2012年11月28日水曜日

東電会見 2012.11.28(水)17:30 ~ 3号機原子炉格納容器ガス管理システムダクト状況調査結果。サリーのベントライン漏えい対策報告。地下溜り水処理状況報告(週報)。ほか

東電会見 2012.11.28(水)17:30 ~


【質疑】
  1. 朝日(3号機ダクト調査*)→
  2. 東京(3号機ダクト調査*)→
  3. 木野(3号機ダクト調査*)→
  4. NHK(3号機ダクト調査*・水処理週報*)→
  5. 木野(ルーチンメンテ・キーパーソン・サブドレン)→
  6. 東京(3号機ダクト調査*・小指骨折)

○プラント

○報告

○その他

○環境モニタリング・サンプリング
# PDFには直接修正した旨の記載はなしでつか…




■福島第一の状況

○一杉:
これより定例会見を始める。よろしこ。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/10TNlPD

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水安定して注水を行なっている。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示した通り。

[使用済み燃料プール]
2,3,4号機循環冷却システム運転中。1号機については先般から案内の通り、電源系統の点検のため停止しているが、明日運転再開の予定になっている。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送中。4号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。


■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況(週報)

2点目。★「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第75報) http://j.mp/10TPb2T」である。添付資料1を見るんだ。

建屋滞留状況 1号機 14,200m3 2号機 22,900m3 3号機 23,600m3 4号機 17,600m3 合計で 1~4号機貯蔵量 78,100m3。

# 福田氏は前回からどれだけ減ったのか説明するけど、尾野氏は数字を読み上げるだけ。状況を説明する使命が自分にあるとは思ってない。この人、数字もよく読み間違える上、フォローが入らないことも多いので資料は要確認。

貯蔵施設側(プロセス主建屋15,210+高温焼却炉建屋3,150)合計 18,360m3 である。先週の処理量 4,450m3。処理装置稼働率 キュリオン0%、サリー53%
サリーについては先週一時期停止していたので処理量が変わっている。

# (先週)1号機 14,200 2号機 22,200 3号機 23,400 4号機 17,500 合計値 約77,300m3 貯蔵施設プロセス主建屋15,100+高温焼却炉建屋3,630 計 18,730m3 処理量 約 6,680m3。キュリオン0%、サリー79.5%

使用済みベッセル発生+0本。濃縮塩水受けタンク量 202,401m3、淡水受けタンク24,936m3(減)濃縮廃液貯蔵槽 5,513m3。添付資料3向こう3ヶ月の見通し。一番上の表。

# (先週)使用済みベッセル0本増加。濃縮受けタンク200,530m3、淡水受けタンク 25,716m3、濃縮廃液貯槽 5,524m3

2号機タービン建屋の水位は目標OP3,000mmを中心にコントロールできる見通し。3号機タービン建屋の水位もOP3,000を軸にコントロールできている。一番下。能州塩水タンク容量と貯蔵量の関係は整合している状況だ。こちらについては以上だ。


■3号機原子炉格納容器ガス管理システムダクトの状況確認結果★★★

それから先日、3号機建屋の中にロボットを入れて状況を見ると言うことで、格納容器ガス管理システムのダクトを中心に見ていくということでロボットを入れる話をしたが、結果の動画が来ているので説明したいと思うが、

先ず簡単にどんなところを見たかという所を手元の資料で紹介してから動画を紹介したいと思う。「福島第一原子力発電所3号機原子炉格納容器(PCV)ガス管理システムダクトの状況確認結果について http://j.mp/10TNLWj 」

下半分の図面だが、赤い太い線で書いてある所、こちらが当該のロボったとおった経路ということだ。下側の二重扉を入り、ダクトが通ってが、まあ、ここを見ていることになる。見ている場所、①~③とあるが、

白く映っているのがダクトだ。①http://j.mp/VdMpoKhttp://j.mp/VdMpVPhttp://j.mp/VdMtos まあ、こうしたところを見てきたということだ。

でぇ、裏面。炉ボッタが入ってく経路に従って線量の測定をしている。最終的にダクトが通っているのは3ページの上の図で言うと印7の近辺だが、大物搬入口から入ってきて1~7とあるが、

こういったところを通りながら現場に近づいていって、ええ、下の図近辺で前回、中の測定を行った時に線量が比較的に高かった所の測定も行なっている。で、アクセスルートの雰囲気線量の測定結果だが、

3ページに示したとおりで、★大体24~90mSv/hという状況であり、この値地震は特段、他に比べて高いということではなかった。

それからぁ、4ページ目に書いてある機器ハッチのすぐ外側のレールのところだが、以前データを示した折に、これは去年の11月だが、同じ場所の測定を行なっているが、

その時に高かった場所について改めて測定を行なっている。全体に今回の測定値のほうが数値的にやや高めの値を示しているということだが、

# こっちの数字は言わないのか。言ってあげよう。前回調査時は120~870mSv/h。今回の調査では 98~4780mSv/h。何で言わないかな。「引き続き高い状況を示していた」だけで終わりかよ。イイカゲンにシロ。

★★★まあ、引き続き高い値を示している状況だった。それでは動画を説明したいと思うが、1点、1ページ目に戻り1点、1ページ目に戻って案内するとぉ、元々の計画ではぁ、元々、先頭を行くのは FRIGO-MA(http://j.mp/TfJNRq)という物を走らせて、

その後ろにPackPodを支援で走らせると。クインスは待機にするということだが、当日、FRIGO-MAが不調だったので、FRIGO-MAの代わりに Quince2(http://j.mp/VdOh0O)を使って、先頭に Quince2、後ろからの照明支援にPackPod という体制で中に入っている。

それでは、あの、動画でちょっと様子を説明する。(動画上映 http://j.mp/10TPomK 本編は1時間以上) えっとお、最初に案内する動画はPackPodが動いている様子を、あ、失礼。Quince2が動いている様子を

◆後ろの PackPodから映しているというような映像になる。http://j.mp/TtRZ3v ええ、こちらにPackPodになる。えっとこれ、結構時間がないんで早送りでお願いする。ここに見えているのが、ガス管理システムのダクトだ。

# あの、HPでは「Quince2にて撮影」になってんですけど… 1時間以上の動画に対し、説明は5分もない。ダイジェストもない。要確認。

ええ、これは Quince2 が動いて見たい箇所に行くと腕を伸ばして撮影をすると。こういうことをしながら現場の点検を進めていく、ということである。… 今ダクトの撮影をしているところだ。… で、また次の場所に移っていくと。

で、また腕を伸ばして、ええ、撮りたい視界の位置を探していく、ということをしている。まあ、こんな形で、ええ撮影を進めていくことになる。で、撮れたガス管理システムの映像だが、それは次の方で案内する。お願いする。

http://j.mp/TtS9rp これがガス管理システムのラインに接写した格好になっているが、映している。このジャバラホースがダクトだ。そちらにそって本体が移動しながら撮影をしているということで、

# HPに公開されている映像(http://j.mp/10TPomK)では 高い放射線の影響とみられるノイズが確認できる。

まあ、こんな感じでロボットの確認ができるということである。それからあ、以前線量が高かったのは大物搬入口、あ、失礼! 格納容器きハッチ手前にある遮蔽材、それを動かすためのレールがあるが、

そのレールの上に、以前水が溜まっていて、今は水が溜まってないが、非常に汚れている。で、ここのところが線量が高かったということで今回も計ってみた。先程、線量が高かったところ、というのはこのレールの溝の中でございます。

# 前回 2011年11月14日 1300mSv/h 今回 4780mSv/h の地点。あくまで数字は口に出して言わない… ( ゚д゚)ポカーン

あっ、すいません!わたくしぃ、ええ、PackPod は後ろから、といったが、あの、正確には PackPod が、ええ、前で、Quince2 が後ろからついていったということだ。失礼した。ええ、この様な状況であったということで案内する。

# orz もぉっ!「あっ、すいません」「あっ、失礼」禁止!!今度言ったらバッキンなっ!! ヽ(`Д´)ノ

でぇ、手元の方に撮影したデータを、ええ、提供しているので活用ただければと思う。ええぇ、それからぁ… …10秒… 


■サリー ベントラインからの漏えいに関する対策実施状況について

★★★「第二セシウム吸着装置(サリー)ベントラインからの漏えいに関する対策実施状況について(PDF) http://j.mp/10TP1bL (画像)http://j.mp/10TR7bE」というPPの一枚物があると思う。

こちらの方だが、先般、ええ、先週の、ええ、22日、だった、と思うんだが、ベント口から水が漏れて、ええぇ、屋外のコンクリートの上に、ええぇ、漏えいがあったということを紹介したと思うが、その対策を説明した折にぃ、ええぇぇ、

準備が整ったらぁ、ベント管のところから外気に触れる所で、ええぇ…  放射性物質の放出がどの程度あるのか確認するということを話していたかと思う。でぇ、その測定結果が出たので案内する。ええぇ、PP資料の上半分だが、

# ふと思ったけど、尾野氏、今はじめて資料に目を通してるんじゃ… 

ええぇぇ、写真のところ、赤い丸印がついているところが、まあ、ベント口である。ここから出てきている排気についてぇ、ええぇぇ、採取して、ええぇぇ、確認をするということをしている。ええぇぇ、結果を表の中に示しているがぁ、

ヨウ素について検出未満。Cs-134検出未満、Cs-137について検出未満。いずれも検出限界以下、ということでベント管からの放出は無視しうる、ということを改めて確認した。それからぁ、ええぇ、、と、当日、水が漏れた際にぃ、

# 改めて確認したとか、さり気なく言ってるけど、汚染水漏えいトラブルにより初めての確認。( ゚д゚)ポカーン 

コンクリートの上にぃ、まあ、水が溜まったわけなので、どうしてもコンクリート打から、ええぇ、ややしみ国元があるので、ええぇ、そこの線量を測定し、ええぇ、タングステンマット等を引いて周辺作業に支障がないように線量低減を行った。

裏面に、ええぇぇ、遮蔽をする前後の、ええぇぇ、データを載せているが、ええぇぇ、特に高めに出たのが、ここでいうと②とか③の測定ポイントだ。測定ポイント②と③はベント口の真下とその近くになるが、このあたりが比較的高い状況だったが、

遮蔽を実施後、ということであればぁ、十分低い値に押さえられたということでぇ、ええぇ、周辺での当該箇所での作業ということの支障がないレベルまでに下げることが出来た。またぁ、この叩きの、コンクリートの周りだな。の、土壌については、

22日段階で既に線量の高いところは、ええぇぇ、除去していたがぁ、改めて確認したがァ、えええぇぇ、泥の部分について周辺に比べ、線量の高いところはなかったので、追加の土壌の除去は必要なかった。こちらについては以上だ。

# 質疑でもないのに冒頭から、エエエェェェ 連発する尾野氏。今、初めて読みながら報告しているようにしか見えない。早く会見時間を切り上げようと意味なく18時から17時30分に早めた結果がこれ。結局、質疑が長引いで会見長引く結果に… よく給料もらえるね。


■協力企業作業員 小指骨折 (負傷者報告)

それからあ、本日なんだが、ええ… ★★★午前10時15分頃、5号機、6号機の北側のガレキ置き場において、協力企業の作業員が3号機がれき運搬用の重機、これはトラックだが、コレを修理してる作業中にトラック荷台の煽りボルトを閉めようとしていた際に、

# 1F 怪我人、午前10時に発生しても http://j.mp/10TNlPD に記載なし。事故収束作業に関する作業員の怪我、外部から調べる手段なし。

レンチが外れてそのレンチのパイプと2代の間に指をぶつけて、骨折をすることがあった。ちょっと、煽りとうのはどんなものかというと(ポンチ絵タイム)

ええ、トラックだが、トラックの上に土砂や瓦礫を載せた際に、これは外に零れないように、こちらにこういう板がついており、この板、こちらから見るとどう見えるかというと、チョット絵がヘタで恐縮だが、… ええ、トラックを後ろから見たと思うんだ。

ここに土砂を乗せると、この煽りというのは、こういうふうに動いて… あの、土砂を抑えるような、荷台の上の土砂を抑えるように蓋を閉じるように動くという、ええ、ものである。でぇ、コレを動かすモーターがここについており、

このモーターとこの煽りを動かす接続部に故障があったようで、この煽りがうまく動かなくなっていたトラックの修理をしていたということだ。で、ええ、レンチに、これ、比較的大きなトラックなので、大きなレンチにパイプを繋いだ形で、ええ、

まあ、あのう、ボルト、ナット等を回そうという作業をしている時に、ええ、レンチが外れてトラックと自分の持っているパイプの間で指を挟んだというような事情だ。

小指を挟んで、これはあの、ERで診断をして、小指の外傷と判断されているが、メディカルセンター、Jビレッジの方に行ってレントゲンを撮ったところ、骨折していることがわかったということだったので、そのようなことをお知らせさせて頂く。

私の方からは以上である。

# 毎度の口頭のみ報告。前日は足首ひねってかかとを骨折。その前は足の甲を骨折。で、本日は小指の骨折。骨折3連発。怪我ではなく事象の発生。まとまった資料もなければ情報公開もない。都合の悪い情報は痕跡残さない東電。地に落ちた信頼を回復する気ゼロ。

○一杉:
それでは質問受け付ける。(19分)



■質疑

○朝日こつぼ:
3号機ダクト調査について。ダクトの状況を確認するというのはどこにも穴が開いていないか、とか、ちゃんと動いている事を見る理解でいいか?

○尾野:
ダクトはこういったビデオによる目視確認なので全体の状況として著しい変形がないかとか、明確な損傷がないか、とか、こういう事が分るという事であり、元々特に運行状況に支障があったわけではないので、ダクトの状況を確認することをテーマにロボットによる確認を今回やったという事である。

○尾野:
★当該のダクト等には特に異状はないと考えている。

○朝日こつぼ:
▼長さで言うと何メートルぐらい見たことになるか分るか?

○尾野:
▼ちょっと確認させてくれ。大物搬入口の付近から機器ハッチまでの辺りなので、そんなに長い距離ではないと思う。

○朝日こつぼ:
わかりました。7番の線量が高かったところだが、レールに前は水が溜まっていて、今は水がないけど汚れていると言っていたが。もう少し詳しく。どういう場所で、過去はどういうところで、その後どういう事をしたら水が無く、今、汚れているのか?

○尾野:
手元のペーパー4ページ(http://j.mp/10TNLWj)を見るといいと思う。4ページに1~7まで数字を打っているところがある。ここのところに4本ほど線が引いてあるが、

これがレールだ。で、その端に四角い構造物が乗っていると思うが、この四角い構造物が機器ハッチが閉じられた後に遮蔽材として機器ハッチが付いていた所にはまるブロックだ。これがレールの上を動いて行って、

格納容器のコンクリート部分にはまり込むというような形になる。定期点検等で中に入るときにはレールの上にずらしていって開ける、と言う場所だ。そういう構造なので当該箇所にレールがあり、昨年11月にロボットで当該箇所に入ったおりに、

ここの部分の線量が高く、良く確認してみるとレールの所に水が溜まっている状態が確認出来て、その水の付近の染量を計ったのが、前回と書いてあるところである。その際、ロボットで水の拭き取りなどもしている。

その後、ずっと入っていないんだが、今回、同じ所に行ってみたところ、当該箇所が乾いた状態であり、線量の測定をしたところ、今回の、前回同様、高かったと。いう事であり、★★★まあ、見かけ、前回よりも高くなっているようには見えているが、

★★★ええ、これ、あの、非常に局所的に高い状況なので、あの、センサーの位置とか、角度によってかなりバラつきが出るので。そういったこともあるので一概に前回と比べて大きい、小さいということはなかなか言い難いが。数字的な大きなデータが取れてるというような事である。

# それは線量に低い所にも言える事でしょ。高い値が出た場合に限定して理由にするのはおかしいでしょ。と言うか、全体的に高いじゃないか。センサーの位置でたまたま高いのだ説明って… 冒頭説明すっとばすし ( ゚д゚)ポカーン 

○朝日こつぼ:
今、少し離したが、今回のほうが全体的に線量が高い理由はなにか考えられるのか?

○尾野:
えっとですね。あの… ま、、複数考えられるが、ええ、一つはやはり非常に局所的に高いんですな。前回と周辺の状況が極端に変わっているかというと、あまり変わっているようでは無さそうだということなのでえぇ、ええぇ、その場所だけが高いということだ。

# 「あまり変わっているようでは無さそうだということなので」その根拠は何?

ですのでぇ、ええぇ、、測定器のその、局所的な位置の空間的な市の起き方ですな。完全に同じ場所を計っていることではないので、そういったことによってえ、ええ、ばらつきが出てしまうことがある。

# つまりその測定は状況を知るには適さない手法ということでしょ。ピンポイントの値じゃなくて連続測定して平均化する手法でデータを集めないと状況がわからないということじゃないか。調査の度に毎度のこの値からはわからない説明。何のために調査してるんだろ?

でぇぇ、高いものが局所的にあればそれの位置関係で距離が倍離れれば、ええ、4分の1になっちゃう。そうい関係があるので、ええ、そういうところもあるしぃ。それからぁ、ロボット自身が遮蔽効果を自らぁ、してしまってぇ、

# なんか、高い値を否定する理由を一生懸命考えてる。

ええぇ宣言との関係での値が変わって来るということもあるのでえ、そういったこともふくめてえ、値はバラつきうる、ということが一つある。まあ、そうしたことで、ええ、値が違っている可能性が1点ある。

それからもうひとつの可能性として、先般、水が出ていたということで、ここに水が溜まっていたということなのでえ、これは水が出てくることで考えるとお、これは、ええぇ、炉側の格納容器の機器ハッチの、ええ、シール部から中の蒸気が、

ええぇ…  染みだしてきて結露して落ちている、という状況が、このレールの上に溜まっていたということがひとつの可能性として想定される。でえぇ、前回言った時に濡れていた状況だから、その時点で一回拭き取っているが、

# http://j.mp/Tv22oN これのことかな http://j.mp/tlcGiR → H23.11.14実施 http://j.mp/rLBxP0

ええ、前回から今回の間に、やはりある程度、そこに染みだしがあってぇ、でぇ、今の時点ではそこは乾いているけど、染みだしが来ている間に底に溜まっている汚れの量自身が多少増えている可能性もある。

いずれの可能性か、ということ断定するものは今の時点ではないが、いくつ管可能性はあるとは思っている。

○朝日こつぼ:
じゃあ、その①というのは、誤差、変動の範囲内で変わっている可能性があるというのが①と、後者に関しては、実際に線量を増やすようなヨウ素はあるんじゃないかと、

○尾野:
あっあっある可能性も否定出来ないねっ、っていうことです。

○朝日こつぼ:
ただ単に誤差の範囲というのではなくて、増やす要素は可能性として考えられる訳である?

○尾野:
そうですな。前回、水があったということからすると、水にぃ、汚れがあって持ち込まれてくればぁ、ちょっと、ここだけレールで凹んでいる場所だからぁ。底に入ってくるので。ええぇぇ、その持ち込みが継続してくればその分だけ増えた可能性は、

# 東電の隠蔽体質がよく分かるよね。冒頭の説明と比較してみ。聞かれるまで言わない。特に尾野氏の場合は、ただ単に資料の数字読み上げて終わりが多い。そんなの資料見たわかるがな。で、質疑で問われるというパターン。しかも数字をよく言い間違えるし… orz

可能性としてはありうる。ということだ。ただぁ、あのう… 今時点、今日行った時点で見ると当該箇所が乾いていたということだから、そういったことがぁ、ずっと継続していた状況かというとぉ、

ええぇ乾いてしまう程度の状況であったとうことなのでぇ、ええぇ、まあ、十分な持ち込みがあったということもぉ、あまり断定的なことも言えないと思っている。

○朝日こつぼ:
わかりました。

○一杉:
それでは次の質問は如何か?


○尾野:
▲あっ、それからですな。先程、ダクトの長さだが、今ちょっとざっくりで話が来たがw 15~20メートルぐらいだろうということだ。

○一杉:
手が上がらないようだがいいか?

○東京新聞 小野澤:
当初予定していたFRIGO-MA(http://j.mp/TfJNRq)が不具合だった、ということだが、どういう不具合だったのか?

○尾野:
これは有線のロボットだったと前申し上げたが、有線のロボットはケーブルを自分で引っ張りながら走って行って、巻き取りながら戻ってくることになるので、このケーブルの巻き取り装置が不調だったということで、ロボットを切り替えた。

○東京新聞 小野澤:
実際入れてから、

○尾野:
いや、入れる前。

○東京新聞 小野澤:
じゃあ、その線量が影響していて、という可能性ではなくて、普通の場所で巻き取りができなくなったということ?

○尾野:
★巻き取りというか、巻き取り装置だが、送り出し装置でもあるんだが、その装置が不調だったので、投入するのをやめて、クインスに切り替えたということだ。

○東京新聞 小野澤:
じゃあ、調査自体は最初からクインスでやってと?

○尾野:
そうだな。先程示した通り、PackPod と Quince2 で行なっている。

○東京新聞 小野澤:
はい。わかりました。

# さっきまでバックバックといってたのに気が付いたのかパックポッドといってる。この人、やっぱり会見前に資料に目を通してないんじゃないのかな。説明資料が変わる度に10秒ぐらい説明止まるし。手際が悪いし。

○読売前村:
3号機の件だが、調査をしたのが合計すると8箇所ということでいいか?北東エリアの方です。

○尾野:
ええ、調査をした箇所という言い方がどう適当かわからないが、3ページ目の途中経路の測定箇所としては8箇所で測定していることになる。

# 1番が2つもあるじゃんか。というか、北東エリアの箇所数について質問されてるのに、なんでアクセスルートの7箇所をについて説明するの???わけわからん。で、また質問。こうやって意味不明なツイートが増産されていく。orz

うえの3ページのアクセスルート雰囲気線量の8箇所と下の北東エリアのほうが場所としては別になっている?

○尾野:
まあ、別の場所だ。で、下の、上の、3ページの方は、アクセスルートで、ええぇ、8箇所はかっておりましてえぇぇ、それでぇぇ… 

# 下の方を質問されてるんでしょ?なんで上のアクセスルートについて答えようとするのよ??

北東エリア… ええぇ… 機器ハッチの周辺ですな。レールの周辺は7箇所について測定しているがぁ、★★1のポイントについては、ええぇ、約40cm上で計っているところから、ぐっと床に極端に近づけて計っている2箇所で計っている。

床に極端に近づけていると値が非常に上がると。いうことだ。

# 1のポイントについて、ようやく説明… orz 勘弁してほしい… (TдT) やっぱり、この人、会見中に資料に目を通して中身を認識してから記者に説明してる… 会見前に資料に目を通してないんだ… orz

○読売前村:
わかりました。先ほど説明があったと思うが、その7箇所のうち、4箇所ぐらいで前回よりも2倍異状ぐらいの数字が出ているが、これも全部考えたとしても、計測器の位置とか、向きとか変わったことで、数字が上がったのじゃないか、そういう理解でいいか?

○尾野:
えっとおぉ、先程申し上げたと通りぃ、あのう、厳密に全く同じ場所、とれてる、という保障もないしぃ、

ほぼ同じ場所であるが。それから、、線量が高い場所が非常に局所的な状況だから。えぇ 測定条件の影響は非常に受けやすい中での測定になっているので、バラつき、要は比較した時のバラつきは大きいだろうと言うふうには思っている。

# そんな環境で作業員の線量評価が適正に行われているとはとても思えないんですけど… ガンマカメラとか、こういう場所でこそ使うべきなんじゃ… 

これが先ほどいった1点目だ。で、もう一点目として実際に前回濡れていた状況などを考えていくと、ここの溝の中への持ち込みっ、っていうものがぁ、ええぇ、その後しばらく継続していてぇ、その後乾いてるので、その分増えてるっ、という可能性もあると。

# 同じ説明の繰り返し。質問しても一度発言した以上の事がなかなか出てこない… 語尾が変わったり、スローテンポになったり。変わってるのはそこだけ

いうことでぇ、まあ、ふたつぐらいの大きな可能性が、あり、うる、けれども、まあ、他にもあるかもしれないが、ええぇ、増やす、メカニズムというのも考えうる、というふうに思っている。ただぁ、今取っているデータレベルのところでぇ、どちらであるというふうに断言するほどの状況でも、いま、ないかなぁということだ。

○読売前村:
そうすると前回よりもやや高めの数字が、

○尾野:
得られているという。

○読売前村:
出ては、いると思うが。

○尾野:
はい。

○読売前村:
そのことで3号機の建屋内に今後、人が入って作業するといった時の遮蔽とか、今後の廃炉に向けた活動の中で、やっぱりちょっと考えなおさないといけないとか、そういう部分は出てくるのか?

○尾野:
えっと、前回、ここの場所に関しては、まあ、前回(http://j.mp/rLBxP0)も数字的には大きいので、この場所で何かするのであれば遮蔽のことであるとか、何か、いずれにせよ、同様に考えないといけなかったわけなので。それほど変わってはこないと思う。

○フリー木野:
確認だが、今の前回より高い説明だが、濡れていたのが乾いたので、ということでよろしいか?前回、どれぐらい濡れていて、今回、完全に乾いていてこれだけの結果だった?

○尾野:
えっとお、先ず、前回というのは溝の中が大腿水がヒタヒタと入っているような、まぁ、しめりたかったようだ。でぇ、濡れているものが乾いたことにより線量が上がったということではなくて、濡れていたものを一家拭きとったわけだが、

多分、同じ条件であれば、その後、また濡らす元から水がそちらの方に、ええ、移動してきた可能性があるからぁ。そうであればぁ、そこに入っている物質移動分だけ増えることも、あるかもしれない、と、いうことだ。

ただぁ、前回のぉ、場合も、水の部分だけ濡れていた状態だったということと、それから今回行った時にはその場所が乾いていた状況だからぁ、水分がそちらに移動している、あるいは存在していた量というのはぁ、

もともと然程、発生量が多い状況ではなかったと思われるのでぇ。持ち込みがどれだけ寄与しているかということをダイレクトに言うのは難しいなぁ、ということだ。

ですのでぇ、乾いたということ、だけではなくて、あの、追加の持ち込みもあった可能性ってのは、、ありますねっ、ということを言っている。

○フリー木野:
追加の持ち込みというのはどこからの追加?

○尾野:
えっと、このレールというのは格納容器側に向かってずっとレールが入ってる。で、格納容器の機器ハッチのすぐ外側までレールが行ってるので、そちらに湿り気があれば、ええ、その、レールを伝ってくることは有り得るべし!だと思っている。

○フリー木野:
格納容器の中から?

○尾野:
えっと、格納容器の仲間では入ってない。格納容器の、あの、ハッチの外側だ。機器ハッチの外側だ。

# 格納容器手前までレールが続いている、といえばいいのに、「格納容器の外側手前までレールが行ってる」 なんで視点が格納容器の中なんだよ。日本語の話せる人に変えてほしい…

○フリー木野:
外側に付着していたものということなのか?

○尾野:
そうですな。でぇ、格納容器の機器ハッチというのは、事故当時高温になっているから、中に溜まった蒸気がシール等を劣化させて、

そこから蒸気成分から建屋側に回ってきた経路という可能性がある経路の可能性があると考えられるので、ええ、そういうところに要は日付とともに汚れがあって、それがレールの上を伝ってくる可能性は、考えうるという事である。

○フリー木野:
わかりました。今回はこれは雰囲気線量だけを見ていて、他には、例えば汚染物質の確認とか、いうことはされてないのか?

○尾野:
サンプリング等はしていない。

○フリー木野:
見ただけ?

○尾野:
今回は中にエントリーして、ええ、まあ、メインはカメラでの確認だが、併せて線量測定も行ったと。いうことだ。

○フリー木野:
以前の説明で新しい、ふ、ふ、

○尾野:
FRIGO-MA(http://j.mp/TfJNRq)

# 昨日の尾野氏の調査説明と尾野氏の認識も変わっていることがよく分かる。

○フリー木野:
ふらいご、の、試運転というかフィージビリを兼ねて、それがあるので中のものも見てみようという話もあったと思うが、今回、はじめから新しいものがないということは、わざわざこの中に入って調査する理由というか、薄れているような気もするが。

○尾野:
えっとおぉ、まぁ、薄れていると思います。

○フリー木野:
ということなんすかw

○尾野:
はい。まあ、薄れて入るが、あの、、最近中を見ることが出来てない場所だからぁ、PCVのガス管理システムの状況確認などもぉ、

# 薄れているというか、単に尾野氏、東京本社広報の今回の調査目的に対する認識不足じゃないの?

ええぇぇ、入って見れるチャンスがあるのであれば、見ておきたいということだし、準備はしていたところだから、あの、ロボットを入れるということは行なっている。ただ、あの、こういった二つのロボットを連携させて動かしていくことで、あのう… 

実際に、ええ、運用ができるということの経験を積んでいることは、まぁ、それはそれで意味があると思う。

○フリー木野:
あと、このアクセスルートの雰囲気線量のだが、これはこの8箇所だけで、先程も質問があったと思うが、継続的にまた計っていると思うが、この8箇所をピンポイントで出した理由は?

○尾野:
特に明確に個々のポイントでなければというようなところは入り口であったり、角度であったりと。その通って行く折り目、筋目みたいなところでとっているわけで、あとはその間の中間で適当な所を選んでいるような状況だ。

○フリー木野:
あまり理由がないのか?

○尾野:
えっと、特にこのピンポイントでなければならないという理由はない。

# 中間で適当。中間で最も低い値とか、東電なら罪悪感もなく私意的に選んでそう。

○フリー木野:
今まで何度か3号機も他の号機もそうだが、ロボットを入れてルートで継続的に計っていることは、ポイントを絞ってきちんと何処のものをどういう状況というのか確認出来ると変化がわかるのかなと素人目に思えるが。

○尾野:
そういう意味から行って、ここはぁ、中で作業する場合のアクセスルートになるような所にそって計っているわけだから、あの、まあ、特にここをという意味は無いですよ、といったのは、あの、なんというんすか。

何センチ何ミリの、XY、このポイントっ てなところに狙っているわけではないがぁ、アクセスルートとして使えるところを継続的に見てって行った、と、いう意味では、個々を見ていることは意味がある。

○フリー木野:
わかり、ました。

○NHK横川:
3号機のダクトのことで追加で確認させてほしい。▼アクセスルートの線量評価のほうだが、これは測定高は0.4で同じでよかったか?聞き逃していたら申し訳ないが。

○尾野:
▼ちょっと待つんだ… えっと、すいません。これはちょっと確認させてくれ。

# 資料に記載、注釈入れるべき事柄が載ってない orz

○NHK横川:
あと、其の流れでアスセスルートの測定点7番と北東エリアの詳細を色々調べているものの、7番とか、ほぼ同じイコール場所なのか?

○尾野:
ちょっと違う。3ページ(http://j.mp/10TNLWj)の7番は5,6,7と書いてある所に 上に二つ、2本、横長の構造物が見えると思うが、その構造物が4ページの図で言うと、

ええ、このマップの、ええ、左上の方に2個ほど、同じ形の構造物があると思う。それとの関係で見て頂くと、チョット離れた場所ということになる。

○NHK横川:
わかりました。伺いたかったのは、測定高に関連するが、例えば、高いところで計った場合、場所が違うのも、比較はできないが、その例えば、アクセス中がちょっと高めのところで計っていてこの数字で、

で、北東エリアの狭いところで測定して調べた場合、こういう数字が出るという場合に、いわゆるこの現場の線量を把握するのは、当然距離によって線量は変わってくるわけだが、これぐらい変化があるものなのか確認したかったが、

今の話からすると、そもそも計っている場所が違うし、高さがわからないので比較できないが、そのあたりはどう捉えればいいのか?

○尾野:
ちょっと計っている場所がそもそも違うからぁ。あの、結果が違うのは当然かと思う。

# どの記者も尾野氏の説明が理解できない。全体的に前回の調査より上がってるのに、冒頭、その高線量の値については一切触れないわ。たまたまセンサーの向きだということにしたい説明。尾野氏の説明鵜呑みにしたら、意味のない値を収集して何がしたいの、という話に。

○NHK横川:
了解しました。そうすると一般的なことで確認するが、こういう、当然、この中、ピンポイントでホットスポットで高いところがあると思うが、そういったものをなんというか、ルート上で通っていく中で、十分に把握しきれるものなのか、

# 了解するのか。線量の視覚化を…

○NHK横川:
それとも、やはり、忍び足で近づいていって、詳細に見ていかないと、底に高いものがあるとはわからないものなのか?

○尾野:
えっとお、、まあ、動かしている時も線量計は生きているから、極端に高い数字が出てくれば、操作をしながら、あ、ここは高いな、ということはわかるので。

で、積極的にそれからどちらが高いかということを探すことをやっていけば、高いものを見つけることが出来るわけですな。で、ここでは一般論のやり方だが、

ええ、前回、今回は水のところが高い所を承知していたから、ええ、溝のところを見に行って、しかも溝の中が高いということがわかっているので、底を見に行ってることをやっている。

じゃあ、前回(http://j.mp/rLBxP0)入った時は、底がもともと高いとは承知してなかったわけだから、ロボットを入れてみていった時に高い方を探してったら、ここが高いということがわかったので。

要はサーベー的に見ていって高いところを見つけていくという能力というのは、あると思っている。▲それから★★アクセスルートは走っている時のセンサーの高さだと1メートルということだった。

○NHK横川:
そうするとおっしゃるとおり、水の中のピンポイント、非常にやたら高いというのは、ある意味わかっていればわかるわけだが、その、なんというか、わからずに行く中で、傾向としては見付けられるということで、

やってる作業員がトラップのように行ってみたら、気づかないうちに線量が高い所にハマるというか、ぶち当たることは基本的にはあまりないという理解でよろしい訳か?

○尾野:
そうだな。非常に極端な、なんというんすか。指向性が強いビームが出ているような性質のものであれば、あの、底まで行かないとわからないということはあると思うが、

まあ、こういった今あるような状況であれば、高いものに近づいていけば高い結果がだんだん出てくるし、あの、そう大きくサーベーできないということはないだろうとは思っている。

○NHK横川:
作業者は今回、被曝量0.52mSvということだが、作業場所としてはロボットは単独で中にはっていると思うが、場所は何処で操作したのか?現場の方は。

○尾野:
これはだな。ロボットの遠隔操作を遠くから出来るようにしようということで、あの、重要免震棟からロボット操作自体が出来るようにしていた。

でぇ、ただ、ロボットが重要免震棟から走っていく訳にはいかないから、ロボットを出発点に設置するとか、そこまで戻ってきたら回収するとか、いう作業は、あの、人が言って行わないといけない。

○NHK横川:
現場の3人というのは、現場設置と回収者ということか?

○尾野:
はい。

○NHK横川:
了解しました。先ほどの説明からすると、これは結構ある意味、ロボットの運用のトレーニングとは言わないが、実際に確認ついでにやってみようという意味合いも、

なんか、ニュアンスもすごく感じられたが、そういった意味合いも現場としてはニーズがあったということか?

# なんか、調査目的の認識がまずくて、昨日のそうであろう説明としたとしたら、、と思うと腹がたって仕方がない… 

○尾野:
そう思っていただいて結構だ。で、あの、ただ、あの、なんて言うんすかね。意味もなくロボットを走らせてもしょうがないので、どうせ入るんだったら、見たい所に行こうっ、っていうww ww

まっ、あの、どっちが主か、重か、というか、あの、まあ、それぞれ、ま、あの、ロボットやさんはロボットが種だというだろうし、設備屋さんは設備が種だというでしょうし。ですから、まあ、そんな感じだ。

# いや、全てはあんたら東電の廃炉に向けた今回の作業でしょ。この人何が言いたいのか私にはわからない。

○NHK横川:
わかりました。最後の汚染水の処理の件だが、タンクの状況はしばらく来てなかったのであれだが、今、計画上、タンク、一番最後のページ(http://j.mp/QNPdrF)添付資料3の最後のグラフで相変わらず増えていくが、

これは外付けのものを作っていく中での結果なのか、それとも地下に掘る奴なのか、あと、元々あたしか森林を伐採して少し増やせる場所はないかと探っていく話もあったと思うが、そういった見込んでのあれなのか。そこら辺どんな状況か?

○尾野:
これは元々考えていた範囲の中で外付けタンクを増やしていく範囲の中でのことだ。森林を伐採してさらに沢山を作っていく、というところは、具体的には作業が始まっていないから。ええ、これは、あの、元々の、あの、外付けタンクの増設の中での対応だ。

○NHK横川:
森林伐採して場所を増やすプランの進捗状況は今、どんな状況か?

○尾野:
えっとおぉ、こちらの方は、森林伐採の許可をとったりとか、そのあと、地盤の確認とか、必要があれば、地盤改良だとか、こういったステップに進んで行かないといけないので、現実にはまだ具体的な工事には入ってない。

○NHK横川:
わかりました。ありがとうございます。

○フリー木野:
昨日、免震棟のフィルターの交換の件で答えていただいたが、その前に僕が聞いていたのは、免震棟だけではなくて、毎日色々な作業をする中で、要するにまいんちのルーティンでメンテナスをする作業の中で高線量の場所での作業であるとか、

あると思うので、そういったものはどういったものがあって、どういう被ばく状況になっているのか知りたい、そういう趣旨だったので、その一つだけ出されるのではなく、他にどういったものがあるのかも併せて知らせていただけないかと思うが。

○尾野:
えっとだな。あの、質問の意図は分かった。前回、質問頂いていた時の話として、ええ、重要免震棟のフィルターの話と、それから原子炉建屋のフィルター交換ってどれぐらい線量あるのか、というような質問であったというふうに受け止めていたので、

先般のような答えをしたということだ。あの、一般的にいいまして、発電所の中のルーティンメンテナスで、線量が多い仕事というのは、循環注水冷却系の水回りのだな。水回りのメンテナンスをしている部隊とういのは、

# 質問のお持ち帰りは尾野氏が咀嚼して後ろに回してるのかな?東電はこの会見、文字に起こしていたはずだし。周囲がサポートしてるんだと思ってたけど違うのかな??この会見、どういう仕事の進め方してるんだろ…

主に当社の現場の人間がやっているわけだが、非常に線量が、ええぇ、多いというような状況だ。その他のものは、作業環境の状況等が、個々それぞれ違っているので、一概にルーティンメンテナンスでこれが高いような感じではない。

それからぁ、後大きな工事で言うと、それぞれの工事の場所で特別線量が高い作業があるような場合というのは、個々プロジェクト的に行なっているものがあるので、そういう物が高いわけだが、カバーリング工事だな。

これはぁ、屋外で建屋の近くでの作業になるから、一般に線量が高い作業になる。ですので、例えば瓦礫撤去、3号機の瓦礫撤去などはできるだけ遠隔作業するように、遠隔クレーをん使うような工夫などしている状況だ。

大くくりで言えばそういったようなところだと思っている。

○フリー木野:
わかりました。ただ、一方で何度も言うが、毎日のルーティンの中で例えばメガフロートの日常点検が毎日4人必要で、雰囲気線量がこれぐらいで、とか、いうリストを作っている、それで被ばく管理をしているのではないかと思うが。

そういう状況はもうやってないのか?少なくともステップ2が終わるまでは現場の雰囲気線量と、必要工数、毎日何人の人間が必要で、その人間の被曝量がどうで、というリストを管理されていたと思うが。

○尾野:
ええ、ちょっとどういうリストの事を言ってるのか、ちょっとあれだが。全体として線量が高い作業について1mSvを超えるとか、要は、労基に提出するようなものというのについては、

ええ、事前に計画段階から完了しているし、それからぁ、個別なルーティンで行う様々な作業についても、あの、、当該箇所の線量との関係でええ、このぐらいの計画線量であるということは、その作業ごとに考えているわけである。

で、えっとおぉぉ、なんというンスかね。物事全てが予め、考えてその通り全部進むというのは現場ではないので、、ええぇぇぇ、全部のことを、あの、綺麗に表にして整理できてるかというと、必ずしもそうではないし。

まあ、あの、特に線量が高い個別の作業についてはそれに即した計画を立て、ええ、被ばく低減対策を立てていくような対応でやっているので、ある意味、そういった対応をええぇぇぇ、、 個々、、積み上げてる、というような状況だと理解している。

# だからその計画をたてる元になるものを示せやということでしょ。もういやだ。中身の無い文書を起こすのは… 

○フリー木野:
わかりました。あと、御社でキーパーソンと考えている方の現在の状況というのはまだわからないのか?

○尾野:
えっとお、ちょっと確認してるので、待つんだ。これは福田に質問を頂いた県だよね。わかりました。

○フリー木野:
サブドレンの水位とか、濃度はどうか?

○尾野:
えっとお、定期的にサンプリング結果等の結果が出た折に、関連する情報などは書いていると思うが。ちょっと今手元に数字がないが、特に傾向が大きく変わっているようなことは認識してないが。

○フリー木野:
サブドレンの復旧工事の関係で、定期的に発表している数字ではない数字、あれの一桁二桁高い濃度のサブドレンの数字というのがあると思うが、そういった状況は説明いただけないのか?

○尾野:
えっとお、あ、仰ってるのは建屋の周辺で、線量が比較的高かったからぁ、あの、これは使う前に洗浄しないといけないよねと、そう言ってるもの?

○フリー木野:
はい。

○尾野:
そういったものの場合は、作業の進捗に応じて、あの、状況確認などをしていくことになると思うので、ええ、まあ、そういった折に整理して説明する場面があろうかと思うが、日常的に図っていく性質のものではないと思っている。

# サブドレン組み上げて上積み取って、洗浄、というあれかな。

○フリー木野:
今まで計ったところが何処を計っていて、というのは、説明いただいたことありましたっけ?

○尾野:
あると思う。中長期の対策会議などで、ええ、そういったデータを、あの、そのことがテーマに挙げられて整理して出していることも随時あるので。その段階、その段階の整理は公表してると思っている。

○フリー木野:
わかりました。ちょっと確認してみる。あと、サブドレンの水位だけは、多分、これは以前、計っていたので、そのまま継続して計っていると思うので、

○尾野:
サブドレンの水位は、元々建屋周辺のサブドレンの水位と、それからタービン建屋内の液面の水位というのに落差を設けるように運用しているから、あの、、タービン建屋内の水位は目標水位付近にコントロールしているし、

それから外側のサブドレンの水位と落差があるね、ということを確認するためにサブドレン側の水位というのも適時確認している。

○フリー木野:
数値があれば、はい。教えてくれ。次回で結構なので。

○東京新聞 小野澤:
3号機の調査だが、今回の調査で廃炉作業に向けて得た課題や収穫でもいいが、今回の調査で総括して困難だったとどう感じているか。

○尾野:
ちょっと廃炉作業というより、大きなテーマに、あの、なんというんすかねぇ。何か影響与える、という、、程の、ことではないと思っている。

# 3号機ダクト調査の何処に主眼があって、何を発表して何を言いたいのか、さっぱりわからない。主語が抜け落ちまくりの尾野氏説明。本当に変えてほしい。経営陣はそれによる会見離れが目的なんだろうけど。

ただぁ、やはり、ロボットを使って、要は人が入る前にいろんな目視であったり、線量の確認とをしてくということが、ええぇ、必要なことは、こういった現場だからどうしても出てくるので。

運用経験を積んでいくというのは、そういう意味ではいい方向だが。大きなステップかと言われると、まあ、そういう、それほどではないと思う。

○東京新聞 小野澤:
先程も出たが、ロボットを使えないということがあったが、これは今後、改善点とか見えてないのか?

○尾野:
えっとぉ、その後、あと、どうするかということは決めてないが。様々、ロボットも開発されたり、研究されているようなので。ええ、これからも先に物が色々出てくる可能性はあるんじゃないのかなぁ、と思っている。

○東京新聞 小野澤:
今の時点で特に無いということか?

○尾野:
そうだな。

○東京新聞 小野澤:
今回の故障に対する対策も。

○尾野:
はい。

○東京新聞 小野澤:
あと、今日あった怪我の事だが、これ、何歳ぐらいの方とか、もうちょっと詳しい状況を教えて欲しいが。原因とか。

○尾野:
★★えっとお、50代の男性だ。原因は、レンチを閉めようと、ボルトを緩めようとして、作業をレンチで力を入れたところレンチが外れてぇ、ええぇぇ、荷台、、と、その道具の間に手を挟んだ、ということだ。

○東京新聞 小野澤:
何か作業予定の管理上、問題があった、そういう認識は?

○尾野:
そう言うよりも、あの、いわゆる金槌で釘を叩こうとしたら手を叩いちゃった、という類のことだ。

○一杉:
それでは以上で終了。



~ 終了 18時29分(59分)

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