2012年9月27日木曜日

東電会見 2012.9.27(木)17:30 ~ 1号機格納容器内部調査 経過報告(映像あり)。建屋開口部空気中核種分析結果。土壌、海水プルトニウム分析結果。ほか

東電会見 2012.9.27(木)17:30 ~

1F2号機代替温度計取付作業は予定通り順調。1号機格納容器内部調査の準備作業報告(映像)X100Bペネからボール弁を開き穴あけ加工機を挿入、閉止版に穴あけ、その先の鉛遮蔽板を穴あけ予定がある筈の鉛遮蔽板が存在せず。

次は内視鏡カメラや温度計が通るガイドチューブを設定するとのこと。今回の内視鏡映像調査でガイドチューブは設置できそう認識。可能であれば、格納容器内部の水を採取して分析したいとのこと。

建屋開口部の空気中核種分析結果の報告あり。特に異常なしのみの端折り説明。総放出量評価に使用しているあれだけど、初めて会見見る人に分からない、尾野氏以降、情報公開意識退化した東電広報。

本日より批判的な記者排除方針により、東電施設、会見に不当に出入り禁止されていた木野氏が会見に復帰。ネット中継のリアルタイムなコメントは、裏を返せばそのまま情報隠蔽体質に対する東電批判と同義であると東電は受け止め、反省すべき。インターネットで会見を見ている、監視している国民に頭を下げて謝罪すべき。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

【質疑】
NHK(1号機PCV*)→朝日(3号機鉄骨落下・311以降1F解除者数・倫理相談窓口)→木野(倫理相談窓口・ビデオ会議) 

~たったの3名 ( ゚д゚) プール落下事故ネタは東電が終わりと言ったら終わり。綺麗な幕引き。*は冒頭報告に関する質疑。



■福島第一の状況

○尾野:
福島第一の状況

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機まで安定して必要な注水量を確保できている。1号、2号については本日若干量の調整を行なっている。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
ご覧のとおり安定した温度。★昨日言ったが1号機のHVHの温度計。一つ、他と傾向が違っているものがあったが、現状も経過観察している所。原子炉圧力と水素濃度もご覧のとおり特記事項ない。

[使用済み燃料プール]
2,3,4号は冷却システム運転中。1号機は案内の通り、現在、冷却システムの点検中。点検中というかあれだな。カナフレックス管からPE管に変える工事を行なっている最中だ。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋への移送を本日10時まで。3号機タービン建屋から集中廃棄物処理施設のプロセス主建屋に現在移送中。4号機は仮設タンクに本日15時まで移送作業を行なっている。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
先般案内の通り、サリーは停止中。キュリオンは運転中。昨日、★案内しているが1F2号機の原子炉圧力容器の代替温度計の取付作業は現在のところ順調に進んでいるということで、今のところ予定通り進捗してる状況。一点目は以上。


■1号機格納容器貫通部(X100Bペネ)穴あけ工事

2点目(http://j.mp/QdIgtM)だが昨日、1号機格納容器へのファーストエントリーということでペネトレーション部にカッターで穴を開けて、中に温度計とか、カメラとかを入れる準備工事を行なっており、

# 本日も資料説明よりも先に映像を見てもらう段取りの尾野氏。

昨日はペネトレーションへの穴あき作業が無事終了したと申し上げた。その時の映像が入っているので、ご覧に入れたい。

映像説明
この絵はペネトレーション部にカッターで穴を開けた後、どのように穴が開いているか見るためにカメラを挿入して状況確認するためのものだ。ペネトレーションの外側にボール弁が付いており、このボール弁により、格納容器の中と外が区切られるかっこになっている。

この外側にチャンバーがあり、そのなかからエントリーしていく。ボール弁がこれからいてくる。この光沢がある所がボール弁だ。http://j.mp/Pr6mSy ボール弁が開くと向こうに通路が見えてくるかっこになる。

今、ボール弁が開いてきた。ボール弁が開くとこちらに切り粉のようなものが見えるが、これがカッターでカットしたペネの閉止部だ。そこにカッターで丸い穴を開けて、切り粉がチョット付いている。

こちら、板のようなものが見えるが、これはカメラをスムーズに入れるためのガイドだ。今、カメラをぐるぐる回して全体の様子を見ている。

これからカメラが中に入っていく。中に開けた切り粉のところを通過して、ペネの中に入っていった。ペネの直径は30cmぐらい。

これぐらいの絵柄。 これが直径30cmぐらいだと思うんだ。準じ中にカメラを押し込んで行く。この辺、非常に長いので適当に飛ばして進めてくれ。

ゆっくりカメラを押しこんでいく。全体として40分ぐらいの映像なので、要所要所説明したい。ペネトレーションの格納容器内側の部分に来た。

この端っこの部分、ここが内側のペネの出口側の所になる。個々のふちが見えている。この暗い所が格納容器の中側の映像になる。今、カメラを回転させていきながら、この淵の所、一周どうなっているか確認しようとしている。

これ、円弧になっているが、非常に拡大されているが全体として直径がおおよそ30cmぐらいのスケール感と思ってくれ。グルッと一周して淵が一回りどうなっているかを見ている。

で、★★★ここには元々フランジの外側だが、遮蔽のために鉛のプーレトが付いているが、落ちてしまって取れていることがわかった。そうなので、改めて鉛プレートに穴を開ける必要はなく、内部へのエントリーが可能な状況であることが確認された。

# その鉛プレートが取れていたことについての評価は?

で、ここから前にカメラを進めていき、ちょうど今、格納容器入り口のギリギリのところにいる。ペネトレーションから格納容器の中の方にカメラが若干進んだ。このペネトレーションを出た直ぐ先に、中の構造物としてレールがある。

格納容器内に設置してある幾つかの機器の架台とかレールとか、そういったものがあり、★その上に何か分からないが細かいクズのようなものが落ちていることがわかった。

ペネトレーションを通過した直ぐ先にレールがあるが、そのレールの上に降り積もっていたものだと思われる。

こんなガラのようなものがいくつか乗っている状況だった。カメラを回転させ、視野を変えてみると薄いなあ、というのはわかるが、★★★これは何かということを現段階で確認するのはまだ難しいと思っている。

元々の目的は、この後、ガイドチューブをここに設置し、本来の内部確認を行うカメラを入れていく目的なので、十分施行ができることが確認できたので、カメラは引き上げ、引き抜いていく。カメラを段々引き抜き、後ろに進んでいく。

ここでペネの内側、出口の所が見えてきたが、もうちょっと後ろに引くと出口の所が見えてくる。ここで一回、砂嵐が出ているが、明かりを消してみたところ、結構ノイズが入ることもわかった。ペネの内側に引いてきた。ここが出口の円弧だ。

これで直径が30cmの円になっていると思ってくれ。かなり置きな拡大と思っていいと思う。どんどん引き抜いていく。ペネトレーションの管の中をどんどん交代しながら後ろに戻っていく。同じような絵柄が続くので、スピードを上げて動かすが、

あっ、ちょうどあれだな。引いてきて、最終的にボール弁の出口の所にまた到着する。これがペネの外側で隔離していたところをカットした、あっ!チョ!!ここで止めてくれ。

★★★ここはカッターで穴を開けたところだ。穴を開けた時に元々ここについていた鉄板はどこにいったかというと、ここにある。大体直径10cmぐらいの穴を開けている。これで引いてくる。更に引いてきて… ボール弁を通り抜けて… これが切った後の板だ。

それでボール弁を締めて中と外を隔離する。作業はここで終了ということである。もう一回見ているが、ここでボール弁を締めてライトの反射が大きくなってきたが、ここでカメラが完全に抜けていくと。まあ、こんな感じである。

大体、ほぼ順調にガイドチューブを入れるための施行ができたので、今後、ここにガイドチューブを挿入し、中にカメラ、温度計、それから可能であれば中の水をサンプリングすることで、サンプリングのための装置、といったようなものをガイドチューブを通じて、

内視鏡での手術みたいなイメージかと思うが、そういった作業に入っていこうと思っている。先般、中長期の運営計画の説明(http://j.mp/PHLnMq)の中でさせていただいたが、概ね予定通り順調に進んでいる状況。これが2点目だ。


■環境モニタリング・サンプリング

★それから3点目だが、「福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/QdIOzX」を出している。定期的にデータを取って報告している、紹介しているものだが、

焼却工作建屋開口部、あるいは焼却工作建屋開口部、サイトバンカー建屋開口部を計っているが、特段データ的に変わったところはない。それから手元には配っていないが、HPにサンプリングデータ等を掲載してる。

サブドレン水の分析結果(http://j.mp/PHMkEe / http://j.mp/PHMr2L土壌サンプルの結果(http://j.mp/Orh6V8)敷地内降下物(http://j.mp/QdJ1Do)

の、放射性核種分析結果ということで定例的に行なっているデータをHPに掲載しているので併せて紹介したい。

# プルトニウム分析結果等、説明スルー。

用意したものが以上だが、昨日、質問のあった積み残しで1点答えられるものを答える。

○尾野:
▲スラリーの設備を配備したのはいつであるかという質問(http://j.mp/PHMKe2)があり、平成23年5月なので回答させて頂きたい。私からは以上だ。



■質疑

○NHK横川:
PCV調査の関係で確認させてくれ。鉛の板がなかったということで、撤去する必要がなくなったという話だが、日程が早まることはあるのか?

○尾野:
全体として慎重に作業を進めないといけないのでほぼ予定通り進めていくことで考えている。

○NHK横川:
1号機のPCVの中を見るのは今回はじめてだよな。本格的な調査はこれからだと思うが、映像から分かることは?例えば2号機は結構湿度があったが、その比較とか、画像の乱れ具合からの線量とか、分かることはあるか?

○尾野:
そういう意味では調査のための準備作業の中で見ている。何か分かるためのことは、この次と考えている。今見た映像だけでは2号機はけっこう湿度が高くてポタポタ垂れているのが目に見えてわかったということだが、

ほんのちょっとだけだが格納容器の中のごく入り口辺りを見たところでは、そういう状況ではなかったということだが、それを持ってしてどうかということを言うにはちょっと早いのかと思っている。

○NHK横川:
尾野さんが見た中の様子は率直な感想は如何か?

○尾野:
まあ、思ったよりきれい、w っていうのが、w 率直な感想。ただ、本当に入り口だけだから。あと中に見えたガラのようなもの、というはなしだったが、これは図(http://j.mp/QdIgtM)で言うとX-100Bから入っていって、

○NHK横川:
本来、壁で言うと少し上がっていく途中で、ある意味空中に出ると思うが。上下がいまいちわかりにくところがあった。ガラとうのは、このハッチ、モノレールの上に乗っていたものと思われるということか?

○尾野:
そう思って頂いて結構だ。ちょうど穴あけ加工機、手元のペーパー(http://j.mp/QdIgtM)にあるが、それで穴を開けたところからまっすぐ入っていったイメージだ。それで抜けていくと目の前に機器ハッチモノレールがあり、

そのモノレールのレールの上に出てくる辺りなので。そこであろうと思っている。中長期運営計画の中にも入っている図面だが、ちょうど、X-15ペネから出てきた直ぐのところには何がありますかというと、

ここが出口だが、その手前に目の前にハッチモノレールがあるかっこなので、底に乗っているのであろうと思う。

○NHK横川:
そう考えると、もともと直径が30cmのスケールだから、映像で見るとけっこう大きく見えるが、その縮尺で考えるとどれ食いの大きさのものなのか?

○尾野:
はっきりいにくいかなあと思っているが。先ほどの縮尺の関係から言うと、そんなに大きなものじゃないだろうと思う。モノレールの幅は大体40cmの幅だ。

その上に色々降り積もってるような感じだから。大きさとしてはさほど置きなものではないと思っている。

○NHK横川:
1号機の内部を見るに辺り、2号機は今年の早い段階で入っていって、3号機はまだだよな。1号機がこの時期になった要因、作業上の難しさとか、要因はあるのか?

○尾野:
そういう意味で言うと、どれも早く見たい。それぞれ作業は慎重に準備を進めてやっていく。結果としてこの時期になったと思う。

○NHK横川:
2号機と比べた時に線量の問題、作業スペースの問題、単純に順番にやってったとか、なんかあるのか?

○尾野:
2号機は、どの号機も早く状況を知りたいという事だが、2号機については、ええ… より一層というのも変だが。ええ、早く知りたいこともあったし。

# アバウト感まるだし回答。

1号をこの時期にすることを意図しているわけではないが、いずれにせよ作業というものは計画的にやって行かなければならないし、難しい作業であればあるほど、計画はするが、準備の中で慎重にモックアップしたり、必要になってくるので。この時期であること自体は結果として、とうことだ。

# で、3号機プールに480kg鉄骨落下事故ですか。

○NHK横川:
わっかりました。取り敢えずありがとうございます。

○朝日青木:
昨日、話に出ていたと思うが、3号機の鉄骨の話。鉄骨そのものはラックに触れていない。で、その鉄骨は他の鉄骨に触れていると。その触れている鉄骨というのは、ラックに触れているかどうかは確認できない話だったよね。

○尾野:
えっと、昨日の時点で確認できていないし、あの付近、上が全体に色々なものが乗っているから、すぐさま容易に確認できるというところでもないかなあと思っていることを話した。

○朝日青木:
その確認スケジュールについて教えて頂けるか?

○尾野:
現状、そちらの具体的なスケジュール等は作っていない。で、現在、10月3日に向けて原因や対策を検討して報告してくれと指示文書(http://j.mp/UZylfY)を受けているので、ええ、検討や対応を進めているところだ。また、その整理ができたところで、状況について話ができると思っている。

○朝日青木:
この10月3日の報告というのは、この中身に、鉄骨を落とした結果、どうなったかというのは、報告事項に入ってないのか?

○尾野:
頂いている報告事項は、鉄骨が落下したことによる使用済燃料、使用済燃料ラック、及び使用済燃料プールの健全性への影響を評価すること。2点目として誤って鉄骨を落下させた原因を救命すると共に、再発防止対策を講ずること。

3つ目。瓦礫等が使用済燃料等に落下し、万が一、使用済燃料が破損した場合を考慮した安全確保策を拘置すること。4点目。鉄骨等の落下により3号機使用済燃料プールが破損し、水が漏出した場合を想定し、その影響を評価するとともに、

燃料健全性を維持するための対策等を示すこと。以上について10月3日まで報告すること、という内容なので。こちらの方に対応していくことかと思う。

○朝日青木:
この健全性について、鉄骨が落ちたことによる健全性評価に鉄骨が落ちたことに伴う、あたった鉄骨の燃料ラックへの影響は調べなくていいものなのか?

○尾野:
当たったと言うよりも寄りかかっている鉄骨というのは、大分以前から落ちているものだなので、今般落ちたものについての評価を先ずしたいと思っているところだ。

○朝日青木:
元々あった鉄骨に、違う鉄骨が落ちてきて、元々あった鉄骨に衝撃を加えているわけですよね。それに対する評価は?

○尾野:
このあたりは報告の中で、最終的に評価の中で議論されると思っているが、既に映像等で見ているかと思うが、鉄骨落下の状況は滑るように入るということで、ええ、他の鉄骨に与える影響は大きなものではないと思っているところだ。

○朝日青木:
報告の中で検討されるものとおっしゃったが、10月3日の報告の中に鉄骨があたったラックへの影響については入るのか、入らないのか?

○尾野:
鉄骨落下の状況は滑るように入るという事で、ええ、他の鉄骨に与える影響は大きなものではないと思っているところだ。

○朝日青木:
報告の中で検討されるとおっしゃったが、10月3日の報告の中に鉄骨があたったラックへの影響については入るのか、入らないのか?

○尾野:
それは検討している側の中で評価取りまとめた段階で話ができるかと思っている。現時点においては、今頂いた報告の、ええ、項目に対してここ検討している所なので。纏まった所で話ができるかと思う。

○朝日青木:
その検討がまとまるのはいつなのか?

○尾野:
10月3日を予定している。

○朝日青木:
だからこノ10月3日の報告に(落下した)鉄骨が当たった(前からあった)鉄骨に与えた評価について入ってくるという認識で間違ってないか?

○尾野:
10月3日に入れようとしていることというのは、要求されている対応なので、落下影響を評価するということだから、落下の影響の評価として我々の出来る範囲のところをさせて頂くということなので、どのような内容というのは、評価の結果の段階で説明させていただきたいと思う。

# 保安院が事ある毎に主張してきた事業者の自主性が重要だ主張。安全委員会の押し売り。これがその自主性。染み付いた仕事に取り組む姿勢は、このような事故を起こしても抜けない。変わらない。

○朝日青木:
質問に答えて下さい。鉄骨があたった鉄骨の影響評価は10月3日の報告事項に入っているのか?

○尾野:
それは10月3日にわかりますということだ。

○朝日青木:
もう一回カメラを入れないとわからないといってなかったっけ?!

# 知らないなら検討項目に入っているかどうかは確認して回答するでいいでそ。最終報告が出てからのお楽しみだって。どんだけ無責任な回答なのさ。

○尾野:
…。そ、それは、、何のことおっしゃってるか… 

○朝日青木:
今の段階でもう一度カメラを入れなくても、分かるのか?

○尾野:
えっと… 要望として出ていること、要求されていることというのは、今回落とした鉄骨が与えた影響はどういう事かということであるので、その影響に必要にして十分なだけの検討をさせて頂くことかと思っているが、そういったご理解で如何でしょうか?

○朝日青木:
今回鉄骨が落ちたことにより、燃料ラックにどれぐらい影響を与えたかという部分については、直接あたった部分以外に、

# 回答する気なし。

○朝日青木:
落ちた鉄骨が、あたった鉄骨が燃料ラックに与えた所の評価は当然求められると思うが。

○尾野:
現段階で私が申し上げられる所は、10月3日に向けて検討させていただいているということであるので、10月3日の段階で案内させて頂きたいと思う。

# 回答拒否。昨日の説明ではもう水中カメラの調査は終わりで映像分析で結果出すという、仕様済み燃料プールに瓦礫落下事故の幕引き姿勢丸出しの東電会見。

○朝日青木:
もう一度カメラを入れなくても評価できるのか?それとも今後、もう一家カメラを入れる予定をしているのか?

○尾野:
それは検討の内容により、必要なことはしていくということなので、現段階は調査検討をしているところだから、

# 報告期限の10月3日じゃないじゃん。コノヒト何を喋ってるのかわからない。会話すら成立していない。

○朝日青木:
10月3日というのは中間報告か?最終報告か?

○尾野:
現状で私どもは10月3日に報告してくださいと言われているので、10月3日に報告させていただくということなので、それを目指して準備するということだ。

○朝日青木:
10月3日に出来るところまで検討した結果を報告すると。その中身が今、私が言った落ちた鉄骨による鉄骨が、ラックに与えた評価について入るかどうかについては10月3日までどこまで進捗状況が進むかによって変わるということか?

○尾野:
えっと、進捗というか、10月3日の時点で我々がどのような評価や判断をしているかということを提出することになるから、ええ、その時点で我々の評価は案内できると思う。

○朝日青木:
現時点ではその評価はまだできてないということで良いか?

# 水中カメラの調査はもうしない。本当に調査する気があるとは思えない。むしろプール内の状況が明らかになることを先送りしているように見える東電広報。

○尾野:
ええ、申し上げたとおりだ。

○朝日青木:
求められている報告の中に3号機の水が漏出した場合の評価について、対策があったが、今まで、今回起きた最悪の事態としては、プールの底に穴が開いて水が出ていくのが想定し得たという話をされていた。

今まで水が漏れた時の場合の評価、対策についてなかったのか?それともあったが、それをさらに強化したものを出してくださいということを言われているのか?

○尾野:
機能説明したかと思うが。まあ、スラリー等の注入設備等は用意していたので、そういったことで対応させて頂ける部分もあると思っている。先ほど平成23年5月に用意させていただいていると申し上げたのは、その関連だ。

# このプール水漏出の影響評価が出た経緯は、第二回の規制委員会の更田委員の発言によるもの。(議事録15ページ)http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/20120926-kisei.pdf

○朝日青木:
質問は今まで対策と評価というのは、そちらとして万全としてあったのか?それともそれ以上のものを今求められて報告してくれと言われているのか、どちらなのか?

○尾野:
それは、あの、受け取る側の評価というのもあろうから、私どもは私どもの考えを3日までに纏めさせていただくので、改めて3日に説明させて頂きたい。

# 毎度の回答拒否。想定していませんとは答えない。プールに穴が空いて水が枯れてしまうことはありえないから、評価する意味が無いので評価していないし対策も考えたことはない。昨日から「規制委員会には我々の考えを伝える(主張する)」という回答が加わった。回答指示を受けた尾野氏。

○朝日青木:
七尾さんの質問の積み残しがあったと思うが。辞めた方、3.11から今日まで働いた作業員のうち、やめられた方はどれぐらいかという質問をしていたと思うが。

○尾野:
なかなか調べるのは難しい。私どもの直接、ええ、管理していない作業員もいるので。具体的に何名か確認するのは、実際に難しい。なかなか出来ないのではないかと思っているところだが、検討をしているところだ。

# 東電は誰がどのように働いているか全く関与していない。丸投げ。ピンはねしてようが、法令違反してようが知ったことじゃない。社会的に問題にならないと対応は考えない東電。http://j.mp/Snp94u http://j.mp/SnoVKF 一義的責任は東電にない。

○朝日青木:
解除の人数は分かるか?登録解除。

○尾野:
登録解除というのは、1Fでの作業から他の発電所の作業に移った方や、こう言った方は、別に会社をやめなくても登録は解除になるので。

そういう意味では解除の数字はわかるが、それを持って具体的に会社を辞めた方がどれぐらいいるかということを見積もることは出来ないので。私どもが持っている情報から整理するのはちょっと難しいと考えている。

○朝日青木:
おっしゃってたことは、相談窓口の相談がゼロ件にであることについて、ヤメタ方について、どうやって周知するのかという話をしていたと思うが、▼そちらではJビレッジに貼ってあるから十分だという答だった。

1Fの登録を解除している人数はそんなに時間がかからず分かると思うが。改めて1Fの解除した人数を教えて頂けないか?

○尾野:
えっと、定期的に作業人数がどれぐらいいるかという事はデータとして出しているかと思う。で、そのなかの数字を見れば、1Fで放射線作業従事者の登録をしている方というのの変遷はわかるので、今手元にないが、それを見れば分かると思う。

で、その上で先ほど申し上げたのは、その数字は辞めた人を示す数字とは無関係なので、ええ、それを見たからといって分かるものではない。

# データを出しているのでそれを見れば分かるから見ろといって、それ見てもその数字は辞めた人数と無関係だからって分からないって。つまり、分からんってことじゃんか。何を話してるのか、文字に起こしていてもわからない。

○朝日青木:
あの、質問に答えて下さい!登録解除の人数について調べて下さい!

○尾野:
▼確認してお答えしたいと思う。

# (TдT) 最初からそう言えよ… なんだろう。会見で宿題を持ち帰ると怒られるんだろうか。

○朝日青木:
はい。相談件数がゼロ件であることについて税金を使って弁護士にお願いして窓口を作っているわけですよね。

★★★そのなかでゼロ件というのは活用されてないということなんですよ。これは、つまり周知不足なのか、それとも法律家に相談したいようなことが一件もないような職場なのか。どう受け止めているか伺いたいが。

○尾野:
それはちょっと難しい話だと思うが。今、アンケートなどで調査をしている所だから、そういったようなことがある程度まとまってきたところで、また考えていくのではないかと思う。現状、相談件数等については、今後の推移を見ていくことかと思うが。

# 反論

○朝日青木:
アンケートと相談窓口は役割は別だと思う。その周知については居間のままで十分という認識か?

○尾野:
現状、今の状態で対応していきたいと説明してきたことでございます。

○朝日青木:
わかりました… 

# 辞めた人に対してJビレにポスター貼り出しで周知徹底! HPには掲載しません!理由は一般向けの情報ではないからです!もう、わけわからん。作業従事者登録抹消(クビ)示唆した上での不正調査の記名式アンケートといい、( ゚д゚)インペイ コウゼン

○フリー木野:
今の作業員の件だが、ずっと出てなかったので改めて確認だが。アンケートはこれは最後にやったのはいつで、今後、どういう形でどれぐらい定期的にやっていく計画みたいなものはあるのか?

○尾野:
ちょっと確認させていただくが、アンケートは何回かやっているんじゃないかと思う。

○フリー木野:
多分、去年から定期的にされていると思うが。結果をちゃんと公表して頂けないか?

○尾野:
これまで定期的に公表しているのではないかと思うが、私の方でも確認する。

○フリー木野:
公表していないものがいくつかあると思うので、きちんと公表して下さい。この程度のことはあまり時間を掛けずに直ぐ確認できると思うのでお願いできるか。

○尾野:
はい。

# これのこと。http://j.mp/SnrmNl 資料配布もない。口頭説明のみ。尾野氏 初登板の会見。

○フリー木野:
先ほど、相談窓口ゼロ件で評価するのが難しいということだが、ゼロ件というのは、今の状況を考えると、同考えても全く活用されていないので、窓口のあり方に問題があるのではないかと思うが。そういう認識はないということか?確認だが。

○尾野:
今の時点で、どうこうというふうに認識を示せる段階ではないと思っている。

○フリー木野:
要するにアンケートを去年からずっと、おそらく何回かやっていて、過大というのは昨年の統合対策室の頃から、作業員の方がど言うとこにあり、アンケートでやりなさいよという話があったと思う。

そういうことを1年以上続けてきて、今の段階で窓口を一件も嘘だんがなくて、評価ができない、そんな馬鹿な話がよく理解できないので、窓口のあり方に問題があるのかないのか、それをきちんと評価して頂けないか?

○尾野:
先ず窓口というのは、先般初めて作ったわけではなく、日付けは忘れたが、大分以前から相談窓口は設定していた。

ただし、そうしたことで窓口でこちらが受けるのが当社社員であるというような状況だから、それに加えて弁護士に受けてもらう窓口も追加で作った状況だ。

で、その窓口に来る件数が何を意味するのかという質問だが、それは、現時点では私ども、同申し上げていいか難しいと思っている。現在、作業員含めてアンケートしている所なので、そういった回答の動向を見ながら、考えていくということを説明させて頂いた。

# http://j.mp/SnrmNl この窓口は東電に直接訴えると不利益被ると恐れている作業員が多いから、東電と相談者に接点を持たずに解決するという窓口。だったら尚更、相談がないのはおかしいだろ、採算している偏った広報の仕方に問題があるんじゃないのかという話し。

○フリー木野:
わかりました。動向を見て判断するのはいつ頃になるのか?

○尾野:
昨日も申し上げたが、アンケートの集約は10月中旬にアンケートの回収をお願いしているので、それを踏まえて10月の下旬なり、11月の頭なりのというようなタイミングを一応目安として考えている。

○フリー木野:
その時点で窓口の評価もされるということか?

○尾野:
窓口の評価そのものということに直接なるかということはあれだが、今般のアンケートを踏まえ、作業員の状況などについて改めて確認したいという事だ。

○フリー木野:
わかりました。別件だが、テレビ会議の公開の範囲等に関してだが、視聴方法。これは再確認だが、8月頭から9月の頭にかけて公開していた方法をそのまま踏襲すると。

○一杉:
具体的にはどうやるかは検討している。昨日もちょっと説明したが、今度は3月16日~4月11日分という形になるが、全部で650時間というじかんになるので、機能説明したのは、例えば2回に分けて案内させていただくのはどうだろうかと。

そうすると1回目が10月中、後半が2月、という形に今のところ作業を考えているという案内をしているが、具体的にそれをどうやって行くかは、今まだ検討中の所であり、現段階では具体的に案内できる状況ではない。

○フリー木野:
1回目が11月になるというのは、まだ1ヶ月、2ヶ月先だが。時間がかかる理由は何か?

○一杉:
やはりこれまでも申し上げているが、公開にあたり、我々作業員のプライバシーを守るという会社の責任と考えており、

音声の部分であるとか、そういうところのスキーム作業をさせていただいたり、映像加工をしている。作業は今続けているところだが、そういった作業に時間がかかるということだ。

○フリー木野:
ただ、プライバシーを守るというが、見るのは非常に限定した範囲の報道陣だけで、その報道陣に対してもプライバシーの侵害になるので、映像はコピー出来ないと仰っている訳だよね。

要するに報道が見るぶんにはプライバシーの侵害に応らないと判断されていると思うが、その段階ではマスキングであるとか、過度な音声消しは必要ないと思うが。その辺は如何か?

○一杉:
ごらんになるものと実際に渡す映像とあるが。実際に渡す映像は名前等を消すような形。実際に見ていただくものはもう少し少なくなっているもの。必要最低限のものになっている。

○フリー木野:
渡して頂けるのは、ものに対して処理するのはわかるが、下の部屋で見るものは外に出るものではないですよね。

それに対して処理をするのに時間が掛かるから、11月人るとか、12月になるとか。事故から1年半立っている中で、どんどん情報を出すのを遅くしていく理由が全く理解できないが。

プライバシーというのであれば、我々にすべての映像を公開し、それを外に出していいというのであれば、プライバシー守るというのは理解できるが、

下でしか見られないものに対して、プライバシーを守る理由で公開を遅くするのは矛盾しているのではないかと思うが。その辺は如何か?

○一杉:
こちらも今まで色々話をいただき、説明しているが、やはり繰り返しになるが、我々としては情報公開するにあたり、まだ実際に発電所で働いている作業員がいる。

で、公開されることにより、なにか個人が特定するようなことに対して懸念の声が出ているというところを我々会社としては一番考えないといけないと思っており、まあ、こういった形にさせて頂いたということである。

○フリー木野:
これは広報部の判断か?

○一杉:
会社としての判断だ。

○フリー木野:
会社としての判断ということでよろしいか?

○一杉:
はいけっこうです。

○フリー木野:
わかりました。

○一杉:
明日の作業予定申し上げて終了する。窒素ガス封入関係だが、窒素ガス分離装置のPS4といっていた物について本格点検を実施していたが、明日、インサービスの予定。

使用済燃料プールの冷却関連、大体冷却システムはポリエチレン化作業のため停止していたが、明日、起動する予定だ。以上で本日の会見を終了する。



~ 終了 18時14分 (44分)

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