平成24年11月20日(火)第12回 原子力規制委員会(臨時)15時30分~
○議事録 / まとめ
【録画】
○配付資料
- 議事次第【PDF:110KB】
- 東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合について(案)【PDF:555KB】
- 東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チームについて(案)【PDF:81KB】
- 原子力規制委員会文書管理要領の改正について(案)【PDF:727KB】
- 東京電力福島第一原子力発電所第3号機使用済燃料プールへの鉄骨落下事象に係る追加報告の評価について【PDF:390KB】
- 東京電力(株)福島第一原子力発電所第二セシウム吸着装置(サリー)からの放射性物質を含む水の漏えいについて【PDF:1.0MB】
○議題
- 東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合について
- 東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討の進め方について
- 原子力規制委員会文書管理要領の改正について
- 東京電力福島第一原子力発電所第3号機使用済燃料プールへの鉄骨落下事象に係る追加報告の評価について
- 福島第一原子力発電所第二セシウム吸着装置(サリー)からの放射性物質を含む水の漏えいについて(本日の午前中に発生した事故)
# 明日は有識者会合のある関係で、本日開くことになりました。
○第20回 原子力規制委員会(臨時)タイムライン
議題1)東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合について
15:31 ~
担当:事務方:保安院小林 委員:島崎
発言:島崎委員
メモ:
島崎委員:
従来と同じ基準で。なるべくバックグラウンドの異なる方。地質学、変動地形学、どなたもトレンチ調査に詳しい方。金田さんは国土地理院にいた経験。(担当する外部専門家の簡単な紹介のみ)
議題2)東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討の進め方について
15:35 ~
担当:事務方:室石課長 委員:中村
発言:中村委員
メモ:
意見なし。
田中委員長:福島県全域について長期に渡る低線量被曝の健康問題の取り組みはシステマチックになってないということで、福島県民からも不満が出ているので、そういったことに答えられる検討をお願いする。
中村委員:30日に現状報告、ヒアリングしたいが、福島県全体で格差感が。それが不安感を助長することになっているので、健康管理はシステマチックに進めるべきと思っているので、検討をすすめさせて頂く。
議題3)原子力規制委員会文書管理要領の改正について
15:41 ~
担当:事務方:保安院片山(総務課長) 委員:
発言:更田委員
メモ:
課室長等専決は極めて事務的なものが多い。これは決定事項。委員から異議なし。
議題4)東京電力福島第一原子力発電所第3号機使用済燃料プールへの鉄骨落下事象に係る追加報告の評価について
15:49 ~
担当:事務方:保安院山本(審議官)委員:
発言:更田委員 田中委員長
メモ:
落下事象ではなく、落下事故に改めたんじゃなかったのでつか?
保安院山本:
使用済燃料プールの水なくなった時の影響評価について。4ページに。グラフ、うえのほうが当初10月19日盗電が最初にした評価。これは水が全て失われ燃料集合体が露出したケース。縦軸温度で横軸が時間。赤いグラフが被覆管の間に隙間があり温度の流れ、空冷効果により冷却できる、200℃以下で安定的に冷却できるとなっているが、がれきが入って空間があるとはいえないので、流量が1割程度の空気が流れているケースで600℃、全部閉塞で2日を超えると1200℃を超えると被覆管溶けるので危険な状態だが、その間に注水できれば問題ない評価。放射していく熱もあるが、局所的に熱が集中する場合、1.3倍を想定した場合、1200℃まで一気に上がらずがあるが、これは複写した熱が全く逃げないで被覆管の内側に全部留まってしまう。局所的に1.3倍になる可能性があるが、全体が1.3倍になる場合、1日辺りで800℃程度まで一気に上がり、それ以降は1200℃、かなり保守的。1日以内であればなんとか対応できる。1日で注水可能であれば対応できると。今行った条件下、輻射まで無いことを考慮した場合でも1日程度の余裕ある。水の注水対応はコンクリートポンプ車を配備しており、これにより6時間以内に給水作業が開始できる。水がないにしても空気の流量あるし、水のかけ流しでも十分冷却できると見られる。水は遮蔽効果があるが、水がなくなると遮蔽効果がなくなり高い放射線デルが10メートルで10mSv?、装備があれば注水作業できる。スカイシャインで降ってくるが、その影響を評価すると500メートルあたりで3μSv/hが最高。今回のシミュレーションを踏まえると一定の厳しい条件で評価されて万二値の場合でも注水で対応可能と評価される。何れにしても水が喪失する、ライナーが損傷する事故を防ぐ必要あるし、万が一起きても代替手段が必要と考えているところだ。東電は対応をきっちりやっていると考えられるということで取りまとめたい。
更田委員:こういった評価の保つ不確かさは決して小さなものではないと思うが、そうは言っても過度に保守的条件下で1日程度の余裕あるということで、… この判断は正しいだろう。万一という表現があったが、一定程度の配慮を持って作業の効率化を諮る必要があるから、鉄骨落下は高い頻度で起きるで考える必要がある。万一ではなくある程度の可能性で起きても危険な状態に陥らない配慮は是非していただきたい。
田中委員長:空気の流れないということは自然現象でありえないと思うが、層いう評価をしても大丈夫、と思うが、先程の更田委員:委員にもあったが、周辺の方に心配もかけるので、その辺も十分注意して行うんだ。いいな。
議題5)福島第一原子力発電所第二セシウム吸着装置(サリー)からの放射性物質を含む水の漏えいについて
16:03 ~
担当:事務方:保安院山本(審議官)委員:
発言:更田委員 田中委員長
メモ:
本日、午前に発生の事故。急遽、事前説明のあった議題に追加。写真付きの資料で説明。
更田委員:本来起きてはならないことだが、ある程度の確率で起きることを想定しないといけないものと、何故こういう事が起きるのだと分けると、これは後者な気がする。屋外に巻いていしまったのでその自体の重要性に鑑みる、何でまた屋外に向けてこういった汚染水を巻いてしまうのか。
これは外に撒いた後の措置、土のう等で管理されているということだが、率直に言うと非常に不思議な、きっかいな思いがするのできちっとした調査を望みたい。
保安院山本:空気を出す配管から何故出たのか、原因究明を行なって対策したい。
田中委員長:ガス抜き配管から何故、放射性物質含んだ水が出たのか。サリーがきちっと動いてもらわないと安全上に困る。システム的にどこか抜けがある気もするので、そこもきちっと見ていただくようお願いしたい。
その他の議題なければこれで終わりたい。