2012年11月22日木曜日

東電会見 2012.11.22(木)17:30 ~ 福島第二セシウム吸着装置サリー漏えい続報。サリー再稼働報告。1F4号機 三次下請け作業員骨折事故(続報)。ほか。

東電会見 2012.11.22(木)17:30 ~ 福島第二セシウム吸着装置サリー漏えい続報。サリー再稼働報告。1F4号機 三次下請け作業員骨折事故(続報)。ほか。

気温低下に伴い炉注冷却水(バッファタンク)を冷やす冷凍機を26日から運用停止する旨の報告。これにより原子炉関係温度4℃程度上昇する見込み、問題ない認識。20日発生のサリーベント管漏えいトラブル続報。図示による原因推定説明。

内容はベント管から漏洩する量の推定報告。早々にサリー運転再開のため寄生庁に説明するための資料で、閉止栓タイミングと時間経過とベント水漏えいを裏付けるための評価はされておらず。寄生庁は運転ゴーサインで同日17時20分に再稼働。

ベント管から漏洩した 10E+2Bq/cm3 レベルの高濃度汚染水が染みたコンクリート周囲の高線量箇所の土壌を撤去、コンクリートに水がしみない塗装をする対策等も併せて報告。

前日発生の三次下請け作業員の左足甲骨折の続報。事故状況の図示説明。340kg部材を持ち上げて運んだのではなく、不安定な角材土台の一つが持ち上げた際に崩れて足の甲より高かったため挟んで骨折、前日の報告内容を修正。

質問あった請負状況は冒頭、資料に説明なく質問あるまで報告なし毎度の対応。この手の問題はいつもこのパターン。不信垂れ流し広報に自覚なし。全部で6名。元請けは日立GEニュークリ。前日7名説明を6名に修正。でも説明と数が合わない。

元請け:日立GEニュークリアエナジ
作業員数:6名(説明と数が合わない…)
一次下請け:2名(監督&ケーブルトレイの作業サポート)
二次下漬け:1名(持ち上げ作業)
三次下請け:5名(3名が待機で2名が持ち上げ作業)

-- 持ち上げ作業3名の内訳
二次:1名
三次:2名(うち1名が骨折怪我)

5号機原子炉冷却に使用RHRSポンプC系の点検作業に26日に水中カメラによるA・C系ポンプ点検追加変更。29日から12月7日まで延期。当初説明は5時間原子炉冷却停止35℃から約4.5℃上昇説明が7℃上昇に。変更理由は一切不明。

宿題回答1件(質疑中)木野氏宛。声が出ない尾野氏に変わりピンチヒッターで小林氏が担当。二部構成でビデオ会議映像に関して。担当の"謎の男"の名前も小林と判明。前回と全く同じ展開に。大手メディアに国民の声を代弁する気はゼロ。

【質疑】
  1. 朝日(サリー漏えい続報*)→
  2. 木野(サリー漏えい続報*)→
  3. NHK(サリー漏えい続報*)→
  4. 朝日(作業員怪我続報*・電源ケーブル切断事故)→
  5. 共同(サリー漏えい続報*)→
  6. 木野(サリー漏えい続報*・作業員証・作業員怪我続報*・3号機建屋滞留水漏洩全β/α分析)→
  7. 朝日(作業員証所属記載)→
  8. 共同(サリー漏えい続報*)→
  9. 木野(サリー漏えい続報*・8/29事故法令違反)→
  10. 朝日(労基署是正勧告有無)→

○プラント(福島第一関係)



■福島第一の状況

○東電竹本:
本日の説明をはじめる。説明をはじめる前に私から連絡。皆様に案内をしているが、テレビ会議映像公開について本日、こちらでのプラント状況説明、質疑が終わった後、第二部という形でこちらで説明をさせて頂く予定にしているのでよろしこ。

○尾野:
すいません。今日ちょっと喉を痛めておりまして、声が出ませんので、小林の方から説明をさせて頂く。よろしこ。(コエガラガラ)

○小林:
尾野に変わり、本日の会見を開催したい。福島第一の状況 http://j.mp/ULck16

[原子炉および格納容器の状況]
[圧力容器下部温度]
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載のとおり大きな変動ない。

[使用済み燃料プール]
循環冷却順調に運転。こちらも温度等の変化はない。

# (∩´∀`)∩ワーイ はしょりーぬ

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
タービン建屋の地下水については現在移送はしていない。後、係留中のメガフロートにおいて、メガフロートの移動作業を行う。

この関係から本日、10時10分から11時59分までの1時間49分間において、約780m3ほど5,6号機に隣接するタンクへ移送を行なっている。作業自体は概ね一ヶ月程度掛かる予定。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
セシウム吸着装置(サリー)だが、こちらは停止をしている状況。こちらは後ほど資料も用いて詳細に説明したいと思うが、本日、準備が整い次第起動する予定になっている。

[その他]
1点目。水処理系のバッファタンクのチラーユニット。こちらは循環冷却に使っている冷却水を冷やす装置だが、こちらは春から夏にかけて気温が上がった関係で注水温度が上がっている。

この水温を下げるためにチラーを付けて温度を下げて循環冷却を行なっていたところだが、気温が大分低下してきてチラーがなくても十分冷却が可能な状況になってきたので、

チラーについて来週月曜日26日に予定されている電源停止に併せて、★月曜日26日チラーを停止する予定になっている。

これにおいて注水温度が若干上昇して原子炉関係の温度が4℃程度上昇するのではないかと考えているが、温度としては十分低い状態なので問題無いと判断している。


■第二セシウム吸着装置(サリー)ベントラインからの漏えいの調査結果

セシウム吸着装置の調査結果ということで説明したい。「第二セシウム吸着装置(サリー)ベントラインからの 漏えいの調査結果について http://j.mp/ULcntP」状況だが、御存知の通り、20日8時頃、パトロール中にベント管から水が漏れていることを確認しており、8時26分に装置を停止している。

その後10時10分に漏えい停止を確認したところだが、こちらについて調査をした結果、推定原因として1枚目の下の段、こちらになるが、今回は作業に伴いドレンホースの取替えということでドレンを止めた状態で作業していた。

こちらは万一漏れてしまうことを懸念して閉めたことになっており、特に何か間違った操作をしたという事ではない。

この状態で作業をしていたところ、ベントライン側に溜まった水が最終的にベント口から屋外に出てしまった状況だと★推定をしている。

現場調査の結果だが、運転時の系統圧力について再現調査ということで、先ず運転時の系統圧力、条件に合わせてドレンから漏えいがあるか確認を一つしている。

2つ目として漏えい箇所の確認と吸着塔ごとに耐圧を実施し、ベントラインから漏えいがあるかどうかという所を確認している。

その結果として一つ目の運転状態における状況だが、A系、B系、それぞれ大体300ml/分、110ml/分 という流量があるが、ベントラインからのみの排出は特にない状況だ。

この状況でだいたい運転すると、1日辺りの排出量としては約590Lという水の量が出てくる。こちらは右側に評価の参照表を付けているので参照するんだ。

それから現場調査に基づいて評価を行った3番目だが、すべての吸着塔でオートベント弁から推定される排出つ量を確認したが、

開渠流れとなる排水量、約38,000ml/分以下であれば、排水機能の支障にならない状況であり、現場調査の結果、排水量は蒸気の排水量を十分下回っていることから、オートベント弁の排水機能としては問題ない状況だ。

今回のこれらの事象において対策だが、下段、対策としては現場調査の結果、ベントからの漏えいが発生するような異状は確認されなかった状況だ。

このような状況なのでドレンラインを閉止しない限りは運転上支障がないと判断できるので、ドレンラインを閉止しないようにすることが今回の対策になるかと思う。これにおいては関係する箇所に周知徹底をする。

これにより現場の弁を閉じないことで閉操作禁止というタグを付けて皆さんが分かるようにするということだ。

# 水が漏れたことよりもサリー再稼働が重要なので、先にそちらを説明する東電。何の話かとオモタ。

それから今回の漏えい事象に関して工事の安全管理面の改善点としては類似工事があったらこういう事があるということを念頭に置いて水平展開を図っていくということである。

こちらにおいては平成24年中を目途図っていく事で作業がある場合には、それぞれ今回の事象を反映して、同じような事象が発生しないように対処していきたいと思っている。

★★今回の漏えい発生に鑑みた追加指示だが、ベント配管の洗浄、こちらはベント母管の洗浄をして中を綺麗した状態にするということである。

★★その後にサリーを再起動すると。2つ目としてベント管から放出された放射性物質を評価し、どのぐらいのものが外に出てしまったのかを確認する。こちらについては逆洗停止時にダストの測定を行い、どのようなものが出ているのか、ということを確認する。

★★★漏えい箇所に掛かる作業の被ばく低減対策としては、今回、そこそこ高いものが漏洩しており、コンクリートの上にこぼれた状態になっている。

その関係からコンクリート周囲の高線量箇所に関しては★土壌を撤去し、線量を下げるということと、★★★コンクリート面においては遮蔽をする作業を今後実施していく予定だ。

こちらは11月末までを予定しており、順次作業を進めていく予定となっている。それに追加し、コンクリート面においては染みこみ防止等も含めて塗装を実施する予定。

それからベント口からの漏えいが直接コンクリート面に滴下しないようにということで、ドレンラインを設置し、直接落ちないような構造とすることだ。

それからドレンラインからの排水状況については、どのような状況であるかということが確認できるような装置を設置し、それを準じ確認していくことを考えている。こちらについては今後のさらなる対策ということで、設置時期等については、今後検討してく状況だ。

この様な状況を踏まえ、★★★本日、寄生庁から了解をいただき、これから起動の作業に入るところだが、会見開始時点でまだ開始した情報が入っていないので、会見の中で起動が確認できたら、また後ほどそちらについては報告したいと思う。

以上が本日準備している資料の内容となる。私からは以上だ。すいません。もう一枚、追加情報。★★★昨日の怪我の状況。


■福島第一原子力発電所4号機 電源設備新設作業における作業員の負傷について(続報)

「福島第一原子力発電所4号機 電源設備新設作業における作業員の負傷について(11月21日発生) http://j.mp/ULcyVM 」昨日、怪我の状況を皆さんに説明する際に非常に情報が少なく、正確な情報が伝えられなかったので、もう一度、説明をしたいと思う。

二次元の図面で非常にわかりにくいが、実際はこの4つの部材がそれぞれ構成されており、ひとつの形状が ~ポンチ絵~ 立体図で描くとこの様な状況になっており、こちらの断面を見たものがこれになる。

ですから絵としては、こんなイメージになる。で、この部分が床面に固定される状況になっており、床にこの様に固定され、10cm角の構造が2本立ったような構造になっている。

それの片側面を見た図がこの様な形になっている。このような形で部材を運んできた際に下ろすときにこの様に角材を下にあてがって物を下ろしたが、その際に、この次に地面、床面に下ろすために角材を取り外せるかどうかということを作業の中で確認したようだ。

その際に作業員の方の足がこの中に入った状態で持ち上がるかどうかの確認をしたところ、部材自体は持ち上がった状況だ。

その持ち上がったはずみで、1番の角材が転げ落ちてしまい、その転げ落ちた状態で重さが支えきれなかったものだから、もう1段、角材の2番の方にもう一度置いた状態だ。重たくて落ちてしまった状況ではあるが。

この際に高さ低くなった関係で、ここに入っていた足の甲の部分に角材、鋼材があたってしまって鋼材部分で骨折してしまったと。

この際に作業靴を履いていたので、つま先の部分は安全の状態だったが、甲の部分に乗ってしまった関係で、甲の部分を骨折してしまった状況だ。

この下に入っている枕木の角材だが、こちらは運んでくる際にパレット乗っかってやってくるが、パレットを抜くためにパレットを下げて抜き出している。

その時に残った部材になっており、この部材自体をその後で外す等の作業をしていた中で発生したという状況だ。

昨日は重さ340kgを持っていて足の上に落ちてしまったような説明だったが、実際は持ち上げたところで1番の角材が外れてしまい足の上に落ちてしまった状況だった。

以上だ。(14分)



■質疑

○朝日こつぼ:
サリーの件で。ドレンを閉じたというのは、ドレンに入る水はどういう水?処理前?処理後?

○小林:
ドレンに入ってくる水はベントの水になる。それぞれの吸着塔の中に入っている、こういうものが抜けていくラインだが、その際に気体と一緒に水状になったものが飛んでいく。

それが管の中で凝縮したような形となりドレンとして発生してくる。通常だと今回閉じていないプラグからホースを経由して然るべき場所に土練されていく状況だったが、実際の発生量がそれほど多くないこともあり、作業の中で一時的にドレンにプラグをし、止めてしまった関係から、その水が満水になってしまった状況だ。

# 閉めたのはいいが、開くのを忘れていた。作業の落ち度?

○朝日こつぼ:
ドレンの最終的にどこに水が出ていく?

○小林:
ドレンの出口としてはドレンを通って最終的には償却建屋の地下。こちらはタービン建屋から水を移送して地下に貯めている部分だが、その地下の部分に最終的は戻る形になる。そこから再度循環してまた処理される状況だ。

○朝日こつぼ:
確認だが、よくタービン建屋からそういうところに送って、そういうところからまた循環の中に戻し、また綺麗にして冷却に使っているよね。だからここでは線量が高くてもまた浄化されるという仕組みか?

○小林:
実際は滞留水としては10E+4Bq/cm3オーダーであり、今回漏洩したのは10E+2Bq/cm3オーダーになる。だいたい半分ぐらいに提言されたもの。それで実際に循環して冷却に使われているものが10E+0程度なので。ちょうど半分ぐらいまでに浄化されているものが出てしまった状況だ。

○朝日こつぼ:
本来であれば、ドレンの出口から高温焼却炉建屋の地下に行くはずのものが、出口を閉じてしまったので気体が出るはずの方に入り込んで、そのままガスが出るところから水が出てきた、と考えたらいいのか?

○小林:
そうだな。ドレンラインとベントラインとしては、構造は一本の配管になっており、これは高さの関係から、空気の部分は高い位置から出ていく。ドレンは低い位置に流れていく、という事で傾斜を持っている。

それが通常であれば、水になったものは傾斜を下って低い方へ流れていく構造になるが、低い側にドレンプラグをしていたので、それが少しずつ溜まって、最終的に満水になってしまった状況だ。その関係から上部のベント口の部分から水が漏れてしまった状況だ。

○朝日こつぼ:
流れなくなったということと、プラス溢れたというイメージだったらいいのか?ドレン出口他閉じて。

○小林:
そうだな。ドレン出口を止めたことにより、ドレン配管の中が満水になり、結果、上部のベント口側まで満水になってしまい、ベント口側から溢れでた形になる。

○朝日こつぼ:
あと教えてほしい。ベント口の方は。勿論、気体なんかの放射性物質をある程度ろ過してフィルタリングして出しているわけですよね?

○小林:
そうだな。実際に出てくるものとして、主なものは水素とか、後、もうひとつは水の中に含まれていたような空気分になるのではないかと思う。実際、ものとしては特に配管上に何かろ過する装置等がついているわけではなく、出てきたガスを水と分離し、ガスの部分だけを外に出す構造になっている。

○朝日こつぼ:
ガスの方は放射線量は非常に低く、水のほうが高いと考えたらいいのか?

○小林:
そうだな。水のほうにはセシウム等が含まれているので高い状況だが、★★ガスに対してはゼロではないが低い状態であるかと思う。今回の追加調査ということでどのようなものがベントから出ていくか、ということを確認しているので、そちらについては確認をしていきたいと思う。実際にどの程度のものかは、現在、確認できていない。

# サリー運用してきて、ベント口から何が出てるのか検証はしてないのか。

○朝日こつぼ:
このベント口はいくつあるのか?

○小林:
一つだ。1枚目の写真(http://j.mp/10zcfmy)にある上の建屋の上から出ている細い管、こちらベント管になる。

○フリー木野:
今のサリーの漏えいの件だが、そうすると今回、漏れてしまったことのポイントというのは、どういうことになるのか?ドレンの所を締めてしまって、じゃあどれぐらいの時間でドレンがいっぱいになって、ベントの方から漏れてしまう時間を読み誤った、そういう事か?

○小林:
そうだな。元々作業を開始した際には、元々ドレンがなかったところもあり、ドレン口を閉じたとしても十分対応が可能だという判断を当初していたが、実際には予想よりも多かった水が発生したということで、まあ、漏れだしてしまったのが状況かと思う。

# 本当に発生した水が想定より多かったのか。長い間、閉止栓が放置されていたんじゃないのかの。その辺がよくわからない。短時間でドレン水が発生したとすると、それはシステム上の欠陥ということになるんじゃないの??

そういうところから考えると対策の通り、今後、こういう場合にはドレンを閉めないということが前提になるので、そこは今回反省する点ではなかったかと思う。

# なんか、いいように誤魔化されているような気がする…

○フリー木野:
ゴメンナサイちょっとわからなかったが、ドレンを閉めなくてもこの作業は出来るのか?

○小林:
今回はホースの取替ということでやっていたので、例えばひとつの方法としては仮説のホースを引いておいて、下流の調整をやってからつなぎ込むとか、やり方は色いろあると思う。

今回は発生量も少なかったという判断もしているので、まずは念のためプラグを閉めて、水を止めた状態で万が一来ても出ないように止めた状態で作業を進めていた状況だ。

実際にプラグを締める際にドレンが沢山出ていることは 確認されていなかったようなので、そういうところも含めて少し対策というか、検討が少し足りなかった部分があったのではないかと思う。

○フリー木野:
ドレンからどれぐらいの水が出てくるという判断は、元々はどれぐらいと考えていたのか?

○小林:
出てくる量がどれぐらいという定量的なところはちょっと確認はとれていないが、実際にプラグをするところでも流れている状況ではなかったようなので、殆ど発生しないだろうというのが元々の確認だったのではないかと思う。

○フリー木野:
それは使用上、そういうふうに発生しないとなっていたのか?それとも現場で確認して?

○小林:
実際に使用上、出ていくものは空気と一緒に持ちだされたミストだけなので、それほどたくさんのものが出る想定にはなっていなかった状況だ。

★★★また、構造上、オートベント弁というものなので、水が来ると水は流さないものになっているから、水が直接流れ込むことはないという系というになっている。

○フリー木野:
無いという系統だったが、今回はあった。

○小林:
そうだな。★★★実際に持ち込まれる期待と一緒に持ち込まれていく水の量が想定より多かったということになると思う。そのためにベントラインとドレンラインという形で分かれているので、その中で発生量としてはそれほど屋内判断があったところが検討が足りなかったのでは無いかと。

○フリー木野:
わかりました。そうするとこのホースの取り替え作業自体は今回終わったんでしたっけ?

○小林:
ホースの取り替え作業は終わっており、その作業門確認した上で、

# 多重下請け作業員による作業上の配慮が足りなかったのか。元請けサリーの設計上の配慮が足りなかったのか。どっちの問題にするか。これ、東電としてはこだわる問題だろうな。

○小林:
今回起動をする準備ということで、寄生庁に了解をいただき、進める手はずになっている。まだ、先ほど離した通り、起動はできてない。

○フリー木野:
ホースは元々耐圧ホースから何に変えた?

○小林:
◆元々の耐圧ホースからPE管に変えた。

○尾野:
ゴニョゴニョ 

○小林:
あ、失礼した。あの、耐圧ホースから再度、新しい耐圧ホースに変えているということだ。

○フリー木野:
前の耐圧ホースは交換する頻度はルーチンの中で今回変えたことになるのか?

○小林:
そうだな。耐圧ホースについては、紫外線の劣化等があり、比較的短時間で強度が低下する事象が確認されているので、耐圧ホースに対してはその周期にあわせて順次取り替えていく運用をしているので、その中で取り替えた事になる。

○フリー木野:
わかりました。今回、取り替えた耐圧ホースは建屋の外になるのか?

○小林:
ドレンラインとしては建屋の中になる。ただ、建屋の中になるが中と大物搬入口が開いている状況なので、そういうところから外気等も入るし、光等の影響もあると思う。

○フリー木野:
▼そうすると次の交換は期間で決まるものなのか?

○小林:
▼そうだな。取替えとしては定期的な取り換えになると思うので、次回が何時かは確認したいと思うが。ちょっと次回の取り換えが何時かは確認したいと思う。

○フリー木野:
はい。お願いします。

○NHK花田:
同じサリーの関係だが、これまでの話で閉止栓をつけて止めること自体は、そういったやり方も一つあるのかなという印象はあるが、これはホースの取り換えが終わった後、閉止したという事ではないのか?

○小林:
こちらは作業をしている途中だ。作業が終盤にさしかかり、ほぼ終了する状況だったが、その中で発生が確認されたという状況だ。

○NHK花田:
わかりました。さっきの説明でもあったが、どういったやり方をすればというところだが、

# 長期間忘れて閉止栓を入れてないのに水が出たというのであれば、プラント設計の想定を超えているってことじゃないの?安全のため閉止栓で閉じる事に問題?そんな短時間でドレン水が大量に発生するサリー設計の想定を超える事に問題があると見たほうがしっくり来るんですけど。

○NHK花田:
それは仮設のホースを別に繋ぎ込んで、本来の交換用のものを準備して取り替えればよかったという話なのか?

○小林:★★★
こちらについては、もう、実際に閉止栓をつけて作業をすることで作業をしているので、どんな作業が良かったのか、というと、結果論になるが、ひとつの作業としてはドレンプラグを付けずに排水が出来る状態にして、それが漏洩しない状態。

例えばホースを付けて落とすだとか、やり方というのは色々検討できると思う。で、今回はその中でドレン量が少なかったことも含めて、閉止栓の対応をしたというところが一つ検討不足だった所なので、

今後はそういう作業をするにあたってはしっかりと止めず水漏れを防ぐような手立てを考えて、その作業ごとに対策は異なってくると思うので、それに合わせた検討を実施していくことになるかと思う。

# サリーの欠陥で発生した事象に対して、どんな作業が良かったを論じてるとしたら意味がわからない。サリーの構造上の欠陥を認めたくない?12回の規制委員会だったか、田中委員長がサリーの構造上の問題も視野に入れての発言も気になる。

○NHK花田:
わかりました。対策のところであるベント口からある漏えいがコンクリートに直接的かしないようなドレンらいの設置とあるが、あまりイメージが湧かない。どういうものと考えているのか?

○小林:
先ほどの資料を見ていただきたいが、(http://j.mp/ULcntP)こちらのベント口というのは壁からつきだしてそのままになっている。

このままだと仮にここから何かが来た場合は、そのまま壁側に噴出してしまうので、ここのところでベントとする空気の部分、ガスの部分、来てしまった水の部分ということを上手く分けて、

水はちゃんとドレンラインみたいなものを設けてそちら川に流すとうことで外に出て行かない構造に出来るかと思う。そのようなものを今後検討して、それをしっかり付けていくことを考えているところだ。

○朝日ただ:
作業員の機能の負傷ん関係で昨日わからなかった作業員の方、全部で何人一緒に作業していて、そもそも請負なのかどうか、元請け害者はどこなのかを含め、もうちょっと教えていただけないか?

○小林:★★★
先ず作業だが、現場で作業を行なっていたのは6名だ。昨日、7名という話があったかもしれないが、正確には6名であることが確認できた。今回の作業は6名の方のうち、実際に今回のこの部材を持ち上げた方は3名。

残り3名は周りでその作業を見て確認していた状況になる。それぞれの作業員の所属だが、持ち上げる作業をしていた方が、二次の方と三次(下請け)の方だ。

実際、負傷された方は三次(下請け)の方だ。待機していた方は全員三次(下請け)の方という状況だ。元請けということがあったが、元請けについては日立GEニュークリアエナジだ。

○朝日ただ:★★★
ちょっと確認だが、元請け日立GEで一次の人が現場にいないんですね?

○小林:
そうですな。当日は一次下請けの作業員2名がケーブルトレイの作業をサポート、監督をしている。で、作業を確認している中で特に問題がなかったということで、

# あーあ。また直接雇用関係にないのに多重下請け労働者に指示出してたのかの話しでつか… 法令違反は日常茶飯事。でも元請けがやってることだし。東電は法律を守ってくれとお願いするだけ。法律を守るのは当たり前だと思うがと開き直り東電に責任ない姿勢を会見で広報してきた素敵な会社。東電。

○朝日ただ:
同じフロアでやっている他の作業の現場確認に行くということで、全体の確認をしていた状況なので、その際、実際持ち上げている作業の際にその場所にいなかった状況だ。ということですね。で、三次の人を指揮命令してた人はだれになるのか?

二次の人が指揮命令していたのか?ちょっとにわかにそこはまた確認してもらいたが、持ち上げている3人のうち二人が二次下請け、もう一人が三次下請け作業員というのは、これは事実であれば、即偽装請負になると思うんですよ。

# 事故で負傷者が出る度に法令違反が疑われるぐらいだから、日常業務なんて朝日記者の取材の言うとおり、日常茶飯事なんだろうな。法令違反の被曝労働が支える日本の原発。素敵だな。

▼同じ荷物を持ち上げる業務をこっちは二次の人、一人が三次下請けの人、混在して同じ業務をするのはありえないので。だから、業務を誰が指揮命令して混在業務をしていたのか確認して貰えないか?

○小林:
▼その作業の状況については確認できてないので、そちらについては確認する。

○朝日ただ:
確認してください。要するに持ち上げている二人が二次の人で。もう一人が三次下請けとなると、適切な下請けはありえないので。そこは確認にして頂きたいのと、

○小林:
そうだな。ちょっと今おっしゃられたことの訂正だが、持ち上げる作業をしていたのは二次の方1名と三次の方2名になる。待機していた方が3名とも三次下請けの方。

○朝日ただ:
何れにしても混在で同一作業をしているというのは適正なのかどうか。そもそも三次下請けの方はちゃんとして三次下請けの会社として登録してあって入構証も三次の会社として入っているのか?

確か10月か11月以降は入構署はちゃんと所属企業を各ルールで運用されていると思うが、▼その三次の会社でちゃんと入っていますか。この人は。

○小林:
えっと、ちょっとそこまでは、

○朝日ただ:
そこも確認してもらえるか。明日以降で結構なので。

○小林:
▼そちらについてはちょっと入構証の取り扱いについて確認はしたいと思う。

○朝日ただ:
入構証というか、何処の会社に所蔵しているかちゃんと最初から三次の人だということで届出なり把握された上でされているか、底を確認していただきたいという事です。

そもそもこの図表(http://j.mp/ULcyVM )だとよくわからないが、なんでこんな事故が起こるのか。労災事故としてはものすごく初歩的な労災事故なので。誰かが足を下に入れちゃいけないし。

そもそも持ち上げるときに不安定な気がすぐ外れる状態で上げるのはありえないので、そのあたりの原因みたいなのはどうか?

○小林:
そうだな。今回はこの鋼材を運んできて、この鋼材のパレットを外すために下に角材で枕木を当てている。で、その枕木を外す作業に入っているが、その際に上が非常に重たい物だったが、

持ち上がるかどうか、一度確認をした際に、下にあったこの、今おっしゃったように確かに不安定ではあったが、1番の角材がはずみで転げ落ちてしまったようだ。転げ落ちてしまった状態でずっと持ち上げている状態にはいかなかったので、そのまま下におろしてしまった状況で、

# 周囲にいた他の3名で声かけて対応できなかったのかな。耐え切れず下ろしたのか、角材が崩れたことに気が付かずに下ろしたのか、資料からは何もわからない。そもそも持ち上げる前に部材の下に足を入れないよう注意はなかったのか…

その際にたまたま作業員の足が下に入っており、角材の高さよりも若干足のほうが高かった状況でそこに挟まってしまった状況だ。実際は外すとかそういう作業の前に、まずは持ち上がるものかどうか、という確認を先にされたようだ。

○朝日ただ:
ようわかるんだが、労働安全衛生法から行っても、ちゃんとこういう時には崩れないように安全支柱であるとか、もしくは余裕のある安全靴を履くというのが基本なんで、それが出来てないと。労災事故は他にも色々起きてますよね。

昨日も質問があったように転落事故の時どうだったのかというのも含め。労災事故が多発しているような感じを受けるが、それについてきちっと再発防止とか、こういう事故の原因究明というのはきちっとされているのか?これからどう調整するのか?

○小林:
こちらについては今、原因とそれに対する対策を検討している所なので、それがまとまれが、また別途報告したいと思う。

○朝日ただ:
これも確認してもらいたいが、前に聞いたケーブルを誤って切断した関電工の問題があったじゃないですか。あれの原因、対応みたいなのはもう出ているのか?

○小林:
関電工の作業については報告書が出ている。ゴニョゴニョ

○尾野:
(ガラガラゴエ)まだ、調査中なので、えっと纏まれば

○朝日ただ:
纏まってからでいいんで。要するにきちっと、ヘッヘッ  ケアリスミスでケーブル切ったという信じられない事件だったんで。ちゃんとまとまったら出してください。

○尾野:
あの、しっかり調べましょうということで、動いてますので…(ガラガラ声)

# 高圧電流ながれる電源ケーブルを誤って切断。白煙が出た事故。一つ間違ったら死亡事故につながりかねない問題じゃなかったのかな。どういう作業管理してんのか。冬の乾燥した風の強い日に枯れ草の上で火花出る溶接作業して火災おこしたりビックリする事おおい。

○共同いけがみ:
サリーの件だが、このガスというか、汚染水を処理している時に出るガスを外に出す配管があって、それとこの分離した水分というか、水分をまた流すべく別の配管があり、その交換作業をするために栓を止めていたと。で、ガスが出る方の配管から水が溢れた。バクって言うとそういう理解でいいか?

○小林:
そ、そうですな。そういう理解だが、ベントとドレンは一つの配管になっている。ガスは高い方へ、水は低い方へ流れていくので、この様な状態になっており、ここに途中閉止栓をして、

此処から先を取り替えていた状況だ。実際はサリーの吸着塔から発生したガスをここから抜き出して、ここの中に外へ出していくラインになる。

ですので、ここのところで出ていく時にガスと一緒に水分が飛んでいって、ここに入ってしまったものは、沢山ついているんで、こういう状態でつながるが、ここに来たものはガスとしてはこっちに流れ、

ドレン水としては下がっていく、この様なラインになっているので、一つのラインを共有していて、ここを止めてしまったので、少しずつ水が溜まってここまで満水になって出てしまった。そういう状況だ。

○共同いけがみ:
ガスというのは具体的にどういう?

○小林:
ガスは水の放射性分解で発生する水素とか、酸素とか、あと滞留水だから、そこに含まれた空気なんかが持ち込まれるから、結果的に個々に溜まってくるので、それを自動的に抜くような弁が個々についている。それによって空を外に追い出して、水だけ戻す構成になっている。

○共同いけがみ:
流れていく水は基本的には普通の水か?

○小林:
こちらはだいたい滞留水自体が10E-4ぐらいの水になる。この吸着という野中に通って行って綺麗になっている水なので、この段階で10E-2ぐらいに落ちたものが、ここから水としてはそのぐらいのものが入っている。それがガスと一緒に持ちだされたものが水の凝縮してまた帰ってきてる。そういうラインになる。

○共同いけがみ:
最終的に下に落ちていく水は何処に行くのか?

○小林:
これは高温焼却炉建屋にあり、高温焼却炉建屋の地下は、タービン建屋から水を移送している部分になる。ですので、その滞留水の中に一回戻して、再度また処理をして、循環注水に使われるという流れになる。

○共同いけがみ:
わかりました。

○フリー木野:
今のサリーの件だが、2の現場調査の結果の1日辺りの排出量は590L、これがドレンの方から出ていたと思われる量になるのか?

○小林:
そうだな。こちらについてはそれぞれA系とB系という形になるが、1日辺りの排出量として300ml/分あたり。それから110ml/分 あたりという量としては非常に少ない量だと思うが、この量で1日どのぐらいになるかと想定すると590Lほどになる状況だ。

○フリー木野:
ん?そうすると実際にはどれだけ出ていた?

○小林:
運転をしないとわからない状況だから、実際、どれぐらい出ているかは今確認は出来てない。

○フリー木野:
どれだけ出るとそれだけ上から溢れてくるようになるのか?ちょろちょろ出てる分には配管も長いのでしばらくは出てこないと思うが、

今回、作業をやっている間に出てしまったというのは、どれだけ出ていてそれで漏れた、そういう評価がないような気がするが。ここに。(http://j.mp/ULcntP)あるのか?

○小林:
時間だよね… 

○フリー木野:
いや、もれない等調査結果はあるが、今回は漏れたことに対する評価が無いですよね。

○小林:
そうですな。★★★実際は4日間、16日にこの作業を開始しており、漏れたのが確認されたのが20日の朝8時ごろなので、

# サリーを再稼働してもいいでつか報告。保安院もいいといったし。そもそも原因もまだ推定であって断定ではないし。もう運転再開準備入っているし。

大体3日半ぐらいの時間がかかって漏れでた状況になるが、今回、今評価している数字自体も確認した時も、あくまで数字を前提に評価しているので、なかなか何日たったら出るとか、どれぐらいたったら溢れ出るのか、

というのは正確には今の段階で申し上げられないとおもう。結果からいうと16日にとめて20日の朝に出てしまったのが現状だ。

○フリー木野:
わかりました。その後、ベントの方までいっぱいいっぱいなっているというのは、このラインの配管が水でほぼ埋まっていたと思うが、それは抜いたということか?

○小林:
そちらについては本来のドレンラインを使ってドレン側に抜き出している状況だ。はい。

○フリー木野:
わかりました。今後、どれだけ中に溜まっていたか評価はされるのか?あまり必要ないのか?どれだけ、

○小林:
そこはだな。これも想定になるがちょっと難しいのかなと思う。一つやり方としては配管長が何メートルあって断面積がどれぐらいという計算はできるかもしれないが、実際にどれぐらいか、というのは、色々な枝の管もあるし、構造等も複雑なので、なかなか算定は難しいのではないかと思う。

○フリー木野:
ただ、本来は出るはずではなかったんですよね?

○小林:
出るはずはないと言うよりは、評価したところでは、微量ではあるが、出てくるという状況だ。

# そんなもん3次元CADに入力したら一発で出るでしょうが。さっきからおかしい。ドレン水の発生は僅かなので問題ないから栓を閉めた。でも溢れたということは想定を超えたんでしょう。サリーの。今度は微量に出る状況説明。じゃぁ漏れること想定できた?じゃぁ栓の取り忘れ?

○フリー木野:
★★★それは設計の仕様と違っていて出てきたと、そういう?

○小林:
いや、そうい事ではない。元々、

○フリー木野:
元々そうすると、

○小林:
元々こういう構造にしていたのは、そういうふうにミストが飛んでいく可能性があるので、ガスを出す部分とドレンを回収するラインということで、元々そういう設計がされている。

で、その中で実際に出てくる量がそれほど奥なかったので、ええ、それの量が少ないということで、ドレンの所にプラグを付けてしまった、そういう状況だ。

○フリー木野:
元々出てくる量が多くなかったというのは、そうすると運転中に確認はされていたのか?

○小林:
こちらについては、

○フリー木野:
それを確認していたにもかかわらず、止めて溢れてきてしまったというのは、確認していた量が間違っていたのか、ということだと思うが。そうじゃないのか?

○小林:★★★
実際、どれぐらいの量が流れてくるか、ということはしっかりと確認できてなかったようだ。ですから両自体の確認はとれていない。

○フリー木野:
そうするとその確認不足が今回の根本的な原因?

○小林:
そうだ。そこが大きな原因だったと思う。

○フリー木野:
わかりました。あと。さっきの作業員の怪我の件で、入構証の取り扱いの件だが10月半ばからやり方が変わって、所属企業が全部書くとなっていて、これは新しく申請されたところにだけ適用されているのか、

それともその前から入っていたところにもさかのぼって、すべての作業員の人がそうなっているのか、とちらか? 

○小林:
まずひとつは以前から持っている方については作業員証の鋼管のタイミングで所属企業に書き直しをするということなので、今は新たな登録された方は既に自分の所属が医者の名前に変わっているが、それより以前のものについては全部変わっている状況ではない。今後の書き換えのタイミングで全部所属企業に書き直すことになる。

# ◆うそでつ。後で修正あり。

○フリー木野:
書き換えのタイミングはどういうタイミングなのか?

○小林:
有効期限が定められており、その発行のタイミングによって有効期限は定められているから、それによって有効期限が来る前に書き換えがされると思う。

○フリー木野:
有効期限とはどういう有効期限なのか?

○小林:
実際は作業自体に携わるからその作業が予定されている期間がひとつの有効期限になる。

○フリー木野:
確認だが、その有効期間というのは、その作業を発注して請負の元々の作業の予定期間というか、契約期間、そういう事になるのか?

○小林:
そうだな。実際の福島第一の中で作業される計画があり、その計画の中で、たとえばAさんという方が、幾つかの作業をすることがあると思うから、それが会社単位で新生の期間は少し変わる部分はあるかと思う。

そういうところも含めて、大体作業をするにあたってこの期間で作業しますというのがひとつの基準になると思う。

○フリー木野:
わかりました。今回の方々というのは、そうすると新しく10月にとった人なのか、それ以前の人なのか分かるか?

○小林:
そちらについては何時から働いている方か、何時登録したか、というところは今確認が取れてないので、そちらについては今後の調査、原因というを調査する中で確認をしていくことになると思う。

○フリー木野:
あのう、今の今回の作業との関連というか、昨日も伺ったが8月末に転落事故があった時の作業の状況で、複数の人が同じ現場にいて同じ作業をしていたというのを松本さんが説明されているわけだから、これもどういう状況だったのか説明いただけるとありがたいが。その辺は今どういう状況なのか?

○小林:
そうだな。今現状はだな。何故、こういう事象になったのか、今確認をしているところなので。まだ、情報としては元請けから来ていない状況なので。

# 「何故こういう事象になったのか」=「 何故、こういう負傷事故が起きたのか」 元請けに支持して返事が来るのを待つだけのお手軽東電。何があっても責任は東電にありません。被ばく労働者、多重下請け構造。

○小林:
今後、もう少し状況が定まってきたところで原因、それに対する対策が出てくるので。そちらで確認できればと思う。

○フリー木野:
▼それは元請けに期限を切っているのか?何時までに報告するようにというのは。

○小林:
期限については確認はとれていないが、こういう怪我等については早急な確認とそれに対する対応は重要だと思うので、そちらについては可能な限り進めて頂くように、というお願いはしている。

○フリー木野:
えっと、期限を切っているかどうか確認頂けるか。

○小林:
ちょっと今わからないので、そちらについては確認して欲しいと思う。

○フリー木野:
先日も伺っていた8月3号機のタービン建屋の水の漏えいで全アルファと全ベータの確認は、

○尾野:
えっと、すいません。それは私の方から答えさせて頂く。(ガラガラゴエ)

○フリー木野:
すごい声だけど大丈夫?

○尾野:(ガラガラゴエ)
ちょっと、ごめんなさいってあやまんないとけ無いが、わたし、キノさんからの質問を全く勘違いしていた部分があって、えっと、多分一番最初に質問を頂いた時って、

# そんな痛々しい声で謝らないでぇ~ (TдT)

1号機の格納容器内の水のサンプリングをして、それで、あの、βの測定どうなんですかっ、て説明を頂いていて、多分、その翌日に今の話の質問を頂いたと思うんですヨォ。

で、あたし、その質問頂いた時も、それは格納容器のβ核種の話と思っていて、それで確認ができたらと申し上げていて、で、この間、改めて聞かれた時もそのつもりで答えてたんだけど、戻ってメンバーに聞いてみると、

タービン建屋の炉水の話をしてましたよって、聞いて、えっ?!って感じだったんですね。で、それでぇ、結論から言うと、タービン建屋の漏水についてはセシウムというの分析はしているが、

β核種についてはおこなっていないので、こちらはお答えできない事にある。申し訳ありませんでした。私の勘違いでした。

○フリー木野:
わ、わかりました。あの、お答え頂きありがとうございます。ただですね。その漏洩したサンプリングでセシウムだけみてβを見てないというのは、どういう理由からか?通常全部見ていると思ったが。

通常全部は見ていない。あの。タービン建屋の水の場合は、あのぉ、、もちろんベータも含まれており、セシウムなどを取り除いたあとはβの寄与はそれだけ残るので、

あの、その割合がどれぐらいあるかということを確認しておく必要があるので、ええ。通常、処理のラインの中でセシウムなどの処置が終わったものについて、どの程度のβが入っているかの確認はしているが、

タービン建屋から汲みたての水ということで言うと、当然β核種も入っているが、寄与としてはセシウムの方で確認しているということなので。そうい言った扱いでやっているということだ。

○フリー木野:
わかりました。ありがとうざいます。

○小林:
◆1点、訂正をしたい。先程、★★★作業員証が新しくなる説明をしたかと思うが、実際は運用上は作業員証自体はそのままの運用をしていて、作業に携わる申請書というのがあり、そちらの申請書を出す場合には、自分の所属企業を各運用になっているので、

実際、作業をしている方が、何処の企業に所属しているかというのは、申請書の中にしっかり記載されている運用をしているそうである。あの、作業員証側が変わるわけではない。はい。

○朝日ただ:
申請書には書かれる?

○小林:
申請書には書かれる。

○朝日ただ:
それと有効期限で切り替える?

○小林:
そ、そ、そうですね。はい。そのような運用をしている。

○朝日ただ:
さっきの分の他人が切り替わっていて、じゃあ、正しい所属が書かれているか、つまり、三次下請けになっているかどうかを確認してください。

○小林:
はい。あとですな。先ほど途中で話をしていたサリーだが、★★★こちらについては寄生庁の了解が得られて、本日の17時20分、会見が始まる直前に起動操作をし、17時57分に定常流量の流量41m3/hに達している。その状態からサリーのベントラインの現場を確認し、漏洩等がないことを確認している。以上だ。

○共同いけがみ:
サリーの件だが、ベントという事は、さっき言っていた酸素とか水素とか、普通の空気だとか、そのまま大気中に出ていくという事なんだよね?

○小林:
その通りだ。

○共同いけがみ:
で、その下の方で交換作業のために閉止していたのを今後は閉じないようにしましょうという注意関係をするという資料になっている。これ。これから交換するときはどうするのか?

○小林:
実際の個々の作業はその場、その時の作業に応じて作業手順を定めていくので、その手順の中で検討する事になるが、その際にここを閉めてしまったことによってオーバーフローしてしまい、外に出た事例があるから、

しっかりそれは確認を評価をして、その様な運用をしないことが重要になるから、個々のドレンをプラグせずに、別の方法でしっかり安全に交換できる方法をその時にその時で確認していくことになると思う。

今回の同様の作業を、また、1年とか、1年半先ぐらいにまたあるかも知れないが、その際には今回の事例を踏まえて、一番良い方法を検討し、その方法で作業されることになる。今の段階でこういうやり方でやるという事は特に決めてはいない。

ですから一つの考え方としては仮設のホースを付けるとか、受けを作っておいて溢れないようにするとか、方法は色々考えられると思うが、まだ特定はしていない状況だ。

# 金の掛かるサリー補修をしないで欠陥カバーする形で作業する方法はいくらでもある。人よりも機会が大事な東電。こう線量地帯まで人命より大切なロボットを作業員に運ばせる東電。

○共同いけがみ:★★★
ごめんなさい。サリーの漏れたことよりもサリーの機能について伺いたい。ガスとして出ていく物の放射性物質が含まれていると言うのは、何処か途中でこし取るとか、濾過するシステムになっているのか?

○小林:★★★
えっとだな。こちらについては、現状、ドレンとベントに分離した後は、そのまま大気の方に出ていく状況になっているので、今後、どのような状況になっているのか確認ししながら、必要に応じて対応していくことになるんだと思う。

○共同いけがみ:
放射性物質がベントの所から出て行ってるのか?現状は。

# あんた、さっき多少は含まれていると言ったよね。放射性物質は。

○小林:
★★★全くゼロではないと思うが、低い物が出ている状況化とは思う。

○共同いけがみ:
わかりました。途中で何処かでこし取るとか、濾過するとか、表現が分らないが、そういう設備は付いてないという事か?

○小林:
そうですな… あの… あの… そうですな。特別何かこし取るとか、そういう物は今は付いていない状況なので、その辺も含めて今後、確認をしていく、あの、内容となっているので、そういうところも含めて対応は今後検討することになると思う。

# そういうのはちゃんと検証しろよ 未確認で垂れ流しかよ。運転初めてどれだけ経つんだよ。やっぱりサリー作った原発プラントメーカー東芝ですな。

○共同いけがみ:
それは中長期か何かの計画に含まれているのか?

○小林:
あの、先ず一つは中長期の中でサイトの周辺で年間1mSv以下に抑えるというのがあり、それに併せて順次、大気とか、外に出て行く物を減らしていく作業を進めているので、その中で必要に応じて色々な対策は講じているところだ。ただ、ここについて今後どうしていくかについては、今後検討していきたいと考えている。

# その垂れ流し設計のベント菅は評価の対象に入れてないのでつね。どんだけ出ているかも小さかろうで、実際に調べてないのね。全体の評価というものあやふやな実測に基づく推計だし、言い訳の引き合いに出されてもね。

○共同いけがみ:
わかりました。

○尾野:(ガラガラゴエ)
それと若干細くさせて頂くが、あの、要は個々に来ている水というのは、元をたどるとろの中に冷却でいれた水が、ま、格納容器の中にはいって、で、格納容器から、ええ、まあ、あの、順次、経路を通ってここまで来ていることになるわけだ。

それで、放射性物質も水と中が良くて水と親和性があるものと、水と親和性がなく気体になりやすいものと、もちろんあるが、炉に注水された水が一回格納容器に出た段階で、要は比較的、

こちらよりは、まあ、冷却したから暖められた状態で水が出てきてる。で、その状態で格納容器に入ったところで、ようは気相に行くものと、気相に行くもというのが殆ど分離されていて、気相に行ったものの方というのは、

ガス管理システムでチェックしながら見ていて、これもそんなに大きくないねっ、てことはわかってると。で、ここに来てるのはみんな液相側に行ったものが来てるので、そういう意味から言うと、

あの、液と親和性が良いものばかりが元々来ている場所であるということなので、気相への移行というのは、要は原理敵意はあまり心配する必要がない、なので、こういう構造になっていると。

ただ、今回、こういう事もあったので、念のため、ま、あの、確認はしておこう、というような位置づけだ。ですから、ゼロじゃないという言い方は、非常に厳密な言い方で正しいが、値頃感、という事で言うと、

気相と液相に分離されて液相側に来ている物が今ここにあるという状態での話しだという事を補足させてくれ。

○共同いけがみ:
確認だが、落ちていく水は循環注水冷却システム出したっけ?に戻るのか?

○小林:
こちらがだな、高温焼却炉建屋に地下に入り、再度汲み上げられて、また処理装置の中に戻ってくる。で、処理がされた後に注水ラインに入って、また原子炉を経由して建屋の中に落ちて、またここに返ってくると。その中の途中に返す状態だ。

○東電竹本:
他宜しいか。


■RHRSポンプのC系の点検計画の変更について

○小林:
その前にだな。今、追加の情報が入ってきたので、そちらについて紹介する。★★5号機側だが、先般、RHRSポンプのC系の点検をするためにポンプを止める報告をしたと思う。

こちらは5号機の原子炉冷却に用いている残留熱除去系の海水ポンプだが、19日から点検を開始しており、26日に追加で水中カメラによるポンプのA系とC系について点検をすることが新たに上がってきている。

その関係で、当初の計画から少し変わり、26日に水中カメラによるポンプのA,Cの点検。それからそれにより、一時的に原子炉冷却と使用済み燃料プールの海水冷却を一時的に停止するような作業が発生する。

で、この作業において、原子炉と燃料プールの温度上昇だが、一時的で問題ない評価だが★原子炉としては大体7℃ぐらい。プールは4℃ぐらいの上昇が評価されている。

当所、5号機の残留熱海水ポンプについては★C号機の点検は29日までを予定していたが、この作業により12月7日まで延長になるので併せてお知らせする。こちらのカメラによる点検が入った事で少し時間が延びることになる。


■宿題回答

…ヒソヒソタイム20秒…

▲http://j.mp/Qd0Tme
先程、木野さんから質問のあった平成24年8月29日に発生している作業員の転落事故だが、

# ここで宿題回答。変則的。

こちらにおける作業の請負態勢が複雑であるという事と、偽装請負ではないかという質問を頂いていたかと思う。で、そちらについては、元請けである日立GEから色々説明を受けており、11月7日の時点で法令違反あったという報告は今頂いてない状況だ。

当社としては今後、元請けに対して法令遵守を徹底をお願いしていく姿勢で臨んでいるところだが、現段階ではそういう状況ではない事を元請けからは聞いている。

# 法改正して東電、電力事業者に責任追わせるようにせなやりたい放題なおらんわ。結局、重大事故繰り返される。核防護、核セキュリティーを詠うなら尚更。そうしたら間違いなく崩壊するよ。原子力事業そのものが。そうでもしないと教授出来ない核の利権。危険で誰でも使えないからこそが核の本質。

○フリー木野:
さっきのサリーの件で確認。ベント菅から出てくる排気は評価されているのか?

○小林:
そちらについては今回、新たに状況を確認して、どれぐらいであるか再度確認したいと考えている。

# "再度" 評価したい、って前に評価したんかい。実際に運転しないと評価出来ないこともあるよね。それ運転後にちゃんと評価すべき所は評価しているの??

○フリー木野:
これまではベント菅からの放射性物質の量の評価はされてなかったということでいいか?

○小林:
そうだな。特別どれぐらいであるのかというのは非常に評価ではあると思うが、定量的ないくつぐらいと言うのはなかったと思う。

○フリー木野:
わかりました。さっきの8月29日の件だが、法令違反があった報告は元請けから頂いてないという事で、それ以上、東電としては調査はしないという事なのか?

○小林:
こちらは元請けの中でどういう調査をされているかは、はっきり私どもとしては了解してないが、

○小林:
日立GEが色々な聞き取りをした中で、そういう状況は今のところ確認されていないという事を11月7日の時点で聞いており、それ以降、何か進展があったという所は報告がない状況だ。

○フリー木野:
あのう… 8月29日(http://j.mp/Q0Hrrn)の段階で、松本さんが複数のところが入っているという説明をしていてその件というのはどういう状況だったのかというのは、日立から報告を受けてないんだな?

○小林:
少なくとも、その雇用体系において日立GEの中で法令を違反するような状態ではないということは伺っているので、今のところそれ以上の確認はしていないところだ。

○フリー木野:★★★
今までもずっとそうだったが、元請け調査だけで御社として、御社の敷地内でされていることに対し全くノータッチで調査されない姿勢がよくわからないが。そういう調査の方法として、東電としてはこれからも元請けに全てを任せ、元請けから問題がない報告があればそれでおしまい。

○フリー木野:
今後もそういう調査方法になるのか?

○小林:
こちらについてはまずひとつは元請けにどういう状況であることを確認することは一つあるし、もう一つ、しっかり法令は順守して頂きたいというのは、当社もいつも申し上げているところだ。

# 当事者による当事者の犯罪ありませんでした、我々になんの落ち度はありませんでした、調査報告になんの意味があるんでしょうな。時間の無駄。

○小林:★★★
今後、当社についてどんなことが出来るのか、というのは、ひとつの検討状況だとは思うので、そちらについては引き続き考えていく必要はあろうかと考えている。今の段階では今、どういったことが出来るのかというのはまだ明確なところはないので、

引き続き元請け企業を通じて、しっかり法令遵守をして頂くことと、元請け企業においても法を守って頂くということをお願いしている状況だ。

○フリー木野:
其の今回の件も、ちょっと確認だが、作業員の方に直接聞き取りはされていなくて、先日の8月29日の説明も、元請けからの説明をそのまま我々に説明していたと。そういう事でよろしいな?

○小林:
そ、そうですな。元請けを通じて色々と調査をしているので、そういう物も踏まえてしっかりと確認が出来たところについて報告しているところだ。

# 口頭でな。鉛偽装も実際の調査は全部エネシスにやらせてエネシスのノウハウがあるので公開しないでくれと言われているからと平気でぬかす東電広報。

○フリー木野:
先程、元請けがどういう調査をされているか了解していないという話があったが、これ、あまりにも無責任のような気がするが。どういう調査をされて誰に何を聞いたかぐらいは確認はされないのか?

○小林:
こちらについては、大体どんなことがされたかというのはあるが、実際に詳細な調査というよりは報告を伺っている状況なので、その中で調査の方法はいろいろやりかたはあると思うし、

個人情報等もあるので、事細かに聞くと言うよりは、元請けの中で問題ない、個人情報を含まない部分を含めてそういうところを報告頂くのが基本的な流れになるのではないかと思う。

# だからそれが無責任なんだって。普通に考えたら有り得ないでしょ。委託した会社が事故を起こしても親会社がまるで他人ごと。何があっても電力側が罪を被らない利権守るためのムラの法体系を構築してきたのは誰だよ。その利権と潤沢な資金で政権基盤を維持し続けてきたのはいったい何処の政党だよ。

○フリー木野:
ちょっと確認していいか?其の個人情報が問題あるという意味が私には理解できないが。発電所の中に入るのに、当然個人情報を全部出して作業員の登録を全部されているわけですよね。何故底で個人情報が問題になって細かに聞けないのかという、どういう理由なのか?

○小林:
例えばだな。作業をするための個人情報というのは我々は知っているが、

# 「核物質防護」「個人情報(プライバシー)」「社内文書(企業秘密)」東電隠蔽三種の神器。

○小林:
そのかたがどんな状況であるとか、どんな経歴があるのか。そういう事に対しては個人情報になるから、元請けさんの中で、例えば作業実績にこういうものがあるとか、そういう物の管理がされているかもしれないが、

そういう物に対して第三者に開示するというのが、やはり企業の中の個人情報の管理、というところで、やはり問題があるのではないかと思う。

○フリー木野:★★★
いや、個人の方の経歴を伺っているのではない。そのかたが現場でどういういう作業をしていてという、そういう意味のことだと思うが。

現場でどうして事故が起こったかを調べる上では、個人の経歴ではなくて、ちゃんとその方たどういう動きをしていて、現場で誰がいて、同意物を使っていて、何故そういう事が起こったのか。これは個人情報は関係ないので、細かに元請けに聞いて問題無いと思うが。

○小林:
先程、木野さんが問い合わせていたのは偽装請負の話ではなかったかと思うが。

○フリー木野:
偽装請負の関係もそうだが、それは所属企業がどういう状況になっていて、そういう事を調べればいいと思うので、それも別に個人情報ではないと思うが。個人情報なのか?

○小林:
ですから、そういうような、何処の企業に務めていてどういう方かというところは確認できていると思うし、

# 朝日新聞のAPD鉛偽装報道を発端に長いスッタモンダを経て出てきた資料。http://j.mp/NKfoco 結局、発端となった事件も丸投げ偽装請負、書面契約結ばないなど法令違反(犯罪)のオンパレード。それを知りつつ法令守ってないのは下請けだとふんぞり返る諸悪の根源電力。東電。

ただ、その中で要は法令違反するような、ですね。雇用体系にあったのかっ、手なことに対しては、それはないと聞いている。契約の内容等を含めて、話せることと話せないこともあるだろうし。

# こうやって責任が東電(電力)に及ばないばかりか、原発施設で事故、トラブルが起こっても東電(電力)が丸投げしてるもんだから、状況は迅速につかめないわ、ある意味それはムラが望んでいることで、隠蔽の温床そのもの。この電力全体の体質を変えないで原子力を続けるのは無茶苦茶なはなし。

それについては、法令違反はないと言う事を日立GEさまから伺っておりますので。ええぇ、その中でやっていただきたい。あと、引き続きしっかり法を守ってやっていただくということが重要ではないかと思う。

# 核防護の法建付けを祭り上げて情報公開を拒否するのであれば、労基じゃなくて検察が立ち入り操作するぐらいの法整備が必要なんだよ。おかしいだろ。警察OBがどんだけ東電はじめとした電力業界に天下ってんだよ。

○フリー木野:
あの、法令に反していなければ別に細かく説明しても何も問題無いと思うが、要するに東電としては日立から問題がないことだけを聞いていて、実際にどういう形になっていて、何故問題がないのかというのは、聞き取りはされてないということか?

○小林:
今のところ、私が承知している所になるが、◆7月7日の時点で日立GEさまから法令違反のうようなものがあったという話は聞いていないということだ。11月7日だ。

○フリー木野:
わかりました。

○東電竹本:
はいっありがとうございますっ。

○朝日ただ:
転落事故の所の偽装請負云々以前に、これはそもそも落ちていますから、労基なりの是正指導など、法令違反の認定みたいなものがあったような話はないのか?

労働基準監督署が立ち入り調査して、例えば日立GEなり、その子会社なりに是正指導票とか、▼労働安全衛生法違反で指導が切られているようなことはないのか?そこは確認しておられるか?

○小林:★★★
9月25日だが、福島労働局の富岡労働基準書から立合いがあったようだ。

○朝日ただ:
その結論は?立合いがあると大体、指導票を切られたり、是正勧告が出たりするが、まだ結論は出てない状況か?

○小林:
そちらは確認したいと思うが。

○朝日ただ:
確認してください。要するに先ほど言ってる法令違反がなかった云々で、底をあまりいうと、僕もどんどん追求できちゃうが、そもそも東電は偽装請負が蔓延しているからちゃんとやりなさいよと国にわざわざ言われてますよね。

厚生労働省からカク電力事業者の一つとして偽装請負やっちゃダメですよ。ないようにちゃんと元請けを指導監督しなさいという命令が、今年の2月に出ていることはご存知だと思う。

そうしたら元請けにやってくれというだけじゃ、普通は、常識的にダメなんです。ちゃんと出来ているかどうか、本当に適正な請負耐性が出来ているかどうか、確認するが普通の企業。若しくは法律的義務がなくても当然やる事が求められるわけです。

ですから、日立GEは当然、法律違反はなかったって言うでしょ。今日、僕が指摘してる作業についても法令違反はなかったといいますよ。

そこまで言い張るのであれば、僕はその事実関係を労働局に持って行って申告しますが、普通、同じ業務を別々の請負害者が混在でやったら、これ、偽装請負になるんです。僕が嘘を言ってるとお重いなら、どうぞ労働局なり厚労省に見解を正してください。

皆さん、東電のテレビを見ている法務なり労働部門の専門の方ならだれだって分かる筈だ。これをみている視聴者はなんのことかわからないかもしれないが、専門の人ならすぐ分かる。それが適正な請負なのか、違法なのか。

それを違法じゃないですよと(日立GEが)言っているから、大丈夫ですって(東電が)言い張るのは、もうそろそろ限界ですよ。アンケート調査で、今度、色々数字も上がってくるでしょうし、

# 随分前に予想を超える数で、400を超えてたと言ってたし、未だに公表されてない。今頃、広報は隠す情報と出す情報を一生懸命選別してるんでしょうな。ここまで内部告発が出ないブラック企業って珍しいよね。良い給料もらってるしね。それも国費から。

これからどんどん日立GEも含め労働者が申告したのが職業安定法違反とかで是正の指導が出てくるし、元請けの人が大丈夫だと言ってるから大丈夫と言ってるんじゃ、なかなか言い切れない状況になってるんで、そこは今回の日立GEの件についても、

8月の件についてももうちょっと向こう側にどうなんですか、請負状況はどうだったんですかというのをちゃんと確認していただけるとありがたいが。

○東電竹本:
それではよろしいか。明日から休みになるが、特段今日の時点で伝える作業はない。

○東電竹本:
これで夕方の説明は終了させていただく。なお、冒頭案内した通り、このまま、この場所でテレビ会議映像公開について説明をするので、よろしこ。これにて終了。



~ 第一部 終了 18時45分(1時間15分)

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