平成24年6月21日(木)13時~ 経産省 保安院 深野院長会見
IWJ Independent Web Journal
冒頭、10分程 映像なし。大飯原発トラブル隠蔽問題、DOE航空機モニタリング隠蔽問題等、重要な釈明があった模様。後、取材申し込みをほったらかし?
記者の皆さんはマイク使ってないので、聞き取れない箇所も。会話の前後で推測したところもあるので正確ではありません。深野保安院長はマイクを使ってますけど、この方は基本、酔っ払いなので聞取れない箇所多数。
○深野保安院長:
~ 10分 ~
昨日、原子力規制委員会 設置法案が成立した。保安院は実際にこの委員会が設置され、そちらが活動を開始するまでの間は責任をもって寄生をず軽任務、義務がある。従ってそれまでの間、責任をもって寄生に当たると共に、円滑な引き継ぎが行われるように業務を引き継ぐ側として最大限努力をして参りたいと思う。
私からは以上だ。
# 引き継ぐ側??
○日経新聞:
今後、3ヶ月以内に着せ委員会を設置すると思うが、残された課題は何で、何処までを保安院の間に ~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
残された課題、大変たくさんある。先ず福島第一に東京電力福島第一原発事故があったサイトの安定化。これは私どもにとって最大の課題だ。これは案内の通り、非常に長期を要するものであり、
まあ、私どもとしては少しでも信頼性が上がっていくように、信頼性向上の指示をしているが、こういった分について保安院の間にできることまではやって、また、何が残っているかについてはできるだけきちんと明らかにしていきたい。そのように考えている。
# なんでやねん。一段落したと事故収束後は再稼動に向けた意見聴取会等、ストレステスト評価にリソースを割く必要があると統合会見でも言ってたろ。あからさまな最大限の任務は原発再稼動に向けた保安院の動き。これ以上落ち用がない信用を更に貶める保安院が信頼性を語るなよ。それが一番怖いよ。
もう一つは今再稼動のプロセスに入っている大飯原発の関係であり、これについても特別の監視体制を組んで、私どもとして重々監視をしている所だ。これについてどういう形で新しい組織で行われるかは、
私どもから申し上げることは出来ないが、何れにしても私どもとしては、きちんとこれについてやるべきことはやると。そして、まあ、私どもはこういう形でやったということについては、★★きちっと引き継ぎたいと思う。
で、その他、まあ、いろいろとまあ、今、中長期的な課題でやっている事が多々ある。例えば耐震バックチェックもいろんな課題がまだ残っており、こういったことについても引き続き、何回かは意見聴取会は開くことにしているが、
到底、今、保安院がある間に全部終わるものではないので。何が残った課題かということについては、できるだけきちんと分かるように。解明されていないことはこういうことが解明されていないと言うことははっきりさせておきたいと。
他にも高経年化対策とか、様々、今、シビアアクシデント対策、様々ある。こういったものについては、基本的に新しい組織において、新しい制度のもとで考えることになると思うが、材料は!私どもが容易をしておかなきゃいけないんで。
ええ、私どもが用意した材料がどれだけ!評価されるかは、これはわからないが。私どもとして、そういった材料をきちんと用意して引き継げるようにしておく。これも非常に重要な仕事だ。そういったことを限られた時期の間に、できるだけやって行きたいと。そのように考えている。
# 次の規制機関のルール、既成事実作り。自分たちでルールを決めて、正当性は過去に自分たちが作ったルールを根拠にする。既成事実に規制事実を積み重ねて事実を作りあげるのが彼等の常套手段です。
○朝日大鹿:
院長、冒頭にアメリカのエネルギー省のことについて言及されたが、この間、去年。3.11以降の東電福島第一原発事故以降、取材して思うのは、原子力安全・保安院の初動対応はいったいどうだったのか。
非常に曖昧。こうやってポツポツポツポツ報道されるが、いろんな事故調とかの証言とかあるが、原子力安全・保安院の仕事は、誰が、何をして、どんなことが起きたのか。詳らかにする考えはないんですか!
○深野保安院長:
これについては政府の事故調査検証委員会において私どもは出来るだけの情報は提供してきちっと第三者的な目で調べて頂く。そういうことでこれまで対応してきたわけであり、一義的には、まだ最終報告は出ていないが、政府事故調できちんと解明して頂ける。
○朝日大鹿:
じゃあ自分たちでやらないんですか?
○深野保安院長:
私たちはむしろ、できるだけきちんと材料を提供し、当然、いろんなヒアリングを受けている。そういったヒアリングの中でも、我々知っている事についてはきちんとお伝えする。それを第三者的な目で見てどう評価し、どう再現するかは事故調の方でやっていただいていると考えている。
# きちんとお伝えした結果、DOE隠蔽など新事実がボロボロでてくる。頭かち割ったろか。もう無茶苦茶。聞かれたら答えるが、聞かれるまで黙ってるを貫く保安院。本当に刑務所にぶち込みたい気分。なんでこんな人達が未だに… orz
○朝日大鹿:
政府事故調以外、まともな対応はちゃんとするんですか!その件で遅かったとあなたはおっしゃいましたよね!私も去年から何回も!寺坂院長や平岡次長とか、片山企画調整課長に何十回!何百回!取材申し込んでるのに、全然梨の礫!
○深野保安院長:
あのう、取材の件については、あのう、まあ、今回も、
○朝日大鹿:
自宅に行かないとダメなんですよ!
○深野保安院長:
少なくとも私はいろんな形で取材の申し込みを受けており、それについては対応させて頂いている。
○朝日大鹿:
深野保安院長以外は?
○深野保安院長:
私以外でも保安院の管理職以上の責任のあるものについては、そう言う対応をしてもらうと。
○朝日大鹿:
じゃあ、片山さんには随分前からオファーしてるんで、すぐ今日中に取材させてください!!
○深野保安院長:
あの、、ちょっと、、
○朝日大鹿:
約束してくださいよ!!ちょっと!!散々質問状を遅らせておいて、ずっと梨の礫ですよっ!!!!1年以上!どうなってんだ!!!!
○深野保安院長:
具体的に、その、どういうことを、あのう、取材したいのか、あのう、まあ、それをお伝え頂ければ、まあ、それは、よく、
○朝日大鹿:
確約してください!!今!!
○深野保安院長:
…
○朝日大鹿:
確約してくださいっ!!!
○深野保安院長:
具体的にどういう取材なのか、取材内容をきちっと示して頂いて
# 口裏合わせするのにこっちも準備が必要なんだよ。わかってくれよ。(深野)
○朝日大鹿:
何度も何度も、報道課におくってますよ!手紙もファックスも。電話も。メールも送ってる。こまかぁーい質問を書いて。… バカにしてるのか?
○深野保安院長:
いや、バカにしていることは決して無いと思うが。まあ、あの、私も今申し上げたように、各社からいろんな取材を受けておりますけども。それについては対応したいと思います。
# 100人に聞いて、100人中、200人の人は馬鹿にしてる、とおもうよ。
○朝日大鹿:
じゃあ、あなたにも申し込むから。そういうふうにやってくださいな!3番目!
# 月にたった一度のありがたい深にょ会見。いい身分でつね。統合会見の時からずっと回答拒否。いずれ事故調で明らかになるだろうと。国会事故調の自分の聴取が終わってから、新たな隠蔽事実が次から次へと。原発擁護のため被ばく矯正し隠蔽してきた政府・保安院。
○深野保安院長:
(´・ω・`) はい…
○朝日大鹿:
大飯原発の再稼動にはね。原子力安全・保安院もこれまでの体制のあり方に相当問題があると思うんですけどね。責任に対して何らかの処分とか、出来るようにするお考えはないのか?
○深野保安院長:
いや、それは、いま、この政府の事故調査検証委員会で検証されてますんで。そこんとこでどいう決断が出るということも踏まえて、いろいろ、あの、関係のところで、考えられるんじゃないかとおもう。
# 決断なんだ。国会事故調の事は決して口にするなと枝野に言われてるのかな。枝野も絶対に自分の口から出さない。政府事故調だ、政府事故調だ。
○朝日大鹿:
せめて寺坂さんから割り増し分待遇の返還ぐらい求めたらどうですか?
○深野保安院長:
退職!したものについては、どういう処置ができるかというのは、なかなか難しいところはあると思うが。何れにしても政府のいま、あのう、事故の検証、、
# 退職という言葉がやたら強調される分かりやすい酔っぱらい。退職したら無罪放免は絶対に譲れない。とんでもないよ。
○朝日大鹿:
彼は制度がそうなっているから受け取って○☓△※
○深野保安院長:
あのう、まあ、あのう、政府の事故調査検証委員会も進んでるところですから!その結果を見て検討される事になると思う。
# 政府事故調繰り返す。最も中立公平な国会事故調のあからさまな政府・保安院の無視っぷり。さんざん事故調との接触、自分の発言が事故調に影響与えるといけないので発言は出来ないので、と回答拒否を散々繰り返してきた細野豪志。雲行き怪しくなれば国会事故調の委員長に接触する細野豪志。事故対応の当時である自分は参考人聴取は非公開。ほんと、すごい国。
○朝日大鹿:
とにかく、取材対応きちんとしてくださいよ。
○深野保安院長:
はい…
# もう、おもろすぎ。(・∀・)
○フリー木野:
今の関連だが、取材対応が遅れたい最大の理由は何処にあるのか?
○深野保安院長:
今回の件について言うと、取材申し入れを頂いて、まあ、あの、それについてどこが担当すべきものかということについて、まあ、あの、充分詰め切らないまま、処理が行われていなかったと。
で、それがだいぶたってから明らかになったと。まあ、そういうもんだったいうふうに認識をしていることだ。
# この人何いってんの。それをほったらかしてましたと言うんでしょ。
○フリー木野:
止まっていたのはそうするとERCの広報班になるんですか?
○深野保安院長:
あのう、これは、あのう、私どもの方の、あの、取材は最終的には広報課が受けることになっておりますんで。広報課の担当と通じるもの、広報担当かではないかと思われるところの間での、まあ、連携がうまく行かなかったと。
○フリー木野:
要するにわからないのは広報課で止まっていたのか、その先の直接の担当者の所で拒否していたのか。それがわからないが。
○深野保安院長:
そこんトコロ!がうまく連携が行かなくて、要するに、ええ、誰かがやってるんじゃないかという思い込みがあって、あのう、まあ、そこのところをちゃんと責任をもって対応する体制を作っていなかった。その結果、こういうことになったと。そう私は感じている。
○フリー木野:
その辺は事故対欧もそうだが、例えば自ら襟を正して検証するというのはないのか?でないとまた同じ事を。これは東京電力もそうだが、東電も最終的には政府の事故長に任せるとか、全く同じ、先ほどの院長の発言と同じ事を言っていて、
自分で何かをしようというのがあまり見えないんですよ。そうするとまた同じ事を繰り返すように思うんですけど。その辺はいかがか?
○深野保安院長:
あのう、少なくとも今回の件についてどうしてこんなことになったのかということは、私もそれぞれ担当の課から話を聞いて、さっき申し上げたようなことが起きてしまっていたと。そういうふうに認識しております。
○フリー木野:
例えば初動の事故対応、あるいはその後の報告体制や保安院の対応については、先ほどの事故調に任せるという話があったが、これは自分自ら検証しないのは、どういう理由なのか?
○深野保安院長:
あのう、それはむしろ、あの、この非常に、大きな、あのう、まあ、広がりのある、まあ、今回の問題について。あのう、まあ、むしろ政府で、事故の調査をする体制を作って。まあ、あのう、そこでやるということになっておりますんで!
まあ、それに対して私どもとしては、ええ、まあ、最大限、あのう、情報提供して、そこに検証して頂く、そういうことにしてるということでございます。
# 歴史的な事故だ、議事録取れ!と指摘されても議事録拒否した統合対策本部。細野豪志に関しては、議事録をつけるような性質のものではないと最初から議事録を認識していたことを立ち上がったばかりの統合会見で発言しているのに。なぜか議事録問題は2012年になってから情報公開請求で明らかになったことに。そして「はじめての事態であり考えが至らなかったうっかりさん。申し訳ない。」という事になっているし。テレビ、新聞で世間の目はごまかせても、ネットで会見見ている人はごまかせないよ。最初から既成事実を作ることを前提にしての対応に終始していたことは会見見れば明らか。全てはムラのため原発利権のため。事故を隠し、過小評価路線で意図的に住民を被ばくをさせた。傷害罪で刑務所にぶち込まれても何ら不思議じゃない。
で、ただ、あのう、まあ、あのう、いろんな、あのう、私ども、あのう、それぞれの局面、局面で、どういうことが起こったのかと。例えば、そのう、まあ、現地のオフサイトセンターがどう活動していたのかとか、あるいは、あのう、広報がどうなっていたのかとか。
まあ、そういったことについては、あのう、私どもとしても、あのう、まあ、あのう、勿論限られた範囲だが、これまでも、あのう、いろいろ調査はしてきたということだ。その結果は、一部、あのう、公表もさせて頂いている。
# 酔いどれ 深にょさん!
○NHK岡田:
一昨日から続いている広報のあり方、特別な監視体制の中で伺いたいが、先ず、あのう、院長の考えとして、今回の対応は何処がまずかったと思っているか具体的に教えてくれ。
○深野保安院長:
やはり、あのう、当初、そのう、ええ、些細な事でもしっかりと情報共有することで、ええ、まあ、あのう、この、特別な監視チームとしてスタートしたと。にも関わらずその点についての理解が、あの、不十分だったと。
そして、まあ、あのう、この程度のものであれば安全上問題がないんじゃないかという、そういうことで、まあ、あのう、広報が遅れてしまったと。そういう点は深く反省しなければならないと思っている。
○NHK岡田:
特別な監視体制というぐらい注目度が高くて、運転再開ということである意味、地元だけでなく、全国民が注目している中で、こういったことになったというところについてはどういう思いか?
○深野保安院長:
その点については、あのう、ホントに、あのう、まあ、そういう、あのう、元々、ええ、どんな些細な事でもしっかり共有するということで、やっていたにも関わらず、それが出来なかったと言うことについては本当に申し訳ないと。そのように感じている。
# こうなると分かってるので何の驚きもない。最も怒っているのは原子力村のメンツ。最後の最後の大事な所でなんてことしてくれたんだ!!
○NHK岡田:
先ほどのレクチャーの中で監視体制を強化するということだが、改めて人数をかければいい、というものでもないと思うが。その辺、今後のどういうふうな戦略を取られるか改めて欲しい。
○深野保安院長:
これについては今回、こういうこともあったんで、先ず、この、あのう、監視チームのメンバー、きちんとこういったことについて共有しないといけないと。そして、まあ、あのう、ちゃんと実際共有した上で、あのう、いろんな情報、公表なんかについても、ちゃんと、あのう、システムが機能しないといけないということであるので。
先ず、まあ、そういうことができているかということについて、点検するために、あのう、黒木審議官に現地に行ってもらっておりまして。ええ、そのあと。あのう、まあ、こういう、あのう、マネジメントをきちっと強化するということで、
# 意見聴取会でおなじみの問題先送りのエキスパート黒木審議官を現地に。ひゃっほー
本院から、あのう、管理職クラスの物を一人増員して現地に常駐させると。そういうことに、まあ、仕様と思っている。それから、今まで中央操作室の方は24時間体制で、まあ、あのう、きちんと、あのう、モニタするという体制をとっとったわけであるが、
オフサイトセンターの方も、こういうあのう、情報のやり取りの拠点になる所でございますんで。まあ、ここにも、そう言う24時間監視体制で、まあ、当面だが、あのう、人を配置すると。そういうことにしようと思っている。
○北海道新聞 須藤:
ストレステストの審査は ~ キキトレズ ~ 去年まで出すことになっていた二次評価を容認している。 ~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
ストレステストの現在やっている一時評価だが、これについてもいろんな論点が今、あのう、審査中のものも残っており、ええ、まあ、それについて、完全に論点が整理しつくせるという自信は、正直この段階ではない。
従ってまあ、あのう、こういう論点が残っていますということを、まあ、明らかにした上で、まあ、一回、中間的に整理をする。そういうことになることも、ええ、かなりというか、むしろそういうことになるもの、ええ、まあ、かなりといいますか、むしろ、そういうことになる可能性が高いのかなあと。そのように感じている。
それから二次評価だが、これをどういう形で引き継いでいくかは、むしろ新しい機関で考えて頂かないといけないことだと思っているが、あのう、まあ、そもそもどういう視点でこの二次評価というのをやるべきなのか、
と言うことについては、やはり、それまでの蓄積、いろんなIAEA、あるいは安全委員会からの指摘もあるので。その点について、今整理をやっているところであり、これについては出来るだけ、まあ、あの、保安院がある間に保安院が整理をしたいとそのように考えている。
# 次の新寄生機関がすべきことを我々が決めておきたいと、これまでも繰り返し主張してきたカス組織。
○北海道新聞 須藤:
一時評価の論点整理というのは、今、審査中の ~ キキトレズ ~ そのうち一部に関しては報告書をまとめて、そうじゃない例えば、基本的に規制庁が出来てないが、意拳聴取会 ~ キキトレズ ~ そういものに関しては論点だけ示すという意味で言っているのか、全ての原発について、今出されているものに対して作業が難しいという認識なのか、
○深野保安院長:
今、あのう、22件出ていて、そのうち多いも含めて終わったのは3件。残ったものについて、まあ、議論が一巡出来ればいいが、意見聴取会でも相当、詳細な議論がされているんで。
まあ、すべての案件について議論が行えるということでも、必ずしも無いんじゃないかと。従って、先行して、まあ、ある程度議論が出来たものについては、こういう点を整理したと。或いはこういう点が残っていると。そういう整理は当然やらにゃいかんと思っているが。
あのう、まあ、あのう、実際に議論に上がるところまで行かないものも、残念ながら出てくると感じている。
○北海道新聞 須藤:
~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
いやそこまでいけるかどうかわからない。
○北海道新聞 須藤:
二次評価だが、 ~ キキトレズ ~ 保安院がある間に二次評価を電力会社は保安院に提出しなくていいという考え方?
○深野保安院長:
出さなくていいと私どもは申し上げているわけじゃないが、いろいろ、IAEAとか、原子力安全委員会から二次ストレステストについては、こういう点も考えて欲しいとか、いろんな指摘を頂いている。
やはり、それをきちんともう一度咀嚼して、あのう、こういうことも留意して欲しいと言うことについては、やはり私どもとしては整理しておかないと思っている。そう言う作業をきちんとやっておきたい。
# というか、設備の安全性確認そのものは二次評価でしょうが。それやらないと意味が無いでしょうが。咀嚼って、何を咀嚼する要素があるのさ。一時評価じゃ安全性を確認したことにはならないんだよ。
○北海道新聞 須藤:
電力会社が出してくる二次評価に関しては、保安院がある間は難しいと考えているのか?
○深野保安院長:
中々今、出せる状況になってきているという話は聞いていないので。あのう、まあ、ちょっと、現実的に、あのう、この、ここについて出そうだということが言える状況じゃない。
○北海道新聞 須藤:
何度も指摘しているが、この段階、年末から ~ キキトレズ ~ 出て来なかったのはどう考えられる。
○深野保安院長:
これについては前もこの場で話したかもしれないが、二次に限らずストレステスト全体のプロセス、進め方、進められる速度について、若干、私どもの方に見通しの甘さがあったと。そう思っており、あのう、まあ、一次については、
まあ、あのう、もっと早く、あのう、ええ、できるのかなあ、ともはじめ、去年、ええ、このストレステストが入ってきた時には感じていた。ただ、その、やはり、あのう、まあ、こういう事柄の性格上、あのう、念には念を入れて、あのう、意見聴取会も
# 利益相反学者のむら会議。念には念を入れて既成事実の積み重ね。
ええ、まあ、あのう、会を重ねて、できるだけ論点を尽くしていくと。それから途中でIAEAも方法論ではあるが、評価を頂いている。そういったプロセスがずっと入ってきて、一次テスト自体も私どもが当初想定したよりも遙かに長い期間になっている。
その結果、先ほど申し上げたように案件は出てきて入るが、保安院のある間に全部、あの、見ることがなかなか難しい状況になっているわけである。そういうことで、やはりスケジュール感、見通しについて、まあ、あのう、甘さがあったのかなあと思っている。
○北海道新聞 須藤:
オフサイトセンターだが、今設置基準の検討をされていると思うが、本来なら来週27日に行われるはずだったのが、事故調の結果の取りまとめを待ち立ちたいと。こういう判断に変わった理由を改めて伺いたい。
○深野保安院長:
やはり、まあ、このオフサイトの対応はというより、非常に、あのう、まあ、今回の、あのう、防災対応、全体の対応の中で十分な要素であり、その中で今私どもが持っている材料は、かなりの程度、
これまでに、あのう、まあ、オフサイトセンターの活動状況について報告も含めてまとめたと思っているが、時期はこういう時期になっており、いよいよ、国会から政府の事故長の報告書がまとまってくる、そう言うタイミングになってきたので。
むしろ、そういうところで、色々指摘されるであろう、オフサイト活動の問題、そういうものも含めて公表いただくほうがよい建設というものが出来るのではないかということで、少し、あの、スケジュールをずらす、そういうことである。
○北海道新聞 須藤:
~ キキトレズ ~ ある意味、検証結果を待ちたいと思えば、時期が ~ キキトレズ ~ 再稼動も同じ事だと思うが。それはどうか?
# なんでオフサイトセンターの設置基準は事故調報告を待って、原発再稼動は報告を待たないのか、という質問。
○深野保安院長:
再稼動については、まあ、これは、これまで、あのう、ええ、一年余り、昨年の、あのう、緊急安全対策が始まり、いろんな安全上の対策、まあ、あのう、導入し、更に、まあ、あのう、ええ、技術的知見の意見聴取会という形で、
# いつも思うけど、日本語すらままならない人間が、よくトップになれるよね。いったいどれだけ人材いないのかと、深野保安院長を見て何時も思ってしまう。前任寺坂、もひどかった。こんなのばっかり。
ええ、これも、あのう、まあ、相当回数、ええ、まあ、あのう、今回の事故の分析を行い、ええ、そういった結果を踏まえて、あのう、まあ、さらに!まあ、ストレステストの一次評価ということも踏まえて、きたわけだ。
そういう意味で、あのう、まあ、さらに早い段階から、相当の蓄積をして、あのう、まあ、ここまできたということであり、その結果、まあ、今回、あの、まあ、4大臣の判断ということになった。そのように理解している。
# ここまで既成事実を原子力ムラで積み重ねてきたと。4大臣が決めたことだと。4大臣は経産省・保安院が安全を確認したと。IAEA、安全委員会 は No。そもそも、国際社会が長年、経産省が原発安全担う危険性を指摘、警告されて無視してきた結果が今回の福島事故なのに。次に事故を起こすのは日本だなと国際社会から冷やかな目でみられてきたという日本。政府、国は反省もなく、責任すら取らず、これまで同様、経産省に全てをゆだねて再稼動。ハンセイゼロ。責任はすべて東電、電力会社に押し付け。事故直後から安全宣言経産省。この国は本当に終わってる。
○記者:
~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
あのう、まだ、今、この段階で絶対にできないと中々ちょっと、申し上げにくいが。現実問題としては中々それよりも、サイトごとに論点もあるので。ええ、まあ、そう簡単には、ええ、審査書が取りまとめられる状況ではないのではないかと思っている。ただ、あのう。さりながら最大限の努力はしていきたいと思っている。
○記者:
~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
はい。もし、議論が完全に閉じなければ、あのう、論点が○×△※がちゃんと整理して、それで、まあ、あのう、引き継げたら○×△※になると。
○フリー木野:
★★★情報開示の関係で伺いたい。保安院に開示請求をして開示決定が出た文書に関して、ホームページに公開されているものがあるので、枚数がかなり多くて金額がかさむので、それをお願いした所、出来ないといわれたが。
ホームページにあげるかどうか、というのはどういうふうに判断されているのか?私意的にこれは載せる、これは載せない、という形になっているが。出来れば、特に事故関係の情報を含めて枚数が多いものは国民の情報でもあるし、これはホームページに開示すべきではないかと思うが。その辺は如何か?
○深野保安院長:
基本的には私どもホームページに開示しているのは、私どもがやった、いろんな処分とか、或いは資料とか、通知か、そういったものについて、まあ、うけとったものである。ただ、事故についても、
できるだけ主要なものはHPに掲載するということでやってきている。むしろ、ちょっと具体的にどういう情報なのか。個別に話を聞かせて頂ければと思う。
○フリー木野:
個別にというのはわからなくはないが、判断基準が先ずわからないのと、今回の事故、発生以来期間も長く、表に出ていない文書なり、重要な情報がかなり大量にあると思うが。それをだそうとすると。
以前、HPに公開されたもの、写真があったが、あれと同じ、出来れば大量になるのを避けるためにもホームページに上げていただけると非常に助かる。情報公開の趣旨にもふさわしいのではないかと思うが。
それが出来ない理由が、もし、無いのであれば、そうして頂ければと思うが。何か理由があるのか?
○深野保安院長:
まあ、あのう、ホームページに載せる作業は、それなりの作業なので。あのう、ちょっと、あのう、その辺、あのう、まあ、一般にどの程度、あのう、皆さん関心持たれるのか含めて、あのう、まあ、あのう、整理をしているところであり。
今、手持ちの書類を全てホームページに載せるということも必ずしも現実的ではないと思うので。ええ、まあ、あのう、むしろ、いろんな重要な意思決定に関わるもの、そういったものについて、まあ、あのう、準備をしてきていると。そのように私は理解している。
○フリー木野:
いや、ですので。持っているものを全部出してくれというのではなくて、開示決定が少なくともあったものに関しては、表に出していいはずなので、出して頂けないか?作業の量の話をされたが、出せないのは作業量の関係なんか?手間がかかるからという事なのか?
○深野保安院長:
あのう、当然、あのう、整理をして載せるには、それなりの、あのう、作業が必要であると思う。ただ、あのう、一方で、ええ、まあ、あのう、関心の強いものについては、これはできるだけ載せるというのも、これは、あのう、意味があることだと思うので。まあ、その辺のバランスをどう取るか。
これは、あのう、中々明示的にここで線を引くということは、ちょっと難しいところなので。あのう、まあ、あのう、ちょっと良く考えてい見たいと思う。
○フリー木野:
作業量というか、実際に開示決定で出てくる際には、もうDVD1枚なりにまとまっているわけで、手間がかかるとは先ず思えないことと、線を引くという話があったが、もし、線を引く明確な基準がないのであれば、出せないという理由がないことになるので、出して頂きたいと思うが。
○深野保安院長:
だから情報開示については、これは法律に基づく手続きなので。これはとにかく法律に従いきっちりやらせて頂くが、それをどこまで、あのう、まあ、ホームページに掲載するかというのは、これは逆に開示請求された方との関係もあろうかと思うし、あのう、まあ、あのう、そこななかなか線を引き難いんで。
私どもとしては、あのう、まあ、むしろ、そのう、まあ、いろんな重要な意思決定に関わるものとか、そういったことで、まあ、あのう、そういうものは、ホームページに掲載していると理解している。
○フリー木野:
開示請求車の関係ではなくて、開示請求車が承諾したものだけで結構なんだが。開示請求社がそれをHPに題してくれという要請をしたもの、或いは開示請求社が出してもいいと承諾したものだけで結構なんだが。それが出来ない理由があるのであれば説明してください。
○深野保安院長:
何れにしてもどういうものを出して、どういうものは出さないかということは、今現実的に線引きがあるわけではないので。そこはよく考えてい見たいと思う。
# 線引きがない=私意的
○フリー木野:
★★出来れば出す方向で是非お願いします。
○深野保安院長:
★★はい。
○朝日大鹿:
昨年4月にまとめられた当面のエネルギー対策について。対外という資料をご覧になったことはあるか?
○深野保安院長:
昨年の4月?
○朝日大鹿:
そうです。
○深野保安院長:
それは、私は承知していない。
○朝日大鹿:
その中で厳罰の問題に関しては、将来に様々な会議体を作って会議に時間を掛けている間に原発再稼動という常識的な解決策を探るという文言が ~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
それは私は承知していない。
○朝日大鹿:
~ キキトレズ ~ A4版 9ページのかなり詳細なもの。これを情報公開請求で開示請求をすると出てこないんです。要するにあなた方は出す、出さないの資料は、非常に私意的に決めていると思います。
○深野保安院長:
その資料は、原子力、どういうタイトルの資料?
○朝日大鹿:
当面のエネルギー政策。
○深野保安院長:
エネルギー政策についてと言うと、それは、あのう、むしろ、あのう、まあ、資料を拝見した、
○朝日大鹿:
原子力安全・保安院ではない?
○深野保安院長:
保安院ではないと思う。
○朝日大鹿:
資源エネルギー庁?
○深野保安院長:
ええ、ですから、私はそれは見ていない。
○朝日大鹿:
じゃあ、その前に重要なデータが出て来ませんよ。僕がずっと持っているから、念のため、 ~ キキトレズ ~ 、いい訳出してくる。おかしいんじゃないか?
○深野保安院長:
もしそうだとしたら大変問題だと思うが。あのう、ちょっと私はそのペーパーを見てないので、ちょっとなんとも ~ キキトレズ ~
○朝日大鹿:
何を書いて何を書いてないか、 ~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
それは情報公開法に基づいて、情報公開請求でとれますんで。それにそって対応させて頂いてる。
○朝日大鹿:
私意的にやってるんでしょ?
○深野保安院長:
いや、私意的には
○朝日大鹿:
このペーパーは!行政文書ではないと。あなた方が決めてる。
○深野保安院長:
いやそれを、、
○朝日大鹿:
行政文書か行政文書じゃないかを決めるのは、あなた方だから。
○深野保安院長:
行政文書であるかどうかについては、それは、あのう、やはり情報公開法にそって基準があったと思うので。それにそって判断されていると考えている。
○朝日大鹿:
行政文書でない紙に重要なことが書かれていると。何を行政文書で何を行政文書でないか、ちゃんとした判断基準はないですよ!見てると。作業でしょ。それは。ホントに。これはバレたら不味いなと。
○深野保安院長:
ちょっと、その、今の話については、あのう、私は、ちょっとなんとも、あのう、○☓△※ みておりませんので。
○朝日大鹿:
院長個人に言っても仕方ないが、今回で3回目ですよ!! ~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
はい…
○朝日大鹿:
ちゃんと立てなおしてくださいよ!
○深野保安院長:
まあ、あの、残された期間は非常に短いが、最大限努力はしていきたいと思っている。
○フリー木野:
情報開示の内容だが、先日、開示請求した際に、開示請求時のやり取りの中で、HPに公開されているものは覗いてほしいというふうに伝えたにもかかわらず、HPに公開されている書類ばかり、1万5千枚が開示決定で出てきたが、
これはこちらから伝えたことではないことが出てくるというのはどういうことなのか説明頂ければと思うが。
○深野保安院長:
あの、HPに掲載したものがですか?
○フリー木野:
いや、具体的には事故発生当時に、寺坂保安院長が記者会見の発表内容にどうか変わったかというのが、わかるかどうか、経緯を発表された結果ではなくて、経緯がわかるものを求めていたが、
出てきたのは公開されている発表されている資料が1万5千枚。それをみて何処の経緯がわかるのか、私には疑問なのと、こちらから少なくともそれを除いてくれと言ったにもかかわらず、そればかりが出てきたのはどういうことなのか、全く理由が分からないが。出来れば説明頂ければと思うが。
# 既に公開されているものを出して金だけ巻き上げる詐欺同然の行為も平気。
○深野保安院長:
ちょっと、その、本来、要求してないものが出てきたとすれば、それは大変申し訳なかったと思う。それから、あのう、まあ、あのう、記者会見の、あのう、当時、あのう、まあ、スポークスマンだったものがやったケースではないかと思うが。
あのう、まあ、その時に、あのう、具体的に、あのう、まあ、どのペーパーをどういう形で院長に見せたかというのは、ええ、まあ、必ずしもきちんとそういうことについて記録が残っているものでもない。
で、あのう、まあ、むしろ、あのう、こういうことを発表しますから、というのを、あのう、私も昔、そういう講習に行ったことがあるが、見せて、まあ、それで、まあ、発表して、まあ、発表した資料としては残っているが、決裁文書ではないので、誰がそれを見たかは事後的にはトレースできない、というのが、あのう、通常のケースだと思う。
で、そういうこともあって、おそらく、あのう、まあ、そのう、最終的にプレス発表したものが、プレス発表の過程で当然、その、組織の長の了解を取ることになりますので。まあ、あのう、そういう形で了解を取られたものだろうということで、恐らく、まあ、あのう、先ほど言われたような形の開示になったんじゃないかと思う。
ただ、あのう、いらないといったものを示したということは、それは大変失礼なことだったと。申し訳なかったと思う。
○毎日岡田:
ストレステストの関係で、 ~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
今、この時点で、あのう、目処が立っているというのはない。まあ、あのう、私どもとしては残された期間でできるだけ努力はする。従って出来ないとも、ここで申し上げるのは如何かと思うが、あのう、まあ、現実問題としてこの時点で目処が立っているものはないということだ。
○フリー木野:
昨日の東電で社内事故調の報告があり、その中で事故当時、事故後しばらくしてから、情報は東京電力が発表した後に保安院の方で発表するような順になっていたということが書かれていて、保安院の方から出てきた、
開示請求で出てきた文書の中にも、発表は東京電力の後にするようにと書かれている。これはなにか理由みたいなものは明確にあるのか?なぜ、東京電力が発表した後に保安院が発表しなければいけないのか?そう言う順番になった理由は何かあるのか?
○深野保安院長:
ちょっとそう言う順番になったかというのは、あのう、まあ、ちょっと東京電力のレポートにつて詳細を見ているわけではないので。ちょっと今、あのう、なんとも申し上げられないが、
あのう、まあ、あのう、当時、まあ、あのう、記者発表等については。あのう、まあ、保安院ははじめここでやり、ここというか、まあ、向こうの別館だが、東電は本社でやり、で、官邸であのう、まあ、官房長官の会見があったということで、
それぞれバラバラに行われていて、まあ、あの、非常に、こう、あのう、連携が良くなかった。従ってある時点からは、あのう、東京電力の方で合同で会見をするようになったと招致をしているが、それまでの間、今おっしゃられたようなことになったかどうかについては、ちょっと私、あまり承知をしていないので。
○フリー木野:
今でもそう言う順番ということはない?
○深野保安院長:
はい。今では特に、そういうことは別に、あのう、ない。ただ、あのう、まあ、実態は東京電力が発表したものの中でも、私どもの観点から見ても重要なものについては、私どもは私どもとして別途発表することはやっていたと思う。
○記者:
~ キキトレズ ~
○深野保安院長:
いや、別に保安院としてあのう、その○☓△※ということではなくて、あの、技術的に、あのう、詰めなきゃならんとこはきちんと詰めていく。ですから私どもとしては、少なくとも、今、まだ、ええ、意見聴取会を予定しているかと思うが、出来るところまでやって行きたいと思っている。
○朝日大鹿:
取材応対よろしくお願いします!
~ 終了 13時50分頃