2012年6月20日水曜日

東電会見 2012.6.20(水)19:30 ~ 台風影響報告5件。質疑は社内事故調査報告が中心。

東電会見 2012.6.20(水)19:30 ~

18:00 開始予定 社内事故調 事故報告会見が予定時刻に終了せず、1時間30分遅れのスタート。トラブル報告は台風絡みで5件で何れも台風に起因するもの。1号機格納容器ガス管理システムで検出器以上警報発生。手動で再起動して復旧。原因は台風通過による一時的に気圧変化と推定。

他、降雨による地下水流れ込みや4号機使用済み燃料プールのスキマーサージタンク水位上昇、強風による瓦礫落下等、台風絡みトラブル報告。水曜日なので水処理報告あり。


○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○報告



■福島第一の状況

○松本:
6月20日夕刻会見をはじめる。

[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。

圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。後ほど台風の影響について少し話す。★1号機の水素ガス濃度が本日A系0.05%、B系 0.09%と若干上昇。最新地では徐々に下がってきている状況。3号機 本日13時14分に格納容器ガス管理システムの風量調整を行っている。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却継続実施中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2,3号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を継続中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]引き続きキュリオンとサリーでの運転を続けている。本日水曜日なので後ほど水処理設備の稼働状況の週報を説明する。

[その他]一番下。★本日午前0時ちょうど頃、1号機格納容器ガス管理システムにおいて検出器以上警報が発生。本日の午前11時頃になるがパラメータ等を確認して問題なかったため手動で警報リセット操作を行い、現在は正常動作。

原因は台風通過による一時的に気圧変化が生じ、システムの排気風量が増加したものと考えている。この1号機のガス管理システムの以上警報発生の他、主な台風影響について話す。★福島第一分に関しては5号機と6号機のタービン建屋に地下水流入がみられている。

★1、2号機のサービス建屋の屋根にのっている瓦礫のズレ、落下を確認。★4号機使用済燃料プールだが、雨がプール内に侵入し、スキマーサージタンクのレベルが上昇した。従って福島第一状況に記載した格納容器ガス管理システムの異状警報を加えると都合5件。

福島第二の方は(台風トラブル)2件ある。1号機サービス建屋地下2階にて電線管からの侵入と思われる地下水流入を確認したのが1件。こちら発電所のプラント設備ではないが、構内にビジターズハウスと正門があるが、★そこに電源供給している配電線が停電したということで4時間停電の2件だ。

★「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第52報) http://j.mp/Mf2F04」を説明する。


高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計7万9500m3。貯蔵量 プロセス主建屋、高温焼却炉建屋の滞留水は合計1万7880m3。今週の処理量は 9190m3。稼働率はキュリオンは31.2%、サリー78.2%

# ちなみに先週は高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計7万9900m3トン、高温焼却炉建屋の滞留水は2万1030m3、先週の処理量は6560m3。稼働率はサリー76.1%。(キュリオン停止中)

使用済みベッセルは2本追加。トータル419本。アレバの循環運転の関係でスラッジは+2m3程増加。現在は循環運転停止中。(水漏れ事故で)

★タンクの受け入れ状況。濃縮塩水タンクが14万5177m3、淡水けタンクが1万6530m3という状況。濃縮廃液貯槽は5507m3という状況。来週の予定。処理量 8,820m3、キュリオン10%、サリー 75%の稼働率を見込んでいる。

最終ページの来週以降の長期的な見通し。上の2つの表がタービン建屋の水位状況。2号機、3号機とも引き続きOP3000mmを水位をコントロールしていく。一番下、濃縮塩水タンク容量と貯蔵量グラフ。順次タンク増設を行なっており、

★8月下旬頃、20万5500トンという状況になる予定。先週の週報説明の際に、タンク設置スケジュールの件で質問があったが、こちらに関しては当初、20万5500トンになるのが1ヶ月遅れと話したが、こちらに関しては私どもの肯定調整結果ということだ。

初期の計画よりもタンク増設に時間を要している状況が現場の実態。その分、1ヶ月ほど後ろ倒しという状況。タンク容量と貯蔵量に関しては余裕がある状況だ。水処理の週報については以上だ。

手元にサンプリング結果を配布。★「福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/Mf3eqC」5枚もの資料。原子炉建屋の放出放射能量以外で書く建屋の開口部で現在どれぐらいの放射性物質が出ているか、


と言うことについて定期的に測定をしているものだ。ND箇所が結構あるが、高い所で10E-5Bq/cm3という状況。既にHPで環境モニタリングの状況は公表している。本日は通常セットに加え、建屋、敷地内外での降下物の放射性物質の核種分析結果が出ている。

福島第一の環境管理塔、福島第二の事務本館での状況だが、先月から見て大きな変動はない状況。本実私からは以上だ。



■質疑

○NHK横川:
台風の影響で2Fの停電で聞き逃した。どういった事象なのか説明を。

○松本:
こちらはビジターズハウスということで、正門少し手前のところに発電所に来る客の受付をする建物がある。その所に電源を供給している構内配電線というのがあり、そこが停電した状況だ。停電原因は調査中。

今のところ線が切れたとかブレーカー落ちたとか言うところまで調査が進んでいるわけではない。ただ、4時間ほどで復旧しているので引き続き調査したい。

○NHK横川:
4時間ほどで復旧したのは接続しなおしたとか、切れたところを治すというのではなくて自然に復旧した?

○松本:
はい。ブレーカーを入れなおしたものと思うが。従って何か配電線が切れて倒れたとか、そういうことではないと思う。

○NHK横川:
今回の台風で汚染水の貯蔵だが、台風の流量変化は(確報で)反映されている?

○松本:
この見通しは昨日までの状況でシミュレーションを行なっているので、今後に関しては今日、明日以降、立てやすい意を見ながらシミュレーション見直しは考えていきたいと思っている。

毎日、建屋水位はHPで公表しているが、やはり昨日あたりは少し上昇程度は大きいと見ている。ただ、時間遅れで増えてくる場合もあるので、今日、明日は引き続き見ていくことになると思う。

○NHK横川:
台風による水量変化は来週の週報を見ればある程度特異的な動きは見える理解で良いか?

○松本:
見えた上でそれをOP3000mmにコントロールすべく移送量、あるいはポンプ台数を調整することになる。

○NHK横川:
事故調絡みの話は別途したほうがいいか?

○松本:
いいよん。

○NHK横川:
準備してなかったんであとで聞く。

○テレ朝 辻:
★昨日の内閣府の消費者委員会で出ていた話だが、再稼働する見通しがないにもかかわらず、東北電力と女川原発、日本原電、東海大に発電所に対して毎年1000億円以上払わないといけないということが昨日出ていたが、具体的にどうして払わないといけないのか?

しかも、それを一般の過程電力料金に含めて徴収することになると思うが、その理由について説明させて頂けるか?

○寺澤:
イイデスカ (`д´ )

○松本:
( `ω´) ハイドウゾ

○寺澤:
原子力発電からの購入、販売契約だが、対象ユニットというか号機そのものに対しては、運転終了までの長期間い分かって発生電力の需給を行うことと。

並びに私ども受電会社になるが、受電会社は受電権利のどれぐらいの電気を送って頂けるのか、その割合に応じて費用負担をさせて頂く契約になっているので、仮に今現在、運転してないが私どもの方では固定費負担をさせていただくことになる。

○テレ朝 辻:
その受電して実際に電力を受ける量に応じてということだから、この後は電力を受けないわけだよな。

○松本:
★★はい。従って簡単に言うと基本料金みたいな形であり、当然発電が開始され、私どもが受電すると従量に応じて金額を支払うことになる。

○テレ朝 辻:
そうすると実際には受電してないわけだから、その分、またお金を払わないといけないのか?

○寺澤:
そう言う意味では電気受電して頂ければ、それに伴うランニングコストの部分は払わないといけない。今はそれはないので、その分は払ってない。

ただ、先ほど申し上げたように運転開始から終了まで長期間に渡り私どもは電気を買わせて頂く契約をしているので、当然のことながら、基本料金としての固定費や、維持運営費とか、そういった物については支払わないといけないということである。

○テレ朝 辻:
ということはあれか?受電が終わって始まるまでの全体の料金があって、それは月賦みたいなものが?月割で払っているようなものか?年割?

○寺澤:
その辺の細かな原価算定までは分からないが、基本的には当然のことながら維持費とか、運転して無くても維持費とか、固定費はかかっていくので、その分については負担している理解を頂きたい。

○テレ朝 辻:
それは東北電力や日本原電、もっと安くならないか交渉はされてんのか?

○寺澤:
んー、今後の交渉についてはまだ分からないが、確認させて頂く。

○松本:
こちらは両方あり、私どももこういう形になるが、私どもが持っている柏崎一号機や福島第二の3,4号機に関しては、こちらは東北電力との共同開発というか、お互いある%で電力を融通しましょう、という契約になっているので、そういう意味では、東北電力側、私どももそれぞれ相対でこういう契約になっている状況になる。

○NHK花田:
事故調査の関係で聞く。2号機のベント関係で。先程の会見で出たたと思うが、14日21時頃のベントだが、先月の放出納涼評価の際はベントが成功したかどうかわからない記述だった。今回、14日の夜に関しては可能性もあり、

★15日のドライベントの方は否定している形になっている。この1ヶ月の間に、どういった新しい情報とか、表現や考え方を変えてくるような新しい情報があるのか?それがないなら、なぜこういった形になったのか確認させてほしい。

○松本:
んん?2号機のベントに関しては見解を変えたというところはないと思うが。

○NHK花田:
先月の放出量評価の時は成功したかどうかわからないという形だったと思うが。今回はドライベントの方は成功していないと読めて、ウェットベントの方は可能性もあるといった形に変わっているんじゃないかという印象を持ったが。それについては如何か?

○松本:
ちょっとかくにんさせてくれ。

○NHK花田:
2号機の放出量で、15日の7時~11時までで格納容器圧力が下がっていると思うが、この文章をみると放出自体があったのは23時に全量が上がっているので、続いていたという形で読める。

これは午前中という限定ではなく、北西方向の汚染としては15日一杯ずっと2号機からの放出があったという見解?

○松本:
ハイ。2号機からの放出に関しては5月24日に放出量評価を行ったが、14日21時20分頃から断続的に放出が25日いっぱいまで行われたと考えている。こちらの所は量として多いと思っている。

○NHK花田:
津波の対策について。結論として想定を超える対策が必要だと総括されていると思うが、前提として今まで津波対策、津波評価にどういうことをやってきたか、というのはたくさん書かれているが、

そういった物に対する安全思想に対する考え方がどうだったか、僕は十分にわからなかったが、そうすると更に詳しく、これから明らかにしていくことはあるのか?

○松本:
アノウ、今回の事故報告書の中で記載しているのはそもそも私どもが発電所を建設するところから振り返り、どういうふうに津波に対して考えてきたのか、

というところを調査踏まえて報告書をまとめている。設置許可の段階でチリ津波から始まり、3.1、3.2mだったと思うが、そこからスタートし、その後、土木学会の指針等があり、5.7m、最終的には海上保安庁の改訂地質調査を踏まえて 6.1mまで上げてきた状況だ。

従って土木学会の評価手法の中では、十分保守性を持った評価だと思っていたので、当然、今回の津波に対しては備えが十分でなかった状況だ。

○NHK花田:
これまでそういった説明、経緯があったということは、もう十分、コレを呼んで今までの説明でもわかっているが、ようは326ページ(http://j.mp/M6ARys)とかに書いてある安全思想面からの対策という意味で書かれている部分を

今後実践していくには、逆に過去にどういった経緯ではなくて、安全思想の背景としてどういったものがあったのか、というのをもっと明らかにしていく必要があるのではないかというのを感じたもので。

○松本:
ハイ。そういう意味では少しページで言うと対策の所にあるかと思ったが、いわゆる今までは想定があってものを作って運用する以上、想定があり、それに対し防御する、それに対して動かなった場合に多重性、

あるいは多様性を持たせて別の手段で防御する思想であったが、今回のように自然現象というのは想定をはるかに超えるケースがあるということで、前提条件がある意味、先ほど、小野がちゃぶ台返し申しておったが、

そんなところが今回の教訓として重要な所と考えている。従って当然、今回前提としている津波高さというか、防御対策として設置しているものが全て使えなくなった場合でも発電所ん赤に別沖の設備をきちんと用意しておいておこうと少し考え方を変えたことがひとつある。

もう一点、先ほどの会見の中でもIAEAが定めている深層防護(B5b)の質問があったと思うが、いわゆるシビアクシデントの所のはIAEAのところで言うと第4層のところに記述がある。当然、私どももシビアクシデント対策ということで、

第4層に関しては、例えばSBO(全交流電源喪失)が起こったことは当然想定した上で、隣の号機から電源融通雨を受けるよ整備をすることはやっていたが、今回のように交流電源、直流電源が全てなくなるケースとか、複数剛気が同時に被災して、

隣の号機からも電源が受けられないことになった事に関しては、そこまで第4層の防御は出来てない買ったというのが実態だったので、そういったところを思想面ではそのように改善、より強化していきたいとは思っている。

○NHK花田:
まさに伺いたかった点がそういったところだが、深層母語の第4層に対して管が桁を改善すると。その当時、離れている部分もあるが、より深く深層防護のシビアアクシデントとか第4層をどう考えていたかというところが、

もうちょっと検証が必要なんではないかと思いまして。そういった物が政府事故調から指摘があったと思うが、今後、更にもっと深く明らかにしていくことはないのかなと。

○松本:
まあ、今後、私どももこの調査に関しては、現場調査等がまだ残っている箇所があるので、今回で全部打ち切りということではないので、当然、政府事故調や、今後、国会事故調から出てくる報告書に関しては丁寧に読んだ上、

反映すべきものはきちんと改善位取り組んでいきたいと模っている。ただ、今回私どもがまとめた限りにおいては、当時、津波に対する防護に関しては当然というか、

土木学会の中で相当の保守性を持っていると私どもも考えていたので、溢水勉強会のように、強制的にプラス1mの津波に襲われたらどうしようもないじゃないかという試し評価をやっていたが、そこまでで何か対策を取るところまで至ってなかったのが実態だ。

# つうか、溢水勉強会は明るみになった経緯は?反省する気ないでソ

○ダウジョーンズおおべ:
台風のことで確認したい。基本的には前も竜巻とかあったかと思うが、これからまたこういうことがあると思うが、現状として台風みたいなのが来た時に一番注意すべきことというノアは溜り水?どういう点か改めて確認させてほしい。

○松本:
最大のリスクで言えばおっしゃるとおり。現在、タービン建屋の地下に高濃度汚染水が溜まっているので、それが地下水流入により増えることが最大のリスクだ。従ってできる限りOP3000mmという所で、4mのし基地高さに対して1mの余裕は何時ももっておくことと、

水処理設備側もキュリオン、サリー等が現在動いているが、着実に動かすところが重要と思っている。一方、台風にしろ竜巻にしろ風等が重要な要素になるので、

こういった接近が予想される場合は、きちんと屋外の設備に関しては固縛の確認とか、土のうを積むといったような事はその時、その時やって行きたいと思っている。

○ダウジョーンズおおべ:
建物のドアとか、入る所とか、基本的に全部、地下水が入る以外の普通の流入経路は全部塞いであるんですね?

○松本:
いわゆるシャッター、ドアというところについては土のうを摘んで水が入ることを抑制しているという状況だ。

○ダウジョーンズおおべ:
1号機の建屋カバーは風などでグラグラする感じでは今のところ、これまで使ってみてそのようなことはない?

○松本:
今のところ、今回台風がきたし、去年も台風が来ているが、何か台風の風雨により異状を期待している状況ではない。設計上は10分間の平均風速で25m/sの風速に耐えるという条件で設置しているし、実力上は+10m/sぐらい上のところまでは耐えられるとJVから聞いている。

○ダウジョーンズおおべ:
3号機、4号機については、これも基本的に屋根がなくて建物をちょっと大変なところがあると思うが、基本的な問題は水の流入という点に基本的に限られるのか?

○松本:
それでけっこうだ。タービン建屋に関しては穴が開いた所は仮設の覆いというか、借り覆いという屋根をつけているので、タービン建屋側は水の侵入は少ない状況だが、原子炉建屋側は3,4号機は開けっ放しという状況なので、

原子炉建屋の上空に降った雨はオペレーティングフロアに入って建物の中を通過して最終的には地下一階にたまる状況だ。

○ダウジョーンズおおべ:
4号のスキマーサージタンクの水位が上がったということだが、これは上がるとなにか問題があったりするのか?

○松本:
特に無い。上がり過ぎると強制的に排水するが、日常、まあ、水面からの蒸発分があるので、それを一週間に1海底土補給しているのが実態。上がって困ることは直接的にはない。

○ダウジョーンズおおべ:
★サービス建屋の屋根のがれきが落下、と言う事だが、これは目立つようながれきの落下だったのか?

○松本:
そうだな。がれきの大きさ等は確認していないが、本実午前中から全面的にパトロールに言った際に昨日との違いということで、発見したので対策をとった状況だ。

○回答佐藤:
2号機のガス管理ステムについて。先週、13日に2号機のガス管理システムを通して注気量を増やしたと思うが、その直後の13日午前11時まで14KPaだった2号機の格納容器内の圧力がその後2日でおよそ半分まで減っている。これはかなり急激な低下かと思うが、具体的な理由というのはどういったことなのか?

○松本:
ハイ。注気量を増やしたことによる影響と見ている。

○回答佐藤:
単純にそれだけ?

○松本:
ハイケッコウデス。

○回答佐藤:
同じタイミングで2号機格納容器内の水素濃度が上昇傾向にあるが、これは注気量を増やしたことと関連しているということで良いか?

○松本:
そうだな。格納容器の水素ガス濃度については撹拌効果があるのではないかと思っているので、こういった流量変動があると濃度が上がったり下がったりする傾向はある。

○回答佐藤:
実際に上昇しているということで良いか?測定方法上、見かけ上増えているとか、そういうことではなくて。

○松本:
こちら側は校正済みの計器なので、測定値としては信用できると思っている。従って実際の濃度としての変動だと考えている。

○回答佐藤:
圧力が減る方はどういった理由で減ることになる?

○松本:
注気というか、格納容器から吸い出す方の風量を増やしているので、圧力としては減る方向になる。

○回答佐藤:
かなり急激なやり方ではないかと思うが。それは意図しているとおりということで良いか?

○松本:
急激の程度かという質問かと、いわゆる、なんというか注気量を確か、値は忘れたが数m3/h以上増やしているので、こういった変化として現れると思っている。

気をつけなければならないは6.23KPaGになっいるが、負圧になって周りの空気を吸い込むのはプラント運営上好ましくないと思って老いるので、制圧である限り基本的に問題無いと思っている。

○回答佐藤:
外に出ていくほうでフィルターを通して放射性物質が出ていってしまうとか、そういった心配はないのか?

○松本:
フィルターを通して引っ張っているので、そういう意味ではフィルターで、なんとういうか固着、吸着した上で放出ということいなる。

○回答佐藤:
十分できているということで?

○松本:
ハイソウデス。

○回答佐藤:
ありがとうございます。

○松本:
流量としては24→34m3/hに増やしたのが6月13日だ。

○回答佐藤:
有難うございました。

# フィルターやガスバイル便で測定する際に、先日の穴が開いて余計な外気を吸い込んで水素濃度とか薄まったりして正しい判断できないリスクってどの程度あるんだろ。

○読売 大山:
1号機のガス管理システムの警報だが、検出器の以上というのはどういうときに出る警報か?気圧の変化で排気量が増加したので警報なったという流れ、メカニズムについてもう少し詳しく説明頂けるか?

○松本:
こちらの警報名称は、検出器異状という警報だ。どういうふうな要員でなるかというと、計器が流量や圧力を計っている、計測レンジ、測定範囲を超えた、あるいは下限を逸脱したとか上限を逸脱した場合に発生するものだ。

★今回の要因は調べた結果、排気風量が上限を上回ったことが警報の要因と考えているが、こちらに関しては台風の接近により、気圧が下がったことで一時的に排気風量が増加したと考えている。

○読売 大山:
圧力の変化と低気圧の気圧の変化というのは、だいたい整合するような状況になっていた?

○松本:
そうだな。発電所の中に気圧計というか、連続して計っているところがないので、確実にこのせいかということではないが、周りの気象情報から見て台風接近のせいではないかと思っている。

同じ警報は2月20日頃にも低気圧の影響で警報がなったことがあったので、低気圧ではないかと考えている。

○読売 大山:
わかりました。ありがとうございます。

○ニコニコ七尾:
★★事故調査結果について。事故当時1号機周辺の通称、松の廊下でシューシューという音を作業員の方が聞いている。その後、音の出処について今回の調査でなにかわかった点はあるか?

具体的には保安院が調査しているが、昨年の11月20日に保安院が実施したヒアリングの書類の中で出てくるが。

○松本:
あの、私どもは聞いた当方に関しては、保安院さまの調査結果でございますので、私どもから何か、その方にコンタクトをして、どこでどういう音を聞いたのかというところまでは聞いてないが。

○ニコニコ七尾:
と言うことは今回の調査では特に?

○松本:
ハイ触れていない。

○ニコニコ七尾:
なぜかというと最終報告書の86ページ(http://j.mp/M6ARys)に 1号機について地震による損傷はないと考えられると記述されている。これは保安院の調査ではシューシューという音がICやHPCIの蒸気配管からの漏洩の可能性について指摘されているが、

もし、仮に配管からの漏洩、損傷であると ★可能性としては地震の影響による損傷の可能性も出てくる。この点については特に今後、調査されることはないのか?

○松本:
アノウ…松の廊下はタービン建屋にあるし、IC,HPCI,RCICといったものは原子炉建屋の二重扉の内側になるので、そこで先ず何か原子炉建屋側で蒸気の漏洩音がその段階で聞こえることは基本的にはないのではないかと思う。

また、当時は主蒸気隔離弁もしまっていて、タービン建屋側と原子炉建屋側の蒸気は行き来できない状況になっているので、まあ、タービン建屋側でもし異状があったとしても、原子炉建屋側にあるような安全上重要な設備が損傷しているとは考えにくいと思っている。

# 都合の悪い事実関係は頭から否定して調査すらしない。報告書にも盛り込まない。呆れて開いた口がふさがらないお粗末な最終事故報告書。とどのつまり、既成事実に既成事実の積み重ねる東電の調査手法。IC操作について一人が不利な証言をしても、複数の証言が偉えないとその点は事故報告には事実関係が確認できないとして、証言があっても事故報告には盛り込まない東電の社内事故調スタイル。

○ニコニコ七尾:
今の松本さんの説明だとある程度理解できるが、ただ、この保安院に上がってるPDFの資料を見ると、そこまで詳しい説明が東電がわからなくて、何の音かわからないということで回答がそこで止まっている。なので伺ったが。その後は特に社内調査で詳しく調査した形跡はないということだな?

○松本:
それは私どもの社員とヒアリングということか?

○ニコニコ七尾:
そうですね。これは。

○松本:
確認する。

○ニコニコ七尾:
報告書(http://j.mp/M6ARys)の77ページに記述がないが、3月14日19時55分に清水社長が海江田大臣に連絡を取ろうとして、清水社長が秘書官に8回ほど電話をしているが、何を伝えようとしたのかという点について、国会事故調でひとつの論点になっているが。

今回の報告書について8回電話した背景なり、理由の記述がないように見受けられるが。この点はどういった事なのか?

○松本:
お尋ねの件は記述がない理由か?何のために電話をしたのかということか?

○ニコニコ七尾:
何のために電話したのかということですな。

○松本:
清水のほうが政府の方に連絡を取ろうとしたのは、一部の人員退避にしろ、私どもの発電所からそれなりの人数が退避することだったので、政府の方にきちんと連絡を入れておこうという観点で電話したものと聞いている。

○ニコニコ七尾:
実はですね。なんで電話したかということに関しては、国会事故調で清水前社長は終始記憶にないとい事の趣旨で発言されている。今の発言というのは、これは松本さんの発言は清水さんからヒアリングした結果と考えて宜しいか?

○松本:
ちょっと確認させてくれ。

○ニコニコ七尾:
お願いします。松本さんはその時いたと思うが、外部の検証委員会についてだが、会見の要望が出ていると委員の方が検証委員会のメンバーに報告した時、委員の方の先ほどの会見の答弁では、石田さんですかね。

会見という話が出てますが、という事に必要がないという趣旨の発言を検証委員会のメンバーが発言されたというように聞こえたが。この事実で良いか?(http://j.mp/KMOZhf)

○松本:
★★ハイケッコウ。これは石田から会見というか、これまでの12月2日の中間報告の会見以降、検証委員会の会見の要望がありますということは検証委員会に伝えているが、検証委員会の判断として、会見しないということを決められたと聞いている。

○ニコニコ七尾:
会見でも出ていてわかりにくかったが、検証委員会の位置づけだが、検証委員会のアウトカムというのは何になるのか?例えば事故調査の調査方法について何か指摘される、あるいは出てきた調査報告書をこれでいいよということを判子を押す?どういう位置づけなのか?

○松本:
ハイ。検証委員会の目的に関しては本文(http://j.mp/M6ARys)の始めの所の iiii ページに書いてある通り、私どもの調査や検証方法が適切であるか、それから事実関係について客観的な証拠などに基づいているか、

振り返りの視点ではなく、事象進展に即して調査されているか。3点目が調査内容が妥当であるか。第三者に対して分かりやすく説明しているか、4つの観点からこの報告書なり、その前の各検証委員会の中で私どもはこういう調査をしているとか、結果について説明さて頂いた上で、それについて第三者的な立場から意見を伺っている状況だ。

○ニコニコ七尾:
よくわかりました。ありがとうございます。例えば政府とかで言うと、諮問・答申ってあるじゃないですか。その時に委員に任命して、最後、これでOK見たいな処理を諮問、答申でやりとりすることって普通にあるが、

今回の検証委員会については、何か書類のやり取りはあるのか?最終的に。★★これで報告書を受理して要するに内容を認めます的な。簡単に言うとですけど。

○松本:
検証委員会名で、この事故報告書に関する了承しただとか、なんか文書があるかと言うことだが、これは多分無いと思うので確認する。

○ニコニコ七尾:
お願いします。

○フリー木野:
最初に先ほどの会見で今の事故調の方々の技術的な部分の説明をされる方が、この後も残るような話がったと思うが。あれはなくなったのか。

○松本:
ハイ。私が説明させて頂きます。

# だっ騙された ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! クリタ-!

○フリー木野:
先ほどの方々であれば、今の七尾さんの説明とか、先ほどの津波の関係の説明も直ぐに回答頂けると思うんですけど。確認されるということだと時間が掛かるんですけど。また、先ほどの方々が出てきていただくことは行かないのか?

○松本:
すみやかに私から回答させていただく。

○フリー木野:
★先ほどの事故報告書だが、あの報告書の内容を持ってすると、東電側には基本的に責任がないという内容に読めるが、これは例えば、今後訴訟などがあった場合は、想定外の津波ということを理由にして、原子力賠償法 第三条の但し書きを主張していくことになるのか?

○松本:
あのう、山崎副社長が繰り返し申しておったと思うが、私どもがこの報告書で責任がある、ない、を申し上げていることはない。

私どもとしてはこの事故の報告の中できちんと事実関係を調査した上で当時の津波の想定、あるいはその後の事故対応についてどうだったかを検証した次第だ。従って責任がないということを申し上げているわけではなく、

当然、今回の津波想定、あるいは事故の準備に関しては、備えが足りなかったというのが私どもの教訓という可搬性ということになる。

○フリー木野:
あの、ちょっと良くわからないが、備えがないと先ほどの会見でも何度もあったが、備えがないということが後から分かったということは、つまり不作為の責任があったと普通は考えるが。

それでも責任があるかないかわからないというのは、これはどういう理屈でそういうことになるのか?

○松本:
私どもとしては当時、津波の想定とか、事故の対応というに関しては、当時考えられる最善の努力をしてきたと思っている。ただし、今回に事故が現実に起こって多くの方々に迷惑、心配を掛けていることに関して、当然事故の当事者として十分備えが足りなかったことになる。

○フリー木野:
最善の努力をすれば責任が亡くなることでもないと思うので、その後の今回の事故で迷惑掛けたのは申し訳ないというのはわかるが、そうすると最終的に御社に責任があると考えているのか、無いと考えているのか。この辺はどうなのか?

○松本:
事故の当事者として責任があるとは思っているので、今後、こういった事故の検証結果を踏まえ対策を講じるとともに賠償手続き、あるいは除染活動に努めてまいりたいと思っている。

○フリー木野:
★★以前も伺ったが、事故の当事者という話はあるが、責任があるのであれば、通常は加害者になると思うが。加害者ではないんでしょうかね?

○松本:
私どもとしては事故の当事者としての責任があると思っており、加害者かどうかについては別の判断がされるのではないかと思う。

○フリー木野:
当事者として除染等堰にを持っていく一方で、裁判等では相変わらず無主物であるから、★★除染には協力できないであるとか、先日も船の流れたものに関して、それは津波のせいなので、私どものせいではないとか、

不動産に関しても南相馬の方でも津波で避難した後に戻れなくなったのは放射能のせいではないと主張されているようだが、★★どうも行っていることとやってることが違うように思うんだが。

これは何処がどういう判断をして、そういう松本さんの今の説明と実際の裁判の経緯が違うことになるのか?

○松本:
あの、裁判の中でもいわゆる賠償手続きに関しても、私どもに相当の責任があるということに関しては、相当の因果関係が認められるものについては適切に処理を進めていきたいと思っている。★★従って私の発言と現場の手続の状況については齟齬はないと思っている。

# 相当ってどっちの意味だろ。それ相応の意味での「相当」なのか、多くの量を示す「相当」なのか。

○フリー木野:
そうすると今現状、未まみ相馬の方で裁判で先日あったもので東電の方でリアルに放射性物質の性ではないという主張があったようだが、これは戻れなかったのはあくまでも津波が原因出会って、その後の避難の状況、事故の状況は全く関係ない、そういうことか?

○松本:
個別の意見、あるいは主張に関してはそれぞれ相談させていただきながら処理の方を進めていきたいと思っている。

○寺澤:
ハイっ!!宜しいですか!

○フリー木野:
★一点確認だが、600人の方のヒアリングは東電職員の方に対するヒアリングですか?協力企業も含んでるんでしょうか?

○松本:
協力企業の方がいるかどうかは確認します。

○寺澤:
宜しいでしょうかっ!

○フリー木野:
協力企業の方がいる場合は、全体600人の打ちどれぐらいの方が協力企業で、という割合であるとか、600人のうちに、当時、発電所の中に緊急対策で残っていた71人のうち、どの程度の方が残っているのか、その辺の詳細をお願いする。

○松本:
あのう、600人の内訳についてはちょっと確認するが、70人の残った方に関しては、少し誤解があるかもしれないので少し説明するが、15日の午前中から一分所員の退避が始まっているが、残った70人がその後、ずっと対応していたというわけではない。

もう既に15日の午前中から午後にかけて変わりの人間や応援の人間等が入ってきているので、いわゆる70人がその後、ずっと対応していたわけでないので。

# えええ、即答できないの、、、( ゚д゚)

少し人数の特定というか、どの時点で何人いたかについてははっきりした人数はわかっていない状況だ。ニコニコ七尾さんの質問だが、清水が国会事故調で記憶が無いと申し上げたのは、

枝野官房長官に当時電話を掛けたのが記憶が無いと申し上げたものであり、海江田大臣に対して電話を掛けたことに関して記憶が無いということを申し上げたことはない。★★それから検証委員会とこの事故の報告書に関して書類のやり取りはない。

○フリー木野:
その人数の特定がわからないということだが、ただ、当時、発電所の中に何人ぐらいいたかはわかっているわけで、71人の方を含めて600人というのは3月いっぱいは600人も発電所の中にいたかどうかわからないが、

# 聞き取りしてる時に部署とか持ち場とか、ちゃんと分類してデータベース化してる筈だけど。普通は「情報をまとめる」前に「情報を整理」するというプロセスが必ずあるんだから。外注使わず社内資料作るスキルあるのに。そんな大人数、聞き取り前にチャート作って望んでる筈。

○フリー木野:
例えば初期の対応をしていたのが600人の打ち何人ぐらいで、ということがわかればと思うが。

○松本:
確認する。ただ600人はヒアリングをした人数なので、当然、初期の対応をした人数が全てというわけではない。

○フリー木野:
わかりました。であれば、どのぐらいの期間のところまで含んでいるのか。要するに3月に働いていた方なのか、3月はいないけど4月以降に入ってきた方なのか、そういったことをお願いできるか?今回の事故報告書に書けるのは、

★★事故発災直後の関係のことが殆どで当然、当時のことを聞いていると思うので、5月から入ってきたことにこれを聞いてもわからないと思うので。その辺ちょっとお願いする。

○松本:
当然、3月に主に事故対応をやっていた者になるが、福島第一にいたものもいれば、本店のほうで仕事をしていたものもいる。

○NHK横川:
先ほど説明の中でタンク設置の関係の、多分、先週、私が質問させてもらったことの回答だと思うが、これは要するに現場作業として若干設置が困難になっていると理解したんだが、それは思ったより設置作業が難しいということなのか?その辺詳しくもしわかれば教えてほしい。

○松本:
困難というより1基あたり作るのに時間を掛けている、かかっている、という状況であり、何か設置方法が変わったとか、そういうことで困難性が増しているということではない。

○NHK横川:
物理的に時間がかかっていると?

○松本:
ハイ。まあ、当然、実際のタンク貯蔵量、貯蔵具合等の兼ね合いになる。従って当然、タンク貯蔵量のほうがきついという状況であれば、現在日曜日が休みのところを日曜日もやってもらうようお願いするとか、そういった調整はあるが現在のペースで作っていくと8月下旬という状況になる。

○NHK横川:
理解した。ありがとうございます。報告書の関係で幾つか確認させてほしい。既にうちの花田が聞いているのでかぶる分があるが、(http://j.mp/M6ARys)274ページか275ページのところにかけての2号機のベントだが、

結局、上から1つ目の中ぽつ表記では、結局ベントは成功したといえるのか、失敗したといえるのか、それともわからないということなのか、その辺はどう理解すればいいか?

○松本:
ア、ココノコトカ… 上のポツだよな。

○NHK横川:
「蒸気雲」についてはという所で、可能性と可能性、両方考えられるがわかってないと行っていて、ベントが上手く言ったのかどうかがよくわからない、、上手く言った前提での可能性と可能性なのか、放出経路についてわからないといっているのかそこら辺がよくわからない。どう解釈したらいいのかということなんだが。

○松本:
あの、こちらはですね。放出経路に関して論じ地得るところであり、ひとつはベント操作によってベント管の方から漏れていた、流出していた可能性と、もうひとつは待機から直接放出された可能性の所、両方の可能性があるのではないかということを指摘して、どっちかど言うかはわからないということ言った次第だ。

○NHK横川:
そうすると14日の21時頃のベント操作に関しては、成功したかしなかったところについては、わからない見解は変わらないと言う事で良かったか?

○松本:
はいけっこうです。

○NHK横川:
その記述は何処にあるんでしたっけ?

○松本:
ベントが失敗したか、成功したかについては、基本的にはこちらと言うよりも別紙2(http://j.mp/M6DL6r)がこの資料の後ろに付いているが、

ここの所で各号き毎に全体の時系列と注水とベントという形でそれぞれ記載しているが、そこで2号機のところがこのページで言うと、77ページ別紙2、水色の髪後ろ2枚の所に別紙2が挟んであり、

そこの77ページの所から2号機の格納容器弁と操作に対する対応状況という記述がずっときている。このところで実際の弁の操作とドラウェルトサブチャン圧力の因果関係が詳しく書いてある。

実際にベントをして圧力が下がったというところを確認したところが成功と見ているが、2号機に関してはそう言う顕著なところがなかったというのが実態と思っている。

○NHK横川:
わかりました。読み込んでわからなければまた確認します。別添資料が非常に厚くて全部見きれてないが、一応確認だが、この飼料の中でテレビ会議システムのやり取りについてのこういう供述ややり取りがあったとか、そういった記録的なものは特に記載されていないという理解でいいか?

○松本:
★★あのう、テレビ会議で何か発言があったかという所を特に明示しているところはないが、テレビ会議の飼料、それから発電所に残っている飼料、それから関係者のヒアリングを通じて事実関係に通じて認識したのが、資料としてまとまっている。

★★先ほどの会見の中でも少し質問が出ていた1号機のICの認識については、この暑い方の資料の添付8-10(http://j.mp/M6DSyY)のところに緊急時対策本部の中の情報のやり取りがあるが、

★★そういったところはビデオの確認とか、聞取り調査灯を総合的に見て8-10 3/5ページのところがこういった認識だったということを取りまとめて確認したことになる。

○NHK横川:
例えば国会事故調だと、前回、前々回の時にテレビ会議のやり取りベースに、この人がこんな発言があった、何時頃、ごの人はこんな発言があったと時系列をまとめた表を作っていたが。

これは国会事故調の話だが、全部見きれてないので恐縮だが、そういったテレビ会議システム上、Aさんがこんな発言したとか、Bさんがこんな発言したとか言うのは基本的にないということか?

○松本:
それはない。

○NHK横川:
わかりました。ありがとうございます。

○回答佐藤:
6月6日に質問したことだが、5月下旬の現場公開の時に4号機のプールのそこの所で500μSv/hでているので早く通過しろという指示があったことに関してだが、事故前の同じ場所でどれぐらいの線量が通常あったのかの確認と、

ここが500μSv/h出ている原因について東電としてどういう見解を持っているのか聞いていたがわかったか?

○松本:
手元資料を探すので待ってくれ。データとしては持っている。値そのものだが、★★この部屋は原子炉冷却剤浄化系という配管とタンクのある場所であり、元々運転中の比較ということで質問があったが、

運転中は500μSv/hよりもはるかに高い線量のある部屋だ。従って事故の前後でどう比較するのかについては、★★元々線量の高い部屋でないので意味のない場所になる。

500μSv/hある理由だが、元々線量が非常に高い場所であるので、バックグラウンドとして高いという事と、今回の爆発の影響で建屋がスースーになっているので、外気にある放射性物質が内部に入り込んでいる状況だ。データは確認する。

○回答佐藤:
わかりました。以上です。

○松本:
★★事故前は1.2mSv/hだ。μでいうと1200μSv/hになる。

○回答佐藤:
わかりました。有難うございました。

○松本:
★★ごめんなさい。さっきの回答する記者団の質問だが、事故前では最大で5mSv/hなので、μでいうと5000μSv/hだ。事故直後は12月3日に建屋サーベーマップを公表した際に示した線量では1.2mSv/h、

# 5mSv/h (;゚Д゚)!!!

○松本:
★★従って今回500μSv/hというのは徐々に下がってきている状況ではある。

○回答佐藤:
事故前と比べると10分の1ということ?

○松本:
そうですな。

○回答佐藤:
わかりました。有難うございました。

○フリー木野:
★★この最終報告書の中で津波が来た後に亡くなられた東電職員二人の方の原因がきちんと書いていない。これはその後特に調べてないということか?

○松本:
先日というか、昨年4月に話したとおりだ。

# 昨年4月からほったらかしかよ。

○フリー木野:
★★4月というか8月ですかね。8月に松本さんから説明があったんですけど。警報がなったんで見に行って、ページングには気が付かなかっただろうという話があったと思うが、そこから以降は特に調査されてないとうことか?

○松本:
ハイソウデス。

○フリー木野:
★★作業員の方は当日、津波警報が出たか地震のあとに津波警報が出た関係で、タービン建屋や原子炉建屋4号機、低いところにいる作業員の方が高い所に一斉に避難している中で、なぜこの二人だけがここに残って死亡したのか、原因調べるべきじゃないかと思うんですけど。

もっというと警報がなった後にルーチンに従って見に行ったという話があったが、見に行った方が他にいたかいなかったか説明いただいていないし、二人の方がなくなっているんですから調べるべきじゃないかと思うが。なぜ、詳しい調査がその後されていないのか?

○松本:
その後、私どもが調査はしていないが、現地時点でわかっていることを申し上げると、当時は一旦控え室まで全員が引き上げている。

地震で発電所というかプラントが緊急停止になり、発電所の中で、努めて働いている方を管理区域の外に非難させる、あるいは屋外で働いている方は高い所、事務本館に非難させることで勧めている。

当然、当直長、指揮者の判断としては、プラントの余震等を見ながら現場点検を進めていくのが私どもの対応手順であり、その中でタービン建屋の中で、水の漏洩示す警報があったので、その2名が調査にいったということだ。

そこに関して中間報告の際に別冊という形で社員殉職の経緯という所で報告させて頂いたとおりだ。

○フリー木野:
その中でもなぜ二人だけがそういった形で被害にあったのか。津波警報が出ている中で、なぜ、そこに見に行ったのかであるとか。そういったことには触れられていないと思うが。その辺、詳しい調査というのは今後はもうないのか?

○松本:
あのう、当然、前々回も説明しているが、当時、私どもの津波想定はタービン建屋を設置している10mの敷地高さまでは来るということは予想だにしていなかったので、当然、屋外の方に関しては避難を優先させていたが、

建物の中の作業員は避難しているが、プラントを最終的に管理する当直員の役割としてはそういったパトロールに出かけるのは通常の対応手順だ。

○フリー木野:
★★10mを想定していないといっても、作業員の方も含めて、恐らく東電の方も含まれていると思うが、OP10mの所に残っている方は居らっしゃらないわけですよね。他に犠牲になった方がいないということは。

要するにこの二人だけがこのところにいただけであれば、なぜ居たのか。それは調べるべきではないかと思うが。他の方が全員高台に逃げてるじゃないですか。

○松本:
それは屋外に作業されているかは当然津波警報が出ておりますので、

○フリー木野:
いや、建屋の中にいる方も、建屋から出て高台に非難されているわけですよ。

○松本:
エエ。で、私どもの当直員というのはプラントを最期まで運転操作、監視をするのが仕事であり、その人間がプラントを放り出して建物の外に逃げていくとはない。私どもの当直員、運転員は事故収束、当時は津波が来る前だったが、地震後のぷらントの操作、対応にあたっていた次第だ。

# 最終責任を負うんだから見に行って死んだのは当然で不思議はないと。本当にいいんですか?こんな会社を野放しにして。己が利益のためにそれを擁護する既存政党放置して。

○寺澤:
宜しいですか!

○フリー木野:
★★津波警報も当時は3mだが、3mの警報でも5.7メートルの防潮堤を超える可能性は本来はあるんですが、その3時過ぎに6mの警報が出た際も、それがこの方たちに伝わらなかった理由というのもわからないわけですね?じゃあ。

○松本:
あの、6mだと当然建屋の敷地高さは10mなので、そのところまで津波が押し寄せてくることはない。繰り返しになるが!(# 発言遮る松本)私どもの発電所プラント運転員は最期まで中央制御室、あるいはプラントで事故の対応をするのが仕事だ。

# 死んで当然。事実わかればそれでよし。経緯やそのような事態に至った事を真剣に調べるつもりはない。福島第一のふう急作業で半年で5人もなくなっているのに、事故収束に当たり一人も死者は出なかったと事故収束宣言をにこやかに、高らかに大本営発表をメディアの前でする細野豪志。その直後にNHK NW9ににこやかに登場して、メディアが大本営発表に付き合わない空気を悟り、急に顔色が変わる細野54。ワロスとしか言いようが無い。原発マイナスイメージ払拭しか頭にない政府・東電。

○フリー木野:
★★6mなら超えないというが、気象庁の6m警報は3mから12mの範囲を想定したものであり、6mしか来ないという意味ではありません。その辺、認識が違うと思うが。要するに東電としては6m警報が出た場合は、6m以上は来ないと。そのように考えていたということなのか?

○松本:
あのう。繰り返しになるが、当時、津波の高さがどれぐらいまで来るかという予想をしていたわけではない。私どもは以前から今回の評価手法の土木学会の手法で発電所に襲い来る津波傘は想定しており、それに対する対策を講じて、運用もそれに従い運用してきた次第だ。

従って屋外にいる人間は、当然津波警報が出ているので、至急非難させるのが常套だが、建物の中にいることで少なくとも津波がこの中に入ってくることに関しては考えていなかったということだ。

# 建物内にいると津波が来ても大丈夫認識を主張する。津波が来たぞ。早く屋内に非難するんだ!屋内にいれば安全だ!というのが東電の主張する一般常識らしい。

○フリー木野:
★★実際には溢水勉強会等をして、超えれば中に水が入ってくることはわかっていたわけで、もうひとつ言えば、水密醸されてないので建物の中にいるから水が入ってこないというのは、全く説明になっていないと思うが。要するに敷地に来れば建物の外にいようが中にいようが水は来るわけですよね。

○松本:
あのう、溢水勉強会の話をされるが、溢水勉強会は津波の蓋然性等に関わらず、敷地の高さプラス1mの浸水があることを強制的に仮定して評価を行ったものだ。

従って当然敷地の高さプラス無限時間の浸水というか水があれば、当然開口部から水が入ってくるのはある意味当たり前であり、当然、そういうことを対策上考えていれば建物の中にいる、特に地下階にいることはないが。

従って当然、1mという無理やり置いた仮定に対してどうかと言われると、それは考えていなかったということになる。

# だから、なんで実際にはありえない事をわざわざ仮定して勉強する必要があるの。例えば車の安全性を確認するのに、水に車を沈めて走らせるとどうなるかという車の安全性確認のための勉強会?意味がわからない。それで得られた知見を何に活かすの?

○フリー木野:
いや、だから敷地の外にいた方は高台に逃げてるわけですよね。

○松本:
それは大津波警報が出ていて、敷地の中にとどまっていていいなんて言うことは、私どもとしては申し上げられない。従って屋外にいる方は、全て海岸から避難するようにページング等で指示した次第だ。

○フリー木野:
それは屋外まで水が来るという想定、予想が出来たわけですよね。

○松本:
予想が出来たというよりも大津波警報が出ている中でその場所に留まっていいということを私どもとしては決して判断できません。大津波警報が出ている以上、発電所屋外、特に海岸べりにいる作業の方は全員退させるべきであり、そう言うふうな対応をとった次第です。

# 誰が海岸べりの作業員の話をしとるねん。

○寺澤:
宜しいでしょうか!! 

○フリー木野:
ただ、建物の水密かがされてない以上は、億がいいにいようが中に異様が関係ないわけですよね。水が入れば建物の中に水が入るわけですよね。それがなぜ、退避基準になっていないかもわからないですし。

# ただいま大津波警報が発令されました。住民のみなさまは直ちに建物の中に避難してください。という東電の一般常識。

○松本:
繰り返しになるが、当時、10mの

○フリー木野:
建物の中に水が入らないと考えた理由は何ですか?

○松本:
当時、私どもの津波高さの想定は5.7mと

○フリー木野:
津波の高さの想定ではなくて、私が伺っているのは警報が6mという数字が出ているにもかかわらずですよ。

もうひとつ言うと、屋外の人たちが退避しているにもかかわらず、屋外でも建物の中に水が入っていることがわかっていて、なぜ退避されなかったのかがわからないということを聞いているんですけど。

○松本:
あの、屋外にいて何故、建物の中に水が入ってくるという所の論理がちょっと良くわからないが。

○フリー木野:
建物の中に水が入らない理由は何ですか?じゃあ!

○松本:
敷地の高さが10mのところにあります。

○フリー木野:
10mの所に高さがあっても退避されているわけですよね。

○松本:
勿論、屋外ですので。津波が押し寄せてくればさらわれる可能性もありますので、特に屋外の方々は対比するようにお願いした次第だ。

○フリー木野:
ですからそこまで水が来れば、建物の中に水が入る可能性があるわけですよね。

○松本:
アノウ、繰り返しになるが、10m高さで私どもの所は発電所の設備を、それから、対応を考えている。当然、発電所の中は私ども、プラント対応、故障対応

# 静止も耳に入れず、ロボットのように感情もなくしゃべり続ける松本氏。見ていて怖い。けが人、重傷者が発生してもそれを実績何名と表現したり。作業員をまるで駒扱い。天然にも度が過ぎてる。人としてどうなの。

○フリー木野:
いや、想定の話をしているんじゃなくて退避の基準の話をしてるんですよ!お答えいただけない流派なんでしょうか?お答え頂けない理由は何でしょうかね?

○松本:
エ? クリカエシニナルガ・ワタシドモトシテハ・10メートル・ノ・高サデ・タイオウスル

○寺澤:
そろそろ宜しいでしょうか!!!

○フリー木野:
10メートルの場所で水が来ないのであれば、なぜ外にいたか方は退避したんですか?

○松本:
屋外にいる方がたなので、当然10メートルの高さ、あるいは大津波警報が出ている中では、屋外に出ている方は退避させるべきだと思っている。

○フリー木野:
そうするとその段階で建屋の中に水が入らない判断はなぜされたんですか?

○松本:
当然、10メートルの敷地の高さにタービン建屋、原子炉縦がありますので。そこまで津波が押し寄せてくるような当時の蓋然性の概念はない。

# 建物には到達しないが建物の外には到達すると、もう何を喋ってるのか訳がわからない。

○フリー木野:
蓋然性の概念はなかったが退避はしたということなのか?

○松本:
ハイ。勿論屋外にいる方が津波で流される場合も念のため退避したことになる。

○フリー木野:
ですので底に水が来た場合、来る可能性があるから退避をしたわけで、なぜそれなのに、

○松本:
来る可能性があるから退避させたのではなくて、屋外にいる作業員の方は大津波警報が出ている場合は屋外の作業はしません。従って屋外に作業に携わっている方は全員退避をしてもらったわけだ。

# だからそれはわかってるよ。建屋内の話をしているのに、敷地外の議論可能ように見せかけることに必死の東電広報。一体何を隠してるの?

○フリー木野:
水が入った場合は建屋の中に水が入る可能性があるにもかかわらず、建屋の中の退避がマニュアルに入っていなかったのはなぜですか?

○松本:
ん? マニュアルに入ってなかったのは元々10メートルの高さに関しては、私どもは津波が押し寄せてきて、そこが浸水することに関して蓋然性がないからと考えていた次第だ。

○フリー木野:
わかりました…

○ニコニコ七尾:
最後に山崎副社長に確認させて頂きたかったが、2回目はダメだったので今確認させてほしい。本実、事故調査委員会で山崎副社長はテレビ会議映像を公開しない理由を3つ挙げられていたと思う。

2つまではこれまでの松本さんの説明にもあった一つは社内資料である。2つ目はプライバシーの問題。今日出た新しい理由として、ここから確認させて頂きたいが、

そこだけテレビ会議映像の部分だけ焦点があたって、事実関係がよく伝わらないと危惧されたから、という事でよろしいか?(http://j.mp/MGC4em 回答佐藤氏の質疑で)

○松本:
山崎はそのように言ったが、趣旨は以前から私も申しているとおり、今回の事故調査にあたってはテレビ会議の映像、それから社内資料、メモ、ヒアリング結果等を総合的に事実関係を確認しながら認定を進めていったものである。

従ってテレビ会議の映像の運用は断片的に取り上げて、何かこれがあたかもすべての真実であるという事は誤解を生むのではないかということで、山崎が断片的ということで申し上げた次第だ。

# で、それを言ったらメモやその他の資料も断片的だろと木野さんが申し上げたわけでして。よほど不味いものが映っているんだろうなということは、これまでの東電会見における説明で疑惑が高まったし、本実の山崎副社長説明で疑惑が確信に。もうこれは映像出してもらうまで記者の引っ込みがつかなくなったよ。多分、この理由について述べたのは、株主総会後にどうなるかわからないので、独り歩きするようなというか、そこだけで意味を持つかのような、観られては困るものが映ってるので、公開される前に前置きをやめさせられる前に入れておいたんだろうな。後の裁判の既成事実作りに必要になるので。だから、あの時はそう申し上げたのだと。

○ニコニコ七尾:
今の最後の発言は講師見解で宜しいか?

○松本:
ハイケッコウ。

○ニコニコ七尾:
★★誤解を与えかねないということですね。何処に焦点を当てるかどうか、誤解するかしないかは、東京電力とは関係ない話だとおもうんですね。つまり、報道や国民が公開されたものを判断することとはお考えならなかったんですか?個々の考え方をお伺いしたいが。

# その通りです。それは見た人が判断することであって、あなた方、事故当事者が決めることじゃない。

○松本:
私どもとしてはこの事故の検証の中ではそういったテレビ会議を始めとした社内資料、メモ、書類ですな。事故の当事者ヒアリング等を含めて検証した結果を報告書にまとめるべきと思った次第だ。

# 我々の言うことだけ聞いとけばいいんだよと。ほとほと常識の無い会社。

○ニコニコ七尾:
そうすると77ページ(http://j.mp/M6ARys)に正にその一部分だけを取り上げて記述している点がある。要するに当社本店での管元総理というところで「激昂して激しく糾弾、撤退を許さないことを明言した」とある。

★★★これは正にテレビ会議映像の断片的な部分を取り上げての記述だと思うが、。これは今の説明と矛盾はないですか?

○松本:
ここは以前、管元総理、それから、私どもの会長であられる勝俣さま、清水、武藤などが話しさせて頂いたところだが、当時は私どもは全面撤退していないと申し上げたところだ。

菅総理の発言では、この全面撤退の所の演説の結果、全面撤退は防げたというところがあったので、私どもとしてはそのエビデンスという形で載せた次第だ。

○ニコニコ七尾:
松本さんが仰ることはぶれていないのでわかりますが、松本さんの説明とこの文章というはかなり乖離があって、この文章だと「激昂して激しく糾弾、撤退を許さないことを明言した」というのはかなりネガティブな表現になってるんですけど。

ここがちょっとわからない。★★なので都合のいい所だけテレビ会議システムの映像を入れ込んでいるようにしか見えないんですよ。なので考え方ということで質問させて頂いている。

つまり、モニタリングポストにしてもいろんなデータも別添の分厚い資料の中に断片的にあるわけで、木野さんもおっしゃってましたけど、断片的な資料の積み重ねで事実関係のストーリーが作られていくと思うんですけど、そのひとつと考えないんですか?

○松本:
あのう、

○ニコニコ七尾:
同じような並列データとしての映像という考え方はとらないんですか?

○松本:
いわゆる、そのう… まあ、私どもも事実関係を調査していく中で、まあ、確認していた事実を積み重ねて言って、こういう結果にまとめた次第だ。

従いまして全面撤退の問題で取り上げられているが、私どもとしては12月2日の中間報告の段階で全面撤退はなかったことで申し上げた次第だが、その後、全面撤退の問題が引き続き話題になっているということで、

さらなる資料等をエビデンスの確認とか、こういったテレビ会議映像等を再度確認し、結果的にこのようにまとめた次第だ。

# 既成事実の積み重ねで正当性をする主張する東電。

○ニコニコ七尾:
★★おっしゃるとおりだと思うんですよ。なので、エビデンスの確認と糾弾といったことが事実かどうか、というのを普通に添付資料として公開することは考えなかったんですね?そこは考えてないの?

○松本:
ハイ。私どもとしてはこういったテレビ会議の映像、社内資料、ヒアリングの結果等をふまえてまとめることで考えている。

○ニコニコ七尾:
★★最後に聞くが、つまり、その公開しない背景というのは、先程、松本さんからも山崎副社長からもありましたが、まさに映像を公開することによって何か誤解を与えかねない、何かじゃないインパクトがやっぱり含まれている、そういうことですよね。

○松本:
私どもとしてはそうった事実関係をきちんと究明する意味で報告書を取りまとめたいと思っているので。何かテレビ会議の映像だけで別の印象を持たれることは本意ではない。

# そこだけで何らかの印象を持つ映像であることは確定。なんでこれだけの被害の大事故を起こしておいて、なんで交通事故より扱いがちいさいの??ここはどういう国?警察入って押収されても疑問持つ国民いないよ。

○ニコニコ七尾:
★★でも、印象を持つ、持たないは報道や国民の自由なんじゃないんですかね?そこまでコントロールされるということですか?そのように聞こえちゃうんですよ。

○松本:
そういう意味では理由を3つ述べているが、そもそも今回の社内テレビ会議の映像については社内の資料である。資料の位置づけの問題。映っている私どもの社員、その他方々のプライバシーの問題。

それから3点目が断片的な映像公開による別の印象をもたれる懸念、ということで、これだけがなにか問題視しているわけじゃない。

# ある意味、この段階で、別の印象を持たれる懸念を理由に出してきたということは、そのような印象を持たれるような公開に備えた事前の言い訳。株主総会あるし隠し通せると思ってない布石なんでしょうね。ビデオ映像公開は近いかも。

○寺澤:
明日の作業予定。4号機使用済燃料プールにヒドラジン注入予定。キュリオン停止予定。

○松本:
七尾さんの質問のタービンの松の廊下のシューシュー音だが、ここについては元々松の廊下に関しては空調機、ポンプの音とかあり、元々うるさいところだ。

且つ、今回は照明が全部落ちているので真っ暗な状態で視界が聞かない状況なので普段聞こえないような音まで聞いたのではないかということと、今回のシューシュー音の特定に至らなかったので、今回の報告書には記述しておりません。

# おまたせしました。証言を否定する理由をが準備できました。不味い証言は尽く否定する東電。否定する理由を考えることしかしないあからさまな行為。

○ニコニコ七尾:
今の松本さんの暗くてそういう状況にあったということははじめてか?今、説明頂いたのは。何処かで説明されてます?保安院から。

○松本:
ハイ。発電所全体といいますか、プラント全体が当時、津波によって照明が落ちていることは最初から説明している。

# はい。今考えたの確定。

○ニコニコ七尾:
いや、あの、つまりですね。保安院の資料を見ているんですけど。その時は先ほど言いましたそこまでの説明はないんですね。この飼料を見ると。その説明というのは公式にはされていない?今はじめてか?

○松本:
あのう… 暗いということをですか??

○ニコニコ七尾:
暗いので空調の音かもしれないとう話し。

○松本:
それは保安院さまに説明したことはないと思いますけど。

# やっぱり。その場しのぎの広報回答。東電の体質物語ってる。何が「暗いとういことですか?」だよ。白々しいすっとぼけ。

○寺澤:
はいっ!それでは異状で本日の夕刻会見を終了させていただく。



~ 終了 20時44分(1時間24分)(ヽ'ω`)

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