メールで連絡のあった淡水化装置RO2からの漏洩量 再評価の結果 18Lから36Lに。関内にとどまっており環境へ影響はないとのこと。高濃度汚染水がセシウム吸着塔を通過した水なのでβ核種 高濃度Sr 5.4E+4Bq/cm3
警戒区域解除と1F一部非管理区域化に伴い、警戒区域から出入りする車両のスクリーニングと除染を24日から試験的に行なっている件の報告。1日あたり1000台の車両が通過。出るときには列を作るとのこと。
1000台のうち除染が必要になったものは160台、除染ごも13000cpmという基準を満たしていない車両が10台。スクリーニングのサーベーにあたるものが約90名。除染に従事するものが約40名。
免震重要塔の一部非管理区域かの件、保安院さまのOKが出たので、5月1日午前0時より免震重要棟の2階 緊急時対策本部を非管理区域として運用を開始するとの報告。サンプリングでは4回目の魚介類結果。最高はヒラメで 880Bq/kg。
4月1日~4月15日の確報版報告あり。月末に厚労省に奉告している作業員の被ばく線量の評価状況報告。3月新規従事者は 483名、最大外部被ばく線量 19.06mSv。内部被曝で有意な値が記録された者はなかったとのこと。
プラント
報告
- 福島第一原子力発電所における車輌用のスクリーニング・除染場の試験運用状況について(PDF 144KB)
- 福島第一原子力発電所 免震重要棟非管理区域化に伴うゲートモニタ設置状況(PDF 45.3KB)
- 福島第一原子力発電所免震重要棟(一部)を非管理対象区域として運用することに関する経済産業省原子力安全・保安院からの評価受領について
- 福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について
- 特別事業計画の変更の認定申請について
モニタリング
- 当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(4月1日~4月15日公表分)
- 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 8.18KB)
- 魚介類サンプル写真(平成24年4月13日採取)~福島第一原子力発電所敷地沖合10km付近で底曳き網で採取~(PDF 150KB)
- 福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)
まとめ・録画
■プラント 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 95.3KB)
○松本:
[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機まで給水系、CS系つかって注水冷却中。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。2号機格納容器圧力本日11時 21.21kPa。先日、格納容器ガス管理システムの排気風量を増加させて以降、順調に低下している。
[使用済み燃料プール]1~4号機順調に循環冷却中。4号機ウェル側の塩分除去だが、本日(モバイルROの)試運転の結果問題ないと言うことで本日16時3分からウェル側の水の塩分除去を開始。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]本日14時49分 1号機タービン建屋→2号機タービン建屋への移送を行なっている。2号機タービン建屋からの移送は継続実施中。6号機タービン建屋から屋外仮設タンクへの移送は本日10時から16時の間で実施した。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオンは連休中運用停止するということで本日から停止。★欄外 本日、水処理設備のうちRO膜淡水化装置から水の漏洩発生したので説明する。
PP資料を用意している。発見したのは 9時17分頃。協力企業の作業員が現場作業確認のためにハウス内に入出したところ床面に水溜まりを発見した。社員に連絡があり現場確認の上、淡水化装置RO2 があり、そこを停止した。
その後、水処理制御室において、9時35分に漏洩検知器の作動を確認している。パトロールで先に見つかった後、漏洩検知が作動した状況になる。その後、ビニール袋で漏洩箇所の水を受けると共に弁隔離操作を実施し、漏洩が止まったのが10時19分。
その後、11時10分までかけて漏えい水を回収した。漏洩検知器の停止を確認したのは10時30分。推定漏えい量に関しては、メールで18Lと伝えたが、最終的に漏洩した面積を評価したところ、36L ということになった。
裏面に淡水化装置RO2の漏洩箇所という形でした半分位平面図を描いている。ROの2系列目の4番と5番のスキッドのあたりに少し複雑な形をした状況で漏洩があったので、最終的に漏洩が停止した後、漏えい量を評価した結果、36Lと評価した。
漏洩箇所は1枚目した半分。漏洩箇所は1枚目の下半分。系統図で言うと淡水化装置ROの2系列目というところであり、具体的な場所はスライド3に。RO2-5スキッドから漏洩があり、場所としてはこのエネルギー回収装置の下にある配管の継ぎ手が漏洩箇所だ。
RO膜は高圧力をかけて、いわゆる水と塩分の濃いものに分ける装置だが、その圧力を回収するための装置が、このエネルギー回収装置であり、そこの漏洩、継ぎ手という形になる。漏洩した水の素性については5ページに分析結果を記載。
いわゆるセシウム吸着というを通った後の水なので、セシウム134/137が10E+0Bq/cm3 程度、全β、主にストロンチウムになるが 5.4E+4Bq/cm3という状況だ。なお、この装置に関しては蛇腹ハウスの周辺に堰があり、
全て湖の水に関しては堰の内側に留まっている。従って環境への影響はなかった。今水の線量測定結果については1ページ目に。表面線量 γ線で 1mSv/h、β線 7mSv/h という状況。漏洩に関しては以上。
[その他]工事状況は特に大きな変更はない。25日から海側遮水壁の工事を着手している。
■福島第一原子力発電所における車輌用のスクリーニング・除染場の試験運用状況について
○松本:
お手元にスクリーニング、除染の状況を知らせて頂く。これは23日の中長期ロードマップの進捗状況の説明をした際、計画についてはお話ししたが、24日火曜日から試験運用を開始している。
20km圏内の警戒区域が将来解除されることを鑑み、車両のスクリーニングをこの福島第一の西門に除線所を設置し、ここでどういった運用が可能か試している所だ。
★大体、昨日の実績で言うと1日あたり1000台の車両が通過するということで、ここの通過台数に合わせてスクリーニングと除染を行なっている。大体1000台のうち、除染が必要になったものは160台であり、こちらを洗浄という形で除染を行なっている。
# 警戒区域から敷地内に入る車には除染が必要。警戒区域は解除。住民住んでいいよ。
★なお、除染ごも13000cpmという基準を満たしていない車両が10台あったということである。このスクリーニングと除染に関わる作業員の人数だが、大体、スクリーニングのサーベーにあたるものが約90名。除染に従事するものが約40名という状況。
従事した人の被ばく線量は約0.02mSv/d 1日あたり0.02mSv という状況だった。この期、試験運用を継続しながら、除染所、スクリーニングをこの場所に動かした際の問題点と改善を考えていきたいと思っている。
■福島第一原子力発電所免震重要棟(一部)を非管理対象区域として運用することに関する経産省・保安院からの評価受領について
○松本:
続いて本日、保安院さまから評価書を受領したのでご連絡させて頂く。昨日報告書を提出した件に関して、本日、保安院さまから非管理区域対象区域として運用するための対策というの検証が行われて、妥当であるという旨の評価を頂いたということになる。
従って私どもとしては5月1日午前0時を持って免震重要棟の2階にある緊急時対策本部については非管理区域として運用を開始する。なお昨日報告したこの非管理区域化に伴うゲートモニタの写真を配布している。(http://j.mp/Jvn4fT)
右側が人が通行するためのゲートモニタという事で4台ある。この中に入って頭の上から足の先まで放射性物質が付着しているかどうか確認する。右側の写真が携行品モニタという事であり、
こちらは管理区域から持ち込まれるノートとか小型の工具類に関しては、こちらで放射性物質が付着しているか、という検査を行った後、非管理区域に持ち込むというような作業を行うことになる。
■サンプリング
○松本:
続いて魚介類のサンプリング結果を報告する。こちらは20km圏内の魚のサンプリングを4月から継続的に実施しているが、4月13日に底引き網で採取した魚だ。最大のものは下から4行目のヒラメ。セシウム134 350Bq/kg、セシウム137 が 530Bq/kg 、合計 880Bq/kg という状況。
裏面に今回捕れた魚介類のサンプル写真。敷地沖合10km地点での底引き網での捕れた魚の写真を参考までに配布した。
■福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について
○松本:
厚生労働省の報告があるので連絡する。 こちらは毎月月末に厚生労働省に先月分の被ばく線量の評価結果を取り纏めて報告しているものだ。
中断に評価結果の用紙を書いているが、3月に新たに作業に従事した人数は 483名。3月に作業に従事した作業者の外部被ばく線量の最大値は 19.06mSv。内部被曝で有意な値は確認されていない。
その他、特定構成ん両作業従事者、及び経過措置適用者の被ばく線量については個別に表としてまとめている。1枚目裏面 表1が過去3ヶ月、1~3月毎のそれぞれの被ばく線量の外部線量の分布だ。たいていの方々が10mSv以下という状況だ。
また、外部線量と内部線量の合算値に関しては、3月分までの取りまとめの結果として、真ん中の表にあるが、東電社員が3422名、協力企業作業員が1万7600名。計2万1022名の方の評価が終わっている状況だ。
なお、特殊な状況として、特定高線量作業従事者、それから経過措置適用者に関しては2ページ目の表面にあるが、それぞれ表3、表4の形で3月分までの被ばく線量評価を行なっている。こちらは極力現場での被曝を避けるという意味で、
3月分に関しても多いもので10~20mSv 以下という所で抑えている。こういった管理を適切に実施していきたいと思っている。被ばく線量に関しては、依然 連絡が取れない方が10名いる。こちらに関しては先月から人数は減少していない。
引き続き、協力企業を通じして調べていきたいと思っている。プラント関係は以上だ。毎日実施している南放水口でのサンプリング結果を配布している。
■サンプリング
○松本:
本日の測定データでもセシウム134/137、全βに関しては検出限界未満という状況だ。
また、環境モニタリングの状況については既にHPで公表している。(http://j.mp/uZPd5u)本日は4月1日から15日までの確報版も併せて掲載している。
これまで速報版としてお知らせしているヨウ素131、セシウム134/137 に関しては速報版とかわりない。その他のガンマ核種についても検出されておらず、唯一4月1日~8日、4月10日、11日、14日に採集した2号機のシルトフェンスの内側でマンガン54が検出されている状況だ。
もう一点は放射能分析結果の生データ、いわゆるスペクトル帳票だが、こちらに関しては本日2月分を情報公開コーナーで行なっている。ファイルで5冊程度の分量があるので、そちらで閲覧してほしい。モニタリングの状況は以上だ。
1件訂正がある。先程、福島第一の状況、使用済燃料プールの状況、4号機欄外で原子炉ウェル用塩分除去装置といったが、正しい名前は モバイルRO という新規で持ってきた塩分除去装置だ。訂正する。私からは以上だ。
■質疑
○朝日杉本:
先ほど車両のモニタリングの話があったが、10台が13000cpmを超えていたということだが、その後の扱いはどうなるのか?
○松本:
まだ警戒区域の中なので、Jビレッジの外に出ることがなければ問題無いということで、そのまま作業事務所に戻っている。
○朝日杉本:
今後、警戒区域が解除された時になると、この車両の扱いはどうなるのか?
○松本:
警戒区域が解除されて、スクリーニング除線所が福島第一の敷地境界に置かれることになるとこの除染の結果、スクリーニングレベルを超えている車両については出せなくなる。
○朝日杉本:
わかりました。この10台は作業員の方の車のか、作業者なのか。今後作業に影響する可能性があるのかどうか教えてほしい。
○松本:
★車両の種類までは確認していない。基本的には行き来に使う車両なので、作業員の、協力企業が手配しているマイクロバス、もしくはワゴンボックスというか、そういった車両になる。
○朝日杉本:
わかりました。ありがとうございます。
# 中古車とか、どうなってるんだろ。
○NHK横川:
試験運用の関係で確認したい。昨日1日1000台やってみて実績、これは始めたのは、
○松本:
24日(火)だ。
○NHK横川:
数日間やっていると思うが、その実績として個々のスペースでやる事によってスピード感とか、列がなしてしまうという運用上の問題は見えてきているのか?
○松本:
はい。24日の火曜日から実施しており、台数として正確にとれたのが昨日のデータ。ただ運用を開始するとやはりスクリーニングに時間がかかるようであり、発電所側から出る(帰る)ときにはかなりの行列になるという報告を受けている。
従って継続してこのスクリーニングを実施しながら列を多重化するとか、そういった運用の改善を図って、どれだけ短縮できるか、ということも判断したいと思っている。
また、どういった方々が車両に乗っているか、ということも併せて調査して、例えば割とまとまって車に乗って頂いて、車の台数そのものを減らすとか、そういった対策も協力企業とあわせて相談させて頂ければと思っている。
○NHK横川:
これの試験運用の期間はきまっているか?
○松本:
今のところ、何時までやるという所は決めていない。当分、この運用で実施していきたいと思っている。勿論、警戒区域の解除ということが念頭にあるので、それまでにはきちんとした評価を纏めたいと思っている。
○NHK横川:
漏洩についてだが、状況としての流れを見ると、先に作業員が水溜まりを発見して、その後に検知器が作動しているという流れだが、これはどう理解すればいいのか?
○松本:
1枚目裏面スライド4(http://j.mp/JvnuTq)を見るんだ。検知器がある場所は、このスキッド4と5の間ぐらいになる。漏洩したものがスキッド5のエネルギー回収装置から漏洩しているので、漏洩が発生した後、水が広がってきて、この漏洩検知器の場所に到達するまで少し時間があるのではないかと思っている。
# つまり、この程度の漏洩は検知できない仕様ってことじゃないか。だめじゃん。
○松本:
従って、今回は、まあ、たまたま、9時17分頃に作業員がこの部屋に入ったので、まあ、蜜がったが、まあ、それがなかったとすれば、9時35分の漏洩検知器の動作で漏洩していることが分かる状況になる。
○NHK横川:
たまたま作業員がパトロールで入ったタイミングが漏洩のスタートにより近くて、まだ検知器の触る前だったという、
○松本:
ハイソウデス。
○NHK横川:
特に検知器の性能に問題があるというあれではない?
○松本:
ハイ。検知器は床面から針金のようなものを隙間を開けて設置しており、底に水が到達すると、導電して信号を発する仕組みである。
○NHK横川:
魚のサンプリングだが、今回はヒラメが一番多かったということだが、前回の最大値はいくつか?
○松本:
4月7日(http://bit.ly/JcnkCN)にサンプリングした木戸川沖合2km地点でスズキでセシウム134が670 セシウム137が 940 なので、合計すると1630Bq/kgが4月7日の最大値。4月11日サンプリングの最大値はババカレイでセシウム134/137合計 1260Bq/kgという状況だ。
全体的に今回、底引き網の漁法で福島第一から10km と比較的近いところであるが、前回の測定値に比べると全般的に値としては低いのかという感じもするが、もう少し継続してサンプリングを続ける必要あろうかと思っている。
# 20km圏内 魚介類調査 3/29 http://bit.ly/Iwu4Zj 4/7 http://bit.ly/JcnkCN 4/11 http://bit.ly/IaioAC 今回 4/13 http://j.mp/JvngvI
○東京新聞大平:
淡水化装置の漏洩について。原因調査中ということだが考えられる原因は何か?
○松本:
写真(http://j.mp/Kg97Bd)で見る通り、こういった継ぎ手のところなので、元々漏洩するリスクがある。で、はっきりした原因はまだ分からないが、継ぎ手の所に異物が噛み込んだのか、あるいは局所的に変な力がかかって隙間が開いたのか、というところはあろうかと思うが。これは見てみないとわからないので、原因は調査させて頂ければと思う。
○東京新聞大平:
弁隔離操作を実施して、そのあと開放して点検しているという状況なのか。
○松本:
まだ開放というか、弁を入口と出口側を閉めて中に入っている水がこれ以上で内容にするというところと、隔離が終わった後、真鍮色の所(http://j.mp/Kg9pYQ)を外すということになる。
○フリー木野:
聞き逃したが、今このRO2は全部止まっているのか?
○松本:
RO2は停止中だ。
○フリー木野:
この場所で洩れたのは今日はじめてか?
○松本:
RO2が洩れたのは、過去にもあったと思うが、確認してみる。
○フリー木野:
場所的にこの辺で洩れたのは初めてか?
○松本:
いえ、以前もこのエネルギー回収装置の側でもれたことはある。
○フリー木野:
同じような継ぎ手の同じような場所で?それとも全く同じ場所なのかわかるか?
○松本:
確認させてほしい。
○フリー木野:
この辺には継ぎ手は多くあると思うが、このような漏れを完全に止めることは難しいものか?
○松本:
こういった継ぎ手は数十箇所あるので、完全に全部をゼロにするのはなかなか難しいとは思っている。従って毎日のパトロールとか、漏洩検知器といったもので、漏洩を監視していくということが中心になる。
○フリー木野:
今日洩れた量が36Lだが、先日の話で少し洩れたぐらいであれば公表はしていないということがあると思うが、それを入れるとどれぐらいの数になるのか?毎日何かあるという感じなのか?
○松本:
まあ、どういったものを数えているかというと、数えていることはないと思うので、数としてはよくわからないが、パトロール等で漏洩、にじみがあって増し締めしたとか、あるいは拭きとって終わり、というものも何件かあると思う。
○フリー木野:
この場所では、そういったことは過去にあったのか?
○松本:
そういった通常のメンテナンスは過去もされていると思う。
# 漏洩があったかどう過失もしているのに、メンテナンスしていると回答する松本氏。これは答えたくない質問の、いつものパターン。
○フリー木野:
要するに今回洩れたところが過去に増締め等がしたことがあるかどうか、ということなんだが。
○松本:
それは記録等はないと思うので、そういった経験があるかどうかについては確認してみる。
○フリー木野:
ちょっとした事というのは記録は取られていないのか?
○松本:
ハイ。通常のパトロールで増締めとか、滲んでいるものを吹いている程度であると、量によるが記録にとっていないケースもある。
# これ相当あるんだ。いちいち報告なんぞしてたら仕事にならないという状況なのか。以前はにじみでも報告あったのに。水漏れは日常茶飯事なのか。
○フリー木野:
その辺をちゃんと記録に取らないと後で何かあった時に元々問題があったのか、その時に問題が発生したのかわからなくなると思うが、その辺は大丈夫なのか?
○松本:
ハイ。量が少量なので、通常管理としてはそういう形で十分ではないかと思っている。
○フリー木野:
そうすると量がある程度大量にもれないと対策はたれないということですね。
○松本:
大量にもれないというか、こういった形で漏洩が検知されたという場合について原因をキチン究明していきたいと思っている。
○フリー木野:
今日の作業員の被ばくだが、以前にもお願いしたことがあるが、基本的に協力企業の作業員のほうが被曝量が多い。どういった作業でどういった被ばくをしているのか、作業ごとに纏めて頂けないか?要するに我々が中に入って見れればいいが、
東電は入れてくれないので、その辺をきっちり作業員の方の被ばく状況が分るようにして頂ければと思うが、如何か。
○松本:
今のところ、私どもとしては協力企業ごとに分けるとか、作業種別ごとに分けることは考えていない。総量としての管理をさせて頂ければと思っている。
○フリー木野:
それは作業種別ごとに分ける必要がないというのは、特にその辺の作業管理はする必要がないと、そういう事なのか?
○松本:
いわゆる発注者としての被ばく線量の管理と、元請け企業、それから雇用主の方で線量管理をきちんとする役割分担がある。
○フリー木野:
役割分担はわかるが、作業種別ごとに管理することで被ばく線量を下げられるように思うが、その辺は考慮されていないのか?
○松本:
ハイ。基本的には作業ごとに被ばく線量の管理計画を作って、それに従って被ばく線量の低減対策を講じた上で、実際の線量、改善をどうすべきか、ということが、いわゆるPDCを回しているので、全体としてマクロの形でこういうふうに集計する事は今のところ考えていない。
○フリー木野:
1mSv 以上を超える場合に作業計画を出しているということになると、殆どの作業で作業計画書を作って出していると思うが、それを後から評価したものをある程度の形にしてまとめる、そういったことはされていないのか?
○松本:
作業ごとにPDCを回すことはやっているが、全部をまとめるということはやっていない。
○フリー木野:
作業とにというのはわかるが、作業1日で終るわけではないから、それをある程度全体纏めてPDCで回すというのはないのか?
○松本:
当然全体として作業が終わった際に被ばく線量はこういう結果になりました、というまとめはすると思うが、今のところは現在、月別の評価という意味でこういう形で出している。
○フリー木野:
東電の中にもその日その日、その場その場はあるが、全体を補完できるデータは残っていないという事か?
○松本:
ん?東電の社員という意味か?
○フリー木野:
東電の社員も含めて。要するに作業計画を今、PDCで回すという話があったが、作業計画書毎の評価はされていると思うが、それは毎日の個別作業であって、それをある程度作業が続くわけだよな。
○松本:
ハイ。
○フリー木野:
それを何日か纏めてこういう作業の場合はこれぐらいの被ばくになるということを評価したようなものはないということなのか、それともあるが、確認が出来ていない、ということなのか。その辺は如何か?
○松本:
私どもの社員で申し上げると、まあ基本的には単発の作業が多いので、なかなか何日かにわたって継続していくような作業は限られると思う。特に定例的にサーベーとかサンプリングをやっているものについては線量としてはある程度分かっているので、
日々の管理の上で特別、その日に高い結果がでなければ、単に足し算をしていくだけだと考えている。
○フリー木野:
魚だが写真が1匹だったり3匹だったり(http://j.mp/JvnanU)色々写っているが、今回とれた物はこれが全部?
○松本:
いえ。魚だが、カナガシラ3匹、ババガレイ1匹、スズキ2匹、アイナメ3匹、マコガレイ7匹、イシガレイ4匹、マダラ3匹、ヒラメ3匹、コモンカスベ3匹、メイタガレイ7匹、ミズダコ3匹が今回の底引き網で捕れている。
○フリー木野:
今回も含めて前回からもそうだが、この飼料濃度の数字は平均値か?
○松本:
これは確か最大値だったと思うので確認する。
○回答佐藤:
今の木野さんの質疑に関係して確認させてほしい。作業計画単位の被ばく線量に関してだが、1日の作業が終わった段階で書類を作るよな。そういうわけではない?誰がどれだけ被曝したか。
○松本:
1日ごとにAPDの線量打ち出しがレシート上で出てくる。
○回答佐藤:
つまり、それを集計すれば、作業ごとに被ばく線量というのは、結果は出せるけれども、ということか。
○松本:
ハイ。各個人単位で線量の結果の合計値が本日示している元ネタ、という形になる。(http://j.mp/Jvmr5V)協力企業によっては私どもが用意しているAPDではなくて、まあ、APDは使うが、ガラス線量計を持っていて、そちらに最終的に置き換える企業もいる。
○回答佐藤:
集計すればできるが、集計はしないということでいいか?作業単位ごとの被ばくの高い、低いというのをのちのち分析しようとした時に、
○松本:
アノウ、企業ごとにとか、私どもも瓦礫の撤去作業の占領計画を見ているので、そういった意味ではどれぐらい被曝するのかは承知しているつもりだ。
○回答佐藤:
プールの水温測定方法に関してだが、4号機の所で循環が停止した際の記者会見で、プール水温の測定が水の循環が出来ていないので測定できないというような発言があったが、これは4号機以外のところでもそうだということでいいか?
○松本:
ハイソウデス。1~4号機とも現在、循環冷却をしているので、使用済燃料プールからオーバーフローした水がスキマーサージタンクから入って一次系のポンプに入る入口のところで水温を測定している。
○回答佐藤:
全てに関して循環が止まれば、恐慌な手段というか、直接水温計をプールに入れないと計れない?
○松本:
ハイ。循環が止まればプール水温は見えなくなるが、4号機だけは現在、プールの所にいけるので、現在水温計を設置している。
○回答佐藤:
炉内の方の水温はどうか?
○松本:
炉?
○回答佐藤:
炉から出てくる水の温度は循環が止まると、
○松本:
あのう、炉から出てくる水温は直接はかっていない。圧力容器の表面温度とか、格納容器の雰囲気温度等で計っている。
○ニコニコ七尾:
本日、東京都から東電に対する株主提案が発表され、大きく言うと定款見直しに関する提案だが、これについての見解をお願いする。
○松本:
ハイ。今のところ内容を確認をさせて頂いた上で、きちんと対応させて頂ければと思っている。
○ニコニコ七尾:
この中で都が推薦する会計の専門家を社外取締役に選任するように求めることが先ずあり、後、企業理念が定款には書かれていないということで、都の方で提案として企業理念に関する文面があったりするが、こういった大口ユーザーになるが、
○ニコニコ七尾:
提案については、東電はどのような対応をされるお考えか?
○松本:
ハイ。提案された内容については、株主総会の招集通知に記載させて頂いている取締役会の意見で、会社の考えを説明差し上げたいと思っている。
○ニコニコ七尾:
あとひとつ、株主総会といってもなかなか現実的には難しいと思うが、総合特別事業計画に書かれている改革本部が設置されるとうことがあるが、この改革本部の全体の役割についてよろしければ教えて頂けるか?ご存知か?
○松本:
特別事業計画の中身については主務大臣の認可が終わればきちんと説明させて頂ければと思っている。
○ニコニコ七尾:
詳細は分かった。改革本部の位置づけについては、ある程度、現段階の話だが、かなり改革の中身については大枠で結構なので教えて頂けたらと思う。
○松本:
質問の趣旨はわかるが、特別事業計画の中身については主務大臣の認可が降りたら皆様にきちんと説明したいと思っている。
○ニコニコ七尾:
この説明はこの会見とは別に分けて説明会みたいなものがあるという理解で良いか?
○松本:
どういう形で実施するかについてはまだ未定だ。
○テレ朝井口:
7月から家庭用電気料金10%値上げというのは、これは決定なんですかあ?
○松本:
まだ決定した事実は無い。
○テレ朝井口:
決定ではないんですね。企業用の時には契約時までは、断れるという話が後から出てきましてきましたが、家庭用電料金の場合も断れるんですかね?
○栗田:
家庭用電気料金、規制部門のですね。電気料金申請に関しては、電気料金の変更についてはまだこれから当状況でございますので、現状ではまだ申し上げられる段階ではないとおもいます。
○テレ朝井口:
まえね。事業者のよう電気料金の時に、
○栗田:
あのう、
○テレ朝井口:
正式な発表しないで、
○栗田:
はい、
○テレ朝井口:
聞いてよ。ね、正式な発表しないで、
○栗田:
(´゚'ω゚`)ハイ
○テレ朝井口:
文言小さく書いて、で、ホントは断れるのに、後で恥かくようなことがあったじゃないですか。
○栗田:
(´゚'ω゚`)ハイ
○テレ朝井口:
ああいうことがあるのか無いのか、家庭用の電気でね。
○栗田:
そういう意味で申し上げると、ご家庭用の規制分野のですね、あのう、料金につきましては、私どもとしては申請いたしまして、認可を頂く形になる。各家庭との契約というよりも、全体の料金を認可いただくというでの話になるので、
○栗田:
それは決まった時点で、その料金を請求させて頂くことになる。
○テレ朝井口:
前回みたいなだまし討ちみたいなことはしないんですね?
○栗田:
あのっ、あのっ、繰り返しになりますけど、料金変更する際にはですね。
○テレ朝井口:
うん。
○栗田:
届出をさせて頂きまして、認可頂くと、、
○テレ朝井口:
いや、俺が聞いているのは、契約時の月までは、ね、例えば7月から値上げをするんだったら10月まで、10月が契約月であれば、断れるのかどうか、と言うことを聞いている。
# お、オレ、、
○栗田:
(´゚'ω゚`)はいっ、あのう、ご家庭はですね。今仰っている自由化部門というのはですね。相対の個々の契約になりますので、あの、お客様と私ども、契約日が始まってその1年ごとの更新になるんですが、
あの、各家庭に関してはそういった契約というのは、あの、個々、日付け側変わった、別の日付けで、あのっ、契約日が定められているわけじゃありませんので、料金改定はこの日から、という一定の日にちが届けさせていだきます。
それが認可頂ければ、一律、皆様同じ日にからですね、料金が改定して、という事になるかと思います。
○テレ朝井口:
もし来月としたら、一律 7月からとうことになる?
○栗田:
現状としては日程に関しては、まだなんとも申し上げられる段階ではないんですが、
○テレ朝井口:
わからないんですね。
○栗田:
はいっ、申し訳ございません。
○テレ朝井口:
あとですね。色々資産、不動産など売却をしますと発表してから、1年以上経っているが、それは進んでいるんですかね?
○栗田:
現状としては私ども、ま、これから申請させて頂きます特別事業計画という中で、そういうコストダウンの取り組みとか効率化、そういったものを公表させて頂くことになってくると思います。
○テレ朝井口:
今現在、何箇所中、何箇所の売却が決定してるんですか?
○栗田:
現状として、そういった数字は、今この場にはございませんで、ええ、改めてその、計画に関しましては、ええ、計画を出して認定を頂いた段階でですね、ご説明させて頂くようになりますので、、
○テレ朝井口:
今、答えられなかったらあとで電話できちっと答えてもらえます?数字を調べて。だって簡単なことですよ。
○栗田:
えーっと、
○テレ朝井口:
今までずっと話していた難しい話よりずっと簡単なことですから。後で僕が電話をしたら答えて頂けますか?
# こっ、今度は ボク。
○栗田:
あのっ、改めて、その計画のですね、
○テレ朝井口:
いやいや、一年経ってるんですよ!売却する!っていって1年経っている訳ですから。ね!
○栗田:
(´゚'ω゚`)ハイ
○テレ朝井口:
この1年間の間にどれぐらい売れたんですか?ということを聞いてるんですよ。今そこに資料がなかったら、後で、僕が電話をした時にテレビ朝日のモーニングバー後ですけども、した時にきちっと答えてもらえるんですか?って聞いてんですよ。事業計画が決まってから同行ということを聞いているんじゃないんです。
# やっぱりぼく。最初のオレはナニ。
○栗田:
(´゚'ω゚`)あのっ、繰り返しになってあれですが、計画に関しては改めて取りまとめた段階にですね、あの、まあ、計画に関しても認定を頂く中で、ご説明さ、
○テレ朝井口:
何件くれたかなんか、取りまとめなければわからないんですか?1年経ってて。一昨日発表になって今いくら売れたんですか、って、じゃあ、調べないとわかりませんって、あれから1年経ってるんですよ?!1年経って今何個売れたか分から無いんですか?!何箇所売れたか?!
○栗田:
現状として何処までお話できるのか、何処まで主計で聞いているのか、って、すいません、手元に今ありませんので、、
○テレ朝井口:
今ないいんでしょ!でもそれはそんな難しい調べことじゃないじゃないですか!ね。だから、後日、私がね。明日でも電話をしますから。あるいはディレクターが電話をしますから。お答えが頂けるんですか?って聞いてるんですよ!
○栗田:
(´゚'ω゚`) あのっ、まっ、ちょっと何処までお答え出来るのか、はっきりわかりませんけども、
○テレ朝井口:
いや、なんで何ですか!
○栗田:
そこは確認しまして、ご連絡、あの、
○テレ朝井口:
ずっとここで情報を公開きちっとやる!って言ってるじゃないですか!!!
○栗田:
(´゚'ω゚`)ハイ…
○テレ朝井口:
隠すような話じゃないじゃないですかぁ!!!!
○栗田:
繰り返しになりますが、この場で私が、今、その、数字を把握してございません。
○テレ朝井口:
今ね!今答えてくれって言ってるんじゃないの!!
○栗田:
(´゚'ω゚`)ハイ…
○テレ朝井口:
後でね!取り纏めて数字が出たら答えてもらえますかってこと。決まってるでしょ!今売れているのか。
○栗田:
確認いたしまして、あの、お答えできる所はお答え出来きる所はお答えさせていただくように致します。
○テレ朝井口:
答えて頂けるんですね?
○栗田:
あの、質問頂いたところでですね。確認して、あの、応えできる所をお答えさせて頂きたいと思います。
○テレ朝井口:
幾つ売れたかは答えてもらえるんですね?
○栗田:
そこは確認させて頂きます。
○テレ朝井口:
確認させて頂きますというのはどういう?
○栗田:
私ども、何処までお答え出来るかは断言できないものですから、そこは確認させて頂きたい、、
○テレ朝井口:
情報開示しますって嘘じゃない!それ!!
○栗田:
あっのう、わたくしども、あのう、お話できる範囲のことはこれまでも説明させて頂いているし、
○栗田:
お問い合わせに対して、お答えさせて頂いていると思います。
○テレ朝井口:
じゃあ、本社ビルと東新ビルは売却する予定に入っているんですか?
○栗田:
あのう、繰り返しなんですけど、計画に関しましては改めて私共計画を出させて頂く、
# 松本氏 フォローせず 他人のふり www 必殺、会社が決めた事だ、なんて使おうものなら殴られそうな勢い 特技 ボクシング ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル http://j.mp/Ih9MYU
○栗田:
それを認可を頂いて説明させて頂くような形になろうかと思います。
○テレ朝井口:
私達がちょっと調べたところでは、三田の中学校と東友熱海荘ですか?その辺りが2ヶ所売却が確認できたんですけど、それ以外はまだ、あまり売却されてないということなんですか?
○栗田:
計画は私ども、認定頂ければお話致しますし、個々の案件に関しては、この場では回答を控えさせて頂きたいと思います。
○テレ朝井口:
じゃあ、後ほど電話をしますので、どなた後にどういう番号で電話をすれば宜しいですか?広報に電話をすればよろしいですか?
○栗田:
はい。代表頂きまして、広報に電話を頂ければと思います。モーニングバードさんはいつもお問い合わせを頂いておりますので、その方々から頂ければ、お分かりになると思います。
○テレ朝井口:
あなたが答えて頂けます?
○栗田:
あのう、私でも結構ですけど、
○テレ朝井口:
はい。
○栗田:
あの、広報の方の代表で頂ければ、それはお答え頂ければと思います。
# (広報代表 ナニイッテンダ((((;゚Д゚)))) クリタ オマエガウケロ ヨ)
○テレ朝井口:
あなたのお名前教えて下さい。僕は井口といいます。
○栗田:
私は栗田ともうします。
○テレ朝井口:
栗田さん?
○栗田:
はい。栗田と申します。
○テレ朝井口:
他の人が出るとね。私の権限では答えられませんと言うんですよ。いつも。いろんな事聞いても。
# オレは井口といいます。といって欲しかったな。テレ朝井口専用窓口 栗田確定。ナンマンダブ
○栗田:
私どもとしては、お答えできることはその場でお答えできます。その場で権限と言いましょうか、その場で確認できているということ、お答えできることは、しっかりとお答えさせて頂いていると考えております。
○テレ朝井口:
これがねぇ。僕はどうしてもわからないんですが、お答えできない話じゃないと思うんですよぉ。だって売却するといって、情報開示するって言っているわけですから。なぜ答えられないという事になるんですかぁ?
○栗田:
あの、繰り返しなんですけど、全体計画に関しては、改めてどういった事をコストダウン、やっていくかと言うことは、説明させて頂くということはですね。ずっと申し上げてきているところです。
○テレ朝井口:
そうですか。わかりました。
○栗田:
それから、途中、まあ、いろいろ私どもがお話させていただいていることではないんですけど、色々個々の物件の話が出てきておりますが、そういった形で、ポツポツお話をするんではなくて、全体の計画について報告させて頂きたい。説明させて頂きたい、ということをこれまでも申し上げてきたと思います。
○テレ朝井口:
納得できませんけども、
○栗田:
何卒お願いします。はい。申し訳ございませんが。
○フリー木野:
スクリーニングについて確認したい。この蛇腹ハウスはこのままの状態で夏まで使うのか?
○松本:
ハイ。特に大きな問題等がなければ、こういった形でサーベーをする場所を確保したいと思っている。
# 厳しい質問する木野さんが天使のように見えるのな。
○フリー木野:
場所はこの1箇所だけですか?立てたのは?
○松本:
ちょっと確認するが、1箇所、列が多ければ2ヶ所、複数あると思うが、ちょっと確認する。
○フリー木野:
この中の温度だが、夏になるとこういう状態だと間違い無く上がると思うが対策は?
○松本:
ハイ。当然作業員の方が高温の作業になる場合は、局所扇風機とか、局所クーラーというものは設置したいと思っている。
○フリー木野:
その時にどのぐらいの温度、この蛇腹ハウス自体はスクリーニングの場所は上まで全部覆うような形にしないといけないのか? Jビレッジでもこういう状況か?
○松本:
Jビレッジは分からないが、雨が降るとこういったスクリーニングは難しいと思うので、屋根が必要だとは思っている。
○フリー木野:
Jビレッジの状況は屋根がもともと無い場所でもやっていたような覚えがあるが。
○松本:
そうですな。当然晴れていれば屋根なしで可能だと思うし、除染等の水洗いも可能だと思う。
○フリー木野:
わかりました。先ほどの不動産の売却の件だが、いつ頃どういう形でというのは明確にはなっていなかったっけ?
○栗田:
その計画ですか?
# (栗田:(´゚'ω゚`) なっ何、話を蒸し返してるんだよぉ、、)
○栗田:
あの、先ほど来、お話ししていますけど、計画自体は、あの、本日、申請をええ先ほどもしたようでございます。
○松本:
緊急事業計画の時に一回出して ゴニョゴニョ
○栗田:
あっ、
○松本:
緊急特別事業計画を出した際に基本的な売却のスキーム、あるいはやり方等については目標額も含めて出した。
○フリー木野:
大枠ですよね。
○松本:
ハイ。
○フリー木野:
個別の中身がどういう状況で進んでいくのか、というのはわからない?
# 栗田:松本、てめぇ、さっきはシカトしたくせにっ!キノッピ時は絡んでくるのかよ)
○松本:
個別の案件は相手先もあるし、全てが公表できるというわけではない。
○フリー木野:
相手先はあると思うが、売るか得らないか、何処に売ったかを出せという話ではなくて、御社が売却をしたかどうかの話なので、それ話が違うと思うが。
○松本:
ハイ。従いまして先ほどテレビ朝日さんの質問があったとおり、どういう回答の仕方があるか取りまとめた上で問い合わせに応えたいと思っている。
○フリー木野:
それは時間が掛かるのか?
○松本:
今のところ時間については未定だ。
○フリー木野:
わかりました。
○松本:
それから質問にあったサンプリングだが、試料毎に全部1バッチで混ぜているので、例えば3匹とれたものは3匹を纏めて測定を欠けている状況になる。従って最小値、最高値はない。
○フリー木野:
サンプリングの件で。全部筋肉になっているが、筋肉以外の部分は今、モニタリングはされているか?
○松本:
してない。
○フリー木野:
していない理由は何か?
○松本:
基本的には食べる所をサンプリングをして分析をかけている。従ってコウナゴとかシラウオといったような全身を食べるものは全部をまとめている。
○フリー木野:
要するに基本的には個々に出ているセシウム134/137のみを対象にするということで、例えば、1年前に水産庁、文科省とも話しているような気がするが、骨に貯まるストロンチウムん関しては魚介類は対象にしないとうことか?
# 魚の骨を使った加工食品は沢山あるし、筋肉だけって、魚刺身だけじゃなかろうもん。煮付けとか焼き魚とか。背骨の中の白いゼラチン質を好んで食べる人もいるのに。文科省の過小モニタリングは現在も。
○松本:
骨を食べるものに関しては対象になるし、現在では極端にセシウムの濃度が高いというものに関しては改めてストロンチウムを計る計画である。
○フリー木野:
食べることという話があったが、モニタリングはそこで捕った魚を食べるだけの目的だけではなく、全体の傾向を見るためにやっているはずで、なぜそこで食べるという話しか出てこない?
○松本:
あのう、先ず私どもとしてはこの漁業関係者の不安を払拭したいと思っているので、当然、漁業の目的としては、魚をとって食用にまわすと言うことが第一義的なものだと思いますので、先ずは食べる所を中心に測定を行いたいと思っている。
# 安全証明してさっさと漁業再開してもらって賠償をしたくないのです。
○フリー木野:
漁業関係者の不安を払拭するのであれば、きちんとした形でモニタリングをして、食べるところだけではなくて、状況の広がりを把握して、どのぐらいの状況になっているのかというのをきちんと評価すべきではないのか?
○松本:
ハイ。従いまして海水のサンプリング等はやっているので、海水のサンプリング結果とこういった魚介類の分析結果を付きあわせて評価を進めていければと思っている。
○フリー木野:
付き合わせるのであれば、海底、海水でやっているα核種、β核種も併せてやるべきではないのか?
○松本:
従って海水もα核種やストロンチウム等のベータ各種も定期的的にサンプリングを行なっている。
○フリー木野:
いや魚をやるべきじゃないのか、という話なんだが。
○松本:
魚に関してはまずは食べる所を実施していって、濃度等がわかってくればどれぐらいの量が蓄積するのか、というのは推定できるのではないかと思う。
○フリー木野:
それは、またこの現状、6月まで続けるという話だったので、それ以降だと思うが、どんどん状況がわからなくなっていくように思うが。なぜやらないのか?どなたの判断か?
○松本:
こちらに関してはサンプリングの仕方、測定の仕方については、水産庁等々と相談させて頂きながら進めさせて頂いている。
○栗田:
★井口様、先程、ご質問頂いた件、確認できたことをご報告致します。先ず、不動産の売却の関係です。不動産の売却は予定としては、私どもは 900箇所 2472億円の売却を計画として持っている。そのうち23年度の売却計画は125億円という数字がある。
★ただし、現時点における売却見通しは、386億円ということになっている。で、これまで23年代三四半期の決算時の実績でございます。そちらは約100箇所で約153億円と言う事で集計がある。すいません。23年度の計画箇所数は出ていませんで、
# これ、フリーランスが質問しても絶対答えない。怒らせたまま帰らせて、実態をテレビ番組で実態報じられたらたまったもんじゃない東電。というよか、広報の責任者が電話受けるの怖いので広報の判断で。
★全体で行きますと900箇所を予定して2472億円だが、23年度の第三四半期決算時の実績としては100箇所153億円です。
○テレ朝井口:
ありがとうございます。
○栗田:
それからもう一点。すいません。先程お答えできませんでした事をもう一点ご確認します。本社関連ビルの売却でございます。
○テレ朝井口:
はい。はい。
○栗田:
えっと。先ず本店、本館に起きましてではですね。
○テレ朝井口:
はい。
○栗田:
売却対象とはせず、という状況でございます。
○テレ朝井口:
はい。
○栗田:
それから、その他のビル、東新ビル。
○テレ朝井口:
はい。
○栗田:
東の新しいビルと書きます。こちらは売却対象と致します。それから新幸橋ビル。こちらは地上部にですね。電気錠に必要な施設があるということから、可能な限り賃貸することを考えている。
# 地下に変電所があるので一等地にありながら売却できないあれだよね。地上??
○栗田:
具体的な賃貸方法については速やかに検討を進めてまいりたいという状況です。
○テレ朝井口:
後一点、お聞きしたいんですけども。
○栗田:
はい。はい。
○テレ朝井口:
先ほど、猪瀬さんの会見で猪瀬さんが入手した情報だと、今年は東電はボーナスを予定があったというお話があったんですが、ええ、一次はそうだったんですか?
○松本:
ヒソヒソ
○栗田:
現状としてはですね。先ず私どもに関しては、管理職で25%、一般職で20% というですね。賃金削減をさせて頂いております。
で、それ以上のことに関しましては、まだ未定ということでありまして、ご質問のボーナスに関しましては、特段、今は、新たな情報ガルチおうわけではございません。無くなったとか、まだ継続してやるとか、何か判断があるわけではない。
○テレ朝井口:
あるとしたらいくらか削減があるのか?
○栗田:
まだその辺含めて見てい。
○テレ朝井口:
未定ですか。わかりました。
○栗田:
あのう、繰り替えしですけど、全体の!賃金として20%、25%を削減せて頂いたということをこれまで説明させて頂いております。
○テレ朝井口:
はい。わかりました。
○栗田:
何卒よろしくお願いいたします。
# 多分わかってない。ボーナスはありますよ。全体で2割削減だからいいだろと。社員にも生活があるんだよという去年の説明でした。人の生活どころか人生まで無茶苦茶にしといてな。
○回答佐藤:
今、栗田さんがお読みになった文書、テレ朝井口さんの答えで。それは何時の日付けの文章?
○栗田:
えっと、これは多分、決算の時のものだと思うんですね、、第三四半期としてお答えしているので、その当時のものかと思うんですが、ええ、失礼した。これは見直しをさせて頂きまして、4月の時点で確認させて頂いているお答え、と言うことになる。
○回答佐藤:
文章の作成日は書いていない?
○栗田:
作成日は書いていない。
○回答佐藤:
その文書をコピーして今配って頂くことは出来るか?
○栗田:
それはちょっと、私どもの内部の資料でございますんで。
○回答佐藤:
読むことは出来るんですよね?
○栗田:
お答えとして、私ども、お話させて頂きました。書き込みなどもございますんで、こちらに関しては、この場でお答えさせて頂きたいと思います。
# そうとう井口氏にビビった東電。こえぇぇ
○回答佐藤:
口頭ですと、数字の関係なので、正確性を求めるために読み上げた部分だけでいいのでコピーして、
○栗田:
イエ、あのう、必要でしたら私、もう一回読み上げますので、文書としてのお渡しは、あの、この場では控えさせて下さい。
○回答佐藤:
それと、
○栗田:
お控えさせて頂きたい!
○回答佐藤:
日付けの所をちょっともう一度確認させて頂きたい。何時作った文書なのか?
○栗田:
4月ですね。はい。
○回答佐藤:
今月の何時ぐらいか?
○栗田:
えっと、今月の、おお、
○回答佐藤:
月末近いが。
# 今だろ今。慌てて。あんたが電話の受け答えを広報の責任者にふったから。
○栗田:
うんと、そうですね。詳しい日付けは私持ってないが初旬ですね。すいません。初旬の頃になるとおもいます。
○回答佐藤:
作っていて公表していなかったということで、内容について、
○栗田:
いえいえ、そういう事では御座いませんで、これはお答えしている事実です。私が手元にありませんでしたので、今、井口さんの質問にすぐお答えできなかったもんですから、これは既に過去にお答えしていることです。繰り返しお答えしていることが、私が答えできなかったと捉えて下さい。はい。
○回答佐藤:
公表してたということでいいか?
# 明らかに違うでそ。
○栗田:
質問に関してはお答えしてた、というものです。ですから、恐らくこれは質問を頂いているというお話だと思いますので。申し訳ありませんが。
○回答佐藤:
ありがとうございます。
○ニコニコ七尾:
先ほどの魚介類の調査だが、海の中の食物連鎖も影響ないと思う。そこを調べることで汚染の因果関係や汚染の広がりが可能になっていくことがあると思うが、先程、水産庁という話があったが、今回の調査は、つまり、この調査は水産庁のお墨付きの調査ということで良いか?松本お墨付きの意味がどういう意味か分かりかねるが、私どもが20km圏内初めてだが、20km圏内の漁法と言うんですかね。刺し網とか、底引き網で捕る、
○松本:
それから捕る地点はこういう所、というのは説明させて頂いている。
○ニコニコ七尾:
と言うことはお墨付きですよね。つまり、水産庁がそれでよしということ、その説明というのは、つまり、どういう意味か教えてほしい。了解を得るということではないのか?説明したことですか?例えば水産庁からこうしたほうがいいのではないか、という意見はないのか?
○松本:
もちろん、水産庁他、文科省、保安院さま、福島県、それから各漁協組合に説明させて頂いた上、それぞれもう少しこういった方法がいいとか、地点はここがいいというような事は、専門家の意見として聞いた上で、今回の計画を立てた次第だ。
○ニコニコ七尾:
と言うことはお墨付き、皆さん合意の上での調査のあり方という理解で良いか?
○松本:
ハイ。了解したとか、承認したというようなものをもらっているわけではないが、私どもとしては関係者の理解は得た上で実施していると思っている。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○栗田:
明日の作業。溜り水の移送、サイトバンカー建屋からプロセス主建屋への移送を実施する予定。私の先ほどの説明が足りなかったということで。ビルの売却の説明について。新幸ビルについて申し上げて、電気事業遂行に必要な設備がないことから、とお話しした時、
地上部というのがあります。新幸ビルには地上部に電気事業に遂行に必要な施設がないので上を賃貸にお貸ししますと。いうことでございます。ちょっと地上部というのを私、抜かして、(地下に変電所が…)はい、ございます。すいません。失礼した。
# いったよ。地上部って言ったよ。
○栗田:
最期に公表させて頂いている資料を紹介する。先ほど来話があった特別事業計画の変更、認定申請だが、先程、私どもと機構とで申請させて頂いたという状況だ。それについてプレスリリースを作成している。表においたので確認頂ければと思う。
途中、松本のほうでプレスの最初の配っている訂正を読み上げているが、そちらに関しても訂正したものを入り口に置いているので、お持ち帰り頂きたい。本日はこれで説明を終わらせていただく。
~ 終了 19時5分 ’(1時間5分)