2012年10月16日火曜日

平成24年10月16日(火)14時 ~ 原子力規制委員会 定例ブリーフィング

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平成24年10月16日(火)14時 ~ 原子力規制委員会 定例ブリーフィング



○議事録 / まとめ



※次長ブリーフィングも議事録公開されます。

○保安院佐藤:
次長から発言がある。よろしこ。

○規正庁森本:
私から4点。★本日、福島県広野町に原子力規正庁の事務所を開設した。これまでは原子力安全保安院検査官事務所が大熊町のオフサイトセンターの一階にあったが、東京電力福島原発事故をうけて使用出来ない状態になっていた。

事務所を置くことが出来る場所を探していたが、この度、サッカー支援センター内の建物に事務所を開く準備が出来たので、今日から運用する事になっている。

職員は統括も含めて15人が常駐し、引き続き福島第一原発の監視を行うほか、冷温停止状態にある福島第二原発からの燃料取り出し作業の安全性確保に努めることである。これが1点目。

★2点目。明日、定例の原子力規制委員会を開催する。既にHP等でお知らせしているとおり、議題は4つ。

議題1。
敷地内は臍帯の評価に関する有識者会合について。大飯を含めた敷地内破砕帯に関する今後の段取りが議題とされている。

議題2。
特定原子力施設に係る措置を講ずべき自公の検討等について。引き続きだ。

議題3。
原子力災害対策指針に対する福島県からの意見聴取がある。

議題4。
原子力災害対策指示に関する放射線医学総合研究所からのヒアリング結果の概要の報告。

以上、4点が明日の原子力規制委員会の議題。明日は10時から開催。

★明後日、18日に規制委員会としては初めてになる保安検査会会議を開催。10時からの予定。これは全国の原子力施設で実際に保安検査をしている担当者が集まり、

各サイトの検査状況などを報告するためのもので、それ自体は非公開だが、会議の冒頭、最初なので、田中委員長が訓示する予定であり、その分は取材を頂く予定だ。

★★最後に4点目だが、今週の金曜日19日午後3時30分から臨時の規制委員会を開催する。防災指針案について、関係自治体からヒアリングするための臨時会。青森県と福井県の敦賀市から担当者に来て頂く事になっている。

また、各県から意見をよされているので、それについても報告する予定にしている。正式な開催の案内はこの後、今日中にHPで公開するので確認頂きたい。以上、4点が私からの報告だ。

○保安院佐藤:
はい。それではただいまから質問うける。質問は簡潔に。名前を言ってから質問するんだ。



■質疑

○NHK岡田:
明日の定例委員会の議題なんすけど。この順番で行われると考えて良いのか?30分前倒しにしているが、各議題を何分ぐらいのタイムスパンで考えているのか?

○規正庁森本:
順はこの順だ。福島県からの意見聴取等のが、少し丁寧にやりたいと考えており、ここにほぼ1時間を考えてる。

議題1,2については、比較的譚樹幹で予定しており、2時間20分から30分ぐらいと考えてる。だから10時から10時30分ぐらいで最初の議題1,2をやって、4はただの報告だから、議題3に約1時間の予定。

○NHK岡田:
議題1の敷地内は臍帯評価に関する有識者会合について、ということだが、これは改めてどういった項目立てて話しが行われるのか。議題2についても検討の状況がどこまで進みそうなのか教えて頂きたい。

議題3は例えば、最初、福島県に話しを頂くのか、それとも何か規正庁側からこう言ったことについて報告を先に話すのか。そのプロセスを教えて欲しい。

○規正庁森本:
先ず、議題1だが、これは予てより議論になっている敷地内破砕帯の評価に関する調査、特に大飯についてそのメンバーやスケジュールについて、

今、最終調整をして頂いているので、島崎委員から大飯、それからそれ以降の発電所の調査について、段取り含めて報告があると考えている。まだ最終調整と聞いているが、そんな流れかと思う。

○規正庁森本:
議題2の措置を講ずべき事項。これは福島第一原発に関することだが、これは前回に引き続き、この内容を詰めて頂く予定であり、具体的な形に段々なってきているので、更に議論を深めて頂く形のものだ。

また、この措置を講ずべき事項については、フクシマの、まさに原子力発電所に関わることなので、これについて、今後、有識者に意見を聞くこともあるので、層い段取りも議論いただこうと考えている。

それから第三点目の福島県からの意見聴取だが、これは勿論二つある。やはり災害対策が、今回の災害対策の見直しというのが、まさに福島事故の反省に立つという観点から、やはり福島県の意見は非常に重要だと考えている。

福島県からいろんな教訓やアドバイスや要望を聞くのがメインだ。また、福島県固有の、あそこは通常の原子力発電所と違い、固有の状態になっているので、その点については話があると考えている。基本的には福島県からいろんな話を頂くのが趣旨だ。

# 加害者福島県の被害者面。

○日経鈴木:
(初)確認だが、福島県派遣の方が来られるのか?

○規正庁森本:
件の担当の方が来る。

○日経鈴木:
19日の臨時会は青森県の方と福井県敦賀市の方がこられると?

○電気新聞もり:
そうですな。

○日経鈴木:
わかりました。

○産経天野:
ヒアリングが何件ぐらい予定しているのか?

○規正庁森本:
今予定しているのは今報告した福島県、青森県、敦賀市、だが、それ以外に各30km県内の道府県には、最初に委員会で提示したたたき台を全部送付し、意見、あるいはドバイスをお願いしている。

それも相当程度出てきているので、今現在、分析検討中だが、それも10月19日の際には、併せてどういう意見が出てきたか。また、これに対してどう対応するか、については議論頂こうと考えている。

○産経天野:
金曜日の臨時会の意味合いだが、青森と福井、臨時会にした意味は何かあるのか?

○規正庁森本:
日程が厳しい中で、通常の定例会だけでは対応出来ないという事と、また、先方の都合もあるかとおもう。それで臨時会をさせて頂いた主旨だ。

○産経天野:
これは何時間ぐらい予定されているのか?

○規正庁森本:
1時間30分ぐらいを予定している。

○産経天野:
ありがとうございます。

○読売高田:
ヒアリング大勝の自治体について伺う。30km圏に新たに入る自治体もあると思うが、そういった所を選ばなかった理由を教えて欲しい。

○規正庁森本:
敢えて選ばない発想をしたわけではない。基本的にはその自治体の意見は幅広く取ろうということで、先程申し上げたような、

幅広く、30km圏内全体について意見を求めさせて頂くのと平行して青森県とか、福井県の敦賀市に声を掛けさせて頂いた。特に30km圏に新しく入ったところを除いた、と言う主旨ではない。

○読売高田:★★★
逆に言うと、福島は事故の後だが、青森、敦賀は十全から原子力に対して意識の高いところだ。そういった所から改めて聞くよりは、

新しく入るところから聞いた方が、この防災指針というか、新しい維新の色合いというか、不備な点、そういった所が分るのではないかと思うが。如何か?

○規正庁森本:
なるほど。もとより防災指針は現在作成中で、いろんな所の意見を頂くことはとても大事な事だと考えている。実際に防災指針に反映させる上で、経験があると言えば語弊だが、

今まで、そう言う立地をしてその中で考えて頂いたものを30km圏内に新しく入って頂くところに行かしていこうという事で、ヒアリングに当っては、そう言うこれまでの経験というと大変恐縮だが、豊富なところをい選ばせて頂いたという形だ。

○読売高田:
質問を変える。打診をしたのは幾つか?

○規正庁森本:
打診…、そこは直ちにはお答え出来ない。申し訳ない。

○読売高田:
現下に聞けばわかるか?

○規正庁森本:
だと思う。

○読売高田:
すなわち新しく入ったところには打診はしたのか?

○規正庁森本:
それも直ちには承知していないので。基本的には幅広く意見を聞くことについてはだな。事務方も含めて共有しているので、後は実際にどういう形で聞くか、

ヒアリングするのか、あるいは、いわゆるたたき台を示して意見を頂くのか。そこは先方の都合や、事務方の考えも含めて考えさせて頂いたという形だ。

○読売高田:
もう一つ。敷きたい破砕帯に関しての言い買いでの島崎先生の話だが、これは大飯のチームだけではなく、今後の日程も含めて説明あるという理解でいいか?

# 事務方=保安院 自治体ヤラセ説明会の保安院の考えを含めてな。

○規正庁森本:
はい。詳細にわたるものまで全てではないが、予てより島崎委員から話しがあったように、大飯だけでなく他の所についての調査についての必要性については研究されている。また、今回、各学会から推薦を頂くときもだな。

大飯だけでなく、その後もあるのでという事で話しをしている形なので。大きな流れとして補間と心の調査の段取りの話しもあると考えている。

○読売高田:
他の所のチーム編成の言及はあるか?

○規正庁森本:
底まではないと思う。

○読売高田:
最後に。今週の田中委員長の用心との面会予定があれば教えて欲しい。

○規正庁森本:
今のところございません。

○東京新聞加賀:
(初)★★今質問の出たヒアリングの関係でどこの自治体に打診をしたのかという事と併せて、自治体の方から意見を言わせてほしいという希望がなかったか、併せて確認して後ほど解答をお願いする。

○規正庁森本:
はい。わかりました。

○東京新聞加賀:
それから新増設の件だが、先週、枝野経産大臣が色々、自分の考えを含めて、結構詳しい話しをしたが、その後、経産省なり、政府側から事務方レベルでの調整なり、そう言う話し等は来ているか?

○規正庁森本:
前半の話しは承ったので、また後ほど。★★★先程の枝野経産大臣の発言に関しては、特に炉規制法の解釈についての言及があったと聞いている。それについては事務的にも相談が来ていると言うことで、今、事務的に調整をしているところだ。

○共同しずめ:
細かいことだが、明日の破砕帯調査団の関係だが、島崎委員が候補を提示して、それを承認するとか、そう言う形になるのか?

○規正庁森本:
基本的にはそういう事だと思う。委員会として調査団のメンバーを確定する必要があるので、そう言う形になろうかと思う。

○共同しずめ:
決まったものを報告するだけではなくて、委員会決定をすると言う事で良い?

○規正庁森本:
それはその通りだと思う。

○共同しずめ:
ありがとうございます。

# 事前に決めてあるので委員会では公開で最終了承という言う形。

○産経蕎麦谷:
(名乗らず)浅井の破砕帯の話しで、大飯の日程は出るんだよな。

○規正庁森本:
まあ、今、最終調整という事だが、大体の日程は出されるものと理解してる。

○産経蕎麦谷:
わかりました。後スケジュール的な部分だが、防災の方でヒアリングというのは、青森敦賀で終了という事で?

○規正庁森本:★★★
今のところでそこで一区切りと考えている。ただ、検討そのものはまだ引き続き続くので、その時に更に必要あるかどうかも含めて検討される事だと思う。

○産経蕎麦谷:
判断されると。わかりました。すると、今度の水曜日の委員会でかなりそういった自治体の要望、意見等が反映されたようなものが出来上がり、委員会で示されると考えて良いのか?

○規正庁森本:
そのつもりだが、そこで決まるかどうかも分らなくて、

○規正庁森本:
大体、自治体の意見を踏まえたものを作って、そこで更に議論頂くスタンスだ。

○産経蕎麦谷:
なるほどぉ。で、今回出している自治体の意見を求めているところは30km圏内という事だったが、この後の検討課題という事で、50kmまで事故の影響が及んだという事で、

検討課題に入っている部分もあるが、それ以外の外の自治体からの積極的に要望があったりとか、実際に滋賀県なんかは43kmまで、そう言った区域を作っていると思うが、そう言った地域からの要望は、何か言っていたりするのか?

○規正庁森本:
ちょっと要望の中身は直ちに承知していないが、滋賀県に関しては30km県内に少し係っているので、意見を求めていると思う。もし仮にそれ以外の地域から要望があれば、それについても柔軟に対応したいと思っている。

○産経蕎麦谷:★★
わかりました。防災指針を出すに辺り、もう一つシミュレーションマップを併せて参考資料を形として出すという方針があったと思うが、それは基本的にはいつ頃示されるのか?同時に示されるのか?

○規正庁森本:★★
それはまさに作業をしており、まだいつかは今申し上げられなく、申し訳ないが近々に申し上げたいと思っている。近々というのは10月中にも示したいと思っている。

○産経蕎麦谷:★★
基本的にその二つはセットと考えて良いか?それとも別々でも出しうるようなものなのか?

○規正庁森本:★★
位置づけとしては防災指針を作り、それに基づいて計画を作って頂くときの参考資料という事なので、全く関係ないわけではないが、フルセットというものでもないので、底は柔軟に対応したい。詰まりでき次第、早めに皆さん方に示したいと思っている。

○産経蕎麦谷:
わかりやした。ありがとうございます。

○共同宮崎:
30km圏の池を聞いた自治体だが、これは道府県だけか?

○規正庁森本:★★★
道府県に直接こちらから依頼をし、各道府県も必要があれば参加の市長さんに意見を聞いて下さいという事でお願いしている。また、意見の内容は今とりまとめているところだが、

○規正庁森本:
市町村からも意見は上がってきていると聞いている。

○共同宮崎:
そうすると、今、市町村はどれぐらいの数、意見があったかはまだ?

○規正庁森本:
★★★現時点では集計中であり、19日の臨時会の時に示したいと考えている。

○共同宮崎:
市町村は県の判断で聞いているところは聞いているという事か?

○規正庁森本:
そう言う形でお願いしている。

○共同宮崎:
19日はどういう形で各自治体の意見は示されるのか?何か一覧表とか?

○規正庁森本:
それも作業中なので。すいません。

○共同宮崎:
わかりました。

○京都新聞ひやま:
(初)防災指針と地域の防災計画の話しを確認した。今まさに市が検討が独自に作っているが、こういったものは防災指針を作った後で、地域の防災計画を作ると。

それは援用できるのか、改めて作ってもらう形になるのか?防災計画で枠組み、そういった物をある程度提示することになるのか?その辺りを教えて欲しい。

○規正庁森本:
もとより防災指針や、それに基づくマニュアルを元に計画を作って頂く関係にあるので、選考して作って頂いた県についてもですね。

それは我々どもも承知しているので、整合が取れるような工夫は、我々もしたいと思っている。あるいは修正を求める部分もあると思うが。それは常に配慮しながら進めて行きたいと考えている。

# 横の顔色見ながらの指針作り… ( ゚д゚)

実際、防災指針を作っても、今回、10月末に一応作りたいということだが、いくつかまだ課題が残っており、その課題の詰めも並行して詰めることになる。その課題の詰めも含めて地域防災計画に反映していただくということなので、

並行して作業する形になると考えている。いずれにせよ6ヶ月以内に作っていただくというのがあるので、自治体の作業に資するようにやって行きたいと考えている。

○京都新聞ひやま:
今の確認だが、過大の部分の指摘が幾つかあればというのと、例えばUPZの設定と、EAL、OIL、こういったことをどうやって定義してどこに反映させていくのか、何処まで示すのか?

○規正庁森本:
そうだな。特に EALや OILの所は大事だと考えているが、これについて、この防災指針10月末では、基本的な考え方を提示するが、もうちょっと詳細の所は間に合っていない。

それについては至急詰めて提示する必要があると考えている。したがって防災指針で、非常に大きな方針というのが出ると考えて頂いて結構だが、

実際にその地域防災家核を作るときに必要となる詳細のものについても、更に折って。年内を目途として考えているが、纏めていく必要があると。それを早く自治体に提供、提示する必要があると考えている。

○京都新聞ひやま:
細かい確認だが、原発ごとにUPZとか設定がされると思うが、この好評は国がする形になるのか?

○規正庁森本:
UPZの範囲ですね?

○京都新聞ひやま:
はい。

○規正庁森本:
ちょっと待つんだ。

UPZノハンイワ クニガキメルノカ? アルイハ ジチタイガキメルノカ? 

○保安院:
キホンテキニワ サイゴハ ジチタイ

○規正庁森本:
最後は自治体の判断で決めて頂く形になる。

エット ソッスネ… クニトキョウギシテ…

○保安院:
ソウデスネ キジュンジタイワ クニガマズ 30km のメヤスヲ サダメテイルノデ ソレワ シツモン ウケナガラ …

○規正庁森本:
あの、先ず、基本的には自治体で決めていただくのが基本だが、そのプロセスの中で相談を受けると。

基本的な考え方は提示させていただいているので、それをもとにかく自治体ごとに、どの範囲をいわゆるUPZの範囲にするかは、最終的には自治体で決めて頂くが、相談頂く。

協議をしなければならないとか、国が底の責任を負うとか、★★★そういう構造ではなくて、国がそこの責任を負うとかいう構造ではなくて、むしろ自治体がやって頂くのを国が応援するという形になろうかと思う。

○京都新聞ひやま:
SPEEDIの件だが、これは先ほどシミュレーションの話しがあった。

# 自治体の責任な。事故が起きて不備があってもお前らの決めたことだろと。国は応援してやっただろ。お前ら納得したんとちゃいますのん? 交付金付けにした官僚らしい言い分だな。姿が目に浮かぶ。

○京都新聞ひやま:
SPEEDIの予測を提供することになるのか、それとも別に何か提供するということなのか?

○規正庁森本:
底はひとつの大きな論点になっている。OILなどを提示するときにSPEEDIはどのように活用されるのかどうかというところだが、そこについては検討課題として残っているので、引き続き検討したいと考えている。

勿論、防災指針の中でSPEEDIの位置づけはそれなりにあるが、いわゆるOILなんかとの整合性についてはひとつの論点であろうと思うので、それは引き続き検討ということになる。

○共同通信 竹岡:
今の関連だが、防災指針のたたき台の中で11月以降にまとめる課題がいくつか残されていたが、先ほどの話はたたき台の今後の検討課題の部分は、年内にまとめるということなのか?

○規正庁森本:
全てではないと思うが、少なくとも地方、地域公共団体の方で計画を作って頂く、来年の3月に使っていただくのに間に合わないといけないので、それに間に合うようなスケジュール感で作業したいと考えている。

○共同通信 竹岡:
そうすると、年明け以降、引き続き検討が続くものも、

○規正庁森本:
ものもあろうかと思う。

○共同通信 竹岡:
で、それについても自治体の地域防災計画の策定と同時並行で、年明け以降の規制委員会の議論も、自治体は地域防災計画に反映させていくことになるのか?

○規正庁森本:
今おっしゃったのはそれで間に合うかどうか、ということにも関係あるのかもしれないが、基本的に地域防災計画を3月末まで作っていただくのに間に合うように作業しないといけないというのが、

我々に課されたミッションなので、それ似合うように作業したい。したがって年を超えてさらに検討する課題にどんなものがあって、それが何時までにやらないといけないかということは更に詰めていきたいと思う。

○共同通信 竹岡:
それと先程のシミュレーションだが、近々10月中にということだが、それは防災指針をまとめる前になるのか、後のになるのかどちらか?

○規正庁森本:
先程も申し上げたが、地域防災計画を作るに参考、という形なので、防災指針とはストレートには繋がらないが、なるべく遅れないように発表したいと考えている。

○保安院佐藤:
▲今日、質問頂いた中で、今週のヒアリングで二つあった。一つは3つの自治体以外にオファーをした自治体がないのかという事と、あるいは他の自治体がヒアリングの場に言いたいということはなかったのかという質問2点があったが、その点について、今、防災課が来ているので少し説明して頂きたいと思う。

○寄生庁金子:★★★
原子力防災課長の金子だ。今の2点についてだが、ヒアリング大勝については、福島は実際に事故が発生した地点という事で、委員長からも特別に現地の話し、現場の感覚を聞かないといけないという意識が強かったので、個別にお願いをしている。

青森県と敦賀市については、それぞれ所在の同県、あるいは所在市町村の協議会があるので、★★★それを通じてある意味代表という形で出てきて頂く事を両会頂いたもので、私どもから別に、青森、敦賀にお願いするとお願いしたわけではない。

推薦頂きたいという事で代表して出てきて頂く形の順序を経ている。

# ボールを投げて向こうから返ってきたボールである。

で、★★★それ以外の周辺の市町村や道府県県は対象としてはあろうかと思うが、そちらから直接に私どもの方に委員会の場でこれを聞いてくれという形でのオファーは、まだ直接来ていない。

# 認識薄い前に決めちゃえというハラ。いくら30kmに拡大したと言っても、まるで知らされないまま物事が決められていく実態がここに。所詮、国がやること。

一方で、その様な皆さんの声を聞くことも大事である認識は持っているが、時間の制約もある。逆に今、たたき台を前々回、議論して頂いたので、それを実際にこちらから送付して、県であれ、市町村であれ、関係の市町村の所も含めて、

★★★コメントなり、意見なり、要望あれば頂戴したいという事で、これは事務的に各担当に情報提供して、その声は届いてきている。これについては、恐らく、19日の会になるのではないかと思うが、どういう声が寄せられているか、

★★★意見なり、コメント、要望、と言う形で纏まったものを色々なところからかなりの数が来ているので、皆さんにも見れる形で披露したいと思って今準備をしているところである。

○朝日小池:
大飯の破砕帯の件だが、これはある程度、島崎委員は10月以内とおっしゃったが、最終超背中という事だが、ある程度日程は見えてきている?

○規正庁森本:
そうだな。本当に採取調整をして頂いているので、明日には見せる事になるんだろうと思っている。今、私どもも待っているところだ。はい。

○朝日小池:
メンバーも現時点ではまだ?

○規正庁森本:
それも私ども本当に舞っているところで、そろそろかなと考得ている。

○朝日小池:
あと、前回の森本さんのレクの後に現地での大飯破砕帯の専門家の方が、現地で見られたときの取材は、どのぐらいまで調整が進んでいるのか?

○規正庁森本:
こういう段取りを考えている。日程と各委員の調査団が決まった後、本人の意向も確認して、いわゆる段取り、まさに報道との関係の段取りも含めて詰めさせて頂こうと思っているので、今の時点では底まで決まっていない。

○朝日小池:
その方針とかも専門家の意向ということだが、明日、ある程度、島崎委員の考えも、そう言った部分では出て来ないのか?

○規正庁森本:
明日の段階は詳細の日程や調査が終った後、どのように変わるかも含めて、僕らもまだよく分らないので。いずれにせよ、皆さんのご関心とは承知しているので、調整するが、明日の時点で底までは決まらない、かもしれない。

○朝日小池:
現地に行く前に専門家の方を集めた1、2回、集まりもある、ということだったが、それは日程は来週中ぐらいしかないのかなと思うが、そのあたりは?

○規正庁森本:
それも含めて今、まさに調整して頂いており、まさにそれを一度やって、その審査資料を全部、みんなで共有して、それから行くという事はスケジュールに載っているので、後は日程調整だけだと思う。

○共同さがや:
★★★明日、破砕帯の調査の関係で議題に上がっているが、毎回定例後の委員会は田中委員長1人でやっているが、明日は破砕帯のことで詳細が出るという事で、島崎委員に、こちらで直接会見に出席頂く事は可能なのか?

○規正庁森本:
★★★はい。その様に調整させて頂いている。

○テレ朝松井:
規正庁としてもこれで1ヶ月という区切りになると思うが、勿論、引っ越しとかあって色々大変だったと思うが、この1ヶ月頂きたいのもそうだが。規正庁というのは、保安院の大いなる反省の元に立っていると思うが、

そのことへの国民への積極的なアピールがほぼゼロだと思う。保安院のこう言うところがいけなかったのは、こう人員ふやしましたとか。先週、要約人数教えてもらえただけだが。そういった物は今後も出る予定無いのか?

# 犯罪やり逃げ保安院。なんか週間金曜日の情報公開請求で保安院の不手際真っ黒けっけという話し。反省ゼロ。淡々と事業者から提出される書類を保安院職員(事務局)がこなしております。会見しきる保安院司会者も横滑りで規正庁司会。変わった実感ゼロ。むしろ締め付け強化印象強い規正庁。

何か色々研修はしているとか、考えていますという話しはあったが、そういった物に対して国民は、やはり、ただ移動してきただけじゃないかと思っている方がたっっくさんいるわけで、それに対して皆さん方から能動的に、規制委員会ではなくて、規正庁として何かする計画はないのか。疑問だが。

# ただ移動してきただけじゃないし。権限強化。原発再開責任放棄する政府。国会事故調どこ部屋やら。原発再開のために発足させた寄生庁。

○規正庁森本:
承知の通り、規制言い買いというのがあり、規正庁は規正庁という名前が付いているが、規制委員会の事務局に過ぎない。

# 規制委員会(委員長=原発推進組織出身)+ 規正庁=事務局=(保安院+一部 安全委員会)誰が作ったんと言う話し。民主党、満場一致で賛成する自民党、公明党。原発推進、自己責任取らない無責任政治屋はびこる政党。すばらしい。国会事故調 (゚Д゚)ハァ?

従って規制委員会が、まあ、いわば第三条委員会として独立して活動して頂く、そのために規正庁(事務局)が働くというのが、基本的な役割だ。

今おっしゃった寄生庁として独自に何かを示すかという事については、勿論、体質改善、例えば委員長が言われている安全文化を如何にして植え付けるかとか。

# 規正庁=事務局=(経産省・保安院+一部 安全委員会)= 寄生庁 まさに寄生。

非常に大きな課題であるが、先ずは規制委員会にきちっと、いわば本来あるべき機能を果たして頂くように、最新の力を振り絞るというのが、寄生庁の仕事だと思っている。

# 最新の力w まあ、その最新の力を振り絞って頂けるように、事務局が全てお膳立てしてるようにしか見えないのですが ww ナメトンカ。

今の指摘の寄生庁としてのプレゼンスがゼロじゃないかという事だが、位置づけとしては、まあ、そう言うもんだとご理解頂きたいと思う。

# 自浄能力ゼロ。そう言うもんだと森本次長。

○テレ朝松井:
勿論、その大前提は分っていて聞いているが、そうすると委員会から指示がない限り、寄生庁としては自己改革もしないのかとも取られかねないと思うので、

例えば、寄生庁として何かこういうものを考えて、それを委員会に上げる、という事が、民間の会社であれば、当たり前の考えだと思うが。始まって1ヶ月という事で、その間、と勲功いう事は聞いてこなかったが。

やはり、今の段階でも、そういう事に対して、今は立ち上がりだから、こうだから、例えばもう出来ており、例えば1ヶ月後にはこういう計画出しましょうとか、そういうのは… 私の質問はおかしいか?

# おかしくありません。今は重要なとき。ここで固まって貰っては困るので、どんどん言うべき大事な時期なのに。保安院と如何に違うか、って、保安院の司会者がそのまま司会やってるじゃないか。しかも、記者、次長に対する態度が明らかにでかくなってるんですけど。

○規正庁森本:
まあ、もとより一番のポイントは、そのどういうふうに意識を変えて、今崎ほど指摘があったが、保安院と如何に違うかと。意識を変えて仕事をしていくことがポイントかと思うが。

それについてはありき耐理の言葉で恐縮だが、研修とか、安全文化をどうやって植え付けるのかというのを今、中で議論している最中だ。

それは一朝一夕と言うよりは、規制委員会とよく相談しながら進めて行くべき事であろうかと考えて、あの、まあ、ええ言い努力をしているところである。

○保安院佐藤:
はいっ。では次の方。

○産経蕎麦谷:
確認だが、指針とシミュレーションがセットではないが、リンクするものだという事で、多分、シミュレーションが出たらUPZの範囲を超えたりとか、あるいはUPZの範囲の中でシミュレーションが描かれているような形になってくるのか、

と、勝手に想像しているが、すると自治体側からすると、今回示されたのがUPZだけで、残りについては今後検討という形になっているのかで、

一方、シミュレーションを見ると自分対置の自治体も影響うける範囲に入っているじゃないか、ということで、非常に危機感を持ってどうすれば委員だという話になると思うが。その辺はどのような説明になるのか?

○規正庁森本:
先ず第1に大事な事は、シミュレーションはどういうものなのか、きちっと説明することが必要だと考えている。

というのは、このシミュレーションというのは全般にそうだが、一定の要件をはめたときに、まあ、どういう事になるのかと言うことを目指しているものであり、必ずしも実態にぴたっ、とあっているかどうかは、そのシミュレーションの構造により随分違う。

で、今回のシミュレーションというのは、そう言う意味で、色んな限定の係ったものなので、そう言う位置づけだという事を先ずきちっと説明したいと思う。その上で実際にその各県において、いわゆる対象範囲を決められるときに、

これをどのように活用されるかの考え方についても、しっかり各県と議論はして頂きたいとは思っている。シミュレーションが出ると、それがそのまま大前提という形で誤解を受けることだけは避けたいと考えている。

○産経蕎麦谷:
わかりました。

○時事中村:★★★
大飯の破砕帯調査の関係で聞く。活断層の定義としては保安院の時に主断層とふく断層と弱面、という3分類をして、副断層と主断層については活断層で、弱面は活断層に含まれないというまとめ方をしていたと記憶している。

# 活断層が直下に走っていてもOKというルール変更、逃げ道を寄生庁発足前に駆け込みでやっていたカス組織 保安院。頭に原子力ムラの村長据えて、今は寄生庁で委員のお膳立てに勤しむ毎日。マジ、ありえねぇから… 

○時事中村:★★★
それを踏襲する認識で良いか?

○規正庁森本:★★★
一つの論点だと認識している。何れも底の所も含めて、規制委員会としてしっかり議論して頂くという事で認識している。

今、まさにそこも含めてですな。あるいは調査団の中でも議論があると思うが、議論されるところであろうかと思っている。

○時事中村:
そうすると調査団のメンバーの方が決まって、調査を刷る前までに定義も決めるという事になるのか?

○規正庁森本:
そこは多分へ移行してやって頂く事になろうかと思う。

○読売安田:
先程の拡散シミュレーションだが、誤解を与えないような説明をするという事だが、報道する我々に対する説明の機会、あと、フルセットではないという事だが、何かこういった説明の場を予定されているのか?

○規正庁森本:
はい!検討しておりますっ! 

○読売安田:
わかりました。今度の臨時会は午後15時30分からだが、その後のブリーフィングとかは考えているか?

○規正庁森本:
いわゆる委員長のブリーフは定例という事で水曜日にしているが、★★臨時会(19日金)の後は事務方からしっかり説明申し上げたいと予定している。

○読売安田:
あと拡散シミュレーションというのは、非常に重用なさいとの詳細な図がでる。その提供方法だが、電子媒体とかは可能か?

○規正庁森本:
それは併せて検討させて頂く。

○読売岡村:★★★
(初)明日の議題4の原子力災害対策指針に対する放射線医学総合研究所からの意見結果概要の所だが、これは災害対策指針の中の、特にどういう部分に関して放射線総合医学研究所(放医研)から意見を求めたのか?

○規正庁森本:
議論項目があったと思うが。被ばく状況に応じた防護対策についてとか、いろいろあると思うが。ちょっとその辺、答えられる範囲でお願いする。

○寄生庁金子:★★★
原子力防災課長から答える。基本は被ばく医療の体制、あるいは実際に放医研の方から福島の現地に休講して派遣された方も一緒に来て頂いたので、現場の状況、実際に何が出来なかったのか、障害があったのかという事の実際の話も含めて頂いたので、

分野としては緊急被ばく医療の体制をどういうふうに構築したらいいのか。あるいは仕組みをどうしておかないと上手く動かないのか。あるいは機関同士の役割分担や連携の関係とか。特に地域の医療機関とのネットワークの作り方とか。

そう言った事を中心に話を聞いている。従って指針の関係で言うと、★★★まさに緊急被ばく医療、ヨウ素剤の服用とか、そう言うスクリーニングとか、そう言った事も含めて広い意味での緊急被ばく医療の領域について、放医研から話を伺った。そう言う言う位置づけだ。

○保安院佐藤:
他にいるか?

○共同通信 竹岡:
今の関連だが、確か議題4は報告事項だったんでしたっけ?

○規正庁森本:
はい。はい。

○共同通信 竹岡:
それも放医研からのヒアリング結果が資料としてだされる?

○規正庁森本:
そうですね。はい。勿論報告があってそれについて議論されることもあると思うが、基本は報告です。はい。

○共同通信 竹岡:
わかりました。

○保安院佐藤:
よろしいか?無ければ今日の会見は以上で終る。



~ 終了 14時47分(47分)

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