2012年11月1日木曜日

平成24年11月1日(木)17時30分 ~ 東電会見 例温度計評価(1,2号機 新規追設分評価)。吸着塔モーター白煙報告。他

平成24年11月1日(木)17時30分 ~ 東電会見 例温度計評価(1,2号機 新規追設分評価)。吸着塔モーター白煙報告。他

11月1日会見同日、11時33分 5,6号機側サービス建屋で連続ダストモニタリングで警報、マスク着用指示。装置のろ紙から放射性物質検出されず誤動作認識。

月例の温度計評価報告。1,2号機 新規追設分評価。参考使用と監視使用可の2つが新たに故障判定に。長らく懸案だった2号機RPV(圧力容器)底部に新設の温度計は給水タイミングと連動している等で十分信頼に至る動きと評価。

手続き上の理由から本設認定まだ。認定されれば2号機圧力容器底部温度計は現状の一つから二つに。2号機PCV(格納容器)新設温度計評価は他の温度計と同様評価で本設認定まだ。1号機内部調査で追設された温度計はまだ評価期間中だが良好。

セシウム吸着塔のモーター白煙消防連絡トラブルの原因報告。8/27、10/2発生分まとめて。いずれのトラブルも長期連続運転で塵埃、塩分が取り込まれた事による固定子巻線の絶縁劣化。1万時間近い運転だったので5000時間で交換対策。

既に全てのモーターを取り替えたとのこと。今後は5000時間毎に思い切って新品モーターに交換する事に決めたとのこと。ちなみにモーター仕様や仕様に基づいた計画を立てずに、白煙上げるまで無計画運用していたかは不明。

質疑は3.24復旧 従事作業員の関電工刑事告発厚労省会見。東電説明と食い違い。前々回から引き続き事実上の回答拒否質疑。最終的に「ご意見受けたまわる」なので回答期待薄。東電は直接個別事案として相談すべきだと作業員に不快感。

# 尾野氏の冒頭報告だけじゃまとめる事もできない。言うべき事が何も説明されてないので資料に目を通して質問する必要あり。マジでいい加減にしてほしい。

【質疑】
  1. 朝日(新設温度計評価*・吸着塔借り保管施設白煙*)→
  2. 朝日(関電工刑事告発)→
  3. 木野(関電工刑事告発)→
  4. 朝日(ALPS・海洋放出)→
  5. 朝日(3.24-被ばく事故-撤退呼びかけ・3.23-3号機建屋0.5mSv/h)→
  6. 木野(8.29-転落事故・作業員アンケ・テレビ会議公開)→
  7. 一杉(明日の作業)→
  8. 木野(APD不正使用防止対策)→
  9. 朝日(関電工刑事告発)

○プラント

○報告

○報道



■福島第一の状況

○一杉:
定例会見をはじめる。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/YqKGuw

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号、いずれも注水量調査委あるが安定して注水継続。

[圧力容器下部温度]
ご覧のとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示した通り。2号、3号について※印が付いているが、現在電源停止中のため、直近の測定値で示しているが、予定では本日までの作業。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。2号機は下、※じるしが書いてあるが、所内電源停止に伴い使用済燃料プールの大体冷却も停止している状況にある。いずれも電源復旧とともに機能は回復する予定。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に現在移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建に移送中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
現在、サリー運転中。裏面、何点か注記が書いてある。一番下のポツ。★本日、5,6号機のサービス建屋においてある連続的に空気中の放射性物質の濃度を測る測定器、連続出すとモニターと言っているが、こちらの警報が発生した。

放射性物質の地理(ダスト)が舞い上がっている可能性があるので、全面マスクの着用を指示している。その状態で警報出た要因について確認をしたところ、

連続ダストモニタの警報については、ろ紙を使って放射性物質のダストを吸着させてそれを測定するわけだが、そのろ紙を測定したところ未検出が確認できたので、センサー側の誤動作であろうと考えている。

ということなので、マスク着用は解除しているということである。★★本日、常用の高台注水ポンプAから水の滴下が見られた事象(トラブル)があった。保温材等を外して個別に当該箇所の確認を行ったが、

保温材等を外してみると、滴下がないということが確認できたので、薄いというの影響ではないかとうことで考えているところだ。


■1~3号機 原子炉内温度計、原子炉格納容器内温度計信頼性評価

次のペーパー。★★「福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成24年11月提出) http://j.mp/YqJh76 」ということで、これは毎月、月事に出している内容だ。

で、今回のペーパーの中では先般案内した通り、★1号機と2号機に代替温度計を追設したことがあったので、そちらの評価も行なって使用に耐えるかどうかの確認評価も加えている。

ポイントだけ説明する。2ページ(http://j.mp/SpBJ1e)表1 号機が1号、2号、3号とあるが、2号機の所の備考を見るんだ。二つのセンサーについて「参考使用」から「故障」に判定を変えたもの。

それから「監視に使用可」から「故障」に変えたものがある。上の 69H2 というのは下部温度を計っていたものだが、参考だったものを故障に判定を変えた。69J1 は下部のものではない。原子炉圧力容器の上のものである。で、えっとお、、

# TE-2-3-69H2:参考に使用→故障 / TE-2-3-69J1:監視に使用可→故障

全体のデータの動きということで見て頂くと19ページを見るんだ。(http://j.mp/SpBJ1e)19ページに2号機のRPV、及びPCV温度トレンドというのがあり、その中のRPVのトレンドだ。

現在、もともと関しに使用しているものが茶色で引いてあるもの。その上で黄色くハンチングしながらほぼそれにそって動いているもの、これは参考のものだ。青いデータが大きく両者からずれているが、これが69H2ということで故障判定をしている。

31ページ以降だな。(http://j.mp/SpBJ1e)31ページ以降に2号機のRPVとPCVに新設の温度計を入れているので、ほぼ、一ヶ月間のデータが既に取れているので、今回の評価の際に状態確認を行った。

縷々書いてあるが設置については適切に行われて、★★★設置前後で新たに入れたセンサーを故障させている状況はないことの確認。31ページにあるが、付けた後の温度の動きの確認ということで、監視に使用しうるということを評価している。

★データは35ページを見るんだ。これはRPV(圧力容器)の方に付けた代替の新設温度計だが、下から3本めの茶色の太い線、これが新たに付けた温度計の温度履歴だ。

で、その上に並行して走っている青い線が、現在監視に使用している温度計ということであり、温度計の動き、それから詳細には給水の動きとのタイミングの合い方などなど見ているが、★十分信頼に至る動きをしていると考えている。

★36ページ。こちらはPCV(格納容器)の温度計の方だが、どれかというとだな。上から2本目のライン。紫色と後ろにグリーンが殆ど重なっているので、分かり難いかもしれないが、

温度計のラインがある。こちらがPCVの温度トレンドに対して、新たに付け加えたものだが、温度計の動き等々について異状なところはない。当該のPCV、RPVに付けた温度計は使用に耐える判断をしている。

こちらの判断が出来たので、監視に使用するための手続き等があるので、そちらを鋭意進めて実際の監視に用いる予定だ。

★38ページを見るんだ。1号機のPCVの中だが、新設の温度計をつけている。こちらの方は10月13日に取り付けたものなので、現在もまだ評価期間中に入っている。

一応、トレンドを付けたが、次回の温度評価の際に関しに使用しうることの可否を判断したいと思っているところだ。こちらの資料は以上だ。


■セシウム吸着塔仮保管施設での電動機発煙に関する調査結果

★★「福島第一原子力発電所セシウム吸着塔仮保管施設での電動機発煙に関する調査結果 http://j.mp/YqLrnm 」を配っている。こちらは先般、10月2日に吸着塔からガスを吸い出す真空ポンプのモーターから発煙があったということで

案内している内容だが、類似の事案が8月14日似合ったことも含め、両方の比較を行なっている。下半分を見て頂きたいと思う。調査結果だが8月14日のGポンプ。こちらは電動機の外板に熱によると思われれる変色があることが外から見てわかる。

2日のほうは外から見ると損傷状況がわからないとうことだ。抵抗等の電気的な特性変化だが、8月14日Gポンプの方は、こちらは内側の損傷がひどいために電気的な特性は測れなかった。

(10月)2日の方だが電気的な特性を測定したところ、巻線に一部短絡があることが分った。上半分。中の様子を見たところだ。写真植二つが8月のGポンプの様子だ。

固定子と回転子の様子を示している。写真を見れば分かるとおりだ。Gポンプの方は損傷していることが分かる。

一方、Hポンプの方だが、こちらは見ると見た目ではあまり良くわからないということだが、エナメルに変色が見られるような事。

内面に錆が見えるというような事がわかった。Hポンプの損傷程度が比較的少ないとうことで、ある意味状況をよく確認することも出来たということだが、

2つのもの、両方を見比べた上手調査の結果、電動金愛撫に取り込まれた塵埃や塩分が長期渡る連続運転の中で蓄積して絶縁不良を生じたということであろうというふうに考えている。

ちなみにいい。それぞれの運転時間だが、連続運転し血ている危機なので、運転期間が長くなるが、★★★Gポンプが9700時間。Hポンプが◆1万8000(1万800)時間ということで、何れも1万時間程度運転されていたということである。

# 1万8000の何処が1万だよ、って資料見たら 1万800って書いてるし… そいや、なんか訂正してたような希ガス

下半分、推定原因。★★★両方共原因は同じと考えており、長期連続運転中に取り込まれた塵埃、塩分によることで固定子巻線の絶縁劣化ということであろうと考えている。

従って再発防止対策だが、積算運転時間で5000時間、★あるいは半年を目安に電動機の定期的な交換を行うと考えている。

また、8月14日の事象では現場の状況判断にも時間が掛かっているが、電気の供給の仕方が電工ドラムを繋ぎ合わせながら引いていく形になっていたので、まあ、パワーサプライ系統についてもSimpleに整理をしているということである。

以上が調査結果と原因、及び対策ということである。私、運転時間を1万8000時間といったかもしれないが、記載の通り1万飛んで800時間だ。以上だ。

# (TдT) イッテルヨ


■宿題報告(木野氏宛2件)

先日までに頂いた質問の中でいくつか答えられる所を答える。

http://j.mp/VdyBtU
昨日説明した3号機タービン建屋の水漏れ対策で、水漏れ箇所の写真(http://j.mp/QgRuW3)の所に沢山ホースがあるが、そのホースの中で現在共用されているホースは何本でしょうかというような質問を頂いたが、2本だ。

http://j.mp/Vdzjay
昨日、APDの不正使用に関係して8月27日に報告している中での別会社という記載は度いう意味かと質問があったと思うが、

別会社というのは当該の問題は二次下請けの企業の職員として、登録されていた作業員の中にその会社のものではないものが入っていたということで、も、含まれていた、ということで、ええ、別の会社の者、ということで別会社と示した。以上だ。

○一杉:
それでは質問受ける。 (19分)



■質疑

○朝日こん:
温度計の信頼性について確認したい。今回、報告した中で新しく付けられたものの場所と時期を確認したい。今、結局2号機は圧力容器下部に付けられている監視用のものはいくつになっているか教えてほしい。

○尾野:
図面としては12ページを見るんだ。http://j.mp/SpBJ1e 2号機の格納容器、圧力容器のポンチ絵が書いてある。ポンチ絵を見ると目立つところとして赤い丸が付いている17番と21番、これが今回故障判定をしたものだ。

表で言うと、1番からずっとあるが77番の後ろにABCと3つ新しい温度計が付いているが、このAというのがPCVに付けた温度計。あ、失礼。あ、AがRPVに付けた温度計。

BとCがPCVに付けた温度計だ。字が小さくて若干見にくいが、Aは先程行った21と書いてある所のちょっと下。ここにつけている。

それから、BとCは2号機の格納容器したの丸く膨らんでいる所の右の端に幾つか温度計のマークが書いてあるが、其の一番上に青い印でBとCと書いてある。ここに付けている。

○朝日こん:
わかりました。監視に使用するのが22番ということか?

○尾野:
そうだな。はい。

○朝日こん:
Aを監視用にというのはあくまで予備的な使い方か?

○尾野:
今回は十分神羅に足るという評価を信頼性評価の中でしたので、コレを関しに使うという手続きが一部あるので、それを早急に進めて監視用にしたいと思っている。

そうすると現在あるものと新しく付けたもので、2号機格納容器株の温度計は1つから2個に増えるということになる。

○朝日こん:
もう少しコレを増やすとか、Aのようなタイプをもう少し増やすということは今後、数ヶ月以内に出来ているのか?

○尾野:
先ずだな。一つしかない状態から新たにもう一つ付いたということで二つになったというのは、単に2個になった以上に信頼性が上がったと思っている。

その理由はどうしてかというと、今回新たに付けた温度計というのは、要は外で構成して製品として十分確認できている状態で新たにつけることが出来たということなので、元の素性が事故の影響を受けてないということが一つある。

それから、格納容器の外の配管から取り付けを行ったので、電気的な接続点が格納容器の外側で環境のいいところで電気的な接続点が設けることが出来ているということもあるので、新たについた一つの信頼性は、ある意味非常に高くなっていると考えている。

そういう意味で単にひとつが二つになった事以上に信頼性を上げることが出来たのではないかと思っている。そういう状態であるので、ある意味、ミニマムな所は乗り越えているのかなと思っているが、

原子炉圧力容器にアクセスできる配管で言うとTIPの配管ということで、他の配管もあるので。こういったところから入れうるのかとか、あるいは入れることの、ええ、費用対効果、メリット、デメリット、そういう事は検討し抵抗と思ってるところだ。

いずれにして原子炉内部に通じている、ええ配管というのは、今、作業をして出来る環境にあるような配管はそんなに多いわけではないので、どういう使い方をしていくのが最もいいのか、ということもあるので。

○尾野:
検討、していく、というようなことかと思う。

○朝日こん:
わかりました。具体的にはいつ頃までに幾つかは言えないと。

○尾野:
わかりません。

○朝日こん:
1号機、3号機では同じように新設という事も考えているということか?

○尾野:
2号機の当該場所が最も少なくて、対応が急がれる場所だった。1号機とか3号機については現状の状況からは、ある意味、実施する必要性はまだ出てきてないのかなあと思っている。

まあ、いずれにしてもこういった作業は、作業しやすい場所を選んでいるということは勿論そうだが、非常に線量的にも高いところでの作業になるので、まあ、しっかりと必要性を見極めて実施していくということかと思う。

# 懸案だった2号機温度計問題。線量高く作業困難な関心の高いミッションだったのに、被ばく分布一切非公開。最高値で十分と。紙で出せ出せ言われて渋々http://j.mp/QWHx2s 45名の内訳一切不明。案の定東電社員の3倍被ばく。松本氏は渋々口頭で済ましてきた

○朝日こん:
わかりました。セシウム吸着等、仮保管施設での発煙の件だが、8月14日のものと10月2日のものは原因は一緒だということだが、これは結局長時間使用するときの劣化というのは現状では避けられない、交換しか他の対応ができないという話か?

○尾野:
メンテナスするかとちょっと考えてみたが、ある意味非常に小さなモーターだ。おかれている場所、使用環境から考えると、まあ、ある意味、ある一定期間を使ったところで取り替えという死語をしたほうが、全体として効率的だろうと今は考えているところだ。

勿論、使用実績をしっかり積み上げていくことにより、今、エイヤッ!と半分ということで、かなり、期間を短くしている訳だが、こういったところが現実にはもう少し伸ばせるかどうかは、別途議論があるかと思うが、まあ、現状これでやっていこうと考えている。

○朝日こん:
この中で例えばこのような換気装置が実際に動かない場合、どのような具体的な問題点が生じるのか、もうちょっとお願いできるか?

○尾野:
これはベッセルの中で放射線分解で発生する水素を脱気していくことが役割の真空ポンプを動かしているものだが、

# 日本語無茶苦茶… 発生する水素を脱気するためのポンプでしょ…翻訳機がいるよ…

勿論、ベッセルの中に空気があるわけではないので、あのう、これが止まったから直ちにどうこうという事ではないと考えている。

ただ、ええ、なんつうか、絶縁劣化で白煙が出てくる状況は好ましい状況ではないので、10月2日のものでは、見た所ほとんど損傷がないということだが、8月14日のものは内部が焦げている状況も見て取れるので。こういったことは決して好ましいことではないから対応をとっていくということだ。

# 火災、ヘタしたら爆発につながりかねない白煙出すトラブルが、好ましいとか好ましくないというレベルなのか。東電の安全に対する尺度は一般常識で図れない。

○朝日こん:
わかりました。そうすると水素を出して、極端に言えば着火源があれば水素爆発的なことを防ぐ目的もあるということか?

○尾野:
えっとお、ちょっとそこは大げさなものでは。状況ではないと思っているが。あのう、ベッセルの中で発生する水素だな。

こちらは、ええ、順次廃棄していくということが必要だから。あのう、それを、まあ、淡々とやってる設備ということ、ですだ。

# そのモーターは市販されているものでしょ。使用目的に収まるスペック持ってたの?PCの水冷ポンプでも耐久スペック示されてるのに。どうせスペックと環境を考慮せずに無計画に白煙出るまで使い続けてるというのが実態じゃないの?!ダイジョブ?

○朝日こん:
結局、このように長時間使うことで劣化していくとなると、今、別のものとしてい動いているものもいずれ、このように発煙をした上で故障して止めるという形になるのか、ある程度発煙する前に、なんか危険を察知して止めるとか、どのような運用になっていくのか?

○尾野:
エットだな。ええ、オモテ面の上半分を見ると、モーターがずらっと並んでいるマンガが書いてある。全部で11台モーターがある。

で、GとHが当該のものだが、当然鋼管をしているわけだが、他のものについても5000時間で見ると運転期間はある程度言ってるので、管理のことなども考えれば、念のため、ここで一階スタートラインに立てるということで交換している。

○朝日こん:
★★あの、H,G以外も全部交換したということか?

○尾野:
はい。

○朝日こん:
これから6ヶ月鋼管の運用ということですね?

○尾野:
はい。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○朝日さとう:★★★
今日、厚生労働省で去年の3月24日以降の被ばく事項の関連で、労働安全衛生法違反ということで申告しましたという当時の作業員の方による記者会見がありました。(http://j.mp/U0UfkZ)

その中で事故の状況についてだが、従来の御社の説明では当該作業チームは6名いて、元請け2人、一次下請け1人、二次下請け3人という構成で、元請けと一次下請け作業員の3名が地下に降りて水に入りましたということだったと思うが、

今日の会見の中で地上にいた虹下請けの3人のうち3人も一回地下に入りましたと。水の中に入りましたという話があった。1年半前のことなので直ぐに確認は難しいかと思うが、これ、去年の3.11後では最も深刻な事故の一つなので、重要な事実関係なので確認をお願いできないか?

○尾野:
先ず、高い線量の被ばくがあったことに関しては大変よろしくないことであった。当人も含めて、対応して、結果としてそうなっていることは申し訳ないと思っているということである。

そういう状況の中で、ええ、まあ、先般、ええ… 私どもとして、ええ… ええ、わかっている範囲のことは、あの、報告させて頂いている訳だが、当該の、ええ… 企業からの聞き取りとか、まあ、分かる範囲の状況の中で、

現状調べていて、ええ、まあ、そのことで、まあ、今、発表させてる内容の、事実関係を整理させていただいたと。いうことである。まあ、そういう事なので、まあ、ちょっと、直接的に、あのう、労基の方にどういう話があったかとか、

あるいは、元請け企業に対してどういうことかを聞き及んでいるわけではないが。ええ、まあ、関係、諸機関から話があれば、その、ええ… 求めに対しては、真摯に対応していくことを、して行かなければいけない。

# 聞いてるだけでイライラする。行政指導がない限り何もしない宣言。行政指導があるまで真摯に受け止めることはない。これまでの一貫した姿勢。

それからあ、現場のお、安全作業… 放射線管理… こういった、ようなことを、まあ、あの、当該のことがあったことも踏まえて、ええ、会見等、ええ、行なってきたわけだが、ええ、まあ、引き続き徹底していくと… ことが、大事かと、思って、おります。

まあ、何れにしても、ええぇ、ぇぇ よく、事実関係を確認して、今後の対応をとってく、ということは、必要かと思うので、まあ、そのように対応してまいりたい、と、思っている。

# 回答になってないし…

○朝日さとう:
確認して頂けるということでよろしいか? 

○尾野:
えっと… 状況について、まあ、必要な確認をしていくことになろうかと思う。ただ、あの、ええ、何分、以前のことでもあるので。ええ、現状、わかっているところというのは、

ある意味、ここまでの範囲の中で、えぇえ、調べられる限りのところで、まあ、相当程度やってきたということだが、、まあ、その上で、何処まで、ということはあろうかと思うが、ええ、確認をしていく必要はあろうかと思っている。

# 確認していく必要はあろうかと思っているが、確認するとは約束しない。~ 会見終了間際には「ご意見として承る」に…( ゚д゚)

○朝日さとう:★★★
▼今日の記者会見の説明の中では、その作業チームの中で最後に二次下請けの3人人に向かって地下に行ってケーブルを固縛してきてくれと。固定という意味らしいが、という指示があり、

何故、自分たちがそんな線量の高い所に行かなければいけないのかと。私にも家族があるというような反論をして、少し押し問答的なやり取りがあった末に、その内の1人が、じゃあ私が行きますと降りていったと。

いうような説明で、かなり具体的な状況の話があったので、元請け2人と一次下請け1人の3人だけではなくて、上からの指示で降りた方がいたという今日の説明だ。これは是非確認をしてほしい。これまでの御社の説明と明らかに違っているので。

○尾野:
まあ、あのう、…  当該の方が現場の状況についてどのように話したかと、というところについて、現時点で私ども把握しているわけではないが、今後の対応(反論)を考えてい上で、必要な確認はさせて頂きたいと思っている。

○朝日さとう:
元請けは今日の会見で関電工と出ているので。で、関電工で3月24日に3号機の泰ー日建屋1階と地下一階の電源ケーブル敷設作業を担当した作業班の人と言えば、かなり特定出来るので、事実関係は確認しようとお思えば出来ると思う。

○朝日さとう:
そこは是非お願いしたいと思う。それから同じく今日の会見で出たが、今日、会見された方は3月22日と23日はAPDを持たないで入った方だそうだ。

代表の方が1人もっていると言う運用の中で入ったようだが、★★★必ずしもAPDを持っている人が自分の側にいたわけではなくて、その2日間の中で、道具を取りに車でその現場を離れたこともあったと言う話しだった。

とすると、その人の残っている被ばく線量の記録が、果たして正しいのかどうか、★★★大変な疑問が生じるが、これまで作業員から相談があればもう一度調べるという話しだったが、かなり大混乱の中で、

必ずしも東電が想定しているような全員が近い場所、位置関係の中で作業をするという条件が、必ずしも満たされていなかったのではないかという疑いが、やはり強いなという感じを、今日のお話しを聞いて思ったが、

相談があれば調べるという事ではなくて、東電が主体的に1人1人聞いていって、本当にあの数値が正しいのか、

○朝日さとう:
将来何かが起こってから調べるのではなくて、今のうちに記録の正確性を正しく確かめるという気持ち、考えはないか?

○尾野:
ちょっと、即答しかねる話しかと思っているが。ええぇ、個々の方がどのように思っているのかとか、

# 将来、作業員に健康被害が出てから、事故との因果関係がない事を主張するために調べ出す東電の姿がリアルに目に浮かぶ。

○尾野:
★★★そう言った事も含めての話しだと思うんで。これは前から申し上げているとおりだが、ええぇ、自分の線量について、誤判があるとという事であれば、個別の事情ということが、ええ、つよう、出る、ことかと思うので。

★★★ええ… こちらの方に(直接)言って頂くと事が一番宜しいかと思っているところである。

○朝日さとう:
取り敢えず終る。

# 個別の事情という事にするんだ。表沙汰にするんじゃないと。個別の事情にすれば、個別の事情だから答えられないで回答拒否できるからな。どこまでブラック企業なの。決して直接東電に相談して問題解決を図ろうなんて馬鹿な事を考えてはいけない。相談ゼロの企業倫理相談窓口。

○フリー木野:★★★
今の3月24日の件で関連だが、確認をお願いしたい。当日、6人いてそのうちの3人が下に降りたという話しだが、現場の作業の状況等について聞き取り調査は関電工の2人、一次下請けの1人、この3人しかしていないのか?

○尾野:
えっとお、他の3人からの細かい話しは私ども情報としては入ってない。

○フリー木野:
良く聞こえない。

○尾野:
他の3人からの情報というのは細かいところは入っていない。

# 入ってもないし聞く気もない。

○フリー木野:★★★
今日、会見された方は聞き取りをされてないという事だが。要するに被ばく時校があったにも関わらず、現場にいたにも関わらず、話を聞かれていないらしい。東電というのは、当時は事故状況の現場確認として、なぜ3人にしか聞かなかったのか?

○尾野:
当時の状況というのは3人の方とのこり3人の方と言うのは、線量の状況が相当違っていたこともあり、ええ、3人の方がどうだったのかという事は、かなり意識や関心が集中していたと言う状況であったのでは、なかったかと、いうふうには思っている。

# 言い逃れに関する憶測は事実確認していようが、いなかろうが、ばんばん想像で回答する東電。おおかた内部で報告書をまとめるのにも、こう書いた方が聞こえがいいんじゃね、という議論ばかりして纏めてるんじゃないの。告発されて化けの皮がボロボロと。

○フリー木野:
同じ現場にいて線量が違えば、被ばくした3人だけではなくて、他の3人の動きも当然関心があると思うが。なぜ?未だにまだ聞いてないわけですよね。その時はなぜ聞かなかったのか?

○尾野:
ええ、お三方が地下に入っていって、その地下の中で、ええ、

# 事実関係を有耶無耶にするため。大量被ばくの事実はなかったことにするため。

○尾野:
長時間の作業をされたという事を踏まえて、ええ、線量が高くなっているというような、事実があるから。ええ、残りの方の線量というのは、

それに比べると1階にほぼ居たという事で、ええ、だいぶ状況が違っていたという事なので、先ず3人の方について、ええ、確認をすると。いうことに、ええぇ… 傾注したと、いう事である。

○フリー木野:
あの、その説明が違っていた訳なので、私からもお願いしたいが、現場の当時の状況、これを再確認して頂くようお願いしたい。お願いできるか?

○尾野:
えっとぉ… あのぉ… なんと言いますかねぇ、まあ、今回、まあ、あのぉ、色々な号機で、えぇぇ、話しを頂いているようだし、私どもとして労基等からも、ええぇ、何らかの求めがあれば、

当然対応していかなければいけないとなっている訳なので。ええぇぇ、まあ、必要な確認ということが、わ、まあ、やっていくという事かと思う。

個別にどのようなことを今、ええ、出来るか、やれるか、やるべきか、という事路までは整理出来てないが、ええ、何れにしても、ええぇぇぇ 必要な確認はしていくことになろうかと思う。

# 多重下請け被ばく労働問題に関して主体的に何かするという事は絶対にしない。労基から指示されるまで何もしない。行政指導が入るまで何もしない。次の不祥事隠し、事故隠し、大事故への発展は確約されたも同じ。

○フリー木野:
それは労基署の求めがあるなしに関わらず、恩赦としてやる、そういう事か?

○尾野:
えっとぉ、、先ず、状況について、まぁ、私どもとして承知確認しておくべき事が、ありますれば、当然していかなければいえないと思っている。

○フリー木野:
ちょっとよく分らないが。やることがあればやると?

○尾野:
(超小声)必要な事があればやります…

# 当然、反論のためにしていかなければならないと。

○フリー木野:
いや、必要だと思うが。そうすると、今、必要かどうか分らないという事なのか??

○尾野:
今、現状としては、事実関係を確認しなければいけないような状況なので、そういった中で対応させて頂く、という事かと思う。

○フリー木野:
後一点。その関係だが、現場に6人がいた時に、後から柏崎刈羽から応援が何人か来て地下を確認して400mSvあるので、小走りでそのまま撤収したらしいが、その後も関電工の人たち、下請けの3人はそこに残って作業していたわけだが、

当時、3月24日に柏崎の応援が400mSvを確認して撤収したという説明は頂いてないと思うが。これは東電には報告が入ってなかったのか?

○尾野:
えっとぉ、別の作業チームが近くにいて、ええ、という事は、聞きしている。ただ、その作業チームがどこの作業チームであったのかという事に関しては、現時点では明確ではない。

で、ええ、私どもの聞いている限りにおいては、作業を行っている際に別のチームのええ、方が、ええ、線量が高いと言うようなことを言っていると聞いて、ええぇぇ、3人の方は、えぇぇ、地価から上がることにしたというような、流れであったという事を聞いている。

○フリー木野:
あの、別のチームの人が線量高いと言うのを聞いて、その線量が高いと言うのは具体的な数字は聞いてなかったのか?

○尾野:
その数字については、ええぇ、ドコダッタカナァ ちょっと待つんだ。400mSv高かった、と言う話を聞いている。

○フリー木野:
わかりました。当時も恩赦から説明があったが、3人の線量計が設定条件を超えてピーピーピーピーずっとなる中で、

誤作動だと思っていたので、そのまま作業を続けたという説明があるが、誤作動だと思った原因というのを改めて教えて頂けないか?

○尾野:
それはちょっと、あの、私どもとしては、ちょっと分りかねるところがあろうかと思う。まあ、何れにしても、ええ、私どもの聞いているところでは、ええ、誤作動であるというような、

ええ、認識をしていたという事で、ええ、まあ、彼の場面で作業を冠水させるという事に、強く集中して、使命感を持って取り組んでいた結果であったと。という事ときいているので、まあ、そういう事かと思っている。

# 聞いているので。聞かされているので。あなたが。

○フリー木野:
あの、ただも1チームが来て400mSv/hと聞いて上がる事にされたわけだよね?

○尾野:
それは、まあ、そういう判断も、あり得るべし、と思う。

○フリー木野:
いや、その400mSv/hの人たち、柏崎刈羽の人たちが400mSv/h で撤収した後も、直ぐ上がったのではなくて、しばらくそこに残って作業をしているわけだが、当然その作業が終った後に残りの上に上がってきて、下請けの、二次受けの3人にケーブルを小縛してくれと。

それは当然、400mSv/hの話しを来た後の訳で。そうすると現場が400mSv/h と分っていて捕縛してくれと。そういう指示を出したと思うが。そういう事になるのか?

○尾野:
えっとお、ちょっと私どもが聞いてる限りの、話しで申し上げると、ええ、そのケーブルの固縛作業を下作業員が、作業を終了して1階に戻ってきたところで別チームが来て、別チームの人間が予想外の線量であるというようなことを話している、

という事であったために、ええ、急いで戻ることにしたと言っているので。まあ、そういう意味では、現場作業は殆ど終了した状態だったと聞き及んでいる。

○フリー木野:
わかりました。それは関電工2人の話しか?

○尾野:
これは、あの、現場にいた方の話しだ。

○フリー木野:
現場にいた方と言うのは、どなた?

○尾野:
これは関電工3人の中のどなたかと思う。

○フリー木野:
わかりました。

○一杉:
次の質問、

○尾野:
ごめんなさい。関電工という言葉は正しくないかも知れない。3人の中のどなたかと思う。

○フリー木野:
▼関電工2人、一次下請け1人の中のどなたか、ということか。3人に話を聞いて3人に話しがそういう内容だった、そういう事ではないのか?

○尾野:
こちらの方は、あれだな。ええ、私どもが聞き及んでいるところなので、3人からかどうかは、今正確にはわからない。

○フリー木野:
これも確認頂きたい。誰に話を聞いたのか、きちんと確認して頂けないか?その3人に聞いたのか、3人の中の誰かからしか聞いてないのか、その辺お願いする。

○尾野:
えっとお、私どもとして、ええぇ、聞いているのは元請け企業から、状況等の説明を詳細に受けており、個別作業者へのヒアリングというのは元請けにより行われていると言うふうに認識している。

○フリー木野:
★★★あのう、恩赦ではそうすると独自の調査はしていなくて、全て関電工の報告による、そういう事か?

○尾野:
関電工の報告によるところもあるし、私どもが、ええ、○×△※で行ったええ、APDの結果であるとか、あるいは、ええ、前後の状況という事を踏まえて、

○フリー木野:
ちょっとごめんなさい。良く聞取れないが。

○尾野:
えっとお、関電工からの報告だけ、というのは必ずしも当らないと思ってる。周辺状況については、我々としても集めた情報を踏まえて、ええ、状況については確認をしているところだ。

○フリー木野:
周辺の状況はどうやって集めたのか?そのヒアリングをしないと状況というのは全く分らないと思うが。その場で東電の方はいなかったわけですよね?先程、ヒアリングしてないという事だったが。

○尾野:
ええ、周辺の状況と言ったのは、どのような線量であったかとか、あるいは前日の状況が動であったかとか、そう言った事である。

○フリー木野:★★★
そうすると、改めて聞きたいが、要するに東電としては直接作業員の方には、ヒアリングは今でもしてないわけですね?

実際に現場がどういう状況だったか、現場で実際どういう作業をして現場でどういう手順でやっていたかというのは、全て関電工の報告による、そういう事か?

○尾野:
えっと、現状そうだと認識している。

○フリー木野:★★★
御社で独自に調査をする考えはないのか?

○尾野:
個別の調査というのが、どのようなやり方をするかと、いう事もあるが、元請けを通じて、ええ、状況を把握するというのも一つの調査方法と思っている。

○朝日こん:
多核種除去設備のアルプス設置の方が遅れているようだが。現在の状況はどうなっているか?

○尾野:
えっとですねえ。ちょっとあれなんだが、前回、ええ、9月末に中長期の運営計画を示したと思うが、そちらの方で、ええ、私どもとして、ええ、

# 急に声が大きくなる尾野氏。「女の腐ったの」とはこう言うのを言うんだろうな。とある記者の代理質問っぽい

まあ、7つほど頂いていた宿題に対して、こういう形で対応したいという事で説明させて頂いたという事は記憶があろうかと思う。その計画としては中長期計画ではなくて、国からへの報告書という事で、規正庁にも出しているので。

ええぇ、まあ、そちらの方で、内容に確認などが頂ければ次に進めるところかなあ、と思っているところだ。

○朝日こん:
となると、規正庁、規制委員会の審査待ちという事になっていると言うことか?

○尾野:
まあ、審査という事もあるだろうし。それから、あの、追加で確認事項等があれば、指示もあると思うので。

○朝日こん:
実際の工事としては、もうアクティブ試験の方に入っていけるような準備にはなっているのか?

○尾野:
我々の方で事前に整えられる所ですな。については鋭意進めている。

○朝日こん:
結局、ちょっと先の大まかな見通しだが、アルプスで告示限度以下に下げた水は、結局また貯めるわけになるが、どういうタイミングで、どういう放出をするかという事については、ある程度見通しを立てつつあるという状況なのか?

○尾野:
まあ、そのことについては各方面としっかりとした調整が必要なテーマだと思うので。現時点では我々としては今のところ予定はない。

○朝日こん:
各方面というと、いわゆる地元自治体とかの、漁協とか、その様なイメージになるのか?

○尾野:
まあ、そういった所が直接影響うける方々だから。しっかり説明して納得頂く必要もあろうかと思うので。まあ、そういった必要な迂路セスを踏むという事が、いずにせよ必要だと思っている。

○朝日こん:
具体的な各巻系団体の要望とか、こういう形にしてもらえれば、まあ、その、放出もやむを得ないと考える、その様な話は実際には進んでいるのか?まだこれからという形になるのか?

# 国際的な配慮はないんだな。

○尾野:
これからという事になると思う。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。▼去年の3月24日の事故だが、先程の尾野さんの説明の中で、別のチームが予想外に高いと言うことで、撤退を呼びかけて云々という話しだった。その別のチームというのは、どこの業者のチームなのか調べて頂けないか?

○尾野:
▼現時点では明確ではないが、まあ、分れば、ええ、確認したいとは思うが。いずれにせよだいぶ以前の話になる。

○朝日さとう:
その時点で関電工のチームは現場作業は殆ど終っていたのでと言う話しだったが、殆どの作業はどういう意味なのか確認をお願いする。

○尾野:
えっとお、私どもが聞いているところで申し上げると、ええ、固縛作業を実施シアタ作業員が、作業を終了して1階に戻ったところ、という事だったので、そういう意味では、そういう状況だな。

○朝日さとう:
それは元請けと一次下請けの3人のことか?

○尾野:
そうだ。

○朝日さとう:
ふーん。じゃあ、その場を撤収しようとしていた矢先、と言う意味か?

○尾野:
殆どその様な状態に近いと思う。ええぇ、そのまま靴を養生して急いで戻るという事であり、作業としては終了していると考えている。

○朝日さとう:★★★
分りました。何れにしても、今日、当事者が、その場にいた人が、記者会見という形で、従来の東電の説明と全く違う事をおっしゃっているので。そこは是非、確認を、繰り返しになるがお願いする。

○朝日さとう:
▼もう一つは、その事故の前日、3月23日に関電工の放管の方が、3号機のタービン建屋の中で、測定して0.5mSv/h という数値があったようだが、これの場所の確認、どこでその数値を確定したのか。もし分れば、明日以降でいいが、教えて欲しい。

○フリー木野:
昨日も伺ったが8月29日の会見での松本さんの説明、これ、内容をその後確認するという話しだった、これは内容確認できそうか?

○尾野:
今確認中なので、ちょっと待つんだ。

○フリー木野:
分りました。お願いする。あと作業員の方のアンケートは予定通り11月下旬か?

○尾野:
今んとこ、予定が変わったという話は聞いていない。

○フリー木野:
テレビ会議公開、これも恩赦が予定している予定通り、11月末、そういう状況か?

○一杉:
現時点ではその様に考えている。

○フリー木野:
3月11日~15日までの分を先に出すとか、そういった再検討はなされてない?

○一杉:
現時点では次の公開に併せて公開させて頂く考えだ。

○フリー木野:
わかりました。

○一杉:
それでは最後に明日の作業を私から紹介する。格納容器・圧力容器への窒素ガス封入関係。明日。所内電源の切り替え作業に伴い、仮設電源から本設電源への引き戻し作業がある。

その際に格納容器と、後ササブレッションチェンバーへの窒素封入を一時的に停止する予定がある。尚、圧力容器への窒素封入の停止予定はない。以上だ。

○フリー木野:
追加で。冒頭回答頂いた、8月22日の報告書で、2次受けの職員として登録されていた会社職員の中にその会社職員でないものが含まれていたので別会社と記載したという事だが、

○フリー木野:
会社の職員でない人というのはどなたか?

○尾野:★★★
個別の方については当方では確認出来ない。

○フリー木野:
いや、個別の方と言うよりか、登録が必要だから登録しているわけで、それが別の会社の人間がその職員であるという、そう言う登録というのは珍しくない訳か?そうすると。

# ね。個別の方になれば回答拒否。刑事告発した作業員に対して、個別に東電に相談頂くべき事案だという尾野氏の認識回答。個別の事案にしてなかった事にするのが東電。今回の問題。「虫けらの癖に」と内心思っているに違いねぇ東電。

○尾野:
ええ、どのような経緯でその方が当該の企業の職員として、ええ、業務に当っているのか、という事に関しては、それぞれの企業で確認する事かと思う。

○フリー木野:
そうすると東電としてはこういうよその会社の人間が、別の会社として登録をしていて、作業しているという事は以前から把握していて、特に珍しくないという、そういう事か?

○尾野:
ええぇ、一般的なことではないと思う。あのう、当該の事案に関しては、ええぇ、適切な圧かであろうという事で労基との間で議論されているのではないかと認識している。

# ゴニョゴニョ 

○フリー木野:
ごめんなさい。ちょっと聞取れなかったが。

○尾野:
当該の、事案については、ええぇ、まあ、元請け企業は関電工という事になるが、ええぇ、あっ、失礼。エネシス、という事になるが、それぞれの場にあって、労基の志度運基づいて対応していることとお思っている。

○フリー木野:
あのう、東電としてはそういう不適切な職員の扱いをしている会社でも、問題なく安心して作業を発注しているのか?

○尾野:
私どもとしては、ええ、まあ、何度も申し上げていることだが、ええ、法令遵守という事は契約をする際に、それぞれの企業にしっかりお願いしている。

ただし、私どもが直接、どの下請けを使えだとか、この下請けを使ってはいけないとか、そう言った事が出来る立場にないので。

ええぇ… 元請け企業の中で、どのような、下請けを使ってどういう構成とするかというところについては責任を持ってやって頂かなければならないところ、ということである。

# 丸投げ。法令を守るのは当たり前だ。問題が発覚、起きる度に、法令遵守は当たり前。いうまでもないことだと開き直り説明続けてきた前任の松本ブースカ氏。

○フリー木野:
そうすると先程の事案は、特に東電としてはこれ以上調べないという事か?

○尾野:
ええ、個別の、当該の、事案について、ええ、今のところ、これ以上、突っ込んだ、緒差をする予定はない。

○フリー木野:
他に個別の事案がどれぐらい出ているかというのも調査されないのか?

○尾野:
特に特別な調査を刷るという事は考えていないが、現状、アンケート等を取っているので、何らかの事案等があれば、それに即した対応を考えて行くことになろうかと思う。

○フリー木野:
確認だが、現場だと、例えば発電所の中で背中に、何々企業とか、名前とか色々書いてあるが、あれはあまりあてにならないという事か?

要するに所属企業の名前ではなく、今みたいに別の会社の人間が所属企業として作業をされているという事は、背中に書いてあるああいう名前というのは、どの職企業の人かというのは、また話は別という事か?

○尾野:
えっとぉぉ、

○フリー木野:
あれは個人が分かり易いようにとか、現場で確認出来るようにああいう形で名前を書いていると思うが。

○尾野:
▼私どもとしては書いて頂いていることは、正確な記述をして頂いているものと思っている。

○フリー木野:
それから中に入る入構省や作業員証、個々に書いてある名前というのは、どの会社が書いてあることになるのか?所属企業の名前なのか、▼所属企業から出向した先の登録企業の名前なのか?この辺はどういう形になっているのか?

○尾野:
ええ、本人確認等は、公的身分証明書等でやられたもの、のみ、入構省が発行されるので、本人との付け合わせについては明確になされていると考えている。

▼企業の名称の書き方については、登録の申請の携帯による火と思うので、そちらについては確認させてくれ。

○フリー木野:
お願いする。

○朝日さとう:★★★
3月24日の事案だが、最後に地下に降りたとされる二次下請けの3人のうちの1人だが、今日の会見では、その人のその日の線量は60mSvぐらいでした、というお話しだった。元請け2人と一次下請けの1人の人たちの線量は去年の東電発表だと、

大体180mSv 前後という感じで、今日会見された方のその日の線量は11mSvぐらいということで、今日会見された方は、出来るだけ線量を浴びないようにコンクリートの壁に隠れたり、地下への会談から出来るだけ離れていたとおっしゃってたので、

そういう意味でも差があるのかなあと思うが、その60mSvというのが記憶に基づいている説明なので、正しいかどうかは、まだ直ちに分らないが、それにしても出来るだけ浴びないようにしていた人に比べると、明らかに高い数値なので、

これはもう、恩赦が従来言ってきたのと違うストーリーですから、改めてこれはきちんと確認をお願いしたいと思う。

○尾野:
ご意見として承る。

# 何度も何度も念押しをする朝日さとう記者。「ご意見として承る」=「放置確定」とどのつまり回答拒否。気分が悪くなる …

○一杉:
以上で本日の会見を終了する。



~ 終了 18時35分 (1時間5分)

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