トラブル報告1件。本日 5月9日 12時45分ごろ、旧事務本館前の道路脇の ”ろ過水" 移送用のポンプ室から水が霧状に噴き出している事をカメラで確認。漏洩した水は坂下ダムから取水した水で放射性物質を含まない水。4号機プールから燃料取り出しの為の建屋カバー工事で使うコンクリートに使うための水との事。
1~3号機の Xe-135 の分析結果報告。いずれも再臨界判定基準を下回っているとのこと。4月29日から故障停止していた塩分除去装置の一つ電気透析装置が本日より運転再開した胸の報告。故障原因は炭酸カルシウムが付着したことによる流量阻害だったとのこと。
本日は水曜日で水処理、貯蔵の週報。濃縮塩水タンクの貯蔵は8月上旬まで持つ試算。その先は貯める所が無くなる。多核種除去設備が間に合うのかも不明。結末分かっているのにその先に関しての海洋放出に関する話題はタブー。アホちゃうか。
保安院さまへの報告書は2件。福島第一と福島第二の事故報告書の改訂版を提出。前回提出した8月(福島第二)、9月(福島第一)以降、本年3月まで新たに判明した事柄を対照表で記載した資料。事故報告書は膨大なためHPでの公開。
これまで説明してきているということで松本氏から項目ごとに説明はなし。なんで6月の最終報告前のこのタイイングでという質問に対する回答がよくわからず。主に12月以降のマープの解析のやり直しやHPCIの手動停止などが中心という事。他、福島第二の冷温停止状態を維持するための設備の復旧状況の報告あり。
○プラント
○モニタリング・サンプリング
- 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 10.9KB)
- 福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)
○報告
- 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第46報)
- 福島第一原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告について(続報)
- 福島第二原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告について(続報)
- 他社火力発電所の運転停止について
○写真・動画
○その他
■福島第一の状況
○松本:
福島第一の状況 [原子炉および格納容器の状況] 1~3号機まで給水系、CS系つかって注水冷却中。[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。大きな変動みられない。
欄外にそれぞれ1~3号機格納容器のガス Xe-135 の分析を行なっている。いずれも再臨界判定基準1Bq/cm3を下回り未臨界が維持されている。2号機分についてサンプリング結果を別の資料で付けている。http://j.mp/Kl2xgh
[使用済み燃料プール]1~4号機とも循環冷却中。使用済燃料プールの水温は何れも空冷なので外気温の影響受けている。真冬だと十数℃ということがあったが、最近では20℃を超えている状況。
欄外だが、3号機の循環冷却システムに付属している塩分除去装置の内、電気透析装置が4月29日に故障停止していたが、昨日から試運転を行い、本日から本格運転に移行している。15時30分となっている。
故障した原因は電気透析装置の中にイオン交換膜というものがある。そこに炭酸カルシウムが付着して水の流れが阻害されたということでこちらを希塩酸で再度溶化してクリアにしている状況だ。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を本日10時30分まで実施し、そのご水位調整のため停止している。3号機はプロセス主建屋への移送を継続中。
6号機タービン建屋の溜り水の屋外仮設タンクへの移送に関しては本日10時~16時の間で実施した。[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオンについては引き続き運用を停止している。サリーでの高濃度汚染水の処理は継続中。
本日、水曜日なので後ほど水処理設備の稼働状況について週報という形で報告する。[その他]一番下、本日12時45分ごろ、旧事務本館前の道路の脇のろ過水移送用のポンプ室から水が霧状に噴き出していることをカメラで確認した。
その後、13時丁度に当該ポンプを停止し、13時7分にろ過水供給元弁を閉めて13時3分に漏洩停止を確認した。漏洩の状況については写真を1枚配布している。(http://j.mp/Kl23XI)左側がポンプのある小屋。
そこから白い保温材に巻かれたホースが伸びている。左側の写真で言うと小屋から小屋の外に出る方向に水が流れる。右側の写真が漏洩箇所の拡大図であり、こちらは漏洩があったので保温材を剥がした関係でこのようになっているが、
洩れた当初はこの保温材はかぶっていた状況。ホースの中身はカナフレックス。接続部のところが外れ、水が霧状に吹き出した状況だ。ろ過水なので放射性物質は含まれておらず、BGと同等レベルの空間線量率だった。
漏洩した水の量はまだ評価できていない。ここの側にある側溝をたどっていっても海まで流れていっていない状況だった。このホースに関しては16時にホースの交換を実施して老絵がないことを再度確認している。プラントの状況については以上。
サンプリング結果が付いているが、こちらは毎日実施している南放水口での海水のサンプリング結果だ。(http://j.mp/Kl2DEE)セシウム134/137、全βに関しては検出限界未満という状況が続いている。
■放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況(週報)
○松本:
続いて報告書の関連で何件か説明する。水処理関係の週報だが「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第46報)http://j.mp/IXlEzJ 」
2枚目裏面に今週の実績を記載。高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計8万m3。貯蔵量 プロセス主建屋、高温焼却炉建屋の滞留水は1万6330m3。今週の処理量 6710m3。稼働率はサリーのみ79.9%。連休中はキュリオンは運用停止している。
# 先週は高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計7万8100m3で1900トン増加。
廃棄物発生量はベッセルの発生量は2本。累積量トータル413本。処理水貯蔵量、濃縮塩水受けタンクは13万2918m3、淡水受けタンクが 11094m3、濃縮廃液貯槽 5497m3 という貯蔵状況。そのうち原子炉注水に関しては
# 先週は濃縮塩水受けタンクは13万2037m3、淡水受けタンクが 9339m3、濃縮廃液貯槽 5482m3。
処理水3,780m3を注水。全てを水処理設備の処理水でまかなっている。ろ過水からの補給は受けていない状況。来週の予定。添付資料3枚目のオモテ面を見るんだ。引き続きキュリオンは運用を停止する予定。サリー75%での運用予定。
その先の見通し。3枚目裏面にシミュレーション結果。上2つのグラフが2号機と3号機のタービン建屋の水位は引続きOP3000mmの所でコントロールする予定。移送先、ポンプ台数をコントロールしながら運用していく。
★一番下の表が濃縮塩水タンクの貯蔵量。8月上旬までの見通しとしてもタンク容量をうわまることはないと推定。水処理関係の稼働状況については以上だ。
■福島第一、福島第二の事故報告書(改訂版)について
○松本:
本日、保安院さまに報告書を2件提出しておりますので説明させて頂く。タイトルが似ているので注意するんだ。厚手の資料「福島第一原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告について(続報) 」と、
冒頭に福島第二となっているものだ。「福島第二原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告について(続報) 」
こちらに関しては福島第一分は昨年の9月9日、福島第二分は8月12日に原子炉等規制法に基づく事故報告を行なっているが、その後、本年3月中旬まで私どもが調査した結果で新たに判明した事項や確認ができた事項を事故報告書を改訂という形で盛り込んだものだ。
だいたいキングファイル1冊分あるので、皆様には電子データでの配布とHPにアップしている。紙の資料については入り口に一部コピーを置いているので、そちらを見るんだ。
改定の内容だが、このプレス分の次に参考資料という形でそれぞれ改訂箇所を新旧対照表という形で添付させて頂いているが、(福島第一 http://j.mp/JYT26U 福島第二 http://j.mp/JYSWfu)★基本的にはこれまで既に公表している内容を報告書の中に反映して取り込んだ内容だ。
■福島第二の復旧計画の進捗状況
続いてカラーの資料。福島第二の復旧計画の進捗状況という資料を見るんだ。(http://j.mp/JYTiTp )
本年の1月31日に福島第二原発に関しては防災業務計画に基づく復旧計画を保安院さまに提出しておりますが、その後、3月、4月という形でそれぞれ月はじめに復旧計画の進捗状況を報告しているものだ。
本日は4月現在の状況が取り纏まったので連絡する。全体の復旧計画の進捗状況は1枚目の棒グラフを見るんだ。1号機が33%、2号機 35%、3号機 69%、4号機 95%と言う状況だ。なお、パーセンテージの計算の仕方は、
2枚目裏面から各号機毎の取り組むべき対象設備を縦軸、横軸に作業の基本的な分類を書いた表があり、その表がどれだけ埋まっているか、と言う事で100%に対する割合ということで示している。
この表の中で赤い枠が付いているところが4月3日に奉告した内容から追加になった所になる。具体的な内容については1ページ目の下に。1号機の電源盤パワーセンターの1C-1の据え付け完了とか、
1号機の残留熱除去海水系のB系の基の確認の完了といったようなことがある。4号機の残留熱除去系の冷却系、同じく海水系、ディーゼル発電機の冷却系の本設かの完了といったことが行われている。また、すでに一部は公表しているが、
その他の作業状況ということで3号機の格納容器内の内部点検、4号機の主履きダクトの内部点検等が終わっている。それらの状況については5ページ目のウラ面から写真でこれらの作業状況等を示している。
1号機の電源盤 パワー線tな~の1C-1の据え付け完了だが、こちらは津波により使用不可になったので改めて電源盤を申請し据え付けたものだ。このような形で屋上から電源盤を釣り込み、地下1階に据付作業を行なっている。
# 電源盤を地下に据え付けだい!
続いて隣のページになるが、こちらは残留熱機器冷却海水系だが、右上にイメージ図。右側にある海水熱交換器建屋でこちらも海水で水をかぶって電動機が使えなくなったので、新たに新しいものを作って申請をした状況だ。
③と④だが、こちらはモーターを据え付けた後、実際に運転し、異状な温度上昇がないとか、異状な振動がないか確認を行なっている。12ページ、13ページが4号機の同じく残留熱除去の冷却系、海水系の状況だが、こちらは本設ケーブルと書いているが、
これまで仮設のケーブルで電源を供給していた所に本設ケーブルをきちんと引き直して、事故の前の状況になったという状況だ。復旧作業等ではないが、14ページからがその他の作業進捗状況ということで、
14ページ、15ページに関しては3号機の格納容器内の内部の目視点検の状況を写真で紹介している。特に今回の事故では地震等で大きな破損等はなく、ご覧のとおり変形、損傷等はみられていない。15ページの下になるが、主に確認された不具合ということでは、
少し高温多湿な状況が続いたので、格納容器内面の塗装が剥離したとか、その右側ニルがボルトの所にサビの発生があったという状況だ。それから16ページからが4号機の主排気ダクトの内部点検の状況。
こちらは主排気ダクトは左上の写真にある比較的大きなダクトであるが、こちらにはマンホールを開けて内部に人が入って内部の点検を行なっている。その他右の写真にあるとおり、ダクトの変位測定ということで実際に測量をしてずれがないか確認を行なっている。
また17ページからが1~4号機の非常用DGの現況ということで少しまとめた。1~4号機で全部で1プラント辺り3台なので全部で12台のディーゼル発電機が福島第二原子力発電所にはある。
津波の被害を受けて事故時は都合3台しか使用可能なディーゼル発電機がなかったが、現在では、この"○"がついてあるとおり、1号機では1台、2号機では2台、3号機、4号機ではそれぞれ正常な3台ずつのディーゼル発電機の復旧状態になっている。
点検の状況については17,18ページのところで写真で紹介している。本日私からは以上だ。
■質疑
○NHK岡本:
ろ過水移送用ポンプし津の漏洩についてだが、これは全て放射性物質を除去した後の、最終的にまた再び再循環させるための、冷却に使うためのポンプ室から洩れたという理解でいいか?
○松本:
それはちがう。説明が不十分で申し訳ない。これは炉注に使っているポンプではない。発電そのろカス異端を水源としている水。大本は坂下ダムから取水したいわゆる川の水だ。そちらをプラントの作業用の水として使っているラインだ。
○松本:
こちらに関しては4号機の建屋カバーを現在建設しており、その地盤改良工事をするためにコンクリートを練るのでそのために使用している水だ。従って炉注関係の水ではない。
○NHK岡本:
わかった。1~4号機の滞留水処理シュミレーションだが、
○NHK岡本:
これは例えば6月の露の影響も考慮してい作られたシミュレーションなのか?(http://j.mp/IXlEzJ)また、露の対策はなにか取っているのか?
○松本:
滞留水の状況については平均的にに治療で言うと200~500トン程度、地下水の流入があるということで評価している。こちらは評価済みだ。従って雨が多い時期については500トン程度に増えてくる形になるので、そちらの方は反映していることになる。
○松本:
ただ、作戦の台風があった際のように、一時的な大雨があると流入してくる水は一時的に増えるが、その場合あ改めて水位を観測しながら評価をやり直したいと思っている。
○NHK岡本:
特段台風とか梅雨を見越した対策はなにか取られているのか?
○松本:
はい。これまでのところ既に実施しているので、いわゆるタービン建屋の屋根に穴がいているところについては既に塞いでいるし、その他、流入箇所に関しては穴をしたりカバーをうったりという状況だ。
# 穴をしたりカバーをうったり???
○NHK岡本:
わかりました。
○NHK岡本:
福島第二の復旧状況について。復旧率100%というのは冷温停止を維持し続けるこの状況を100%を維持し続けるこの状況を100%と設定して何%復旧したということを示しているのか、それとも発電、再稼動条件を100%としているのかどちらか?
○松本:
前者のほうだ。こちらは1月31日に復旧計画という形で私どもも示しているが、冷温停止を維持するために当時の段階では仮設ケーブルなどの設備があったので、それを本設設備に切り替えておく、というのがこの復旧計画だ。
○松本:
いわゆる冷温停止に必要な設備が全て本設機器、全て事故前の状況に戻ることを100%と表現している。
○NHK岡本:
そうするとこの写真には原子炉給水系の再準パンポンプの修復とか、主排気ダクトとかあるが、
○NHK岡本:
この辺は原発の運転に関わる所に関係する設備ではないのか?
○松本:
再循環ポンプに関してはまだ錆びているスタットボルトのサビを綺麗にとったという状況だけであり、今のところ再循環ポンプの本体等の点検はまだ行なっていない。
○松本:
こちらは冷温停止に必要な設備ということではない。主排気ダクトは建屋の空調に使うダクトなので、こちらは冷温停止に必要な設備で、且つ、プラントを安全に維持するために必要な設備ということで点検を行なっている。
○NHK岡本:
原発を稼働させるためのものは、今回の点検項目には入っていないのか?
○松本:
再稼動を狙ったような点検についてはそもそも計画も出来ていない状況だ。
○NHK岡本:
わかりました。ありがとうございます。
○フリー木野:
保安院への報告書の訂正箇所だが、先程、概ねこれまで発表したものという話があったが、新しく追加されたものというのはないのか?
○松本:
アノウ、発表したもの以外で追加したものはない。
○フリー木野:
内容で新規追加の全文等、というのも実際に細かく見てみないと内容がこれだとわからないが、新しく何かわかったことはないという事か?一切。
○松本:
あ、いわゆる福島第一でいうと9月9日、福島第二で言うと8月12日に、
○松本:
その後、一回ずつ改定しているが、それに記載していなかった事項でこれまでに判明したものを反映した当状況であり、いわゆるこの報告書の中だけにしか乗っていないということはない。
○フリー木野:
わかりました。
○フリー木野:
先ほどの福島第二の復旧だが、事故の前に戻るということを100%というのは、これは事故の前に状況に戻るというのはどういう意味合いでのものなのか?先ほど再稼動では内藤はなしでないということだったが。
○松本:
ハイ。冷温停止に必要な設備ということで、今回復旧計画を取りまとめているが、1月31日の時点で、依然、仮設のケーブルとか、仮説の機器で運用していたものに関して事故前の設備の状況に戻すということになる。
○フリー木野:
事故前の状況というのは、
○松本:
例えば、12ページ等でいうと、これまでこの残留熱除去機器冷却ポンプの連動ポンプのBなんかというのは、これまで仮設のケーブルがつながっていて運転していた状況だが、
○松本:
仮設ケーブルからいわゆる本設ケーブルに引き直した状況である。
○フリー木野:
この状況を実際に再稼動をするためにするための状況と比較すると、後何が足りなくてどういうことが必要ということになるのか?
○松本:
冷温停止以外の設備になるので、例えば給水ポンプとか、主蒸気タービンといった、いわゆるプラントを運転して発電するような設備に関しては改めて点検等が必要になる。
○フリー木野:
そのへんは今は全く手を付けていない状態なのか?
○フリー木野:
それとも何らかの形で点検あh進んでいるのか?
○松本:
ほとんど手を付けていないが、一分自身の影響等を考える意味でタービンの開放点検討は行なっている。
○フリー木野:
わかりました。昨日の17歳だった作業員の確認だが、解除日が7日?
○松本:
判明したのが7日だ。
○フリー木野:
(放射線作業従事者の)解除日は何時だったのか?
○松本:
判明したのが7日なので、その後も問題がない場合はそのまま解除手続きになったので7日だ。
○フリー木野:
7日に解除になったのはどういう理由からか?
○松本:
本人の方から元請け企業を通じて解除の申請があったものだ。
○フリー木野:
通常、作業委員の方はプラントを離れる際に、必ず解除されると思うが、離れたのが1年移譲前でなぜ、1年も解除されずに放置されていたのか?
○松本:
放置というわけではない。この従事者登録は何処の発電所でも使えるので、発電所の中の管理区域で作業する場合にはいわゆる放射線作業従事者の解除手続きをすることは、しないと決めた以外は、持っていることはある。
○フリー木野:
いや、1箇所の発電所で働いていて、1年間も解除されずにそのまま手続きが置かれていることは過去にあったのか?
○松本:
解除するかどうかに関してあh本人の意志、元請け企業の意志なので、私どもの方から解除しなければならないと申し上げる事はない。
○フリー木野:
そうすると本人の意志があったと判断して良いか?
○松本:
本人の意思、それから雇用主の方から解除手続きの申請があったものだ。
○フリー木野:
1年間、他の発電所にも作業されていないわけで、
○フリー木野:
1年間解除手続きがされなかったのは本人の意志が入っていたと理解していいのか?
○松本:
他の発電所で働いたことがあるかどうかについてはちょっと確認する必要がある。
○フリー木野:
この一年間の間にか?
○松本:
ハイ。
○フリー木野:
そうすると福島第一を離れた際に、通常健康診断をすると思うが、それもせずに他の発電所で働いていたということか?
○松本:
離れる際に健康死んだをするわけではなくて、電離健診というのは半年に一回健康診断を受けるということである。
○フリー木野:
解除の時にもするよな?
○松本:
ハイ。解除の時には勿論するが、電離健診はしたがって7月の段階で受けている。
○フリー木野:
解除されていないということは、ずっと福島第一に登録があったわけで、
○松本:
発電所に登録があったわけではなくて、中央登録センターの方で登録されたことで従事者としての登録が行われる。申請した所がまあ福島第一、もしくは他の発電所とうことではある。
○フリー木野:
現状そうするとどれぐらいの作業員がいるかというのは東電の方で把握できないということか。要するにそのかたが他の方で他の発電所で働いていたかどうかもわからないということは、福島第一から出たかどうか、どの発電所にどういう状況で作業されているかとうのは、一度入るとわからなくなってしまうということか?
○松本:
いえ。その放射線管理手帳にどの発電所に勤務した、と言うことは記録されていくので、従事者登録を紹介すればどの発電所で働いたかというのはわかる。
○フリー木野:
福島第一はずっと昨年の秋口ぐらいまでは、作業員の方は毎月きちんとホールボディーカウンター等など、健康診断が義務づけだと思ったが、それも請けられていないわけですね。その方は。
○松本:
このかたは被ばく線量が1.92、1.95だっけ?1.92mSvなので、被ばく線量の観点からは、健康診断は毎月受ける方ではない。
○フリー木野:
三ヶ月に一度?
○松本:
半年に一度電離健診を受けるのを義務化されている。
○フリー木野:
普段の状況と同じ状況での電離健診ということか?
○松本:
ハイソウデス。
○フリー木野:
わかりました。その半としに一度の検診は福島第一でやってない?
○松本:
度の病院でされたかについては、私どもは確認していない。
○フリー木野:
わかりました。
○毎日岡田:
保安院への報告書の変更内容のところだが、4章8ページのところで3号機のHPCIの停止について今回、昔は停止後にPCVの圧力を低下させるためと書いてあったのを手動にて停止して、消防ポンプによる代替の炉注水に移行するためと書き換えているが、これはどういう変化で書き換えたのか?作業員の直接の聞き取りで新たにわかったということか?
○松本:
ハイ。運転員の聞取り調査の結果、判明した事実を記載したものだ。こちらは昨年の12月に説明させていただいたものだ。
○毎日岡田:
これは消防ポンプによる代替注水に移行することを前提としてHPCIを手動で止めたという意味なのか?
○松本:
ハイソウデス。当時の3号機の高圧注水系HPCIに関しては非常に炉圧が低い状況での運転を強いられている状況だった。従って振動等の問題んが出かねないということで、このまま運転を継続すると万が一にはタービンを壊してしまい、
そこから原子炉の蒸気が噴出するおそれがあるということで停止を検討していたところだ。DDと言われるディーゼル駆動の消火ポンプの起動が確認されたので、手動でHPCIを止めてDD消火ポンプの方から注水を試みた状況である。
○毎日岡田:
★他の点だが、今回の改定のポイントで、政府の事故調査委員会の報告書を受けて変えたところはあるのか?
○松本:
ありません。
○毎日岡田:
逆に政府の事故調査委員会の中間報告書と、明らかに違う所が書き込まれたところはあるのか?
○松本:
まあ、明らかに違うということを書き込んだというよりも、今回、昨年の個の報告書をはじめてだして以降、12月の社内事故調の調査報告書とか、その後のマープの解析のやり直し等を今回取り入れたものだ。
従って車内事故調査報告書は先ほど質問のあったHPCIの手動停止とか、そういった所が今回の報告書の中で追記されている。
○毎日岡田:
理解が悪くて恐縮だが、具体的に違うところとは何処なのか?政府の事故長の書いてあるところと。
○松本:
政府の事故調と違うという所は特に意識していないが、以前、申し上げたのは、先ほどの3号機のHPCIを手動停止した経緯と、なんだっけな、、後、事故の影響等は直接関係ないが、津波の高さの想定が私どもとしては資産の範囲の域を出なかったというような所が、政府の事故長の見解と違うところだ。
○毎日岡田:
全体としての位置づけだが、東電の社内事故調を待ってこれをまた出し直すことになるのか?
○松本:
ハイ。こちらは3月中旬までにこれまでの調査結果を踏まえて、まあ、昨年の夏に出した報告書には盛り込まれてなかったことを追記して出し直した状況なので、今後、6月を目途に社内の事故調の最終方向を取り纏めていく予定だが、その中で明らかになったような点については、この報告書の再改訂という形で取り組も予定だ。
○毎日岡田:
★★そうするとこのタイミングで出したいとは?どいう理由があるのか?
○松本:
いわゆるこちらの報告書はそもそも実用炉規則に基づく事故の報告であり、昨年の8月と9月にそれぞれ出したが、その後、まあ、ある意味、私どもから言えば出しっぱなしの状況になっているので、その後の調査結果を反映して国に正式にお届けしたというような状況だ。
○毎日岡田:
決められていたということか?
○松本:
期限というわけではない。特に何月な人日までに出せというような、支持を頂いたわけではないが、国に正式に事故報告として、報告は法律上求められているので、まあ、半年間の調査結果を踏まえて改定させていただいたという次第だ。
○毎日岡田:
先ほど、マープの解析のやり直しは、これは何時出されたものか?
○松本:
大きくは11月下旬にいわゆるシンポジウム、ワークショップがあったと思うが、そこに出した時の解析結果と、もう一つは3月12日に更に、いわゆる炉心が村所するまでの過程のマープの歳解析の結果を公表したが、それが、まあ、盛り込まれている。
○ファクタ宮嶋:
★★今日、保安院に出された報告書(http://j.mp/JDDByM)の中の3ページ8章の中の中断に、例の2号機の14日の遅い時間に、ここには「吉田所長が災法
第15条該当事象(格納容器圧力異常上昇)が発生したと判断した」と記述があるが、
その後、報告とか、そういうことについてはまだ記述がないと思うが、要するに14日晩の2号機というのは、ここから色んな動きが起こったということだと思うが、要するにこれがいま出てきたということは、吉田さんは食道がんになられたが、
その後14日の晩から15日の朝にかけて詳細な東電の中の調査を行なって、という結果ただと思うが、今現在、どういう形で吉田さんに14日から15日にかけての2号機を含めた動きについて、もう、病院は出てきておられるようだが、どういう形で今聴取がされているのか伺いたいが。
○松本:
はい。いわゆる全所長の吉田に対する聞取り調査に関しては、基本的には終わっている。その他、周辺の状況等を踏まえて裏付け等を進めている段階であるが、本人へ再聴取が必要ということであれば出来る状態だ。
○ファクタ宮嶋:
この飼料にはよりだ所長が15条であると。ここから何かしらの義務が発生するわけだから、その起点を明記したということではないのか?これは。そういうことですよね?そうですよね?
○松本:
はい。いわゆる十五条、その前の十条通報に関しても、緊急対策本部長之吉田の判断が時刻的には確定しているということだ。
○ファクタ宮嶋:
ですから、要するにここ最近にいたって吉田さんを東電は事情を聞けるような状況に体力的に回復しておられるのかどうかを聞きたいんだが。
○松本:
はい。事情といいますか、話を聞ける状況ではあるが、ちょっとここの記述を最近確認したから書いたのか、あるいは、もう既に12月の段階の報告書の中に既にあったのかについてはちょっと確認する。
○ファクタ宮嶋:
★★ご承知の通り、勝俣の聴取が決まったが、事故調の方からは吉田さんが出ていただけるのかどうかは打診が来ていると思うが、こういう形で東電の報告書にちゃんとコメントできるのであれば、吉田さんには、
やっぱり国会の事故長で説明していただくのが私は筋だと思うし、まさにここから全面撤退を含めた動きが出てきたと私は思うが、それは別としても、伺いたいことは吉田さんが現状、ここでこうした細かい、
ここにはご覧のように時間から何から全部書いてあるわけですから。当然、本人の確認をとれたから、所長が、とかいてあるわけだと思うが。今でもだから、要請があったらでられるのは体調なのだから、それを伺いたいが。
○松本:
体調等に関しては私も存じ上げていないが、あの、国会事故調の要請があれば医者と相談しながら判断することになろうかと思う。それから質問にあった判断した時刻というに関しては、★こちらは通報関係は必ず紙で判断した時刻が記録として残っているので、そういう意味では、吉田に直接確認を取らなくても書類として確認できることがある。
○ファクタ宮嶋:
いわゆる15条の該当だと認識したから、そのあと、本社の清水社長に電話したり、そう言ういろんな動きが起こったんじゃないんですかねぇ。
○松本:
そのとおりです。
○ファクタ宮嶋:
ですよね。
○松本:
はい。
○ファクタ宮嶋:
その起点なわけですよね。ですから、こっから数時間において、吉田さんに記憶をちゃんと思い起こして頂ければですね。私が今まで申し上げちる疑問やわかると私は思っているわけでして、そのエビデンスを殺気仰ったように、
紙とかあるのならエビデンスがあるわけでしょ?どんどん出して、やはり深層ということについて明らかにできないものなのか?それは前から申しているが、全面撤退についてはエビデンスを東電さんの方から出していただいていると私は注目しているが、
こういうのがエビですだと思うんですけどね。今後、そういう形で何が鹿の情報というのは出てきたり、吉田さんが記者会見に応じたり、そういう事というのは難しいのか?
○松本:
吉田そのものの記者会見については国会事故調も同様だが、医者とのそういった判断の上で判断する必要があろうかと思っている。
# そんなことはわかってるよ!子供じゃあるまいし。 医者の許可が出ている状態で東電はどうすんのさ!って話でしょうに。大丈夫?この人。
それから、少し補足させて頂くが、全面撤退云々の話は先日も宮島産から質問があったとおり、何かエビデンスで残っているものはないかについては、私どもも考えているところだ。それから後、十五条等の情報に関してはこちらはエビデンスとしては、もう、保安院さまの方が、通報連絡要旨の公表という形で、まあ、HPで公表されているので、そこの所を見て頂くと、何時何分に所長が判断して発信したということが残っている。
○フリー木野:
先日も伺っていたが、建屋の中でのプルトニウムの分析だが、先日、建屋の中で実施されたということを説明いただいたが、何時だったかは確認できたか?
○松本:
失礼した。建物の中のダストに関しては分析していない。いわゆる建屋の屋上では勝った空気中のダスト、それから滞留水を分析している。
○フリー木野:
建屋の中の分析はされていない理由というのは、やはり不要ということだからか?
○松本:
ハイソウデス。
○フリー木野:
できないということではなくて、不要ということか?
○松本:
ハイ。今のところプルトニウム等、危険性に関しては社員、作業員の吸引が問題なので、現時点では全面マスクの着用で作業しているので、特段、α核種に関しては今のところ演る予定はない。
# え?プルトニウムって食べて安心じゃないの?
○フリー木野:
わかりました。これまで何度か、昨日も伺ったが、マスクがズレていたり、色々な形で顔面の汚染があったわけで、そういったことを考慮しても、中の分析というのはやっぱり不要という、そう言う認識でよろしいか?
○松本:
ハイ。今のところ、顔面のお銭湯に関しては、いわゆる着脱時に誤ってマスクを外した際に首とか顎の所に手を触れてしまったケースだ。3月、4月のような緊急時でマスクの着用等に関しては十分な注意が行き届いていないような状況ではないと思っている。
○フリー木野:
マスクの形状でメガネ等をしていて、誤って手が触れたということではなくて、他の原因で汚染したようなこともあったと思うが、そうではなかったか?
○松本:
他の原因で汚染した?
○フリー木野:
今までの汚染というのは、すべて誤って手を触れてしまった、そう言う原因なのか?
○松本:
マスクの着脱時に、あの、誤って手で触れてしまったというのがほとんだったと思うが、ちょっと、確認はしてみる。
○フリー木野:
わかりました。先ほどの2号機の件だが、御社のHPに2号機の爆発、当初は2号機の地下で爆発した音がしたという説明があったが、今は4号機の爆発ということで2号機のことには触れていないが、これはなにか新しいことが確認されたのか?
○松本:
イエ、何も確認していない。いわゆる15日の朝、大きな音がしたということと、2号機の圧力抑制室の圧力計が、ほぼ同時にダウンスケールしたということで、圧力抑制室が破損したんではないかということで、皆様にもお伝えしたし、あの、報告書にも最初はそのように記載していたが、その後、敷地内の地震波の記録等から実際には4号機の所の建屋の爆発が大きな音の原因だったと考えているし、2号機の圧力抑制室の圧力計のダウンスケールについては、まあ、これ、絶対圧の圧力計なので、ダウンスケールするということは真空になったということだから、実際にはありえないということで、計器の故障と判断している。
○フリー木野:
その辺の状況というのは先程の吉田所長の話があったが、本人に改めて確認はされているのか?
○松本:
何が?何を確認するんですか??
○フリー木野:
2号機で音がして、ダウンスケールになってというのは吉田所長が先ほどの異状通報で保安院の方に朝6時過ぎに通報しているわけで、吉田所長は2号機の地下で音がして異状があったということを判断されて奉告しているので、それが違うのであれば、そのへんを(吉田所長に)確認しているのかと思ったのだが。
○松本:
当時の緊急時対策本部にいた人間からの聞取り調査で言うと、まあ、どちらか判断がつかないということで、当時は2号機の圧力抑制室が爆発したんではないかというふうに考えたという事になる。
○フリー木野:
ですので、それを最終的に判断して、通報の紙に、用紙に書いてですね。正式な形で吉田所長が報告されているわけですから、そのへんは吉田所長には状況を詳しく当然、聞き取りをさせていると思うが。
○松本:
ハイ。当時の状況から言うと、吉田が判断して通報連絡用紙を出したと思うが、15日の朝の6時の爆発の件を通報連絡として出したかどうかについてはちょっと確認してみる。
○フリー木野:
で、その後、新たにわかったことを踏まえて吉田所長の判断と付きあわせて、状況を確認するためにもそういったことを、新たにわかった事を含めて吉田所長には状況確認をされたのか?
○松本:
そういった吉田前所長のヒアリング、それからそのへんの周辺状況を取り纏めてレポートして取りまとめたのが、去年の社内事故調の報告書であるし、今回、改めて事故報告書として取りまとめた内容になる。
○フリー木野:
その後、吉田所長には新たにヒアリングはされていないということか?
○松本:
何時の時点からしてないかについてはちょっと確認してみる。
○フリー木野:
お願いする。
○NHK岡本:
度々すいません。2点追加で。一つは先ほどの福島第一の保安院の事故報告(http://j.mp/JDDByM)についてだが、これは東電が12月下旬に時系列で事故の対応状況というふうに出しているが、その内容からも変わって、こちらが一番最新の知見ということで宜しいか?
○松本:
12月22日に公表した内容についても、この自己報告の中に葉取り込んでいるし、一番新しい内容という意味では3月12日のマープの歳解析の結果が乗っている状況だ。
○NHK岡本:
対応状況については12月21日の公表分と今回の内容は変わらないということで?
○松本:
ハイ。変わりません。
○NHK岡本:
もう一点確認だが、福島第二原発についてだが、今の核燃料の状態としては、まだ原子炉の中に装填された状態にあるのか、それとも寝尿プールに移している状況下?
○松本:
イエ、1,3,4号機とも事故当時100%出力で運転中であり、そのまま原子炉を停止した状態を維持している。従って、原子炉の中には、運転中と同様の状況だし、使用済燃料プールの方も事故当時の状況のままである。
○NHK岡本:
この1から4号機の燃料を使用済燃料プールに移す予定はないのか?
○松本:
今のところ、移す予定はないが、先ず、4号機に関しては以前話したと思うが、圧力容器の蓋を開放して、地震の影響が炉内構造物等にあったかどうかの点検は行う予定だ。
○NHK岡本:
その燃料プールで保管したほうが保管しやすいと思うが、その辺りの考えちおうのは特に無いのか?
○松本:
そうだな。いわゆる圧力容器を開放して使用済燃料プールと原子炉、原子炉ウェルを含めて水を張ったほうが、いわゆるなんというか、まあ、ストレステストというか、いわゆる万が一の場合の熱的な体力としてはあろうかと思うが、先ず、燃料を取り出すにしても取り扱いきの点検とか、天井クレーンの点検等も必要になるので、一般にすぐやれる状況ではない。従って少し点検計画等も踏まえて考えていきたいと思っている。
○NHK岡本:
わかりました。ありがとうございます。
○フリー木野:
先ほどのみ税年の17歳の砂魚員の方だが、もう一度確認だが、改めて生年月日の確認をした理由というのは何かあったのか?
○松本:
生年月日を確認をしたというか、解除手続きをする際にいわゆる放射線管理手帳に書かれていた生年月日を見ると、事故当時、4月の段階では未千円だったということが判明した次第だ。
○フリー木野:
他にはまだ、残りの6000人の方は生年月日の確認は2万3000人全員をやる予定?
○松本:
ハイソウデス。今のところ、後、6000人の確認が残っている段階だ。
○フリー木野:
わかりました。ありがとうございます。
○ファクタ宮嶋:
東電の株主総会は6月の第2週ぐらいでしたかあ?私はその時までに当然トップが全部変わるわけだから、東電の調査報告書は出るんですよね?それはおしりというのはそういうことで、何時、6月までに出すというアレだったと思うが。
東電がやっている事故の調査報告というのは今のところ何時出るということについて、何か今の現体制の勝俣体制の野と金出てくるはずなんだが、何時出ると僕らは考えていたらいいのか?
○松本:
あのう、社内の事故調査報告書は、最終報告書は昨年、この委員会をたちあげて期日という意味では今年の6月に最終報告書を提出する、報告させていただくということで、今、計画を進めている。今のところ株主総会とのリンクについてはまだ考えていない。
○ファクタ宮嶋:
しかしこの問題は副社長の名前は忘れたが、やっておられますよね。
○松本:
ええ、山崎が委員長です。
○ファクタ宮嶋:
トップ含めて今度、決裁権者が変わってしまうわけだから、当然、社長、会長が変わる前にやるということではないのか?ある意味で下河辺さんが鳴られるような形になるわけだが、それまでに出すという理解でいいのかどうか伺いたいが。
○松本:
まあ、基本的にはそう言う考えもあるかもしれないが、今のところ、報告というか、最終報告書の取りまとめと公表時期については6月ということであり、特に期日についてはまだ未定だ。
○ファクタ宮嶋:
この間伺ったが、今、清水前社長はどのような状況でおられるのか伺ったが、会社に出てきて元気でおられるのかどうかですね。当然、やっぱり国民に向かって国会事故調で、私は是非、話をして頂きたいと思うが、それが無理なような状況とか、体調が悪いとか、そういうことがあるかどうか伺いたい。
○松本:
ハイ。体調に関しては特に健康を害しているということではない。現在、社友という方々木を持っているが、まあ、必要に置いうじて会社の方には出てきている状況だ。
○東電:
最後に私から明日の作業予定等について案内する。明日、5月10日、滞留水の位相関係、2号機タービン建屋地下からプロセス主建屋への移送を予定している。6号機の移送予定はない。サリーは本日8時2分、逆洗のために一時停止している。
その後、全体の水バランスを考慮し、滞留水の移送元を雑固体廃棄物減容処理建屋からプロセス主建屋へ切り替えを行なって、同装置を立ち上げている。本日 17時50分に安定流量に到達した状況にある。以上だ。
~ 終了 18時58分