東電会見 2012.5.18(金)18:00 ~
トラブル報告1件。昨日復旧した西門モニタリングポストの伝送トラブル昨夜21時20分に再び。21時30分に無線式で代替。データ欠測はなし。昨年6月15日公開の3号機原子炉建屋内部調査映像公開。核物質防護、プライバシーカット映像。
約7分の映像は情報公開コーナーでDVD。HPにアップされていない。出来ない量かな? 福島県の要請による1F類似トラブルの頻発の報告あり。来週、福島県が対策を視察。現地取材はないとの事。スケジュールの詳細、日時はまだ不明。
○プラント
○サンプリング
○報告
○その他
■福島第一の状況
○栗田:
現場公開の質問があるようであれば後ほど別途。
○松本:
それでは5月18日夕刻の会見を始める。(http://j.mp/JR43Wy)
[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機まで給水系、CS系つかって注水冷却中。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。欄外、2号機については原子炉注水量の微調整を本実行った。6号機になるが5月15~16日にかけて格納容器排気ファン、通称ドライウェルパージファンというが、そのファンの運転を行なっている。
本日、主排気筒における核種分析を行い、影響がないと判断したので、本日14時12分から6号機格納容器排気ファンの連続運転を開始している。
[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却継続実施中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]3号機タービン建屋チカ溜り水は2号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を継続実施中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオンは運用停止中。サリーは連続運転中。
[その他]昨日、紹介した発電所の西門、正門の可搬型モニタリングポスト。昨日の段階で復旧していたが、昨晩21時20分頃、一番下の所になるが、西門側の可搬型モニタリングポストが再び伝送不良をおこし、21時30分から無線式の伝送ラインに切り替え、そちらでデータを扱っている状況。現在原因は調査中。
モニタリング状況。南放水口のサンプリングデータ (http://j.mp/JR3YSM)セシウム134/137、全βは検出限界未満。
少し厚めの資料を本日配布している。当社HP資料掲載資料配布についてということで、こちらは4月13日に福島県の方から「福島第一原子力発電所における類似トラブルの頻発に対する安全管理の徹底について(通知)」 を受けている。
このトラブルの頻発というのは水処理設備の配管からの漏洩、使用済燃料プールの冷却設備が停止した件、窒素ガス分離装置の停止が4月上旬から中旬にかけて何回か発生したことに鑑み、福島県から設備の向上を図るとか、監視体制の強化を求められたものだ。
こちらに関しては本日、私どもの方から福島県の方に添付の報告書を提出してる。福島県においては、この報告書を元に来週、現場調査に入ると聞いている。それから1件紹介がある。昨年 6月9日の3号機原子炉建屋内の建屋内部調査、
放射線測定を実施した時の動画の全編を公表して欲しいという要望があったので、本日、核物質防護上問題がある所と個人が特定されるような所を除いて用意できたのでこれから紹介する。
最初に見せるのは6月9日の現場調査の状況を6月15日の定例会見で紹介している基本の約1分15秒の動画をご覧あれ。これは原子炉建屋3号機の方から入って空間線量率とか、濾紙を示しているが、スミアの測定等を行なっている状況だ。
これは上を見上げて機器ハッチから天井が見えている状況になる。~ こちらの棒の先に全量系をつけて空間線量を計っている状況だ。こちらは南西コーナーになるが、階段を降りて地下一階の途中まで行くところだ。
いわゆる地下一階の建屋の高さの半分程度、水に使っているので、途中で階段が見ずに浸かっている映像がご覧いただける。懐中電灯で当てたところが水面だ。以上が昨年6月15日に公表している映像であり、
これかお見せするのが、全編の中から核物質防護上公表できない所を削除した者になる。大体7分ある。()映像説明:なかなか歩きながら撮っているのでこういった形で何か物事がこれで識別できる状況ではなかった。
先程、モップが出てきたがホコリが多かったので、こういったモップでスミアで計る前後をモップでホコリを取った後の前後で測定してみたが、測定としてはうまく行かなかったという状況だ。~このあたりは建屋の外に出ており、カメラが地面を向いている状況だ。
以上が今回、6月9日の時のビデオ映像の全編になる。こちらに関しては本店の近くにある東新ビルの情報公開コーナーの所にDVDという形で置いて閲覧ができるようになっているのでよろしくお願いする。
なお、私どもとしては御覧頂いたとおり、移動しているところとか、よく映っていない所は編集させて頂いて、ポイントとなる所を提供出来ればと思っている。それからモニタリング状況で1件連絡がある。
3月分の核種分析のスペクトル帳票、いわゆる生データを公表する準備ができたので、こちらも本店の近くにある東新ビルの原子力情報コーナーで本日公表できる準備ができてるので、ご覧になりたい方がいれば、そちらの方で確認いただきたい。私からは以上だ。
■質疑
○ニコニコ七尾:
今の動画だが、どうして音声が入っていないのか理由を教えてほしい。
○松本:
音声に関しては人の話し声、人名等の呼びかけがあるので削除させて頂いた。
○ニコニコ七尾:
それ以外の理由は特にないと?
○松本:
ない。
○ニコニコ七尾:
動画の中でホコリを寄せてその時に松本さんが測定が上手く行かなかったとおっしゃたと思うが、上手く行かなかった理由について教えてほしい。
○松本:
元々線量が高い所なので、ホコリを取り除く前にスミアを計っても、あのモップでホコリを取り除いてからスミアを捕ったとしても値としては殆ど変わらず、まあ、いわゆるゲルマニウム測定器には掛けられない状況であったということだ。
○ニコニコ七尾:
ちなみに値は数値的にあるのか?
○松本:
★モップで取る前が3.6mSv/h、モップの後のスミアが4.3mSv/hで、これは電離箱での測定になる。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○時事神田:
★今の7分ちょっとの映像だが、元の削除した部分を含むと大体どれぐらいで、どれぐらいの割合が削除されたのか?それと核物質防護上の問題ということだが、核物質上の問題があるという判断は、どういうカテゴライズのものがあって、どういうものが核物質上の問題があるというカテゴリーに入るのか?
○松本:
元のデータは全部で13分39秒ある。そのうち、今日見ていただいたのは7分4秒だから、ええ、6分35秒をカットしている。核物質防護上の理由というのは、一つはいわゆる建屋に入る出入口を特定できる情報は、こちらとしては公表できないと考えている。いわゆるその他、今回は建屋の中だが、外といった場合には防護設備といったものが映像としては公表できないと考えている。
# 保安院、大物搬入口の入り口は該当しないとして公開してるけど… (´・ω・`)
もう1点は、作業員の方、社員も入っているが、旨とか背中に名前、所属を書いているので、それを見られるというか、広く公表すると個人が特定できるということで、誰それが此処にいたという形になるので、そういった所を6分30秒ほどカットしている。
○時事神田:
個人名が特定できるところが多くて、今回おところで言えば出入口、建屋にで入りする部分が核物質防護上の問題なのか?
○松本:
今回のケースだと前者のほうがちょっと多い感じだ。というのは、いわゆる動画上、どういったところに言ったのかという目印にするため、出入口を何回か写した上で、ここですよ、この辺ですよ、と言うことをしている。それから奥に入った際に振り返ると入り口等が映っているケースがあるので、そういうところが比較的量が多かったと考えている。
○時事神田:
相対的な位置と言うよりは入り口、出口が映っているというものは機械的にカットする形に?
○松本:
ハイソウデス。
○時事神田:
これは今回の事故にかぎらずPP上の情報公開するとき、出入口が特定できないというものは、何か明文的な規定はあるのか?
○松本:
名分的には核物質防護規定とか、そういった物にあると思うが、私ども運用側で言うと例えば皆様が事故前に発電所の中に見学、視察に訪れて写真とかビデオを撮られる際には、こういった注意は同じようにさせて頂いている。
○J-TIMES松谷:
本日の発表の内容とは違う話だが、私の認識では確か4号機の燃料プールは水面が外気にさらされている認識だが、その辺の確認と、後は、例えば竜巻が燃料プールの真上に来たら燃料棒が中を舞うことはありうるのか。
あるいはそういうことをSTADY(研究)しているのかどうか。プールに汚染水タンクとか、汚染水が通るパイプとか竜巻が来たらどうなるのか、ということをスタディしているのか。後対策は練っているのか。
後、竜巻が福島第一付近に来る可能性を気象庁とか、気象庁などと相談しているのか。或いは相談するまでもなく、茨木、栃木に来たのなら、福島第一にも当然来るだろうというふうに備えるべきだとお考えなのかどうか伺いしたい。
# 回答佐藤さんの質問の時と松本氏の解答ぶりの違いを比較してみよう。(・∀・)
○松本:
はい。少し順々に説明させて頂きますが、4号機使用済燃料プールはご指摘の通り、建屋の屋上といいますか、5階の部分がない状況で、空気というか、外気に晒されている状況です。
ただし、現在、屋上の所の瓦礫の撤去、梁とかコンクリートの塊等の撤去をしているので、プールの上にブイというか、浮きを敷き詰めており、まあ、瓦礫とか大きな重機というか、コンクリート片が誤ってプールに飛び込んでこないような措置は講じているので、
水面は見えない状況になっている。ブイというか、浮きで水面を敷き詰めている状況だ。後半の質問はそういったことを踏まえても竜巻の状況はどうか、という質問だと思うが、竜巻の影響に関しては指摘の通り、中心部が負圧になっているので、
水を吸い上げることがあろうかと思うが、現在、私どもが考えている藤田スケール(http://j.mp/IAUKrl)のF3クラスの竜巻でも水を吸い上げられてプールがからになることはないと思っている。
先ず竜巻は移動するということと、ひとつは水を吸い上げるのではないかという懸念はあるが、なかなかそれだけの力がないような、学会というか、研究論文等もあるので、そういった所は併せて確認している。
竜巻の対策だが、ひとつは原子炉注水する設備とか、ああ、まあ、循環注水冷却と言いまして、いわゆる水処理をするような設備等がありますが、こちらに関しては順次、現在対策といいますか、竜巻にかぎらず対策を講じているところです。
何かが飛んできてホースを傷つけるということが心配だが、こちらはある意味配管とか、ポンプを多重化することで、今でも大丈夫だというふうには思っている。今原子炉注水は、高台炉注ポンプという免震重要棟の東側の所から送り込んでいるが、
バックアップということでタービン建屋の脇にもタービン建屋炉注ポンプがあるので、多重性をもたせている状況です。大型のタンクが、まあ、数百機ありますが、こちらの方は順次タンクの周りに堰を作っている状況であり、
万一水が洩れたとしても堰の中にとどめて、放射性物質を含む無地が環境の中に影響を与えないように処置を講じているところです。こちらは6月ぐらいまでには鉄骨のコンクリート堰が先に出来る予定です。
その9月頃には最終的にその外側に土のうとコンクリートを使って二重の堰になる予定になります。最期のご質問ですが過去の竜巻の福島県の履歴は一応調べてみましたが、実際に被害を与えたような竜巻が発生した記録は福島県ではございませんでした。
あのう、藤田スケールのF1倶楽部のダウンバーストがあったという記録はあったようですけれども、F2,F3クラスの竜巻があったということは今のところ出てきておりません。ただ、あのう、まあ、そうはといっても実際に栃木県ですとか、茨木県の方で、
竜巻の被害が出ておりますので、私どももこういった竜巻に対しては、まあ、少なくとも F2,F3クラスの竜巻に対して、必要な対策を今後、順次検討して実施していきたいとは考えております。
○J-TIMES松谷:
素人的な質問かも知れないが、竜巻で燃料棒が中に舞う、そこまでは無いだろうとお考えか?
○松本:
はい。先ず、現在の状況から言いますといわゆるブイ、浮きが水面を覆っているのと、いわゆる水面から燃料棒の上部まで約7m水がかぶっている状況です。
それを吸い出した後に燃料集合体ということになりますけども、まあ、いわゆる何といいますか、大体13cm四角の燃料集合体が、ラックに収まっている状況でございますので、それを縦方向に吸い上げるというのは、少し難しい、困難とは思って言います。
○J-TIMES松谷:
燃料集合体というのは、燃料何本分が一緒にバンドルになっている?
○松本:
燃料棒の数で言うと大体8☓8、9☓9の燃料集合体になる。
○J-TIMES松谷:
少なくとも64本?
○松本:
とか、80本程度はあるが、それがバンドルという集合体の形でバネで締め付けられて束になって、それを四角形の金属のサヤに収まっている状況になる。
○J-TIMES松谷:
ありがとうございます。
○NHK花田:
4号機の昨日から始まった調査の関係で。建屋自体の傾き調査が行われていると思うが、あの結果次第では去年の5月に耐震性の評価とかされたと思うが、傾いていたりしたらそっちにも影響出てくる可能性はあると考えていいか?
○松本:
外壁面をレーザーで測定する話だと思うが、これは第一回の測定ということで、これ自身ですぐに片無知いているかどうかがわかるわけではない。これは第一回、第二回、第三回と言うことで継続的に測っていくことで、時間的に建物が傾いていっていないか、
ということを調べる調査だ。今のところ、私どもとしては水面測定でウェルの4方向、プールの4方向で計っていて、水面が水平だとすると床までの距離がそれぞれ一致してますので、建物としては傾いていないと評価している。
○NHK花田:
そうすると継続的に比べることでそこで傾向が出てきていたら、それは解析とか行なって評価すると?
○松本:
もちろんする。当然、1回のデータや2,3回のデータにはばらつきがあると思うので、こちらに触れてみたり、コッチ側に触れてみたりと言うことはあわせて評価する必要があろうかと思っている。
○NHK花田:
わかりやした。西門のモニタリングポストは、データの欠測自体はなかったと考えていいか?
○松本:
データの欠測はない。
○NHK花田:
正門の方は機能伝送不良という話があったが、西門も伝送不良が原因?詳細な所を今詰めているという理解でいいか?
○松本:
ハイ。伝送不良が原因だが、その原因が一過性のものなのか、何か原因が特定できるのかというところを今調べている。昨日の段階で電装系ケーブルの接続部に水がついていたようなので、それを拭き取り復旧させている。
ただ、昨日の21時30分に再度、伝送異状になったので、何か特定の原因があるのではないかということで調査しているところだ。
○NHK花田:
福島県で現地調査に入る話だったが、どういったところを調べられるのか?情報として把握していたら教えてほしい。
○松本:
まだ特別に現場調査という意味では、今回私どもが水処理設備の漏洩とか、窒素ガス供給装置の停止といったところで再発防止を組んでいる。例えばカシメの接続部分をバンドで結束するとか、ポリエチレン管に交換する工事をやっているので、そういった所を実際に確認されるものと考える。
# そういった所を確認させようと考えている。
○ファクタ宮嶋:
勉強不足でよくわからないが、この県の環境部長が出した通知というのは、兼東電の関係で何か条例があったり、何か協定があったり、そういうのに基づく通知があって、それに対して回答して、それで現地調査に入るというスキームが制度的にあるのか?
○松本:
はい。私ども福島県と東電では安全協定というものがお互い、まあ、調印といいますか、もっておりまして、その中に調査ができるとか、報告を求めるというスキームがある。
○ファクタ宮嶋:
するとこれは協定に基づくもので、発災以降、こういうものは何回ぐらい今まであったのか?結構あるんですかあ?
○松本:
そうですな。事故語の現地調査という意味では、今回、来週行かれるのは7回目ということになる。
○ファクタ宮嶋:
これ、内容を見ると結局保安院が本来やるようなことを、一応現地に見に言っているという感じがするが保安院も一緒についていくのか?
県が独自で、やっぱり県は保安院を信じてないと。県民として内容的には規制庁がやるような話にしか見えないが。現地に対する説明責任ということで。そうするとこれは記者も同行するようなものなのか?
○松本:
県と立地町である大熊町と双葉町も併せてくることになる。状況によっては現地にいらっしゃいます保安検査官さまが、国としてのご説明をすることも、まあ、あのう、いわゆる、自治体が行う現地調査の中にあるが、来週の現地調査が実際にどのようなスケジュールで進んでいるかについては、まだわからない状況だ。
○松本:
後半の質問だが、福島県からの情報では取材に関しては出来ないということを聞いている。
○フリー木野:
先ほどの竜巻の件だが、ホース類に関しては相当厳しく固縛しないと巻き上げられる可能性があると思うが。その辺の対策はとっているのか?
○松本:
★まだ固縛といったようなところまでは行なっていない。順次、今、ポリエチレン管への取替えと、保温材の巻き付けが終わったところについては確認をしているところだ。実際に飛ぶかもしれないことが、飛ぶかどうかについてはきちんと評価したいと思っている。
○フリー木野:
飛ぶかどうかの評価というのは、いつ頃どういう形でやるスケジュールになっているのか?
○松本:
今のところまだ未定だ。
○フリー木野:
その辺は可能性としては、あまり今重視されていないのか?それとも他に何か理由があるのか?
○松本:
今のところはまだ私どもも順次信頼性向上を進めていかなければいけないので、竜巻に関するリスクというのは並行して進めればいいのではないかと思っている。
○フリー木野:
先ほどの3号機の建屋の中の検査確認だが、実際に誇りを撮っているスミアはわかるが、丸いのに脚がぴょぴょっとついて、
○松本:
あれがスミアろ紙だ。
○フリー木野:
アレを下に、
○松本:
ハイ。3つ出ている所手でつまんで丸い所を押し当てる作業になる。
○フリー木野:
わかりました。実際にスミアを取った後の試料だが、先日、規則に従って処分という話があった。これはどういう規則ということなのか?
○松本:
私どもがもっている社内のマニュアルになるが、いわゆる放射性廃棄物として最終的にドラム缶詰することになる。
○フリー木野:
いや、最終的に放射性廃棄物になることはわかるが、飼料をとっておくのか、あとで再確認できるように、
○松本:
今回の件は既に廃棄処分済みです。
○フリー木野:
ですから、飼料を取っておいてあとで再確認が出来るようにしておくのか、それともその場で飼料を廃棄するのか、基準はあるのか?
○松本:
確認してみないとわからないが、今回のスミアろ紙で測定した時には、計った段階でゲルマニウム半導体検出器には掛けられない線量だったので、そのまま廃棄処分にしている。また、水とか、他のサンプリング結果については、サンプリングのものをどれぐらい持っているかについては、ちょっと確認する。
○フリー木野:
ゲルマニウム検出器はわかるが、先日も伺ったが、きちんと分析を外部に依頼してきちんと各種分析をするというのは今回はなかったのか?
○松本:
ハイ。ナカッタ。繰り返しになるが、ホコリ等、スミアろ紙を更に希釈して計ることは外部の機関に委託しなくても私どもでも出来る。で、今回、このスミアろ紙で計ったのは作業環境の確認のためなので、空間線量率の測定とダストモニタの測定で十分ではないかと思っている。
スミアろ紙で低線量で結果計れたのであれば、計った結果、そういった誇りが付いていることは新たにわかるが、特に作業を遂行する上で必須の情報ではないと思っている。
○フリー木野:
その状況は保安院なり、統合対策本部には報告はされているのか?
○松本:
報告したかどうかは確認しないとわからない。
○フリー木野:
確認をお願いする。
○松本:
ハイ。
○栗田:
明日、滞留水の移送関連1点。3号機タービン建屋地下から雑固体廃棄物減容処理建屋への溜り水の移送を実施予定。以上で説明は終わる。
~ 終了 18時40分
現場公開 栗田氏質疑はなし。