2012年6月13日水曜日

東電会見 2012.6.13(水)18:00 ~ クインス2による2号機建屋内の線量調査速報。異状箇所は映ってないので明日には公開可。実は2006年にも津波対策試算80億円してますた報道。ほか

東電会見 2012.6.13(水)18:00 ~

トラブル報告なし。上昇してから低下傾向だった1号機水素濃度は従来の位置まで低下。4号機使用済み燃料プールのA系ポンプ修理終了(焦げたやつ)異常ないことを確認してB系から従来のA系運転本日から。

昨日、工事終了報告のあったキュリオンが本日から運転再開。水曜日なので水処理週報。来週からキュリオンとサリー両方運転。7月中に増設予定していたタンクは8月に延期するとの事。延期理由を知らないようだった松本氏のいい加減な説明。

本日行われたクインス2による2号機建屋内の線量調査。昨日説明のあったコースを予定通りに。最高は原子炉ウェル上部で880mSv/hを記録でこれまでの最高値。被ばく線量はクインス2が505.6mSv、東電社員9名で最大3.95mSv。

クインス2映像は異常な箇所が映っていないので明日には公開出来るとの事(映ってれば公開出来ない)質疑8割は朝日新聞報道の80億円津波試算。3年目の研修社員に出した課題で溢水同様、当時の知見無視した津波なので問題ない主張。


○プラント

○報告

○モニタリング・サンプリング

○参考

○その他

○報道




■福島第一の状況

○松本:
6月13日夕刻の会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機までCS系、給水系から注水継続中。昨日実施した2号機と3号機注水量変更は 3号機圧力容器下部温度は53.9℃で緩やかな低下傾向。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。1号機の水素濃度はA系0.00%、B系0.01%で以前の状態にほぼ戻ったと思っている。

欄外、本日、2号機と3号機の格納容器ガス管理システムのガスの抽出量調整を行っている。2号機は24から34m3/hに増加。3号機は28から18m3/hに減少する捜査を行っている。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却を続けているが本日二次系の循環ポンプAの修理が終ったので一時的に循環ポンプのBを止めてAの起動を行っている。

11時27分から11時32分の間、一時的ではあるが二次系の冷却が止まっていた状況だ。尚、二次系ポンプのAだが以上のないことを確認したので、現在A系での連続運転中という状況だ。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2,3号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は継続実施中。また、6号機のタービン建屋溜り水の屋外仮設タンクへの移送は本日10時から16時に実施した。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]★キュリオンに関しては昨日までにポンプスキッドの追設工事が終っているので本日14時44分から運転を再開している。しばらくこの状況の運転を続けたいと思っている。サリーは運転中。

本日、水曜日なので後ほど水処理設備の稼働状況について週報で報告する。★アレバの除線装置は配管内の除線運転を続けているが、本日10時頃に一時的に停止作業を行っている。

こちらは監視カメラITVで廃液受けタンクを監視したところ、受け皿の中に水溜まりらしきものがあるという事で、10時11分に循環運転を停止した。

しかしながら現場確認を実施した際に実際に水溜まりがなかったことが確認出来たし漏洩の痕跡がなかったことが点検できたため、15時47分に単独循環運転を再開。

[その他]その他の常用は特に大きな変更はない。


「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第51報) http://j.mp/LC816I」を説明する。


高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計7万9900m3。貯蔵量 プロセス主建屋、高温焼却炉建屋の滞留水は合計2万1030m3。今週の処理量は 6560m3。稼働率はサリー76.1%(キュリオンは停止中)

# ちなみに先週は高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計7万9600m3トン、高温焼却炉建屋の滞留水は2万640m3、先週の処理量は6390m3。稼働率はサリー76.1%。(キュリオン停止中)

廃ベッセルの発生量無かった。アレバの循環運転の関係でスラッジは+3m3程増えて595m3。

★タンクの受け入れ状況。濃縮塩水タンクが14万825m3、淡水けタンクが1万5360m3という状況。濃縮廃液貯槽は5497m3という状況。原子炉注水は3780m3であり、全量を水処理設備で処理した水を使っており濾過水の補給はない。

# ちなみに先週、先々週も使用済みベッセル発生+3m3増加。ハイスラッジは+6m3。先週は濃縮塩水受けタンクは14万227m3、淡水受けタンクが 1万4551m3、濃縮廃液貯槽 5502m3 ですた。

3ページ目表面に来週の予定。6月13日~6月19日のの処理量 8,820m3、キュリオン30%、サリー 75%の稼働率を見込んでいる。最終ページの今後の見通し。2号機、3号機タービン建屋の水位は引き続きポンプの運転台数、移送先を調整しながら、

OP3000mmの所でコントロールしていく予定。一番下の表、濃縮塩水タンクの容量と貯蔵量だが、こちらは変更がある。★太い赤線のタンク容量だが、これまで7月下旬に20万5,000m3ほどタンク増量予定があったが、

運用の関係上、8月末まで延期する。8月末に20万5,500m3までタンク増量を行う事で、少し工程の見直しを行っている。この報告に関しては以上だ。本日の作業実績について1件連絡する。

★昨日報告した2号機の原子炉建屋の各階をクインス2で目視点検する件だが、本日、10時35分から14時43分にかけて作業を行っている。この作業時間はクインス2が原子炉建屋に入って出てきたまでの時間だ。

作業体制は★東電社員9名で実施。最大の被ばく線量は3.95mSvだった。クインス2地震の被ばく線量に関しては505.6mSv。基本的に昨日説明した予定通りのルートを点検できている。(昨日の資料 http://j.mp/LFN4tK )

点検結果、動画等については明日の会見を目標に準備を進めている。★前回の点検に比べ目立った異常は見られていない。線量率では原子炉ウェルの真上の所で880mSv/h 。これまでで一番高い線量画家確認されている。

南側放水口でのサンプリング結果。(http://j.mp/LC7XE5)セシウム134/137、全βの検出限界未満でこれまでと大きな変化はない。


また、環境モニタリングの状況は既にHPで公表しているが、本日、海底土のサンプリングも出ている。(http://j.mp/LC7rGe)そのうち南放水口付近の海底土のサンプリングについては採取中止で記載。


こちらは現在、海側遮水壁の設置工事の関係で通常サンプリングした場所に対して、工事が行われているので採取を中止したものだ。今後、別の地点で採取可能かどうかを検討したいと思っている。

本日、私からは以上だ。


■質疑

○読売船越:
★先程、タンクの容量の関係で7月から8月に増やすのを延期する話しだが、もうちょっとと具体的な理由を教えて欲しい。

○松本:
現在、タンクの設置工事と運用開始時期については色々検討しているが、その下にある貯蔵量はまだ余裕がある状況なので、★★1ヶ月程度遅らせても問題ないだろうと判断した次第だ。

○読売船越:
遅らす理由は何か?

○松本:
タンクの増設を考えているが、特に何か不具合があったわけではなく、今のところ高弟に余裕を持って判断した次第だ。

# 何で出来るうちにやっとかんのさ。全く意味不明。

○読売船越:
工程に余裕があるから他の作業を優先する意味合い?

○松本:
他の作業を優先すると言うよりも、まあ、なんというか、ええ、まあ、被ばく線量の問題もありますので、時間を掛けて作業をかけて問題ないだろうという判断だ。

○読売船越:
余裕があるという事だが、例えば去年であれば台風とかが来て勾配がずっと一定に上がっているが、突発的にものすごく増えたりとかはないのか?

○松本:
そうだな。昨年の経験で言うと、

○松本:
★地下水の流入量は200トンから400トン多いときで500トン程度で日量としてみているが、台風が接近した際には800とか一時的にそう言った状況もあったが、そう言った場合でもタービン建屋の水位、受け入れ側である雑固体廃棄物減容処理建屋、プロセス主建屋のほうで受け入れる事は可能と判断している。

○読売船越:
わかりました。

○ニコニコ七尾:
★本日の朝日新聞一面であった2006年に東京電力が巨大津波に襲われていた際の被害想定や対策費を見積もっていたスクープ記事についてだが、ご覧になっているか?(http://j.mp/LSNysU)

○松本:
ハイ。拝見した。

○ニコニコ七尾:
この記事にある報告会だが、これ何時開かれていたものか?日付を教えて欲しい。

○松本:
朝日新聞の記事のソースがどこにあるかわからないが、私どもとしてはそれに該当する資料という事ではある程度特定はできている。こちらは平成18年 2006年3月ではなかったかと思う。

○ニコニコ七尾:
日付までわかるか?

○松本:
日付までは確認していない。

○ニコニコ七尾:
わかりました。お願いします。これに関してだが、この東電の試算結果、研修の報告会で発表されたという事だが、報道によれば通例では原子力部門の部長クラスが出席されるという事だが、そうした実態はあるのか?

○松本:
ハイ。ソレデケッコウ。

○ニコニコ七尾:
この時、報告会等々には幹部は出席していたか?

○松本:
ハイ。原子力の部長クラスが出席している。

○ニコニコ七尾:
という事は研修結果の試算についての内容等については把握していたと?

○松本:
ケッコウデス。

○ニコニコ七尾:
わかりました。この報告会の成果は研修という事ではあるが、報告会の成果は何か利用されたというか、そう言った実態はあるのか?

○松本:
先ず一つ説明するが、この研修の報告会、レポートの中身に関しては、以前、溢水勉強会の資料の説明をしたが、津波の想定としては建屋に関して強制的に何メートル、何メートル、何メートル、の津波が来た場合、まあ、こういう場所で浸水が始まりますという事を まあ、あのう、検討した成果という事だ。

従って実際に津波が来る予見性とか、蓋然性等を何か判断したものではない。この研修の目的は入社3年目の研修生というか、ほんてんに駐在する形で様々な課題に取り組む中で、★本人の資質や特性を見極める意味で実施しているので、研修の成果という意味では本人の特性、資質評価の意味で使っている。

○ニコニコ七尾:
なるほど。そうすると幹部の方も研修生の成果を見てその能力を見る形に?

○松本:
ハイソウデス。成果と論文というか、資料と、発表の状況、質疑の対応状況について判断する事になる。

○ニコニコ七尾:
ありがとうございます。最後だが、★この記事、資料だが、これは東電にとって流出なのか?それとも公開しても問題ないものか?

○松本:
こちらに関してはあくまで社内資料なので、公開の対象という事は考えていない。

○ニコニコ七尾:
公開された場合は社内にとってはリスクになるようなそう言う内容ではないよね?

○松本:
以前話したように、この中身については溢水勉強会等で既に公表されているが、何メートルの津波が来た場合にはどこから浸水するとか、影響がどういう順番で起こるかという事を記載しているので、中身に対してどうこうと言うよりも、もともとこの資料に関しては社内の研修資料という事になるので、公開は考えていない。

○フリー木野:
今の社内資料の件だが、社内の個人の資質の成果、評価判定に使う、そう言う勉強会だったのか?

○松本:
ハイソウデス。研修そのものがそう言う位置づけの研修という事だ。

○フリー木野:
★★ちなみにその研修で津波の想定をした際に津波の対策をすべきという解答をした場合というのは、東電としては本人にとってプラスの評定になるのか?

○松本:
プラスの評定というか、課題に対する取り組みの状況とか、★あと、課題解決能力とか協調性という所を判断したいと思っているので、特に中身、結果がいいとか悪いとか言う評価ではない。

課題に対する取り組みの状況や、解決能力は、その人がそういう対策をすべきという結論を出した場合は、★解決能力があると見なされるのか?それとも無いと見なされるのか?

# 私もおもた。隠蔽資質を見極める評価とか。あまりに常識がないから、どういう教育してるのか、そう思わざるを得ない。協調性って何に対する協調性だろ。そもそも一体、何の解決の話しだろ。

○松本:
空中身による。

○フリー木野:
研修の様々な中身、結果がレポートして纏まっているので、その中身に応じて判断する事になる。★あの、中身というのは対策をすべきか、すべきではない、という事ではなくて?

○松本:
ハイソウデス。この研修は先程の繰り返しになるが、強制的に津波の高さがここに来た、ここに来た、ここにきた、という事を想定すると、★こういう浸水になるという状況なので、ある意味、まあ、我々エンジニアに取ってみれば、

ある意味当たり前の結果になっている状況ではあるが。そういった課題の取り組みの姿勢、解決能力、それから色んな組織との協調性といったようなことを見ていく研修だ。

# 以前の内部溢水、外部溢水とまったく同じ主張を繰り返す東電。常識だ。色んな組織との協調性 ( ゚д゚)ポカーン

○フリー木野:
★解決能力というのは津波がここまで来た場合にこういう結果になるという想定ができているのであれば、それを防ぐために何をすべきかというのが解決能力、解決手段ではないかと思うが。そういうことはないのか?

○松本:
あのう、問題、過大に対する解決能力ですから、要は津波に対する解決策を講じることをこの課題の研修テーマとしているわけではない。従って、

○フリー木野:
課題等のはその津波が来た場合、溢水勉強会で言っていたような建屋が浸水した場合に、冷却ができなくなること防ぐ、そういうことではないのか?

# 要するに題材にするほど上はわかっていて対策なかったということでしょうが。屁理屈やめろよ。

○松本:
ハイソウデス。当然、溢水してくれば、そういった所を防ぐとか、あるいは防潮堤が必要になりますということはある意味課題の解決ということではあるが、この研修の目的は、本人の資質、ようはどういった架台を与えた際に、どういった問題のアプローチをして、どういうふうに架台の解決に向かっていくか、という資質の研修だ。

○フリー木野:
ですので、仮に対策をすべきとか、防潮堤を高くすべきであるとか、★★溢水に対して津波が来た場合に建屋の水密性をきちんと対策すべきであるという結論というのは当然出てくる人もいると思うが。

そういった結論が出てくるというのは、課題の解決能力があるとみなされるのか。仮の話で申し訳ないが。どっちなん?

# 資質そのものが問われてる組織幹部から資質問われるのか… なんだろこの、組織に属したことのないような奴にはわからんだろうがな、という上から目線は。

○松本:
従って、ようは課題に対するアプローチの仕方だとか、どういうふうに自分は問題を解決していったのか、あるいはどういう条件立てをして仮設と検証を繰り返していったのか、プロセスの研修ということなので、当然、そのレポートの中には、

# また始まった…。だからそれはわかったって。回答する気ゼロ。これ中継されてるんですけど…

津波がここまで来るのであれば、ここにふたをするのが対策ですよというのは当然書かれている。ただ、私どもはこのレポートにしろ、溢水勉強会の時にしろ、強制的に津波の高さはここまで来れば、浸水するというのは当たり前の事実なので、

そういう意味では今回、津波の蓋然性だとか、津波に実際に襲われるのはどういうことなのか、という所を評価する必要があると思っていた次第だ。

○フリー木野:
いや、あの、蓋然性はそうだが、今私が聞いてるのは蓋然性の話ではなくて、実際に水が来た場合に、それを防ぐ手足を講じたほうがいいんか、講じる必要があるのか、という結論が出た場合に、その結論というのは、解決能力があるとみなされるのか、あるとみなされるのか?どちらなのか、それを…ニガw

# 津波はありえない、想定外と主張しながら、有り得ない定義を検証、研修、勉強するこの矛盾。あり得ない設定して電源喪失当たり前主張。もう訳がわからない。反省してるとはとても思えない… orz 世間では屁理屈と言うんですけど…

○松本:
あのう、繰り返しになるが、結論がいいとか悪いとか、というのじゃなくて、その結論を導き出した当人の課題解決能力、プロセスだとか、仮設を置いて検証するかという能力を見ている研修なので、結果がいいとか悪いとかということで、評価するわけではない。

# バカを諭すように「繰り返しになるが」と説明する松本氏。バカはあなた。そんでもって、文字に起こすこちらはは拷問だよ。

○フリー木野:
ええ…わかりました… ちなみにどういったプロセスという結果、その時の勉強会ではどういったプロセスが出てきたというのは公表しないか?

○松本:
ん?? 当人の研修の課題解決のプロセスというのは審査者がいるので、その審査者が判断する事になるが。こちらについては公表する予定はない。

# ん?? って orz 会話が破綻してる…

○フリー木野:
わかりました。

○寺澤:
宜しいでしょうか?

○フリー木野:
別件だが ピークシフト契約で昨日問い合わせが6000件で実際に申し込みが230件というはなしがあったと思うが、6000に対する230件というのは、当初の予定の範囲内なのか?大体それぐらいのものと言うことだったのか?

○寺澤:
当初からどれだけの応募があるかは、中々想定がつきかねているので、そういった数字は具体的にどれぐらいの加入があるかの想定まではしていない。ご理解頂ければと思う。

○フリー木野:
加入の目標値はないのか?

○寺澤:
今回は想定していない。

○フリー木野:
一方で深夜電力の時間帯を減らす契約の種類の数、新規を取りやめたりしているが、要するにそれと対比させて、コレをどれぐらい増やすとか、目標値のようなものはないか?

○寺澤:
何度も繰り返しになるが、今回のピークシフトプランについては、非常に想定がしにくい料金プランなので、そこまでの数字は持ち合わせていない。

○フリー木野:
そうすると今回やめたナイト10はどれぐらい契約が減るとか、それがどれぐらい減るとコレぐらいの節電に影響があるという、そう言う数字はあるか?

○寺澤:
そう言う数字はない。

○フリー木野:
わかりました。

○共同しずめ:
先ほどの津波の想定の関係で教えてほしい。今朝の記事で出ている数字とか、事実関係に何か実際と違うところはない?

○松本:
ハイ。朝日新聞のソースが何処か我々は見ていないが、私どもがコレではないかと思っている資料と見比べると一致している。

○共同しずめ:
この試算、なんと考えていいのか。つまり、過大を与えてそれを入社3年目の人が解くということだったが、予め政界があって、同じ結果になるかどうかを見るわけではない?

○松本:
それは違う。いわゆる何十人か毎年、駐在研修という形でやっているが、配属された部署、組織が抱えている課題等を実際に指導教官というか、指導役をつけて検討させて見る状況だ。特に適宜、その属している組織と一緒に検討を進めていって、成果という形でやる場合もあるし、当人がどれだけ努力したかというところを見る。

○松本:
★従って課題の与え方も、その配属された駐在先の組織が業務上もっている課題を与えることが比較的多い。

○共同しずめ:
★この想定をしたのは原子力技術品質安全部の設備設計グループの3年目の人がやった想定だと?

○松本:
ハイソウデス。当時、以前報告した保安院さまが開催している溢水勉強会の対応窓口でもあったので、テーマとしては適当という判断をした次第だ。

○共同しずめ:
★そうすると想定という意味では東電の想定なのか?それとも3年目の人がやった想定で東電とは関係ないという理解か?

○松本:
そういう意味では会社の一員なので東電の想定という事で構わない。ただ、実際に建屋敷地の図面とか、後、建屋内の配置図等、本人が1つずつ検証しながら、建物の高さ、OPで何メートル、何メートルとあるが、そこに水が来たらどうなるということを1つずつ検証していったレポートだ。

# 新入社員であっても東電社員だから会社の想定という理解でいい。


○共同しずめ:
★つまりこの記事によれば、20mの津波、防潮壁だけで80億円掛かるとか、結果は問わないということだが、想定の中身は妥当であるね、と言うことになっているのか?

○松本:
当時ですね。この経過が妥当かどうか、というところはまだ評価がどうだったかは聞いていないが、当然、発表回答が行われると、そういった試算の仕方がどういうふうにあなたは行ったのか、という質疑応答の中で、例えば単価をこう見積もっているとか、

そういったコストというか、お金の費用のかかり方をどう算定したのか?ということも質疑になるので、その結果そのものが正解と言うわけではない。

○共同しずめ:
全く的外れということでもないが、これが東電の見解ということにもなっていないという?

○松本:
★これは研修用のカラー発表の資料なので、当然これで会社として何か対応を取る必要があるということであれば、いわゆる所属した部門が受け継いで、引き継いで課題解決に発展させていくケースはあるが、今回の場合だと、

★やはり津波の蓋然性や実際に起こる可能性等を考えると、溢水勉強会と同様、当時の状況としては土木学会の津波評価技術で十分保守性があると判断していた次第だ。

○共同しずめ:
研修は2005年12月から2006年の3月の間に行われたとあるが、さっきは2006年3月とおっしゃったのは?

○松本:
発表の時期が3月だ。

○共同しずめ:
報告会が3月?

○松本:
ハイ。大体3,4ヶ月の駐在研修という形で実施しているので、年末に赴任してきて3月に架台をまとめて発表するのが通常ケース。

○共同しずめ:
研修自体は前年の年末からずっとやっていて、一人の人なんですよね?3年目の。

○松本:
原子力部門全体では何十人といるので、その人間が例えば1年の12ヶ月を4ヶ月ずつ煮切って前期、中期、後期、という形で何人か分担して配属させて研修を行なっている。

○共同しずめ:
つまり、この想定の課題を解いたのは一人ということ?

○松本:
★★そういう意味では一人だ。

○共同しずめ:
当該部署に配属された3年目の人が一人で、12月から3月までやって、3月にその報告会で発表したということだな?

○松本:
それで結構だ。当然、一人で全部が全部できるわけではないから、★当然所属した組織のサポートを受けてということにはなる。

○共同しずめ:
何かに利用されたり反映されたもの、

○松本:
あの、溢水勉強会の中での資料には一部反映している。同じ溢水勉強会も福島第一5号機を代表プラントに取り上げているが、この研修も1Fの5号機であり、そういった課題研修で得られている成果を一部、溢水勉強会に私どもが提出資料として指示をした事はある。

○共同しずめ:
代表プラント1F5号機だけの試算なのか?

○松本:
ハイソウデス。

○共同しずめ:
はぁはぁはぁはぁ。なるほど。わかりました。ありがとうございます。

○朝日 西川:
★今の試算の関係で質問だが、この研修以外に会社として対策費用を見積もったことはないのか?

○松本:
対策費用を見積もったことがあるかどうかについては、ちょっと確認してみないとわからない。当時はこの溢水研修資料、溢水勉強会、その後、地震本部、貞観津波といった津波の試算は何ケースかやっているが、そのたびに費用がどれぐらい掛かるかということについては確認してみる。

○朝日 西川:
この研修で取り上げられたのは1Fの5号機ということだが、なぜ、1Fの5号機だったのか?理由は?

○松本:
特に5号機を取り上げた理由についてはちょっとわからない。確認する。溢水勉強会でも5号機でという話があったようなので、それと合わせたのかもしれない。

○読売前村:
2点。一つは今の研修会だが、研修を受けていたというのは技術系の社員とか何か、運転員が日頃やっていることなのか分かるか?

○松本:
技術系の社員で基本的には入社3年目の人間ということになる。★基本的に東電の新入社員は、基本的に原子力部門に配属されると発電所、福島第一、福島第二、柏崎の発電所に勤務するので、それで現場での仕事をひと通り学んだ後、本店に駐在研修という形で3,4ヶ月きて、こういった課題研修に取り組む人材育成のカリキュラムを組んでいる。

○読売前村:
後、クインスだが、今日は880mSv/h という数字で、前回が220mSv/hが一番がかかったのがあったと思うが。880mSv/hは想定の範囲内の数字か?それとも際立って予想したよりも高すぎる数字なのかどうか?その数字から何が読み取れるのか?

撮影してきた写真とか動画はまだ解析中だと思うが、それを見て新たに判明したようなことが事柄は今のところ把握できていることはあるのか?

○松本:
先ず880という数字だが、こちらは数字に関して何か予想していたとうことはないが、ある程度高いだろうということは予想していた。前回、2月27日(http://j.mp/ySqmbF)にこの2号機5階のオペブロに入った際には、

以前示した資料でウェルの一番側の所で250mSv/h、東側で250、西側で220というオペブロの中ではそうとう高い線量だったので、このウェルの真上まで行くと更に高い数字であろうということは予想している。

ただ、880という数字そのものまで予想していたわけではない。で、2号機に関しては水素爆発等が起こらなかったが、いわゆる炉心損傷によって発生した放射性物質は格納容器を経由して、この原子炉の真上のウェルの部分に多分抜けてきただろうと推定しており、

そこから東側に開いているブローアウトパネルから環境中に流出したと思っている。従ってこのウェルの所で線量が高いことに関しては、そういった放射性物質の流出の流れという意味では、ある程度高くても問題無いといえば変だが、高い理由としてはそういうことがあげられると思う。

★★それから写真等を監視している中では特に大きな異状等は見られていないので、明日、写真、動画は公表できると思う。

# 大きな異状が見られてないので明日公表できると。異常があれば写真と動画はすぐに公表できないのか。修正に時間が掛かるから。ウッカリ( ゚д゚)ホンネガ

○NHK横川:
2点お願いする。2号機の調査だが、恐らく明日ちゃんと資料は出していただけると思うが、前回の2月28日(http://j.mp/ySqmbF)に出した資料と比較した時に、数字上、例えば同じポイントを見た時に大きな変化はあったかどうか?前回見ているところはだいたい概ね同じような数字という認識でいいか、わかれば教えてほしい。

○松本:
ちょっと個別のルート上の線量がどれぐらい差があったのかは、まだ確認はきちんと終わってないので、明日きちんと答える。

○NHK横川:
★★汚染水の件だが、タンクの設置する時期をずらす理由がいまいちわかるようで、わからないので。何かもう少し明確な理由があるのかどうか改めて伺いたい。

つまり、問題がないのであれば早めに作っておいて、余裕を持たすのは持たせた方が当然良いわけで、敢えて後ろの時期にずらさざるを得ないのか?ずらすメリットがないような気がするが。その辺わかればお願いする。

○松本:
そうですな。特に何か早めに作って置かなければいけないというのは指摘のとおりだが、タンクに対する貯蔵容量の水位等からみても、あまりこの時期、逼迫している状況ではないので、後ろ倒しにしても問題無いだろうと判断したのが一つと、

もうひとつは作業の中で今回、当該エリアの他の作業等の干渉を見たのではないかと思うが、ちょっと不十分であればもう一回確認させて頂く。

# 知らないんだ…

○NHK横川:
★★例えばタンクを作るに当たり、緊急性があれば当然急いで作らないといけないわけだが、そうでない中、ゆっくり作ったほうがい、施工がしっかりできるという理由で後ろ倒しにしているのか、そう言う理由があるのならなんとなくわかるが、

もともとプランとして計画していたものを敢えてずらすのであれば、なにかしらの理由があるのかと思ったが。その辺がわかればあとで教えて頂ければと思う。

○松本:
ハイ。

○NHK横川:
以上です。

○フリー木野:
先ほどの津波の件だが、部署でその時に課題になっていたと考えられる事をテーマにしていたという話だったが、そうするとこの時は津波による溢水勉強会をやっているので、そうだと思うが、実際に津波で水をかぶった際にどうなるのかというのは、★★東電として課題として認識していたということなのか?

○松本:
まあ、ひとつは溢水勉強会のテーマで取り上げられているので、合わせて検討してもいいのではないかと。研修生のテーマとしては適当なのではないかと判断した次第だ。

特に津波を取り上げないといけないということではなく、当時、というか、今もそうだが、駐在に所属した箇所で、業務上、解決すべきという課題がいくつかあるが、その中で駐在研修生、入社3年目の人材育成という意味で、適切なテーマを選んでいる状況だ。★★従って解決に何か相当時間をも検討も必要というようなものは、元々与えないということがある。

○フリー木野:
当初から、そこで出てきた結論というのは、対策としては取り上げる予定がもともとないということなのか?それともなにか必要があれば何やる?

○松本:
ハイ。当然研修の成果として一般論ではあるが、プラントに反映させる必要があるという結論が得られたら、当然会社として対策を講じていくことになる。

○フリー木野:
今回、反映させる必要がないというのは、蓋然性がないという理由か?

# 内容によってはもみ消すことになります。若い目を摘んでおくことになります。

○松本:
ハイ。元々当時の状況を繰り返し説明するが、土木学会による津波評価技術で5.7メートルの津波を評価しているが、その際でも十分な保守性をもっているということで、私ども、それから保安院さまも同様の認識だった。

従って、ある敷地の高さに強制的にこの高さに浸水があると仮定すると、当然底から水が侵入してきて内部の危機が使えなくなることは、ある意味当然の結果という認識だ。

○フリー木野:
ちょっと分からないが、★★土木学会の評価で5.7メートルが十分な保守性を持っているという一方で、なぜ、その溢水というのが、課題として取り上げられているのか?十分な保守性を持っているのであれば、特に課題にもならないと思うが。なぜそれが課題になっていたのか?

○松本:
ハイ。当時の状況を少し話すと、土木学会で津波評価技術というのが平成14年2月に刊行され、それで津波高さを評価している。その後、16年12月にスマトラ沖地震があり、その際、大きな津波が発生している。

その時にインドのマドラス発電所で海水ポンプが浸水し、使用不能になった事例もあったので、設計を上回る自然事象があった場合には、どういう対応が必要なのか、いわゆるPSA(確率論的安全評価)も合わせて勉強していく必要があるだろうという一環のもとで、その当時、考え始めたというところだ。

○フリー木野:
当時考え始めて、要するに5.7メートルで十分な保守性を持っているというのは当時からされていたわけですよね。その一方でなぜ、溢水というのが課題になっていたのかちょっと分からないが。

○松本:
それは当然、私どもも5.7メートルで十分と思っているが、例えば、それ以上の津波がどういうことで起こりうるのかとか、発生確率がどうなのかという研究は以前からしていたところだ。

で、その結果としてマイアミの論文とか、地震本部の研究とか、貞観津波の論文とかあれば、そういうことを新しい知見としてどうなのか、ということを常に研究課題として認識していた次第だ。

○フリー木野:
ですので、ただ、その結果としても最終的には5.7メートルで十分保守性をもっている認識をずっと持たれていたわけですよね。今も、現在もそうだと思うが。

その一方でなぜ、溢水というのが課題になっていたかが分からないが。要するに5.7メートルで十分という認識を持っているのであれば、特に中の溢水というのは問題にする必要もないのではないかと思うが。その辺はどうなのか?

要するに研究するだけ無駄というか。十分な保守性があるのであれば、中の溢水を研究するというのはあまり意味のあるようなことに思えないが。

○松本:
これは以前話したかもしれないが、これで安全上十分だというところは一定の判断はあるが、それでなにか安全性の追求をやめるということでは決して無い。

原子力を運営するものとして、安全性を更に追求していくというのが基本的な姿勢であり、当時の溢水勉強会、それから十分と認識していたが、貞観津波とか、地震本部で新たな知見等が提案されれば、それに基づいて試算等を行なってきた次第だ。

ただし試算を行ったし、こういった勉強会も行ったが、やはり津波の発生するモデル、波源、それから頻度といったものに関しては、私どもだけでは判断つきかねるということで、新たに土木学会にお願いし、

# で、問題になる前に可能性の芽を潰してきたわけね。経産省、保安院と共謀して。

○松本:
評価記述の見直しをお願いしていたというのが実態だ。

○フリー木野:
当時は5.7メートルで十分な保守性を模っている認識だったわけですよね。

○松本:
ハイソウデス。

○フリー木野:
5.7メートルで十分だったけど、もしかしたら超える水が来るかもしれないという研究もしていたということか?

○松本:
ソウデス。これで安全が充分完全だから何もしないというわけではなく、さらなる安全性を高める追求という意味で、ええ、まあ、今回の溢水勉強会、あるいは津波が来た場合の影響、実際に津波がどう波源として現れるのかというところは、鋭意検討してきた次第だ。

○フリー木野:
わかりました。そうすると実際に今回の津波で水が入ってきて、溢水勉強会でやられていた水密等は対策としてとられていなくて、全部水をかぶってしまったわけだが、これに関しては今も考え方として当時やっておけばよかったという考え方になるのか?

○松本:
あのう、現在も15.5メートルを超える津波に実際に襲われているので、当然、襲われた結果を持ってすれば、浸水対策はやっておくべきだったという結論が得られようかと思うが、実際に起った後にそういったことを言うのは簡単だ。当時としては安全上の問題はないものと判断していた次第だ。

○フリー木野:
わかりました。昨日、今日と社内事故調の報告書の内容が、★各紙で報道されているが、これはここで配布されたものなのか?

○松本:
イエ。私どもとしては現在、社内事故調の最終的な報告書を取りまとめている段階だ。

○フリー木野:
ページ数等、内容に関して実際の社内事故調の報告と齟齬はあるか?

○松本:
あの、私どもは現在取りまとめている段階なので、私どもの最終報告書がどういう内容になっているかはお答え出来かねる。

○フリー木野:
★今回、どういった経緯で内容がかなり正確に細かく詳細に出ているが、これはどういった経緯で外に出たと考えているか?

# フリーランスにはな。フライングの多い読売。記者会見然り。利益相反関係にある限られた記者クラブメディアだけ。

○松本:
私どもとしてはどういった経緯で出たかについてはわかっていない。

○寺澤:
宜しいでしょうか?!

○フリー木野:
どのような経緯で出たか調査する予定はないのか?

○松本:
今のところはないが、各社の取材ではないかと思う。

# 思わず割って入る広報 寺澤氏。先に出すからこう書いてくれよという取引でもやってんのかな。

○フリー木野:
★かなり詳しく出ているが、ある程度のことを事前にこちらでも説明頂く訳にはいかないか?

○松本:
私共としては発表する日時等が決まったら皆さまに連絡した上できちんと説明したいと思う。

○フリー木野:
内容があっているか間違っているかもお答え頂けないと?

# 内容があっているも何も事前取引でリークしてるなら、確認する必要もないという質疑。会見時刻ですらだまし討ち繰り返す東電。会見は2時間前に発表。フリーランス誰もこれず、事実上、記者クラブ以外の締め出し会見。告知の翌日に会見やれよ。

○松本:
あの、現在どういった資料を各社というか、報道した方が持っているかどうかについては、私共承知していないので、あっているかどうかについてはお答えできない。

○フリー木野:
あの、報道の内容があっているかどうかなんですが。

# じゃあナニコレ。ソースは知らんがと言いながら思いっきり間違い否定してるじゃないの。平成24年6月13日付朝日新聞(朝刊)1面「東電、06年にも大津波想定 福島第一 対策の機会逃す」に関する報道について http://j.mp/LC77XS

○松本:
従いまして!!報道の内容がどうか、現在、私共が取りまとめ中であり、決まっていないので、まあ、その、合っているかどうかについてもお答えできかねない。

○寺澤:
宜しいでしょうか!!

○フリー木野:
先日も伺っているが、清水社長が14日だと思うが、

# お答えできかねない… ??(・ω・ )ナニソレ

○フリー木野:
テレビ会議の録画の中で最悪のシナリをという指摘をされている。この最悪シナリオの内容はわかったか?

○松本:
アノウ。現在確認中なのでさいしゅうてきなじこほうこくしょのなかで、あるいは説明の際に答えさせて頂ければと思う。

○ニコニコ七尾:
★国会事故調が東電が全員撤退を決定した形跡は見受けられないと指摘されたことについて、枝野大臣が昨日の閣議後会見で(http://j.mp/KBmbUe)テレビ会議映像の詳細などを分析してもらえば事実関係ははっきりしている。★と発言された。この現職大臣の発言の重さについて見解をお願いする。

○松本:
特に枝野大臣が発言したことに対して東電としてコメントはない。

○ニコニコ七尾:
★★枝野大臣は今年の3月16日の記者会見で、東京電力が公開すれば済む話なのに、なぜ公開しないのか、意味不明だと述べられた。昨年の官房長官時にも5月31日に、このテレビ会議の録画映像について、事故対応に関するところについては公開していただくのが当然だと思っている、と発言し、

事故当初から枝野さんはテレビ会議映像の公開については、終始一貫しているわけだが、この現職大臣と元総理もテレビ会議映像を見れば真実がわかると発言されている中で、東京電力にとって社内資料だから公開しないというのは、

逆に東電にとって都合が悪いからだという見方をされてしまいかねないわけだが、こうしたリスクや国民のが知るべき事実関係の検証よりも、民間企業における社内資料だからという理由のほうが上回るのか?

# あまりに背景の映像がショッキングで記憶がよみがえる、原発事故を思い起こされることを恐れているという見方もアリね。

○松本:
★アノウ、上回るかどうかの見解、コメントは控えたいと思うが、私共のテレビ会議のし量に関してはあくまで社内資料なので公表する予定はない。今回の全面撤退かどかという、言った、言わないの話については現在取りまとめている最終報告書の中でも、きちんと説明したいと思っている。

○ニコニコ七尾:
あ、すいません。出だしがそうだったので。東電の全面撤退は別にきにしていないわけで、テレビ会議映像の公開について発言しているんだが。これ、レベル7の事故で福島県民を始め、★多くの方が被害を被っている中で、やはり、民間企業における社内資料だから上回る、そう言う理解でよろしいよね?

○松本:
アノウ、どういう根拠かで申し上げると、私共の社内資料なので、現在のところ公表する予定はない。

○ニコニコ七尾:
★そうするとレベルセブンの事故でいろんなレベルの事故に至った経緯が、テレビ会議になれば指令系統が分かるのは明らかになっているので、それでもなおかつ公開する必要性がない、そう言う認識で良いか?

○松本:
★ハイ。私共としては事故の経緯、それから対応状況については、テレビ会議の映像、それから私どもがもっている社内の資料、メモ、それからヒアリング等を通じて事実関係として確認できたものをきちんと報告書という形でまとめて報告、公表させて頂ければと思う。

○ニコニコ七尾:
★そうすると国民が知る権利や知りたいというそういったニーズには全く関心がないということで良いか?

○松本:
イエ。チガイマス。私共としては、事故の経緯とか、とった対応の状況等については、そういった社内資料等をきちんと検証した上で、★レポートと言う形で皆さまに説明したいということだ。

○ニコニコ七尾:
繰り返しになるが、元総理、現職大臣がそれを見れば事実関係が分かるという点については如何か?

○松本:
アノウ。元総理、現職大臣の発言に対してコメントする立場ではない。

# よくわかりますね。こんな企業を政府は救うんですよ。他にいくらでも手立てはあるのに。後、既存メディアのだらけぶりも。会見を見てちゃんと報道と比較しような。

○寺澤:
ハイ!私の方から明日の作業を説明して本日の会見を終了する。明日、2号機のPCVガス管理システムにおいてガスサンプリングを実施する。明日、4号機原子炉ウェルにヒドラジンを注入する予定。建屋内除線技術に向けた現場調査の関係で報告する。

1号機については6月7日から有離性表面汚染調査、固着性表面汚染調査を実施していたが、本日で終了している。14日と15日にかけて1号機で浸透性調査、コンクリートサンプリングを実施する予定。2号機は本日からいう離性表面調査、固着性表面調査を開始。

約1週間程度を予定。以上が作業予定。以上で夕刻の会見を終了する。… 先ほどのPCVのガス管理システム2号機だが、本日、ガスサンプリングを実施している。



~ 終了 18時56分

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