2012年10月11日木曜日

東電会見 2012.10.11(木)17:30 ~ 1号機格納容器内の映像公開(二日目)。3号機使用済み燃料プール鉄骨瓦礫落下事故報告に対する製委員会の追加指示。建屋開口部、ガス管理システム気体、建屋上部の核種分析結果報告。ほか。

東電会見 2012.10.11(木)17:30 ~

1号機格納容器内の映像公開(二日目)。3号機使用済み燃料プール鉄骨瓦礫落下事故報告に対する製委員会の追加指示。建屋開口部、ガス管理システム気体、建屋上部の核種分析結果報告。ほか。

3号機使用済燃料プール鉄骨がれき事故報告に対する規制委員会から3つの指示。昨日説明したのでと指示内容の説明を端折る尾野氏。ちなみに昨日はまだ届いてないので説明は明日な説明。ナメトンカ 燃料露出した場合の評価等。説明せず。

昨日に引き続き1号機格納容器内部調査報告。昨日の作業を映像で報告。映像は水中からベント管前にある邪魔板(ジェットデフ)までの映像。収穫は水は綺麗のみで評価はこれから。本日の作業はジェットデフから格納容器底まで。映像は明日公開。

本日の作業分は49名、被ばく線量は最大1.83mSv。一昨日51人、昨日53人、今日49名。最大被ばく線量と人数のみで東電社員、下請けの内訳、被ばく状況、本日も示されず。

2週に一度の建屋開口部空気中放射性物質、1~3号機 ガス管理システム気体と建屋上部のサンプリング結果。特段変化ないので資料よんどけ報告。ほか。

○プラント

○報告・指示

○環境モニタリング・サンプリング

【質疑】
TBS(1号機内部調査*)→
朝日(1号機内部調査*)→
テレ朝(1号機内部調査*)→
産経(1号機内部調査*)→
NHK(1号機内部調査*)→
読売(1号機内部調査*)→
木野(1号機内部調査*-被ばく・作業別被ばく・アレバどしたん・放管)→
テレ朝(1号機内部調査*)→
木野(1号機内部調査*)→
朝日(1号機内部調査*)



■福島第一の状況

○一杉:
定例会見をはじめる。

○尾野:
福島第一の状況

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機まで安定して注水。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
ご覧のとおりで特記事項はない。本日、1号機格納容器内部調査を引き続き行なっている。昨日とった映像の説明。本日の作業進捗について後ほどしたい。

[使用済み燃料プール]
1~3号機まで循環冷却継続実施中。

# 1~4号でつ。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋並走中。3号機タービン建屋から高温の焼却炉建屋に現在移送中。6号機タービン建屋から屋外仮設タンクへ移送を本日15時まで実施した。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
現在、サリー運転で処理中。作業関係案内。★★5,6号機RO装置。こちらが中継端子台に焦げ後があり、モーターがトリップしたよ、という話を先般話したと思う。

# 焦げ後の報告時にトリップしたとはセットで説明しなかったよね。

現場状況を確認した所、屋外に設置されている中継端子箱の中に電線を入れる口があるが、そちらの所のシールが不完全でそちらから雨水が中にはいって中継端子箱内の接続端子のところでショートを起こしていたことがわかった。

当該場所のシールを修理し、中継端子台のところでのシールも強化する形で対応をとった。また、併せて当該設備だがポンプ出口の配管のところで汚れがあったということで、そちらの確認を現在進めているところだが、

類似箇所の確認等をひと通り終えて、他に同様な問題はないことを確認したので複数系統あるので、漏れがあった系統は切り離し、その他の装置について明日以降、運転を再会する予定。


■3号機使用済燃料貯蔵プール鉄骨がれき落下事故に係る原子力規制委員会の追加指示★★★

次。「福島第一原子力発電所3号機使用済燃料貯蔵プールにおける鉄骨がれきの落下に係る原子力規制委員会からの追加指示文書の受領について http://j.mp/Ppj8Fs 」

これは昨日指示文書を頂く話をしたが、昨日、本会見が終わった以降に指示文書を頂いている。指示内容は裏面に。

1~4。内容的には昨日話した内容だ。10月19日まで報告を出してくれということなので、それまでに解答を規制委員会に提出したい。

# 指示されたことを無視して再度指示されたことには触れない。


■1号機原子炉格納容器内部調査結果

3点目。「福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器内部調査結果について http://j.mp/PplQe9」上半分にスケジュールの入ったPP資料。

本実行われた作業は3。CCDカメラによる内部撮影(1回グレーチング下部)という作業を本日行なっている。昨日行った作業が10月10日2のところ。

滞留水の水位・雰囲気線量の測定ということで、CCDカメラ、線量測定器を使うということで、装置としてはCCDカメラ、線量測定器を使うことである。

こちらの2の作業、昨日の作業映像が上がっているので、これからそれを説明したい。下半分を見るんだ。

カメラの落とし方だが、X100Bペネからカメラを落としていき、昨日の場合だとカメラと線量計を落としていき、水中の方に抜けて下げていく。

途中、グレーチングがあるのでグレーチングの隙間を通って更に下に行き、昨日の作業では水面のところまでという状況だった。

本日の測定だが、線量計は付けずにカメラのみで水中のみに入っていくということで、水中に落としていき、下半分のページだが、★★格納容器の底まで確認をする事で計画している。

もう一つ。写真が付いているCCDカメラによる調査状況10月10日分とういうことで、主だった写真(http://j.mp/PpjYC9)をつけているが、こちらは動画でご覧頂いた後に見て頂ければ状況側かあるかと思う。

それでは動画の説明をさせていただいきたい。(上映会 http://j.mp/TAblFN)これからCCDカメラをプールの中に下げていく。

今、カメラからの画像があるが、ここに見えているのが線量計だ。線量計がCCDカメラの手前になるので、それが後ろから見えている状態。

昨日、首振り機能が付いているカメラで説明したグレーチングだ。このグレーチングの隙間に線量計が入っていく。線量計の先端が水面に到達した状況だ。光っているのはCCDカメラのランプ。で、この状態が少し水の中に入っていく。

水の中に入っていった所で水中の構造物が見えてきた。http://j.mp/TAf8mt その構造物に当たったところで昨日の作業は終了している。ここに構造物が映っている。この構造物が何かは図面の方で説明したい。

先ほど見て頂いた上にスケジュール表が載っているPPがある。(http://j.mp/PplQe9 )OP約9,000ミリのところまで水面があることが確認できている。

本日、赤いところで垂らして底まで入れているが、昨日入れた時には、この赤い線が若干左寄りの所をまっすぐ下がっていく形になった。

で、こうして下がっていってOP9,000の下のところに格納容器の内側にジェットデフと書いてある構造物があるのが見て頂けると思う。

先ほど最後の写真に映っていた構図物は、このジェットデフの構造を直ぐ目の前から見ている形になっていた。

ちなみにジェットでふというのはどういうものかというと、ジェットデフが付いている直ぐ左側にサプレッションチェンバーにつながる構造物があるが、

サプレッションチェンバーにつながる構造物は、基本、空洞の穴であるが、その穴の正面に気流の流れを一回邪魔して脇から入れるような、邪魔板が付いている。その邪魔板をジェットデフといってる。

# 空洞の穴… 穴は空洞だし… 

(ポンチ絵)ええ、PCV(格納容器)があり、PCVからサプレッションチェンバーにつながっている構造の手前に、このところにジェットデフと呼ばれる邪魔板が付いている。

立体的に見ると、これは円盤状のものであり、こちら。丸い穴が空いているから。正面について建てのようにつくようになっている。

これは空中に羽化しておく訳にはいかないから… 何箇所か… PCVの側壁に脚がついており、その脚が円盤を支えるような形で溶接されている。

ですから、気流はこの隙間を通ってこちらの方に流れていくことが出来るような構造をしている。先ほど見えた構造物(http://j.mp/TAf8mt)というのは、ちょうど個々の部分だな。

つまり、丸いものに足がついているが、それを真横から見た、つまり、この鉄板を真横から円盤、ディスクを見ている形になっている。

この場所が拡大されて見ている格好になっている。手元の写真(http://j.mp/PpjYC9)を改めて見ると①グレーチング部を通過していく所。

②が水面の中を通っているところ。で、③が水中をある程度いったところで、映っている茶色の構造物のこっちがわ。左側に映っているのが円盤ディスクをちょうど横から見ている部分。

で、こちらに映っている焦点がぼけていて明かりがハレーションを起こして見難いが、映っている部分が足の部分。ちょうどそこが映っている。全体で水中の中の構造物の見え具合や視野から言うと、水の方は然程濁っている状況ではないことが分かる。

昨日のCCD。カメラの状況からは以上のことが分かるということである。で、なお、本日は昨日は水中、極わずかに入ったところで、先ほど行ったジェットデフの脚のところにぶつかっているので、少し格納容器内側の方に腕を伸ばし、そこら吊り下げていき、

PP下(http://j.mp/PplQe9)にあるがジェットデフの邪魔板の中程にあてて滑らせながら格納容器の底の方にカメラを沈めていったような作業をしている。

で、こちらの映像はまた整理ができたところで案内したいと思うが、今日の状況からも格納容器内滞留水は濁った状況ではなく、透明度はある程度確保されているということ。

それから浮遊しているものもないわけではないが、あまりほとんどない状況だった。で、格納容器の底まで行くと錆の類と思われるが、そういったようなものが若干堆積しているような様子が見えているが、このあたりは整理した上で画像等で紹介したいと思っている。

作業状況は以上。


■環境モニタリング・サンプリング

3つほど核種分析データをつけている。
一つが「建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/PpkmAF」
もう一つが1号機原子炉格納容器ガス管理システムの期待サンプリング結果。
  • 福島第一 格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号機  2号機  3号機 
3つ目が1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の各種分析結果ということで、定例的に行なっている核種分析の結果だ。
  • 福島第一 原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号機  2号機  3号機 

特段特記事項はなかったので改めて見とくんだ。

私からは以上だ。(17分)



■質疑

○TBS立山:
TBS立山だ。よろしこ。このジェットデフの部分が赤茶色みたい見えているが、これは元々こういう色なのか。錆なのか不植物が付いてるのか?このへんはどう分析されているのか?

○尾野:
元々は塗装がされている。本来の色ではないと思っている。なので錆や汚れなどがついてる状況であろうとは考える。

○TBS立山:
機能提供いただいたい映像を踏まえてだが、2号機の調査の時は水が垂れていて、滝のように中がなっていたと思うが、今回、あまり水の垂れがないように思えるが。今回あまり水の垂れがないと思える。この違いは何か?

○尾野:
軽々には言えないと思っているが、元々の損傷した除う今日の違いがまずひとつある。2号機の内部条さをやった時期と今回やっている時期は、2号機は確か…3月でしたっけ。

なので。そういう意味から言うと半年以上時間が違う。その間に燃料の発熱は当然減っているわけだから、発熱側の違いもあろうかと思う。

# じゃあ2号機を今見たら大幅に環境が変わっている認識なのね。

それからPCV内の空気を喚起する装置もこの間に設置されてきている違いもある。そういったことを考えると、条件が違うので、その中のどれが聞いているのかを言うのはやや難しいと思っている。

○TBS立山:
その燃料の損傷の違いとはどういうことか?

○尾野:
燃料の損傷の違いと言っているのは、それぞれ1号機、2号機、3号機、燃料損傷に至る経過やタイミングが違う。

損傷した際の壊れ方、被害の受け方は、ある意味その時の個別の事情に左右されていることが多いだろうから、個性が自ずとあるだろうということだ。

そうした違いが影響に現れている可能性は否定出来ない。いずれにしても何が違うのか断定することはやや難しいと思っている。

# その可能性、なんでもあり。本当に分析する気があるのかな。

○TBS立山:
内部線量だが、測定値が違うこともあると思うが、2号機が73Sv/hで、今回の1号機が10Sv/hでだいぶ違うようだが、この点についてはいかがお考えか?

○尾野:
いずれにしても高い値だと思っている。今回11ぐらいだったが、いずれにしても高い値だとおもっている。

確かに2号機のほうが一回り高い値になっている状況だが、この差は損傷の受け方、汚染のされ方の結果として現れているものなので、どういう個性が現れているところはあると思う。

そういう意味で一概にどうこうと言えないと思っている。ただ、やはりPCV内の線量高いので、この中の作業を進めていくことに関しては相当慎重で入念な検討がいるだろうということはいずれも同じと思う。

○朝日こん:
今日発表の写真について聞きたい。水中写真は今回1号機で初めて提供されたと思うが、水中で濁りが少ないということはどういう個を意味しているのか?

○尾野:
濁りが少ないこと自身がどうかというより、単にファクトとしてそうだということだが。要は浮遊性の雑物が少ないということですな。

で、今日示しているものは昨日までのものだから、極浅いところまでだったが、ええ… 本日、底まで入れた状態で底の方まで見ているが、底の方に至っても、水は比較的澄んでいる状況だった。それはファクトしてそうだったということかと思う。

○朝日こん:
教師玉で言ったということだが、今日見えたもので確認したい。格納容器底部まで言って、なにか底部が、あの、すごく損傷を受けているだとか、極端に言えば溶けた燃料による損傷とか、

# Q:水が透明なことから考えられることは何ですか? A:事実としてそうだったということである。 (解説)ほんと、長々と起こすのが馬鹿らしいほど中身が無い質疑。

○朝日こん:
もっと言えば、溶けた燃料自体がなにか見えているとか、そういう状況はあったのか?

○尾野:
そういった所までは確認できていない。今日見えた映像の限りではPPで落として言ってるジェットデフレクタの邪魔板のところに触りながら、下に降りていくかっこになるわけだが、

全体の構造も特に異常ないし、底に付いたところでも構造に影響を与えている状況は見当たらない。下の画面は大きな格納容器のごく一部を拡大して見ているので位置関係は分かり難いと思うが、

# 触りながら下に降りてく。(;´Д`)ハァハァ テクニシャン ダナ

(ポンチ絵)本日見ている場所というのは、カメラを落としてこのあたりが見えてる。ジェットデフの手前が見えている。原子炉自身がこちらにあるとしたら、原子炉を支えている基礎部があり、そちらがもっと内側にある。

そういう意味から言うと、この場所は原子炉から仮に何か漏れたらこの基礎の内側がペデスタルという部屋になっているので、先ずはその中に堕ちる。

で、こちらまでの間は原子炉を支え得ている壁がああるので、直接的に見えるかというと、なかなか直接的に見える場所出なない。

見えた範囲でこれが何と特定することは若干難しいものではあるが、錆であるとか、塗装編の砕けたようなものであったりとか。そういった、雑物は見えるが、溶融物が底に残置しているとか、そういったような様子は、必ずしも見えてない状況だった。

○朝日こん:
この絵を描いてもらったところで原子炉の基礎部の壁というのは、壁自体が熱か何かで損傷していたりして外側の部分とツーツーになってしまうことはあまり考えられないのか?

○尾野:
今の時点で映像から見える範囲でそういうことが起こっているかどうかという結果は見られていないのが、まずひとつ。もう一つは一般論だが、燃料が損傷して、オカマの底を溶かしてメルトダウンをしていった場合は、まずペデスタルに落ちていく。

底で非常にエネルギーが強くて冷却状態が悪ければ、コンクリートを炒めていくということで、コンクリートを有る意味削っていく。

それがどちら方向に進むかというと、基本、下に掘っていく方向に進みやすいので、横向きに広がるよりも下向きい広がっていくほうが広がりやすい傾向がある。

ただし程度が著しければ、横向きの広がりもある程度起こりうることは技術的に入れる。ただ、個別のこの事象でどこまでどうなっているか、

○尾野:
というのは最終的には現物を確認していくプロセスが必要だと思う。

○朝日こん:
となると、真下に燃料が基本的に、例えば落ちていくとしても、落ちていくので、両サイドの、外側にコンクリートを溶かしながら広がることは考えにくいということでいいか?

○尾野:
難しい。一つハードルありますよということだ。

○朝日こん:
わかった。それは一般といったが、1号機だと燃料が100%格納容器底部に落ちていたと考えても、なかなかそこまでは、という量なのか?

○尾野:
ちょ、程度問題の話や、落ちた燃料の熱量等をどう見積もるかにより変わってくるので、解析レベルで言えば、色々評価あると思うが。現実にどうなっているかみていこうとするときには、やはり、現状の状況の把握が必要になってくると思う。

# 長々しゃべって、結局、現実に見ないとわからないという連日の Q&A。昨日も1時間30分、全然中身がなかった… 拷問に近い文字起こし… その現実把握のための作業じゃないのですかという話… orz

○朝日こん:
先ほど底部に錆のようなものがあるということだが、錆はどこから来たものと考えたらいいのか?

○尾野:
格納容器内を見ると表面がかなり、細かい、ええ… 、なんというか、雑物のようなものが見えているので、そういったものが落ちてそこに沈めば、一番底の方に行くので。

そういったことではなかろうかと可能性としては考えるが、あまり、まだ、見たばかりなので。ええ。これがどうのと申し上げるのはもう少し後のほうがいいと思う。

○朝日こん:
水が溜まっている温度は出ているのか?

○尾野:
温度については上の半分に5とあるが、熱伝対の設置をしようと思っている。作業段取りから言うと、先に温度計をつけると他の作業ができなくなるので、温度計は13日以降の作業で設置したいと思っている。

○テレ朝松井:
調べていただきたいものが一つある。この間公開された6時間のビデオの中に出てくる音声の中で、氷を落とそうということをやって、結局氷は2日間の中で入れられてないようだが。

最終的に氷を入れたシーンはあのプールにあったのか?あの氷は確か2Fまで来た話だったが、その氷がどうなったかわかったら調べてほしい。

今日の質問だが、昨日いただいたものと今日頂いているPDFの図面を見るとOP9000の位置が昨日も2箇所違ったし、今日も別の箇所が出てきて、

# 昨日 http://j.mp/WPVCB8 本日 http://j.mp/PplQe9

OP9000は格納容器のベント管のどの位置にあるか確認したい。今日頂いているのは OP9000がベント管の更に上の位置がOP9000だ。(http://j.mp/PplQe9)で、昨日頂いたのは2枚(http://j.mp/WPVCB8)あるが、それでも2枚ともずれている。

この水位はとても重要であり、格納容器の上にあるということであれば、ベント管に損傷がないことが考えられることになるので。正しいのはどれか?

# ほんまや。3つとも位置が違う… 浸かっているとすると構造上弱いとされるベント管に損傷がない事になる。

○尾野:
そうですな。ポンチ絵レベルで不正確だった所は申し訳ないかと思う。確認してよろしいか?

○テレ朝松井:
水位もそうだが、形、格納容器の形は全く変わらないわけだから、ベント管の付け根の上の部分がOPで幾つか?

# 自分のポンチ絵じゃないのね。聞き間違い。しっけい失敬。

昨日頂いたもの(http://j.mp/WPVCB8)の中でも2枚とも違っていた。ですから昨日いただいたものの3ページと2ページで予想水位の高さの位置を見ても、昨日の中でも矛盾がある。

○尾野:
わかりました。確認させてくれ。

○テレ朝松井:
それを確認したいが、許うの図ならこれでいいが、この高さよりもサプレッションチェンバーよりこれよりも上に出ているものはないと考えて間違いないか?高さとしては。

○尾野:
この線がどうかということはあるが、サブチェン側の上面がOPでどのぐらいかと、、

○テレ朝松井:
普通、サプレッションチェンバーの上限はもっと下だが、例えばそこから何か ~ キキトレズ ~  何かが1メートルの高さであったりする場合だと、

# 同時に喋るのはやめるのだ ボーイ!

○テレ朝松井:
高さが違ってくるので。言ってることはおそらくわかっていただけると思うが。

○尾野:
はいっ。

○テレ朝松井:
格納容器に損傷があるのか、ベント管のジャバラ部分に損傷があるのかによって大きく違う。これは豊穣に重要なものだが。

○テレ朝松井:★★★
昨日、今日と不正確な図になっているのが非常に気になる。このあたりを。それを併せて水位がどうなっているのかということです。

あと、ジェットデフというのは、昨日、今日、はじめて見たが昨日頂いた図面を指している箇所が、ベント管を指しており、ジェットで腐敗他の部分だけ、と考えて良いか?

○尾野:
ジェットでふと言っている部分は、デフレクターという邪魔開いたの部分なので、主要部分は邪魔板の所と理解してくれ。

ただし、全体の構造を通常、ジェットデフと言ってるので、この絵の指し方は矢印の先っぽが不正確なところがあるが、格納容器内側で邪魔板があり、邪魔板を支える構造、全体をさしてジェットデフと。

○テレ朝松井:
つまり、ジェットデフは格納容器より外に出ていないとうことですね?

○尾野:
そうですな。

○テレ朝松井:
昨日の図面(http://j.mp/WPVCB8)だと、ジェットデフは完全の外に出たものを指している。昨日のは誤り?
○尾野:
そういう意味では誤解を招きやすい矢印の付け方だと思う。こちらの方向にあるこれと、

# おもいっきり違うとこ指してる… orz  左から二つが昨日。3つともバラバラ。w 修正される前にスナップスナップ。201210111902.jpg

○尾野:
矢印をそちらまで引っ張っていくとうるさいので、少し短くしてしまったのかもしれないが、あまり正確ではないと思う。

○テレ朝松井:
そうすると2号機の水位は、あの時はベント管の一番下の高さがちょうどその壹にあるという説明だったが、その後の2号機の水位のこうしょうはあれ以上進んでいないという事か?

○尾野:
そうですな。現時点では。

○テレ朝松井:
キャットウォークに入って何も見えなかったというのがあったが。それはそのまま止まっており、今回は解析はこれからということ?

○尾野:
そうですな。

○テレ朝松井:
わかりました。今言った高さOP9,000は今日中に出ないか?

○尾野:
図面の確認がいると思うので。しっかり確認させて答えさせてくれ。

○テレ朝松井:
繰り返しになって恐縮だが、ここの高さはとても重要。2日に続けておかしなものを出している。その辺りをお願いする。以上だ。

○尾野:
はい。ありがとうございます。

○産経蕎麦谷:
確認だが、今日の奴は映像は最後はジェットデフで終っているが、一番下まで行った、映像は一番下まで映っているところまで行ってるのか?

○尾野:
今日見せた映像は機能取った映像なので、ちょうどジェットデフの溶接部に当る所ぐらいで終ってる。

○産経蕎麦谷:
なるほど。

○尾野:
で、本日行った作業は、もう少し格納容器内側から垂らしてジェットデフの溶接に当らないところで降ろして格納容器そこまで行っている。格納容器そこまで行った映像が、★現在整理中だ。整理が出来たところで

# 不味いところはカットするからちょっと待つんだ。2時間の映像も所々カットされてる。ノーカットじゃない。全体どれだけあってどれだけカットしてるのか示して貰いたい。同じ箇所がずっと映って動きが停止しているところはカットしてないのに。長時間映像の途切れる理由。

○産経蕎麦谷:
今回はOPでいうとどれぐらい行ってるのか?

○尾野:
一番下だからぁ、えっとぉ、

○産経蕎麦谷:
ああっ、今回というか、今日見せて頂いた。

○尾野:
そうですね。今日ですな。あっ!今日、

○産経蕎麦谷:
昨日の奴っ

○尾野:
今日お見せさえて頂いたのは、

# ww 説明している方も、質問する方も、昨日、今日の報告が前後して訳わかめ状態。で「今日お見せさせて頂いた…」 ww

○尾野:
ええ、OPでいうと水面付近だから9,000近辺まで行ってるってことっすね。9,000をちょっと下回るところまで行ってる。

○産経蕎麦谷:
▼水面から何センチぐらい入った?

○尾野:
んん。ちょっと何センチかは手元にないが。映像から見ると差ほど入ってない。

○産経蕎麦谷:
1メートルも入ってない?

○尾野:
はい。

○産経蕎麦谷:
数十センチぐらい?

○尾野:
▼そんなに入ってないと思うが。そこは確認させてくれ。

○産経蕎麦谷:
明日の奴はぁ、底まで行ってると。

○尾野:
そうですな。

○産経蕎麦谷:
映像になっていると言うことだな。ジェットデフの元々の色はどういう色か?

○尾野:
元の色は塗装の色なので、1号機の色が何色だったか私自身は記憶してないが、元々は鉄色ではなくて塗装の色が付いている。

○産経蕎麦谷:
塗装の色。

○尾野:
はい。

○産経蕎麦谷:
それも分れば。今日の映像で何が、見たことない人間からすると元々何色の映像で、どこが色がついてんのか、錆がついてんのか、良く分かんないんで。

○尾野:
わかりました。

○産経蕎麦谷:
はい…。じゃあ、今日、分った事というのは、比較的水の透明度が高かったと言うことぐらいという事か?

○尾野:
そう言う意味から言うと、今日分った事は比較的水の透明度が高かった事であり、あるいは底まで見たがその過程で特に大きな以上が見あたらなかったという事であり、

○尾野:
それから底にはある意味細かい堆積物はあるが、何か大きなものが落ちているだとか、見た班員の限りにおいてはなかったという事である。

○産経蕎麦谷:
当所は底まで行く予定だったのか?

○尾野:
もともと今日は底まで行く予定だ。予定表にもあるが。下部まで下に下げていくという事である。

○産経蕎麦谷:
あ、ごめんなさい。昨日の、やつは、底まで行く予定だったのが、ここで止まっちゃったのか、そもそもここで止まる、OP9,000可惜今で止めるだったのか?

○尾野:
昨日の測定は完全に底までという事ではないが、昨日の資料を見たら分ると思うが、底より下にもう2点ほど測定ポイントを考えていたが、そこまでは入れられてないので、水面から直角ぐらいの所で測定はやめている。

# 昨日の資料は一昨日の実施で、今日の資料は昨日の実施で、本日実施の報告と。「そこまで」と「底まで」 ややこしい…

昨日の資料(http://j.mp/WPVCB8)は後ほど見て頂ければと思うが、一番下をD0として、D1、D2という風な測定ポイントを決めていたが、D2の所で、そこから下のD1とD0は、予定していたが、そこまでは進んでいない。

○産経蕎麦谷:
引っ掛かったということか?

○尾野:
それはちょうど底に当っているので、それを実際に下げていくと、機器を損傷したり、引っ掛かって抜けなくなったりして、後の工程が出来なくなる恐れがあるから、そこからした派無理に下げなかったという事だ。

○産経蕎麦谷:
機器の、ジェットデフに当ったんで、ここでやめといたという事ですな?

○尾野:
はいそうです。ペネは苦労作った一つのものだから。その後の作業も非常に重要なので。

○産経蕎麦谷:
そうですよね。明日はジェットデフの真ん中に当てる分には綺麗に降りてく?

# それ今日の作業だし。線量が高いので一度に出来ない。注目度が高いのに、作業員の被ばく線量の詳細を明かそうとしない東電。会見ネットに垂れ流して、それみた国民にどういう印象を与えるのか、ちょっと考えたほうがいいよ。

○尾野:
そうすると滑り台で落ちるみたいに下に落ちていくので。ちょっと先に延ばして降ろしていてデフの板に当るぐらいの所から滑らして落としていく。

○産経蕎麦谷:
今回、当初予定したより、ちょっと外側になってしまい、接続部分みたいな所に当ったので、落ちないところに当っちゃったと?

○尾野:
そうです。微妙なところなんだ。写真を見たとおり、ちょうどそこなので。やや微妙な位置関係だったと思う。

○産経蕎麦谷:
なるほど。わかりました。はい。

# 冒頭の説明がないので確認する方も大変ですの。

○NHK花田:
基本的なところから。昨日、今日か。水中撮影のそもそもの目的だが、溶けたデブリを見ようと思ったのか、それとも透明度を測ろうとしていたのか、損傷を見ようとしていたのか。どの辺に重点を置いたものなのか?

○尾野:
これは先ずは格納容器の状況をつかみたいというのが大きな動機である。で、最終的に燃料の様子やそう言うところまで見たいが、一足飛びに底まで出来るわけではないので、出来るところから内部の様子を一歩一歩見ている一つの過程だ。

○NHK花田:
今回は1号機のキックオフという事でデブリを見ようという所まではそもそも考えてないものか?2号機の時はなんかそうだった記憶が私にあるが。

○尾野:
えっと、まあ、現実問題としてデブリを見ることをターゲットに作業をしているわけではない。中の様子を確認する。

しかも今ある技術で確実に安全に確認出来るところから、内部の様子を先ず見ていくところが、何れにしても第一歩だから。そう言う意味ではその得るものを、これが得られなければ意味がないという考えでやっていたわけではない。

○NHK花田:
今回水の透明度が比較的良いと行ったところと、大きな損傷がないと行ったところが今回の調査の限りでいえることかなと思うが、これが今後の廃炉作業に結びつくところは何かあるか?

○尾野:
これからは滞留水の採取をしたり、温度計を設置したり、その温度計は残置しておくつもりでいる。

残置するというのは温度計を挿入して温度を計ったら、その温度計を付けっぱなしにしておこうと考えているので、

そう言う意味では水位や温度の動きを啓示的につかむことが出来る様になるので、今後の廃炉作業を進めていく上で有用な情報を今回の活動で得る事も出来るし、それからそれに関わる有用な情報をこれから得る手段を中に残してくることが出来ることである。

ただ、廃炉作業は開発要素も非常に沢山ある難しい仕事だから、大きなプロジェクトの中の一つのステップと言うことかと思う。

○NHK花田:
あの、質問の仕方が悪かったような感じがしたが、今回のみの透明度、おっしゃるのは今回の全体の根底みたいな部分だと思うが、今回の水の透明度とか、損傷がないというのは何かは色作業に結びつく部分はあるか?

○尾野:
そう言う意味では、大きな損傷がないのであれば、それを前提に作業が立てやすくなるから、意味のあることだと思う。

○NHK花田:
わかりました。このジェットデフだが、これ、邪魔板といっていたが、これは金属製の円盤のような板という事で、目的としてはサブチェンに通常、気体だと思うが、これが一気に流れていかないような目的?どういう目的?

○尾野:
えっと、サブレッションチェンバーに上記を流していくときに上記の流れが穴に直接流れていくのではなく、回り込みながら入るような形にすることで流れを整えたり、要は流動の圧力を低減したりとか、そう言った目的のものだ。

○NHK花田:
何製か分かんない?

○尾野:
金属。

○NHK花田:
ステンレスとか、その辺まで分かんないッすよね?

○尾野:
恐らく鉄系だと思う。

○NHK花田:
ああ、そうですか。わかりやした。先程の、これまでの質問にも出ていたが、このサブチェンとの位置関係だが、1号機は確認してたダクトいう事で、

2号機の時の記憶が曖昧でい恐縮だが、2号機は底から60cm水があったが、あれはベント菅の下端の高さと同じ高さでしたっけ?

○尾野:
すいません。ちょっと手元の資料では確認しかねる。

○NHK花田:
▼わかりやした。ちょっと確認して頂き、その1号と2号の比較によっても漏洩カ所、単号機だと分らないところが、両方見ることで構造とか比較すれば分る部分もあると思うので。そう言った分析は今後どうやっていくのかもおって教えてくれ。

○読売前村:
廃炉作業を見据えてという事で、今回の色の透明度の点では、作業はし易いとか、そう言った感想は率直な部分であるのかね?

○尾野:
そうだな。非常に濁っていて中の様子が分らないのに比べれば、透明度が高いというのは、今後、もう少しうちがを見る手段が出てきた場合は、水の中の様子の確認がし易いとか、様々なメリットがあろうかと思う。

そう言う意味では濁っていて司会が効かない状況に比べると、透明度が高いというのは作業を進める側から言ったらありがたい。

○読売前村:
思ったよりも予想以上に透明だったという感触か?

○尾野:
底までは何とも予想が付かない部分だったから、ええ、予想と比べてと言われるとあれだが。ある意味水中に落とした状態である程度先が見えることは結果としてある意味ハッピーな情報かと思う。

○読売前村:
前回、昨年3月に2号機の格納容器の中を調査したときに、同じようにカメラを入れていたら、錆とか埃と構っていた様子があったと思うが。今回は底の部分まで入れた時に何か、舞い上がったとか、そう言った状況は、

# 昨年3月にそんなことしたのか。すげぇな。

○読売前村:
ただ端に錆が退席しているのが見えたと言うだけの状況だったのかね?

○尾野:
今日の時点でまだ十分確認が終了していないので、そのことも含めて、明日映像をご覧頂きながら。ええ、見て頂くのがよろしいかと思う。

○読売前村:
先程のNHKから質問がでていたが、邪魔板の素材としては鉄板と行ってしまって良いか?

○尾野:
鉄製で結構かと思う。要は炉内構造物とか特殊な用途のものではないので。一般的な鉄の構造物と考えて良いと思う。

○読売前村:
格納容器の底の部分に、今日、カメラを落としていったときに錆というのは、これは金属片、落下した貴族編から発生したと思われるような錆という事で委員でしたっけ?

○尾野:
状況として聞いているところでは、何というか、大きなものがあったその錆が落ちているというか、細かいものが積もっているようなイメージであったので。

○読売前村:
細かいものというのは何か小さな金属片があり、底からという事か?

○尾野:
それは恐らく気中にある、要は格納容器の内側での金属表面であるとか、塗装表面であるとか、昨日の写真でも表面が痛んでいたから。

そういった物が溢れたものが下に落ちているということでは無かろうかと。可能性としては考えるが、ちょっと実情については現段階であまり明確に申し上げられるところではない。

○読売前村:
今日、底部までカメラを入れたというのは、作業時間はどれぐらい掛けて何時ぐらいからやった話しなのか?

○尾野:
★★本日の作業は午前中10時~11時30分頃。片付け含めて14時だから、4時間ほどの作業だった。

○読売前村:
10時から14時?

○尾野:
10時から14時だ。はい。

○フリー木野:
▼昨日も聞いているが、今日の作業員の数、被ばく状況は?これは明日、明後日、12、13日、続けて作業すると思うので紙で出して頂けないか?

○尾野:
えっとお、先ず、今日の作業員だが、53名だ。で、被ばく線量は最大1.83mSvだ。▼実績については、確認して是非お答えさせて頂きたいと思うが、ええ、★★ペーパーで出せるかどうかは、取り敢えず今の段階では確約できないと思う。

# 53名は間違い。49名。

○フリー木野:
ペーパーで出せない場合は、公表できない龍を説明下さい。それから昨日、一昨日も含めて今日もだが、

○尾野:
あ、ごめんなさい。今私、言い間違えた。★★49名だ。

# 紙で出さない。間違えるから紙で出せと言われても口頭で。で毎回言い間違える。本当にいい加減にして欲しい。そんなに被ばく状況が知られるのいやですか?調べられるのが困るのでつか?

○フリー木野:
ですので紙でお願いしたい。昨日、一昨日も含めてだが、一昨日51人、昨日53人、今日49名。▼東電社員と協力会社の内訳はどうなっているのか?その内訳の最大被ばく線量も分ると思うが。それもお願いできるか?

○尾野:
当社企業だな?今手元に資料が内ので、

○フリー木野:
確認お願いする。

○尾野:
▼はい。

# 公開するのは月に一度の厚労省へのちゃんぽん報告。ちゃんぽんしてるからいいだろ主張。

○フリー木野:
明日、明後日だが作業計画はどのようになっているか?富岡の労基署の方に1mSv以上の作業に関しては、昨年5月から作業計画を出していると思うので、前日には分ると思うが。計画線量や作業時間、人数。これもお願いできるか?

○尾野:
ん?えっと、どういう体制で行うとか、計画線量が動であるかとか、そういう事はその都度牢記に出しているが、それも含めて適切に対処していると思っている。

○フリー木野:
お願いする。出来れば口頭で説明すると時間がかかって勿体ないので、労基署に出している紙があると思うので。

それを公表頂くとか考えいて頂けるか?それから先日からお願いしていたが、作業別被ばく線量の把握はまだ検討中か?

○尾野:
これはもう少し待つんだ。

○フリー木野:
作業別線量の把握で高線量作業としてどういうものがあるかというのを把握しているか?それも含めて確認中か?

○尾野:
個別の作業について、高線量作業がどのような作業があるか。労基に事前に提出できるものにどういうものがあるかは、当然、私どもとして完了しているので、当然把握はしている。

で、その上で作業は実施するという事である。実際の作業の実施に当っては計画はもとよりだが、現場で出来うる注意は十分払った上で行うで。

○尾野:
まあ、そう言う意味では、特に今回のように線量の大きい作業であれば、それなりに事前にモックアップを事前にするとか、必要な対応はしているところだ。

○フリー木野:
高線量作業にどのようなものがあるか、把握しているという事はリストになっていると思うが。これは説明頂けないか?

○尾野:
通常、トピックス的に高線量作業を小なっているものについては、随時説明していると思っている。

○フリー木野:
いや、あの、その時やったときに説明多多だくのではなく、一覧でこういったものが今の現場で、高線量作業として把握しているというのを全体が補間出来るような形で説明できないか?把握されているのであれば教えて頂くことは可能だと思うが。その辺は如何か?

○尾野:
個別のデータ整理をするかどうかは、意見として承らさせて頂きたいと思うが、ええ、お答えしうるかどうかはまた別途。

○フリー木野:
要するに作業員の方はこれから何人も必要で、新しく入ってくる方もいると思う。彼等に情報を提供するという意味でも、★★★どういった作業が高線量で、どういった作業が今残っているかは、公表されて説明していくべきではないかと思うが。安心して作業して貰うためにも。

○尾野:
ありがとうございます。

○フリー木野:
恩赦でどう考えているか別として、作業員さんは、少なくともそう言う情報が欲しいと思いますので、お願いする。

○尾野:
▼ご意見として承る。

# 多重下請け作業員には安全だということにしたいので個別の公表は勘弁な。

○フリー木野:
わかりました。昨日も伺ったが、アレバの汚染装置だが、使用可能という話しを機能されていたが、★★★先週は作業、補修が8月の予定にしていた補修計画がそのまま止まっている話しだったので、使えないと思うが。確認は?

○尾野:
▲昨日、私は確かにその様に申し上げた。私の勘違いであった。▲現在、補修中だから当該装置は修理を待ってしようということである。

で、その点は訂正させていただく。それからスラッジの移送云々に関しては、装置の修理と直接関係ないことなので、そのこととスラッジの移送については直接の関係はない。

# 10月4日 http://j.mp/QlHfB4 http://j.mp/QlHkoi 10月5日 http://j.mp/QlHEDq で、本日。そういえば、お荷物宣言したのも尾野氏だった… orz =3

○尾野:
それは機能説明したとおりだ。

○フリー木野:
スラッジの分析自体の作業は冴えれているのか?それとも全く手付かずの状態なのか?

○尾野:
昨日申し上げた通り、していない。

○フリー木野:
まだしてない。わかりました。先ほどの作業の線量確認だが、今、放射線管理者の要員がだいぶ人数入っていると思うが、東電と協力企業の所属内訳、放管要員の人数、コレをお願いできるか?たぶん昨年から放管を養成して数百人単位で新しく放管要請で入った方がいると思うが、

○フリー木野:
これからも人数が必要だと思うが。東電の人数と居力企業の人数をお願いできるか?

○尾野:
確認させて頂いて良いか?

○フリー木野:
お願いする。

○尾野:
ベント管の上端、OPの数字が幾つになるか質問があったが、約8300ということだった。従って水面はベント管の上端から約70cm上、という勘定になる。後、2号機との関係はしっかり確認させてくれ。

○テレ朝松井:
そうすると昨日の図面はだいぶ違いますね。完全に。昨日はベント管の上面を9000とはっきり図示されている。(http://j.mp/WPVCB8)ベント管の一番上を。

○尾野:
そういう意味でコレ、ポンチ絵なので、そこは申し訳なかった。

○テレ朝松井:
今日配られたもの(http://j.mp/PplQe9)の水面であってるということなんですね?

○尾野:
絵柄としてはよろしいかと。

○テレ朝松井:
ここから70cm下に降りたところがベント管の上端ということですな?

○尾野:
はい。

○テレ朝松井:
そうするとベント管に損傷がないということになるのか?コレより上に水があるということは。

○尾野:
そこまでこの段階で断言できるかどうかは、おっしゃるとおりで、他の構造がどうなってるかとか、そういった所見ながら見ていくことになろうかと思う。まあ、ベント管の途中に大穴が空いていれば、そこまで水位が下がるだろうということを仰りたいのかもしれないが。

○テレ朝松井:
ええ。ええ。

○尾野:
まあ、あの、ある程度水位が確保されているということは、その水が確保されている下に大きな抜け穴があることはないだろうということは、蓋然性があると思っているが、今、この段階でどこがどうのということを申し上げるほどの分析は出来てない。

○テレ朝松井:
確認だが、1号機の地下室の水位が出ているはずだが、その高さとの位置関係としては、当然こちらが上と考えて良いわけだよね?

○尾野:
うーん… 

○テレ朝松井:
これ、はっきり出ている数字だよね?

○尾野:
ちょっと確認してそういったことが今後の分析をしてみないといけない部分と思うので。ええ。まあ、今本に説明ないし… 

○テレ朝松井:
でも単純な質問で、

○尾野:
はい。

○テレ朝松井:
1号機地下の滞留水のOPはいくつですか?で、今日は格納容器の中はは9000と出たわけだから、単純にコレまでの数字を確認したいが、それは今手元にないのか?

○尾野:
今手元にないので、1号機のトーラス室が、そこの水面測定をしていたか、ちょっとあれなので。

# 前から思ってるんだけど、両脇の小林氏と黒田氏は調べる役目じゃないの??フォローしてるところを見た記憶がないんだけど… ( ゚д゚)ポカーン

○テレ朝松井:
私も今、その辺が定かで無い。

○尾野:
確か、あの、原子炉建屋側の水位測定はしてきたように思うが。あの、トーラス室までいけて計ったかは自信がないので。確認させてくれ。

○テレ朝松井:
計るとしたら1回からおもりを垂らしてたしか計るんだよな?

# 1号機は今年6月26日の調査で水位を計ってる。OP4000。http://j.mp/MWokJh 今回の調査で1号機格納容器内の水位はOP9000の位置だから、5メートル上に。

○尾野:
ただしトーラス室はそう簡単に1回から垂らせばアクセスできるといより、もうワンクッション、

○テレ朝松井:
会談で開いてませんでしたっけ?一回から確かトーラス室は階段で降りていくところで穴が開いてあるはずだと思うが。

○尾野:
完全に水が、水面が一致するようにツーツーになっているか、そういうこともあるので。そう意味では私が即答できる状態でないので確認させて頂きたいお思う。

○テレ朝松井:
わかりました。ここはみんな注目している所なので、

# ブースカならとっくに会見終わってるし…中身の無い連日の拷問文字起こし… (TдT)

○尾野:
今日、その水面を発表するときにそのデータがないとか、わからないとか、それで尾野さんが来られるのがよくわからないが。それはどうなのか?えっと、すいません。私の準備がよろしくないのはご容赦頂きたいと思うが。

○尾野:
ええ、正確に答えるために確認させて頂ければと思う。

○テレ朝松井:
わかりました。

○フリー木野:
昔の話しで恐縮だが。去年の3月13日に津波の警報でぺー人を出した話しがあったと思うが、出した時間とアナウンスの内容を。恐らく読み上げてきちんと警報のような形出だすと思うので、それを確認出来るか?

それと今のベント菅のサブチャンのダウンカマーの話しだが、上が8,300ということは、昨日の水面の予測で8,190ぐらいだったと思うが、昨日の遅くだとダウンカマーの所に何らかの損傷があって、底までぐらいに水があるのかなと、そう言うような推測は入っていたのか?

○尾野:
特にそう言った具体的な推測は入ってない。

○フリー木野:
であれば、8,190というのは、恐らく元々のパラメータ圧とかあると思うが、漏洩箇所が何処かにあるという事を前提に当然推測をされていると思うが、これはどの辺の予測だったのか?特にダウンカマーの所じゃなかったのか?

○尾野:
特にどこと言うことは無く、要は漏洩カ所がここだと決めてかかれば、バランスから考える必要はないから。そう言う意味ではインプット、アウトプットのバランスで、この辺りだろうと概算していたレベルのものだ。

○フリー木野:
もちろんそうだろうが、物理的にこの辺じゃないかという推測は全くされていなかったのか?昨日は。ちゃんと8,190というのが、

今のダウンカマーのてっぺんの所の8,300と似たような数字なので、10cm違いぐらいですよね。その辺なのかなと考えられていたのか、それはない?

○尾野:
いや、とっ、特に、特に、そう言う考えだった訳ではない。

○フリー木野:
そうするとダウンカマーの上まで来ていると言うことは、これは漏洩カ所は新たに位置から考え直さないという事になるのか?

○尾野:
位置からと言うのが何をおっしゃっているかよく分らないが、こうした内部情報が増えてくることにより、それを材料にどういう可能性があるかという事を一つ一つ考えて行く、

という事になっていく訳なので、常に新しい情報が出てくれば、それを踏まえた検討をしていくことになろうかと思う。

○フリー木野:
わかりました。後、原子炉建屋地下の水位は恐らくOP2,000数百だと思うが、外の地下水OP3,000でコントロールしていて、それより低くされていたわけですよね。

それに比べるとこのOP9,000はだいぶ高いと思うが。その辺のバランスはどう考えているのか?

○尾野:
これは完全に部屋が区画されているから、要はタービン建屋で地下水位面の水位と摂している場所関係の議論をする対象に勿論入らないと考えているが。

○フリー木野:
タービン建屋と原子炉建屋の水位は同じぐらいだと考えてなかったか?だから水位をトレンチの水位をOP3000でコントロールしていたのではないかと思うが。

○尾野:
これは原子炉建屋の水位ではなく、格納容器の中の水位だ。

○フリー木野:
もちろんそうだが、

○尾野:
ですから原子炉建屋の水位とは直接関係のない値だ。

○フリー木野:
トーラス室の水位も原子炉建屋の水位と関係ない?

○尾野:
原子炉建屋の水位、周りのトーラス室の水位がどうなっているかと言うことは、今、私は数値を持ち合わせtないと申し上げた通りだが、原子炉建屋の水位をこのOP9,000が示しているのは明らかだ。

○フリー木野:
そうすると原子炉建屋の水位とトーラス室の水位も違っていて、完全に区画されているという事か?

○尾野:
個別の部屋に水位が異なるという事は、十分可能性があるとおもっている。

○フリー木野:
その辺はツーツー担ってないという事?

# トーラス室の水位を測ったのは四隅のうちの一つで、4隅それぞれは壁で区画されてツーツーになってないから、水位がみな同じと限らない、と理解してた。

○尾野:
あの、どの程度の循環が確保されるかによって変わってくるが、高さが違ってくることがあっても、それは当然あり得るべしだと思う。

○フリー木野:
わかりました。

○朝日こん:
炉注水との関係だが、炉注水が原子炉力容器から垂れてきて、それで真下に垂れていく中で、先程の原子炉圧力容器を指させる外側の壁、それの中だけで落ちていくわけではなくて、

下の部分で、今日入った水中の方にも注水は沢山漏れて行ってる訳ですね。それはどこの部分から漏れて行くイメージか?

○尾野:
ペデスタル部分と格納容器の部分は、ペデスタルの中に入って作業するために出入りが出来る貫通部がある。そう言った意味で回り込む道はある。

○朝日こん:
圧力容器の真下の部分の水位と今の外側から測った水位は大体同じぐらいなのかなというイメージなのか?

○尾野:
まあ、あまり大きな違いは無かろうと思っているが。個別に見ていったときに、ここでいうと9,000近くまで上がっているので。ええ、まあ、その差は無かろうと思っている。

○朝日こん:
わかりました。それで、その上で、燃料、OP9000という値だと、その燃料はしっかり、こう、まあ、全部かぶっているような。ことになってるのかな、と言う予想は出来るのか?

○尾野:
えっと、昨日もそう言った話しがあったかと思うが。あのう、断定的に言うのは難しいという事を前置きさせて頂いたと思うが。

デブリ上に垂れた燃料であれば、通常燃料の傘を保っているので嵩(かさ)があるが、垂れたものであればホットケーキのようになるから。高さ方向の高さはそんなに高いものでは無かろうというのは、あの、常識的に考えていいだろうと言うことかと思う。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○一杉:
以上で本日の会見は終了する。



~ 終了 18時40分(1時間10分)

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