関しては最優先課題であり、当時、電源をどう復旧させるか、被害の状況を把握する上で、積極的に撮影されたものと考えている。
○読売高田:★★★
東電として撮影を指示していた、そういうことではない?
○松本:
アノウ、いわゆる緊急時対策本部の指示として撮影したと言うよりも、実際の事故対応、復旧作業の中で現場を確認して、情報をなんというか、共有して、対策に当たるという意味で写真が撮影されたものだ。
○読売高田:
この中で本部内で既に上がってきて共有していたものはあるのか?
○松本:
本部無いというか、緊急時対策本部?
○読売高田:
それも含めて確認されているものは?
○松本:
基本的にはフォルダ7(http://j.mp/PZ0dwx)に入っている爆発後の1号機の外観に関しては、テレビ会議の中でも報告があったように共有されているが、
基本的には開閉所の損傷とかは電源関係の復旧する中の者たちで情報としては共有されていたものである。
# ページとかフォルダーとか、番号とか、説明が入り乱れますが、フォルダーは会見場でUSBメモリで配布したデータっぽい。
○栗田:
よろしいか?よろしいか?
○読売高田:
確認だが、国会事故調で津波について画像の指摘を受けて、それで公表して、その後にこれを再度現場の作業員、若しくは協力会会社の方に上げるように指示を出されたということなのか?
○松本:
はい。
○読売高田:★★
いそれまでは集約してなかったということなのか?
○松本:
これまでもですね。各私どもの社内とか、協力企業の方には、事故の当時の写真等については呼びかけていた。
以前、昨年5月だったと思うが、集中廃棄物処理建屋から津波が押し寄せてくる写真については、まっ、集中廃棄物処理施設の運転にあたっている企業の方から提供を受けたものだ。
ただ、積極的に月毎にとか、四半期に一回、何かキャンペーンのような形で収集したわけではなかったので、ある意味、自主的な提出といいますか、協力を頂いていた状況だ。
従って今回は改めて7月9日以降に再度社内、協力企業の方々に、まっ、眠っている写真はないでしょうかという形で協力を依頼した次第だ。
○読売高田:★★★
東電本店としてこうした画像を集約しようとした動きはこれまで一度もなかったのか?かなり将来的なアーカイブになると思うが。社員の方々が撮影していたということは把握していて、画像は集めていなかったという事がちょっと理解できないが。
○松本:
当然事故の復旧の過程の中で、現場を調査して、どういうふうに復旧の方策を撮ろうとか、現場の状況を情報共有する意味で写真を活用していたことは、まっ、私どもとしても承知していたが、
いわゆる社内事故調の中で必要な情報については、聞き取り等、あるいは写真の提供等はやっていたが、特にこういったなんというか、地震で壊れた時の映像の記録という意味では、収集はしていなかった。
○朝日こん:
写真の件で引き続き確認だ。これは例えば事故発災以降に色々、提供頂いていた写真との、そもそもそれも社員の方が取っていると思うが、根本的な性質の違いはどう理解すればいいのか?
○松本:
アノウ、いわゆる性格の違いという意味では今まで私どもが、まっ、昨年3月以降、様々な形で提供したのは事故の状況とか、あるいは現場の復旧状況、あるいは事故の経過につながるところについては、津波の写真とか公表しているが、
例えば1枚目にある通り、少しタンカーの写真とか、まっ、今回開閉所周りの写真が多いが、別途、実際には損傷の状況とか、何が壊れて何が停電していたのかっ、てなところで報告書を取りまとめたのもあるので、
その都度、こういう写真で判断したものではないものについては、今まで公表はしていなかった。
○朝日こん:
そうすると今まで色々提供頂いていたのは、それぞれいろんな事故対応とか収束対応されていく中で、時系列的な所を基本的にリアルタイムで提供頂いていた中で、
今回の提供頂いた600枚というのは、社員の方が取っていたものに関して重要性とか、意義合いとかいうものを除いてあったので、こう、提供したということか?
# 東電のまずい広報に対してよく見られる「こういう解釈はどうか?」という記者クラブメディアからの提案質疑。┐(´д`)┌ コクミンノ メハ フシアナジャ ネェゾ 今度から(提)つけるか。
○松本:
そうですな。そう意味では事故の進展を知るとか、現場の復旧状況がどうなっているか、という意味では事故の進展を知るとか、現場の復旧状況がどうなっているのかっ、てな面では、
まっ、先ほど読売新聞の質問にあったアーカイブとしての意義はあると思うが、そういう意味では、コレを持って何かを判断しなければいけなかったというようなものではなかったと思っている。
例えばフォルダ7(http://j.mp/PZ0dwx)爆発後の1号機の外観は13枚ほど写真があるが、既に公表している1号機は爆発後の写真と比べても、何かコレ新しいこと分かるということではなかったので、代表1枚か、何枚かで代表している状況だ。
○朝日こん:
最後に先ほどの質問にもかぶるが、例えば社内でも事故調査を進める上で、報告書をまとめる上で、という意味でもいいが、
証拠としていろんなことを確認していく中で、写真というのは、客観的な非常に重要な証拠になると思うので、そういうだんに、こういう、利用はしなかったのか?その、しようという考えっていうのは、
その時のために収集するとか、こういうものを持っている人はいないかという呼びかけるような、そういうことをはしなかったのか?
# 何を質問しているのか理解する方も大変だ。
○松本:
どちらかと言うと私どもは確認されているパラメータとか、事故の検証という意味ではパラメータとかチャート類、それから当時携わった人間のヒアリング等をベースに進めている。
それを裏付けるような、紙芝居のような写真(http://j.mp/Of82N6)があったが、ああいったところで分かるような物は勿論、採用させて頂いているが、ご覧頂いた通り、この600枚の写真に関しては、これは私どもの勝手な判断かも知れないが、
何かこれを持って何か判断をしなければいけないとか、事実関係の認識が異なるものではなかったということで、本日まで公表が遅れたということになる。
# 事故検証に必要な写真かどうかは東電が判断することじゃない。
○NHK花田:
同じく写真の件で。経緯のところだが、先程からの説明だと7月9日の国会事故調以降に協力企業とか社員に呼びかけて探していたというので、そもそも存在がわからなかったものなのか、それとも持ってはいたが、
今まで出してなかったのかというところが、今の説明を聞くとどちらなのかわからなくなったが、それはどちらか?
○松本:
そういう見では、ある意味、社内の連携が悪いといえば一言だが、私の感想から申し上げれば、当然この事故の復旧とか現場対応にあたっている中で、
当然、今デジカメというツールがあるから、当然、写真撮影は行われているだろうとは思っている。従って、現場の状況をしる上で必要な物は当然今までも公表しているが、
7月9日以降、何か他に持っているものはありませんかということで、再度問い合わせた結果、こんなものがまだあるよっ、という形で提供頂いたものだ。
○NHK花田:
わかりました。要は広報の方で写真存在を知らなかったという形で、それ以外の協力企業や部所がそれぞれ持っていて、それを7月9日以降、まあ集めて今回公表した位置づけで良いか?
○松本:
まあソウデスネ。
○NHK花田:
わかりました。今後だが、これ以上、まだ未公開写真というのはあるのか?今後、更にそういった調査とか、公表とか行なっていくのか?
○松本:
ハイ。もちろん他にも、私ども一枚一枚全部を総数そのものを把握できてないので、まあ、ある意味他にもあるだろうとは推定してる。
従って今後も事故当時をしる映像、写真などがまだ手元にある場合は、引き続き呼びかけていきたいとは思っている。勿論、収集した際にはこのような形で公表することは考えている。
○NHK花田:
是非その点は進めて頂くようお願いする。写真自体の確認だが、先ほど、松本さんがおっしゃっていた電源室の水位が見える所だが、これは1号機と2号機、それぞれのファイルと考えていいか?
○松本:
えっと、水位が見えるのはだな。例えば12のフォルダ(http://j.mp/PZ0vDr)は6号機の電源室に水が溜まっている様子がわかる。
それから27のフォルダ(http://j.mp/PZ4Jeh)に関しては、2号機、24番(http://j.mp/PZ4HTL)が1号機の電源室内という状況になる。
○NHK花田:
わかりました。後24の1号機電源室内もこれも水のように見えるものがあるが。
○松本:
ハイ。水のように見えるものが当時、水が溜まっていたところで、見難くて申し訳ないが、ラックの前に近接防止用の金網がある写真(http://j.mp/SD7Dvw)が24番の中にあると思うが、
これは近接防止用の金網にはゴミ等が引っかかっているので、この写真を写した時点では水が引いているが、これぐらいになれば水が来たんだろうと考えている。
○NHK花田:
この6号機、1号機、2号機の電源室内の水たまりの状況は初公開で、これはいずれも津波によるものと考えれば良いのか?
○松本:
ハイ。撮影日については、取りまとめた日という事で考えているが、まだ、この状況では津波によるものが大きいと思っている。
# 撮影日とまとめた日は明らかに違うでしょ。一緒にできないでしょ。
ただ、もう少し、23日前後だから、原子炉に注水した水が原子炉建屋を経由してタービン建屋に出てきはじめている時期とも重なるので、
そういう意味では地下の写真は、一部、そういう水が混じっているとは考えている。ただ、これは写真をとっただけなので、特に水質の分析等はやっていない。
○NHK花田:
わかりました。変圧器関係は、基本的に日付けはある程度の期間になっているが、基本的には電源が復旧した後のものと考えればいいのか?復旧(作業)のために撮影したものと考えればいいのか?
○松本:
どちらかと言うと復旧するにあたって使える設備はないかっ、ということを判断するために写真を撮影してきたものと思っている。
アノウ、事故当時は昨年3月の20日か22日頃の間に、2号機のパワーセンターを受電をしたのは、一番最初の受電だと思うので、そこは仮設のケーブル等で引っ張ってきている。
ですからその間、こういった形で超高圧開閉所周りで何か使える設備はないかということで点検をしたというか、点検をし、撮影をしてきたものと思っている。
○NHK花田:
わかりました。
○共同しずめ:
撮影日と集約日がリスト(http://j.mp/OCTY1r)の方だと両方あるが、これはどういう違いか?
○松本:
アノウ、撮影日と書いてあるのは、少なくともデジカメにデータとして撮影日が残っているというものであり、ただ、以前と同様に、
まっ、日付けはともかく、時刻まではどれぐらい正確なのかというところは、まだカメラとしてははっきりしないものがある。
# 何でデジカメの日付、時刻をそこまでないがしろにしたがるの?EXIF撮影情報とカメラ時刻の誤差を検証すれば数秒誤差の正確な時刻を特定出来るでしょうが。何を言ってるのかサッパリわからない。隠蔽に加工しまくってどれがオリジナルかも管理できてないんじゃないのか。
それから集約日と書いてあるのは、撮影日がはっきりしないが、例えば9番(http://j.mp/PZ0mQv)のところが集約日3月17日になっているが、
何枚か撮影されてきて3月17日の段階では、少なくともこの9番の一連の写真は集約されて、確認したっ、という日になる。ですから、最低、3月17日より以前に撮影されたものということだ。
○共同しずめ:
以前ということですね?
○松本:
ハイ。
○共同しずめ:
さっきも質問があったが、★ほとんどが社員の方々がとられている写真で、前回(http://j.mp/SDacxp)33枚出して以降、社内的に協力企業も含めて呼びかけたということですね。
○松本:
ソウデス。
○共同しずめ:
その撮った写真は誰かに集約するというルールもなかったし、何となくみんな撮って、部所なり、担当なりで共有、利用していたものがまだあった。それを広報部が把握していなかったと。
○松本:
ハイソウデス。
○共同しずめ:
そんなとこですね。ありがとうございます。
○フリー上出:
お聞きになったと思うが、今日、会長、社長が会見されて、そこでテレビ会議のことが出ていた。私が質問した時に、今、テレビで確認したらこういう言い方をしていた。
まあ改善していけるところをは改善していきたいという事を言った中で、廣瀬社長がですね。
マスメディアの方からもフリーからも言っていた、サインをしなければ申し込めない、そういう縛りとかありますね。これについては、皆さんからだいぶお叱りを受けた。
○フリー上出:
これについては改善していくつもりだという言い方をしていた。でも私は残念ながら、終わるときに先立って、公開の終了に先立って9月6日の時には、東京におりませんで記者会見にでれなかったので直接は聞いてないが、
その時には、あまりこういうはっきりした申し込みの方法、改善が明確になってない。その辺、社長の言葉も含めていろんなことを改善していきたいが、
具体的にこんなことを言ってたので、これも含めてはっきり改善できる、決まっていることは何なのか、ちょっと教えて頂けるか?
○松本:
そういう意味では、6日の日に公表しているお知らせのプレス分上、今回、皆様の強い意見を頂いた同意の確認、チェック覧に関しては、まっ、求めないということで、改善を計った次第だ。
ただし、まっ、今回も閲覧という価値で考えているが、閲覧室内での録音、録画に関しては引き続き遠慮頂くようお願いしている次第だ。
○栗田:
はい。既にお知らせさせて頂いている。(http://j.mp/UAk3Bj)よろしくお願いする。
○読売佐藤A:★★★
写真の関係で細かいことを確認させてくれ。ひとつは集約日の定義の確認だが、これは社内で整理した日、確認した日という話が先ほどあったが、
これは要するに社員のデジカメの中にあったものが何らかの形で勤怠本部に報告され、何らかの検討材料として報告された日、そういう理解でいいか?
○松本:
勤怠本部と言うよりも、この電源の関係の復旧にあたっている復旧版の中で確認した日ということで理解くださればと思う。
○読売佐藤A:
あと、サムネイルの方を見ながら幾つか説明を確認したい。サムネイル1番(http://j.mp/PYZWK4)タンカーが映っている写真は、これは津波が来る前の写真という理解でいいか?
○松本:
ハイケッコウデス。こちらは以前、説明している津波が14時46分に発生して船長の判断、港湾担当の判断で直ぐに出港するようにという指示を実行しており、以前、公表している中には津波が来る際には出稿しつつある、というような状況である。
○読売佐藤A:
出稿してタンカーには被害なかったんだっけ?
○松本:
なかった。万一、このまま、なんというか、津波を受けた場合には、このタンカーもなんというか、津波で押し上げられて岸壁、奥の方に流されたのではないかと思う。
# 大惨事じゃ済まない
○読売佐藤A:
2番(http://j.mp/PYZZFE)の方は津波襲来時の引き波と書いてあり、サムネイルが小さいのでよくわからないが、引き波だと判断されている理由はなにかわかるか?
○松本:
写真が小さくて申し訳ないが、本来なら写っているあるべき水面よりも低い状況が確認できているので、引き波という形で表現している次第だ。
○読売佐藤A:
細かい時系列を忘れてしまったが、1Fは引き波が先でしたっけ?それとも津波が来た後の、いわゆる押し並みが来た後の引き波という理解でいいか?
○松本:
1Fの津波はですねい…ペラペラ 1Fの津波はですねい…ペラペラ 第一波が来てですねえ…その後若干引いているが、第二波が来て、その後大きく引いている。
○読売佐藤A:
ただこれが何時かはよくわからないんですね?
○松本:★★★
カメラの時刻はあまり正確ではなかったようであるので、この写真が本当に何時何分の写真なのかというところまでは、まあ、確認できてない。
# 正確でないことの報告も撮影した方?から報告受けてるのか。だったらなおさら時刻を補正して特定できる事実に早い段階から気づいてたんじゃ?時刻をズレと誤差率を調べれば正確な時間は特定できるでしょうに。そんなのカメラやってる人はみんな知ってるよ!なぜか語尾が小声…
○読売佐藤A:
次のページの(3)http://j.mp/PZ00JP(4)http://j.mp/PZ04JA は、これは津波前の、地震だけの破損という理解でいいか?
○松本:
えっと、(3)(4)については、3月11日の少なくとも写真なので、こちらは、もう、あの、いわゆる地震の被害だ。
3月12日の、ええ、午後に1号機の爆発があった以降は、少し産卵しているものとか、建屋の窓ガラスの損傷等については、区別がつかなくなっているが、この写真は地震の影響だ。
# ここから、個々の写真に対する読売のコレナニ質疑で長時間に及びます…(ヽ'ω`)
○読売佐藤A:
ちょっと飛ばして(7)http://j.mp/PZ0dwxだが、当時テレビ会議で出てたという話し、ちょっと経緯を忘れてしまったが、これはテレビ会議の画面か何かに出ていたという事でしたっけ?会話の中に出てたんでしたっけ?
#これ。 http://j.mp/PYXlj3 そして、これ。http://j.mp/ORqixC
○松本:
テレビ会議の画面の中に、写真を示しながらなんというか、1号機の状況について説明している場面があり、その時に使われたものと考えている。
○読売佐藤A:
わかりました。ソレカラ トバシテッテ
~24秒~
# 我が物顔の読売さま
それで、さっきの(22)http://j.mp/PZ4Gzo の所を先ず確認したいが、これは22のこの時点というのは、まだ電源が復旧する、パワーセンターに繋がる前の状況か?
○松本:
22はだな。ちょうとパワーセンターに電源が入って、初めて中央制御室にスイッチが付いたのが、このあたりだったと思うので、これは多分、ほぼ、例えば右上のような仮設のケーブルはあるが、
これは仮設で電源を引っ張ってきたという写真だと思っている。いつ電源が復旧しているかについては、ちょっと確認するが、この3月20日前後に先ず最初の電源が来ている。
ちなみにこの22の右から2列目の上から3番目の写真(http://j.mp/SDfuZN)が、これ、地面の下にケーブルを通しているのは、何か地下の建屋に引っ張り込むためなのか?
45:45
○松本:
いや、これは道路を横断しているので、穴をほるか、若しくはソックのような所に押し込んで、上を鉄板で覆ったものだと思う。
○読売佐藤A:
はい。わかりました。24番(http://j.mp/PZ4HTL)の1号機の電源室内のやつで実際に水が写っている奴は一番右下の右から2列目の一番下(http://j.mp/SD7dFt)ぐらいかね?
○松本:
そうですな。右から2番めの一番下と、右側の上から2番目(http://j.mp/Qibefe)
○読売佐藤A:
一番右のですね?
○松本:
はい。で、後、左から二番目の先ほど申し上げた金網(http://j.mp/SD7Dvw)があるが、これはもう水が来た証拠と見ている。
○読売佐藤A:
1号機のこの電源室というのはタービン建屋でしたっけ?原子炉建屋でしたっけ?これ原子炉建屋でしたっけ?
○松本:
これは、、タービン建屋1階、若しくは地下一階だと思う。
○読売佐藤A:
これで写っている何でしょう。右から二列目の一番上(http://j.mp/QibIlJ)とか、右上の角(http://j.mp/QibHy8)とか、これは全部電源盤ということになるのか?
○松本:
はいそうです。
○読売佐藤A:
26と27について。26(http://j.mp/PZ4LD9)は2号機の別電源室内とあるが、これはいわゆる通常の電源室と違うものなのか?
○松本:
えっと、このタイトルからだけでは判断ツキカネルので確認させてくれ。
○読売佐藤A:
27(http://j.mp/PZ4Jeh)の2号機の地下電源室内は一番左の2番目(http://j.mp/Qic7od)とかか?
○松本:
はいそうです。
○読売佐藤A:
これ写ってますかね?
○松本:
えっと、まっ、あのう、照明に反射しているが、下半分で少し茶色になっているところは水面がある状況だ。
○読売佐藤A:
これも忘れちゃったが、最初にβ線熱傷で被曝したのは2号機の地下でしたっけ?
○松本:
3号機タービン建屋の地下だ。高濃度汚染水に足首まで使ってしまった事例、事件、ですよね。
○読売佐藤A:
27の写真(http://j.mp/PZ4Jeh)は収録日が3月23日だが、この時点では、まだあれですかね。地下に溜まった水が線量を持っている事はわかってなかったということか?
○松本:
ちょっとデータの方を再確認してみるが、まあ、水がある際には表面線量など計っているので、先程も質問にあったように、この場合は まだ津波の水がほとんどではなかったかと思っているが、ちょっと測定したのかも含めて確認させてくれ。
○読売佐藤A:
これ、2号機地下で電源室は、これタービン建屋?
○松本:
タービン建屋だ。
○ニコニコ七尾:
今回の600枚だが、これ、さらっと出てきたが、これは今回はじめて公表されたもので、保安院、各事故調にも提出していなかったものということで良いか?
○松本:
アノウ、保安院さまには本日、あのう、私どもの方から提出しているが、えっと、各事故調に関しては、まあ、私どもが持っている資料についてはなんでも見せて欲しいというものについては、みせちているので。
まっ、わたしども広報が、まっ、写真の存在、それから見せてるかどうかについてはちょっと把握していない。
# 要望があったものは見せるが無いものは見せない。何があるかなんてわからない。なんで今頃。事故調査に協力する気なんてさらさら無い。要望があれば出している。当たり前だ。
○ニコニコ七尾:
あっ、そうなんすか?じゃあ、この600枚の中で一部提出している可能性もあるのか?
○松本:
あのう、見ているかもしれない、という状況であり、あの、各事故調、特に政府、国会事故調が何を確認したのかについては私どもは承知していない。
○ニコニコ七尾:★★★
おかしいなと思うが。例えば3月14日爆発後の3号機の外観の写真などもありまして、撮影時、線量が相当高かったと思うが。
東電社員の撮影は、当時、写真撮影は任務だったんじゃないのか?あるいは個人の判断だったのか?これを明確にして頂きたい。
○松本:
ウン? 3号機の爆発??
○ニコニコ七尾:
えっとですね。8(http://j.mp/PZ0iAf)ですね。撮影日が3月14日になっており、線量は相当高かったんじゃないんですかね?そうでもない?
○松本:
アノウ、線量そのものは場所によるので、ちょっとこの位置からすると多分、高台の方から、まあ、左側の写真(http://j.mp/Qid9QU)は、高台の方から撮っていると思うが、そういう意味では線量を確認しながら写真をとった状況にはなる。
3号機については、まあ、こういった写真の他に別の写真もあったので、そちらが既に公表させて頂いている。
○ニコニコ七尾:
今の話で言うと、これはだから、きちっと計画線量を持って撮影した、だから、これは任務だった、ということですね?
○松本:
ソウデスネ。写真撮影そのものが任務だったのか、何かのついでに撮影してきたものについては把握してないが、そういう意味では被ばく線量の管理はされている。
○ニコニコ七尾:
そうするとこれは例えばテレビ会議映像だけが重要なんじゃなくて、写真もかなり重要で優劣はないと思うが。逆にそういったミッションであれば、今まで出てこなかった、公表していなのは逆に問題じゃないのか?
○松本:
アノウ、まあ、写真の、あのう、提供呼びかけ人関してはこれまでもやってきていたが、今回7月にあらためて、まあ、社内、それから協力企業の方々に写真他にないでしょうかということで呼びかけをした次第だ。
○ニコニコ七尾:★★★
いや、そうじゃなくて、これ、当社社員という写真が殆どで、この任務で撮影したとすると、今まで出てこなかったのは問題じゃないかということを申し上げている。
# 東電の事故調査はあくまでプラントパラメータ。というのが東電の姿勢。当時の状況に関しては調査しない、事故調に積極的に協力する意識はまるで感じられない。これを出してくれと言われたらその分は出している。
○松本:
ハイ。写真そのものと言うよりも例えば電源開閉所、損傷状況については、これまでも方向書で取りまとめているので、そういう意味では、私どもとしては状況把握できているし、公表できていたとは思っている。
ただ、指摘の通り、現物、写真で見て、まあ、公表すべきかとういことについてはおっしゃるとおりだとは思う。
○ニコニコ七尾:
(今年)4月9日に呼びかけて最終的にこの枚数が集まったのはいつ頃なのか?
○松本:
えっと、最終的に集まったのはちょっと確認するが、8月の段階だと思う。その後、いわゆるなんというか、核物質防護上写ってはいけないものが写っているというケースの写真については、排除している。
○ニコニコ七尾:
写真そのものを排除している?
○松本:
ハイソウデス。
# 排除しているのは Exif情報。
○ニコニコ七尾:
あっ、そうするとこの、今実はそこを伺いたかったが、この中にレタッチしている写真はこの中にはない?
○松本:
えっと、少なくともこの中にはないと思う。無いでです。
○ニコニコ七尾:
はあはあ、じゃあ、その核物質防護上で公開していない、されていない写真は何枚あるのか?
# 加工は一切ない。でもデジカメで撮影されたそのものの画像でもない。
○松本:
やく180枚ある。ただ、これ、私も見たが、いわゆる核物質防護上の設備そのものが写っているケースがありましたので、ちょっとこれはトリミングするにしろ、レタッチするにしろ、これは難しいと思っている。
○ニコニコ七尾:
なるほど。その中に例えば4号機爆発に関する映像はあるか?
○松本:
▼4号機、ちょっと、確認してみる。
# 核物質防護上の理由をつければいくらでも非公開に出来る。本質的に第三者が絡むことが出来ない核そのもののが利権の象徴。核はいらない。
○朝日ただ:
写真の関係で教えてほしい。これ、実際に写真はあるのに発表してないのは各某五条云々という180枚だけなのか?他、個人が特定されるおそれがあるとかで、東電としては把握しているけど、出していない写真は他にもいっぱいあるのか?
○松本:
アノウ、今回撮影したのは現場確認用の写真だったので、特段、人が写っているケースは、まあ、何人かいるが、特定できない形だったので、そのまま使わせて頂いている。180枚については核物質防護の観点から公表できないものだ。
○朝日ただ:
今回、公表云々は別にして、容は質問の趣旨としては東電としては、写真、例えば作業員が映っていたり、顔写真があるようなものも含め、全体としてはこれぐらいの枚数把握しているが、公表できているのはこれだけですよという、
そういう公表できないとしている写真がどの程度あるのかというのを確認したいと思った。核防護の180枚があって、その他にはもう無いのか?
○松本:
アノウ、今回収集した写真の中では180枚程度、核物質防護上で公表できないものがあることがわかっており、社内の手元、あるいは協力企業の手元に事故当時に写した写真があるかどうかについては、今のところ絶対ないところまでは確認できているわけではない。
○朝日ただ:
そうじゃなくて今まで個人が写っているとか、個人の顔写真が分かるということで、会社としては写真を持っているが、出していないものはあるのか?ゼロなのか?あるのかもわからない?
○松本:
あっ、個人が特定される形では、いわゆるマスキングをした形で名前とか顔を伏せているので、層いう身では個人が写っているから出していないという写真はない。
○朝日ただ:
一応、じゃあ会社としてこれ以外に持っているが出していないのは、核防護上の180枚ということですね?
○松本:
えっと、あっ、過去分も含めてという趣旨ですか?
○朝日ただ:
過去分が分かればアレだが、要するに全体的に。要はこのぐらいバラバラ出てきて、最後に600枚出てきました、
って今日見ている人はびっくりしていると思うが。残りどれぐらいあるのか?本当に全部出してんのか、という疑問に答えるためにどの程度出していないものがあるのかなという、
○松本:
あのう、そういう意味ではですね。出してない写真は多々ある。あのう、いわゆる核物質防護上、写っているものが写っているケースで、まっ、あの、公表を控えたものもあるし、場合によってはそれでも見せる必要があるので、トリミングをして出したものもある。
○朝日ただ:
そのあたりはまた今度でもいいので、東電が今把握している写真は、全体でどれぐらいあって、で、そのうち公表しているのは何枚で、してないのはこういう理由で何枚ですよ、
というのをちゃんと示してもらわないと、普通の読者や視聴者からすると、なにか都合の悪いものを隠しているのではないかとどうしても思っちゃうじゃないか。
核防護上、云々というのは、本当かどうか我々にはわからないし、核防護上というのは国はこれは核物質防護上出すなと、誰かのチェックは受けているのか?
○松本:
アノウ、核物質防護上、この確認をしているのは事業者の責任でやっているので、国、保安院さまのほうが何か一枚ずつチェックをしているわけではない。
# 保安院と東電で隠すべき場所の認識が全く違う。昨年の事故時手順書、核防護上の理由で目次以外すべて塗りつぶし提出東電。確認もせず、そのまま参議院委員会に提出した保安院。情報隠蔽に画策した2011年の東電、保安院。信用ゼロ。
○朝日ただ:
だから、隠しているとは思いたくないが、一項これは核防護上、必要じゃない、見せない、見せられないと思っても、実はそこに事故の検証とか再発防止条重要な問題であったり、
労働問題について重要な示唆に富むような写真があったとしても、★★★東電だけの判断で出していないものがいっぱいあるとしたら、それはやっぱり問題だと思う。
で、それを例えば事故調なり、なにか第三者の機関に全部見せた上で、いやそれは出せないよというのはわかるが、見せてもないわけでしょ?
# そのとおり。要望があれば提出しているの一点張り。つまり、要望のあったものしか見せていない。事故調査に積極的に調査する気があるとは思えない一貫した姿勢。ビデオ会議録画の一部公開によってやっぱりそういうことかい、と明らかになっても未だに開示を拒んでる…
○松本:
あのう、いわゆる事故調査で必要だってことで、要望があったものについては、あの、適宜見せているが。あの、いわゆる作業の状況で何枚も撮ったような写真については、公表していないものもあるのも事実だ。
○朝日ただ:
つまり、事故調の取材は僕もしたが、彼らからすれば写真とか、層いう客観的なものは全て見たいと。ビデオ映像を含めて。それが基本だと思う。
それで理由があって出せないというのは会社の判断でやるのは結構だが、じゃあ、それは把握しているうちのどれぐらいを出していない、全体像を後日でいいのでちゃんと出してもらわないと、本当に東電がモっているデータを全部出しているのか。今回も600枚出したが、
実は核物質防護上で出してないものがいっぱいあるとか、個人名があるから出せないものがいっぱいあるから、というと、全部情報公開しているかづかわからないじゃないか。ビデオみたいに全体の時間がわかっていればある程度わかるが。
○松本:
これはちょっと、あと、私どもも社内でも検討するが、総数を確認するのは非常に難しいと思っている。アノウ、事故の調査、観点で必要なものについては指摘の通り、社内事故調を始め、政府事故調、国会事故調にも見せているし、
# 同じ民間の立場である民間事故調に対する強力は拒否している東電。原発信頼失墜の危機感を持っている事が見え見えの信用に値しない民間事故調。民間事故調をやたら引き合いに出す政府。国会事故調の「こ」の時も発言しない自民、民主。
むしろ、ご覧になる以上は核物質防護上、見せてはいけないものについても確認いただいているところだ。
ただ、私がさっき難しいと申し上げたのは、作業の過程でいっぱい写真を取っているので、ええ、基本的にはそのなかから私どもとしては、一番作業の状況がよく分かるものを何枚か選んで、ええ、まあ、公表しているので、
そもそも何を撮ったかよくわからないとか、そういった枚数を総数として全て把握するのは、まっ、作業方が全て持っているから。
まあ、広報の方で何枚ある、ってなところを確認するのはちょっと難しいのかなと思っている。
○朝日ただ:
何れにしても、それは勝手にデータを消したりとかせず、将来検証するときに必要になるかもしれないから、ちゃんとデータを保存したりとか、保全の対応は取っているのか?それとも各請負会社任せなのか?
# Exif 情報と撮影したデジタルカメラの時刻のズレを記録するぐらいの事は最低限すべき。
○松本:
アノウ、請け負い企業が撮ったものは請け負い企業で管理されており、私どもは特に何か作業、保管せよとうことは指示していない。
むしろ、請け負い企業取っている写真は自分たちの作業の状況を確認するとか、最終的には行為報告書という形で、あのう、いわゆるお金を支払うための資料になるので、その意味で添付されていく。
★★従ってそれ以外の写真については協力企業の方で保管されるなり、あのう、まっ、デジカメだと上書きされたりするケースはあろうかと思う。
○朝日ただ:
東電の方では保全措置は取っているのか?
○松本:
▼あのう、私どもの写真は基本的には消したりはしていないと思うが。ちょっとそこは確認させてくれ。
○朝日ただ:
つまり根本的な疑問があるのは、これだけ事故が1年半立って新たな写真が600枚出てきましたと。
★★★で、調査委員会が見ているのか見てないのかも分からないというのは、根本的にいわゆる視聴者するからすると、ナンデそういうことが起こりえるの?というのが非常に不思議だと思う。
★★★そら、東電としては隠しているつもりはないとおっしゃるんだろうが、何が調査に必要かどうかというのは、普通、事故をおこした人が判断する問題じゃないじゃないですか。それは第三者委員会なり、あるものは全部見せる、
★★★呼びかけすれば社員が撮っているかなんて直ぐ分かると思うんですよ。それを今までやっていなかったというのは、松本さんはある程度おくれとか、いわゆる批判を受けても仕方ないと思う部分はないのか?
○松本:
先ず最初の指摘から回答させていただくが、政府事故調、国会事故調が見ているかどうかわからないと申し上げたのは、私どもの方から描く事故調が何を調査されたのかについてはお応えできないという意味で、わからないと申し上げた次第で、
彼らが実際に見ているか見てないかについては、なんというか各事故調のほうが答えるべきものだと思っている。
○朝日ただ:
いや、写真は出したんですか?さっきも言ったけど、600枚の写真は、これは提出している部分はあるんですか?無いんですか?
○松本:
▼事故調に提出したと言うよりも、事故調の求めに応じて、あの、確認するのが基本なので、その時点に関して見ているか、今の段階でこの写真を見たかどうかについては、も一回確認させてくれ。
# 求めに応じて出す=求めがないものは出さない
ただ、まっ、この写真を見たとか、個別の話については、多分お答えできないと思う。それから、まっ、2問目の質問だが、こちらに関してはいわゆる事故調査の過程、
○松本:
それから、これまでの作業状況を示す意味では、まあ、これは私の勝手な判断かもしれないが、特にこれらの写真がですな。なにか特別な意味を持っているとは、これはもう、私の感想になるが、意味としてはあまりないのではないかと思っている。
# だからそれは東電が判断することじゃないんだって。だから公開しないでいいという話にはならないんだって。一つ一つの写真が意味を持つかどうかの話じゃないでしょ。どの時間帯にどういう状況だったか、複数並べて見えてくることもあるでしょうが。訳がわからないよ!
特に電源盤の写真とか。これ、何枚もとられているが、実際には重複しているものもあるし、あのう、単に足だけが写っているものもある。これをもって、ということはなかろうと思っている。ただ、あの、先ほど何人かの記者から質問があった通り、
# 昨年、現場が撮影した写真とか、どうなっているのか、フリー記者からさんざん指摘があったのに、まるで相手にしなかった東電。で、1年以上も経過して、結局こうなる。
まっ、公表できるものがあるのであれば、すみやかに公表すべきということに関してはおっしゃるとおりだと思っているので、今後も公表していきたいと思っている。
○朝日ただ:
わかりました。再度、手短に労働関係について、1,2件聞きたい。(http://j.mp/OQXLIr)さっき言われたAPDとバッジの併用だが、要は東電の社員については併用するようにというのをちゃんとしているというのを厚労省にも報告していると。
で、請負会社について、いわゆる協力企業については、もう各個の判断ということで。これは東電としては今持って併用してくださいよとか、層いうお願いもしてない。あくまで各社の判断だということか?
○松本:
ソウデス。
○朝日ただ:
そうですね。で、今、併用している、していないで言うと、あの、その割合みたいなものは以前回答されたように、何割とか、把握されているわけか?
○松本:
ハイ。この面は前回おこたえしているが。えっと、54社、あの、中で、24社がAPDのみで管理をしていて、のこりの30社が併用している状況だ。
# ガラスバッジやクイックセルバッジがあるので評価できるから問題ない姿勢の東電。実際、APDのみでしか管理してない作業員多数の実態。被曝労働、何のルールもない下請け任せ。労働確保のために自民党が築いた法体系。http://j.mp/ORswNk
○朝日ただ:
後、APDの問題で言うと、昨日発表のあったいわゆる他人の証明書を使って借りるみたいな。他にそういう事案がないか調査は継続中ということでよろしいか?
○松本:
▼アノウ、調査を継続中と言うよりも、今の状況を言うと、どういう調査をしたら今回のような問題が調査できるかってことをよく考えたいと思っている。
○読売前村:
写真のことでいくつか細かい点を教えて頂きたい。28(http://j.mp/PZ4JuX)のフォルダの発電所構内という5枚の写真だが、これは5枚とも同じ場所の写真か?
○松本:
これはちょっと、違う場所ですねえ。少なくとも真ん中の写真(http://j.mp/OQYGIT)は建物が写っているので違うし、ええっと、そういう意味では、場所は一枚ずつ違う。
○松本:
道路の陥没の状況(http://j.mp/OQYLMI http://j.mp/OQYOrR http://j.mp/OQYSba)とか、そういったところを捉えた写真だ。
○読売前村:
その道路の陥没している所はどの辺か分かればありがたいのと、陥没しているのは基本的に自身による影響と考えていいのか?
○松本:
▼ハイ。ちょっと確認するが、今回、見るように日々が入っているのは地震の影響だ。
○読売前村:
わかりました。それから29(http://j.mp/PZ4Ne1)のフォルダだが、上の列の左から3番目の真ん中のやつ(http://j.mp/OQZbmb)に左側にタンクらしきものが見えるが、
○読売前村:
これは1号機の何タンクなのか?
○松本:
▼ジュウユタンクガイッコナガレタン? ちょっと確認する。
○読売前村:
それから下の段の左から2番めの一番端(http://j.mp/OQZoWE)のやつだが、これはホースが全部で5本あり、紫色のホースが真ん中にある。これは何のためのホースになってるのか?この時は。
○松本:
これは少なくとも、もう23日の段階だから、原子炉の注水のホースだ。
# 600枚の写真一枚一枚の説明求める糞売新聞。ブースカが本日までということは当然知っていて質問してるのか。フライングで社内事故調入手できる読売さま。
○読売前村:
それから30(http://j.mp/PZ4NuO)のフォルダで、ここでも2号機の海側エリアなので1号機と殆ど変わらないと思うが、上の段の左から上の段は共通して全部タンクが写っているが、このタンクも何のタンクか分かれば教えてくれるか?
○松本:
この30番はタンクではなくて循環水ポンプのモーターだ。原子炉問よりも復水器に入ってきている乗騎を冷却するために海水を取り込むポンプだ。
○読売前村:
呼び名としては循環水ポンプでいいか?
○松本:
はい。
○読売前村:
33(http://j.mp/PZ4P5P)のフォルダで2号機の電源室内というのがある。で、一番左(http://j.mp/OR0aCX)に作業員の方が2人いるのは、2号機の電源回復工事をしているという事でいいか?
# 3人写ってますな。
○松本:
はいそうです。
○読売前村:
35(http://j.mp/PZ4Q9O)のフォルダで4号機の珪藻様空気圧縮機、これはどこにあるのか?
○松本:
タービン建屋の1階にある。
○読売前村:
そうすると一番左側の一番下の写真(http://j.mp/OR0xgV)だが、これも何か金網のところに「藻」のようなものがくっついているように見える。これも津波の影響、痕跡と考えていいか?
○松本:
結構だ。
○読売前村:
36(http://j.mp/PZ4TCo)のフォルダの1号機変圧器エリアというのは、1号機の原子炉建屋から見るとどっち方向にあるのか?
○松本:
▲原子炉建屋の南側になる。読売新聞さまのさっきのご質問にありましたが、2号機に中層の照明たついたのは3月26日だったので、あのう、この電源については、まだパワーセンターまで行くケーブル、と言う形になる。▲それから3号機タービン建屋地下1階でβ線熱傷にあわれた方の日付けは3月24日だ。
○NHK花田:
注水の関係で伺いたい。今回のバッファタンクの浄化などで、ある程度切り粉というのが原因の推定として強くなってきたと思うが、これから運転逸脱の回復とか、これからの作業としてはどういった事を予定しているのか?
○松本:
アノウ、少なくとも原因の特定作業を最終的に評価をして、安定して原子炉に注水できると判断できれば、いわゆる運転上の制限の逸脱から復帰したいと思っているが。まだ、スケジュールありきではないので、少し時間としては必要かな、とは思っている。
○NHK花田:
タンクの中の浄化トカ、作業的なことは今のところ予定あるか?
○松本:
そうだな。今のところ、まだ追加で、バッファタンクの中を浄化せんといかん、というところまでは判断していない。
先日以来、安定して注水量が出ている状況なので、まあ、今回の作業で切り粉等が回収できたこともあるし。
あの、ま、字体が発生してから1週間以上超えたので。そういう意味ではある程度が流れていったのではないかとは思っている。
○NHK花田:
わかりました。後再発防止策とか原因の特定はこれから詳しく行われると思うが、今の段階で考えられる課題としてポリエチレン管の洗浄とか、そういったことが十分できてなかったと思うが、そういった今回、だけ、されなかったのか、
まあ今までもPE管の交換は沢山やってきたと思うが、以前からフラッシングとかなされてなかったのかというのは、どのように今のところわかっているのか?
○松本:
そういう意味では今回耐圧ホースを信頼性向上対策の一環として、ポリエチレン管に変えているが、基本的には耐圧試験。漏れがないことを確認して、
いわゆるフラッシングについてはおこなっていないという状況だったので、今後、再発防止対策の一つになるが、こういうポリエチレン管の設置にあたってはですな。
まあ、そもそも切り粉が中に入らないようにするという作業上の管理もそうだし、まあ、あのう、インサービスする際にはフラッシングといったような作業をすることが再発防止対策の一つになる。
また、先程少し異忘れたが、冷凍機の中に付いている入り口のストレーナーについては、今後も定期的に確認して、いわゆるゴミ等の付着の増減については把握していきたいと思っている。
○NHK花田:
わかりました。普通、原発で使うものと言ったら鋼管とか、そういったものだと思うが、原子炉につながるものというのは、普通は洗浄、フラッシングとかやると思うが。
こういったポリエチレン管というのは、通常、原発で使われたりしているのかというのと、その際はフラッシングとかやるものなのか?
○松本:
あのう、基本的には通常の原子力発電所でポリエチレン管を使うようなケースはあまりない。一部、海水系の特に腐蝕が心配のような所の小口径の配管については、こういったポリエチレンではないが、プラスチック系の配管を使うケースがあるが、
基本的には鋼管とかステンレス等を使うのが通常だ。ただ、今回のように、やはり鋼管の作業になると時間も非常にかかるケースだし、
まあ、現場で溶接をすることも非常に作業上は大変なので、ええ、まあ、漏洩対策という意味ではポリエチレン管を採用している。
○NHK花田:
通常はその交換を使う場合は、フラッシングとかは一般的なのか?
○松本:
そうですな。鋼管にしろ、ポリエチレン管にしろ、やはりこういった工事をした後というのは、開口部から何らかのゴミが入っている可能性があるので、耐圧試験の後、フラッシング運転をするのは通常の作業としてはある。
ただ、通常の発電所の中だと、こういったフラッシング作業もポンプを回してグルグル回しするラインを 構成すればできるが、
今回のような長い4kmに及ぶようなケースで途中途中でポンプを置いてストレーナーをかましてフラッシングをするというのも、モノ的には非常にやりにくいことは確かだ。
それから本件で資料の説明が遅れたが、★★えっと、1F状況(http://j.mp/OCTDf0)の裏面になるが、今回、流量が下がった際のアラームの設定があまりよろしくなくて、低すぎるところにあったので、本日はアラームの設定をしなおしたということだ。以上だ。
○共同しずめ:★★★
写真の関係で。デジカメの撮影時刻を出さなかったのは、津波の議論(http://j.mp/Of82N6)とかああいう事に配慮してという事か?
○松本:
あのう、まあ、配慮してというか、正しい時刻ではないのでえ、あのう、そういう意味では、、まっ、一枚目のところ(http://j.mp/OCTY1r)に個々のデータの撮影日が入っているものもあるが、実際の撮影日時と異なる場合がありますってことで、注釈を打っている。
# 何故正しくないと言い切れる?津波の到着時刻を示す写真の存在を公表しなかった東電。デジカメ写真の日時は正確ではない主張。http://j.mp/Of82N6 撮影したカメラのシステム時刻の誤差率を求めて現在時刻のズレを補正すればいいだけの話。明らかな隠蔽。
フォルダ1の資料、一番上の所にちょっと小さい文字で申し訳ないが書いてある。従って、例えば9,かな?
例えばフォルダの6の9枚(http://j.mp/PZ09wI)に関しては、これは日が皆様のデータの中には日が皆様のデータの中に入っていると思うが、日時としては正しいかどうかわからないという状況である。
# Exif は??今時のデジタルカメラは機種情報も全て画像に記録されているでしょ。http://j.mp/xY87KC メタタグだから加工の仕方で消えてしまう。語尾が小さくなるブースカの癖。
○共同しずめ:
他の、つまり、午前か午後かも、昼夜の区別ぐらいわかるが。それもわからないということか?正確でない時間でもだいたい目安になるんじゃないかと思うが。これは追加で教えて頂くわけにはいかないのか?
○松本:
まあ、あのう、そういう意味では持ってるデータで、まあ、何時間も違うケースはなかろうと思うので、ええ、
★★★指摘の午前か、午後か、ぐらいという判別であれば、できるかなっ、というところだと思うが。ちょと、▼確認させてくれ。
○共同しずめ:
検討して頂ける?
○松本:
ハイ。
○共同しずめ:
それから今、HPを見ていて写真はもう出ているようだが、この出方がだいぶ違う。このサムネイルの資料(http://j.mp/OCTY1r)はアップされないのか?
# 一体何を会話しているのか理解できない。検討して頂ける?って… JPEGに記録されるExif情報って昼か夜かを判断できる程度の情報なのか。何故補正を考えないのか理解に苦しむ。声が小さいブースカ。午前か午後かを確認するにはどうするんだろうね。
# どうでもいい写真にはexif情報あるのに加工する必要のないような建屋内部の写真は全部確認した訳じゃないけど見たところ、exif 情報が削除されてHPに撮影日時だけを記載。その日付けどう知った?意図的に削除しているとしか思えない。PDF過剰セキュリティしかり隠蔽広報。
○松本:
あのう、これは、皆様に説明用という形で、ちょっと纏めて600枚ほど印刷する関係上、こういう形にしたので、HP上は、多分、1枚1枚、あの、見れるんではないかと思っているが。
# HPに早い段階からサムネイル資料はプレス側に公開されていますたがな。
○共同しずめ:
フォルダの番号が書いてなくて、順番もバラバラなんで。分かり難いと思ったが。それならそれでいいです。
核物質防護上の観点から公表されなかった180枚は、今後も例えば一部マスクしたりとか、削ったり、切ったりして、公表するようなことは考えていない?
○松本:
そういう意味では1枚1枚チェックすれば、トリミング等をして公表できるものがあるかもしれないので、それはちょっと確認してみる。
まっ、私が何枚か見たものは、ほぼ全面が防護設備そのものだったから。これはどうやっても無理だろうという判断をしたものもある。
○共同しずめ:
そのものズバリというものが多かったんですね。それから、600枚はすべて無修正?
○松本:★★★
はい。してません。
○共同しずめ:
全くいじってないんですね。今日出た理由というのは、1年半というのは、
# 見た目はいじってなくてもデータはいじりまくってる。Exif 情報がない。デジタルカメラで撮影されたそのままの画像じゃない。建屋内部の写真が昼か、夜か、調べれば分かるというのは、Exif 情報を意図的に消した認識がブースカにあるからにほかならない。嘘ばっかり。
○松本:
アノウ、1年半という事は、まあ、たまたま、本日、5月11日だが、7月以来、呼びかけていて、あの、収集できたものが取り纏まったので、本日の公表という形に至った次第だ。何か1年半だから600枚公表したという意図はない。
○共同しずめ:
わかりました。ありがとうございました。
# わかりません。
○フリー上出:
写真のことだが、何人か前に質問された方が言っていたことだが、公表すべき写真、我々に対しての開示と説明についてお願いだ。やっぱり確かに五月雨的にいろんなモノが出てきている。そして、何かのきっかけで発表したりする。
この辺がいろんな形で今まで公表されてきているが、できる限り、社員の方がもっているもので、掌握できるものは、このぐらいあって、それで公表すべきものはこれぐらいまで残っているとか。
で、既に公開したものがこういうもので、こういう理由だとか、ある程度整理してですね。屋ありこちらに公表して頂く、説明してた頂くほうがよろしいのではないか?
特に今回はテレビ会議の時にまだまだ本当は沢山あるものを期限で区切っているわけで。これについても今日、会長、社長の会見では、まあ、これでやめると入ってなかったので、多少の余地はあると思う。
それと、今日、発表された基本方針、新たな不退転の決意で改革をすると。その中には重大事故を起こしてしまった当事者であることをはっきり書いて、これは幅広く情報や教訓を共有して世界に発信していくということ。
その大きな柱の一つにはタスクフォースの役割としても情報公開ということをはっきり書いている。ですからそういうことを真面目にやって頂こうと思うなら、やはり、みなよりわかり易く丁寧に、
本当にここまで透明化しているんだということを示していただきたいと思うので、是非具体的にそういうことを纏めて頂いて資料として公表していただきたいと思う。
○栗田:
ご意見ということでいいですねっ。
○松本:
写真等については先程の質問にもあったが、まあ、どういった形で我々として取りまとめられるかという点も、あの、非常に難しい面があるものの、検討させて頂ければと思っている。
○毎日久野:
写真に関して伺いたい。今日公開された写真だが、以前に状況説明の中で説明で使った写真といっしょにとって、あまり、良くないのでその時は出さなかったというのも含まれているのか?具体的に悪かったのって、出さなかったというのはあるか?
○松本:
▼ちょと確認してみるが、これは改めて収集したものであるので、特段、以前に使ったものが一分あるという事ではないと思うが。ちょと確認してみる。
○電気新聞もり:
流量て以下の件で、最後に調整したのは9月7日午後3時が最後か?
○松本:
午後3時23分が最後だ。
○電気新聞もり:
あとミニフローラインは今後も運用をずっと続けるのか?
○松本:
アノウ、そちらの方はやはり今回の件に鑑みると、こういった運転で流量調節弁の開度を比較的確保しておいたほうが、まあ、なんというか、運用上しやすいということになると、やはりこの運用を続けたいと思っている。
★ただ、今のところ、まだこのまま行くかどうかについてはまだ決定していないので、最終的には、まあ、アノウ、運転上の制限の逸脱からの復帰の際には、今後、どうするということも含めてお知らせできると思う。
○電気新聞もり:
昨日、3号機のがれき撤去の写真(http://j.mp/PhoVLe・http://j.mp/NkiWVZ)が出たと思うが、改めて現状どういう作業をしているのかというのと、
今後のスケジュールと、後、4号機のがれき撤去と技術的に違う点とか、難しい点があれば教えてほしい。
○松本:
はい。3号機の現状は原子炉建屋周囲に構台をつくっている。★いわゆる原子炉建屋5階の床、オペレーティングフロアと同レベルの高さ的な位置に、いわゆる周りを取り囲むような仮設の重機が乗るような架台を作っているところだ。
まあ、これが完成するとそこにですな。★いわゆるカニのハサミ、爪みたいなものをもった重機を乗せて、そこで瓦礫というか、梁とか壁とかを周囲から切っていく状況で仕事を進めたいと思っている。
代替来年の夏頃までには全体のがれきの撤去が出来るような工程で今考えている。★4号機との違いだが、4号機は比較的なんというか、外側に爆発したような状況なので、
いわゆるクローラクレーンから切ったり掴んだりするジグを付けて、外側から遠隔操作でつまんで、あと、切って、それを下ろすということで、壁とか、梁だとかを取ってきた状況だ。
で、3号機は映像を見て分かるように爆発のがれきが内側にかぶさっているようなケースが多いので、今回は構台から重機を乗り込ませて、ええ、まあ、切って、下ろす、というところが仕事の仕方の違いになる。
○ニコニコ七尾:
核物質防護の対象だが、定義はなくて東電の判断ということだが、その東電ルールで言うと、爆発画像とか映像はその対象になるか?
○松本:
アノウ、爆発の映像そのものはですな。ならないが、爆発した際に核物質防護用の設備が一緒に写り込んでいる場合は対象になる。
○ニコニコ七尾:
この核物質防護上の対象というのは、これは物理的な施設整備系のものだけで、会話とか音声等は、それは対象にならないか?
○松本:
アノウ、状況によってはなる。要は会話の中にもどういう警備をしているとか、どういうものを移動しているというものが含まれている場合には、やはりそれはそれで対象になる。
○ニコニコ七尾:
なるほど。これは以前もお願いしたが、そういった核物質防護上の対象となるリストみたいなものは東電にあるのか?
○松本:
アノウ。どういうものが対象になる、ということについては私どもとしては持っているが。
○ニコニコ七尾:
それは公開は出来るのか?
○松本:
モノそのものがわかってしまうので、これは一般には公表できない。
○ニコニコ七尾:
なるほど。そうすると今説明のあった警備とかそういった会話があれば対象となるということであれば、今回、3月15日までテレビ会議映像を公開して頂いたが、
そのなかでそういった会話があった部分はピー音、あるいはピー音で対応できない場合というのは、今回、3月15日、あるいは今後の中で核物質防護除う問題となれば、その映像は公開できないということになるのか?
○松本:
ハイ。15日までの映像にはそういった核物質防護上、マスキングをした箇所はなかったと思うが。16日以降の映像で、なにか発言w の中にですな。
警備の問題とか、あるいは示しているところが写真の中にそういうものが写り込んでいる場合には、ちょっと検討する対象にはなる。
○ニコニコ七尾:
なるほど。映像そのものを公開しないということは、それはなくて、何かの処理で持って対応するということでいいか?
○松本:
基本的にはテレビ会議の映像に関しては切って編集をすることではなくて、ピー音とかモザイクというか、ぼかしを入れる形で考えているので、この部分が削除されることはない。
○ニコニコ七尾:
最初に戻るが、爆発映像が仮にあったとして、周辺の必要な設備で公開できないという画像はこれまであるか?
○松本:
それはある。例えば1号、3号、4号の爆発の映像をこれまでも公表しているが、基本的には皆さん見ている上のほうの爆発している所は映っている筈だが、★下の方、地面にかかるような所はトリミングをしている。
○ニコニコ七尾:
4号機でそういった映像そのものはない?
○松本:
4号機もトリミングをしているものもある。
○ニコニコ七尾:
いや、核物質防護上で公開していない映像というのはあるか?
○松本:
4号機でデスカ?
○ニコニコ七尾:
いや、他の全てだが。
○松本:
え?爆発した後で?
○ニコニコ七尾:
いや、瞬間の映像とかあるか?
○松本:
それはない。
○ニコニコ七尾:
ない?
○松本:
はい。
○読売 大山:
写真で細かい点を幾つか確認したい点がある。(2)http://j.mp/PYZZFE の写真(http://j.mp/NvI3W2・http://j.mp/NvIEqx)だが、
# この写真は協力企業提供。iPhone4で撮影されている。1が 2011/03/11 15:55:08 で、2が 15:53:59。同じ津波の状況を示す写真でも到着時刻を示す連続写真はご丁寧に加工、Exif削除する東電。iPhoneは時刻を同期するので精度は高い筈。
○読売 大山:
これはだいぶ引き波でかなり水位が下がっている。これは下のブロックが見えているが、海底が露出しているような状況なのか?電子データで見ると海底が見えているような状況になっているが。
○松本:
そういう意味では引き潮なので、以前公表していたのと同じように海底が見えている。
○読売 大山:
時間を見ると15時50分台だが、これはそれほど大きな誤差はなく取れてた時間という理解でいいか?
○松本:
…13秒… 津波の引き潮はぁ…15秒…
# 文字を起こしなからコメント入れてるんですけど、読売記者もExif確認している?配布リストにもHPにも日付けしか情報がないし、デジカメじゃなくて iPhone であり時刻に誤差がない事を確認した上で質問してる?時刻の記載を確認?ブースカ。
○松本:
15時… 36分前後に最も引いているようなので、まあ、あの、その間、前後だと思う。
○読売 大山:
第何波まではわからない?
○松本:
そうですねえ。第二波の後に、あとはグッと引いいているので、それ以降は多少上下があるが、ほとんど引き潮という形で見ている。
○読売 大山:
(3)http://j.mp/PZ00JP の写真の中身だが、上から5段目とか、6段目の写真は全部事務本館の写真になるのか?
○松本:
(3)は、そうですね。事務本館だ。
○読売 大山:
(3)の一番下の写真(http://j.mp/ORegnV・http://j.mp/ORegUR)はかなり相当破壊されているような様子だが、これは爆発前ですよね?3.11。地震でこういう状況になったのか?
# この2枚のは写真は Canon IXY DIGITAL 930 IS で撮影。2011/03/11 15:46:43 と 2011/03/11 15:46:48 その差は5秒。
○松本:
あのう、地震の際にですねえ。かなり化粧天井等は落ちているので、あのう、そういった所だと思う。
# 単に化粧天井が落ちただけの損傷に見えないですが。
○読売 大山:
★★次(4)http://j.mp/PZ04JA の一番左上の写真(http://j.mp/ORhAPW)だが、これは配管が破断して中から水が漏れているように見えるが。これは何の配管か?
○松本:
ろ過水の配管だ。
# この写真は Canon IXY DIGITAL 80 2011/03/11 16:57:51
○読売 大山:
わかりました。これは地震でこういう状態になったということで良いか?
○松本:
はいけっこうです。
○読売 大山:
上から3段目の左から3番目(http://j.mp/ORgALy)人の影が映っているような写真でかなり大きな亀裂が見えるが、全て地震の影響でこういった状況になったと考えていいか?
○松本:
はい。このへんはもう、事務本館周辺の道路なので、地震による地面の亀裂だ。
# この写真は Canon IXY DIGITAL 80 2011/03/11 16:42:56
○読売 大山:
例えば上から4段目、左から2番め(http://j.mp/ORhcB5)だが、これ、高台からどうも下の方を眺めて見下ろしたような角度で撮っていると思うが、斜面が崩落しているが、これも地震による影響で良いか?
# この写真は Canon IXY DIGITAL 80 2011/03/11 16:40:30 同じ機種名、おそらく同一人物の撮影。撮影間隔を追うことで単体の写真みる場合と伝わる感じが違う。
この斜面には何か、例えば、ええ、送電線とか、そういう重要な施設なんかはなかったということでいいか?
○松本:
斜面そのもののそういった送電線等は引いていないので、左上の一番上(http://j.mp/ORhAPW)のような、いわゆるろ過水といったような配管が、まあ、斜面を下るケースはあるが、基本的には発電所、原子炉建屋周辺の配管は地下に埋設されている。
○読売 大山:
30 http://j.mp/PZ4NuO の上の段の左から2番目(http://j.mp/ORhTKz)これは先ほど説明していた海水の循環水ポンプですよね?
○松本:
はい。
○読売 大山:
わかりました。あと 32 http://j.mp/PZ4P5P で二人が色々作業しているような写真(http://j.mp/OR0aCX)があると思うが、これはバッテリーを並べているのは、
○読売 大山:
車から持ってきたバッテリのものなのか?
○松本:
33ですかあ?
○読売 大山:
33の上から、一番左の写真だ。これはバッテリの形状からみて車のバッテリではなく、いわゆる新たに関東というか、東京から調達したバッテリだ。
○読売 大山:
ああ、なるほど。わかりました。あと、
○栗田:
よろしいですか?
○読売 大山:
29 http://j.mp/PZ4Ne1 だが、下段、一番右端(http://j.mp/OQZoWE)これは注水用ホースだよね?
○松本:
はい。
# この29シリーズの写真は撮影情報は削除してる。
○読売 大山:
これは消防車のホースになるのか?それともあとから追加して配置したホースになるのか?
○松本:
▼えっと、23日だと、ちょっと確認する。まだ消防車から給水していた時代なのか、いわゆるタービン建屋の脇に電動ポンプをおいて給水できてる状況何かについては確認させてくれ。
○読売 大山:
(27) http://j.mp/PZ4Jeh で上の段で一番左から3枚目(http://j.mp/NvQ2SO)多分水に浸かっているような状況かと思うが、よく見えないが、水に浸かっているのは、全部、配管か分電盤のようなものなのか?
○松本:
▼ちょと、あの、A3に大きく焼いた奴持ってきて。ちょと、確認する。
○読売 大山:
以上だ。
# (27)シリーズもExif情報削除されている。600枚すべて確認したわけじゃないけど、建屋内部に関する写真はおそらく全て撮影日時が記録されている情報は削除されてる。どうせ、あとで新事実がわかった時にそれを裏付ける証拠となったら困るという配慮から。ワッカリヤス
○読売高田:
すいません。読売が続きまして。サムネイルの方じゃなくて、さきほど松本さんがこの画像600枚は保安院に提供したとおっしゃったと記憶しているが、
○松本:
あっ、本日、保安院さまに報告しております。
○読売高田:
報告ということは、指示か何かがあっての報告か?
○松本:
はい。あのう、こちらはですねえ。作戦の9月30日に保安院さまの方から映像のあのう、公開というか、提供の指示がございまして、それにとづく報告という形になります。
○読売高田:
昨年9月30日となると1年だが、ここまで報告が遅れた理由は何かあるのか?
○松本:
アノウ、まあ、これは繰り返しになるが、まあ、私ども自身がですな。まあ、現場にどれぐらいの写真があって、
あのう、まだ公表してないものがある事に関しては、きちんと把握できてなかったということと、まっ、定期的にというか、7月以降に改めて、
まあ、社員、それから企業に対して持っている写真はないか?ということで訪ねて出てきたものを、まあ、本日取りまとめたっ、という状況である。
# 全ての事故調委員会が終了するのを待っておりますた。調査に協力なんて意識は微塵もない。国費投入されて新生だと自画自賛したらもれなく国民の信用がついてくると思っているおめでたいブラック企業。反省なにそれ自覚もない。
○読売高田:★★★
説明があったかもしれないが、この画像が発災日から3月28日までですよね。これ、区切った理由は何かあるのか?
○松本:
アノウ、現在集まっているのは、この3月分ということで、まあ、集まった、という状況であり、4月分以降、例えば復旧作業に当たっているような作業上の写真が多分、
以前、先ほど申し上げたように、アノ、こちらの方はかなりの枚数が未だあるとは思っている。
○読売高田:
それは先程からも仰っているが、上がってきたらまた寄生委員会なりに報告して、こちらにも報告するような?
○松本:
はい。そういう考えで下ります。
○読売高田:
ありがとうございます。
○朝日こん:
先ほど毎日新聞の質問とちょっと重なるが、そもそもこの各部局、部所でとられた写真というのは、いわゆる日々こういう事を作業しましたとか、収束活動しましたとか、そういうことのために撮っている写真とは、
結局、広報が求めて取ってもらうのか、自主的に取ってもらうのか、その違いということなのか?
○松本:
アノウ、基本的には、まあ、広報サイドでですね。取って頂いて、あるいはこちらの方から要求するのはですねえ。
例えば事前に作業の中身がわかっているとか、当時、現場に行く事が事前にわかっているケースに対しては要望するケースがあるが、基本的には作業方、あるいは現場の管理をするほうが現場の状況把握をするとか、作業実績を確認するために写真を取るのが普通だ。
○朝日こん:
すると現場が撮った写真は、広報が求められて現場が撮った写真で、いいものを広報に、というその流れとは別の流れで取られたもの、ということか?
○松本:
ソウデス。こちらもある意味純水になんというか、当時の自身の影響とか、あのう、被害の状況等を現場確認して、まあ、今後の復旧とか、例えばここに道路の亀裂があるからコーンを立てとけ、という話とか、
○松本:
そういった現場対応のための写真等事になる。
○朝日こん:
日付けの確認だが、3月11日~3月28日までの分、という理解で?
○松本:
はいけっこうです。
○朝日こん:
じゃあ4月分とかというと、何かこの流れだとすごくまだ4月分、5月分とまだ出てきそうな気がするが、そういうものもやっぱりあるのか?
○松本:
はい。これは相当分あると思う。いわゆる3月の段階で、あのう、いわゆる現場の状況もよくわからないまま、写真を取っていたということから比べると、
4月、5月、6月になるにつれて、復旧作業が本格化していくので、私どもの他、協力企業が作業上撮った写真は多々あると思う。
○朝日こん:
最後に。任意で求めたという形にあると思うが、なので、まあ、まだ持っているがまだ出していないものがあるというものも含めて、その辺は全然把握は出来ないということか?
○松本:
従って総数の把握も今のところ不完全なので、先ほどの質問にあった通り、どういう形でですねえ。
アノウ、こういう埋もれている写真というか、作業上、単にとって、役目を終えている写真等についてはちょっと管理の方法を考えたいと思っている。
○朝日こん:
別件で一つ。先ほどPE管の切り粉の件だが、これは結局、始めPE管の切断の際にはあまり懸念されていなかったことで、それでこういう問題が起きてきたということだが、今後、作業全般だが、例えばこういうような、当所かんげもつかなかったようなこと、注水に限らずだな。
こういう事はやっぱりある程度しかたないというか、やってみないとどういうトラブルが起こるかわからないという部分の中の作業が続いていると言う理解でいいか?
○松本:
まあ、結果的にはそういったことになったと思っている。当時も現場の厳しい環境の中で、そう言う異物管理等はやっていたが、切り粉が配管内に入ってしまったということも事実なので。そういう意味では漏洩確認だけでは不十分だったであろうと思っている。
従って再発防止対策の一つの要というか、要点は、こういったPE管の取り替え工事で切り粉が発生するような場合にはフラッシングをして、まあ、異物の除去を予めしておく事になろうかと思う。
▲それから読売新聞の質問のこの真ん中の写真(http://j.mp/NvQ2SO)だが、水面はこの辺、2段目のハシゴのちょっと下の所に水面がある。
○共同しずめ:
★★★確認だが、さっき言った時間が写り込んでいるもの以外の撮影日時のデータとか、残っているものがある。これも、だから同じような扱いで良いわけだな?
○松本:
ケッコウデス。
○共同しずめ:
それから枚数が多いんで、全部確認しきれないところがちょっとあるものだから、ある程度の時間まで問い合わせられるようにして頂ければと思う。
○松本:
はい。それは対応する。
○栗田:
以上を持って終了するが、あすの作業については特段報告事項はない。
○松本:
アノウ、一件連絡がある。アノウ、先ほど、会長、社長の方から、ええ、原子力改革の新体制について発表(http://j.mp/OpAvFz)があったが、
そのなかの原子力改革特別タスクフォース(http://j.mp/QHhSI3)の方に、わたくし本日付けで移動することになった。従ってこういった記者会見については本日が最後ということになる。
明日からは原子力品質安全部の尾野というものが会見を担当することになるので、引き続きよろしくお願いする。
あのう、私自身、1年半ほどこの会見を担当させて頂いたが、まあ、皆様の、まっ、説明とかが、行き届かないケースも多々あったと思うが、今回、ご容赦頂ければと思っている。
ええ、まっ、皆様とのこういった関係を通じまして、ええ、世間、マスコミの皆さんが、私どもを同意形でご覧くださっているのか、ということについては、
# メディアによってあからさまに対応だけでなく態度まで使い分ける東電広報。
まっ、よくわかっているつもりというか、あの、こういった形で経験させていただいたので、今回、実施していくことになる原子力改革特別タスクフォースの中でも改革プランに取り込んでいければと思っている。
# メディアの扱いはよくわかっているつもりだったとさ。だって同じ利益を享受する村の仲間だし。
1年半に渡りまして、色々どうもありがとうございました。それからこの場をお借りして、ええ、まあ、質問への回答とか、写真の準備とか、まあ、発電所、それから本店の皆様にはどうもありがとうございました。
最後になるが、非常に困難な次期を私を支えて頂いた、くださった私の家族と妻にもよく感謝したいと思っている。どうもありがとうございました。
○栗田:
本人からもご説明がありましたが、明日から会見者が代わる。同じく原子力立地本部長代理、広報担当ということで、尾野昌之が発令されている。
本人からは明日、この会見の場で挨拶させていただきたいと思う。では本日の会見を終了する。
~ 終了 19時35分(1時間45分)
■松本純一氏 ニコニコ動画独占インタビュー
松本純一氏による東電会見は本日が最後になりました。よくもまあ1年半も矢面に。お疲れ様でした。まあ、会社のためとあれど誰にもできない難しい仕事をやり遂げた男の顔。いい顔していますね。あんたすごい人だよ。
○ニコニコ七尾:
ありがとうございました。実はですね。本日で松本さんが終了ということでユーザーがですね。ものすごいショックを受けております。で、ニコニコ動画ってご覧になったことはございますか?
○松本:
はい。あのう、まっ、最近は見てませんでしたけど、事故、まっ、去年の4月1日から私はこの仕事を担務してましたけど、初期の頃はよく拝見させて頂きました。
○ニコニコ七尾:
わりとうちは、私に対してもそうなんですけど、口が悪くてですね。コメントでやっぱりショックを受けたらということは、やっぱ、ございます?
○松本:
いやっ、あのう、ニコニコ動画さんを始め、記者さんそれぞれ立場がありますから。何か個人的に感情を持っているということはありませんけど、やはり、あの、やっぱり議論というか、質疑が咬み合わないという時は、やっぱり私ども説明が悪いなあという感じは持ちますけれども。
○ニコニコ七尾:
実は、ご存知だと思いますけど、松本でございます、と言うとですね。
○松本:
はい。www
○ニコニコ七尾:
知っています弾幕が、ものすごい、ご存知でした?ww
○松本:
ww それは初期の頃出ていましたので、たまぁに、言うのを忘れたことがありまして、そういったときは、なんか、それなりの反応があったようですけど。w それは知っています。w
○ニコニコ七尾:
わかりました。一番これまでにですね。松本さん個人で辛かった時期があったら。思い出とかなにか教えてもらえませんか?
○松本:
あの、辛かったというよりも、今回の4月1日以降、発電所状況等、きちんとお伝えするというのが私の仕事でしたから、辛いという感じよりも、なんとか一生懸命やりたいという感情のほうが先でしたけど。
ただ、お伝えする事項の中で、やはり、作業員の方がなくなったというお話をせざるを得ない時はですね。やはり、心情的にはやはりつらいものがありますけども。
○ニコニコ七尾:
睡眠時間は十分取れてるんですか?
○松本:
あのう、まあ、最初の頃はやはり会見になれないところもありましたし、次から次にいろんなことがありましたんで、まあ、あまり、十分に寝れたかっ、というとそうでもなかったですけど。
まあ、最近は十分、土曜日、日曜日も基本的には休めていますので。そういう意味では大丈夫でした。
○ニコニコ七尾:
会見の発言の時に奥様に対する、ご家族に対するお言葉があったんですが、やっぱりご家族の負担も相当あったと思うんですけども。その辺は如何でしょうか?
○松本:
そうですね。やっぱり私仕事になるべく集中できるようにということで、健康面の管理ですとか、そういった面では非常に気を配ってくれたのかなというふうに感謝しています。
○ニコニコ七尾:
それでは今回、一段落したことで奥様はやはりホッとしたというところはあるんじゃないですか?
○松本:
そうですねえ。この話をした際には、仕事が変わるということで、ホッとした面もありますし、まあ、新たな業務地震も、それなりに大変なミッションを持っていますので、それはそれで大変だね、ということで、労ってくれましたけれども。ww
○ニコニコ七尾:
これはひとつ誤解のないように、我々のユーザー、我々含めて口が悪いというのはあるんですが、ユーザーから松本山の体調とか心配されるメールも幾つか頂いています。
なので、ニコニコ動画というか、ネット全体をですね。必ずしもバランスが撮れているフィールドだということをちょっと理解頂ければと思います。
最後ですね。ちょっとユーザーに向けてメッセージをお願いできますか?
○松本:
はい。改めまして東京電力の松本です。ええ、まあ、1年半の時期でございましたけども、会見を通じていろんな皆様の意見、それから反応灯を見ております。
あのう、まあ、厳しいご意見もありましたけども、私自身の非常に、仕事上の糧になったのではないかと思っています。これまでどうもありがとうございました。
引き続き、原子力改革特別タスクフォースという中で働いておりますので、まあ、何かあったら、そういった説明もできると思っています。ありがとうございました。
○ニコニコ七尾:
最後に、もし、機会がありました、是非、ニコニコ動画にもですね。ご出演いただきたいと思うんですけど。もし広報の方も。
○松本:
そうですね。w あのうww あのうwww まあ、ニコニ動画さんの企画等は ww 見させて頂いて考えたいと思います。www
○ニコニコ七尾:
本当にありがとうございました!
○松本:
ありがとうございました。
○ニコニコ七尾:
失礼します。ありがとうございました。