2012年10月9日火曜日

平成24年10月9日(火)14時 ~ 原子力規制委員会 定例ブリーフィング

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平成24年10月9日(火)14時 ~ 原子力規制委員会 定例ブリーフィング



○議事録 / まとめ



※次長ブリーフィングも議事録公開されます。

○規制庁森本:
当方からは一点。第4回原子力規制委員会の開催について。http://j.mp/SOGUWg 明日10月10日10時30分から。議題は4点。

議題1 シビアアクシデント対策規制を含む基準等の策定について
議題 2 特定原子力施設に係る「措置を講ずべき事項」の検討について
議題 3 最近 1 ヶ月の環境モニタリング結果の評価について
議題 4 原子力規制委員会が、電気事業者等に対する原子力安全規制等に関する決定を行うに当たり、参考として、外部有識者から意見を聴くにあたっての透明性・中立性を確保するための要件等について

以上である。

○保安院佐藤:
只今より質問を受け付ける。

○北海道新聞 十亀:
明日の議題1。シビアアクシデント規制。これはいずれにせよ福島第一原発事故に向けて整理することになっていると思うが、これは保安院が今年8月にまとめているシビアアクシデントの深層防護についての報告書案がある。

アレを基本的に踏襲するものになるのか?どんな打ち出し方になるのか可能な範囲で教えてくれ。

○規制庁森本:
明日の議題だが、基準等の策定についてということで、同進めていくかが中心。その上で具体的な基準の中身はその体制に基づいて進めていくことになろうかと思う。

基準の中身は保安院でまとめたものも参考になると思うが、規制委員会としては全体として見直す基本的なスタンスなので。そういうスタンスで位置からやっていく事かと思う。

○北海道新聞 十亀:
これはシビアアクシデントだけを切り出していつまで結論を出したいというのはあるのか?それとも安全基準の見直しと言われているものの中で全て一括やっていく中で、たまたま今回取り出すのか?その辺の切り分けを教えてくれ。

○規制庁森本:
いわゆる安全基準の見直し、来年7月が期限だが、その一環としてシビアアクシデント対策、コレを全く新しい概念、新しい寄生なので、それを先行して取り組むというものである。他の案件についても引き続きやって行きたいと思う。

○北海道新聞 十亀:
このシビアアクシデントというのが新しい安全基準の核になると思うが。

○北海道新聞 十亀:
先ほど、どのように基準の中身を決めていくかということをどう進めるか、ということが中心とあったが、

例えば有識者みたいなもので、今まで言うと意見聴取会みたいなものをやるものなのか、若しくは寄生員会の人達も入った一つの会議を作るのか、そのへんのイメージがあれば教えて欲しい。

○規制庁森本:
底がひとつの論点であろうかと思う。明日、その辺についてしっかり議論して頂きたいと考えている。

○新潟日報 前田:
防災指針について。10月中に立地自治体の意見を伺うとしていたと思うが、今週ないということで、来週あたりに素材が入るのか?そうだとするとどれぐらいの数の自治体に聞いて、例えば前段でどう聞くかは明らかにして頂けるか?

○規制庁森本:
来週からスタートしたいと考えている。福島を皮切りに進める予定だが、いくつの自治体から直接ヒアリングするかはこれからの検討課題。

いわゆるヒアリングという形だけではなく、たたき台というものは示したので、それを踏まえ、各自治体からいろんな意見を頂きたいと考えている。その仕組もまた検討中。

○新潟日報 前田:
そのヒアリング意外の検討中というのは、原子力期せ委員会で議論することになるのか?それとも事務方の方で今検討しているところなのか?

○規制庁森本:
もとより防災指針については各自治体も関心があり、国民も関心あるので、いろんな形で意見を伺いたいと考えている。寄生員会の基本的なスタンスもそうなので、今は事務方(保安院)で進め方について検討している。

○毎日岡田:
シビアクシデントの件。これは基準、骨格をまとめる3月よりも前に一つ、シビアアクシデント対策の規制化としてまとめたい考えか?

○規制庁森本:
安全基準の一環なので、従来より委員長が申しているように、7月を目指し、更にその後のパブリックコメントを考えると、年末までに骨格を。という流れの中でシビアアクシデント対策についても、その考え方をまとめたいと考えている。

○毎日岡田:
前回の委員会で、基準を一気に出すのではなく、纏まったところから示していくという話があった。今シビアアクシデント対策について先行してやられるということなので、例えば事務方としては今年中に一つまとめの目処を付けたいなど、その辺のことを聞きたい。

○規制庁森本:
ああなるほど。

○規制庁森本:
先ほど先行しているといったのは、時間を置いてということではなく、勿論、シビアアクシデント以外にバックフィット対策含め、どんどん進めて行かないといけないと考えている。そういたものの中で委員長が言ったのは、

纏まるものからどんどん、ということだったので、シビアアクシデント対策について先行して今、仰ったようなスケジュール感で発表することは、まだ決まってない。

○産経蕎麦谷:
すると、明日の段階でシビアアクシデント対策の関係では、なにか事務方として準備しているもので何かあったりするのか?

○規制庁森本:
勿論検討体制、基本的考え方や検討体制とか、勿論、寄生委員に相談しながらまとめている資料は用意している。

○産経蕎麦谷:
そりゃどういうものか?もうちょっと詳しく。

○規制庁森本:
まっ、具体的なやり方としてこういう方が良いか?ということ。あるいは実際の架台であるとか、そういう物をまとめたもの。議論して頂くためのたたき台というようなものだ。

○産経蕎麦谷:
それは素案的なものではないし、これまでの架台をまとめたようなものと、あとはこのへんを検討して欲しいというものが箇条書きの様な形になっているというイメージで良いか?

○規制庁森本:
そうですな。まずは検討、検討すべき課題を明らかにする段階なので、今おっしゃったような素案なものが直ちに出てくるようなものではない。

○産経蕎麦谷:
すると4番目(http://j.mp/SOGUWg)の議題とも関わってくる気もするが。その辺の整理はどうなるのか?

○規制庁森本:
そうですな。おっしゃるとおりだ。絡んでくると思う。要するに今後、安全基準を考えて頂く場合に、有識者の方に協力頂くことはあると。その場合に有識者の要件としてどう言うのが必要かということで重なってくると思う。

○産経蕎麦谷:
ありがとうございまーす。

○電気新聞 山田:
今の関係。1番と4番の議題が掛かるということは、安全基準、シビアアクシデント対策を考えていく中で、電力会社からも公開の場で意見聴取をすることはあるのか?そうい考えはあるのか?

○規制庁森本:
それも含めて。勿論、被規制者なのでそちらから意見を聞くのも一つの考えかと思う。それも含めて明日議論頂くことになると思う。

○読売高田:
★大飯の破砕帯調査も10月末を予定していると思うが、今の調査団の編成や進捗状況は?

○規制庁森本:
各学会に推薦を出して頂きたいと言うことで、島崎委員から要請して、それが出てきつつある所と聞いている。

★今後、島崎委員を中心に調査団の編成について検討頂く段階かと思う。今後、どういうタイイングで調査団を結成し、調査委に入るかはまだ検討中という状況だ。

○読売高田:
そうすると防災指針の自治体からのヒアリング等も含めて、

○読売高田:
来週辺りにでも見えてくるような感じでイメージしてればよいか?

○規制庁森本:
鋭意、なるべく早くやる必要があると考えているので、先生方にお願いしているところだ。

○読売高田:
★先週の六ケ所での訓練。これの公表は明日あるか?

○規制庁森本:
★今は議題としては予定していない。あの場でも

○更田委員:
委員会から幾つか指摘があったようだが。今のところ、議題としては用意してないが、有り得るかもしれない。

○NHK曽我屋:
★明日の4番目の外部有識者の要件だが、これは前回も諮っていて、何がどう変わってくるのか?

○規制庁森本:
この間、主なポイントというか、素案ということで議論いただき、それを踏まえ、★内規の、あの場でもある程度了解を頂いた形になっているので。それを内規という、もうちょっとしっかりした形にして、もう一度議論ただくものだ。

○共同通信 竹岡:
★今の関連だが、先週から新たに付け加わる人選の要件だが、新たに内規としてまとめた時に加わる条件はあるのか?

○規制庁森本:
大きくは変わってない。いわゆる内規という形なので、いわゆる明確に、厳格に書いたという形になろうかと思う。

○共同通信 竹岡:
議題2の特定原子力施設だが、これもあんみない

○田中委員長:
たちでなにか出てくるのか?

○規制庁森本:
措置を講ずべき事項というのは、今後、特定原子力施設を、言わば規制側からしっかりと監視する上でとても重要なものなので、その素案を出させて頂き、委員会で議論頂くもの。

検討についてということなので、本当のたたき台であり、その場で色々議論いただきたいというものである。

○共同通信 竹岡:
量としては結構なものいなるのか?

○規制庁森本:
あの… えっと、それなりの字数は多いと思う。

○NHK岡田:
今の質問に関連して前回に加え、講ずべき措置の事項は、どのあたりのことが決まるのか?スケジュールのことなのか、どういった要件にするのか、もう少し細かくなるのか、そのあたり詳しく教えてほしい。

○規制庁森本:
基本的なフレームワークとして、いったい何時までの期間、何時までの状況を対象とするのか。つまり、廃炉の流れの中で何処までを対象にするのかが1点ある。

そのプロセスの中でどういう対策を求め、それに対して規制委員会としてどういうことを求めていくのか。

そういういわば、ま、なんすかね。あの。性能基準というんすかね。そういったものを決めて頂くためのたたき台という形になろうかと思う。

○NHK岡田:
そうすると大体の工程やロードマップ、そういったことが期限とともに明記され、それは素案だろうが、出てきて長いなり短いなり、が出てきたり。

ええ、要件としてどういうものを求めるかということについても寄生庁側が準備して、それについて足りるのか、足らないのか、議論になるということなのか?

○規制庁森本:
勿論検討のはじめなので。基本的なフレームワークが基本だ。その上で、その具体的なものとして何を求めていくのかというのは、相当具体的に書かないとわからないから、それについて議論いただこうという形になっている。

ただ、今おっしゃったような機嫌というものを明確に書いているのではなく、いわゆる炉の状態に対応して、一体何が必要かというのが、過大として書いてある形になろうかと思う。

○新潟日報 前田:
防災関連で。ヒアリング対象は今まで地域防災対策とかで、原子力対策を持っていなかった30km圏の自治体も入っているのか?

○規制庁森本:
まだ検討中。まだ具体的に決めてない。勿論排除もしていない。という状況。

○新潟日報 前田:
ヒアリングは何れにしても10月中に終わらせる予定だと思うが。ヒアリング以外に検討しているということだったが、それも10月中に終わらせるということか?

○規制庁森本:
はい。防災指針を策定するのは急ぐ課題であると。10月中には指針としては作りたいと考えている。勿論積み残された過大はあるので。

地域防災計画を作られるプロセスに役立つよう、更に追加的に検討するが、10月末を目指しているので、自治体等からの意見は、一応、10月中に頂くことを想定している。

○北海道新聞 十亀:
★★大した確認じゃないが、今日、経産省に、北海道の経済団体の人たちが、原発再稼働にして欲しいと要望に来たが。終わった後の囲み取材の中で、寄生庁とか、環境省にも行きたいといったけど、断られたという話だった。

こういう、これ、北海道に限らず、いわゆる要望したいとか、政府街の人達が、産業界含めて寄生員会に言いたいというのがあるんじゃないかと思うが。どういう切り分けにしているんすかねえ。

# 主に産業界でしょ。安全評価に関係のない意見の申し入れは勘弁してほしい。耳カスな。事情は利かずに取り敢えず淡々と評価出せ。

○規制庁森本:★★
この件については承知していないが、先ず基本的スタンスとして規制委員会が今後、活動していく上で、いわゆる自治体であるとか、市民団体であるとか、経済界、あるいは事業者団体、あろうかとおもう。

それぞれの要望を聞くのは大変大事なことだと思っている。その要望を踏まえるかどうかはともかくとして、要望を聞いておくことはとても大事なことだ。それについては寄生委員の方にも必ずお伝えするようにしたいと思っている。

○規制庁森本:
ただ、実際にあって頂くかどうかという所は、慎重であるべきという点もあり、まだルールは決まってないが、日程の都合でお答えしたのかもしれない。そこは事実確認させて頂きたい。

○北海道新聞 十亀:
わかりました。いずれにせよ、政治からの独立性が高いことは委員長も再三言ってるの出、どういう基準で受けることがないのか、今大体おっしゃったと思うが。もし、決まったことがあったり、事実関係がわかったら教えて下さい。お願いします。

# 大した確認じゃなかったのかの。

○NHK岡田:
大飯の破砕帯調査に行かれるメンバーは、今の段階では決まってるんスカ?まだ決まってない?

○規制庁森本:
まだ決まってない。

○NHK岡田:
その決め方については議題4にある外部有識者から意見を聞くに辺り、透明性、中立性を確保するための要件とあるが、これについては、それを満たした人じゃないといけないのか、それとも満たしてなくても、調査等、この外部調査から意見を聞くのか、別なのか?底の見解を教えて頂けるか?

○規制庁森本:
当然満たさなければならないと考えている。★★ただ、島崎委員が言われているように、あっ、そのなかにも入っているが、過去に審査に入った方は除くべきという考えたあるので、層い考え踏まえて、更に中立性の観点から優先して選ばれると考えている。

# 今泉委員もこれに該当。

○NHK岡田:
わりました。あと議題3のモニタリング結果の評価とは、どのように行われるのか?

○規制庁森本:
実は、前回、少し消化しいたが、モニタリング結果の評価と書いてあるが、解析、という形で内容は変えさせていただきたいと考えている。

モニタリング結果を規制委員会として公表するのは初めてなので、従来、安全委員会がやっていたものを規制委員会としてよりわかりやすくする工夫を加え、発表したいと考えている。

○NHK岡田:
例えばどういった工夫か?

○規制庁森本:
それは今、まさに担当課が中村委員に指導いただきながら進めているところだ。明日、よろしこおねがい。

○NHK岡田:
なにか付け加わったり、いわゆる分かりやすさというのは、項目が増えるのか?表現ぶりが変わるだけなのか。そのあたりをもう少し。

○規制庁森本:
データ的に新しいものがあるわけではない。ただ、このことはどういう意味を持つのかという観点で指導いただいていると聞いている。

○NHK岡田:
わかりやした。

○保安院佐藤:
他にあるか?なければ本日の会見は以上で終わる。



~ 終了 14時24分

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