トラブル報告なし。2号機格納容器、指示値異状の温度計3つを監視対象から参考扱いに。(監視21,参考8,故障7)これに伴い注水量0.5m3/h 2号機↓、3号機↑変更を明日から。
本日予定していた重さ60tの4号機使用済み燃料プールの防護架台設置はキャンセル。明日以降に延期で何時行うかは未定。安全確認のため予定を伸ばしたとのこと。
作業報告、明日、2号機のトーラス質で赤外線カメラによるサブチャンの撮影実施予定。温度差が赤外線カメラに写ってサブチャン内の何処のあたりに水面があるか調べる試み。社員3名で計画線量は8mSv。温度均一変化ないと漏れてない判断?
1~3号機の建屋上部と1~3号機の格納容器ガスサンプリング、建屋開口部とモニタリング関係の資料中心。2号機格納容器でチャコールフィルタでCs-134 が検出限界ギリギリ 3.0E-6Bq/cm3検出以外、特段何もなし。
会見は質疑中心。管元総理のブログ、ビデオ会議公開要求。撤退問題、情報公開に対する東電の姿勢について。必見。当然、記者クラブメディアは無反応。原発事故以降から一貫してメディアから総理扱いされない元総理大臣。
○プラント
○モニタリング
- 福島第一 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 79.3KB)
- 福島第一 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)
- 福島第一 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)
- 福島第一 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.6KB)
- 福島第一 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.3KB)
- 福島第一 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.0KB)
- 福島第一 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 78.8KB)
- 東電 福島第一の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)
○関連
■福島第一の状況
○松本:
6月11日の夕刻会見を始める。
[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。
[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。2号機格納容器温度(http://j.mp/MAMAEr)4つの検出器が以前から指示不良と説明しているが、★本日、この4つの計器(温度計)については「監視に使用可」から「参考」温度計という事で、位置づけを変えている。
監視に使用可から参考に位置づけを変えた。詳細に言う徒114A、114D、114H#1がこれまで「監視に使用可」と判断していたが、参考温度計とうことにさせて頂く。それから114F#1に関しては以前から参考温度計だったが、
それは位置づけを変えないことで評価を行なっている。裏面に詳細な名称等を書いている。それから本日、こういった判断をしたので、これまで様子を見ていた2号機と3号機の注水量の変更操作を明日準備が整い次第実施する予定だ。
2号機のCS系からの注水量を0.5m3/hほど下げて、その分、3号機の給水系からの注水量を0.5m3/h程、増加させる操作を明日行う予定だ。[使用済み燃料プール]1~4号機とも循環冷却を続けている。先週一時的に冷却が止まった4号機だが、
使用済燃料プールは31℃という状況に戻っている。★なお、4号機も以前報告した2次系循環ポンプのA,端子台のところに焦げ跡があった件だが、本日から3日間、11~13日の3日間の予定で交換作業を行う。
こちらに関しては本日、それから復旧が終わる13日に一時的にに字型の冷却を止めるが、本日の冷却停止時間は約7分間ということで冷却に大きな影響はなかった。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機は引き続き雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送継続。
3号機は昨日8時26分から移送を再開。[水処理設備および貯蔵設備の状況]記載の表の通り。[その他]その他の作業は、繰り返しになるが5月28日、6月11日の2号機格納容器の温度計に関しては位置づけの変更を行なっている。
それから作業関係で1点連絡。★4号機使用済燃料プールの上に防護架台を設置する件だが、本日、早ければといったが、本日は実質行なっていない。安全面の再度確認を行った上で、明日以降、準備を進めていきたいと思っている。
もう一点作業関係。★2号機トーラス室の推移測定を先日おこなったが、明日は2号機に対してトーラス質内部というか、圧力抑制室を赤外線カメラで撮影し、圧力抑制室の内部の水面が確認できるか、という事で明日トライしたいと考えている。
場所は北東の三角コーナーからトーラス質に入り、圧力抑制室の上部の写真を赤外線カメラで撮りたいと思っている。作業時間は明日の午前10時から約2時間程度。社員3名で実施する。計画線量は約8mSvと考えている。プラント、作業関係は以上だ。
# 社員だけ。見られると困るものがあったら困るでな。
サンプリング関係の資料。★福島第一下降脳容器ガス管理システム気体サンプリング結果。それぞれ1~3号機の格納容器ガス管理システムの粒子状フィルターとチャコールフィルターのサンプリング結果だ。
原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号機 http://j.mp/MAN4KJ 2号機 http://j.mp/MANbpO 3号機 http://j.mp/MANh0C
こちらに関しては検出限界値に対してNDが殆どであり、2号機のCs-134、チャコールフィルター分だけが3.0E-6Bq/cm3ということで、検出限界をわずかに上回る程度で見つかっている。1号機に関しては6月1日と6月4日の2階測定しているが、
これは一時的な水素ガス濃度の上昇があったので、念のため測定したものだ。★それから建屋上部でのダスト放射線モニタのサンプリング結果だが、こちらは三種類ある。タイトルが似通っていて申し訳ない。
原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号機 http://j.mp/MANtNs 2号機 http://j.mp/MANyk9 3号機 http://j.mp/MANHnR
こちらは毎月月初めに各建屋上部のダストサンプリングを行なっており、月末に向けて建屋からの放出放射能量評価をしていくものである。5月の測定結果について暮れべて大きな変動はないとうことだ。
もう1種類。★建屋開口部における空気中の放射性物質の核種分析の結果ということで(http://j.mp/LCTdXG)2点の資料が載っている。こちらは造粒固化体貯蔵設備、貯蔵排気設備と3号機廃棄物処理建屋の設備だ。
こちらは原子炉建屋以外の開口部を準じサンプリングしているもので、6月6日、7日分の測定結果だ。最後になるが、毎日実施している南放水口での海水のサンプリング結果(http://j.mp/MANP6G )セシウム134/137、全βは本日の測定分としては検出限界未満という状況だ。本日、私からは以上だ。
■質疑
○朝日杉本:
2号機格納容器温度3つだが、抵抗値の測定などした結果、外すことにしたのかどうか。いつもWeb上にアップしている格納容器の基準温度は、まさに今回、監視対象から外す所の温度計だったと思うが、今後、これについてどうするつもりなのか?
○朝日杉本:
後、現在もっている温度計の数と、参考値や監視からそもそも外した物の数を教えてほしい。
○松本:
先ず、直流抵抗の測定結果だが、こちらは5月29日に測定したが、抵抗測定値そのものに大きな変化がなかったのが実態だ。
以前、2月にあった時にように絶縁抵抗がどんどん大きくなて悪化していく状態ではなく、今回の場合は手元資料でいうと、例えば114Aでいうと1度温度上昇が見られた後、64℃前後で落ち着いている状況であり、
直流抵抗の変化としては見られていないが、今回は4つの温度計がそれぞれ同時に移動したということで、検出器としては監視に使用可から参考に切り替えたものだ。それから温度に関してはHPでそれぞれ温度計をアップしているが、これまでと同様、継続して実施する。
これまで使っている114Aや114Dに関しては、今後、注釈を打って参考値扱いにさせて頂ければと思っている。温度計の数だが、結局2号機の格納容器の温度計は都合、全部で監視に使用可が21個、参考に使用可能なものが8個、故障が7個という状況だ。
○朝日杉本:
ありがとうございます。HPに公表される数字だが、参考値のものを表示するのか?要するに今後も上下する可能性があるので、これだけ見ると温度が急上昇していたり、急降下していたり、誤解を与えかねないのかなと思うが。他の温度計に帰る予定はないのか?
○松本:
今のところこのドライウェルの温度計に関してはこの値のところが一としては適当と思っているので、特段現時点では変更する予定ない。当然、値が変動した場合は、会見等で説明する。
○朝日杉本:
逆に他の温度計に変更できない理由があるのか?
○松本:
移動したとはいえ、このドライウェルの大体、フラスコのそこから3分の1程度の所に円周上に散らばっているので、全体の傾向を見る上では有効ではないかと思っている。
○朝日杉本:
わかりました。
○松本:
勿論、他の温度計を監視していないというわけではない。他の温度計も見ているが、現時点で表示しているという意味ではこの温度計で十分と思っている。
○TBS中道:
きょうの話題じゃないが、4号機使用済み燃料プールの防護構台設置作業が明日以降ということだが、作業の日程はまだ決まっていないのか?
○松本:
具体的には決まっていない。11mから14mで重さ60トンで非常に大きな構造物なので、上に釣り上げた際に万一、人身事故や防護構台そのものが傾くとか、何処かに突っかかることがないように、少し手順とか、やり方、作業員の周知のようなところを十分把握した上で移動させたい。
○TBS中道:
明日行う可能性あるか?
○松本:
勿論あるので、日程等が決まれば先行してフクシマの方で紹介できると思う。
○TBS中道:
作業自体は大体どれぐらいか?
○松本:
そうだな。1日仕事で考えている。
○ファクタ宮嶋:
先週末に(前社長)清水さんの聴取や論点整理(http://j.mp/MVF21s・http://j.mp/Mv7Vep)が(国会事故調が)あったんですが、論点整理の中に東電本店は本来、現場を支援すべき立場にあったにも関わらず、
官邸からの頻繁な鑑賞を調整することなく、単なる官邸の指示伝達役になったという認定見内なことが書いてあるが、東電は勿論、いろんな事実誤認や常に反論されてきたわけだが、こういう内容は反論やこのまま受け入れるということなのか?
# 改善、隠蔽の常習犯の電力会社を信じる、現場を信じる、情報はいらない中、全ておまかせという行動のほうが特異に思えるけど、その所の考慮はあるのかの。
○松本:
国会事故調の見解なので、現時点とところで私どもがなにか申し上げる立場にないと思うが、当時の状況という意味では本店は発電所支援とうことで物資、人的支援ということで全力を尽くしていたというのが実態だ。
この辺の実際のところについては昨年12月22日の初動対応とか、今後発表する予定の最終事故報告書の中で詳しく説明出来ればと思っている。
○ファクタ宮嶋:
私が効いてきたことと随分違うと思うんですよね。官邸から色々介入があったとしても まさかほんとに本店が現場を見捨てていたとは誰も思わないが、それではこれは社内事故調の中でこういうモノについては東電の見解が出てくるという認識でいいか?
○松本:
はい。私どもとしては見解というか、私どもが対応したことの事実として確認できたことをきちんと申し上げたいと思っている。
○ファクタ宮嶋:
それともう一点、同じ論点の中に管元総理が東電の全員撤退を阻止したと理解することは出来ないと書いてある。ただ、その後に今回の事故にあたって原子炉が厳しい状況に陥った後も事故対応が出来たのは、炉の状況を最もよく把握していた現場であったと。
また、最後までもちばを守り、★現場、職員、協力会社の使命感が今後の事故対応の重要なポイントであったと書いてある。この点はどうか?
○松本:
はい。やはり、限られた情報の中で発電所と本店が協力して今回の事故対応にあたったわけだが、最も情報を持ち、その対応の実態がわかっているのは発電所、現場の一番そばであるので、そこに関しては少なくとも私自身はそう言う事になろうかと思っている。
従って今後、発電所、現場が福島第一であるというような、それを元に支援体制とか、指揮命令系といったものが最評価されるものではないかと思う。
○ファクタ宮嶋:
14日の夜、15日にかけて当電車内報告書の記事というのは、殆ど無いようなものだったと記憶している。この間も確か、所長が10条通報か、それを認識したという一行を加えていたが、
あの辺はしっかり社内事故調でこういう内容も含めてしっかり検証して出てくるということで宜しいか?要するに東電は情報を隠していると私は思うんですよね。
なぜ、増言うことを、現場の人がそれだけ頑張ったのに、現場のことも含めて社内事故調でしっかりした説明をすべきだったと思うが。そう言う認識はないのか?
○松本:
勿論、現場も含めて当時、事故の対応にあたったものがどのように対応したか、あるいは事実として確認されたことはどうだったのか、ということについては、きちんと報告書の中で説明できると思っている。
○ファクタ宮嶋:
★参考までに松本さん、広報の寺沢さんに伺いたいんだけどね。本店はあまり現場を帰り見てなかったような状況もあった中で、現場が最後までもちばを離れない、
# 一人が証言しても複数の人が証言して一致しなければ認めない、事故報告書には書かないという東電の事故報告の取り組みは素晴らしい。
○ファクタ宮嶋:
こういう使命感があったと。これはなぜなんですかね?どうして現場はそこまで頑張れたんでしょうか?一番知りたいのはそこなんですけど。
○松本:
あのう… 少なくとも私自身は当然、あの、今回の発電所に関しては事故の対応においては、当然、自分たちのプラントであるという強い責任感のもとで今回の対応が出てきていると思っている。
特に最終的には事故対応に直接関係ない人間を第二のほうに一時的に非難させ、退避させてその後、70人に最終的になったが、その人間で対応を頑張るというところは、そういったロイヤリティーというか責任感の現れではないかと思う。
○ファクタ宮嶋:
くどいお願いだが、71人ですか。残った方の記者会見は現在の体制でやっていただけないのかというのが1点と、もう一つお願いしたいのは71人の人の、別に私はその人達がヒーローだとは思ってないが、その人達の属性ですね。
吉田さんが57ぐらいだったと思うが、年齢ですね。それから性別。私が一番知りたいのは持ち場。例えば運転や計測、連絡とか。★それと最後に知りたいのは70人ぐらいいた人の出身地ですね。
その中で福島で生まれた人が何人いた。あるいは福島のサイトに10年以上いた、そう言う気ンム歴を持っている人が何人いたとか、そういうことはもう、別にいいじゃないですか!
○ファクタ宮嶋:
こうやって一生懸命やった人がいたわけですから。上層部の方針のことばかり考えないで、その現場で頑張った人のことをですね。もう少しまじめに出したほうが説得力あるんじゃないですかね?だからそれぐらいはやって頂けないですかね?
○松本:
あのう… 先ず最初の質問の71人残った者のインタビューというか会見については、今のところ予定していない。あの、まあ、会見インタビューとなると、それなりの緊張感、あるいは責任も伴うので、少なくとも現時点では考えていない。
以前だとユニット所長がインタビューに応じたことはある。2点目の質問の残ったものの属性、出身地とか、年齢、それから作業分担、
# 現場視察の極々限られた時間でな。応じたうちに入るか。
○ファクタ宮嶋:
性別ですね。持ち場ですね。そういうことは全部出せるでしょ? そういうのは別にオープニンしたって何の問題もないと思うんですよね。
○松本:
そういうところに関しては少し検討させて頂くが、なるべく個人が特定できない形であれば、可能ではないかと思っている。
○ファクタ宮嶋:
それはお願いする。
○ニコニコ七尾:
2点。今のファクタ宮嶋さんに関連してだが、論点整理1(http://j.mp/MVF21s・http://j.mp/Mv7Vep)で国会事故調は東電が全面撤退した形跡が見受けられないと。
一応、現時点では結論付けられたわけだが、この背景というのは、吉田所長が今もあったが、まだやれるということがあったと。実際に残っていたことがあるが、先ほど、この時点で事故対応を図るためにはどんな部署で、どれぐらいの人数が必要なのかというのは、その時点では71人は根拠があるのか?
○松本:
根拠があるというか、当時、最終的に所長の吉田の判断のもとに、各班、必要な人間、あるいは人数等の規模を割り出したので、その結果として残ったものが71人だ。
○ニコニコ七尾:
★これは本店も吉田所長が判断されたことをそのまま了解したのか?それとも71名を決めるにあたって本店とディスカッションはあったのか?
○松本:
基本的には発電所が一番現場の状況を知っているので、これに対して多いとか少ないというコメントは本店側はしていないと思うが、念の為に確認はする。
○ニコニコ七尾:
その前に10名ということを言っている。吉田所長は10名と言うことを行っていたが、これと71名の関連というのはどうか?
# ひっぱるね。10名。
○松本:
10名という数字は国会事故調の調査結果という形で聞いているが、少し、どういう趣旨かと言われれば、最低限、最小の人数だと思う。そうすると10名で当時わかっていた段階で10名で事故対応は出来たのか?10名で。
従って最小限という意味では、最悪のケースということだと思うが。当時としては71人が残って事故対応にあたったということである。
○ニコニコ七尾:
★最低限10名というのは、10名で仮にどういうことが出来たのか?
○松本:
そこまで想像の域の範囲を超えるが、当然、注水やそういった関係のパラメータの確認とか、軽油の補給といったことではないかと思う。
○ニコニコ七尾:
そうすると今の松本さんの話では10名で何とか最低限は出来たであろうという数字でもあると言うことでいいか?
# 単に吉田所長が頭の中に浮かんだこの人なら残ってくれるだろうなという人が10名ぐらい頭に浮かんだという回想の話であって、10という数字に具体的な意味ないという話じゃ。多分、知っていて松本氏の認識を聞いてるんだと思うけど…
○松本:
最小限絞り込め罵倒想定だと思うが、実際に10名で可能だったかどうかいうことは難しいと思う。
○ニコニコ七尾:
わかりました。今、71名はどうされているのか?全員だが。健康状態も含めて。未だ東京電力にいるのか。
○松本:
まあ、勤務場所は福島第一であったり安定化センターであったり、線量の関係で本店とか、他の部署に移動したものもいるが、今のところ、なにか健康に問題があるということは聞いていない。
○ニコニコ七尾:
何度も質問しているが、管前総理がこれを聞いて反論(http://j.mp/Mu9FoY)しているわけだが、これの伴い、テレビ会議の映像を全て公開するよう求めているわけだが、これについては再度伺うが如何か?
○松本:
今のところ、私どものテレビ会議の映像等を公表する予定はない。
○ニコニコ七尾:
国会事故調の管元総理、及び清水前社長の時に、一語一句、テレビ会議映像から文字おこしで、起こした関係になっており、大体内容は全て明らかになっているが、それでも公開についてはやはり出来ないという考えか?
○松本:
ケッコウデス。
○ニコニコ七尾:
この間、4号機のポンプ写真公開いただきありがとう。その際に説明した電圧についてだが、200か400Vかわかったか?
○松本:
200Vだ。
○ニコニコ七尾:
わかった。この件についてテープの巻き方云々の前に工事の施工そのものに問題があるという見方は出来るのか?
○松本:
施工というか、最終的にはケーブルの終端処理をこういった絶縁テープで行うのは通常であるので、施工作業そのものに問題なかったと思うが。見ていただいたように、少し素線がはみ出ていたようなことになっているので、そういう意味では少し十分に巻けてない状況だったということだ。
○ニコニコ七尾:
その背景にマスクをして防護服で厚い手袋で巻きにくくてと言う事あるのか?
○松本:
それはあると思う。当然全面マスクだし、手袋も綿手にゴム手袋を重ねたような状況だから、非常にやりにくい環境下だったと思う。そういった所が今回巻きにくかった背景になろうかと思う。
○ニコニコ七尾:
後2つ。このポンプだけではなく、同時期に設置した同様のケースはあるのか?
○松本:
1号機の使用済燃料プールの冷却系が同じポンプ、型式だったがこちらは問題ないことを確認してる。
○ニコニコ七尾:
確認したんだね。有難うございました。
○NHK花田:
2号機の格納容器温度計について。結果としてこういった温度不良になった原因はどのような可能性が高いと?
○松本:
先ず、実際に何か格納容器の中で温度が上がるようなことが起こったわけではないだろうと見ている。いわゆる炉心注水量変更とか、格納容器窒素ガス変更作業というような外乱を与えるようなことは行なっていないし
、温度の上がり方自身も、ほぼ2つが同時にひゅっとあがって、2つがひゅっと下がって、そのまま一定の温度になっていることから見ると、実際に何か格納容器の中で温度が変化する事象が起こったと言うよりも、温度計地震の不良と判断している。
特に温度計の不良に関しては電気的な混触、端子台が特に湿気ているとか、水に濡れていることもあったので、そういった混触の可能性が強いのではないかと見ている。
○NHK花田:
混触を防ぐための対策、手のうちようはあるのか?
○松本:
格納容器の中がもっと乾燥してくれば話は別だが、循環中水冷冷却を続けており、炉に注入した水が格納容器の水が底に溜まって流れでてく状況からすると湿度を下げられる見通しは今のところ立っていない。従ってこういう環境の中で2号機はかろうじて何とか噴かれている状況だと思っている。
○NHK花田:
2号機の圧力抑制室の赤外線調査の関係だが、これは北東のキャットウォークから作業員が入って上から赤外線カメラで撮影する、どういう作業を行うか具体的に教えてくれるか?
○松本:
北東コーナーから三角コーナーの入口扉から入り、圧力抑制室の上部を狙ったような形で写真を撮る状況だ。(お絵かきタイム 00:29~)中地下一階の北東コーナーの三角コーナーに階段があり、以前サーベーランナーを入れたところだが、
そこの階段室の方からサブレッションチェンバー室の上を狙って赤外線カメラで写真を撮る状況だ。マンホールはこの辺だが、階段をのぼってこの辺りからカメラで写真をとって見る状況だ。
従って水面があれば、ここ、基礎部と液層部で多少温度差があれば、赤外線カメラで取ることで少しこの辺りに、(温度の)境目というか、そういうったものが取れるんじゃないかということで期待している。
ただ、あまり満水に近い状況になってくると、全体が温まっている形になりかねないので、こういう場合はうまく境目がでないと思っている。
○NHK花田:
この間の調査でトーラスの水位が5mちょっとで半分よりちょっと上ぐらいだったと思うが、中が満水で外がそれぐらいの水位でバランスしていないことも考えられるか?
○松本:
ハイ。外側は先日示したようにトーラスの真ん中ぐらいより、ちょっと上に外側の水面があったので、まあ、水が漏れている以上少し上にあると思うが、満水ぐらいなのか、少し下がったぐらいの所なのか見極めたいと思っている。
現在、漏洩箇所の推定という形でベント管のベローズの部分や、もう少し高いところか、というところを考える上で、水面が何処にあるかわかってくれば、そう言うヒントになるのではないかと思っている。
○NHK花田:
目的として漏洩箇所調査という所だと思うが、水面の高さが分かることで、どのように漏洩箇所の推定につながっていくのか?
○松本:
(お絵かきタイム 00:31~)ベローズとベント管、いわゆる圧力抑止室の貫通部が漏れているという意味ではいろんな箇所があるので分からないが、ベント管関係だとこういったベローズの部分とか、
こういったベント管とフラスコのつなぎ手の所で溶接部があるので、そういったとこから漏れている可能性があろうかと思っている。従ってどこまで水位が確認されるかという所で、こういったところ、こういったところの出やすさが変わると思うので、そういった所で水面がわかれば漏洩箇所の推定材料が得られるのではないかと思っている。
○NHK花田:
その推移により、漏洩箇所が全部わかることではない?
○松本:
それは勿論だ。ベント管そのものも全部で8本あるので高さ的には円周上で揃っているが、どのベント管というところまで探れないし、実際に内側のキャットウォークに入って実際にはサーベーランナーにもう一度、目視してみるというところは最終的にやる必要あると思っている。
○テレ朝松井:
川崎火力発電所の2号系列の1号機は今どのような状況に?
○松本:
2号系列の1号機?
○テレ朝松井:
本来これは来年稼働の筈だが、試験でかなり、この夏に間に合わせる話しがあったと思うが。
○松本:
先月出した需給計画があるが、供給力としては川崎の2系列の1号機は46万キロワットを織り込んでいる。夏に向けて織り込んでいるが、今運転中か?
○寺澤:
念のために確認するので少々待つのだ。
○テレ朝松井:
というのは去年の夏と今年の夏においては柏崎刈羽が当然動いていないから、その分を火力で補うわけだが、それの一番のメインになるのは川崎のこれだと以前取材で聞いたと思うが。
○松本:
主力という意味ではこればかりではなく、千葉の三号系列に作っているガスタービンや、相馬京香の新地1・2号機が、これが震災で被害を受けたが、今年の夏に間に合うという事でこれは94万キロワット程度は言ってきている。
ので、川崎の2の1軸が46万だが、これ以外でも火力分という事で323万キロワットが追加という事でいれてある。
○テレ朝松井:
川崎の2の1は今、新設で作っているはずだが。
○松本:
親切で試運転を今年の夏に間に合わせる形で工程を進めている段階だ。
○テレ朝松井:
早ければ貼るにもという話しが一次あったと思うが。
○松本:
確認させてくれ。
○テレ朝松井:
そうすると今の千葉の話しと、この川崎などを含めての柏崎刈羽の分を補った上で更に節電を求めるというのが、東電のざっくりとした形という形、確認でよいか?
○松本:
そうだな。柏崎の5,6号機は供給力としてみていないので、その分が昨年よりも249万キロワット減分、火力分で323万キロワット+揚水150万キロワット程度。揚水の中には先日プレス発表した神田川2号機47万キロワットをプラスしている状況だ。
○テレ朝松井:
わかりました。後でその数字を教えて欲しい。
○フリー木野:
★別件だが1Fにいる作業員で昨年から今年までに外国人の作業員は何人ぐらい働いていたか数字はあるか?
○松本:
ない。
○フリー木野:
本人確認する際にそう言うのはチェックされていると思うが、かなりの人数いると思うが、人数はわからないか?
○松本:
殆どが日本人と思うが。当所、水処理設備関係でフランスのアレバ社や米国のキュリオン社なのど技術支援があったので、そう言う関係では海外の作業員の方もいたと思う。
○フリー木野:
それ以外に通常作業の中でも元々外国人の作業員の数がいると思うが、今も1Fでかなりの人数が働いている話を聞くが人数はわからないか?
○松本:
ハイ。ワカリマセン。私どもは外国人だからという事で集計しているわけではないので、元請け企業から出てくる作業員名簿、作業印書を発行する際の本人確認をきちんと行っている。
○フリー木野:
本人確認の際に区分けしないまでも登録されているわけだから、その辺の数字は出ないのか?
○松本:
いわゆる外国人であるかどうかは、そう言ったチェックがあるのか、そう言ったチェックがあるにしても数えてみないとわからない。
○フリー木野:
数えてくれないか?
○松本:
いまんとこ、数えるかどうか、すこし必要性踏まえて考えたい。
○フリー木野:
数字がわかればその辺は公にして頂きたい。★要するに契約関係が重層契約になってよくわからなくなっている中、外国人の作業員の方がどういう契約で、どういう状況、どういう待遇なのかというのも、ある意味重要な事ではないかと思うので、人数だけでも公に出来ればと思うが。
# 40年、全く見えない電力会社の原発従事者、労働環境の実態。協力企業が勝手にやってることだ。労働基準法違反で逮捕者でようが知ったことか。使い捨て労働者。新聞勧誘や携帯電話や通信契約会社と同じ責任丸ごと外部に丸投げすばらしい日本の企業文化。鏡の東電。
○松本:
数えるかどうか含めて検討するが、いずれにしろ木野さんの問題意識が、そう言う契約関係であれば、私どもは直接各個人の方々と契約しているわけではないので、どういった契約形態にあるかは解答しかねる。
○フリー木野:
契約関係含めて、先日、1Fの取材の降りに小森常務が問題があるのであれば直接対応しなければいけないという事もおっしゃっていたので、その辺含めてお願いする。
○松本:
どういった公表の仕方が出来るか、数えられるかどうか含めて検討させて貰う。
○フリー木野:
今の松本さんの答えの直接個人と契約しているわけではないというのは、当然そうだが、恩赦の常務がそういう事をきちんと契約のことを含めて確認しなければ、対応しなければいけないとおっしゃっているわけですから。その辺お願いできるか?
○松本:
勿論契約上の問題があれば、社としてきちんと対応する必要があろうかと思っているが、個々の企業にどのような契約上の問題があるか把握した上での対応になる。
○フリー木野:
わかりました。先程の管総理が直接ブログで、★テレビ会議を公開して欲しいとおっしゃっているが、これは先程の答えだと公開は市内と?
○松本:
ハイ。今のところ会社として公開する予定はない。
○フリー木野:
テレビ会議の中で、先日、清水前社長の国会事故調の参考人招致のおりに、テレビ会議で清水社長が最悪のシナリオを描いた上で対応するようにという指示を出している、細かい言葉まで含めて事故調の方であったわけだが、ここで言う最悪のシナリオというのが、どういった内容なのか、具体的に示して頂くわけにはいかないか?
○松本:
今のところまだそう言った最悪のシナリオの中身について確認できていないが、一度確認してみればと思っている。
○フリー木野:
確認しようと思えば直ぐ出来ると思うので、お願いできるか?
○松本:
ハイ。どういった形でできるかどうか検討させてくれ。
○フリー木野:
先程もあったファクタ宮嶋さんから、作業員の方のインタビューをと言う話しがあったが、前回の構内取材のおりにユニット所長のインタビューが2月にあったと思うが、前回はそういった物は全くなかった。現場のユニット所長、あるいは現所長等に
やはりきちんと会見の場を設けて頂いて、いろいろ説明頂ければと思うが。事故当時の状況を含めて。お願いできないか?
○松本:
今のところ70人の方、それ以外のユニット所長、現所長の高橋も含めてどういった形で会見が出来るかについては、検討させて頂きたいと思うが。今のところ予定としてはない。
○寺澤:
宜しいでしょうか?
○フリー木野:
お願いする。
○寺澤:
テレ朝松井さんの質問。川崎火力の2号機の1軸だが、5月13日に初並列をさせて頂き、試運転中という事だ。営業運転は来年2月予定。
○テレ朝松井:
これは火力発電の常識として試運転=フルパワーと考えて宜しいか?そしてそれを供給していると考えていいか?
○松本:
供給は間違いない。発電機を並列して電力系統につないでいるので供給しているが、フルパワーでずっと運転しているか、要は試運転なので、確認試験とか試験項目は何個かある。そういった物を繰り返しながらある程度運転をしていく。
特に夏場だと需給が厳しい場合はフル出力で連続運転という事は、試運転上の工程としてはあり得る。
○テレ朝松井:
少なくとも50万万KW/hぐらいのものが1ヶ月ほど前に動き始めたという事だよな?
○松本:
そだな。
○寺澤:
46万KWだ。
○テレ朝松井:
それはこの会見などでも公表したか?
○寺澤:
ハイ。先日の、ええ、藤本が行った夏期の需給見通しの中で5月18日だが、プレスさせて頂いている。
○テレ朝松井:
大変失礼した。
○朝日杉本:
先程の2号機の温度計で。今、監視できているのが21で、参考が8、故障が7という話しだったが、合計36になると思うが。元々監視できていたのは41個ではなかったか?
○松本:
ん??監視できていたものが元々格納容器側は36だ。
○朝日杉本:
元々36ですた?
○松本:
はい。
○朝日杉本:
圧力容器も含めると?
○松本:
圧力容器が36。2号機は、えっと、圧力容器に対して設置台数が41個ある。それに対して評価対象という事で考えているのが36個ある。格納容器の方は元々設置台数が36個で、監視対象というか、評価を進めているのが36個ということ。
○朝日杉本:
先程教えて頂いた数字は、格納容器の数字という事でいいか?
○松本:
格納容器のみの数字で、全数36個で監視に使用可が21個、参考に使用が8個、故障中が7と言う状況だ。
○朝日杉本:
わかりました。先程の国会事故調の中での話しだが、テレビ会議で当時、高橋フェローからは2Fに全員撤退という話も一部出ていたことが言われていたが、その点については事実でよいか?
○松本:
いえ。こちらは多分勘違いではないかと思うが。その辺はもう一度確認させてくれ。
○朝日杉本:
取り敢えず当時の認識として皆さんの中で認識が一致していたのか。それともそれぞれ撤退に関しては認識が違っていたのか、そこも含めて教えて欲しい。
# ビデオに高橋フェローが全員撤退やり取りが記録されていた件。
○松本:
認識としては私どもが第一から全員を撤退させるという事を考えたり、あるいは意志決定したようなことはない。これは会長だった勝俣さま、当時、原子力本部長だった武藤、清水も同様の見解だ。ただ、全員というのが非常用対策要員を除いた全員なのか、
そういった所は高橋の方に確認したいと思う。それから杉本さんが先程質問した温度計の表示、公表資料の値だが、やはり訂正させて頂くが、別の温度計でも表示出来るかという検討はさせて頂いている。
○朝日杉本:
もう2点ある。高橋の件は週内ぐらいに教えてもらう事は可能か?
○松本:
★いえ。ちょっとどういったことなのかは、事故調側とも相談して確認する必要がある。時期については明確な答えは用意できない。
# 事実は一つでそ。何で相談して決める必要があるのさ。時間がかかるのさ。
○朝日杉本:
わかりました。別の温度計でも代替可能ということだが、114A のものであれば、BやCに代替可能という主旨でよいか?
○松本:
B、Cはそもそも今も載っているので、それ以外の所で3号機の格納容器の温度計で言えば、少し上部になるがベローシールの辺りとか、42番だとするとセーフティーバルブという安全弁が下の方の降りてきているところの温度計等を使う、代替にすることはあり得ると思う。
○ニコニコ七尾:
社内事故調の話しだが、代替素案というか、代替ほぼ出来ていると思うが、国会事故調の中でも先程もあったが、例えば清水前社長が発言された最悪のシナリオの意味とか、あるいは、国会事故調でも清水前社長は明快に答えなかったが、
海江田大臣の秘書官に計8回の電話をしているとか、残された疑問点が色々あるが、これは社内事故調の精度、要するに詳しさだが、国会事故調並みのきちっとした深い内容は、当然あるよな?
○松本:
あのう、私どもが調査をした上で、事実として確認出来たことを基本的に掲載、記載する予定だ。ただ、今回の事故のなんというか、原因究明とか、対応の善し悪し等を判断するというか、見て頂くために必要な事故以外のことは載っていない可能性はある。
○ニコニコ七尾:
もう一つ付け加えたいのは、例えば国会事故調や政府事故調で見解がいろいろあるよな。それに対応表みたいな、対応した調査もあるのか?その各事故調査で出た疑問点なり、東電が見ておかしいという、反論している形で。前回もちょっとあったが。
○松本:
あの、反論というか、中間報告の際も別冊という形で示しているが、当時から今日に至るまで、少し、論点になったような所に対して、東京電力が確認した事実関係はこうですと言うところはある。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○ファクタ宮嶋:
★★やはり前総理がですな。ビデオを公開して欲しいというのは、やっぱり、非常に重いんだと思うんですね。それで伺うが、14日の未明から朝にかけてのビデオですけど、これは松本さんはご覧になっているんだよな?当然。
★★14日の夜から朝にかけたビデオ会議の模様というのは、こうやって広報やっている訳だから、当然松本さんはご覧になってんでしょう?
○松本:
いえ。私自身は見ておりません。
○ファクタ宮嶋:
寺澤さんは?
○寺澤:
私も見ておりません…
○ファクタ宮嶋:
★★そうですか。ということはここにおられる広報担当の方は、そのもの事態を先ず見てないんですね?
○松本:
こういうものがありますという事は報告を受けてますけども、、
○ファクタ宮嶋:
★★それが東京電力の体質じゃないんですかね。我々は情報公開という事で伺っても、対応している皆さんがね。そのビデオの保秘の深さという事について全く説明を受けてないわけですよね。
★★そこにそのテレビビデオというのがね。国家機密に関わるものが写っていたり、プライバシーとかいろいろあるわけですよね。
★★その保秘の深さという事をね。我々に対する皆さんが何の理解もなく、ただ、上層部から言われて見せないというのはね。相手はね。元総理ですよ?やっぱりもうちょっとまじめに対応しないと。
★★私はこれ、当然、何れ公開されると思うんですよ。積極的に保秘であるという事の説明が出来ないから。だから是非見てきてくださいよ。見てきて皆さん確信持って、これは保秘なんだという事なら、ここで保秘と言ってくださいよ!
★★ホントにね。元総理がそう言っていて、皆さん見たこと無いものについて上層部から言われたから保秘だと言って。そんな広報は世の中に無いですよ。何をもって保秘なのか、上に聞いて下さいよ!!これだけ問題になっていて、
# 利害が一致しないとなると総理を引きずり下ろす。退陣要求のすさまじい動き。
★★それは国会事故調で見れたら、いやあ、換算は全面撤退を不正だのではなくて現場の方が頑張ったというふうに国会事故調が言っている訳じゃないですか。皆さんにとっては有利な結論だと思うんですが。私は。
★★それだったら皆さんが自分で自ら公表すべきもんじゃないんですか!そんなものはね。それ勘違いしてますよ。皆さんの広報の仕方は。先ずそれを見てきて、何の保秘なのか説明して下さいよ。蒙古の繰り返しはね。やっぱりおかしいと思うんですよ。
★★それはね。やっぱり上層部の方針じゃないんですか?現場が東京電力を守ったんじゃないんですか?
# 通夜状態に… どこで口を挟んでいいやら。松本氏 (´゚'ω゚`)
○松本:
繰り返しになりますが、テレビ会議のビデオを公表するかどうかについては、会社として決定しているので、今のところ公開する予定はない。私人が見るかど言うかについては検討させてくれ。
○ニコニコ七尾:
★★会社で決定した時期というのは、たしか昨年ですよね。昨年5月に決定して、それ以降は特に議論されてないよね?
○松本:
ハイ。私どもとしては元々社内資料なので、敢えて公表に関して何か情勢の変化があったとは思ってない。
# 久しぶりに聞いた。社内資料だから公表しない。責任全く感じてない公表しない理由。よくもまあ、より一層の透明性に務めるとかいう言葉が口から出るよね。情勢の変化ないと。実質国営で生かされてるなんて頭の片隅にもない。えらい国会着委員の親族務める東電。ひゃっほー
○ニコニコ七尾:
★繰り返しになるが、国会事故調の中でも、高橋さんがテレビ会議システムでやり取りしていて、撤退するんですよね、的な話をされた時に、横にいた清水前社長が驚いた顔をしてみたというシーンもそこに映っているわけですけど。
これは社内事故調の時に一部でも公開するということは検討されたほうがいいと思うが。全くそういうことも年頭にないのか?
○松本:
意見としては承るが、今のところ、社内テレビ会議の録画を句会する予定はない。
○ニコニコ七尾:
繰り返しになるが、その決定は5月にされてと言うことでだな?
○松本:
ハイ。元々社内の資料なので、その1年以降、変化がない状況だ。
○フリー木野:
★★今のテレビ会議の件だが、勿論社内資料というのは、当然であって、もっというと今出ているパラメータ等も含めて基本的には社内資料なわけで、それを公開するかどうかというのは、説明責任を果たすかどうかという意味であって、
★★社内資料だから公開しないというのは、意味としては全く理由になっていないと思うが。その辺含めてどのようにお考えなのか?社内資料というのは?
○松本:
ハイ。社内資料は私どもの社内でメモだから、あるいは会議の議事録等が該当すると思っている。★★こういった測定データはきちんと測定ができて、結果が出次第公表させて頂いているシロモノだ。
○フリー木野:
いや、ですので、説明するために、こういった元々本来は、こういった詳しい内容は別に地震前は公表されていたわけではないでしょうし、
# 社内資料はどういうものか説明する松本氏。誰もそんな事聞いてねぇ。これネットで配信されているという自覚ない。記者クラブメディアはだんまり。
○フリー木野:
★★そういった物は今回公表しているわけですから。そういう意味も含めてテレビ会議のデータというのも同じ位置づけで説明するための材料として公開していただいても何も問題無いと思うが。
# 東電が随分良くなった。また東電が隠蔽体質になったら私に言ってください!とかいってた細野大臣w 最初から隠蔽体質変わってないって。
★★にも関わらずテレビ会議のものだけを社内資料という形で公開しないという位置づけの理由が如何にも曖昧でわからないが。
○松本:
★★あの、テレビ会議の録画部分のみならず、社内資料は基本的に私どもは原則非公開という形なので、何か矛盾があるとは思ってない。
# それは普通の会社の話し。そこら辺の会社が社内資料を町でばらまいてたら怖いでしょ。ネットで公開してたら怖いでしょ。非公開は世間一般の話し。あんたらは事故当事者でしょ?加害者でしょ?この人なにいってんだろ。全くわかんね。自分たちで事故報告まとめて結論からしてあり得ないのに…
○フリー木野:
★★あの、ちょっと確認したいが、これから今後、株主総会もあるが、税金を含めて株の過半数を国に取得されている状況の中で、御社はあくまで民間企業という形で社内資料は社内資料で公開しない。
★★それから契約等含めて、通常、国の契約というのは殆ど公開されているわけだが、そういった物も私契約という形で公開しないと。これまでの姿勢を維持していく。そういうことになるのか?
○松本:
ハイ。どういう形態になるかは、ちょっと、まだ、株主総会を経てみないとわからないが、「JAL」や「りそな銀行」の例に従い考えたいと思う。
○フリー木野:
★わかりました。先ほどの高橋フェローの件だが、国会事故調と相談するというおっしゃっていたが、何を相談されるのか?
○松本:
国会事故調とは相談しない。私どもの社内事故調と相談する。
○フリー木野:
社内の事故調と相談するのは何を相談するのか?
○松本:
こういった事故当時のやりとり等の確認は私ども社内の事故調の方で管理しているので、そこと調整、、相談させて頂ければと思う。
○フリー木野:
★★そうすると今というか、社内事故調が出来て事故当時の状況をいろいろ初動対応という形で説明いただいているが、あれが基本的には社内事故調の決済を経た上でといことになるのか?
# 調整するのだ。
○松本:
決済というか、12月2日の報告書、それから12月22日の初動対応レポートは社内事故調の承認のもとで行なっている。
○フリー木野:
★★社内事故調が出来たのはもっとずっと前なので、今の説明だと社内事故調が出来て以降は、この社内事故調に色々初動対応含めて一度確認をとっている、その上でご説明いただいていることになるのか?
○松本:
あの、まあ、案件によっては確認しているものもあるし、既に事実関係として確定しているものは私のところで判断するものもある。
# 口裏はちゃんと社内事故調にとっておかないからでないと、重要案件は勝手に言えない規則になっております!(・∀・)
○フリー木野:
★★そうすると事実関係としてその時、初めて出てくる事実等に関しては、一応は社内事故調の確認を取られている、そういうふうに考えて良いか?
○松本:
それもケースバイケースで対応させて頂いている。
○フリー木野:
わかりました。
○寺澤:
本日の作業結果で1点報告。建屋内の除線開発に向けた現場調査ということで、本日から3号機の原子炉建屋においてロボットによる線源調査を開始していることを報告しておく。それでは本日の会見を終了する。
~ 終了 19時1分