IWJ Independent Web Journal
○報告
- ★保安院 東北電力株式会社女川原子力発電所1号機における原子炉建屋天井クレーン走行部の損傷について報告を受けました
- 北陸電力株式会社志賀原子力発電所原子炉施設保安規定の変更の認可について(人事制度の見直しに伴う変更)
○報道
○森山対策監:
福島第一の状況について説明する。原子炉注水状況。2号機、3号機の中水流量を変更することを従来から申し上げているが、まだ変更していない。予定では2号機の流量を0.5m3/h減らし、3号機を0.5m3/h増やすといった計画がある。
これは夏場において3号機の温度が相対的に高いこともあり、その温度上昇を押さえる目的であるが、資料下に2号機について格納容器温度が示されているが、別途配っている温度パラメータでも示しているように温度計が4つほど
ほぼ同じ時間帯で上昇しているもの、下降しているものがあり、この温度の上昇、下降変化がまだ元に戻っていない。以前に一度、変化して元に戻った事があったが、まだ、この温度計の状況が変わっていないことがある。
従ってこの温度計そのものを監視対象から外すかどうかも含めて今検討中であり、★今のところ、この流量変更は来週ぐらいなるだろうと考えている。 ~ オトトビ(1号機水素濃度) ~ …最近、時々上がっている。
今回も少し上昇傾向だと申し上げた。本日のところはA系が0.06%、B系が0.1%ということである。これは昨日6日は0.14%までB系が上がっており、また少し低下してきている。全体としては低いレベルにある。
★使用済み燃料プール温度だが、4号機が本日11時現在40℃になっている。これは4号機の冷却2次系だが、停止して終了したところがある。本件については4号機の使用済み燃料プールの循環冷却装置システム ~ 音飛び15秒 ~
B系を起動して冷却していたが、念のためB系の方も停止して内部確認を行ったところ、ケーブル接合部での絶縁処理が必ずしも十分でなかったこともあり、改めて絶縁し直した。テープで巻くという作業だが、そのために2次系のポンプを停止したため、
温度が少し上がっている。6月5日にかけて6日にかけて停止をして最高で42℃であり、本日11時現在では40℃までまた下がっている。尚、こういった仮設のものでトラブルがあるが、全体として以前、
保安検査の中で保全計画というものが十分整備されていないという事であり、保安院からも指摘をし、東電からも原因究明という事で報告が上がってきているところだが、今後、こういった保全計画を作っていく際には、仮設である、
通常の保全設備とは違う事をしっかりと踏まえて保全計画を整備するようにと言う指摘は事務的にしている。パラメータ関係は以上だ。
その他の作業だが、昨日、2,3号機のトーラス室の水位測定を行っている。今東電の方で全体取り纏めをしているが、トーラス室の水位、これは巻き尺で測っているのでかなり精度的に荒いと思うが、2号機がOP3270、3号機がOP3370ということで、
現在、タービン建屋の水位がOP3100とか、それを少し超えるぐらいなので、概ね同じようなレベルにあるのではないかと考えている。このトーラス室の調査については、先日、トーラス室の中をロボットで調査をしたこともあるが、
今後も漏洩箇所を特定する観点から、トーラス室内部、出来ればサブレッションプールそのものの水位、こういったものの調査も、今後進めて行くという事だ。他の作業では滞留水関係、2号機はタービン建屋から高温焼却炉建屋へ継続移送を継続。
3号機は現在移送を停止。滞留水処理、現在サリー単独運転で処理。キュリオンはポンプ修理をずっとやっていた。昨日でもってポンプの修理が終り、通水試験、水を通す試験を行っているという事である。
尚、当分の間はサリー単独で処理が出来るので、キュリオンは暫くは待機という形になる。アレバについても建屋線量低減のための運転を引き続き行っている状況だ。私からの説明は以上だ。質問があれば宜しくお願いする。
■質疑
○NHK後藤:
4号機プール温度だが、昨日の東電会見だと半日から1日程度で10℃程度下がり、32、33℃程度まで戻ってくるのではないかという説明があった。朝の五時の時点で40℃というのは下がり始めたのかなと。その辺の温度の下がり方の評価はどのように?
○森山対策監:
プール温度はだな。外気温との関係もあるので単純に見る訳にはいかないが、昨日からポンプを再起動しているので温度は順調に下がってきていると考えている。
相対的に3号機は温度が高い状況にあり、元々30数℃あったと思うので、低下傾向しておるので今のところ問題無いと考えておる。
○ダウジョーンズおおべ:
今、大飯原発の再稼動についてはどのような段階になっているのか?
○森山対策監:
保安院としてはなんというか、監視体制、その他だな、そういうところの準備というのは当然しているが、いろんなレベルで調整されていると承知しているので、★あの、私の方では、あの、必ずしも十分称していない。調整中という理解である。
○読売高田:
配布されている資料で女川の県が配布(http://j.mp/KkcIAz)されているが、これについて説明いただきたいのと、INES評価で評価対象外となっているが、仮に稼働中にこういうことがった場合、評価は変わるのか?
○森山対策監:
★それは影響によると思う。稼働中であって、それによって例えば運転を停止するとか、であれば変わるが、安全に影響がない設備。基本的に電気系統とか、安全に直接影響のないものについては対象外と。これは一応、INESルールでそうなっているので。
それは運転中かどうかには関わらないと思う。結果として運転に影響があれば対象にはなる。それで…ゴソゴソ… ~ オトトビ5秒 ~ これは地震後に点検をしていて、昨年9月頃から、そこに詳しく書いていないが、
女川1号機のクレーンについては動かすときに異音がする。なんか音がする、ということであり、継続的に確認を行なっていた。で、本日わかったことは一番最後のページ(http://j.mp/Kkd4XX)に絵があるが、
このクレーンの車輪の所に軸受があり、この軸受が二重になっている。ベアリングをイメージして頂ければ結構だが、内輪と外輪がある。それからコロという所。何というか玉が入っており、写真にあるが。
こういう構造になっている。それで調査をしていた所、油受けとあるが、その中に軸受の損傷したものが落ちていたということである。設備としては重要な設備なので、本日、法令に基づく報告があったということである。
# (´・ω・`) 冒頭で説明しろよ…燃料運ぶ重要な装置なのに
○時事神田:
女川の件だが、9月頃から異音がしていたという事だが、何らかの燃料や蓋等の吊り上げ作業はこれを使って行なっていたのか?
○森山対策監:
しておりません。
○時事神田:
動かしたのは点検のため?
○森山対策監:
はい。
○時事神田:
★クレーンの軸受のところは中越沖の時も、たしか柏崎の6号機で破断していたと思うが、そこの目視確認みたいなものは全然されていなかったのか?
○森山対策監:
これね、見えないとこなんです。ちょうど、あの、中々目視が簡単にできない所で、
# 見えないとこなんですぅ
○森山対策監:
ファイバースコープで中を見てわかったということで、柏崎の場合は折れているところがですね?この一番後ろの絵で言うと万下の左側ですか?あのう、減速機という所から、この軸受に、この、あの、シャフトみたいなのがあるが、そこが折れていた。
# 柏崎の時の説明はいいよ。なんで目視確認できない箇所が放置されてるのさ。目視確認できないからしゃーなしだな、という問題じゃないでそ。
従ってこれはわかりましたが。で、今回は、なかなか、あの、わからなかったとういことでございます。最近も動くことは動いていたと言うことでございます。
○時事神田:
これ、カバーを外すことも出来ないような構造になってるのか?走行部、駆動部分を外して点検することも不可能だったということか?
# 何この説明、、動いていたからいいの?
○森山対策監:
ココデキル? ここはちょっと難しいですね。ここはファイバースコープで中の様子を見たと。従ってこれからこれをどうやって補修するかは、よく、まだ決まってないが、検討する必要がある。
○時事神田:
異音のあとも動かすことは何度かあって、それで発見するのにこれだけ時間がかかったのはなぜなのか?
○森山対策監:
そこは全体の点検としてだな。2号機、3号機の方を進めていたと聞いている。
○時事神田:
じゃあ、特段保安院としては異音があったことは報告は受けていたのか?
○森山対策監:
はい… はい。
○時事神田:
★それを動かすのをやめろとか、調べるということまでは特段、そこまでの緊急性はないと判断したのか?
○森山対策監:
★あの、それは、あの、調査自体はですね。ずっと、勿論、1号、2号、3号、地震による影響ということは継続してきているので、それは、あの、ええ、まあ、特に問題はないと考えております。
○時事神田:
特にここが破断してることで、天井クレーンの落下のおそれがあるとか、そういったことはない、という判断はあるのか?
○森山対策監:
はい。天井クレーンの落下については、落下防止の装置があり、そういうところは耐震Sクラスに大丈夫なようにできております。
そこには柏崎とも一緒だが、クレーンそのものはBクラスだが、万一の場合、影響しないようにということで落下防止をつけてあり、従って落下そのものに問題無いと考えている。
# ICあるから大丈夫って言っているようなものじゃ。安全装置があるから問題ない姿勢。さらなる安全目指すとか、言ってることとやってることが一致しない寄生機関。
○産経大谷:
女川の関係だが原因は去年の3.11の地震が原因なのか。
○森山対策監:
何度か余震があり、どれかは明確に分からないが、★基本的には地震による影響だと考えている。
○産経大谷:
度の自信家は分からないが、地震の影響でここのところが壊れたのではないかと?
○森山対策監:
はい。はい。
○産経大谷:
で、この天井クレーンが使えないことによる弊害は燃料が取り出せなくなっちゃうということなのか?使えない間は。
○森山対策監:
先ず、これが使えなければ、蓋ですね。そう言う重量物が動かせないので、今、別に燃料を動かす必要はないが、そういった燃料をもし取り出すようなことがあれば、このクレーンを復旧させる必要がある。
○産経大谷:
現状で定期検査中だが、定期検査を終えるにあたって、このクレーンを使わないと出来ない作業は他にあるか?
# 地震であちこちガタがきている原発。ネット配信でこれでは、再稼動に向けて表沙汰にしたくない意図があるのかと勘ぐられても仕方ない。
○森山対策監:
クレーンを使わないと圧力容器、格納容器の蓋が開けられないので。従って点検するにはこのクレーンが必要だ。まだ1号機については、炉内というか、まだ点検は行われていないので、何れにしてもこのクレーンがないと点検が進まない状況だ。
○産経大谷:
これって修理はどれぐらい掛かるようなものなのか?
○森山対策監:
それは今日、損傷箇所がわかったばかりなので、どの程度修理に時間が掛かるかはまだわからない。
○産経大谷:
同種の天井クレーンは2,3号機や別の原発にもあるのか?
○森山対策監:
天井クレーンは何れの発電所にもあるが、2,3号機ではこういった損傷があるという報告はない。
○産経大谷:
2、3号機の天井クレーンは大丈夫ということで宜しいか?
○森山対策監:
はい。
○産経大谷:
わかりました。ありがとうございます。
○ダウジョーンズおおべ:
特別監視体制の準備をされているということだが、大飯は普通、3ヶ月ぐらい止まっているところを1年ぐらい止まっていて、どういうところを、それぐらい長い間止まっていると普通の場合とどのような違った事態を注意しなければいけないのか?一般的に言って。
○森山対策監:
定期検査の一環なので、それぞれ見るべきポイントは大きく違わないが、例えば、管理の状況が一回水を抜いて乾燥で管理をしているとか。ですから、また水張り作業とか、そういう、
★これはむしろ事業者側の作業に、かなり違いはあると思う。長期停止をしているので、保管の方法が違っている。確か、感想管理というか、水を抜いて設備を管理していると思うので、また水張り作業から入るので。そういう意味で時間は掛かると思う。
○ダウジョーンズおおべ:
ただ、循環器系とかに全然水がないというわけではないよね?
○森山対策監:
はい。勿論、入っている所と入っていないところがあるが、管理として、基本的に感想管理、あの、抜けるところは抜いてやっているはずなので。あの、そういった所に水を貼ったりする作業があるので。
そうでない場合と比べると時間は掛かるということで、すぐに何というか、その水を流しながらの検査とか、そういうことは出来ない。準備に時間が掛かるという意味だ。
○ダウジョーンズおおべ:
じゃあ、これから水を入れていく時に、新たに漏洩とか、水を出してあることでそういうことが特に起こりやすいということはあったりするのか?
○森山対策監:
当然水を貼っていけば、漏洩の確認とか、そういうことは当然、定期検査の前の段階で事業者の確認としてはある。従って定期検査のいろんな項目はあるが、そういうものに入る前提として、そういった準備が成されるということで少し時間はかかろうかと思う。
何れにしてもそういった段階になればどういった検査、点検を行うかということは改めてお知らせしたいと思っている。
○ダウジョーンズおおべ:
わかりました。
○時事神田:
★大飯の件で確認だが、実際に原子炉に火が入るまでの保安院が行う検査としては制御棒の作動確認の検査ぐらいしか残ってないのか?
○森山対策監:
他にもだな。弁の検査とかいくつかある。起動前にだな。
○時事神田:
それは保安院が?JNES、、
○森山対策監:
保安院とJNESと。今すぐに役割分担までは分からないが、保安院とJNESで見るべき所がある。
○時事神田:
それは通常検査の中でも行われているもので、通常通りに行うということだよな?
○森山対策監:
そうですな。種蒸気逃し安全弁とか、そういった物が必要になってくる。
○時事神田:
で、今答えられた部分は、長い間止まっているということで事業者がやるべき作業がこれだけあるという事だと思うが、
○森山対策監:
そうですはい。
○時事神田:
保安院としてそう言う法定検査の項目以外にどういうところを見るというのは今のところあるのか?止まっている影響含めて。
○森山対策監:
保安院としては基本的に日常的に巡視というか、保安検査官が現場にいて確認しているので、具体的にどういうところまでやるかは、まさに検討しているが、定期検査項目としてはある程度事業者の準備が整った段階で始まるということである。
何れにしてもどういった検査をどういうタイミングで行うかは改めて整理して説明する機械があろうかと思う。
○時事神田:
そうすると具体的に何処までやるかは検討しているということなので、何かやるということは…、普段通り、普段と同じ体制でやるという、そういうつもりはないということか?
○森山対策監:
当然、あの、起動前の点検がずっと行われるので、そういうところは現場に保安検査官がいるから。あの、そこは確認をしていくということになると思うし、
当然、事業者の中では様々な不適合管理とか、これは保安規定に基づいて行われるので、そういうところはしっかり見ていくことになると思うが。具体的な体制はまだ、十分整理できていない状況だ。
○時事神田:
検査官が現場で見るのは、通常の定検終盤の起動前でもやるよな?
○森山対策監:
基本的には勿論、起動前の巡視とか、それは行なっている。従ってどういうふうに起動前の準備、あるいは起動後も含めて監視を充実していくかということは、まさに今、検討しているところである。
○フリー木野:
先ほどの女川の件で確認だが、最後のページに出ている写真の損傷軸受の写真は中から取り出しているのか?先ほどの話だと、まだファイバースコープで見ただけということだったが、この写真がそうなのか?
○保安院:
(http://j.mp/Kkd4XX)写真のすぐ上に左側に絵があるが、油受けの所に油等に混ざって異物が底に溜まっており、それを洗ったものが写真だ。
○フリー木野:
では異物を取り出したのか?カバー外して。
○保安院:
油受けは外れるような構造になっており、その中にあるものを回収して写真にとったものだ。軸受そのものは人が入って見ることが出来ないので、ファイバースコープを入れて確認したということである。
○フリー木野:
そうすると軸受事態はどの辺の軸受がどうなっているかは、まだこれから?要するに一本だけじゃないと思うが。
○保安院:
今聞いてるのは、軸受が左側と右側にあるが、左側に2つ、右側に2つある。白いコロと呼ばれるものが5個並んでいるが、左から2個目まで、いちばん外側左側の軸受が最低限壊れているのが確認できているということだ。それ以上、何処まで壊れているかは詳細に確認しないとわからないということである。
○フリー木野:
わかりました。こういうことは地震以外で時々あったりするものなのか?先ほど柏崎の時にという話があったが。
○保安院:
★法律に基づく報告があったのは、この天井クレーンの関係で報告があったのは、中越沖の時のこの柏崎6号と、これが2回目だ。
○フリー木野:
わかりました。ありがとうございます。先日も伺っていたが、★去年の事故後に東電の方でやってた記者会見の議事メモは東電から保安院に回ってきていたと思うが、何時からいつ頃まで、ちなみに今でも回ってきているのか?その辺はなにかわかったか?
○森山対策監:
今確認しているのでもう少し待ってくれ。
○フリー木野:
わかりました。
○西日本新聞 吉田:
★★東洋大学の渡辺教授らが大飯原発の敷地にある破砕帯について連動する可能性があるという新たな分析結果を公表しているが、これは新しい知見と考えているのか?(http://j.mp/LdufM9)
○森山対策監:
★★現実において保安院はそのように考えていない。この破砕帯についてはバックチェックでも見ているが、破砕帯の上に乗っている地層、これに変異、変形、こういうものはないということで、活動性はないとこれまで判断してきている。
また、渡辺先生の指摘もあり、保安院の中でも再度確認したが、基本的には活動性のあるようなものではなく、浸食作用によるものであろうと考えている。従ってこれまでの審査やバックチェックの内容を変える知見が得られたとは考えていないが、
○森山対策監:
耐震バックチェックについては継続的な安全向上の取り組みなので、常に最新の知見でもって評価することは重要だと考えている。従って引き続き関連する情報については収集していきたいと考えている。
○西日本新聞 吉田:
★今の保安院で確認したとうことだが、外部の有識者の専門家会議に諮るつもりはないか?
○森山対策監:
★この破砕帯そのものが既に、元々の安全審査の際に現地調査を専門家がしたりとか、バックチェックでもここは見てきている。評価をしてきているので、今、専門家に現地を見てもらうところまではないだろうと思うが。
先程、申し上げたように関連情報というものは引き続き収集を続けて行こうと思っているし、その中でもし、なにか必要であれば意見聴取会も今あるので、★そういう場で意見を伺うことも可能性としてはある。
○西日本新聞 吉田:
詳しくなくて恐縮だが、その部分について現地調査をしたのは一番最近で何時か?
○森山対策監:
一番最近が何時かは、ちょっと今持ち合わせていないが、★元々の安全審査の際には見ていることと、耐震バックチェックの際にトレンチ調査の結果も踏まえ、地層がどうなっているのかというところは確認している。
○西日本新聞 吉田:
専門家会議に上げるかどうかは可能性があるという話だったが、★別にあげても何の問題もないと思うが。なんであげないのか?上げて現地調査必要ないとすれば、それはそれでいいということなんだろうが、なぜ、内部だけでそのような判断をされるのかよくわからない。
○森山対策監:
★これまでも複数の専門家には意見は聞いて効いてきているが、何れにしても関連する情報を集めて、その中で意見聴取会で議論頂くかは検討したいと思っている。
○西日本新聞 吉田:
関連する情報を収集という事は、渡辺教授からの聴取も考えているのか?
○森山対策監:
★直接今のところは考えていないが、大飯サイトにおいて、何か参考になるゆな情報がないかどうか、ということも含めて関連する情報は集めていきたいと思っている。
○西日本新聞 吉田:
渡辺教授の知見というのは集めないのか??
○森山対策監:
★わたなべ、あの、先生の指摘はですね。それはだいたい承知しているので。あの、まあ、そもそも、その、どういう地層かという、その地層の調査、まあ、なんといいますか、あの…、活動性があるかどうかは、まさに現場をどう評価するかと。
★いうことであるので。地層そのものをですな。そういった関連情報というのは、これは集めていく必要はあるだろうと思っている。
○西日本新聞 吉田:
渡辺さんからは話し聞いたんですか?これから聞くんですか?
○森山対策監:
いや、聞いていない。
○西日本新聞 吉田:
これから聞くんですか?
○森山対策監:
★★ええ、そこは、今、まあ、あの、ええ、今のところ、まだ、決めておりません。
○西日本新聞 吉田:
★情報収集と言いながら聞くのを決めていないというのが意味がよくわからないがどういうことか?
○森山対策監:
★指摘が、あの、え、この、なんと言いますか、F-6断層というものがですな。ええ、活動性があるんじゃないかと。いう指摘な訳だ。従って破砕帯ですな。破砕帯そのものが特定できているし、それはどういうふうに、その、活動性の評価方法は、一定の評価方法はあるわけだから。
そういうもの、まあ、これはこれに限らず、様々な指摘というか、あります。従ってそれは、勿論、あの、そういう中で、勿論、一人であれば聞くことはあるかもしれないが、この破砕帯そのものはこれまでもですな。
★見てきているし。更に追加的な、まさに、地層、地質の情報として破砕帯の情報として何か追加的に見ていただくべきものがあれば、それは見て頂くべきものがあれば、それは、見ていただくことではないかと考えている。
# もう何を言ってるかわからない。
○西日本新聞 吉田:
★何度も恐縮だが、現時点で渡辺さんから事情を聞くことは考えていないということで良いか?
○森山対策監:
今のところは決めていない。
○西日本新聞 吉田:
決めていないということは可能性はあるということか?じゃあ。
# 専門家の報告、報道全否定。保安院さま。情報収集はするが意見は聞かない。これは知見ではないし、調査はもうやってるし問題ない。
○森山対策監:
それは先々そういった可能性は否定しないが!あの、今のところ聞くということは決めていない。
○西日本新聞 吉田:
せっかく指摘があるから聞けば国民の暗視につながると思うが。そう言う単純な話ではないのか?
○森山対策監:
いやいや、何処の破砕帯の指摘はわかっているから。その、まさに科学的なデータを元に、動見るのかということであろうと。その破砕帯に対する評価方法はあるし、その、どういう情報を元に破砕帯を活動性があるかないか、
とうことを評価することはこれまでもやってきているし、あの、今、あの、なにか新しい知見があるとは考えていないが、関連する情報は、そりゃ集めていく必要あると思っている。従って今後、勿論、先生に聞くまでは否定していないが、今のところ、まだ底まで行ってないということだ。
○西日本新聞 吉田:
★しつこくて恐縮だが、今の森山さんの説明で国民が納得できると思われる?
○森山対策監:
あの、それは、あの、丁寧な説明は必要だが、それはあの、勿論あの、丁寧な説明が必要だが、これまでこの破砕帯の評価というのは、そこに乗っている城西地層という所、これはトレンチで調べているが、そういうことで調べてきている。
# バカを諭すような丁寧な説明がな。説明が丁寧であれば犯罪者の主張する事であっても、しかもそれが常習犯の言うことであっても、丁寧に説明すれば信用に値するのだと本気で思っている。(´・ω・)カワイソス
勿論意見聴取会も開いてきているから、必要であればそういうところに上げていくということで、何れにしても関連情報は収集して、そこはしっかり対応したいと思っている。
○読売高田:
今の関連で伺うが、渡辺教授からはまだ話を聞いていないということだが、渡辺先生の主張は学会、もしくは論文発表されているものなのか?そのあたりは確認されているか?
○森山対策監:
学会発表があったかは確認されていない。
○読売高田:
私は科学部に所属しているが、普通、取り上げる際はピュアレビューとかきちんと学者、専門家相互の確認を終えた上での知見が最新知見として報道したりすることはあるが、今の時点で、これは最新知見としてストレステスト等に反映しうるような、しないといけないような情報として取り扱うべきものなのか?
○森山対策監:
今のところはそう考えていない。今のところはそう考えていない。何処まで学会というで発表があったかどうかはまだ承知していないが、今、私どもが持ち合わせている情報では
# 見かねた読売さまが助け船。急にしゃきしゃき話す森山対策監。
それはまだ承知していない。先般も学会があり、様々な発表がされているが、そこでは特に指摘はなかったと思っている。従って今の段階でバックチェックとか、そういった物を見直すまでは行かないが、当然、いろんな専門家の私的だから。
そこは関連する情報は集めていって、その上でまた意見聴取会に場合によっては説明する可能性はある。
○読売高田:
わかりました。先日の志賀原発に関連して渡辺教授が指摘しているような、学会で発表されたような情報とはまた違うという取り扱いですな。
○森山対策監:
はい。学会の発表でも様々なレベルがあると思う。査読されたゆ論文もあれば、そうでないものもあると思うので、そこはひとつひとつ丁寧に見ていく必要があるが、志賀原発に関連するところについては、北陸電力も追加的な情報整理はしているので、そこは個別に内容に応じてしっかり対応したいと考えている。
○読売高田:
ありがとうございます。
○西日本新聞 吉田:
今の関連して。要するに学会で発表するようなものでないと情報収集しないとうことか?
○森山対策監:
あの、そういうふうにもうしていない。勿論学会で発表されたり、論文は非常に重要であるし、勿論それ以外に指摘も、これまでも何度もいろんな形である。
# 意見聴取会で一部の委員が爪弾きされるわけだ。
そういうことに対しては、基本的には真摯に受け止めていくという姿勢であることに違いはない。当然、論文としてそれなりの研究を成されたものと、いろんなレベルの違いはあるが、一つ一つの指摘に対しては専門家の指摘なので、
それがどういうものかということは我々もよく確認する必要がある。指摘というか。従って今回もF-6破砕帯について指摘があったので、これはどういう調査をしたのかということを確認して、今のところ、あの、問題無いと思っているが、繰り返すが、関連する情報は引き続き収集していくという姿勢は変わっていない。
# 指摘は真摯に受け止めますよ。だからといって何かするわけではないがな。指摘は原発再開の障害を排除するために指摘内容はよく吟味、確認致します。この姿勢は普遍的で今後も変わるものではございません。
○西日本新聞 吉田:
今に関連して、いち日報道によると、専門家会議のある委員の方は、この渡辺教授の公表について、現地調査すべきだというふうにおっしゃっているが、その点は確認されているか?
○森山対策監:
そこはまだ聞いていない。そういった専門家の意見を踏まえながら、見るべきところは見ていくことになる。
○西日本新聞 吉田:
専門家会議の委員の方が現地調査をしたほうがいいといえば、保安院として現地調査するということで良いか?
○森山対策監:
あの、そこは、あの、具体的なですね。今の、今、きいておりませんから。わからないが、専門家の指摘も踏まえ、ええ、勿論調査が必要であれば、それはしていくという事になるが、今のところは、その、これまでの、判断を変えるところまで行ってないと考えいる。ただ勿論、それはあの、真摯にだな。様々な指摘、情報収集を進めていくという事だ。
~ 終了 16時45分