2012年5月26日土曜日

東電会見 2012.5.26(土)18:00 ~ 3号機廃棄物地下貯蔵設備建屋で滞留水発見、4号機使用済燃料プールのスキマーサージタンク水位低下、西門モニタリングポスト電装トラブル、ほか

東電会見 2012.5.26(土)18:00 ~

トラブル報告3件。本日10時30分 また西門モニタリングポストが免震重要棟にデータ転送されないトラブル。無線代替ポストで代用。電源ケーブルが抜けていたので挿したら16時20分に復旧。16時30分に再開。なぜ時間かかってんだろ??

本日 4号機使用済燃料プールのスキマーサージタンクの水位が上昇。15時21分に塩分除去装置モバイルROを停止して調べた所、入り口側の流量計の不調を確認。肝心なスキマーサージタンク上昇理由は不明。冷却と関係ないので影響ない報告。

5月24日13時30分頃3号機 廃棄物地下貯蔵設備建屋のハイスラッジ貯蔵タンク周辺に水溜まりを発見。公表遅れた理由は水の素性、流入経路等確認に手間取ったから。推定610m3。水面上部雰囲気線量0.02mSv/hでBGと同等レベル。

よって雨水か地下水という認識。建屋外、環境への流出心配ない旨の報告。今後の対応は月曜日以降。31m3/day で流入していると推定。逆算して今月5月に入ってから流入始まったと見ている。

4号機建屋大臣視察の様子映像を上映。使用済燃料プールのあるフロアを視察する様子。この場所の空間線量は100~300μSv/hとの事。目標0.2mSv/hで被曝線量は0.11~0.12mSだったとのこと。サンプリング関係は特に特筆すべき変化はなし。


○プラント状況

○サンプリング・モニタリング

○写真・動画




■福島第一の状況

○一杉:
定刻になったので5月26日夕刻の会見を開始する。先ず手元の資料確認だ。福島第一原子力発電所の状況、A4表裏。南放水口のサンプリング結果、A4の1枚だ。後、3号機地下廃棄物建屋に確認された溜り水について、というA4表裏カラーの資料。

今日、福島第一に視察があったが視察に関するA4表裏の資料が1枚だ。それでは福島第一の状況の資料紹介ということで始めさせて頂く。

[原子炉および格納容器の状況]安定した状況続いている。 1~3号機までの注水はご覧のとおりの状況で実施されている。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]見た通りの状況だ。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却継続実施中。

★欄外、本日、4号機使用済燃料プールのスキマーサージタンクの水位が上昇傾向であることが確認されたため、使用済燃料プールで運転中の塩分除去装置モバイルROの状態を確認した。その結果、入り口側の流量計の不調が確認されたため、

本日15時21分に同装置を停止した。流量計については修理を実施することとし、スキマーサージタンクの水位上昇については現在調査中。塩分除去装置なので、使用済燃料プールを冷やす循環冷却は稼働中。それとは別のものだ。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から集中廃棄物処理建屋へ移送を実施している。3号機タービン建屋から集中廃棄物処理建屋へ5月19日から移送を実施ている状況だ。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオンが停止中。サリーは運転中。除染装置が停止中というところだ。淡水化装填についてはバランス見ながら断続運転を継続しているところだ。

[その他]後から2番目のポツ。5月24日13時30分頃、あ、これについては話が前後して恐縮だが★「福島第一3号機廃棄物地下貯蔵設備建屋において確認された溜まり水についてhttp://j.mp/L1UWld 」の説明が記述されている。


5月24日13時30分頃、3号機建屋内のタンク類の状況確認を目的として調査を行なっていた所、3号機廃棄物地下貯蔵設備建屋内のハイスラッジ貯蔵タンクの周辺に水が溜まっていることを確認している。

溜り水の量は全体で約610m3と推定。溜り水が建屋内に留まっており、建屋外に水が流出する可能性はないと考えている。雰囲気線量率はタンク上部で0.02mSv/hであり、バックグラウンドと同等だ。このため、溜り水は壁の貫通部から地下水、

ないしは雨水が流れ込んでいるものと推定。今後、改めて現地確認を行い止水処理をGissiする予定だ。これについての簡単なポンチ絵、写真は皆様の手元に配っている。その下のポツ。★本日、10時30分頃、発電所に諮問に設置してる可搬型モニタリングポスト、

これが免震重要棟にて読み取れない事象が発生していることを確認。10時30分頃以降のデータについては、他に無線式のモニタリングポストシステムが用意しており、大体の監視を継続している。このためデータの監視自体には問題ない。

同日、電源ケーブルのコネクタ部の端子で外れていたケーブルを繋いだ所、16時20分、装置は復旧している。16時30分より西門の可搬型モニタリングポストのデータ計測を開始している状況だ。

1~4号機南放水口サンプリング結果は検出限界未満だ。(http://j.mp/L1UZ0A )もう一枚の資料、本日の視察のルートとか、それぞれの場所の線量の内容がある。(資料マダ)この後、我々の社員が撮ったものだが、


今日は細野大臣さまが4号機の使用済燃料プールのあるフロア視察しているが、8分ほどの映像を撮っている。これについては既に渡しているが(http://j.mp/LCP4Ry)こちらの画面でも6分弱ぐらいの部分を紹介させていただく。

広範の部分は同じような部分が続いているので、こちらで見るのは6分だ。皆様には全てデータ、8分程度のデータを渡しているので後で見るんだ。★今後の作業状況について。5月28日だが2号機原子炉建屋内においてロボットによる線量率、線源調査を開始予定。

HPの方にはサンプリングデータを登録しているが、特段何か変動があるという内容ではない。それでは先ほど紹介した4号機の視察風景、6分弱の映像をご覧あれ。

○小林:
(動画説明)作業だが、4号機の南西コーナーから5階まで登って、そこから南側を通過して海側に向かって、今進んでいるところだ。こちらから原子炉ウェルの上に設置されている作業架台の上に乗り、皆さんに視察頂いているルートをめしているところである。

一番上にいるオレンジ色のヘルメットをかぶっているのが細野大臣だ。~ 00:13 ~下に見えている白いシートをかぶっているところが、ここが燃料プールの上部になり、現在はフロートの上に養生板が載せてあり、その上をシートで覆っている状況だ。

今回の視察においては、映像上確認できないが、水位の測定をする部分について燃料プールを一部開口しており、そちらを皆さんに確認頂いている状況である。~ 皆さんにご覧頂くのは以上になるが、

この他にも映像があり、映像のデータについては配らせて頂く事でお願いしたい。

○一杉:
以上が本日紹介させていただく内容であった。それでは質問を頂戴したい。



■質疑

○朝日杉本:
動画の件で。架台の上に載っていたあの重機だが、あれはなんのために置いてあったのか?

○小林:
架台の上に乗っている重機は、現在、4号機のフロアのがれき撤去作業を実施している。その撤去作業のために使っている重機になる。

○朝日杉本:
原子炉の上に黄色い蓋があったと思うが、アレは元々あの位置にあったのか、作業のためにあの位置に移動させたのか?

○小林:
アレは元々あの位置にあり、4号機のシュラウド取り替えは定期点検中だったので、あの部分においた状態で作業しているので、その状況のまま現在置かれている状況である。

○朝日杉本:
配られた動画は確認できてないが、配られた動画には4号機の水面が映ったものはあるのか?

○小林:
申し訳ないが、水面が映ったデータはない。そちらについては現地の方で撮影されているかと思うので、そちらを参照頂ければと思う。

○朝日杉本:
承知した。4号機最上階の皆さんがいたところで線量が代替どれぐらいだったかというデータはあるか?

○小林:
えっと、ちょっと待つんだ。

○一杉:
そのエリアのデータということ自体は手元にはないが、本日視察頂いた被ばく線量の値が手元にあり、大体 0.11~0.12mSv ぐらいの間で。これは目標は0.2mSv/hという値を視察に当たり設定しているが、実績としては0.11~0.12mSv ぐらいの間に入っているのかなという手元の数字はある。

○朝日杉本:
承知した。結局、4号機のところはどれぐらいの線量なのかはわからないということか?

○一杉:
ちょっと確認する。

○NHK花田:
4号機の動画の件で何点か確認させてくれ。動画を見るとかなり天井とか柱が残っている部分が見えたが、アレは南北で言うと北側方向が映っていたという理解でいいか?

○小林:
そのとおりだ。現在、北側は柱等はマダ撤去しておらず、南側の燃料プールがある部分、こちらについては瓦礫の撤去に併せて、順次、瓦礫と柱等の破損している部分を撤去しているので、燃料プール側は比較的開けた状態になっていると思う。

それらDSピット側、北側については、まだ作業に入っていないので、そちらはまだ現状かなり残った状態になっている。

○NHK花田:
北側の柱や梁はあちらもこの夏までに撤去するという理解でいいか?

○小林:
カバーを書ける範囲が種の範囲になるので、全て撤去するわけではなくて、全て支障がない範囲までの撤去になるかと思う。

○NHK花田:
かなり映像で見ると壊れている状態だなあという感じがしたが、例えば竜巻とか、色々な災害の影響はあると思うが、その辺は今後どのように北側の部分は対応するのか?

○小林:
そうだな。北側においても床面に落ちている瓦礫とか、そういうものについては今後片付けることになると思う。

何かあって瓦礫が燃料プール側に落ちてしまったりすると、燃料取り出しに支障をきたしたり、燃料の破損につながることになるので、そのようなことがないような除去というか、綺麗な状態にすることになると思う。

○NHK花田:
わかりました。後、東電の社員の方だと思うが、細野大臣に口頭で何か説明しているような様子もあったと思うが、アレはどのようなことを説明しているのかというのは、手元にメモとか来ているか?

○小林:
実際に発話している内容については確認がまだとれていないが、実際の作業の状況とか、燃料プールの水位の測定方法とか、そういうものを話しているんではないかと思う。

○NHK花田:
実際に映像上はなかったが、水位の水面測定とか、後、2階の支持構造物の確認とか、そういった物は行われたのか?

○小林:
水位測定のやり方といったらいいのか、どのようにやるかということについては、一部開口部を設けているので、そこについて説明をしているようだ。

どのような形で説明されたかは今はっきり確認できないが、水面も併せて確認いただいているようだ。それからプールの下の話か?下についてはちょっと確認させてくれ。実際には地下一階の大物搬入口にあるシャフト、こちらに仮設の階段が下から上までついており、

その階段をずっと登って頂いて5階のオペブロまで上っていただいたという状況になるので、プールの下部については確認する。

○NHK花田:
そうすると今日視察した政府関係者から4号機を見てどういった話を聞いたとか、そういったことは分かるか?

○一杉:
まだそのあたりの詳しい内容については、まだ確認できてない。

○小林:
映像についてもこちらに届いたばかりの映像を皆さんに見ていただいているので、詳しい詳細については申し訳ないが、答えられない部分については後日 お答えしたいと思う。

○朝日杉本:
オペブロの所の瓦礫はだいたい何割ぐらい撤去できた?割合的なものは言えるか?

○小林:
割合的なものについては確認させてくれ。比較的順調に作業が進んでいるようだ。特にトラブル等が発生したという報告がないので、計画通り進んでいると考えている。

○朝日杉本:
北側の壁は、そもそも前、崩れかけていた、傾いていたのかなと思うが、これも撤去されたということで良いか?

○小林:
そうだな。外側にぶら下がっていたような壁とか、柱、こういうところについては撤去が既に終了している。あと中に一部ぶら下がっている部分等があるが、そういうところも今、順次撤去していく予定だ。

○朝日杉本:
そもそも北側の内側の壁は、こういうふうにパタンと倒れていたようなイメージがあったが、それが今回なくなって外が見えていたということは、これは壁自体も全部撤去できたのか?

○小林:
壁の撤去の最新の状況については確認させてくれ。映像に映っていた部分は一部になるので、全体は確認してみたいと思う。

○朝日杉本:
そこが撤去されたのは何時ぐらいのことか確認出来るのであればお願いする。

○小林:
ちょっとお時間頂きたいと思う。

○読売 大山:
映像についてだが、作業用の架台とか、仮設の階段とか、普通に作業するときから、普段使われているものなのか、それとも今回の視察のために設置されたものか?

○小林:
階段については、今の作業をするために付けた階段になる。本設の階段については、爆風で一部吹き飛んでしまっており、そちらが使えないということであり、上に登る仮設の階段を付けており、そちらを使って通常作業を実施している。その階段を使って上まで登って頂いたというのが、今回のルートになる。

○読売 大山:
視察の状況というのは、普段作業している状況と何ら変わりないという状況ということで宜しいか?

○小林:
そうだな。登って頂いたルートとかオペレーティングフロアについては、通常の作業状況と特に変わってない。視察のために特別準備したということではない。

○読売 大山:
特に4号機周辺では、視察のため、作業は全くやらなかったということで良いか?

○小林:
今回の視察に併せては、作業等をすると危険を伴うので、視察に合わせた作業というか、作業に合わせて視察をして頂いたという状況になるので、今回は作業していない状況になる。

○読売 大山:
★3号機廃棄物地下の建屋の溜り水だが、これは24日にわかって発表が今日になったのはなぜか?

○小林:
そうだな。こちらは大変申し訳ないと思っているが、確認後にどのような状況、確認に手間取ってしまっており、本日の報告になってしまったというのが実情だ。わかってできるだけ早くお伝えするべきだったが、遅くなったことについては誠に申し訳ないと思っている。

○読売 大山:
確認作業というのは水位とかそういった物を確認するために手間取ったと?

○小林:
そうだな。水がある程度確認できたところで、どこから来た水かとか、どんな状況なのかというのがあり、実際、深さ等を計ってみると5m程度あるということでかなり深い状況だ。

このようなところもあり、どこから来ているのかということも含めて少し確認をしていたので、報告が遅くなってしまった状況だ。

○読売 大山:
★この建屋は以前、地下を確認したときは水はなかったのか、それとも今回はじめて確認したことになるのか?

○小林:
★この部屋自体は今回はじめて入っている。それで水が確認されているが、こちらに流入しているトレンチについては、今年1月19日にトレンチ調査の中でトレンチの確認をしている。★★その際には水は出ていなかった、水が若干水が溜まっていたが、溜り水が流れるような状況になかった状況だ。

実際、31m3/day という事で1日に31m3 程流れて込んでいる評価結果だが、大体、今溜まっているのが610m3なので、20日程かかってたまったのではないかと今想定をしている。ですので、溜まり始めたのは、今月5月に入ってからではないかと、今考えて入るが、もう少し現場を確認してみないとわからない状況だ。

○読売 大山:
その溜り水の処理だが、この建屋は作業とかで使っていないと思うが、何か溜り水を回収するなど予定はないか?

○小林:
溜り水の回収については現在検討中だ。流入減、水が入ってきているところは地下水、または雨水と考えているが、湖の水を止める方法について月曜日以降、確認して作業を進めたいと考えている。

○読売 大山:
ハイスラッジの中央たんというのがあるが、内容に何か現在のところ入っているものにはどういうものがあるのか?

○小林:
こちらのタンクは名前の通りでり、ぷらントの運転お祭に水の浄化をするが、浄化に使用するイオン交換樹脂、こちらを使用したものを貯めるタンクになっている。現在、量についてはどれぐらい入っているかは、まだ確認がとれていないが、

それが中に貯蔵されている状態ではある。ただ、タンク等の破損は内容で、こちらの水自体の線量もバックグラウンドと同等という状況だ。

○読売 大山:
要するに水のイオン交換樹脂というのは冷却水のイオン交換で浄化するもですか?

○小林:
そうだ。原子炉冷却材をプールの水とか、あとは原子炉の注水される覆水、そういうものを浄化して、劣化した樹脂を貯めておくタンクになる。

○読売 大山:
それは事故前に使えているものがそのまま溜まっている状態?

○小林:
その通りだ。はい。

○朝日杉本:
汚染水のタンクの容量と今後、設置するのは残り何トンぐらいなのか現状を確認できるか?後、いっぱいなる予定は秋だったか、夏だったか現状教えてくれ。

○小林:
水については48報が今最新になっており、5月23日に示しているデータだが、現在、タンクの容量としては大体17万トンぐらいが今現在準備されている状況だ。こちらが7月下旬、20日頃を予定しているが、そこで大体18万トンをちょっと超えるぐらいまで増強する予定だ。

その後、7月末で最終的には20万トン強のタンクが準備できる予定だ。この20万トンのタンクが全て完成すると、現在評価されているところが8月20日までだが、8月20日までは、まだかなり余裕が保たれた状況だ。

で、このまま増加していくとすると、9月10月、秋までは十分対応可能な量だとは考えている。

○朝日杉本:
逆に言うと秋に一杯になるという見込みでいいか?

○小林:
そうだな。こちらは水の処理状況とか濃縮装置の運転状況によって若干変動はしてくると思うが、水処理の状況を報告する中で、もう少し詳しくお伝え出来ればと思う。

○朝日杉本:
承知した。後は17万トン、18万トン、20万トンというのが出てきていたが、これは詳細に何千トンというところまでデータはあったか?グラフを見る限り…

○小林:
細かいデータについては今手元にないので確認させてくれ。

○朝日杉本:
後ほどお願いする。

○小林:
★先ほどの瓦礫撤去の割合だが、現在、がれきの全体量に対して、大体6割程度のがれきが今、(4号機建屋オペブロから)撤去できている状況だ。

○NHK花田:
昨日の会見の質問でも出ていたと思うが、4号機は今、1535体燃料集合体があると思うが、これは昨日の話だと、炉心は3~4つ分という話が出ていた。これは正確の所、3か4か、というところを確認させてもらえるか?

○小林:
正確な本数で言うと、そうだな。現在、4号機の燃料としては使用済燃料と新燃料、これは使っていない燃料だが、それと今回定検で取り出した物、トータル含めて1535体が今入っているので、それに対して大体、量としては3~4の間ぐらいになる。

ちょっと正確な数字は今計算してみないとわからないが、大大量としては丁度、3倍から4倍の間ぐらいになると思う。

○NHK花田:
つまり4号の炉心1基分となると軟体になるのか?

○小林:
大体ですな…548体が炉心燃料だと思う。なので、大体3倍ぐらいかな。

○NHK花田:
わかりました。あとはプール付近の壁だが、映像を見る限りクリーム色出来ずがない状況のようにも見えるが、これは後から塗ったものなのか、それとも事故の前からそうで、傷がついてなかったのか、そのあたりは分かるか?

○小林:
柱か?

○NHK花田:
プールの周りの柱だ。

○小林:
特に塗装したという話は聞いていないので、元々の塗装がそのまま残っているものだと思う。それ以外の鉄筋等がむき出しになっているが、壁の撤去をした残りが残っている状況なので、そちらは撤去後の状況になろうかと思う。

○一杉:
先ほど、質問を頂いた点で幾つか確認できたものがある。先ず、4号機視察にあたって2階にある使用済燃料プールの支持構造物のところは、こちらはご覧になって頂いているという事だ。

プールの下の部分を支える支持構造物だな。こちらについてはご覧になっていただいているということだ。後、使用済燃料プールの水位測定だが、我々の映像には映っていないが、一箇所、水位測定をするデモンストレーション、これはさせて頂いているということが確認できたのでお伝えする。

後、雰囲気線量の質問があった。4号機の視察頂いたオペブロの雰囲気線量だが、大体100~300μSv/hという事だ。後、どんなやり取りが、ということだが、なかなかマスクをしている中で聞き取りにくいと言うところもあるが、

確認できた範囲だと、設備の説明の中でだいぶ作業のほうが進みましたね、といったお話は頂いたというところだけは、一応確認できているので、併せて報告させていただく。

○小林:
先保のNHKの質問だが、燃料体としては548体で間違いない。で、548体で算定すると、大体、2.8倍ぐらい、3倍弱ぐらいと考えて頂ければ宜しいかと。

○一杉:
それでは移譲で本日の説明を終了する。

~ 終了 18時38分

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