2012年10月1日月曜日

東電会見 2012.10.1(月)17:30 ~ 月初め 月例報告2件(水処理設備の放射能濃度測定結果・1F1~3号機プラント 温度計信頼性評価とりまとめ)。1F5号機における残留熱除去海水系ポンプ流量低下(続報)。海域モニタリング採取ポイント追加と変更。昨夜の台風影響について。ほか。

東電会見 2012.10.1(月)17:30 ~

今週から地下水バイパスの井戸掘り準備作業を開始する旨の報告。内容は草刈り、測量作業との事。月一の水処理設備の各ポイント毎の水分析結果報告は特段変わりなし説明で配布のみ、内容説明はなし。

9月上旬に発生した1F5号機の海水を汲み上げるポンプ流量低下の続報。ビニール片やプラスチック片が給水高に詰まってた結論。除去装置停止と大量に海水流れるところが運転停止して流量無い事が詰まった要因の一つではないかとのこと。

月例の1F1~3号機温度計信頼性評価報告。冒頭の説明は2号機圧力容器底部の温度計が温度計はひとつになったと説明したのみ。質疑では、なけなしの温度計で、仮に故障判断でなくなっても問題ない認識説明。

環境モニタリング関係、海域モニタリング試料採取ポイントの一部を変更する旨の報告。土砂崩れによりアクセス不可になったため、試料採取地点(沿岸部2箇所)を変更するとの事。他、2箇所の新規追設については説明せず意図不明。

台風に関しては雨の影響は少なく高濃度汚染滞留水への影響は然程なく、強風による影響もなかった、と聞いているとのこと。


○プラント

○報告

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

【質疑】
NHK(台風*・1F5号機海水ポンプ*・温度計信頼性評価*)→朝日(トラブルG1頻度・温度計信頼性評価*)→木野(温度計信頼性評価*・2F取材拒否)→FACTA(訴訟件数・広報部規模)→朝日(2F取材拒否)→ 木野(温度計信頼性評価*・2F取材拒否・アレバどしたん・1号機内部調査の被曝量)



■福島第一の状況

○東電石橋:
只今より原子力の定例会見をはじめる。

# 「福島第一事故会見」が「原子力定例会見」に。その指示は誰が?いつから?

○尾野:
東電 福島第一原子力発電所の状況 http://j.mp/R6uGtw

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機まで安定注水。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
圧力容器下部温度安定。格納容器圧力と水素濃度は数値の通り安定。下に書いてあるが格納容器への窒素供給装置はAとBがあるが、Aについて先般定期点検を行った。先週、点検を行なっていたが、今週はBについて点検行うとお知らせ書いた。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。1号機については先週の間、循環冷却システム関係のPE管化を行なっていたが、既に終了しているのは先般案内したとおりである。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
1号機から2号機タービン建屋に今朝方9時49分まで移送した。2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。3号機は集中廃棄物処理施設プロセス主建屋へ9時50分まで移送した。4号機は同じくプロス酒建屋へ移送中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
現在、キュリオンが運転中。サリーは停止中。先般、中長期の運営計画の中で説明したが、★地下水バイパスのための井戸を掘る準備作業ということで、今週から始めたいと思っている。


■水処理設備の放射能濃度測定結果 - 月報

手元に★「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/R6uIl4」という表がある。月に一度、月例で出しているデータだがデータ自身に注目すべき特記事項はない。


■1F5号機における残留熱除去海水系ポンプ点検結果

写真の入った資料★「福島第一原子力発電所5号機における残留熱除去海水系ポンプ(A)の点検結果について http://j.mp/R6uydh」先般、9月上旬に当該5号機の海水を汲み上げるポンプ、複数あるうちの一つが流量低下していることがあり、

引き上げて点検を行うとしていたものだ。点検をした所、吸込口の中にビニール片、プラスチック片が吸い込まれていたことが分かったので除去した。状態を確認したが、それ以外に異常なかったので復旧をしている。


■1F1~3号機プラント 温度計信頼性評価とりまとめ - 月報 (報告)

月例のものだが手元に★「福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成24年10月提出) http://j.mp/R6wnqG」というのがある。

これは月に一度、保安院、現在では寄生委員会さまだが、そちらに温度計の信頼性に関する評価結果を報告するということで定型的に報告をしているものだが。本文2ページの表の1。各号機毎に温度計の増減、監視に使用可能な温度計の増減が書いてある。

2号機原子炉圧力容器の測定に用いているものが一つ減ったとうことだ。先般案内しているとおりであり、1号機(2号機の間違い)の原子炉圧力容器の底部温度を計っている温度計二つ監視に用いていたものが9月初めにあったが、それが1台使用不可と判断。

現在、1台になっている状況を報告したものだ。1台になった時点ですでに案内しているが、報告書に取りまとめて月例の報告で出した内容だ。


■海域モニタリングに係る採取位置に関する情報

次に★「当社における海域モニタリングに係る採取位置に関する情報 http://j.mp/Vi3w6y」という資料。新しい情報としては何かというと、最終地点沿岸になっているもの。こちらの上から3つめと4つ目に※が3つ付いている所。

下に事情が書いててある。※※※のところだが、平成24年9月中旬により道路通行止めにより、T4、上から4段目の採取ポイントへのアクセスが不可となったため、代替としてT4-1を新設したという内容だ。

★★これは土砂崩れにより道路が通れなくなり、採取地点にいけなくなったという内容だ。裏に新しい地図が書いてあるが、最終地点が示されている。T4と書いてあるところが対象箇所だ。


■昨夜の台風影響について

手元に配った資料は以上だが、若干の案内、★★1Fの状況というと昨日、台風が着ていたが、今日、午前中に発電所の状況等をパトロール確認をしているが、特段の移譲はなかった報告を聞いているところだ。


■宿題報告(2件)

http://j.mp/Vi850A
何件か質問で確認しているものがあったかと思う。現時点で確認できたものについてお答えさせて頂きたい。▲先ず一つはグレード1に相当する事象というのは、通常、どれぐらいの頻度で起こっているのかという質問だ。

地震(原発事故)以降の状況は、かなり通常と違っているので、それ以前の平成22年以前状況で確認したが、★★★福島第一で年間11件程度。頻度として月に1度程度の目安。他のサイトも見たが、代替同じぐらいの頻度だった。

http://j.mp/Vi8GiS
それから▲昨日の1号機格納容器の調査のために穴あけ作業を行った作業員の被曝量を最大値だけではなく、全容がわかるよう全員分を示してほしいとあったが、これは全員分を用意できなかったが、最大、最小を示したいと思う。

★★★先ず最大値だが、1.83mSv。最小値が0.13mSvということだった。で、これ、協力企業と当社で分けてみてみると、協力企業は最大が1.83mSv、最小が0.13mSv だった。当社の管理委員は最大が0.42、最小が0.15mSvであり、

# 紙で出さない示さない。作業との相関関係がわからないという趣旨の回答になってない。いくらでも替えの利く下請け作業員の被曝量は相変わらず高いですな。

まあ、全体としてその様な枠の中に入っているということである。その他の質問は確認中。確認できたところで案内させて頂きたいと思う。私からは以上だ。(11分)



■質疑

○NHK岡本:
台風影響について。大きな影響なかったということだが、地下水の溜り水の水位だが、このあたりは変化があったのか?もし雨が流れこむようなら浄化量を増やす対応をと仰ったと思うが、そのあたりの対応はとったのか?

○尾野:
★★今回、雨の影響はさほど受けなかったと報告を受けている。風の影響とか、そう行ったようなことを最終的に確認するため、今朝午前中に現場を見ているが、結果としてもあまり大きな影響を受けてなかったというのが、発電所個別の場所の状況であった。

○NHK岡本:
浄化量については増やしてはしてない?

○尾野:
特に水の量が優位に厳しくなる状況ではなかったと聞いている。

○NHK岡本:
わかりました。福島第一原発5号機におけるRHRポンプの点検について聞きたい。

… 

んでしょうか?

# 変な間だなあ、とおもったら、マイクが落ちたのにしゃべり続けるNHK岡本記者。

○尾野:
…? ごめんなさい。

○NHK岡本:
震災とかの影響とかは。

○尾野:
無いと思う。

○NHK岡本:
つまり通常でもこういった事(http://j.mp/R6uydh)はありうるということか?

○尾野:
通常の時と言うよりも、震災以降の状況だが、通常の場合とどう違うのかということで言うと、水を吸い込む海水ポンプの直前に付いている、トラベリングスクリーンというゴミ取り装置だな。

これが通常通り運転できていないところが、先ず一つ違う。それからもう一つ、通常の場合だとタービンを冷却するために循環水ポンプが回っていて、大量の海水を吸い上げているということだから、大きな水の流れとして湾の外から湾の中に水を吸い込む流れは非常に大量の流れが発生している。

ところが現時点においては全てのプラントが停止しているので、そうしたものが動いていないので、大きな水の流れとしては、外から湾内に向かってという流れは現状の冷却でつかている、

ある意味普段の運転に比べたらごく僅かな流れとなっているので、そうした違いがある。ただ、今回の状況から見るとビニール片等は、湾内に流れ込んでいたものがここに吸い込まれたことだと思うので取り除く対応を取らせていただいた。

○NHK岡本:
トラベリングスクリーンか?というものが動いていない事が大きな原因として見られるということか?

○尾野:
それだけということは必ずしも言えないと思うが、先ずはゴミがあったことが要因だが、込みを入りにくくする措置を今、二つあるが、元々ゴミを吸い込むポテンシャルがあるかないか、

といったら運転中に比べたら大分小さいですよというのが先ず1点。それからそうは言いつつも、トラベリングスクリーンがない状態なので、今回、マルの状況を確認したが、

この他、吸い込まれやすいようなものは、現状、水路になかったので、ま、その様な稀に起こる頻度であろうと考えている。

○NHK岡本:
わかりました。温度計の故障原因だが、2号機が故障した原因はなにかわかっているのか?

○尾野:
これは以前から質問いただいているが、現時点で2号機での故障原因はこれであると特定するのは難しいと思っている。

○NHK岡本:
残り1つしか無いということが、今後、もう一つが壊れてしまったら2号機圧力容器下部温度がわからなくなるということだよな。その対応策は何かあるのか?

○尾野:★★★
そういうことがあるのでアレだが。手元の当該資料(http://j.mp/R6KzQy)を見ていただきたいが、18ページを見るんだ。

横軸に時間、縦軸に温度というものを録っていて、原子炉圧力容器下部 温度計のトレンド、時間変化を示している。これを見るとグリーンの色で示している線が故障と判定して除外したものだ。

これが他の動きと全く異なる動きをして値が触れてしまっているということで、コレを除外した。現在、監視に使用しているものが、この図で言うと茶色の線だな。TE-2-3-69H3 という印が付いているもの。

これが現在、監視に使用しているものだ。現在監視に使用していない参考として使っているその他、二つほど温度計が付近にある。

それが青い点線と黄色い線で書かれているものだ。これらの動きを見ていくと、現在監視に使っているものとほぼ近しい動きをしているところがご覧頂ける。

今、監視に使っている一つがなくなってしまった場合、どうかということがあろうかと思うが、単に付近の温度計で当該の温度計と類似の動きをしているものを使い、確認していく方向が一つ。ただし、もう一つ。

温度計の信頼性を上げていく方向として先般から案内している通り、新しい温度計を原子炉下部に挿入することをトライしているところであり、その二つの中で出来れば新しい温度計を設置目処をつけることに力を入れているところだ。

○NHK岡本:
わかりました。先日、発表のあった1号機格納容器の温度計が不正確という話があったが、今回の報告書の中でその扱いはどうなっているのか?

# 出来れば設置に後退。できなくても参考に使用している温度計があるからいいじゃないか。後はガス判定と環境モニタリングでいいじゃないか。寄生委員長も強い関心は持っていない。保安院の時の温度計に対する考えは明らかに後退していると感じる。どうなってんの。

○尾野:
えっとお、今回の報告書は定型的に何月何日から何月何日の1ヶ月を整理してという形で出している。で、この報告書の整理はデータとしては、15日目ということなので、

1号機の格納容器の温度計が一つ経過観察になっているところは、今回の整理報告の対象にはなっていない。次回報告に情報として入ってくることになる。

○NHK岡本:
わかりました。ありがとうございました。

○朝日青木:
先ほど、グレード1の平成22年以前の頻度について答えていただいたが、3.11以降はどれぐらいの頻度で起こっているのか?この間あったような燃料棒の損傷の恐れがあるグレード1はどれぐらいなのか、後でいいので分かれば教えて頂きたい。

○尾野:
確認させて頂き、アレしたい。3.11以降は状況が日常的な整理が出来る状況と違っているので、単純にグレード漬け整理することが出来ていないので。

○朝日青木:
今年に入ってからとか、その様なカテゴリーではどうか?

# アレしたい。あれあれ多い。

○尾野:
えっと、今年もマダ、その運用が、ええ、ようやく一部整理されてきた所なので、福島第一についてはその状態になっていないので。そう言う整理は難しいと思っている。ただ、過去の状況の中で、燃料関わるものが道であったは確認できると思うので。

# 昨年、事故収束宣言したよなという国民の視線。

○尾野:
確認させてくれ。

○朝日青木:
冷温停止以降どうなのかとか、そういうところも分かれば。4月からでないとでないのであればそれでもいいし。

○尾野:
確認できる範囲で整理させてくれ。

○朝日青木:
2号機の温度計の故障原因がわからないということだが、今後も調査は続けられるのか?

○尾野:
2号機もそうだが、状態の調査は鋭意進めていくことになろうかと思う。

○朝日青木:
見通し的に何時ぐらいまでは特に出ていないか?

○尾野:
今月のテーマごとに調査項目が何時出来るかは必ずしもわからないところがあるが、現状、1Fの安定維持に向けて一つ一つ作業を進めている。

本件については格納容器の中の様子を見ていくことに関係してくるので、そういう意味から言うと、当該の温度計がどうして使えなくなっているのか、物を確認しながら見ていくことは、現実はなかなか難しいさきの話になると思う。

○朝日青木:
新しい温度計の挿入について目処を付けたいということだが、どういう条件がクリアになれがこれが可能になり、だいたいそれが何時ぐらいになりそうだということを話して貰えないか?

○尾野:
先日来話しているSLCのラインを通じて温度計を挿入するトライを進めており、先般、フラッシングで当該の挿入作業を行うために必要な、当該配管からの水の入れ替えをしたと話したところだ。

で、10月上旬を目指して新しい温度計を挿入する作業を進めており、金曜日も話したと思うが、現時点では順調に作業が進んでいるところである。

○朝日青木:
上旬とうことは10日まで?

○尾野:
一応、示しているスケジュールの千疋では10月3日をターゲットに作業が進んでいるが、これについては以前から申し上げている通り、決して簡単な作業ではないので、進捗を慎重に見ながらやっていくということだ。

○朝日青木:
わかりました。

○フリー木野:
温度計だが、さっきの参考に使っている2個、最後の1個がなくなっても参考温度計を参考にする話しだと思うが、何時から参考になっていたのか?

○尾野:
これは過去の資料を紐解いてみないとわからないが。

○フリー木野:
参考にしている理由は?

○尾野:
参考にしているものは、過去の経緯の中で動きが安定していないので、監視から参考に落とすという判断をしたものだ。で、今現在の状況としては比較的安定していることかと思うが、

○尾野:
現状、参考のままになっているということだ。

○フリー木野:
そうすると残り1つが故障した時に残りの二つは基本的に何時、どうなるかわからない不安定な状況ということではあるのか?

○尾野:
ここの所、比較的安定して動いているというのもまた一つなので、全体的な判断をしていくことかと思うが、何れにしても新しい温度計を入れられる状況が出来るのがある意味ベストだと思っているので、そういったことも含めて努力しているところだ。

ちなみに参考になったのがTE-2-3-69H2 となっているものが、本年4月15日だ。もう一つがTE-2-3-69F1 が平成24年4月2日で参考にしている。

○フリー木野:
要するに現状で今まで温度計がダメになっていく理由がわからず、最後の一つがだめになり、残りの二つは不安定なことがあり参考でしか無い。

ということは、現状、監視用で使っているものがダメに成った場合は、その残りの二つは不安定の状態でしか無いので、それを安定的に見られているとは言えないと思うが。

○尾野:
それも含めて判断ということになろうかと思う。それから単に付近の温度計や他の格納幽鬼のパラメータ等、総合的に見ていくことになろうかと思うが、

何れにしても先ほど来申し上げているのは、ひとつなくなった時点で直ちにも何もわからない状況になるわけではないというのが1点。

それから信頼性を上げるために新しい温度計を設置する手法を手の内にしようという、この2点で動いているところだ。

# 昨年の冷温停止状態の主張から大きく後退。都合が悪くなればどんどんルールを変更。結局、一つは設置ダメだった場合の主張案、どっちに転んでも結果は問題ない手法を手の内にしたいと。その何があっても問題ない、結論ありきの根拠なき主張、広報が不信感を助長している事にいい加減気づけよ。

○フリー木野:
毎週1回の中長期対策会議の事前打ち合わせをやっていると思うが、そこではこの温度計に関しては残り一つになることの評価はどう見ているのか議論は出ているのか?

○尾野:
これはですな。中長期の報告は先般したが、代替温度計を挿入するという所を実現していくことで傾注しているところだ。

○フリー木野:
代替温度計を設置する以外、見通しがそんなにはっきり立っているわけではないよね。なので、その代替の代替というか、別の方策は中長期対策会議の中では 今のところ出ていないということか?

○尾野:
現状、案内の通り、ひかくてき順調に作業が進んでいる。先ほど来 申し上げているが、決して優しい作業ではないと考えているが、現状、順調に進んでいるということである。これが1点だ。

なけなしの一個が無くなったらどうかということに関して言えば、それは定義としてはLCO(保安規定違反 運転上制限逸脱)ということになるが、状況把握はその時点で技術的に出来うるう限りのことをその場で(行き当たりばったりで)やっていく事になる。

# なけなしの一個 ww

その意味で参考になっているものもあれば、ごく近くでほぼお同じような挙動をしている、監視に用いている温度計などもあるので。そういったものも見ながら状況判断していくことになるとおもう。

○フリー木野:
★★わかりました。明日、2Fの取材があると思うが、県が明日、同じ日に1Fに参議院の復興対策委員の方から委員派遣という形で、国会議員が16人来ると思うが、議員の方に同行取材は認めないと東電から連絡をされたそうだが、理由を聞かせて頂けるか?

# 国からエライ人が団体さんで来るらしいぜ。ボーイ。

○東電石橋:
それは東電からその様に申し上げたということか?

○フリー木野:
はいそうです。

○東電石橋:
確認させてくれ。確認してからお答えしたい。

○フリー木野:
明日の2Fの取材で週刊朝日の記者を1人取材不可としたらしいが、理由を教えて頂きたい。

○東電石橋:
明日の福島第二取材については★★★何名かお断りさせて頂いている。今、仰った方については、これまでの取材活動の中でルールを無視した取材活動が見られたことから、今回はお断りさせて頂いた、ということだ。

○フリー木野:
確認だが、これまでの取材でルール無視というのは、どういった事なのか?具体的に。

○東電石橋:
具体的には申し上げられないが、私どもとしては非常に目に余る取材があったということで、お断りをしている。

○フリー木野:
確認だが、そうすると東電としては東電が認める取材方法しか記者には認めないということか?

# 木野さんは目に余るんだ。そうだろな。都合の悪い質問する記者は、全て目にあまるということで。

○東電石橋:
現場公開などについては必要に応じてできる限り皆様に案内していると思うので、そういった中で取材して頂きたいと考えている。

○フリー木野:
いや、私が伺っているのは、今回、東電としては東電が認める取材方法以外は、取材としては認められないし、それ以外の取材方法をした記者は、層い形で取材を拒否することになるのか?

○東電石橋:
申し訳ないが、今回断った方については、過去に現場で目に余る行為というか、取材活動があったということで今回断っている。

○フリー木野:
ルールというのが重要だというのはわかるが、ルールを破ったからといって無期限で永遠に取材を拒否するというのはどうかと思うが。例えば各省庁でもルールがあり、ルールに反した場合は一定期間取材ができないとか、

会見に出られないとかあるが、無期限永遠に何も条件つけずに拒否していく理由がわからない。なので、私は東電は東電として認める取材方法をした場合は、そういう形で取材を拒否するのですかと伺っている。そういう認識で良いか?

○東電石橋:
今回の場合は、無期限に断るということではなく、明日予定している福島第二の現場公開について参加を断ったということである。

○フリー木野:
そうすると無見解ではないとすると期限あると思うが。どのぐらいになるのか?

# 現場だけなの?

○東電石橋:
特に期限を設けていることではなく、明日の現場公開には参加していただくことは遠慮いただきたいということだけだ。

○フリー木野:
あの、御社は東電の会見にも拒否されていると思うが。要するに期限を設けていないということはイコール無期限と思うが。

# 無期限の木野氏。http://j.mp/Su27ca ww 関係のない記者会見すら出入り禁止。なにこの矛盾。会見はOKみたいないいぶりだけど、会見もダメなん?

○フリー木野:
無期限でないというのであれば、期限を切って頂けないか?そうい形で東電が認める取材方法だけをそれ以外の方法でやった記者を排除していくというのは、私としては御社の目に余るという話があった、私から見ても目に余るものだと思うので、

○フリー木野:
今後、検討をお願いする。

○東電石橋:
意見としては承る。

○フリー木野:
この件、直接責任者の方が一度説明すべきだと思うが。寄生庁もあれだ赤旗が排除されて問題になっている除う居雨の中、東電も同じ事をされている。そういうことはきちんと説明頂けないか?

# 保安院と互いに歩調併せてきた東電。寄生庁がやれば、じゃあ、おら達も。

○東電石橋:
今回の取材は本人にきちんと連絡を取らせていただき説明している。

○フリー木野:
多分、本人に連絡とってないと思うのでよろしくお願いする。週刊朝日の編集部の方には連絡を取っていると思うが、直接本人に連絡撮ってないと思うのでお願いする。

○東電石橋:
申込者に連絡を取らせて頂いていると思う。

○朝日こん:
先ほど説明にあった地下水バイパスの工事の途中経過で説明したい。現時点で地下水バイパスで今回の台風でどのような影響があったのか、その事もかかわらず進捗状況もう少し詳しく聞かせて頂けるか。

○尾野:
地下水バイパスの作業は先般中長期で説明しているところだが、まだ工事は始まっていない。それで、★★今週実施する準備作業というのは、最初に掘るパイロット井戸というのがあるが、この井戸を掘る予定地の草刈りをしたりする整地作業だ。

○朝日こん:
今週中は草刈り作業を中心に進める感じか?

○尾野:
そうだな。それと測量、ってんですか。測量と草刈りが今週の作業内容だ。

○朝日こん:
わかりました。具体的に掘るのが始まるのは、何時頃のイメージか?

○尾野:
はっきりしたら案内する。

○朝日こん:
1号機から3号機注水量だが、一時期、8月下旬から低下傾向が見られているが、1号機に関しては、また、0.4m3/hぐらい増やしたりしているが、まだ低下傾向が見られるということは見られるということか?

○尾野:
慎重にコントロールしながら処置している状況は引き続き続いている。ただし、以前、操作、コントロールが大きくズレてLCO(運転上制限逸脱-保安規定違反)になった時の状況になった時の状況よりは、かなり安定しているということで。まあ、引き継続き、所定の範囲内でコントールするように続けていくことになる。

○朝日こん:
慎重にコントロール続けているということは、また同じように弁にたまることが、まだないわけではなく、また特定、しっかりした大掛かりの点検が必要になってくる話か?

○尾野:
止めるということは前回もしなかったが、前回行ったバルブの開度を大きく変えるような、ラインナップ構成をとってみるとか、そういった特別な作業が必要となるケースもあるかもしれないが、

現時点ではそこまでのことをしないでも対応はできているということなので。まあ、今ぐらいの動きであれば状況は通常のコントロールの中で動いているということである。ちなみに、すいません。私は今日は特に触ってないといったが、本日も、今ほど入った情報だが、若干のコントロールはしていることのようである。

○朝日こん:
わかりました。

○ファクタ宮嶋:
★今日から東電も下期に入るが、上期はいろんな事故調やいろんな訴訟が起こってきた。色々数えてもわからない。数字として紙期末までに民事、刑事でいわゆる福島事故由来の訴訟は、現在何件あるか、今日は難しいかもしれないが、

その数字がほしい。いわゆる東京地裁や福島、いろんな所で起こっていると思うので、なかなかその数字が出ない。法務部でまとめていると思うので、その数字を出して頂けるものであれば、民事、刑事の現在の訴訟件数を教えて頂きたい。

同じくテレビ会議録画は可及的速やかにというんで、でも、なかなか人での問題が大変だと思うが、これは一応、650時間ではなく、分割してみせていただけると。

早ければ10月末ぐらいには見せて頂けると。そういうスケジュール感で10月に入ったから伺うが、ええ、そう見ていて良いのか?

○東電石橋:
訴訟の件数は確認してから答えたい。2つ目のテレビ会議の件は、二つに分割して出すか、一つにするか、という件についても先週までに頂いた意見を踏まえて今検討しているところだ。

二つに分けた場合でも1回目の公開は11月中ぐらいになると見込んでいる。詳細が決まり次第、できるだけ早く報告したいと思う。

# 訴訟件数は何度聞かれても答えない質問じゃないのかね。

○ファクタ宮嶋:
事故発災以降、各所から広報部、広報関係ということで、現地含め、かなりの人数が増えたと伺っていて、大体1.5倍から2倍になっていると伺うが。今、広報の本社、及び地方含めてマンパワーは実数で何人ぐらいになっているのか?

○東電石橋:
★★本社の広報部だけだと約70名ぐらいいるが。発電所とかそういった所も相当な数になると思う。

○ファクタ宮嶋:
▼広報もそうだが、私が聞いている数字は大体400~500名の広報関係の方がいると聞いているが。その数字はどの程度正確なのか?

○東電石橋:
▼そうだな。発電所の広報部、なんかも含めるとそれぐらいになると思うが、きちんとした数字は今、分かりかねる。必要であればまた確認してお答えしたい。

○ファクタ宮嶋:
広報が増えるのはやむをえないことだと思うが、本社と被災地ベースで、被災地は広報大事だと思うんで。事故発災前と現状、上期末でどれぐらいになっているか、後で数字を出して頂ければと思う。

○東電石橋:
分かる範囲で確認する。

# 通常企業では考えられない広報規模。地域独占会社の殿様企業が何を広報するんでしょうな。

○朝日青木:
2Fの件だが。同じように断った方は、その1人だけか?他に何人かいるのか?

○東電石橋:
数名いる。その方だけではに。他にもいる。

○朝日青木:
何名か?

○東電石橋:★★★
全部で4名いる。

○朝日青木:
理由はそれぞれ何か?

○東電石橋:
先ほど仰った方以外の、まあ、残りの3名だが、、えっと… 残りの3名については、過去に福島第一、福島第二で現場公開をした時に、ある程度の基準を設けさせていただいたが、その基準に該当しないというか、当てはまらない方が3名いたので、その方々についても断っている。

○朝日青木:
つまり、ある程度実績あるとか、そうい基準の話をしているのか?つまり、ジャーナリズム活動についての実績が認められないとして3人を断ったという事だな?

# ちなみに木野氏の場合 http://j.mp/P61Rkn http://j.mp/P61I0v http://j.mp/P61Tsw 東電がジャーナリズム指南。ジャーナリズムに反するジャーナリストだと説教するほど人のできた東電さま。

○東電石橋:★★★
そうですね。この会見に出席された実績があるとか、あの… まっ、執筆とか記事を書かれた実績があるかどうかといったような、ええ、記事を、え、ま、これまでにもそういったことで、

ま、、記事をある程度も受けさせて頂いており、そういう基準に合致しない方がいたので、その方々にもお断りさせて頂いている。

# そうです即答 (・∀・)

○朝日青木:
3人の方はフリージャーナリストの方か?

○東電石橋:
そうだ。

# 規制委員会もフリーランス優先とか口では言いながら、執筆記事数を重視する締め付け姿勢を示しているし。なんかもう、何から何までわかりやすい先の見えた展開。ムラが支配するムラ主導の世の中。大掛かりな原発ゼロ社会茶番。

○朝日青木:★★★
御社で断る権限者は誰なのか?その目に余る、余らないを最終的に判断するのは、どのクラスの方か?

○東電石橋:
現時点では広報部で判断している。

○朝日青木:
じゃあ、最終的には広報部長ということですね。わかりました。ありがとうございます。

# 広報部の判断って初めて聞いた希ガス。口滑った?寺澤氏も広報部長。広報部長が沢山いる東電。広報部長が会見司会の時は、意思決定に関する質問は全て「会社としての判断です」 http://j.mp/P643s5 http://j.mp/P64a7

○フリー木野:
アレバの建屋の中で以前、廃液を漏らしていると思うが、保守を8月までに終わらせる話があったが、その後どうなったか確認の意味で教えて頂けるか?

○尾野:
大元のことは何時頃の話でしたっけ?

# こっちに聞いてどうすんの?社内事故調やってた尾野氏。事故収束の現状何も知らない。今はすっかりお荷物のアレバ。たしか、線量下げるのに単独循環してたら水漏れた、という事故。

○フリー木野:
廃液を漏らしたのが6月だと思うが。その後、中の補修をして場所を特定し、修理をすると。それを8月半ばぐらいまでに完了する話だったように記憶しているが、今、アレバの施設は手を付けていない感じか?

○尾野:
▼確認させてくれ。その上で答える。

○フリー木野:
お願いする。1号機の内部調査の被曝量だが、最大と最小はわかるが、全体で人数が出して頂いて僕が聞いてなかっただけかもしれないが、どういう被ばくの分布になっており、何故、どういう作業をしていたのかという事を詳しく知りたいんだが。お願いできるか?

○尾野:
現状、最大、最小ということを示しているので。まあ、基本的に作業における被ばくという状況では、十分な情報ではないかと思っている。

○フリー木野:
作業は何人で?

○尾野:
それは先般話したと、思うが、、ちょっと待つんだ… 

○フリー木野:
何人で作業して一人あたりどれぐらいの作業時間だったのか?

○尾野:
ちょっと待つんだ… 作業は50名で実施している。で、うち、当社社員が4名だ。作業時間は9時~12時の約3時間ということだ。

# それ、前回言ったっけ?

○フリー木野:
▼私が知りたいのは、作業時間というのは、作業員1人の方が現実にその高線量の中でどれぐらいの作業をして層いう被曝量になったかということが知りたいが。いつも伺うとわからないとか、回答できないという話で、今まで教えて頂いた事がないように思うが。

○尾野:
50人が男チームぐらいで働いているのか、、そういう?

○フリー木野:
はい。細かい作業計画の内容です。何チームに分かれて何人で入って、おそらくAPDをセットして鳴ったら出てくるということでやっていると思うが、

それは一体何ミリぐらいでどれぐらいで(警報が)鳴るようにしていて、というような。或いは時間で区切ってやっているのか?その辺の詳しい作業内容が知りたい。お願いできるか?

○尾野:
▼答えられるかも含めて確認させあ頂ければと思う。

○フリー木野:
お願いする。それから海水のサンプリング計画はまだわからないか?

○尾野:
ちょっと確認中なので。コレまた後日でスイマセン。

○フリー木野:
わかりました。以上です。

○東電石橋:
これをもって本日の会見を終了する。なお、本日、皆様にお知らせする取材案件が2件ほどある。この後、1階のプレスルームで資料を配るので希望の方は受け取ってお帰りくだされ。

# 資料配布の際に説明、質問等のやり取り無いのかね。ここでやりなはれ。

~ 終了 18時17分(47分)

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