柏崎刈羽ナイフ所持で作業員逮捕の報告はなく、質問もなし。1F1~3号機の炉注ライン改造工事報告。明日14日1号機、15日2号機、16日3号機のスケジュールでCS系注水ラインを新たに追設。これにより従来のポンプだけでなく電源多重化が可能に。
来年1月に行う福島第二 4号機のサプレッションチェンバー内部調査に備え、来週以降、ダイバーをサブチャン内部に入れてカメラによる水の濁り調査等を行うとのこと。サブチャン内にダイバーが入る点検は通常プラントでも行われている点検との事。冒頭、会見中に宿題報告はなし。
【質疑】*=報告事項
- NHK(炉注ライン改造*・建屋内除染)→
- 東京新聞(シルトフェンス交換)→
- 木野(3号機タービン建屋漏えい全β/α結果・正常化メンテ頻度と伴う被ばく量)→
- TBS(2F4号機サブチャンダイバー調査*・炉注ライン改造*)→
- 木野(作業員アンケート状況・放管手帳に記載する所属企業名)→
- 読売(炉注ライン改造*・2F4号機サブチャンダイバー調査*)
○プラント
○柏崎刈羽
★★★柏崎刈羽原子力発電所構内車両ゲートにおける逮捕者の発生について
■福島第一の状況
○東電石橋:
定例の原子力会見を始める。
○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/UEefEP
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号、現在注水安定。
[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示した通り特記はない。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋→3号機タービン建屋へ移送中。3号機タービン建屋→プロセス主建屋に移送中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
現在、サリー運転中。
■電源停止時におけるタービン建屋内炉注水ポンプによる原子炉注水について
手元にPP資料 ★「福島第一原子力発電所電源停止時におけるタービン建屋内炉注水ポンプによる原子炉注水について http://j.mp/UEdbAR」こちらを簡単に説明する。
作業予定になるが、手元のペーパーは原子炉への注水ラインの概略図ということだ。右手に使用済み、処理水バッファタンクから高台炉注ポンプを通って、原子炉に水が注水されるという注水ラインを通っている。
で、高台炉注ポンプを通って、これ、3号機の例で書いてあるが、3号機の炉の方にCS配管と書いているところと給水系配管と書いてある二つの入口から原子炉の中に注水される構造になっている。通常、原子炉にはこの2つの入り口から入ることになる。
一方で高台炉注ポンプをが使えない場合にタービン建屋内にある炉注ポンプを用いて注水が出来るようなバックアップ構造になっている。タービン建屋内の注水ポンプは一番上にラインが書いてある。処理水のバッファタンクというから水を引いてきて、
タービン建屋内の炉注水ポンプを経由してこの場合で言うと3号機の給水系配管を通じて原子炉に注水が出来るというような構造になっている。この度、このラインに対してCS配管。
これはコアスプレイ系のラインだが、こちらにもつながるラインを追設し、★★★タービン建屋内の注水ポンプを使った場合でも通常と同じように原子炉へ二つの経路から注水できるように改良を施すことを考えている。
で、作業の方は準備ができ次第はじめるということで考えているが、そもそも電源停止時置けると書いてあるが、今月の末に電源系の点検等があり、こちらで一時的に高台炉注ポンプが停止する必要がある。その際にタービン建屋の炉注ポンプを使っていく事になるので、その際にこのような改造を施しておけば、
○尾野:
今と全く同じような注水が出来るということで従前の準備になるということで対応を考えているということだ。作業予定としては各号機、順次実施するが、1号機については11月14日、2号機は15日、3号機は16日で3回に分けて各号機作業を行う予定。
私からは以上だ。(6分)
■質疑
○NHK花田:
このタービン建屋の炉注ポンプの注水の関係で確認したい。以前の記憶だと、このタービン建屋内の炉注ポンプというのは、今ある高台に変えて常設化される、要は通常時、常用に使われるという理解をしていたが、これは基本的には非常用に使うという理解で良いか?
○尾野:
現在、常用で使っているのは高台側にあるポンプを使っているので、こちらの方はバックアップとして今待機させている。
○NHK花田:
例えば、このCSラインを追設した後、常設、高台系と同じような使い方ができると思うが、それに伴い常用に切り替えていくことは考えていないのか?
○尾野:
今現在としては常用の方は高台の方で使っていこうと思うが、まあ、いずれにしても全く同じ注水箇所を持っている2系統が出来る事は良いことだと思っている。
○NHK花田:
わかりました。信頼性の点で見ると建屋の中にある点でタービン建屋の炉注ポンプはトラックにあるのよりも高いのかなという気もするが、そのあたり、切り替えない理由はどういう理由があるのか?
○尾野:
建屋内にあるポンプについても、高台ある、これ、トラックの上に乗っているということであっても、個別のポンプということでいいますれば、あの、特にどちらが劣っているとか、
特にどちらが優れているとか言うことではないしいぃ、また一方、作業性も含めて全体の運用の信頼性のことまで考えると高台炉注ポンプのほうがアクセスが非常にしやすいこともあるので、全体的に通常使うことであれば、
高台炉注ポンプのほうが運用の自由度が高いと思っている。どちらではければならないとうことでは勿論無いが、今のところそのような使い方をしているということだ。
○NHK花田:
わかりました。別件だが、建屋内の除染だが、これから色々廃炉作業を進めていく上で、非常に重要な工程の一つになってくると思うが、
以前の記憶だと、除染方法のテストとか行なっていたと思うが、今現在、建屋内の除染はどのようなことが行われているのか?これからどのようなことを行う、直近の計画でどうなっているのか?
○尾野:
建屋内の除染で言うと、恐らく言っているのは、原子炉建屋であるとか、こういった非常に線量が高い所をどうして行くかということだと思うが、そういう意味から言うと、実際にはなかなか難しいということで苦労しているのが実際だ。
原子炉建屋なのなかということで、現状、行わないといけない作業というのは、かなり限定しているというような状況にある。
例えば代替温度計設置のためのアプローチであったり、コーナーの水のサンプリングであったりと。これは少数の人間が短時間行う作業案おで、そのために大勢の手をかけて周りを綺麗にしていくということであると、
○尾野:
足し算引き算で言うとマイナスになってしまうということなので、そういった所は仕事の仕方の工夫で、また、やってかなきゃならんだろうというような流れになる。
でえ、もう一方、オペフロもそうだが、瓦礫撤去の作業は、今後の仕事を進めていく上で、いずれにしてもやらないといけない作業だが、瓦礫を撤去していくことにより、結果的にオペフロに乗っている放射性物質がついている瓦礫を撤去することになるから、
まあ、全体として線量提言に寄与してくるようなこともある。まあ、こうしたことを順次やってくことになるが、今ほどで言うと原子炉建屋の中にはいって除線をしていくということは、状況としては現実的にない状況だと思っている。
従って限定した仕事をする場合であれば、その仕事のための作業段取りとか、どうかであるとか、厳格化であるとか、遮蔽であるとか、ということの工夫で対応する。
でえ、建屋全体で見ていくと、まずは、ええ、オペフロの瓦礫撤去をしていくというところからスタートしていくということになろうかと思う。
ある程度、瓦礫が撤去できればオペフロの方の、まあ、ある意味、除染ということが順次出来るようになってくるので、ニーズの高いところから順次やっていく方向に、まあ、どうしてもなろうかなと思っている。
○NHK花田:
今後のところで、まだ除染方法、○×△※ そのまま原子炉建屋のことを言ってるが、そういった除染方法については、まぁ、選定段階で、そこはまだ確定は全然してないという理解?
○尾野:
そうだな。まだ確定というようなことではないとうこととだ。あのう、方法論的には色々なことがあろうかと思っているが、まあ、あの、あの現場で、効果的にやってくということで考えた時に、ええ、これが最も良いというような状況は、まだこれからの議論の結果だと思う。
○東電石橋:
次の質問は如何か? … (#アレ イットケ)
○尾野:
そうですな。えっとお、作業予定で、ちょっとお、ご案内しとこうか、と思うんだがぁ、★★★ええ、福島第二4号機だが、来年だな。サプレッションプールの中にダイバーを入れて、サプレッションプール内の点検を行うことを計画している。
# 会見の状況見て何を報告するのか決めてるんでつか?あんたがたは。最近多いよね。そのパターン。
これは、年明け1月を考えている。でえ、この点検をする前に、ダイバーに入っていただくことになる。水の透明度やこういった様なことを確認しておくことが必要になるので、ええ、先ず、ええ、来週、明日以降だな。
ええ、サプレッションプールの中にカメラを入れて、ええ、清浄度、濁り具合の確認をしていくようなことを、ええ、予定している。このような作業をまずは行なって、来年行う予定のサブチャンの点検、備え等をしていくということである。そのような作業予定があるということをお知らせしておく。
# ダメージ受けた原発の再稼働に向けてせっせと勤しむ東電。
○東京新聞清水:
(初)今日、シルトフェンスの交換作業をされるという話しがあったが、その結果を教えて欲しい。
○尾野:
今日は船を入れるという所までの作業だったので、船を入れるところまで実施した。ええ、シルトフェンス自体の交換は今週の後半ぐらいの作業予定になろうかと思う。
○東京新聞清水:
船を入れる際にフェンスをあけて、
○尾野:
一旦入り口の所のフェンスをあけて閉める。大体10分ぐらいで出入りが出来たと聞いている。
○東京新聞清水:
それによる放射線量の変化のデータはまだ?
○尾野:
水の採取はしているので、結果は明日以降。
○東京新聞清水:
わかりました。
○フリー木野:
以前に伺っていた結果が出たかと思うが、3号機タービン建屋の水漏れで全βと全αの結果は出たか?
○尾野:
こちらはまだ結果は頂いていない。
○フリー木野:
どこで分析されているのか?
○尾野:
社内だ。
○フリー木野:
全βと全αは1日、2日で結果が出ると思うが、3ヶ月でない理由は何か?
○尾野:
えっとお、全体として、ええ、調査をとりまとめたところで、ええ、報告という事で準備しているので、その様なプランの中で作業が進んでいると理解している。
○フリー木野:★★★
あの、全体としてと言うのは分るが、核種分析の結果ぐらいは先に公表されてもいいと思うが。少なくとも以前はそれをされていたわけで、なぜ今回は3ヶ月も公表されていないのか?
○尾野:★★★
当日、行った後、ええ、結果が出ました、ええ、セシウムであるとか、そういった物については公表させて頂いたかと思っている。結果が出たところでまたお知らせさて頂くということなので、まって頂ければと思う。
# 回答になっておらず拒否
○フリー木野:
▼いや、全αと全βの結果が出ない理由を伺っている。これは3ヶ月経っても結果が出ていないのか?調べているのか?
○尾野:
ええ、結果が出たところで、ええ、お知らせすると申し上げている。
○フリー木野:
3ヶ月間だ、分析をされる途中という事か?それとも結果が出ているが、公表は控えている、どちらか?
○尾野:★★★
ええ、何れであるかは確認していないが、作業について、あるいは、分析待ち棟の状況もあるので、結果が出たところでお知らせするという事で、
# なんでもあり。何を出すかは東電次第。毎回出していた情報も少しずつ交代、幕引きして広報、再稼働アピール会見にする意図丸出し。原子力施設入域時に逮捕者の件、一切触れず質問もない。
○尾野:
まあ、特段事情があるという事ではないと聞いている。
○フリー木野:
何れ価格に似たいだけ無いか?
○尾野:
えっとおぉ、どちらにしても、ええ、確認する事は出来るが、結果が出たところでお知らせ得するという事なので、待って頂ければと思っている。
○フリー木野:
じゃあ確認だけお願いする。要するに数字が出ているにも関わらず出されてないのか、まだ分析途中で出していないのか。それだけ教えていただければと思うが。
○尾野:
▼わかりました。まあ、いずれにせよクリティカルな情報ではないので、きっちり確認した上で答えたい。
○フリー木野:
あまりクリティカルなものではないので、出来れば数字があった段階ですぐ示していただきたいが。こういったものは。
○尾野:
そのように通常しているつもりだ。私どもは思っている。
# クリティカルな情報なら直ぐに(3ヶ月)情報開示しなくてもいいだろ東電姿勢。毎度、事故の説明責任放棄の一貫した姿勢を垂れ流す東電広報会見。裏では経営陣による、もっと国費(金)よこせや会見。国民ナメトンカ…
○フリー木野:
されていないのでお願いする。確認だが、今、建屋のガス管理システムとか、色々、正常化、例えば免震棟等でも空気の清浄化等で色々フィルターを付けて空気を回している部分があると思うが、こういった部分のメンテナンスはどういう頻度でされているのか?
○尾野:
今言っているのは、例えば免震重要棟とか、そういったようなものか?
○フリー木野:
▼免震重要棟とか、原子炉建屋のガス管理システムとかあるよね。で、フィルターを何重か重ねて動かしていると思うが、当然、定期的な交換が必要と思うが、これは今、どれぐらいの頻度で行なっているのか?
○尾野:
原子炉建屋等の、あれだな。フィルターの管理というのは、ガス管理システムを使って、定期的に、ええ、排気の放射線量の測定をしている。
こちらを見て性能が出ているということが確認できている間は使用している形になる。なので、測定結果を反映して必要が生じたところで交換するというようなやり方で対応している。
▼それから、重要免震棟で言うと交換頻度は確認タイミングがどうなっているかというのは、今、承知していないので確認させて頂ければと思う。
○フリー木野:★★★
去年、東電から統合本部に報告した報告書の中に、要するにそういうフィルター交換の際の作業被曝量が出ていた。
それを見るとやはり他の汚染水処理システムもそうだが、フィルター鋼管は被曝量がかなり増えると思うので、その辺が確認できればと思う。今の回答をよろしくお願いする。ついでに頻度と作業時の平均被曝量とか、いうこともお願いする。
○尾野:
▼確認が出来た範囲でお答えしたいと思う。
# イベントごとの最大被ばく線量だけを報告、作業の被ばく状況を明らかにすることは拒否し続けているし、定例の作業で生じる被曝量をこれまで東電が会見で明らかにした記憶がないので、東電がどのように対応するか、これ注目。
○TBS中道:
福島第二のサプレッションプールの調査の件だが、ダイバーに入ってもらって調査というのは、具体的に何を調査するのか?
○尾野:
えっとだな。サプレッションプールの中には、色々な構造物がある。でえ、昨年の発災以降、サプレッションプールの中の詳細な状況点検はしていないので、それを見たいということだ。
# そもそもダイバーが入る点検作業って普通のプラントでもあることなのか、地震でダメージを受けている可能性があるので、初めて行うのか…
で、例えばサプレッションプールの中には、ええ、ストレーナーと言って、ポンプが水を吸い上げる際の、ある意味、ゴミをメッシュで取るような、
まあ、こういった吸い込み口だったり、あるいは原子炉側から常軌を落としてくるベントラインがあったりとか、そういうった構造物があるので、そういった所に特に、ええ、状況がどうなっているのかということを確認するために、人が入る必要があると。
サプレッションプールの中というのは、プールという名前がついている通り、水が張ってあり、その水の中に構造物があるので、ええ、確認のためにダイバーを入れる必要があるというような流れだ。
○TBS中道:
わかりました。ちなみにどうやってプールの中に入るのか?
○尾野:
プールの中に入るときはサプレッションプールのある、まあ、その部屋に入る、まあ、マンホールというか入り口があり、そこの下に人が入っていって、まあ、ダイバーが水に入ったり、
ええ、あるいは出てきたりするためのダイブ用のテーブルを設置して、そこから入っていくような格好になる。★★こういった作業は他の発電所でも適時行なっているものだ。
# それを最初にいうんだ… orz
○TBS中道:
確か4号機の調査と言っていたと思うが、1,2,3号機はする予定無いのか?
○尾野:
えっとお、今4号機の予定で考えており、他の号機についてはまだ具体的な予定は立っていないが、作業的には4が一番進んでいるので。
○TBS中道:
わかりました。後、電源停止時の炉注水ポンプによる原子炉注水だが、このタービン建屋の炉注ポンプは、電源停止時は何の電源で動くのか?
○尾野:
あ、これはあの、電源というのは、メタクラと我々呼んでいるが、電源盤を通じて、各施設に供給されていくわけだが、設備的には複数の電源設備を持っているので、
あるメタクラが点検等で、通電したままでは作業できないので、電源弦を切った時に別のものを使って、いる、機器については、あのう、引き続き電源供給ができるから、どの頭についているメタクラが、何処から九電を受けているかっ、
てなことの影響で変わってくるので。まあ、今回、ええ、高台炉注ポンプの方に電源を供給している上流側の電源系統の点検が行われるので、別系統で給電されているタービン建屋内のポンプを用いるという流れになる。
○TBS中道:
じゃあ、これは点検時にある電源を停止した時用のおさえに、という形?
○尾野:
ええ、色々な使い方が可能だと思っているが、もともと高い大注水ポンプも必要台数に対して複数台持っている造りになっているので、ポンプ単体の故障に対しては、
十分な多重性を持っていることがあるので、まあ、これ自体は高台炉注ポンプだけでも、まあ、信頼性は高いということになるが、ええ、一方で、タービン建屋内に炉注ポンプ内で別系統で持っていることは、ある意味、全く別のラインで持っていることになるので、
ええ、そういうったようなことはポンプ単体の故障だけではなくて、もうちょっとライン側に影響がるようなものでも、違うラインから入れられるという事になるので、そういったことに対する信頼性は高くなるということだ。
ですから単運に電源点検のために呈している時のバックアップというには、色々な意味でのバックアップに役立つと考えている。
○TBS中道:
わかりました。ありがとうごあいます。
○フリー木野:
作業員の方へのアンケートだが、これは今どのぐらい数が集まったか、中間報告みたいなものはあるか?
○尾野:
えっと、ちょっと正確には覚えていないが、以前、話をした時に3000を超える状況だった問記憶しているので、まあ、そういったオーダーかと思っている。
○フリー木野:
取りまとめの予定通り?予定から随分遅れているが、11月ということなのか?
○尾野:
11月下旬ということで、まあ、待つまでのイメージと思うが、に、向けて、という予定が変わったと言うような話は聞いてないので、今のところ、ええ、今のところ、特に予定の変更は聞いていない。
○フリー木野:
▼以前、作業員の入域時の申請書に書く企業の名前を、元請けでも所属企業でもどちらでも、
○尾野:
どちらでも良かったのを10月から変更というはなしがあったと思うが、これは作業員証以外に放管手帳に書く企業名というのは、それ以前に特に決まりはあったのか?ええ、ちょっと私正確に覚えいないので確認させてくれ。
○フリー木野:
よろしこ。
○尾野:
仰ってるのは放管手帳だよね?中央登録書で使っている手帳ということだよね?
○東電石橋:
他に質問あるか?
○読売前村:
電源停止時における炉注水ポンプの件だが、先ほど言っていた1号機、2号機、3号機で14日、15日、16日といっていたのは、これは増設工事をその日にやるということでいいか?
○尾野:
はいそうです。
○読売前村:
電源を止めるというわけではないんだよね?
○尾野:
ちょっと漫画(http://j.mp/UEdbAR)の方を見て頂きたい。点線で書いてある所がラインを追設することになる。このラインを追設するということは、CS側のラインつなぐことになるわけだ。
この瞬間にCS側は水が流れている状態だとつなぎ込み工事をすることができないから、その際にはCS側に流れている流量を給水側の方で持たせて、そちら側から流していく格好になる。
ですから、原子炉への炉注は途切れないが、ラインの割り振りが一時的に変えて作業を行う必要がある。
○読売前村:
わかりました。電源を一時的に点検するために止めるという話をされていたが、止める時間はどれぐらい?
○尾野:
それは11月後半の方に予定意している作業なので、また近づいてきたところで具体的な話は出来ると思う。
○読売前村:
わかりました。2Fの方の4号機だが、サプレッションチェンバーの中にある機材としては、先ほどおっしゃっていたストレーナー、フィルターみたいなものということでイメージとしていいか?
○尾野:
そうだな。ストレーナーというのは、フィルターのようなものと考えて頂いていいと思う。
○読売前村:
一応、東日本大震災の時の発生以降は、どんな被害が確認されているのか、あるいは全く確認されていないとか、そういうのは分かるか?
○尾野:
今のこれまでの状況で言うと、2Fについては、もう、殆ど、あの、勿論、あの、海側の設備は津波の影響を受けているが、自身そのものの影響受けているところは、あのう… ようは、原子炉設備的にはない。
まあ、あの、、そういう意味では、見れる範囲では特に以上はない。それからあ、サプレッションプール側というのは、震災の折に様々な機能として使っているが、
その際に特に支障があったという事ではないので、ええ、特に何か、懸念することがあるから調べるという事ではないということだ。
○読売前村:
目的としてはあくまで破損状況はないだろうと思われている所の状況も一応確認していくというようなことなのか?
○尾野:
そうだな。状況確認をしっかりしておきたいというような意図だ。
○読売前村:
わかりました。ダイバーは1人で潜るのか?
○尾野:
何人かは確認していないが、複数人になるのではないかかなぁ、と思う。
○東電石橋:
他にないか?それでは本日の会見を終了する。
~ 終了 18時00分(30分)