2012年10月22日月曜日

東電会見 2012.10.22(月)17:30 ~ 第11回 中長期対策会議 運営会議。第10回 研究開発推進本部会合。共用プール3階消化系配管から漏洩トラブル。ほか

東電会見 2012.10.22(月)17:30 ~ 第11回 中長期対策会議 運営会議。第10回 研究開発推進本部会合。共用プール3階消化系配管から漏洩トラブル。ほか

トラブル報告1件。同日12時15分頃 共用プール建屋3階の消化系配管から水漏れ。漏洩箇所は消火栓の突出弁。漏えい量は約64Lでろ過水。弁の閉操作でポンプ停止により漏洩は停止しているとの事。

月例の第11回 中長期対策会議の運営会議報告。2号機RPV温度計挿入作業の映像を公開。10月23日から約1ヶ月掛けて1号機サプレッションチャンバーに窒素封入してクリプトン、水素ガスを窒素に置換していく作業を行う旨の報告。

「敷地内除染の中長期実施方針」ではノーマスクエリアを5年、10年後に実現する計画、敷地北側を中心に舞い上がり防止対策によりノーマスク化実現する計画等の説明。

恒例の建屋総放出量評価について説明せず。0.1億Bq/h 敷地境界0.03mSv/y と前回と同じ評価。作業員アンケート集計報告なし。アンケートの返りが予想以上に多く10月末から11月中旬に集計がずれ込むのが理由との事。

以前失敗した1号機建屋内のバルーンオペフロ調査リベンジ計画。今度は縦に細長の気球でトライするとの事。プロペラ付いた飛翔体による代案は飛行時間に限界あるので気球トライを優先する説明。以上が定例会見で記憶ない事項。

【質疑】
  1. 全国佐藤(中長期対策会議*)→
  2. 朝日(被ばく隠し)→
  3. 全国佐藤(テレビ会議・広報責任者)→
  4. FACTA(中長期対策会議-ノーマスク*)→
  5. ニコ(冬季対策・火災原因・中長期対策会議*-総放出量評価)→
  6. 全国佐藤(4号機使用済燃料取り出し・4号機カバー進捗・福島県電原発廃炉と再稼働・1F5,6号機廃炉判断・東通村7,600万円寄付・双葉町賠償・ブラック大賞)

○プラント

○中長期対策会議 運営会議(第11回 02.10.22)★★★

○中長期対策会議 研究開発推進本部会合(第10回 02.10.22)

○報道



■福島第一の状況

○東電石橋:
原子力定例会見を始める。先ず尾野より第1の状況と本日行われてた中長期対策会議、運営会議の内容について報告する。

○尾野:
よろしこ。福島第一の現状

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水は若干の調整しているが安定して必要流量確保。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
特記事項はない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。プール水温は20℃台で安定。下の方、★4号機というポツが出ているが、10月22日から冷却系の二次系配管のポリエチレンかの工事で一時的に使用済燃料プールの冷却系を停止する。この間、若干温度が上昇する。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
1号機タービン建屋から2号機タービン建屋へ本日9時まで移送。2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に本日9時18分まで移送。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に現在移送中。4号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に本日、9時24分まで移送。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

[その他]
一番下のポツ。★本日、12時15分頃、共用プール建屋3階にて消化系配管から水漏れを発見。漏洩した水はろ過水であり、弁の閉操作、ポンプ停止により漏洩は停止。

漏洩箇所は当建屋の3階、消火栓の突出ベンである事がわかっている。水の量は64L。堰内に留まっているので外への影響はない。


■第11回 中長期対策会議 運営会議

★★★本日、第11回の中長期対策会議の運営会議が行われている。関連資料として式次第と書いてある厚め目の資料、簡単なポイントについてという資料(http://tinyurl.com/8f88aqa)二つがある。

ポイントについて式次第と書いてある厚手の資料で説明したい。(http://tinyurl.com/97fy7rj)下の方にページが通しで打ってあるのでそちらで案内したい。

# PDF には通し番号のない一纏めファイルになっているので、説明とページ番号は一致しません。


2号機のRPV代替温度計について

★★14ページ2号機のRPV代替温度計について、というPPが14ページから書かれている。この内容はこれまで説明してるが温度計を取り付ける際の作業風景のビデオがあったので見て頂きたい。http://tinyurl.com/9lv2jpa

# 「2号機のRPV代替温度計について」http://tinyurl.com/9nnhjz8 PDF 3ページから

(映像説明)作業だが格納容器外側から配管を通じて温度計を入れる作業だ。今、作業を行うものが当該の場所に温度計をこれから入れようとしているところだ。

この作業はご存知のように細い配管の中途中にT字型の分岐があったり直角の分岐があったりするが、そこを手の感覚で目標の場所に向かって内視鏡を進める訳で、最初のチームは結構苦戦をしている。

今入れ始めているが、途中のところで何回か引っ掛かり、作業として時間が掛かっている。ちょっと早送りできるか。あっ、こりゃ早送りですな。

T字型の分岐のところでなかなか先に進まなかったり、その先の直角コーナーで引っかかってなかなか進まずやや苦戦をし、途中でこのチームはこの状態では入れきれないということで見切りをつけて温度計を引きぬいて引き上げる。

今、こちらで一生懸命作業している方が入れ込んでいる。… ここでもう入れきれないということで抜いているな。… で、抜いたところで最初のチームは撤収する。次のチームが入れ替わりで入ってくる。温度計としてはもう一回はじめから入れなおす事になる。

… 温度計のケーブルを持ってきた。… で、今度は比較的スムーズに入って最初のカーブであるとか、T字分岐だとか、そういうところも順調にクリアして比較的スムーズに入っている。作業を始めてから短時間で無事所定の長さまで入れることができた。

# 何で今頃の動画があったといって紹介してるんだろか。前回の1号機格納容器ガイドチューブ挿入映像にしても、こんな動画があったのでと遅れて公開しているし。ドウナッテンノ。

かなり手の先の感覚がいる作業なので、難しい作業だが一応こうやって設置できたということである。


1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の結果について

★17ページについては1号機原子炉格納容器の内部調査結果について、ということでこれまで説明してきたことが取りまとめて一つのペーパーになっているので見とくんだ。

#「1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の結果について」http://tinyurl.com/9nnhjz8 PDF 9ページから


1号機S/Cへの窒素封入について

★25ページ。1号機サブチャンへの窒素封入についてという資料だが、大分以前に松本さまが説明してると思うが。1号機トーラス室の水が入っているわけだが、気体が残っているところに水素がある程度蓄積しているということであるので、

# 「1号機S/Cへの窒素封入について)」http://tinyurl.com/9nnhjz8 PDF 25ページから

これをサブチャン側に窒素をいれることにより排出する検討をしている。めくって3ページ。これは既に説明したものだが、サブチャンに窒素を入れるとやや時間遅れを持って格納容器側で水素であるとか、クリプトンであるとか、検出されるということで、

サブチャン側に窒素をいれこむことで、水素やクリプトンをサブチャン側から追い出すことができることが確認できている。この結果を踏まえ、サブチャンの方に少量ずつ、徐々に窒素をいれこむことにより、

サブチャンの中のガスを置換する作業を来ないたいということだ。27ページ下の方にタイムスケジュールが書いてあるが、10月23日から約1ヶ月ぐらいを掛けて徐々に窒素に置換していく作業を行うということだ。


4号機使用済燃料プールの塩分除去作業完了について

★28ページ、4号機使用済燃料プールの塩分除去作業についてと言うことであるが、こちらについては既に説明している内容だ。

# 「4号機使用済燃料プールの塩分除去作業完了について」http://tinyurl.com/9nnhjz8 PDF 31ページから


多核種除去設備(ALPS)のホット試験開始に向けた対応

★多核種除去設備 ALPSのホット試験開始に向けた対応といことで、先々日金曜日に説明(http://tinyurl.com/8mq4b95)した内容なので、改めて説明しないが、

金曜日に配った施設運営計画のうち、電子データで渡したと思うが、★★一番最後のページが落丁していたという事なので、改めてデータは提供したいと思う。

# 「多核種除去設備(ALPS)のホット試験開始に向けた対応」http://tinyurl.com/9nnhjz8 PDF 39ページから


敷地内除染の中長期実施方針

★それからあぁ、飛んで41ページ。ええぇ、敷地内除線の中長期方針という事である。これは敷地内の除染を進めるということで優先順位を持って進めていきたいということの説明である。

# 「敷地内除染の中長期実施方針」http://tinyurl.com/9nnhjz8 PDF 53ページから

41ページ下の段に※印が書いてある。(PDF-54頁)屋外除染というのは、環境線量を低減するということで、環境線量を低減するための検討分野によって検討している。

それから執務室内、休憩室内の除染については労働環境改善分野で対応している。それから個々の作業については、それぞれの作業になるわけだが、燃料デブリの取り出し準備において原子炉建屋内の除染についての検討などを行なっている。

こういう事である。で、このペーパーで説明しているのは、ええ、環境線量低減分野ということで、敷地の一般的な領域の話だ。

それでえ、現状の所に書いてあるがあ、敷地内の線量というのは数μSv/hの部分からmSv/hオーダーのところまで様々な場所があるわけだが、

ええ、多くの作業員が共通して使う場所の線量を下げていく。あるいはマスクを付けた作業は非常に身体不可が大きいので、飛散防止を計ることでノーマスクで作業ができる屋外エリアを増やしていくことが必要だろうということだ。

めくって3ページ(http://tinyurl.com/9nnhjz8 55頁)にだいたい基幹的に5年後、10年後、それ以降と大体3つぐらいのステップで考えているが、作業員が常時立ち入るような、要は大勢の作業員だな。常時立ち入るようなえりなについては、

# 通し番号(手書き)とPDF番号をごちゃまぜに説明する尾野氏。会見見ている人に対する配慮は皆無。

目標線量としては10~5μSv/hぐらいに5年で下げようと。で、その先、更に目標を持って下げて以降というような考え方で進めたいということだ。で、これまで対応を行なっている所、あるいは重点的ん見ているところがどういうところになるか、というと、

重要免震棟の周辺であったり、重要免震棟前のバスのりば、こちらの周辺。或いは正門周辺。入退域管理建屋周辺、こういうところが不特定多数の作業者が共通して通り場所なので、そういった所により重点を置いてやろうではないかとということだ。

★★★4ページに(http://tinyurl.com/9nnhjz8 56頁)に発電所敷地内の状況、線量の状況と、それから多くの作業員が常時共通的に利用する場所をマーキングしてあるが、番号がついてあるような順位で対応について検討していくということである。

それから43ページ下の段。(http://tinyurl.com/9nnhjz8 58頁)ノーマスク化、ということで書いている。現状、敷地内でごく一部、ええ、マスクの着用基準以下が満たせることが確認できて、省略できているエリアを設定しているが、

このエリアを広げていく、いうことで、除染や舞い上がりの提言等を行うことによりこれを広げていく。まずは敷地の北の方を重点を置いて進めていくと。その後、敷地南側に勧めていくということで、

1~4号機のある建屋周辺はちょっとなかなか難しいかなぁとい事だが、離れているところについては順次、舞い上がり対策を施すことでノーマスク化を実現してく目標を持っているということだ。


福島第一原子力発電所免震重要棟前の線量低減について

で、こういった活動をするとどういう効果が出るか、ということを ★44ページ以降に簡単な例だが書いている。「福島第一原子力発電所免震重要棟前の線量低減について」ということである。こちらの線量低減作業としては先ず2ページに書いてあるが、集塵作業を以前行なっている。

# 「福島第一原子力発電所免震重要棟前の線量低減について」http://tinyurl.com/9nnhjz8 59ページから

これにより実施前 82μSv/hだったものが54μSv/hまで下がったとうことだが、これを更に下げられないかということで、3ページ(http://tinyurl.com/9nnhjz8 61頁)に書かれているような対策を行なっていた。

3ページに書かれているのは、バスのりばのところだが、厚さ10mmのゴムマット、厚さ22mmの鉄板をグリーンで示したところだが、そこに敷き詰めて地面からの線量を遮蔽する効果を持たせることを行った。で、このようなことを行った所、

全体として右下の方に実施前と実施後の線量の変化の様子が書かれている。例えば、Bというエリアであれば、実施前に87μSv/hだったものが、37μSv/hに減るとか。Cであれば100であったものが42になるような状況だ。

★★それからバスの待機所では、バスが来た状態でバスの中で人々が待機するわけだが、バスの中で測定すると60μSv/hだったものが15μSv/hになるということで、一定の低減効果が得られたということである。勿論、これだけで十分という事ではないが、

このようなことを積み重ねながら、大勢の人が共通して利用する場所の線量提言を行なっていく考えだ。


原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果★★★

46ページ(PDF-63頁)については毎月出しているデータだ。特段変更するようなことはない。

# 「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果」http://tinyurl.com/9nnhjz8 63ページから ~ 恒例の建屋からの総放出量の説明を省略する尾野氏 ( ゚д゚)ポカーン 東電情報公開姿勢後退。言ってる事としている事が180度違う東電。原発再開まっしぐらの定例事故会見。

労働環境改善スケジュール
それからあぁ、ちょっと飛んでいって49ページ(PDF-65頁)を見るんだ。労働関係の作業改善、環境改善のスケジュールのバーチャートだが、上から2つ目のカラム。ここでアンケートの実施をしているバーチャートが書かれている。

# 「労働環境改善スケジュール」http://tinyurl.com/9nnhjz8 65ページから

★★★これは作業員へのアンケートということで、先般から案内しているものだ。10月中旬に回収をして、それで10月末か11月頭ぐらいに集計結果を案内したいと言っていたが、

全体の集計作業にちょっと時間がかかりそうな見通しであり、集計が仕上がるのが、この線表でいうと11月下旬ぐらいになるだろうという話だった。

# 話だった。毎度の人事説明。


福島第一原子力発電所1号機オペレーティングフロア再調査の計画について

★それからあぁ、更にちょっと飛んで55ページ(PDF-90頁)から1号機のオペフロの状況を確認するために、以前、風船にカメラを付けて上昇させるということで、内側川からオペレーティングフロアの状況を確認するトライアルをした事は記憶にあると思う。

# 「福島第一原子力発電所1号機オペレーティングフロア再調査の計画について」http://tinyurl.com/9nnhjz8 90ページから

でえ、1号機の場合は爆発で屋根が落ちており、上からだとオペフロの様子具がよく分からん、ということなので、建屋の中からなんとかオペフロにアクセスしたいが、線量が高いということで、遠隔的に見る方法はないかということである。

56ページ(PDF-93頁)下の段にポンチ絵が書いてある。ちょっけい3メートルのバルーンを用いて上げて行ったらオペフロに到達する以前のところでケーブルと思われる障害物と干渉し、通過できなかったことがあった。

★★そこで今回はバルーンの形状を変えてスリムなバルーンを使うとということで、(PDF-92頁)直径2メートル、揚力を確保するために縦長になる状況だが、こうしたバルーンを使い再度トライすることを考えている。

実施予定日は10月24日に再トライ。ちなみに57ページ上の段(PDF-94頁)にバルーン以外のもので小型の飛翔体を使って確認を行うようなバックアップも用意しているが、これらの小型の飛翔体は、カメラを運べるという意味ではいいが、

★連続して稼働できる時間が非常に短い。6分とか、16分とか、ということなので、まあ、出来ればバルーンがうまくいくのが一番いいかと思っている。


3号機ガレキ撤去のための使用済燃料プール内水中事前調査(3回目)結果について

★3号機ガレキ撤去のための使用済燃料プール内水中事前調査云々ということだが、こちらについてはこれまで説明した内容を整理して再掲したものだ。

# 「3号機ガレキ撤去のための使用済燃料プール内水中事前調査(3回目)結果について」http://tinyurl.com/9nnhjz8 95ページから 


伐採木一時保管槽の設置

ちょっと飛んで67ページ(PDF-107頁)伐採木一時保管槽の設置ということで、資料が裏表1枚ある。これは先週金曜日に説明した内容だ。特段新しいことはないが、これを説明した際に頂いた質問として、

# 「- 伐採木一時保管槽の設置-」http://tinyurl.com/9nnhjz8 107ページから

▲http://tinyurl.com/8v5vvlm ええ、67ページ(PDF-108頁)擁壁の厚さはどれぐらいであるかという事があった。これについては20~30cmという事を考えているが、設計的には、まだ確定していないという事だった。

▲http://tinyurl.com/8qu8wdw それから覆土に塚照っている土をどこから持って来ているかという質問を頂いた。構内の土捨て場で蓄積されている土を使っているという事なので、構内で入手した土という事である。

★★式次第と書いてある資料は、以上のような所だが、今私が説明した事も含めて資料1(http://tinyurl.com/9p8u2fs)と書いてあるこちらの綺麗にしてある方の書類は、今のようなことを整理しつつ、記載しているので参考にするんだ。


■第10回 中長期対策会議 研究推進本部の会合

もう一つだが、本日併せて第10回の中長期対策会議 研究推進本部の会合がもたれている。会合資料については手元に議事次第と書いてあるところに一連の資料を付けているが、

まあ、研究開発という事なので、非常に長期にわたる案件になる。本日は特に説明しないが、参考にするんだ。手元の資料に関する説明は以上だが、幾つか頂いている宿題について答えたいと思う。

# 一度だって説明したことないでしょうが。http://tinyurl.com/9usnxfc 世界の知見よこせ。廃炉ビジネスは身内でやるから。結果はフィードバックするからいいよね集会。ムラの集会。


■宿題回答

http://tinyurl.com/96zzvy2 http://tinyurl.com/9rnsd98 (回答佐藤)
タスクフォースの構成だ。ええ… ようは、原子力の… ええ… 各改善をしていくタスクフォースという事で、常勤10名、兼務者20名という事だが、兼務メンバーはどんな構成、年代になっているか、ということだが、約半数が原子力部門。

残り半数が原子力以外の部門のメンバーで構成されている。年代的には30~40代のの若手中堅クラスを中心にしている構成だ。

http://tinyurl.com/9lq4wst (ニコニコ七尾)
それから金曜日に話した火災の話しだが、ステップ2 以降発生した火災の中で、今回のは最大ですかあ、という事だが、確認したが火災は2件起きている。1件が5,6号機で3×3mの芝を焼いたという事だったので、今回が最大という事だ。

http://tinyurl.com/9tlc743(回答佐藤)
それから、最近の1F作業員で当社と協力企業の人数の割合、構成的にどうなっているかというような質問があった。至近の情報、10月22日時点のデータで当社の作業を行なっているものが159名。作業員の数が2257名。

こりゃちょっと概数だが、約2260名なので、大体、ええ、まあ、15倍ぐらいの差かなあと思う。

http://tinyurl.com/9cvjy85(フリー村上)
それから あと、弁護士への相談窓口をセットしたが、至近の相談件数は如何かという案内を頂いている。★★★現状確認した所、相談実績は特に確認されていないということだったので変更はないということだ。

# 企業倫理相談窓口 弁護士経由の電話窓口、実績ゼロ ( ゚д゚)ポカーン 存在すら知られないんじゃ… 広報は現地ポスターのみで十分だ。辞めた作業員にも対応できる!HPでも告知しない!わけわからん。刑務所にブチ込みたい気分。

私からは以上である。 (27分)



■質疑

○全国佐藤:
政府東京電力注記対策会議 運営会議について。何故これは議事録を公開しないのか?

○尾野:
えっとぉ、運営会議の中身の話か?

○全国佐藤:
何で議事録を公開しない?

○尾野:
これは多分私どもだけの話ではないと思うが。我々だけでコントロールする話ではないので。公開の考え方についてはお答えしかねる。

○全国佐藤:
答えられないということか?

○尾野:
そうすね。何故ということについて我々が答える立場に… 

○全国佐藤:
立場にないということか?保安院のHPには個別企業の秘密に属する情報を取り扱いとある。これは東電に配慮していることだと思うが。

○尾野:
この中で出てくる情報は当社の情報だけではなく、様々な復旧のために様々なところから知恵を集めてきている情報も入っているので。その様なことをおっしゃっているのかと推察するが、個別の理由や内容についてなんとも。

○全国佐藤:
運営会議というのは、東電はそういう事言える立場にないということで良いか?

○尾野:
運営会議というのは、あの… ある意味、国の、ええ… いわゆる… 中長期対策会議という、あのう、場で行われているものなので私どもがプロモートしてる会議ではない。

○全国佐藤:
でも相澤副社長が運営共同副議長だよね。

○尾野:
それはその通りだが、これは元々、ええ… 運営会議の方はそうだが、ええ… この親の会議というのは大臣につながる会議でございまして、私どもが個別のマジメントをするような性質の会議ではない。

○全国佐藤:
▼確認だが、園田前政務官はこの現場から消えたということで良いか?

○尾野:
…5秒の間… はいっ? 

○全国佐藤:
メンバーからいなくなったということでよろしいか?園田前政務官は。

○尾野:
園田政務官が現状、メンバーに入っておられるかという質問か?

○全国佐藤:
はい。

○尾野:
残っていたと思うが。▼ちょっと確認していいか?

○全国佐藤:
はい。

○尾野:
それから会議の議事録は次回の会議で議事録確認が行われて、フィックスした後は公表、公開されていることのようだ。

○全国佐藤:
あ、そうですか。それは東電のHPでも出しているのか?

○尾野:
東電のHPにも出しているといことだ。

# そうなの?

○全国佐藤:
議事録を?

○尾野:
はい。

○全国佐藤:
この中長期ロードマップの進捗状況のポイント(http://tinyurl.com/8f88aqa)について聞きたい。5ページの「表面はつり」とあるところは、こういうロボットを開発している?この表面は釣りという写真と文字があるところだが、これはロボットか何かか?

○尾野:
格納容器内の漏洩箇所の補修やデブリの改修は遠隔技術の開発ヨウ素が多い内容なので、手法や技術の開発は色々行われている。おっしゃっている所はロボット等の開発という内容になる。

○全国佐藤:
これはロボットで上手く削れるものなのか?また削ったものはどうやって回収するのか?

○尾野:
現状開発検討中のものだろうから、そういった実証が最終的に行われて投入されることになると思う。

○全国佐藤:
はい。では一旦止める。

○朝日ただ:
今日、フジテレビの朝の番組でもいわゆる被ばく隠しをやったことがあるという他人は他にもいるという証言の放送もしていた。我々の取材でも自分の意志で外した他人というのは複数いるというのを確認しているが、

# これか。http://tinyurl.com/8f3s3gc もうやったんかい。

東電の方としてはそういう自主的に外した、今まで被ばく隠しをした事例というのは、相談、その他、承知していないとこの前も回答されていたが、それで間違いないのか?

○尾野:
えっと、はい。

○朝日ただ:
そのあたり、例えば弁護士の相談窓口解説しても、相談がなかなか来ていないというのがあると思うんで。どうやってそのあたり、過去、隠れた部分をきちっと洗い出していけるのか、調べていけるのか。

東電としては調べた結果無いということで、そこで断定をして、今後は調べないのか?そのあたりの方針、対応の仕方はどうなっているか?

○尾野:
現状、色々と作業状況について、アンケートも併せて問い合わせしているところもあるから。そういう事も考えてというところもあると思うが。

金曜日にも申し上げたが、そもそも発電所の中で作業をするときに、過剰な被ばくをしないで済むような作業環境をできるだけ作っていくとか、作業計画を立てていくことは大事なことで、源流をどうやって対策をしてくことががまずひとつ大きな話としてあると思う。

そうしたことが具体的にどのぐらい効果を上げているか見ていくということが、要は個々の方の線量ではなく、大勢の方の線量の主毛糸を見て至った時にどのような分布になっているか、線量分布になっているかということをみていくと。

いうことが、一つ大事になってくるわけだが、ええ、まあ、月に一変集計表を提示させて頂いているが、ステップ2以前、事故からステップ2以前の状況は環境て金も状況的にも相当厳しいものが、今も厳しいが、更に厳しいという状況だったので、

# 「ということが」じゃなくて「とういうことも」でしょ。国民に明らかにする線量評価は全体のみだと重ね重ね刷り込む、都合の悪い情報は一切表に出さない隠蔽体質まるだし東電ブラック企業。事故起こしたからブラックじゃなくて己の行為そのものがブラック評価。自覚すらない可哀想な人たち。

ええ、ある意味累積線量で高い線量が発生している時期というのは、発災直後に集中している。で、その状況は改善してきているが、ステップ2達成以降からいうと、今年度になっていこうだな。それからしばらく移行措置があった。

# それも厚労省の命令で渋々出してんでしょうが。自主的に出したんじゃないよね。

4月から配送値が切れて通常の状態に戻ってきているわけだが、今年4月以降の状況なども、ええ、見ていくと、ええ、ようは、作業でえ、被曝している人の分布が、殆どゼロから10mSvの範囲の中に、ええ… ほとんどのピークが入っており、

ええ、10~20mSvぐらいを加えると、まあ、累積で見ていくと、相当の割合がそこに入ってくる状況にある。なので、単純に作業環境の様子、或いはそこで行われている作業の、ええ、状況から見ていくと、多くの方が働いている場所というのは、

ええ、いわゆる、あのう、被ばく隠しをしなければ、ええ、というような、ええ、誘惑にかられるような厳しい線量下というのは、状況としてはそれほど多くないというか、現状には殆どの場所はそれほど高い集積線量でない場所が、ほとんどの方であるということも一方で分かる。

で、えっとお、そういったことももう少し良く見ていいかながらあ、あのう、そうごうてきにはんんだんしていかないといけないとおもっているのでえ、、今日先程ちょっとお、大勢の人が共通して通る所の線量を下げてくってのはあ、

無駄な被ばくを下げる意味では大切だといったが、やはりあの、最終的には、ええ、構内の線量を下げてくということであったり、同じ作業をするにしても、色々工夫して線量下げてくということであったり、

一方、やはり、作業を厳選して、ようは、やるべき作業をしっかり集中してやるということも必要だ。そういったような事を全体としてみていくことを含めて考えるのかと思う。

# 前回と全く同じ回答… 延々と

○朝日ただ:
あの、そういう説明はわかるが、この問題の本質は東電の社員ならある程度、線量を被曝したら他の仕事に回してもらえるが、請負会社の人はそうは行かない。雇い止めにされたり、使い捨て状態にされるのが問題の本質だと思う。

その部分についてどういった対策ができるかというのは、例えば松本さんの会見でも何らかの対応が出来るのか、検討していきたいということだが、僕が見ている限り、そういう請け負い体制の多重構造の中で、末端の人の雇用がちゃんと守られているようには見えない。

その当たりどういう対策を取っているか?被ばく線量下がったって、自主規制、例えば50mSv行かなくても16mSvとかで仕事ができなくなる人がいっぱいいるわけですよ。

東電はそのあたり知らないとはなかなか言えないと思う。東電のために作業をしている人たちで協力会社の人たちですから。実際、雇用の安定、被ばく隠しをしなくてちゃんと雇用が守られている体制をどのように東電として作っていくのか?

作るように協力会社に働きかけていくのか。どう取り組んでいくかというのを具体的に教えて貰えないか?

○尾野:
えっと、まあ、言われてることの趣旨はよくわかるが、現実にそういう実態がどういうことなのかということから含めて、考える必要があるので。

まあ、そういう意味でアンケートの回答は沢山帰ってきそうな状況だから、そういう事を見ながら考えていくことだと思うが、先ほど申し上げた通り、源流対策も含めてしっかりやってくことが、ええ、いずれにせよ必要だと思っている。

○朝日ただ:
最後に1点確認。要は被ばく隠しは他の事例はないし、今まで付け忘れとか発表されていたが、そういう物の追加みたいなものも特に無いな?

今、東電としてはつけ忘れであったり付けずに作業した人の数とか、いわゆる被ばく隠しと指摘されるような数は、発表したもの以外にないという立場で間違いないな?

○尾野:
立場というか、現状、私どもが知っている所を述べているわけだ。で、改めてアレなんだが、そのう、線量計を付けるというのは、おっしゃるような切り口という見方もあろうかと思うが、

# 何から何まで前回と同じ説明。質問が違うのに回答は全く同じ。

線量計を付けるというのはおっしゃるような切り口、見方もあろうかと思うが、地震の健康をしっかり守っていただくことが、そのために必要なことであるということで、一義的に当人のためにやっていることである。

なので、是非、しっかり付けていただくというのが基本である。その上でしっかりしたデータを出していただくことが、次の改善にもしっかりつながっていく事になるので、そういう意味から申し上げてしっかりとAPDを付けていただくことは、何れにしても大事なことだということだ。

○東電石橋:
他に質問あるか?では今手を上げている方で最後で良いか?

○全国佐藤:
テレビ会議映像について聞く。なんですべての映像をネット上で見れるようにできないのか? ~30秒の間~ 

○東電石橋:
この場でも何度も説明しているが、そういった要望があることは重々承知している!が、会社として今の公開方法を判断してるのでご理解いただきたいと思う。

○全国佐藤:
なんでかって聞いてんですけど。

○東電石橋:
それは会社としてそういった判断をさせて頂いたということだ。

○全国佐藤:
いや、その判断の理由を教えて下さい。何が理由で公開できないのか教えて下さい。

○東電石橋:
ですから今、マスコミの、8月の、第一弾の公開をさせて頂き、また、次の公開の準備を今進めているところだ。公開の方法については会社として判断したことだ。

○全国佐藤:
いや、ですから、方法、なんでそれ、公開できないのかって聞いてるんですけど。理由を答えてもらえるか?

○東電石橋:
それは会社として判断したことなので、そういった、まあ、全てを公開するのは量的になかなか難しいところがある。

# ダメならダメの理由を答えろ。ここ数日のトレンド。

○東電石橋:
まずは一ヶ月分の映像を公開することを決めて、次の公開の準備を進めているところだ。

○全国佐藤:
いや、あの、今月分とか言ってますけど、結局5日にやったのは6時間ですよね。なんで報道陣に見れるものを一般の人は見れないのか?

# しかも秒刻みの細切れ映像。前後の判断経緯わからず。要望を聞いてその箇所だけを切り詰めて。膨大な時間を掛けて隠蔽作業を東電社員で。で、賠償側に人で回らず。その給料どこから出てるのかという話。今からでも解体したいブラック企業。

○東電石橋:
全てを公開して欲しいという要望があることは承知しているが、一般社員の、ええ、まっ、個人の特定につながるので。マスキングをさせて頂いた状態で要望のあるものについては映像を提供させて頂いている。

○全国佐藤:
そのマスキングというかピー音やモザイクを入れてあるなら、ネット上で全て公開していいんじゃないのか?報道陣に見せたものは。

○東電石橋:
マスキングの作業は非常に膨大な量であり、できるかぎりそれはやっているが、全てをというのはなかなか難しい状況だ。

○全国佐藤:
じゃあ、6時間分しかピー音とか、モザイクを入れてないということか?

○東電石橋:
今だな。次の公開に受けた作業を今やっているところだ。

○全国佐藤:
ピー音が入っているんじゃなかったか?報道陣に硬化したものでも。前、回答する記者団の人も言っていたが、音声だけ公開すればいいんじゃないのか?

○東電石橋:
それについてもデータとして、参考として提供することを決めているので。そこは理解頂きたい。

○全国佐藤:
何で音だけでもダメなのか?理由を言って貰えないか?日本語は通じているか? 音だけでも公開してほしいが。

○東電石橋:
まあ、要望頂いたものについては、今準備を進めているので。準備が出来れば改めて案内させて頂く。それまでしばらく待って頂きたい。

# 「要望を頂いている」=「事実として判明している」ものだけを秒短期で公開な。それ、情報崩壊じゃなくって単にこれまで判明している事実の裏付け公開に過ぎないから。情報公開になっていないから。というか、事実として判明していること以外は絶対に開示しない隠蔽行為そのものだから。

○全国佐藤:
準備も何もないじゃないか。音だけ抜き出してそれをネット上にアップしたらいいんじゃないんか?

○東電石橋:
公開方法については会社として判断したことだ。公開方法については現状の方法を理解頂きたい。

○全国佐藤:
さっき、時間がかかると言っていたが、その加工をしている業者は一社ということで良いか?

○東電石橋:
基本的には直接やっている。

○全国佐藤:
え?業者がやっているのではなく東電社員がやっているということか?

# 直接社員がやっている。賠償そっちのけで国営企業が税金使って情報隠蔽にせっせと勤しむ。社員を賠償チームに回せよ。とても国が経営に関与しているとは思えない東電。ようさん東電には天下っとるしな。という冷ややかな目で彼らを見ておけばおK。

○全国佐藤:
あれ?前業者が入っているとか言ってなかったか?

○東電石橋:
基本的には社員でやっている。手伝ってもらっているところもあるが。

○全国佐藤:
なんか曖昧だが。どっちなのか?

○東電石橋:
これまでに当社の映像処理をお願いしている業者にお願いしている部分もあるが、マスキング処理などについては、基本的に社員でやっているということだ。

○全国佐藤:
じゃあ、社員がメインでやっているのか。それじゃあ時間がかかる当たり前じゃないか。何で業者にやらせないのか?

○東電石橋:
それは情報の保護という観点で、ええ、まあ、何処にでもお願いしていいというのは、なかなか難しいのでそういう判断をしたものだ。

○全国佐藤:
契約書に守秘義務を定めればいいだけの話じゃないか。

# 情報の保護=隠蔽

○東電石橋:
そういった個人の情報保護を、ま、懸念しているので、そこは会社としての判断でそういった方法を取っている。

○全国佐藤:
だって東電社員は映像処理のプロじゃないよね。何でそんな事やってるのか?

# 地域独占企業の組織の広報部。通常の企業ではありえない規模だと思うけど、実際の所どうなんだろ。事実捻じ曲げ、反対封じ、メディアを使って世論ねじ曲げるのが東電広報の崇高な任務。お仕事。金はあるでヨォ。

○東電石橋:
社員のプライバシー保護のためにそういった方法を取っている。

○全国佐藤:
堂々巡りになるからやめるが、業者にやらせるべきでしょ。おかしいでしょ。それとその業者は入札で決めたのか?

# 社員プライバシー保護=情報隠蔽 音声だけ、音声を加工しても内容は開示できない。プライバシー保護は小学生が見ても建て前だと分かる次元。公開したくない理由は明らかに判断経緯の分かる連続した内容。

○東電石橋:
元々そういった車内の映像の、ええ、まあ仕事をお願いしている所にお願いしている。

○全国佐藤:
経緯非削減のために入札で決めるとか、そういう考えはないのか?

○東電石橋:
複数の所にそうった仕事をお願いする事は考えていない。

○全国佐藤:
複数じゃなくても入札で大きい所1社に決めるとか、そういう事も出来るんじゃないのか?

○東電石橋:
それも情報保護の観点で考えて決めている。

○全国佐藤:
その業者にこのテレビ会議に係るものでいくらかかったのか?いくら支払ったのか?

○東電石橋:
そういった個別の情報の回答は控えたいと思う。

○全国佐藤:
大体でいいので教えてくれないか?

○東電石橋:
そういった回答は控えさせてて抱く。

○全国佐藤:
何故控えるのか?公的資金1兆円注入されてますよね。

○東電石橋:
個別の契約に係る情報はお答えできません!

○全国佐藤:
後、テレビ会議を公開したが、誰が話しているかすごく分かり難い。何かこれについては誰が話していますという一覧表は作って貰えないか?

ですから、テレビ会議の映像だけだと、どなたが話しているか、なかなかわからない。ですからこの映像の部分ではこの人がしゃべっているという一覧表を作っていただけないか?

○東電石橋:
そういった考えはない。

○全国佐藤:
検討する気もないということか?

○東電石橋:
はいっ。

○全国佐藤:
情報を積極的に出そうとする姿勢が見えないが、そういう考えはないのか?

○東電石橋:
できるだけ皆さんの要望に答えるべく検討した結果が現在の方法である。ご理解頂きたい!とおもう。

# http://tinyurl.com/9l7s5no できるだけ場所を絞った要望をマスゴミに再三要求したのは東電。で、東電は要望に答えたと石橋。これで出てきたのは会話終了直後でぶつ切りされた秒単位で編集された判断経緯もわからない秒単位の細切れ映像(音声)

○全国佐藤:
これで一旦やめるが、広報で最も最良があるのは誰なのか?広報に関して最も最良があるのは誰なのか?

○東電石橋:
広報に関してというのは何に関してか?

○全国佐藤:
いや、広報全般に関して。

○東電石橋:
それは広報部長であったり、広報担当役員であったり、案件によって様々だと思うが。

○全国佐藤:
役員で誰かが広報に関して最も責任をもっているとか、そういう人はいないのか?

○東電石橋:
勿論経営に関することであれば、社長以下で判断している。

○全国佐藤:
いや、広報に関してだが。

○東電石橋:
それは案件によって様々だ。

○全国佐藤:
はい。一旦止める。

○ファクタ宮嶋:
このノーマスク化の話だが、北エリアはなんとか5年ぐらいまでノーマスク化になるが、現状で西と南はそんなに高い空間線量とは思わないが、何故、西と南は10年後までノーマスク化なのか。それはここに水まわりで難しい状況があるとか、それともここは人が入らなかいから優先順位でやっているという考えなのか?

# ノーマスク http://tinyurl.com/9nnhjz8 (PDF-58頁)

○尾野:
先ず北の方、5年後で北半分、それから西の端のほうが用意されているというのは、まあ、西の端は比較的遠いというのもあるが、

北の方は1~4号機側から丘を超える形で反対側に行くということで、そういう意味で環境的に現状、南半分から見ると有利な状況にあるという違いがある。

それから南半分だが、まあ、1~4号機の周りは様々な難しさがあるので、なんだが、10年後になっている辺りは元々、南側のほうがやや条件的に厳しいというのもあるが、こちらの方にはタンクとか、水まわりの配管等がかなり設置されている格好になる。

このような状態だと巻き上がりを防ぐための、なんというか、要は表面処理と言うんスカ。そういう事が綺麗に行き届かせるのが難しかろうという事が一つあり、ええ、まずは、あの、広い範囲を対応していくことを考えると、北からトライするのがいいだろうという考えだ。

○ニコニコ七尾:
中長期ロードマップ進捗状況で熱中症対策で説明があったが、先のことだが、今年の冬で作業員の寒さ対策で今から何か準備していることはあるのか?

後、昨年も配管、ホース等の凍結防止対策をかなりというか、講じられていたと思うが、今年も去年なみの対応ということで良いか?

○尾野:
冬の間の健康対策で言うと、先般も言ったがインフルエンザの蔓延を予防することがまずひとつ。このへんのことを進めていきたいと思っている。

それから配管等の凍結防止というのは、昨年色々苦労した面もあるわけだが、昨年並みにというか、必要な所は手落ちが内容にやって行きたい等事なので、そういう意味では昨年度よりしっかりしたいということだ。

# 昨年の何を教訓に何を具体的でにしっかりやりたいと言ってるのかな。

○ニコニコ七尾:
わかりました。冒頭火災の面積ありがとうございます。これはまだ原因はわかってないのか?

○尾野:
原因は調査中なので明らかになれば。

○ニコニコ七尾:
わかりました。もう一点が中長期ロードマップのポイントについてという資料の1ページ目(http://tinyurl.com/8f88aqa)ちょっと教えていただきたいが、四角の2つ目。「注水をコントロールすることにより蒸気の発生を抑制」これはわかる。

その次の行で「これにより1~3号機原子炉建屋からの放出量(セシウム)は十分に低い値」という表現がある。十分に低い値とうのは何を持ってこのような表現になっているのか?

○尾野:
十分の根拠?

○ニコニコ七尾:
低い値。もうちょっと詳細を教えてほしい。高い、低いは何と比較して、どういう観点から?ここだけ表現がなにか異質な感じがするが。

○尾野:
注水が的確に入ってくることにより、中の温度が低い。従って蒸気が発生しにくい。で、蒸気が大量に発生する状況だと、蒸気とともに中の物が外に持ちだされてくる、ということは蒸気の発生を抑える事について下げている。

# 蒸気の発生を抑える事について下げている。この人の日本語は度々わからない。毎晩のようにプールから黙々と蒸気が立ち上る様子をライブ中継していた東電。明言避けつづけた会見。

これが蒸気の発生を抑制していることにより、ええ、放出量を下げているという意味合いで。で、十分に低いと言っている所は何を持って十分かというのはあるが、本体のページで言うと…46ページをめくって47ページを見るんだ。

(PDF-64ページ http://tinyurl.com/9nnhjz8)

建屋から何がどれぐらい出てるかということを要はセンサーを使って計れる限り計っている。

○ニコニコ七尾:
この図だよね。

○尾野:
例えば格納容器からガス管理システムを使って引いてきたガスはフィルターにつけて、そのフィルターを測定することにより、このガスの中にどのぐらい何があるかとか。

こういったことを計っており、そういう事をトータルして46ページ(PDF-63ページ http://tinyurl.com/9nnhjz8)だが、建屋からの追加放出を見ている。

で、これをベースに敷地境界における被ばく線量がどれぐらいになっているか、そういう目安を立てており、そういったことがある意味、今、目標ということで言えば、これは以前からやっていたので、

そういう意味から言うと、今回、特別状況が変わったわけではないが、敷地境界から追加的な船長というものを、ええ、1mSv/y という目標を満たしていこうと考えた時に、気体からの寄与は十分目標を達成する上で支障がないレベルまで下がっている状況にはある。

○ニコニコ七尾:
説明そのものはわかるが、ただ、冒頭、この飼料は東電で作ったわけではなくて、これは中長期対策会議で了承された資料ということなのか、これは実際に東電の方で作った資料なのか?

○尾野:
これは合同会議で、、作られた資料ですな。

○ニコニコ七尾:
★★★この言葉で、難癖をつけているわけじゃなくて、これ、一応、0.1億Bq/h ですよね。1日で2.4億Bq/day なんだが。要するに十分低い値というのは、これ適切とは思わないが。

○尾野:
wwwあのう、ww 表現のことについては、

○ニコニコ七尾:
いやいや!表現は大事ですよこれ。これ、公的な資料ですよ。東電のHPにもこれ、載ってますよ。これでいいんですか?十分に低い値、これは適切なのか?

○尾野:
★★★こりゃまあ、先程も言ったが、言葉遣いの議論は様々あるのかもしれないが、

# 普段から過小に見せかける言葉選びをしている東電と政府。恒例となっている敷地境界からの総放出量評価。この資料についての説明は冒頭スキップした東電尾野。日常の会見でもこの結果は総放出量評価に使われると言いながら集計結果は報告せず。十分に低い値と一方的な取りまとめ。油断も隙もない。

○ニコニコ七尾:
いや、あの、ですからね。これ、事実関係だけたんたんに書く文には問題ないが、十分に低い値というのは、これ、評価の言葉だから、これは非常に打ているのではないかと思って申し上げているんだが。

○尾野:
★★★えっとお、アレですな。値についての議論ということでいえば先ほど言ったとおりだ。こうした議論、指摘があったことは、関係者に伝えることは可能だ。

○ニコニコ七尾:
いや、これ、低くないと思うけどねっ。はい。

○全国佐藤:
4号機の使用済燃料について。2013年12月から燃料を取り出す計画になっているが、その前に使用済燃料を試験的に取り出すことはないのか?

○尾野:
使用済燃料の試験的な取り出しは、今具体的に手元で確認してないが、あのう、作業を進めるにあたってはステップを踏みながら作業を進めていくことになる。

○全国佐藤:
それはカバーやクレーンを設置しなければ取り出すことは不可能なのか?

○尾野:
実際難しいと思う。

○全国佐藤:
そのカバーやクレーンの工事の進捗状況はどうなっているのか?

○尾野:
4号機については案内の通りオペフロの大型の機材、こちらの撤去が順調に進んでいる。現状、4号機周りで構台の設置の作業を進めている。

それでえ、、例えばページで言うと54ページ(PDF 89頁 http://tinyurl.com/9nnhjz8)のオペフロの大型機器の撤去だったり、オペフロの片付けなどが行われた状況だ。

で、現状、建屋の下で構台を作るための基礎工事とか、付帯する工事とか、順次進められているので、こういったことが進んでくると、そこに櫓が建ってきてカバーがついてくるというかっこになる。

○全国佐藤:
では今、まだ基礎的工事が中心という感じか?

○尾野:
そうですな。

○全国佐藤:
福島県電の原発の廃炉と再稼働について聞く。廣瀬社長は19日に福島県議会に呼ばれ、その時に1F5,6号機と2Fの廃炉についてこれから判断すると述べたようだが、これはどういう事なのか教えてくれないか? http://tinyurl.com/9a3bpah

○尾野:
現時点では未定ということかと思う。

○全国佐藤:
廃炉にしないということは再稼働もありうるということなのか?

○尾野:
いずれにせよ現時点では未定だ。

○全国佐藤:
では現実的に1Fの1~4号機収束させながら、5,6号機を再稼働させることは可能なのか?

○尾野:
ちょっと現実的というのが何処までのことなのか分からんが、いずれにせよ現状では未定だ。現時点では1~4号機の方の対追撃に相当程度傾注しているのが事実だ。

○全国佐藤:
出来る見通しはあるのか?1~4号機を収束させながら5.6号機を再稼働するのは。

○尾野:
そしたら作業員も余計な被曝するんじゃないのか?そういう事はないのか?プラント全体が高い線量で汚染されてますよね。

○尾野:
えっと、5,6号についても安定的に冷却を維持していくことのためにやるべき作業であり、現状ではそういった作業が行われているわけである。ですので、現時点である意味、5,6号機の仕事だからやらなくていいような状況ではないと考えている。

○全国佐藤:
今そういう段階で、まだ廃炉ということについては明確に決められないということか?

# 再稼働の前準備。通常運転を停止した時と同じ冷温停止状態へ。これが達成できたら、次は当然 さあ動かすか。再稼働に向けて着々準備。明らかに事故収束報告を端折って2F復旧アピールに力を入れている東電会見。

○尾野:
何れにしても未定だ。

○全国佐藤:
いつ頃答え出すかというのもまだないのか?

○尾野:
現状、そこまでの議論がなされる段階にないと考えている。

○全国佐藤:
他に質問があまり無いようなので続けるが、今日の朝日新聞に事故後、★★★青森県東通村に対して7,600万円を支払っていたと報じられているが、それは事実か?http://tinyurl.com/96e88tb

○尾野:
私は承知していない。

○全国佐藤:
承知している人に答えて欲しいが。

○東電石橋:★★★
そう言った個別のことについては回答は控えさせて頂く。

○全国佐藤:
個別のこととは何か?

○東電石橋:
どこに何時と言ったようなことについては回答は差し控えさせて頂く。

# 7600万円寄付。札束で地元買収日常茶飯事。「どこに何時と言ったようなこと」については答えられないそうな。脳を経由して言葉が出てきているとは思えない。事実を歪めるのも世論を金で操作する事に何の罪悪感も感じない東電広報社員。浮世離れした感覚。彼らに更生を期待するのは無理結論。

○全国佐藤:
その答えられない理由を教えて下さい。答えられない理由を教えて下さい。

○東電石橋:
相手先のあることなので、こちらからの解答は控えさせて頂く。

○全国佐藤:
今日、東通村の職員に問い合わせたが、そしたら事実だと認めたが。

○東電石橋:
あの… その、いつ、ええ、どちらに、と、いうような、個別の事については控えさせて頂きたいという事だ。

○全国佐藤:
どちらにって、自治体でも駄目なのか?

○東電石橋:
一般的にといってるのか?

○全国佐藤:
自治体に対しても答えられないのか?個人じゃないですよね。これ。答えられないんですか?

○東電石橋:
震災前に約束をしていたそう言った案件について支払っているような例はあるが、個別の、ええ、どこに、いつ、といったような個別なことについての解答は控えさせて頂く。

○全国佐藤:
そうですか。こうやって新聞に報じられても答えない気なのか?

○東電石橋:
個別のことについては申し訳ないが、この場では控えさせて頂く。

○全国佐藤:
それで国民が納得すると思うのかね?

# 新聞報道、事実関係すら回答拒否。( ゚д゚)ポカーン 

○東電石橋:
申し訳ないが、相手先もある事なので、そう言った事別のことについて回答は控えさせて頂く。

○全国佐藤:
じゃあ、これからも寄付とか続ける気なのか?

○東電石橋:
寄付というものについては震災後は一切廃止をしている。

○全国佐藤:
では寄付に類似するものはどうか?

○東電石橋:
いわゆる寄付というものは、既に廃止をしている。一切そう言った事はない。

○全国佐藤:
▼双葉町民に集団賠償請求と双葉町として賠償請求があったが、その後どうなったのか?

○東電石橋:

~シカト 10秒~

○全国佐藤:
ですから双葉町民から集団賠償の請求と双葉町として賠償請求がありましたが、その後どうなったんですか?

○東電石橋:
~ ガイヤ ト アイコンタクト ~ ▼じゃあ、それは確認させてくれ。

# じゃあ、って… ( ゚д゚)ポカーン ガンタレ子 シカト。ここでブラックw いい流れ。

○全国佐藤:
はい。まだ続くが、▼ブラック企業大賞について教えてほしい。少し前になるが、ブラック企業対象に選ばれたが、その感想とかなにかアレばコメントがほしい。

○東電石橋:
特に感想やコメントといったようなことはない。

○全国佐藤:
それでブラック企業大賞の実行委員会から送られた賞状とトロフィーは今どうなっているのか?

○東電石橋:
▼ちょっと承知していない。確認をする。

○全国佐藤:
では、確認して後日でいいので答えてもらえるか。お願いする。

○尾野:
作業予定関係でちょっと案内したい。先ず1F6号機 RHR系のストレーナーの点検だが、本日B系の点検を行なっており、明日以降、C系の点検、及びA系の点検を行なっていく予定になっている。

それから、福島第一の安定化作業に関係し、使用済みの保護位などが Jビレッジの方に一時保管されているが、これを1Fへ移送する作業が明日以降、行われる予定になっている。以上だ。

○東電石橋:
これをもって本日の会見を終了する。



~ 終了 18時44分(1時間14分)

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