2012年11月2日金曜日

東電会見 2012.11.2(金)17:30 ~ 魚介類サンプリング1F港湾内調査(初)マアナゴから15,500Bq/kg。電源ケーブル切断事故 発煙消防連絡。福島第二復旧進捗状況報告。ほか。

東電会見 2012.11.2(金)17:30 ~

司会名前不明・怖いおばさん
昨日に引き続き本日も
11月2日午前9:25 電源系統異常警報発生。電線を保護するエフレックス菅の切断作業中に誤って中に電源ケーブルが入っている菅を誤って切断する事故。白煙上がって10:25に消防連絡。

別系統へ電源切り替えてプラント影響なかった報告。続き 実際は10時49分から11時00分の11分間、窒素封入装置が停止していた事は報告せず。質疑にて問われて説明。

アイナメ38000Bq/kg原因分らず汚染と魚介類の相関関係を調べるために行った1F港湾内の魚介類調査結果の報告。アイナメ取れず最高はマアナゴ15500Bq/kg。汚染地帯の方が低い結果に。調査理由と見解の説明は一際なし。

再稼働に向けだ福島第二の復旧進捗状況を動画、写真でアピール、もとい、丁寧なご紹介。来週の月曜日に消防車による原子炉注水訓練を行う報告。ほか。

【質疑】
  1. 読売(ケーブル切断発煙*)→
  2. 回答佐藤(下請け安全教育・原子力改革特別タスクフォース)→
  3. NHK(ケーブル切断発煙*・魚介類*)→
  4. 朝日(魚介類*)→
  5. 東京新聞(魚介類*・2号機プール水温)→
  6. 朝日(ケーブル切断発煙*・関電工刑事告発)→
  7. 回答佐藤(下請け安全教育・テレビ会議映像の放射製物質拡散予測図・2000年以降の労基署行政指導数・東電社員と下請け作業員比率)

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○福島第二

○その他



■福島第一の状況

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/WegyFs

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水,調整等しているが、安定して必要流量を確保出来ている。

[圧力容器下部温度]
ご覧の通り特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
水素濃度※2 電源停止の関係で水素濃度測定A系が現在停止している。電源作業が終り次第元に戻る。

[使用済み燃料プール]
1.3.4号機循環冷却システム運転中。2号機は現在停止中。予定は既にあれですな。あの、本日、、までに、運転に戻る予定。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋は9時23分まで移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に現在移送中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。


■所内電源ケーブルの損傷による発煙発生(事故)★★★

裏面。★★一番下に発煙の話しを簡単に。「福島第一原子力発電所 所内電源ケーブルの損傷による発煙について http://j.mp/WefG3q」本日発生した状況なので、詳細な調査はこれから。発生状況について説明する。

1枚目上半分、赤い四角いマークで所内共通M/Cと書いてあるのがメタクラ1A。所内京津メタクラ2A。これを結ぶタイラインがあり、これを結んでいる電源ケーブルがある。この電源ケーブルの途中を傷つけてしまった。発煙場所は雲で書いてある場所。

電気的な意味でどうかというと下半分に図面。所内共通メタクラの2Aと1Aを結んでいるタイラインの途中に傷を付けたという事である。裏に当該場所の写真がある。上が近くら見たところ。http://j.mp/WehGbZ

下が少し引いてみたところ。http://j.mp/WehLwz 電源ケーブルを通す菅があるが、この蛇腹のくだの中に電源ケーブルが入っている。赤丸で印を付けているところがへこんでいるが、このところを切る作業をしていた。

本来、ケーブルを場所を切る予定だったが誤って中にケーブルが入っている菅を切ってしまったという事で、ケーブルを傷つけたことにより地絡が発生したということである。

その後、様子を見ていくと発煙が出たという事で、対応を取ったという事である。この事象(事故)により、電源の切り替え等の作業を行う必要が生じ、別系統から必要な電源の供給を行う対応を取った。

そういう意味でプラント運転状況に影響を与えることはなかったが、本来、空の管を切る予定だったところを誤ったという事で、なぜ、そういう事になったのか、そういう事について確認をしっかりする必要があると思っている。なお、今般、この事象(事故)によりけが人等は出ていない。


■1F港湾内 魚介類の核種分析結果(初) ★★★

★★★魚介類のサンプリング結果 「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> http://j.mp/WefQry 」

月例で随時出しているが、一番表のページ、一番上にアイナメ53、54、55、56、57とあるが、これはアイナメの調査で追加で捕ったアイナメの測定結果だ。

測定結果を見るとこの中で一番大きいものが108なので、そう大きな値ではない。アイナメの追加調査で取った数についてはこれで全てになるが、追加で捕ったものの中には、MAXで1300出会ったという事で、著しく高いものはなかったという事が分った。

6/6ページ http://j.mp/WefQry 下から4つ。1F港湾内、もの揚場付近と採取場所が書いてあるが、こちらで採取した測定結果を示している。

やはり1Fの港湾内という事なので、環境的には厳しい状況だが、結果として得られた線量、濃度、だな。こちらの方は高い値が得られている。こちらの方は次のページ。アイナメが餌とする生物。

# 港湾内マアナゴから 15500Bq/kg 検出。口頭報告せず。資料 要確認。

これを採取した測定結果を示している。資料のところに試料名と書いてあるが、アイナメが食べる餌となる生物、エビの類だったり、別の魚だな。こう言ったような物であるガ、そうしたものの採取した結果の測定結果を示している。

# 前段の20km圏内と後段の餌の値は高くないといいながら中断のメイン、港湾内の検出結果は厳しいだけで数値は口頭報告しない。

セシウム合計を見て分るとおり、そう高い値でない事がわかる。海底土の調査結果(http://j.mp/WegJk6)太田川沖合1km、2km四方の海域を示しているが、こちらもアイナメの関係で、土壌という事も確認するという事で、

# 説明端折りすぎ。初めて会見見る人への配慮は微塵もない。ああ、都合の悪い情報だから敢えてそうしているのか。

ええ、確認をした測定結果が、セシウム合計値で見ていくと、一番高いものでも640Bq/kg 乾土という事であり、海底土のサンプリング値という事で見ると、差ほど高いものではないという状況だった。測定結果としては以上だが、こうしたことを踏まえて良く検討していくことになろうかと思う。


■福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況

それから、ええ、「福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年10月)
http://j.mp/WebjW9 動画 http://j.mp/WebTmL」という資料がある。

第二の復旧状況だが、月次に状況を紹介しているが、2枚めくると◆福島第一 1号機の復旧計画に基づく進捗状況ということで示している。1枚目、2枚目で復旧状況が示してあるが、進捗としては55%まで進捗できているという事だ。

# 福島第二でつ

2号機は63%まで来ている。前月に対して進捗しているという事だ。3号機、4号機は100%まで言っていることは既に案内の通りだ。各号機の資金の進捗に関わる作業の進捗について写真で簡単な解説を付けているので参考にして頂ければありがたい。

# ありがたい。

17ページ。燃料移動という事で4号機の燃料取り出し作業をしているので、そちらの様子について写真等で解説を付けているが、これについては動画を用意させて頂いたのでご覧頂きたい。(動画鑑賞)

http://j.mp/TpRFP6 これは第二 4号機のオペレーションフロアだ。こちら、燃料交換機が奥の方から前の方に動いてくる、ここがブリッジの部分だ。ここがトロリーだ。トロリーからちょっと見にくいが、

下の方にホイストと呼ばれるアンテナのように伸びたり縮んだりする、燃料つかみ具だが、それがしたに付いており、水中の中を動いている。今、炉心の中を真上の方に動いて来た。で、取り出す目標燃料の真上に来ると燃料交換機が止まって、

ホイストが下に伸びていく形で下がっていく。ちょっと早送りするんだ。大体目標の燃料の上に来ると、今ホイストがどんどんどんどん下の伸びて下に降りて言っているところだ。ホイストの先端には燃料をつかむつかみ具が付いており、

取り出す燃料の真上につかみ具を持って行き、それで燃料をつかむことをしている。今、ホイストが下に伸びていく様子を真上から見ている様子だ。下に燃料が、これが燃料だな。

四角く見えているものが燃料だが一つの燃料の真上につかみ具が降りていった。それでこれが燃料のハンドルだが、このハンドル部分をつかみ具がつかみに行く。つかんだらホイストが縮んでいく形で燃料を引きだしていく。

四角く見えているのが燃料だ。だんだん、炉心から引き出されてきた。上から見てるんで、寸詰まりにめいるが、大体4mの長さのものだ。

で、それを今度、燃料プールに経移動していき、燃料プールの燃料ラックの所定の位置に、今度は静かに降ろしていくという事をする。

こうして燃料ラック人園量の移動を完了するという事だ。入ればつかみ具を外して次の燃料を移動しに行くような動きになる。この絵では使用済み燃料がラックの中に綺麗に並んで入っている様子が分ると思う。

4号機において、燃料取り出し等を現在終了したという事もあり紹介させて頂いた。配った資料は以上だ。


■来週の予定報告

私からいくつか案内。月曜日だが、万一原子炉の冷却設備が停止した場合に消防車を使って注水する用意を調えているが、それを実際に実行するための訓練を行う。

この訓練は保安規定に基づき、原子炉注水設備に以上があった場合の活動を行うという事の体制整備として行う事になっており、その訓練が行われる予定になっている。


■宿題報告 (朝日記者、木野氏 宛)

それからあ、頂いていた質問に関係するが、

http://j.mp/TpSZ4m ★★★
作業者証を発行する際に元請け企業名、あるいは二次下請け、三次下請けであれば所属企業名、どちらが記載される形になるのかと。申請書についてどうか、という質問だったかと思う。現状の申請書よりも10月に申請書のフォーマットが変わっているが、

以前のフォーマットの場合に関して言えば、元請け企業名を書かれても、所属企業名を書かれても、どちらでも宜しいという運用になっていた。★★★10月の半ば以降運用しているフォーマットでは、雇用企業名を書いて頂く形になっている。

http://j.mp/TpTvj1 / http://j.mp/TpTziM ★★★
昨日頂いた質問に関係するが、1F3号機タービン建屋で3月発災当所にタービン建屋地下で3人が大量の被ばくをしているという事に関して、3人が地下に入っているが、

1階にいた残り3人のうち、1名が地下会に入ったという経緯があるのではないかという質問があったが、確認したところ、ええ、★★★1階にいた3名のうち1名はケーブルの固縛作業のために、短時間だが入っている、ということであった。

http://j.mp/TpTMCz ★★★
それから、当該作業、◆3月14日の作業をする前日に、タービン建屋の環境線量というのが差ほど高くないというのが確認されているという事だが、それはどのような確認であったのか、という事だが、

# 3月24日ですっ!って直後に23日というとるし… orz

前日である3月23日に当社社員が、当該エリアを含めて、現場調査を行っている。トータル線量にすると3mSv/h という事で、当該のものは線量があったわけだが、タービン建屋地下に滞在した時間という事が、ええ、1時間程度であったという事なので、約0.5mSv/h と確認している。

http://j.mp/TpUbol ?★★★
それから私どもがこれまで3号機の当該事象について、ええ、どういう経緯であったか、という事を関電工の情報をどのような経路で聞いているのか、という事についての質問があったが、元請け企業から状況について説明を受けているという事だ。頂いた質問の回答を含めて説明させて頂いた。

# 下請け作業員大量被ばく事故 = 事象 コメント拒否の翌日は大量被ばくした下請け作業員に対する言葉なし。

私からは以上だ。



■質疑

○読売前村:
別紙で配られた所内電源ケーブル損傷、発煙の件。http://j.mp/WefG3q 作業員の方は元々どういう目的で何をしようと何時頃から作業していた所を誤って傷つけたのか?傷の大きさはどれぐらいの大きさか?

▼発電所状況の裏面に(http://j.mp/WegyFs)格納容器、及びサブレッションチェンバーの窒素封入というところがあると思うが、今回、傷ついた事により、窒素封入が一時停止したという事があれば、どの程度の、何分ぐらいか?

何m3ぐらい入らなかったとか、それによる影響があるのかどうか?

○尾野:
はいっ。ありがとうございます。作業だが、ええ、1号機から4号機メタクラの1Bから2Bに関して連携線のケーブルを新設するための作業を行っていた。

# ありがとうございますって… 初めて聞いたw 読売様、いつもプラントだけの質問をして頂きありがとうございます。ということなんだろうか。そうなんだろ。そういう事にしておこう。実際そうだし。声のトーンが朝日や木野さんと全然違う…

写真(http://j.mp/WehGbZ)で示している、これ、蛇腹ホースのように見えるが、これ、エフレックス菅といって、この間の中にケーブルが通る形になる。

この間はケーブルを保護するための管であるので。この管はかなり太い管だが、実際に通っているケーブルはこれほど太くない。

当初行いたかった作業は空のエフレックス間をカットして、その中にケーブルを敷設するための入口を作る作業をしていたということである。

それから、3つ目の質問で、これの作業で影響を受けた場所の中に窒素封入装置とかあるのかという質問だが、下半分、写真のない方をみると(http://j.mp/WegyFs)当該の場所で発煙が出たという事で、この系統を切り離して処置をする必要が生じた。

という事で電源の切り替えが必要になった。で、メタクラ2Aと書いてあるラインの方は、所内共通変圧器2Aと上の方に書いてあるが、そちら火の給電を受ける事が出来るから、ここの発電箇所を切り離しても当該の母船の電源はそのまま残るかっこになる。

それからメタクラ1Aと書いてあるところは、こちらは2Aからこのケーブルを通じて1Aの方に電気が来る形になっているので、ここを切り離すと1Aにぶら下がっている負荷というのが、一時的に電源が無くなることになる。

で、どのようにしているかというと、隣の所内共通メタクラの1Bとあるが、そこから所内強雨通メタクラの1Aにわたりケーブルが付いているが、このケーブルのスイッチを入れて、

代わりに痛んだところを切りな離すという作業をしているので、この切り替え作業に伴い、一時的にここにぶら下がっている負荷が停止していることになる。

で、その際にここにぶら下がっているものとして窒素供給装置等が、一時的に停止したという事になる。これは切り替え作業に伴うものなので、切り替えに要した作業時間の関係で停止している。どのぐらいかというと… 

大体発煙が起こったのは10時だが、メタクラの5A、2Bと言ってるのは。これが投入できているのは10時57分なので、まあ、そういう意味では… 受電が完了しているのは11。ですからせいぜい1時間ぐらいの話しかと思う。

○読売前村:
そうすると約1時間にわたって本来注入するべきだった窒素が注入できなくなったという言い方が出来るか?

○尾野:
えっとお、… そうだな、、本来注入を継続する事が勿論期待されているが、その間は停止していることになる。ただし、短時間の供給停止はプラント側に影響を与えるものではない。その範囲の中で処置は出来ている。ちなみに、

○読売前村:
ごめんなさい、

○尾野:
当該設備が止まっている時間は、▼大体、ちょっと、正確に確認する。

○読売前村:
作業員の方は何時ぐらいからそこで作業していたのか?

○尾野:
作業の時系列については手元にない。朝からの作業であったと思う。

○読売前村:
傷つけちゃった後に、直後に火というか煙は上がったりしてるのか?通報したというのは、傷つけてしまった作業員が通報したのか、あるいは別の人が点検していて通報したのか?

○尾野:
傷つけた後、しばらくその後様子を見ていたら、白煙が出たので連絡した、ということだそうだ。

○回答佐藤:
下請け作業員の安全教育について聞きたい。下請け企業が下請け作業員に対して行っている安全教育のおおよその内容と、教育時間を東電の方で把握していたら、大体こういったもので、これぐらいの時間やっているとお答え頂きたいが。

○尾野:
安全教育とおっしゃっているのは、我々の場合で言うと、入所時教育というような内容で、管理区域に入域するための資格を取る教育をしている。

これは下請けとか、元請けとかに関わらず、管理区域内で働くものが全て受けなければならない教育という事であり、まあ、そうした教育プログラムをうけて終了確認がなされた者、が必要になる。

カリキュラムの時間数がどれぐらいだったか正確には覚えていない。企業に関わらず、同じ教育を受けて入所資格を取る形になっている。

○回答佐藤:
その教育は東電が実施する?元請けの方でするのか?

○尾野:
これは色々な企業が受ける事になるので、企業協議会という会があり、この中で要は教育講座を開設している。勿論我々も協力している。

○回答佐藤:
そうすると終了証はメインが誰が発行したかというのがあると思うが、それはどなたになるのか?

○尾野:
終了証というのは正確な表現じゃないかも知れないが、終了の確認の為には、テストがあり、そのテストに合格することで課程を修了したことになる。

○回答佐藤:
▼その終了したと確認する団体、機関があると思うが、

○尾野:
それは協議会という事になる。

○回答佐藤:
その協議会の名前でOKが出ると言う事で良いか?

○尾野:
はい。

○回答佐藤:
これはそこで働く人全員が、その協議会の統一したカリキュラムをうける?

○尾野:
▼はい。

○回答佐藤:
わかりました。時間数とカリキュラムの内容を後日でも決行だが、この会見で答えてもらえれば助かるが、それは教えてもらえるか?

○尾野:
確認させてくれ。

○回答佐藤:
宜しくお願いする。2週間前の記者会見で、▼原子力改革特別タスクフォースの兼任メンバーがどうなっているか質問をして、兼任の方もおおよそ30代、40代の若手中堅が中心になっていると。

原子力の部門と原子力以外の部門が半数ずつという事だったが、これまで記者会見を担当されていた 松本さんが専任に入るのか、兼任に入るのか?どちらか?

○尾野:
▼ちょっと専任の方だったと思うが。念のため確認させてくれ。

○回答佐藤:
お願いする。▼兼任と専任のメンバーの現在の職位と年齢の一覧表を出して頂けないか?

○尾野:
そういうレベルの話しが出せるかどうかは、私、分らないので、それは確認させて頂ければと思う。

○回答佐藤:
確認含めて宜しくお願いする。取り敢えずは以上。

○尾野:
▲先程ちょっと質問のあった窒素封入装置の停止している時間だが、11時直前までの11分間ぐらい。10時49分から11時00分のの11分間という事である。

○NHK花田:
発煙の関係で。先程、窒素供給装置に影響あったという話しだったが、供給装置などという発言だったがそれ以外にはどういった設備に影響があったのか?汚染水の処理設備はどうだったのか、そちらも服燃えて聞かせて欲しい。

○尾野:
供給設備の他に、その電源の下にぶら下がっているポンプ等がある、あ、失礼、設備があり、例えば、滞留水の移送ポンプであったり、ええ、使用済み燃料の代替冷却系であったり、と言った者を含まれている。

ただし、これは元々が停止中のものであったので、影響は受けていない。など、と申し上げたのは、電源区画にぶら下がっている大小様々な者があるので。等と言った。代表的な者として重要な者は窒素封入装置であったという事である。

○NHK花田:
わかりました。魚介類核種分析の結果が、1F港湾内のもの揚場付近の結果が出るというのは、今回が初めてなのか?

○尾野:
今回初めてだ。

○NHK花田:
これで見ると何れも高い数字だが、特にマアナゴが15500Bq/kg と高い数字になっている。これはどういった原因が考えられるのか?

# 何で港湾内の調査をする事になったのか経緯を説明しないから…

○尾野:
ま、ちょっと原因がどうかという事を、あのう、、敬啓には申し上げられないと思っているが、元々、概要と違って港湾内という事で、元々、その、条件の悪いところで確認してみようと。いう事だったので、そういう事ではないかと思っている。

○NHK花田:
意や、特にマアナゴが高いと言うのは、何か、たとえば生息場所とか連鎖の関係とか、そういった所の分析とか、連鎖の関係とか、そういった所の分析と、推定はされているのか?

○尾野:
そういったことはあ、、そこまでの話しというのは、ちょっとよく分らないが。まあ、あの、こちらの確認、まあ、元々アイナメの高い者がどうだったか、と言うところから、ええ、付近の細かい餌の確認だとか、

沢山取っての確認とか、土の確認とか敷いていたが、それに併せて港湾内も確認してみようという事で始めた事なので、これを踏まえて、まあ、あの、もう少しものを考えて行くことかと思っている。

○NHK花田:
当然もの揚場という所なので高いと思うが、値が15500Bq/kg というのは、推定の範囲だったのか、これはこれまで発表された者の中で最も高いものか?

○尾野:
そういう意味では最も高かったのは、調査のきっかけとなった太田川起きで捕れたアイナメ(38,000Bq/kg )だ。それ以外のものも比較的高いものがあったので、

# アイナメ1匹38,000Bq/kg が採取された地点をいくら調査しても高い値の手がかりに結びつく情報が得られないので、比較対象として港湾内の魚介類の調査に初めて手を付けた東電。で、最も汚染された海で採取されたマアナゴも15,500Bq/kg と外洋より下回っているという事実。

○尾野:
これが一番高いというわけではない。

○NHK花田:
場所から見たときはこれは想定の何以内だったという事か?

○尾野:
高い者が撮れたという事はあり得るべしとは考えている。まあ、何れにしても、これ、水産関係の専門家のええ、意見なども伺いながら、

ええ、調査の仕方であるとか、あるいは、なんていうんすかね。港から、ええ、出ないような措置であるとか。と言ったことについて、色々意見を伺って、必要な事があればやっていくという事で、ええ、相談をさせて頂いている所だ。

○朝日こん:
今の魚介類のサンプリング調査の関係で追加で。港湾内でこれだけ、15,500出たという事は、勿論、一番では無かったと思うが、以前、アイナメから25,800Bq/kg とで値得るわけだが、それに比べたら低いが、このことにより、

# 2匹平均で25,800Bq/kg、うち1匹が 38,000Bq/kg。

まだプラントから何かしらの微量の青線水が漏れている可能性があるとか、沿岸部でまだ評者線レベルの高い水が滞留して居るだとか、その辺りはどのような評価が出来るのか?

○尾野:
えっとお、そういう評価に必ずしも直結しないと思っている。ある意味、外洋の広い海の所で、元々海のサンプリングをしていたので、まあ、発災直後からそうだが、

汚れの元は港から元々出たという事もあるので。プラントに近い、囲まれた港の中で、もの揚場近くという事だから、もとより元々条件が悪いところで見ているという事なので、まあ、そう言った事が主要因だと思っている。

○朝日こん:
昨年、汚染水漏れが意図的なものもあったが、継続的に今出ているとか、そういう事まではないということか?

# 外洋と完全に遮断されている訳でもないのに濃度が下げ止まり一定ってあり得んでしょ。完全に止まってるなら下がると考えるのが普通でしょ。目にみえる箇所から漏洩止まったので100%漏洩止まったと根拠ない主張してきた東電に擁護してきたメディア。http://j.mp/SkBOmk

○尾野:
この測定からそういう事がいえるか分るかという性質の者ではないと思っている。

○朝日こん:
言える、言えないという意味では、まだこの結果からだけは確定的なことは言えないという?わかりました。

これだけの者が湾内にあるということは、何かしら滞留しているというか、まだ綺麗に完全に沿岸分、港湾内というのは、広がり切れてないというか、広がる事がいいかという事はまた別として、溜り続けている事実ではあるという事なのか?

○尾野:
えっとおおぉ、おっしゃるとおり港湾というのは、港の構造もそうなんだが、堤防であったり、施設によって囲まれている空間なので、しかも、まあ、元々そこから、ええ、物事がスタートしたという事だから滞留というようなことはある。

海底土のサンプリングを通しても当然、外に比べたら高いと言うことだし。ええ、まあ、海底土の被覆であったり、浄化であったり、と色々、あの、工夫はしているわけだが、それが外洋と比べてどちらが有利ですかと言えば、

内側の方が、条件が悪いという事は、まあ、ある意味、致し方ない部分の状況にまだあるのかなと思っている。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○東京新聞かたやま:
アイナメの追加分が全部終ったという事で、この調査の意味というか、総括、まとめをして頂ければと言うのが一つ。港湾内の調査を続けるのか?

# 全部終わったなんて言ったっけ?

○尾野:★★
今回、元々非常に高いアイナメが撮れた周辺で、沢山のアイナメを捕って調べてみたら、高いものはなかった。と言うのが一つ。

それから餌になる生物、それを沢山とって今回測定した結果を見たが、これを見ても高い者はなかった。それからあ、海底土のサンプリングをして、ええ、まあ、その範囲、広く取ってみたわけだが、高い所はなかった。

それからあ、海水の水サンプリングの測定もまだ全部終ってないが、順次やっているものを見ていくと特段高いと言うこともなかった。ということで、まっ、現状、高い物が撮れた近辺の状態というのが、必ずしも悪いというわけではない。

と、いうことは、ええ、言えると思っている。でえ、しからば、どうしてという所に関して、ここがポイントになってくるかと思うが、ええ、まあ、そうした情報を踏まえて専門的な話も色々出てくるかと思うので、

水産関係の専門の方との意見も、このデータを出して、、水産庁の関係の専門機関とか、水産試験場という事になるわけだが、ところに、ええ、こうったものお、見て頂いて、ええ、、まっ、、ご意見、頂くと、いう事が必要かなと思っている。

それから、港湾調査という事に関しては、先程ちょっと触れたが、現在、まあ、検討中なんだが、まあ、★★★元々、考えていたアイナメがまだ捕れていない、

これは、あの、、やはり、あのう、専門の方を聞いた上で、ええ、対処を決めていきたいと、いうふうに思っている所だ。

○東京新聞かたやま:★★★
▼2号機の使用済み燃料プールの冷却を停止していたと思うが、今は冷却停止中か?当所、確か1日までと言う発表があったと思うが。

○尾野:
そうですねっ。ちょっと確認させて下さい。

# そうですね、超即答

○尾野:
今手元の、、あっ、はい。 ええ、あ、つい、先程だが、12時21分にええ、再開しているという事だ。

○東京新聞かたやま:
11℃ぐらい温度が上がるという事だったと思うが、何時間停止して、何度温度が上がって影響がなかったか教えて欲しい。

# 水温がどう変化したか言おうよ。実勢を報告しようよ。ブースカはしてただろ。この人ホント駄目だ… 

○尾野:
えっとおぉ、冷却を再開したときの温度は30℃だ。それでぇ、ええ、◆その前の温度が確か、20℃近辺そこそこだったとおもうのでえぇ、 まあ、あのう、65℃というのが管理目標だ。十分低い状態で維持している。

○東京新聞かたやま:
あのう、特に影響は他になかったという事か?

○尾野:
ない。

○東京新聞かたやま:
ありがとうございます。

○朝日ただ:
切断の関係で。これはどこが請け負ってどんな作業で、何人ぐらいで作業していたのか?どういう状況だったのか?

○尾野:
今細かい状況が十分入りきっておらない。速報ベースで話させて頂いた。確認が取れたところで。

○朝日ただ:
要するに切っちゃいけない者を切ったというのが何でそういう事が起こり得るのか。多分、ケアリスミスだと思うが、これは多分、何処かの請負会社に発注した工事だよね?

○尾野:
そうです。

○朝日ただ:
なので、例えばどこの請負会社に発注して、

○朝日ただ:
▼何次請負の人がいて、いつもお願いしているようなものを。発災が今日の9時25分という事で、午前中なので分っているかと思ったが、少なくとも請負がどこで、ミスをしたのは誰の責任だと考えられるのか、という事は分ってないか?

○尾野:
▼ちょっと、十分整理し切れてないところがあるので。あのう、確認が出来たところで話しさせて頂きたい。

○朝日ただ:
来週になるかも知れないが、結構、ケーブルを間違って切るのは多分初めてというか、今まであまりなかったことですよね?

○尾野:
初めてかどうかと言うのは何ともあれだが。まあ、あまり宜しいことでないのは確かだ。

○朝日ただ:
とすれば、今までこういう事案があったのか、こういう原発の復旧作業でケーブルを間違えて切るというのも、工事をいっぱいしているから仕方ないかも知れないが、

あるというのもまた理解に苦しむので、例えば東電の人が現場にいて、ちゃんと見張っていたのか、請負会社のどこが悪かったのか、別にその人を責めるのではなくて、どういう環境で働いて、どこに責任があったのか明確にしないと、

なかなか記事の夏季用もないので、来週、その辺り纏まったら、紙なりに纏めて分かるように説明して頂きたい。影響がなかった云々じゃなくってケーブルを間違えて切るみたいなのがぽこぽこあると大変なので、過去、こういう事案があったのか、

どういう状態で請負の人が混在で働いていたのかどうかも含めて、きちっと調べて教えてくれないか?来週でも構わないので。

○尾野:
発災の状況については、もう少しはっきりしたところがあればはなせると思う。それから原因や対策など、ちょっと踏み込んだ話しの方に行くと、もう少し検討二時間が居るかも知れないが、いずれにせよ、明らかになったところで、説明させて頂きたいと思う。

○朝日ただ:
お願いする。今、先程、説明頂いた、

○朝日ただ:★★★
昨日質問が出ていたやつだと思うが、去年の3号機タービン建屋地下の汚染水の中で被ばくのあった彼の事案に関して、一人の方が別に降りていったという説明をされているが、これは従来からそういう説明をしていたか?

○朝日ただ:
従来は3人だけしか降りてない?

○尾野:
元々従来説明していたのが、非常に高い線量にあった170~180ぐらいですかね。非常に高い線量になった3人の動きとか、そう言った事を中心に説明していたので、その他の方の動きはあまり明確に説明できてなかった、という事かと思う。

○朝日ただ:
これは結構重要であり、弊社も含めて3人の人が降りて、汚染水の中に入って、二人が長靴を履いてなかったからβ染裂傷をうけたと各社報道しているが、

○尾野:
あっ、それは事実だ。

○朝日ただ:
それは事実ですね。でも、他にももう1人いたという事ですよね?

○尾野:
ええ、他にもう1人いたという事だが、この方は、その3人の方と動きがちょっと違っており、最初の3人の方は最初から下に降りて、様々な作業をして、

その最後の最後のところで固縛作業をするために、応援に1人来て頂いたという事なので、最後に入った方は、そういう意味では入った時間は短いという事だ。

○朝日ただ:
好もう1人捕縛のために短い時間でしたに降りたというのは、東電は何時把握していたのか?つまり、我々の過去の記事でも3人しか降りてないことになっている。

今まで東電で起きた被ばくの事案としては、3.11後、最悪の事案で結構注目されているし、厚労省も指導したりという事で。

その関係で、ちょっと事案を詳しく調べたら、別の動きをしている人も下に降りていたと。そういう事は分ったのは何時なのか?昨日、(厚労省に)問い合わせをして分ったという事か?

○尾野:
今般、改めて確認をするという事があったので、そういう中で、あの、そういったポイントに着目して、確認して、整理した、というところ、こういう事だという事で、今日説明した。

○朝日ただ:★★★
じゃあ、昨日聞いて、その3人とは別に1人の人も短時間であるが、降りていたと言うのが分ったという事ですね?

で、そのもう1人の方の二次請負の人が降りたというのは、当日の被ばく線量というのは、いわゆる健康状態に影響があるようなことはないのか、その辺りはどうなってるのか?

○尾野:
被ばく線量は大体56mSvという事だ。それから、健康状態等については問題があるという事ではないと聞いている。

○朝日ただ:★★★
あの、この件を詳しく聞いているのは、単に関電工の人とか一次請負の人が降りたの云々以前に、この二次請負の人たち3人の1人の人は、下におり手作業はしたくないという中で、関電工の人に下に行けと言われて降りたと主張されている。

その辺り、事実関係が非常に重要になるが、そういう地上で作業していた3人のうち、1人については本人がおりたくないところを降りて固縛してくれという事で、降ろして作業させたとそういう理解を東電としてしているのか?

○尾野:
そこは、私どもとしてはまだつかんでいない。

○朝日ただ:
そこは重要なところなので、労基署の調査以前に当然としてそこまでの説明と昨日調べて、新たに分った事があれば、確認する必要があると思うが、きちっと調べて頂けないか?

○尾野:
あの… 色々と、重要な事案という事は、あろうかと思うので。我々としても必要な確認を行って行きたいと思うが、ある意味、ええ、何というか、刑事告訴になっているような状況が一方であるので、

まあどこまで我々として出来るのかというのは、ある意味、限界が出てきているところがあると思うので。そういうところの中で、ええ、やっていきたいと。

○朝日ただ:
いやもちろんそうだが、今までこう言うのは去年所で会見して大きく報道されて、我々の把握している者と違う事実が出てきたわけだから、じゃあ、他にも1人降りていって、その一班で降りたのか?

自主的に降りたのか、どういう状況でどう指示されて降りたのか。最初はいやがっていたのかどうかと言うのは、その刑事告発されたから、調べなくていいというものでもないと思う。

そこは尾野さんも理解頂けると思うが。そこはちゃんと調べて、今、分らないのであれば後日でも解答して下さい。それで、別に東電自身が刑事告発されている事案じゃないので。

刑事告発されたから発表しなくていいとか、しなくちゃいけないという事案じゃないと思う。そこはご理解頂けないか?

○尾野:
まあ、おっしゃることはよく分る。で、その一方で私どもが刑事告発されている訳じゃないが、元々、この方と私どもの間は、直接的な契約関係がなく、

元請けを通じて全てのことは行っていくことになるので。★★★私どもに難しさがあることもご理解頂きたいと思う。

# 東電元請け関電工。被ばく労働多重下請け構造。何があっても東電に責任が及ばないB5b顔負けの責任多重防護。「私どもに難しさがあることもご理解頂きたい」よういうわ。

○朝日ただ:
難しさはあるが、ちゃんと関電工に聞くなりきちっと分る範囲で言って下さい。▼引き続き要請としては、この前からお願いしているゼネコンの所で記載ミスがあったとか、

そういう物があったというのを現在、調査中だと思うから、11月末にとりまとめるのではなくて、分った時点できちっと出してくれないか?

○尾野:
確認の結果を踏まえて必要なお知らせが出来ればしたいと思う。

○回答佐藤:
先程質問した下請けに対する安全教育のことで追加で聞きたい。先程の答えだと管理区域内に入る研修、カリキュラムはあるという事だったが、

現場を一般的な工事現場と考えると、それ以外の安全教育、一般的な安全教育というのもあるかと思うが、こちらについては統一的なものは何かあるか?

○尾野:
班長をして頂く方には班長教育というのがある。作業員それぞれの方と言うことであれば、それは各企業の中でやるが、基本的に班長が束ねながら仕事をすることになるので、

われわれとして班長さんのためにこの発電所で行う上での安全上での一般的な留意点について理解して頂くようなプログラムはある。

○回答佐藤:
班長については統一的なものがあると。で、班長でない下請け作業員については、それぞれの企業で行っているのが現状であると。

○尾野:
そうですな。

○回答佐藤:
▼そうするとカリキュラム、教育内容について班長向けの内容とどれぐらいの時間をやっているのか、確認の上お答え頂けないか?

○尾野:
えっと…確認の上、ええ、対応させて頂きたい。

○回答佐藤:
それともう一つ。班長でない下請けの方がどういった安全教育を受けているのか、東電の方で何らかの把握はしているのか?

○尾野:
個別の企業の中で、どういうメンバーを設定しているかというのは、あるいは、そこの必要な教育の付与については、それぞれのところかと思っている。

○回答佐藤:
すいません。東電としてそれぞれの元請け、下請けがどういった安全教育をしているかというのは、把握しているかどうか何だが。

○尾野:
これは我々が直接介入するところではないという事だ。

# 立派な丸投げ被ばく労働の実態。逆に東電、事業者が関与している事に何があるのか、列挙して貰った方が早い気がする。

○回答佐藤:
介入ではなく、知っているかどうか。単にそれだけなんだが。

○尾野:
特にシステマチックにしるという、やり方にはなっていない。

○回答佐藤:
基本的には知らない、把握していないという事でよいか?

○尾野:
そうだな。

○回答佐藤:
それを東電の方で今、介入していないとおっしゃったが、こう言ったことについて教育するように、そういった指導もやっていないということでいいか?

全員に対してこれだけはちゃんと指導しておくようにと言う、必要最低限の部分について下請けに対して指導する、そう言った事も特にない?

○尾野:
それは入所時教育のレベルの事なので、その中でやっているが、一般的な業務に関しての知識とか、技能とか、あるいは安全教育であるとか、★★★ここの企業の責任の中にある話しだ。

○回答佐藤:
ここの企業の責任で東電としては把握もしていないし、調べないという事で宜しいな。

○尾野:★★★
ちょっと角のある言い方かも知れないが、ええ、ソレデケッコウです。

○回答佐藤:★★★
わかりました。ありがとうございます。東電がHPで公開しているテレビ会議の映像に震災発生直後の3月14日の放射製物質拡散予測図が映っていた件に関して2週間前の記者会見で質問したが、その映っていた図がどういった図なのか、尾野さんの方で確認するという答えだったが、確認は取れたか?

○尾野:
今確認をお願いしているところだが、作業中なので今しばらく待つんだ。

○回答佐藤:
これについて現状確認できたことは何かあるか?

○尾野:
ええ、これはまだ確認中のことなので、現状、どうこう言えるところは今のところ無い。

○回答佐藤:
何時ぐらいになりそうか?

○尾野:
ちょっと作業方の方のワークロードとの関係があるので、鋭意させて頂きたい。

○回答佐藤:
目処だけでも教えてくれないか?2週間経過しているので。

○尾野:
ちょっと何とも申し上げにくいので、また改めて確認出来たところでお知らせさせてくれ。

○回答佐藤:
取り敢えず来週中に目処だけも。大体これぐらいになりそうとか、言うものでも頂けるか?

○尾野:
目処を約束できるかどうかよく分らないので。何れにしても確認はしているので。結果が出たところで話しをさせてくれ。

○回答佐藤:
確認するのはそんな大変な事なのか?他の作業もあるだろうが。

○尾野:
現状、様々な作業が複走している状況なので。それなり二時間が掛かっているところは申し訳ないが、そういう場もあるので、ご理解頂きたい。

○回答佐藤:
わかりました。取り敢えず以上だ。

○東電:
ほかないか?はい。どうぞ。

○回答佐藤:
以前から聞いていることの確認。2,000年以降の東電全体でうけた労基署の行政指導の件数、集計の確認をお願いしているが出たか? 

○尾野:
まだ出ていないし、どういう整理が出来るかという事を、今、難しさがあるなという話になっているようなので、そのことも含めて、あの、調整中だ。

○回答佐藤:
一応、件数について報告していくという事で内部で調整しているという事で宜しいか?

○尾野:
あの、ま、確認作業が今手間取っているので。そういう事も含めてどの程度の答えが出来るかと言うところも今、約束しかねるところもあるので、確認の結果を踏まえて紹介したい。

○回答佐藤:
わかりました。福島第一で働く東電の人と、それ以外の人の人数ということで、10月22日で東電が159、それ以外が2257で50倍ぐらいの開きがあると答えて頂いたが、

5,6号機にある医務室の利用者数というのも、大体このぐらいの比率になるのが正常な形なんだろうと思うが。この辺り、尾野さんの方で、ERの利用者人数、所属がどうなっている確認するつもりはないと行っていたが、

そこを確認することで、実際に東電より15倍も人数が居る下請けが、医務室にちゃんとアクセス出来ているのかどうか。これを知るための手掛かりの一つになるかと思うが。

その手掛かりになるかという事について、尾野さんの方で何か重要視というか、そういった情報を把握しておく必要があるだろうという、そういう考えはないのか?

○尾野:
いまのところない。

○回答佐藤:
理由はどういったことなのか、もう一度聞かせてくれるか。

○尾野:
あのう、元々私どもとして、まえにも言ったが、何の制約も設けていないし、物理的にもない。ナノで改めてそういう調査を現場の医療スタッフに掛けることは考えていない。

○回答佐藤:
東電の認識としてはERを利用する必要が生じた人は、全員がERにアクセス出来ている、そういう認識を持っている、そういう認識でいいか?

○尾野:
ERに行く必要が生じて以降としたときに、それを留める何ものもないと思っている。

○回答佐藤:
何物もないのではなくて、全員がいけているという事でいいか?

○尾野:
必要な人はいってると考えている。

○回答佐藤:
それは東電としてそういう認識であるという事で間違いないか? わかりました。取り敢えず一旦切る。

○東電:
他にあるか?宜しいか?以上を持って終了する。



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