平成24年4月20日(金)15時 ~ 経産省 深野 保安院長会見(32分)
本来なら4月1日 新寄生庁発足でなかった筈の諸悪の根源 「経産省・保安院(現在進行形)トップ」の月一院長会見。国会事故調に絡んだ質問も。質問の回答になっていないのはいつものことだけど、言語すら破綻しており、何を話しているのか、さっぱりわからず。orz
関連 国会事故調 第9回委員会 2012/04/18 参考人 深野 弘行
○深野保安院長:
4月に入り、本来であれば原子力規制庁設立で法案を準備していたと承知しているが、引き続き、まだ法案が国会で可決となっていないので、私ども保安院が引き続き原子力の安全規制、産業保安、こういったことについての業務を担わせて頂いている。
大臣からはこういった原子力、産業保安、非常に重要な分野であって、決してこういったことについて空白が生じることは許されない、組織が続く限り最期までしっかり責任果たすようにと指示を受けている。
そういったことで私どもとしては、仕事を引き続きやっていくのでよろしくお願い申し上げる。そういった中で、今、重要課題が私ども保安院に山積している。一つは東電福島事故への対応。まだ、現地では多数の方が、不自由な避難生活をされていること。
これは私どもは片時も忘れてはいけないと感じており、大変、申し訳なく規制撓曲の責任者として思っているところである。で、最近、あの、でも、水漏れ等々、トラブルが発生していることがあり、大変心配をおかけしている。
こういったことについても長期的安全確保をきちんとやっていくと。それから、きちんと先を見通して、必要な手は後手にならないようにご指摘の通りでありまして、そう言ったことについて先ず、最大限の力をそそいでいきたいと考えている。
今回の事故の原因分析については、大変色んな指摘も頂いて、まあ、技術的知見の意見聴取会もやって、その報告も3月末にはパブリックコメントを経てまとめさせて頂いた。こう言ったことについて、それを踏まえた具体的な規制の反映というのは、
それは新しい制度のもと、最終的に行われるものだが、まあ、それも前倒しし、また、これまでやってきた緊急安全対策等の事も含めて、まあ、先般、4大臣会合で、ええ、判断基準として決定された訳である。
これについて、今後、地元等への説明もするが、大臣の指示の元、保安院としても答えてまいることになると思う。もう一つ重要な分野が原子力防災である。これについても先般の事故の教訓を踏まえ、
万が一のことがあった時に適切に対応できるように見直しを進めているところであり、これも、今後、きっちりと取り組んでいきたいと考えている。津波、自身のバックチェックについても、去年の秋以来、再開して進めているが、
先般、中央防災会議の発表があった。そういったことも十分踏まえながら、津波をどう評価するのか、基準をどう評価するかについては意見聴取会は、既に意見聴取会をさせて頂いているが、集中的に議論を進めていきたい。
そういった事も含めて最期までしっかりやっていくのでよろしくお願いする。私からは以上だ。
■質疑
○毎日新聞:
大飯3,4号機以外の再稼動について、今朝、枝野大臣が安全委員会がストレステストについて作業の見通しが立っていない中、規制庁の発足まで手続きをするのは難しいという趣旨の発言をされた。保安院としては今後のストレステストの審査手続きについてどう考えているか。
○深野保安院長:
私どもとしては事務的にできることはきちんと進めて行かなければならないと考えており、4月以降も意見聴取会はまだ開いていないが、色々と個別の事案については、事業者からのヒアリングを行なっているということであり、今後、準備が整ってそういった事前の準備が進んできたら、その段階で意見聴取会等々どうするかは、大臣と相談して対応していきたい。
○毎日新聞:
今のところ意見聴取会の予定は入っているのか?
○深野保安院長:
今この瞬間は入っていない。
○毎日新聞:
規制庁までは意見聴取会は開かないということはないということか?
○深野保安院長:
これはよく大臣と相談したいと思っているが、準備が事務的に進んでくれば、そういった段階で ~ キキトレズ ~ 保安院:後、各社、何かあればお願いする。
○朝日 西川:
今、こういった準備が進んだ号機はないという理解でいいか?
○深野保安院長:
はい。まだ、具体的に、集中的に議論するところまでは、この時点ではきていない。先般、伊方3号機について私どもの?を経て、検討書をまとめ、安全委員会に提出したが、それ以降、かなり、あの、ええ、突っ込んだ審査が出来る段階まではまだ来ていない。
○朝日 西川:
昨年末提出期限だった二次評価について、質問が出ていたが、それについてはどういう段階?引き続き提出を促していくとか?
○深野保安院長:
二次評価は大変重要な作業だ。IAEAから私どもがやっているストレステストについてのプロセスの評価を頂いた際にも二次評価をきちんとやるようにと言うことで指摘も頂いているし、今回の原子力安全委員会の大飯3,4号機の評価の際にも、
二次評価でこういう所を見るべきだ、という事は多々頂いたところでありまして、こういったことを踏まえまして、一応、去年、二次評価の計画書は7月の段階で出しておりますが、更に、そういった指摘を踏まえてどういった点に留意して二次評価を進めていくかという部分については、一回、意見聴取会に諮って議論を頂いてまいりまして、まあ、次に意見聴取会が開かれれば、
まあ、そういったことについモテ議論してまいりたいと思っており、そういったことも踏まえて今後の二次評価を決めていきたいと考えている。
○西日本新聞 吉田:
先ほどの意見聴取会の話だが、今の院長の話だと準備が進めばやりたいという話だが、準備というのを具体的に教えてほしい。というのは、今日の枝野大臣の内容としては、外的要因、いわゆる保安院、安全委員会が進まないので出来ない、という趣旨だったと思うが、今の委員長の発言だと、内部的に準備が進めば意見聴取会を進めたいという風にも聞こえたが、その辺りをお願いする。
○深野保安院長:
全体の進行については、我々はやはり、よく大臣とも相談をして、とは思っているので、私どもの準備が進んでくれば、その段階で、その先の進め方については大臣と相談する、と言うことになると思う。
○西日本新聞 吉田:
ということは安全委員会が進めるという意思を示さなくても、保安院として内部的な準備が進めば、意見聴取会などの準備を進めると言うことは対人に相談するという?
○深野保安院長:
はい。内部的準備は進めますから。
○西日本新聞 吉田:
だから向こう側は関係ないと?
○深野保安院長:
保安院は保安院として自分の判断で作業を進めているので、そこは、このぐらいで聴取をええ、専門家の意見も聞いたほうがいいという判断になれば、そこで(枝野大臣に)相談することになろうと思う。
○西日本新聞 吉田:
今日の会見で大臣は、これから規制庁がやるべきに当たって、これから白紙で国民の信頼を勝ち取らないかんという時に、自然にこちらが進めていることについて、それを継続的に向こうに行っていくのか、という議論もあると。いうふうな話までされているが、その辺りはどうか?
○深野保安院長:
まあ、寄生庁になった以降、寄生庁が私どものやった評価をどう評価するか、と言うことについては、これは私ども全く判断できませんので。ええ、もしかすると、私どもと違う判断をする事は当然有りうる。
# 私ども(保安院)が作った判断を私ども(新寄生庁)がどう判断するか。
ただ、私どもとしては、是非とも、あの、評価の ~ キキトレズ ~ は決まっているわけだから、それに基づいて色んなデータを収集し、それを我々は何を纏めて評価しておくということについては、それは、今回規制庁が立ち上がって、
いろんな人が御出になると思うが参考にはして頂けるのではないかと思っておりまして、それを全くやらずに、もう、組織が混同して業務を~ごにょごにょごにょ (日本語になっておらず、何を喋ってるかわからない。この辺りから"あのう"連呼 壊れる)
○時事通信:
23日に予定されている京都と滋賀での説明だが、保安院からは?
○深野保安院長:
今ちょっとそれは準備中なので、中身が中身ですから、当然、まあ、あの、判断基準について、あのう、あのう、結局、あのう、話題になると思いますんで、まあ、それをサポートするためにしかるべき対応をしなきゃならんと思う。
○時事通信:
今日の大臣の会見と今日の委員長の発言は齟齬はないと?
○深野保安院長:
内と思っている。寧ろ、私どもは経産省の中の組織として、そういう事を基本的にきちんと進めていくのが、私どもの役割だと思っている。そういうものも上手く、ええ、同活用するかということを考えて、全体の、その、大きなシナリオをお作りになるのは、やっぱりこれは、あのう、まあ、大臣なり、相互判断ではないかと。それには従って仕事をしていくことになりますんで、齟齬があるとは思っておりません。
# 大きなシナリオ作ってるのは経産省官僚でしょうが。自分たちは何も責任取りません。大臣カバーを取っ替え引っ替え。ひゃっほーい。
○時事神田:
進められることは進めるということだが、そういった意味では優先順位は、二次評価の判断基準、前回、ちょっと最後の方にちらっとあったが、そういった安全委員会から求められ、IAEAからも求められていて、
また再稼動を疑問視する方々からも評価していないという指摘がある中で、先ず、二次評価をどうするか、中身をもう一回詰め直す作業を進めるべきじゃないかと思うが、それの優先順位の判断をしたらどう?
○深野保安院長:
あのう、二次評価をどうしていくかも、大変優先順位が高いと思っているので、もし、意見聴取会を開く機会が出てくれば、それはどこでも…ごにょごにょごにょ…
○時事神田:
判断基準の関係で、先日、国会事故調の関係で津波以外の原因、耐震性能、バックチェックの進展だとか、そういったものを考えていないという批判があったが、その指摘に対して委員長はどういう考えか。
○深野保安院長:
あのう、まあ、あのう、果たして、ええ、まあ、十分、あのう、私の考えがお伝えできたかどうか、ちょっと正直申し上げて納得行かないところがあるが、少なくも、ええ、そのう、昨年来、あのう、緊急安全対策を行い、それからまた、あのう、ええ~
# 罪の意識もない。ハンセイゼロ。
今回ストレステストで、あのう、ええ~、前回も、と、同じような、あのう、ええ~、設計上想定を超える地震・津波が来た時にそれで燃料損傷を避けラエルかどうということを、先ず、きちんと、あのう、私ども、当てはめて、ええ~、まあ、評価をし、
それからやはり、安全委員、あのう、?がないと言うことで、まあ、あのう、さらに、それに、あのう、加えて、ええ、あのう、30のええ、今回の事故を踏まえて、教訓を踏まえて、ええ、まあ、あのう、出てきたものに、
ええ~、今後対応して、~ごにょごにょごにょ~ については、まあ、私どもとしては、あのう、少なくとも、あのう、今回の事故の経験を踏まえて、ええ、まあ、あのう、必要な対応を、まあ、とっていると考えております。
で、まあ、それを最期、どういうふうに受け止めて頂くか、というのは、これは寧ろ、今後の地元へ説明することを通じて、恐らく、あのう、評価されるんだろうと思うが、まあ、あのう、私どもとしては、まあ、あのう、今回の事故の教訓を踏まえて、
# 原発で生活してる地元評価で保安院が主張する安全性の妥当性が評価されるであろう!と。
ええ~、とにかく必要な対策を盛り込んできちんとして、出して、それに、まぁ、あのう、きちんと当てはまったと、いうふうに考えております。
○田中龍作:
今、院長は安全に終点はないとおっしゃいましたが、であるならば、なぜ、ベントフィルター、免震重要棟もまだの段階で、大飯再稼動OKだしたのか?
○深野保安院長:
ですから、あのう、まあ、あのう、今回の、あのう、福島の事故を踏まえて、ええ、そこから出てくる教訓に基づいて、ええ、先ず、今回の、あのう、事象の中心的なものは津波で、ええ、電気系統に後半に影響があって、冷却が出来なくなって燃料損傷が生じたということでございますんで。
それを、あの、食い止めると!言う事を先ず、とにかく、きちんとやって頂く、それを、ええ、あのう、ストレステストで評価をいたしました。少なくともそれが出来るということは、先ず評価をしたんです。で、その上に更にしたけれども、
その、まあ、あのう、おお、将来的な対応として、ええ、まあ、あのう、PWRでは、今は、そこまでは、一次系からのベントはないので。いわゆる二次系の放射性物質を含まないものだけの、ベントを使って、これは多分、ベントとは呼ばないと思うが、
冷却を取ると思いますんで、だけれども、念には念を入れて、今後、そう言うベントもつけるということを、一応確認したということでございまして、それから免震重要棟について言えば、あのう、今回、
じゃあ、そういうことがあった時に対応するだけの場所なり、そういう事があるのかということを、それは免震重要棟はないが、ええ、確認をいたしまして、中央捜査室のエリアに、まあ、そういった事に使えることがあるということを確認して、
それで、先ず、あの、今回は、ええ、まあ、少なくとも、ええ、まあ、基準に適合すると。まあ、そう言う判断をしたわけでございます。
# 福島第一では中央制御室が線量高くて使えず、作業員が被曝したのにね。そういう状況にならない対策をしているから、それは考える必要がないんだという森山対策監の説明。安全神話から脱却したと主張する楽観論者たち。それが日本の規制機関。
○田中龍作:
私は事故調に出ていましたが、免震重要棟は、福島の事故で非常に重要な役割を果たしたというのは院長も仰ってたじゃないですか。で、中央制御室に何人はいるんですか、と野村委員から質問された院長は答えきれなかったですね。
10何人しかちっぽけな人数しか入らなかったですよね。後、PWRだったら放射性物質はでないというのも、これまた安全神話じゃないですか。福島の教訓が全然生かされていないじゃないですか。
○深野保安院長:
中央制御室は、十何人ではなくて、先ず、一義的に使える会議室が、100ヘーベーほどあるが、それ以外にも、その周辺にスペースはございますんで。少なくともある程度の対応が必要な人員はそこに待機することができるし、
○深野保安院長:
それからそこに、ええ、まあ、空調なんかも確保されてますんで、ええ、まあ、あの、そういう意味で、、
○田中龍作:
免震重要棟の役割を果たすんですか?
○深野保安院長:
果たせるというのが私どもの判断でございます。それから、目下、ベント付きフィルターに関しては、ですから、あのう、ええ、まあ、通常、PWRなんで、まあ、それに依存してやんなくても緊急の冷却は出来るわけだけど、ただ、念の為に今後の対応として、フィルター付きベントは、あのう、求めると。と言う事で、まあ、今回は、あのう、そういう事含め評価したということでございます。
○フリー木野:
基準1~3で3を今後、計画を立てればいいという話だが、現状の耐震バックチェック含めて、要するに行政指導の範囲内で、やっているものに関しては、事業者側が応じていないものが、かなり多数残っていると思う。
そういった上の中で、また今回も事業者の対応の計画があれば、とやってしまうと、また同じことが繰り返されるのではないかと思うが。それが繰り返されない担保に何があるのか?
○深野保安院長:
はい。あのう、ホントに、あのう、一番心配なところでございます。従って、あのう、大臣も、あのう、恐らく会見の場で説明をしたんだろうと思いますけど、少なくとも四半期毎ぐらいに、どういう進捗状況になっているか、というのは、
確認をさせていただくと。それで、あのう、その上で、もし、仮に、そのう、適切な対応がされていない、と言うことになれば、今は基準1に適合しているという評価になっているが、その評価の前提が崩れるということになろうかと思う。
従って、今回の基準1~3、あるいはストレステスト自体も、これも現行法の範囲を超えている行政指導でやっているものでございますけども、まあ、そういう事であるけれども、仮に、その、基準3を満たさなくなれば、
# 現行法で対応できない事態が発生してるのに、なにいってんの。このオッサン。
それは、定期検査、運転をしてもいいという前提が崩れることになりますんで。それは、ある意味で、ええ、例えば、あのう、停止をしていただきたいとか。そういう行政指導をきちんと考えないといかんと。言うことになろうかと思う。
もう一つは、いずれ、あのう、この、ええ、まあ、あのう、今回、私どもが作りました、30の、あのう、まあ、このう、対策というのは、これは、あのう、ええ~、まあ、評価、あのう、基準3、勿論入っている訳でございますけども、
# 私どもが作りました30の問題先送り案な。ナニコレ。あのう、で1ツイート費やすなよ。
これは、あのう、まあ私どもとしては、まあ新しい、あのう、寄生庁の、新しい、あのう、まあ技術的な法律上の要求事故になって、それが、まあ、バックフィットされると。そういうふうに考えております。
# 次の寄生庁が引き継ぐべきルール作りに勤しむ保安院。寄生庁に移行したら既に法令化されているので従っているだけと主張する腹。既成事実作っては次の主張の根拠にするこれまでどおりの経産省の手口。プラントだけの問題にして再稼動。しかもそれすら不完全。ホント、刑務所にぶち込みたいわ。
そういう意味で、それは必ずやって置かなければならないということに、法的にもなっていくものだと思っています。ただ、いずれにしても、これは、あのう、最終的には新しい寄生庁でほうで判断することになるということで御座いますんで、
>
あのう、まあ、安定的にちょっというのは、あのう、今の私の、あのう、立場からは限界がございますけれども、そういうふうに理解しております。
○フリー木野:
そうであればですね。今の段階で、新しい規制庁というのではなくて、保安院として同じ事をやっていくというのは、これは無理なのか?急ぎすぎているように思えるが。
○深野保安院長:
ですから、まあ、あのう、少なくともこれまで、あのう、色々積み重ねてきた、ええ、事で、まあ、少なくとも、その、ええ、福島の、東京電力福島原子力発電所で起きたようなことが、起きないようにするという事は、
これは、今すぐにやっていただかなきゃいかんと。で、それに加えて、そこで、もう満足してしまったんではいけないんで、あのう、まあ、あのう、更に基準3というのがあると、そういう事でございます。
○フリー木野:
福島の緊急対策を含めて、福島の事象はカバーできるけれども、それを超える事象であるとか、あるいは福島で起きたような津波ではないような事象があった時に、シビアアクシデントが起こった場合は、それは今回の安全対策ではカットされていないという認識でよろしいか?
○深野保安院長:
これは、まあ、あのう、ええ~、あのう、絶対の安全みたいなのはございませんので、私どもが確認したのはそこまで、ということでございます。
○朝日 西川:
先ほどのストレステストの二次評価だが、先ほどの院長の話だと、二次評価というのが、やり方、手順について、次の意見聴取会で議論してもらうと。と言うことは、少なくともそれまでに(二次評価の結果を電力会社が保安院に)提出することはできないし、
もし、検討会を開くどうかの判断を大臣がした時に、もし開かないということにもしなれば、二次評価はそのまま提出されないことになってしまうんじゃないかと思うが、二次評価がそのままのびのびになってしまう懸念というか、恐れがあるが。
○深野保安院長:
あのう、まあ、二次評価は少なくとも原子力安全委員会やIAEAからもあれだけ言われたことなので、これをそのままにすることはあってはならない、そう思っております。具体的に、あのう、意見聴取会等、どういう段階で、どう開いて行くかは、
これは、あのう、ええ、まあ、あのう、良く、あのう、そう言う全体の…ゴニョゴノゴニョ… まあ、大臣と相談をして、ええ、…ゴニョゴノゴニョ… 。
# もう、わっかんねぇよ。ちゃんと喋れよ。
○フリー木野:
今の二次評価の見直しの中で一次と二次を分けるのではなく、元々の形に戻すというのは検討の中に入っているか?
○深野保安院長:
実は、今の形というのは、去年の7月11日に、あのう、まあ、あのう、3大臣合意のフレームワークに従ってやっているし、あのフレームワーク(3大臣合意ペーパー)自身そのあと、国会で、そのあと、それで評価をすると仰っている!事なので、私どもとしては、あれは、とにかくそういうものとして重く受け止め無くてはならないと感じております。
# 7/11に三大臣合意ペーパーを繰り返し主張する保安院。その方向性を進言したのはほかならぬ保安院そのもの。http://bit.ly/I84dcM 何が大臣が了承しているので重く受け止めないとだよ。まるで政治的判断で決められたもので我々は従ってるだけだと言いたげ。
○フリー木野:
要するに規制庁側から、技術的な視点で見て、あれはおかしいという提案みたいなものが出来ると思うが、その辺はいかが?
○深野保安院長:
新しい寄生庁がどう、判断されるかというのは、これは私はちょっと、
○フリー木野:
新しい規制庁ではなく、保安院として、規制当局ととして、ああいったものは技術的に妙ではないかという提案もできると、
○深野保安院長:
あのう、私どもとしては、まあ、今は、これまでも、あのう、フレームワークに従ってやってることで御座いますんで!あのう、まあ、あのう、それには、まあ、あのう、ええ~、それなりの、妥当性があると思っておりますんで。
○NHK岡田:
~約2分ロスト~
○深野保安院長:
~ 津波を評価するときに、どういう考え方他でやるのがいいのか、そういう事は私どもとして、出来るだけ情報を整理して、それを見える形で、ええ、まあ、あのう、お渡しすると。それを使って頂くかどうか、
これは全く新しい組織のことだと思いますんで、それはわかりませんが、あのう、まあ、そう言う材料を、ええ、提供できるように、まあ、整理をしておくというのは、これは非常に私どもにとって、非常に大事な仕事ではないかと思っております。
# 新寄生庁が発足すれば全てはご破算。保安院解散で誰一人、事故を拡大させ、多くの住民に不要な被ばくをさせた罪、責任を取ることなく再稼動に道筋付けて新寄生庁へ。解散間近で駆け込み許可申請に次から次へと判を押す保安院。ひゃっほーい。\(^o^)/
○フリー木野:
今の重要なことは、今おっしゃられた次に安全を繋げるために何が必要か判断するというよりも、規制当局として非常な重要なことで、これをやっていれば、安全の空白を作ることにはならないと思うが、
今、再稼動に向けて空白をされているようにしか、ちょっと見えないが。安全確保と言うのは、今必要なことをやっていくことで十分ではないかと印象もあるが、再稼動ではなくて、今あるものをどう安全確保していくか、その作業だけに注力していくことは考えられないのか?
○深野保安院長:
いやあ、あのう、私どもは、あのう、そ、そ、そういう、あのう、今の、そのう、ええ、再稼動以外の、あのう、勿論、ええー、全力を上げて取り組まにゃいかんと進めているところで御座いまして、まあ、例えば、最初に申し上げた、あのう、ええー、事故があったサイトの安全性をどうやって確保していくのかとか、
# 福島第一のステップ2終了でさえ、スケジュールありきで政府の事故収束宣言の1週間前には次から次へと1日刻みで東電報告は妥当評価をしていった保安院。もう無茶苦茶。それが済んだら今度は再稼動に向けて忙しいので統合会見やりませんと森山対策監。
ええ、それから今の、あのう、地震津波の評価を今回の、あのう、ええー、中央防災会議の、あのう、ああいう報告なんかも踏まえて、どう考えて行ったらいいのかとか、そういういろんなモノがございますんで、それは、まあ、あのう、
それぞれ手を抜かずに、最後まで、出来る範囲でやっていくということでございます。
○フリー木野:
その中に特に再稼動に向けた意見の取りまとめであるというのは、あまり今の時点では優先順位が低いのではないかと思えるが、その辺は如何か?
# 規制機関が再稼動を考える必要ないだろ、安全だけを考えたらいいじゃないか!と、国会事故調でこっぴどく怒られた現在の経産省・保安院のトップ。口答えしてたこのおっさん。反省の色なし。国民感情からすれば刑務所にぶち込みたい気分。
○深野保安院長:
これも、あのう、まあ、安全評価をするようにという、少なくとも去年の7月11日の3大臣の、まあ、合意といいますか、あのう、方針決定が御座いますんで!ええ、まあ、それに従って、ええ、そのものの安全確認をして行くとういのも、これも私どもにとっては、あの、大変重要な仕事だと思っております。
○フリー木野:
確認だが、今やっていることは基本的には3大臣合意の政治的な決定というのが一番の理由というか、本当の要因になっていると?
○深野保安院長:
ちょっと要因というのが、ちょっとあれだが、フレームワークが示されているので、それは経済産業大臣の、大臣レベルものでございますんで、あのう、まあ、大変、重たいものであると考えております。
○NHK岡田:
今後、安全性について色んな地元から説明を求められる事になると思うが、いわゆる安全神話と言われていたほころびは、3.11前までの説明だったりと言うことがあったかと思うが、今後、多分、多くの自治体などから、この説明が求められると思うが、
何処をどういう風に具体的に変えようと思っているか。表現ぶりだけではなくて、例えば姿勢だとか、何か具体的にどう変えようと考えているというという所の、院長のビジョンを教えてほしい。
○深野保安院長:
なかなか私どもが考えていることを分かりやすくお伝えしていくことは、これは容易なこっちゃ御座いませんので、なんですけど、やはり、あのう、まあ、安全というのは、私どもとしては何を前提にしてどういう安全を確認したかというのは、
きっちり、限界を含めて話すことは必要だと思っておりまして、ええ、まあ、あのう、そういう事に気をつけながら、まあ、お話ししていくことになるんじゃないかとお思う。
○NHK岡田:
例えばリスクについては?
○深野保安院長:
リスクについても、あのう、きちんと、あのう、ええー、説明しないといけないと思っとりますけど、これも、あのう、将来的には新しい制度で、あのう、確率論的安全評価を、きちんと、計算した形で、
ええ、まあ、あのう、評価をする、まだまだこれが、あのう、ええー、これからも、やって行かないといけないことが沢山残されていますんで、ええー、まあ、あのう、どういう、限られた中でだが、最大限努力はしていきたいと思っています。
○毎日岡田:
先ほどおっしゃった二次評価についてだが、仮に次の意見聴取会を開かれたならば、そこで議論をして、その事業者に二次評価の提出を促すような指示を改めてするようなことはあるか?
○深野保安院長:
まあ、二次評価の状況については、あのう、~ゴニョゴノゴニョ~ 事業者に、確認したら、促しをしてきますけども、あのう、具体的に二次評価についてこうゆう視点にも憂慮すべきであるということが、ええー、出てくれば、
まあ、当然それはお伝えしなきゃいけないし、まあ、そういう事をお伝えするということは、まあ、併せて、ええ、それを促していく、と言うことになるんじゃないかと思う。
~ 終了 15時32分(32分)