2012年5月29日火曜日

国会事故調 第17回委員会 参考人 佐藤雄平 福島県知事 平成24年5月29日(火)15時 ~

国会事故調 第17回委員会
参考人 佐藤雄平 福島県知事 平成24年5月29日(火)15時~

参考人質疑


終了後の委員長記者会見(総括)


【参考人:佐藤雄平氏(福島県知事)】第17回 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(通称:国会事故調) 生中継

ほとんど消化不良。佐藤雄平氏にしてやらられた感… 聴取延長は自らが事前拒否




■アウトライン メモ(未整理)
ついメモ:アウトラインは実際の時刻なので計算してください。映像とは5分ほどずれがあります。この委員会は映像で見るべき。

15:00 ~ 黒川委員長:挨拶。佐藤雄平知事 挨拶(20分)→

○佐藤雄平:私は被害者。責任ない。風評。国の責任演説(中断)
演説の場だと勘違いしている知事

15:07 ~ 電源立地権としての福島県の現状説明
(国の推進するエネ政策に協力してきた歴史)

15:09 ~ 県の原子力発電安全取組内容の説明
(長年の検査データ改ざん・隠蔽等の常態化)経産省からの分離を繰り返し訴えてきた。経産大臣にこの2点を要請して依頼、継続して要請。22年の経産大臣政務三役会議に出席して安全性を強く申し上げてきた。

15:13 ~ 県の原子力発電安全取組内容の説明
経産省から独立訴え・プルサーマル受け入れ条件(3号機耐震性・高経年化・MOX健全性確認)原子力防災訓練で全電源喪失予見、4ヶ月後に現実・国訓練通りいかず)→

15:19 ~ 当時の避難指示と県の対応

15:22 ~ モニタリングポスト配備、モニタリング体制を整えるまでの経緯
(知事の実績と国のモニタリングデータ公表の遅れ)

15:26 ~ 放射線管理アドバイザー講演会4000人

# 時間がありませんの黒川委員長の静止、後10分ぐらいかかる。質疑の中でしてくれないかの申し出を拒否。言わせろ知事。説得する委員長 ( ゚д゚)ポカーン 後で知るけど、延長なしを要求したのは佐藤雄平。どんな用事があったのか。この「我々は被害者で県の私の対応に一切問題ない」演説で聴取の半分を潰して、「は?もう一回。」で質問繰り返させ、質問を遮り、その都度、後ろに着いいて時間をつぶす。最終的に聴取は実質30分ぐらいにする意図があったと思われる。

15:27 ~黒川委員長:質疑開始

15:28 ~ 櫻井委員:事故以前の国・東電からの原子力安全説明の有無と内容
(具体的に安全性・危険性についてどのような説明があったか)県が安全性広報している事について。ディスカッションに子供たちを参加。今の子供にどう説明するか。

15:33 ~ 櫻井委員:複合災害を想定した訓練を考えたことあるか否か。15:34 ~ 櫻井委員:2km避難経緯、県の住民連絡手段(※通信があれで…メディアを通じて)10km、20km圏の避難経緯(屋内退避と自主避難どっちだで混乱)

15:37 ~ 櫻井委員:県所有の通信機器について。福島県の5階においた事について
(佐藤知事:それよりも国のオフサイトセンターが問題だ)

15:40 ~ 櫻井委員:県の安全対策について(モニタリング等)
事故前に設置していたモニタリングポストと事故後機能したモニタリングポストは何ヶ所か?(2ヶ所=自分で回答できず)津波で昨日喪失したのは?(検証してない=自分で回答できず)櫻井委員:したほうがいいよ。(´・ω・`)

15:41 ~ 櫻井委員:ヨウ素剤配布の経緯
(県として配布してない=自分で回答できず)

15:44 ~ 櫻井委員:オフサイトセンターについて
(総理がトップ、国が管理し機能すべき)

15:47 ~ 黒川委員長:当時の通信手段について(防災行政無線、耐震性弱い所においたまま)

15:49 ~ 大島委員:制度・政策論について

15:54 ~ 都道府県と国の関係
(参議院議員時の原災法審議の国会質問、初期対応重要主張が実現していればと思うか)

15:58 ~ 横山委員:知事のリーダーシップについて。住民安全避難のためにした施策とは
(佐藤知事:避難所探すので精一杯)浪江町が何度も避難した事実認識。知事の住民説明(3回。仮設住宅にも説明に。借り上げもある=自分で回答できず)

佐藤知事:居住性いいところ、県内良かったと評判聞いている。(流石オレ。県内避難はいいぞ発言)

16:02 ~ 横山委員:入院患者に対する指示。病院が20km圏内使えない事実認識
(佐藤知事:え?もっかい言って、県から医師会を通して対応、避難者多くキャパ足りず)
※このボケぶり必見

16:05 ~ 崎山委員:児童被曝問題(年間被ばく限度20倍に引き上げた経緯)
学校20mSv/y 問題。4月19日文科省発表20mSv/y に。圏内の学生20mSv/y 被曝は知事としてどう考えたか。(佐藤知事:え?年間のですよね?)崎山委員:?はい。(佐藤知事:あんた小佐古の涙会見知ってるよな発言)

# ナニコレ ( ゚д゚)ポカーン

16:08 ~ 崎山委員:チェルノブイリではサナトリウムに送るなどの対応。福島県では?
(佐藤知事:除染を必死にやってるわけですから)横山委員:先生一人が線量計。子供一人ひとりの対応は(佐藤知事:やってる。ガラスバッジか?=自分で回答できず)#jikocho

16:11 ~ 崎山委員:放射能副読本の内容について
(佐藤知事:しらない、何おですか?)( ゚д゚)ポカーン

16:12 ~ 横山委員:県民健康調査について
(佐藤知事:学者も明快な答え得ることできないので長期調査が必要、スタートしたのである!)

# 相当気にしている。この話題。わかりやすい人だな。わざわざ放射能大丈夫をわざわざ県のトップに迎え入れたのか経緯も追求できず。(´・ω・`)ニゲラレタ

16:12 ~ 横山委員:感受性に対する配慮
(責任者に聞かないと分からない)

16:15 ~ 田中(耕)委員:健康調査について。大人のストレス健康どう考えるか。

# 質問の意味が理解できないふりで横山委員が思わず… 質疑成立せず。こんなひどい答弁はじめてみた。

16:17 ~ 黒川委員長:WBC足りない県外避難で検査しないように報道の事実確認
(すごい間の後、とんでもない。ありません。即答ではない)

16:18 ~ 野村委員:津波対策が講じられなかった理由。安全協定について。

16:21 ~ 野村委員:県のプルサーマル受け入れ経緯
プルサーマル受けれ3つの条件(3号機耐震性・高経年化・MOX健全性確認)について・確認の仕方に大臣からの説明の有無・3号機バックチェックの有無・5号機の耐震バックチェックの認識・津波が含まれていた事の認識あるか(ない)

# いちいち後ろに確認する佐藤知事。うーん。ってお前の話やろぉ ( ゚д゚)ポカーン

16:29 ~ 野村委員:保安院 中間報告津波記述問題との関連について
保安院が中間報告津波記述受け入れがたい議論があった時期と重なる。知事はなにか知っているか?(知らない)安全委員会のダブルチェック主張の認識(ある。議論したが政府から求められたことない。国に任せていた=後ろと相談して解答)

# だめだこりゃ 被害者面だけしたい佐藤知事

16:35 ~ 野村委員:プルサーマル受け入れ条件・プルサーマル交付金
(交付金30億円用意され直島大臣3つの要望に言ったときは話しなかった。プルサーマル交付金知らなかった。)何時知ったか。(交付金はしっていたがプルサーマルは知らん!)
(佐藤知事:1年5億円減る事知らなかった)住民レベルで囁けれているのに。(しならなかった。)プルサーマルの交付金はいくらだったのか(答えられず=後ろと相談→もらっていない。)

野村委員:5億円減額されてもらってるんじゃにのか?1ヶ月遅れで25億円もらったんじゃないのか?(答えられず)野村委員:調べてほしい。私が話したことホントなら騙された気持ちあるか?(佐藤知事:是非調べたいですねぇ。)

# 是非調べたいですねぇ。( ゚д゚)ポカーン

16:41 ~ 野村委員:情報伝達と訓練
国、県、住民の情報伝達(改善点・情報管理)訓練不足か国の伝え方の問題か(佐藤知事:一義的には国)県の国から情報が入った場合の体制(いちいち後ろと相談)国からというが住民から見れば県が ~

佐藤雄平の呆れた姿勢に、とうとう会場から罵声が (;゚Д゚)!

16:50 ~ 横山委員:
病院避難・自衛隊編支援要請はしたか?(11日に申し込み、病院は部長から搬送尾根願い)なぜ病院に取り残された事に対する考えはあるか(線量のこともあったのかなと後で思っている。)

16:52 ~ 蜂須賀委員:教訓
知事として被災者を二度と出さないための知事としての考えを(原子力は人が作ったよな。収束は人の手に負えない。この検証を通じてどうしたら人の手に負えるようになるのか~)

# この人何いってんの。この事故調で原発を人の手に負えるものになる? ( ゚д゚)ポカーン

16:54 ~ 黒川委員長:(時間延長なし)

16:58 ~ 黒川委員長:資料開示要求の決議
事故調査検証委員会 畑村委員会が保有している電磁的記録、その他文書、資料の開示要求について ~ 終了 (次回の委員会は未定。決まればHPで)

17:45~ 記者会見


■終了後の委員長記者会見 17:45~

○事務局-森:
ただいまより記者会見を開催します。私は広報を担当しております、国会事故調査委員会 広報の森と申します。宜しくお願いします。

それでは先ず、本日、福島県知事の佐藤雄平知事を招致しましたけど、本日の会議全体を通しまして、まずはじめに黒川委員長より、総括の初見を述べさせて頂きます。その後、皆様方からのご質問をお受けしますので、よろしくお願い致します。それでは委員長お願いします。

○黒川委員長:
ちょっと高い席からすいません。このような取り付けになってるので、一言お詫び申し上げます。本実の第17回委員会では、佐藤雄平福島県知事に参考人として聴取を行いました。

佐藤氏は福島県知事として、東日本大震災 東京電力福島第一原子力発電所事故への対応などに応られた方であります。で、本日は事故当時、県がどのような対応を行ったのか、政府の動きはどのように見えたのか。

また、原子力事後災害時の県の対応のあり方、等について調査をさせて頂きました。この17回の委員会で明らかになったことといたしましては、本日の参考人聴取で以下の幾つかの点について意見が述べられました。

先ず、事故前のことですが、原子力災害の危険性について、国、並びに東京電力からの説明は、多重防護の中でしっかり守られているという説明を聞いたと。一方で県としては安全協定に基づく対応をしてきたと申されていました。

更に2km県の避難。これは事故の後でございますが、国の対応が遅いとの判断で2km圏避難をされたということですが、避難指示の伝達は通信途絶のため、支障をきたしたとのことでありました。

また、その後の国からの避難指示に関しては、報道機関の情報で知る状態で、国からの指示が具体的でなく、また、住民が苦しい避難を余儀なくされたと申されておりました。

更に幾つかの問題がありましたが、福島第一の3号機ですが、プルサーマル導入の際に県から国に示した3条件のうち、耐震の安全性の確認については、5号機で実施した耐震バックチェック中間報告同様の評価であることを求めたということでございました。

また、国策のプルサーマルの実施において、その唖然製の確認の方法について、地元の県には問い合わせが来たが、知事にはその情報が伝えられていなかった可能性があるように申されておりました。

★★また、プルサーマル導入の時にはプルサーマル交付金については、知事は知らなかったとのことでありました。 更に知事の問題認識として色々ありますが、原子力安全確保の縦割り行政の弊害を指摘され、また、その一元化を強く求められるとのご意見でした。

また、SPEEDIなどのこともありますが、情報の伝達共有が樹分でなく、県の組織としての問題があり、また、危機管理のあり方を見なおしていきたいと申されておりましたが、今後の事故の収束と再発防止のために、知見、組織、また信頼出来る人、これらの要素がそれぞれ密接に連携することが重要ではないかというご意見でありました。

最後には発災以後、全国の皆様にご協力を頂き、また、二度とこのようなことがないよう、未来ある社会づくりに貢献していきたいと述べられた訳でございます。この国会事故調は、繰り返し言っておりますように、

今回の県知事という立場のお話ではこれまでの国の県に対する情報開示のあり方、また、この原子力政策の推進政策の透明性、あるいはそれを受けた県の住民民に対する情報公開時の疑問が残ったということもありますし、

また、住民の方々が、原子炉のリスクとそのメリットを正確に理解して自ら判断できる状態ではなかったのかな、というような考えを また、再認識されております。緊急時の国と県の役割分担についても問題があると認識させられます。

我々事故調としては政府から独立して独自に調査を行なっておりますが、本当に限られた時間と限られたマンパワーというか資源のなかで、最終報告書に向けて、事故被害拡大の低減につなげるような報告を取りまとめて参りたいと。

毎度申し上げている通りの決意で最後のストレッチに入っているところであります。どうも今日はありがとうございました。

○事務局-森:
それでは皆さんの質問を受け付けます。マイクをお持ちしますので所属とお名前をおっしゃって頂きまして、質問をお受けします。

○福島TV瀬谷:
今、黒川委員長もおっしゃってましたけれども、プルサーマルの導入時に5号機、3号機、それぞれのバックチェックの中で差があったと。3号機には津波が盛り込まれていなかったけれども、

ここは県の方から求めた事はないというようなやり取りが今日の聴取の中であったと思うんですが、ここを聞かれてどんなふうに思われましたか?この時にしっかり県が対応していれば、事故を防げた。あるいは小さく納める事が出来たとお考えですか?

○黒川委員長:
それは過去の話なので、何ともわかりませんけれども、まあ、皆さんどう考えているのかなと思います。確かに、これは一昨年の話しですから。色々政府としての注文というか方針があり、県知事さんの方への色々な圧力と言ってはおかしいですけど、アプローチがあったんではないかな、という事が推測されると思います。

確かにバックチェックについても、5号機のバックチェックで3号機でもいいかという話になっているような所見もありますので、この辺も報告書にどのように書き入れていくか、という事も大事なポイントではないかなと思っています。

○産経あらふね:
さっきの質問に関連してなんですが、今回、県知事は、耐震基準については言ったけども、津波についての盛り込みは結局わからなかったとおっしゃっていた。逆に野村委員の方からは、検知時に入っていなかったかも知れないが、

事務局レベル、あるいは副知事辺りにまでそう言う話しが言っていたのではないかという指摘があった。これは、5号機のバックチェック、もう少し詳しく言えば、3号機についても津波のチェックをしなければならないのか。津波という具体的な言葉が出ての打診だったのか?

○黒川委員長:
まあその時の知事の状況がどうだったかはわかりませんけども、事実としては祖言う流れにあったんではないかなと感じられますけども。

○産経あらふね:
事務方、副知事については津波という事を認識していたという事? 多分、保安院が認識していたんだという事だと思いますけど。それを県側にも伝わっていたと。要は県知事まではわからなかったが、副知事までは伝わっていたという?

○黒川委員長:
どうでしょうか。県知事とその国の間で、これを入れて下さいよ、というシグナルを非常に言っているのか、どちらが責任を取る、最後の発言をプッシュするのかということを非常にヘジテイトしていると言うことがあったのではないかな、というのが私どもの考え方ではないかな、とおもいますが。

○産経あらふね:
要は5号機まではやらないといけない問題が、津波までやるのかどうか、と言う問題なのは、ある程度までのレベルまでは県側が把握していたということ?

○黒川委員長:
恐らくどう認識していたかちょっとわかりませんけど、今日、野村委員の発言の仕方を見ると、そういうふうに捉えられるところもあるんじゃないかなと思います。

○おしどり:
大変興味深い委員会をどうもありがとうございました。県民健康管理調査について少しお聞きしたいんですけど、少し追求が甘いように思いましたが、どの程度まで資料をお集めになられていたのか。

例えば密室議論でありました第三回までの検討委員会の資料を情報開示請求しますと、線量評価委員会という全く表に出て来ない員会などがあるんですが、その資料はお持ちなんでしょうか?

○黒川委員長:
20mSv/yとか5mSv/yとか1mSv/yの話しですか?

○おしどり:
それも関連してです。

それもですね。あのう、公的なやり取りをしている文書は、私どもは出来るだけ報告書には推測だけではなくて、

○黒川委員長:
ファクツベースのものを出来るだけしたいと思っています。

○おしどり:
わかりました。

○黒川委員長:
ですから質問はある程度、証拠と言ってはおかしいですけど。誰かに聞いたからそうでしたという書き方はしたくないなと思っているわけですけど。

○おしどり:
わかりました。例えば知事の話でもありましたが、専門家が3月中に専門化を招いて各自治体で説明をしたと。例えば、高村昇教授を飯舘村に招いて、各自治体で説明をしたと。例えば 高村昇教授が3月末に説明会をした時に、

10μSv/hまで外で子供が遊べると説明会をされておりまして、それを住民が動画にとって、もうNHKのETVでも全国に配信されているんですけど。その10μSv/h は 50mSv/y にあたるんですね。その高村先生は、そのまま検討委員会で、

★★第六回の4月にあった検討委員会でアドバイザリーグループにそのまま入っています。そういうお話などの整合性がとれておりませんので、3月にいったい県知事が住民に対してどれぐらいの被曝量まで許容しようとしていたのか、という話が、今日はあまり追求されていなかったように思うのですが。

○黒川委員長:
まあそれについては、調査中のところもありますけど、出来るだけ最終報告書にはそのような問題点は、今言ったように、出来るだけファクツベースで書きたいと思っています。

○おしどり:
わかりました。最後にもう一問だけ。黒川委員長が県知事に対して、件としてホールボディーカウンターではなく、甲状腺エコーのセカンド・オピニオンだと思ったんですが、セカンド・オピニオンをとらないように、という圧力をかけていない、という質問をされておりましたが、それはどのような意図で?

○黒川委員長:
いや、いろんな報道でそういうことが言われているので、どこからか福島県の方からプレッシャーがあるということはいろんなところで書かれていたので、それは承知しているのか、と言うことを聞いたつもりなんですけど。

○おしどり:
ありがとうございます。では、福島県立医科大の山下学長、検討委員会の座長ですけど。が、甲状腺学会の皆様へというふうに出された文書は委員会としてご存知なんでしょうか?

○黒川委員長:
はい。それがいいか悪いかは又別の判断ですから。

○おしどり:
わかりました。ありがとうございます。

○福島民友桑田:
今回の事故調も福島県という地元で開かれましたが、国会事故調の特徴と致しまして、

○黒川委員長:
委員長も度々おっしゃっていますが、行政から独立した検証、世界に開かれた検証という事を第一に、

○福島民友桑田:
被災地の声を反映させていくという事を基本にしていると伺っております。実際、これらの対応として、大熊町や浪江町のように被災自治体の首長、もしくは住民の方々のタウンミーティングを開かれて、それに今日の冒頭でもありましたけど、

避難住民の方々へのアンケートというのも実施されております。その成果として、昨日の管首相にしてもそうですし、東電の時もそうですけど、避難住民の方々はこうおっしゃってますと。

こういうご指摘がありますという質問が各委員の方から見受けられていると存じております。そう言った中で、国民の、今日の傍聴者も多かったと思うんですけど、県民の方々としては、非常に今回の事故調の結果に対する期待が大きいと思われます。

そう言った中で6月にまとめられる事故の最終報告には、被災地の声というのは、具体的にどれぐらい、どのような形で盛り込まれるのかという見通しを委員長のご知見でお聞きできればと思ったんですけど。

○黒川委員長:
それはもうすぐ最終報告という形になりますので、それを待って頂きたいと思いますが。勿論、そこは大事なポイントで、これからそれをどれだけ、国民の声として、国会議員もそうですけど、そう言うところでどういう議論にしていって欲しいかというやり方は、

民意をどれだけ広げるかという事が凄く大事だと思いますので、被災者の方々の声、全員というわけではないですけど、可能な限り生かしたいと思っています。

○朝日大鹿:
先程の方々が質問されたことと重なるんですけど、野村委員が聞かれていたプルサーマルの耐震バックチェックの点ですが、5号機と3号機の津波対策の言及について違いがあったと。仮に、その3号機に津波対策の言及が仮にあったとすればですね。

例えば5号機の場合、非常用電源が維持されて、5,6号機が喪失しなかったわけですけれども、そう言うような違いになって表れたことはあり得たのでしょうか?

○黒川委員長:
ええ、それはファクツとしては前後関係ですね。それは確かにあるかも知れないなあという話しの議論、考えはあると思いますけど。ちょっとまだ事実関係を全部把握しているわけではないので。それは議論の対象。まあ、こちらで議論しているという事です。

○朝日大鹿:
5,6号機の非常用バッテリは確かちょっと上の方に設置されていたと思うのですが、あれは耐震バックチェックを受けてそう言う改修工事がなされたんですか?

○黒川委員長:
それはまだ私としては何ともコメントできません。はい。

○NHK小林:
今日、知事が国からの情報伝達が不十分だったと言うと共に、SPEEDIなんかに関しては、情報が多すぎて処理しきれなかったという事がありました。で、原子力の緊急事態に委員長も情報伝達のあり方に疑問を感じるとおっしゃいましたが、

どのような疑問を委員長自身が感じて、どのような伝達方法が好ましいと思われたんでしょうか。で、あと報告書の提出が7月にずれ込むという事はあるんでしょうか?この二点をお願いします。

○黒川委員長:
私の個人的なコメントは、今ちょっとここで控えさえさせて頂きたいと思いますが、鋭意努力して6月中になるべくしたいと思っています。全然わかりません。出来るだけベストを尽くそうと思っています。

○朝日岡本:
プルサーマルの話しで1点確認したいんですが、ソースとしてはかなり話し的には副知事には話しをして、それで確認をしようとしたとかですね。

そう言う具体的な話が出てきていたんですが、ソースとしては保安院への方への聴取として出てきたのか、それとも保安院の中に文書としてそういう物が残っていたのか、そこら辺は動なんでしょうか?

○黒川委員長:
それはちょっとディティールの情報ソースについては、まだ何とも言えません。

○朝日岡本:
ただ、強化なり具体的に一方的に話されていたので、その最低限の所は、やっぱり明かして頂かないとですね。これはなかなか公平にならないと思うんですが。

○黒川委員長:
え?どうして?

○朝日岡本:
そりゃそうでしょ。だって話しが副知事に話しをして、それで県に確認したことにしようとかですね。これはなかなか、具体性のある話しですから。それはどういうところのソースに基づいて、つまり、委員長とか次長とかですね。そこら辺の幹部が了承していたのか。

○黒川委員長:
それについて、今、ちょっとソースを言う訳にはいかないんじゃないかと思います。

○朝日岡本:
それは少なくともですね。それは文書として残っているのか、聴取として出てきた話なのか、そこだけ確認頂けますか?

○黒川委員長:
それは相手のあることですから。文書はあると思いますね。

○事務局-森:
宜しいでしょうか。すみません。

○フリー木野:
2点あります。1点は今日の委員会、時間の延長がなかったんですけど。提示で終りました。何か理由はあるんでしょうか。昨日、一昨日とずっと伸ばしていたと思うんですが。

○黒川委員長:
確かにそれを言われるかなと思ったんですけど。★★佐藤知事からどうしてもこの時間までと言われていたので。そういうことです。

○フリー木野:
わかりました。ちょっとそういう意味では、全体の質疑が緩かったかなという印象を受けてしまったのですが。

# やはり冒頭の演説も質問遮り行為も、え?もっかい。とか再質問を度々要求したり、あの進行は時間稼ぎかよっ!!ヽ(`Д´)ノプンプン

○フリー木野:
もう一点。この委員会の会議録なんですが、公開まで2ヶ月近くかかっているようですが、

○事務局-森:
2週間。

○フリー木野:
1ヶ月?2週間?細かいものまでですか? 今、最後に、

○事務局-森:
基本的に大体に週間程度で。

# 会議録はそんなに時間かかってないよ(http://j.mp/LEjM9C)不定期で続いたりするから仕方ないかも。横書きテキスト→縦書き画像→縦書きテキストに変化したのだよ。

○フリー木野:
今ホームページに開示されているのは7回か8回ぐらいまでじゃないですかね。議事概要は出ていますが、発言録が出ていないんですが。

○事務局-森:
あ、そうですか。確認します。はい。

○フリー木野:
ちょっと時間がかかっているのが予算の関係なのか、何なのかちょっと疑問に思ったもので。お願いいたします。

○朝日もり:
今日の議事の最後の部分に関して、あっ、ごめんなさい。ww 朝日新聞のもりです。今日の議事の部分の最後の部分に関してなんですが、政府事故調に求めている文書の内容についてなんですけど、これは一人の証言ということで宜しいんですか?

# この女性記者いつも名乗らない。注意されてからでないと名乗らない。確信犯と確定。もう声と名前覚えたから。

○黒川委員長:
まあ、これは詳細はちょっとご容赦願いたいと。

○朝日もり:
内容について非公開なのわ分かるんですけど、前回も文書に関してそうでしたが、どういう内容かという項目だけでも、

○黒川委員長:
特に、今ない。何れわかります。

○朝日もり:
運営に関してなんですが、委員の質問が若干、整合性に欠ける。整合性に掛けないかもしれないが、戦略が見えない部分がありまして、どういう委員がどういう質問をしようと言うふうに戦略を持っているのか聞かせていただけないかなあと。

# 委員の質問の仕方に戦略甘いと意見を付ける。流石でつね。名のらない記者は言うことが違います。

○黒川委員長:
それはご覧のとおりと言うしか仕方なくてですね。その通りのストーリーや筋書きが悪いというのは私のせいかもしれないですね。すみません。ww

○朝日もり:
(マイク使わず)委員長を攻めたいわけじゃないんですが。事前に戦略会議はしてるんですか?

○黒川委員長:
しています。どういうことが聞きたいのか、大体の順番。

○朝日もり:
(マイク使わず)それぞれ委員の役割分担がどうなっているか。

○黒川委員長:
は?一応、その場合場合によりますけど。

○事務局-森:
はい。そろそろお時間になりましたけど。

# 名のらないはマイク使わないわ、ルールそっちのけフリーダム。で子供が聞くような質問してる。 ( ゚д゚)

○NHK福島そめや:
委員長、今の会見の冒頭で、内容まとめられた際に、県から住民への情報開示のあり方ですとか、国から県への情報開示のあり方について、本日の聴取の中でも、なおまだ疑問が残ったというふうにおっしゃいましたが、疑問とはどういう事でしたでしょうか?

○黒川委員長:
皆さん、今までの聞いて頂けるとわかると思うんですけど、やはり住民の方としては、殆どの最初の数日は、情報の伝え方、伝わり方が殆どテレビだという人が多いんですね。テレビで聞いているというのは殆どが、一昨日の枝野官房長官のそう言う話になってしまうので、そう言うところで聞いて貰ってるという事ですけど。

○河北新報 末永:
★昨日、管前総理の聴取が終って撤退問題が話題になりましたけど、東電の清水さんの聴取は検討中と会見でもおっしゃいましたが、最後のストレッチに入るまで、清水さんの聴取が実現してない理由は何なんでしょうか?

○黒川委員長:
特にありませんけど。前から言っているように、最後にはちゃんと説明できるような報告書にしようと思っています。

○河北新報 末永:
情報伝達のあり方で疑問が残るとか、色々県の対応に疑問があるという事だったんですけど、今日の知事からの聴取を踏まえて、福島県全体に原発を運営するというか、受け入れる資格というか、能力はあったとお感じですか?

○黒川委員長:
それは皆さんがどう思うかでしょうね。そう思います。

○朝日きはら:
時間の都合ということもあったのかもしれませんが、今日、傍聴していて知事の答弁と委員の方の質問がかなり答えに協調性が書く部分があったのかなと思っておりますが、時間も延長できなかったこともあると思いますが、

知事のお答えとして十分だった、不十分だった、もしくは不十分だったとしたらどういう注文をしたいか、と言うことをちょっとお伺いしたいんですけども。

○黒川委員長:
まあちょっと個人的な意見は差し控えて、皆さんが見て感じたということのまんまでいいんじゃないだろうかと思います。確かに、こちらの質問の順番とか、いろんな内容はこちらの責任なので、またそれなりに議論したいと思ってます。

しかし、短期でなかなかうまくなるかというのは、中々プロでない所も悩みが多いということです。

○事務局-森:
それではこれで記者会見を終了させてもらって宜しいでしょうか。最後に一人。では、もう一人だけ。すいません。二回目ですけど手短にお願いします。

# この委員会は絶対に映像で見たほうが良い。よくこんな人間が未だ知事をやってるのか不思議でならない。事故から半年以上、ずっと福島の現地の状況が伝わって来なかった。まるでフクシマが外国みたいに。佐藤雄平知事が委員の質問遮ったり、露骨に保身発言を繰り返すさまは、内政干渉するなと言わんばかりにみえた。まるでどこぞの国の独裁者に見えた。名乗らない朝日記者の質問に謝罪する黒川委員長。誰が見ても佐藤雄平知事のペースに振り回された知らぬ存ぜぬ通すための保身主義者がよくやる露骨で稚拙な戦略。事故直後から事故を過小評価、全てが風評ということにして、ろくな検査もなしに食べること、消費することを推進してきた佐藤雄平。国に被曝限度を引き上げるよう働きかけた疑惑。事故はなかったことにして県外避難者には支援を撃ち切るよな流出阻止対策ばかりに力を入れてきた知事。県民の健康被害や質問に全く答えられない、この委員会の佐藤雄平の姿を見て濃いグレーから限りなく黒に近いグレーに変わった。

○産経あらふね:
行政無線の話について。当然無線が機能するには、メインのあれだけではなくて、受けてのレシーバーがどうなっているかとか、そう言うのも問題になると思うし、あるいはネット回線とか、他にいろんなやり方があったとも言えると思うんですけど。

今回、事故調さんはメインのサーバーは何処に置いたかだけに質問を絞っていましたが、他の点に関しては特に問題なかったと見てらっしゃると?

○黒川委員長:
いえ。そんなことじゃありません。だから行政の無線についてもね。あそこの建物はD評価で非常に危ないとわかっているにもかかわらず、そういう話だというのはどういう訳でしょうかという話を聞きたかったわけです。

○事務局-森:
それではお時間となりましたので、以上で本日の会見を終わります。長時間ありがとうございました。以上でございます。


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