トラブル報告1件。本日10時14分頃に2号機使用済燃料プールで「一次系ポンプの吸い込み圧力底」警報発生。手動停止、点検後再起動。10:14~11:32冷却停止。温度上昇は24.4℃→24.5℃。警報はイオン交換樹脂交換に起因。
2号機格納容器温度計4つは指示不良のまま安定。1号機圧力容器内の水素ガス濃度はB系で昨日の0.10%から0.06%に低下傾向。魚介類サンプリング報告あり。最高は1F敷地沖合3km シロメバルの1590Bq/kg。
作業報告1件。4号機の使用済燃料プールに瓦礫落下を防止するための防護構台を設置する計画。重さ60トン、厚さ40mmの鉄板。万が一のための時に上空から注水できるような構造になっているとの事。
燃料交換機とシュラウド交換用の作業架台が60トン程度で入れ替わりなので耐震強度に問題ない説明。月曜日から地上からクレーンで移動、月曜日中に設置完了との事。設置時期は来年秋のカバー設置が完成する頃まで。
来月7月開始する新燃料2体取り出し試験の時は再度取り外す、クレーンで吊り下げて地面に下ろす、とのこと。他、3.11以降、福島第二の不適合情報をまとめ資料を公開。見発表含む。資料見てわからなければ聞けとのこと。ほか。
福島第二原子力発電所 不適合の公表 http://j.mp/MgHbit ~ 本日の報告メイン
系統漏えい等の確認のため、ポンプを停止、2号機1時間18分冷却停止。
○プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 83.7KB)
- ★福島第一原子力発電所4号機 使用済燃料プールの防護構台の追加について(PDF 163KB)
- 福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プール循環冷却システム二次系循環ポンプ(B)モータケーブル接続部の状況について(PDF 107KB) ~ ニコニコ七尾氏宛の宿題解答
- 福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)[HP掲載:プラント関連パラメータの抜粋](PDF 14.0KB)
○報告
○サンプリング・モニタリング
- 魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 386KB)
- 福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)
○その他
■福島第一の状況
○松本:
6月8日夕刻の会見を始める。(http://j.mp/KNq1xk)[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。
1号機水素濃度は本日午前11時 B系0.06%。昨日(0.10%)から若干量下がり傾向。2号機格納容器温度は別のA4表資料(http://j.mp/KNpAmB)ベージュで塗りつぶしたところが指示不良と思われる4箇所。
現時点で4箇所とも温度として安定している。★この様子を見ている関係で2号機注水量を減じた分を3号機に増やす炉心注水量変更作業は見合わせている状況。
[使用済み燃料プール]現時点では1~4号機まで循環冷却継続しているが、既にメールで知らせているように2号機は一時的に冷却が止まっている。★本日10時14分頃、「一次系ポンプの吸い込み圧力底」の警報により、系統漏洩の恐れあることからポンプを停止して点検を進めていた。
その際、問題ないことを判断し、11時32分にポンプを再起動して冷却を再開。10時14分~11時32分の間、都合1時間18分、循環冷却がなかった。2号機のプール水温は冷却が止まると1時間語り0.1℃という温度上昇率であり、今回の温度上昇率は24.4℃から24.5℃、0.1℃の温度上昇だった。
★吸い込み圧力底の警報が発生した原因は、記載の通りイオン交換樹脂で塩分を除去しており、その際に樹脂交換作業を行ったあと、水張りをする際にポンプ入口側、吸い込み側から水を引くので、その水を引いた影響と判断している。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機は雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を継続実施中。3号機は昨日8時25分に一旦移送を停止し水位調整をおこなっている。6号機はタービン建屋溜り水を屋外仮設タンクへの移送を本日10時~16時の間で実施した。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオンは運用停止中。サリーは引き続き高濃度汚染水の運転を続けている。アレバ除線装置は、昨日運転状況について★(フリー木野さん)質問があったが、一部訂正する。
アレば除線装置に関しては、昨年から運用を停止し、月に1、2度、完結運転を行なっていたが、5月21日から循環運転の連続運転に入っている。
こちらは聞き配管に滞留しているスラッジを溶け出させて、配管内に入っている水の放射能量を低減させる目的で行なっている。従って、水処理週報を毎週水曜日に報告しているが、廃スラッジ量が1週間当たり3m3ずつ増えている状況だ。
★効果だが、循環運転する前の配管内の溜り水濃度は5E+5Bq/cm3という状況だったが、ゆるやかな低下傾向を示しており。大体、現在では10E+2Bq/cm3ということで3桁程度落ちてきている状況。引き続き循環運転は続けていく。
高濃度汚染水を実際に処理しているわけではないので、表上は停止中と書いている。[その他]特に作業上の大きな変更はない。昨日、★ニコ動画から質問のあった4号機の使用済燃料プール循環冷却に字型ポンプBの端子台修理状況写真の有無について質問あった。
お手元にA4横の紙(写真)で提示させて頂いた。(http://j.mp/KNpefU)修正作業間の右上の写真を見るんだ。黒い絶縁テープで巻いてある所から、一部、芯線が出ているところが確認されたのでそれを修正している。
左下に修正作業実施後ということでテープを丁寧に巻きつけたということで、おととい運転を再開した状況だ。続いて、作業に関して1件連絡。A4横の写真で説明する。(http://j.mp/KNpWtD )
★★4号機の使用済燃料プールの防護構台の設置についてと言うことである。現在、4号機の原子炉建屋5回の部分に関しては北側の壁の瓦礫を撤去すべく、今作業を進めているが、今後、梁、柱などのかなり重量物を移送する計画がある。
現在、プール水面上には右上の写真で見る通り、今、白いビニールシートがかかっている。この下にフロートを浮かべており、万一瓦礫等が、プール内に入って使用済燃料を損傷させないようなカバーが置いてあるが、
比較的重量の大きい柱、梁等を今後、移送する関係で、★万が一を考えてこのプール水面上を鉄板で覆いたいと考えている。作業そのものはプール水面を追加させないようにクレーンを操作するが、万が一を考えた操作だ。
右下に地組の様子が書いてあるが、大体、縦が11m、横13.7m、厚さが抜けているが、★厚さは40mmの鉄板になる。重さは60トンの板が地組みされており、こちらの準備が整い次第クローラクレーンで持ち上げて、
左側に書いてある防護構台設置箇所というところに被せる形で移送したいと思っている。こちらに関しては今のところ月曜日頃に移動作業が出来るのではないかと考えている。本件は以上。
★魚のサンプリング結果が出ているので紹介。魚介類核種分析結果。http://j.mp/KNpMT2 本日は5月21日に実施した福島第二の沖合10km地点の底引き網になる。
1枚目裏面3行目、5月25日に実施した請戸川沖合3km地点、その先、5月25日福島第一の敷地沖合3km地点の刺し網の分析結果だ。分析結果の中で一番大きかったものは、★2枚目表面下から3行目。福島第一敷地沖合3km地点のシロメバル。
Cs-134が620Bq/kg、Cs-137が970Bq/kg。合計 1590Bq/kgという状況だ。全体一周していないので、今月目途にすべてのサンプリング終えたいと思っている。
# 終わりかよ…継続する気なし。汚染されてない、漁OK。賠償しないの裏付け取れればそれで良い。なめとんか。
3枚目、今回、21日と22日に採取した魚の写真を添付。併せて南放水口でのサンプリング結果。昨日、おとといは見が荒れていた関係でサンプリングが出来なかったが、
本日の測定結果によるとセシウム134/137、全βは検出限界未満という状況が続いている。プラント状況については以上だ。
それから少し厚手の資料を本日配布している。★「福島第二原子力発電所における東北地方太平洋沖地震後からの平成23年度末まで不適合情報について」という資料だ。
地震発生前、昨年3月11日以前に状況から話しすると福島第一、福島第二、柏崎とも発電所に何か不適合ともうしまして、通常の状態でないものが確認された場合、不適合管理情報ということで、帳票というか報告し、それを不適合管理委員会で審議し、
グレード分け、重要度別に分類して、再発防止対策、水平展開を講じているというようなPDCを廻す仕組みを行なっていたが、福島第一、福島第二に関しては3月11日意向、この取組が地震、津波の影響からの復旧させていた結果、十分にできてなかった状況だ。
福島第二に関しては本日までに、昨年3月11日以降に発生した資料の取りまとめ等が終わったので、先ず、本年の3月31日分までのリストということでこの資料を取りまとめている。
★★全件としては2819件あり、重要な分類グレード1が72件、グレード2が140件、グレード3が2596件、対象外が11件という状況だ。個別の件名については手元の資料に添付している。★★個別内容については見てくれ。質問があれば問い合わせてくれ。
号機ごとの分類やこれまでの処理状況、不適合は復旧したか、という状況についても円グラフ等に示しているので、そちらを確認するんだ。
★平成24年度分、本年の4月1日分についてはHPで日付ごとに検索できるようになっている。(http://j.mp/MgHbit )確認するんだ。本日、私からは以上だ。
■質疑 18:13 ~
○NHK後藤:
4号機の防護構台だが先程、地面からの移動が月曜日ということで、そのあたりから実際の設置作業に移動した、入って行くと。完了の時期はいつ頃かはまだわからないのか?
○松本:
今、地組はほぼお終わっている。この絵(http://j.mp/KNpWtD)で言うと原子炉建屋の西側の所に写真で見られるような11×14mの鉄板がすえつかっている状況だ。月曜日にクローラクレーンで一気に持ち上げて据え付ける予定なので、据え付け完了は月曜日中。
多少、枕木とか実際の据え付け状況を実際に確認することに時間がかかるが、★作業自体はほぼ月曜日に終わる。
○読売佐藤A:
★不適合情報関係で確認。そうすると福島第二でいろいろ発表されたトラブルなり何なりは、基本的にこの中に全部入っていて、それを従来のルールで集計しなおしたまとめがこれだという理解で良いか?
○松本:
はいけっこうです。これまで公表、私どもが会見で説明した内容やHPで日々福島第二の状況で知らせているものもあるが、逆にそれ以外、単に計器が故障したとか、水没してみずに使ったのが確認されたとか、大部分は今回はじめて件名として出てきた状況だ。
# 3.11後、水で水没して壊れましたが初めて出てくる…
○読売佐藤A:
2800件のうち、処理が完了したのが800件。逆に言えば2000件ぐらい残っているのは福島第二がまだ普通の状態に、復旧工事がそれだけ進んでいない、津波、地震の影響がそのまま残っているという理解でいいか?
○松本:
はい。結構です。冷温停止に必要な設備を優先的に点検、復旧を進めているので、それ以外に関しては遅れ気味というか後回しになっている状況だ。2819件が3月31日までの時点だが、今後、点検範囲がもう少し拡大してくると更にこの不適合の件数そのものは増えてくる。
特にこの表中、備考欄で地震によるもの、津波によるもの、その他、というところがあるが、この地震津波によるもの、というものが、今後点検を進めていくと件数が増えてくる状況だ。
○朝日小池:
先ほどの4号機の防護構台だが厚さは?
○松本:
40mmだ。
○朝日小池:
これは木として瓦礫の落下に備えるとあるが、例えば、今後台風が来たり、最近は竜巻災害とかで、こうした4号機のプールシート大丈夫なのかとか、声がそこそこ上がっている。そういったものにも今回の構台の追加で耐性がつくなどの効果はあるか?
○松本:
勿論、これまで右上の写真にあるとおり、フロート養生で浮きを浮かべており、その上にシートを張っているので、この間、がれきの侵入防止とか、★台風、竜巻に対して備えはできていると思っているが、今後、改めて厚さ40mmで重さ60トンの防護構台が出来るので、そういった風対策で更に向上していると考えている。
# そんな重いもののっけて、建屋の耐震評価はどうなってるのか先に聞いてよ。ともったら
○朝日小池:
★★素人的な質問で恐縮だが、60トンの重さのものを5階に上げることで建物の強度などは問題無いと考えていいのか?
○松本:
はい。元々建物、絵で言うと使用済燃料プールと青い部分があるが、原子炉ウェルというが、そこには元々燃料交換用の燃料交換機とシュラウド交換用の作業架台があった。
これは工事の関係というか、★★瓦礫撤去の過程で取り外しているが、これが元々60トン程度の重さがあったので、そのかわりの今度の防護構台が出来たということで重さ的には建物としては以前と変わらない状況になったということになる。
○朝日小池:
プール水温への影響は特に考えなくてよいか?
○松本:
プール水温は循環冷却という形でスキマーサージタンクからあふれた水を循環させて熱交換器を通したあとプールに戻す別の配管があるので、特にこの構台ができることで循環冷却が妨げられることはないと思っている。
以前、循環冷却が止まったらという話をした際に、補給水ラインを使って補給するとか、最悪、コンクリートポンプ車を寄せて上から水をかけるという話をしたが、★★防護構台全体が、全部を覆うというより四隅にところどころ切りかけが開いている。
○松本:
★★従って上から水をかけてもプールの中に水が入るような構造にはしている。
○フリー南:
★防護構台について。こちらの防護構台は何時まで設置しているものになるのか?
○松本:
来年秋には原子炉建屋カバーが完成に近づくので、そのころまでは設置しておく予定。後、先日話した4号機の使用済燃料からはプールにある新燃料を 2体ほど取り出す計画が来月ある。★★その際には一旦外す予定がある。
今回取り付けた逆のプロセスを踏んでクローラクレーンでプールから釣り上げて地面におろし、新燃料取り出しが終わるとまた被せる事をする。
○フリー南:
わかりました。★2号機の使用済燃料プールでポンプの手動停止が行われた件だが、これはイオン交換樹脂の交換を行った際には、毎回このような事象が発生するということではないと思うが、なにか原因があるのか?
○松本:
いわゆるイオン交換樹脂を種子の寿命を見ながら交換する際に、この入口のところが水を取り入れることは毎回やっている。ただし、その状況が圧力底の警報が出るか、その手前で収まるかは張り方の状況により、今回は圧力底の警報が出るところまで出たので、念のため一旦ポンプを停止し、他に異常がないか確認した次第だ。
○フリー南:
★今回、手順に問題があって圧力底が出てしまったということではなく?
○松本:
はいそうです。★今後、何というか、より慎重に扱うとか、あるいは今回の作業の際には警報が出るのは当たり前なので、念のため止めるようなことはないということは今後考えたいと思う。
○共同きくち:
不適合情報について。グレード1から対象外まであるが、区分定義が書かれて入るが、もう少し噛み砕いてどうちがうか教えてもらえるか?
○松本:
★そうだな。一枚目のプレス分、裏面に二重線の枠組みがあり、そこに不適合管理のグレード分けということで、グレード1~3,対象外と4つの説明がある。
特に是正処置、予防措置を確実にに実施すべき事象がグレード1、是正措置を確実に実施すべき事象、修正措置をともなう事象、消耗品交換の事象ということで、先ず対象外というのは、不適合としては報告があったが、
元々、予備品だとか消耗品の交換程度で済むような場合、もう、予想遠りの対応をすればいいものは対象外になる。グレード1~3は、故障、あるいは不具合があったので何らかの修理、修正作業が必要ということで、
対応すべきものということでう分類しているが、その中で特に、例えば、安全系とか制御棒、炉心に近いような所の非常に重要性の高い所に関してはグレード1という形で是正措置、予防措置を確実に実施すべき重要な事象ということで、
設備の重要度分類に合わせた形で分類している。それ以外でも原子炉設備とは直接かかわりないが、火災とか、地震審査意外と言ったようなものも状況に応じてグレード1になるケースがある。そういった所で判断させて頂いている。
# 3.11以降、福島第二ではグレード1が72件、グレード2が140件、グレード3が2596件 2F( ゚д゚)ソウイウ ジョウキョウ
○共同きくち:
22年度はグレード1がないようだが、グレード1は毎年何件ぐらいあるものなのか?それとも何年に1回あるかないかとか、それぐらいのものか?
○松本:
そうだな。グレード1になるのは通常の発電所だと毎年数県あるかないかという程度だ。安全上、グレードの高い設備は、元々それなりのメンテナンスや監視体制をひいているので、それに至る前に処置が出来る状況になる。
今回は2枚目裏面から不適合事象のリストがずっとで出ていて、最初にグレード1のものが1ページちょっとにわたっているが、やはり津波で安全型に関する設備が冠水したために件数として多くなっている状況だ。
○共同きくち:
★処置済み、処理を完了したものが805件ということだが、これはグレード1から優先してやっていくものなのか、それともやりやすいものからやっていって、結局グレード1のものが72件が残っているのか、この辺りは如何か?
○松本:
これは両方ある。グレード1とはいえ、修理の是正措置の検討に時間が掛かるものとか、あるいは★グレード1は予防措置で水平展開も要求するので、それが終わるには少し時間が掛かるケースもある。
従って処置に対する、完了する早さで言うと、グレードの低いほうが早く完了する傾向はある。重要な設備が故障していることと、現在冷温停止状況だが、それに必要不可欠なものに関しては設備の復旧を急ぐ形をやっている。
○共同きくち:
★個別の事案になって恐縮だが、グレード1の一番最後のNo72だが、こちらは新規されたのが今年の3月28日とかなり最近の事象に見えるが、
○共同きくち:
これは具体的にどのようなものか教えてほしい。
○松本:
この72番は発生そのものが今年3月に起こった福島第一から汚染水を運んできて福島第二のサービスビルに入れて、分析しようとした際に汚染水がサービスビルのチェックポイント手前で洩れた、要は非管理区域で放射性物質を検出したとうことでグレード1という形で評価したものだ。
○共同きくち:
その時は発表したのか?
○松本:
発表させて頂いた。
○共同きくち:
ありがとうございます。
# ちなみにこっそりHPだけで報告しました。で、INESレベル1も頂いちゃいました。
○テレ東おおしま:
今の質問に関連して1点だけ。今後、点検が増えていくと、このようなグレードが増えていくだろうと先ほど、会見で言ったと思うが、現在のところ正確なものは出てこないと思うが、どれぐらいの範囲を点検できている、何%ぐらい点検が出来ていて、どれぐらいが今後、といったおおまかな目標、目途、これまでの計画であるか?
○松本:
うーん、そりゃちょっとなかなか難しいですな。柏崎の中越沖地震の前例があるが、こちらも点検を何年か、2年か3年にわたって点検をシていった過程で、見つかってきたものもあるので。
そういう意味では今後、少し増え続けていくことはある。現時点では冷温停止に必要な設備を重点的に点検、パトロールしているので、それ以外のところについては十分点検できてない状況だ。
○テレ東おおしま:
エリアという意味ではどれぐらいとかは出るか?
○松本:
う~ん、、チョットアル? エリアという意味では特に無いですな。あまりエリアで何%点検が進捗したかというところは、今のところ数字として持ってない。
○フリー南:
本日の説明のことではないが、原子力情報コーナーのことで聞いて良いか?
○松本:
ハイ。
○フリー南:
こちらで大量の写真の発行表がある場合とか、長時間の動画公表がある場合、及び、スペクトル帳票を公開されていると思うが、★これらに関しては御社のサーバーであるとか、回線の制限によりネットで公開ができないのでここで公開していると、そういう位置づけで良いか?
○松本:
ハイケッコウデス。少し量も多い状況なので、そういった形の閲覧方式にしている。
○フリー南:
リソースに余裕があればウェブで公開しても良いというものか?
○松本:
そうですな。ウェブもそうだし、電子化する作業等に、余裕というか、それだけリソースが避けられればというところはある。
○フリー南:
例えば経産相であるとか、第三者に委託して代理公開してもらうといった検討はされたのか?
○松本:
★あのう、私どもの資料なので、特に第三者に何か以来をして公開する検討はしていない。
○フリー南:
★★第三者からこの飼料について代理でネット上で公開したいといったような申し入れがあった場合、検討される予定はあるか?
○松本:
★コピー可のものと不可のものが確か情報公開コーナーにあるが、コピー可のものを持っていかれるのは自由だ。
○フリー南:
★★持っていくだけではなくて、広く公開することについてはどうか?
○松本:
カマワナイヨネ? あの、コピーされて私どもも閲覧という形で公開してるので、それをコピーして公表するのは別に異論ないが。
○フリー南:
わかりました。ありがとうございます。★ここで公開されている資料の中に、工事計画(変更)認可申請書というものがあるが、実際にはこの認可申請書については目録は別紙ということが書かれており、この目録があるのかどうかもよくわからない状況なのだが。これは?
○松本:
モクロクッテナンダッケ? モクジ? 工事計画認可申請書(工認)はあそこにおいてある以外の者は公表できないということで取り扱っている。
○フリー南:
置いてあるというか、目録が別紙ということで、明細、どういったものがあるのかということもわからない状態だが。これはリストで公開出来るだけでもリストを作って頂くとか、そういうことは出来ないのか?
○松本:
チョット確認するが、工事認可申請書は法律の電磁砲の施行規則でどのようなものを出せというのは決まっているので、そちらが目次に相当するものだと思うが。
○フリー南:
わかりました。調べてみる。ありがとうございます。
○栗田:
明日の作業。滞留水移送。3号機タービン建屋地下から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を実施する。以上が私どもからの連絡だ。以上で本日の説明を終了する。
~ 終了 18時35分