2012年4月4日水曜日

平成24年4月2日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング ~ “もんじゅ” 炉心中継装置落下原因は「設計ミス=欠陥」 ~ 南海トラフ地震津波想定 浜岡防潮堤3mオーバーに関する影響評価指示

平成24年4月2日(月)16:00~ 経産省 保安院 定例ブリーフィング(1時間20分)
IWJ アーカイブはこちら

ナトリウム漏れ事故から長年停止していた高速増殖炉 “もんじゅ”、平成22年に試験運転再開にこぎ着けるも直後に炉心中継装置の落下事故。昨年6月、落下した炉心中継装置を引き上げ、その後、工場に運んで落下事故の原因を解体調査していたんだけど、その報告。

設計ミス。原因というか設計そのものに問題、つまり、欠陥。( ゚д゚) 事故原因判明というには、あまりにかけ離れた報告に唖然。また莫大なコストを掛けて新たに設計し直すことに保安院は何の異論も唱えない。

他、3月30日に南海トラフ地震で想定される津波高がありました。現在、浜岡原発では再稼働に向け、福島を襲った津波を想定した防潮堤工事を行なっていますが、確実に発生するとされる南海トラフ地震では、防潮堤を更に3m上回る津波高。中部電力にこの影響評価を行うようにとの指示文書。

質疑ではそもそもの立地指針に対する保安院の呆れた認識と、知見が出る度に防潮堤を高くすればよい程度、先の見通しのない保安院の姿勢。全ては中部電力の報告結果を待ってから。




○森山対策監:
プラント会見2件。福島第一の温度計の月報、昨年のXe-135の検出に関して東電からその時のデータを訂正しているが対策の報告があった。南海トラフに関する津波に関する指示が1件。その他、JAEAのトラブルに関する報告書に対する確認が2件。

私からJAEA以外の説明をした後、JAEAのトラブル似関しては事故室長の方から、後ほど一括して質問を受け付ける。先ず、福島第一プラント状況について。本日は特に大きな作業はしていない。2号機使用済み燃料プールの塩分除去装置、施設の健全性確保のため、塩分除去作業をしていた。

当所、2350ppmぐらいあったが、200ppmぐらいまで塩分濃度が下がったのでここで塩分除去装置の運転を終了し、今後更にイオン交換システムでもって更なる低減を図る予定。塩分除去装置は、最初、4号機から始め、2号機、3号機に今後移設をするという事である。

タービン建屋滞留水については本日2号機→高温焼却炉建屋、3号機→プロセス主建屋へ移送。週末にメールで知らせているが、3月26日に RO濃縮塩水が排水溝から海へ漏洩した事象があった。その関係で3月31日のサンプリングで排水路で放射性物質が確認され、3月31日にサンプリングした物の分析結果が4月1日にあがっている。

放水口付近でも放射性物質が確認されたという事だが、この件に関しては3月26日以降、排水路内を清掃していたが、まだ排水路内に放射性物質が残っている。また、週末に雨が降っており、薄いに影響ではないかと考えている。

保安検査官も現場を見ているが、追加的な漏洩等物があったという状況ではなかったと承知している。主なパラメータ。原子炉注水状況本日11時現在 1号機 給水系4.8m3/h CS系1.9m3/h、2号機 給水系2.8m3/h CS系6.1m3/h、3号機 給水系1.9m3/h CS系5.0m3/h で概ね同じ程度の注水続けている。

格納容器内のガス管理システムによる水素濃度計測 1号機 0%、2号機 0.21%、2号機は一時、格納容器への窒素封入量を減らしていたので水素濃度が上がっていたが、窒素封入量を増やした結果、水素濃度も少し減っている。

3号機は A系 0.19%、B系 0.18%。使用済み値量プール温度11時現在 1号機 14.5℃、2号機 15.4℃、3号機 19.4℃、4号機 26℃。プラント状況は以上。福島第一の関係で2種類、追加配布。

一つはXe-135検出関係。作戦、福島第一2号機のガス濃度の評価をした際にXe-135が検出された際に、一度東京電力のデータが間違っており、その訂正を小なっていた。だいぶ前の事で記憶にないかも知れないが、

昨年、10月28日~11月14日にかけて東京電力が行った結果に誤りがあったので、11月17一に訂正していた事実がある。この内容そのものは再臨界の評価には影響を与えていないが、ミスの内容、対策を取ってきたという事で、

検出器のソフトウェアを修正していたので少し時間がかかっていた。なにをか一得るかポイントだけ申し上げる。資料 4ページまでが本分。その次のページから資料1~5があり、その後ろに昨年東電が提出した報告書の修正版がある。

資料5を見るんだ。ゲルマニウム検出器で測定するが、この資料5に表示画面が書いてある。改善前と改善後の図。このガス管理システムはガスバイアル瓶というもので測っている。ビーカーで測る場合も含めて同じ画面が表示されるという事で、

ガスバイアルという所に材質番号が書いてあるが、ここを間違って記入したという事であった。今回、ガスバイアル瓶という事で放射性物質濃度を測っているが、色んな物が一緒に出てくるという事で、

ヒューマンエラーを起こしやすいシステムであった。右側の改善後というのを見ると表示画面と編集画面を分けてあり、編集する場合は、一カ所だけ間違って他の所を編集しないように、その様な(GUIの)改善を行った。

ソフトウェアの修正を行うのに3月までかかった問い事である。その他の手順書の見直しもあるが、一番の間違いのポイントは、この画面表示だ。報告書の訂正と書いてあるが、これは先程申し上げた昨年の11月に提出した物が報告書として

直ってなかったというか、反映されていなかったので、改めて東電が提出をしたという事だ。http://bit.ly/H7UGP5 本件は以上。

温度計の報告書の受領について。東電1F1~3号機の原子炉内温度計、及び、格納容器内温度計の信頼性評価についての報告書の受領という事である。

本件については、本年2月24日に温度計について二つ指示をしていた。指示の内容は東電報告書2ページにも書いてあるが、代替手段を考えて下さいと。それから当院から指示があるまでは月に一回、温度計の信頼性を評価して報告してくれ、

という事で本日提出があったのは、この後者の温度計の月に一回の評価である。大体手段については3月1日に報告があり、7月目途に代替温度計を設置するという準備を今している。

東電報告書3ページ目に信頼性評価の結果がある。こういう形で今の状況を常時把握をしていきたいという事である。この評価対象、評価結果という表があり、今監視に使用可能な物がそれぞれ、1号機格納容器、圧力容器であれば26、22であるとか、

2号機圧力容器であれば19、格納容器は28とか、そう言う数字が入っている。プラスマイナスがこれまでとの差異であり、これまでデジタルレコーダーまでつないでいなかったような物もあるので、全て評価をした結果、

現時点で監視可能な物がこれぐらいあると。新羅性が劣る物の参考に使用している物、故障している物に分類して表を作成している。今後、この表を毎月リバイスしていくことで温度計の信頼について確認をしていくという事だ。併せて先程いったように代替温度計は7月目途に今準備を進めている。月一回報告があれば、また配る。東電関係は以上。



■南海トラフ巨大地震による震度分布・津波高の影響評価及び対策の報告を指示

○森山対策監:
★★浜岡原子力に関する指示について。3月31日に中央防災会議で南海トラフ巨大地震による震度分布、津波高についての発表があった。この発表の中で浜岡原子力発電所敷地前面における想定津波高さが最大で21メートルという事だった。


このため、本日、保安院から中部電力に対して影響評価の指示を行った。その指示文書をはその後ろ。今申し上げた通りだが、これまでも緊急安全対策指示が実施されているし、3~5号に関しては昨年5月から停止しており、

安定した冷温停止状態にあるが、今申し上げた通り、中央防災懐疑でこの津波高がについて発表があったという事で、この中央防災会議の発表内容を踏まえた最大クラスの津波による評価という事を行って、その評価を4月16日までに報告するようにと。

また、報告に応じてこの評価結果を踏まえた対策をする事を求めるという事で本日指示をしている。これについては以上だ。続いてJAEAのトラブルの関係で事故室長の方から説明を申し上げる。


■“もんじゅ” のトラブルについて

○保安院 古金谷:
資料がふたつあるが説明したいと思う。先ず、 “もんじゅ” のトラブルについて。


これは炉内中継装置の変形という事象だ。これは平成22年に事故が発生しているという物であるガ、その後原因究明、対策の企画立案という物が加わり、今年の3月9日に報告書の提出を頂いていた。

その後、我々で内容の確認、後、3月上旬に保安検査があったので、保安検査においても対策の開始状況という所も確認してきたので、併せて評価したという事である。原因についてはページをめくって8~9ページに図が描いてある。

炉内中継装置を挟むところの設計がうまくできておらず、それが通常の場所から回転する事が生じてしまい、そのことで上手く掴めなくなり落下にいあった。原因としてそう言ったそもそもの設計的な問題、

設計を行う上で安全機能というのものをしっかり技術的な確認が出来ていなかったという事があり、そう言った…の対応という事でどういった再発防止をするかという事が書かれている。

★★2ページを見るんだ。上半分に4ポツ。上から3つめ。具体的な対策が少し書かれ手いる。ハード面の対策という事で設計を見直して作り直す、というのが大きな対策の一つである。

# つまり、つまり、設計から欠陥、設計やり直しって…( ゚д゚)ポカーン

それと併せて設計時の機能要求というものをしっかりその後も見ていくというようなこと、それから今回もこの設備は平成15年に交換をしているので、その設備を交換した時の状態の確認の仕方をどうするか、というところ等々が掲げられている。

特に次のポツで描いてあるが、保安検査を “もんじゅ” に関して、我々は3月5日~16日に行い、特に管理面の、ソフト面の対応をぶりを中心に確認を行ってきたという事である。私どもの評価としては、今回の事故原因究明、

再発防止という事故に限っての対策としては基本的には今回の報告書で妥当ではないかと考えているが、一方で設計、製作における技術的な検討、

それからメーカーからの提案に対してのレビューに対しての検討確認という物が不十分であったという所が事故の背景にあったのではないかという事を考えて、指示文書を出している。

こういった体制の組織として野木寿的な検討が不十分であったと考えられるので、そういった所がどういった原因があるのかという、根本分析を行って頂きたいという指示を出したと言う事だ。

指示文書はこの資料一番後ろにある。次に紹介する再処理施設に関しても同様に指示文書を幾つか出しているが、それを一つにまとめた形で12ページ一番後ろだが、指示文書という形で本日発出している。

“もんじゅ” については指示の内容は別紙1~3、一つ目。根本分析を実施するようにという事での指示を行っている。続いてもう一つの資料。JAEA再処理施設における事故トラブルについて。(#HPに資料ない)

昨年9月と10月に2件あり、法令報告の報告書を本日受領しており、その内容についての確認をした。事故については資料別紙1、3ページ、4ページがあるが、別紙1が9月に発生した事象、

3ページを見るんだ。これは広報車線廃棄物、液体のちょそうする換気部ロアが一時的に停止してしまった物である。高いレベルの廃液を扱うので、不圧を維持しておくという事が必要なる訳だが、こういったブロワーが停止した事で

不圧が維持出来なくなったという事で法令報告という事になった事象だ。原因としては4ページに。上の方に②という事で推定原因を書いてある。事象が発生した時には電源系の工事をしており、

一時的にブロワーのスイッチを切った訳だが、電源を切り、再起動するという時に再起土いう出来なかった。予備機があるが予備機も含めてブロワーが起動しなかった。原因としてはブロワーを再起動させる際にタイマーを設定している。

このタイマーは全てのブロワーを一時的に全て同じタイミングで立ち上げると電圧がかなり一時的に上がるという事があるので、避けるために順次起動させるという事でタイマーであったが、そのタイマーがそこに書いてある経年劣化という事で、

故障をしてしまったという事象であった。対策としては一つのタイマーで全てのブロワーが動かなくなるという事があったので、そもそも一つで全部羽後書かなくなると言うような事をせずに多重化する事をしっかりやってもらうという事。

経年で故障してしまうような物という事なので、設計を考えて定期的に交換するというような事での対策をする問う事である。本件についてはトラブルにたいしての対策としては妥当という事だが、付随するせつびが多重化されていない、

多重化されていないという事で、シングルエリアがこういった事故に至るような恐れが他にもないのかどうか、というような所についてはしっかり点検をして頂きたいという事で指示を出し手いる。後ほど指示文書は紹介する。

もう一つの事象について。9~11ページ。昨年11月に発生した事象。建屋から主排気筒に繋がるダクトがあるが、そこに貫通口が倦いていたという事が発見されたという物であり、番田リー機能の劣化という事で報告対象になった事象。

原因は10ページに推定原因として書いてある。やはり劣化が原因であるという事であり、塗料が落ちてそこに腐食が生じて進展していたという事がメカニズムとしてある。どうしてそう言った事象が伏せ減飼ったのか、

設備管理面でどうだったのかについては、推定原因に書いてあるが、確認が不十分であった所がある。特にダクト自体は地上から15メートルぐらいの高さに水平に位置付けられた物なので、そういった所へのアクセスが難しかったというところもあり、

目視確認、木新点検が十分出来てなかったという所が原因と考えられている。対策として、あいたところについてしっかり補充する、雨などで劣化しやすいところはシール材で補填するハード的な所を先ずやって、

その後、実際の設備管理という所では、そう言った高いアクセス性の良くないところではあるが、しっかりとそこに、近くに人が近づけるように足を組んで点検するという事を年次点検としては徹底すると。

設備の履歴をしっかり管理するという事についての対策という事である。我々の対応は今回の事象そのものに対しての対応としてはこういった対策で再発防止という事がなされるという事がある。

10ページ一番最後のした2行に少し書いてあるが、過去に “もんじゅ” でも同じような劣化が願人で穴が開く事故があり、そう言った事が繰り返されたという事もあるので、組織、機構全体の問題として

設備管理という物が本当に適切になされているのかという事についてしっかり原因を分析して欲しいという事があるので、先程 “もんじゅ” の資料で紹介した指示文書の中で、こういった点についても検討、分析するようにという事で、

本日指示をしたところである。指示文sの内容は一番最後、同じ、先程の “もんじゅ” と同じ指示文書だが、別紙3という事で16ページ目に付けている。この2件の事故に関しては2番目と3番目の所にそれぞれ記載をしている。

2番目が今紹介したダクトの貫通口に関する設備管理のあり方についての根本分析について行って欲しいというものであり、3番目が先程消化したブロワーの方の事象を踏まえた多重化というについての具体的な確認方法実施計画、

そういった物を今後どうしていくのかという事について、検討し報告するようにとういうことで指示をした物である。この2件について二つ分の資料についての説明は以上だ。

○森山対策監:
少し説明の内容が多岐にわたり長くなってしまったが、一括して質問をお受けする。宜しくお願いする。


■質疑
○朝日 西川:
浜岡原発について。昨年12月にも津波について評価するように指示が出ていたと思うが、それとの整合性と今回の指示でどういったことを求めているのか?

○森山対策監:
昨年の11時月はバックチェックの関係だと思うが。11月12日のことを話されていると思うが、昨年11月はバックチェックという事で地震や津波を防災評価してそれに対する影響をもう一度いるという事でございます。その中には当然、中央防災会議で検討されている内容も含め、耐震バックチェックには常に細心の知見を反映していく、そう言った流れが、先ず一つある。本日の指示だが、21メートルという評価がなされており、これまで緊急安全対策で当面の対策という事を進めているが、基本的に本日の指示は、この緊急安全対策に対する確認、評価と考えて頂ければと思う。現在、冷温停止中ではあるが、これまでの対策という物がどうなのか、基本的に15メートルという事で対策を取ってきている。その後、順次、中部電力でも追加的な対応を取っているが、この緊急安全対策に対して、その影響という物を、まさに、今、もし、21メートルの津波が来たらどうなるのかというような、面での安全の確認、評価という事である。昨年11月の耐震バックチェックは、これは、これから更に中央防災会議からも、その、今回評価されたパラメータ、こういった物も良く入手をしなければならないが、地震や津波について、再度影響評価をしていくと。実際に今回の中尾言う防災会議の評価が具体的に地震動としてどういうふうに影響するのか、ということも含めてそういった検討は継続して必要だと考えている。

○朝日 西川:
あの、津波の評価というのは先程おっしゃったパラメータを入手しないといけない、ということだが、入手してやってください。そういう事か? それとも、

○森山対策監:
ここではそうではなく手ですね。21メートルという、今回、ええ、示されている津波に対してどうかという事をですね。あの、評価して頂くので、基本的には緊急安全対策に対応した物とお考え頂ければいいともう。で、あの、津波や自身の評価は、なんと言いますか、中央防災会議でもこれから更にメッシュを小さくするとか、言うような検討も進んで参るし、あの、シミュレーションをよく浜岡発電所の前面海域の細かい海底地形とか、含めた上でのシミュレーションをしていく必要もある。そういった物も当然今回の知見も踏まえて進めて行くが、本日の指示は主として記入安全対策、もし、21メートルの津波が来たらどうかと。それに対する安全面は確保されるのか、されなければ何らかの追加的な対策をどうするのか、そういった事である。

○朝日 西川:
あの、保安院は昨年の3月末に、この緊急安全対策を指示されて、対策をされいるのを確認しているが、今回、21メートルということで、今建設されている防潮堤より3メートル上回っているという事で、当時の指示なり確認が不十分だったとは思わないのか?

○森山対策監:
それはですね。当時の福島の経験を踏まえ、15メートルという事で緊急安全対策を進めてきているし、昨年11月には当然、この中央防災会議の議論と、それ以外の?試験も踏まえ、更にええ、検討するという事になっている。常に最新の知見でもって、安全を確認していくことに尽きるのではないかと考えている。

# 想定外でこうなったのに福島を想定してたら、また想定外に対応出来ないだろ。事故直後から保身と原発再稼働に奔走したうんこ保安院。

○朝日 西川:
他の原発への影響というか、今の緊急安全対策がいいのかどうか、他の原発についてはどうなのか?

○森山対策監:
今回は特に南海トラフという事で、浜岡や対象としては伊方も対象になっているが、そういった所に対する知見であると考えている。従ってそれ以外のプラントについては、個別に津波についての知見が得られれば、それに対する影響を評価していくという事になる。基本的には別途必要に応じて評価していくことだと考えている。

○朝日やまもと:
浜岡の件で。精査の植田たと思うが、中部電力は新たな対策を求められる可能性が高いのか、それとも多分大丈夫なのか、今のところの見立てについて聞かせて貰えるか?

○森山対策監:
そこは先ずは影響を確認してからということになる。若干申し上げたように、昨年5月から停止しているので、かなり炉は冷えた状態にある。従って万万が一、今、こういった津波が起きたとしても、ある程度時間的な余裕はあると考えているが、あの、そうはいっても、やはり連動はあるので、しっかり安全対策を講ずる必要があると考えている。どういったことがこれまでの対策で有効なのか、あるいは足りないのかは、まさに評価をして頂く事になる。

○朝日やまもと:
それとも絡むが、指針の案になるのか。基本的に浸水は防ぎましょうというスタンス出来ていたと思うが、今の中部電力の現時点のスタンスとして、壁を21メートルの津波が来て、18メートルを乗り越えたとしても、浸水はしても他の対策も含めれば、安全性は確保出来るんじゃないかというスタンス。そう言ったスタンスと保安院のスタンスについて、それはかみ合っているのかどうか、そこを教えて頂けるか?

○森山対策監:
そこは二つの側面、なんといいますか、時間的な対応の違いがあり、今、指針と話しがあったのは安全委員会で議論してきた耐震、地震津波指針だ。この案のことをお話になっているのかと思うが、質問だと思うが、本日の指示はあくまでも今現在の施設に対してどうかと。記入安全対策を取ってきている。短期的対策と理解してくれ。新しい地震・津波指針、新しい指針案だが、これはそもそも中長期的に安全をどう確保していくのかという事なので、どちらかと言えば中期的な対応。まさに防潮堤とか、そう言ったことになる。従って、今の指針の案だと、基本的に浸水しないといいますか、水が入らない、サイトはドライな状態という事を原則として求めているというか、今質問があったように、中に水が、あの、敷地の中に水が入るのを先ず防ぐという事が基本的な考え方になると思うが、そこはまさにバックチェックの中でしっかりと検討していきたいと思っている。緊急安全対策のものとバックチェックの物と。耐震指針はバックチェックの対応として中長期的な課題として考えていくという事である。

○朝日やまもと:
それは分るが、その短期的な物は大丈夫で中期的に、要するに壁の方は今建設中で18メートル前提に基礎を作っていると思うが、電力会社からしてみれば、短期的に大丈夫と言われて作り、中長期的には駄目ですとなると、また、膨大な投資がかかるといった自体が想定されて、どう対応すべきか難しいと思うが。そこはどう考えればいいのか?

○森山対策監:
それはまさしくですね。耐震バックチェックで津波をどう評価するか、施設への影響という物をしっかりと見ていく必要があるので、当然、そこで防潮堤を更に強化する必要があれば、そうして頂く事になる。

○共同岡坂:
今の話しはつまり、施設に水が入らないようにする決定的な対策については、バックチェックで今後やっていって、今後、仮に浸水しても水密化とか、電源対策とかで炉心溶融に至らせないような対策が取れているかどうかを今回チェックしていく、そう言う意味か?

○森山対策監:
ソウデス。新しい指針に基づくバックチェック、これは当然、緊急安全対策では足りませんので、それは評価ををした上で必要な対応を取る事になる。本日の指示はあくまでも今の状態で津波が来る、防潮堤がまだ出来ていない状態で津波が来た場合に同意対応を取るのか、必要なのか、ということを評価して頂き、それは緊急安全対策ではそうしてきたわけだが、その延長線上の指示だと考えてくれ。

○共同岡坂:
そうすると5月の記入安全対策というのは、項目等を保安院からある程度示してとらせた部分があると思うが、今回、保安院としては今の現状で安全は確認されていると考えているという事で良いか?

○森山対策監:
ですから、それはまさに21メートルという津波高に対して影響を直ぐに見て頂き、更に追加的な対応が必要であれば、それは実施して頂くというのが、本日の指示の主旨なので、そこは評価した上でということになる。

○共同岡坂:
一義的には事業者にやってもらって、

○森山対策監:
先ず、そう言う指示をすると。したと。

○共同岡坂:
で、報告を受けて保安員も評価すると。そういう事か?

○森山対策監:
そういう事だ。

○共同岡坂:
★★今回、津波の高さが非常に上がったという事で立地指針の中に、そもそもなんだが、いかなる事態にあっても安全な場所に立地するという精神が盛り込まれていますよね。その主旨から照らしてどうなのかと。そもそも立地場所としてどうなのかという議論も出ていると思うが。その辺の認識は如何か?

○森山対策監:
立地指針そのものを今後どうするかという問題は勿論あるが、立地指針の考え方は、地震津波については、耐震指針に基本的にゆだねられており、大事な点は、どういう地震が来るかという事と、それに対して十分対応出来るかと。耐えられるかと。いう事ですので、そこは、施設の耐震性とあいまって考える問題だと考えている。

# 立地指針の矛盾は原発の耐震性で包括できると主張する保安員。なんかもう…

○共同岡坂:
そうすると大きな事故の誘因となる事象が過去にもなく、将来にもないというようなことからすると、それだけを読むと、何課で守ると言うよりは場所自体の安全性を問われているように思うが、必ずしもそうではないと?

○森山対策監:
それは、まさに、今回は津波だが、耐震も同じであり、それも考えられる最大限の地震に対して耐えるかどうかという事ですから。耐震設計をしっかりしなければどんなに、あの、問題がないところでも、あの安全上問題だという事と同じではないかと思う。

# あくまで場所よりも施設の耐震性が重要だと主張する森山対策監。こんな都合良く都合良く解釈したり自らの保身にしか頭を使わない規制機関は、さっさと責任撮らせて解体する事こそ、早急に取るべき安全対策と思えてならない。

従ってそこで考えられる、勿論、敷地の、建物の真下、といいますか、活断層が表面に現れるような所、これは評価のしようがないが、基本的には地震や津波に対して、施設の安全が十分守られるかというふうに今まで見てきたという事である。

○NHK岡田:
(http://bit.ly/Hd6eGK)文章の発出しているものの一番下の所にあるが、その結果を「平成24年4月16日にまでに報告するとともに、必要に応じ、当該評価を踏まえた対策を実施することを求めます。」という事だが、これは影響評価の結果を報告するという事だけなのか、もし、対策が必要だという事であれば、対策も併せてこれは16日までに出しなさいという事になるのか?実施については、多分それより意向になると思うが、これについてはどうなのか?

○保安院検査課長 大村:
4月16日まで約2週間ということなので、16日までには発電所の影響評価、基本的にはそれを先ず報告していたという事だ。それを踏まえないと、評価を踏まえた対策という物が出て来ないので、必要に応じ、それを踏まえて対策を実施する2段の指示になっている。

○NHK岡田:
そうすると要するに結果というか、報告が出て、その報告を受領し、それが妥当かどうか判断した上で、また、対策については保安院から改めて指示を出すと言う事で良いか?

○保安院検査課長 大村:
そのところは私どもが頂く報告の中身によるので、その時は改めて判断したいと思うが、当然この報告の中で安全性を確保するために必要な物があれば、平行して事業者の方で対策も検討することになると思う。

○フリー木野:
先程の立地指針の件だが、確認させて欲しい。そうすると立地指針の位置づけというのは、今どういうふうになっているのか?

○森山対策監:
立地指針の自然現象に対する部分はですね。基本的には地震や津波については耐震指針でもって具体的な内容は見ていくというふうに運用している。

○フリー木野:
★要するに立地指針は元々はどこに立てるのかというのを審査するという意味では、一番発電所を建設する上での大前提の部分だと思うが、いまそれが順番が逆になって後ろ吾川に回っているように思えるが、考え方としてもう、立地指針はもう守る必要がないという事になるのか、

○森山対策監:
あの、そういう事ではなく、安全審査の中で耐震の問題も含めて立地指針から耐震指針、安全審査指針、まとめて審査をするので、それはまさに立地が、その場所がですね。ええ、妥当か、あるいはプラントからの離隔距離も含めて指針に従って評価をしていくという事になる。

○フリー木野:
要するに元々立地指針として耐震とか、そう言った指針は別物の二本立てのものであって、ある意味ダブルチェックが出来る様になっていると言う部分があると思うが。なぜ、今、立地指針にある意味反しているようになっている物に関しては、これは改めて見直さず、放置しているのかわからないが。立地指針に照らして妥当がどうかというのは、改めてもう一度見直すという事は、申されないと言う事で良いか?

# 即 廃炉が妥当。

○森山対策監:
勿論、あの、立地指針も含めてこれら色んな形で見直しが行われると思うが、繰り返しになるが、地震や津波については、特に耐震問題ですね。については、あの、耐震指針でその内容を確認していくと。それはプラントが置かれる場所、というのは、そこにどういう大きさの地震が来るのかと。それに対する耐震性があるのかどうかと。いうこの二つ合わせて見るべき問題だと考えています。

○フリー木野:
★繰り返しになって申し訳ないが、私が聞きたいのは立地指針ではそもそもそこに立てて良いのかどうかと言うのは、過去にそう言う事象があったかどうか問うこと含めて検討する事になっていた筈で、そう言ったことを改めて検討して、きちんと立地指針にあった状態であるのかどうかという妥当性を、その部分だけを評価すると言うことは無いという事で良いのか?

○森山対策監:
だから、それは過去の災害、地震や津波も含めて問題がないかどうかを具体的には耐震指針に基づいて審査をしているという事になっている。

○フリー木野:
立地指針に基づいては審査しないと?

○森山対策監:
それは両方だが、その部分は具体的には耐震指針で内容を見ている。地震や津波だが。

# だめだこりゃ

○フリー木野:
要するに過去にそう言った事象があったかどうか、もう審査しないと言うことで、改めて審査しないということで

○森山対策監:
耐震指針では、過去の地震やつまみは見る事になっている。特に地震については明確に13万年の間という事で、それぐらいの過去の自身は評価するという事である。津波も基本的には同じ思想だ。これまでも必ずしもそう言った古いところでは、現実に評価出来てなかったという現実があるが。

○フリー木野:
要するに立地指針では津波があった場合は、立地指針に照らすとその場所に立てていけないという事になると思ったが。そう言う理解ではないのか?

○森山対策監:
それはそういう地震や津波に対して、その設計、対策が取れているかどうか、逆に言えばどんなに小さい地震でも耐震性がなかったら駄目なわけですから。それは設備との、両方どういうふうにあの、持って行くか、との事の関係で見ていくという事だったと思う。

○フリー木野:
立地指針と耐震指針の整合性みたいな物は今後見直したりしないのか?

○森山対策監:
立地指針も含めてですね。色んな意味での見直しは、今後行われる可能性はあるが、少なくとも地震、津波については、耐震指針でしっかり見ていくことによって考えられている主旨という事は十分、あの、確認出来るんではないかと考えている。

# 新しい組織が出来る前になんとしてもお墨付きを与えたいあからさまな保安院。

○朝日やまもと:
もう一度確認させて頂きたい。今回の主旨は緊急安全対策に基づく主旨だという事で宜しいね?

○森山対策監:
はい。

○朝日やまもと:
なのでこの指針等は、先程の話題の(立地)指針との関係は直接内と言うことはわかったが、この指針との兼ね合い、浸水は基本的に避けるという指針と、現在の中部電力が言っている浸水はしても総合的に耐えられるんだという現時点でのスタンスは、それはこの指針の中に収まっていると考えればいいのか、収まってないと考えればいいのか?それはどうなのか?

○森山対策監:
指針は原則としてだったと思うんで、そこはまさに評価をしていかなければならないと思う。どの程度の物かですね。基本的には、やはりしっかりと浸水を防ぐ、それが防げなかった場合どうなのか、まさに指針の今の段階だが、そういった物、新しい考え方に基づいて評価していくことかなと考えている。

○朝日やまもと:
そうすると元々、止水を想定した対策というのは、指針にそぐわないという理解で良いか?

○森山対策監:
指針は確か原則として、と書いてあったと思うので、どこまでかという事はよく見る必要があるが、何れにしても十分に亜善が確保されないといけないので、それは、良く、あの、津波や自身の評価、設備に与える影響という事を、これは新しい指針に従って見ていくと。中期的な課題としてみていくという事だと考えている。

# 原則としてという断りがある以上、例外もあるという事。それをどう解釈して問題ない事にするか、うんこ保安院が考えるのは、どうせそんなところ。保安員が言う中期的課題は問題の先送りにしか聞こえない。

○東京新聞かたやま:
そうする問います住めらレ手いる防波堤とか、今の対策の建設をこの16日までの間どうするかという事と、それと中期的には浸水も含めて防いでいくという事で、全部見直しをしなくてはならなくなるという事も起きてくるという事か?

○森山対策監:
先ず16日からは先程、大村からもあったように、この緊急安全対策の延長線上の対応ですから、その中に必ずしも中期的なですね。防潮堤とか、いう事が入ってくることは考えられないが、中期的な対応についてはですね。当然、これから影響評価をした上で、ええ、今別に、あの、保安院として18メートルで良いと言っているわけではございませんので、それは事業者として沿い初宇事を考えているという事だが、そもそもの津波の大きさ、あの、土曜日には、先週末には21メートルという評価だが、こういった物藻ですね。指針の思想というか、考え方も踏まえ、不確かさとか、あるいは俎上がどうなるかとか、もっと細かく見ていく必要もあると考えている。

○東京新聞かたやま:
他の原発については、今回の事で見直す必要がないという事で宜しいか?現段階でだが。

○森山対策監:
今回はあくまでも南海トラフに起因する津波という事で、今、別途、耐震指針といいますか、バックチェックの中でそれぞれ見ているので、それは新しい知見が新たにあれば、その他のサイトについても見直すが、今回は、あの、直ちには他の所を見直す必要はないと考えている。

○読売高田:
緊急安全対策で前提としている1Fと同程度の津波というのは、津波高?それとも浸水高か?それとも遡上高か?

○保安院検査課長 大村:
15メートルは建物の所で15メートル。厳密に言うと浸水高というのが一番あっていると思う。

○読売高田:
確認だが、今回は18メートルの防潮壁ではなく、緊急安全対策の指示に対して、南海トラフの検討会での発表が21メートルだから、影響を先ず評価しなさいと?

○森山対策監:
そうです。

○読売高田:
先月28日に意見聴取会の方で出た活断層と一緒にマグニチュード9の海溝型も評価する方針も出ていたと思うが、これにそうと、南海トラフはそれに相当すると思うが、こういった評価についてはもう指示が出ているという事なのか、これは今後指示を出すのかどちらか?

○森山対策監:
意見聴取会での議論はその場で示したとおりであるので、基本的には意見聴取会で示した保安院の考え方に従って対応して頂くし、保安員も評価を続けていくことと考えている。

○読売高田:
そうすると中部電力は今後、内閣府の検討会が出した根拠となるパラメータなどの詳細なデータを持って、自分たちの浜岡原発のガルとか、及び津波がどれぐらい来るかも、併せてこれから始めていくという、相違ふうに保安院としては考えているという事か?

○森山対策監:
保安院としては、まだ具体的なデータは頂いていないが、この中央防災会議の具体的な波源パラメータとか、震源パラメータ、こういったもの、今後更にですね。より小さなメッシュで評価されるので、そういう事も頂いていくと。そういう事を踏まえて評価をしていきたいと考えている。

○読売高田:
そうすると内閣府の検討会というのは更に10mメッシュでやっていく問いのは、まだ、数ヶ月かかるという話しだから、そう言った評価そのものに着手したりするのは、結果が出てからということになるか?

○森山対策監:
まだそこまで具体的な段取りまでは決め切れていないが、少なくとも昨年11月の段階で、この中央防災会議における検討も踏まえて評価していくという事なので、当然、それまで全部終るまで作業をしなくて良いというわけではなくて、あの、やられた物から順次検討に反映していくという事なので、作業そのものはスタートしなければいけないと考えている。

○朝日やまもと:
何度も聞くが、今中部電力は再稼働を目指して防波壁を作っている。その防波壁がが今伺った話としては、中長期的な指針に照らすとひょっとしたら駄目かも知れない、そういう物を年末の完成を目指して、今、建設が進んでいる事になるわけだが、そこに巨費が投じられ、それが将来電気代に跳ね返るかも知れない、そう言う状況が起きかねない事についてはどのようにお考えか?

○森山対策監:
それは、あの、当然、その時々の最新の知見で、ええ、踏まえて、しっかりとした安全対策を取って頂く必要が亜あるので、寄生当局としては必要な対応を取って頂く事になる。今やっていることは、それで、あのう、対応が難しいという事ではなくて、、当然、その、対策を取ろうが、その段階で更に、新しい知見があれば、追加的な対応を取って頂く必要がある。

# 完全に原発破綻してる。そのことを一番わかっているのは、保安院。

○朝日やまもと:
いや、それはわかるが、高さというのは恐らく、高さを前提にしてそれに必要な基礎を作っていると思う。じゃあ何メートル上がったから急にナメートル継ぎ足すというので、果たして安全性を確保出来るのか、という問題が当然出てくると思うが。実際、どういう対応が望ましいと考えているのか。今のまま、取り敢えず作った新しい知見が出てら、また、そうするとなんというか、新しい物を作った方が良いのか、それはどう対応すべきかとお考えか?

○森山対策監:
それは事業者としてですね。どういうふうな考え方が得られるかというのは、いろいろあると思う。基本的には安全対策は早め早めにやって頂くことが大事だと思うが、当然、その時知見でもって評価をしていく、というのが基本的な考え方だから、仮にそれが取られた対策であっても、不十分であれば見直して頂く必要がある。

# 後先考えない保安院。解答する気なし。

○読売高田:
わかっていれば教えて頂きたい。中部電力は緊急安全対策を行った結果、どれぐらいの機関、例えば電源が失われたとしても、安定的案冷却が出来るのか、そう言う評価を今しているのか?

○保安院検査課長 大村:
緊急安全対策では、福島と同程度の津波が襲来したとしても、あの、ええ、これを冷温停止と言いますか、要するにろしん損傷は起こさないような対応にするという事なので、外部電源源がどれぐらい途絶すると、あの、どうなりますとか、そう言う評価はしていないと思う。いずれにせよ、福島のような津波が来ても、炉心損傷しない、そう言う考え方でやっておりますので。

○読売高田:
炉心損傷だけか?プールとか壊れるとか、そういうのは相手にしていない?

○保安院検査課長 大村:
もっと厳密に言うと、炉心損傷、それからプールの燃料、こういうやつの冷却もしっかりされるという事であるので、核燃料は炉の中、プール、両方あるので、両方含めて対策を講じているという事だ。

○読売高田:
1,2号は廃止措置中だが、核燃料はあるんですよね。これらも評価しているという理解で良いか?

○保安院検査課長 大村:
はいけっこうだが、2号炉は全部燃料プールにあると思う。それから1号には基本的にはない。ないというか燃料プールに1本だけ。確か漏洩の燃料というのがあって輸送の関係があるので、1本だけプールにあると。2号は炉の中にはなくてプールの中にある状況だと思う。

○産経おおや:
確認だが、保安院として現状浜岡は緊急安全対策の福島第一原発のような津波15mまでは耐えられる、現状ではそう捉えるという事で良いか?

○森山対策監:
そう考えて頂いて結構だ。

# そうだそうだ。浜岡も15mに耐えられると記事を書くんだ!

○産経おおや:
後、影響評価を行って対策についてはそれを見てからということだが、そうすると16日に出てくる評価に影響がある、ないの2多久西かならないというイメージでよいか?

○森山対策監:
あの、影響評価だが、どういう影響があるかという評価だと考えるが。

○産経おおや:
そこでイメージとしては、なんか対策が出て来ないという事で委員ですよね。

○森山対策監:
どこまで実際に報告に含まれるかわからないが、先ずは影響評価を求めている問うことだ。

○朝日 西川:
確認だが、緊急安全対策ではあくまで福島のような津波、地震が来た場合に、福島のようなことは起こせないだろうということは、基本的に確認しているが、それ以上の津波が来た場合はどうなのか、そこまでを確認はしてない?出来てるのか、出来てないのか?

○森山対策監:
それは必ずしも出来てないので、今回特に21メートルという事で、これは津波の高さなので、ですが、どういう影響があるかを見ていく必要があるという事だ。ただ先程申し上げたように、かなり炉は冷えている状況なので、それなりに万一電源喪失があったとしても、直ぐに例えば、炉心が水から出るとか、ということではないと考えている。

# 原子炉が停止していることを条件に大丈夫を取り繕う森山対策監。やっぱり直後に突っ込まれてる。もうだめだ、この組織。

○朝日やまもと:
今、お伺いしている感じだと再稼働をしないことを前提におっしゃっているように聞こえるんですけど、そう言う問題ですかね?

○森山対策監:
あのう、再稼働の問題はですね。あのう、別途昨年、要請をしておりまして、あの、大臣からですね。その際には、ああ、あのう、中期的な問題も含めて対策が完了して、保安院による評価、確認が、その、終るまで、ええ、運転を停止する事を求めるという事、ですので、それは、あの、中期的な問題を含めた事で

# もう、いったい何を言ってるのかさっぱり意味がわからない。全然受け答えになっていない。全く質問に答えない… ( ゚д゚) それは知ってるって…

○朝日やまもと:
要するに、その、再稼働する可能性も含めた評価をせよという理解でいいんですか?

○保安院検査課長 大村:
今回、求めているのは、まさに現状をですね。緊急安全対策で電源関係とか、ポンプ等、対策を取られております。防潮堤は、真竹説中ですので、これは、あのう、ええ、まあ、考慮はしないと思うが、そういった今のレイン停止の状況で、あの、影響がどうあるのかということをですね。現時点では評価を求めている。再稼働の関係については、これはまた、あの、先ほどあったように、いろんな対策をとって、ええ、最期に確認されるまでは停止を求めるということですので、まだ、随分先だとお思うんですが、それはそれでマタ別途、その時点になれば評価をすると。現時点は、今の状態でどうかと。言う事をはい。評価としては求めております。

○フリー木野:
別件だが、今日の地震被害状況の頭のところにある従業員の被爆のことだが、29日にマスクが外れて、その後、二日後の一昨日、31日に念のため口の周りにサーベートあるが、なんでこれ、2日もしてからこんなことしてるんですかね?

○保安院 松岡:
こちらですが、これ自身、我々に連絡が来たのも後ろの方の31日とかの話で、実際、事業者としても31日だと聞いています。これは、協力会社の方でして、東電に連絡がなくて、当人たちだけの話として、あの、当日なり、あって、そのあと二日後にですね。管理する人が、あの、その、当人と話を聞いて、事象として発覚したと聞いている。

# 協力企業ではなく、東電社員。いったい何聞いてんだろ。てか、なんで保安院より私のほうが詳しいのさ。

○フリー木野:
いや、そうすると発覚したのは東電の担当者が、当人というのは本人ですか?汚染された?と話して発覚したということなんでしょうか?

○保安院 松岡:
あすいません。東電社員の防護マスクというところの、あ、すいません。協力会社じゃない。作業員の方、ええ、の話です。あの、その人の上司と言うんでしょうか。そのかたが、あの、その、被ばくの疑いがあるという方に話を聞いて、どうもマスクが外れたらしいというような事で発覚したと聞いてます。

○フリー木野:
ごめんなさい。ちょっと良くわからないんですけど、汚染されたのは東電の社員?

○保安院 松岡:
はい。すいません。

○フリー木野:
それが当日は全くそういった連絡がなかったということなんですか?

○保安院 松岡:
はい。そういうふうに聞いています。

○フリー木野:
詳しい連絡は東電から入ってますか?どういう状況かというのは? 29日に何もなくて31日になってサーべ改めてやっているというのは。

○保安院 松岡:
えっと、あの、ですから、そういうふうなマスクが一次外れたと聞いたのが、31日で、それなので、口の周りの御センサーベーをして、で、念のためWBCもして、というふうに聞いている。

○保安院 吉澤:
修正がありますので、後で配ります。

○フリー木野:
わかりました。えっと、確認なんですが、口の周りのサーベーは2日もあくと、顔を洗ったりなんかしているとあまり意味が無いですよね?

○保安院 松岡:
実態としては、でない可能性のほうが高いと思います。ですから、WBCとか、全身の調査ということになると思います。なにぶん、発覚したの遅くなってしまったということです。

○フリー木野:
連絡していなかった理由というのは、なにかあるか?

○保安院 松岡:
失念としか聞いていない。

○フリー木野:
保安院としてはそれ以上何か評価なり、指示なり、状況確認というのはされるのか?失念ではしょうがないと思うが。普段の状況であれば失念するような状況ではないと思うが。これでおしまいか?

# 木野さんは知った上で聞いてるんでしょうな。

○保安院 松岡:
マスクがちょっと外れたということではありますので、事象の程度と言う所ではあるが、これでまた更に、被ばくがでれば、それはそれで大きな話しだと思うので、対応があるかと思うが。

# 口論になり、衝撃により全面マスクが外れた。フィルターではなく、アレたけ強く縛っているマスクそのものが外れた。取っ組み合いの喧嘩をして外れた。土曜日の栗田氏の説明の各層とする説明に記者から追求であきらかに。情報隠蔽体質、あいも変わらず。擁護する保安院はもっと立ちが悪い。

○朝日やまもと:
★確認させてくれ。浜岡の今回の評価は停止した状態の評価だという事なんですが、中長期的な指針との兼ね合いというのは、指針に照らし合わせるときは、そうすると停止した状態と、指針があってるかどうかという事になるのか、その再稼働した状況も踏まえて指針と照らし合わせることになるのか、それはどうなのか?

○森山対策監:
それはあの、指針と照らし合わせる場合には、色んな運転状況、条件をですね。踏まえてですから、当然、運転中という事も、入ります。例えば地震であれば制御棒の挿入性を見ないといけない。従ってそれは制御棒が入るかどうか、ということを見るというのは、それは運転しているときに入るかどうか、そういうトータルとして、総合的な耐震なり、津波に対する安全を見るという事になる。

○朝日やまもと:
確認だが、今回求める報告というのは、それが仮に評価として今の対策で緊急対策として大丈夫という事だと。それは再稼働できるかどうかとは全然別の問題と言う理解で委員ですね?

○森山対策監:
はい。そういう事です。

○朝日やまもと:
というか、全くその基準に合ってないという事ですね?

○森山対策監:
そうです。それはまた別途、ちゃんとやらないといけない。

○フリー木野:
確認だが、今日の国会で枝野大臣と野田首相が今の安全対策については、色々納得してない部分もあるという事を答弁でおっしゃっていたが、これに関して、例えばストレステストの関連で、追加の指示なり南里というのがあったのかどうか?

○森山対策監:
今日のあの、国会出ですね。その様な発言があったというふうには聞いている。枝野大臣はですね。これまでも予てより、安全委員会の報告書も含めて、今読み込んでいると言うところだという事をおっしゃっておられまして、そういった、今読み込んでいるところで、そういったプロセスも踏まえた上で、今後の段取りについて4大臣で相談したいという趣旨の事をおっしゃっておられる。本日の発言もそうした観点から、現時点での考えを述べられたものと認識している。

○NHK岡田:
今日、新年度、初めての平日という事だが、4月1日に発足しなかった事を受けて、保安院が存続するが、こういった自身の話、津波の関係も含めて意見聴取会、3月いっぱいまでいろいろとあったと思うが、改めてこの予定というか、3月いっぱいまでの間には、ええ、4月以降の予定については、特に立っていない状況だったかと思うが、それについての扱いをどうするか、という事と、新年度という事で、存続する限りという事だが、改めてそこをどう対応するのかという所を教えて欲しい。

○森山対策監:
結果として保安院が損蔵する状況になっている。新しい寄生庁が出来るまでの間、作業そのものに空白が生じないように保安院としては、最大限の努力を重ねていく必要があると考えている。前回まで、なかなか意見聴取会の方も次どうするかについては申し上げられる状況になかったが、この耐震のもdない、ストレステストの問題、様々な問題を抱えているので、これは今後、その、意見聴取会の調整を進めて行きたいと考えている。具体的に意見聴取会を開く前提で対応していきたいと思う。

○NHK岡田:
その場合だが、医院の先生とか、3月いっぱいまでで意見聴取をして高遠網が、その医院の先生方は、同じ人手続行するのか、その辺りについて詳しく教えて欲しい。

○森山対策監:
あの、勿論、あの、これからそれぞれにですね。あの、また、お願いをして、懐疑を設定するわけですけど、まあ、基本的にはこれまでの意見聴取会、耐震なり、あのシビアアクシデントなり、ストレステスト、あるいは高経年化もあるので、そう言うのは引き続き、そう言った場で検討をお願いするということになろうかと思う。

○フリー木野:
確認だが、意見聴取会の委員忍耐する寄付金に関して、企業や団体から研究助成のためとして、大学経由で寄付先の教授を指定しているという報道があったが、以前、その保安院としては、大学と組織に対する物であれば問題な話しだが、寄付先の教授を指定するという事になると、問題が違うことになると思うが、その辺は考え方としては変わらないのか?

# 東大

○森山対策監:
はい。保安院としては内規を既にお示しさせて頂いているが、組織として受けているという物については、基本的には問題ないと考えている。一つ一つ、丁寧に見ていく必要はあるが、現時点においては内規に従った形で対応しているという事だ。

# 利益相反は自己申告性、アンケート方式です。保安院からは調べません。利益相反学者の筆頭、ストレステスト意見聴取会の東大岡本。後藤員、井野委員が発言質得るときも人を小馬鹿にするようなゼスチャーをする人間のカス。

○フリー木野:
安濃、内規の不備ではないのか?組織に対してではなく、教授の個人指定という事になると状況が変わると思うが。その辺までは考慮する必要があるのかないのか?

○森山対策監:
具体的にですね。どういう状況かという事は分らないが、は案員としては内規でもって十分中立性という物は担保できると。勿論、保安院のやり方、安全委員会のやり方は違うので、今後は新しい寄生庁では、また改めて考え方という物は整理されると考えている。

# 今のうちに問題ある意見聴取会をやってしまい、これまでも次の寄生庁でベースとして使用する指針にすると、平気で発言してきた森山対策監。

○フリー木野:
意見聴取会も続くという事であれば、この辺、不備がもしあるのであれば、修正すべきではないかと思うが。現状、どういう状況かわからないというお話しがあったが、実際に個人指定になっているのかどうか、例えば調査するお考えは?

○森山対策監:
これまでも委員に意見聴取会をお願いする際、調査をしてその中で判断をしてきているので、今、改めて調査する予定はない。

# 自己申告のアンケートが保安院の言う調査。うんこ。調査して利益相反が明らかになったら意見聴取会どころではなくなってしまう。

○フリー木野:
そうすると報道にあるように、委員個人の名前を指定して、組織を通じて寄付というのは、これはもんだ内と言うことで宜しいか?「

○森山対策監:
基本手金は大学のルール、それから組織として受けている事が一つの考え方かなと思う。勿論内容について、個別の審査に関わるかどうかといった事は、別途見る必要はあろうかと思うが。

# それが抜け道。大学であったらいいんだよ。それがは案員の内規で、それ以上、それ以下もない。どうしようもない糞組織。

○フリー木野:
いや、個人指定というのが問題ないかどうかは如何か?

○森山対策監:
一般的な研究、例えば研究ですね。こういった物に個人指定は問題ないと考えている。

○毎日岡田:
浜岡について確認したい。これまでの緊急安全対策は、福島の自己で出た15mを基準にやってきたが、今回、それ以上に物が来ると出て、15メートル以上の物については影響が確認出来ていない。こういう状況については、どう捉えられたのか、もう一度お聞かせ願いたい。

○森山対策監:
そう言う状況については、まさに、あの、新しい知見、検討結果が出ればですね。速やかに対応する、ということに尽きると考えている。検討に時間を掛けずに、迅速に評価をして必要な対策を取っていくということ人尽きるんではないかと思っている。

○毎日岡田:
指針の改定に基づいて中長期的な対策が取られていないと、再稼働は出来ないという事だと思うんですが、この指針の改定を踏まえた中長期的な対策の指示というのは、今夏陰険を受けて改めてしないという理解で良いか?

○森山対策監:
それは既にバックチェックという事で進めているので、その検討のプロセスの中で指針や手引きが変わればですね。そういう物は反映していくという事でございます。

宜しいでしょうか。もしなければこれで終らせて頂くが。これで説明を終らせて頂く。本日はどうもありがとうございました。

1時間20分

東電サイトを検索

政府・東電 統合会見議事録から検索

規制庁・経産省・文科省から検索