2012年5月19日土曜日

東電会見 2012.5.19(土)18:00 ~

東電会見 2012.5.19(土)18:00 ~

トラブル報告なし。西門モニタリングポスト本日8時30分に復旧。原因は不明。本日から構内のドライアウトブラスト実証実験開始の報告。それ以外は特に無し。

○プラント

○サンプリング




福島第一の状況

○栗田:
[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機まで給水系、CS系から淡水注入中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。

[使用済み燃料プール]]1~4号機まで循環冷却継続実施中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]9時15分から3号機タービン建屋から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を開始したことにより、2号機、3号機共に溜り水の移送をしている状況。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオン停止中。サリーは運転中。

[その他]昨日から伝送状態監視していた西門設置の可搬型モニタリングポスト。本日8時30分、伝送情態に異状が見れられないことから、こちらについては免震重要棟内の監視板状でのデータ監視を再開。

原因はケーブルの接触不良ではないかと推定。会見後に説明している作業状況、本日は連絡があったのでこの場で説明する。特段のものはないが、1点、既にお知らせしている1F構内におけるドライアイスブラストによる実証試験、本日実施している。

私からの説明は以上。



質疑

○栗田:
ご質問はよろしいでしょうか。それでは、今日のご説明は、あっ!どうぞ!はい!ハイ!はいどうぞ!!

# ハイは一回でよろしいのだ

○東京新聞ますだ:
※先日から始まっている4号機の傾き(調査)なんですけども、今のところ何か、結果は出てますでしょうか?速報でもいいんですけども。

# ※別に先日から4号機の傾きが始まっているわけじゃありませんので。

○栗田:
現状としてはですね。まだ、測定と言いましょうか、検査の途中です。改めてまとまりました所で説明はさせて頂きたいと思っておりますので。もう暫くお待ち頂ければと思います。

○東京新聞ますだ:
なんか、速報値とか出る予定ですか?

○黒田:
今週末の金曜日ぐらいを目処に速報を出すつもりで今やっている。今のところ、あの、なにか特別異常なデータが見られたという情報はないので、まあ、金曜日にまとめてお知らせしたいと思っている。

○朝日こん:
今の4号機の傾き調査が、特別のことというのは、例えばどういうことがあった場合に発表されるというようなところなのか?これぐらいだと想定の範囲内だとかあるか?

○黒田:
話している4項目あり、以前も測定しているが、プールの水面とプールの縁の距離、こういったものが以前に比べてデータが随分違っているとか、傾いているような傾向が見られるとか、そういったことが見られたら先ずお知らせしようと思っているが、

先ず、そういった情報がない。コンクリートの方は目視と高度の測定をやっているが、目視によって異状なひび割れがあったとか、高度の値に異状があればお知らせせるつもりでいるが、そういった情報は今のところ無い。

○朝日こん:
実際に調査する方は傾き計というものは持って行くんでしたっけ?

○黒田:
傾き計のようなものはなく、なかなか大きな傾向を測定するのは非常に難しい技術であり、これも4項目の中の一つに入っているが、定点を測定して、今回は初期値になるので、これを今後定期的に計っていて、その定点が動いていく傾向を見ようと思っている。

ですから、その定点の測定に関しては今回初期値なので、これに関してはそれについてまだ傾いているとか、結論は今回はなかなか難しいと思っている。

○朝日こん:
いわゆるGPS使って変遷を見るということになるのかなあと思ったが、

○黒田:
そうだな。地面の定点と距離の定点で今後の傾向を見ていくということだ。

○朝日こん:
素人考えだが、洗濯機に付いているような、傾きを見る様な、カメラ上につけるような、水を受けて、その、水面の傾きを見るという装置は、単純に置いたりする予定というのは特にわからないものなのか?

○黒田:
それは基本的にプールとプールの縁の測定で代替できていると思っており、プールの大きさが大きいので、かえって大きいものの水面と縁との測定が制度が高いのではないかと思う。

○栗田:
それでは本日の説明は以上で終わらせて頂く。



~ 終了 18時7分

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