平成24年4月5日(木)16:10~ 経産省 保安院 定例ブリーフィング(1時間 9分)
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関西電力 大飯原発3号機、4号機再稼働にむけた4大臣会合直前の保安院会見。規制機関である経産省・保安院が安全性の最終判断を政治家にゆだねる事に対する疑問の声多数。全てをプラントの問題にして、このような事態を招いた自分たちの問題は棚に上げ、こともあろうか、今後の原子力規制の枠組みは経産省が主導でルール作り。
その上に新規正庁、まさに寄生庁発足。中立性の高い第三機関に原子力規制をゆだねる気は更々ない経産省 官僚と原発依存を変更する気は更々ない政党政治の一端がここに垣間見れます。こいつらの発言の一つ一つ、本当に目が離せない。
初会合後の翌朝の3大臣会見はこちら。 その翌日の2回目(6日)の会合後の枝野経産大臣会見(録画)はこちら。
■福島プラント関連
○森山対策監:
手元に配っている資料。本日漏洩した福島第一の漏洩に関する図面、以前、タンクからの漏洩で東電から報告が来たのでその資料。関西電力の高浜3号機の蒸気発生装置の損傷。この資料を配っている。
福島の状況から。1時5分ごろ淡水化装置の濃縮水の流量が上昇し、装置を手動で停止をした。その後、淡水化装置から濃縮水槽へ繋がる配管の弁で閉止する作業を午前1時45分に実施している。
漏洩した水の一部は近傍の側溝に流入、海洋への流出可能性があるということ。東電評価では漏洩量は12トン。漏洩し箇所は前回漏洩した場所と近い。RO濃縮水槽へ行くライン。場所はRO濃縮装置の近く。
拡大図があるが、ここにコンクリ製のU字溝があるが、何箇所か雨水を流すために排水口につながっている。その部分から入っている。本件については間に合ってないが、保安院から本日、改めて指示をする準備を今している。
内容は今、詳細詰めている。指示をしたらお知らせするが、大世の内容を書いつまで説明する。3月16日にも配管接合部から水が漏洩した。海洋に流出していると言うことで、再発した。これまでの対応が不十分であると考えられるので、
厳重注意を考えている。具体的な指示としては、漏洩した水を可能なかぎりすみやかに回収するといったこと、2つ目、同様の海洋流出の可能性ある箇所、漏洩配管から接合部から漏洩した場合に、海洋への流出可能性ある箇所を抽出し、
接合部の緊急点検を行なって頂きたい。3.原因究明と再発防止策、4.信頼性のある配管交換作業の前倒し。5.漏洩した場合に海洋流出を防ぐための早期検知、海洋流出防ぐための早期検知、側溝漏れこみ防止対策の実施。の5点を指示する予定。今、指示文書を整理しているのでまとまれば連絡をする。
その他の福島第一の状況、大きな変動はない。昨日1号機から3号機の窒素供給装置停止した事象があった。結果、1号機格納容器温度のパラメータ一部で若干温度上昇。今のところ温度は落ち着いており大きな問題はない。
滞留水移送2号機タービン建屋からは高温焼却炉建屋へ移送中。3号機は計画的に14時14分に移送と一旦停止。滞留水の水位を見ながら移送を計画的に行うという事だ。
パラメータ11時現在、原子炉注水状況 1号機給水系 4.8m3/h CS系1.9m3/h、2号機 2.9m3/h 6.1m3/h、3号機 1.9m3/h 5.1m3/h で大きな変動なし。格納容器水素濃度 窒素封入が2時間40分停止したが特に大きな変更ない。1号機 0% 2号機 A系0.21% B系0.2%、3号機 A系0.18% B系0.17%、特に変動ない。
使用済み核燃料プール温度1号機 15℃、2号機 15.4℃、3号機 15.1℃、4号機 26℃。落ち着いている。福島第一の現在の状況は以上。
■福島第一の淡水化装置濃縮水貯槽ライン漏洩 原因と対策報告
東電からの報告。福島第一の淡水化装置濃縮水貯槽からの漏洩関係。東電から原因と対策の報告があった。ポイント。1月10日に廃液タンクら漏洩あった。この時、保安院に2回指示している。
今年1月10日、2月3日にこの時も再発しているということで2回指示をしていた。基本的には影響評価とか原因究明対策と言う事だ。2ページ目からの事象内容は飛ばして、4頁、これまでの対応状況について。
# 保安院指示は誰にでも出せるような漠然とした内容ばかり。IAEAからも指示が大雑把すぎると指摘受けてる保安院。安全委員会の指摘を都合よく解釈し、東電もまた都合よく受け取って最低限の作業しかしない。で、今回の失態。
4ページ2ぽつ、漏洩水の回収関係の影響評価。漏洩水については拭きとりにより回収した事、タンクからの漏洩は排水口への漏洩ないので海域に流出ない東電の評価。
巡視点検を従来の1日1回から2回に強化したという事。5ページ目に今後、監視カメラを設置するという事。原因は図面で。24ページ。後ろから2枚目。24頁に原因分析表がある。東電評価では判定○×評価。
漏れた場所フランジの閉めている箇所でありその箇所の緩みと止水材のへたれ。25、26ページに絵がある。これは組み立て式のタンクであり、フランジ、ボルトで締め付けているが、止水のためのゴムが夏場に施工したということで、
冬場に縮んだこと、26ページにはフランジ部の緩みの発生の原因として、この止水材そのものが弾力を失い低下していったと行ったことが述べられている。確認をしていきたい。
今後の対応として8ページに対応が書かれている。一つはトルク管理。締め付けているボルトがしっかり閉まっているかということを管理するという事で、月末までに一旦確認をしているが、今後はまた更に、
今年の冬場に向けてトルク管理確認をするといったことが書かれている。中期的な対応ということで、タンクの周りに鉄筋コンクリートの堰を作る。漏洩検知も連続でできないか検討するという事、
フランジ部の結合部の劣化を考慮した修理、補修方法も検討すると言う事だ。放射性物質濃度そのものを下げるため、多核種除去設備を今準備しているが、できるだけ前倒しで進めていくこと、こういった報告が本日あった。本件については評価してまいりたいと考えている。
■高浜3号機の蒸気発生器の伝熱管の傷
○森山対策監:
もう一つは高浜3号機の蒸気発生器の伝熱管の傷について。これは蒸気発生器でよく起こってきたものだが、1枚目四角のなか、加圧式プラント特有の応力腐蝕割れと推定している。対策として伝熱管を線で詰める。今後、定期検査毎に伝熱管の全数チェック、渦流探傷装置で検査を実施する。蒸気発生装置の伝熱管の傷は、一番後ろに5ページに絵がある。
蒸気発生装置の伝熱管、看板部に押し付けて固定するが、その際に残留応力が残っていたと言うことで6ページに絵。この部分が非常に弱いということでこれまで応力腐蝕割れが起こってきている。6ページの絵にショットペンニングと言う事で小さな玉をぶつけて残留応力を除去する除去する対策を取っているが、一部十分な検出ができないところもあるので、時間が経つに従い、このような傷が又発生したという事である。
残留応力を除去する対策を取っているが、やはり一部十分な検出ができないところもあるので、時間が経つに従いこのような傷が又発生した。今回1本発生。今後も残留応力低減措置を講じているので、あまり多発することないと考えているが、引き続き、毎年全数検査していく。異常が高浜の関係だ。
■初めて行われる大飯原発再稼働にむけた4大臣会合について
○森山対策監:
★既に張り出しているが、本日、18時から4大臣会合が予定されている。18時から19時の予定会議終了後に大臣によるぶら下がりが予定。保安院は先般、大臣より暫定基準の案考えるように指示があり、準備しており、大臣には保安院としての案を渡している状況。現在、大臣が内容を見ている状況。
本日、その暫定基準案を元に検討されると承知。従って内容については本日検討されるという状況なので、私から内容についてはお答えできない状況だ。いずれにしても会見終了後に大臣からぶら下がりがあるのでよろしくお願いする。私からは以上だ。質問あればよろしく。
■質疑
○フリー木野:
★最期の暫定基準案だが、大臣に渡しているのは分るが、説明できない理由がわからない。
○森山対策監:
議論の途上にあるので、本日4大臣会合で検討され決定されるので、大臣から今日の状況説明がある。
○フリー木野:
★よくわからない。議論の途上にあるのが説明できない理由がわからない。大臣の指示か?
○森山対策監:
★そうだ。確定した段階で。それまで出すなという大臣指示。
○北海道新聞 十亀:
暫定基準、今日の進みどうなるか、大臣ぶら下がり限界あるが、保安院は?
○森山対策監:
どうなるかわからない。今日の議論を踏まえ何らかの指示があるかどうか分らない。
○NHK横川:
水漏れの件。先ほどあった5つの指示文書は今日中に?
○森山対策監:
そのつもりで作業している。
○横山委員:
海洋流出可能性ある場所、抽出して ホニャララ は、
○森山対策監:
1ツ目、回収と影響評価、2,濃縮水槽配管の接合部から漏洩が生じた場合、海洋漏洩可能性ある箇所を抽出して点検。3は原因と究明。
○読売 大山:
今の水の漏洩関係。厳重注意出す理由とこれまで出された過去の事案は?
○森山対策監:
今回は短い間で再発した事。前回、3月16にも指示しているので対応十分でないということで厳重注意。過去の事例は調べる。
○時事神田:
技術的暫定基準について。大臣から指示があたったということだが、個別内容についてはこれから政治判断、4大臣会合で話されるということだが、例えが技術的背景であるとか、どういう考え方でこういったものを策定したとか、そういった背景説明もできないということか?
○森山対策監:
まあ、それも含めて判断基準となっている。そこは終わった段階で。そもそも、どういった判断基準にするかという事自体を4大臣で検討する。そのための案というか、たたき台を(保安院)が準備しているので、終わった段階で、と言うことになる。
○時事神田:
技術的基準は極めて技術的な話であり保安院の役割だが、それでも大臣指示が絶対であり、それは独自に進めることはできないということだな?
○森山対策監:
当然、4大臣の議論の材料に過ぎないものなのでできない。
# 政治家にそれを求めるのかね… アリエネ。結局、このたたき台は、4大臣OK、再稼働。後は電力会社に工程表つくらせ、チェックしようぜ、ということになりましたとさ。この政権、というか、自らの政治生命に自ら終止符。
○時事神田:
ストレステストも議論の途上で公開していた。ものとしては同じだが、それでも結局、最終的に大臣がいいというか、いけないというかで対応が違ってくる。技術的な中身で会っても、それは保安院は独自に判断できるものではなく、やはり、大臣の指示に従わなくてはならないということになるんですね?
○森山対策監:
判断基準案を保安院が作って大臣に渡している。最終的に判断基準は4大臣での基準になるので今の段階では説明できない。
○時事神田:
水漏れの件、3月16日指示と殆ど変わらない。前回との違いは何かあるのか?再々発を防止できる事は可能か?どの点が指示内容が改善されたのか?
○森山対策監:
前回は、原因究明、再発防止策をようにと。こういったことは勿論あるが、類似箇所を緊急点検行うとうのが大きな違いと考えている。流出した場合の海洋流出を防ぐための対応。早期見地、側溝への漏れこみ防止は前回も言っているが、ものすごう、具体的に指示をしているということである。ちなみに前回は、水の回収と影響評価、これは同じだ。それから原因究明、再発防止策、信頼性向上のための計画の策定とその実施。前回は排水路を横断する所になったので、横断しないような場所の変更などが中心だった。
○時事神田:
前回の指示と今回の指示の違いは、具体的に東電が行う対応の違いとして目に見えて現れるものは、類似箇所を今から緊急点検を行うことになるのか?
# 保安院の出す指示はいつも漠然としていて、その内容は素人でも出せるような大雑把なもの。電力会社の改善しようという自主性を阻害してはいけないからなんだと。安全委員会がそう言ったから、そうしているのだと。歪曲解釈保安院。言わば、電力事業者の放任主義が日本の原発規制スタイル。
○森山対策監:
緊急点検を行う事と対策の早期実施だ。
○時事神田:
早期実施はどれぐらいのスパンを考えているのか?前回もはやくしろというのはあったと思うし、前回についても初めてではなく、その前にも一回ありましたよね。流出は。あれはROの後の水があったかと思うが。是会と同じような措置を取られずに、今回改めて、今回になってもう一弾上げたというのは何か違いがあるのか?
○森山対策監:
前回というか、前々回は、確か、RO装置建屋から堰が十分ではなくて洩れたことがあった。今回は配管接合部で、配管接合部は、まさに前回と同じようなところであり、従って、先ず緊急点検をしっかりするということ、それから前回は再発防止策を講じて、信頼性向上のための計画を策定したということだが、出来るだけ早期に実施してくれということで、そこは再度、あの、ですから、基本的には原因究明から実施は、あの、同じだが、前回との違いは緊急点検を行うという事だ。
# ね。よく分かるでしょ。保安院の仕事ぶりが。機能していないことが。
○時事神田:
え、26日の指示はまだ返事は来てないんでしたっけ?
○森山対策監:
まだです。はい。
○エネフォーラムおだ:
基礎的な質問で恐縮だが、暫定基準の法的な位置づけの所は具体的にどの法律に基づく暫定基準という事になるのか?
○森山対策監:
特に法的な物ではない。あくまで暫定なので。暫定基準なので再起動に向けた判断基準と言いますか、そういう事なので、特に今の原子炉等規制法とか、電気事業法に基づくそう言った基準ではない。当然我々はこれまで、30項目とか検討してきているが、それは将来の基準に生かされていくと。そう言う認識で作業しているが、具体的にどこの法律のどれに基づいてという事ではない。
# 別の言い方をすれば、30項目の安全課題を先送りということ。殆どの項目が将来への宿題。もう、なんか、、取り敢えず原発は稼働させちゃってその中で安全向上やっていくぜという事。とにかく動かすことが前提。そう言う理解で良いです。そこには言わずもがな、原子力産業の利害意識が強く働いているわけですよ。で、その村の住民が中心になって全てが動いてる。独立性の高い規制機関の元、安全対策なんて必要ない。諸悪の根源、問題の組織が中心になって次の原子力規制の枠組み作りに躍起になっている現状。口先だけの脱原発政府、官僚の言いなり、それに甘える機能していない政府。原発さよならなんて気はさらさら無い。もう、終わってる。
○エネフォーラムおだ:
暫定基準を作るベースになるような物は、既存の炉貴西方なり、関係の追加安全対策等なりの、それを一つのベースとしてそれに積み重ねるというような形で作り上げたような暫定基準?詳しくなくて恐縮だが。
○森山対策監:
前回、大臣からも少し話しがあったように、これまで色んな検討をしてきているが、それをしっかり整理して分かり易くする、という事で準備しており、特に具体的に法律に基づく、例えば奨励とか、そういう物ではない。
# 保安院さまが出す結論は絶対。問題は その保安院が出した技術的な安全性、それをどうやって国民に分かり易い言葉で伝えるか。そこが、経産大臣、政府が問題視している点であり、全く論点がずれているというか、意図的に論点をズラす、国民欺く詐欺まがいの行為を政府が堂々としているわけ。規制側の問題は完全放置でまた人災が繰り返される。もう、IAEAや安全委員会の指摘すら無視して、諸悪の根源、ああ、ほんと腹が立つ。これまでのうんこ規制側の問題は棚にあげて、プラントだけの問題にしてしまい、自ら全く責任すら取らないのに、身を律しない自浄機能皆無の原発推進うんこ保安院が薄っぺらい責任を振りかざし安全主張、科学的な難しい説明をテレビ漬け、自分の頭で考える事を止めた「頭の悪い国民」にどう分かりやすく信じさせるか、そこが問題、呆れた問題本質すり替え詐欺政府。問題先送り30項目、取り敢えずメディアには考えるふりしとけで、左から右へ政府太鼓判で再稼働。
○エネフォーラムおだ:
そうすると例えば、立地自治体が求めているような安全というか、基準のそう言った希望みたいなものを踏まえたところもあると?
○森山対策監:
当然これまでも要望があるので、当然大臣もそういった物は念頭に置きながら指示を我々にされていると理解している。
○エネフォーラムおだ:
ありがとうございました。
○東京新聞 加藤:
確認したい。技術的な部分も含めて4大臣で決めるという事か?
○森山対策監:
判断基準としては。
○東京新聞 加藤:
ちょっと整理が付かないが、そう言う技術的な部分を仮に政治家が決めるとしたら、規制行政としてはどうなのか?普通、規制行政は政治から独立して技術的に決める物なのかなぁと思っていたが。
○森山対策監:
勿論、我々も技術的な検討をしてきて、そう言ったことを前回も大臣会合では30項目の問題も含めて十分説明をした上で、そう言ったことも踏まえて分かり易く整理するという事で、指示を頂いている。
○東京新聞 加藤:
分かり易く整理して、最終的に大臣が了解するという感じなんだよな?
○森山対策監:
そうだ。4大臣会合で、これはあくまでも再稼働のための判断基準という事になるので。
○東京新聞 加藤:
福井県もそう言う形だと思うが、暫定なら暫定の規制とか、一定の何か原子炉施設に制限をかけるような物だという理解をしていたが、そういう物ではない?
○森山対策監:
そこは議論が今日、あるので、それを踏まえた上での説明になろうかと思う。
○東京新聞 加藤:
それはわかるが、そういう物だったら、これは大臣がではなく、本来、保安院が説明すべき物ではないかと思うが、そうではないのか?
○森山対策監:
これまで保安院が実施した30項目とか、ストレステストの内容とか、元林説明してきているが、その上で元々ストレステストそのものが最終的な判断というのが、4大臣での判断という事であるわけで、そこに向けての基準と理解頂ければと思うが。何れにしてもそこでも議論を踏まえ、あの、その上でのことですから。今日の結果を踏まえて、今日、夜、大臣からの何らかの説明があると思う。
先程質問があった厳重注意の例、直近の例であるが、昨年12月30日に蒸発濃縮装置からの放射性物質を福水の漏洩に対する対策、これは蒸発濃縮装置そのものから何回か、3回かな、12月4日、12月11日、12月12日、3回、蒸発濃縮装置から漏洩があった。この時も短期間に複数回、類似カ所、類似設備で漏洩したという事で厳重注意をしている。
○共同岡坂:
★技術基準、安全基準の件だが、これは指示から非常にはハイペースで、今日、案を提出されたという事だが、そんなに直ぐに出来る物なのか、という素朴な疑問があるが。
○森山対策監:
勿論、我々は30項目含めて技術的検討をしてきているので、そこは、先日大臣からぶら下がり会見で話しがあったように、分かり易く整理するという観点でまとめている。今大臣に渡してみてもらっているのでどうなるかわからんが。
# 要するに「あほ」なんですよ。大臣もマスゴミ漬け国民レベルの認識。アホにでも分るように咀嚼してだしてくれ。こんなのでは国民はおろか、私達も理解できん。それは問題だろ!といったところ。最低でも交付金漬けの立地自治体、住民にでも理解できるようにしろと。
○共同岡坂:
大臣の決裁はまだという事か?
○森山対策監:
今見ていると理解している。
○共同岡坂:
基準を少し離れるが、30項目について再稼働について全て満たされなければ再稼働していけないという事で、一部、安全評価の審査をされた委員からも再稼働にあたっては一部でなく、中長期も含めてやるのが最低条件だという指摘もある。この辺について保安院はどう考えているか?
○森山対策監:
先ずは、今日の議論は何を求めるか、ということになろうかと思うので、大臣から、何らかの話しがあろうかと思う。今日の結果はですね。
○共同岡坂:
それはわかるが、保安院としてはこの30項目が必ずしも満たされなくても、当面の運転に安全確保は出来ると判断している訳か?
○森山対策監:
これまでも申し上げているように、ストレステストで評価してきているし、色んな定期検査、技術基準の適合状況は見てきている。再稼働について、それについて様々な判断があるという事で、今、それに向けての案を保安院なりに大臣支持を受けて準備してきたという事である。
○共同岡坂:
定検や技術基準に照らして安全だと保安院として判断しているという事か?
○森山対策監:
あの、安全は確保されていると考えている。
○共同岡坂:
先程の質疑の中で、今回の技術基準は法的な物ではないと。今、定期検査の最終段階で運転をされていない状況というのは、どういう法的な位置づけになるのか?
○森山対策監:
それはまさに昨年の3大臣合意ペーパーにあるように政治的な判断にゆだねられていると理解している。
○共同岡坂:
あくまで行政指導という位置づけなんですか?認めないという事、3大臣合意が自体が法的な合意ではないと言う理解か?
○森山対策監:
そう言う理解だ。
○共同岡坂:
わかりました。ありがとうございます。
○時事神田:
★もう一度確認したい。緊急安全対策等によってストレステストの結果は一次評価では福島のような事故は起こらない、安全判断を示されているのがあって、一方で、30項目の技術的知見取り纏めでは、再稼働の問題は別に置いておいて、今後、規制に取り入れられるべき項目だと上げられていると思うが、そのギャップ、間というか、今の30項目はどういう位置付けなのか。保安院の位置づけとして。30項目が満たされていないと今後の規制としては安全だと言えない、つまり、安全に十分な規制足されていないというレベルなのか?それとも、今も既に新しい規正として認められるが、これ以上、更に上乗せで求めるような物なのか?どういう位置づけと技術的に考えているのか?
○森山対策監:
安全向上を図っていく観点で様々な新しい要求をしていくことはあるわけだ。従って今後、新しい法律の下で、シビアアクシデントを法的に要求していくという事になる。その後、どういうふうにそれをバックフィットするかという事は、まさに新しい規正庁で考えて行く問題だと思うが、常に安全の向上のため、追加して何らかの要求をしていくことはある。また、今、何らかの基準を満たしていない、あるいは本来求めているはずの物が、そうではない状況にあるような事がわかる、こう言ったことが過去にあった。そう言った意味での対策、例を申し上げると ECCS系のストレーナー、フィルターだが、その目詰まりが起こる可能性があることが過去にあった。そう言うときには、本来は求めているレベルが達成できていない可能性があると。こういう場合はですね。同じ新しい要求をするにしても、あの、要するに今の状況は問題だと。従ってそれに変わるだけのソフトの対策をした上で技術基準で新しい物を求めていく、ということはある。そう言ったケースがあるが、基本的にこれまで緊急安全対策も含めて、安全対策を行ってきていると。更に今後、保安院の考え方としては、今後の法律で新たな対策を求めていくものとして、準備をしている。こういう理解だ。
○産経こくも:
不勉強で申し訳ないが、30項目の対策の中で、中には短期的に対応可能な者もあれば、長期的に時間をかけなければいけないものがあるという事だったと思うが、具体的に30項目の内、これはちょっと時間がかかるだろうと想定されているものがあるようなら教えてもらいたい。
○森山対策監:
それは設備の大幅な改造を伴うようなものは時間がかかると思う。それは、あの、どういうふうにそういった物を法的に求めていくかは、まさに新しい寄生庁で考えて頂く問題かと思う。
○産経こくも:
施設の大幅な改造を伴うようなものとは、例えば具体的に大飯3,4号機でもまだ実施されていない、そう言う解釈でよいか?
○森山対策監:
そこは保安院としてどこまで出来ているか、今、確認していないので。そこはわからない。
○フリー木野:
★今日の参議院の予算委員会で枝野大臣が保安院から福島第一の事故の原因に関しては、技術プロセスと原因が明らかになっていると報告を受けている、という答弁をされていた。確認したいが、保安院としては福島第一の事故原因が究明できた、そういう事を大臣に伝えているのか?
○森山対策監:
原因究明というか、技術的知見という事で、これまでの検討を進めているので、そう言ったことは十分説明をしている。その結果として30項目が出来ている。勿論、なんといいますか、分らない所、良く議論になる、地震によってホントに問題がなかったのか、という点、これについては大きな安全上の問題があるような損傷はないだろう、ただし、非常に小さいものを含めてあるかどうかわからない。そういう意味ではまだ、課題といいますか、残っているとは思うが、基本的な部分については検討を進めてきている。どういった事でこういった事故が起こったのか、進展したのか、ということも含めて、30項目を取り纏めていったという事だ。
# 地震影響はないだろう。(根拠なし)ただし、非常に小さいものならあるだろう。という意味でわからない。( ゚д゚)
○フリー木野:
★再稼働に関して事故の原因がわからないと対策がでいないのではないか、そういう意味での回答だったので、細かい課題が残っているということではなく、全てが明らかになっているかどうか、そういう意味だと思うが。
○森山対策監:
それはまさに技術的知見の意見聴取会でも議論してきたようなことであると考えている。従って津波、地震によりどのような影響があったのか、高経年化によって影響があったのかなかったのか、といったことを調査をしてきて、一定の整理が出来ていると考えている。
○フリー木野:
すると30項目が全てを受けた結論ということになるのか?もうそれ以上のことは不要ということになるのか?
○森山対策監:
もちろんですな。これからさらに、あの、なんていいますか、新しい基準ですので、新しい法律のもとで、ええ、整理していくことになるし、他方でシビアアクシデント検討は ~ キキトレズ ~ 問題として残っている部分もある。従ってこれで100%とか、今後新たな知見が出ればまた追加されていくのは当然のことなので。ただし福島の事故から来るところ、これは保安院としてはしっかり抑えていきたいと思っている。
○フリー木野:
しっかり抑えてきて、完全に結論が出た。そう言う認識でよろしいか?それとも途上なのか、最終的な結論なのかどちらか?
○森山対策監:
これまで得られた知見では、保安院として十分なものを出してきたと考えているが、実際に新しい原子炉等規制法の改正された中で、制度整備をしていく中では、また色んな追加的なものが出てくることは否定しない。
○西日本新聞 吉田:
念のため確認だが、3月28日に公表されている技術的知見に関してだが、対策30あるが、この30の優劣はあるのか?
○森山対策監:
それぞれ大事だと考えている。実施のやり方は色々あるかもしれない。そこは必ずしもそこで優劣をつけているわけではない。プラントにより対応は違ってくる可能性はあるが、必ずしも30項目の中での優劣、それは意見聴取会の中でも議論はあった。相互の関係とかですね。という所がまだ必ずしも整理されてない面があるんじゃないかということもあった。
# 森山対策監のいう相互関係もあるんじゃないかという話、軽く話しているけど、他の原発に以上が生じて近づけなくなる、連鎖的に起こる事象に対する指摘。これらは全く評価されていないし、個別のプラントにおいてもピンポイント評価で複数の機器が組み合わさった総合的な評価は何ら行われていない。原子力プラント全体の安全が認められたとはとても言えない。専門家じゃなくても意見聴取会見てれば素人でも分るよ。
ですけど、そういった面についてはシビアアクシデントの意見聴取会を別途整理を、というか、体系化する整理は努力しているが。
○西日本新聞 吉田:
今の話だと優劣はないという話だが、優劣がないのに短期と中長期を分けているというのは、要するに早く出来るかできないか、だけで短期と中期、向こう側の、要するに事業者側が早く出来るかできないかで中長期を分けているということか?
○森山対策監:
そうではなくて、例えば電源設備は多重化、多様化していくことが必要なわけだ。そういう意味では、そう言う項目と他の項目の優劣とは、30項目の中でつけているわけではないが、電源について言えば、少なくとも先ず、電源車を配備して、少なくとも福島のようなことが起きても電源は供給できるようにしましょうと。これは短期だ。更に中長期では、もう少し公設的な電源を準備していくと言ったことになる。バッテリも直流電源も同じだ。今あるバッテリに対して充電ができるか、という事でやっているが、先々はバッテリそのものも大容量化していくことが必要だ、という事で、そういうものの時間的差はあるということだ。
○西日本新聞 吉田:
いや、全然、今の理由がわからないが。優劣がなくて中長期と短期を分けているのは、ただ単に対策が早くできるかできない判断ではないのか?優劣がないのであれば、本当であれば全部は役短期にやるべきではないかと思うが。安全側に経てばですよ。
○森山対策監:
安全側にたって緊急安全対策として実施してきているわけだ。少なくとも最低必要なものについてはですな。その上で対策をとってはいるが、当然、同じ先ほど申し上げた電源項目については短期で先ずやっておくべきこと、そしてさらに信頼せを高めるためにやるべきことがあるわけだ。優劣と申し上げたのは30項目それぞれの、じゃあ、電源とフィルター付き弁当はどうなんだということはあるわけで、そういうところは特に付けてないと。そういう意味で申し上げた。
○西日本新聞 吉田:
わからないが、いいです。
○森山対策監:
(;´д`) ちょっと補足すると、30項目という中の並びの話と、それから時間軸、同じ項目でも緊急にやるものと中期的なものがあると言うことで、穴じ項目でも時間的な差はあると、そういう事だと思う。
○西日本新聞 吉田:
ただ、30項目毎、優劣はないわけだな?
○森山対策監:
それぞれ必要なものとして考えていると言う事だ。
○フリー木野:
汚染水漏洩の関係で。随分前からかなフレックスでいいのか、半年移譲前からやっている話で、これが何故終わっていないのかよくわからないが。東電からどういう作業工程の説明が保安院側にあったのか?我々が見ていたのは工程表といってもざっくりしていたものだけで、実際のきちんとした作業工程表、作業計画表が出ていると思うが。この内容はどうなっているのか?
# 現場で使う詳細な作業工程表に当然保安院は目を通しているんだろうか。
○森山対策監:
それぞれのかなフレックスをポリエチレン管に変えるとか、U字管の中に通すとか、対策は聞いているし、特に寒い冬場は凍結対策ということで実施してきているが、確かにまだまだ取り組みを加速する必要があると考えている。
○フリー木野:
いや、そうじゃなくて、東電からどういう作業工程、予定で進める予定になっていると説明受けているのか、説明頂けないか。おそらく作業工程表は出ていると思うが。
○森山対策監:
それは現場レベルというか、担当レベルではどういうところから重点的に行うということは聞いている。特に濃度の高い移送の、あの、タービン建屋の移送とか、そういった所から優先的に準備していると。それから原子炉注水の所も既に終わっているが、ポリエチレン管に取り替えているということで、それぞれ計画については内容を確認しながらやっている。勿論、非常に細かいところまでは聞いてはないと思うが。
# それは東電会見見てるこっちも知ってる。
○フリー木野:
いや、ですので、それぞれの計画内容をもう少し、後ほどで結構なので。
○森山対策監:
それは相当程度終わっているものがある。例えば炉注ポンプ、原子炉への注水ポンプに関連する配管については、ほとんどポリエチレン管に変わっているとかですね。そういうふうに、これは凍結対策も含めてだが、順次行って来ている。タービン建屋からの移送ラインについては、確かU字溝を含めて終わっていたと理解している。
○フリー木野:
いや、そちらの配管は分るが、汚染水の炉注のあたりも含めてどれぐらい進捗していて、これからどうなるかというのは、東電からもざっくりと6月ぐらいまでやるとか、そういう話ししか出てこない。具体的に何処をやるかという話しが、全く見えない。その辺、もし説明を受けているのであれば、保安院サイドから説明頂くことはできないのか?
○森山対策監:
そこは対策を改めて計画を作るように求めているので、その中で改めて確認していきたい。
○フリー木野:
かなフレックスの放射線分解、放射線の劣化に関しては保安院側で特に単独でメーカー側に確認するとか、内容に関して東電から説明を受けている部分はあるか?
○森山対策監:
底は何処まで聞いているか承知していないが、カナフレックスはいろんな面で劣化の問題があって、特に草(チガヤ)の影響で漏洩が起こっているので、そういう事は承知している。
# 保安院会見で得られる内容は、東電会見で得られる内容と殆ど変わらない。とても規制機関として機能しているとは思えない。普通であれば東電会見では聞くことのできない、規制機関だなと思える情報が出てこようものが、、ない。違いがあるとすれば、中学生の感想文レベルの指示文書や、罰則ない型にはまった厳重注意。┐(´д`)┌
○フリー木野:
いや、草はわかるが、
○森山対策監:
はい。(´・ω・`)
○フリー木野:
今回、先週止まった同じ状況で割れているわけですよね。
○森山対策監:
これは割れているというより、繋ぎ目が外れている。
# それも知ってる。現地の保安検査感が並行して情報収集するとか、現場立ち会いの独自の写真を保安院経由、第三者の視点で公開するとか、そう言う積極的な動きって全くない、というか感じられないんですよ。このうんこ組織。
○フリー木野:
単に外れたのか、劣化で緩んで外れたのか確認できているか?
○森山対策監:
そこはですね。今まさに原因として点検を求めているところであり、これまで聞いている範囲では、継手の所が外れいてると。かしめ部分が外れいてると聞いているが、そこは原因を究明するようにということなので、それは上がってきた段階で確認していく。
○フリー木野:
ですので、カナフレックスを使い始めの頃から、放射線の劣化や体制に問題ないかという話が、もう半年移譲前からあるわけで、実際に放射線分解のテスト等をやっているのか、イないのか、メーカーに対してそれをどこまで保証を確認しているのか、その辺は把握しているか?
○森山対策監:
細かいところまでは把握していないが、少なくともかなフレックスについては取り替えていくということで対応を進めているので、対応を進めているので、今回についてはカシメ部が外れたとは聞いているが、それがどういうことだったか、ということも含めて、原因は確認していくことになる。
○フリー木野:
取り替えるのは勿論だが、現状、どういう状況で、では何時まで持つのか、6月までにそれをやれば間に合うのか、あるいは同じような原因で他の部分、かしめ部分があるわけだから、これがどうなるかというのも、先程も言ったが、半年移譲前から問題を指摘されていたので、なぜ、それが全く状況がわからないのか、わからないが。
○森山対策監:
いや、それは対策としてはですね。取り替えるという対策を行なっておりますし、U字溝とか、他の対策を取っているが、しかしこういったことが風数回、短期間で起こっているので、今回こういう指示をしているという事だ。
○フリー木野:
そうすると、我々からすれば取り替えるには時間がかかるということなので、また同じようなことが複数回起こると考えいたほうが宜しいわけですね。
○森山対策監:
それが起きないように、先ず緊急点検をするということ。で、できるだけ取り替えも早めるということだと思う。
○フリー木野:
ただ、原因がわからない以上は、また起こるわけですよね。
○森山対策監:
原因も併せて求めているので、そう時間を掛けずに対応したいと思っている。
○産経こくも:
ちょっと同じようなことを聞いて申し訳ないが、30項目の位置づけだが、そもそも去年の3月に緊急対策が打たれている。これが実行されていることは本院として確認されていますね。で、6月にシビアアクシデント対策を出されて、その実施も確認されている。で、ストレステストの一次テストも大飯3,4については、きちんとされていることは。もう確認されている。で、今回の30項目だが、30項目は、これまでの過去の対策では要求していなかったようなことも含まれているのか?それとも30項目は過去の対策で、大体概ね包含されているものだと考えていいのか?
○森山対策監:
含まれていないものもある。緊急安全対策は基本的に福島のような炉心損傷といいますか、地震や津波に対してああいう状態に至らないように先ずすると言うことで行なってきたし、ストレステストも結果的には炉心損傷までどれぐらいの余裕があるのか見るということだ。30項目の中には、シビアアクシデント後の問題、フィルター付きベントとか、その後の問題も含まれているので、30項目には緊急安全対策でカバーできていないところも入っている。
○産経大谷:
暫定基準だが、今、福島のような炉心損傷のような事態に至らないようにするという基本的な考え方があると思うが、暫定基準を作るにあたってもその考え方が踏襲されるべきだと思うが。作るにあたって保安院として最低限守るべき考え方について説明いただきたい。
○森山対策監:
底も含めてどういったものになるのかついては、あの、今まさに、大臣の所で検討いただいているし、今日、議論頂くわけだから、それを踏まえた上で、あの、説明ということになる。
○産経大谷:
その緊急安全対策の考えを踏まえないというのは、多分、あり得ないと思うが。
○森山対策監:
当然、コマで実施してきている30項目、福島の知見を踏まえたものと言うことで、様々な生理をしてきている。そういったものを大臣の話にもあったように、そういった原因を踏まえたものをしっかりと分かりやすく整理するということで、これまでの検討結果を出すような形で取りまとめているということだ。
○産経大谷:
そうすると30項目の中でもう少し整理して、わかりやすくしてもう一度出し直すというのは基本的な考え方と?
○森山対策監:
そこは、まさに、今日、議論頂くわけだから、どういったものが判断基準として適当なのか検討いただくので、それを受けた上で、大臣から何らかの話があると思っている。
○産経大谷:
保安院でまとめているのは、検査課になるのか?
○森山対策監:
それは企画調整課を中心に複雑に関係しているので。
○産経大谷:
なんで30項目をまとめるのに検査課ではなくて、企画調整課になるのか?
○森山対策監:
例えば、ストレステストの問題も、もともとあるので、そこは複数の課で担当している。
○産経大谷:
ありがとうございます。
○NHK岡田:
確認だが、短期と中長期に分けて、短期の部分というのが緊急安全対策ということで、既に行われているものとイコール、ということでいいか?
○森山対策監:
あの、短期と中期という意味がよくわからないが、緊急安全対策はあくまでも短期的に実施をしたということだが、30項目の中には、項目としては短期で実施できているものもあれば、時間のかかるものもあるということだ。
○NHK岡田:
そうすると確認の確認で恐縮だが、緊急安全対策でやっているものが、この30項目の中で短期でできるものとイコールであると言うことではないのか?
○森山対策監:
ですから30項目の中に、同じ項目でも短期で、まさに緊急安全対策で求めたものと、少し時間をかけてでもやるべきもの、例えば直流電源の問題にしてみれば、緊急安全対策では電源車で充電をするということだが、30項目の中には、もう少し信頼性を上げるといいますか、あの、容量を大きくするとか、こういう事がある。そういう事で同じ項目でも短期のものと更に時間をかけてやるもの、30項目というのは全体を包絡したものと考える。
○NHK岡田:
それで分けるとすると、同じ項目でも短期のものと中長期のものがあるというか、時間が短くて済むものと時間がかかるものがあるわけですよね。その中で時間がかかるものの中で、炉心損傷に至らせない対策と、万が一事故に至っても、それ以上事故が進呈しない対策ということで分けられるとうことでいい?理解としては。
○森山対策監:
あの、炉心損傷に至らない対策ということで、輝火的に緊急安全対策をやってきているが、当然、30項目の中には、そういったものをより強固にするための対策も入っている。
○NHK岡田:
わかりました。
○フリー木野:
今日の4大臣会合で、結論を出すような話が大臣からあったのか?先程の話だと。そのような。
○森山対策監:
★それは承知していない。まさに、今日、議論頂いた上でのことだと思う。保安院からは、そのための案を大臣に渡しているということだ。
○フリー木野:
★その案に対して、内容整理されて保安院に戻ってくるということもあるのか?その辺の今後の流れは、どういう説明を受けているのか?
○森山対策監:
わかりません。まさに、今日、18時からの会議での議論を踏まえて、必要であれば、何らかの指示があると思う。
○フリー木野:
繰り返しで申し訳ないが、基本的に今までのものを整理したというのは、今までのものを全部合わせると、枚数的には相当になると思うが。整理したというのは項目を抜き出したのか、考え方を整理したのか、どういうふうになるのか?
○森山対策監:
そこはまだ検討途上なので、結論は今日の議論を踏まえて、と言うことになる。
# だから、保安院が大臣に提出したものについて聞いているのだよ。はっきり言って枝野大臣始め、4大臣は会見を見ている国民よりも知識がなく、認識もないし、保安院がまとめたプロセスを理解していない、しようともしない。専門家が出した答えは絶対だ。そんなアホ大臣が理解できるように、分かりやすく要約しました30項目暫定基準を出しましたよ、という事。これで何が決まるのやら。最後の最後まで経産省主導。独立した規制機関が出来る前に法整備で元の鞘。誰も責任を問われることがない。国会事故調クソ食らえ。
○フリー木野:
わかりました…
○森山対策監:
なければ今日の説明は終わる。ありがとうございました。