2012年11月14日水曜日

東電会見 2012.11.14(水)17:30 ~ 中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画の変更(重要施設耐震評価、3号機建屋カバー等々)ほか。

東電会見 2012.11.14(水)17:30 ~

中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画の変更(重要施設耐震評価、3号機建屋カバー等々)ほか。



【質疑】
  1. NHK(3号機カバー*・キャスク点検*)→
  2. 電気新聞(3号機カバー*)→
  3. 共同(3号機カバー*)→
  4. ニコ(3号機カバー*)→
  5. 全国佐藤(双葉町賠償・ブラック企業・3号機カバー*・4号機クレーン重量)→
  6. 日テレ(3号機カバー*)→
  7. FACTA(3号機4号機受注JV・廃炉費用1兆円根拠)→
  8. 共同(3号機カバー*)→
  9. 全国佐藤(廃炉作業契約・原発施設ナイフ逮捕・中長期対策会議議事録・情報公開姿勢)→
  10. 朝日(3号機カバー*)→
  11. 全国佐藤(電気料金督促件数・中長期対策会議議事録)→
  12. ニコ(TV会議公開時期・20×34m火災原因)→
  13. 共同(3号機カバー*)→
  14. 朝日(3号機カバー*)→

○プラント

○報告・指示



■福島第一の状況

○東電石橋:
原子力定例会見をはじめる。

○尾野:
福島第一の状況

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水は示したとおりで必要流量を満たしている。で、昨日も言ったが表のした2ポツ目。★1号機の給水系、こちらをタービン建屋からの給水も可能にするということで、スプレイ系へのつなぎ込み作業を本日実施。

予定通り作業は終了。この間含めて注水については安定に維持できている状況。原子炉温度等に特段の変更なかった。

[圧力容器下部温度]
示したとおりだ。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
特記はない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋へ移送中。3号機タービン建屋からプロセス主建屋へ移送中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。次に定例週報。滞留水処理状況、第73報がある。


■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況(週報)

★「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第73報) http://j.mp/TIjLHB」定例の週報である。添付1が今週hまでの実績。

建屋滞留状況 1号機 14,300m3 2号機 23,100m3 3号機 23,200m3 4号機 17,700m3 合計で 1~4号機貯蔵量 78,300m3。

貯蔵施設側(プロセス主建屋15,940+高温焼却炉建屋3,830)合計 29,770m3 である。処理実績 6,280m3。処理装置稼働率 キュリオン0%、サリー74.8% だった。

# (先週)1号機 14,200 2号機 23,100 3号機 23,300 4号機 17,700 合計値 約78,300m3 貯蔵施設プロセス主建屋17,130+高温焼却炉建屋3,630 計 20,760m3m3 処理量 約 6,300m3。キュリオン0%、サリー75.0%

使用済みベッセル発生+0本。濃縮塩水受けタンク量 197,418m3、淡水受けタンク24,890m3、濃縮廃液貯蔵槽 5,528m3 だった。今週から来週にかけての予定は添付2に示している。中長期的な見通しは添付3。

# (先週)使用済みベッセル2本増加。濃縮受けタンク195,065m3、淡水受けタンク 25,213m3、濃縮廃液貯槽 5518m3

(2号機)タービン建屋の滞留水はOP3000mmを軸にコントロールを考えているが、向こう3ヶ月、概ねコントロールの範囲内。3号機タービン建屋の水位もOP3000mmを軸にコントロールできる見通し。

一番下。濃縮塩水タンクの要領と貯蔵量の関係は当面の間、タンク容量と貯蔵量は見通せている。


■中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画(変更)

もう一つ資料がある。★★「福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書」の変更内容について http://j.mp/TIkkBl」

(本文 http://j.mp/TIjRir 画像 http://j.mp/TIkqsC)中期的安全確保の考え方に基づいて、施設運営計画を国に出しているが、施設運営計画の内容というに変更や技術的評価が進んで解析が追加される場合には、

施設運営計画に関わる報告書を随時、変更届けをしているということだ。で、今回幾つか変更があったので、その内容について紹介する。内容はPP資料(http://j.mp/TIkkBl)で説明するほうが理解しやすいと思うので、そちらを見るんだ。

1ページした半分。「変更内容の概要」と書いてある。大きく変更項目は5項目ある。1点目。原子炉建屋棟の耐震評価において、地下に溜まっている滞留水の影響を評価した解析結果を出してくださいという内容。2番目。共用プールの耐震性についての評価。

3点目。★★3号機燃料取り出しに向けて建屋上部につけるカバーの設計等々についての進捗状況についての報告。

4点目。4号機燃料取り出しに関係し、燃料取り出し用のカバーは既に運営計画に出しているが、具体的な設計進捗に伴い、設計予定時で出していたものを実績値で置き換えた評価を出している。5点目。乾式キャスク。

これはキャスクの保管庫があるが、こちらにある9基の乾式キャスクの取り扱いについて。ということだ。

具体的に一つ一つ説明するが、3ページ目。「地下滞留水を考慮した建屋の耐震安全性の評価」だが、複数建屋があるが順次行なっているところ。

今回の変更では1号の原子炉建屋、2号の原子炉建屋、3号のタービン建屋、4号の廃棄物処理建屋、3号のコントロール建屋、これらの建屋について、地下階に滞留水があるということで、その荷重なども考慮したSsに対する評価ということになっている。

全てSsに対して耐震性が確保されている評価だったが、評価の一例を下に示している。基準値振動Ssに対する評価の一例ということで、1号の原子炉建屋について、評価例を示している。

横軸にせん断歪み、縦軸に応力ということでカーブが引いてあるが、建屋に応力が掛かっていた時にどのような歪み掛かるかということで、歪みと応力の関係を示したものだ。

解析の結果が応答値ということで、丸い印がグラフの中に打ってあるかと思うが、地震応力に対してどこまでの歪みが発生するかプロットした線だ。

見て頂くと最初のカーブ勝ち上がっていくところにプロットされているが、ここが第一折れ点の手前ということで、コンクリート及び配筋の弾性範囲内にあることを示している。

クライテリアは歪みで赤い線が引いてる4E-3のところなので、十分応答値が小さいことが分かる。

2点目だが、同じように共用プールの建屋の耐震評価を行った。評価結果を下に示しているが、こちらも応答値は第一折れ点より内側で十分小さいということ十分に小さいという事と、クライテリアは2E-3 がクライテリアになるが、こちらに対しても十分小さい。

ちなみにクライテリアの方は建築基準法等で定められている考え方に基づいている。次に5ページ。★★3号機の燃料取り出しに関わる進捗状況について示している。

5ページにマンガが書いてるが、燃料取り出し用のカバーを設置するということで、カバーの概要を示している。

# 3DCGもマンガっていう。

カバーという名前がついてるが、こちらは鉄骨製の構造体であり、ここにクレーンや燃料を取り扱う燃料取扱木を設置して、プールからの燃料取り出しを行うということだ。原子炉建屋の上に覆いかぶさるように作っていく。

5ページ上に赤い印で囲んである部分。ここがいわゆるクレーン等が動いて燃料を取り扱う事になるわけだが、下半分の所にカバーの強度や耐震性評価ということで、構造を図で示したものがある。

3号機原子炉建屋の上に覆いかぶさる形でこのような構造体を載せる形になる。こうした載せた状態において耐震的な評価をするということで、7ページにどんなポイントに着目して評価するか、ということを書いてある。


当然のことながら建築基準法で定められる構造強度ということとSsに対する地震に耐えるか、この2点が着目点になってくるが、構造として説明すると、カバーは原子炉建屋の上に乗る形でつく。

現場の施工性を考えて乗せた状態で建屋とカバーがいった気するようなことを考えている。先ず、縦方向の荷重はマンガで言えば基礎と書いてある所。ここで建屋の健全な部位と取り合いをもって鉛直方向の荷重を受け止めるという形になる。

横方向の動きに足してどうかというと、原子炉建屋上の方、オペフロのところだが、ちょっとこい赤い色で接触部と書いてあるが、その所に水平振れ止め装置というものがついている。これはもともと原子炉建屋についている開口部というか、

★★?の部分ですね。ここの所に噛みあうような形でカバーが嵌り込む形になる。それからカバー自身が揺れた時に制振ダンパーを付けるということで制振装置を付けている。こういった部分により、建屋とカバーがある意味一体化されているような事になる。

完全のボルト等で建屋と構造をつなげるような工事をするには現場の状況は非常に厳しいので、全体に上に乗せていく形で造るが、それでも建屋と一体化していくような方法を工夫している。で、こうした取り合い点に掛かる力等を評価していくことになる。

8ページに耐震評価の結果を簡単に示している。基準値振動Ssに対する耐震評価の結果の一例だが、これはカバー部分の構造強度の評価だが、

こちらも耐震折れ点に対して第一折れ点より手前ということで、せん断歪みに対しても4E-3に対して十分小さいということで、応力的には十分小さいことが分かる。

これはカバーを上に乗せた状態で原子炉建屋が負担している力を考慮した評価になる。これは一例だが、各部位についてこうした評価をしていくということだ。

このようなカバーが出来ると、9ページ目。エアーのコントロールが出来るようになってくるということなので、放射性物質の悲惨、拡散ということを防ぐためにダクトを付けてフィルターユニットでエア管理が出来る事になる。

そのような対応を取ろうと考えている。こうした排気ユニットをつけると排気の濃度測定やこういった事が可能になってくる。全体として放射性物質の放出を提言することが出来る事になってくる。

構造等から言って完全に機密にすることは1号機のカバーもそうだが難しいわけだが、そうはいってもカバーを付けてダクト、フィルタを付けることで一定の効果が生じるものと考えている。こうした準備が整うと、下半分4ポツ。

★★★燃料取り出しということが出てくるので、燃料取り出しに関係しては、こちらの施設運営計画の中では燃料を取り扱っている時に、万一、燃料体を落下させた場合にどのチドの放射性物質の放出になるかということの評価が書いてあるので、

4号機についての評価をしている。当然、燃料取扱設備としては設置するものは二重の落下防止策を講ずるということで、万一の場合でも鳥落とすことがないようにとうような造りにするが、それでも落とした場合ということで評価しているが、万一落下させた場合に落ちた燃料と下で当たった燃料。

これはプール内の取り扱いだが、炉内で取り扱った落下距離まで多めに見積もっているが、これで大体2.3本の燃料を壊すということで評価している。

★★★その際に燃料から出てくる放射性物質ということを評価しているが、こうした様なことを評価しても敷地境界の値というのは極めて小さい。1.5E-4mSv/y というレベルであることを確認している。

燃料の方は御存知の通り、取り出してから冷却が進むことにより、放射性物質の量が少なくなってくるわけだが、一応、この評価は1年冷却ということで評価をしている。

実際に取り扱っている燃料はこれよりさらに冷却が進んでいるので、現実にはこの評価はかなり保守的な評価になる。

11ページ目。http://j.mp/TIkkBl 4号機の方だが、4号機については施設運営計画の方では、もう既に燃料取り出しカバーの構造強度、耐震評価ということは提出しているが、★クレーンの設計が確定してきて、クレーンの重量が決まってきたこと。

それからこのカバーが乗る基礎部地盤の体力測定の結果が出てきたので、そちらを設計値、実績に解析を反映しているような変更を施している。

結果に関しては耐震強度、構造強度に影響がないことを併せて確認。12ページ。4号機からの燃料取り出しで言うと、燃料を移動させるところまでは既に報告しているので、改めて入れる必要はないが、

燃料を移動してキャスクに入れてキャスクを下ろすということなので、使用するキャスクとか、その取扱ということについて記述している。

12ページをみるんだ。構内用の使用済燃料を輸送する際に使っている NFT-22B 型と呼ばれるキャスクがあるが、こちらのキャスクを使用してオペフロから地上に燃料を動かしていくことを考えている。

それから、13ページ。これもキャスクの話だが、福島第一の5,6号機側、1~4号機側のちょうど間あたりに物揚場があるが、この物揚場の陸側にキャスク保管建屋という建屋がある。

この中にはキャスクが9基保管されており、中に使用済燃料が入った状態で保管されている。この状態で津波を受けたということで、津波を受けた状況を既に報告をしているが、

このキャスクを共用プールに今後運んで、手入れをした上で今回新設するキャスクの仮保管所に動かすプランになる。13ページ上。9基のキャスクの現状について。外観表面温度、雰囲気線量、密封状況等々について現状は異常ない。

★★ただし14ページ。こちらを全て急遽、許容プールに運んで、これ、二重蓋構造になっているが、一つ目の蓋を取り外し、状況の確認を行う。

それから内部のガスをサンプリングし、燃料には以上はないと考えているが、実際に以上がないかを確認することをして、外蓋のガスケットは新しいものに変えてもう一度密閉するという作業を行う。

9基のキャスクのうち、★1基については内蓋も開けて中の確認を行う段取りで考えている。こうしたプランについて施設運営計画の当該記載すべき箇所について記載を追記、変更する内容だ。

実際の施設運営計画は相当大部な資料(http://j.mp/TIjRir)になるので、こちらは今言った内容を具体的に記述の中に反映するわけだが、◆手元にはデータで渡しているところだ。


■ふくいちライブカメラ 一時配信停止、ほか(お知らせ)

それから幾つかの条について紹介する。作業関係の案内。★ふくいちライブカメラというのがある。発電所の状況をインターネットで見れるカメラだが、電源関係の工事により明日15日 16時~16時30分、30分の予定で一時的に配信が停止するのでお知らせする。

この会見でも結果が出るごとに核種分析の結果については色々なサンプリングの核種分析の結果を紹介しているわけだが、この核種分析のコンピュータ帳票、スペクトル帳票を当社情報公開コーナーに、ひと月分まとめて公開しているが、10月について鶏纏まったので情報公開コーナーで見れるようになった。


■海水核種分析結果 - 1F港湾内(環境モニタリング)

それから、★シルトフェンス取り替えのためにシルトフェンスを一回開閉して船が入った作業があったと先日話したが、船が入る前と入った後の当該箇所の近傍、物揚場だが、海水のサンプリング結果のサンプリング結果が出たので案内する。

「福島第一港湾内 海水核種分析結果 http://j.mp/W750Oz」

物揚場の海水サンプリング結果だが、シルトフェンスを開閉して船が入る前の状態の測定結果が、◆ヨウ素131でND。Cs-134 3.6Bq/L Cs-137 7.6Bq/L ということだ。

船が通って、そのあとで改めてサンプリングした結果だが、ヨウ素131がND変わらず。Cs-134 3.2Bq/L、Cs-137 が、あ、すいません、私読むライン間違えた。もう一度読む。

# (TдT)

物揚場の方で船が入る前の値だが、ヨウ素131がND。Cs-134 4.9、Cs-137 9.0Bq/Lだ。で、船が入った後の値だが、Cs-13、

あ、失礼。ヨウ素131がND。で、Cs-134 3.6、Cs-137 7.6Bq/Lという状況であり、通常変動範囲で特に有意な変動見られないということだ。

私の方からは以上だ。

○東電石橋:
今、尾野さまから説明のあった施設運営計画に関わる報告書の変更についてだが、会見の前に配ったUSBの中に本文のデータ(http://j.mp/TIjRir)が 入ってなかったと思う。

こちらのデータが入ってなかった、今、本文を入れたUSBを用意できたので、必要な方は取ってダウンロードするんだ。

おそらく3号のカバーのイメージの絵(http://j.mp/TIkqsC)だけが入っていて、本文(http://j.mp/TIjRir)が入っていなかったと思うので。必要な方はとるようにお願いする。それでは質問を受け付ける。(29分)



■質疑

○NHK岡本:
3号機の燃料取り出しカバーについて。実施の目処と終了目処は?

○尾野:
今回出したのは設計が固まってきたという事で施設運営計画に出した内容になる。実際にこれを付けるためには3号機オペフロにある瓦礫を撤去する作業を完遂することが前提になる。

で、今、オペフロ御瓦礫撤去は年度内に何とかしたいことを目標に頑張っているが、ご存知の通り、色々難しさがある中で準備作業を進めているところ。

こちらが終れば、こちらの作業に掛かっていく流れになる。現時点でスケジュール的にどうこう言える段階にない。

燃料と取り出す方法について聞きたい。このカバー、結局燃料プールの水の中でキャスクなり何かに燃料集合体を移す訳か?

はい。先ずキャスクがどんな物か、ちょっと絵を描きたい。キャスクは丸い円筒形の容器だ。ここに蓋が付いているがふたを取り外すと茶筒のような非常に大きな物だ。

中に燃料ラックと同じような格子状の燃料が収まるラック上の格子が付いており、プールの中で燃料を取り出してきて、このラックに燃料を一体一体収めていく作業をする。

なので、その中で燃料を取り扱って移動する燃料交換機を使ってラックからキャスクの中に燃料を移動していくことをする。こうした作業のため水の中で行う事になる。

今回使うキャスクというのは、このラックの中に燃料が22体入るタイプという事で… あ、ごめんなさいえっとぉ、3号機の場合は、ラックのこちらのキャスクの設計は、3号の設計は今後考えないといけないわけだが、、

# 日本語喋れ。

こういう作りになっている。それでえ、中に入れたらふたをして、これでクレーンでつり出してくるような作業になる。

○NHK岡本:
わかりました。9基のドライキャスクの中身を共用プールに移す話しだが、これはドライキャスクの物を全部共用プールに移す理解で良いか?それとも中でチェックするだけ?

○尾野:
この9基のドライキャスクの中には燃料が既に入っているので、この状態で特に以上がなければ、キャスクの仮補間エリアの方に最終的に移動する事に支障がないことになる。

ですのでそう言った事を確認することが主要な目的。でぇ、キャスクのふたを開けて確認するような取扱いが出来る施設になると共用プールになるので、これを一旦共用プールに9基のキャスクを移動させることで、そこでキャスクの点検、確認を行う。

その上で一番外側のふたというのは、密閉性が勿論あるわけだが、一回塩水をかぶっているから、シールのために使っているシールリングなどは取り替えた方がいいだろうという事で、

点検のついでにシールリングなどを取り替えるようなことを行う。で、9基のうち一つについてはうちぶたも開けて中の確認をしておくことで考えている。

○NHK岡本:
つまり確認だけであり共用プールに打沢気ではない?

○尾野:
はい。

○NHK岡本:
この9基とも中に満タンに入っている状態か?

○尾野:
そうだ。

○NHK岡本:
わかりました。で、これ何時やる予定か?

○尾野:
今考えているのは今年の春までに段取りを付けたい。と、思っている。

○NHK岡本:
わかりました。ありがとうございます。

○尾野:
今年の春と言うより、年明けの春だ。失礼した。エヘエヘエヘッ 

# ( ´Д`)

○電気新聞もり:
3号機カバーだが具体的にどう組み立てるか教えてくれ。

○尾野:
工事方法はご存知のとおり3号機はオペブロの線量が非常に高い状況にあるので、カバーの組立て等も工法については、出来るだけ下で組み立てたものを上に乗せていくことができるような状況にしていきたいというのが基本的な要請だ。

ですからパーツを組み立てた状態で上に乗せていくやり方を撮りたいが、そうは言っても、どうしても強度がいる部分について締結のために上で作業をしないといけないことが若干生じてくる。

だから一部については人間が作業しなければいけないことが出てくるので、そういった作業に関しては、遮蔽対策とかそういうところを実行し得る場所について施し、セ飲料提言対策を行う。

その上で作業をしていくことが必要になるかと表いる。で、造りのところで質問を頂いた所に関係してくるが、例えば、6ページ(http://j.mp/TIkkBl)の図面を見ると、基礎と書いてある所は、ここはボルト等で止めているわけではなく、上に乗っかる形になっている。

ですから垂直方向の力は受けるが水平方向に対してここで踏ん張ることにはならない。で、水平方向の踏ん張りは建屋の上の所に、チョット図が見にくいが水平ブレの止め装置と書いてあるが、これが建てや自体にある凹み部で、ここにはまって横方向の動きを、ええ、抑えるというような造りになっている。

○尾野:
まあ、こういった構造をすることで、オペフロ上での作業を極限まで少なくしていく方法で組み立てようとしている。

○電気新聞もり:
オペフロ上の作業は一応あるのか?

○尾野:
えっと、それはどうしても一分必要な部分はあるが、そういった作業が通常の工法に比べて少なくなるような構造上の配慮をしている。

○電気新聞もり:
燃料交換機とクレーンは付けた状態で載せるのか?

○尾野:
先ず、構造体の方を作ってから、燃料交換機を設置することになるが、燃料交換機の方の機械側の設計詳細は、現在やっている所なので。こちらの方はしっかり固まれば具体的な施設運営計画への反映をしていくことになろうかと思う。

○共同しずめ:
今のカバーの関係で。重さはまだわからない?

○尾野:
カバーの重さか?ちょっと待つんだ。★★★カバー自体の重さは約1500トンぐらいと見積もっている。

○共同しずめ:
1500トンのカバーはどこかに固定するわけではないんだな?

○尾野:
これは原子炉建屋の上に乗る形になるが、乗った御状態で横にも動かない、縦にも動かない、というような載せ方をする。

○共同しずめ:
横に動かないというのはまり込むような形になっているから?

○尾野:
そうだ。

○共同しずめ:
上に動かないというのは?

○尾野:
上下方向はもともと重量で動かないとうことだ。

○共同しずめ:
重いから簡単に動かないと?

○尾野:
はい。

○共同しずめ:
構造強度の懐石のところの見方を教えてほしい。クライテリアは何を意味しているのか?ここになると塑性変形がひどくなるとか、そういうことか?

○尾野:
クライテリアというのは、先ず、原子炉建屋側の構造強度の例だが、ここで言っているクライテリアというのは建築基準法で定まっているクライテリアだが、コンクリート構造物の建物に力をかけていくと、まあ、コンクリだからほとんど見えないが、

強い力をかけていくと消しゴムをギュッと潰せば縮んでいくのと同じで、コンクリートも弾性変形をしていく。で、コンクリート構造物の場合は中に鉄筋が入っているので、鉄筋も弾性変形をしていくということで複合素材だから、

コンクリートが弾性変形をしていく。それから鉄筋も弾性変形をしていくという形で歪んでいくことになる。でえ、あの、御存知の通り、コンクリートよりは鉄のほうがよく伸びる素材だから、鉄筋の弾性変形のほうが長く続く。

で、コンクリートの建物は圧縮方向の力をコンクリートで持たせて、引張方向の力は鉄筋が保つような基本的な考え方で構造が作られている。

だから、変形を受けていった際に、この8図で見ていくと、最初のところ、要は変形と力の関係がグラフになっているが、力をかければより変形していくと。

で、この関係がまっすぐ伸びてるのをまあ、弾性と言ってるわけだが、最初に俺店が出てくるところまで真っ直ぐいってるのは、この範囲はコンクリートについても鉄筋についても両方共弾性の範囲にあるということだ。

だから弾性の範囲にあるということは、力を除けば、全く同じ所に戻ってくることを意味する。で、上がっていった先で折れ点の傾きが変わっている。

で、ここのところはコンクリートの方は微小クラックが入ってくるが、鉄筋の弾性がまだ生きているので構造体としては弾性で振る舞いますよ、という領域だ。

で、この範囲で動いている時は戻った時に、ええ、コンクリートの方はもともと圧縮を受け持つ造りなので、コンクリートの方の、えええ、はあ、圧縮で受けるしい、

それからあ、引張の方はもともと弾性範囲にあるので、何の変形も受けてないということで構造躯体の健全性が維持されているということになる。

でえ、ええ、こういったようなことで見てった時に、えっと、まあ、複合素材なんでえ、応答は複雑だが、戻ってきた後の、ええ、コンクリートの強度であるとか、建屋の強度的な振る舞いというのが、

ええ、元の強度条件と変わらないと考えていいというのが建築基準法で定められていて、そういったものが建屋の種類によって歪で定義されておりましてえ、歪に対して4E-3 歪まで許しますよ、

という基準の建物と2E-3という歪まで基準として許しますよ、といような基準がそれぞれある。でえ、8ページの場合はぁ、4E-3に対して評価すると。

いうところに入っているので、基準に対しては十分小さいところには丸印がついているというふうに見てくれ。

しかも、今回の場合で言うと、非常に小さい所で、第一折れ点より前のところにあるので、応力的には非常に小さいところで余裕の中で設計できている言うふうに読む。

# 呆れるぐらい説明下手… orz

○共同しずめ:
2つ目の俺店より先に進むと鉄筋の弾性範囲を超えてしまうという?

○尾野:
えっと、2つ目の折れ点、あ、2つ目の折れ点の先、これ、あの、なんというんすかね。解析で引いているので、本当はなだらかになっていい部分も含んでるがww

ある程度変形があっても戻った時に問題にならない範囲というのが、あの、建築基準の中で決まっているということだ。

ですのでぇ、あの、コンクリート建物場合、全くの変形を許さないとうことではなくて、その変形、歪等が、躯体強度に影響をあ建てないというふうに、

ええ… 確認されている基準の中であるかどうかっ、てことをみていく事が、基準のほうがそうなっているということだ。今回の評価結果はさらにそれよりも十分小さいところにありますねと。

○共同しずめ:
Ssに対する応答値がマルの所なんだな。

○尾野:
応答値がマルのところだ。

○共同しずめ:
応答値は何種類かあると思うが、応答値は一つなのか?

○尾野:
これはぁ、Ssの一例で示している。でぇ、本文(http://j.mp/TIjRir)の方を見ると、全てのSsに対しての評価が乗っている。

○共同しずめ:
わかりました。ありがとうございます。

○ニコニコ七尾:
今に関連してだが、3号機のカバーで作業化し時期がまだわからないということだったが、カバー設置工事は組立から設置までどれぐらいの機関を要するのか?

○尾野:
えっと、今施工機関まで具体化してないので確認できてないと聞いている。

○ニコニコ七尾:
どれぐらい時間がかかることもわからないと?

○尾野:
はい。

○ニコニコ七尾:
わかりました。

○尾野:
これは作業段取りとか、いろんなことがきいてくるので。

○ニコニコ七尾:
後、カバーを固定されない理由だが、今しがた説明のあった弾性を維持するためということなのか?固定しないほうが何らかの付加に対して安全というか、影響を逃がせるというか、それはどういう理由か?

○尾野:★★★
建屋とカバーの方をアンカーでつながないとしているのは、これは強度ととの話とは直接関係がない。

単純に施工する場合に原子炉建屋の方とカバーをつなぐアンカーを設置することであれば、そのための工事が別途必要になってきて、オペフロ場や建屋内作業の工数が非常に増えることになる。

それ自身は、もちろんそういう方法があるが、被ばくとの関係から言うと、非常に作業上難しいことになってくるので、上に載せる形であるが、凹凸を上手に利用して一体化させる設計をとる方法が、施工上の安全度が高いということだ。

○ニコニコ七尾:★★★
よくわかった。要するに被曝の影響。それはよくわかるが、それはちょっとおいといて。様々な地震等の影響があった場合、それはある程度安全性については確約できるのか?

○尾野:
そういう意味でSsに対する応力評価をしていくわけであり、

○尾野:
これは今示しているのは原子炉建屋に対する評価だが、カバーに対する評価とか、基礎部分にあたっている箇所に当たる個別の局所的な応力とか、あるいは凹凸を利用して水平方向を固定している場所にかかる応力とか、

こういった事を個別に全て評価しておりまして、そうしたものが十分安全の中に収まることが確認できている。すべての確認結果をここに乗せると大部なものになってしまうので、そちらは本体で見て頂ければと思う。

○ニコニコ七尾:
わかった。

○全国佐藤:
宿題だったことから聞く。双葉町の被災者が集団で賠償請求したのと、双葉町が請求したのはその後どうなったのか?

○東電石橋:
申し訳ないが個別の内容については答えられないので。

○全国佐藤:
個別なことは一切公表できないということか?

○全国佐藤:
何故、全開そう言って頂けなかったのか?宿題だったんですけど。

○東電石橋:
書くにした結果、個別の訴訟のことについて当社から答えることは出来ない事を確認した。

○全国佐藤:
じゃあ、今後一切個別のことは出さないということか?自治体の請求でも。自治体の請求を出せないのはなぜか?

○東電石橋:
訴訟や賠償、個別の案件についてはお答えできない。

○全国佐藤:
いや、その理由を教えてほしい。

○東電石橋:
相手のこともあるので個別の内容についてはお答えできない。

○全国佐藤:
相手は自治体ですよね。

○東電石橋:★★★
自体だろうがなんだろうが相手のあることはお答えできない。

○全国佐藤:
はい… わかりました。これも宿題だったがブラック対象の委員会から送られた賞状とトロフィーは今どうなってるのか?

○東電石橋:
それも確認したが、特に受け取っていない。郵送、された、ということを言ってたと思うが。個別の郵送物についてはお答えは差し控えさせて頂く。答えられないということか?答えられないということでいいか?

# 個別=回答拒否 東電さまに相談もなく刑事告発作業員。東電不快感。個別の案件にしないと隠蔽できないじゃないかと。東電開設 弁護士相談窓口、恐らく未だにゼロ。東電の信用と正比例。自覚なし。

○全国佐藤:
3号機のカバーについて聞きたい。この重さはどれぐらいかもう出ているのか?

○尾野:
3号機のカバー自体の重さは1,500トン程度と考えている。

○全国佐藤:
4号機燃料取り出しのクレーンの重さはどれぐらい?

○尾野:
クレーンの重さか? クレーンは… 170トン… ですな。

○全国佐藤:
わかりました。一旦止める。

○日テレかわさき:
3号機の件だが、高さ14メートルと書かれているが、これは下からの高さ?地上部から?

○尾野:
地上部体。

○日テレかわさき:
▼ではオペフロからの上に対して何メートルぐらいと見ればいいか?だいたいで。

○尾野:
今正確に手元にないが。▼オペフロから上で言うと、今、正確な数字がないので確認させて頂いてよろしいですか?

○日テレかわさき:
目処として大体何時ぐらいから工事にかかり、大体、何時ぐらいから取り出しを行おうと考えているのか?

○尾野:
設置ができるためには先ほど申し上げた通り、オペフロのガラ撤去ということが必要でございますので、これは、まあ、一応目標として年度内という所を目標においております。それが終わって以降に、オペフロの別工事が出来る状況になってくる、

ということです。で、この作業が全体でどれぐらいかというのは、ちょっといま、確認できておりませんのでアレですが、ざっと聞いた所、いまのところ一概には言えないなあというところが、施工を検討している側の状況でございましたので。

そういう意味では、チョット今時点ではいつというところが明確にはちょっと申し上げにくい。

○日テレかわさき:
漠然でいいがここまで発表されるにあたっていつからこれを行うつもりだっていう、具体的なものは表して頂けないですかね?

こういう事をやるっていうのを今理解しましたが、じゃあ、この作業をいつ頃目処に行うということも含めてご説明して頂かないと僕らも伝えようがないじゃないですか。大体これはいつからこれを、こういう事をやろうと思っているんだっ、ってわかんないんすかね。

○尾野:
えっとお、すいません。先ず、あの、今回の施設運営計画の位置づけから言うと、設計が固まった段階でこういうものでありますということを施設運営計画には書く必要がある。

# 見栄えもいいし。3号機カバーに食いつく日テレさま月一ペースで会見顔だす日テレさま。

ですので、ある意味設計が固まったので、施設運営計画に反映させていただいたということです。こちらのほうは施工をどうするかとか、何時までに何をするかということの計画とは、計画が、性質が、ある意味こんな作りをします、構造強度はこうです、という、

あの、極めて技術的なレポートであり、そういう意味では、それを出したという案内であったので、段取りやスケジュールの点での説明が若干弱くなっちゃっているということころがございます。

スケジュールに関しては先程もちょっと申し上げましたが、ええ、オペフロの作業が済んだ後ということになってくるので、

そこから作業灯が具体的にその現場の状況を反映した形で工程を組んでいくことになるので、具体的な作業完了時期が今の時点で申し上げられるほど精度を持っていないということでございまして。

すいませんが、今時点ではそういう事でございます。

○日テレかわさき:
わかりました。高さはわかんない?

○尾野:
▲高さですが、えっとお、オペフロの上に出ている部分で、◆17.5メートルですね。

○日テレかわさき:
6ページの図で言うとピンクとブルーの部分があるが、

# ◆約24mの誤り

○尾野:
あ、すいません。

○日テレかわさき:
6ページの図で言うと図解でピンクとブルーの分があるが、

○尾野:
そうですねぇ。

○日テレかわさき:
いわゆる5階オペフロから上に乗っているブルーの部分が17.5メートルということで良いか?そこに1500トンの構造物が乗ると。

○尾野:
そうです。そのブルーの部分がカバーでございまして。これが全体で1500トン。

○日テレかわさき:
わかりました。ありがとうございます。

○ファクタ宮嶋:
▼この3と4は両方とも鹿島のJVがやってるんだよね?同じ施工ですよね。基本的に。違いましたっけ?今のカバーリングをする。ちがいますかあ?

○尾野:
ちょっと確認させていただきたい。

○ファクタ宮嶋:
結局これは既に先行している4号機の方は、土台を作って人が近づけるから土木的にやっていくわけだが、この方法が取れない最大の理由は線量が高い、ということでいいか?要するに3号機は上に帽子をかぶせるような周辺で作業ができない状況だというのは。

それで4号機の時はクレーンか何かの重さを建屋にかけてはいけないということで土台を作るわけなんだけど、3号機の方は逆に1,500トンの物をのっけちゃうわけですよね?すると基本的にどう止めようが、3号機についてはかなり荷重がかかってね。

よほどこっちは難しいんだろうなと思って。4号機は現実的だが、3号機は果たしてこれで出来んのかな、とさっきから伺って、私はそんな感じなんだが。

いわゆる4号機をやった知見というのは、全く3号機では使えないという構造物になるのかなと見ているが、その辺はどう考えているのかね?

○尾野:
3号機と4号機の造りの違いというのは指摘の通り、上での作業性の関係が一つある。それから、もうひとつはプールの位置であるとか、

もう一つはプールの位置であるとか、アクセスをする、要は構造物を作るためのアクセスが出来る空間が開いている向きであるとか、そういったようなことがあり、4号機のように近隣に基礎を気づいてそこからたちあげていくという造りが、現実的に難しいということがあった。

ですのでそういう事を踏まえた上で構造設計を考えていくことになり、向きから言うと4号機については南側から北側にカバーがついていく形になるが、3号機はカバーがついている向きが陸側から海側ということで東西方向についているような形になる。

こういったようなところは現場の状況から具体的な施工を考えていった時に、こういう形になっていくような状況だ。

それからあ、4号機についてはカバーの重量というのが脇に作った基礎の方にかかっていく形になるので、そういう意味では基本的な作りが違っている事になる。

ただし、今回説明した通り、こうした構造物が原子炉建屋の上に乗った状態を含めた上での強度評価、ということをしており、そういう事から言うと強度的にはどちらの方法でも成り立つことが確認できているということである。

ちなみに、原子炉建屋の重量というのは、大体建物自身で言うと10万トンぐらいの重量物なので、それに対して1,500トンの重量物が加わるということだが、全体として見てみると建屋自身の荷重というのが、極端に増えているということではない造りになっている。

あのう、4号機については、あのう、まあ、現存する建屋の状況等も含めて、ああいう、ある意味、ま、ああいう形でしか、まあ、やり得ないようなぁ、状況だったと思っておるが、実態に即した設計を色々詰めていった形で出さえて頂いたということである。

○ファクタ宮嶋:
建屋も個性があるので大変だなあというのはわかるが、結局さっきの施工主というのは、両方とも鹿島じゃないのか?

○尾野:
えっとだな。3号機は鹿島。4号機は別のジョイントベンチャーだ。

○ファクタ宮嶋:
この間の会長、社長会見でもあったが、結局、廃炉費用が一兆なのか、それより増えるのかという話がちょっと出ていたが、こういう、今東電が考えている廃炉の費用はどっからどこまで会計上考えているのか。

例えば去年の冬の事故収束のところまでは、アレは事故処理だから廃炉作業とは言わないと思うが、今現状で、サイトの中で行われている何処から何処の部分を廃炉と言っていて、今やっているような、これは廃炉費用じゃないんですよね?

どういうふうに1兆何千億という廃炉費用が計算されているのか?どのあたりのことを会計上仕分けているのか、大体わかったら教えて欲しいんだけどね。

○尾野:
ちょっと会計的なところについては、w すぐ答えられる情報は今持ってないので。

# 聞くだけ無駄… ガス抜きはけ口の下っ端にお金の話、めっそうもない。

○ファクタ宮嶋:
今ね、これ、廃炉の一環ですよね。多分ね。

○尾野:
それは勿論、

○ファクタ宮嶋:
そうですよね。するとね。多分、3号機と4号機では多分、コストが建屋でも多分、夜4号機はかなり安くて3号機は多分、3倍とか5倍かかるとかわかりませんよ、それは。

だけどそういうようなことなんだと思うんすよね。すると結局、廃炉が一兆円かかるのか、1兆数千億かかるのか、すごく難しいというのは、すごいリアリティーを持って分かるんですよ。正直言ってね。施工主も聞けばだいたい分かるんですよね。

だからそういう意味で伺った。じゃあ、今度は廃炉の範囲というのは会計上どう考えているのか教えていただけたらと思う。

○尾野:
えっとお、今ほどの話はおっしゃるとおりであり、こういったカバーを付けるのもプールから燃料を取り出してくる。

で、プールから燃料を取り出してきたら、いずれはプールから燃料取り出しに進むわけで、エエ、1から3号機を廃炉にしていくためにはどうしても必要なステップなので、全体として着実な仕事を進めていくことを目標としているので、

そういう意味から言うと、ここで行われている作業というのは、ここの目的にかなった仕事をしていると考えているが、チョット会計上の扱いや整理というのは、私自身がすぐ答えられる用意はないし。

▼ちょっと会社の方での回答の考え方もあろうかと思うので確認させて頂ければと思う。

○共同しずめ:★★★
今のカバーの話だが、本文の3-11(http://j.mp/RTRrDE)を見るとオペフロ上部の高さは24メートルとなっている。

○尾野:
あっ、すいません。今ちょっと訂正しようと思っていたところだ。今、訂正を頂いた。17.5といったが、ちょっと違うところを見てしまってすいません。失礼した。高さについては、27.2メートル。あっ、失礼。24メートルですな。約24メートル。

○共同しずめ:
24メートルでいいのか?

○尾野:
正しゅうござる。それでえ、本体の方の3-151(http://j.mp/RTRrDE)の図で見ると良いかと思っている。失礼した。

○共同しずめ:
それからこの基礎だが、2,400mmか?これはコンクリートの基礎をここに置くということか?

○尾野:
そうだ。

○共同しずめ:
で、東側の方はタービンビルとリアクタービルの間の所、建屋の屋根のところというか、上のところのこの基礎を設置すると?

○尾野:
そうだ。

○共同しずめ:
ありがとうございます。

○全国佐藤:
収束作業と廃炉作業の契約について聞く。その契約で入札が行われている割合を教えてほしい。

○尾野:
通常、契約関係の話は答えを差し控えている。

○全国佐藤:
いや、入札が行われている割合なので。それも答えられないのか?

○尾野:
答えは控えさせて頂いている。

# 嘘つけ。http://j.mp/RTSSCd http://j.mp/RTT30a / http://j.mp/RTTyrk http://j.mp/RTTzv7 / http://j.mp/RTUgET http://j.mp/RTUiN6

○全国佐藤:
何故それも答えられないのか?

○尾野:
契約や金銭に関わることについては答えを差し控えさせて頂いている。

○全国佐藤:
その割合も答えられないのか?入札なのか随契なのかとか。

# 急に声が小声になる尾野氏。答えるか答えないかは相手次第。フリーには答えない。分り易すぎ。┐(´д`)┌

○尾野:
通常控えている。

○全国佐藤:
最低落札価格も設けてあるかとかも答えられないのか?

○尾野:
個別の契約方法等については答えを差し控えさせて頂く。

○全国佐藤:
いや、個別じゃないですよね。

# だれも個別の案件聞いてないのに。個別の詳細な内容を聞いてないのに。それは応えられないと意味不明な回答を繰り返す。こういう時はこう切り抜けろと、分かりやすい広報マニュアル。頭がイカれているかわいそうな人か、国民をおちょくってるのか。

○尾野:
ええ、契約等についてのええ、詳細に係る内容については控えさせて頂いている。

○全国佐藤:
じゃあ、あの、これ聞きたいが、契約や仕様書に作業員に対する特殊勤務手当や危険手当の至急については書かれているか知りたいが。それもダメか?

○尾野:
えっとお、私どもの契約の中で、作業に応じた手当ということについては、積算の中に加えている。で、個々の企業に対しては法令等を順守した仕事をするようにということで、こちらもお願いしているということだ。

# グロスです。グロス。丸投げ。丸投げ先で法律を守るのは当たり前だと思うがとこれまでもずっと開き直ってきた東電。我々に責任はない姿勢。ブラック企業の意味をしらない浮世離れした間隔。

○全国佐藤:
特殊勤務手当いくらとか、特殊勤務手当いくらみたいなのは書いてあるかを知りたいが。

○尾野:
割れれ割れの積算として作業に応じた手当というのは我々の基準で、積算の中に反映されているということになる。

# とどのつまりグロス。元請け、下請けの間で適正なコスト評価をしているとは到底思えない。そのお金、どっから出てるんでつかと小一時間問い詰めたい。

でえ、個別の企業の扱いに関しては、ええ、ある意味私どもとして分かりかねる部分はあろうかと思う。

○全国佐藤:
そういう事を契約書や仕様書に書けば、ピンハネやそういうのもしにくくなると思うが。その分については。

○全国佐藤:
その契約書や仕様書に明記する考えはないのか?

○尾野:
ちょっと即答はしかねるが、ご意見としては承る。

○全国佐藤:★★★
原発の安全対策について。柏崎刈羽の敷地内にナイフを持ち込んで逮捕されたと報じられているが。原発の安全対策はどうなってんのか?

○全国佐藤:
こういう状況が許されていいと考えているのか?

○尾野:★★★
えっと、今回の事案については警察から発表があったということであろうかと思うが。ええ、当人がナイフを持っているということで、

それが確認され、警察によって逮捕された場所というのは、ここから内側に物を持ち込む場合には身体検査、あるいは持ち込み物品の確認がされるという関所の部分だ。そういう意味では関所が機能したと考えている。

○全国佐藤:
これは敷地内に持ち込まれたのではないのか?

○尾野:★★★
ええ、会社の敷地とお、それからあ、発電所の重要設備があり、ええ、いわゆる、あのう、持込み物品管理が亜行われるエリアということで、敷地に入った後、施設に近づくに辺り、幾つもの区画がわかれており、その区画に応じたゲートでの確認がされていく。

でえ、物品の申し込みチェックが掛けられる最初の関所で、当人は捕まっているので問題はないと思っている。

○全国佐藤:
その原発の、東電が持っている敷地には入ったが、重要な部分に入らなかったから、今回は問題無いということか?

○尾野:
そういう意味では、ww こういった事は大変な遺憾なことだったということは勿論そのとおりだが、安全管理に関して言えば、機能すべきところで確認し、とどめたということなので、そのこと自身は対応が機能していると考えている。

○全国佐藤:
▼この記者会見のあり方について聞く。10月20日の会見で尾野さんは今回件の議事録は公開されていて、また東電のHPにも載っているといったが、実際に公表されていないし、東電のHPにも載っていない。何故事実と違うことを言ったのか?

○尾野:
すいません。どちらの議事録のことを言っているのか?

○全国佐藤:
政府・東電中長期対策運営会議。これの議事録がHPに乗っているといったが、載ってないが。

○尾野:
▼ソウデスカ。ちょっと確認していいか?

○全国佐藤:
はい。10月22日の会見でした私の質問に対してだ。 http://j.mp/TJ9MBW 後、園田康博さんが、この運営会議には出ていなかったが、尾野さんはこういうメンバーについて把握はしていないのか?

○尾野:
私は出ていないし。

○全国佐藤:
出ていなくても資料を東電として配っているわけだよね。記者会見で。それでも把握とかはしてないのか?

○東電高橋:
ヒソヒソヒソ 

○尾野:
ウム えっとお、必要に応じて私が承知してる内容は応えられるし、ええ、その時点で承知していないことは応えられないことは一般論としてあると思う。

○全国佐藤:
そうですか。中長期対策会議の運営会議はそんなに軽いものなのか?

○尾野:
ええ、大変重要な会議と思っている。ただ、質問頂いた時点で私がメンバーの個々の人の氏名について、明確に承知していなかったということなので、まあ、層いう答えになったということだ。

○全国佐藤:
では、情報提供と情報公開について聞く。昨年の3月11日から情報提供途と情報公開が 向上したり改善したり思えないが。私には。尾野さんは向上したり改善したりしていると思っているのか?

○尾野:
えっとお、私の考えで質問でアレだが、従前に比べると相当な努力を払っていると思っているが。情報公開ということに関して言えば、ええ、様々、ええ、工夫をしながら進めていくことが必要だとは思っている。

○全国佐藤:
今、必要だと思っているということは、まだまだ改善や向上が足りないということか?

○尾野:
一般的なものの考え方として、実際に行った状況を踏まえながら、一つ一つ、ええ、改善したり工夫していくというのは、あの、当然のことと思っているが。

○全国佐藤:
さらに言えば東電は、これまで隠蔽やデータ改ざんを繰り返してきたが、その企業体質が変わってないように思えるが。私には。そういうのを改善している尾野さんは思っているか?

○尾野:
その質問について私が答えるのは必ずしも適切ではないと思うので、ええ、回答を差し控えさせて頂きたいと思うが、私どもは努力して変わろうとしているということであり、

こうしたことがどれだけの方にご理解、評価して頂けるというところは、ええ、私ども活動等を見て頂いて判断頂く部分かと思う。私からこうだと申し上げるのはあまり適当でないと思う。

○全国佐藤:
はい。では一旦止める。

○朝日こん:
3号機の燃料取り出し用のカバーの関係だが、PPの5ページ (http://j.mp/TIkkBl)を見るといわゆる横にした円筒状の形に燃料取扱機を折っていく形だが、4号機の場合は直方体というか四角い角張った形。形状の違いに何か意味があるのか?

○尾野:
施工上の理由が十分な作業スペースを維持しつつ、軽量な構造にしたいとか、こう言ったようなことで設計としてこのような形になったと聞いている。

○朝日こん:
イメージとして円筒を横にした以外の全体的な部分を1号機の部分で覆うと言うよりも。と言うわけではない?

○尾野:
そうだな。どちらかというと4号機のように作業を行うところに強固な構造物を置いて、それ以外の所は養生的な造りになる。

○朝日こん:
となると放射性物質の大気への放出を抑える効果は1号機の完全なカバーに比べては限定的になるイメージか?

○尾野:
1号機もそうだが、通常私どもが立てている原子炉建屋の本来の状態、機密能力と比べるとそこまでの物を作るのは現実的に難しいと考えている。

そういう意味で言うと、今回3号機で着けるカバーも一定の効果はあると考えているが、通常の原子炉建屋と同様の機密性にはなり得ないと考えている。

○朝日こん:
通常と言うよりも1号機の建屋カバーほどの機密性はないという意味か?

# 1号機って見かけは全体カバーしてるけどパネルの間がスカスカじゃん。機密性なんてないに等しいのに。印象操作?

○尾野:
これはちょっと比較は難しいw と思っている。

○朝日こん:
排気をするいわゆる空気をフィルターで出すための機能もあるということだが、そうするといわゆるカバーを掛けている部分の空気を上手く取り込む形ではなく、燃料取扱機の上辺りから、だけを限定的に浄化していくって言うようなイメージか?

○尾野:
カバーにフィルターユニットを付けたダクトで吸い出していく構造になってくると、建屋の中はこの間、風船を上げたような縦方向の開口部であったり、

あるいは階段であったりという事で、建屋自身はオペフロ自身といろんな所で繋がっているので、そういう意味から言うと空気の流れがダクトに吸い込まれる一定の流れが出来てくると思っている。

ですからある意味吸い出す空気という物で、ある方向としての流れが出てくる効果はあると思っている。ただし、大物搬入口の下の開口とか、大きな開口が作業上どうしても残る部分もあるし、そうしたところからインデッド的に空気が入って抜けてく形にはなるが、

空気の流れを完全に内と外を遮断する格好にはならないから、そういう意味では状況は1号機と似てるんじゃないかなと思っている。

ただ1号機の場合は具体的に設置して運用しているから、ああこの程度ね、とわかっているが、隙間の程度と排気能力の関係とかこういうことが出てくるので、現時点でどちらがどうのという答えは現時点で難しい。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○全国佐藤:
▼電気料金の支払状況について。値上げしたので教えてほしい。2010年4月から2010年10月までの督促状の発生件数について教えてほしい。

○東電石橋:
▼今すぐわからないので確認する。

○全国佐藤:
何時になれば教えてくれる?

○東電石橋:
どれぐらい掛かるかわからないが確認する。

○全国佐藤:
以上です。ありがとうございます。

○尾野:
▲先程、運営会議の議事録がHPに乗っているか載っていないかということだが、運営会議の議事録は、先月分の議事録が次回の月の会議で確定する。

○尾野:
その確定したものを載せているという事で、HPにもアップしているという事なので、確認して盛らればと思う。

○全国佐藤:
それは議事録か?

○尾野:
議事録だ。

○全国佐藤:
議事概要ではなく?

○尾野:


○東電高橋:
ヒソヒソ 

○尾野:
あっ、議事概要といったのは議事録だ。

# 議事録といったのは議事概要だ。でそ…

○全国佐藤:
え?議事概要と議事録は違いますよね。

○尾野:
言葉の使い方の話と思うが。私が載っていると申し上げているのはそちらのことだ。

○全国佐藤:
あの、ちゃんと答えて貰えないか?私は議事録と言ったので、議事概要と言ってない。そうすると話がごっちゃになるのでちゃんと話してくださいよ。お願いする。はい。じゃあ、正確に言うと議事概要がのっている。

# じゃあ正確に言う。(・ω・ )ナニソレ

○ニコニコ七尾:
2点ある。以前から何度か質問しているが、今日、本日解散にもなってテレビ会議映像の公開時期だが、まだ目安は?11月中に変更はないんだよね?めどはたってないか?

○東電石橋:
11月中で今作業を進めている。目処が経てば説明の機会を設ける予定だ。もうちょっと待て。

# そうそう。解散総選挙で政権闘争でオリンピック以上の好機。ブラック企業東電が乗じないわけがない。

○ニコニコ七尾:
それにしても2週間経っている。報道の機械、あまり遅れるとまた総選挙と慌てじゃないかとか言われたりするので、

○東電石橋:
遅れるというか、もともと11月中ということで話していたと思うが。

○ニコニコ七尾:
そういう問題ではなく、猛11月にもある程度目処が経っているという前提で申し上げている。

○東電石橋:
今、まさにw 最終の作業をしているところだ。目処が経てば改めて連絡する。

# 公開するタイミング要注目な。前回はオリンピック開催期間に併せてww 秒単位のピンポイント公開、今なお隠蔽あからさま体質の東電。

○ニコニコ七尾:
作業自体は殆ど終わっているのか?

○東電石橋:
もう終盤になっている。

○ニコニコ七尾:
是非お願いする。今の説明だと、先ず説明をしてくれるのか?

○東電石橋:
いきなり明日からということではなくて、第一弾の時もここで説明会を行う。きちんといついつから公開するということで公開方法を含め、説明の機会を数日前に設けさせて頂く予定だ。

○ニコニコ七尾:
なるほど。前回と同様の形でやると。

○東電石橋:
はい。

○ニコニコ七尾:
もう一つは3.11以降、最大面積を延焼した火災原因だが、まだわかってないのか?

○尾野:
まだ確認できていない。

○ニコニコ七尾:
火事が起こってから相当時間が経っている。(http://j.mp/RMeHnv)これについては如何か?消防と東電でそれぞれ調べている話だったが、全く予測もつかない感じか?

○尾野:
消防側の動きとか、そういう事もあるので、私どもとしてどうこう言うことではないが。しっかり調べて見解を述べられるものと思っている。

# あれだけ大きな火災を起こして我々がどうこう言うことではないと。あくまで消防の問題だ。素晴らしい。原発運転、東電に任せておけば安心ですな。

○ニコニコ七尾:
これ、結構大事じゃないですかね。かなりの面積で原因がわからない。後、モーターの発煙もあった。アレもわかってないんですよね。

○尾野:
モーターの発煙結果については既に結果を報告している。(http://j.mp/YqLrnm)

○ニコニコ七尾:
どういう原因だったか?私が来てない時でしたな。申し訳ない。

○尾野:
概要を簡単に言うと、長期間れんぞう使用している状態の中で、内部に溜まった誇りや塩分、こういったもので絶縁劣化が生じてきて、発煙に至ったという流れと整理している。

○ニコニコ七尾:
わかった。それとは別に、それは機械の関係だが、草がかなり燃えたというのは、これは機械の原因ではないわけで、全く背景が異なることだと思うが、未だに原因がわかっていないことについて、以前も伺ったが、リスク管理をどう考えているのか?

○尾野:★★★
えっとお、先ず火災の原因等々については、最終的に消防の確認を持って判断していくことになる。そういった確認が終わってない段階で我々からこうだと言う事にはならないことは、先ず1点理解頂きたいと思う。

# 普通、聞き取り調査するやろ。なにもしないで消防がやることだって。アリエネ… やはり原発運転、東電に任せておけば安心ですな。

でえ、それぞれ調査等すすんでいることととは思うが、纏まれば報告がなされると思っている。でえ、まあ、我々の方で言うと、特に今回の状況に関してセキュリティ的な問題があったとは考えていない。

そういう事も含めて消防の結論がいずれ出るということだ。それを待っているところだ。

○ニコニコ七尾:
すいません。セキュリティ上の問題がなかったと理由は?

○尾野:
申し訳ない。今、我々の状況判断としてそう思っているということだ。

# セキュリティー問題なかった。根拠は我々がそう思っているだけだ。もうムチャクチャダ… 現実問題として実際に20×34メートルも燃える火災が発生してるんですけど… ( ゚д゚)ポカーン 1F構内で大きな火災が起きても報道されない異様さ。住民戻したしな。秘密な。

○ニコニコ七尾:★★★
それは結構だ。その理由だ。何故、東電はそういったセキュリティー上の問題がなかったと考えているのか、理由について伺っている。

○尾野:
原因の特定ということデェ、考えるトォ、あの、評価とうことが、警察、あ、失礼。

○尾野:
消防で行われる必要がある。原因について、今、私どもが申し上げられない。状況をその後色々見ていく中でぇ、ええ、当該の場所等において、ええ、電線ケーブルの、ええ、表面に、、

★★★ええ、草刈りで刈ったと思われるような、、傷がついている、と言うようなところが見つかったりしている。

# それを最初に言えよ… orz

○ニコニコ七尾:
ホオホオ

○尾野:
ですので、あの、当該の作業の中で、何らかの要因があった可能性も含めて、ええ、調べているところだが、ただし、ええぇ、状況調査の確認などが、今しっかりされている所なので、余談を持つ事がないように調査を進めているところだ。

いずれにせよ、纏まるまでは原因については我々が申し上げることはできないので。理解いただきたい。

○ニコニコ七尾:
なので、そういうことが原因になっている可能性もあると。わかりました。了解した。

○共同しずめ:
カバーの5ページのイメージを見ると中が透けてみているが、(http://j.mp/TIkkBl)実際はこれは鋼製の、

○尾野:
実際は鉄板で表面が覆われる。

○共同しずめ:
6ページの水色で異論が塗ってあるようなところは、金属の板で覆われているというイメージでいいか?

○尾野:
そうだ。中のイメージが分かるようにスケルトンモデルで書いてあるが、実際には金属の板が表面につく。

○共同しずめ:
健全性の検討だが、Ssで他の暴風とか、台風とかいう事象について包括されているということか?

○尾野:
もちろんそれぞれ建築基準法で考えられているそういった風や荷重も評価して問題ないとうことだ。

○共同しずめ:
はい。ありがとうございました。

○朝日こん:
カバーの件だが、鉄板で覆われているということだ、鉄板全て含めて約1,500トン?

○尾野:
そうだ。

○朝日こん:
その鉄板意外の部分はほとんど鉄骨?

○尾野:
基本鉄骨造りだな。

○朝日こん:
あっ、わかりました。ちなみに5ページの図の中で薄い対策の雨養生のところで、鉄骨が組まれているような工事中のイメージになっているが、こういう構造も一緒に作るということか?

# 赤で囲まれた建屋上部の部分が約1500トン。


○尾野:
施工としてはカバーを付ける施工の中で周辺の雨養生。建屋も要は雨にぬれて雨水が入っていく状態ということは建屋管理上良くないから、併せてこういう養生をしていくということだ。

○朝日こん:
じゃあ、もう実際に言うと建屋の外側が見えなくて、いわゆる壊れたコンクリートの壁などは完全に見えなくなる状況になるということなんすかね。

○尾野:
ほぼ覆われると思ってよろしい。完全に覆い切るかっこにならないところも出てくると思うが。ほぼ示したような絵柄に出来上がると考えてくれ。

○朝日こん:
赤い線で燃料取り出しカバーというのがちょっと刺されてるのかなぁと思うが。全体の鉄骨がスケルトン上に組まれている、全体のカバーということか?

○尾野:
今カバーと呼んでる部分は、クレーンや燃料取扱機を動かす重量物を扱う共同部分をイメージしているので、そこは赤く囲んだ部分を呼んでいる。

○朝日こん:
あそうですか。じゃあ、養生対策、薄い対策と指している部分はいわゆるカバーとは別のもの?

○尾野:
ここでいうカバーという名前が適切かどうかはちょっと置いといて、ここのところが機械的な構造強度を持っている部分なので、ここを赤で示したところが燃料取り出しカバーと言っている部分だ。

○朝日こん:
その部分が約1,500トンということだな?

○尾野:
そうだ。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○東電石橋:
明日の作業について。明日第一2号機タービン建屋で炉注水ポンプと炉注ラインの接続作業を行う。本日、1号機で同じ作業を行なっているが、この作業を明日2号機で行う予定だ。

この作業に伴い、炉心スプレイ系からの注水が停止するが、給水系と炉心スプレイ系の給水総量は維持したまま注水を継続する予定だ。本日、1号機でも同様に注水調整をしているが、同じように明日2号機で行うということだ。

○東電石橋:
以上で本日の会見を終了する。



~ 終了 18時59分(1時間29分)

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